麻婆豆腐の鬼 2008 3rd Qtr 麻婆豆腐で横浜中華街を制覇までもう少し!?
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
7月1日(火)
横浜中華街にある興華楼は、関帝廟から山手方向に外れて、本当に中華街の端っこという感じという場所に店を構える。
中に入ってみたら、客がいないどころか、家族で食事をしていた。
麻婆豆腐は1,260円だけど、セットが950円であるので、こちらを注文。こんな店が美味しかったら感動的だな。
ボリュームは充分なんだけど、安い豆腐を使っているのかな、歯当たりが固く、豆腐自体が美味くない…。味付けは悪くないだけに残念…。しかし、このセットは豆腐が不味いと、おかずになるものがなくなる。そして、焼売やザーサイ、スープには変な臭みがある…。
仕方ないので蒸し鶏でご飯を完食。豆腐はほとんど残してしまった。★。
7月3日(木)
会社を出て、横浜中華街に向かう。普段、横浜までは空いているので横須賀線を使っているだけど、この日は事故で不通。東海道線のホームにいったら凄い混雑だったので、京浜東北線に乗ったけど、こちらも車内は身動きが取れないくらい混んでいる。
大井町に到着した時に、大井町駅そばに前々からマークしていた
とんかつ 美竹 があったことを思い出した。鞄の中を探したら、かなり前に印刷した地図がでてきた。これも何かの縁、早速寄ってみることにした。
意外とすんなりお店を発見。一見、飲み屋風だな。店頭には『これまで裏メニューだったカツ丼が、表メニューになりました』という貼り紙が出ていたこともあり、カツ丼(1,200円)を注文。
なかなか美味そう! 上品で、あっさりとした味付けだけど、物足りなさはない。肉は分厚く、柔らかい。断面を見ると、肉の真ん中だけがほんのり赤味が残っている! また、臭みは全くない。
玉子は半生というより、ほとんど生。衣には玉子がとじてあるから、2個使っているのかな?
上品なトンカツをカツ丼にしてみました、という感じだと思っていたら、最後に食べた端っこはジューシーで天にも昇る美味さ。小鉢もなかなかのレベル。
このエリアでは1番かも。★★★★★! ただ、この器の形は好きになれない。というか、食べづらい…。料理が美味いんだから、こういう遊びは逆効果になると思う。一方、写真がきれいに撮れてうれしい。モデルが良いから?? 住所:
品川区東大井6-5-5 電話: 03-3471-1101
7月4日(金)
横浜中華街の関帝廟そばにある口福は、お水もセルフサービスの店。そのためか、麻婆豆腐は840円。結構安い。一緒に頼んだ豚バラ飯も840円。注文後、10分もしないで運ばれてきた。
麻婆豆腐の量は独りには充分だけど、ちょっと少なめ。豆腐は軽くて、味付けは塩っぱめだけど、これだけで食べ続けられる。まあまあのデキ。
豚バラ飯の方は、まずはご飯がいかにも解凍しましたという感じで、四角く盛られている。また、ベチャベチャしているので、食欲がなくなってしまった…。バラ肉の量は充分だけど、なんだかありがたみがない。堅くてパサついているからかもしれない。一切れは大きすぎるし、かといって、スプーンとかだと堅くて切れない。
麻婆豆腐は★★+だけど、全体的には★+。結局、バラ肉以外は半分くらいしか食べなかった。
7月5日(土)
この日は土曜日だけど、定番になっている明日の日曜日は来れそうもないので、らーめん研究所に行ってみることにした。2番の塩を注文(750円)。せせり(鶏首肉)増しは100円。これで2番も制覇だな。
うん!1番よりは味に深みがある。6番より美味いかもしれない。白いご飯を中に入れてリゾット風にして食べたいな。
あまり塩ラーメンぽくないけど、味的に ★★★★+。とはいえ、やっぱり新座の『ぜんや』や綱島の『桃源』のレベルまではまだまだ。
昼飯は(ラーメンは朝飯?)前々から気になっていた、茅ヶ崎
サザンビーチにある POPS に入ってみた。開店前はちょっと気の利いた喫茶店ができるのかと思っていたんだけど、開店したら、看板に『Teppan
Grill』と書いてあったので、ちょっとひいてしまっていた。歯をくいしばって、相方と入店!
店内からはサザンビーチを見渡せるけど、この日は霧がでていて、えぼし岩すら見えない状況。
メニューをみると … 結構、お手頃価格ではありませんか!オムライス(1,200円)と宇都宮焼きそば(980円)を注文。
オムライスはとっても甘い香りがして、食欲をそそる。味も香り同様にまろやかで、コクがあり美味い!この店の人気料理というのも頷ける。すじ肉も煮込まれていて、とても柔らかい。海を見ながら美味いオムライスを食べるのは最高!
焼きそばは、富士宮で食べた焼きそばとは印象が違うけど、四角い断面をしたストレート麺はしっかりとしたコシがあり、和風ともいえるあっさりとした味付けは好印象。
もっと、いわゆる『グリル』のような感じだと思っていたんだけど、実はとても入りやすい店だった。特にオムライスは★★★★★!
7月8日(火)
暑い、暑い! ぶっちゃけ、あまり麻婆豆腐は食べたくないけど、中華街制覇を一度決めた以上避けて通るわけはいかない。半分泣きながら、香港路にある東新飯店に入った。
麻婆豆腐(1,200円)は単品があったけど、あまり美味そうではないので、麻婆豆腐セット(1,030円)をお願いした。
いわゆる本場四川の味ではないけど、甘塩っぱく、ピリリと辛い。中華街ではこういう味付けの店が多いけど、ここまで豆腐がフワフワな店は少ないと思う。当然のように水が出始めるけど、あまり味の印象が変わらない。
チャーハンは特記事項はないけれど、セットのスープがあっさりしていて、素材の味がでているので、意外と悪くないかも。ザーサイも甘口で、他店のような臭みがない。実は自家製だったりして。
コースが2人以上なら1,575円からあるので、近くに住んでいるなら試してみても面白いかも。今回も1,030円なら、★★★+。
7月10日(木)
この日は群馬県藤岡市に出張。会議は午後からだったので、昼飯は前から気になっていた手打ちうどん いま井やに同僚と一緒に行ってみた。このエリアは家でそば、うどんを打ったりするくらいレベルが高いので、『手打ち』と聞けば期待がたかまる。
でも、残念ながら全然美味くない(★★)。細かい説明は省略して、口直しにそばにあった柿乃木という店に入ってみた(もちろん、うどんは完食している)。
『おやじのひれかつ丼』と『姫ラーメン』がウリのようだ。おやじのひれかつ丼(1,050円)はどうやらひれかつ丼の大盛のようだ。狙いだろうけど、なんだか加齢臭がしてきそうである。
同僚が普通盛である『せがれのひれかつ丼』(700円)を注文するというので、こちらは『玉子かけのかつ丼』(750円)をお願いした。
せがれのひれかつ丼は、やはりソースかつ丼であった。なかなか美味そう! 一方、残念ながら、玉子かけの方は全然美味そうに見えない…。(写真上右) 圧倒的にソースカツ丼の方が美味そう。(写真下)
肉自体はかなり柔らかいけど、衣は厚く、汁をすってベトッとした食感。同僚が『結構、美味いですねえ』という度にがっくりする。そして、だんだん腹が立ってきた。ちなみに、ソースはヒレ肉、玉子はロース肉を使っているようだ。
玉子かけの評価は ★★+。おやじのヒレカツ丼は近いうちに挑戦したい。
7月11日(金)
中華街外れにある雲龍はなんとも中華街らしくないというか、華が全くない…。あまり気乗りしなかったけど、店内に。
麻婆豆腐はやっていないというので、リスクが少ないと思われる中華飯(700円)と餃子(600円)を注文。
香ばしい匂いがすると思ったら、餃子の表面が焦げている。ジューシーさは全くなく、特記事項はないけれど、皮がもちっとしているので手作りかもしれない。
そんな感じで中華飯を食べて、ビックリした。あっさりとした味付けが絶妙で、美味いのである! とろみがないので中華丼と呼ぶのは少し抵抗感があるけど、そういえば、こちらは中華飯。なんの問題もない。
量は多くないので、中華飯と餃子を完食しても満腹感はあまりない。でもまあ、メタボにはちょうど良いかな。
中華飯は美味かったけど、★★★+かな。餃子は好みじゃないので、評価外。
7月12日(土)
浅草橋に馥香(フーシャン)という、担々麺で有名な店がある。この日はまさに真夏日で、中華料理という気は全くしないんだけど、こういう日ならお客さんが少ないのではないかという推測の下、いってみることにした。
JR浅草橋駅から歩いて3分とサイトに書いてあるけど、信号待ちとかすると5分くらいかな。江戸通りなので、意外とあっさりとお店を発見。店自体はそれほど大きくないんだけど、天井が高く、ガラスが入口側の壁一杯に設けられているので、狭っ苦しさはない。女性客は多いし、デートでも全然問題ない。
1,000円のランチだけでなく、コースが2,000円からあるけど、麻婆豆腐は入っていない。なので、アラカルトで注文。二種山椒入り麻婆豆腐は1,370円。担々麺は麺が選べるので、山西省流手延べ一本麺で注文(1,470円)。その他にもサラダや牛肉の炒め物などを注文。料理はあまり高いとは思わないけどビールなどのドリンクは高いと思う。
サラダが運ばれてきたので、食べてみたら、カットフルーツの盛り合わせのような印象。これはこれで悪くない。でも、良く見たらまだ熟していないトマトが青いままで使われている。こんなの食べるの初めて。牛肉の炒めものも、なかなかのデキ。
麻婆豆腐は辛い、辛い!これまで食べたことのない辛さ。 食べてすぐに舌の先が麻痺してしまった。これまで食べた麻婆豆腐の中で一番辛い。山椒なのか、胡椒なのかわからないけど、これまで体験したことがない辛さ。
担々麺の一本麺は、うどんみたいな印象。スープもあっさりしていて、なんだか想像していたのとは違う。そしてこちらは全然辛くない。酸味があるので、なんとか飽きないで食べ続けられる。辛いフォーという感じかな。
麻婆豆腐は量が少ないのに残してしまった。デザートの杏仁豆腐にはバニラが使われているのかな?独特の風味があって、あるいみアイスクリームにかなり近い印象。こちらも美味い!杏仁豆腐の上に映っているのはマンゴープリン。
ちなみに、ネットで杏仁豆腐を調べていたら、使われている杏仁(あんにん)は『きょうにん』とも呼ばれているらしく、アンズの一種で、咳を鎮めたり、痰をとる効果があるとのこと。
麻婆豆腐も、全体的にも ★★★★。 http://www.fuxiang.jp/index.html
7月13日(日)
チャリに跨り、厚木のらーめん研究所へ。3番の醤油を大盛で注文。
う〜ん、やっぱりこの店のイチオシスープは3番だな。コクがあるのにキレがある(ビールのCMか!)。中太のストレート麺との相性も良い。
一方、黒醤油と比べると、もちろん好みの間問題だけど、味の深みが弱い。やはり、3番の黒醤油がこの店のキングかな?
★★★★+。
晩飯は横浜中華街へ。上海豫園の小籠包館は、関帝廟から南側に外れたところにある。
五目炒飯(735円)、麻婆豆腐(1,260円)、小籠包(735円)を注文。この店の本店では麻婆豆腐を食べたことがあるけど、小籠包が有名ということを知らず、注文しなかったのだ。この店は小籠包専門店なので楽しみ。
サイコロ状に切られた豆腐は軽いけど、あまり豆腐らしい味がしない。安い豆腐を使っている感じ。甘塩っぱい味付けは、美味くも不味くもない。
★★+。
炒飯もパラパラに炒められているけど、味は普通。というか、特徴がない。★★+。
小籠包だけは特別に店頭で作られる。さあ、どんな感じだろう…。
皮は本当に薄いんだけど、なかなか破れない。5個とも口の中で肉汁を堪能できた。美味いんだけど、!マークがでるほどではない。★★★+。
このレベルで、こんな外れにお店をよく出したもんだ。不思議。
7月14日(月)
上海料理 大三元酒家の場所はJR石川町駅からだと、中華街の一番奥になる。上海料理の店なので、麻婆豆腐をやっているのか分からなかったけど、とりあえず店内へ。
どうせ客なんていないと思っていたら、サラリーマンのグループが3組もいて、びっくりした。なんだか活気がある。
麻婆豆腐(1,050円)と牛バラ御飯(840円)を注文。客が結構いるのに、10分くらいで運ばれてきた。
麻婆豆腐は豆腐の切り方のせいか、一見豪華そうに見えるけど、食べてみたら普通。豆腐は軽く、塩味が強め。
一方、牛バラ御飯は青菜とともにご飯を覆い尽くすように盛られた姿に勢いを感じ、一口大に切られたバラ肉を口に運ぶと、うっとりしてしまう…。八角の香りがかなり強いし、かなり油っこいんだけど、値段も高くないし、この料理はお奨めだな。
でも、肉の量が少なめだから ★★★★。 麻婆豆腐は
★★+。全体的な量は多い方。
7月15日(火)
会社を出て、大崎で乗り換えて、新宿湘南ラインで横浜まで乗って、中華街に行こうと思ったら、なんと座れてしまった。新宿湘南ラインは空いているんだよね。東海道なんてスッゴイ満員なのに。
これはラッキー!と予定を変更して大船まで座っていくことに。平塚に着いたら、カツカレーを食べたくなったので、久し振りに洋食 ゾロにいってみた。席に着いて、カツカレーを注文(750円)。
うんめ〜っ! カツの衣はあまりカリッとしてないけど、カレーパンのような食感。でも、中の肉が柔らかくってジューシー!! 特に、脂側の部分は口に入れた瞬間に、肉汁がジュッ!ととろける。
ルーは自家製で専用なのかな?具材が入っていないのは不思議な気がする。味的にはスパイシーで小麦粉っぽい(粘度が高い)。
カツの量が多いので、ご飯とルーの量が少なく感じてしまう。大盛は100円増しだから、次回は大盛だな。メタボ上等! ★★★★+。
7月16日(水)
会社をあがって、横浜中華街に来てみたけど、やっぱり混んでいるなあ。マークしていたお店はみな客がいっぱいで入れない…。…ん?牡丹園の前を通ったら、客が独りもいないどころか、壁中に飾られた色紙や写真の掃除をしているではないか!!
明らかに美味そうではないけど、居心地は悪くはなさそうなので入ってみることにした。
麻婆豆腐は1,260円。パイコー飯が840円。
麻婆豆腐はかなりスープっぽいぞ。熱いんだけど、あまり辛くない。椎茸の味がでているのか、味に深みがあるけど、かなり油っこいのが残念。また、豆腐の方は最初から崩れている…。
パイコー飯はバラ肉丼のような感じで、ローストした三枚肉と長ネギ、ピーマンとともに載っていて、味付けは焼き鳥のような感じ。パイコー飯ってこんな料理だったっけ?
評価は★★★+。意外かとも思うけど、不味くはないし、両方とも他店で食べたことのない味。なので、オリジナリティがあると判断しました。
7月17日(木)
この日は会社の有休取得奨励日。もちろん、お休みを申請したけど、なにをやろうかな?なにを食べようかな?
会社の先輩に、多摩川高島屋にある佐賀牛 金ノ箸ではランチメニューで究極のハンバーグを2,500円で食べられるというので行ってみることにした。その先輩によれば、五反田 ミート矢澤も悪くないけど、この店のハンバーグとは比べ物にならないとのこと。結構、ベタベタにあおってくるではないか!
カウンター席のみの店内は高級感がある。正直、2,500円のハンバーグでさえ、注文するのに臆するくらい。とはいえ、平日のためか、結構空いている席がある。それが唯一の救い。周りがみんな和牛石焼ステーキ(ちなみに8,000〜4,800円)を食べていて、席待ちの行列ができていたら、ハンバーグを食べている身としてはさっさと食べて席を立つしかない。
その究極のハンバーグの名前は『佐賀牛溶岩石ハンバーグ』。注文してしばらくしたら、焼かれた状態で(溶岩石の)プレートが運ばれてきた。ちなみに、ステーキは生肉をお客の前のプレートの上で焼く。やはり、日本も階級社会だと実感した。
早速ハンバーグをいただくと、良質の牛肉を細長く挽いた後、丸くまとめた感じ。肉汁が溢れるというより、玉子の載っていないユッケを焼いていただくよう。ハンバーグとしての塊感はあまり感じない。はたしてこれをハンバーグと呼んでよいのか、正直疑問が残る。
その一方、ハンバーグにはソースがかかってなく、塩や、わさび、大根おろしなど、いろいろな味付けで味わえる。でもこれも、ハンバーグより、ステーキに近い食べ方かな?
言い換えれば、ハンバーグには、ハンバーグなりの食べ方があるともいえる。
もちろん、ご飯や、味噌汁などの脇役のレベルはかなり高い。ご飯なんて、立っていることを喜ぶどころが、輝いていて、眩しいくらい。
でも、去年チャリで佐賀を訪れた際にも食べられなかった佐賀牛肉を使ったハンバーグを、東京で、この値段で食べられるのはやはりありがたみを感じる。
その一方、やっぱりステーキ店でまわりがステーキを食べている中、ハンバーグを食べるのは気が引ける。やっぱり、このメニューは平日のランチにコソコソと出かけていただくのが雰囲気かな。★★★★+。
ハンバーグとはいえ、これは和食だな。やっぱりここより、ミート矢澤のハンバーグの方がハンバーグらしくて好きだな。
サイト: http://kinno-hashi.com/
7月18日(金)
先日、平塚にある洋食 ゾロでカツカレーの普通盛りを食べて以来、ずっと大盛りが気になっていた。この日は伊勢原で会議があったので、平塚経由で行くことにして、同僚と共に大盛りに挑戦することにした。
店内に入り、2人掛けの席に着いた後、カツカレーの大盛りを注文したら、4人掛けのテーブルに移動するように言われた。なんでも、普通盛りは1皿だけど、大盛りになるとサラダが別皿にあるためだそうだ。気が引き締まる思いでいると、カップスープが運ばれてきたので、ウォーミングアップ代りに秒殺した。
そして、カツカレーの大盛りが運ばれてきた…。
確かに凄いボリュームだけど、大食いの人間には腰を抜かすようなレベルではない。早速、粛々と食べ始める。ルーの量は同じというけど、ご飯の量が増えた分、ルーも増えているように感じた。
サラダはやはり別皿だけど、カレーのルーがちょこっとかかったサラダと一緒にご飯を食べるのが好きな私にはちょっと残念。食感がシャキシャキして、口の中がフレッシュになるのにな。
残すような量ではなかったけど、午後は仕事になかなか集中できないくらいに腹が膨れた。一緒に行った同僚は赤ちゃんのように首が座っていない…。
会議が終わったら、今度はらーめん研究所に直行。まだまだ空腹感はないけれど、ラーメンならちょうど良い。それにしても、凄いというか、ある意味品のない電飾である。
予定通り、3番の塩を大盛りで注文。昼・晩とも大盛りは久し振り。でも、この店は麺のボリュームは少ないから、そんなに騒ぐようなことでもない。
う〜ん、美味い!この店の塩ラーメンとしては一番味がしっかりしていると思う。なので、中太のストレート麺に負けていない。
でも言い方を換えれば、この店としては塩っば過ぎるなので、初めてスープを残してしまった。塩ダレの量を間違えたのかな?★★★+。
7月19日(土)
久しぶりに晴れて、時間の都合がついたので、チャリに跨り鎌倉方向へ。でも、やっぱり暑いなあ…。江の島に着いたら、思わずブルーシール・アイスクリームに入った。やっぱり、夏はブルーシールだね。
江ノ島周辺はまだ海の家ができていないけど、モード的にはもう夏。時間的にはもう少し先まで行けたけど、暑くて、もうバテバテだったので、鎌倉に到着後帰路に着いた。
帰宅後、シャワーを浴びて、横浜中華街へ向かう。
中華街は暑いのにすごい賑わい方。これじゃ、大したことない店も混雑していそう。ならばと、裏手に回り、興福楼に入ってみた。場所は中華街でも横浜球場に近い、私が外中華街と呼んでいるエリア。いわゆる、中華街の賑やかさはここにはない。
店内は縦方向に広々していて、席は4人掛けのボックスシートのようになっているけど、閉鎖感はない。ちょっと不思議な空間。
麻婆豆腐は単品(800円)があるけど、あまり期待できそうもなかったので、麻婆豆腐かけチャーハンのセット(750円)を注文。
麻婆豆腐はいわゆるよくある味。豆腐はフワフワで、味付け自体は大したことはないけど、味付けが濃くも薄くもないので、麻婆豆腐だけでも食べ続けられる。辛さはほとんど感じない。
チャーハンはパラパラというより、しっとりとした仕上がり。しかし、具材にしても、味付けにしても特記事項はない。
まあ、予想通りだけど、★★★。
7月20日(日)
この日は久しぶりに、飲み友達とランチをすることに。集まったのは、BEVIAMOCI SU!(ベビアーモチスー)。環七沿いのこの店の前をクルマで通る度に、どんな店かと前々から気になっていたけど、石釜で焼くピッツァが自慢の本格イタリアンらしい。場所は最寄りの小田急
世田谷代田駅からだと、歩いて10分位かな。
正直、どうせ蟹工船を高校時代に読んで、プロレタリア文学にはまっていたような私には全く縁のない店かと思っていたんだけど、メニューを見たら、(少なくともランチメニューは)意外に庶民的。店内も穴倉感溢れるのかと思っていたんだけど、明るく、ファミレスかと思うくらい。な〜んだ、こんな店だったんだ!
人数が多かったから、いろいろ注文したけど、やっぱり『おいしいトマトと生モッツァレラチーズのサラダ』(1,100円:写真上中)はお奨め。とってもイタリアンな仕上がりだし、フルーツのようなトマトは、昔、外側が固くで、中が液体で、スカスカのトマトを食べていた人間には時の流れを深く感じる。長生きして良かった…。
ピザやパスタもいろいろ頼んだけど、写真のピザ(ディーノかな?あまり自信ない:1,680円)は野菜たっぷりで、食感的にも食べていて楽しい。複数頼める状況なら、ぜひとも試してください。
ちなみに常連の友人によると、庶民的だと思ったランチ用メニューと比べると、ディナー用のメニューの方が少し高めの価格設定とのこと。今度は、夕食に来てみようかな。★★★★★。普通に満点。
でも、これだけ洗練されたお店なのに、独自のサイトを持っていないのは意外なくらい。上記の値段はぐるなびに出ていた価格なので、ランチはもしかしたら少し安いかも。でもまあ、ここは色々な意味で『使える』お店だと思います! 住所: 世田谷区代田3-25-3 電話:
03-3414-9515
その後、メンバーの1人の実家がある三軒茶屋に歩いていって、雪崩式のホームパーティーになったんだけど、フランスに留学していた友人(男性)が作った料理に目が点になる…。
イチジクの上に生ハムの載せている…。この辺りだな、個人の文化度が露呈するのは…。私にしてみれば、イチジクなんて浣腸以外聞いたことがない。その上に生ハム???
食べてみたけど、初めて洋梨を食べた時のような印象。美味いんだか、不味いんだかわからない。なんだか、地に足がついていない…。
でも、まっ、こんな体験をさせてくれる友人に感謝しよう!!
7月21日(祝)
朝起きたら、喉が痛くて声がでない。また、土曜日からの右足ふくらはぎとももの裏側にも違和感がある。ということで、この日のライドは近場で済ますことにした。
湯河原まで行こうかとも考えたけど、体調不良で、小田原港にあるふるはうすに入店。ふるはうす海鮮丼(1,500円)を注文。駐車場があるのかわからないけど、窓が大きくて、なかなか入りやすい店構え。
マグロ、アジ、ハマチ、シメサバ、シャケ、エビ、ホタテ、イクラと種類も多いけど、量も充分。ただご飯の量が少ないな。刺身が余ってしまう。体育会系は悩まずに大盛りにすること。★★★★+!
茅ヶ崎にあるあさまるは、よくテレビのグルメ番組とかで取り上げられているけど、入ったのはこの日が初めて。店内は海鮮系の居酒屋という感じだけど、雰囲気はわるくない。でも夜の部に独りで来るのはちょっと厳しいかな。
海鮮丼(特製ちらし)は2,650円とかなり高い。ちなみに、特上ちらしは2,220円、上ちらしが1,690円。でも良く見ると、漁師丼(1,890円)が載っていたので注文。
海老天丼(1,270円)、特製サラダ(1,060円)、まぐろほほ肉のステーキ(1,020円)などを注文。全体的に高いなあ…。
サラダにはシラスがかなりの量で使われている。シラスがすきな人には、これで一杯と行きたくなるところだろう。量も結構あるので、まあまあかな。まぐろのステーキも柔らかく、なかなかのデキ。まるで、上質な牛肉と思うような味と食感。
漁師丼は自分は食べなかったけど、なかなかの満足感を味わえるようである。サラダ同様、シラス好き、魚の生臭さOKの人にはお勧めなのかも知れない。一方、並丼でも1,890円なんだから、やっぱり、特別の具材なり、量なりでオリジナリティーを主張して欲しいところ。
とはいえ、見た目は今一つ大人しい印象だけど、使っている具材の質が良さそうだ。次回試してみたい。
ドッカーン!海老天丼は凄い迫力!具材自体には変わったものはないけど、揚げ方などは文句なく、甘塩っぱいタレとよく合う。また、エビはかなりデカく、かぶりつく感じ。
最初は価格設定でちょっと印象が悪かったけど、食べ始めたらだんだんその印象が良くなってきた。★★★★。
特徴的なところはないけれど、ここの海老天丼は『天丼マニア』がいるなら、ぜひとも来てみて欲しい。住所: 茅ヶ崎市柳島海岸18−31 電話: 0467‐88‐3751
7月25日(金)
粛々と仕事を続け、終業とともに同僚に『お先に、マーボー』といい、会社を出て、横浜中華街に向かう。一体、どちらの方が優先順位が高いのか?
特に行きたいお店もないので、中華街 青葉新館に入った。本店には以前入ったことがあるけど、今ひとつだったので、あまり期待しないで、麻婆豆腐(1,300円)と五目チャーハン(750円)を注文。
五目チャーハンは具材的には大したことはないけど、不思議なことにカラフルに見える。とっても可愛らしい。味付けは塩がちょっと強めだけど、あっさりとしていて好印象。
麻婆豆腐はこちらも塩がきいているけど、中華味噌が表にでていて、しっかりとした味付け。豆腐はフワフワ。なので(?) すぐに水が出てきたけど、味が大きくは変わらなかった。
麻婆豆腐をチャーハンの上に載っけても相性はよく、思わずターボがききそうになる。量は両方ともちょっと少なめだけど、独りだったらちょうど良い。
麻婆豆腐 ★★★★。チャーハンは ★★★+。
7月26日(土)
らーめん研究所にいって、4番の醤油を大盛りで注文。800円。
美味いな〜っ!4番は黒醤油だと魚介スープとケンカしていたけど、普通の醤油だと魚介スープが表にでてきて、ほどよい酸味を感じる。また、細いストレート麺は博多ラーメンの麺のように噛んだ瞬間にザクッとした食感。まるで、畳職人が畳表を包丁で揃える時のよう。また、大盛りにすると替え玉のように遅れて別皿で出される。
★★★★★。黒醤油以外では初めての5つ★。
7月27日(日)
朝起きて、昨日に引き続きらーめん研究所に向かう。昨日は4番の醤油だったので、この日は4番の塩(700円)を注文。細麺は同じグラム数なんだろうけど、量が少なく感じるので、大盛りでお願いした。
美味い…。3番の塩も悪くないけど、こっちの方がまとまりがある。でも、言い方を換えればキレがないともいえる。また、ちょっと塩っぱいなあ。なので
★★★★。
晩飯は横浜中華街へ。この日もかなり暑かったのに、中華街にはかなり混み合っている。そのため、大したことない店もお客で溢れている。
そこで、裏通りのような(?)上海路にある天々好に入ってみた。客は誰もいない…。
メニューを見て、麻婆豆腐を探したけど載っていないので、念のため麻婆豆腐をやっているのかと確認したら、『メニューには載っていないけどやっている』という。ならばと、チャーハン(740円)とともに注文。
ごま油の香りがする。いわゆる『本番四川』の味とは全く違うけど、結構食べられる。豆腐は軽く、挽き肉とともに甘塩っぱいタレが掛かっている。辛さはあまり感じない。
チャーハンもあっさりしているけど、中華街にしては悪くない。量は多いくらい。これだけあっさりしているんだから、もちろん麻婆豆腐を上に載せても悪くない。でも、やっぱり塩っぱいかな。
麻婆豆腐、チャーハンとも ★★★。
会計をしたら1,550円だった。チャーハンは740円だから、麻婆豆腐は810円??なんか端数っぱい。
7月28日(月)
この日は会社の歓送迎会。場所は五反田にある魚金。なんだか、居酒屋か、鮨屋のような名前だな。あんまり期待しないでお店に向かう。
通されたのは、まるで恵比寿のJyuのような、中2階ともいえるお座敷席。まるで、子供のころに手作りのアジトにメンバーが集結したような雰囲気。この店、なかなか良いかも。
メニューを見ると、スーパージャンボメンチカツ(680円)が載っているではないか!『スーパージャンボ』なんてメンチじゃあ聞いたことがない。ちょっと待っていたら、運ばれてきた。確かにデッカイ…。
こりゃ美味い!肉汁が溢れるタイプではないけれど、つなぎはあまり使ってないようで、肉なのにホクホクした食感。玉ネギはかなり大きく切っていて、自然な甘味が出ている。
でも、雰囲気はあまり細かいことは言わないで、思いっきりメンチを頬張ったら、ビールで流し込め!という感じ。ソースもあまり出しゃばらないのも好印象!
お造りなど、他のメニューも美味いし、値段もお手頃なので
★★★★+!
唯一のマイナス点が、いわゆる居酒屋ぽいところ。店員とのコミュニケーションはあまりないし。例え足しげく通っても、誰もあなたの顔を覚えてくれていないと思われる寂しさ。でも、なかなか良い店だと思います。
住所: 品川区東五反田2-2-2 松楽ビルB1 電話:
03-3442-1028
7月29日(火)
恵比寿にある縄のれんはしばらく行かないと、体が疼くような感じで、禁断症状になってしまう。
この日のテーマは、これまで時価ということで注文していなかった、ハラミとレバーをステーキでいただくこと。提示であがって、同僚とともにお店にいってみると、暖簾はでているけど、まだ仕込中だった…。どんだけ、食い意地が張っているのか…。気合いの入りすぎかも。
ハツシタ、タンシタ、ハラミなどの串焼きや煮込み、焼きネギなどを一通りいただいた後、いよいよステーキへ!まずはハラミを注文。(写真は下)
本当に良質の牛ステーキに見える。お好みの厚さに切って頬張ると、ジューシー!! たまんないな。
この店のハラミはその辺の牛ステーキより美味いと思う。
上の右側の写真はレバーのステーキ。でも、こちらはステーキというより、たたきといった方が良いくらい生。レバ刺しが好きな人にはたまらないとは思うけど、ダメな人には無理だと思う。個人的にはもう少しだけ火が通っていた方が好みかな。むしろ、串焼きの方が美味く感じる。
なんだかんだいって、これだけみんながワイワイ、ガヤガヤいいながら料理を楽しめるのはこの店の魅力だと思う。
一番気になった時価のことだけど、ワリカンにしたら一人4千円くらいだった。金額的には高いとは思わないけど、立ち飲みだからね…。でも、★★★★★! 好きなんだから仕方ない。
7月30日(水)
またまた群馬県藤岡市に出張になった。基本的には出張はあまり好きではないんだけど、藤岡市は別。なかなか奥が深いのだ。
しかし、残念ながら2時過ぎに着いたら、めぼしい店は皆昼の営業を終え、休憩に入っている…。仕方ないので、この前に入った手打ちうどん いま井やに入店。
さすがに前回マークしたおやじのひれかつ丼(1,050円)を食べる気にはならなかったので、メニューを見ていると、メンチカツ定食があったので注文。780円。
ほんのり甘い味がする。衣はカリカリで、中は柔らかめの食感。練り物感が強く、肉汁が溢れたりしないけど、こういうメンチが好きな人は結構いると思う。この日の味噌汁はシジミ汁。
値段とボリュームを考えて ★★★+。 ファミレスは絶対に嫌だという頑固親父にお薦め?
8月2日(土)
お昼はらーめん研究所へ。鶏寸胴6と魚介寸胴4の割合の5番を醤油で注文。
ちょ〜あっさり!まさにすっぴん美人という感じで、この店の実力を感じる。味としては、これはこれで完成されている。また、縮れの強い細麺との相性も悪くない。でも、押し出しは強くないので、★★★★+。
8月3日(日)
夕食を食べに横浜中華街にいってみると、あっついのにすごい賑わい。どの店にしようか徘徊していると、大新園の店頭にでていた『つけわんたん』の写真が目についた。うっ!美味そう!
最近物忘れが激しいので、気になった時に入ってみることに。麻婆豆腐は1,100円。つけわんたんが530円(安い!)。
つけわんたんから運ばれてきた。
うっ、美味い!!皮はツルッとした食感でモチモチ。肉汁が溢れたりはしないけど、中のエビがプリプリ!もーっ、最高!夏の食欲がないときにはピッタリだと思う。また、ボリュームも充分で、これなら530円も高くないと思う。
一方、麻婆豆腐もなかなかのデキ。味噌煮込みのような感じだけど、ピリッと結構辛く、麻婆豆腐だけだとちょっときつい。ご飯かビールのお供が必要だと思う。
麻婆豆腐は ★★★★。つけわんたんは ★★★★★!
8月4日(月)
横浜中華街にある安記はいつもお客で賑わっているけど、どうやらお粥のお店のようだ。店内に入ると、みんなお粥を注文している。麺類やご飯物もあるけど、残念ながら麻婆豆腐や餃子はないという…。
仕方ないので、海鮮のお粥(800円)と焼売(500円)を注文。
お粥の方は、米粒の形はほとんど残っていなく、重湯という感じ。味はお粥としてはついている方かもしれないけど、これだけでは物足りない。具はエビ、イカ、貝類など、結構大きめで器の底に隠れている。
焼売はこの店のイチオシ料理の一つだというけど、こちらも今ひとつ。一口めは堅いと感じるけど、すぐに口の中で崩れる。歯が悪い人でも食べられそう。
お粥はよく分からないので、評価対象外。
8月6日(水)
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ! この日が100日目なのに、なんにも用意していない。どうしよう。『僕は日本人だから、韓国の習慣は関係ないよ』と開き直る手もある。だけど、韓国に詳しい同僚によれば、『100日記念日』は、韓国の女性にとってはとても重要なイベントで、どのような1日にするかで、相手の評価が決まるそうである。
韓国映画の『猟奇的な彼女』でも、100日記念日は、キョヌが彼女がピアノを弾く講堂にバラの花を1本持っていくシーンが印象的。下手なことをすると、結婚をして、数年たってもこの日のことをネチネチと言われたりすることもあるらしい。
ということもあり、実は昨晩帰宅してからネットでいろいろ調べて、結局バラの花を100本贈ることにした。これなら、なんとか挽回できると思う。
なので、ネットでさらに調べたんだけど、値段は一番安いところだと3,880円で、全然問題ない。でも、配送を含めると、少なくても1週間かかるようだ…。
花束を欲しいのは今日。そして、会社に行っているので、抜け出せないという状況なので、いっそう、渋谷とかのでっかい花屋に行こうかと思っていたところ、同僚に花屋の卸の知り合いが横浜にいるという。ダメモトで頼んでみたら、ピンクで良いのなら、100本手配ができるという!!でも、値段は15,000円。
とはいえ、背に腹は変えられない(?)のでお願いしたら、横浜だったら配送無料だけど、彼女が住んでいる武蔵小金井までは遠すぎで配送ができないという…。
なんとか、同僚に調整してもらって、会社のある五反田まで持ってきてもらうことにした。交通費は負担としてくれるというけど、暑い日だったし、感謝の気持ちを込めて、1,000円のアイス・コーヒー代を含めて16,000円を払ってなんとか花束を受領。でも、新たな問題が…。
そうです、退社後渡すとしても、それまで置いておく場所がないのです。そこで、花束に新聞をかけて分からないようにして、先述の同僚に女性用のロッカー室に隠してもらうことにした…。
そして、相方に連絡して、わざわざ五反田駅に来てもらうことに。
同僚に駅そばまで付き合ってもらって、相方の待つ喫茶店に行き、花束を渡す…。かなり喜んでくれた!よかった!…と同時に、新たな問題が出てきた。
小型のバラと聞いていたので、片手で簡単に持てるくらいかと思っていたら、受け取ってみて、意外にデカくて重いのだ。こんなものを手渡して、バイバ〜イとはいかない…。
結局、自分で花束を持って、五反田から新宿に出て、中央線で武蔵小金井に行くことに。ずっと、花束を両手で持っていたけど、時間が経つに連れ、かなり重くなっていく…。
武蔵小金井に到着し、駅そばに適当な喫茶店がないので、ビックカメラが入っているビルの地下にあるサンジェルマンでディナー。まあ、相方が喜んでくれたから良かったけど、その後、新宿経由で平塚に帰るのは結構精神的にも辛かった。
ちなみに、初めてのデートは4月29日だから、100日目はプラス100日の8月7日になりそうだけど、初めて出会った日をいれて計算するようだ。
ということは、極端な話、100回目のデートではなくて、初めて会ってから100日目ということだから、初めて会ってから、間に例え98日合わなくっても、99日後にあったら100日記念ということか。
だったら、91日で終わってしまったけど、僕のカツ丼連続記録の方が上だな。なんせ、91日間、毎日だからな。
8月8日(金)
この日は有給休暇を取ったにもかかわらず、会社に顔を出さなくてはいけなくなった。昼飯はちょっとずらして、1時半に五反田にあるミート矢澤にいってみたら行列ができていないではないか!お休みかと思った。
でも、店内はほぼ満席状態。さすが人気店。ランチはハンバーグ(1,000円)とサイコロステーキ(2,000円)しかやっていないようだ。ハンバーグは前回食べたので、サイコロステーキにすることにした。
うんめーっ!無茶苦茶柔らかくって、筋なんて全く感じない。何回か噛んでいるうちに溶けてなくなってしまう感じ。ソースを掛けても美味いけど、なにも掛けなくっても塩味がきいていて美味い。また、店の雰囲気も明るく、活気があって好きだな。
一方、ステーキに味噌汁が付くのはなんでか分からないけど、この店はお奨めです。★★★★★!
8月10日(日)
ちょっとカツ丼を食べたくなったので、クルマで橋本駅周辺に。国道16号そばに、カツ丼が美味そうな店があったので、いってみたら閉店してしまったようだ…。
その後、クルマのナビを駆使していろいろお店を検索したけど、なかなかそれっぽいお店が見つからない。
半分以上諦めかけたところ、とんかつ かめ一を発見。なかなか店構えが良いので、美味いカツ丼が食べれそうだ。
駐車場には何台かクルマが停まっていたけど、中に入ったら客は誰もいない…。まだ、2時前だというのに…。
店内はテーブル席や座敷だけでなく、カウンター席もある。カツ重は1,050円。メンチカツも定食で840円でメニューに載っている。
カツが小さいな。とき玉子の上にカツを置いて煮たようだ。よって、カツの半面は煮汁が掛かっていない。
早速食べてみると、肉に火が入り過ぎて硬くなっている。でも、脂付近はジューシーで、少しマシ。味付けは淡白だけど、さっぱりしていて、塩味がちょっときいているので食べ続けられる。
はっきりいって、期待倒れの ★★+。
8月11日(月)
この日からちょっと早い夏休み。昼飯はらーめん研究所にいってみた。早いもので、16種類あるスープも、ラスト2となった。5番を醤油(750円)で注文。暫く、黒醤油を食べてないから、早く制覇して、次のレベルに進みたいな。
あっ、これも美味いなあ…。鶏寸胴と魚介寸胴のあっさりとしたスープに縮れの強い細麺はとても相性が良い。黒醤油のような強さはないけど、これはこれで完成している。ただ、ちょっとスープが甘いのは気になるけどね。★★★★+!
ラスト1杯!かと思っていたら、なんと夏限定の0番のつけ麺ができていた!
8月12日(火)
お盆だし、鎌倉の霊園に墓参りに行くことになったけど、腹が減ったので、茅ヶ崎・サザンビーチにある POPS にいって腹ごしらえをすることに。いろいろ悩んだ結果、またオムライス(1,200円)を注文してしまった…。
う〜ん、初めて食べた時のような感動はないなあ…。前回は5つ★だったけど、そこまではいかないな。もちろん、不味くはないけどね。とりあえず、★★★★+。
この日の晩食は らーめん研究所 へ。いよいよレギュラースープとしてはラストになる5番の塩(750円)をもつ煮セット(300円)とともに注文。
思えば長い道のりだった…。
うん、このコンビネーションもアリだな。鶏と魚介のスープは6番よりあっさりしているかもしれない。でも、押し出しというか、丼の中を宇宙空間に変えてしまうようなスケール感は全くない。★★★★。
もつ煮セットはもつ煮自体は美味いんだけど、5番の塩と一緒だとライスが進まない。
8月13日(水)
昨日も墓参りしたけど、この日もチャリで墓参り。実は昨日はちょっとバタバタしていて、ろくに植木の手入れもできなかったので、連日の訪問となった。
お墓は鎌倉霊園の3区という、朝比奈峠の頂上近くにあるので、チャリだとかなりキツイ。ヒイヒイ言いながらも、なんとか墓に到着。工具ケースからこの日は植木用のハサミを取り出し、日差しは強いけど、思う存分植木の手入れを行った。
霊園(朝比奈峠)から鎌倉駅に向かう途中、鶴岡八幡宮の手間に『天丼』の幟がでている店があり、前から気になっていた。店頭のサンプルを見ると、カツ丼は1,000円、カツ丼セットは1,300円で出ていた。炎天下に作業をしていて、かなり食欲がなくなっていたけど、入ってみることにした。店の名前は静久。
そばはそば屋とは思えない酷いデキ。太さがあまりにも均一に切られているので、手打ちどころか、自家製でもなさそう。
カツ丼の方は見た目はまあまあ。でも、カツは衣の雰囲気からして揚げ立てではないだろう。
鎌倉に来て、カツ丼を食べたくなったら長谷の長兵衛に行っていた。久し振りに別の店に入ってみたけど、こんなことになるのなら長兵衛に入れば良かったと思わせるデキ。★★。
8月14日(木)
恵比寿のLe Lion(ル リオン)でランチ会。前回来たのは昨年の5月だから、本当に久し振り。ランチメニューは1,000円位からあるけど、1,500円のステーキが気になったので、皆これを注文した。そして追加でオムレツも注文。前回は★4つだったけど、かなり良い印象が残っているので、今回はどんな料理が食べられるのか楽しみ。
まずはオムレツが運ばれてきた…。
うめ〜っ!なんで、前回の評価は4つ★だったのかな?
4人で分けたから、いろいろ味わえる量ではなかったけど、もう最高の気分!全員、目がうるんでいるように見えた。
そして、いよいよステーキが運ばれてきた。
美味い!美味い!この値段で、こんな雰囲気の中、このレベルのステーキを食べられるとは思わなかった。正直、一部硬いところがあったけど、もう満足。夜は来たことないけど、この店のランチは絶対お奨めです。★★★★★! http://www.lelion.jp/ (サイトは超シンプル)
8月15日(金)
呆れるくらい日差しが強いというのに、横浜中華街はすごい混みよう。関帝廟通りの海側に店を構える中国料理 鳳林は店頭も、店内も全く高級感はないけど、言い方を変えれば入りやすい。
麻婆豆腐(1,260円)とともに、新メニューの海鮮あんかけチャーハン(1,260円)を注文。この料理はVVV6 東京Vミシュランで紹介されたという。
コッテリした麻婆豆腐の上に、刻み長ネギ、そして中国山椒がかかっている。食べてみると豆腐はフワフワで、やっぱり味付けはコッテリ。
最初はすごい塩っぱいのかと思ったけど、しばらくするとそれほどでもない。結構辛いためだと分かった。その辛さは、唐辛子というより、中国山椒と胡椒が強い感じ。
海鮮チャーハンの具はエビ、イカ、貝柱くらいで、目新しさはないけど、真ん中に生玉子が載る。でも、残念なことに、味付けにインパクトがないので、拍子抜けする。結果、とてもプレーンな味で特徴がない。玉子をかき混ぜたら、普通のチャーハンとあまり変わらない味になってしまう。
なので、麻婆豆腐を掛けてみたら、意外に相性はイマイチ。麻婆豆腐とチャーハンのそれぞれの塩っぱさが主張して、単品で食べるよりさらに塩っぱく感じる。
量がかなり多いので、完食ができなかった。評価は両方とも ★★★ 。麻婆豆腐はやっぱり塩っぱいな。
8月19日(火)
横浜中華街 香港路に店を構える龍城飯店は、店が狭いこともあるとは思うけど、いつもお客でいっぱい。でも、この日は夕方から雷雨の予想が出ていたためか、かなり空いている。
麻婆丼のセットは945円であるけど、なんだか麻婆豆腐をしっかり食べたかったので、麻婆豆腐の単品(1,050円)とレタスチャーハン(735円)を注文。
一見したところ、味付けが甘そうだけど、食べてみると辛みは少し強いものの、甘味はあまりない。とろみが強く、むしろ塩っぱい。
豆腐はかなり軽いけど、すぐに水が出てきた。でも、運ばれた時は味が濃くって、とろみも強く、持て余し気味だったので、食べやすくなり、むしろありがたかった。
チャーハンの方は、キッチンからチャーハンを炒める凄い音がしていたけど、本当にご飯がパラパラ!今のところ、パラパラ度では中華街ナンバーワン。でも、味付けはかなり淡白…。また、レタスはあまりシャキシャキでなく、量も期待したほどではない。
一方、恐らくチャーハンに付いてきたコーンスープがおまけの割になかなか美味い。
評価は ★★★。2皿とも不味くはないけど、なぜこんなに人気があるのか不思議。安いコースメニューがあるから?
8月20日(水)
美味いタコスを食べれる店を探していると友人にいうと、ゼストのタコスはまあまあという話を聞いた。早速、恵比寿のゼスト(ZEST)に行ってみることに。
う〜ん、他の料理はともかく、やっぱりここのタコスも落第点だな。日本国内基準だったら、★★★ くらい。はっきりいって、シズラーのサラダバーのタコスの方が断然美味い。
いろいろ具材をトッピングするように、自分のお好みのタコスを作れるのはよいけど、やっぱり肝心のトルティージャがトウモロコシじゃないとやっぱり絶対にダメ。あの特有の香ばしさは、あえていえばトンガリコーンを食べていただければわかってもらえると思う。でも、あんなにカリカリじゃなくって、ナンのようにしっとり、ふっくらしていないとな。
日本のどこかに、あのメキシコで食べたタコスを食べられる店はないのかな?
8月21日(木)
横須賀線は揺れる。特に、大崎から横浜の間で、新幹線と併走するあたりが一番揺れる。
スペインのマドリッドからクエンカに向かうローカル線まではいかないけど、酔っ払って、気を抜いて立っていたら、吹っ飛ばされそうになったことがある。
この日も立って本を読んでいて、ページをめくろうとした瞬間に思い切り吹っ飛ばされて、手をつこうとしたら、網棚(今や網なんて使ってないけど)の角で手首をぶつけて皮が一部めくれてしまった。こういうケガって、本人が忘れていても、家に帰ってから、風呂に入ろうと湯船に浸かったときに『あーっ!』と叫ぶくらいしみるんだな。
本当に、突然、不規則に揺れるんだから、たちが悪い。悪路をバスとかで走ったって、景色でだいたい次にどちらに揺れるか予測できるものだ。
なんてことを考えていたら、石川町に到着。今にも夕立になりそうだったから、大通りそばの白鳳に入った。
店内に客は1人もいない。なんだか期待できそうもないので、麻婆丼とワンタンスープのセット(980円)を注文。他に客がいないせいかもしれないけど、あっという間に運ばれてきた。
豆腐とちょっぴりの挽き肉以外は材料らしいものは見当たらない。豆腐は意外と豆腐らしい味がするけど、もちろん、そんな高級な豆腐ではないだろう。
ワンタンスープも、ちょっと変な臭みがする。
交通費を掛けて、横浜中華街に来て、この店に入るくらいなら、ご近所のバーミアンに行くことをおすすめします。★+。結局半分くらい残してしまった…。
8月23日(土)
実は私のイビキはかなり凄いらしい。何年か前に、同僚と1泊ツーリングに出た際には、あまりの凄さに彼はほとんど寝れなかったとのこと…。当時は今以上太っていたせいか、まるでフェラーリの吸気音のようだったという…。かなり派手にクォンクォンいっていたようだ。その日は酒もガンガン飲んだしね。
本当に申し訳ないと思うけど、こればっかりは寝ている間なんでどうしようもない。
数年前、飲み友達とソウルにいった時もかなりの騒音だったらしいので、いまでも健在のようだ。あまりにも申し訳ないので、最近ではできるだけ泊まり込みのイベントには参加しないようになってしまった…。
実は私の妹も子供のころは凄いイビキをかいていて、まるで成人男性のような音色を奏でていた。ところが、高熱が続いたので、扁桃腺を切除する手術を受けたら、全くイビキをかかなくなってしまった。
その一方、1週間病院に入院して、確か最初の3日位はあまりにも喉が痛くて何も食べられなかったことを鮮烈に覚えている。本当にかわいそうだった。
自分のイビキのことを相方に話したら、彼女はかなりイビキに敏感で、イビキを聞くと寝られなくなってしまうという。でも、あんな厳しい手術を受けるのは絶対に嫌だったので、いろいろ言い訳していたら、妹の手術から何十年も経っているのだから、新しい技術や、あまり痛くない手術方法が開発されたのではないかということになった。
この話を会社で昼休みに試しに同僚に話したところ、レーザーでイビキ治療を行う病院をインターネットでなんとも簡単に探し出してしまった…。なんでも、部分麻酔で、入院もなく、痛みもなく、保険を使えばたった25,000円しかかからないという。
そのことを相方に本件を話したら、半ば脅迫ともとれるような強い要望により、イビキ対策の手術を受けることになってしまった…。なんという、劇的な展開。でも、こちらには手術を拒否する理由もない。
とはいえ、インターネットで知った病院にいきなり手術の予約をいれるのは危険が高いと思い、まずはいってみることに。その病院の名前は東京サージクリニック。同じ手術を例えば高須クリニックで行えば、保険を使わないこともあるけど21万円もかかるんだから、あまりにも安いのはとても心配。
病院の場所は東京駅から5分くらいかな?八重洲ブックセンターの前の道を歩いてすぐの左側。一度前を通ったんだけど、気がつかなかったくらい飾り気のない外観。普通のビジネスビルの1階。
新規にオープンしたこともあり、院内もシンプルでとても清潔。女性職員もかなり質素で真面目。これなら命を預けられると思い、初診の予約を行った。手術が待ち遠しいような、怖いような、微妙な心境。
8月24日(日)
日曜日の昼飯といったら、厚木にあるらーめん研究所。『この夏限定』の1番のつけ麺に挑戦。小盛りは1玉で750円。中盛りは1.5玉で850円で、大盛りが2玉で950円という価格設定。中盛りでお願いした。
これで、やっと全てのスープを制覇できる!
いつもは開店とほぼ同時に入店すると、食べている間、ほとんど客はいないんだけど、この日はずっと雨だというのに、ちょっと遅めの12時に入ったら、ほぼ満席になっている。だんだん人気がでてきたようである。
んんん!! 固めに茹でられた太麺(他店と比べると細めだけど)と、かなり酸味のある魚介を使ったスープは最高! この店の麺の量は少なめなこともあって、1.5玉はあっという間に完食。でも、2玉はキツイかな。
評価は ★★★★。麺を食べ終わっても、スープを足してくれないのは残念。こんなに美味いスープを残してしまうのはもったいない。
この日は朝から強い雨がず〜っと降っていた。晩飯時になり、中華街に行くために電車に乗ったら、小田原〜熱海間は不通になっていた。無事に家に辿り着くことができるのだろうか…。
そんな状況なのに、中華街は結構混んでいる。結局、あまり混んでいなかった台南小路にあるニーハオに入ってみた。店内は日本とは思えない雰囲気。まるで、隠れ家に入ってしまったよう。麻婆豆腐(840円)と焼き餃子(530円)を注文。
麻婆豆腐はいわゆる四川風ではないけど、なかなか美味い。見た目はミートソースのようだけど、かなり辛めで、塩味も強い。 また、値段の割に量が多い。
豆腐は軽いけど、料理を出す直前に入れたようで、形は崩れてないものの、豆腐に味がしみてない。また、すぐに水が出てきて、スープのようになってしまった…。
餃子は具だくさんで、こちらもかなりのボリューム。まるで団子か饅頭のよう。皮はカリカリに焼かれているけど、噛みついても肉汁が溢れたりはしない。結構、美味いんだけど、最初から辛めのタレが
かかっているのは気になる。
料理は ★★★+だけど、店の雰囲気はマニアにお奨めの★5つ。
8月26日(火)
会社をあがって、横浜中華街へ。この日に入った龍門は、行列ができていることはないけど、いつでも1階の席は満席。この日も朝から雨の平日だというのに、1階は満席だったので、2階に通された。
麻婆丼のセットが980円であったけど、麻婆豆腐をちゃんと食べたかったので、麻婆豆腐の単品(1,260円)と 牛バラ肉あんかけご飯(840円) を注文。担々麺も美味そうだな。
麻婆豆腐の器はまるで洗面器のように平たく、デカイ。食べてみると、とろみは強いけど、味付けはあっさり。でも、結構辛くて、生姜がきいているので、かなりむせかえってしまった。一方、塩分が控えめなので、血圧の高い私にはありがたい。
豆腐は軽いけど、すぐに水が出てきて、スープのようになってしまった。
あんかけご飯の方はかなりこじんまりした印象。八角がかなりきいていて、ちょっと抵抗感がある。肉は弾力があり、口の中に入れた瞬間に溶けてなくなるようなことはない。しっかり噛みしめなければいけないんだけれど、それはそれで悪くない。
結局、スープのようになってしまった麻婆豆腐は手を付けられず、半分以上残してしまった。
★★。
8月28日(木)
この日はランチを平塚周辺で食べられることになった。となれば、味の大西に行くっきゃないでしょ??でも、ラーメンを食べるのは久し振りかな?
平日の11時半だというのに、すでに満席。相変わらずの凄い人気。ラーメンは800円だけど、折角なのでチャーシュー麺(1,150円)を注文。
細くて平たい麺は、茹で時間が短いようで、すぐに運ばれてきた。でも、昔からこんなに細かったっけ?麺を茹でるところを見ていると、まるで博多ラーメンのストレート細麺のように、麺を入れてから、あっという間に湯切りをしている。だから、こんなに麺の量が多いのに、客の回転が早いんだ。
チャーシューは厚くて、凄くボリュームだけど、マグロの切り身を煮たような印象で、柔らかいけど、肉らしくない。
食べながらなんだか舌がピリピリするので、厨房を見ていたら、スープをドンブリで作る際に、化学調味料を臆することなく、驚くくらい使っている!!麺と具は完食したけど、スープはさすがに残してしまった。でも、まあ、お客の目の前で入れているにもかかわらず、お客も全く気にしていないようなので、まあ良いか。★★★+。
8月29日(金)
会社をあがって、横浜中華街へ。この日は市場通りにある新天地からさらに離れたところにある広東料理 江南に入ってみた。店構えはしょぼいし、店内も散らかっていて、絶対に美味い料理は期待できない。どうやら、お婆ちゃん独りで切り盛りしているようだ。店内で遊んでいたガキんちょが『お婆ちゃん』と呼んでいたから、まず間違えないだろう。
ランチには麻婆豆腐セットがあるけど、夜は麻婆豆腐の単品も麻婆丼もない…。もう、いい加減帰ろうかと思っていたら、麻婆丼を600円で作ってくれるという。そこで、焼き餃子(525円)と一緒にお願いした。
でも、やっぱり入らなければよかったな…。
麻婆丼といっても、ラーメンドンブリに入っているのは初めて。豆腐自体も5センチ近くある。早速食べてみよう…。
美味い!? 麻婆丼というより、辛味噌豆腐丼という感じ。豆腐の中はまだ温まっていないけど、あまり気にならない。パクチーでも使っているのかな?独特の風味がある。そして、なんといっても、ピリピリ具合が良い。
餃子の皮は焼いていた部分はカリカリになっている。他の部分は油が覆っている感じだから、焼くときに水を使っていないようだ。
また、中の肉がかなり赤いのが印象的。
食べ始めてからしばらくして、麻婆丼は凄いボリュームだということに気がついた。豆腐は一丁使っているんじゃないかと思う。でも、フワフワな食感で歯当たりも柔らかいので、豆腐はあまり好きじゃない私でも食べ続けられる。ほんのり甘味も感じるし、もしかしたら良い豆腐を使っているのかもしれない。
一方、『辛味噌』の方は豆腐と比べると量が少ないので、好みの濃さで食べていると、結果的に最後の方は薄味になってしまった…。
店は狭いし、雑然としているから、好みは分かれるだろうけど、私は好き。麻婆丼は
★★★★ くらいかな。 餃子は ★★★+。会計したら1,100円。麻婆丼セットは630円で、餃子は525円だから、消費税分まけてくれたようだ。
8月30日(土)
週末も横浜中華街。この日に入った接筵(せつえん)は高級感はまったくないけど、明るく、居心地は悪くない。陳麻婆豆腐(1,260円)は本場の味というので期待だな。五目チャーハン(840円)とともに注文した。
赤い…。写真では分からないかもしれないけど、こんなに赤いのは初めてかもしれない。花椒もたっぷりとかかっているではないか…。早速食べてみよう!
ん? そんなに辛くない…。あっ!やっぱり辛い!! でも、そんなでもないかな? どうやら、花椒の掛かり具合で感じる辛さが変わるのかな?激辛というわけではない。
味に深みがあるので、麻婆豆腐だけでも食べ続けられる。豆腐は軽いけど、フワフワではない。とろみは結構強いかな。
チャーハンはかなり量が多い。食べてみると、味はプレーンで、焼き飯というより、炊き込み御飯やかやく飯といった感じ。なので、麻婆豆腐を載せて食べてみると、辛さの調整ができるし、味の相性も悪くない。
また、麻婆豆腐が辛いので、水をガバガバ飲んでいると、女性店員がタイムリーに水を注いでくれるのがありがたい。一方、麻婆豆腐もチャーハンも量が多いので、残してしまった。
チャーハンはダメだったけど、麻婆豆腐はちょっとおまけで、★★★★+!
8月31日(日)
東京サージクリニックで初めての診察。1階で受付して、2階の待合室で順番を待つ。ちょっとドキドキだけど、相方も同行しているので、逃げて帰ることもできない…。
名前を呼ばれて診察室に入ると、パソコンや大型のモニターなどが並んでいて、町医者とは明らかに異なる印象。まずは、光ファイバー付きのカメラで鼻の中と扁桃腺周辺を撮影し、大型のモニターに映し出された画像をもとに説明してくれるので、良く分かりやすい。また、自分の画像と正常な人の画像を横に並べて説明を受けると、とっても説得力がある。
先生が開口一番、『イビキの治療も必要なのかもしれないけど、君は蓄膿症だねえ』といい、『僕は医者として、イビキの手術の前に、蓄膿症の手術を受けることを勧めるよ』とのこと…。
結局、この日に診断してくださった先生はイビキ治療の専門なので、次回に蓄膿症を専門にしている先生に診ていただくことになった。
写真は1階の待合室に、ポンと置かれている1対のイス。どう見ても、C.マッキントッシュのハイラダーバックチェアー。本物かな?でも、偽物を置くとも思えないし。ということで、この病院に通院すれば、この椅子にも自由に座ることができます。
ということで、イビキの手術は回避できそうだけど、蓄膿の手術をしなくてはならなくなりそうだという、とても微妙な心境の下、横浜中華街の均昌閣本館に入ってみた。
この店は、これまで入ったことがある安楽園、華勝楼と同じくらい入り辛い店。なんといっても、お客が食べている部屋が見えないだけでなく、お店の奥すら見ることができない。店頭のメニューをみればあまり高い店ではないようだけど、ビビって、入り口をくぐることがこれまでできなかった。
入口からは店員に案内されて中に入るけど、一度右斜めに曲がった後、しばらく歩いて左に曲がり、その先に客席が現れた。部屋の真ん中には小さな円形の池のようなものがあり、なんと金魚が泳いでいる。不思議と、モロッコのカサ・ブランカにあるモスクを見学した時のことを思い出した。店内はどちらかというとシュールなデザイン。
麻婆豆腐小皿(1,200円)や牛肉とトマトの旨煮小皿(1,500円)などを注文。
5分もしないで麻婆豆腐が運ばれてきた。小皿だけあって、確かに量は少ない。味付けは牛肉の味が表に出た不思議な感じ。
トマト煮も小皿なので、こちらも量は少ない。甘い味付けのケチャップ煮という感じで、平塚にある『八海』のものとは遠く及ばない。また、チャーハンはプレーンで存在感なし。焼きそばは極細の揚げ麺の食感が良くって、一瞬行けるかなと思ったけど、味付けがかなり塩っぱくてダメ。
全体的に ★★★ かな。
9月1日(月)
会社をあがって、横浜中華街にある杜記(とき)に入った。メニューを見ると、麻婆豆腐刀削麺が美味そうだけど、涙を飲んで、陳麻婆豆腐単品(1,300円)とエビチャーハン(800円)を注文。麻婆豆腐はシンプルでなかなか美味そう
ラー油の層が表面を覆っていて、湯気はでないけど、中はかなり熱い。そしてかなり辛い。とろみというより、ドロッと冷えたエンジンオイルのよう。でも、豆腐が結構軽いためか、あまりしつこい感じはしない。
チャーハンはスープで炒めているのか、厨房で派手な金属系の音がした割にはしっとりというか、ベチョっとしている。しばらくチャーハンを食べた後、麻婆豆腐を食べようとしたら、やはり豆腐から水がでていて、四川風スープと化していた。
う〜ん、★★+。
9月3日(水)
会社の休憩時間に、黒部ダムに行ってきた人がお土産を配っていた。見ていると、お菓子のパッケージがとても可愛いではないか!捨てるのがもったいないので、思わずティッシュボックスに変身!
あまりにもデキがよいので、お菓子会社に提案しようかとネットで調べたら、どうやら最近行政指導を受けたようだ…。提案はもちろんやめたけど、とっても微妙な気分に陥った。
会社を出てから、気合いを入れなおす。
最近雑誌を見ていると、どうやら恵比寿に美味いハンバーグを出す店ができたようだ。お店の名前は、俺のハンバーグ 山本。ちょっとベタなネーミングだけど、とりあえずいってみることにした。
会社をあがって、恵比寿駅から地図を見ながらいってみると、ガーデンヒルズの手前にありました!意外に気楽に入れる店構えで良かった。店内は意外と空いていて、待たずに席に着けた。
ところが、6時をまわると急に混みだし、7時を過ぎたら店頭に行列ができていた。でもまあ、普通のレストランよりは客の回転は早いので、それほど長い間待っているようではないけどね。
数多くあるセットメニューのみを注文している客が多いようだけど、せっかくだから、ほうれん草のトマトのソテー(450円 上写真・中)、ソーセージ盛り合わせ(480円)、牛肉のたたき風マリネ(600円)などを注文。
ほうれん草のソテーは和風というより、イタリアンなデキで、前菜にピッタリ。心暖まる一品。ソーセージは小さいけど、ジューシーでこれまた前菜にはバッチリ。ソーセージを単品で注文できるのもありがたい。
マリネは少し堅いかな。そのまま食べても良いけれど、ソーセージに付いてきた粗挽きマスタードを付けてもイケる。どれもまあまあのデキかな。値段が安いので、OKというところ。
ハンバーグのセットが運ばれてきた。まずは相方が注文した秋のハンバーグ(セットで1,500円 上写真・右)は『パイ生地の中にハンバーグ種をつめて焼いた』一品。一見、フランス料理のキッシュのような印象。上品だけど、僕の好みじゃないな。ターボが効かない。
今度は私が注文した俺のハンバーグ(1,600円 写真下)が運ばれてきた。あまりに柔らかく見えるので、ハンバーグをフォークで突っついてみると、プニュプニュ動くではないか!なんだ、この柔らかさは!
フォークで切ってみると、ハンバーグの中に玉子が半熟状態で隠されているではないか!!思わず、満面笑み。
そして、ハンバーグのソースが最高である。若い頃だったら、このソースだけで、ご飯をドンブリで2杯は食べたと思う。もうこの年になると、そこまでは食べられないけど、お代りはしてしまった…。まあ、当然だな。
前菜として何皿か注文したけど、セットだけでも十分満足ができると思う。この味は遠方からでもわざわざ来てみる価値はあると思う。なんといっても、セットでこの値段だしね。素材にもこだわっているからかも知れないけど、子連れのお客も多い。
恵比寿ガーデンプレイスなんかのお店のほとんどはチェーン店なんだから、せっかく恵比寿に来たんだったら、こういうお店に入ることをお勧めします。★★★★+!サイト: http://orenohamburg-yamamoto.com/ 渋谷にもお店があるようです。
9月4日(木)
横浜中華街 台南小路にある福楼は台湾料理のお店のようだ。雨が降り出したこともあるけど、結構広い店内にはお客は独りだけ。店内も薄暗くて、日本にいるとは思えない雰囲気。
麻婆豆腐(840円)と焼き餃子(530円)、野菜チャーハン(840円)を注文。
豆腐は軽く、フワフワなのに味付けがしっかりしている。辛味は結構強いけど、塩分は控えめなので麻婆豆腐だけでも食べ続けられる。また、ネギのシャキシャキとした食感が心地よいし、挽き肉の味がでているためか、味に深みがある。
野菜チャーハンは見た目は悪いけど、味はそれほど悪くない。
ただ、麻婆豆腐とは相性が悪くないと感じた。もっと野菜を使って、あまり火を通さないで、シャキシャキとした食感が味わえれば良いのに。
薄くて、カリカリに焼かれた餃子を食べると、肉汁が口の中に溢れる!美味い!甘辛いタレも独特だし、台湾餃子らしい。中華街でもトップクラスだと思う。
時間が経つと、豆腐から水が出てきたけど、それほど印象が変わらなかったので完食できた。
麻婆豆腐は ★★★★。餃子が ★★★★★! チャーハンは ★★+。ビールで餃子を食べるんなら最高でしょう。
お会計の時に聞いてみたら、やっぱり餃子は自家製で、皮は特注だという。その日に作った皮を使っているとのこと。なるほど納得!
9月6日(土)
朝起きたら、二日酔いで、食欲がない。相方が住む武蔵小金井に向かう途中、町田街道沿いにある、前々から気になっていたラーメン専門店 小川に行ってみた。ちょっと離れた駐車場には停められたので、ラッキー!
だけど、お店に着いてみると、2時近いのに凄い行列…。相方に到着時間は一応いっていたので、後ろ髪をひかれる思いで町田街道に戻る…。
仕方ないので、その先にとんかつの幟を出している千華園に入ることにした。中華料理店なのにとんかつの幟が出ている。試しに入ってみたら、かつ丼(890円)をやっていたので、悩まず注文。
カツ丼を注文したら、休憩中の息子さんが厨房に呼ばれた。どうやら、この息子さんがとんかつの担当のようだ。期待してしまうではないか!
カツには玉子はあまりかかってないけど、衣には充分しみこんでいる。肉はかなり厚いんだけど、火が通り過ぎている。そういえば、揚げている時凄い音がしてたもんな。衣は焦げ目こそないけど、サクサク感はない。せっかく揚げ立てなのにもったいない。
とはいえ、全体的には悪くない。★★★ かな。二日酔いなのに見事に完食できた。
9月8日(月)
『お先にマーボー!』と会社を退社して、横浜中華街へ。頂好(ちょうこう)の前を通ったら、お客は誰もいなかったので中に入ることにした。店内は人気がないせいか落ち着いている…。高級感はないけど、居心地は悪くない。
メニューを見てみると、料理の数は少ないし、特徴的な料理はリゾットチャーハンくらい。でも、麻婆豆腐には合わないので、麻婆豆腐(1,300円)と五目あんかけご飯(700円)を注文。
醤油が焦げたような香りが食欲をそそる。花椒などはかかっていないようだ。早速、食べてみる。う〜ん、結構美味いではないか!!塩味が強くなく、辛味もそれほどではないので、麻婆豆腐だけで食べ続けられる。豆腐の味噌煮という感じ。豆腐は絹ごしの水分を少し抜いたような印象。軽いけど、なんだか落ち着きがある。
中華丼も変わったところはないけど、美味い。野菜や肉の一切れがバランス良く、色も鮮やかで美しい。具材の切り方だけをみても、どれだけ神経を使って下ごしらえをしていたかを窺い知ることができる。たぶん、昔はこんな感じの人が日本を動かしていたんだろうな、とても好感が持てる。
麻婆豆腐の豆腐はやはり水を抜いているのか、時間が経っても水っぽくならなかった。
一方、麻婆豆腐と中華丼の相性はあまりよくない。というか、両者が程良く主張しているので、麻婆豆腐を中華丼のご飯にかけて食べようなんて考えなかった。
久しぶりに爽やかに完食できた。途中、ニンジンがきれいな平行四辺形に切られているのを見て、レンゲが止まることか何度かあった。
★★★★+!でも、満点にするには何か特徴的なところが欲しいな。こうなると、リゾットチャーハンも食べてみたくなる。
9月9日(火)
広東海鮮料理 愛香楼は横浜中華街の外れ、かなりマリンタワーに近いところに店を構える。ちょっと入りづらい店構えだけど、思い切って店内に。すぐに、この日もお客は私だけだということに気が付く。
揚げ豆腐の麻婆フォンデュがウリのようで、店頭ではビデオを流している。でも、これは麻婆豆腐じゃないよな。
試しに普通の麻婆豆腐があるかと聞いたら、メニューには載っていないけど、作れるという。また、辛めか、普通にするかと聞いてきたので、辛めでお願いした。値段は不明。
海鮮色々チャーハン(880円)は石焼きと普通のチャーハンが選べるという。ずいぶん融通のきく店だな。麻婆豆腐が辛いことを予想して、普通のチャーハンでお願いした。でも、石焼きかどうかと、辛さとはあまり関係がないことに後で気がついた。まあ、良いか…。
麻婆豆腐が運ばれてきた。
白髪ネギに胡椒をかけた物が上に載っている。白い、小洒落たお皿をつかっているので、なんだか高級感というか、品がある。辛さは辛めでお願いしたけど、それほどでもない。塩味が弱いのと、味付けが少しマイルドなので、麻婆豆腐だけでも食べ続けられる。
チャーハンは不思議なことに、なんだか昨日の店のように具材1つ1つが美しい。また、こんな形の器は初めて見た。あっ、食べてから気がついた。チャーハンを頼んだのに、中華丼じゃないか!でも、まあ良いか、ウズラの玉子が2個載っているし。
この店の豆腐も軽いのに、水を事前に抜いた物を使っているのかな?あまり水っぽくならない。
試したのは、たった2皿だけど、この店の特徴は盛りの美しさだと思う。中華丼にカボチャが載っているなんて初めてかも。味付けも上品だし、エビもプリプリ。多分、全品 ★★★★ 以上なんじゃないかな?
ちなみに麻婆豆腐は1,200円だった。
9月11日(木)
『お先にマーボー!』で会社を出て、中華街へ。本当は別の店に行こうと考えていたんだけど、北京料理 蓬来閣の前を通ったら、店頭には激辛四川風マーボ豆腐(1,400円)の写真が貼られていた。
挑戦的ではないか!思わず店内に入り、えびチャーハン(1,000円)とともに注文。
店に入った時はお客が2人いたけど、すぐに帰ってしまったので、それからはずっと独りきり。しばらくしたら、麻婆豆腐が運ばれてきた。
量はかなりすくないけど、なんだか甘い香りがするなあ。肉系の香りかな?北京料理なのにパクチーとピーナッツが載っているのは意外。
やはり、挽き肉ではなく、牛肉が小さめに切られている。辛さはかなり辛いけど、普通の人でもギリギリで食べられるくらいかな。苦手な人には絶対無理。
豆腐はフワフワなので、水が出てくる前に食べてしまわなければ。あっ、前置きが長くなったけど、美味い!でも、事前に説明したくなる味。一方、チャーハンはパラパラだけど、あまり特徴はない。もちろん不味いわけではない。
麻婆豆腐は食べ続けていくと、辛さに慣れるどころか、辛さが蓄積されていく感じ。とはいえ、唐辛子はあまり使っていないようだ。
急いで食べたので影響は少なかったけど、豆腐からはやっぱり水が出てきた。でも、量がすくなかったので、なんとか完食。
とはいえ、食べ終わったら、顔とかは汗だらけ。
味自体は悪くないので★★★★+。
9月12日(金)
これまでいったことのある店をチェックしていたら、行ったことがあると思っていた揚州茶楼にはいったことがないようである。まあ、姉妹店は横浜中華街にも何店舗かあるから、勘違いしてしまったのかも。
席に着いたら、冷たいお茶がポットで出てきた。ラッキー! マーボー豆腐(800円)と野菜のカニ肉あんかけ(1,000円)を注文。小皿料理の店ということもあり、ちょっと安めの価格設定。一方、メニューに出ていたコーンスープが美味そうだったけど、結構高いのであきらめた。
麻婆豆腐は変わったところはないけれど、なかなか見た目は美しいし、味も悪くない。豆腐はフワフワで、口の中でなくなってしまう。味付けはしっかりしていて、とろみは強いんだけど、塩味はあまり強くないためか、しつこさは感じない。
結構辛いけど、みんなが食べられる味。その一方で、辛いもの好きからも文句はでないと思う。
カニ肉のあんかけは、大きめに切られたブロッコリーにカニ肉あんかけがかかっている。ブロッコリーとあんの相性があまり良くなくって、ブロッコリーかあんかけを食べるようになってしまうのは残念。もう少しブロッコリーを小さく切ってくれれば、一緒にたべられるのに。味付けはみた目通りで失望感は全くない。
というか、麻婆豆腐もあんかけもメニューの写真と全く同じ印象
そして、なんと一度諦めたコーンスープが付いてきた。ラッキー!(2回目)
突出したところはあまりないけれど、食後にはかなり満足していた。麻婆豆腐単品も、全体的にも★★★★の上。
9月13日(土)
これまでなんどか書いてきたけど、横浜中華街で入りづらいお店は、@
有名な高級店で、独りでは雰囲気に耐えられない。か、A
店内の様子がお店の入口からは分からない店に大きく分けることができる。
この日に入った華正楼 本店はまさにその前者。入口から奥まっていて、階段を3段上らなくっちゃいけないし、スモークガラスの向こうでは店員が複数人、立ちっぱなしで客が入るのを待ち構えている。
ちなみに写真に映っているカップルはもちろん店員ではなく、中華街大通りがかなり混んでいたので、それを避けるためにたまたま入口の前に立って、中華まんじゅうを食べていた庶民。もちろん、ブルジョワジーの私は、相方の助けを借りて、無理に胸を張って店内に入る際には、彼らに紳士らしく『すみません!』とわざとらしく断って、どいてもらったことはいうまでもない。(最悪…。)
店内に入ったら、慇懃に店員に店内を案内され、エレベーターで3階へ。正直、エレベーターの中でホッと息をする事ができた。(ちっちぇ〜っ!)
席に着いて、箸袋を見てみると、『高級中国料理 華正楼』と書いてある。またまたプレッシャーがかかる。メニューを見てみると、ランチ用のコースメニューがない…。一番安いコースが5,250円。それに麻婆豆腐単品(1,890円)を付けると12,390円…。
でも、そういう状況はある程度予知していた。(カッコイイ!)そういう時は、前菜に、野菜料理。それに麻婆豆腐と肉料理を選んで、焼きそばかなんかの麺かチャーハンを注文して、あとはデザートにしようようかと思っていた。だけど、まずは前菜を決めようとメニューを見ていると皆2,000円以上で決められない…。(カッコ悪い…)
麻婆豆腐以外の料理も決められなかったし、結局2人で1万円以上してしまいそうだったので、5,250円のコースと麻婆豆腐を注文してしまった…。(ダサダサ!)
まずは前菜のチャーシューはジューシーで最高!とエビのチリソースのエビはプリプリで、さすがというデキ。しばらくして麻婆豆腐が運ばれてきた。
食べてみると結構辛い。豆腐はざっくり大きく切っていて、フワフワ。このあたりもさすがだと思う。
その一方、なんだかコース料理には合わないかな?理由は分からないけど、なんだか浮いている感じ。運ばれてきたときはかなり熱かったので、冷めるのを待っていたら、やっぱり豆腐から水が出てきた。う〜ん、完食したけど、達成感ないな。
その後も、何皿か運ばれてきたけど、麻婆豆腐の段階でお腹が一杯になり、その後に出てきたカシューナッツ炒めなんてほとんど手をつけなかった。正直、誰がこの料理を食べたがるのかな?僕はこの料理自体あんまり好きじゃない。なんで高い金払って、コンビニでも売っているカシューナッツを食べなきゃいけないんだろう?
さらに料理が運ばれてきたけど、その度にため息が出るだけ…。正直、お腹が一杯でも、美味そうな料理が運ばれてくれば、無理にでも食べてやろうと思うもんだけど、そんな気もしない料理が続く。
かなり後悔しながら会計すると、なんと15,222円!上品な店名入りの封筒に入った明細を見てみたら、ビールが2杯で1,380円はともかく、サーピス料が10%とられていた。別に他店に比べて特別なサービスは全く受けていないんだけどな。
麻婆豆腐の評価は ★★★+ くらいかな。でも、この店に入るくらいなら、もっと安くって美味い他店で、腹いっぱい食べて欲しいと思う。
横浜 桜木町に新大久保のような韓国料理店が連なる通りがあるというのでいってみた。
関内から歩くこと10分位かな。100mくらいの間に確かに韓国料理店が集まっていて、独特の雰囲気を醸しだしている。なんでも、将軍、ヤンさんの台所、李さんの台所が3大人気店ということで、通りの同じ側に店を構えている。
あまり腹が減ってなかったんだけど、豚三枚肉(1,500円)を頼んだら2人前からという…。仕方ないので注文。それと、チヂミ(1,000円)、ビビン冷麺(1,500円)、ビビンバ(1,000円)などを注文。クルマじゃなかったので、ちょっとしっかり飲みたいところだったけど、チャミスルが1,500円、マッコリは2,000円 と結構高めの価格設定。
店員が早速サムギョプサルの準備を始める。この店は四角いカートリッジ式ガスコンロの上に、専用と思われる四角い鉄板を載せている。ちゃんと脂がまとめられて落ちるようになっていて、その先には湯呑のような器が待ち受ける。
正直、新宿のおんどるに比べると肉が薄いな…。でも、肉はカリカリに焼かれて美味い!焼いたキムチを巻いて食べる。もう美味いに決まっている。
チヂミはホクホクで、無茶苦茶美味い!本当に美味いといわれる店はチヂミが美味いというか、チヂミが美味い店が美味い店と呼ばれるのかは分からないけど、外したことがない。
評価は ★★★+くらいにしておきます。やっぱり、サムギョプサルの肉が薄かったので、盛り上げに掛けたのがその理由。
夕方に和風の居酒屋に入ったから、この日は日中韓の3国制覇!
9月14日(日)
中華街に到着し、福龍酒家の前で入ろうか、どうしょうか入口で悩んでいたら、気さくな女性店員に話しかけられて、入ってみることに。
最近できたのかな?場所が中華街の外れということもあり、お客さんはすくないけど、飾り気のない店内は居心地がよい。ただ壁側のイスは板張りなので、椅子席の方に座りたい。
麻婆豆腐(980円)、五目チャーハン(735円)、そして『おすすめ!』の特製焼き餃子(480円)を注文。なかなかリーゾナブル。昨日の華正楼とは大違い。
あ〜っ、これは食べやすいし、美味い!美味い! 麻婆豆腐だけでも食べ続けられる。ほんのり甘いのかな?良い意味で麻婆豆腐を食べているという感じがしない。豆腐はかなり軽い印象。味付けは濃いめで、少し辛いんだけど、塩分が控えめだからかな。
餃子もジューシーで美味い。皮が少し茶色になっているから、水じゃなくって、スープを使って焼いているのかな?
チャーハンも塩加減が絶妙で、単品でも、麻婆豆腐を掛けても食べられる。
麻婆豆腐は豆腐が軽いので、すぐに水が出てくると思ったけど、全く気にならなかった。
う〜ん、う〜ん、悩んで ★★★★★!麻婆豆腐はオリジナリティをあまり感じないけど、値段は安いし、他の料理もなかなか美味いのも考慮した。独りでも入りやすいのもありがたい。お店に入って、麻婆豆腐だけを注文するのはできないからね。
7時になったらもう満席。意外に有名店なのかな?
9月15日(月)
優味彩は横浜中華街の中心部からはかなり外れたところに店を構える。距離的にはたいしたことないんだけど、通りの雰囲気は神田の汚いビジネス街という感じ。店自体は、まるで最近できた喫茶店のような店構えなので、通りではかなり浮いた存在。
麻婆豆腐単品は1,000円だけど、夜の定食セットだと900円。一品料理がかなり安いので、アスパラと豚ほほ肉炒め1,200円も注文。これで美味かったら最高だな。
美味い!一般的な麻婆豆腐とはかなり違うけど、カラフルだし、女性にも人気がでそうな見た目と味。デパ地下の小洒落たお惣菜屋さんで売ってそうな感じ。でも、意外に辛い。また、豆腐より挽き肉の方が主張しているのは珍しい。もちろん、自分の好みだけどね。
豚ほほ肉炒めが運ばれてきた…。美味い!美味い!美味い!これまで『ターボがきいて』とかいう表現をしていたけど、これはマッドマックスのスーパーチャージャーという感じ。いや、ニトロかもしれない。ドカン!と腰からもっていかれる感じ。こんなの久し振り。
若い頃ならこの一皿でドンブリ3杯は食べていた。もちろん、この日もご飯をお代わりしたけどね。肉は柔らかいし、見た目がカラフルだけど、やっぱり味付けだな。オイスター・ソースなんだけど、まろやかで、深みがあるのに癖がない。このソースで炒めればなんでも美味くなってしまいそう。
正直、完全に麻婆豆腐が色あせてしまった。幸か不幸か両方とも量が多いので、食べ切れそうもない。ちょっと考えて、全精力を豚ほほ肉炒めに注ぐことに。これで1,200円とは、土曜日の華正楼と同じ『街』にいるとは思えない。
一方、食べていると時々小さい殻(骨の端っこ?)のようなものがはいっていた。こんな物は華正楼には絶対になかった。この差かな?値段の違いは。
麻婆豆腐は ★★★★ だけど、豚ほほ肉炒めはもちろん★★★★★! また、絶対こよっと!
会計の時に聞いたら、今年の5月に開店したという。行列しないで入れるのは今のうちだけかも。
9月16日(火)
会社をあがって中華街にって、香港路にある保昌にはいった。テレビでいろいろな料理が紹介されたようで、その紹介された料理の写真を貼りだしている。中華風カレーがとっても気になるけど、麻婆豆腐(1,260円)とカニ肉、レタス入りチャーハン(1,050円)を注文。
麻婆豆腐の豆腐はフワフワ。味付けはかなり濃いけど、ちょっと独特の風味。甘味が強いのかな?カリントウのような風味かも。まさか黒砂糖を使っている?シンプルだけど悪くない。
チャーハンのレタスのシャキシャキ感はそれほどでもないけど、中華街としてはレタスの食感が残っている方かな。ご飯がパラパラだけど、味付けについては特記すべきところがない。また、チャーハンに付いてきたスープはまるでトムヤムクンのような酸味を感じる。なんだか病みつきになりそうな、微妙な味…。
どちらもパッとしないけど、もちろん不味いわけではない。評価は ★★★+だけど、麻婆豆腐は★4つにしようか悩んだくらいのデキ。
9月18日(木)
横浜中華街にある許厨房は香港路に4月にできた店。その前は龍龍という名前の店だった。中華街では時々みられるけど、ここは『オーナー師父(シェフ?)の店』だという。この街ではオーナーが料理を作るのが、ウリになるのだろうか?オーナーは経営に、料理人は料理作りに専念した方が良さそうな気もするけどね。なんだか、作る料理が『家庭風』になりそうな気がするんだけどなあ。
店内に貼られた写真を見ると、キノコと野菜いろいろそば(700円)など、なかなか美味そう。麻婆豆腐(800円)と牛バラかけご飯(900円)を注文。
麻婆豆腐は値段が安いから、量が少ないのかなと思ったけど、底が薄いものの独りには十分な量。味付けは塩っぱいかな。豆腐は軽いので、水が出てきそう。
牛バラご飯の方は肉が柔らかく煮込まれていて、なかなか好印象。簡単にレンゲで肉が切れてしまう。
一方、麻婆豆腐はイマヒトツ。やっぱり塩味が強すぎて食べる気がしない。なので、かなり残してしまった。
麻婆豆腐は★★★。牛バラご飯は ★★★★+。
9月19日(金)
この日も会社をあがってから横浜中華街。最近また制覇に向けて気合が入ってきたようだ。
この日に入った盛香園別館は、中華街の端っこというべき、山下公園に近い方にある。店内に入って、麻婆豆腐(1,155円)と骨付き豚肉唐揚げあんかけご飯(787円)を注文。
見た目も味も凄いオーソドックス。塩分が控えめなので、これだけでも食べ続けられるけど、少々甘いかな。豆腐はかなり軽い。また、ネギの食感がシャキシャキとしていてとても印象的。でも、しばらくしたら、やっぱり水が出てきた。水が出ても、味があまり変わらなかったのが救い。
ご飯の方は、なんと牛バラかけご飯が運ばれてきた!ウェイターさんだって、『パイコー飯ねって』いっていたのに…。でも、肉は柔らかくてレンゲで切れるし、八角もマイルドで、なかなかバランスが良い。なんだか他のメニューも同じで、奇異なところはないけれど、外れはなさそう。店内も高級感はないけど、明るく、新しいこともあり、居心地は悪くない。
中華街じゃああまり目立たないとは思うけど、他のエリアにあったら行列ができる店になるだろう。
ご飯は ★★★★。麻婆豆腐は ★★★+。
9月22日(月)
横浜中華街 香港路に店を構える海員閣は、決して高そうではないのに、マニアックな雰囲気がして、安楽園と同じくらい入りづらい。もっとも、こちらはいつも満席で、1人ではお店に迷惑なんじゃないかと思ってしまうことも入りづらい理由の一つ。
店に入って、メニューを見ると、麻婆豆腐が載っていない…。店員に聞いたら、麻婆豆腐はやっていないという…。せっかく入ったのだから、この店の特徴がでそうな中華丼(850円)と焼売(480円)をお願いした。ちなみに五目うまにごはんもある。どこが違うのだろうか…。
メニューを見る限り、一品料理は少し高めの価格設定。
ええっ!中華丼なのに目玉焼きが載っている!さらにラーメンドンブリにはいっている!まるで油麺のように乳化したような味付けは最高!また、ご飯、具材とも量がかなり多いと思う。
焼売は皮で包んだというより、手でギュッと握った餃子という感じ。見た目も特徴的だけど、食べても見かけ通り具がギュッと詰まっていて、食べ応えがあり、肉団子のよう。
いつも満席なので、ある程度は期待していたけど、その期待以上。
★★★★★! 麻婆豆腐がないのが本当に残念。でも、楽しかった!
店を出てすぐに舌がピリピリしてきた…。意外と化学調味料をガンガン使ってたりして…!なんで、★★★★。
9月23日(火)
会社をあがって横浜中華街に着いたけど、祭日のせいかどこも客で一杯で、なんだか入りたくなる店がない。なので普段行かない南門シルクロードを流していると、明華という店を発見。中にお客がいなかったので、ちょっとためらったあと、覚悟を決めて店内へ。
明らかに開店したばかりという店内。もちろん、客は私独り…。明るすぎる照明に目をパチクリさせながら席に着く。なんだかマクドナルドみたいで落ち着かない。でもイスのクッションは充分厚いのでご安心を!
1,050円のセットが5種類あったので、ホタテ貝と野菜のXO醤炒めを麻婆豆腐(1,260円)とともに注文。
一見、『本番四川』風で美味そうだけど、食べても美味い! 仕上げの花山椒がきいているけど、そんなに辛くない。辛さは調整できるようだから、次回来ることがあったら辛めにしてみたいところ。ラー油があまり使われてないので、マサラカレーかジャージャー麺ののよう。
豆腐はフワフワだけど、量が少ないのであっという間に食べてしまったから、水がでてくるのかどうかはわからない。
炒め物の方は予想よりかなりあっさりしている。分厚い貝柱を使っているのが好印象! ゴボウやレンコンを使っているので、食感に変化が出て楽しいし、飽きることがない。
なかなか良い店だとは思うけど、量が少ないのは減点対象。★★★★+! 女性独りでも入れそうな雰囲気だけど、テーブルは小さくても4人掛け…。
新しい店かと思って会計の時に聞いてみたら、改装したてだけど、もう30年営業しているという…。しっつれいしました〜っ!
9月26日(金)
横浜中華街でも超有名店な梅蘭本店はこの前入ったけど、あんまり美味くなかったな。雑誌でよく紹介されている焼きそばは大味だったし、麻婆豆腐はそれ以下の評価…。なのに中華街に3店舗ある…。
食べなくったって、だいたい味の推測はできるけど、それじゃあ制覇にはならない。テンション下がりっぱなしで梅蘭市場通り店の店内へ。雰囲気は中華街としては平均的かもしれないけど、高級感はないし、ちょっとお疲れな感じ。
豚バラ肉かけご飯(740円)と麻婆豆腐(1,260円)を注文。
バラ肉ご飯は、運ばれてきた時に、八角の香りが強く鼻を突く。肉は大きく、食べ応えがある。基本的には柔らかいんだけど、部分的に硬いところがあるので要注意! 一部はさきイカのように硬かった。また、ご飯がパサパサなのは減点対象。
麻婆豆腐の味付けはかなりあっさりしていて好印象。辛くも、塩っぱくもないのに、物足りなさはない。豆腐は杏仁豆腐のように軽くて、滑らかな食感。麻婆豆腐だけでも食べ続けられる。
ただ、これで1,260円は高いと思う。840円位がいいところだろう。しばらくしたら、麻婆豆腐の豆腐から水が出てきた。
まあ、★★★ かな。水が出たら、完食する気がしない。
9月27日(土)
いよいよ相方のご両親に会いに行くことに。
いつもはマイレッジだけど、今回は往復チケット
を買いました。1人5万円は通常より少し高め。
韓国ではお盆が9月だからみたいである。
パックツアーならホテル代込みでも、もっと安い
けど、現地でお土産屋に寄らなければいけない
みたいなのでやめました。
相方の家族がとってくれたホテルの名前
はコープレジデンス 梧木橋。長期滞在用
なので、ダブルの部屋でもかなり広い。
自分で予約していなかったので、値段はわか
らないけど、中級ホテルとしては問題がない。
見晴らしが良く、川沿いをチャリで走っていく
のを見ると、気持ち良さそうで、羨ましい。
長期滞在用で、収納スペースが広いのは
良いけど、2泊しか泊まらない身にはあまり
意味がない。
一方、部屋に時計がなく、最近は腕時計を
しないし、携帯電話は繋がらないので、電源を
切っていたので、時間がさっぱりわからない。
せめて、時計くらい置いてほしい。
まだ相方のご両親にお会いするには
早いので、ホテルの比較的そばにある現代
デパートへ行って時間潰しをすることに。
試しに食品売り場に行ってみると、色々
なキムチというか、漬物を売っている。
なかなか刺激的で美味そうだ。
ふと試食用の爪楊枝を見ると…!!!
噂の緑の爪楊枝だ!韓国では残飯が豚の
餌になるんだけど、豚が口の中を切らない
ように木製ではなく、デンプンで作ったこの
爪楊枝を使っていると聞いていたけど、本当
なんだ!
金属製の箸も環境に配慮して使っている
らしいし、韓国は徹底しているな。
相方の一番上の姉の家族が住むマン
ション。パッと見、狭そうだけど、実は広々
としていて、トイレと風呂も2か所ある。
部屋に入ったら、テーブルを片付け
出した。もっと大きいテーブルにするの
かと思ったら、『そこに座りなさい!』と
相方の父親にいわれ、床に直接座った…。
そして、赤い顔していろいろ語った後、
『お前はうちの娘を幸せにできるのか!』
などと質問されたので、自分なりの返答を
したら、『そうか…』といって、事実上許して
いただくことができた。
でも、その瞬間にまわりから拍手されたり、
直後に写真を撮るのは文化の違いかな。
相方の義理の兄達も集まってきたので、
そばにあるサムギョプサルの専門店に
向かった。店の名前はトックサムシデ。
『トック』は餅、『サム』は巻くこと、『シデ』
は時代。『餅で巻く時代』となる。この店では
豚肉をお餅とともに巻いて食べることを
ウリにしているとのこと。
でも、1回試したけど、イマイチだった…。
予約してあったので、入店とともに焼肉の
準備を始める。さすが専門店だけあって、
テキパキと準備をして、あっという間に肉を
焼き出した。
肉は新大久保のおんどるよりは薄いけど、
もちろんこちらも美味そう!!
四角い鉄板の川上で肉を焼き、その肉汁
とともに玉ネギとキムチを焼いて、残りの
油は真ん中で回収するようになっている。
正直、なぜ美味いキムチを焼かなければ
いけないのか分からない。不味かったり、
辛すぎたりするなら分かるけどね。
日本のように、チヂミやチゲなどを注文
するのではなく、ひたすらサムギョプサルを
食べ続ける。
正直、1時間も食べ続けたら飽きてきた
けど、一緒に巻くものを変えたりして味に
変化を出して食べる食べる!!
ちなみに、肉を切るのは男性陣の仕事の
ようだ。お父さんや、お義兄さん達は嬉し
そうにハサミで肉を切っていた。
味はもちろん美味かったけど、本当は
緊張しすぎて、肉の味などあまり覚えていな
いというのが本当のところ。
宴もたけなわだけど、参加者で記念撮影!
食後は2番目の姉の家でお茶をすることに。
こちらもマンションなんだけど、広い広い!
4人家族なんだけど、10人でも住めるくらい。
この部屋もトイレと風呂は2か所ある。
そして、1番上の姉の家もそうだったけど、
でっかい冷蔵庫の隣には、でっかいキムチ
専用の冷蔵庫が置いてあった。
夜も更けてきたし、ホテルのコンビニに
寄って、部屋に戻ることにした。
会計前に、爪楊枝を発見したので、見て
見ると、木製ではないか!
相方に聞くと、緑の爪楊枝はデパートなど
の特別な場所で使用し、家庭などでは日本
でもよくある木製を使っているそうだ…。
9月28日(日)
なんでも昼飯のために、相方の義理の
兄達がわざわざソウルからクルマで1時間
半くらいかけてインチョンのソレボクという
魚市場に行って、ランチパーティ用の刺身
を買ってきてくれるという。
『お前達も来るか?』と聞かれたら、行く
しかないでしょう。例え、出発が早くても…。
途中の街で朝飯をいただく。お店の名前は
シンソン・ソルノンタン。ちなみにシンソン
とは新鮮という意味らしい。
食べたのは店名にもなっているソルノンタン。
運ばれてきた牛骨スープに刻んだネギとご飯
を入れて食べる。値段は6,000ウォン。
さっぱりしているので、深夜シフトのタクシー
の運転手とかが食べに来るらしい。
テーブルには数種類のキムチがかなりの
量で置かれていて、お客が自分が食べたい
分だけハサミで切りながら小皿に取り分ける。
この時初めて本場韓国のキムチは甘くない
ことに気がついた。自分が美味いと思っていた
赤坂の楽々や新大久保のオンドルのキムチ
は日本人向けの味付けなんだな。
なんとかソレボクに到着。雰囲気はプサンの
魚市場に近いけど、プサンの方がビルの1階と
2階だったのに、こちらはテントの中。屋台と
いうより、バラックに近いかな。
とはいえ、こちらも魚市場。凄い活気だけど、
その中をクラクションを鳴らしながら、バイクが
走っていく。
義兄達の行きつけのお店を発見。この店の
ヒラメは安くてイキが良くって、美味いそうだ。
ヒラメは計3匹購入。こいつと、こいつと、と
選んでいる間にヒラメが水をはねて、気を付け
ていないと服がビショビショになってしまう。
ソウルに戻って、彼女の親戚を含めて
昼食会が始まった。上座には父親が君臨し、
彼女の義理の兄達がその後に続く。
『お前も焼酎を飲め!』といわれたので、
手で口元を隠して、横を向いて飲んだら、
『そっちじゃない!』と怒られてしまった…。
どうやら父親側を向いて飲んでしまった
ようだ…。もちろん、大爆笑が起こった!
写真中央のてんぷらのような揚げ物は
チヂミというらしい。日本だとお好み焼き
のような印象だけど、このような小振りの
ものも、包括的にそのように呼ばれて
いるようだ。
味的には、まさに見た目通り。刺身の
合間にいただくのにはちょうど良い。
ヒラメの刺身はこんな感じ。刺身はかなり
厚くって、これをワサビ醤油に浸けた後、
サンチュに載せて、ゴマの葉なんかとともに
一気にいただく。もちろん美味い!最高!
身がかなり厚いので、気になっていたら、
相方の義理の兄貴たちが、『あの店は魚は
新鮮だけど、包丁裁きはイマイチだな』と
冗談ぽくいっていた。
写真はアジなんだけど、骨を取らないで、
刺身にしているので、なんだか淡水魚の
ような印象。
味はもちろんアジそのものだけど、食感が
骨のせいでコリコリしていて、まるで別物。
ということもあり、こちらにはあまり手を出さ
なかった。
こちらは生ダコ。もちろん、まだ脚は元気
に動いていた。相方の義理の兄達はニョロ
ニョロ勢いよく動く脚を食べた後、ジンロを
キュイといっていた。
でも、こちらは始めてのトライだったので
かなり不気味に見えた。なので、ほとんど
動かなくなった切り身を恐る恐るいただいた
だけ。味とかを語るレベルではない。
〆として海鮮チゲが運ばれてきた。日本で
食べるチゲよりすっきりしていて、あっさり
してる。鍋というより、味噌汁に近いのかな。
そういえば、釜山の定食屋でもお代わり自由
で日本の味噌汁のような扱いだった。
突然お父上が仕切りだして、なんでも
お祝いとして100万円分のウォンが入って
いる通帳をくれるという。
この歳だし、散々断ったんだけど、最後は
押し切られてしまった。
その後、残念ながらウォンが下がって、
日本円には換えられない状況。また韓国
にいった時に使うことにしようかな。
相方の親族と記念撮影。真ん中の
甥っ子は特に可愛いなあ。話すチャンス
がなかったので、今度行ったときは
話してみたいな。
食後はソウルタワーに行ってみた。
上がるのに散々苦労しただけあって、
なかなかの絶景!
本当はお店ごと回転するレストランで
リッチにステーキでも食べようかと思って
いたんだけど、予約が一杯だった…。
仕方ないので、伝統的な韓国料理が
食べられるというバイキングの店に入った。
別に注文する1品料理はなかなかだった
けど、バイキングの料理は全然ダメ
だった…。
このタワーのトイレは、夜景が見えるので
有名、というか観光地スポットになっている。
男性の場合時間が短いので、それほど
感動している場合じゃないけど、その後の
ものが自分達よりも早く、そして速くタワーを
降りていくことを考えるとちょっと悔しい。
9月29日(月)
この日が最終日。平日にもかかわらず、
相方の姉さん達が昼食会をやってくれる
という。
入ったのはブルコギ・ブラザース。店名
からして、ブルコギの専門店。ソウルだけ
でも8店舗あるという。
日本でブルコギというと、日本のすき焼き
と似たようなものをイメージするけど、実は
地方でスタイルが異なるという。
写真のランチセットは17時までやっている
ので、時間に不規則になりがちな旅行者に
とってはありがたい。
写真はソウル・スタイル(13,900ウォン)。
運ばれてきた時はユッケのような印象。
このままで食べたいくらい。
火が通ると、日本のすき焼きのような感じ
になる。日本のお店のように、ちょっと甘め
の味付けなので、美味しいけど、新しい発見
は特にないかな。
で、こちらがユッケ。少なくともソウルでは
ごま油だけで、生玉子がついていないと
いう。
食べてみると、生肉そのままの味。どちらか
というと、刺身のような印象。これはこれで悪く
ないけど、味的には玉子と混ぜた方が料理
っぽいかな。
クワンヤン・スタイルは通常の焼肉のよう
な感じだけど、オンヤン・スタイル(写真)は
かなり美味かった!(ともに17,900ウォン)
歯当たりが柔らかいのに、肉の味がしっかり
する!
実はユッケのように粗く挽肉にした肉を
ハンバーグのように固めて焼いたものらしい。
また食べたい!!
ということで、最初は緊張しまくり、その後は韓国料理を食べまくりの2泊3日だったけど、とても中身の濃い内容だったと思う。
なんといっても、(ちょっと早いけど)義理の兄弟が男女合わせて5人できたことかな。相方の両親を入れたら7人になるし、甥っ子、姪っ子をいれたら、かなり賑やかになってきた。
自分の父親が亡くなって以来、兄弟に子供がいないこともあり、家族としてなんだか縮小する傾向にあったので、急に大家族の一員になれたような気がした。
また自分の父親が長男で、自分自身、親戚の中では年齢が上のこともあって、どちらかというとお兄ちゃん的な存在になっていたので、年上の兄貴と姉貴ができたのは、自分にとってかなり衝撃的な出来事だった。言葉は通じないけど、今度なにか相談してみようかな。
なんだか、韓国にも温かい自分の家族がいるというのが、帰ってきた後の正直な印象です。
9月30日(火)
韓国旅行明けの出勤で、いきなり群馬県太田市方面に出張となってしまった。せめて昼飯は変わったところに入りたいと思い、記憶を辿ったところ、大根そばで圧倒された大泉にあるそば彦のことを思い出した。そういえば、あの店にはカツ丼があったはずだ。どんなカツ丼を出すのか、とても気になる。早速行ってみることに。
田んぼの中を走った後、お店までのアプローチの右側には釣り堀を営業していた時に使っていたと思われる池がある。良く目を凝らして見てみたけど、今はなにもいないようだ。
また、ちょっと先の右側には露天風呂と更衣所として建てられたと思われる建造物が遺跡のように残っている…。
店内に入り、メニューを見てみると、かつ重はそば又はうどんがついて1,200円。お店が少し混んでいたので、奥にある座敷のような部屋に通されたんだけど、蚊がたくさんいて閉口した…。ちょうど3匹目を殺したところでカツ丼が運ばれてきた。
そばは良くいえば田舎風。腰がないし、ボソボソと切れてしまう。カツ丼の方もカツは小さいし、肉は臭みが強い。あまりに臭いので、結局、カツはほとんど残してしまった…。
★。カツが食べられないんじゃ、本当は評価もしたくないところ。
「麻婆豆腐で中華街征服」もなんとか年内に達成ができそうな
感じになってきました。あと、もう一踏ん張り!?
< To Be Continued >