折り畳みチャリで九州縦断ラーメン、うどん、カツ丼といろいろ食べまくりました。
9月29日(土)
JALのマイレッジがたまったので、博多から
チャリで九州縦断を行うことにした。
平塚駅までは、チャリを積んでタクシー。横浜
でJRから京急に乗り換え、羽田空港へ。
やることもないので、出発ロビーにいってみる
と、晋ちゃんまんじゅうを売っていた。
勝手に売っていたとはいえるけど、突然の辞任
劇は、意外なところに影響を与えているようだ。
飛行機に乗ったと思ったら、あっという間に
博多空港に到着。早速、空港でパッキング
したチャリを組み立て始める。
BD-1を空輸しようと考えている人にアドバイス。
前輪をロックする部分は、前回沖縄に行った時
に損傷していたので、今回はガムテープの芯
を貼り付けてガードした(写真左端部)。
結果はもちろん無傷。他の分も念のため保護
したけど、多分しなくても問題ないと思う。
羽田では雨がザアザア降っていたけど、博多
では止んでいた。さすが晴れ男!
2時半に博多空港から走り出し、博多駅で
かなり迷ったけど、なんとか秀ちゃんラーメン
に到着。
住所: 福岡市中央区警固2‐13‐11 電話:
092‐734‐4436
店内は強烈な豚骨の臭いが漂う。チャーシュー
麺(800円)を注文。すると、5分位で運ばれて
きた。
脂は5ミリ位の膜になって、表面を覆っている。
麺は超極細ストレート。だから早かったんだな。
麺に合わせたためか、スープは意外と薄味で
塩味も抑え気味。ちょっと弱い。
★★★ くらいかな。正直、完食したのに、満足
感はなかった。
なんだか盛り上がらなかったので4、5キロ
走って、室見にある多め勢に入ったのは4時。
結構有名店なのに、地下鉄の入り口そばに
あるので、まるで立ち食い蕎麦店のような印象。
ここは蕎麦屋さんなんだけど、能古うどんが
有名。店内に入り、メニューを見ると、暖かい
のは1,260円、冷たいのは840円と、かなり価格
差がある。
どちらにしようか悩んだ末に、店員に聞いて
みたら、(安い)冷たい方がお奨めだという...。
商売っ気ないというか、正直な人達である。
細い平打ちうどんは腰があり、喉越し最高!
見た目には量が少なく見えるけど、食べると
結構なボリューム。
★★★★+。もっと暑い日に食べたかった。
住所: 宝見1‐5‐9 電話: 092‐846‐3001
再び走り出して、道路標識をみたら、唐津
まで45キロもある...。4時半だというのに...。
博多から唐津までの道は平坦で、海岸線
から外れると、退屈なくらい。
唐津手前の虹の松原に入るころには日が
落ちて、1人で走っていると、不安になるくらい
真っ暗。
唐津には着いたけど、予約したホテルが
見つからない。地図を印刷して持ってなかった
のは失敗。結局、10キロ位無駄に走って
しまった。
この日泊まった第一ホテル・リベールに
着いたのは7時過ぎ。
フロントで、今から呼子に行って、イカの
刺身を食べて、帰ってこられるか?と聞いた
ら、まずバスはほとんど走ってなく、タクシー
だと4,000円位かかるという。往復で8,000円
ということ。
また、お店も8時くらいでしまってしまうらしい。
仮にチャリでいっても食べられないということ...。
がっかりしていると、ホテルのそばに、呼子
にある店の姉妹店があるという。クルマで10〜
15分位だというので、行ってみることにした。
しかし、走り出して暫くして気が付いた。この
地ではクルマで10〜15分というのは10キロ近く
あるということなのだ。よって往復で20キロ...。
ぐるめ海舟唐津店に到着。チェーン店ぽい
店構えが嫌。まあ、実際にチェーン店なんだ
けどね。
イカの活造りは、定食だと一番安いのが
2,835円。実は唐津名物は刺身じゃなくて、
活造りだった...。従って、まだ生きている...。
この値段で2匹も出てきたのは意外。食べ
ようとした瞬間に脚が動いた...。かなり罪悪感
を覚える。まだ本人は生きているのだから。
噂には聞いていたけど、本当に透き通って
いる。食べてみるとかなり甘い。でも、それは
醤油のためだとすぐに分かった。
九州の醤油はかなり甘いのだ。感覚的には、
お餅を焼いた時につける砂糖醤油くらい甘い。
イカの刺身だけで食べるとほのかな甘味が
あるけど、ゴムを食べているみたい。 今度、
挑戦することがあったら、甘くないマイ醤油を
持参したい。
食べ終わったら、ゲソとかを天ぷらか塩焼き
にしてくれるというので、天ぷらにしてもらった。
なんだか貧乏臭くて、全然期待していなかった
けど、イカの天ぷらはカリカリとした食感でかなり
美味い!!量も多いので、刺身は酒と一緒に
さっといただき、天ぷらとご飯で〆というのを
お奨めします。
もちろん、酒の肴としても、スナック菓子のよう
にして食べることもできる。
会計後店員とちょっとお話をした。なんでも、
イカは共食いするとのこと。さらに生きている
イカしか食べないらしい。弱ったイカがいると、
みんなで囲み、ガブッといくとのこと。だから、
餌は入れる必要がないというけど、本当かな?
★★★★+。ビール一杯飲んで、これだけ
楽しんで、3,360円なら安いくらいだと思う。
住所:唐津市鏡字宮ノ下4529‐1 電話:
0955‐77‐6460
ホテルは4,800円だけど、中も外も新しく、
部屋は狭いけどなかなか満足。部屋から
唐津城も見える。★★★★+。
夜10時位から、強い雨が降り出してきた...。
翌日に呼子に行こうか考えていたけど、
やっぱりやめた。唐津は結構見所が多そう
だし、10年後くらいにまた、ゆっくりと来てみる
ことにしよう。この日の走行距離 約70km...。
9月30日(日)
8時過ぎにチェックアウトして走り出す。雲が
厚く、霧のような小雨が時々降っている。
途中の田んぼでは、稲刈りが行われている。
あぜ道に咲いている彼岸花が彩りを与えている。
日本にいるんだな。
もし、雨が降ったら、路線バスで移動する
つもりだったけど、時刻表を見てみたら、
1時間に1本あるかどうかだった...。
この日は唐津から伊万里、佐世保を通って、
長崎まで走る予定。走りきれるかな...。
伊万里には10時前に到着。唐津から2時間
弱で20キロ以上走ったことになる。小さいけれ
ど峠も越えたし、ちょっと不思議。信号がない
せいかな。
内陸部を走る道だけど、基本的には海沿い
のような、ゆったり、のんびりとした雰囲気。
伊万里からは距離的には近いと思われる
国道498号を使わず、そのまま202号のまま
南下、35号に合流して、長崎県に入った。
その間、峠越えが何度かあったけど、それ
より佐世保市街地に入ってからの坂の方が
キツかった。
そして、なんだか沖縄の道に似ていると
思った。なにか関連があるのかな?
上の写真の左側を見てみると...。
高架線を支える台座の部分があり、そこに
上に向かって螺旋状に道が延びている。
多少プロポーションが違うけど、まるで
イラク・サマラのジグラットのよう。
ところで、この台座は盛って作ったのかな、
それとも削ったのかな?
12時過ぎに佐世保に到着。唐津からだと
約60km。
有名なバーガー店 ヒカリの場所を聞きに
交番にいったら、バーガーマップをくれた...。
佐世保駅周辺だけで佐世保バーガーの店
は14軒あるようだ。
また、お巡りさんに、ヒカリは1時間位待つ
のは当たり前だといわれた...。
地図に従って、ヒカリに到着。行ってみて
愕然とした。行列どころか、お休みだった...。
でも、1時間も待つ必要もなくなったので、
正直、ほっとした。
これだけ有名店になってからも日曜日に
お休みするのはある意味凄い。やはり、この
お店は観光客ではなく、地元の学生を向いて
営業しているからかな。
お隣のログキットも結構混んでいたので、
るるぶにも載っていたラッキーズに入って
みた。
店内は一時のバーガーキングを思い出させ
るような安っぽいアメグラ調。ベーコンチーズ
のセットを注文(970円)
デカイ!バーガーマップによれば外形13cm、
高さは8.5cmだという。早速、食べてみる...。
美味い!バンズが軽いので、バクバクと
食べ進んでしまう。デミグラソースも絶品。
気が付けば完食。もう一個食べられそう。
★★★。ちょっと値段が高くなっても、パテ
がもっと厚かったら良いのに。
一方、ドリンクやポテトの量とかは普通なので、
面白みがないというか、安っぽい。
食後に長崎までの地図を見ていたら、縮尺
を勘違いしていたことに気が付いた。佐世保・
長崎間は20〜30km位かと思っていたら、その
倍くらいあるようだ。
走り出してすぐにあった標識には長崎まで
80キロと書いてあって気絶しそうになった。
しかも、地図ではきつい坂などないように
見えるけど、ずーっと坂道が続く。だんだん
気力がなくなり、心が折れそうになった。
佐世保から長崎までは3つのルートがあり、
東シナ海沿いに走る202号、大村湾の西側
を走る206号、本土側、諫早を通る205号の
どちらを走るかで悩む。結局、水平線に沈む
夕日が見れる事を期待して202号を走ること
にした。
他のルートを走っていないから、比較は
できないけど、相変わらずアップ&ダウンが
続いて、もう泣きそう...。
小迎で206号と別れた時には長崎まで50km
と出ていたのに、2時間走って道路標識を
みたら60kmと距離が増えていた!
精神的な揺さぶりを与えるのが目的とは
知りながらも、かなりしんどい。
当然のことながら、明るい間には長崎に
到着できず、この日も思いっきりナイトラン。
しかも、街路灯は全くないので、クルマがい
なくなると、自分のチャリのライトだけ。
こうなると、暗くて危険というより、暗いこと
による恐怖感の方が強くなる。
とはいえ、下り坂になれば40kmは軽く出る
から、危険であることに変わりがない。
10時になんとかホテルに到着。もうくたくた。
後日、ネットの道路時刻表で調べたら、
なんとこの日は150km走ったようだ...。
フロントでこの時間に食べられるちゃんぽん
の店はないかと聞いたら、2軒教えてくれた。
部屋に荷物を置いて、早速、思案橋にある、
よこはまに入ってみた。普通のちゃんぽんは
750円、特製ちゃんぽんは980円。特製の方を
お願いした。
店名の由来は横浜から移ってきたからだと
いう。そろそろ11時になろうとしているのに、
店内には結構お客さんがいる。
運ばれてきたので、早速食べてみる。
とてもあっさりしている。白濁しているけど、
味的にはタンメンのような感じ。麺は例の断面
が丸い太めのストレート。
★★★。完食したけど、なんか物足りない。
物足りないので、ホテルの人に聞いた2件目、
思案橋ラーメンに入ってみた。よこはまから
歩いてでもすぐのところにある。
お奨めの爆弾チャンポン(850円)を注文。
もう、スープがヤバイ!ヤバ過ぎる!お店
に入った瞬間に強い豚骨臭を感じていたけど、
スープ自体は濃厚だけど、意外とあっさり。
そこにニンニクがこれでもかという位に使われ
ていて、かなり挑戦的な味に仕上がっている。
すこし細めの麺や意外に魂を込めて刻まれた
具は、残念ながらこのスープの前では存在感を
失う。もう、ダメな人には絶対にダメ。好きな人
にはかなりヤバイと思う。
だけど、あえて ★★★★★!
10月1日(月)
昨日は死ぬほど走ったので、休養も兼ねて
長崎のプチ市内観光に向かう。
この日も10月に入ったというのに、朝から
信じられないような強い日差し。ちなみに
この日の最高気温は29度。横浜は19度、
天気は曇りで、この3日間は雨か曇りの日が
続いたようだ。やっぱり晴れ男なんだな。
大浦天主堂は来てみて良かった。白い漆喰のような壁には木製のトリミング。西欧の石で組んだ重く、薄暗い教会と比べると、印象はかなり異なる。実は明治村で大明寺聖パウロ教会堂を見て以来、この様式の教会には興味があるんだよな。聖パウロ教会堂は、『コウモリ天井』と呼ばれる、交差するリブが特徴的なヴォールト空間だけど、この天主堂もこの写真を見る限りコウモリ天井のようである。こちらも清潔感に溢れ、日本の嗜好にとても合っていると思う。
ちなみに教会内部は撮影禁止なので、外から撮影しました。
グラバー園はとくに見所はないんだけど、
のんびりとした時間を満喫。入場料は600円
まあまあ。
ここからは長崎市街地を見渡せる。
長崎は広いようで狭く、狭いようで広い。
それにしても、凄い日差し。気持ち良い
というより、汗だくになり、ぐったりという
感じ。
長崎新地にある中華街にいってみた。
地域として、小さいながらもしっかりとした
中国文化圏を築いているのかと思いきや、
正直、中華料理店がちょっと集まっている
だけ。
期待して訪れるのはかなり危険!
ちょっと早いけど昼飯ということで、地元
出身の会社の後輩が教えてくれた江山楼
に入った。並ちゃんぽんは735円、上は
945円、特上ちゃんぽんになると1,575円。
かなり悩んで、特上を注文。
スープはあっさりとしているのに物足り
なさは感じない。絶品!あっさりとした
ポタージュのよう。
一方、具材の数の多さがウリなんだけど、
上に載っているプチフカヒレやプチ肉まん
は全くありがたみがない。特上は★★★。
次回来ることがあったら、並みを注文
します。
12時前に熊本目指して走り始める。
きつい坂がないことを期待して、JR
長崎本線沿いに走るルートを選んだけど、
松ノ頭峠であっ気にとられるくらいきつい
上り坂が現れた。
線路沿い作戦も、トンネルに入られて
しまってはどうしようもない。
松ノ頭峠のトンネルを越えたら、大村湾
まではずっと下り坂。時々飛行機が長崎
空港を飛び立つ。
もう、今日は上り坂に遭遇しないことを
祈りながら、走り続ける。
祈っていたのに、きつい坂がなんども
現れ、一方、線路はトンネルの中に...。
でも、なんだかジオラマみたいで
かわいい。
諫早に入ると土地はほぼ平坦になり、
気持ちよく流すことができる。
しばらくすると道路標識があったので
見てみると、このまま進むと佐賀と書いて
ある...。 試しに逆方向の標識を見たら、
島原と書いてある...。どうやら諫早市街地
で道を間違えてしまったらしい。
片道8キロ、往復で16キロ無駄走り。
写真の先は雲仙普賢岳。
街道沿いではいろいろなものが売られて
いたけど、中古の建機が売られているの
をみたら、思わず脚が止まってしまった。
写真の小型のユンボは中古なのに55
万円もする。でも、なんか欲しいなあ。
これがあれば、ご近所では人気者になれ
そうな気がする。
当初は島原までいってから熊本まで
フェリーで渡ろうかと思っていたら、1日
に6〜7便しかない...。一方、多比良から
出ているフェリーは日に21本のある。
到着してから熊本まで10キロくらい走ら
なければいけないけど、予定を変更して
多比良から乗ることにした。
フェリー乗り場には6時5分に到達。
次の便は6時10分。ラッキー! 自転車
はいくら?と聞いたら600円という。
ちょっと高いと思い、畳んだら手荷物
扱いになるというので、一瞬考えたけど、
時間がないので畳まないで乗船すること
に。料金を聞いたら、600円だという...。
人間込みの値段だったんだ!安い!
船内は極めて快適。もともと内海で
揺れはないし、船自体もかなり新しい。
生ビールはなかったけど500mlの
缶ビールは380円。安い!
フェリーから降りる前にもう一度地図を
確認したら、どうやら熊本駅まで20キロ
くらいあるみたいである...。自分のミス
だから、仕方ない。黙って走り始める。
1時間くらい走って、道路標識があった
ので、熊本まであと10キロくらいかと思って
みてみたら、24キロだという...。
もともと30キロ以上あったのかな。
この日泊まった東横イン熊本駅前には
9時半に到着。宿泊料は開店したばかり
ということで、この日まで3,950円。
長崎をお昼に出てきたこともあり、この日
の走行距離は大したことがないと思って
いたら、120km近く走ったようだ...。
なにが悲しいといえば、旅の最中に
使ったるるぶの地図に区間距離が記載
されていることに今、気がついた...。
晩飯は馬肉料理 菅乃屋に市電で
向かった。店内はステーキハウスという
より飲み屋さん。
カウンターに座ったら、目の前には馬肉
の塊がずらっと並んでいる。寿司屋みたい。
特選霜降りステーキ(デミソース:2,100円)
と火の国地ビール(650円)を注文。お通し
とライスに税込みで3,751円
ちっちゃい!でも、もちろん柔らかいし、
特有の臭みもない。馬肉のイメージが
変わる程でもないけど、ご飯とかも美味かっ
たし、悪い店ではないと思う。
でも、食べた気がしない。★★★。
10月2日(火)
ホテルを出て村上カラシレンコン店
には9時半に到着。お目当てはカラコロ
バーガー。辛しレンコンを挟んだハンバー
ガーなのだ。
るるぶでは営業時間が8時からになって
いるけど、バーガーは10時からとのこと。
でも女将さんが遠くから来ているからと
気を遣ってくれて、作り始めてくれた。
住所:新町3‐5‐1 電話:096‐353‐6795
テイクアウトするものと思っていた
らしく、ビニールに包まれていた。
ハンバーガーとすると違和感ある
けど、調理パンだとこんな感じかな。
テイクアウトでも、中でいただいても
250円。
早速、食べてみる。辛しレンコンは
あまり違和感がなく、からしの味はする
ものの普通に食べられる。
言い方を換えると、刻んだキャベツの
食感とソースの味が前に出てきて、折角
の辛しレンコンの味がよく分からない。
また、辛しレンコン自体もハンバーガー
用としてメンチにしたものを使っていると
いう。辛しレンコン本来の味ではない。
カウンター越しに、ご主人が辛しレンコン
を作っているところを見ることができる。
プチ工場見学だね。
レンコンをご主人の前にあるボールに
入っている黄色いからしにつけた後、油の
入った『流れるプール』のような円形の
自動揚げ機に浮かべ、約1周すると自動
的に油から揚げられる。
揚げ立ての辛しレンコンを試食させて
くれた。レンコンの食感は意外と柔らかく、
シャキシャキよりもホクホクに近かった。
でも、なんといっても、できたての辛子
レンコンは辛い辛い!
ご主人も女将さんもとても危機感をもって
いて、ハンバーガーも未だ研究中だという。
せっかくレンコンが黄色くて可愛いの
だから、あえてパテにしないで、そのまま
使ったらどうかな?あと、トマトとレタスを
使ったら、赤、黄、緑で、信号みたいだけ
ど、見た目も賑やかになるしね。
肉を使ってないし、食物繊維が多そうだ
から、ヘルシーバーガーとして売り出せる
のでは? ベジタリアンバーガーにしても
良いかも。
熊本駅でお土産を買っていたら、10時半
になってしまった。試しに黒亭の営業時間
を見てみたら10時半!折角だからいって
みることに。
東京で食べる熊本ラーメンは馬油が表面
を覆い、基本的には苦手なほう。でも、地元
では味が違ったりすることもあるからな。
チャーシューメン(820円)を注文。
とっても、あっさりしている。馬油もあまり
きつくない。開店してすぐだから、スープが
煮詰まってないからかな。 あまり抵抗感
がない。
白く丸い断面をしたストレート麺はスープ
との相性がよい。チャーシューはモモ肉だ
と思うけど、適度に柔らかい。
★★★★。 思ったよりマイルド。普通に
食べられる。逆にキレを感じない。
熊本からしばらくは産業街道のような
広い道。家電量販店やパチンコ店など
が立ち並ぶ。
脚が筋肉痛で動かない。仕方ないので、
30分に1度、ホームセンターで休憩しながら
なんとか走り続ける。
基本的には平坦なので、楽なんだけど、
埼玉や群馬を走っているようで、旅情の
ようなものは全く感じない。
この日も熊本地方は29度。連日30度
前後なので毎日スポーツドリンクの500ml
を10本くらいのんでいると、さすがにバテ
てくるし、飽きてくる。
2時には全身だるくなってきて、走る気
がしない。ちょうど、道の駅竜北があった
ので、寄ってみたら、アスパラガス・アイス
があった。この地域の特産物らしいけど、
さっぱりしていて美味かった!
日奈久に入ったら、また海が見えてきた。
一方、道幅がどんどん狭くなってきている。
当初は自分がまわりから天草四郎の生
まれかわりと言われていることもあり、天草
経由のルートを考えていた。しかし、今回
あまりにも実走行距離が計画より乖離して
いるのでルート変更。直で鹿児島を目指す
ことにした。
道が細くなってきたので、気になっては
いたけど、やっぱり坂道が始まった。
きついアップダウンが何度も続くタイプ
ではないので、少しは割り切れるけど、
もう、ほとんど押してあがった。
一瞬、海浦の旅情溢れる光景を見て
ほっとしたと思ったら、すぐに佐敷トン
ネルが現れた。長さは1,570mもある。
大型トラックがビュンビュン走っていく
のに歩道どころか、ろくな路側帯もない。
本当にビビッてしまい。動くことができ
なくなってしまった(写真は出口側)。
結局、泣く泣く通過したけど、2度と
走りたくない!
坂道はずっと続くんだけど、急にみかん
の木が現れた。まだ実は青いけど、すぐ
に食べられそう。
恐らく、近所のみかん畑から種が運ばれ、
勝手に生え出したんだと思うけど、旅情が
ある反面、熟して、道に落ちだしたら、これ
またやっかいなことになりそう。
もう、フラフラになって7時に水俣に到着。
街道から見えたスーパーホテル水俣に
転げ込むように入ったら、部屋が空いて
いた。ラッキー!一泊4,980円。
なんか以前このホテルチェーンを使った
ことがある感じがしたんだけど、それを
思い出せないでいたら、カウンター横に
宿泊料取扱機を発見。
あっ、那覇で泊まったホテルだ。
当時インターナル・コントロール(内部
統制)の仕事をしていた私には、この宿泊
料取扱機はショッキングだった。これなら、
社員は現金に触らないで済むし、適時に
経理処理を自動で行うことができる。
でも、部屋に入ってがっくり...。特に水周り
が古過ぎる。20年前にタイムとリップした
気がした...。★★。競争の必要性を実感!
ホテルでカツ丼の美味しい店を聞いた
ら、和風 三笠を教えてもらった。場所
は水俣駅前。
だけど、店に入ったら、カツ丼がなかった
ので、うな重(1,575円)を注文。
実は熊本周辺を走っている時、国道沿い
になかなか店構えが良いウナギ店を数多く
発見したけど、腹が一杯か店が準備中で
入れなかった。残念...。
なんじゃこれは...。甘くて食べられない。
最初の一切れで箸が止まった。あとは
残りを我慢して食べるか、残して店を出る
かである。そのくらいの味。 うなぎも熊本
産を使っているというけど、中国産のよう
な食感。完成品がこれなら、中国産で十分。
結局半分も食べられなかった。
評価は☆。九州のウナギはみんなこんな
感じなのかな?
まだ空腹感があるので、ホテルのそば
にある旬彩華すしの幸へ。カツ重850円
を注文。
カツ自体は揚げ立てで、カリカリした食感
がする部分が残っている。肉がパサパサ
しているけど、まあまあ美味い。 後は味
付けなんだけど、かなり甘く、ツユダク状態
で、ご飯がベチャベチャ。評価は★。
この日も120km以上走ったようだ...。