麻婆豆腐の鬼 2007 4Qtr いまだに中華街に通っているけど、その理由がわからない。別に、麻婆豆腐ってそんなに好きじゃないんだけどな...。

  ★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください




横浜中華街でスタンプラリーをやっていたので、もちろん参加。

3枚分スタンプが集まったので、そろそろ応募しようかと思ったら...
実施期間と応募期間が一緒で、応募締切が過ぎていた...。


10月8日(月)

 九州にいっている間、一度も麻婆豆腐を食べなかったので、ほとんど
ヤク切れ状態...。横浜中華街に行って、慶福楼に入り、マーボー豆腐を注文。値段は、税抜きで1,000円、税込みだと1,680円??(税込みの値段が間違えのようだ) 焼き餃子(600円)も注文。
 平日の夜の中華街はほとんどお客がいないんだけど、この店は
いつもお客が入っている。とっても楽しみ! でも、ちょっと店員の応対が乱暴かな。黙っていると、メニューが出てこなかったり、箸が付いてなかったりと、気が回らない。なのに、態度がデカイ。

  

 とってもオーソドックスな味。辛みはあまり感じない。豆腐はフワフワだけど、他に特徴はない。 餃子はかなりデカイ。下味がついてないので、淡白な印象。皮は薄く、具だくさん。
 まわりのテーブルを覗いてみても、あまり美味そうではない。 残念ながら、
★★


10月9日(火)

 この日入った
盛華楼は、私が勝手に呼んでいる『外中華街』の加賀町警察署の目の前。明るく、ファミレスのような店内。とても新しい。でも、客はほとんどいない...。麻婆豆腐(1,000円)と小龍包(600円)を注文。

  

 豆腐はフワフワだけど、ソースと比べると量が少ない(全体的には値段の割に量はある)。味付けは日本の味噌のようなさっぱりとした感じ。でも、実は結構辛い。 和食の豆腐の味噌炒めといった感じ。
 小龍包は肉汁が溢れ、なかなかのデキ。でも、なぜか外から買ってきたような印象がある。麻婆豆腐に付いてきたのが中華スープだと思ったら、普通の日本の味噌汁...。
テンションが下がる...。
 中華街だときついけど、一般的には
★★★。 食べ終わって、立ち上がった時に、ランチタイムにセットを頼むと麻婆豆腐が取り放題ということを発見。さらにテンションが下がる...。
 支払いの時に、このお店は開店から2ヵ月した経っていないと聞いた。だから、中華街のスタンプラリーにも参加していないのかな。


10月11日(木)

 横浜中華街にある、
中華飯店は一昨日入った盛華楼のすぐそばで、加賀町警察署の目の前。レトロといってよいような店構えと店内。正直、小奇麗とはいえないけど、意外にお客さんは多い。実際は、オヤジばっかりでテレビの亀田のボクシングの試合の放送を見ている。
 麻婆豆腐(1,000円)と餃子(550円)を注文。サンマー麺は600円、五目炒飯が550円とやっぱり安い。

  

 豆腐はかなりざっくりと、大きめに切られている。でも、かなり軽い。出す前に山椒がさっと、かけられている。 味付けはオーソドックスだけど、九州の醤油のような甘塩っぱい香りがする。辛さはそれほど強くない。
 餃子もオーソドックス。特徴はないけど、皮がパリパリで食感が良い。
 ★★。 安くて、入りやすい店だけど、中華街に来て、わざわざ入る店じゃない。


10月13日(土)

 地元の飲み友達と
大山豆腐を食べに行くことに。最近では創作料理の東学坊とかが人気みたいだけど、過去に何度か入ったことがあるかめ井旅館に行ってみた。豆腐尽くしのコースをお願いした。
 席に通され、早速食べだしたけど、写真に撮るのを忘れていた...。途中から撮り出したけど、なんか中途半端だな。


 以前は豆腐ハンバーグなんかも出てきたような気がするんだけど、この日はなんだか上品。全体的に洗練されたような感じがする。美味しいんだけど、その反面、印象が弱いかな。まあ、お店としては悪くない。
 でも、トイレとかは古めかしいので、お奨め度としては
★★★くらいかな。

 この日のスペシャル・ゲストはフランス語会話の先生
。柔道がきっかけで日本に来てから日本にはまり、なんと1970年にはマツダのサポートもあって、日本人女性と2人でファミリアで東京‐パリ間を完走したという。
 先生の素晴らしいのは、いつも前向きなこと。会うと元気が出てくる。授業は基本を大切にして、かなり体育会系で厳しいけど、とってもあったかい雰囲気。フランス語ならではの“R”の発音もすぐにマスターできた。異動により、レッスンを続けられないのがとっても残念。

 食後はケーブルカーで阿夫利神社下社まで上がったけど、帰りは往復キップを買ったのに、先生のお願いで歩いて下ることに。気楽に了解したけれど、男坂の階段は信じられないくらい荒れていて、手摺りもない。これまで死傷者が出ていないのかな?子供の頃に頂上まで登った帰りに下った記憶があるけど、その頃よりも危険度は増しているのでは?これはある意味、遊園地のジェット・コースターよりも怖い...。こちらはあまりお奨めできない...。


10月14日(日)

 小田原に行って、この前、麻婆豆腐を食べて評価の高かった
森羅に入ってみた。
 日曜日はランチメニューがないとのこと。担々麺は800円。もっと辛い、成都担々麺もある。餃子は600円。

  

 麺が運ばれる前にスープになじまされていない。スープがかなりしっかりしているので、細めの腰のない麺ではアンバランス。もっと主張する麺が望ましい。餃子はジューシーで美味い。
 
★★★★。依然、高い評価だけど、ちょっと印象が弱いかな。次回は成都担々麺に挑戦だな。


10月15日(月)

 横浜中華街にある
海勝昌中央通りにある、こじんまりとした店。中が見えないので入りづらいけど、店内は明るく、意外と居心地がよい。店員の応対も高級店とは全く違うけど、それはそれで気が楽ともいえる。
 麻婆豆腐は1,300円、五目チャーハンは735円。値段も高くないし、味次第。

  

 チャーハンは誰かが食べたのかな?山が崩れている...。玉子を多めに使っているようだけど、味的には普通。 ガラスの器に盛られた麻婆豆腐は、まるでデザートのよう。 実際に食べてみても、デザートのように味付けが甘い。そして、結構直接的に辛い。山椒はかかってないようだ。豆腐はフワフワで、本当にデザートっぽいので、甘味さえ押さえてくれたら、印象が変わったかもしれない。
 あまりはっきりしない味のチャーハンとともに、麻婆豆腐もちょっとずつ残してしまった。やっぱり甘い料理はダメ。
★★★


10月17日(水)

 横浜中華街にある
隆昌園は、関帝廟そばに店を構える。とても入りやすい店構え。店内も高級感はないけれど、変に派手なところもなく、なんか落ち着く。
 麻婆豆腐は1,050円、焼き餃子は525円。

  

 麻婆豆腐はオーソドックスな仕上がり。辛みは強いほう。サイコロのように切った豆腐は結構軽くて、麻婆豆腐だけでも食べ続けられる。問題はご飯。パサパサなだけでなく、洗剤のような味がする部分があった。
 餃子は一瞬油で揚げたのかと思ったくらい茶色っぽい。中は
かなりジューシーな仕上がりなので、煮こごりのようなものを混ぜているのかもしれない。もしかしたら、焼くときに中華スープを使っているのかも。
 ご飯の味が気になるけど、自分の勘違いかもしれないので、
★★★


10月18日(木)

 会社で横浜中華街の特集を見ていたら、
周苑海鮮あんかけチャーハンが食べたくなって、仕事に集中できなくなってしまった...。どうやら、この店は周 富徳がオーナーのようである。

 終業の鐘が鳴ったとほぼ同時に会社を出て、店に到着。店構えはそれ相応で、ちょっと入り辛いかな。
 海鮮あんかけチャーハン(1,575円)は決まっているけど、それだけでは寂しい。メニューを見てみると、かなり高めの料理が並んでいる。フカヒレスープだけで6種類ある...。仕方ないので、エビ入りシュウマイ(683円)を注文。
 店内は空調がよくなく、かなり離れた席に座っている人のタバコの煙が横殴りで攻撃してくる。

  

 はっきりいって、チャーハン自体は極めて普通。というか、パサパサで今ひとつ。このあたりは好みなのかな?パラパラともいえる。ただし、載っかっている具材がざっくりと切られていて、エビやホタテなどは大振り!1,575円という値段が高いとは思わないだけのコストがかかっている感じ。
 残念なことに、店内は薄暗く、
照明の赤みがかなり強い。食べないと、具材が何かわからないくらい。上の写真はかなり時間を掛けて色と明るさの調整を行ったのに、赤味が取り切れない。
 一方、
シュウマイが美味い!かなり食感は固いけど、滋味に溢れている。
 ★★★。はっきりいうと期待ハズレなんだけど、期待し過ぎだったのかもしれない。


10月20日(土)

 土曜日の横浜中華街はかなり賑わっている。特に大通りはお昼時になると、真っ直ぐ歩くのに苦労するくらい。だけど、
上海路に入った瞬間に、寂しいくらいに人影がなくなる...。
 
菜香新館の前を通った時、あまりに入り辛い店構えに驚き、かなり悩んだ結果、入ってみることにした。こういう店は平日の夜に独りで入るのはムリ。
 店内もかなり落ち着いた雰囲気で、高級感がある。ランチタイムに来て良かった。広東風麻婆豆腐は1,600円。
 うっ、美味そう!山椒はかかっていないし、かなりオーソドックスな感じなんだけど、なぜか視覚に訴えてくる。早速食べてみる。


 美味い!豆腐はフワフワで、味付けはさっぱりしているんだけど、なぜかミートソースのような風味というか、味に深みがある。八丁味噌あたりの味だろうか。上に盛られた香草の混ざり具合で、タイ料理のような味になる。
 麻婆豆腐だけでも食べ続けられる。辛みは感じないんだけど、体がポカポカしてきた。玉ネギを使っているためか、自然な甘みを感じる。ご飯も中華街にしては上出来だし、器もシンプルだけど、可愛いし、とても手入れができている。
 他の料理は食べてないけど、多分美味しいんだろうな。麻婆豆腐としては久し振りの★★★★★


10月21日(日)

 朝、テレビでは箱根駅伝の予選会を放送していた。チャリでどこに行こうか考えていたけど、昼飯を前から行ってみたかった箱根湯本にある
木のぴーで頂くことにした。
 10時過ぎに家を出て、11時半の開店時間ちょうどにお店に到着。小田原からは道が混んでいたから、クルマよりチャリの方が早かったかも。ちなみに駅伝でよく放送されるきつい坂は湯本より先で、湯本まではそれほでもない。
 この店はジャンボハンバーグ(980円)が有名だけと、最近肉らしい肉は食べてなかったので、ステーキセット(カップスープとミニサラダ、ライス/パンが付いて1,600円)にした。オージービーフを250グラム以上使っているというのが決め手。
 この辺りでは有名店だと思うけど、お昼時なのに意外とお客は少ない。

  

 デカい!デカいだけでなく、厚みも2センチくらいある。肉自体はオージービーフらしく、脂身が少なく、ちょっと筋張っているけど、セットで1,600円だからなあ...。ボリュームには腰を抜かしそうになったけど、全体的には★★★+。次回はボリュームメニュー以外のものにしてみよう。


10月22日(月)

 横浜中華街にある
獅門酒楼の入り口は、結構高級感のある店構え。だけど中にはいると、安っぽくはないけれど、そんな堅苦しさはない。
 麻婆豆腐(1,500円)と五目あんかけチャーハン(750円)を注文。すると、
『麻婆豆腐は3人分くらい量があるので、半分の量で作りましょうか?』という申し出を受けた。もちろん、ハーフサイズなどメニューには載っていない。店員の方から声を掛けてもらったので、素直に受け入れ、ハーフサイズにしてもらうことにした。

  

 これで半分の量だとしたら、普通の麻婆豆腐はかなり多い。ハーフサイズにしてもらって良かった。山椒が出す前に、さあっとかけられている。食べてみると、カレーのような風味がある。色も黄色っぽい。そして結構辛い。
 あんかけチャーハンを注文したんだけど、中華丼が出てきた。まあ良いか...。イカには飾り包丁が入っている。芸が細かい。また、こちらも、すごいボリューム。味のほうは、不思議だけど、納豆のような風味がある。微妙...。
 ということで、良くいえばオリジナリティがあるともいえるけど、結果が期待値を上回っていない。 会計の時に確認すると、麻婆豆腐は
ほぼ半額の800円だった! 中華丼は750円だったので、支払ったのは1,550円。お茶はポットでてて来たのにサービス料もチャージされていない。意外と、良い店かも。家族連れとかに良いかも。★★★


10月23日(火)

 中華街にある
四五六菜館はこれまで何度か入ったことはあるけど、『外中華街』という感じの加賀町警察署前にある別館は初めて。 店内は落ち着いた雰囲気で、本館、新館より狭いので、かえって居心地がよい。でも、イスとかは長居には向かないかも。7時半を過ぎたら、平日なのに、ほぼ満席なるのも一緒。
 麻婆豆腐は本館、新館とも同じような味だったので、外したりすることはないとは思うけど、ちょっと心配だし、同時にわずかながらの期待もある。麻婆豆腐(1,500円)とシュウマイも前回好印象だったので注文。
 この店のオーナーシェフは孫関義なんだ...。というほど詳しくもないけど...。

  

 見た目も、味も、他の店舗と同じ。豆腐はフワフワ。一方、肉は挽き肉でなく、細かく切ったものが使われている。しかし、この店は肉が堅くて、全体的な印象まで悪くしている。また、味付けが塩っぱいのも気になる。あと、かなり油っぽいかな。ご飯が中華街にしては美味しいのも他店と同じ。
 シュウマイの食感も同じように柔らかい。食感の柔らかいシュウマイと固いシュウマイはどちらが通好みなのかな?固い肉がとっても残念。★★★


10月28日(日)

 この日は朝から良い天気。海岸線を走っていると、本当に気持ちが良い。
 三浦にある
まるい食堂は、今のところマイ・ベスト・カツ丼の店だけど、多くのお客さんがラーメン類を注文しているのは前から気になっていた。そこで、この日はチャーシューメン(800円)を注文。

  

 いや〜っ、美味い! いわゆる、定食屋さんのラーメンの味。中太のストレート麺もしなやかで腰があり、スープにピッタリ。ちょっと塩っぱい味付けは、運動中、運動後の体にはたまらない。また、チャーシューもかなり厚いので300円多く出した甲斐がある。
 ★★★★。かつ丼、ソースかつ丼、サンマーメンとともにチャーシュー麺もこの店のおすすめ料理に加わった。 しかし、ラーメンとカツ丼の両方が美味い店は味の大西(平塚)以来の発見!


 27日に伊勢原の吉川肉店にまた行って、メンチカツ(105円)とトンカツ(270円)を注文。
 揚がるのを数分待って、急いで家に帰るけど、家に着く頃には前回レポートした通り、油か脂か分からないけど、底に油分が溜まって、カリカリ感がなくなっている...。
 とはいえ、前回同様にメンチは肉汁が溢れ、あっという間に平らげた。トンカツは意外と小さくて、切ってみると火がしっかりと通っている。パサパサして、筋張っているのかと思っら、柔らかくって肉の味がする。 あっという間にこちらも完食。となれば、次回は油に使っていない状態で食べたくなってきた!

  

 そこで、今回はタッパに油切りの紙を敷いて持参。お店でいろいろと注文して、恥ずかしがりながらタッパをそっと出すと、意外とあっさりと受け取って、『フタはダメなのよ。フタはしないからね!』といわれた...。
 タッパのフタの代わりに紙で覆ってくれたけど、家に帰る途中のクルマの中は
揚げ物の匂いで一杯! 家に着いてから、炊き立てのご飯と一緒に食べだす......うんめーっ!ソースを掛けて、もう、もう、ガツガツと食べる、食べる!家族も争うように食べているので、まるでアフリカのライオンの家族のように食べ続けた。
 ★★★★★ この店の隣に実は同じ経営と思われる焼肉屋があるんだけど、いつも満席!ぜひ近いうちに行ってみたい!


10月29日(月)

 
横浜中華街のスタンプラリーも、あと1個で3枚目がいっぱいになる。1枚に12個押せるから、少なくとも7月下旬から36回は来たことになる。聘珍樓で盛大に独りでお祝いでもしようかと思ったら、この店はスタンプラリーに参加していなかった...。
 そこで、いろいろ考えた結果、
横浜中華街で一番入り辛い店構え安楽園に入ってみることにした。店の前には看板があるだけで、料理のサンプルどころか、メニューすら置いていない。まるで、中華街のメインの通りにある銭湯のよう。
 気合いを入れた後、店内に入ると、中もタイムトリップで3丁目の夕日の時代に飛んでしまったような感じ。他にはお客はいなく、80才は過ぎていると思われるお婆ちゃんが、
白い割烹着姿で応対してくれる。妙に派手なピンクの口紅が悩ましい。
 ちょっと奥に入り、ガラガラと引き戸をあけると、丸テーブルが並んだ部屋が現れた。なんだか初めてインドに来たときに、汚い部屋に通された時のことを思い出した。もちろん、こちらは汚くはないけどね。
 でも、友人宅に遊びに来たら、友人はちょっと外にでていて、その家のお婆ちゃんと帰りを待つような感じで、とっても居心地が悪い。これがタイトなチャイナドレスを着た
お姉ちゃんだったら、全く雰囲気は違うんだけどな。
 麻婆豆腐は2,310円(小盆)、3,990円(中盆) 5,775円(大盆)と意外に強気の価格設定。麻婆豆腐のもちろん小盆と五目チャーハン(840円)を注文。


 チャーハンはてんこ盛なので、なんか可愛い。早速食べてみる。このチャーハン、驚くくらいに美味い!期待値がかなり低かったせいもあるかもしれないけど、ご飯がしっとりと艶っぽくて立っている感じ。パサパサなのが多い中華街ではかなり珍しいと思う。
 味付けもかなりあっさりなのに、全く物足りなさを感じない。 しかも、このボリュームで840円ならいうことない。


 一方、2,310円の麻婆豆腐はどんな具材が使われているのか、ドキドキして待っていたけど、極めて普通。あっけないくらい。味付けは塩っぱく、ちょっと辛いけど、それより生姜がきいているような気がする。でも、チャーハンとの相性は良い。一緒に食べていると、最初は気になった塩気もあまり気にならなくなってくる。
 評価が難しい。麻婆豆腐は値段で★★で、チャーハンは★★★★ かな。古臭い店舗をレトロなアミューズメント施設として考えるなら、店全体として
★★★★。 あまりのボリュームなので、完食したら気持ち悪くなってきた。


10月30日(火)

 中華街の海側にフードテーマパーク 中華食祭広場というのがあり、その5階にある桃皇楼という店は牛肉を使った麻婆豆腐でよくTVとかで取材されている。前々から気になっていたけど、なんかお土産屋独特の雰囲気が嫌で店に脚を踏み入れたことがなかった。
 でも、この日は特に美味そうな店も見つからなかったので、思い切って入ってみた。エレベーターがどこにあるのか分からないので、下から一気に5階まできてみると、なんと平日は予約をしないとダメだという...。


 仕方ないので、4階にある
王家沙というセルフサービス店で、麻婆豆腐(580円)と特製海鮮かた焼きそば(650円)を注文。席の間隔とかも狭いけど、まあ、客はほとんどいないので、あんまり気にならないな。

  

 焼そばの方は美味いけど、安っぽい味。深みがない。まあ、実際に安いんだけど...。麺がかなり熱いけど、出す前に油で揚げているのかな?
 麻婆豆腐はかなり辛い。また、トロ味はほとんどなく、独特の風味がある。この値段なら悪くないかも。豆腐は軽い印象だし、量が少ないので、女性でも軽く完食できそう。
 ★★★。でも、焼きそばと麻婆豆腐を完食したのに満腹感がない...。昨晩食べ過ぎた?


11月1日(木)

 会社で中華街の本を見ていたら、
栄楽園チャーシュー丼を無性に食べたくなった。定時後、早速行ってみることにした。場所はまるで裏中華街といった感じの蘇州小路。正直、日本中どこにでもありそうな店構え。その印象は店内に入っても変わらない。
 チャーシュー丼は650円(かなり安いと思う)。麻婆豆腐は900円。

  

 チャーシュー丼はご飯の上に、有昌のように周りを赤く着色したチャーシューが6枚載っけて、さらにネギを正油味で炒めたものを載せただけ。そのまんまの味...。ご飯は不味くはないけど、質はあまり良くない。チャーシューの微妙な甘味が不思議なアクセントになっている。★★★...。
 麻婆豆腐は中華料理というより、なんだかラザニア的というか
イタアンのような印象。こちらは美味くない。挽き肉は潰れた肉団子みたいになっているし、甘味の強い味付けが気に入らない。★★
 評価は低いけど、また別の料理が雑誌で紹介されていたら、来ちゃうんだろうな。


11月4日(日)

 10時半にチャリに跨り家を出る。だんだん冬が近づいてきたのか、春・秋用のウェアでは寒くなってきた。ということで、目的地は近場の小田原にして、以前からマークしていた、小田原にあるこい勢に入って見ることに。
 座敷のテーブルはともかく、イスのテーブルも座敷並に
低い。私の膝くらいの高さしかないと思う。かなり不思議だったので、後で女将さんに聞いたら、料理を上から眺められるようにしているという。納得。
 うな重の上は2,100円、並は1,800円。あまり値段が変わらないので、上を注文。ウナギを焼くのは、奥にある小伊勢屋の厨房でやっているようで、店内にはウナギ屋にしては、あのタレを焼いたような臭いがしない。

  

 ちょっとゴム系の食感はあるけれど、なかなかのデキ。ボリュームはご飯を含めれば、かなり多い方だと思う。 女将さんが気楽に話しかけてくれるのは嬉しいけれど、評価は★★★かな。ゴムっぽい食感が唯一の減点対象。このエリアはうな和も含めてレベルが高いしね。


11月5日(月)

 中華街の大通りの真ん中に
一楽がある。店構えも店内も高級感はないけれど、比較的新しいので、居心地は悪くない。表のメニューには麻婆豆腐が1,500円で出ていたけど、中に入ったらセットメニューがあって、麻婆豆腐セットは1,050円。もう、スタンプラリーはやってないので、1,500円以上料理を注文する必要もなくなったからセットにした。美味しかったら、また来れば良いんだしネ。


 麻婆豆腐は日本で本格的四川風とよばれるタイプかな。粗挽きの香辛料と挽き肉などがラー油にとけ込んでいるタイプ。結構辛くて、塩っぱい。なんだかボロネーズソースのような感じもする。でも、わざわざ遠くから中華街に来たんじゃなければ、セットで1,050円ならOKかな?ちなみに、付いてきた小皿には全く興味をひかれなかったけどね。
 平日の夜なのに、結構お客さんが入っている。意外と人気があるのかな。
★★★


11月6日(火)

 横浜中華街でガサイレした後、京浜東北で大船に到着する直前に
中国食堂 千里の看板が目に入る。その看板がとても美味そうな雰囲気なんです!

 一度、途中下車して、入ってみようとしたけど、お店が見つからず断念したことがある。でも、どうしても入ってみたかったからこの日もチャレンジしてみることに。すると、想像していたよりこじんまりとしたお店を発見。ちょっと戸惑ったけど、結局入店してみることに。
 長崎皿うどん(850円)や牛すじメン(800円)がお店のイチオシのようだけど、麻婆豆腐もあったので定食(850円)で注文。ちなみに、単品は650円。


 ケチャップでも使っているかのように赤く、トロ味が強いので、豆腐を食べているより、片栗粉を食べている感じ。 あまり甘くなく、辛みが強いのが唯一の救い。昨日の店などあまり美味いとはおもわなかったけど、やっぱりシャバのレベルと比較するとやっぱり全然違う。甲子園で1回戦で大敗した高校だからといって、その辺の草野球チームに負けるわけがない。★★


11月8日(木)

 昼飯の時など、五反田には美味いとんかつ屋がないのかと歩き回るんだけど、なかなか見つからない。半ば諦めかけたところで、駅そばのよってこ横の路地に
とんかつ まるきを発見。
 狭いカウンター席だけの店内は、高級感は全くないけど、不潔な感じはない。昼時なのにあまりお客さんがいないのはどうしてかな?味?値段?時間? かつ丼は1,050円。メンチかつもあり、1,050円。

  

 カツは目の前で揚げ立て。玉子は半生だし、自分の好みのはずなんだけど、なんだか盛り上がらない。肉が柔らかいけど、薄いせいかな。主役のカツに魅力を感じない。また、ご飯自体はわるくないんだけど、ツユダクで、そのためか、味付けがはっきりしていないのも気になる。ボリュームも決して多くはないから、お客さんが少ないのは、そのせいかな?
 
★★★。店の佇まいはとっても好き。マニア心をくすぐる。


 夜は飲み会で、東京駅そばの東京ビルTOKIA 3階にある
ろくまるに集合!五元豚(聞いたことないな)を使った豚しゃぶのチェーン店なんだけど、あまりそんな感じはしないし、全体的に料理が美味いんで、かなり満足。
 東京国際フォーラムなどの夜景を眺めながらの豚しゃぶは、高級感すら感じる。


 普通のしゃぶしゃぶとコラーゲンしゃぶしゃぶを選べるけど、どっちも美味い!最近の豚肉料理が人気の店は、キムカツとかもそうだけど、あまり肉の味がしない店が多いけど、ここはしゃぶしゃぶで食べているせいか、臭みがないのに肉の味がする。最高だね!
 みんなそれなりに食べて、飲んで、1人5,000円くらいだったから、高級店というわけでもないと思う。★★★★


11月9日(金)

 昨晩は飲み会で、ちょっと遅くなってしまった。往きの電車の中で寝たって、会社に着いてもまだまだ眠い。
 すると同僚が群馬県藤岡市にいくというので、同行することに。久し振りの藤岡詣である。

 会議を午前中で切り上げ、同僚とともに
みやご食堂へ。前回はカレーとラーメンのセットを頼んだ後に、メニューにカツ丼が載っているのに気が付いた。それから、ずっと心残りになっていたんだけど、やっとそのカツ丼を食べることができる!中華そばは500円、カツ丼は600円で、セットはない...。ちょっと悩んで、結局同僚とともに両方注文!


 中華そばの太くて固い、うどんのような手打ち麺はやっぱり美味い。 あっさりとしたスープも、かなり強く主張する麺に負けることなく、かといって勝ち過ぎることもない。一方、見た目は大したことがないけど、麺の量がかなり多い。中華そばだけで腹一杯になってしまいそうである。
 ナルトが2枚載ると、なんだか酔っ払いオヤジの顔みたいに見える...。
 カツ丼は見た目は悪いけど、食べてみるとカツの肉は厚く、吸い込まれるように箸が進んでいく。気が付けば、同僚とともに、両方とも
完食!
 中華そばはオリジナリティで ★★★★。カツ丼は
★★★。 案の定、食べたら信じられないくらいに眠たくなり、首の座らない赤子のようになってしまった。
 ちなみに、男子用トイレは敷地内なのに、事実上屋外。それもこの店らしいといえなくもないけど、やっぱり改善して欲しい。


 晩飯は別の同僚と横浜中華街にある
辣(ラー)へ。 麻婆豆腐は前回5段階のうちで、2番目に辛いのを注文したので、3番目の普通にした(1,000円)。揚げ豚の花山山椒和え(1,500円)と白いご飯の代わりに炒飯と麺を注文してみた。
 麻婆豆腐は運ばれてきた瞬間に山椒の香りが強く漂う。早速、食べてみよう。

  

 前回の評価が★5つだったせいで期待値がかなり高く設定されていたようで、初めて食べたときのような感動はない...。やはり、辛くて美味い麻婆豆腐は辛くないと存在が弱くなってしまう。
 豚はあっさりしていて美味いんだけど、油っぽい。そのままでは上に載せた細切りのネギとは合わない。
 炒飯と麺は麻婆豆腐と一緒に食べることを前提にしているので、あっさりしているというより、味がない。これなら、白いご飯の方が麻婆豆腐と合うと思う。
★★★★


11月10日(土)

 朝起きると雨が降っているし、木曜日の夜が遅かったためか、疲れが残っていて、ダルイ。中華街は昨晩いったから、近場の店で済ましてしまおうかとも思ったけど、気合を入れ直して、中華街に向かうことに。

 フードテーマパーク 中華食祭広場の5階にある桃皇楼は先日いってみたけど、平日は予約しないと入れない。通常の営業は土日のみ。
 店中に入ると、1時過ぎだというのに、お客さんは奥に2人いるだけ。5階にあるお店には、4階から長い階段を登ってこなければいけなかったり、見た目に入り辛い店構えなどを考えたら、よっぽど宣伝でもしない限り、客が入ることはないだろう。
 牛肉を使った特製麻婆豆腐(1,000円)
とシュウマイ(500円)を注文。麻婆豆腐がグツグツいいながら、蓋付きで運ばれてきた。なんだか良い香りがする。

  

 あっ、美味い!味付けが甘めで、豆腐はあまり主張しないんだけど、牛肉特有の風味が味に深みをだしている。ご飯が進む進む。 また、ご飯もおにぎりにでもしたくなるくらい、かなり良いデキ。具がぎっしり入っている餃子もなかなか。
 
...★★★★。好みの問題だけど、やっぱり甘い味付けはダメだ(それでも合格ということ)。


11月12日(月)

 五反田周辺を歩いていると、『
放置自転車は撤去します』の看板のすぐ横に置かれている折り畳みチャリを発見。とても大胆だなあ...。カギはかけられていないけど、折り畳んだ状態だったら盗まれないと思っているのかな?なんて思いながらも、でも、ちょっと様子が変だなあと覗きこんでみると...。

  

 フレームが折り畳む部分で分断されていて、前半分は地面に転がっている...。 安い折り畳みチャリは危険だと前々から聞いていたけど、実際にフレームが折れたのを見たのは初めて。よく見てみると、クローム部品には錆とかもないし、結構新しいではないか。
 自分が60キロくらいで走っているときに、フレームが真っ二つになったことを考えたら、気を失いそうになった。
こわっ!


11月13日(火)

 石川町駅から中華街に向かい、大通りを入ってすぐ左側に
揚州飯店別館がある。絶好のロケーションながら、お客の入りは今一つ...。はっきりいってガラガラ。
 店内は派手さを抑えた、落ち着いた雰囲気だけど、大通りから中を覗けるくらいの高級感。ある意味独りでも入りやすい。
 麻婆豆腐は1,200円。シュウマイが650円なのに、牛肉煮込みご飯は850円。なので、牛肉煮込みご飯を注文。しかし、
杏仁豆腐が750円とは、どういう値付け?小皿なのに、中華丼とほとんど変わらない。

  

 麻婆豆腐は見た目通りあっさりとした味付け。山椒もかかっていないようだし、味に深みがない。少しピリピリと辛いのが唯一の救い。
 牛肉煮込みご飯は運ばれてきた瞬間、八角の香りがした。牛肉はボリュームがあり、柔らかく、味が染みていて
美味い!味付けはさっぱりとしているけど、コーンスープが付いてくるのも嬉しい。
 麻婆豆腐は
★★。牛肉煮込みご飯は★★★★。チャーハンにしようかとも思ったけど、この料理を選んで正解だと思う。でも、しつこいけど、杏仁豆腐と100円違いとは...。


11月14日(水)

 最近はまっているのが、
松壱家の塩ラーメン(650円)。多分、週に1度くらいは食べていると思う。いつも『薬味ネギ増し』(50円。最近、値上げで100円になった)にしている。


 塩ラーメンは普通のラーメンより、変な話だけど塩っぱくなく、クリーミーな豚骨スープをよりダイレクトに味わえる。ポタージュみたいといってもよいと思う。
 『薬味ネギ増し』は50円(しつこいけど、現在100円。多分、量も減っている...。)とは思えない量が載せられてくるので、私のようなネギ好きには絶対にお勧め。時々辛すぎる時があるけど、その時はスープに浸してから食べることにしている。★★★★


11月15日(木)

 横浜中華街にある
揚州麺房は名前の通り、麺中心のお店。タンタンメン(850円)が気になり、青菜炒めが450円なのをみて入店。すると、店内のメニューを見ると、麻婆豆腐も450円であるではないか!もちろん、麻婆豆腐に変更。
 餃子もウリのようなので、一瞬考えたけど、680円なので注文はしなかった。しかし、カウンター内で店員が作っているところを見ると、皮からの手作りなのが分かり、試せないのはかなり残念。でもまあ、また来れば良いか。

  

 スープは中華料理店にしてはゴマの味がしっかりでている。麺も中華麺にしては腰がある。不味くはない。でも全体としては輪郭がぼやけた感じ。何かが足りない。
 麻婆豆腐はやはり小皿料理の域を越えていない。かなり甘くて、気を抜いていると、むせかえるくらい辛いので注意。名前が似ているとは思っていたけど、店員のTシャツを見たら、一昨日入った揚州飯店とおなじグループのようだ。 ★★


11月16日(金)

 この日は恵比寿の
ぼった屋さんにまたいってみました。前回も好評だったけど、今回もみんな喜んで食べていた。幹事としてはうれしいな。

  

 ナス焼は800円、ぼった焼(お好み焼き)は1,200円。それ以外にもいろいろ注文したんで、作ってもらっても、もう食べれない状況に陥った。やっぱり、最初にまとめて注文するのでなくて、腹の具合を確認しながら、チョビチョビ注文するのをお奨めします。
 一方、この日にテーブルで作ってくれた女性店員は、前回の男性店員に比べるとまだまだ慣れていないようで、出来上がりもイマヒトツだった。写真的にはお手数ですが、4月26日のレポートを見てください。
★★★★


11月18日(日)

 せっかくの晴天だけど、
風があまりにも強い。左側の写真を見ていただければ、荒波が立ち、ススキが大きく傾いているのが分かっていただけると思う。
 そこで、葉山マリーナ横の
あぶずり食堂に入ることにした。アワビを使った丼があったと思ったんだけど、メニューには載っていないし、店員にも『ない』といわれた。 なので、久しぶりにカツ丼800円を注文。

 ちなみに先日会った、逗子に住む昔の上司に聞いたら、『あわびは夏過ぎると食性が変わって、最も大事な肝が食べられなくなるので価値が下がります...だから夏の貝。逆にサザエは悪食で肝は美味しくないから食べずに外すので通年あるメニュー』とのことでした。だから、やってないのかな?ちなみに、この店の常連になると
ドライ・カツカレーが食べられるようになるとのこと。でも、正直、葉山まで来て、ドライカレーを食べようとはあまり思わない...。ジモピーだったら話は違うだろうけどね。

  

 いつも通り、カツは揚げ立てでカリカリ。肉もかなり厚い。火の通りが良いためか、肉がぱさついていて、筋張っているように感じる。でも、食べ続けていると、端っこは充分ジューシーなことに気がつく。
 味付けがかなりあっさりなのも、いつも通り。玉子が半生ぽいのは自分の好み。残念なのは衣が簡単に剥がれてしまうこと。 ★★★★くらいかな。

 風が強くて、ペダルを漕いでも漕いでも前に進まない。逗子海岸周辺は特に風が強がったので、トンネル手間まで降りて押していった。トンネルを過ぎたら、さらに砂が飛んできて、顔を打つ。 目に砂が入って、涙が出たら、そこに砂が付着する。しまいには、稲村ガ崎ではチャリも自分も全身潮をかぶり、もう最悪。走っていても全然楽しくない。
 だったら、なんで葉山まで来たんだろう。そういえば、行きはいつもよりかなり速く走れて、気がつたら葉山まで来ていた。今考えたら、それはこの強い風のせいだったんだ...。


11月20日(火)

 
中国料理 景珍楼は石川町から横浜中華街に向かう時に表参道となる、西門通りにある。感覚的には中華街の手前、外中華街にある。

 店内に入ると、なんだかとっても店が狭いぞ。でも、4階まであるようだ。とはいえ、エレベーターなどないので、上がるのは結構大変そうだ。そして、内装はかなり安っぽい。
 でも、料理もそれ程高くないし、美味ければ全然OKという感じ 。マーボードーフ(1,200円)と焼き餃子(550円)を注文。厨房でくしゃみをしているのが聞こえる。風邪がうつらなければいいんだけど...。

  

 あっ、意外に美味くて良かった。基本的にオーソドックスな味付け。豆腐はプルプルでとても軽い。山椒の味はほとんどしないけど、唐辛子がピリピリとかなり刺激的。
 餃子は1個が大きく、口の中で肉汁が溢れる。ほんのりとした甘みがあるのが不思議。
 ご飯のデキも悪くないし、もし、家の近所にあったら常連になってしまいそう。 でも、推奨するほどのレベルでもないので、★★★


11月22日(木)

 職場でメキシコで食べたタコスの話をしていたら、みんな話に食いついてきた。美味かったもんなあ...。
 なんで、メキシコ料理を食べに行こうという話になり、恵比寿の
ソナ ロッサ(ZONA ROSA)にいってみた。店内はカンクンあたりのイメージなのか、リゾート風。外は11月だけど、中はトロピカル!ちなみに、ソナ ロッサはメキシコシティにある高級繁華街からきているようだ。


 料理はなかなかのデキ。真ん中の写真はスペアリブだか、なんだかもう覚えていないけど、ジューシーで死ぬほど美味かったことは覚えてる...。
 肝心のタコスは残念ながらメキシコで食べたような皮が厚いタイプでなく、まるでタイの生春巻きのようにペラペラ。自分で中身をのっけて、食べるともちろん美味いんだけど、自分が求めていた味とは違う。
 う〜〜ん、タコスの分を他の料理でカバーした感じかな。悪い店じゃない。一方、本場の
やっすいタコスをお手頃価格で食べさせてくれる店は東京にないのかな??
 ちなみにメキシコ語ペラペラ、奥さんもメキシコ人の同僚に、東京で一番タコスの美味い店は?と聞いたら、原宿のフォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダじゃない?という回答。一度行ったことがあるけど、本場のタコスを食べる前だったのであまり覚えていないな。ちょっと1人じゃ入り辛いし、結構、高かったと思う。


11月23日(祭)

 横浜市緑区にあるディーラーに、シトロエン2CVを車検に出した帰り、駅まで送くるといわれたけど、始めてきた場所だったので、歩いて帰ることにした。すると
四川料理 福龍飯店を発見。四川料理といわれちゃ、入らないわけにはいかない。
 早速、中に入って、麻婆豆腐(945円)と坦々麺(893円)を注文。店内は高級感はないけど、明るく、広々としている。

  

 美味い!両方とも美味い! 麻婆豆腐はいわゆる四川風と味噌っぽいオーソドックスな味の中間。甘味はあまりなく、私の好み。ちょっと肉の臭みがあるのが気になる。
 坦々麺の麺はストレートの中華麺だから、いわゆる腰のようなものはないけれど、ザクッとした食感で、スープに良くあう。 そのスープはほのかな酸味があり、変な話し、坦々麺なのに爽快感を感じた。また、こちらは肉の味は違和感がなかった。
 運ばれてくる直前に、電子レンジのチーンという音がしたのが気になったけど、
★★★★ かな。住所:横浜市緑区十日市場851-5 (最寄り駅は十日市場) 電話:045-983-9438


11月24日(土)

 この日も晴れたので、チャリで鎌倉方面に向かう。鎌倉から逗子に向かう街道の途中に
うな藤を発見。前々からこの店の看板は見ていて、どこかと思っていたけど、やっとみつけることができた。鎌倉からだと斜め奥に入ったところにあるので、見落としてしまうかもしれない。
 暖簾をくぐって直ぐのところにテーブルが2つあるだけ...。もしかしたら、奥にお座敷があるのかもしれない。
 うな重は2,205円と2,940円。うな丼は1,522円。カツ丼もやっているようだ。
 うな重をお願いしたら、20分くらい時間がかかるという。うなぎ屋としては短いというより、中途半端な印象。

  

 柔らか〜い!うなぎの量は少ないけど、口に運ぶと身と皮が一緒に溶けてなくなる。また、臭みもないので、山椒を掛けずにいただく。一方、味付けがさっぱりしているので、丼としては物足りなさを感じる。
 隠れ家のような店構えは良いんだけど、ウナギが小さいし、肝吸いどころか、お椀も付かない。これで2,205円は高い。★★★。これで、1,600円だったら合格。


 晩飯の時間になり、ちょっと考えて、小田原漁港の夜はどんな感じなのかと思いいってみたら、意外とお店が数軒やっていた。そのうちの一軒に入ってみることにした。 店の名前は
早川 大原
 『
小田原産 あじフライ』と暖簾に書いてある。海鮮丼の上は1,600円。それと、金目鯛の煮付け(1,500円)、 あじフライ(750円)を注文。
 あじフライは暖簾に書いてあるだけあり、期待大。でも、ランチだったら定食で700円...。ちょっと不思議...。狭いお店だけど、中高年で溢れている。他に料理が出てくるのを待っているお客はいないのに、やたら待たされた。20分位したところであじフライが運ばれてきた。


 あじフライには尻尾がない...。 『刺身用の具材を揚げている』というのはこういうことか。鮮度のことかと思ってた。味は上品だけど、アジフライ特有のダイナミックさがない。一方、煮付けは最後なので尻尾つき。味がしみてない感じでイマイチ。


 海鮮丼のマグロは本マグロの赤身だという。ハマチも美味いし、最高!ご飯、味噌汁とかも文句なし。海鮮丼だけでなく、全体的に★★★★


11月25日(日)

 この日も天気が良いので、チャリで鎌倉方面へ。逗子海岸前の道を真っ直ぐに進み、長柄トンネルを過ぎて、コンビニ先の川久保交差点を左折。きっつい坂を暫く登った先にある住宅地に、
手打そば おかむらがある。
 民家を改造したような店舗にはいると、意外なことに、まるで和か菜のようなゆったりとした空間が現れた。 日曜日のお昼時というのに行列などできてなく、待たないで着席。ちなみに1時を過ぎたところでお客がひっきりなしにやってきた。
 ざるそば田舎そばかけそばは700円。辛味大根おろしそば(900円)を注文。30分以上待たされて、運ばれてきた。後から来た客の方がはるか前に運ばれてきてたし、 ご主人が板場を離れて、自ら配膳をしていたから、多分、注文を忘れていたんだと思う。

  

 蕎麦とは思えないような腰があるけど、長さは揃ってないし、伸びやかさがない。上品というより、田舎そばといった感じ。好みだとは思うけど、私は和か菜とかの伸びやかな蕎麦の方が好き。 ★★★


 昼飯は食べたけど、蕎麦だけだとなんだか食べた気しない。そこで、前から気になっていた
長兵衛のことを、先述の元上司もお奨めしていたことを思い出し、行ってみることにした。
 場所は江ノ電の長谷駅の目の前。かつ丼は1,050円。ソースかつ丼もある。カウンター席に座ったら、目の前でカツを揚げているではないか!なかなか美味そう。
 そうそう!サクサクのカツに包丁を入れて、軽く煮たところで玉子を入れて、蓋を閉じて、ちょっと煮たら出来上がり!煮汁を切ってないのが気になるところ。

  

 うんめー!!正直、こんな観光地のど真ん中で、全然期待していなかったけど、期待を大きく上回るデキ。 カツはカリカリで、半分生の玉子がかかっている。肉は厚いのに、脂身が口の中でドバーッと肉汁に変わる感じがたまらない。
 量はちょっと少ないような気もするけど、見た目には一番バランスがよいかもしれない。煮汁を切ってないのにツユダクにはなっていない。
 ★★★★★現在、
カツ丼ランキング 2位!(最近アップしていません。すみません!)


11月26日(月)

 会社を終えて、横浜中華街をぶらついていると、
天香楼という店を発見。店頭のメニューを見てみると、麻婆豆腐は3種類あるようだ。宮廷海鮮あんかけチャーハン(980円)が美味そうだったので、入店することに。チャーハンに合わせて、あまり辛くない、普通の麻婆豆腐(1,260円)を注文。

  

 麻婆豆腐は凄く美味そう。食べてみると、トロ味が強いけど、ネギ味噌を焼いたような風味で、これなら何杯でもご飯が食べられそう。また、量がかなり多い。でも、麻婆豆腐としてはイマイチなのかも。主役であるべき豆腐が生きていない。
 一方、あんかけチャーハンの方は、サンプルと印象が違いすぎる。でも、食べてみると、なんか中華丼みたいな感じで、普通に食べ続けられる。とはいえ、麻婆豆腐のアテにしようと考えていたので、残念。麻婆豆腐には合わない。両方ともトロ味が強いので、食べてると飽きてきてしまった。
 ★★★かな。注文した料理の相性が悪いのかも。また来てみよう。


11月27日(木)

 久し振りに目黒にある
台湾料理店 京龍にいってみた。東京に住んでいた頃は時々来ていたけど、ここ数年はご無沙汰だった。
 いつも頼む青菜の炒め物は、通常は空芯菜だけど、この時期はないので小松菜(青梗菜?覚えていない...)。やっぱり、空芯菜独特の歯応えじゃないとな。
 麻婆豆腐は記憶通り、あまりパッとしない印象。食べようとするなら、無理なく食べられるけど、進んで食べようとはあまり思わない。


 一方、ここの餃子は、以前もお奨めしたけど、餃子マニアはぜひ試していただきたい。とっても、ジューシーなのである。なんでも、通常の餃子は皮に包む前に具の水分を手で絞るけど、ここでは絞らないで皮を包むからだと以前うかがったことがある。また、餃子と同じくらい、小龍包もお奨めだな。
 とはいえ、慣れてしまったのか、全体的な料理の印象は★★★くらい。


11月30日(金)

 先日入った、横浜中華街 天香楼
に入ったら、ほぼ満席で、ガヤガヤしていて、とても独りでは耐えられない雰囲気。そこで、道を挟んで反対側にある中国広東料理 好々亭を覗いてみたら、今度は客は全くいない...。こちらもある意味、独りではきつい状況だけど、店を出られない雰囲気だったので席に着いた。
 店内は簡素だけど、壁のペンキなどは塗り立てのようにも見える。麻婆豆腐(1,050円)と焼き餃子(650円)を注文。

  

 山椒がパーッとかかっている。なかなか美味いではないか!ご飯が横浜中華街品質でベチョッとしていて誉められたものではないけど、食べ続けられる。私にはちょうどよい辛さ。でも、豆腐があまり主張してないかな。
 最初はドンブリでててきたのかと思って、腰を抜かしそうになったけど、やはり
上げ底...。量は普通より多めくらい。
 餃子は最初ホワイト餃子かと思ったくらい油を多く使って焼いた感じ。カリッとした食感を期待して口に運んだら、ちょっとネチョッとしている。でも具沢山だし、手造りっぽいのがよい。
 評価は合格にしようかとも考えたけど、やっぱり ★★★。豆腐とご飯の質が大きな減点対象。でも、値段を考えたら健闘しているともいえる。
 食べ終わったら、サービスで杏仁豆腐を出してくれた。どうやら、手造りらしい。なんだか豆腐らしい食感。う〜ん、合格!?


12月1日(土)

 この日も晴れたので、鎌倉にある
長兵衛へ。それにしても、週末は晴れの日が続いたな。お店は長谷駅の目の前と書いたけど、ご覧の通り、線路のすぐ横でもある。
 この日はソースかつ丼を注文。値段は普通のかつ丼と同じ1,050円。

  

 ソースはちょっと辛めだけど、基本的には市販品だと思う。ご飯もブランド米じゃあないだろう。でも、カツを口に運んだら、うっま〜い! 正直、真ん中付近は火が通りすぎてパサついているけど、両端はジューシー!でも、なんといってもこの店の魅力は衣だと思う。カリカリで、ラードの香ばしい香りは揚げ物マニアには堪らない。★★★★★


12月2日(日)

 この日も晴れたので、鎌倉にある
長兵衛へ。ってことは、週末晴れたら、いつも長兵衛に行くって事??
 1時ちょっと前に中に入ったら、
満席!!試しに前からチェックしていた店に行ってみたけど、どこもいっぱいで入れなかった...。
 仕方ないので、20分くらいしてまた来てみたら、なんとか席に着くことができた。というか、1時を過ぎたら、急に空きだした。欲張丼 1,260円を注文。

  

 エビフライ2本と小さめのカツ3切れが載っている。うっま〜い!! 昨日の豚肉は脂身のそばに筋を感じたけど、この日は口の中でとろけた...。 衣自体が美味いんだから、もちろんエビフライも美味い! カツ丼も美味いけど、エビも味わえるこの欲張丼はこの店のイチオシだな。 連日の★★★★★


12月4日(火)

 会社が終わったら、横浜中華街にある
天香楼へ向かった。前回は普通の麻婆豆腐を注文したけど、ご飯が進む一方、トロ味が強くて、麻婆豆腐としてはキレがなく、イマイチだった。
 なので、この日は
本場四川のマーボ豆腐(1,580円)と焼き餃子(550円)を注文。でも、まだ四川マーボ豆腐の山椒辛子煮(1,680円)もあるので、今日の麻婆豆腐次第ではまた来なくては...。麺類も美味そうだけど、ご飯物のページを見ると、マーボー豆腐チャーハン980もある。麻婆豆腐系だけで4種類もあるのは珍しい。
 店内は高級感はそれほどでもないけど、スペース的にゆとりがあるし、中華料理店特有のケバケバしさもないので居心地がよい。

  

 凄い量...。上げ底かと思って、底をつついてみたら、たっぷりと盛られている。先日食べた麻婆豆腐と比べると、トロ味と甘味はほとんど変わらない代わりに、辛みがもちろん強くて、汁っぽい。
 
本場四川というけど、辛さは軽くむせる程度。ヒイヒイいいながら、大汗をかくような代物ではない。実際、食べている間、ほとんど水分をとらなかった。ご飯は中華街にしては美味い方。
 餃子がきれいに並べられている。550円の割にはボリュームがある。カリカリの皮、具だくさんでジューシー。そして、ほのかな甘味を感じる。
これは美味い!
 やっぱり量が多い。独りで食べる量ではない。ほとんど食べたけど、完食はできなかった。 餃子は美味かったけど、麻婆豆腐としては
★★★ かな。本場四川風スープ麻婆豆腐という感じかな。でも、食後は不思議とさっぱりしている。


12月5日(水)

 横浜中華街に着き、吉兆にでも入ろうかと店の前までいったら、隣の台湾料理店
青葉本店が気になったので入ってみることに。麻婆豆腐とチャーハンあたりを注文しようかと思ったら、店内で小肉包(小さい肉まん)を作っているではないか...。 早速、麻婆豆腐(1,300円)と一緒に小肉包(750円)も 頼むことにした。


 麻婆豆腐は、見た目はさっぱりしているように見えるけど、実際は結構辛くて、塩っぱい。まっ、こんなものかな。
 小肉包の方は、注文するとき5個も入っているので、店員に『多くない?』と聞いたら、『5個が1人前』といわれたので注文したけど、やっぱり5個は多い...。主食になってしまう...。具はそれほど変わったところはないけど、皮はもちっとしている。 まあ、両方とも ★★かな。


12月8日(土)

 五元豚を使った豚しゃぶにはまってしまったようで、
ろくまるにまた行ってしまった。でも、今度は恵比寿店。先回のような高級感は全くないけど、気楽に寛げる(庶民的な)雰囲気。
 今回はコラーゲン豚しゃぶにした。水菜葱をたっぷりいれて、ちょっと柔らかくなったところで、豚肉を投入して、一緒にポン酢につけていただく。
うま〜いっ!


 カップ酒も置いていて、不老泉 辛辛(700円)、こなき純米(950円)、上喜元(1,000円)などを注文。飲んでいるときは調子よくいっていたけど、今見ると、結構良い値段だな。
 まあ、結構食べて、飲んで、普通の飲み屋と変わらないような値段なんだから、もちろん満足!今回も★★★★。ごぼう揚げ(590円)も美味いんだな。


12月9日(日)

 車検に出していた2CVを引き取りに横浜まで行く途中、久し振りに昼間に横浜中華街にいってみることにした。入ったのは
同発(TUNG FAT)こんな店構えの店なんて、ランチでもなけりゃ独りじゃ入れない。 メニューは店内に置いているし、コンシェルジュはいるけど、席は入り口からかなり離れたところにある。
 マーボー豆腐(R 1,890円、S 1,140円)のSと海鮮のX.O.醤チャーハン(1,370円)を注文。


 麻婆豆腐は正直、あまり期待していなかったんだけど、なかなか美味い。細かく刻んだ椎茸の味がよく出ていて、味に深みを感じる。一方、豆腐料理なのに、豆腐自体が見た目も、味的にも主張していないのが残念。辛みの方は、ちょっとだけピリ辛、でも誰でも食べられるくらいだと思う。
 マーボー豆腐が結構早く出てきたと思っていたら、チャーハンがなかなか運ばれてこない。2品しか頼んでないので、箸のやり場に困る。麻婆豆腐が冷めてきた頃、海鮮チャーハンがやっと運ばれてきた。ご飯はパラパラ、しっとりという感じで悪くない。でも味付けがあっさりしているので、これを単品で食べるのはつらいかも。また、麻婆豆腐より辛みを感じる...。
 でも、試しにチャーハンの上に麻婆豆腐を掛けて食べたら、かなり相性がよい。
美味い! エビなどの素材の味も、麻婆豆腐と食べた方がはっきりとしているように感じた。 評価は麻婆豆腐だけでも、全体的にも★★★かな。


12月12日(水)

 久し振り
井泉にはいった。五反田店は初めて。かつ丼は1,360円。ヒレやロースかつ丼もあり、1,890円。ロースかつ丼を注文。本店は老舗旅館のようで入りづらいけど、ここは全くそんなことは感じなく、入りやすい。


 う〜ん!意外と美味い。煮汁に浸った長ネギが最高!半生の玉子は正に自分の好み。肉は相変わらず信じられないくらい柔らかい。なので、あまりロース肉を食べているという感じがしない。脂身付近を食べたときに、溢れる肉汁で肉を食べていることを思い出す。
 この辺は完全に好みだと思うけど、噛みついた歯を軽く跳ね返すような弾力性がある方が好きだな。もちろん、筋張っているよりは良いけどね。
 値段もちょっと高いかな。完全に好みで
★★★★。でも、満点にする人がいてもそれほど驚かない。


12月13日(木)

 この日は同僚達と八丁堀の
聚中縁餃子へ。みんなガンガン食べるから、ガンガン注文する。みんな美味い美味いといってくれるから、嬉しいけど、正直、落ち着いて味わいながら食べるというより、新しい料理が運ばれてくるたびに小競り合いが始まるくらいの勢い。


 クラゲ、豚の耳、青菜、酢豚、麻婆ナス、そしてもちろん麻婆豆腐、いろんなものを頼んだけど、この日の人気ナンバーワンは鳥の唐揚げだな。本当に唐揚げというように、衣は薄く、カリカリ。フライドチキンのようにベチョッとしていない。もう、みんなでビール飲む、唐揚げ食べる、ビール飲むの連続運動。
 全体的に ★★★★


12月14日(金)

 忘年会シーズンなのか、石川町から中華街まで、ずっと人混みができている。中華料理の人気が下がっているとよく聞くけど、この日は全くそんな感じはない。
 この前アサリそばで入った
吉兆にまたいってみた。麻婆豆腐(1,470円)と牛バラご飯(934円)を注文。


 凄い量だな...。ドンブリ一杯という感じ。甘味が強いけど、なかなか美味いではないか。豆腐は木綿だけど、豆腐料理らしい仕上がり。辛さも結構ダイレクトに感じる。でも、トロミが強すぎるかな。あと、豆腐が2センチ角くらいで切られているんだけど、中まで熱が通ってなくて、冷たいのは残念。

 牛バラご飯の方もかなりボリュームがある。八角のような香りがきついけど、こちらも美味い。スプーンでも簡単に切り分けられるくらい柔らかい。こっちの方が美味いくらいかな。肉の塊がでかいので、ご飯物というより、立派な肉料理という感じ。残念なのはご飯。炊き立てのようなんだけど、ベチョッとして玉のようになっている。 それぞれ★★★くらいかな。


12月16日(日)

 地元の食通に、この辺りで美味いうなぎ屋を聞いたら、小田原 鴨宮にある
正直家を教えてくれた。予約しなければ入れないというので、電話をしたら、簡単に予約が取れたんだけど、人数を聞かれた時に、1人だといったら、断られてしまった...。

 それから何年経ったのだろうか...。地元の飲み友達にうなぎが好きな子がいたので、誘って、いってみることに。予約はもちろん問題なし。小田原駅で待ち合わせにして、いってみると、小田急線の駅舎が改築されていて、まるでヨーロッパの駅のようになっていた。無味乾燥としたJRの駅舎とは対照的。

 13時にお店に到着。かなり古めかしい店構え。正直、これほど評判の高いお店には見えない。ぶっちゃけ、しょぼい...。ガラガラと店内に入ると、左側にカウンター席と厨房、右側には小上がりといった感じの狭い座敷席がある。個室があると聞いていたけど、カウンター席に座らされた。

 メニューはないようなので、白焼1つとうな重を2つお願いすると、散々、どなたの紹介??と聞かれた。先述の知り合いの名前をいったんだけど、わからない模様。なんで、そんなことを気にするのかと思ったら、白焼きは常連さんだけで、その紹介だったら出す代物のようだ。いろいろその人の説明をしたら、なんとか作ってもらえることに。

 女将さんによれば、ここで使っているうなぎは最上級のもので、この辺りでは東京にある2軒とこの店だけだという。印象は腹が白くて、とてもきれい。


 最低40分。混んでいる時では120分くらい待たされることもあるとネットに書き込みがあったので、グルメ本とかを用意していったんだけど、実際は頻繁に大将と女将さんに話しかけられ、本を読む所ではない。
 中でも、政治ネタはご夫婦共通の話題のようで、自民党に厳しい批判をしたと思ったら、今度は民主党、共産党、社民党、そして公明党と、ほとんどの政党の酷評で、どんどん話が広がる。
 こちらが痺れを切らして、『どちらの政党を支持していらっしゃるのですか?』と聞いても、はっきりとはいわない。でもどうやら、安倍 晋三のファンのようで、『安倍さんは可哀想だ』と何度かいっていた。

 途中に生で心臓をいただいたけど、それ以外はご夫婦との会話で間を繋ぎ、やっと白焼きが出てきた。

  

 うっめ〜っ!うなぎ料理だとは思えない。臭みなどなく、肉厚で、フワフワ。これまで、いろいろな店にいったけど、こんなうなぎは初めて!うなぎ料理の概念が変わる。うまく表現ができないけれど、ふっくらとした鯛のようでもあり、また魚臭さの全くないホッケのようでもある。これなら、ご飯だって、酒だって、ガンガンいってしまいそう。

 そしてうな重。これだけを食べたら、多分かなり美味いんだろうけど、白焼きが美味すぎた...。この地域特有の表面を焦げるくらいまで焼きを入れるのも、苦味を感じてむしろマイナス。上質のうなぎを使っているんだから、ふっくら仕上げたらよいのではないかと思う。なんてことは、決して女将さんにはいえないけどね...。

 会計をしたら、3品で13,650円。内訳は白焼き5,000円、うな重が4,000円と消費税。とはいえ、これだけお店の人と交流が図れ、概念が変わるような料理を堪能できるのであれば
★★★★★。 住所: 小田原市鴨宮229‐13 電話: 0465‐47‐8459


12月21日(金)

 横浜中華街の徳記は豚足そばで有名な店。メニューが外に出ていないので、中に入ってみると、麻婆豆腐はやっていない...。
 仕方ないので、五目あんかけごはん(850円)とシュウマイ(400円)を注文。あっ、自分ではあんかけチャーハンをイメージして頼んだんだけど、メニューをよく見たら中華飯(ようは中華丼)と書いてある。そして、やっぱり中華丼が運ばれてきた。派手さはないけど、なかなか美味そうではないか。

  

 味付けはオーソドックスだけど、八角がきいていて個性がある。エビも何匹も使われていて、好印象。シュウマイも温まりきってないけど、なかなか美味い!
 全体的には店内も料理も飾りっ気がないけれど、中身はちゃんとしている。 ★★★


12月22日(土)

 この日は墓参りで鎌倉へ。親戚とともに
峰本 朝比奈店で昼食をとった。一見、和風のファミレスに見えるけど、食べ物のメニューは税込みで3,000円以上。そこで蒲焼がメインの義経演歌だね!)を注文。3,150円。
 隣のテーブルには、軽く蕎麦でも食べようかという感じで入ったグループが、何を注文するかで悩んでいた...。

  

 これまで入ったことのある他店ではあまり評価が良くなかったので、全く期待していなかったんだけど、最初に出てきた蕎麦はなかなかで、あっという間に完食。普段、蕎麦とかを残してしまうメンバーも完食していたので、結構なデキなんだろう。逆に、ハイエナのように残ったものを漁る側からすると、とても残念。
 うなぎはセットメニューとしては、そこそこボリュームがあり、淡水魚臭さなどもないので、値段を考えたらまあまあかな。特に美味いものを食べようという気がなければ、普通に食べられる。まさに法事向け。
★★★


 晩飯は二宮に行き、前回は入れなかった蕎麦屋 オリベにやっと入れたと思ったら、まだ6時過ぎなのに肝心の蕎麦が切れてしまったという...。ないものは食べられないので、すぐそばにある
食事処 のんきに入った。いかにも田舎の居酒屋という雰囲気の店構え。
 メニューを見ると、かつ重があったので注文。1,050円。店内も場末の居酒屋風で美味いものが出てくるようには思えない。

  

 豚汁のでかさに驚く。豚汁というより、けんちん汁のように野菜が沢山入っている。味は濃いめで、生姜をかなり使っているようだ。
 カツ重の方は、肉は薄めだけど、柔らかく、
ジューシー。衣はあまり煮込んでないし、玉子は半生で、自分の好み。ご飯も美味い。意外だけど、★★★★。 また来てみよう。住所:二宮町中里2丁目19-21 電話:0463-72-1106


12月23日(日)

 平塚駅南口から海に向かって、右斜め方向に歩いて10分くらいのところに
松鱗亭がある。前々からうなぎをやっていたのは知っていたけど、なんか入り辛くて、初めての入店。どうやら最近改装をしたようだ。
 広々とした店内は高級感がある。特うな重 3,150円、上 2,300円、うな重 1,700円。上うな重を注文。

  

 美しい。そして、香りもよい。このエリアのうな重にしては、表面が焦げてない。やっぱり、こっちの方が好きだな。淡水魚臭くはないけど、鰻というより、なんだかホッケのような、魚らしい味がする。
 味付けは甘め。ご飯の量が多いためか、鰻の量が少なく感じる。これで上うな重なら、普通のうな重は食べられないな。 ★★★


12月28日(金)

 この日も二宮の
オリベへ。前回は午後6時半に来て、売り切れだったので、6時前に来てみたら、晩の部は1番乗りのよう。
 蕎麦は普通のせいろ、田舎、白雪、ゆずきりとあるので悩むところ。すると、三色せいろを発見。三色かき揚げ天せいろ(1,890円)をお願いしてみると、普通のせいろは切れているという。せいろは昼の部で売れ切れてしまうのか?田舎、白雪、ゆずきりの三色になるというが、そちらの方が嬉しいかも。


 ダシと柚子の香りが凄い! 3種類の蕎麦はそれぞれ表情が異なり、白雪は白くて意外に太めの印象、田舎は太くて凄い腰、ゆずが一番細いのかな。食べると柚子の香りが鼻を通っていく。
 かき揚げは具だくさんで食べ応えがある。蕎麦の繊細さに対して、蕎麦汁が強いかな。ちょこっとつけても、蕎麦の味が隠れ気味になってしまう。
 平日のためか、客は少ない。また来てみよう。評価は仮で
★★★★


12月29日(土)

 
やばい!年賀状をまだ作っていない!ということで、年賀状用の素材収集を兼ねて、新橋 燕楽に来てみた。味としてはトップじゃないけど、典型的なカツ丼といえば、この店かな。
 もう、御用納めは終わっているとは思うけど、律儀に営業していた。カツ丼は1,000円。


 やっぱり衣は簡単に剥がれるし、味付けは甘く、ご飯はつゆだく状態。というより、リゾットに近いかな。でも、店構えとか、店内や店員の雰囲気が好きなんだよな。 ★★★


 ということで、2007年のレポートはこれで終わり。来年中には麻婆豆腐で横浜中華街を征服してみたい。


九州縦断のレポートをアップするのに時間が
かかってしまい、こちらをアップするのがかなり
遅れてしまいました。反省しています...。

< To Be Continued >

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