うなぎライダー 2005 Q1 そろそろタイヤが温まってきたかな??
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
1月3日(月)
新年といえば、浅草でしょ!今年のうなぎ始めとして浅草に行き、小柳にいってみるが、すごい行列! 仕方ないので、川松別館に入った。しかし、こちらも店内で行列ができている...。
30分くらい待って、やっと席に通される。うな重は1,785円、2,310円と2種類あるが、初めてのお店なので安いほうを注文。肝吸い付きである。さらに20分くらい待ってようやく運ばれてきた。
脂が落ちて、パサパサとした口当たり。身も薄い。一方、皮のほうはあまり主張せず、気持ち悪さを感じない。モチモチとしたご飯はあっさりとした味付けのタレと良く合う。
★★★。悪い店ではないけれど、また来ようとは思わない。
1月6日(木)
新橋 小ぐれはニュー新橋ビル地下にある。夜の7時30分ごろお店に入ったが、客は誰もいなく、その後誰も入ってこなかった...。
うな重は竹、梅、特上があるが、初めてなので一番安い竹を注文。1,700円。ランチタイムには980円のうな丼がある。
うなぎは思っていたより大きく、厚く、柔らかいが、カリッとしていない。
タレの味付けの方はそれほど悪くないのだが、ツユダク状態なのでかなりしつこい。
★★。 行くなら今!いつまでもこの店があるとは思えない...。
1月8日(土)ちょっと休憩...。
自動車雑誌のNAVI(二玄社)に神保町の櫓(やぐら)のカレーは美味いという記事があった。それではと、行ってみることにした。
お店の内外ともに和風大衆居酒屋。でも、ランチタイムだけ本場のインドカレーが楽しめる。この日はチキンとマトンしかないとのことだったが、メニューには野菜カレーも載っている。
辛さは1から5まで選べる。マトンを2で注文した。780円。土曜日の2時過ぎとはいえ、お客はほとんどいない。
味自体は普通。不満はない。辛さは最初は物足りないくらいかと思ったが、後から来た。食べ終わるころには、軽く汗ばみ、心地よい辛さが口の中に残る。
残念なのは量。かなり少なめ。大盛りにしたらいくらになるのかは確認していない。
★★★。 後で気がついたのだが、日替わりのキーマカレーもあるようだ。次回挑戦。
1月9日(日)
この日は実家のある平塚に日帰りで帰ることになった。そういえば、平塚ではうなぎで有名な川万に行ってないのこと気がついたので、行ってみることにした。
うな丼 950円があるが、都心との味と価格差を確認するため、都心の相場に近い1,300円のうな重を注文。うな重は他に1,800円と2,600円がある。
5分位くらい待ったところで運ばれてきた。漬け物に醤油が掛かっているのが信じられない。
うなぎは想像していたより小さく、痩せている。また、うなぎ特有の臭みを感じる。さらに、味付けはかなり甘め。
★+。ご飯も光っていないし、質・量・店・値段的に見て特記すべきところがない。
1月10日(月)
浅草 小柳に再挑戦。前回、1,470円のうな重・竹の印象がとても良かったので、今回は松をトライ。肝吸い105円は別で2,100円。
板場では70才前後と思われる大将が串抜きをしているが、うまく抜けずに悪戦苦闘している。結局、蒲焼きがボロボロ崩れ、その崩れた蒲焼きをご飯の上に載せるのを見ていると、見てはいけないものを見てしまったような気がした。
ちょっと待って、運ばれてきた。蓋を開けた瞬間、蒲焼きのあまりのボリュームにウットリ...。
竹より大きめのお重いっぱいに分厚い蒲焼きが載っている。口に運ぶと...柔らかい!こんなに柔らかいのは初めてである。
この前一緒にテニスをやった柴又の老舗うなぎ店の人もいっていたが、関東のうなぎ職人は形を崩さずに、いかに柔らかく焼けるかが腕の見せどころだという。そういう意味では、この大将はギリギリのところを狙っているのではないかと思われる。また、幸い私のものはきれいに串が抜けたようである。絵的にもとても美しい。
タレは前回同様酒粕のような独特の癖を感じるが、タレの量が絶妙なのですぐに気にならなくなる。さらに、うなぎ特有の臭みを感じないのもすばらしい。そのため、山椒をまた掛けるのを忘れそうになった。
2,100円は決して安くはないが、リーズナブルな竹に対して量・質ともに値段の差を実感できる梅は絶対お奨めである。 ★★★★★。 満足! 住所: 東京都台東区浅草1-29-11 電話: 03-3843-2861
1月16日(日)
今日は日曜日。近所のうなぎ店はみんな閉まっているようだ。それでもインターネットでお店を検索していると、銀座の新橋よりにある登亭というお店がやっているようである。とりあえず行ってみることにする。
行ってみたら、ドトールのような一人でも入りやすい店。カウンター席もある。逆にいえば、かなり安っぽい。
うな重は竹が1,600円で、肝吸い付き。平日ならランチもあるようだ。ちなみに、松は1,900円。特上は2,700円。
早い。注文してから5分位で運ばれてきた。身は柔らかく、皮は焼き込んでいる感じ。少し焦げたような苦みを感じる。ご飯も美味しく、タレはさっぱり。物足りないくらいである。
ボリュームは竹でも十分。そして店員の接待も悪くない。
デザートとしてついてくる杏仁豆腐も口直しに丁度良い。
★★★+にしようかとも考えたが、後で調べたら、最初にレポートした銀座のお店の別の支店(別名
メートル原器)であった。★★★★。
1月29日(土)
これまで何度か足を運んだけど入れなかった、浅草
初小川に向かう。場所は ラーメンマニアなら誰でも知ってる馬賊のそば。
なんとも浅草・下町らしい店内。うな重は肝吸いは付かないが、小1365円、中1,785円、大2,310円と、思っていたより高くない。そして、肝吸いはなんと50円??
この肝吸いが本当に美味い! 椎茸がかなり効いている。うなぎのほうは、少々固め。脂が載っているような感じはない。また、魚らしい臭みを感じる。店内が薄暗いので、写真がイマイチ。
うーん、好みの問題だけど、浅草らしさで
★★★★。 昼は2時までの営業なので注意。住所:台東区雷門2-8-4
電話:03-3844-2723。
1月30日(日)
新宿にある和真でメガネを買った後、ブラブラしていると、三越裏に吉田屋といううなぎ屋さんを発見。店構えはイマイチだけど、試しに入ってみる。すると、客席は地下にあり、店内も地方の居酒屋風。他に客はいないし、テレビではNHKのノド自慢をやっている。こうなりゃ、開き直るしかない?
うな重は梅1,365円、竹1,575円、松1,890円、特上2,100円、特松2,625円と、客がいない割には5段階もある。竹を注文。
うなぎの量は悲しくなるくらい少ない。そして、焦げたところがすごく苦い。さらに、チーズのような変な味がする。肝も怖くて食べなかった。
これだけ不味いのに、うな重だけで5段階もいるのか、本当に不思議である。
評価 ★★ (マイナス評価)。この店でしめられたうなぎがかわいそう。二度と来たくない。
2月5日(土)
うな新は新橋SL広場目の前にあるキムラヤの裏手(左横)にある。居酒屋のような店内だが、カウンター席が多い。うな丼900円、うな重1,300円、特上重は2,400円。うな重を注文。なんと土曜日でもランチタイム割引があり、200円安い!
5分位で運ばれてきた。タレはかなり甘くて、うなぎは薄い。
★★。あまり食べた気がしなかったが、値段を考えればこんなもの?普通。
2月11日(金)
蒲田に藍の家という坂東太郎(ブランド鰻)を使っている店があるようだ。矢口の渡しにあるワイズ(Y's:自転車屋さん)にもいったことがなかったので、合わせて行くことにした。
しかし、残念なことに藍の家はお休みだった...。仕方ないので、東急のガードしたにある梅Q(変な名前)という店に入った。うな丼は1,380円。うな重は1,900円。ともに税抜き。
入って気が付いたのだけど、この店は釜飯がウリのようである。そのためか、店は60才過ぎのお客さんで賑わっている。
その来ているお客さんに合わせているのか、うなぎのほうは脂が落ち、パサパサである。
★。 店の雰囲気は悪くないが、これで税込み約1,500円は高い。
ワイズのほうはなかなか。でも期待していた、2004年モデルのR2000が置いてない。今年でキャノンデールのカラーリングがメタリック系からソリッド系に変わるようなので、なおさら2004年モデルが魅力的に見えてくる。さらに、サエコ・カラーは今年で見納めである。やばい...。
2月13日(日)
月曜日は朝から豊橋に出張になった。それならばと、前回行くことができなかったお店を目指し、前日から移動することにした。
会社の総務部長がうなぎにかなり詳しく、特に豊橋地域においては唖然とするほど。どうやら豊橋出身だとか。今度、うなぎの養殖をやっている会社の社長に合わせてくれるといったいたが、すくなくとも今回は無理そうである。
その総務部長がお奨めのお店があるというので、行ってみることにした。
インターネットで調べると、そのお店は浜名湖の湖畔、東名の三ヶ日インターそば。駅から浜名湖まではすぐなので、浜松駅で新幹線を降り、最初に浜松駅からタクシーで行こうと考えた。
しかし、念のため乗車前にタクシーの運転手に聞いてみると、確か6千円くらい掛かるといわれたと思う...。あまりにその金額が想像を超えていたので、あまり覚えていない。
仕方ないので、東海道本線でお店までかなり近いと思われる鷲津まで行ってみる。
駅で降り、タクシーの運転手に聞いてみると...3千円くらいだという...。
往復で6千円はちと辛いので、駅員に聞いて、新所原まで行くことにした。そこからさらに単線で(というかワンマン電車で)尾奈という駅まで向かった。とても出張のついでに来ているとは思えないくらい、のんびりとした時を過ごすことができた...。
駅で降りてみると、タクシーなどいない。重い会議資料を持って歩くこと約30分。やっとうなぎ処 勝美に到着!その間、いろいろなものを発見!?
ノーミンはいいとして、うなぎの置物はかなり艶かしくて、気色悪かった...。
うな重は竹が2,100円、松が2,940円、特が3,990円。
せっかく来たのだから、奮発しようかとも思ったが、堪えて竹にした。店内はテーブル席はなく、全ての座敷席からは浜名湖が見渡せる。注文を受けてから捌いて焼くので、出てくるまで時間が掛かる。その暇つぶしとしてはなかなか趣がある。
15分位してから運ばれてきた。
うおーっ! 蓋を開けた瞬間、思わず声が出た。かなり立派なうなぎがご飯の上に横たわっている。
味付けはかなりあっさりしている。そのため、良い意味で淡水魚の臭みを感じる。
表面はカリカリしている。関東のように身が崩れるようなことはない。しっかり焼きがはいっているのに、脂が残っている。
完食し、時計を見てみると4時。電車の時間を確認すると、4時16分。絶対間に合わない!次の電車はなんと5時8分だから、約30分重い荷物を持って駅に着いた後、さらに40分以上電車を待つことになる。
結局、タクシーを呼んで、新所原まで行くことにした。救いなのが、呼び出し料が120円だったこと。料金は合わせて2,890円だった。
お店の評価は★★★★。もちろん十分に美味いが、値段がちょっと高いと思う。
あと、この店はやはりクルマで来るべきである。
住所:浜松市 三ケ日町 大崎 瀬戸 電話: 053-525-1055 http://www.hamanako-katsumi.com/
P.S.
流石、静岡、浜名湖周辺!新所原駅には駅構内、キップ売り場の
隣にうなぎ屋さんがあった。電車が発車するまで、社内はうなぎの
香ばしい香りが充満していて、お腹が空いていた私にはある意味
地獄だった、
今度、行ってみたい...。
その後、豊橋に着き、なにをしようかと考えたが、私にできることといえばうな丼を食べることだけ。なので、先に紹介した総務部長お奨めのお店、第二弾の丸よというお店に向かった。
店に着いたのは5時過ぎ。前の店を出てから1時間強しか経っていない...。
うな丼は丼、上丼、特上丼とあり、さらにそれぞれに、うまき・フルーツ付き、フルーツ付き、なしのオプション設定がある。ちなみに、オプションなしで、1,740円、2,370円、3,050円となっている。一番安い1,740円のうな丼を注文。
15分位待ったところで運ばれてきた。
皮側を表にして盛っている。関東焼きのようにふっくらした食感。タレはかなり甘めだが、わさびを溶かしているようで、不思議な爽やかさを感じる。
★★★+。味は★4クラスだと思うが、うなぎ、ご飯ともに量が少ない。
さっき1杯食べたばかりの腹には優しいサイズともいえる。
次回は上級クラスに挑戦したい。
2月19日(土)
JR有楽町駅と新橋駅の間、ガード沿いに炙一徹がある。 これまで居酒屋だったが、最近、うなぎ専門店になったようである。よく言えば入りやすい店構え。いいかえれば、かなりの安普請である。
ランチメニューとして、980円のうな丼もあるが、通常のメニューとしては、うな重のあやめ
1,350円が一番安い。
注文して10分位で運ばれてきた。
脂はのっていないものの、期待値を下回るようなことはない。臭みがほとんどないので、山椒なしでも食べられる。
ご飯が堅めだが、量の方は十分。うなぎとのバランスもなんとか保っている。
★★★。そばにある某札幌ラーメン店に入ったら千円位かかるのだから、口直しのフルーツ付きで1,350円は納得プライス?
2月26日(土)
新橋駅を降り、SL広場を過ぎて、路地に入ってすぐの左側に大和田がある。店内はとても新しく、明るい。一番安いうな重は梅で税込2,100円。
10分位で運ばれてきた。有名店なのに、意外と早い。このあたりはサラリーマンの街、新橋らしい。
基本的には関東焼きではあるが、かなり焼きが入っているので、炭っぽさは感じないが、皮の側は堅めの食感がする。名古屋のようなカリカリ感でないのが残念。味付けはかなりさっぱりしていて、ご飯の上に掛かるタレの量も少ない。また、タレに山椒が混ぜられているようである。
食べ終わった瞬間、口の中がパサパサした感じがした。また、あれだけ薄めの味付けなのに、舌がピリピリする。あまり食後の印象は良くない。うなぎとご飯の量は多めだと思う。
★★★+。
3月1日(火)
地下鉄日比谷線 神谷町駅を出て、東京タワーに向かって桜田通りの右側を歩き、歩道橋の先を右に曲がって、さらに最初のT字路を右に回ったところにうな光がある。場所的には港区なのにかなり奥まったところにあるので、これで美味ければマニアの店になることだろう。
ちなみに夜に来てみれば、下の写真のような「うな光」の名前が入ったビールの看板がひっそりと出迎えてくれる。
さらに付け加えるなら、私はこの先のマンションにこの年の7月まで8年間住んでました...。
昼に行ってみると、外のメニューには松2,300円、竹1800円のうな重しかないのに、中に入ってみると、ランチメニューなのか、1,500円のうな丼がある。店構えがかなり心配なので、うな丼を注文。
平日のランチタイム、オフィス街に比較的近いのに、客は私だけ...。店内は静まり返り、エアコンの送風音だけが聞こえる。そして、不思議な緊張感が漂う...。
あまりにも静かだったので、いつ焼いていたのか気が付かなかったが、15分弱位待ったところで運ばれてきた。
どんなものが出てくるのか心配だったが、見た目は普通でちょっと安心した。しかし食べ始めると、うなぎの身は薄く、皮はゴムのような食感で気持ち悪い。でも、量は少なめなのに、不思議と完食したら満腹感があった...?
★。ランチでよかった...。
3月2日(水)
この日は神谷町駅から愛宕ヒルズに向かって歩くこと約5分。道の左側にひっそりと店を構えるあだちに行ってみた。店内も狭いが、雰囲気は悪くない。うな重はランチメニューのようで、上が1,500円、並が1,000円。初めてなので、1,000円のほうを注文。
1,000円とはいえ、圧倒的にうなぎの量が少ない!また、ご飯とのバランスが悪い。しかし、うなぎを食べてみると、意外にふっくらしていてウマイ。恐らく、上ならうなぎの量が多いと思われるので、次回チャレンジしてみたい。上といっても、1,500円だから、それほど高くない。ただ、皮がゴムのように切れにくいのが克服されるかは分からない...。
★★。
3月6日(日)
神田 きくかわの日比谷店は帝劇が入っている ビルの地下2階にある。このエリアのうなぎ店には珍しく、日曜日も営業している。これは拍手!!でも、日曜日はビル全体に人影少なく、閑散としている。
うな重は「い」が2,600円 「ろ」が3,100円。他に「は」と「に」がある。また、大ウナギを使った大丼もあるが、売り切れで、食べたければ予約をしたほうがよいとのこと。「い」を注文。
15分くらいで運ばれてきた。
おーっ!すごいボリューム。うなぎ2匹がご飯の上に横たわっている。店内が暗くて、写真がうまく撮れなかったので、よく分からないかもしれないが、普通のうな丼の倍の量である。 身はふっくらし、臭みも無く、山椒なしでも食べられる。
一方、皮はゴムのような食感。これがダメな人は食べられないと思う。流石の私も気持ち悪くなって、皮を一部残してしまった。また、ご飯もボソボソでイマイチ。
★★★。銀座まで来て、ボリュームで勝負されても...ネ。
3月13日(日)
サザエさんの長谷川町子さんで有名な桜新町にもうなぎ屋さん
川信がある。地下鉄 桜新町駅を上がってすぐのところにお店があるので、まず迷うことはないと思う。
うな重は松が1,785円、竹が2,310円。他に梅、上、特上がある。初めてなので、松を注文。店内はうなぎ屋さんらしく、和風で広々としている。
15分位して運ばれてきた。
フタを取ってびっくり!驚くくらい、うなぎが小さい。でも、気を取り直して食べ始める。
うなぎはとてもふっくらして、口の中で溶けるような感じ。タレはほんのり甘味を感じるが、とても上品な味付け。皮も薄くて、柔らかく、気にならない。また、うなぎは臭みがないので、山椒を掛けなくても完食できた。
★★★。やはり、ボリュームが少なすぎる。次は竹に挑戦だね。
全然、食べた気がしなかったので、近くにあった大名という回転寿司屋さんに入った。マグロ系がウマイので、バクバク食べ始めたら、気が付けば7皿になっていた...。まだまだ食べることはできたが、自分の食欲が心配になって、店を出た。
会計をしたら、1,500円!これなら、うな重の梅を食べればよかった...。
3月19日(土)
うなぎは一休みして、依然良く通ったきさらぎ亭を紹介します。雑誌でよく取り上げられているお店です。
桜新町を用賀方向に道路の左側を歩いて約5分。あまりにもさりげない店構え。だけど、この店は私の食べ物に関しての価値観を変えた店なのである。
それまでは焼き魚など全く目もくれずに、肉!肉!肉!またはラーメン!ラーメン!という食生活を続けていた私。でも、何度かこの店に来て、散々いろいろな定食を食べて飽きてきたときに、たまたまこの店で塩サバ定食を注文し、食べた瞬間に自分が焼き魚とかが好きでなかったのは、本当に美味しい焼き魚をたべたことがなかったことに気がついたのである。サバがとてもジューシーで肉より美味いのである!!もしかして、この店に来ていなければ、今こんなにうなぎを食べていないかもしれないと思うくらいである。
明るい店内。お店には近所のママさんと思われる女性が無駄なく、テキパキと本当に良く動く。一人、長身で白髪の女性がリーダーのようであるが、その雰囲気はレディースの頭のようで、オーラのようなものすら感じる。
前述の塩サバ定食は680円。当時ラーメンを年間300杯食べていた私は、必ずヒジキも注文していた。ヒジキはこの量で220円。味付けがかなり甘めではあるが、金額的には十分に納得である。
皮はカリカリ、身は脂が載っていて、トロトロ。この辺りは美味いうなぎに近いところがある。結果、ほとんど残すところがない。
あっという間に完食! 食べている間のことはあんまり覚えていない。
★★★★★!大満足。絶対、お奨め!!
この日の晩飯はうなぎに決め、インターネットで検索し、お目当てのお店に行くため多摩川園で降りようと思っていたら、乗っていた電車は急行でなく、特急だった...。面倒なので、武蔵小杉で降りてうなぎ屋をさがすが、見つからない...。散々歩いて、新丸子駅そばでうなぎ専門店ではないが、升かねという和食店を発見。うなぎをウリにしているようなので入ることにした。うな重の並は1,580円。上は2,100円。並を注文。
店内は決して高級感はないが、一人でも入りやすい雰囲気。
15分位して運ばれてきた。
うなぎは少し脂が落ち気味だが、ふっくらしていて悪くない。皮も特には気にならないし、臭みもあまり感じない。味付けがさっぱりしているのだが、物足りなさは感じない。一方、ご飯はかなり多めなのに対して、うなぎの量が少ないのが残念。
★★★。次は上だね。
3月20日(日)
荻窪駅から南東方向に歩いて3分位のところに東家がある。とても質素な店構えなので、営業していないのかと思ったくらいである。
店内は音楽が流れていないが、チョロチョロと水が流れ、その音が店内に響いている。また、そこには金魚が飼われている。風流であるが、その水がトイレの方向から流れているのがちょっと気になる...。
うな重は、梅が1,300円、竹が1,800円、松が2,300円。他に上と特上がある。
相場を考え、竹を注文。肝吸いは200円で別。15分位して運ばれてきた。
ウマイ! ふっくらで脂がのっている。また、タレのほのかな苦みが堪らない。ただ、味付けは濃く、甘めなので、後味はあまり良くなく、ピリピリする。臭みはないので、山椒はいらない。
残念なのは、うなぎの量。女性には丁度良いかも知れないが、男性にはちょっと少ないと思われる。店内の雰囲気も含めて、★★★+。 昼の営業時間が1時までなので注意!
3月26日(土)
うな鐵は池袋駅西口を出て、北に向かったところにある繁華街のほぼ真ん中にある。だいたい、このような人の通行量の多いところにある店は不味いので、あまり期待しないで入店。回転寿司店のような店内。
なんと、ここは年中無休で土曜日でもランチをやっている。拍手!!
うな丼890円、うな重並1,150円もあるが、1,450円の上を注文。ランチタイムでなければ1,570円だから、そんなに変わらない。ちなみに、特上は2千円、極上3,200円。約10分で運ばれてきた。
身は痩せているが、脂が乗ってトロトロ。これぞ関東焼きといった感じ。
ちょっと皮の存在を感じるし、味付けも濃く、甘めだが、気になるレベルではない。
量も多くはないが、うなぎとご飯のバランスは悪くない。
★★★★。 ジューシーさナンバー1。 住所: 豊島区西池袋1-35-7
落合ビル1階 電話: 03-3986-0078
3月31日(木)
この日から2晩、広島へ出張となった。インターネットでうなぎのお店を調べ、小谷(こだに)というお店に行くことにした。
広島に到着し、地図を見ながら歩くが、なかなか見つからない。仕方ないので、鼻をクンクンさせると、ほのかにうなぎを焼く臭いがする。臭いが強くなるほうに歩くと、お店を発見!冗談のような話だけど、時々やってます。
この店はうなぎとカキで有名のようである。入店前は一人では入りづらい感じがしたが、入ってみれば全く気にならない、普通の居酒屋のような雰囲気。うな重の並を注文。1,575円。他に2,100円、2,625円のうな重がある。地方にしては、ちょっと高め。また、食べてから気が付いたが、うな丼1千円もあるようだ。
これは関西焼きなのか?パサパサ、カリカリしていて、ほとんどの脂が落ちたような感じ。まるで手羽先を食べているようである。味付けも甘辛い。タレと山椒をお好みでというが、味付けは十分濃く、山椒もタレにかなり混ぜてあるようだ。うなぎの量は普通だが、ご飯は多め。
関西焼きにまだ慣れてないけど、★★★+にしておきます。
< 2005年第1クオーターのレポートは以上です >
新年を向かえ、また新たな気持ちで、うなぎの世界を探求していく所存です。