世界一周(チケット)の旅 ‐ ロンドンロンドンは信じられないくらい物価が高く、あまり印象がよくないのです...。

10月5日(水)

   イスタンブールからロンドンへ英国航空で
  飛ぶ。5時間のフライトなのに、なんとワイン
  などはタダ。もちろん、機内食付き。

   ホテルに到着。名前は
最初、(リッチー・)
  
ブラックモアと思い、とてもイカシテいると
  思ったけど、実は
ブレークモアだった。
   ホテルの入口やフロントがあまりにも立派
  なので、間違えたのかと思ったくらい。






   でも、部屋に入ったら...
噂通り狭い狭い
  でも、まあ、日本のビジネスホテル並かな。
  水回りは新しいし、物価の高いロンドンで
  45ポンド(約9千円)なら、奇跡かも知れない。









10月6日(木)

   ホテルの地下に食堂があり、いい臭いが
  していたので、いった見たら、泊まっていた
  部屋には朝食が含まれていないという。
  試しに値段を聞いてみると約
10ポンド!
  2千円
も朝飯には使えないので、近所の
  カフェで戴くことに。それでも
5ポンド

   さあ、ロンドン見物。まずは、ビックベン
  周辺に行ってみることにした。





   地下鉄が値上げしていて、同じエリアでも
  2ポンド。ということは、
400円!高すぎる!

   
ビッグベンに着いてみたら、お隣にとても
  変わった建物がある。帰国後調べたけど、
  ビルの名前が分からない。恐らく、マイケル・
  ホプキンスの作品だと思うのだけど...。








   
ウェストミンスター修道院の入場料は
  
8ポンド(1,600円)!修道院なのに!

   入場料を払って中を見学するけど、王族
  や著名人の霊廟がたくさんあるだけで、
  みるところがなかった。外観を見るだけで
  充分。










   
エリザベス女王会議室は下すぼまり
  の構成のためか、なぜか
船舶のような
  印象。
   各部屋が突出しているのも面白い。
  ここもセキュリティがかなり厳しく、内部
  は見学できなかった。







   ウエストミンスターから1.5km離れたところに
  ある
チャンネル4のビルへは歩いていった。
  設計はリチャード・ロジャース

   タワーやエントランスの曲面ガラス部分は
  見所があるけど、それ以外の両側のオフィス
  ビルなどの部分は極めてオーソドックスで味気
  ないくらい。
   でも、それも予算があってのことだろう。抜く
  ところは抜くというのはメイン・テーマを明確に
  する効果もある。







   
ウエストミンスター大聖堂

   入ってビックリ!内部の上半分が、真っ暗と
  いうか、
真っ黒!煤けたようなタイルが貼って
  あるだけ。
   一方の下半分は決して安普請なわけでなく、
  大理石を多用した、寧ろ豪華な造り。
   恐らく、上半分は天界という表現したかった
  のではないか。







    




   大聖堂前は広場になっていて、道路を
  挟んで巨大な&ユニークなショッピング・
  コンプレックスが建っている。
   サファードにはかなり複雑に変化を持た
  せている。建物が大きいので、単調になる
  のを防ぐためかもしれないけど、ちょっと
  うるさいかな。







   バッキンガム宮殿に行くため、建物沿い
  に左手に行ってみると...。
   なんと扇形をなすルーフ・ラインが伸び、
  地面に埋まるところで、別面から来たライン
  と合体している。
   ほんと、よくやるなあ...といった感じ。










   バッキンガム宮殿は意外に簡素で
  敷地も狭い。もっと広大で、きらびやか
  なのかと思っていた。
   内部の見学は夏季のみ。










   その後はユニクロで秋物を大量に購入。
  
無印良品にもいってみたけど、品数は
  少ないし、置いているものの品質もイマイチ
  だったので何も買わなかった。










   買い物が終わり、地下鉄でホテルに
  帰ろうとしたら、地下鉄の入り口が閉鎖
  になっていて、周囲にはパトカーのサイ
  レンが鳴り響いている。

   また、
爆破テロかとも思ったけど、その
  後ニュースなどでは取り上げられなかった
  ので、大したことはなかったのだろう。






   ということなので、地下鉄にはいつ乗れる
  ようになるか分からないので、歩いてホテル
  に戻ることにした。

   ホテル帰る途中、
ハイド・パークに寄る。
  こんなに広大な緑地があるからこそ、ゴルフ、
  クリケット、ポロなど、イギリス独特のユニーク
  な(
馬鹿げた?)スポーツが生まれたんだ
  ろうな。






   ロンドンの物価が高いのは、もちろん外食
  産業にも当てはまる。夕方、
パディントン駅
  の周辺を歩き回ったけど、中華、インド、ギリ
  シャ料理、どこで食べても、例えテイクアウト
  しても2千円以上、3千円くらいはかかってし
  まう。
   






   仕方ないので諦め、バーガーキング
  入ろうとした寸前に、ピザのテイクアウト店
  があったので、試しに入ってみたら安い。
  コーラ付きで5ポンドだった。思わず注文。

   運ばれて来たピザを食べて
ビックリ!
  美味いのだ!
生地は薄目だけど、紙みた
  いではなく、しっとりで軽い。トマトソースも
  落ち着いた味なので、12インチでもなんとか
  完食。店の名前は
フレスコ(Fresco)。





10月7日(金)


   朝起きたら、やっぱり曇天。雨が降って
  いないのが、せめてもの救い。昨日と同じ
  処で朝食を済ませ、地下鉄の駅へ。
   9時半から売り出しになる一日券を購入
  し、まずは、
キャナリー・ワーフ駅へ。









   ノーマン・フォスターによる駅は広がり
  があり、近未来的。エスカレータで地上に
  出る際の空間は、まるで厳しい使命を
  追った戦士が戦場に向かうような演出。
  テレビゲームのやり過ぎ?









   また、地上での出入口のデザインも彼ら
  しい造形で、シンプルだけど、量感に溢れ、
  クリーンで未来感がある。











   次に向かった、
ノース・グリニッジ駅
  バスターミナルは圧巻。まるで、巨大な鳥
  か、飛行機でもやってきたよう。

   ターミナルの裏側は比較的シンプルな
  待合室となっている。また、写真でも分かる
  通り、ターミナルのすぐ横には、リチャード・
  ロジャース
ミレニアム・ドームがある。





   



   警備員に聞いたところ、なんと、このドーム
  は3年くらいの間、閉鎖されたままだという。
  全体で
約2,000億円かけられたプロジェクト
  が完成後は数年しか使われていないのは
  勿体ない。
   こんなことをしているから、税金が高くなって、
  物価も上がってしまうのだろう。







   考えてみたら、地下鉄の駅も、バス・ターミ
  ナルもこれだけのデザイン品質を実現する
  ためには相当の建設費がかかったに違い
  ない。
   それが、直接的に、または間接的に物価を
  押し上げてしまうなら、高いデザイン品質を
  求めるのは、ある意味両刃の剣のような状況
  なのかもしれない。







   でも、一方で、霞ヶ関駅のようなデザインは
  見ているだけでヘドがでる。 結局、妥協案の
  ようになってしまうけど、ブダペストやウイーン
  のように、基本的なデザインは共有し、その中
  で、各路線、各駅のユニークさを表現するの
  が賢い選択なのかもしれない。

   この駅はキャナリー・ワーフ駅とは異なり、
  青をベースに、赤のアクセントを入れたりと、
  色気を感じる。







   この日のメイン・ディッシュは
ロイズ・オブ・
  
ロンドン。これを見にロンドンに来たといっても
  過言ではない。リチャード・ロジャースの作品。
   最初に一部が見えたときは、薄汚れていて、
  古い工場のように見えて、ちょっと
トーン・ダウン

   でも、段々近付いて来て、全体を見た瞬間に、
  
アッパーカットを喰らったように、後ろに崩れ
  落ちそうになった。これがあるから、建築マニア
  はやめられない!!







   特に、非常階段を包み込むアルミパネルは
  
巨大な電気ドリルの刃ような鋭さを持ち、私
  のような中途半端なマニアは腰を引いてしまう。














   エレベーターは建物の外に位置して
  いて、ガラス張りなので、中が丸見え。
   ということは、中からも外が丸見え。
  高所恐怖症の人には無理だと思う...。









   もちろん、一部の店舗を除いて関係者
  以外立入禁止と
日本語でも書いてある。
   ビジネス・スーツでも着てない限り、中に
  入る交渉を行うのも無理!

   せいぜい、地階(1階?)にあるお土産店
  に入るくらいが限界だと思う。







   実はこの建物の存在を
NAVI という自動車
  雑誌の
大川 悠さんが英国車の撮影の際に、
  バックとして使った記事を見て知った。

   もう辞めちゃったけど、前にいた会社のトイレ
  で小をしようとしたら、その大川さんが
隣で用
  を足して
いる!!『昔書かれた、2CVの長期
  試乗レポート読みました。その時からのファン
  です!』といって、握手をしてほしかったところ
  だけど、
結局、話しかけられなかった...。
   手が微妙にしっとりしているのは...ちょっとね...。






   その後、R・ロジャースによるロイズ船舶
  
登記所にいってみる。通りに面したところ
  には古い建物が建っているし、「ヨーロッパ
  建築案内」の地図に載っている場所が通り
  の逆側だったので、かなり歩き回って、やっと
  発見。

   確かにロジャースの世界だけど、見る人を
  圧倒するようなパワーは感じられない。






   ロイズ・オブ・ロンドンに向かう途中、巨大な
  玉子形のビルが現れ、
ビックリ!というレベル
  を超して、自分の目を疑った。

   そのビルはロイズ・オブ・ロンドンすぐそばに
  あった。ロイズ・オブ・ロンドンもこの界隈では
  考えられない形だけど、この建物もありえない。

   まるで、突然現れた、ウルトラマンの怪獣の
  ようである(古い!でも、怪獣がこんなだったら
  楽しい!)。






   形も変わっているけど、とにかくでかくて、
  ちゃんと撮影しようとすると、離れてもデジ
  カメのフレームに収まりきらない...。

   撮影を終え、ビルのエントランス付近に
  立っていたスーツ姿の男性にビルの名前を
  聞こうとしたら、話し出す前に、「
You are
  right!
」と、切り出され、ビルの説明文が
  入った絵葉書を手渡された。それによると、
  このビルはフォスターの作品のようである。







   次に訪れたのは、テリー・ファレルによる、
  
アルバン・ゲート。一見大したことのないビル
  に見えるけど、実はこの建物は
交差点の真上
  に位置している!!考えかたはあまり好きでは
  ないけど、ひとつの手である。
   例えば、消防署が広い交差点のうえに建ち、
  ショッピング・センターを包含し、地下には消防
  車両が待機する、という展開も可能だろう
   東京で実行するなら、四ツ谷3丁目辺りかな。









   大和ヨーロッパ・ビル。今は何と呼ばれている
  のか不明。ビル周辺を歩き回ったけど、呼称を
  示すような看板等はなかった。
   R・ロジャースの作品ながら、迫力のようなもの
  は感じない。













   大和のビルの向かいにいかにもフォスター
  的なビルを発見したので調べてみると、やはり、
  彼の作品で、
No.1 ロンドン・ウォールという。
  とても清潔感のある仕上がりである。














   大和のビルの隣にもフォスターの作品があり、
  
100 ウッド・ストリートという。これまでの大規模
  に曲面ガラスを使用した作品とは異なるデザイン。

   ボキャブラリの多さを感じるとともに、ロンドン郊外
  にも多数の彼の作品があるので、その量を考える
  と信じられないくらいの仕事量である。建築界の
  
松尾芭蕉??

   それ以外にもこの周辺には面白い作品が多数
  ある。






   




   ポウルトリィ No.1スターリング&
  ウィルフォードの作品。ショッピング・
  コンプレックスのようである。 面白いし、
  目立つし、高級感もあるけど、デザイン
  がビジー過ぎて、あまり好きじゃない。













   
ブラッケン・ハウスというマイケル・
  ホプキンスの作品
。名前の通り、建物
  全体が黒く塗られている。

   説明文を加えたいところだけど、写真
  があまり良くないので、やめときます。







   
ミレニアム・ブリッジを渡って、テート・
  モダン側に。
   橋のデザインは正直、何をどう見せたい
  のかわからない。中途半端な吊り橋のようで、
  むしろみっともないと思う。

   
テート・モダンに入ってみたけど、中は
  どこかの学園祭の最中の校舎の中のようで
  お金を払って見学する気がしなかった。





   重い足を引きずるようにして、
IMAX シネマ
  (ブライアン・エイヴェリィ)まで歩く。中は見な
  かったが、カラフルな外観は凄い存在感。

   でもそれより、その周辺に設置されていた
  ベンチの方が気になった。とてもシンプルだけ
  ど、グッド・バランス。恐らく、コンクリート製。








   ハンガーフォード橋を渡り、テリー・ファレル
  による
エンバンクメント・プレースに行って
  みる。










   最初はどの部分がデザインされたのか
  分からなかったけど、とても奇異な部位を
  発見し、暫し眺める。すると、
PwCの看板
  が...ここでもPwC、儲かっているようだ。

   その後、地下鉄を使って、王立芸術院へ。
  ムンク展をやっていたが、真面目に見る
  だけの体力が残っていなかったので、ホテル
  への帰路に着いた。
   しかし、この日もよく歩いた。







10月8日(土)

   昨日歩き過ぎたためか、脚の動きがぎこち
  ない。この日はまずパディントン駅のデリで
  朝食を摂った後、歩いてリットン・ギャラリーへ。

   途中、
ザ・グリーン・マンというパブのような
  レストランを発見。前にいた会社では派手な
  シャツを着ていたので、
グリーン・マンと呼ば
  れていたことを思い出した...。








   あいにく、朝早かったため、リットン・
  ギャラリーの内部は見れなかった。
   やはり、トニー・フレットンによるこの作品
  は上級マニア向けで、私のようなにわかマニア
  には淡泊過ぎて凄さが分からない...。

   はも料理みたいなものかな...。









   またまた歩いて、
ロード・クリケット場
  行き、マイケル・ホプキンス
マウンド・
  
スタンド(写真左)とフューチャア・システム
  の
メディア・センターを見に行った。でも、
  外から詳細はよく分からない。
   見学ツアーが毎日12時と14時にあると
  いうが、2時間以上まって、8ポンドは払え
  ない。また、ツアーが1時間以上かかるのも
  クリケットに興味がない人間には無茶。






   従って、ツアーには参加しなかったけど、
  敷地沿いに裏側に回ったら、後姿ながら
  メディア・センターを見ることができた。
  建てられたのは1998年だから、デザイン・
  テーストからすると、むしろレトロな雰囲気。
  大阪万博あたりの時代かな。








   地下鉄の駅に着いたら、ビートルズ
  レコード・ジャケットで有名な
アビー・ロード
  がそばにあるとのことなので行ってみた。
   歩くこと10分弱で到着。ビートルズのファン
  ではないので、込み上げてくるような感動は
  ないけど、本当に瀟洒な住宅地で、歩いて
  いてとても気持ちが良い通りだった。







   地下鉄を乗り継いで、
カムデン・タウン駅
  へ。駅を出ると明らかに街の雰囲気がこれ
  まで訪れたところと違う。
   土曜日のせいか、活気に溢れている。まる
  で、原宿のよう。








   露店が数多く出ていて、思わず買いたく
  なる(日本では売っていないような)服や、
  
デブの血が騒ぐエスニック料理など、見て
  いるだけで
楽しい
   今度、ロンドンに来ることがあったら、
  ホテルはこの辺りにしょうかと思った
  売人とかも多かったので、夜は違う顔を
  持つかも。






   まずはニコラス・グリムショウによる
  
センズベリー・スーパーストア
   鳥にでもなって、上から俯瞰できれば
  その素晴らしさを実感できると思うけど、
  客の視線で見てみると、工事中の物件
  といった感じ。
   店内もカラフルだけど、意外に普通
  だった。







   店舗自体は面白みはないけど、敷地内
  に従業員用の住居があり、これがユニーク。
  裏手には運河が流れ、独特の雰囲気。

   社宅としてこれだけ凝ったものをあてがう
  なんて、日本の小売業では考えられない。








   社宅のそばには水位を調整するための
  閘門がある。
   船が行き交う状況を
ぼっけーっと、見て
  いるだけで、
結構面白い!









   運河沿い、橋を挟んで反対側にはテリー・
  ファレルによる
TV−am本社がある。古い
  カレージをテレビ・スタジオとして改修したもの
  である。
   残念なことに、メインテナンスが充分に行わ
  れていなく、アクセントになっていた、
黄色
  
橙色赤色によるアクセント・ラインは建物と
  同じ
グレーに塗られていた...。







   その横には
NW1という建物があるはずだけ
  ど、見つからない。ラーメン店があるだけ。
  腹も減ってきたので、店に入ってみた。店内は
  なかなか手が込んでいた。
ここがNW1??









   店の名前は
MISO(みそ?)というので和食
  っぽいが、メニューを見ると中華。シーフード・
  ラーメンを頼んだら、ベトナムのフォーのよう
  だった。お味は...?美味いわけないでしょ!
   それでも、ビール込みとはいえ、
9ポンド!
  (1,800円
)。








   店を出て、
ジャズ・カフェチャセイ・ライト
  に行ってみたけど、ライブのチケットは販売
  しているものの、営業していなかった。

   店頭には
スイング・アウト・シスターのライブ
  のポスターが...。
   懐かしい...。まだ、現役だったんだ...。







   地下鉄に乗って、王立芸術院へ。昨日
  体力の限界に達していたので見なかった
  ムンク展が気になっていたので見てみる
  ことにした。
8ポンド!(1,600円)。
   シュールのようでリアル。リアルのようで
  シュールな彼の独特の世界にはまり、思
  わずTシャツを購入。








   最上階(3階)には、ノーマン・フォスター
  が改修した
サックラー・ギャラリーがある。
   なかなか居心地の良い空間だけど、特に
  彼独特の空間というわけではなかった。

   ちなみに、ここも撮影禁止区域です。







   再度、地下鉄に乗り、英国博物館に向かう。
  博物館のそばに韓国料理のファースト・フード
  店を発見。メニューを見ていたら、キムチ鍋
  があったので思わず注文。
   でも、運ばれて来たものはキムチ・スープと
  いった感じで、肉は一切れ。他の野菜などは
  全く入っていない。これで5ポンド。
   これなら、ビビンバにすれば良かった...。






   
英国博物館は入場無料。入ってすぐに、
  グレート・コートと呼ばれる大空間が目の
  前に広がる。ここもノーマン・フォスター!
   あまりの仕事量に呆れるくらい...。

   展示物としては、『これ!』というものは
  ないけど、質は低くない。その日の観光を
  終えた後に訪れる、というのが良いかな?






   地下鉄に乗って、今度はハイドパークの
  南側へ。写真は
ミシュラン・ハウス。設計
  はコンラン・デザイン・パートナーシップ
   内部はとてもお洒落なレストランになって
  いる。また、テレンス・コンラン卿のコンラン
  ショップも入っている。

   
ムッシュ・ビバンダムも良い感じなので、
  次回はぜひとも中で食事をしてみたい。






   この巨大な店舗は、なんと
KENZO。日本
  でももちろん有名なブランドだけど、海外の
  方が人気があるようだ。

   晩飯は洗濯をしている間に、朝食を食べて
  いる店でピザを注文。ピザだけなら約4ポンド。








10月9日(日)


   この日がロンドン最後の日。だけど、
  フライトは午後の9時半なので、
ハイド・
  パーク
を散策。その後、地下鉄でヴォク
  ソール駅に向かう。










   駅を出て、すぐにテリー・ファレルの
  ヴォクスホール・クロスが目に入るが、
  それと同時に
巨大なバス・ターミナル
  に圧倒される。

   なんじゃ、このルーフは!!暴走族の
  
竹槍マフラーか!!







   竹槍マフラー部分もすごいけど、その
  全長もかなり長い。でも、正直、雨除け
  としては屋根の高さからして、ほとんど
  役に立っていないと思う。
   オブジェだな。









   テリー・ファレルのヴォクスホール・
  クロスは昼間見たらあまりインパクトが
  なかった。というより、隣のマンション群

  のほうが気になった。デザインは誰なん
  だろう...。









   川を渡り、そばにある
テート・ギャラリー
  に入った。ここは常設展なら入場無料。
  ターナーの作品は質、量ともに充分見応え
  がある。
   特別展として、ロートレックなどの作品が
  展示されていたが、入場料が
10ポンド!
  だったこともあり、見なかった。






   それより、ジェイムス・スターリング
  よる、
クロー・ギャラリーは展示スペース
  こそ落ち着いているものの、エントランス、
  階段などの空間はカラフルで温かみがあり、
  他のギャラリーとは全く異なった印象。


   下の左側の写真は階段室を右側から撮影。
  中央は、その撮影ポイントを階段室左側から
  撮影。右側の写真は真ん中の写真に写って
  いる丸窓から撮影。とても柔らかい空間だった。




    




   テート・ギャラリーの周辺にも手の込んだ
  建物が多数あり、その中でも川沿いに建つ
  この建物はとってもユニーク。
   写真でそのユニークさを伝えられないのが
  残念だけど、中規模な集合住宅のようだった。








   最初で最後の
フィシュ&チップス。噂通り、
  タラを使っている。店の善し悪しもあるとは
  思うけど、
魚臭さが残るので、オーストラリア
  のようにサメの方が美味いと思う。

   完食後、ホテルで荷物を受け取り、空港へ。
  予定通り旅立ったけど、
9日の21時に発って、
  メルボルン到着は
11日の朝4時...
   
俺の10月10日は...。







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