麻婆豆腐の鬼 2008 4th Qtr いよいよ麻婆豆腐で横浜中華街を制覇!?

  ★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください


10月1日(水)

 日本に戻って、麻婆豆腐再開!中華街に行ったみたら、またまた獅子舞が出ていた。最初に見た時は結構盛り上がったけど、なんだか見飽きてしまった。
ワンパターンなんだよな。

 この日に入った
白鳳新館は、さすがに新館だけあって、内装は新しく、料理の値段にしては広々としている。派手な装飾などないので居心地は悪くないけど、照明が明るすぎるかな?ちょっと落ち着かない。

 あまり目玉になるような料理がなかったので、
麻婆豆腐1,260円)と牛肉チャーハン840円) を注文。とはいえ、メニューの写真を見ていると海鮮あんかけ炒飯(1,260円)や、その他の一品料理も美味そう。


 チャーハンは少し油が多めに使われているけど、ご飯がパラパラでなかなか好印象。これだけでも食べ続けられる。

 
麻婆豆腐はすごい量!! 味は甘味が強く、たぶんニンニクが使われているようだ。豆腐はかなり軽いけど、食べ始めてすぐに水がでてきた。最初はとろみが強いと思ったけど、すぐにスープ状になってしまった…。

 試しに、麻婆豆腐を
チャーハンに掛けてみると、意外と悪くない。う〜ん、とはいえ、評価は両方とも ★★★。不味くはないけど、お薦めはできない。


10月2日(木)

 先日いった俺の
ハンバーグ 山本の話を会社でしていたら、みんな行きたいといい出したので、プチ団体でいってみることに。会社を定時であがって恵比寿店に入店。やっぱり、平日だったら6時過ぎなら並ばないで入れるようだ。

 前菜としてソーセージやアスパラガス料理などを注文。ハンバーグの方は俺のハンバーグ(1,600円)派と季節のハンバーグ(1,500円)派に分かれたけど、私は前回両方とも試したので、この店のベーシックと思われる自家製ハンバーグの大(確か1,400円)を注文。


 この店の前菜はバラツキが大きいようだ。前回も感じたけど、ハンバーグのセットだけをかっ食らって、さっさと店を出るようなスタイルが良いのかも。外じゃあ、行列ができているしね。

 自家製ハンバーグは
柔らかくって、ジューシー! でも、味付けが淡白なので、味にメリハリがないな。普通の大きさなら問題ないかも知れないけど、大だと間延びしている感がある。味に変化を出すようなソースなりチーズなどの添え物があるといいんだけど。


 参加者の評価は概ね好評だった。もっと喜んでくれるかと思っていたので、ちょっと残念。たぶん、事前に私が『美味い!美味い!』と連発していたので、参加者の期待値が必要以上に上がっていたためだと思われる。
 自家製ハンバーグは
★★★★


10月3日(金)

 来週に控えた蓄膿の手術に備えて、約1週間前にフィジカル・チェックをする必要があるという。あいにく、週末は予約で一杯だったので、この日にお休みをいただいて病院に向かう。

 11時の予約だったのに、翌週の手術の時間と間違えて、9時に病院に到着してしまった…。でも、病院側のご配慮によって、9時から検査をしてくれたので、病院に感謝。

 ここでも、血液検査とかの通常の検査だけでなく、電子機器を使って左右の鼻の通りを見てくれたりと、説得力のあるアプローチ。客観的なデータを基に説明を受けると、受けいれるしかない。
現地・現物・現場主義という感じ。(ホンダか!?)
 ということで、無事検査は完了です!




 せっかくの休みなので、横浜中華街にいってみた。
 
聘珍樓は高級店だけど、ギリで独りで入れると思っていた。でも、週末だといつも客で溢れていて、その度に気持ちが折れていた。この日は病院あがりだったので平日。しかも時間を間違えたお陰で12時前に到着。

 店頭のメニューを見ると、
比較的お手頃な飲茶セットが2,000円であるけど、飲茶コーナーではお目当ての麻婆豆腐は食べられないようだ…。なので、自分に鞭を打って、単品で注文することにして、ドキドキしながら通常の席に着いた。

 
店内はすげー高級感! 窓がないので薄暗いけど、豪華客船のレストランといった感じかな? 流石に10%のサービス料をとるだけある。

 
麻婆豆腐1,890円。海鮮入り炒飯2,080円。それだけだと寂しい雰囲気だったので、餃子も注文(2個で400円)。実は、店内で値段が高くって注文をできずに店を出るようなことがないように、店内に入る前に店頭でメニューを見ながら、事前に決めておいた。

 テーブルには既に皿とかが置いてあり、
ちょっと傷がついているけど、使っている皿がさすがに美しい!と思っていたら、なんとチャーハンが入った皿をこの皿の上に置いた…。


 あっさりしているけど、うっまいなあ!!豪華さはないけど、レタスのシャキシャキ感が残っている! また、ご飯はパラパラで油っこさは全く感じない。中に入っているエビはかなり大きくて、プリップリ!

 
麻婆豆腐はとっても濃厚な味。不思議と辛さが後からくる。豆腐はフワフワで、口に入れた途端に溶けてなくなる。だけど、やっぱりかなり辛い。唐辛子というより、花山椒がかなりきいているようで、舌がピリピリする。

  

 店員に怒られそうだけど、試しにチャーハンの上にかけたら、花山椒の尖った辛さが消えて、少しマイルドな印象に。しっかし、辛いなあ! 美味いんだけどね。麻婆豆腐は少なめに見えたけど、食べてみたら両方とも充分な量。
 汗がポタポタ落ちてきた。外はカラッとした秋晴れだけど、こっちはスコール状態。

 食べ終えて会計をすると、サービス料込の4,807円から7円値引きで4,800円。評価は
★★★★★。値段は高いけど、他店では味わえない味と雰囲気には納得です。



 
一旦家に帰って、晩飯時に再度横浜中華街へ。そろそろマジックナンバーが点灯しそうなくらいまできたけど、まだまだ入っていない店はある。ちょっと悩んで、行っていない店リストに載っていた、六鳳居に入ってみた。

 
店内はシンプルで、そこいらの喫茶店のよう。麻婆豆腐1,260円)と五目あんかけご飯840円)を注文。さっき美味い麻婆豆腐を食べたばかりだから、この店は不利かもしれない。

 
麻婆豆腐が運ばれてきた。見た目は本場四川風。さっそく食べてみよう!

  

 ん!なかなか美味いではないか!こってりとしていて、少し塩っぱいけど、辛さは控えめなので食べ続けられる。豆腐は木綿豆腐のようなしっかりとした感じなので、水は出てこない。

 
あんかけご飯はあっさりしているのに、物足りなさは感じない。あんがさらさらで、スープのようなのは好みが分かれるだろう。

 
値段も高くないし、ギリで合格! ★★★★ あんかけご飯についてきたスープもあっさりしていて美味かったので、他の料理も多分結構美味いんだろうな。


10月5日(日)

 毎日のように中華街に行って麻婆豆腐も良いけど、この日は相方も一緒だったので
優味彩へ入って麻婆豆腐以外の料理を楽しむことにした。
 
白身魚と野菜の炒めセット(650円)と胡瓜と豚肉のオイスターソース炒めセット(650円)に、酢豚(1,000円)と小龍包(600円300円に値引き中)を注文。前回の評価が高かったので、期待が高まる。


 白身魚は見た目通り、あっさりとした塩味で仕上げられている。美味い! 豚肉のオイスターソース炒めは豚肉とキュウリの相性がちょっと心配だったけど、キュウリの瓜臭さをオイスターソースが消していて、小気味よい食感だけが残る。もう最高!

 
一方、酢豚は肉が小振りで硬く、期待値を下回るデキ。小龍包はまあまあ。肉汁が溢れるけど、旨味に掛ける。

 
でも、これだけ食べて、一人1,500円もしないんだから、超満足 ★★★★★


10月6日(月)

 
関帝廟通りにある梅蘭酒家は、大して美味そうでもないのにいつも混んでいて、入店が最後の方になってしまった。でもそれより、梅蘭本店で食べた麻婆豆腐と焼きそばが、期待を大きく下回るデキだったことの方が影響しているかも。

 
この日も、雨上がりの平日の夜というのにほぼ満席。なにを目当てに、こんなに客が集まるのかな?あまり考えないで、麻婆豆腐(1,260円)豚バラ肉かけご飯(840円)を注文。
 
麻婆豆腐が運ばれてきた。相変わらず、無愛想で美味そうじゃない

  

 あっ、美味いかも。豆腐がフワフワで、味付けがしっかりしていて、ピリッと辛い。梅蘭3店の中では一番のデキ。

 
バラ肉ご飯の肉は硬いところはあるけれど、味付けは悪くない。量は両方とも少なめだけど、独りだったら多いくらい。しばらくしたら、やっぱり麻婆豆腐から水が出てきた。

 
評価は両方とも ★★★ かな。梅蘭に入って、麻婆豆腐を注文してしまったら、食べられなくなる前に一気に食べきろう。


10月7日(火)

 岐阜県中津川市に出張になってしまった…。お昼に中津川駅に到着し、昼食を取ろうと駅前の大通りをちょっと歩いたら、サクサクとんかつ三遊司を発見。あまり美味そうには見えなかったけど、入ってみることに。

 
ロースかつ丼850円)がメニューに載っている。どうやら、玉子とじのようだ。ひれかつ丼(950円)やみそかつ丼(850円)も載っていたので気になったけど、こちらを注文。10分くらいで運ばれてきた。
 うわ〜っ!カツが煮込まれていて、グチャグチャになっている!正直、超不味そう

  

 早速食べてみると、味付けが目が覚めるくらい甘い…。衣にはカリカリ感など全くなく、牛乳を入れすぎたフレンチ・トーストのようになっている。一方、肉は柔らかくって、弾力があり、超ジューシー。臭みも全くない。

 
値段の割に量が少なめだけど、この柔らかさは尋常ではない。★★★。やっぱりソースカツ丼にすれば良かった。
 ちなみに、一緒にロースかつ定食を食べた同僚は、不味くて食べられたものじゃなかったといっていた。


10月9日(木)

 横浜中華街に到着し、市場通りを歩いていると、馬さんの店 龍仙 市場館が新規開店していた。場所は福満園の隣、彩鳳の前。行こうと思っていたお店がお休みだったこともあり、入ってみることにした。でも、本店の評価は★3つだったので、期待は禁物だな。

 
店の入口に掲げられている写真だと麻婆豆腐は1,260円だけど、店内のメニューを見ると840円でセットがある。店員に聞いたら、麻婆豆腐は量が少ないだけだというので、味の方もあまり期待できそうもないし、セットをお願いした。
 でも、
それだけじゃあ寂しそうなので、普通の餃子も注文。2号店のオープン記念で525円380円。

  

 豆腐は軽めで、エビチリのような感じの辛さだけど、悪くはない。すぐに水がでてきそうなので、さっさと片付けることにした。量は一人には充分。

 
餃子は小龍包と餃子のハイブリッドという感じ。皮の焼けていないところはモチモチで、焼けているところはカリカリ。中は具だくさんで、とってもジューシー。ほんのり甘い味付けも特徴的

 しばらくしたら、やっぱり麻婆豆腐から水がでてきた。すると、味が変わってしまって、食べる気がしなくなってしまった…。
 
麻婆豆腐は ★★★。餃子は ★★★★。


10月10日(金)

 中華街大通りにある
重慶茶楼本店は飲茶の店だから、麻婆豆腐はないと思っていた。でも試しに店頭に置かれているメニューを見てみたら、しっかりメニューに載っている!さすがに重慶飯店グループ。それならばと、2階にある店内に入る。

 飲茶の店だから、麻婆豆腐はそれほど辛くないと決め込んで、麻婆豆腐
750円)と担々麺800円)を注文。もし麻婆豆腐が辛かったら、逃げ場がないな。

  

 担々麺のスープは意外にすっきりしているけど、コクがあるので、物足りなさは感じない。担々麺特有のゴマとかがザラついたような感じが全くないまた、ほとんど辛くない。一方、飲茶の店のためか、量がちょっと少なめ。

 
麻婆豆腐が遅れて運ばれてきた。やはり量が少ないのでライスを追加。
 
麻婆豆腐もとっても上質な味付け。他店ほどは辛くないけど、ほんのり甘い味付けがたまらない!!ちょっと作り置きしていた感もあるけど、これなら、ご飯が何杯でも食べられそう。豆腐は見た目より軽くって、食感はフワフワ。もう ★★★★★

 
例えば、女性1人で中華街に来て、急に麻婆豆腐を食べたくなったら、ぜひこの店に入ってもらいたい。

 
あまり辛くないと思っていたけど、それはご飯と一緒にかっ食らったためで、店を出てからだんだん口の中で辛みが増していった。 でも、他の四川料理店のように滝のような汗が出る感じじゃないけどね。


10月14日(火)

 
国賓菜館は石川町駅から中華街に向かったら、恐らく最初に目にする店。それほどアクセスが良いのだから、お客が沢山入りそうだけど、雨の平日の夜だったためか、店に入ったらお客は誰もいなかった…。店内もなんだか活気がない。
 
味はあまり期待できそうもなかったので、麻婆豆腐(1,260円)と中華飯(840円)を注文。

 
他に客があまりいないこともあって、かなり早く運ばれてきた。なんだか美味そうだ。

  

 豆腐はとても軽くて、通常よりも大きめに切られているので、他店ではみたことのない仕上がり。味付けはまさに中華なんだけど、ツルンとした食感はまるで玉子豆腐でも食べているよう。
 
甘めな味付けはピリリと辛みがきいているので、味に隙がなく、単品でも食べ続けられる。言い換えれば、チャーハンなどにかけて食べようとは思わない。

 
中華飯はかなり淡白な仕上がり。火加減が絶妙で、素材それぞれの食感をかんじられるので、品のようなものを感じるけど、特に魅力を感じない。脂が落ちきった感じ。

 
麻婆豆腐はギリで ★★★★。麻婆豆腐らしくはないけど、豆腐特有の食感を楽しめる。


10月18日(土)

 いよいよ蓄膿の手術の日がやって来ました…。
 朝9時に病院に到着し、手術後にも使用する休憩室(個室)に通され、手術用の服に着替えて呼ばれるのを待つ。初めての全身麻酔ということもあり、かなりの緊張感。

 休憩室で30分くらい待った後、手術室に通されると、医者、看護婦、麻酔師など10人位が既にスタンバっていて、担架のような、クッションのほとんどない、細長いベッドに寝るように手招きする。ちょっと戸惑いながらも、全身を横たえた瞬間にいろいろな手が出てきて、ほぼ同時に左手には点滴の針を刺して、右手では血圧を測り、口には麻酔のマスクを装着する。

 
もっとゆっくりやるのかと思っていたんだけど、あまりにも急に皆さんが動くので、まるで交通事故かなんかで運ばれてきて、集中治療室で応急処置を受けているかのようだった。

 
マスクからは最初は酸素が出ていたんだけど、『麻酔が出ます』といわれたと思ったら、まるでセメダインのような臭いがする気体が出てきた。『眠くなってきたら、いってください』といわれたけど、『本当に眠くなったら、いえるわけないじゃん』、と考えているうちに意識がなくなってしまった。手術室に入ってから恐らく10分も掛かってないだろう。

  

 『カツ丼ファイタ〜さん、起きてください!』と、かなり無理やりに起こされると、手術は終了していて、フラフラしながら先ほど使用した休憩室に戻される。

 手術後はひどい二日酔いの朝のようで、かなり頭痛はするし、体も重い。とくに首周りが痛くって、ベットに寝ていられない。なんでも血圧の高い人が全身麻酔を受けると、このようになるらしい。(上の写真は、左の鼻の穴に脱脂綿が入っているので手術後。)
 
数時間して、やっとフラフラしながらも歩けるようになった。

 
会計をしたら、手術代が約7万円、万が一大量に出血した場合の応急処置用のバルーンのレンタル代が1万円。見積もりの時には手術代が約10万円といわれていたので、約3万円安くてラッキー! その理由を聞いたら、使う薬によって値段が変わるとのことだった。
 別に、休憩室使用料を5,000円支払って、病院を出た。道路を挟んで反対側にある
薬局で薬を買って終了。

 その後は品川駅そばにあるホテル ラフォーレ東京へ。手術直後は特に安静にしなくてはいけないらしく、自宅が遠い場合は近くのホテルに宿泊しなくてはいけない。病院でもホテルを斡旋してもらえるけど、1泊2万円以上するので、割引で泊まれるラフォーレ東京にした次第。

 東京駅八重洲口そばにある病院からホテルへはタクシーを使用。実は手術後からしばらく鼻からの出血が微量だけど止まらなかったので、電車は考えられない状況。最悪、なにかあったら、そのまま病院に引き返すくらいの状況。

 ホテルにチェックインして、晩飯は実は築地あたりに久し振りに出掛けようかと考えていたんだけど、鼻に入れた詰め物がすぐに真っ赤になるので、遠出は危険だと思い、近所の品達のラーメンで済ますことにした。

 この日から鼻に詰め物が2週間しなきゃならなくなったけど、特にトラブルもなかったし、まあ良かったかな。(この日までは…。)


10月21日(火)

 鼻の手術で暇になったので、グルメ本を見ていたら、石川町に
肉屋の肉料理 みずむらという店があり、ステーキ丼(昼は1,300円 夜は1,700円)が評判のようだ。早速行ってみることに。

 
11時開店なのに、石川町の駅には12時位に着いたので、こりゃ行列ができているかと思ったけど、幸いなことに店頭に行列はない。でも、それからドドッとお客が現れ、125分になった時点で満席。それ以降は行列を作っての待ちとなっていた。タッチの差なんだな。

 お店はちょっと高級感があるステーキの店のような感じかと思っていたんだけど、来てみたら、誰でも入りやすい、いわゆるキッチンという感じ。実際に、女性1人で来ている人もいた。
 
雑誌に出ていたステーキ丼を注文したけど、メニューにはメンチカツ(800円)など魅力的な料理が多く載っていた。

  

 肉の量は思っていたほど多くなく、150グラムくらいかな(帰宅後に確認したら、ドンピシャの150グラムでビックリ!)。肉は国産ではなく、オーストラリア産を使っているけど、絶妙の火加減のお陰でパサつくことはない。

 
ちょっと甘めで、スパイシーなタレは、これだけでご飯をお代わりできそうなくらい。 そして、ご飯や味噌汁のデキも悪くない。

 一方、この肉の量で1,300円というのは、わざわざ遠方から食べに来るような値段でもないと思う。肉も葉山牛ならともかく、オーストラリア産なんだし。
 
★★★。今度はメンチに挑戦だね!


10月23日(木)

 戸塚で昼飯を食べることにしたけど、あまりそれらしきお店は見当たらない。諦めて、別の駅に行こうとして、駅に戻ったら、駅ビルともいえるモディの地下にやまかつというとんかつ店を発見。

 
とはいえ、駅ビルの地下みたいな場所だから、あまり期待できないのでは?と思っていたら、店頭に高座豚を使っているという貼り紙がある。メニューを見てみると、かつ重1,050円)が載っていたので、迷わずに入店。

  

 値段の割にカツが小さくて、薄いな。でも、しっかり煮込まれているのに、カリカリとした食感が残っているし、味付けも甘さは抑え目で、自分の好み。
 
最初に食べた一切れはパサパサしていたけど、それ以外は柔らかかった。一方、量的に高座豚を堪能できないのが残念。臭みは感じないものの、肉を食べている感じがしない。カツ丼としてのダイナミックさに欠ける。★★★



 晩飯は横浜中華街へ。前から気になっていた
北京飯店に行ってみる。ネオンサインとかが立派なので高級店かと思っていたんだけど、店内を覗いたら、テーブルもイスも安っぽい。店内に入っても、地方の中華のファミレスといった感じ。日本橋のたいめいけんのようでもあるな。

 なあんだと、メニューを見たら、結構高めの価格設定でビックリ!! 結局、麻婆豆腐(1,680円)と写真が載ってなかったけど、ビーフトマトライス1,570円)を注文。
 値段が高めなのに、平日の夜でもお客が結構いるってことは、期待できるのかも。

 なんだか似たようなものが運ばれてきた


 麻婆豆腐は塩っぱいな。味付け自体は悪くないんだけど、辛さより、塩っぱさの方がきになる。また、カレーのような風味がある。ターメリックでも使っているのかな?凄く量があるように見えるけど、実はかなり上げ底で、たいしたことはない。

 全部
食べられないこともないけど、最近血圧が高いといわれていることもあり、半分も食べずに残してしまった。

 ビーフトマトライスは平塚駅西口にある八海で食べた牛肉とトマトの炒め物が忘れられなくって、思わず頼んでしまったけど、この店のは出来損ないのイタリアンといった感じ。牛肉が信じられないくらい柔らかいのが唯一の救い。こちらも7割くらいしたら、食べ続けるきがしなくなってきた。

 
値段を考えて、お薦め度は


10月24日(金)

 横浜中華街に到着し、行っていないリストに載っている
にいったら、改装のため、しばらく休業するとのこと。

 
そこでしばらく歩いて、こちらもリストに載っている酔楼本店に入ることにした。ちなみに、2軒先に別館がある。
 店中は派手な飾り物が多く、出入り口が席に近いためもあり、ちょっと落ち着かない。

 
麻婆炒飯900円であったけど、麻婆豆腐単品(1,000円)レタス炒飯900円)を注文

  

 麻婆豆腐は値段が安いためか、量は少なめ。味付けはかなり甘く、ピリリと辛く、塩っぱくって、濃い。虎ノ門の元華のように、サラダの上に掛けて食べたいくらい。
 
豆腐はフワフワで軽いわけでもなく、木綿のように粗くてずっしりとしているわけでもない。極めて普通。

 
レタス炒飯はレタスの食感が絶妙!これまで何度かレタス炒飯を中華街でも試したけど、一番自分のイメージに近いデキ。もう少し油を控えてくれれば良いんだけどな。

 
評価は両方とも ★★★。なんだか料理として生気を感じない。くた〜っとしている。そういえば、店内も活気がないな。


10月25日(土)

 手術後初めて東京サージクリニックに行って、鼻の中に詰められているものを交換することに。
 衣服はそのままだけど、手術の時に使ったようなクッションのない担架のようなベッドに寝かされて、詰めものを出していくんだけど、
痛い、痛い、痛い!!
 私が
涙をボロボロさせながら、全身硬直して耐えていると、『そんなに力が入っていちゃあ、詰めものの交換ができないので、力を抜いてください』と先生にいわれるんだけど、自分で体をコントロールできない。

 先生がちょっと諦め気味になって、部分麻酔を使いだしたみたいだけど、なかなか効いてこない。
 どうやら、こんなに痛がる患者は珍しいようで、先生も看護婦さんも不思議というくらいの表情をしている。

 詰まっていたものを全部出したら、今度は新しい詰めものを入れていく。鼻の奥の喉の辺りまで突っ込まれているようで、考えるだけでも全身が硬直してしまう。時間にしたら、10分位なんだろうけど、1時間くらいかかったような気がした。
 
 ようやく交換が終わり、フラフラしながら立ち上がると、ノートパソコンくらいの大きさの金属製の容器一杯になるくらいの量で血だらけの詰めものが山積みになっていた。

 『次回からは量も少ないし、そんなに痛くないですよ』と先生にいわれたけど、来週もこんな痛い思いをするくらいなら、2度と病院には来たくないくらい。でも、もう手術をしてしまったので、逃げるわけにもいかない。仕方ないので、次回の診療の予約をして病院を出た。(下の写真は病院の待合室にあるイスです。)

  


 横浜中華街に到着し、
招福門に向かった。この店も、店内の雰囲気が外から分かりづらいのでとても入りづらい。ちなみに、週末だと必ずといって良いくらい店頭に行列ができていたけど、飲茶目当てのお客さんで違うフロア。
 麻婆豆腐を食べられる
7階のレストランはお昼時ということもあり、満席ではないけれど、結構お客さんが入っている。

 
麻婆豆腐(1,470円)、季節野菜のあっさり炒め(1,470円)、大海老のチリソース2,100円)、蟹肉とレタスの炒飯1,680円)を注文。


 早速、野菜の炒め物が運ばれてきた。文字通り、あっさりした味付けだけでなく、火の入り方が絶妙なので、それぞれの素材の味だけでなく、食感の違いを感じることができる。なかなか好印象。でも、値段の割に量が少ないな。

 
麻婆豆腐の豆腐は水分を抜いてから調理しているのか、不思議な食感。歯当たりは堅いのに、食感は軽い。どちらかというと高野豆腐に近いかな。味付けはこってりしていて、甘辛く、塩っぱいな。
 
他の料理が生き生きとしているのに、麻婆豆腐だけが枯れた味という印象。


 海老チリはケチャップを使ってないのかな?味が安っぽくなく、まろやか。海老自体は、大海老というほどデカくないけど、食べてみたらプリップリ!

 炒飯はご飯がパラパラ。中華街でナンバーワンかもしれない。また、この料理だけ量がかなり多い。具材のレタスやインゲンの食感は全体にリズムを与えている。
 
 
麻婆豆腐は ★★★ だけど、全体的には上品な味付けで美味かった!


10月28日(火)

 中華街の外れにある萬来亭は、店構えも大したことがないので、後回しにしてきた。そろそろ全店制覇も見えてきたので、いってみると、いつも満席で、金曜日などは予約がないとダメだといわれてしまったくらい。
 
この日は結構お客さんが少なかったので、入店することに。

 
メニューを見てみると、意外に手頃な価格設定。どうやら、焼きそばが人気のようである。なので、麻婆豆腐(940円)と上海焼きそば780円)を注文。
 箸が器の上に載って運ばれてきた(渡し箸)。

  

 豆腐が土曜日に食べた招福門のように、軽いんだけど、歯当たりが堅い、不思議な食感。味付けも招福門に似て、甘辛くて、こってりしている。
 また、四五六菜館のようにいろいろな具材が使われていて、挽き肉は粗めで、肉の味がするし、鷹の爪と一緒にニンニクもかなりの量が使われているようである。

 豆腐は好みがわかれるとは思うけど、なかなかのデキ。量も一人にはちょうど良い。

 一方、焼きそばの量が凄い 普通の店なら2〜3人分ありそうだ。
味付けは麻婆豆腐と同じように、甘くて濃いめ。スナック菓子のような感じ。

 店員に一番人気がある焼きそばはどれかと聞いたら、この上海焼きそばというので注文したけど、具がほとんどないのは残念。隣で食べている具沢山の焼きそばの方が美味そう。
 
粛々と食べ続けたけど、味がしつこいので完食はできなかった。

 
両方とも ★★★


10月29日(水)

 かなり心配していたんだけど、鼻の方は何事もなく落ち着いてきたようだ…。
 この日は会社から帰宅後、薬を鼻の中に噴射していたら、腹が痛くなったのでトイレへ。

 
便座に座った瞬間、鼻水が垂れてきたかと思ったら、鼻血!!それも、真っ赤でサラサラしている!!そんな鼻血が出たら要注意と病院でいわれていたから、もうビックリ!! しかもポタポタじゃなくって、流れ出てくる感じ…。

 
もう、顔も、手も、そして床も血だらけ…。
 
幸か不幸か、トイレットペーパーがあったので、鼻の穴に詰めたけど、すぐに真っ赤になる。
 
本当に、救急車を呼んで、バルーンを使って止血してもらおうかと思ったくらい。

 しばらくトイレで上をみて休んでいたら血は止まったけど、かなり心配になってしまった。
 
明日からしばらくスーツで会社に行くのはやめようかな…。


10月30日(木)

 関帝廟そばにある
翡翠楼の店頭にはデッカイメニューの写真が並んでいて、店内の雰囲気が全く分からない。

 
その写真をみてみると、どうやら翡翠色のスープの中にチャーハンが置かれた翡翠チャーハンが目玉メニューのようだ。麻婆豆腐との相性は良くなさそうだけど、試してみることにした。
 
店内はとても簡素な印象。居心地は悪くないけど、1階には客はいないので閑散としている。麻婆豆腐1,200円)と翡翠チャーハン1,050円)を注文。
 麻婆豆腐には、
花椒が上にサッとかかっていて、なかなか美味そうだ。

  

 うん、美味い! 甘めの味付けだけど、味に深みがあるので、ご飯に載っけて食べたら、ガンガン行けそう。豆腐もあまり軽くなく、量は少なめだけど、料理としてしっかりとした存在感がある。かなり辛いんだけど、麻婆豆腐だけでもたべられる。

 
チャーハンが運ばれてきた。

 
なんじゃあ!?想像はしていたけど、その通りの物体が運ばれてきたので、ビックリ!! でも食べてみたら、味がしっかりしていて、結構美味い。イカ、エビとともに、細切りで載っている具材がコリコリ、シャキシャキとした食感なんだけど、貝柱や鮑などの貝類なのか、エリンギなどのキノコ類なのか、細すぎて分からない。

 2品注文して、両方とも美味いのは珍しい。でも、チャーハンに気を取られているうちに、豆腐から水が出てきて、ちょっと印象が変わってしまった。とはいっても、食べられなくなったわけではない。

 
気になっていた相性も、味付けの方向が全然違うので問題なし。チャーハンの量が多いので要注意。カレーライスのようにドンドン入ってしまう。結局、完食してしまった…。★★★★

 他に客がいなかったので、会計の時に男性店員に聞いてみたら、例の具材は干し貝柱とエリンギだそうだ。さらに、金華ハムも使っているらしい。なかなかのこだわりだけど、突然の質問にちゃんと答えられた店員も偉い!


10月31日(金)

 相方にお奨めの新大久保にある韓国料理店を聞いたら、おんどるだった。
こちらはレポート済だけど、次のお勧めはどこかと聞いたら、プングムだという。
 この店も同郷の友人とかと集まる時にはよく使うらしい。話を聞いていたら、我慢できなくなって、早速行ってみることにした。

 新大久保駅の改札を出て、右に曲がって大久保通りの右側をずっと歩くと、500m弱のところにお店がある。最初は、ちょっと薄暗い雰囲気が好きじゃなかったけど、店内には韓国語が溢れ、凄い熱気を感じる。まるでソウルの居酒屋にでもいるような感じ。なかなか良い雰囲気ではないか!
 壁にはハイスクール気分でいろいろなコメントやイラストが貼り付けられている。(その意味を聞いたら、大したことはないようだ)

 相方のお奨めの料理を一通り注文。
 まずは海鮮チヂミ(1,995円)が運ばれてきた。


 うんめ〜っ!けど、チヂミというより、ネギ焼きだな。シャキシャキとした食感はたまらないけど、粉っぽくはない。冷めると風味が落ちるので、運ばれてきたら、一気に食べ切ることをお奨めします。
 
まあ、普通のチヂミもおんなじか。

 サムギョプサル普通(924円)と(1,029円)がある。普通の方は一度冷凍された肉を使っているというので、もちろん生をお願いした。また、注文は2人前からなので注意! 写真の肉の量が1人前。メニューの写真よりも肉が分厚くてマンモス ウレピー!

  

 でも残念ながら、サムギョプサルはやっぱりおんどるという感じ。この店だってそんなに悪くないけど、せっかくの生肉なのに、焼き上がった後のジューシーさでは敵わない。

 ヤンニョムチキン(大2,625円 小1,575円)は小を注文したんだけど、凄いボリューム。もっとも、小でも結構高いけどね。柔らかい鶏肉と甘辛いタレが良く合う。でも、こちらもおんどるの方が美味いと思う。


 会計したら、4千円くらいだった。かなり残してしまったので納得価格。1割引のクーポンもお店のサイトにあるので、ぜひ持参しましょう!
 評価は ★★★★。正直、全体的にみたらおんどるの方がお奨めだな。まだ、両方とも1回ずつしかいっていないので、偉そうなことはいえないけどね。
 肉料理の値段はあまり高くないけど、それ以外の料理はちょっと高めの価格設定だったのも減点対象。
 
また、相方のお奨めじゃなかったチゲなどの料理はイマイチだった(アドバイスは素直に聞くべし)。


11月1日(土)

 またまた鼻の詰め物を交換するために
東京サージクリニックへ。手術時より、手術後の方が涙が出るくらい痛かったので、気がのらなかったけど、この日はあっという間に終了。次回は2週間後というし、その後はあまりレポートすることもないので、このあたりで終了します。


 で、手術後はやっぱり横浜中華街へ。
 
中華街マップを見ていると、マリンスタジアム側に一軒入ったことのないお店があるようだ。早速、行ってみることにした。

 お店の名前は
廣東。まるで中に入るのを拒むような店構え。
 
中に入ってみると、喫茶店のような小洒落た雰囲気。でも、土曜日の昼飯時だというのに客はいなくて、1人しかいない女性店員が昼飯を食べていた…。

 麻婆豆腐1,200円)とともに、青いラーメンベイスターズラーメン)というのがあったので試してみることに(600円)。あとは 水餃子600円)を注文。
 
どんなラーメンが出てくるのかな?


 水餃子からエビの香りがする。早速たべてみると、中のスープが溢れたりはしないけど、具だくさんでなかなか美味い。

 
麻婆豆腐は不思議な風味。なんだかカレーのような感じ。かなり辛いけど、出す前に中国山椒がかけられたようである。でも、豆腐がフワフワで、麻婆豆腐だけでも食べ続けられるしっかりとした味付け。


 ラーメンはブルーというより、かなり緑がかっている。どちらかというと、ペパーミントグリーンという感じ。スープはどんな材料を使っているのかわからないけど、超あっさり!細めのストレート麺との相性は良い。

 
だけど、ホームランを量産する打線と、リーゼントのハマの番長が束ねる投手陣を持つチームと、こんなに上品なラーメンは合わないと思う。やっぱり、食べたら舌が真っ青になるくらいの勢いが欲しい。
 
★★★の上。


11月2日(日)

 国道1号をクルマで走っていると、東戸塚付近に来たときに、とんかつ屋を発見。それほど美味そうでない店構えだけど、入ってみることにした。

 店の名前は
しのぶ屋店内はどこにでもありそうなソバ屋風。イスのクッションは薄いので長居する気はしないカツ丼は980円。
 
注文してから10分強で運ばれてきた。量は少なめだけど、美味そう。

  

 肉は薄くて、筋があるけど、ジューシーなので印象は悪くない。でも、肉もご飯も量が少ないな。
 
衣は煮込まれていないところもあり、カリカリとした食感が残っている
 評価は ★★★。ちなみに、相方が注文したひれかつ定食(1,000円)はハムカツのようにペラペラだった…。


11月3日(月)

 まだ入ったことがない店のリストを見ると、天外天が載っていたので、早速いってみることにした。祭日ということもあり、店内には結構お客がいる。席自体はゆったりとスペースがとられているけど、店内はオリンピックみたいな曲が流れていて落ち着かない

 メニューを見てみると、小龍包が4個付くセットがあり、
1,500。中華丼や担々麺とかを選べるんだげど、なんか高いと思ったので、単品メニューをみてみたら、中華丼は850円で、小龍包は5個で500円!?
 
単品ベースで小龍包1個は100だから、中華丼と合わせると1,250円??なんとお得に見えるセットメニューの方が高い!!さすが『騙した方より、騙された方が悪い国』だけある…。

 
店員に確認したら、あっさりとセットメニューの方が高いことを認めた…。物価上昇のために単品の価格をあげたいのにできないためだという。でも、不思議なのは単品メニューの方は最近できたばかりなので、どう見ても辻褄が合わない。

 
中華料理店は本当に気が抜けないな。巷でもいろいろと問題になっているしね。すでにお店に入っていたので、麻婆豆腐1,000円)と五目チャーハン(850円)をしぶしぶ注文。

  

 味付けはあっさりとしていて、塩分控えめ。豆腐はフワフワでなかなか美味いんだけど、無茶苦茶辛い!!! 辛くてむせかえるくらい。しかも、5〜10秒くらい遅れて辛さが来るから要注意。ただし、あまり辛さが残らないので、爽やかな辛さということになるかな。大汗をかく程ではない。

 
五目チャーハンが意外に美味い。なんでもないような、極めて普通の具材と味付けなんだけど、ご飯はパラパラだし、味付けがしっかりしていて、チャーハンだけでも食べ続けられる。

 
麻婆豆腐の豆腐からは水が出てきたけど、とろみが強がったので許容範囲内。
 
味的には ★★★★。くらいつけたいところだけど、★★★。お店として信用できなそう…。


11月4日(火)

 横浜中華街にある横浜大飯店は基本的に食べ放題の店。バイキングスタイルではなく、注文後に料理を作るオーダービュッフェ。試しに店頭のメニューを見たら、麻婆豆腐の下に値段が載っていた…。どうやら単品でも注文できるようだ。全店舗制覇のためには仕方ない。入店することにした。

 
席に着いてメニューを見てみると、麻婆豆腐の単品は1,260円。食べ放題は2,480/人。店員に聞いてみたら、食べ放題の麻婆豆腐と単品の物は量が違うだけで同じだという。また、独りでも食べ放題はオーケーとのこと。
 
どっちにしても麻婆豆腐だけじゃあ済まないので、食べ放題にすることにした。

 
店内は明るく、ファミレス風。若い女性客がほとんどだけど、不思議と居心地は悪くない。
 
3種冷菜盛り合わせ鶏肉のユウリンソース、そしてもちろん麻婆豆腐を注文。

  

 前菜はまあ仕方ないけど形だけの感じ。ある意味期待通り。

 
麻婆豆腐はやはりかなり量が少ない。味付けは思っていたよりまともで、中華街では平均かな。もっと不味い店はたくさんある。豆腐はフワフワだけど、すぐに水が出てきた

 
一方、ユウリンソースの方はレンジでチンしているのかも知れないけど、外はカリカリで、中は意外と柔らかい。

 その後、
小龍包貝柱の中国黒豆炒めなどを注文。黒豆炒めは見た目はしょぼいけど、ライスに掛けたらなかなか美味い。

 小龍包は皮が厚くて、箸で雑に持ち上げても、絶対に皮が破れないと思う。緊張感が全く沸かなかったけど、肉汁一杯。味自体は悪くない。

 ということで、麻婆豆腐は ★★★。お店としても ★★★。独りでも気兼ねなく入れるのはアリ。でも、わざわざ中華街にまできてこの店に入ることはないと思う。


11月6日(木)

 仮に
店構えに高級感がなくったって、店内が見えないとなんだかはいりづらい。その点、中華街にある鳳城酒家は店内が見えないのに、不思議と入りづらさは全くない。でも、実際に中に入ってみたら、お客が誰もいなかったので、かなりひいてしまった。

 
メニューの写真を見てみると、店頭のサンプルより美味そうだ。でも、結局定番の麻婆豆腐(1,155円)と特製チャーハン(945円)を注文。
 
麻婆豆腐が小さめのスープ皿のような器に入って運ばれてきた。

  

 かなりとろみが強くて、熱いので、なかなか食べられないけど、豆腐はフワフワだし、濃いめの味付けは美味いではないか! とろみが強いので、むしろ豆腐から水が出てきた後の方が食べやすそうだ。

 
それより好印象だったのがチャーハン。味付けがしっかりしていて、ご飯がしっとりしているのにパラパラ! 単品だけでも食べ続けられる。

 
心配していた豆腐の水は出ていたとは思われるけど、全然気にならずに、結構量があったけど、なんと完食! 両方とも美味かった。値段の割には量も多いし、平日の夜とはいえ(日本シリーズの第5戦が行われていた)、他に客がいないのが不思議なくらい。

 
やっぱり、入り口で座っている猫のせいかな?結構有名な猫みたいだけど、料理店に動物がいるのを嫌う人は多いから、招き猫にはなれないのかな? ★★★★ 値段も安いし、別の料理も試してみたい。


11月7日(金)

 この前いった、荏原中延にあるおでん屋
蒲真のことが気になって仕方ない。特に、肉料理が美味かったな…。
 と思っていたら、昔の取引先の2人と飲みに行くことになり、たまたま2人とも馬込住んでいるというので、
蒲真に行くことになった!

 店内に入り、生ビールとともにおでんをまず頂く。この前も書いたけど、おでん屋でおでんが美味いのは当たり前。ということで、肉料理に移った。


 う〜ん、美味い!これだね!!焼き鳥(各150円)も美味いけど、豚バラ肉(1本200円)は煮込み(300円)、さつまあげ(1皿480円)は忘れずに、ぜひ試していただきたいところ。

 昔話に花を咲かせた2人も料理が美味くて大喜びしていたけど、やっぱり一番エンジョイしていたのは自分かな。
★★★★。住所 : 東京都品川区中延2-15-16 電話 : 03-3782-2591 


11月8日(土)

 最近、週末に戸塚(横浜市)に来ることが多く、この日もカーナビでそばにある店を検索したけど、戸塚駅そばの店は周辺情報らしくなかなかお店を見つけられない。半分あきらめ始めた頃、かなり車幅の狭い街道沿いに
とんかつ めぐみを発見。
 駐車場がないので、ちょっと離れているけど、スーパーヤマカの有料駐車場に駐車。住所が戸塚区戸塚町なんだけど、かなり駅から離れた所まで来てしまった感じがする。

 
いかにも『昭和の定食店』という感じ。キッチンの横にはな食品衛生がらみのステッカーが所狭しと貼られている。自慢なのかな?それとも自信がないから…?
 価格はかなり安め。メニューの右端に書かれているとんかつ定食750円。でも、もちろんかつ丼(700円)を注文。野菜サラダ400円。

    

 美味い! 味付けが絶妙で、一口食べた瞬間にスーパーチャージャーが働く。
 カツは小さくて、薄く、かなり細く切られている(幅は1センチ位)。しっかり煮込まれているので、カリカリ感はないけど、ある意味、カツ丼らしい。
でも、カツの上にワカメが載っているのは初めて。

 
肉が薄いのはとても残念だけど、この味付けはまた来たくなるくらい魅力的。
 
★★★。かつ丼にはサラダが付かないから、一緒に野菜サラダ(400円)を注文することをお奨めします。  住所: 横浜市戸塚区戸塚町1586 スーパーヤマカ並び 電話: 045-864-1116


11月10日(月)

 
同發本館は横浜中華街の大通りの角にある。新館がかなり店構えが立派なのに、本館の方がこじんまりとしているのはなんか不思議な気がする。トヨタ自動車豊田自動織機の関係みたいな感じなのかな。

 中国語のポップスが流れる店内は、最近改装したので、さらに本館という感じはない。むしろこちらの方が新館という感じ。
 
でもメニューを見てみたら、さすが同發。一品料理はみな2,000円くらいする。店構えが一般的だからと気楽に入ったら、痛い目にあうかも。
 
麻婆豆腐1,680円とかなり高め! 一方、牛肉のカキ油うま煮ご飯840円と意外に庶民的な価格。

 
麻婆豆腐が運ばれてきた。なかなか美味そうではないか!量はかなり多い

  

 美味い!いわゆる『本場四川風』ではないけど、かなり美味い!少々甘めの味付けだけど、椎茸が味に深みを出しているし、生姜がきいていて、筋が一本通っている感じ。

 
豆腐はまるで玉子豆腐か杏仁豆腐のようにフワフワ。思わず運ばれてきてから、ずっと食べ続けてしまった。でも、それでもなくならないくらい量が多い…。

 牛肉のご飯は、せっかく運ばれてきたのに、麻婆豆腐に気を取られてしばらくほったらかしにしてしまったけど、こちらも食べてみると美味いではないか!
麻婆豆腐と同じように甘めの味付けだけど、生姜がきいているのかな? 牛肉は癖がなく、柔らかい。中華ならではの仕上がり。

 
ただ、具は肉しかないのでかなり単調。なので、試しに牛肉にカラシをつけて食べてみたら味に変化が出た。

 一方、
ご飯が解凍したもののようで、ベチャっとしているのは残念 というか致命的

 
麻婆豆腐は ★★★★★ 牛肉ご飯の方は ★★★両方とも2〜3人でシェアするのがよいと思います。


11月11日(火)

 中華街にいって、
明蘭餐庁(みんらんさいちん)に入ってみた。店内は明るくって、居心地は悪くないんだけど、トイレが汚いな。

 どうやら四川料理の店のようで、超激辛麻婆豆腐1,500円)がイチオシ料理のようなので、チャーハン(700円)といっしょに注文。結構辛いと店員がいっていたけど大丈夫かな?ちなみに、普通の辛さの麻婆豆腐は1,200円である。

 麻婆豆腐が運ばれてきたけど、
なんだか見た目が地味だな。

  

 確かに辛いけど、景徳鎮のように唐辛子が焦げたような感じではない。一方、豆腐が安いものをつかっているようで、軽くてフワフワではないんだけど、ザックリとした素材感溢れるタイプでもない…。
 
中華味噌の味はしっかり出ているので、なんとか豆腐料理という感じにおさまっている。

 
チャーハンは極めて普通。味気ないくらい。逆にいえば、辛い麻婆豆腐と相性が良い。

 
量は少ないお陰で、かなり辛かったのに、なんとか完食できた。でもその間に水分をほとんど摂らなかったから、だんだん辛さに強くなってきたのかな? 評価は ★★★。辛い割には結構美味かった。とはいえ、普通のバージョンの麻婆豆腐を食べに来ようとは思わない。


11月12日(水)

 
昨年末から始まった、麻婆豆腐で横浜中華街制覇も大詰めを迎え、残すところ5軒くらいかな?中華街マップを広げて消し込み作業を始めたんだけど、どの地図にも載っていない店が多くて、かなり大変! さらに閉店したり、その後すぐにその場所に別の店が開店したりと、いつまでたっても作業が完了しない…。
 
といっていても仕方ないので、粛々と1軒1軒消し込んでいくしかない…。

 
会社を出て、横浜中華街に到着後、まず瑞雲に向かったけど、昨日に引き続きお休み。どうしたのかな?

 
別の店に向かう途中に、この前入った紅花が四川料理店になっている…。これで、あと6店になった。

 
その先を曲がって、上海路に入ったところで、富貴楼を発見。かなり寂れた店構えで入りづらいんだけど、店頭のメニューに麻婆豆腐が載っていたので入ることにした。
 
店内は意外と明るく、よくある定食屋風。だったら、もう少し店構えを手直しすればよいのに。もちろん、客は私1人。

 
麻婆豆腐800円)とともに五目ウマニハン700円)を注文。
 10分くらいで運ばれてきた。麻婆豆腐はイマイチだけど、中華丼は美味そう。まずは麻婆豆腐からいただくことに。

  

 ん??美味いではないか!? 特に特徴はないんだけど、食べ続けられる味。角が取れた感じかな。また、塩分が控えめなのがありがたい。
 
器がラーメン丼みたいなので、凄い量かと思ったら上げ底。でも、値段を考えればこんなものかな。
 豆腐は手で崩したようだ。不規則な形をしているけど、食べてみるとフワフワ。

 
中華丼の方はまずとろみがないことに気が付く。ウマニというのは結果的にとろみのことをいうのかと思っていたので意外。味付けはちょっと甘塩っぱい醤油味という感じで悪くない。醤油せんべい風かな?高級感は全くないけどね。

 
しばらく麻婆豆腐をほったらかしにしていたら、水がかなり出てきた。運ばれてきた時のとろみはない。まるでスープのよう。でも挽き肉にしっかりと味付けされていたので、なんとか食べ続けられた

 
う〜ん、期待値は上回ったけど、★★★
 
帰り道に2軒入ったことのない店を発見したので、これで残り8軒になってしまった。


11月13日(木)

 横浜中華街にいったら、瑞雲は今日もお休み。特に張り紙なんてないから、やめてしまったのかな? まあ、こんな事を書けるのも、今週は毎日来ているからだけどね。

 
昨晩、まだ入ったことのない店を紙に書き出してみたら、1軒増えて、残り9軒だったことが分かった。だけど、この分だと瑞雲には入れそうもないので、8軒と思った方が良さそう。

 
翠鳳本店は昨日入った富貴楼の斜め前。店内は高級感はないけど、落ち着いていて悪くない。麻婆豆腐1,575円)はあまり辛そうじゃないので、ネギと焼豚油そば788円)を注文。

 
のびてしまうといけないので、麺からいただくことにした。

  

 うっ、美味い! とはいえ、中太の麺は軽く縮れていて、気合いが全くはいっていない感じ。具材だって、細切りのチャーシューと白髪ネギくらい。だけど、まるでニュー麺(って知っているかな?)のようなスープは、まるで和食のようで、とても優しい味がする。
 
もっとも、期待値が低かっただけかもしれないけどね。

 
麻婆豆腐は見た目はパッとしないけど、意外と食べられる。運ばれてきた時から、豆腐スープみたいな感じだけど、中国山椒が上にかかっているようで、舌が痺れるような辛さ。豆腐は先に水を抜いてあったのか、おからのような食感。

 なんだかんだで、両方とも完食 評価は ★★★ くらい。

 これで、あと7件だな。


11月14日(金)

 
この日も瑞雲はお休み。どうしちゃったのかな? さらに周辺を徘徊していると、市場通りの三蔵飯店だったところが蓮香園新館に変わってしまったことを発見! さらにその先の菜香にも、どうやら入ったことがないようだ。現時点で2軒増えて、制覇まで9軒になってしまった…。

 
でも、その蓮香園の店員が呼び込みをしていたので聞いてみたら、屋号は変わったけど、店員とかは変わっていないという。それなら入店済みということで、ラスト8軒に戻すことに。


 
もう少し散策を続けていると、宝福楼というお店を発見。入ったことがないようなので、あまり難しく考えないで入ってみることにした。

 メニューを見てみると、
鶏焼き飯鶏かけご飯(ともに735円)が目に付いた。他店では見たことがないと思って聞いたら、ご飯の方があんかけで、焼き飯の方は普通のチャーハンだけど、鶏肉が使われているという。なんだかあんかけという感じではなかったので、焼き飯を注文。もちろん、麻婆豆腐(小: 840円)とともに、焼き餃子(630円)もお願いした。

 店内は落ち着いてはいるけど、箸袋に書かれている『高級中華料理』というのはかなり無理がある。高級店では、オバチャン店員がデニムパンツ赤いエプロンということはないだろう。


 焼き飯はなんてことないんだけど、しっとりしていて好印象。鶏肉は全く主張しないけど、中華街にしては塩味が強いのがアクセントになり、量が少ないこともあって、一気に完食してしまいそうになった。

 
麻婆豆腐もとてもシンプルで、オーソドックスな味。ちょっと甘めの味付け。豆腐が軽くて、丁寧に切り揃えられている。生姜を使っているのかな? 味が意外に単調にならず、こちらも食べ続けてしまう。

 餃子はちょっと値段が高いけど、かなりのボリューム。包み方からして手作り。ちょっと油っぽいけど、魂が入っている感じ。食べてみると、皮がモチモチで、中はジューシー!!

 
最初は4つ★にしようかと思ったけど、もし餃子を注文していなかったら、かなり寂しい印象だったに違いないと思い直し、★★★

 
食後、さらに徘徊を続けていたら、宝福楼にもはいったことがないようだ。制覇までラスト8軒!


11月15日(土)

 いよいよ残りのお店をメモを見ないでもいえるくらいになってきた。この日は相方が一緒だったので、独りでは入りづらい店ということで、
萬珍楼に入ってみることにした。

 
さすが高級店! 店内は都心の高級ホテルの中華料理店のような雰囲気で、調度品を含めて高級感溢れる。昨日の“(自称)高級店”とは大違い。絶対に独りでは来たくない!

 メニュー見たけど、なかなか決められそうもなかったこともあって、3,500円の
朱雀コースと麻婆豆腐を注文。コースの料理は :
   @ 彩サラダ
   A ふかひれ五目スープ
   B 大海老のマヨネーズからめ
   C 彩り点心(海老シュウマイ、ふかひれ蒸し餃子)
   D 地鶏の梅肉蒸し
   E 牛肉、つけもの炒飯
   F 杏仁豆腐 山桃シロップ
   G 萬珍楼特製烏龍茶  
お茶!?

 と、正直あまりパッとしないけど、食べてみるとなかなかのデキであった。


 サラダはゴマとともにピーナッツを使っているのかな? 目新しさはないけど、シャキシャキとした食感で、とても好ましい。上に載せられた鶏肉も丁寧に仕上げられている。また、大海老のマヨネーズ和えにはカラシをつかっている(写真なし)。

 
麻婆豆腐は小を頼んだのに、凄い量。ちょっぴり辛いけど、甘みと塩分が控えめなので、とても上品に仕上がっている。でも、しばらくすると辛さが蓄積されていたかのように遅れてやってきた。といっても、もちろん汗をかくようなレベルではない。


 なんといっても、この麻婆豆腐の特徴は他のコース料理と違和感なく食べられるところ。なんでだろう。他店だと、コース料理から大きく浮いたような存在になってしまうことが多いのに。逆にいうと、ダントツに美味い!という訳でもないけどね。

 そういえば、コースの料理も方も、1つ1つが活き活きとしているような印象。素材かな?作り手のこだわりかな?

 テーブルに置かれている香辣脆シャンラーツィ)はちょっとだけ辛いけど、甘みと香ばしさがますので掛けた方が美味いと思う。写真の鶏肉は取り分けてくれたので1人分。これも美味い! これとビールがあればなんにもいらない感じ。

 
いや、もう満足! 意外に炒飯がくる前に腹がいっぱいになった。麻婆豆腐を追加したためかな? 華正楼の5千円のコースより、こっちの方がおすすめ。 ★★★★

 ちなみに、その
炒飯はパラパラだけど、味は淡白。このままだと物足りない。試しに香辣脆を入れてみたら、風味がまして、食べられるようになった。とはいえ、腹いっぱいになっているので、半分くらい残してしまったけどね。

 
締めのお茶はすっきり、さっぱりで食後にぴったり。まあ、当り前か…。



 夜には平塚駅そばにある焼き鳥店
鳥竹へ。
 この店に来る度に、最初に出してもらえるチキンスープに感嘆してしまう。本当は、真っ先にビールをいただきたいところなんだけど、やっぱりこれを頂かないわけにもいかない。とてもシンプルな味だけど、美味いなあ…。

 まずは椎茸(3本で480円)をいただいた。
ホクホクでこりゃ美味い! 腹が減っていたこともあって、あっという間に完食。


 お次の銀杏(3本で540円)はモッチモチだし、焼き鳥(タレ・塩:1皿800円)も柔らかくって、ジューシー!
 前回は一人だったので、このくらいでお腹が一杯になったけど、この日は相方が一緒なので、さらに追加注文!ガンガン行きましょう!?


 鳥はつ(1皿480円)も柔らかく、ジューシーで、特有の臭みもない。まるで良質の牛肉のような食感。
 他にもいろいろ頼んだけど、この日の白眉はなんといっても大葉の包み揚げ。もちろん、外側は
カリッカリに揚がっていて、大葉の香りがぷ〜ん! そして塩味がきいているので、ビールが欲しくなる。一方、中は具沢山で肉汁溢れる。たまんないね!

  

 ★★★★★ 相方も大満足。もう、お奨めなんてもんじゃないです。また行って、ガツガツ食べたいな。


11月16日(日)

 この日も横浜中華街へ。これで7日連続だから
1週間、毎日中華街で麻婆豆腐を食べたことになるな。

 ちょっと悩んで、最近関帝廟通りに開店した
謝朋酒楼に行くことにした。席に着いてから店員に聞いたら、前にあった紅花とは全く別の店だとのこと。

 メニューの写真を見てみると、結構美味そう。成都陳麻婆豆腐(1,680円 :
結構高い!)とともに、肉糸糸担々麺(840円)、餃子(630円)を注文。


 餃子は小龍包のように超ジューシーで、味も ★★★★★ 絶品だね!

 
担々麺はとても美しい。細めのストレート麺はザクッとした食感でたまらない! スープはあっさりと仕上がっていて、ゴマの粒がざらつくようなことはない。また、上に載っているタケノコとかもシャキシャキで食感に変化を与えている。


 麻婆豆腐の豆腐はフワフワだけど、味付けはやはりかなり辛く、とろみが強い。でも景徳鎮のように唐辛子が焦げたような感じはなく、香辛料がざらついたような感じもない。美味い!

 
でも後半は、担々麺は味に深みがないためか飽きてくるし、麻婆豆腐の方も完食するにはかなり辛いのでもてあまし気味。
麻婆豆腐とタンタンメンは ★★★★の下。
 とはいえ、
この店はどれを注文しても4つ★くらいは行きそうだ


11月17日(月)

 この日入った慶華飯店は閑散とした広東道に店を構えるけど、さらに看板らしきものはないし、飲食店には全く思えない店構え。半地下にある店内は板張りで、まるでちょっとくたびれた美容室のよう。2階席も通りから見る限りは閑散としていそう。
 さらにこの店のお隣は、11月1日に入った廣東。こちらもあまり目立つ看板はないので、一帯としてはあまり賑やかではない。

 メニューを見てみると、麺類やご飯類はお手頃なのに、一品料理になると2千円くらい。結構、高いな。
 
よくメニューを見てみたんだけど、麻婆豆腐が載っていない…。でも、試しに店員に聞いてみたら、作れるという(値段不明)…。
 
一緒にカキ油入牛肉飯(735円)を注文。

  

 ずいぶん赤色が鮮やかだな。クリスマスのようだ。
 
超辛いのかと思っていたら、あまり辛くなく、むしろ塩味がちょうどよくきいていて美味い! 豆腐はまるでできたてのようにフワフワ。

 
ご飯の方はあんかけではないので、とろみはなく、ビチャビチャで、食感が今ひとつ。オイスターソース炒めのようなものをイメージしていたので、ちょっと違和感があるな。味は見た目通りあっさりしているけど、独特の風味があるので食べられる。

 
会計したら1,995円なので、麻婆豆腐は1,260円かな? 麻婆豆腐は見た目も評価に入れて ★★★★。ご飯の方は ★★+。

 
これでラスト6軒!? そして8日連続中華街で麻婆豆腐!


11月18日(火)

 横浜中華街に到着し、
菜香市場通り店に入った。上海路にある新館はかなり評価が高かったから期待がたかまる。その一方、姉妹店の珠江飯店はイマイチだったけどね。
 
ネットとかでみると、さらに姉妹店が中華街以外でも横浜駅と川崎駅そばにあるようだ。ある意味チェーン店に近い経営状況ともいえる。

 
店内は高級感はないけど、明るく、居心地が良い。屋台村のような雰囲気だけど、平日だというのにほぼ満席で、活気があるので違和感がない。
 
一方、店入った時に、女性店員に人数を聞かれたので、『独り』と答えたら、一瞬嫌な顔をされたけどね。

 
メニューを見ると、全体的に美味そうな写真が載っているけど、特にご飯物はユニークな料理が多く、どれも美味そう。
 
麻婆豆腐1,300円)スペアリブ黒豆ソースのせ蒸しご飯950円)をお願いしたら、蒸しご飯は30分くらいかかるとのこと…。仕方ないので、五目あんかけチャーハン(1,000円)にした。

  

 あっ、美味いなあ…。 いわゆる麻婆豆腐のように辛くなく、普通の美味い豆腐料理という感じ。でも、ちょっと塩っぱいかな。白いご飯の上に載せて食べたい…。

 
というところで、五目あんかけチャーハンが運ばれてきた。
 
こっちも美味い!チャーハン自体はしっとりした玉子チャーハンなんだけど、あんの味付けが最高!具だくさんで、これだけで完食できる。まるでギャル曽根のようにスプーンに山盛りにして、口を大きく開いてチャーハンを口一杯に頬張る。量がかなり多いので、これを何度繰り返してもまだ残っているのが嬉しい。
 ただ、麻婆豆腐との相性は味が似ているので正直良くない

 
評価なんだけど、辛さをほとんど感じない物を麻婆豆腐と呼んで良いのかというところがひっかかる。なので、★★★★の下。

 
会計のときにチラシをもらったので見たら、なんとこの店は1124日に閉店になり、同じような雰囲気の店が新館1階を改装してオープンするという。最初に知っていたら、ラストの軒数を減らすために入らなかったかも。でもまあ、美味かったんだから良しとしよう。


11月19日(水)

 中華街大通りにあった
中華楼龍門に変わった。この前に龍門本店に入った時は麻婆豆腐は大したことはなかったので、消化ゲームと考えて、麻婆豆腐(1,260円)と担々麺を注文。さったと食べて、家に帰ろう。
 
10分もしないで、両方が運ばれてきた

  
 

 結構美味いではないか! 豆腐はフワフワ。味付けは中華味噌の味が前面に出てくる。また、とろみが強い。全体的に中華山椒がかなり使われていて、むせかえる位辛い

 
担々麺もなかなかのデキ。細目のストレート麺は噛みきった瞬間、ザクッという食感がたまらない。
 
一方、スープ自体はしっかりしているんだけど、塩っぱ過ぎる。麻婆豆腐を食べ続けているせいか、この前の健康診断で血圧が高いといわれたので、気になり、スープはほとんど残してしまった。

 
予想通り、麻婆豆腐の豆腐からは水が出てきたけど、この位がちょうど良いかも。とろみも辛みもかなり緩くなった。

 
外は木枯らしのような冷たい風が吹いているというのに、私の頭は大汗をかいてビショビショ…。
 
両方とも ★★★。これで0日連続だな。


11月20日(木)

 
横浜中華街の香港路にある謝甜記 貳号店はお粥がメインの店。正直、中華のお粥は味がはっきりしていないので、あまり好きではない。もちろん、食感も変化ないしね。
 
さらにこの店の本店の麻婆豆腐はあまり良い評価でなかったので、全く気が乗らない。

 
でも、ここに入ればラスト3軒!日曜日には感動のフィナーレが待っていると思ってうつむきながら入店…。
 
最初はお粥を注文しないで麺類にしようかとも思ったけど、10月〜2月限定のカキ粥を注文。もちろん、麻婆豆腐の小840円)も注文。
 まずはカキ粥からトライ!

  

 かなり熱いな。んっ!塩味がはっきりしている。自分としては、中華街で一番美味いかもしれない。
 
カキは大振りのものが生で5つ別皿で運ばれてきて、目の前で店員がお粥の中にぶち込んだ。ちょっと、大胆過ぎないかなあ?
 
麻婆豆腐が運ばれてきた。結構美味そうだ。

 
んんんっ!美味い美味い! 基本的に本場四川風で、結構辛いのに、ちゃんと豆腐料理として成立している。豆腐はフワフワだし、味付けの方も中華味噌と挽き肉の混ざって味に深みがある。さらに塩分控えめなのも素材の味を引き出しているのかもしれない。

 
また、驚いたことに、もっと辛いのが好きな人のために中国山椒をテーブルに置いていった! 最近麻婆豆腐をまわりの人よりは食べている私ですら、かけようと思わないくらい辛いというのに!

 
生だと嫌なので、カキを食べないでいたら、カキの味がご飯に移っていて、味の深みが増している。う〜ん、美味いなあ〜。平日の夜でもいつもほぼ満席なのも納得できる。
 
★★★★★ お粥も美味いではないか!

 帰り道に、入ったことがない店が残っていないか確認していたら、今年の春に征服したと思っていた加賀町警察署前に2軒新しい店ができていた…。さらに、その先の中華街かどうか悩むくらいのところにも1軒発見…。ということで、征服まであと6軒となってしまった…。
 
嫌だ!もうそんなに食べられない!誰か私を止めてくれ!


11月21日(金)

 
酔仙酒家石川町の駅から横浜中華街に向かうと、3番目に近い中華料理店。ずっと食べ放題の店かと思っていたんだけど、実は普通の店だと最近気が付いた。

 店は角に面していることもあり、窓が多く、店内は開放的。でもまあ、中華のファースト・フード店のようでもある。

 
麻婆豆腐(1,050円)とともにカキのブラックペッパー焼きそば(980円)を注文。焼きそばは『老酒を練り込んだ酔仙麺を使っていているので、麺にスープや具材の味がすっと馴染む』という。なんだか分かったようで、よく分からない説明。まあ、まずは食べてみよう!
 麻婆豆腐が四角い器で運ばれてきた。なんだかすごい量だな上には中国山椒が掛かっている。

  

 結構美味いなあ。豆腐がかなり細かく切られているので、豆腐料理という感じじゃないけど、豆腐自体はフワフワ。見た目通り、結構辛いけど、ヒイヒイいうほどでもない。味噌の味がしっかり出ていて、味に深みがあるので、白いご飯と食べても合うと思う。

 
焼きそばが運ばれてきた。老酒の香りが強くする。この後運転するんだけど、大丈夫かな?
 
小振りだけど、かなりの量のカキが使われている。味付けはブラックペッパーなんだけど、老酒とカキの味がせいで、かなりユニークな味付けになっている。こんな味を他店では食べたことがない。

 
麺は梅蘭のように、柔らかい麺をフライパンで両面焼いて、硬焼きそばのような食感を出している。でもかなり水分が抜けた感じで、しっかり焼けているのでなかなかほぐすことができない。

 とはいえ、両方の料理とも
思っていたよりしっかりした物が出てきたので、逆にびっくりしたくらい
 
期待値が低かったせいもあるかも知れないけど、かなり美味かった。焼きそばだって、梅蘭よりこちらをお薦めします。

 
★★★★さあ!あと5軒!


11月22日(土)

 この前も簡単にレポートしたけど、加賀町警察署前に2軒、新しい店が開店した。早速、そのうちの1軒の
金香楼に相方と入ってみた。

 
店内は薄暗く、隣りのテーブルとの間には池があり、席自体にも余裕がある。かなりの高級感!できたばかりのためか、お昼時なのにかなり空いている。

 メニューを見ると、
セットメニューもあるけど、1,000円以下のランチメニューが結構あり、内容からするとかなり安い。四川マーボー豆腐の山椒辛子煮の単品(1,680円)とともに注文。ちなみに、広東風の麻婆豆腐もあり、1,260円。


 ランチのセットから運ばれてきた。なんだか、デッカイし、ゴージャス!構成としては、いろいろなものがチョビチョビと付く感じで、主従関係がはっきりしない。でもまあ、この値段のランチとしては充分。女性向けなのかな?


 麻婆豆腐の辛さはそれ程でもないけど、ちょっと塩っぱいかな。豆腐は見た目よりも軽くて、柔らかい。さらに下にはレタスが敷いてあるので、シャキシャキとした食感も味わえる。
 
一方、おひつで運ばれてきたご飯は超美味い!

 セットで付いてきたアンニン豆腐が美味い美味い! ご飯とデザートが美味い店はあまり聞いたことがないな

 
ランチメニューだけでは寂しい感じだけど、麻婆豆腐のお陰でかなり豪華さが増した。
 
評価は ★★★★。2人で3,460円ならまあまあ満足。もう少し味が良ければいうことないんだけどね。



 生まれて初めて横浜にある三渓園に寄って、のんびりした時間を過ごした後、平塚に移動して、友人たちと
安っすい焼き肉店に向かう。
 店の名前は、なんと
大衆焼肉。そのまんまのネーミング。さらに、店舗はここだけでなく、平塚市内や伊勢原にも支店があるというから驚く!


 カルビは400円。上ロースはちょっと高くて500円。もちろん、ホルモンもある。一方、ビールは500円だけど、サワー類は350円なので、もう食べて、飲むしかないという感じ。

 最初は店内の年季の入り具合にちょっと引き気味だったけど、酒が入ればもう全開!
 値段を全く気にしないで食べ続け、会計をしたら1人2,000円強。女性陣もいたけど、安い!!こういう食べ方、飲み方もありだな。

 自分は気に入ったけど、ダメな人は、全くダメだと思うので、お奨めはあまりできないな。
★★★★


11月23日(日)

 中華街制覇まであと3軒。天気が良いんだけど、中華街に行かなくてはいけないので、遠出はできないなあ…。

 この日は
最近発見した広東百家菜 錦臨門に入った。とても安っぽい店内。開店してから間もないので、汚くはないけど、まるでファミレスのよう。
 
一人1,575円のコースがあったので、こちらを新広東風マーボー豆腐鍋1,580円)と一緒に注文。
 
 コースの
前菜の前に、麻婆豆腐鍋が運ばれてきた…。鍋というけど、四五六菜館のように鍋焼きではなく、平皿に入った麻婆豆腐を熱した器に客席で移し換えるという代物。


 辛さを選べるので、辛くしてもらったら、かなり辛い。麻婆豆腐だけで食べ続けるのは無理。オーソドックスな仕上がりだけど、シソの葉と思われる風味があり、味自体は悪くない。そして、豆腐はかなり軽い。

 
麻婆豆腐は手強いので、他の料理と一緒に食べようと待っていても、なかなか運ばれてこない…。
 
しばらくしてチョロチョロと運ばれてきたけど、揚げ物が冷たくなっていたりと散々のデキ。これじゃあ、紹介する意味もないので、コース料理の写真もなし。

 
麻婆豆腐は ★★★だけど、お店としては★★。

 
さあ、あと2軒!!


11月24日(祭)

 
昼から冷たい雨が降っている…。おまけに、帰りの電車は新川崎で座れた…。となれば、一気に大船まで乗って、自宅のある平塚まで帰りたいところだけど、一方、麻婆豆腐の方はラスト2軒で、連続14日間と記録更新中。

 
ということで、あまり気の乗らないまま横浜中華街に来てみれば、ラスト2件のうちの1軒である康華楼はお休み…

 
そこで、萬珍楼点心舗に行ってみた。この店は元々入りづらいんだけど、祭日ということもあってか、かなりお客が入っていて、一層入りづらい…。
 
また、この店に先に入ってしまうということは、ラストが大衆的な康華楼になってしまう…。

 
そこで、いろいろ考えた結果、一昨日入った金香楼にもう一度入ることにした。その時に、広東風マーボー豆腐を食べていなかったことが気になっていたのである。

 
広東風マーボー豆腐1,260円。一緒に海鮮あんかけご飯980円)と焼き餃子550円)を注文。
 
やっぱり、店内の雰囲気の割には一品料理でも高くはないな。なのに席がガラガラなのは、開店してから間もないからかな?


 海鮮あんかけご飯は凄い量!具材的にはエビとホタテの貝柱くらいで大したことないけど、見た目がきれいなので、ちょっと豪華に見えてしまう。
 
味付けは、かなりあっさりしているんだけど、やっぱりこの日もご飯が美味いので、先ほどの高級感を保っている。

 
麻婆豆腐はマイルドな味付けかと思ったら、かなり辛い豆腐は同じものを使っているんだろうけど、味付けがしっかりしているためか、かなり軽く感じる。

 
餃子はかなりジャイアント!皮がモチモチなので、期待して食べてみたら、中は超ジューシーで肉汁が溢れる。この日に頼んだ料理の中ではダントツ。値段も含めて ★★★★★ を送りだい。

 
その3つの料理とも凄いボリュームなので食べきれない。注文した時に、再度人数を確認された意味が分かった。

 
また、餃子のお皿に入った醤油をこぼしたら、頼んでもないのに、すぐに机を拭きに来てくれた。お客が少ないからかも知れないけど、かなり気持ちが良いものだ。

 
麻婆豆腐は ★★★だけど、お店としては、予算が少ないけど高級感を味わいたい人にお奨めです。


11月25日(火)

 
広東料理 康華楼は中華街の外れ、スタジアム寄りにある。人によっては、この場所は中華街ではないといいそうな感じ。
 
店内はどこにでもありそうな中華料理屋風。高級感は全くない。とはいえ、こんな店でも金曜日とかに来てみると、混んでいるんだから、もしかしたら名店かも知れない。

 麻婆豆腐(880円)、牛南飯880円)、餃子580円)を注文。


 麻婆豆腐は見ても、食べても、なんだか赤いオイルに浸かっているようで、違和感がある。豆腐はフワフワなんだけど、赤いオイルとの相性はあまり良くない。

 
辛さはピリリとするくらい。山椒を置いていってくれたけど、こちらも今ひとつ。どんな山椒が入っているのか分からない。そして、結構掛けても味はあまり変わらない。
 
でも、全国平均よりは美味いと思う ★★

 
横浜中華街では、焼き餃子をやっていない店は多いけど、やっている場合は、そのレベルはかなり高いと思う。
 
この餃子の皮はかなり薄いんだけど、カリカリで、ガブリと噛みつくと肉汁が口の中に溢れる! 最高である! 昨日に引き続き★★★★★

 
バラ肉ご飯が運ばれてきた時に、八角の香りが鼻腔を駆け抜けていった。なかなか美味そうではないか。
 
早速食べてみると、ご飯がベチャベチャ…。甘めの味付けは生姜がきいているようで悪くないんだけど、肉はそれ程特徴がない。ちょっとパサパサで、脂が落ちたような感じかな。★★★。

 
ということで、この店では焼き餃子を焼きたてで食べて下さい。

 
会計の時に店員さんに聞いてみたら、餃子を作るときに、煮こごりと一緒に包んでいるとのこと。やっぱり!


11月26日(水)

 
いよいよフィナーレである。最後のお店は萬珍楼点心舗である。

 加山雄三谷村新司を呼んで、
大合唱したいところである。黄色いシャツでも配りたいところである。

 
自分自身を誉めてあげたい気もするし、な〜にバカやっていたんだろうと、頭をパコパコ叩きたい気もする。

 
約1年半かかったけど、横浜中華街にある食べ放題ではない全てのお店の麻婆豆腐を、今日、制覇する。

 
そして、同時に17日連続で横浜中華街で麻婆豆腐を食べたことになる。

 外から見ていると、店内は高級そうで、独りではかなり入りづらい。といっても、ここで引き下がる訳にはいかないから、しばらく息を止めて、歯をくいしばって店内へ。

 
お店の自動扉をくぐった瞬間に店内に拍手が沸き起こった!

 
なんだなんだ!私が今日、横浜中華街を制覇することを知っているのか!?
 まさか、会社の同僚がお店に事前に連絡して、
サプライズパーティを企画していたのか…??

 
まさかと思ったけど、やっぱり中国琴のライブ演奏が行われていて、そのうちの1曲がちょうど終わったところだったようだ…。そうだよなあ…。でも、ビックリしたな。

 
店内の雰囲気は、できたばかりで気持ちよいんだけど、高級感では本店に及ばない。
 
麻婆豆腐の小1,600円。海老春巻(680円)、五目炒飯(1,100円)麻豆腐から運ばれてきた。

  

 あまり辛くなく、むしろ塩っぱい。萬珍楼本店とは味付けがかなり異なる。かなりマイルドな印象。

 
春巻きはパリパリの皮とトロッとした中身がベストバランス!奇異なところはないけど、さすが老舗というデキ。

 
炒飯が美味い!あんかけ炒飯のような、その店の代表的な料理を頼もうかと思っていたけど、敢えてその店の実力を試す意味もあって、オーソドックスな五目炒飯にして良かった。ご飯はパラパラなのにしっとりしているし、味付けもあっさりしているのに物足りなさはない。炒飯だけでも食べ続けられる。
 
横浜中華街でナンバーワンだと思う。五目炒飯が1,100円とは、ちょっと高いと思ったけど、これだけ美味くて、量もかなりあるので、2人で食べたらむしろ安いと思う。

 麻婆豆腐も本店で試した香辣脆シャンラーツィ)をかなり入れたら(小瓶の半分近く)、甘くなったけど、辛みが増して、味に深みがでた。美味い! 麻婆豆腐は ★★★★

 谷村新司には歌ってもらえなかったけど、
中国雅楽に見送られながら店をでた。


 これで、横浜中華街を麻婆豆腐で全店制覇です!(食べ放題の店を除く)


11月27日(木)

 この日も横浜中華街にいって、これまでに発見した
美味しい物をもう一度食べてみることに。

 石川町駅を降りて、中華街大通りに向かう途中に左手に薄明かりが…。なんだかお店のようだ…。

 さらにそのお店に近づくと、店名は
広東料理 天龍菜館というようだ。ということは、麻婆豆腐をやっているかも…。そして、もちろん食べ放題の店ではない…。ということは…入らなければ…。

 
超汚い店内と店員。日本一清潔感のない店といっても過言ではないかもしれない。新聞は乱雑にテーブルに置かれているし、壁の一面はクリームイエローのシャッターのまま屋台の方がマシかもしれない。
 その店員に麻婆豆腐をやっているのか聞いてみると、
残念ながらやっているという。仕方ないので店内に。


 どうやら3階くらいで調理した料理を爺様が外の階段を降りて運んでくる。絶対に生物は食べたくない。
 
一方で、こんな店がなぜ残っているのか本当に不思議はっきりいって昨日の店とのギャップがありすぎる。

 
店内にエアコンがあるのが奇跡!?

 
麻婆豆腐(800円)と五目炒飯600円)を注文したけど、お金を置いて食べずに帰りたい


 肉は挽き肉ではなく、焼肉定食の肉のような感じ。手で崩したと思われる豆腐はフワフワ。どんなとこで仕入れたか想像もつかないけど、食べてみると意外と美味い…。塩味が控えめなためかもしれない。

 
チャーハンは油ギッシュで、まるで友達のお父さんが作ってくれたような感じだけど、塩味がきいて美味い…。でも、私の方が上手く作れると思う。

 
いろいろ書いたけど、もちろんこの店はお奨めしません。よっぽど胃腸が丈夫か、インドや中国の田舎に長期滞在したことがあるひとなら大丈夫かも。
 
 
味としては ★★★ だけど、★の色はお勧めできないからだな。

 
炒飯の油のせいか、食後は唇が光ってた


11月28日(金)

 
麻婆豆腐で中華街を制覇したっていっても、『食べ放題の店には入ってないんじゃん』(横浜風に)とお考えのお方は多数いるのではないかと思います。本人がそう思っているんだから、間違いないと思います。

 そもそも、食べ放題の店を外したのは、本当に料理が美味ければ、食べ放題にすることなく、普通に注文すれば良いはず。食べ放題にしているのは、自分の店の料理に自信がないからだと判断したから。
 でも、本当なのだろうか??

 ということで、今から20年近く前に入った時に、その点心の出来栄えに『
さすが、横浜中華街』(でも冷やし中華は超不味かった)と脱帽した大珍楼に入ってみた。当時は食べ放題じゃなかったけどね。今は週末は2,880円だけど、平日は2,380円。


 麻婆豆腐も他の料理もかなり量が少ない。いろいろな料理が食べられるのは良いけど、味的にも物足りない。豆腐はフワフワだけど、ご飯に掛けて食べようとは思わない。
 
やっぱりこの店は飲茶料理だな。特に椎茸のエビすり身のせは最高!ぜひ注文して欲しい。

 
麻婆豆腐は ★★。 飲茶料理は ★★★★。飲茶はさすがという感じ。
 
この値段なら文句はないけど、デザートメニューがもっと充実していればよいんだけどな。


11月29日(土)

 昨日は食べ放題で失敗したので、この日は
心龍(シンロン)で久しぶりに白い麻婆豆腐を食べてみたくなった。


 白麻婆豆腐(単品:1,180円)はあっさりしているのに、味にコクがあり、ご飯に良く合う。麻婆豆腐らしく、ピリリと辛い。やっぱり豆腐料理として完成されている。★★★★★
 担々麺(ランチセットで980円)は相方が注文したんだけど、ちょっともらったら、とても滑らか。また、先回もレポートしたけど、見た目が素晴らしいと思う。器にも気を使っているようだ。

 また、セット付いてくる春巻き水餃子も含めて、みんな美味いけど、この日は
牛肉のオイスター炒め(セットで980円だと思ったけど、サイトで見ると、ランチセットで630円になっている。だけど、餃子とかも付いてこないし、ランチメニューは価格変更があったようだ)に持って行かれた。この値段なのに肉は柔らかいし、味付けは最高!ご飯の飛び道具という感じ。

 
そして締めの杏仁豆腐もさっぱりとしていて 納得の980円(11月29日当時)だな。


11月30日(日)

 
重慶茶楼は中華街に独りで来た人にお奨めといっていたけど、まだ1度しか入ったことがないので、確認のために入ってみることにした。

 喫茶店みたいな店構えなので、とても
入りやすい。店内が外から見えるからかもしれないな。その一方、日曜日の昼間だけあってすごい混みよう!
 麻婆豆腐(750円)と五目あんかけ焼きそば(900円)、牛バラ肉かけつゆソバ(800円)を注文。

  

 麻婆豆腐はやっぱり美味い!そして辛い!
 
豆腐は木綿豆腐のように存在感があるけど、味付けがしっかりしているので違和感がない。ご飯に掛けたら、ご飯が進みそう。

 
五目焼きそばは柔らかい麺を両面焼いているけど、梅蘭のようにカリカリとした食感までは至っていない。その麺を食べてみると、かなり細く感じて、他店にない食感。こちらも美味い!


 牛バラ肉ソバのバラ肉は八角の香がかなり強い。嫌いな人は要注意。軽くあんかけ状態になっているけど、味付けは全体的にはむしろあっさりしている。スープの方はコクがあって、美味い!
 
麺は多分焼きそばと同じ、細めのストレート麺だけど、アルデンテのように芯が残っている。

 
肉は量・質ともに文句のつけどころがない。ただし、飲茶の店だけあって、3品とも料理の量は少なめ。
 
麻婆豆腐はもちろん美味いんだけど、作り置きのような感じがしたので、★★★★とランキングダウン。お店としては5つ★


 食後は天気も良かったので、
横浜港大さん橋国際客船ターミナルに行ってみた。前々から何度も行こうとしたんだけど、天気や気温などの影響もあって、恥ずかしながらこの日が初めて。
 残念ながら、海外から来ている客船はなかったけど、ポカポカとした日差しの中、ヨットのデッキのような場所を歩くのは気持ち良い。

 設計はアレハンドロ・ザエラ・ポロファッシド・ムサヴィ。やはりイギリス人か…。日本人だとこういう発想はできても、完成度がイマイチだもんね。最後の最後にケチるからかな? ちなみに、床材はブラジル産のイペという硬い木材が使用されているとのことです。

 中華街で腹いっぱいに食べた後に散歩してみたらいかがでしょうか?入場は(デッキ部分は)無料です。腹ごなしの運動が終わったら、また中華街にいって、麻婆豆腐を食べまくりましょう!!


12月1日(月)

 月曜日、そして
1日だというのに、いきなり群馬県太田市に日帰り出張になってしまった。

 
天気が良いので、気持ち良くクルマを飛ばしていたら、かなり早く群馬県に到着。国道407号を走っていると、街道沿いにある妻沼屋という、そば屋さんを発見。看板にとんかつも書いてあったので入店することにした。

 
結構、しっかりとした店構えだけど、店内は至って大衆的。ミニカツ丼のセットがなんと650円!であるけど、両方ともしっかり食べたかったので、カツ丼(650円)もりそば400円)を注文。
 正直、街の立ち食いそば屋レベルくらいかなあ…?

  

 昔ながら(?)のカツ丼である。やはりカツは揚げ立てではなく、衣は厚く、煮込まれているので、かなり重い。
 
肉は薄くて硬い。そして味付けはかなり甘い。

 
はっきりいって良いところがない…。ご飯がとりあえず 食べられるレベルなのが救い。

 
そばも手打ちにしては長さや幅が一定なので、どこかから仕入れていると思われる。

 
カツ丼もそばも ★★。残念…。 住所: 太田市高林東町1790ー1



 会議は思ったより早く終わった。結局、この日も横浜中華街へ行くことにした。

 しかし、どの店に入るのか決められない…。
既に全店制覇しているんだから、やっぱりもう一度麻婆豆腐を食べてみたい店、美味かった店に行くべきなんだろうけど、その店を決められない…。結局、どちらにしても麻婆豆腐を食べることには変わりがない。

 
グランドスラムを達成したテニスプレイヤーも同じような感覚なのかな。次の目標が決められない…。とはいえ、もう1回すべての店に入るわけにもいかない。

 そこで、考え方を変えて、美味い麻婆豆腐ではなく、一緒にたのんで美味かった料理を基準にして考えてみることに。
 
ちょっと考えて、聚英五目そばということになり、行ってみたら定休日…。

 
そこで先日材料の切り方に感動した愛香楼に行ってみたら、そのはるか向こうに赤いサインがでている…。気になったので行ってみたら、客満堂という店がいつの間にかオープンしていた!

 
店内に入り、メニューを見ると、かなり値段が全体的に安い。ちょっと考えて、マーボー豆腐(580円)とレタスチャーハン600円)を注文。

  

 んんん?結構美味いではないか! 豆腐は杏仁豆腐のようにフワフワ。味付けは塩分控えめで、辛さは中国山椒を使っているのか、数秒遅れてやってくる。そして、結構辛い!

 
ただ、とろみを出すための片栗粉が溶けずに、ドロッとした塊になっているのは残念。

 
チャーハンは出された時にドームが崩れていて残念だけど、こちらは塩味がきいていて、良いアクセントになっている。また、レタスのシャキシャキ感がたまらない。ご飯はパラパラだし、ちょっと油ギッシュな所を除けば、いうことないデキ。

 
マーボー豆腐は★★★。片栗粉が玉になってなければ合格だったのに…。


12月2日(火)

 横浜中華街に到着後、昨日休みで入れなかった聚英に行ってみた。店内に入り、メニューをみないで、麻婆豆腐(1,200円)と食べたかった海鮮そば1,050円)を注文。ちょっと通っぽくなってきたかな?

  

 豆腐は本当にフワフワ。辛さはピリ辛くらい。塩気もきつくないし、ご飯に載せても良いし、単品でも食べられる。量は少なめだけど、独りには充分

 
海鮮そばのあっさりスープは最高!!このスープに細いスパゲティのような腰がある麺が良く合う。

 
量がちょっと少ないかなあと思っていた時に、小ライスを薦められたのでお願いした。やっぱり、麻婆豆腐は白いご飯だな。ご飯自体も美味かった。

 
その一方、しばらく海鮮そば中心で食べていたら、豆腐からかなり水がでてきた。まあ、あれだけ軽くて、フワフワなんだから仕方ないか。

 
あっという間に完食。会計したのは7時前。大崎で電車に乗ったのが6時前だったのが信じられない。
 
なのに、とっても満足している。ああ美味しかった。やっぱり名店だね!

 会計の後、女将さんとちょこっと話したけど、酢豚とかもお奨めとのこと。
 
麻婆豆腐は ★★★★くらい。海鮮そばは★★★★★!!


12月3日(水)

 
この日は5時半からミーティングが入ってしまった。しかも、自分が発表者だから、人知れず退社することもできない。とはいえ、こんなミーティングで連絡記録が止まってしまうのも面白くない。

 
そこで、『2倍速』と称して、いつもの倍のスピードで話して、1時間の予定のところを30分で終わらせてしまった。
 
評価はまるで手で崩した麻婆豆腐の豆腐のようだったけど、終わるやいなや横浜中華街に向かった。

 
入ったのは石川町駅にかなり近いところにある千禧楼(せんきろう)。実はこの店のショーウインドウに飾られた麻婆丼のサンプルが、なんだか分からないけど、ずっと気になっていたのだ。
 
マーボー豆腐かけチャーハン丼(850円)と々麺800円)を注文。ちなみに麻婆豆腐の方は2月12日に入って、3つ★半。


 担々麺のスープはピリ辛で酸味が強いので、スーラー麺のよう。麺はストレートだけど、担々麺としては太めなこともあり、あの畳表を揃えるときのような独特な食感はない。

 
チャーハンのマーボー豆腐は結構本格的で、結構辛い。豆腐もフワフワ。だけど、チャーハンの方はあまり特徴がない。
 
★★。まっ、こんなものかな。


12月4日(木)

 
5時半になったので、『お先にマーボー!』といって帰ろうとすると、最近では『お疲れマーボー!』と同僚達からいわれるようになってきた。

 
この日もどの店に入ろうか悩む。悩みながら歩いていると、回転飲茶の店(!)が目に入った。店の名前は天天常常回転坊見たところ、1階の酔仙酒家と同じ経営にみえる。

 2階にある店内に入ると、饅頭しか載っていないコンベアが静かに回っている客は私独りこれじゃあ、回転飲茶というより回転休業という感じ
 料金は1人2,100円だけど、
メニューをよく見ると、各料理に値段が入っている。一皿単位でも注文できるようだ


 四川麻婆豆腐や酢豚は結構マトモ。普通の麻婆豆腐(麻婆豆腐は2種類ある)なんて、紹興酒がきいていて、なかなか美味い。お客が少ないので、一皿一皿注文後につくってくれるからかな。

 
だけど、小龍包の皮が分厚かったり、ブロッコリーが痛んでいたりと、やはりかなりレベルが低い。

 一方、コンベアを独り占めして食べるのは、早めに温泉に入って独り占めにしているようで、気持ち良いものだということに初めて気が付いた。
 
評価は ★★

 
これで25日連続。ここのところ塩分を取り過ぎで、血圧がさらに上がっているのか、よくフラフラする。鼻をかんでも、いつも微熱ならぬ微鼻血状態…
 
誰か私を止めてくれないかな。


12月5日(金)

 お昼に八丁堀にある取引先に荷物を届けにいったら、すぐそばにとんかつ屋さんがあるではないか!しかも、お店は小さいけど、店頭には行列ができている。

 お店の名前は
貴膳店内はスーツ姿の男性のみで一杯。建物自体は決して新しくはないけど、活気があるので、居心地は悪くない。かつ丼は800円。
 
10分くらいで運ばれてきた。カツ丼らしい、甘くて良い香りがする。カツはしっかり煮込まれているけど、見た目はなかなか美味そうではないか!

  

 ん〜!残念ながら、肉がかなり薄い。味付けが最高なので、とてももったい無い。また、衣はやはり煮込まれていて、揚げ立てなのにカリカリ感もない。

 
都心部といっても、これで800円は高いので、★★



 いっそこの際、横浜中華街の
食べ放題の店も制覇してしまおうか!という気が段々してきた。『中華街の食べ放題の店を除く全店』というのは、自分なりに説得力があるとは思うけど、なんだか中途半端である。

 ということで、会社をあがって中華街に到着し、前から気になっていた
皇朝へ。この店の中華饅頭は中国のチャンピオンが作っているらしく、実際食べてみてもなかなかのデキだったので、なんどか購入したことがある。

 バイキングの方も、土日には店頭に長い行列ができるくらいの人気店。
オーダー・バイキング(1階)は2,480円、ビュッフェ・バイキング(2階)は1,680円ということで、バイキングのスタイルも選ぶことができる。麻婆豆腐のことを考えて、オーダーバイキングへ。
 
やっぱりできたてが美味いでしょ!?

 店内は意外と狭くて、2掛けテーブルが9つあるだけ。壁になんの飾り付けもないから、ドトールとかの喫茶店のよう。
 
麻婆豆腐を注文したら、5分もしないで運ばれてきた。明らかに作り置き。

  

 見た目は麻婆豆腐のようだけど、辛くもなく、惣菜屋さんのおかずのよう。全体的には飲茶より一品料理のほうが美味い。また、写真のチャーシューも結構美味かった。

 
でも麻婆豆腐も全体的にも ★★かな この店に行列を作って、こんな料理を食べたとしたら、さぞがっくりしたことと察する。

 やっぱり、食べ放題の店で、美味い麻婆豆腐は期待できないようだ。


12月6日(土)

 中華街の
聚英の海鮮そばは美味い!聚英の海鮮そばは美味い!聚英の海鮮そばは美味い! と、このくらいいえば良いか。

 その美味さを誰かに伝えたくって、相方を連れてまた行ってみることに。
相方には海鮮そば(1,050円)、自分用としては初めてチャーシュー麺(750円)を注文。もちろん、麻婆豆腐(1,200円)もお願いした。

  

 チャーシュー麺の醤油スープは海鮮そばのパイタンスープにちょろっと醤油を垂らしたような印象で、超あっさりだけど、味に深みがあって最高!!チャーシューも中華街品質で、噛めば噛むほど味がでてくる。

 この店に初めて来たんだったら、海鮮そばを食べてもらいたいところだけど、2回目だったら、ぜひとも醤油スープのメニューにトライしてもらいたい。

 もちろん、初めて海鮮そばを食べた相方は、
感激の涙を流している…。そうだよな。その気持ちはよくわかる。美味いもんな。

 
麻婆豆腐のデキにはバラツキはなく、いつもの味。余裕で合格。★★★★

 
この店はお奨めだな。


12月7日(日)

 久しぶりに蓄膿の手術後の確認のために
東京サージクリニックにいってみたら、まだ完全ではないという。もう、そろそろ2か月になるというのに…。
 そして、
次回の診察は半年後といわれた…。正直、その時期に病院に行くことを覚えている自信がない…。

 ということで、しばらく東京駅周辺に来ることもないかと思い、地下街を歩いていると、
とんかつ おりべを発見。カツカレーもやっているけど、カツ丼もやっているので入店することに。

 メニューを見てみると、
カツ丼はロースとヒレが選べて860円。スペシャルW玉子セットは100円で、とじ玉子を1個プラスできる。 次回挑戦してみよう。

  

 美味いなあ!肉は厚くて柔らかい。カツは揚げ立てで、衣が薄く、あまり剥がれない。

 
一方、肉に火が通りすぎて、パサパサになっているとけろがあったり、煮込み過ぎて、衣のカリカリはなくなっている、だけど、このあたりは好みの問題かもしれない。
 
ただ、基本的に味付けが甘めなのは気になる。また、味噌汁がインスタント風で面白味がない。

 
とはいえ、この場所で、この味で、この値段なんだから大満足。 ★★★★
 でも、日曜日のお昼で満席なんだから、平日だったら行列ができているだろうな。 住所: 中央区八重洲2-1八重洲地下街中4号 電話: 03-3271-8098 

 自宅のそばに姉妹店でもないのか知りたくて、会計の時に、女性店員に『
この店はチェーン店ですか?』と聞いたら、すごく嫌な顔をされて、『違います!』といわれた。そんな失礼なことをいったかな?と思ったけど、後日ネットで調べていたら、なんとてんやを展開するTEN CORPORATIONが経営母体のよう。
 なんだ、チェーン店みたいなもんじゃん!だとすると、あの嫌な顔はどういう意味だったのかな?



 晩飯は中華街へ。
 
杜記 別館にこの前入った時は、店名が新錦江だった。その当時から、『杜記 別館』と店頭とかに書かれていたけど、店名を換えたようだ。

 その時はお店ができたばっかりのためか、
なんだか店の雰囲気が怪しかったので、850円の麻婆豆腐のセットしか注文しなかった。でも、麻婆豆腐は4つの合格だったので、他の料理を食べなかったことがとても心残りだった…。

 今回は相方も一緒だったので、
麻婆豆腐(1,300円)、ジャジャ麺(680円)、アサリの黒豆炒め(1,200円)、五目海鮮かけ炒飯(800円)を注文。どんなものが運ばれてくるのか楽しみである。


 豆腐が本当に柔らかくって、フワフワ。フワフワ度では中華街ナンバーワンかもしれない。一方味付けは辛い辛い!、と思っていたけど、すぐに慣れてしまった。不思議。
 
麻婆豆腐の評価は今回も ★★★★★4つ半にしようか悩んだくらい。

 ちなみに、本館というべき杜記は★2つ半だった。同じグループの店でなんでこんなに印象が違うんだろう…。この店の麻婆豆腐はドロドロしていて、エンジンオイルみたいだった…。まあ、自分の体調も影響しているのかもしれない。

 
アサリの炒め物は想像通り美味いんだけど、味付けはあっさりとしているのかと思っていたら、かなりしっかりしていて、濃いくらい。ご飯と合いそうだけど、味的に麻婆豆腐に近いかな。不思議と箸で引っ張り出さなくても、簡単に身がとれるので食べやすい。


 うんめ〜!あんかけ炒飯は超うまい! 炒飯はしっとりとした、玉子炒飯なんだけど、これに掛かるあんが絶妙の味! 本当に箸が止まらない!カラフルだしね!

 ジャジャ麺にはモヤシをはじめいろいろな小皿が付いてきて、あんのようなスープを掛けた後、自分の好みで味付けができる。全体的には、ピリ辛の油麺という感じ。麺は極太の縮れ麺。その量が凄くて、ラーメンだったら2玉分はあると思う。味付けは紹興酒を使っているのか、独特の風味。キュウリの味が加わると、冷やし中華のような味になった。こちらはイマヒトツ。

 お店全体として、
値段の割に量もあるし大満足。★★★★。また来たい!


12月8日(月)

 これまで何度かレポートしたけど、中華街にある
優味彩は予算が厳しいけど、美味い物を食べたい人にお奨め。
 この日は
前回虜になってしまった、豚肉のほほ肉のオイスターソース炒め1,200円)麻婆豆腐定食(900円)を注文。

  

 麻婆豆腐は前回より今回の方が見た目は悪いけど美味い! 前回は豆腐がこんなに崩れていたかな?その豆腐はかなり軽く、フワフワ!結構辛いけど、その分ご飯が進む。

 
美味いいい!!豚肉の炒め物は記憶通りの味。肉は柔らかいし、味付けが最高!!でも、もしかしたら、アスパラガスの質が落ちたかもしれない。
 
なんていっておきながら、ライスをお代わりしてしまった!

 
一方、セットのスープは全く合わないし、漬け物もしょぼい。

 評価は
★★★★。麻婆豆腐は安くて美味いんだから、いうことないんだけど、5つ★にする気にはならない…。それは、もしかしたら、他の料理の方が美味いからかも知れない。


12月9日(火)

 昨晩で横浜中華街で麻婆豆腐を食べる連続記録が29日になった。ところが、この日の晩にはオーストラリアで教鞭をとっている友人が久しぶりに帰ってくるので飲み会がある…。

 
どうでもよい記録だけど、あのイチローですら達成したことはないはずだし、伸ばせるなら続けていきたい。なんといっても29日というのがとても中途半端である。

 
ということで、会社をサボって(フレックス出社で)お昼に中華街に行くことにした。

 
平日のランチで中華街に来れるなら、絶対おすすめなのが、重慶飯店の別館と新館。高級店なのに、1,000円前後でセットメニューを楽しめる。しかもデザートとコーヒー付き!
 
ちなみに、不思議と本館は辛いだけで全然美味くなかった。なんでだろう?また行ってみようかな。

 
重慶飯店 別館に入店し、もちろん麻婆豆腐をセット(980円)で注文したんだけど、まとめて作っているのか、5分くらいで運ばれてきた…。

  

 美味いなあ…。辛さはピリ辛くらいかな。塩分は少なめ。味付けはしっかりと味噌の味が出ているので、かなり軽めの豆腐と合っていない感じもする。量は1人分としては多いくらい。

 
麻婆豆腐は美味いけど、もう一つのおすすめの理由は店内の雰囲気。結婚式会場みたいだけど、絨毯なんてフカフカ。中華街らしくないともいえるけど、980円だったら、大満足。

 これで横浜中華街で麻婆豆腐を食べる連続記録を30日に更新達成!

 これにて、
連続記録は更新終了!


12月11日(木)

 
藤岡に出張の時は、このところ大村に行っていたから、久し振りに甘楽亭に行ってみた。閉店していないか心配だったけど、やっていた。

 
ランチメニューを見ると、数多くあるけど、カツ丼が載っていない…。そこで、通常のメニューを見るとカツ丼は、ヒレカツ丼 松(1,380円)、竹(1,050円)とモモ肉 (900円)がある。前回どれを頼んだか分からなかったこともあり、ヒレカツ丼の松を注文した。

  

 美味そう!とんかつ特有の甘い匂いがする
 カツはウエルダン状態で、衣はカリカリどころか、香ばしいくらい。
一方、肉がかなり厚いので、パサパサどころかほんのりと赤味が残っている!

 味付けは、甘塩っぱいソースに一瞬漬けたと思われるだけに、かなりシンプルな味だけど、その甘さが不思議なアクセントになって飽きたりはしなかった。同様に、カツとご飯の間に敷かれた刻みキャベツも食感が単調になるのを救っている。

 
メニューをよく見ると、ヒレカツ丼の松と竹の違いは茶碗蒸しだけのようだ。もしそうだったら、330円違うから、竹をおすすめしたいところ。次回確認しよう。

 
★★★★カツとご飯、味付けは満点にしてもよいけど、ミニサラダ、茶碗蒸し、デザートなどの小皿がファミレスレベル…。


 会議が始まるまで時間があったので、牛伏山へ行ってみた。頂上には天守閣があり、入場無料の展望台となっている。市街からは少し時間がかかるけど、時間調整には悪くない。タダだし…。


12月12日(金)

 5日前、横浜中華街の杜記2号店ジャジャ麺を食べたとき相方が、『これは韓国のジャジャ麺とは全然違う!』といった。そりゃそうだよ、ここは日本で、入ったのは中華料理店なんだから、違っていて当たり前…と思ったけど、逆に韓国のジャジャ麺が気になったので、2人で新大久保に来てみた。意外と盛岡のパイロンのジャジャ麺と一緒だったりして…。

 新大久保駅を降りて、右手の方向に5分くらい進むと、通りの反対側に
ソムンナン飯店が現れる。相方によれば、『ソムンナン』とは韓国語で『噂の』という意味で、『飯店』というのは中華料理店を指すという(日本も同じか)ので、『噂の中華料理店』ということになるのかな?

 店内に入ると、キッチンに沿ってカウンター席が並び、その奥にテーブル席がいくつかある。金曜日の夜ということもあるかもしれないけど、ほぼ満席で、韓国語で満ち溢れている。

 相方のお奨めに従い、ジャジャン麺(500円)、海鮮チャンポン(1,000円)、酢豚(1,500円)を注文。なんだか楽しみだな!


 酢豚の食感はイカゲソっぽい。 または駄菓子のイカフライみたい。相方によれば、韓国の味に近いとのこと。辛みは全くない。こちらとしては微妙なところ。美味い!という感じではない。

 
注目のジャジャン麺は甘いハヤシライスをかけた油麺 という感じかな。写真の右下にちょこっと見える太めの平打ち麺はきしめん風。自家製とのことで、店頭でバンバン音がしているなと振り返ると麺を打っていた。
 でも、なんといってもこの見た目はかなり厳しいものがある。
真っ黒だもんね。


 海鮮チャンポンは見た目は超豪華だけど、スープの味はイマイチ。いわゆるチゲに平打ち麺を放り込んだ感じ。味に深みがない…。

 相方によれば、酢豚は4つ★半、ジャジャン麺は3つ★半、チャンポンは4つ★だという…。酢豚の評価が高いのは、日本で韓国の味を出しているからとのこと。ジャジャン麺の評価が低いのは、日本でももっと美味しい店があるかららしい。
 こちらとしては、この中ではジャジャン麺が一番美味かったかな。
とはいえ、お奨めするレベルではなかった。

 他にも新大久保でジャジャ麺の美味そうな店を何軒か見つけたので、今度行ってみたい。


12月14日(日)

 
家具を見に新横浜へ。昼飯はカーナビを使って『とんかつ』で検索して知多家新横浜店にいってみた。店構えからしてチェーン店ぽい。でも、午後2時近いというのに、行列ができている!!凄い人気である。
 店頭で20分くらい待って店内へ。

 
メニューをみるとカツ丼がないので、鉄板みそロース御膳(1,680円)を注文。
 注文してから、料理が運ばれてくるまで、さらに10分以上。そして、砂時計を渡されて、味噌ダレで煮込むのに5分くらい待たされた。


 ようやく、全ての砂が落ちてから食べ出すと、肉はパサパサしていて、衣はベチャベチャだし、良いところがない。まるでパンで作ったカツみたい。もしかしたら、カツは揚げ立てじゃあないかも。
 また、味噌煮込みのカツなのに、味噌汁は赤だし…。逃げ場がない。

 散々待って、これじゃあ納得がいかない。ということで★★。まあ、2度と来ないでしょう。


12月21日(日)

 伊東にある
海女の小屋デブヤでも取材されたこともあり、ずっと気になっていた。数年前にいってみたけど、満席で入れなかったこともあり、その思いは募るばかりであった。

 この日、一念発起してこの店に行ってみることに。
午前11時開店なので、10時に到着するように、6時半に横浜を出発。もちろん、かなり早いのはわかっているけど、この店は超有名店。このくらいの余裕と意気込みがないと、せっかく来たのに、入れなかったら全くの無駄になってしまう。

 途中で休憩したけど、お店には9時半には到着お店の駐車場にクルマを停めようとしたら、『ダメダメ!』とオヤジにいわれたので、街道沿いに駐車して開店を待つ。しかし、11時になっても、客はいない…。
 開店時間になったので、クルマを駐車場にいれてみると、
開店待ちをしていたのは私たちを入れて2組だけだった…。

 
おまかせ丼(1,970円)はまぐり汁1,050円)青さのり汁(210円)を注文。


 おまかせ丼の上にはアジやハマチだけでなく、キンメも2切れ、分厚く切られて載っている。いずれも鮮度が良くって、臭みが全然ない。その一方、酢飯になっているご飯がパサパサしているのが残念。

 
味噌汁は多分、両方とも同じ白味噌を使っていると思うけど、具が違うので、全く別の味がする。1,050円のはまぐり汁はもちろん深い味で美味いけど、210円の青さのり汁も負けていない。キレのはまぐり汁 対 コクの青さのり汁といった感じ。

  

 ふと気になって丼を見て唖然とした…。『海女の小屋』という店名だけど、海女さんが潜って捕るような具材は全く使われていない…。せめて、サザエの切り身くらい載っていれば良いのに…。

 
ということで、評価は ★★★★。刺身自体は美味いけど、わざわざここまで来ることもない。量・質とも湯河原辺りで食べるのと同じ。 住所: 伊東市川奈1004 電話: 0557-45-1780



 帰り道に、しばらくご無沙汰だった小田原のうなぎの名店
うな和に行ってみたけど、席は空いているのに貸切ということで、入れず…。ちぇ!

 なので、平塚の
うな新に入って、その悔しさを紛らわすために、うな重の特上をご飯大盛(2,200円)で注文!


 おおっ!フタが載らないくらいのボリューム!ウヒョ〜〜ッ!
 
ウナギはフワフワで臭みなど全くない。早速がっつくけど、ビールや肝焼きとかを注文していたこともあって、なかなか減らない。半分脂汗をかきながら、なんとか完食。
 だけど、ウナギとご飯の比率がイマイチかな。ご飯の方が多いな。やっぱりご飯大盛はやめておけば良かった。

 
とはいえ、評価は ★★★★。 なんだかドンドン美味くなっているような気がする。


12月26日(金)

 小田急 鶴巻温泉駅のそばに
二宮というラーメン店が開店した。まずは名刺代わりにいってみることにした。

 ラーメン店として、いかにも『普通』の店構えと店内。
ラーメン700円だけど、ちゃーしゅー飯とセットの肉肉セット(900円)を注文。石神も来たことがあるようで、3つ★評価で2つ★半だったようだ。期待が高まるな。

  

 煮干し系の香り立ちこめるスープは濃いめの味付け。無化調で、塩は赤穂の天塩を使っているとのこと。
 
中太の縮れ麺は、浅草開花楼から仕入れているという。食感はちょっと緊張感がないかな。でも、スープとの相性はよい。

 
特に特徴的なところもないので、淡々と食べ続け、あっという間に完食。食べ終わるころには、スープがかなり塩っぱく感じた。5つ★評価で ★★★

 
『特徴的なところもないので』と書いたけど、この店は塩ラーメンだけでなく、秋冬限定だけど、トマトチーズ麺やスパイシーチリ麺もあるので、次回はどちらか試してみたい。


12月27日(土)

 横浜の東戸塚周辺で美味そうな店がないかとクルマを流していたけど、なかなかみつからなかったので、川上インターそばにあるそば店
伊勢福に入ってみた。

 
外観より店内が意外に広くてプチビックリ!改装したてのようで、ファミレスみたいだけど、居心地は悪くないでも、まあ、味の方はあまり期待できなそうだけどね。
 
かつ丼セット1,200円)があったので注文。

  

 カツは一口大に切られている。残念ながら揚げ立てじゃあなさそうだけど、肉は柔らかく、ジューシー。また、味付けもあっさりしていて好印象。かつ丼の単品もあるから、今度試してみたい。

 
一方、そばは白く、細く、伸びやかで、美味い…。 美味いのだ!まさか手打ちとは思えないけど、なかなかのデキ。

 
また来るつもりなので、カツ丼は仮で ★★



麻婆豆腐で中華街を征服!!
応援ありがとうございました。

< To Be Continued >

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