麻婆豆腐の鬼 2008 1Qtr 今年中には麻婆豆腐で横浜中華街を制覇する所存です。
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
1月4日(金)
正月三箇日も過ぎたので、横浜中華街に行ってみたら、すごい人、人、人…。せっかくのお正月休みだし、聘珍樓でも入ろうかと思ったけど、混雑していたので諦めて、その先の裏通りに入る。
しばらく歩くと、桃花という、店構えがかなり立派な店を発見。気合いを入れて店内に入ってみると、狭いけど、ケバケバしさはない。1階の席に着いたけど、壁側のソファーのような椅子は快適で居心地が良い。装飾品はほとんど置いてないんだけど、洋館のような天井のデザインはオーナーのセンスの良さを感じる。
麻婆豆腐は1,400円。焼き餃子が800円で、青島ビールが600円。
バチバチいいながら、麻婆豆腐が運ばれてきた。店員が去ってから、撮影をしようかと思い、食べ始めるのをちょっと待っていたら、撮影前なのに、親切にも店員が丁寧に盛ってくれた…。
うめーっ! これまで食べたことのないような味!とろみは強く、甘めの味付け。辛さは食べていると額にうっすら汗が浮かんでくるくらい。一般的にはちょっと辛めかな。
椎茸と長ネギの味が出ているのかな?濃厚な味付けに、ご飯がガンガン進み、お代わりしてしまった。というか、味が濃いので、麻婆豆腐単品で食べ続けるのは無理だと思う。量は1人には充分だけど、少なめかも。
餃子はジューシーではないものの、具だくさんで、文句の付けどころがない。
いゃ〜っ、食った、食った!ご飯のお代わりをお願いした時、店員がビックリしたような表情をしていたけど、そういうことだったのかな?餃子が見た目よりボリュームあるので要注意。支払いの方もビックに3,360円!味付けが甘めなのが気になったので★★★★+。また来てみよう! 電話: 045-224-7777 凄い電話番号!
1月5日(土)
二宮でオリベを探していた時に、秦野に抜ける街道沿いに中華料理店
杏李(あんり)を発見。なんだか気になったので、行ってみることにした。
自宅を改造したような店内は、店に入った時から左右のブロックに別れる。全体的には中華料理店というより、喫茶店という印象。土曜日とはいえ、12時過ぎに入店したのに、客は誰もいなかった。だけど、12時半過ぎからはだんだん賑やかになってきた。
麻婆豆腐(1,000円)、酢豚(1,300円)、餃子(500円)を注文。二宮プライスとしてはこんなものだろう。
餃子のタレが別皿で運ばれてきた。ニンニクが使われているようだけど、なんだかとても良い香り。酢豚はケチャップを使った、オーソドックスな味。肉は柔らかくて、とてもジューシー。
一方、麻婆豆腐は運ばれた時に山椒の強い香りがした。味付け的には青椒肉絲のような感じ。味が濃く、ピリ辛なので、ご飯は進むけど、麻婆豆腐を食べている満足感はない。
餃子は小粒だけど、具が詰まっていて、なかなかのデキ。ライスを含めて、全体的に量は多くないけど、滄浪閣が閉店してしまった今、まともな中華を気張らずに食べられる、貴重なお店なのかもしれない。
★★★★。住所:二宮町一色1312‐4 電話:0463‐73‐2244
1月6日(日)
今年のカツ丼始めは、これまで何度かレポートしてきた鎌倉・長谷の長兵衛。店内は12時過ぎだと、驚くくらいに空いている。ヒレかつ丼1,260円を注文。
美味い!美味いなあ。ちょっと豚肉の臭みは感じるけど、とっても肉らしい味がする。揚げ立てのカツに、半生の玉子が絡まる。もーっ、たまらないいっ!
とはいえ、値段を考えると、やはり割高に感じるな。1杯しか食べられないなら、同じ値段の欲張丼か普通のカツ丼を味わっていただきたい。★★★★+。
1月8日(火)
平塚にあるひでたんは塩ラーメン専門店なんだけど、開店後しばらくしてから出した味噌ラーメンが好評で、地元のラーメン好きの友人とは『塩より美味い!』と話していた。『味噌一(平塚)より美味い味噌ラーメン』と、このサイトでもレポートしたし、恐らく、他のお客さんにも好評だったのではないかな。
しかし、この店は塩専門店。そのせいかな?味噌ラーメンはしばらくやめていたけど、比較的最近、火曜日限定で食べられるようになった。その一方、なんだか知らないけど、火曜日はよく中華街に行っていたりしていたので、(幻の)味噌ラーメンを食べられるのは久しぶり。
この店の難点は駐車場がないところ。よって、国道1号線にクルマを停めて店内に。ちなみに、警察がシートベルトか携帯か分からないけど、この店の前で取締りをやっていることもあり、路上駐車はもちろんお奨めできない。
8時過ぎに店内に入ったのに、客は私だけ…。これは意外。辛味噌そば(800円)を注文。
うっまいなあ…。キレのある味噌スープに、細めで腰のあるストレート麺が良く合う。スープがあっさりしているのに、味噌汁っぽくなってないのがよい。
塩より美味い!というより、塩味スープへのこだわりを味噌スープで確認できるといいたい。★★★★。
1月10日(木)
会社が終わってから、横浜中華街へ。特に入りたい店もなかったこともあり、馬さんの店に入った。この店の入口に爺さんが座っているので有名な店。この日も爺さんにお出迎えされて店内に。でも、中は普通の中華料理店。客は誰もいない…。
麻婆豆腐は単品だと840円だけど、セットにしても同じ値段だという・・・。そこでタンタン麺(735円)も注文。
スープとライスはミニサイズかと思ったら、むしろビッグサイズ! タンタン麺はあっさりしているけど、結構食べられる。麻婆豆腐の豆腐は軽く、かなりピリピリと辛いけど、こちらも淡白な味。
でも出てきた料理の中で一番美味かったのが、セットで付いてきたワンタンスープ。あっさりしているけど、滋味に溢れている。
ご飯は全部は食べられなかったけど、ほぼ完食。でも、さすがにセットで付いてきた杏仁豆腐は手もつけられなかった。
う〜ん、★★★。
1月12日(土)
お気に入りのクリーニング店に行くために、伊勢原に向かってクルマで走っていると、いつもの通り、『わだラーメン』の看板が気になる。これまで、毎週のようにそばを通っているのに、この店の存在を知ったのはつい最近。このまましこりのようなものを残しているのも嫌だったので、入ってみることにした。
カウンター席だけの店内には行列ができている!実は隠れた有名店だったりして…。ラーメンは600円、ワンタンメンが800円、チャーシューワンタンメン(950円)を注文した。他の客が注文しているのを聞いていると、ラーメン、ゆでワンタン、半ライスのセットが人気のようだ。
ううっめーっ!あっさりしているのに、物足りなさは感じない。むしろ、キレを感じる。そして、このスープに細めの縮れ麺がよく合う。昨晩、代々木のアンコールワットでエスニック料理を食べまくった体には、とってもありがたい。ワンタンは喉越しよく、ツルッと口の中からなくなってしまう。その一方、チャーシューはパサついていて、マグロを茹でたような食感。
食べ続けていくと、塩味をがだんだん強く感じるようになる。でも、このくらいじゃないと、味が持たないのかもしれない。といいながら、食べ終えたら、舌がピリピリしている。塩のせいだと思うけど、もしかしたら、化学調味料のせいだったりして。★★★★+。住所: 伊勢原市岡崎4786‐7 電話: 0463-91-3901
その後調べたら、伊勢原の上平間に支那そば 和田があったけど、この店がこちらに移転したようだ。急にお店を閉めたから、どうしたのかと思っていたので安心した。正直、その時よりも味にコクが出たように感じるのは作る方のバラツキか、こちらの体調なのかは分からない。
ラーメンを食べた後、国道246号で多摩川高島屋へ。いろいろな番組で高い評価を得ている平田牧場にいよいよ行ってみることにしたのだ。
いつも行列ができていることで有名なこの店。2時間待ちも珍しくないという。たまたまインターネットで調べていたら、3時半を過ぎると行列がなくなるという書き込みがあった。
半信半疑で、3時半過ぎに入店したら、確かに全く待たずに入れた!どちらのサイトか覚えていませんが、貴重な情報ありがとうございました。
カツ丼は1,300円。同じ値段でカツ玉丼もある。どちらにしようか悩んだけど、決められない。そこで店員に聞いたら、両方とも人気があるという…。その後もかなり悩んで、玉子とじのカツ丼を注文。
カツ丼特有の甘い香りがする…。量はあまり多くない。紅ショウガが載っているのにビックリ!期待の三元豚は柔らかく、筋などは感じないかわりに、肉らしい味がしない…。
そして、これはあくまで自分の印象なんだけど、丼から温かさ、人の温もりを感じない。なんだかファミレスで食べているような気がした。
評価は ★★★+。先述のサイトでも書かれていたように、確かに2時間も待って食べる味じゃあないな。
1月13日(日)
二宮から秦野に抜ける街道沿いに、鰻料理 藤川がある。小田原厚木道路の二宮インターチェンジからだとクルマで5分位かな。先日入った、蕎麦屋のオリベや、中華料理の杏李(あんり)と、この辺りには不思議と美味そうな店が目に付く。
早速店内に入り、メニューを見ると、うな丼は1,600円、うな重 花が2,300円、うな重 月 3,300円 うな重 雪 4,300円の他にひつまぶしとかもあり、ランチだと998円(お手頃価格!)。
ちょっと悩んで、うな丼ランチ(1,260円)を注文したら、早蒸しにしますか?と聞かれた。普通でお願いしたら、40分位かかるという。まっ、別に驚くような時間でもない。
ちょうど40分位して運ばれてきた
ちっちぇー!値段からして、ある程度は覚悟していたけど、ここまで小さいとは思わなかった。身も薄いので、まるで鰻の皮を食べているよう。
一方、その皮自体は口の中でとろけるし、淡水魚の臭みもない。この辺りは流石だと思う。
でも、食べ終わってみれば、かっ食らったせいか、なんだか食べた気がしない。食べる前より腹が減っている感じ。なんだか満たされない。次回はうな重を試してみよう。
でも1,260円かあ…。悪くはないか。★★★+。
晩飯は小田原厚木道路の二宮インターチェンジすぐそばにある味里に入ってみた。インターチェンジからの距離からして、まるでサービスエリアのような立地。
和風のファミレスかと思ったら、座敷だけで、なんだか入り辛い。でも、歯を食いしばって中にはいってみた。
中はまるで田舎の農家というか、ダッシュ村のような感じ。夏に窓をあけはなったら、とってものんびりした空間になるかも。東京からノンストップで運転してきたなら、一服するのにはちょうどよいと思う。
うな重(1,050円)もあるけど、かつ重(850円)とせいろ(530円)を注文。かつ丼とせいろのセットはない。値段は意外と安い印象。
せいろが2枚も付いてきた。そばは細く、長く、喉越しがよい。そんなに腹が減っていた訳じゃないけど、あっという間に1枚完食。2枚目はじっくりいただくことに。
かつ重の方は、肉が真ん中は堅く、パサパサだけど、両端は結構ジューシー。脂は口の中で溶けてなくなるし、揚げ過ぎなだけで、意外と良い肉を使っているのかもしれない。
まあ、夢庵とかに行くよりは全然良いでしょう。奥では消防署の新年会(定年を祝う会?)のような会もやっているし、地元でもファミレスよりはまともな扱いなんだろう。
★★★ かな。蕎麦がもうちょっと美味ければ良いんだけどな。
1月14日(月)
会社をあがって、横浜中華街へ。この日は龍鳳酒家に入ってみた。店内は派手さや高級感はないし、ちょっとくたびれているけど、逆にいえば独りでも入りやすい。
マーボー豆腐(1,260円)とトマトと牛肉御飯(945円)を注文。そういえば、トマトと牛肉の炒めものは、平塚駅前にある八海が、今みたいなスタイルになる前は、何度か食べたな。あの料理は本当に美味かった!早く変なプライドなんて捨てて、常連さんに愛されるお店に戻って欲しい。
マーボー豆腐がグツグツいいながら運ばれてきた。量は結構多い。フワフワの豆腐が、豆板醤などの中華味噌がとけ込んだラー油に浮いているような印象。オーソドックスだとは思うんだけど、あまり食べたことがない味。挽き肉も柔らかいし、好印象。
一方、結構辛いんだけど、それ以上に塩っぱいのが残念。
ご飯の方はケチャップ味で、ピーマンが使われているせいか、酢豚っぽい印象。正直、マーボー豆腐との相性は良くない。ケチャップ味じゃない方が美味いんじゃないかな?
評価は ★★★+。麻婆豆腐が塩っぱくなければ、4つ★にしていたかも。なんかオリジナリティを感じる。
1月17日(木)
中華街大通りから関内側に外れたところに龍膳はある。距離的にはそれほどではないんだけど、思いっきり寂れた雰囲気だから、中華街にきた観光客はまず入ることはないだろう。
店頭に貼られている写真を見ていると、麻婆豆腐はないんだけど、出てきた店員に聞いたら、やっているというので入店。店内は白木造りで明るく柔らかい。高級感こそないけど、居心地は悪くない。でも、店員の家族以外、客はいない。
麻婆豆腐は1,400円。『お奨め』と店頭に貼られていた五目チャーハンは850円。
チャーハンは凄い量。あの風呂屋のような店構えの安楽園のチャーハンようにふっくらで、もっちりしていて、自分の好み。といっても、もちろんベチャベチャしていない。良い米を使っているからかな?味付けはあっさりしているけど、他の料理と一緒に食べるのならちょうど良いかな。
麻婆豆腐はまるでスープに豆腐が浸かっている状態。とろみは全くといって良いくらいない。そして、本格的四川料理のように花山椒が大量にかけられている。結構辛い。
一方、まるで薄めのラー油のように見える液体は、特に味付けはなく、チャーハンに付いてきたスープの方が遥かに味が濃い。こんな麻婆豆腐初めて。
食べ始めは絶対に食べきれないと思っていたけど、食べてみたら意外にチャーハンが軽くて完食!これは評価に困るけど、麻婆豆腐のオリジナリティを考えて、単品評価で
★★★+ とします。
1月20日(日)
会社の同僚と中華街にある海南飯店について話していたら、メニューに載っていない麻婆豆腐を食べた私に呆れる一方、汁なしネギそば(735円)にトライすることをかなり強く推奨された。
ラーメン本ではこの店はネギそばが代表的料理として記載されているので、以前普通の汁があるネギそばを試したことがあるけど、なんかイマイチだった。
とはいえ、本当に美味いのかもしれないので、あまり頭で考えないで、試してみることに。一緒に焼売を注文。
汁なしというけど、結構汁はある。汁ありに比べると、麺が主張して、ツルツルと喉越しの良い食感が味わえる。〆には最高かも。でも、単品で食べるとなると、味が淡白だし、値段の割に量が少ない。
ここの焼売は老酒と一緒にやるには最高だな。具がずっしり入っていて、食べ応えがある。
まあ、いろいろ書いたけど、評価はお店として★★★★。
晩飯は平塚市立旭小学校の先にあるとんかつ店
ぽん吉へ。実は先週入ってみたんだけれど、満席で宴会で盛り上がっているような雰囲気だったので、出てきてしまった。
店内は座敷席がメインで、廊下に沿ってカウンター席がある感じ。ロースカツ定食(1,100円)あたりを頼みたいところだけど、心を鬼にしてカツ丼(1,500円)を注文。ヒレカツ丼(1,600円)もある。
通常、カツ定食より、カツ丼の方が高い店が多いが、この店はカツ丼の方が高い。ちなみに、カツ丼マニアの間では、そもそもカツ丼の方が手間がかかるのだから、カツ丼が高い店は本気でカツ丼を作っているといわれている。さらに、その価格差は250円が相場なので、この店は400円も違うんだから、当然期待値は高まってしまうのだ!
15分くらいで運ばれてきた。凄いボリューム。早速食べてみよう!
あま〜〜い!肉は残念ながら厚みはあまりないものの、柔らかくて、ジューシー。せっかくの揚げ立ての衣は煮込まれていて、カリカリ感は全くない。
基本的なところはしっかりしているので、とても残念。あと、こんな田舎で、この値段は高いな。★★★。
1月21日(月)
会社をあがってから、いつもは横浜中華街に向かうところを横浜そごうに入り、10階にあるレストラン街へ。そして、もしかしたらチェーン店かもしれないけど、双葉亭に入った。
あまり考えないで席に通されると、店内はデパートの上とは思えないほど高級感がある。窓際の席なら、夜景を見ながらカツ丼を食べられる状況。もちろん、ロースカツ丼(1,100円)を注文。
こんな雰囲気の下、そこそこカツ丼が美味ければいうことない。なにせ1,100円だしね。
肉は柔らかいけど、脂身がすくなく、淡白。あまり肉を食べているという感じがしない。味付けも、甘めで、あっさりしている。
カツ丼マニアには量的にも満足できないけど、田舎のお婆ちゃんを連れてきたら、大喜びしてくれると思う。その時は定食の方が良いと思うけど、ロース、ヒレとも定食で2,000円くらいからあるからご安心を!
もちろん女性同士でも、たとえ独りでも問題ないと思う。ちなみに、この日の店内は若い女性客が中心。となれば、野郎が独りでドンブリをかっ食らっている方が気が引ける…?
ということで、一般女性には良いかもしれないけど、カツ丼マニアには★★★。なんか食べた気がしない…。
1月22日(火)
中華街にある五洲は店構えも店内も、そして店員も正直しょぼい…。普通だったら、絶対に入らないと思うけど、中華街征服!のためには好き嫌いなどいっていられない。
もちろん、他に客はいない。店内にはテレサテンの曲が流れている…。麻婆豆腐(800円)と焼餃子(550円)を注文。結構安い。
麻婆豆腐は見た目はあまり美味そうじゃないけど、そこそこ食べられる。豆腐はフワフワで口の中で溶けてなくなる。味付けは和風の辛味噌味といった感じ。
量はかなり多いと思う。一方、ご飯がパサパサで不味いのが残念。安い米を使っている感じ。
餃子は美味い!自家製と書いてあったけど、多分、皮も自家製じゃないかな?焼いた面はパリッとしているし、焼いてない面はモチッとした食感。中はかなりジューシー。会計の時に店員に聞いてみたら、やっぱり餃子の皮も自家製とのこと。納得!餃子マニアに是非挑戦していただき、感想を聞いてみたい。
評価が難しいところだけど、麻婆豆腐は ★★★。でも、餃子はまた試してみたい。次回は担担麺あたりかな?ご飯が不味いしね。
1月24日(木)
あまり麻婆豆腐ばかりじゃ飽きてしまいそうなので、会社を出てから戸越銀座にある洋食ブルドックに向かった。大井町にもブルドックというお店があるようなので、要注意。こちらは戸越銀座駅から歩いて5分くらいかな。
6時過ぎに入店したら、客は誰もいなかった。有名店なのに意外。メンチ単品(750円)と牛にんにく焼きのセットに付くメンチでは大きさが違うという。ならば単品をセットでお願いした(1,050円)。
メンチ特有の甘い香りがする。切ってみると肉汁が溢れるけど、歓喜するそれほどでもないかな。衣は意外と薄く、パン粉も細かい。食感はもちろんカッリカリ!
味付けの方は、あっさりしている。肉はかなり細かく挽いているので、ちょっとネチョッとした食感。ボリュームはもちろん充実。メンチはこうじゃなくっちゃ!
メンチには満足だけど、残念なのがご飯と味噌汁。ご飯はあまり良いお米を使っていないためか、ベチャッとしている。味噌汁もこのレベルなら、洋食店なんだし、なんかポトフのような野菜スープにした方が良いと思う。★★★★。
1月25日(金)
会社の先輩が大井町にとんかつの美味い店があるといっていたので、連れて行ってもらうことに。店の名前はとんかつ 丸八。大井町駅からは本当にすぐ。
年季の入った店舗は、1階がカウンター席、2階が座敷席になっている。メニューを見れば、おつまみを除けば、ヒレカツ定食(1,850円)、上ロースカツ定食(1,550円)、並カツ定食(1,050円)しかないようだ。ストイック!先輩お奨めの上ロース定食を注文。
パン粉が細かい。食べてみると、衣がサクサク!でも、なんか、衣の内側が黄色いな。カレーパンみたい。衣をつける時に玉子を使っているのかな?写真がピンボケだったので、うまく説明できないけど、衣の上から塗ったカラシと同じくらい、衣の内側が黄色いのがわかっていただけるかな?
肉は鶏肉のように柔らかくて、癖がない。逆に行えば、肉汁が溢れるようなことはない。こんなロースカツは初めて。肉汁が溢れるようなカツを期待していたので、ある意味期待を裏切られたような気がしたけど、数日後、不思議なことに、またこのカツを食べたくなってきた。なんでだろう…?
ちょっと気になっていたので、『カツ丼はやってないのですか?』と女性店員に聞いたら、『そば屋じゃないんで、やってない』といわれた…。これはカツ丼に対する冒涜か? または全国のそば屋さんに対する侮蔑か?はたまた、カツ丼をやっているとんかつ専門店に対する挑戦状か?でも、この位はっきり物事をいう人は嫌いじゃない。よく、口論になるけどね。
オリジナリティを重視して ★★★★+。カツ丼が邪道かどうか、一度、鎌倉の長兵衛の親父さんあたりと口論してみてもらいたいところ。
1月26日(土)
飲み友達の2人が結婚することになり、結婚式、披露宴、2次会に参加することに。まあ、教会での結婚式は置いておいて、披露宴にぶったまげた!
もともとこだわりがある二人だと思っていたけど、その会場はなんとミュージアム1999 ロアラブッシュ。もちろん、土曜日の晩だというのに貸切!
なんでも、会場を決めるのに、評価の高いフレンチレストランを10軒リストアップして、全部まわって、一番美味しかったこの店にしたという…。凄いというか、半分呆れてしまう。
店構えからして、これまで入ったことがあるお店とは趣が異なる。玄関が思ったより狭かったので、かえってビックリした。2階の待ち合わせ室は気品と高級感が溢れ、生まれながらにして貴族社会に身を置いていたような錯覚に陥る。会場は広さこそホテルなどの施設にはかなわないけど、こちらも居心地がよく、席に着いていると、自然に背筋が伸びてくる。
料理は @ 冷製手長海老のコンソメゼリー寄せオシェトラキャヴィアと滑らかなカリフラワーのムーステリーヌ A
三陸産帆立貝柱のムースと自家燻製したノルウェーサーモンのキャベツ包み蒸し北海道産生雲丹とパセリのヴルーテ
(写真左) B スズキのポワレ 蕪のクリームソース
色鮮やかなバジルオイルと卵・人参のフォンダン添え C
国産牛フィレ肉のポワレ 粒マスタードソース
季節の温野菜とオレンジの薫りを纏ったブールバチュー(写真中央) D
ブッフェスタイルでお楽しみいただくシェフパテシエが織りなす彩とりどりのプティデセール(写真右) E
カフェ といったところかな。まるで、昔のファミコンのおまじないのよう。
もちろん、私がああだ、こうだいうようなレベルではないのは明確だ。若い頃なら、このコースだったら2〜3人前でもペロリと平らげてしまうくらいの食欲だったけど、今じゃあ幸か不幸か、1人前で満腹感を覚えるようになった。料理に舌鼓を打ちながらも、いい意味でも、悪い意味でも『大人になった』と実感した披露宴だった。
1月27日(日)
晩飯の時間になったので、カーナビで試しに検索してみると、茅ヶ崎駅の北側を東西に走る裏通りにとんかつ専門店 澤樹があるようだ。どんな店だか全く分からないけど、試しにいってみることにした。
初めて走る道の先に、澤樹を発見。自宅を改造したような店舗は中に入ってみるとかなり狭いけど、とんかつ店らしい雰囲気で、期待値が上がる。かつ重はヒレとロースがあり、ともに1,050円。 メンチカツ(160円)も単品であったので注文。
正直、茅ヶ崎の外れで1,050円の割にはカツが小さいかな? 肉汁というより、最近流行りの柔らかいけど、あまり肉の味がしないタイプの肉を使っているようだ。衣はかなり大きく、味付けはあっさりとしていて、甘味が強いかな? 玉子が半生なのは、自分の好み。
一方、メンチは160円とは思えないボリューム。でも、こちらも肉汁が溢れ出たりはしない。
悪い店じゃないと思うけど、正直、盛り上がらない! かつ重もメンチも ★★★。
1月28日(月)
会社を終えて、横浜中華街に。どの店に入ろうかと徘徊していると、かなり風変りな店構えのお店が…。大珍楼の別館だと思って入ってみたら、なんか違う。高級感など全くない。よくよくメニューとかを見たら、『大珍ポーポーコー 中華街別館』というようだ。でもメニューには『大珍楼』とも書いてあるなあ。紛らわしい。
とはいえ、平日の夜なのに結構お客さんが入っている。意外と人気店だったりして。
麻婆豆腐(1,200円)はもちろん注文するけど、ご飯物や麺類がなかなか美味そうだし、餃子も(380円)というので、かなり迷ってしまった。結局、塩漬け干し魚と鳥肉のチャーハン(1,000円)にすることにした。
麻婆豆腐は八角がかなりきいているけど、オーソドックスな感じ。広東料理らしく、ニラのような香草が載っているけど、あまり香りはしない。
また、とろみはあるけど、どちらかといえば、ラー油のような液体に豆腐が使っている感じ。といっても、それほど辛くない。誰でも食べられるレベル。
チャーハンの方は独特なフィッシュソース(魚醤)のような味がする。ご飯は一粒一粒はしっとりしているのに、全体としてはパラパラとした食感。味付けもしっかりしている。量はかなり多いと思う。
麻婆豆腐は ★★★ だけど、意外とよい店かも。お客さんのほとんどが若い男女のグループなので、テレビか雑誌で紹介されたのかな。また麻婆豆腐以外で来てみたい。
後日、中華街のガイドブックなどで調べてみると、やっぱり大珍楼 別館で正しくって、横浜中華街に3店舗構える大珍楼の中でもここだけは別で、ホームページを見ると、『中華街にいる中国人のためにつくった店』らしい。そう聞くと、また行ってみたくなる。考えてみれば、塩漬け干し魚と鳥肉のチャーハンなんて、他の店で見たことないしね!
1月29日(火)
この日も会社をあがってから横浜中華街へ。大通りにある廣東飯店は、店構えがかなり立派なので、これまで何度か入ろうかと思ったけど、尻込みをしてしまっていた。
ところが昨晩、試しに店頭に置かれているメニューを見てみたら、麻婆豆腐は意外に安くて840円!他のご飯物や麺類もお手頃価格。な〜んだあ!
店内に入り、麻婆豆腐に餃子と白いご飯にしようかとも思ったけど、メニューに出ていた海鮮あんかけチャーハン(1,260円)が美味そうだったので注文してみた。
麻婆豆腐は独り分としては充分な量。というより、むしろ多いくらい。かなり大きめに切られた豆腐は見た目には木綿豆腐のようだけど、食べてみると、そこまでは重くない。豆腐の量がほんのわずかな店も多い中、豆腐料理らしい一品といえる。
味付けはオーソドックスだし、辛さも控えめ。廣東料理店なのに香草が載っていないのが、逆に新鮮。
海鮮あんかけチャーハンは、玉子と炒められたご飯の上にタコやエビ、小柱、ニンジン、椎茸(緑色の野菜がなんだかわからない)の細切りが載っている。味付けは塩っぱいけど、この組み合わせが不味いはずがない。量もかなり多いと思う。
この2品を注文すれば、ギャル曽根じゃない限り、女性2人でも丁度良いくらいだと思う。麻婆豆腐は ★★★。チャーハンが ★★★+。かな
1月31日(木)
テレビやネットでは盛んに中国製冷凍餃子の中毒事件を取り上げている。中華街に足繁く通う身には、ちょっと微妙なところ。仮に冷凍食品を使っていたとしても、変なところで作られた物じゃなければ良いんだけれど…。
といいながらも、この日も横浜中華街へ。香港路にある広東料理の満珠園は中華街のほぼ真ん中に位置する。麻婆豆腐は小皿が840円、中皿が1,260円。他にマーボご飯があり、単品だと714円。
メニューをよく見ると、『ミニ小皿料理』というセットがあり、8品の小皿から2品を選べて1,260円。麻婆豆腐と酢豚をお願いした。
麻婆豆腐が運ばれてきて、酢豚も来た。でも、ご飯を待ってもなかなか運ばれてこない。仕方ないので、店員に聞いてみたら、ご飯は付いていないという。確かにメニューには『おつまみには丁度よい量です』とは書いてあるけどね。ライスの中盛りは210円。
テーブルにしばらく置かれたままだった麻婆豆腐を食べてみる。美味い!! 甘めでとってもオーソドックスな味なんだけど、もうご飯が進む進む!
あまり辛くないけど、刻んだ具材は四川風のよう。豆腐も軽い。
酢豚もケチャップを使ったオーソドックスな味付けだけど、なかなか美味い。黒酢とかは使っていないようなので、老若男女誰でも食べられると思う。肉はジューシーではないものの柔らかい。
あまりにも味付けが普通なので、★★★★ にするけど、結構満足。 とはいえ、友人に奨めたりはしないと思うけどね。
2月2日(土)
ラ・フェット多摩にニコルが出店したというので、行ってみることに。ムッシュ・ニコルとか、大学生の時は結構流行ったな。団塊の世代のVANのような存在なのかもしれない。昔着ていた、ざっくり編んだオリーブ色のセーターに白いコッパンとか、懐かしいなあ…。
折角なので、昼食は途中でいただくことに。橋本手前でカーナビを使ってとんかつ店で検索してみたら、勝善という店が出てきたので、いってみることに。散々走った挙げ句、到着したら、駐車場もないしょぼいお店。すぐ横にある、蕎麦屋に入ろうかとも思ったけど、再度検索してみることに。
すると、10分くらいのところにもがみという店があったので、こちらにすることに。不思議だったのが、ナビの指示通り走ったのに、一度走った道をもう一度走らされた。なんで…?
もがみの場所に到着したら、住宅地の真ん中で、とんかつ屋は見当たらない…。その代わり、三峰庵という蕎麦屋がある。なんだかこだわりの店のようなので、入ってみることに。
店内に入り、メニューを見てみると、残念ながらカツ丼がない…。仕方ないので、鴨せいろ(1,685円)を注文。フランス産バルバリ種を使っているとのことで、つけ汁に焼き汁を加えているという。どんなんだろう…。
蕎麦は細いのに腰がある。なかなかのデキ。量もこの手の店なら、こんなものかな。鴨肉は柔らかくて、ジューシーだし、量も充分。焼かれたネギも自然の甘味があって、もうたまらない!
蕎麦汁に鴨肉の焼き汁を足すと、塩っぱくなるけど、野性味が加わり、汁の味に深みがでる。うまみ成分たっぷりなのかな?
でも、蕎麦の繊細さに対して、鴨や汁が強いような気もする。まあ、これはそれぞれの質が高いからで、ある意味、贅沢な話なのかもしれない。ランチとしては値が張るけど、納得の味。 ★★★★+。もがみが見つからなくって良かった。住所: 相模原市光が丘2‐22‐1 電話:
042‐756‐7478
ラ・フェット多摩に到着し、まずはニコルに入ったけど、なんだか他の若者向けのブランドと同じようで全く魅力を感じなかった。特に目ぼしい物もなく、帰路に着くことに。昼飯を食べてからあまり時間は経ってないけれど、食べたのは蕎麦だし、折角だからとカツ丼を食べて帰ることに。
カーナビで探して、橋本駅そばにある美さきにいったけど、休憩中…。また、カツ煮定食はあるけど、カツ丼はやっていないようだ。
美さきからすぐのところにあるふるさとはお休みかな? ちょっと走ったところにあるかつ伴は立派な店構えだけど、こちらも休憩中…。ご近所のかつ楽亭もお休み中…。 ちょっと相模原駅方向にいったところにあるとん平は休憩中で、ご近所のとん八はお休み? と、5時前だったこともあるけど、揃いも揃ってみんなやってないし、よくもまあ、こんな狭いエリアにとんかつ屋が数多くあるものだ。相模原はとんかつタウンか!?
相模原駅そばにある天かつという店がやっているのをようやく発見したので、中に入ってみることにした。マンションの1階にあり、店構えは小じんまりとしているんだけど、店内は意外と広く、ゆったりとしている。カツ煮定食もあったけど、ロースカツ重(1,155円)をやっていたので、こちらを注文。
カツはしっかり煮込まれているので、パサパサで筋張った印象。でも、脂に近い部分はジューシーで、脂は口の中で溶けてなくなるから、変な話、普通のとんかつで食べたら美味いんだろうな。肉はかなり厚い。また、味付けはかなりあっさりしている。
ご飯や豚汁のデキは良い。サラダや漬け物は箸休めに丁度良い。一気に食べ続け、最後の方に食べたカツの端っこは、もう肉汁が溢れ、口の中が洪水状態。まさに決壊寸前。
★★★★+。やっぱり競争が激しいからかな?かなり美味かった。なので、またこのエリアに来てみます!
住所: 相模原市清新1-1-19 電話: 042-758-5665
2月5日(火)
中国料理 大福林は横浜中華街の香港路に店を構える。平日の夜だから、仕方ないのかもしれないけど、客は私だけ…。確かに店構えは色気がないし、メニューには特徴がなく、店内も冴えない。特に観光客には全く魅力的には見えないだろう。
麻婆豆腐(1,050円)と担々麺(680円)を注文。かなりお手頃な価格設定。こんな店が美味かったら、このシリーズも盛り上がるんだけどな。
担々麺なのにスープが透き通っているぞ。上に盛られた挽き肉はとろみがかかっていて、麻婆豆腐みたい。でも、全体的にはあっさり、すっきり。こんなの、良い意味でも、悪い意味でも初めて。後半はスープをよくかき混ぜてみたら、担々麺らしい味になってきた。刻んだ干しエビや椎茸が結構良い味を出していて、意外と飲み続けてしまう。
麻婆豆腐は油が表面に浮いているのが気になるけど、山椒がきいていて結構美味い!油がもっとラー油のように赤かったら、本格四川風といっても良いくらいだと思う。このままだとちょっと気持ち悪い。値段を考えたら、量は充分。
味付けは塩っぱいけど、味噌味がきいている。これでご飯を注文していたら、ガンガン進んでいただろう。でも、味が濃くって、担々麺には合わないので、結構残してしまった…。
担々麺は ★★+。 麻婆豆腐は値段を考えて
★★★+。 どっちにしても、この2品は最悪のコンビネーションのようだ。
2月7日(木)
明日の2月8日が中国のお正月とは思っていたんだけど、横浜中華街に着いたら、勢いのよいドラの音がする。町中に貼られているポスターを見たら、2月7日が春節(旧正月)のようだ。龍華楼に入ったら、獅子舞が店内まで入ってきた!内心ドキドキだったんだけど、獅子舞に咬んでもらった…。
ちなみに、店頭に張り紙があったけど、この店は好々亭と姉妹店とのこと。麻婆豆腐四川風(1,100円)と五目チャーハン(揚州炒飯 690円)を注文。麻婆豆腐四川風は店内のホワイトボードに書いてあった料理。他に普通の麻婆豆腐もあるようだ。
う〜っ!からいっ! 豆腐は木綿のようだけど、軽めの食感。あまり花山椒とかはかかっていないので、いわゆる四川風という感じはしないけど、結構美味い。でも、また普通の麻婆豆腐を確認に来たくなるほどではない。
チャーハンはメニューの写真ではレタスが沢山使われている感じなんだけど、運ばれてきたのはとってもオーソドックスな印象。食べてみても、見た目通りの味。
評価は ★★★ かな。獅子舞がエキサイティングだったけど、料理には関係ないしね。でも、この店もサービスで杏仁豆腐を出してくれた。手作りらしい。あっさりとしていて、口直しにぴったり。
2月8日(金)
中華街は金曜日だけにかなり人が多いけど、春節の昨日ほどの人混みと勢いはない。順海閣本店前を通り過ぎると、心龍(しんろん)という店を発見。写真をみるとなかなか美味そうだし、値段が手ごろなので入ってみることにした。麻婆豆腐(800円)、焼き餃子(500円)、海鮮かけご飯(800円)を注文。タンタンメンは750円だし、他の料理も安くて、写真をみる限り美味そう! また、白麻婆豆腐もあるので、こちらも次回ぜひ試してみたい。
餃子がこんな感じで、並んで出てくるのは初めてみた。具だくさんで、ジューシー!美味いではないか!ほんのりとした甘味を感じる。餃子の焼いた面の皮がオレンジ色をしているので、焼くときにスープを使っているのかもしれない。
麻婆豆腐は花山椒とかがかかっていないので、いわゆる四川風ではないけれど、充分に美味い。ちょっととろみが強く、塩っぱいけど、見た目が可愛いし、値段を考えたら充分に合格!
海鮮かけご飯だって他の料理に負けていない。イカは信じられないくらい柔らかくって、気が付けば口の中でなくなっている。エビはプリプリ!ホタテまで入っている!肝心のご飯がパサパサな店が多いけど、この店にはそんな心配は無用。
食後も胃がもたれたりしなかったし、かなり好印象。評価は仮で★★★★+。麻婆豆腐が他の料理と比べると、今ひとつだったのが残念。次回は白麻婆豆腐に挑戦だね。
2月9日(土)
秦野の渋沢にとんかつ店があったことを思い出し、そばまでいって、カーナビを使ってみたけど、その店では出てこない…。国道246号沿いにその店の看板があることを思い出し、店名である『たぬきち本店』を確認して、再度カーナビで検索したら、今度はでてきた。
店は渋沢駅そばにある丘の上にあり、カーナビで来るか、事前に調べておかないと、必ず迷うと思う。これで美味かったら、マニア的には堪らない状況。
山小屋風喫茶店といった感じの店内。オープンキッチンで、なかなか緊張感のある状況。でも、ちょっと薄暗いかな。
メニューをみると、かつ重(1,350円)があったので注文。 ロースカツは1,050円でかつ重の方が高いけど、定食にすると400円プラスだから、やはりロースカツ定食の方が高い。
箸折りをみると、とんかつ たぬきち本店と書いてある。やっぱりとんかつ店なんだ。
カツと玉子とじの部分が別々になってしまっている。そして、カツは半面だけ煮込まれている。肉は厚くて柔らかいけど、パサパサ。味付けはかなり甘い。やはり期待値が高かったのかもしれない。
店内を見渡すと、巨大なエビフライを食べている人が多いようだ。この店のウリはエビフライなのかな? ★★+。
2月10日(日)
横浜中華街にある心龍は金曜日に来たばかりだけど、なかなか料理が美味かったのと、白い麻婆豆腐が気になったので、また来てしまった。白い麻婆豆腐(1,180円)とともに、こちらもこの店のウリだと思われる水餃子(580円)も注文。
なかなか美味そうではないか!!
うんめーっ!これを麻婆豆腐と呼んで良いかは分からないけど、かなり辛い豆腐料理であることは間違いない。軽めの豆腐にあっさりとした味付けなのに物足りなさは全くない。もう、ご飯が進む進む!
水餃子も具だくさんで、値段の割に凄いボリューム。タレのようなものがかかっているけど、お酢をかけたら、さっぱりとした味になり、こちらでも美味い!でも、金曜日に食べた焼き餃子の方が自分は好きかな。
ご飯もなかなか上質なのでバクバク食べていたら、中華街としては結構大盛なのにすぐに完食。一方、麻婆豆腐はまだ3割くらいしか食べてない・・・。★★★★★! この店は私のイチオシになりそう。
お会計の時に話を聞いたら、4、5年前に開店したという。こんなに美味いのに、それほど有名じゃないのは不思議なくらい。言い方を換えれば、それだけ中華街の味のレベルが全体的に高いということなのかな。
店を出て、次は何を食べるかサンプルを見ていたら、愕然としてしまった。なんと 980円!で小龍包か水餃子が付くセットがあり、白い麻婆豆腐も選べるのだ!まあ、もちろん量とかは少ないとは思うけど、バラで食べたらかなり量があったからな。食べてないけど、1,910円が980円になるならほぼ半額だし、セットの方をお奨めします。
2月11日(祭)
墓参りの帰りに逗子にある蕎麦店、おかむらにいってみることに。この日は天ざる(1,600円)を注文。
もちろん美味いんだけど、なんか感動というか、ありがたみを感じないな。なんでだろ…。★★★★。合格…。
平塚の北側を走る国道1号バイパス沿いに四川料理の店があり、前々から気になっていた。店の名前は中華四川料理 飛翔。
実はこれまで何度か来たことがあったけど、いつも駐車場が一杯で入れなかった。この日はちょっと離れたところにある、有料駐車場にクルマを停めて、店に向かった。
店内はいわゆる地方の中華料理店という感じで味気ないくらい。店の入口で販売している野菜や果物が唯一の特徴といった感じ。四川マーボードーフ(735円)と四川式担々麺(735円)を注文。かなり庶民的な価格設定はありがたい。
担々麺はそれほど辛くないけど、味が濃くって、輪郭がはっきりしている。美味い! ただ、太めで軽い縮れのある麺は、中華ぽくなく、インスタントのような食感。昨晩、伊勢原のだるまで食べたタンタン麺が全くダメだったことを思い出してしまった。
麻婆豆腐はかなり甘めの味付けだけど、しっかりした味なので、急遽ご飯を注文。
まあ、味噌田楽ぽい味ともいえる。豆腐はどっしりとした木綿。でも、この味付けなら、豆腐でなくても、ナスでも、キュウリや、サラダの上からかけても合いそうだ。
この値段で量が充分なのはありがたい。★★★+。
2月12日(火)
会社をあがって、横浜中華街へ。石川町から中華街に向かった時に、善隣門が入口ならば、この日に入った千禧楼(せんきろう)はその手前だから、やっぱりこのエリアは外中華街だな。
店構えはとっても安っぽいけど、店内は狭い割には意外と落ち着いていて、高級感がある。メニューには『中国広東、四川、福建料理』とかいてある。写真を見ると結構美味そう。意外と名店だったりして。
四川麻婆豆腐(1,200円)と牛バラの石焼飯(900円)を注文。ちなみに石焼でない牛バラ飯は800円。
豆腐はデザートのように軽くて、口の中で直ぐになくなるけど、味が辛い辛い。真っ赤なラー油や中国山椒が粒で使われているところは、まさに四川風といった感じ(いったことないけど)。でも、中華味噌のしっかりした味と、ほのかな甘味のお陰で、ちゃんと豆腐料理になっている。この辺りは景徳珍とは異なる。
グツグツ、ジュウジュウいいながら、牛バラ飯が運ばれてきた。食べ出す頃にはお焦げができている。あんがかかっている料理だけど、味付けがさっぱりとしているので、しっかりとした味付けの麻婆豆腐とよく合う!
肉の方は八角の香りはあまりしないけど、いかにも中華料理といった味付けと食感。一瞬モツかと思ったくらい。
余裕で ★★★★。全然期待していなかったけど、本当に名店だったりして・・・。また今度来てみよう。
2月15日(金)
いつもの飲み友達と赤坂にある群英閣に集合。この店は中国出身のメンバー達が八丁堀の聚中縁餃子とともにお奨めの店。なんでも本場中国の味をお手頃価格で味わえるという。
お店の場所はとってもわかりずらい(らしい)。この辺りをよくジョギングしていた私としては、ヤフーの地図を一度見ただけで到着で来たけど、土地勘がないメンバーは地図を持っていても到着できなかった。
まず運ばれてきたクラゲの前菜はパクチー(香草)が効いていて美味い美味い!ニンニクもかなり使われているようだ。2つ目の豆腐を使った前菜は女性陣にはとっても人気があったけど、私はクラゲの方がキレがあって好きだな。
ようやく麻婆豆腐が運ばれてきた。でも、残念ながらよく覚えていない…。実はこの日は風邪で体調が悪く、風邪薬を飲んでの参加だったんだけど、中生2杯と紹興酒を飲んだら、フラフラになってしまった…。
その後、青菜の炒めものや餃子とかを食べたようだけど、全く覚えていない。かなりヤバイので、この辺りで中座することに。とっても残念だけど、店を出たら、真っ直ぐ歩けないくらいになっていた。
なので、評価どころじゃないけれど、まあ
★★★★ 位は軽くつけられると思う。
2月17日(日)
洋食亭ブラームスはチェーン店だけど、昔、2チャンネルの書き込みを見て以来気になっていた。ネットで確認したら、横浜ルミネにも支店があるようなので行ってみることに。
午後2時過ぎに到着したら、まだ店頭に行列ができている。凄い人気だな。仕方ないので、4時過ぎにもう一度来てみたら、待たずに入れたけど、店内はほぼ満席。なにがそんなにお客を惹きつけるのか?
また、自分もそうだけど、この人達は昼食をたべているのか、晩飯なのだろうか? メンチは単品で987円 。ライスは210円。
メンチが単品で987円とは、チェーン店にしては高くないかと思っていたけど、ショーウインドウのサンプルよりむしろ大きいようで、こんなもんかなという感じ。
ナイフを入れると肉汁が溢れるけど、肉は筋張っていて、食感がイマイチ。なんでこんな店に行列しているのかと疑問に思い、店内を見渡すと、ほとんどの客はオムライスをたべていた…。揚げ物じゃあないのか…。★★★。
2月20日(水)
この日入った廣新楼は横浜中華街の大通り、石川町寄りにある。店構えは結構立派だけど、店内は普通の中華料理店。高級感は全くないどころか、空調が良くないのか、店全体がタバコ臭い。
牛バラ肉の角煮ご飯は1,050円。麻婆豆腐は1,470円だけど、ハーフサイズが735円であるので、こちらを注文。
麻婆豆腐はとろみが強く、かなり塩っぱい。また、カレーのような風味がする。さらに、変に辛い。ちょこっと食べて、ほとんど残してしまった。★。ダメ〜っ!
一方、牛肉飯の方は八角の匂いがとても強いけど、肉が信じられないくらい柔らかくて美味い!ご飯は中華街にしてはまともな方だけど、決して誉められるレベルではない。こちらは★★★★。
ここの麻婆豆腐は中華街一不味いと思う。
2月21日(木)
梅林閣は横浜中華街の順海閣のすぐ隣り、というか、同じ建物に入っているように見える。最初は順海閣のディフュージョンなのかと思ったくらいだけど、メニューとかをみる限り、あまり関係ないようだ。
麻婆豆腐(1,050円)と牛バラ肉かけご飯(840円)を注文。昨日と同じだな。
この日の麻婆豆腐も昨晩と同じようにダメだ。豆腐自体は昨晩の店よりまともで、軽くて、つるんとしているけど、とろみが強くて、かなり塩っぱい。また、10分くらいしてくると、豆腐から水が出てきて、さらに手に負えなくなってしまう。★。
一方、牛肉飯の方は見た目に迫力がある。でも、こちらも味付けが塩っぱく、生姜のような風味がする。肉は柔らかいけど、あまりお勧めできる代物ではない。★★+。
2月22日(金)
この日も仕事が終わってから横浜中華街へ。関帝廟通りにある太合殿は、特に入りたくなるような要素はないんだけど、麻婆豆腐で横浜中華街を制覇するためには避けて通れない。
いくら入りあんかけチャーハン(1,030円)があったので、麻婆豆腐(1,200円)とともに注文。店内は明るく、ファミレスのように安っぽいけど、居心地は
悪くない。
麻婆豆腐が運ばれてきた。醤油が焦げたような香りがして食欲をそそる。
麻婆豆腐は豆腐が軽くて、意外にいける。味噌の味が強いので、白いご飯に合いそうだ。一方で、3日連続でかなり塩っぱい…。辛さはそれほどでもないと思うけど、塩味が強すぎて、辛さがわからない。
チャーハンは確かにいくらが載ってはいるけど、簡単に数えられるくらい。チャーハン自体は玉子とちょっぴりのネギで炒めた、とてもシンプルな味。
あんは魚の味が強くする。少し生臭いかな。具材は小エビ、刻んだ椎茸、ニンジン、イカ、さやえんどうあたりだろうか。特に騒ぐような物は載っていない。う〜ん、★★+。不味くはないけど、美味くない。
サービスで杏仁豆腐をだしてくれた。味は普通だけど、製氷機で作った氷が入っているのは珍しい?
2月23日(土)
天気が良いのでチャリに跨り、鎌倉方面に向かって走り出すけど、すごい風。そして国道134号はその風に巻き上げられた砂が視界を奪うくらいに舞い踊っている。
仕方ないので、海岸線より北側の道を走るけど、信号が多いだけで楽しくない。
なので、辻堂、茅ヶ崎周辺で美味そうな店を探していたら、茅ヶ崎駅から平塚寄りにある踏切そばにふじ田を発見。
まるで、フィギュラスのダリの美術館のようなノリ。一方、店内は思ったよりは落ち着いていて、居心地がよい。地魚のさしみ定食(950円)を注文。
アジ、スズキ、カンパチ、イカということろかな。量は少ないけど、コリコリと身がしまっていて美味い。ご飯や味噌汁、漬け物など、全てのものが上質。★★★+。レベルが高いけど、なにか名物料理が欲しいところ。
基本的には飲み屋さんのよう。茅ヶ崎で飲む機会はまずないとは思うけど、一度、夜に来てみたい。
カーナビを見ていたら、平塚市田村にたむらという和風レストランが載っている。そんな店行ったどころか、聞いたこともなかったけど、とりあえず行ってみることにした。
カーナビの指示に従って走っていくと、国道129号から一本住宅地に入ったところにたむらを発見!こんなところにとんかつ店があったんだ!
メニューを見ると、かつ重(1,280円)が載っていたので注文。ソースかつ重もある。でも、かつ重は写真を見ると、ご飯の上にとんかつが載っているだけ。どんなものが出てくるのかな?
思っていた通り、玉子とじではない。玉子とじを食べたい人はかつ煮定食を注文しろということかな?あっさりとしたタレをかけた後、塩とコショウをかけているようだ。
肉は柔らかく、弾力があり、いうことがないんだけど、塩とコショウが強すぎる。量はカツ、ご飯とも普通かな。
結構、しっかりとしたサラダが付いているのが嬉しい。茶碗蒸しも食べ応えがある。★★★★。マニア的には、ひっそりとしたロケーションがたまらない。また来てみよう!
と思いながら会計をしたら、なんと2月末で閉店してしまうとのこと。なんてこと…。
2月24日(日)
久し振りに平塚六本の先にある、小虎坊にいってみた。この日は酢豚(1,380円)、麻婆豆腐(1,050円)、白菜とホワイトアスパラのクリーム炒め(1,280円)などを注文。
相変わらず麻婆豆腐は凄い量。いわゆる四川風ではないけど、豆腐のあっさり味噌炒めといった感じで、美味い美味い!ご飯がドンドン進む。味が濃かったり、塩っぱくないのがよい。辛さはひかえめ。
酢豚も前回より量が増えたような気がする。前は黒酢がかなり前に出てきていたけど、今回は甘味がかなり強い。バラツキかな?う〜ん、こちらは前回の方が美味かった。
白菜とホワイトアスパラの炒め物が運ばれてきたときは、あまりの量と立派さに唖然としてしまった。まるで、どこかの宮廷料理のよう。とてもあっさりとしているので、〆に良いだろう。
それにしても、2人とはいえ、よく食べた。会計をしてみると、飲み物類は頼んでいないのに4,130円。
★★★★+。これで、もっと安ければいうことがないんだけどな。日曜日の昼はランチがないせいか、とても空いていた。
2月25日(月)
石川町から中華街に向かうと、中華街大通りに入って、ちょっと歩いた左側に均元楼がある。広東料理のお店。
店構えは結構仰々しいけど、店内は落ち着いていて、新しくはないけど、高級感がある。中華街らしいインテリアといえるかもしれない。BGMもテレサテンじゃなくて、室内楽がながれている。
四川風豆腐の辛子煮(1,500円)とスペシャルチャーハン(1,000円)を注文。値段の切れがよいけど、メニューにでている値段は消費税は入ってないのかな?
チャーハン、麻婆豆腐ともに結構量が多い。
スペシャルチャーハンは… 普通…。なんでスペシャルなのかわからない…。具も味付けも普通のチャーハン。
麻婆豆腐はいわゆる四川風で、ラー油の中に豆腐が沈んでいる。結構辛いけど、ヒー、ヒーいってたべるほどではない。豆腐はかなり軽いんだけど、口の中で溶けるようなかんじではない。何というか、軽すぎて、存在感がない感じかな。
チャーハンの味付けがあっさりしているので、麻婆豆腐を載せて食べても、違和感がない。
店構え、店内の雰囲気、料理、ともにオーソドックスで、統一感はあるけど、新しさ、楽しさはない。そういえば、屋号にも『均』の文字が使われているな。中国語での意味は分からないけど、日本語的にはとってもバランスの良いのでピッタリだと思う。
評価も中華街では平均的な★★★。
2月26日(火)
中華街について、どこに入ろうか徘徊していると、先日5つ★をマークした心龍の前に来てしまった。参考として、店頭に置かれているメニューをみていると、担々麺がどうしても食べたくなってしまったので、我慢しないで、入ることにした。
タンタン麺は小龍包か水餃子がついて980円。水餃子は前回試したので、小龍包でお願いした。
すっごく美味そうではないか! 見た目はこれまで食べた担々麺の中でも一番かもしれない。早速食べてみよう!
うっめーっ!中太のストレート麺は、中華料理店にしては腰はあるけど、一般なラーメンと比べると、ちょっと延びているような印象。なんといっても濃厚なスープが美味い。色が真っ赤なのにそれほど辛くない。それより、塩っぱく感じる。
小龍包の方は、これまで食べた料理と比べると、ちょっとしょぼいかな。もちろん中は信じられないくらい肉汁が溢れるけどね。
担々麺は最初はかなり盛り上がったけど、食べているうちに、塩味が強いのが気になりだし、結局、スープを残してしまった。なので、★★★★。まあ、自分の好みもあるし、作る側も目分量でいれているだろうから、バラツキもあるだろうけどね。また試してみよう。
2月27日(水)
会社を出たら、横浜の山手に住む同僚と一緒になったので、横浜中華街で晩飯を食べることに。
最初に最近はまっている心龍にいってみたらお休みだった…。そこで、前から気になっていた新福記に入ってみることにした。
この店のウリの一つが、豆乳から作る麻婆豆腐花(1,200円)。どんな感じなのか楽しみ。あとはメニューにお勧めとでていた新福記焼きそば(840円) と XO醤牛肉チャーハン(750円)も注文。 早速、麻婆豆腐花が運ばれてきた。
グツグツ煮立った麻婆豆腐のあんのようなものが入った器に豆乳を入れるのかと思ったら、別の器で一度豆腐を作って、小皿に入ったあんの部分を上からかける。できたての豆腐を食べられるのはよいんだけど、煮込んでないから豆腐に味がしみてないし、かなり水っぽい。想像していたのとかなり違っていたので、かなり微妙な感じ。
平べったいストレート麺を使った焼きそばは、アメリカに長く住んでいた同僚によれば、昔、よくチャイナタウンで食べた味に近いそうで、とても懐かしがりながら、美味そうに食べていた。こちらとすれば、焼きそばやチャーハンは特記事項はないんだけど、まあ、不味くはなかったんで良かった。★★★。
2月28日(木)
平塚 田村にある和風レストラン たむらは明日で閉店。だから、閉店を惜しんでお客さんで一杯かと思えば、中に入ったら、誰もいない…。7時半だからな?
『人気No.1』だという、ソースかつ重(1,380円)を注文。もちろん、皆さんがこのレポートを読んでいただいている頃には閉店していて、食べられないんだけどね。
すっげ〜っ!刻んだキャベツの上にカツだけじゃなくって、キュウリとトマト、それにチーズが整然と並んでいる。色味からして、なんたかイタリアンのようだ。肉は柔らかくって、肉らしい味がするけど、値段の割にはカツが小さいかな。
テレビでは実写版ちびまる子ちゃんの最終回をやっていた。まる子は上京し、漫画家を目指すというエンディング。まる子ちゃんと同じように、お店の人の明後日からの新しい人生に幸あれ!★★★★。
3月1日(土)
日曜日は観光客でごった返す鎌倉も、土曜日の午前中なら結構空いている。ならばと、この前いったら満席ではいれなかった、大仏のそばにあるきしめん むつ富にいってみることにした。
店内に入ると、12時前のためか、客はいない。早速、席につき、カツ丼を注文したら、この日はできないという…。お客さんが入る週末なのに、カツ丼を用意していないということは、本気じゃないのかな?
仕方ないので、店を出て、またもや長兵衛へ。これまで食べたことがない、ヒレかつ丼(1,260円)を注文。
肉はとっても柔らかいけど、ギリギリで肉らしい食感がする。これ以上柔らかかったら、井泉と同じになってしまう。カツはいつもより煮込まれていて、それほどカリカリしていないのが残念。
★★★★+。でも、これまで食べたヒレカツ丼の中で一番美味い。
そういえば、生まれてから30年以上、本籍地が鎌倉市坂の下だったな。自分が生活した記憶は全くないけど、この味付けが体に染みついているのかも…。
後日確認したら、ヒレかつ丼は1月6日(約2か月前)に既に食べたことがあることが判明(レポート済)。でも評価は同じ★★★★+だったから、記憶はボケても、舌は健全ということが分かり安心した。
晩飯は寒川にある旭川ラーメン店 いっぱちへ。前回はそばにある最悪の店『寅』の後の2杯目だったので、ずっともう一度来てみたいと思っていた。
旭川ラーメンらしく、中太の縮れ麺はボソッとしているけど、豚骨スープはしょうゆ味なのに味噌味のような濃厚さ。一味やニンニクをちょっと入れると、印象が大きく変わる。
★★★+。美味いんだけど、推奨するには塩っぱ過ぎる。でも、好き!
3月2日(日)
日曜日だって横浜中華街!でも、どの店もお客さんで一杯。平日の夜だとほとんどお客さんがいないような店でも、そこそこ賑わっている。いろいろ歩き回って、結局、日本国中どこにでもありそうな感じの大中華に入ってみた。
麻婆豆腐のセットは、チャーハンなどがついて880円。でもそれだけでは寂しいので、青椒肉絲(650)も単品で注文。値段はかなり安いけど、店構えや店内の雰囲気からして期待できそうもない。とはいえ、中華街征服のためには避けられない…。
10分位で全部運ばれてきた。
う〜ん、全体的に美味いかも。期待値が低かったからかな。量もセットメニューとしては多いと思う。麻婆豆腐も青椒肉絲もオーソドックスで、味付けが濃くって甘めだけど、こってりとしているので、ご飯が進む。
麻婆豆腐はかなり辛い。食べていると、軽く汗が出てくる。豆腐は軽くて、バクバク食べてしまった。
といっても、遠方から来るほどの味でもない。家の近所にあったら、常連になりそうだけどね。
値段を考えて、★★★+。でも、中華街を征服しようとしている人以外にはお勧めしません。
晩飯は平塚にできたラーメン店、源平に行ったけど、駐車場が分からなくって、どうしようかと団地の中を走っていると、タンタンメン専門 味金が現れた。この地域で担担麺専門店というのは珍しい。早速入ってみることに。幸い、こちらには店の前に駐車場がある。
タンタンメンは800円。結構高い。また、辛さは調整できるようだ。普通でお願いする。10分もしないで運ばれてきた。
じゃ〜ん!凄い量に圧倒される。上に載るのは、モヤシとワカメ。食べ始めてみると…。
なんと凄いとろみ。ゴマなんて全然使っていない。豆腐の載っていない麻婆ラーメンか、蒙古タンメンと呼ぶべき。こんな味を期待していなかったけど、単純に不味いので、どうしようもない。
久し振りにラーメン・ランキングを更新したくなった。ワースト5に入ること間違いない。★★★
開店して間もないようだけど、団地の真ん中なのに、客はずっと私だけだった…。
後日ネットで調べたら、出縄にあったお店が引っ越してきたとのこと。その経緯はわからないけど、評価は変わらない…。
3月3日(月)
会社をあがってから、この日も横浜中華街へ。どこに入ろうか悩んだけど、前回海鮮あんかけチャーハンだけで、麻婆豆腐を食べなかったので、周苑にいってみることにした。周富徳の兄の店だから、麻婆豆腐は期待できるのかな?
麻婆豆腐(1,680円)と五目チャーハン(945円)を注文。
前回は店内の赤い照明がかなり気になったけど、今回はそれほどでもないな。席が入口よりだから、赤い照明が半分位しかかかっていないからかな? 麻婆豆腐がグツグツいいながら運ばれてきた。
うん!とても食べやすい味。豆腐は軽いし、味付けがあっさりしているので、麻婆豆腐単品でも食べ続けられる。刻んだ椎茸がきいているのかな。赤いのはニンジンではなく、パプリカのようだ。辛さはほとんど感じない。全体的には、上質というか、気品のようなものまで感じる。
一方、チャーハンの方は極めて淡泊。味付けらしい味付けがない。そこで、麻婆豆腐をチャーハンにかけたら、美味い!美味い!両方とも控えめな味付けだから、一気に完食したくなる。麻婆豆腐でターボがきくのも珍しい。また、チャーハンに付いてくるかき玉子のスープも繊細に見えてくる。どうやって作っているのかな?
麻婆豆腐は ★★★★+。食べ終わってから、花山椒を別に持ってきてくれていたことに気が付いた。なんてこと…。でも、花山椒を別に持ってくる店は、他では陳麻家くらいかな?
残念だけど、でも、また来る口実ができたともいえる。
3月4日(火)
この日も会社をあがってから、横浜中華街へ。3日連続だな。大通りの海側にある東華楼に入ってみた。
店内は中華街としては珍しくBGMが流れていない。豪華さはないけど、中華料理店らしい雰囲気はあり居心地は良い。麻婆豆腐(1,260円)とともに翡翠鮭チャーハン(945円)を注文。
翡翠というから一般的な翡翠麺のように緑色しているのかと思ったら、普通のあっさり醤油味。鮭のブレークと野沢菜を刻んだような青菜が混ぜられているけど、驚くようなことはない…。
麻婆豆腐の方は大きめに切ったフワフワの豆腐が口の中に入れた瞬間になくなってしまう。味付けは味噌味が強く、あまり辛くない。また、とろみが強い。ご飯と一緒に食べるのは合いそうだけど、ビールのアテには合わないだろう。昨日の周苑ほどじゃあないけれど、全体的に品がある。
う〜ん、合格にしても良いくらいだけど、話題性がないので
★★★+。
後日ネットで調べたら、この店はフカヒレと北京ダックがウリのようだ。フカヒレ坦々麺は1,575円で結構美味そう。次回、挑戦してみたい。
3月5日(水)
この日も中華街へ。これで4日連続だな。香港路にある東光飯店別館に入ってみることに。歓送迎会をやっているのか、3月に入ってから横浜中華街は結構賑わっているんだけど、この店は別のようだ…。
店頭のメニューを見ていたら、麻婆豆腐は1,470円。でも、あまり美味そうではないな…と思っていたら、950円のセットがあった。どうせ一度は中華街征服のためには越えなくてはいけない山と思って入ることにした。
コーンスープがあっさりしていて美味い。意外と麻婆豆腐も美味かったりして…。
と、期待しながら麻婆豆腐を食べると、豆腐がフワフワで悪くないんだけど、塩味が強すぎる。味付け自体は良いので残念。麻婆豆腐を食べた後、コーンスープを食べたら、全く味を感じなくなってしまった。
セットで付いてきた水餃子はエビがプリプリで具だくさん。ご飯も中華街では美味い方だと思う。
★★★。本店にも入ってみたい。
3月6日(木)
なんとこの日も横浜中華街へ。これで5日連続だな。ほとんど病気に近いかも。ちょっと悩んだ後、東林に入った。店内は明るく、居心地がよい。
なんでも、この店のあわびそば(1,890円)はTOKIOが出演している某番組で絶賛されたらしい。麻婆豆腐(1,050円)とともに、注文してみることに。
麻婆豆腐が運ばれてきた時に、椎茸のようなよい香りがした。見た目では具材としては使っていないようなので、下味に使っているのかも。見た目はとても平面的で、すりきり一杯という感じたけど、意外と底が深いので量が多い。
豆腐はフワフワだけど、豆腐の量が少ないので、主役不在という感もする。とろみは強くて、辛さはピリピリといった感じ。結構辛めかも。まるで醤油味の団子を食べているよう。挽き肉は柔らかいので、好印象。
あわびそばがかなり遅れて運ばれてきた。中華ラーメンとしては極細という感じのストレート麺は意外と腰がある。スープはあっさりとしていて、ほんのりとした甘味がある。とろみはつけていないようだ。あわびは薄いけど、枚数はかなり発見した。結構な量が使われているようだ。
味?味かあ…。正直、麻婆豆腐を完食した後だと、似たような味なのに、こっちの方があっさりしているので、良くわからない。上品なようにも感じるし、輪郭がボケているようにも思える。
結局、この店にまた来ることはないかもしれない。両方とも
★★★。
3月9日(日)
昨晩東中野のドドズでワインをがぶ飲みしたので二日酔い気味…。とはいえ、この日は16℃まで気温が上がるというので、ゆうき食堂を目指して逗子へ。確かに寒くはないんだけど、今週も風が強い。
なんとか逗子マリーナには着いたんだけど、あいにくゆうき食堂も、めしやっちゃんも満席で行列ができている。やっぱり、日曜日は12時過ぎると人気店は入れないなあ…。
仕方ないので逗子駅に向かって走り出すと、手書きの石窯ピザ屋の看板が…。でも、それらしきお店はない…。
試しに裏にまわってみると、自宅を改造したピザ屋を発見!早速、中に入ってみることに。
ランチメニューはAピザセットが1,200円で、Bピザセットが1,500円。ピザの単品の値段でセットの値段がが分かれる。メニューにはピッツァは色々な種類があって迷ってしまう。結局、Bセットのピッツァ・ポモドーロをお願いした。単品だったら1,300円。トマト、ベーコン、ニンニク、半生玉子がトッピングされる。
コーヒーを注文すると、コーヒーの豆を自ら挽かなければならない。でも、ピザが運ばれてくるまでの暇つぶしにはぴったり。柔らかい日差しの下、黙々と作業をしていると、しばらく使っていなかった脳の一部が動き出し、ドーパミンが分泌されているような感覚を覚える。なんだか、時間がゆっくり流れているな。体がだんだん蘇生されていくような気がした。
その後、運ばれてくるポテト・スープは意外に上品で、正直びっくりした。
美味い! パンのように柔らかくって軽い生地は、外がカリカリで中はもっちりという感じ。結構ボリュームはあるんだけど、飽きることなく、あっという間に完食。正直、細かいことはあまり覚えていない。
もちろん、★★★★★! ピザももちろん美味いんだけど、なんといっても雰囲気がよい。また、近いうちに来てみよう。こういうお店を見つけられるのも、チャリならではだな。
3月10日(月)
横浜中華街にある蓮香園は、最近開店した店なのに、いつもお客さんが入っている。なんでなのかな?陳師父がオーナーシェフというけど、誰??
できたばっかりなので、店内は明るく、高級感はないものの、居心地は悪くない。麻婆豆腐のセットが1,575円であったので、こちらを注文。
美味そうではないか! コテコテに見えるけど、とろみは強くなく、意外とあっさりしている。むしろスープっぽい。辛みは強いほう。豆腐はあまり軽くはないけれど、このくらい主張した方がバランスが良いかな。量は一人分としてはちょうどよいくらい。
セットに付いてくる春巻きや唐揚げのできも悪くないし、仮で★★★★+。また来てみよう。
3月13日(木)
群馬県藤岡市に出張になったので、昼飯は大村に久しぶりでいってみることに。最初は前回と同じようにカツ丼と蕎麦のセット(880円)と、単品でうどんを頼もうと思っていたけど、冷やしごま味噌うどん(単品750円)がどうしても気になったので、無理やり頼んで、カツ丼とのセットにしてもらった。
ゴン太のうどんは噛み切るのに苦労するくらいの腰。水沢うどんを思い出す。あまりの腰とすごい量なので、食べても、食べてもなくならない。
一方、カツ丼のカツはコロッケみたいな食感。ほんのり甘い味付けもあまり気にならない。そしてセットに付いてくるカツ丼とは思えない量…。
この店は好きだし、お奨めしたい。★★★★+。もちろん、この後は気持ち悪いくらい満腹。一緒の物を食べた同僚は、会議中は勇退離脱したように大人しかった。
晩飯は会社の先輩が中延のおでん屋さん 蒲眞に連れて行ってくれた。
まずはビールとおでんで盛り上がる!あっさりとした味付けのおでんは、いくらでも食べられる。とはいえ、おでん屋でおでんが美味いのは当たり前!?
びっくりしたのは、ニンニクたっぷり入った煮込みは濃厚な味で最高だしし、豚バラ塩焼きやネギマなどの肉系串焼きはジューシーで、軟らかく、本当に美味い。あ〜っ、また行きたいな!★★★★+。
3月14日(金)
ちょっと早く帰れたので、大雨の中、カーナビでとんかつ屋を検索していると、とんかつ たつ屋が出てきたので、行ってみることに。カーナビの指示通りワイパーをガシガシいわせながら向かうと、市街地からも、住宅地からも離れた人気のないところでお店を発見。まるで宮沢 賢治の山猫軒(『注文の多い料理店』)が突然現れたよう。
店内はまるで田舎の手打ち蕎麦屋といった感じ。高級感は全くないけど、味方によってはこだわりのとんかつ店というようにも見える。
かつ椀(わん)定食(1,500円)は『バークシャー50 リブロースを使って、ジューシーで柔らかい肉を卵で旨味をとじ込めました』とメニューに書いてある。バークシャー50については『麦類を豊富に含む特別な飼料で飼育された神奈川県特産の豚『やまゆりポーク』とお肉の王様『黒豚(バークシャー種)』を交配して創りあげたお肉の最高傑作です』というポスターがある。これは楽しみ!
20分くらいで運ばれてきた。
ドンブリの蓋を取って、最初に出てきた言葉は『すっご〜いぃ!』の一言。カツは厚くてデカイ。半生玉子と煮込まれているけど、カリカリとした食感が衣に充分残っている。味付けは甘めでつゆだくだけど、我慢ができる範囲。
一方、真ん中あたりの肉は、堅くはないけど、火が通りすぎているのか、少しパサパサしている。臭みがないのはよいけれど、肉の旨味も弱いかな。ボリュームは充分で、この私が完食できるのか不安になったくらい。
★★★★+。またすぐに来たくなる、というより、満足したので、しばらくは来なくてもよいかなと思わせるデキ。でももちろん、また来るつもり。 住所: 厚木市小野2236‐3 電話:
046‐248‐4823
3月15日(土)
晩飯は横浜中華街へ。ちょっと悩んで、関帝廟通りの海側にある新楽に入ってみた。
店内はどこにでもあるような感じ。高級感は全くない、というより、むしろ小汚い。麻婆豆腐(1,000円)と焼き餃子(650円)を注文。
麻婆豆腐が運ばれてきた時はごま油の香りを強く感じた。豆腐はかなり軽いんだけど、市販の杏仁豆腐のように崩れたりはしない。味付けは日本ではオーソドックスだとは思うけど、本場の麻婆豆腐といわれる味付けとは大きく異なる。悪くいえば単調で味に深みがない。量は多いとは思うけど、この味なら、あまりありがたくない。
餃子は手作りなのかな?厚めの皮はもちっとしていて、焼き上がりも特徴的。ほのかな甘味を感じる。
とはいえ、両方ともわざわざ横浜中華街に来るほどでもない。ちょっと厳しく、★★★。
3月16日(日)
日曜日だけど、晴れているので、逗子のゆうき食堂に行ってみることにした。
平塚にある自宅を10時過ぎに出て、いつもの通り、海岸線に出ようとすると、国際マラソンの案内人がいる…。そうだった、国道134号の一部はこの日は国際マラソンで走れないんだった…。
仕方ないので、国道1号を使ったりしてクネクネと走ってみたけど、ゆうき食堂に到着したら凄い行列…。時計を見たら12時! なんと、いつもより30分も多くかかってしまった!
ということもあって、この週末も自遊人処にいってみることにした。
この前はピザだったので、今回はカルツォーネ(包み焼き)に挑戦することに。ちょっと悩んでトマト、チーズ、アンチョビ、オリーブなどがトッピングというか具材として使われているプーリアを注文。こちらはBセットになるので、セットで1,500円。
食べ方は色々あるということで、いくつか教わったけど、トマトの汁が溢れ出てきたので、真ん中で2つに切って、汁をあまりこぼさないようにして食べた。
生まれて初めて食べたこともあり、あまり良くわからないまま完食。正直、ピザの方が味が分かりやすいと思う。もっとも、しばらくしたらまた食べたくなるかも。その時はトマトベースではないものにしよう。
この料理は★★★。
食後はちょこっと葉山周辺を走って、帰路に着く。
いつもは茅ヶ崎サザンビーチそばのセブンイレブンで休憩するんだけど、この日は昼が軽めだったこともあって、そのすぐ先にある沖右ェ門丸に入った。この店は写真を見てお分かりの通り、釣り船の店。だけど、店内にはラーメンカウンターがあり、ラーメン目当ての入店も可能である。
ラーメンは600円。アサリラーメン(900円)がなかったので、ワンタンメン(700円)を注文。釣り船が戻ってきたらしく、急に店内が釣り人で一杯になったけど、そのほとんどがラーメン類を注文していく。意外にラーメンでも有名店だったりして。
何の香りかな?いままで食べたことがない。磯のものだと思うけど、コパトーンのような味がする…。もしがしたら、煮干しの臭みかもしれない。
麺は太めのストレートで、スープにぴったりに思えるけど、残念ながら伸びきったような食感。シナチクはまるでセメダインのような味がする…。まさか、本当にコパトーンとセメダインを使っていたりして…。
とにかく不思議な味でした(評価外)
3月17日(月)
横浜中華街の大通りのほぼ中央に中華楼は店を構える。外装は派手だけど、店内に入ってみたら客は誰もいない…。内装は高級感はないけど、落ち着いている。
席に着き、メニューを見てみると、全体的に料理の数が少なくて、さらに目玉になるものがない。仕方ないので、麻婆豆腐(1,470円)と五目チャーハン(893円)を注文。この2点を注文するときは、ほとんどの場合、特に注文すべきものがないと判断したと思っていただきた。正直、勢いがなくなってしまう…。多分、期待できないんだろうな。
麻婆豆腐がなみなみと盛られて運ばれてきた。なんか良い匂いがするではないか!パッと見は麻婆豆腐というより、牛筋の煮込みといった印象。
あっ、美味い!豆腐料理なのに、豆腐は軽くて、ほとんど存在感がない。だけど、中華味噌の味が表にでてきていて、味に深みがあるので、これならご飯がドンドン進みそう。辛さはそれほどでもないけど、塩っぱいのがかなり気になる。
一方、チャーハンは普通だな。量も多くはないと思う。麻婆豆腐は2〜3人で分けて、チャーハンは各自注文という感じかな。すぐにチャーハンに麻婆豆腐をかけて食べ出したけど、あまり塩っぱさは消えない。
★★★+。塩っぱくなければ合格だったかも。
逆にこの挽き肉を使った中華味噌味を展開して、霞ヶ関にある元華のようにサラダの上にかけたら絶対に美味いはず。ヘルシーだし、目玉料理になるかも。
3月18日(火)
横浜中華街の大通りの真ん中に永華楼がある。昨日入った中華楼とは通りを挟んで反対側になる。
店構えが派手で、入るのにためらったけど、店内もなかなか高級感があり、ちょっと尻込み気味。とはいえ、関帝廟的にカラフルでけばけばしいのではなく、とても落ち着いているので、居心地は悪くない。
麻婆豆腐(1,700円)と、やはり料理も高め。五目チャーハンは(850円)だけど、エビチャーハンは(890円)なので、割安に感じてこちらにした。
先にチャーハンが運ばれてきた。なかなかカラフルで美味そうではないか! 食べてみると、エビはもちろんプリプリだし、味付けも塩っぱいけど、淡泊ではないので、単品で食べ続けられる。ご飯はパラパラでしっとり。中華街では珍しい。
うまいな〜っ! 麻婆豆腐は見た目はオーソドックスだけど、食べてみると、とてもバランスが良い。量は多くないので、単品でも一気に食べられそう。
本当に、この甘味と辛みと、塩味が絶妙だな。細かく刻んだタマネギが良いアクセントになっているけど、結構主張するので、ネギが嫌いな人にはキツいかも。そういえば、チャーハンもかなりタマネギが使われているな。
試しに麻婆豆腐をチャーハンにかけて食べてみたら、意外とイマイチだった。もちろん、単品で美味いんだから、わざわざかける必要もないか。
7時半になったら、平日なのに7割くらい席が埋まっている。恐るべし、永華楼!
★★★★+。
もっと色々な料理を食べてみたいんだけど、意外と料理の種類がすくないのが減点の理由。
3月19日(水)
会社の同僚に、恵比寿にとてもマニアックなホルモン焼き屋があるといわれたので、早速いってみることに。店の名前は縄のれん。店名の通り、縄でできた暖簾が掛かっている。場所はバスターミナルがある側に降りて、本当にすぐのところにある。
店内は立ち飲み。6時過ぎでもかなりのお客さんがいる。金曜日の9時ともなれば、自由に身動きができないくらい混み合うらしい。
とりあえず一通り食べたけど、やっぱりハラミがイチオシだな。本当に上質な牛肉のような味と食感。これだけ食べていても良いくらい。店内を女将さんがステーキ用のハラミの生肉をタッパに入れて歩き出したけど、同僚によれば、お客さんが生肉を選んで、お好みの肉を焼くというシステムらしい。しかし、彼によると、その値段は時価で、時によりとんでもない値段になっているというとのこと。まあ、事前に値段を確認することをお奨めします。
飲み物は基本的にハイボール。まあ、それしかないといってもよいくらい。カウンターで飲んでいると、お代りの度に作ってくれるけど、離れたテーブルでグループで飲んでいると、2リットルくらいのペットボトルで手渡される。かなり黄色っぽいけど、甘くて、口当たりが良い。アルコールの濃度はかなりバラツキがあるらしく、私は3杯くらいでフラフラしだした。
個人的にこの店の目玉料理だと思ったのはネギヤキ。お店でもエンターテイメント的な要素があるのが分かっているらしく、お客がある程度お腹が膨れてきて、酔いもいい感じになってきたころにまとめて注文を取り出す。
焼いているのはネギであって、ウルトラホーク1号ではない。(わかるかな?)
いきなりネギを真っ黒に焼くのでびっくりしたけど、もちろん焼く方は計算済み。出す前に一皮むけば、柔らかくて、ほんのり甘いネギヤキが現れる。まあ、ぶっちゃけ、味よりもパフォーマンス的な要素の方が強いかな。
とはいえ、ここは気に入った。また来たい。常連になれるなら、なってみたいくらいである。★★★★★!
3月20日(木)
会社を終えて、中華街に来てみたけど、この日は一日中雨で、だんだん風が強くなってきた。昼に陳麻家で陳麻麺を食べたこともあり、ちょっと盛り上がりにかける。ということもあって、まあ、ノルマ達成というノリで、雨にあまり濡れないように石川町駅に近いところにある福養軒に入ってみた。店内には祭日だというのに、やっぱり他の客はいない。
麻婆豆腐は900円と結構安い。中華街のお店としては珍しく、野菜炒めが900円であったので、こちらも注文。
野菜炒めはほんのりとした甘味があり、結構美味い!
厚めに切った椎茸はもちろん美味いし、ブロッコリーやアスパラも使われているので、栄養面でも嬉しい。セロリもあまり気にならない。
麻婆豆腐はちょっと量が少ないかな。味付けはこちらもまったりとした甘味があり、ミートソースのような感じもする。八角あたりを使っているのか、不思議な風味。辛みは強くないけど、味付け的にはこのくらいの方が良いかもしれない。
まあ、期待値が低かったこともあるけど、そこそこ満足。ちょっとオマケで★★★+。
3月23日(日)
小田原港そばの さかなどころ わらべ菜魚洞 がまたテレビ番組で取り上げられているな。よし、『幻のマグロ丼』を食べに行ってみるか!
ということでチャリに乗ってお店に向かうと、開店時間の11:30に到着。でも。すでに20人位が行列を作っている。幻のマグロ丼と呼ばれているのは本当のすきみ丼(1,300円+あら煮またはカニ汁は150円)のこと。みんながこのドンブリを目当てに来るので、開店と同時に売り切れてしまうと聞く。
順番に名前を呼ばれて、並んでいた20人目位のタイミングで席に着く。20番目位にお茶を運ばれた時に、『注文して良いですか?』と聞いたら、『はい…。』というので、本当のすきみ丼を注文した。
その後、隣のテーブルの私より早く来たグループがそのすきみ丼を注文しようとしたら、すでに1膳分しか残ってなかった。ちょっと気まずい空気が流れたけど、やっぱり注文した順であてがうのは仕方ないと思う。
であれば、本当のすきみ丼が食べたければ、開店前に店頭にきて、名前を書いたあと、メニューがあるので事前に何を注文するか決め、席に通されたらできるだけ早く注文すべし!ということになる。
なるほど、なるほど。脂が乗って美味い、美味い! 『すきみ』というのはマグロの皮についた肉をスプーンなどですくっているので、本当に脂がのっている。ただ、スプーンですくっているので、切り身のような食感はない。練り物系のネチョ〜ッとした感じなのだ。
一方、バラの花のように盛られた花びらの内側はマグロの切り身で、これが美味い! 個人的にはこっちの方が美味いと思う。
評価は ★★★★ かな? 名物料理にしてはお手頃な価格は魅力的。味的には4つ★+にしても良いくらいだけど、わざわざ小田原まで来て、行列するほどではないと思う。
とはいえ、わらべ菜魚洞は結構良さそうなので、一度家に帰ってから、クルマでまたいってみた。今回の狙いはわらべ海の幸五彩丼(あら汁またはカニ汁付きで1,580円)。100円追加で大盛にしてもらった。
マグロ、ハマチ、ブリ、タイ、タコ、エビなどが量は少ないけど、ご飯の上に盛られている。それぞれの具材の質は高いけど、微妙なところだな…。
★★★+。大盛にしたのに、食べた後に満足感はなかった。詳細はお店のサイトへ
:http://www.warabe.jp/
3月24日(月)
横浜中華街にある善隣門をくぐってすぐのところに楽園がある。しかし、すごい店名だな。
ウナギの寝床のような店内だけど、高級感はないとはいえ、シンプルで意外に居心地が良い。
店頭のサンプルには麻婆豆腐がなかったので、メニューに載っているのか心配だったけど、席に着いて、メニューを見てみたら麻婆豆腐(1,050円)は載っていた。チャーハンは680円だから、思っていたより庶民的な価格設定。
一方、メニューに写真がないので、料理を選ぶのに苦労する。結果、麻婆豆腐とともに、牛バラの肉ごはん(840円)を注文。
麻婆豆腐がまるで麻婆麺のように運ばれてきた。
すごい量…。味付けはあまり辛くなく、あっさりしているので、これだけでも食べ続けられる。でも、やっぱり汁っぽいかな。
肉ごはんはこの料理特有のお香のような香辛料の味が強く出ている。八角なのかな。肉はそんなに柔らかくないけど、小さめに切ってあるので、それほど問題ない。
いかにもレンジでチンしましたという感じで盛られているご飯はベチョっとしていていただけない。結局、ほとんど残してしまった。
不味いわけじゃあないけど、わざわざ中華街にまで来て食べるレベルじゃあない。★★+。
3月25日(火)
いつも通り横浜中華街に到着したけど、この日は大通りから横浜スタジアム側に外れた桃源邨に入ってみた。
嘘のように狭い店内。テーブルが3つしかない。ということは、お客は最大で12人ということ。女将さん独りで切り盛りしているけど、声がハリセンボンの細い方にそっくりなので、店内がより暗く感じる。そして、最近の街中のラーメン屋の方がずっときれいだと思うくらい、店内が雑然としている。
麻婆豆腐は1,260円。お粥はあるけど、ご飯物はないので要注意。ライスもない。なので桃源粥(1,260円)を注文。
普通のお粥は520円からあるので、桃源粥はかなり高級バージョンのはず。だけど、特別高級と思える食材は使っていないようだ。揚げパンみたいなものが浮いているし、味も輪郭がはっきりしない。椎茸のような、とても味の濃い具材は、好き嫌いがあるとは思うけど、私は嫌い。何なんだろ?(アワビ?、サザエ?)
麻婆豆腐はとてもオーソドックスなんだけど、辛くて美味い。時々むせかえるくらい辛いんだけど、中華味噌の味がしっかりしているので、麻婆豆腐だけでも食べ続けられる。もちろん白いご飯があったらガンガンに進んでいたことだろう。
なんで、こんなに食べ続けられるんだろうと、自分なりに分析した結果、その理由は塩分だということになった。塩分が控えめなので、味がしっかりしているのに食べやすいのだ。麻婆豆腐は★★★★+。お粥は★★+。
3月26日(水)
横浜中華街には、店構えが立派で、一人では入りづらいのに、メニューを見てみたら、意外に庶民的な価格設定をしている店が多い。この日に入った高級中華料理 白楽天も『高級中華料理』という割には庶民的な料理もやっていて、麻婆豆腐は1,050円、 チャーハンは945円。麻婆豆腐などは、他店と比べると、むしろ安いくらいに感じる。
店内は朱色と白という、めでたいというか、派手な内装になっているけど、そこそこ高級感がある。中華街なのに、座敷席があるのがウリのようだけど、実は有料のようだ。
麻婆豆腐は値段の割には量が多いと思う。塩分が控え目なので、麻婆豆腐だけでも食べられるけど、やっぱり味が淡白かな。辛さは例えば家族で食べるのにはちょうど良いくらいだと思う。
チャーハンもとても淡白。ご飯はパラパラしているんだけど、パサパサしているともいえる。
『高級中華』というけれど、値段だけでなく、味も庶民的。★★+。
3月28日(金)
横浜中華街にある百八十六番餃子は最近できた店。一階はキッチンとカウンター席のみ。入ってないけど、2階席もある。雰囲気は光麺の横浜版という感じかな。なんだか美味そうなものが食べられそうな反面、チェーン店ぽい。
基本は餃子屋だけど、坦々麺やチャーハンが美味そう。結局、海鮮と青葱のチャーハン(1,200円)と麻婆豆腐 の土鍋煮(880円)を注文。餃子と坦々麺は次回だな
グツグツいいながら麻婆豆腐が運ばれてきた。
あっ!熱くて、辛くて、美味い!具だくさんで、こってりしている。そして味付けは他店にはない、独特な味。
チャーハンはあっさりとしている。具材はエビ、イカ、
トコブシ(?)とかをつかっているけど、印象は玉子と長ネギの普通のチャーハン。でも、味が淡白なので、麻婆豆腐を上からかけて食べても美味い。量も私にはちょうどよいかな。
★★★+。 今風の店内が気にいらないけど、味的にはまあまあ。また来てみよう。
今年もがんばってレポートしますので、
ご声援よろしくお願いいたします。
< To Be Continued >