R134 湘南カツ丼街道 2007 2Qtr 美味いそば、美味いうどんも気になるな...。
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
4月1日(日)
9時半にチャリで家を出て、12時に三崎に到着。これまで何度も来たのに、凄い行列のために入店を諦めたことがあったくろば亭に行ってみたら、それほど行列ができてなかったので入ることに。
看板メニューのマグロの血合カルビ焼(1,050円)をご飯・味噌汁付き(315円?)で注文。でも、会計したら、冷酒を付けて2,625円だから、定食とご飯・味噌汁付きは刺身の分違うのかも。今考えれば、お酒が2合だったような気もする...。
うんめーっ!カルビ焼の方は少し筋張っているんだけど、それが逆に肉らしさを感じる。また、甘辛い味付けが絶品!ご飯がドンドン進み、すぐにお代わり。このタレとレタスがあれば飯が食える!また、申し訳なさそうに置かれているマグロの刺身も目が覚めるくらい美味かった。
あとは、なんといっても接客態度。人気店だから、ぞんざいな感じかなと思っていたら、とても気配りがきいていて気持ち良い。『自転車で来たの?』、『どこから?』と気楽に声を掛けてくれると、距離感が短くなる。★★★★+。こんな店だったんだ!
店を出て、チャリの鍵を外している際、通りかかったジモピーと思われるおじさんが『(くろば亭も良いけど)うちらは、こっちの店(くろば亭の隣のすし屋)によく来るんだよ!』
と話しかけてきた。うーん、確かこの店も有名なはず。値段は高めだけど、今度トライしてみよう!
後日、お台場に行ったら、ヴィーナスフォート3階のダイニングコートに三崎 くろば亭を発見。どのような位置付けなのかは分からないけど、やっぱりこうなると、このお店を推奨するテンションが下がってしまう。★★★★。
4月3日(火)
この日も平皿カツ丼で以前レポートしたことがある、平塚 横内団地に店を構える桃太郎。この日は試しににんにく茎炒め(905円)を注文。相変わらず、店内のテレビが騒がしい。
味は濃いけど、悪くない。といって、それほど美味いわけじゃない。レポートする気になったのは、白米なのに型に入れて出しているから。今時あるんだな。さすが、平皿カツ丼の店!
★★★。
4月5日(木)
国道246号を伊勢原から秦野に向かって走り、高速をくぐり、NAPSというバイク用品店(以前はよく来たな。一時は毎月のようにバイクのタイヤを交換してた)のすぐ先くらいの右側にたけ美がある。
店構えは物々しいけど、中に入ったら拍子抜けするくらい普通の店内。テーブルとかは、かなり安っぽい。なので、一番安い1,900円の松を注文。といっても、店内がこれなのに高めの値段設定。
15分位で運ばれてきた。
うな重なのに別皿だ!お重だ!これは面白い。しかし、ご飯はベチャついている。ウナギの方は、正直なところ美味くも、不味くもない。恐らく2度焼きのためか脂は落ち、あまり蒸してないのでホクホク感はないけど、ボリュームはあると思う。でもやっぱり、炭火焼き特有の外がカリッとした食感がないのは、減点対象。
皮はハシで切っているときはかなり主張するけど、食べてみるとそれ程でもない。
仕方ないのかもしれないけど、厨房の老夫婦が2人ともゲホゲホ咳をしているのは気になる。
★★+。でもまあ、二度と行かないだろうなあ...。
4月6日(金)
伊勢原で美味しいパン屋といえば、まず挙がるのが
欧風のパンと惣菜 ブノワトン。天然酵母を使っているのか、1つ1つが重い。値段は平塚のレピドーと比べるとかなり高いけど、食べ応えはある。
★★★★。美味しいんだけど、私の定義では、これはお菓子。買った後、クルマの中はあま〜い香りで一杯になる。 住所: 伊勢原市板戸645‐5 電話:
0463‐91‐6710 休み: 『毎週火曜日・不定休』(どういうこと?)
4月7日(土)
この日も選挙応援で船堀に行き、駅から南側に進んですぐのところにある都うどんに入ったら、不味い不味い。カツを冷蔵庫から出した時は、食べないで金だけ払って帰ろうかと思ったくらい。ざるきしめんも不味かった。★
選挙応援を早めにあがって、葛西にいたこともあり、久し振りにちばき屋に向かった。この店は一時期やっていた自分のラーメンランキングでしばらく1位だった。もう10年くらい前の話。
店内に入ると、未だにご主人が注文をとっている。お元気そうで、なによりです。支那そばは650円。ワンタンそば(800円)を注文。
極細ちぢれ麺はすぐに伸びてしまうので、ウダウダいってないで、一気に食うべし。一方、和風のスープは冷めても美味いので、店が空いているなら、じっくり味わって欲しい。ちょっとしか入っていないカイワレ大根が信じられないくらい主張して、大根おろしを使った時雨ラーメンのよう。★★★★★。やっぱり美味い!
店内に貼り紙があったので、炙り焼豚寿司をお土産として買ったら、貼り紙には400円と書いてあったのに950円だという...。店内で食べるのと違うのかな?
このままで帰る私ではない。先日来たときに苦い思いをして帰った聚中縁餃子(しゅうちゅうえんぎょうざ)へ。この前、みんなで来たときに楽しみにしていたのに、最初のレンゲ1杯でなくなっていた麻婆豆腐、鉄板餃子、ライス、青島ビールを注文。
麻婆豆腐を頂く。豆腐がフワフワ。量が多くて、かなり辛くて油が浮いているので、ライスの助けなしには完食できないと思う。1人で食べるとこんな感じなんだ。
餃子は醤油をつけるとかなり塩っぱい。何もつけなくてもちょうど良い。そもそも棒餃子は油っぽいのが多いので好きではないのだけれどね。
会計したら2,026円だった。★★★+。 うーん、期待が高すぎたかな?
4月8日(日)
生まれてからこれまで、基本的には神奈川県民だと思っていたけど、横須賀に佐島という漁港があり、海産物目当てのお客で賑わっているのは知らなかった。海辺という定食屋にいってみたら、雑誌とかでも紹介されていることもあり、凄く混雑している。仕方ないので、マリーナに行く途中で見つけた佐島 かねきというほったて小屋のようなお店にはいった。通りに出ている看板には地魚寿司が1,000円と書いているけど、メニューには載っていない。どうやら平日だけのようだ。地魚丼(1,500円)を注文。
ぱっと見、地味だけど、よく見ればサザエや美味そうなアジ、サバ、タイ、キス、シラスなどの地魚が載っている。神奈川の海の幸の宝石箱や〜っ! ★★★★。もちろん美味いけど、逗子の店と比べたら同じくらい。で、こちらは1,500円。その差です。住所:
横須賀市佐島3-6-5 電話: 046‐856‐0166
4月9日(月)
伊勢原駅から秦野方向に向かい、国道246号沿い、5日に報告したたけ美の前にある立花は昔からある定食屋。でも、入るのは初めて。
だって、あんまり美味そうじゃないんだもん...。でも、この前、たけ美に来たときに覗いてみたら、結構お客が入っていて、カツ丼をやっているのを発見。カツ丼は850円。
いったい、どんなものがでてくるのか...。座敷にある全てのテーブルの上には焼肉ができるように旧式のコンロが置かれている。でも、地元の爺さんたちが結構いるのに焼肉を食べているところはなかった。
カツはかなり煮込まれていて、グチャグチャ。それなのに肉は柔らかく、ジューシー。揚げ立てではないと思う。
味付けがかなり甘いけど、それ以外は普通。ボリュームもある。
うーん、★★★ かな。味噌汁は目が覚めるくらい塩っぱい。
4月10日(火)
同僚によると、平塚にあるゾロは、揚げ物マニアの中ではかなりの人気店だという。早速、いってみることに。
メニューを見ると、残念ながらセットメニューでメンチカツが含まれているのはあるけど、メンチカツだけの定食はない。ヒレカツやチキンカツはあるので、オバチャンに聞いてみたら、メンチカツだけでも良いという(700円)。この手の店は、まずは聞いてみるのが良いと思う。
一見、カレーパンのよう。切ってみると、肉汁があふれる!!肉は柔らかく、玉ネギとかは使ってないみたい。お弁当、お持ち帰りもできる。
★★★★。この店は気に入った。また来よう。 住所:平塚市見附町6-8 電話:
0463‐32-8026
4月11日(水)
東海大学前にあるひげかつに来てみたらお休み...。隣の定食屋さんも揚げ物メインでなかなか良さそうだけど、ひげかつそばにある交差点から、路地を入ってみると、141(いしい?)という、かなり変わった名前の店を発見。店頭のメニューを見ると、メンチカツレツ・トマトソースが載っているので店内へ。
でも、お姉さんに注文したら、ランチメニューとのこと...。ちなみに、値段は600円!安い!
仕方ないので、唯一メンチカツを堪能できる、チキンソテーとメンチカツを注文(830円)。
メンチカツレツはトマトソースがかかっているし、名前の通りイタリア風というべきか、薄く衣が細かい。食べてみると、柔らかく、とてもジューシー。チキンソテーは軽く衣が付けられているので、こちらもイタリア風なのかな?
どちらも美味いけど、前に出てくるような勢いはない。どれが看板メニューなのかな?
また来よう。なので、仮で ★★★+。
4月13日(金)
この日の昼飯は伊勢原にある麻釉(まゆ)のロースカツを食べたので、7時前になっても腹が減らない。そこで松田町
寄(やどりき)にある三味(みみ)というお店にいってみることに。メニューはシチュー、ステーキ、トンカツがメインのよう。メインが3つあるから、三味というのかな?
店内に入ると、民芸店のような雰囲気。ちょっと意外。
昼にトンカツを食べたので、ビーフシチュー(3,300円)とパン(200円)を注文。ちょっとリッチかな?少なくとも、カロリー的にはリッチである。
凄いボリューム!肉が立っている!もちろん柔らかく、ジューシー!これだけ牛肉を使っていたら、ちょっと高めの値段も納得だな。完全な洋食なのに、日本茶が出されるのが意外。
★★★★+。会計したら、消費税は別だったので、合計で3,620円!
4月14日(土)
9時過ぎにチャリで家を出発。11時過ぎにはこの前一杯では入れなかった、横須賀佐島にある
海辺に到着。さあ、食べるぞ!と思ったら、開店は11時半。既に行列ができ始めているので、約30分立って待つことに。
開店と同時に満席。次のお客さんは1時間待ちだという。2階に待ち合わせ室があるという準備の良さ?
1,900円の海辺定食も気になったけど、980円の海鮮丼定食を注文。海岸沿いにあるので、外にもデッキ席があるけど、この日は風が強いため使われず。その先には、かなり変わったデザインのヨットクラブハウスがある。
不思議なのは、お客の注文を全て取り終わっているのに、料理をなかなか作り出さないこと。12時前になって、やっと作り出した。推測するに、あら汁ができてなかったようだ。
見たところ、載っている物は刺身盛合わせ定食と同じようだ。もちろん、それぞれの刺身は美味いけど、海鮮丼特有の宝石箱のような世界観はない。
★★★★。合格だけど、もう少し個性が欲しい。一方、食べ終わったタイミングで別にほうじ茶を出すなど、気配りはできているのは気持ちよい。 住所:
横須賀市佐島3-8-2 電話: 046‐857‐4353
4月15日(日)
この日の夜は銀座で飲み会なので、昼飯は横浜で摂ることにした。ちょっと悩んで、桜木町で降りて、うなぎ やき鳥 大黒屋(支店)に入った。うな重は1,680〜3,150円。梅(1,890円)を注文。
2時過ぎなのに、常連客が残っていて、店内は伸びきった雰囲気。ウナギ専門店というよりウナギもやっている飲み屋さんといった感じ。
30分以上経って、運ばれてきた。
身は薄いけど、口の中でとろけてなくなる。臭みは無く、皮も主張しない。ただ、ご飯がツユダク状態で水っぽいのはいただけない。肝吸いに全く塩味を感じなかった。長ネギの味しかしない。不思議。
評価は★★★。店内に入った時に不安になったけど、それ程ひどくなくって良かった。
4月16日(月)
前の週に平塚にあるゾロに行った時は、メンチカツで★4つという高得点だった。その実力を確認する意味もあって、また行ってみた。
注文したのは三色カツ(すごいネーミング!)。ヒレ、チキン、メンチカツが載って750円!
真ん中はチキンカツ。カレーパンのようなカリカリな衣は、ほおばるとフカフカ。そしてチキンはジューシー。これ1個でライスを1枚食べられる。
一方、ヒレカツの方は地味な存在だけど、やっぱり食べ慣れているためか、心が休まるような食べ心地。ストレス解消だな。
そして、前回も試したメンチ。ジューシーで、もういうことがない。残念なのは、ご飯お代わりがタダでないこと。普通盛りは150円。ちなみに大盛りは100円増し。
今回も★★★★。アットホームな雰囲気とボリューム充分の料理は好印象だけど、使っている米の質などを考えるとこのくらいだな。
4月19日(木)
茅ヶ崎にあるうなぎ店 かわよしはこの日で3度目の挑戦。1回目(3月12日)の評価が高かったのだけど、2度目(15日)に来たら淡水魚臭かった。ということで、この日で評価を一旦固めたいところ。竹重(1,785円)を注文。
30分強して運ばれてきた。
良かった。臭みはほとんど感じない。もちろん、タレに山椒の香りもしない。皮なんて全く存在が気にならない。身は関東焼きらしく、柔らかくてふっくら。
ご飯、肝吸い、香の物まで、そこいらのウナギ屋じゃあ全く期待できないレベル。
★★★★+。名店の青田買いするならこの店。隠れ家風の店構えが堪らない。
4月21日(土)
平塚駅南口そばにあるとんかつ かさはらは以前から存在は知っていたけど、カツ丼はやっていないと思っていた。でも、試しにいってみたら、表に出ているメニューに載っているではないか!
早速、中に入って、カツ丼を注文。店内のメニューを見てみると、カツ丼(650円)の他にカツ丼(上)もある(800円)。
肉はかなり薄い。衣はかなり煮込まれているのでカリカリはない。ご飯はパサついている。味付けは甘めだけど、なんとか普通に食べられる。
と、誉め言葉は全くないけど、食後の印象はそれほど悪くない。
★★+。次は上だな。
4月22日(日)
小田原 曽我の梅園のそばを走っていると、蕎麦処 弥生を発見。梅園にまるで囲まれるように建っている。日曜日のお昼時なのにお客は私だけ。かつ丼(945円)を注文。残念ながら、かつ丼とソバのセットはない。その代わり、小さいソバのお椀がカツ丼に付く。
カツを揚げている音がする。ソバ職人のこだわりが発揮されるのか?
パン粉は小さく、衣は薄い。肉は充分に厚いんだけど、パサついている。もしかしたら、2度揚げと思ってしまうくらい。また、味付けが味気ないくらい薄い。ご飯も覇気に欠ける。ソバの椀は全く精彩に欠けている。★★+。
食後は大雄山へ。参道の杉並木を見るだけで、清々しくなり、来た甲斐があったと実感。大雄山最乗寺は駐車場もあるのに拝観料はないので、逆の意味で失うものはない余裕の心境になる。無料だと、全てのものがありがたく思えてくる。お賽銭だって奮発しちゃおうかな!という気になるから不思議だ。
新緑に囲まれた境内はそこにいるだけで体内の毒素が排出されるような気がした。新緑を感じ、爽やかな風を感じるのも修行といいたくなる。
敷地の左、左と進むと、奥の院にいたる階段が現れる。せっかくだからと、昇りはじめて、そろそろ到着かと思ったところで、目の前に気を失うように長い階段が現れる。本当に、天に届きそうな勢いである。
ちなみに、帰りは緩やかな裏道があるのでご安心を。
木漏れ日に息をのみ、美味い空気を吸って、良い汗流して、本当は美味いものでも食べたいところなんだけどね...。大雄山は★★★★★。来ないのは損と言いたくなるくらい!
4月23日(月)
仕事の打ち合わせで寒川に来ることがあり、昼飯時になったので、前々から気になっていたピッツェリア ヴェルデに入ることに。ランチメニューはあるけど、ピザだと1,580円とちょっと高めの価格設定。メニューに記載されているイタリアサイズとはなんのことか?通常サイズよりちょっと大きめなのか、それとも301,230平方km(イタリアの面積)くらい大きいのか...。ナポレターナ(たぶん)を注文。
ちょっと待ったけど、凄いチーズの臭いとともに運ばれてきた。生地は薄めだけど、紙みたいでなく、好印象。最初はムシャムシャと食べ始めたけど、半分もしないで飽きてくる...。味が単調なんだよね。
ちょうどそのころ同僚のビスマルクが運ばれてきた。半生玉子を割って食べるなんて、ちょっと邪道なのかと思い、注文するのをためらったけど、なかなか美味そう!
涎を垂らしそうになって見ていたのに気づいたのか、その同僚が交換しようかと申し出てくれた!すぐに1/4を交換。いや〜っ、美味い美味い。自分が注文したのが、いろいろな具材が口の中で1つの味になるのに対して、同僚のは口の中に入ってもいろいろな具材の味が楽しめる感じ。当然、後者のほうが自分の好み。
評価としては難しいところだけど、★★★ かな?でも、ちょっと気になるので、住所と電話を書いておきます。どなたかコメントをお願いします。
住所: 高座郡寒川町宮山3460-3 KASAIという会社の道路を挟んで反対側。
電話: 0467-73-4101 Web: www.pizzeria.verde.com/
4月26日(木)
前々から気になっていた恵比寿にあるお好み焼き屋
ぼった屋さんにどうしてもいきたくなり、恵比寿周辺にいる前の会社の同僚を集めた。
さすがに恵比寿。この店のまわりには美味そうなタイ料理店、韓国料理店、ジャマイカ料理店などあり、参加者が来る度に、『なぜ、お好み焼きなの??』という質問が連発...。幹事、ピンチ!
この店はテーブルに鉄板があるのに、店員が焼いてくれる。お好み焼き屋さんとしては珍しいのでは?早速、店員が焼き始め、最初の料理を口に運び出したくらいから、参加者の顔色が変わりだす。
どーよ!どこかのコーヒーのような仕上がりではありませんか!確か、これはネギキムチ焼き(1,050円)かな?真ダコのカーリックソテー(1,050円)、黒豚ネギタン塩(893円)、豚平スペシャル(これは人気だった! 1,050円)、水菜とじゃこのサラダ(945円)とかも食べたけど、みな好評!
そして、お目当てのぼった焼き(1,260円)。山芋を9割使った生地が自慢のお好み焼。具は海老・タコ・ホタテ・豚肉・玉子。
まずは、厚みを持たせて焼き上げた後、一口サイズにヘラで器用に丸め、頭上からマヨネーズを糸のようにかけまくる!もう、ホクホクで美味い、美味い!軽いのに、しっかりした味がする。まあ、あまりに美味くて、ほとんど記憶がないというのが正直なところ。
その後、青海苔とかをかけたらできあがり!どうですか!(写真左)
まあ正直、写真があまり良くないので、その美味さは伝わりにくいかもしれないけれど、参加者からは『お好み焼き屋の概念が変わった!』と大好評!良かった...(涙)。
写真中央は〆の明太チーズもんじゃ(1,208円)にもち(315円)を追加。もちが細かく切られていて、スナック感覚でハシ(ヘラ)が進み、あっという間に完食!
デザートはあんこ巻き(630円)を注文。5人で食べたので、1人126円。鉄板で皮を焼いた後、あんこを一列に盛って(写真は盛っている最中)、皮でくるっと巻いて完成!口直しにちょうど良い甘さと量。
飲み会で、会計の際に請求金額に『えーっ!』というケースの場合、最後にデザートとコーヒーとかを注文している時が多い。お茶はタダだから、予算が厳しいグループにお奨め。もちろん、味も悪くない。
評価は★★★★+。満点でないのは、オーナーの顔が見えないのと、既に有名になってしまっている点。なんだか、すぐにチェーン展開しそう。でも、お奨めなのは変わらない!
また、全体的にお好み焼き屋さんにしてはニンニクを使う量がハンパじゃあない。ニンニクが嫌いな人は鉄板焼きの料理は無理だと思う。あと、みんなで突っつくと楽しいけど、1つ1つ席で焼いてくれるので、5人で食べたらすぐなくなってしまう。2〜4人くらいで入るのがよいと思う。 住所:
渋谷区恵比寿1-25-5 電話: 03‐5447‐2634
4月27日(金)
会社がメーカー系ということもあり、G.Wは28日から...と、思っていたら、27日は有給奨励日になり、27日から事実上のGW...。フレックスなのに8時30分に朝礼をやったと思ったら、17時30分に終礼をやったり、突然半休がなくなったりと、かなり変わっている会社だから、このくらいのことでは驚いていられない。
平日がお休みとなれば、先日いった佐島 かねきで、平日限定の地魚を使ったにぎりを食べなくては!早速、チャリで向かう。
気温は高くないけど、晴れているので気持ち良い。昼前に到着し、地魚にぎりを注文。通常は2,000円だけど、『平日のみサービスランチ』だと1,000円。
お店はできたばっかりのようにも見えるけど、平日なのに12時前には満席。店員が少ないようで、なかなかお茶すら運ばれてこない...。料理になると、運ばれてくるのがいつになるのか、検討もつかない。仕事の合間にサクッと食べるのは無理だと思う。
ほうぼう、あじ、カワハギ、ヤリイカ、いわし、タコ、シラスだったかな?
味は普通。取り立てて美味いネタはなかった。また、ご飯がかなり冷たかったのが気になる。お椀も付かないし、これなら1,000円でも高い。
と思っていたところ、会計したら2,000円!? まあ、注文したときに値段を確認すればよかったんだけどね...。まさか...。上の看板の写真の矢印部分を見て、地魚にぎりランチと読めませんか??
評価は大幅にさがって★★。もちろん、2,000円だと知っていて注文した場合の評価。多分、2度と行かない。
後日、インターネットで調べてみると、看板に出ているかねき寿司は値段が高い割りに不味くて店を閉めたよう。一部の地魚マニアには人気があったようだけど、詳細は分からないし、あまり知りたくもない。
かねきの寿司が質も量も(そして値段も)不満だったので、昼飯の食べ直し(そりゃ、そうでしょう!回転寿司的には、たった3.5皿ですから!)。食堂 まるいで前回ギリで食べられなかった焼そば(700円)を注文。
ネットの書き込みで、たしか『焼きそばもスゴイ!』と書いてあったので期待してたんだけど、錦糸玉子が載っているところを除けば普通。大盛にしたときの量が凄いのかな?これなら、サンマーメンの方がお勧めだな。
★★。結局、昼飯に2,700円使ってしまった...。
晩飯は江ノ島 しらす問屋 とびっちょ。連日食べまくっている私でも、1日3度のレポートを書くのは珍しい。これまで何度も訪れたけど、凄い行列で並ぶことすら諦めていた。しかし、この日は閉店間際だったためか、並ばずに入店。この辺りは、地元の利だね。
とびっちょ丼(1,575円)と芝エビ入りシラスかき揚げ(1,050円)を注文。
かき揚げはカリカリ、サクサクで食感が良い。エビも良いアクセントになり、油ぽくなったり、単調になることはない。ただ、2枚は多いかな。2人でもキツイ。1枚にして、半値程度にしたほうが良いと思う。
この店の名物で、このかき揚げを丼にした小エビかき揚げ丼(1,260円)なんて食べる気はしない。ましてや、芝エビが載っていない、普通のしらすかき揚げ丼(840円)なんて、食べているところを想像するのもイヤ!
とびっちょ丼のほうは、レタスと刺身のツマのような大根を刻んだものが大部分を占めるので、先に食べないとボリュームが分からず、
最後に意外とボリュームが少ないことに気が付く...。ご飯に対する具の量はちょうどよいかな。
店員の対応も悪くないし、★★★+ かな。だけど、行列してまで食べるものでもないと思う。
4月28日(土)
この日は東京に行く予定だったので、都心で昼飯にしようかとも思ったけど、平塚駅のそばにあるサウナ
太古の湯の横にある、キャラウェイというカレーとスパゲティの店に入ってみた。喫茶店風の店構えだけど、ずっとなんか気になっていた店。
カレーがメインのようなので、ビーフカレー(997円)を注文。一番安いカレーはチキンで787円。
ルー、ご飯と肉の量は充分。ルーは欧風だけど、チーズとかはあまりないってないよう。スパイシーで酸味が残る。
中辛でお願いしたんだけど、かなり辛い。軽く汗が出てきた。
★★★★。想定外の(?)合格。また来てみよう。
4月30日(月)
たまには御殿場方向にいってみようかと、秦野県道の恐らく旧道をチャリで走っていると、突然そば処 名古屋が現れた。平塚や伊勢原にある名古屋にはカツ丼がないので、ここもそうだろうと通り過ぎたけど、前日友人宅で飲み過ぎたため二日酔いがひどいので、昼飯はソバにしようと入店することに。
中に入ってメニューを見てみると、かつ重(900円)が載っている! でも、さすがにかつ重はきついので、さらにメニューをよく見てみるとかつ丼セットが1,050円で載っているのを発見。迷わす注文した。
見た目で食欲をそそる。ソバは雪のように白く、腰があり、喉越しも良い。セットとしては充分な量だけど、もっと食べたい! カツ丼の方もカツは小さいけれど、肉は柔らかく美味い。甘塩っぱい味付けがアクセントになって、一気に完食!
カツ丼に重点をおけば ★★★★ だけど、ソバとのセットだとトップクラス!セットでもソバ湯が付くのがありがたい。 次回はカツ丼に挑戦だね!
二日酔いや、出発が遅れたこともあり、御殿場に到着するのがやっと。途中、田植え前の田んぼで逆さ富士を見た。春ですね!
晩飯は伊勢原にある末廣。ウナギについてはこれまで2回レポートしたけど、定食メニューもあるので挑戦することに。目鯛粕漬焼定食(1,365円)を注文!
この店の特徴は厨房でトースターのようなチン!チン!と音がすること。電子レンジをフル活用しているのかな。
鯛はこんなものでしょう。たっぷりの大根おろしがありがたい!定食で1,000円を越えるのはいただけないけど、ご飯は美味いし、どこかの定食屋のように、煮込んだ味噌汁を飲まなくて良いのは助かる。
★★★。チン!
5月1日(火)
昨日ヘロヘロになって帰宅したと思ったら、
翌日は会津若松に向かうことに。
近所のスタンドで給油して、朝の7時に出発。
最初は高速をつないで行こうかと思っていた
けど、それじゃあつまらない。都内からは
下の道を使って会津まで行くことにした。
写真は途中、宇都宮の手前で見つけた
とんかつ合掌。残念ながらお休みだった。
宇都宮に入ったところで雨が強くなってきた。
せっかくだから餃子でも食べようかと思って
店選びのために街道沿いの本屋で立読み
しようとしていたら、見つからない。
結局、朝飯、昼飯なしで走り続け、白川に
到着。国道4号から離れ、294号に入る。
この道が信号もなく、走りやすい。天気が
良ければ、もう一度走ってみたい!2CVや
MG-Bなどの非力なレトロカー向け。
なんて感じで調子に乗って走っていたら、
道を間違えていたことに気がついた。なんと
その距離20キロ!
でもまあ、夕方5時過ぎに会津若松に到着。
そのまま、喜多方へ。結局その間に、地面に
足をつけたのは先ほどのとんかつ屋さんの
前で撮影した時だけ...。
向かったのは一個人で取材されていた
大みなと味兵。でも、火曜日が定休日と
書いてあるので、閉まっていたら別の店に
いくつもり。
田んぼの中を突っ切り、お店の前に来て
見ると5時半なのに営業している!!
早速店内に入り、チャ〜シュ〜メン(800円)
を注文!とっても遅い朝食である。
女将さんに聞いてみると、連休中は稼ぎ時
なので、休むことはあまりないとのこと。
休みは無くて、火曜日は15時までのようだ。
う〜ん!香りがたまらない!麺はそれほど
巾広くなく、厚い。でも、この喉越しの良さは
何だろう。
スープはもちろんあっさり醤油味。だけど、
昆布が効いていて、物足りなさは感じない。
強めの塩味が良いアクセントになっている。
残念なのが店構え。少なくとも名店らしい
佇まいはない。
★★★+。やっぱり、塩っぱ過ぎる!
ちなみに、市役所前店もあります。
住所: 喜多方市関柴上高額北町396‐5
電話: 0241‐24‐2990
すぐに会津若松に戻って、ホテルにチェック
イン。この日泊まったのはホテル ルートイン
会津若松。
ホテルはできたばっかりだし、建物の作り
にも高級感を感じる。ベッドもセミダブルだし、
これで5,900円 なら文句はない。★★★★。
でも、福島だけに、もう少し安ければいう
ことなし。一方、市街地から微妙に離れている
ので、意外と不便。
晩飯は直線距離的にはホテルのそばにある
桐谷 権現亭にいってみたけど、ゴールデン
ウィーク中は営業時間が変則的になっていて、
既に閉店していた。先述の一個人で村松友視
が推奨していただけに残念。また、来よう。
仕方ないので、旅行本で調べて、東山温泉
にある卯之家にいってみたけど、薄暗く、みつ
けられない。
諦めて市街地に向かう途中、めでたいや
というラーメン店を発見。半分ヤケで入って
みることに。
中華そばは525円。“名物”のねぎ肉中華
そば(788円)を注文。料理の数があまりにも
多い。各種ラーメンに定食や丼物...?なんと、
ソースかつ丼(1,000円)があるではないか!
注文してから気が付いた!
まずはゴマ油の香りが強すぎる。麺は
先ほどの味兵に似た、平打ちストレート。
スープはあっさりしているけど、締まりが
ない。ネギは太めに切っただけなので、
辛いし、苦い。
店頭には『スープは生もの』云々の断り
書きがある。これって、お店側の甘えだな。
黙って美味い物を出せば良いだけ。★★。
5月2日(水)
ホテルの朝食バイキングは500円にしては
品数も多いし、お得感がある。ネット経由で
予約すると朝食券がついてきます。
ホテルにいてもやることがないので、8時
に出発。喜多方にまた出てみると、日本とは
思えないような原野風景が。オーストラリア
みたい。
この日まず向かったのは宮古にある
とのや。こちらも一個人に載っていた
お店。
どうやら、細い道を選んでしまったよう
で、途中、クルマがすれ違うのも難しい
ような林道を通った。
結果的には時間が掛かるけど、お陰で
旅のテンションは上がる。
9時半にとのやに到着。すぐさまご主人
が出てこられて、すぐ作るよといってくれた
けど、営業時間は11時だから、しばらく近所
を散策した。
ちなみに、通常は10時半くらいから営業
しているとのこと。
この辺りは気温が低いのか、桜が満開
で出迎えてくれた!
ご主人はとても気さくな方で、作業場を
案内してくれた。これまでラーメン、蕎麦、
うどんなどいろいろな名店のご主人に
会ってきたけど、皆、腰が低く、謙虚で、
気楽に話しかけてきてくれる。このあたり、
美味いものを作るための資質なのかも
しれない。ある意味、プライドを盛っている
証拠かな。精神的な余裕なのかも。
料理は4つのコースから選ぶ。Aコース
(3,500円)には川魚の塩焼きのから揚げ
天ぷらなど、盛り沢山の内容。
一方、 Dコース(1,500円)には蕎麦2杯
と料理2品がつく。ちょっと悩んで、Dコース
をお願いした。
前菜はかなり味が濃いので、蕎麦の繊細
な味が分からなくなるのではないかと心配
になる。
蕎麦は細いのに凄い歯ごたえ、というか
自然な味わい。こりゃ美味い!するっと
飲み込むよりも、しっかりと噛んで、味わい
たい。
歩留まり7割の十割そばは初めて!
べとーっと重かったり、ブツブツ切れたり
しない。
飯豊山の伏流水を使った水そばは、甘み
が強調されるものの、ちょっときついかな。
お蕎麦を汁をつけていただく...。美味い!
美味い!美味い!こんな美味い蕎麦は
生まれて初めて!いや、本当!
置いてあった雑誌には『この土地で採れた
そば粉100%の生粉打ちだ。秋そばは粘度
が高く、障子張りに使うほどノリが強く、つなぎ
がいらないという。』とあったけど、全く納得
の味である。★★★★★!住所:山都町
宮古3376 電話: 0241-38-2598
その後、せっかくなので喜多方の街を散策。
カツ丼を食べにとんかつ 栄にいったら、
なんとお休み。るるぶ情報版には休みは
毎週日曜日となっているけど、雰囲気から
して、この日が定休日のよう。
仕方ないので、会津若松に戻り、千石通り
を走っていると、とんかつ 番番が現れた。
店内に入ると、ハイポー豚肉を使っている
とのこと。
ソースかつ丼(1,050円)、ひれソースかつ丼
(1,470円)、煮込みソースかつ丼(1,050円)、
ひれ煮込みソースかつ丼(1,470)と、4種類
のカツ丼がある。 ソース味で玉子とじという
のは、外したら食べられないかもしれない
ので、普通のソースカツ丼を注文。
期待していたよりカツが小さいな。それに
しても、凄いカツの切り方!衣はかなり
しっかりしていて、甘酸っぱいソースがしみ
こんでいるけど、カリカリとした食感が残って
いる。
肉は固かったり、パサついていると感じた
けど、場所によってはジューシー。でも、これ
で1,050円は高い。★★★。
その後、鶴ヶ城を見学したりして、腹が
減ってくるのを待つ...。
晩飯は卯之家に向かう途中、とんかつ・
焼肉 とん亭を発見したので、思わず入店!
普通のソースかつ重は890円、上が1,050円。
同じ値段で煮込みソースかつ重がある。
ちょっと考えて、煮込み上ソースかつ重を注文!
なかなか見た目は美味そうではないか。
煮込みというから、カツ煮のように衣が
グダグダになっているのかと思っていたら、
カリカリしているところもある。
肉はヒレを使っているようで、とても柔ら
かいけど、肉らしくないかな。 基本的には
ソース味だとは思うけど、ソースが表に出て
こない。逆にいえばちょっと単調かな。また、
かなりボリュームがある。★★★。
会計の時、カウンターの上に『ソースカツ丼マップ』なるものが置いてあった。これによると市内に20軒!あるようだ。しかし、今回レポートした2軒は記載されてないので、ソースカツ丼をやっている店はもっと多いのだろう。恐るべし会津若松!まあ、町おこしとしては喜多方ラーメンや宮古そばの焼き直しだけどね(バッサリ!)。
5月3日(祭)
7時半にホテルを出て、トマトソースカツ丼
を食べに山口温泉きらら289へ向かう。湿気
が少ないためか、キャブの調子もよい。
ドゥービー ブラザーズを聞きながら、流れ
に従い、制限速度50kmところをプラス20km
で走っていると、信号もなく、テンションは上が
る一方、過ぎゆく景色を眺める時間がない。
大川ダムから南下した辺りは本当に美しい。
9時半に山口温泉きらら289に到着した
ので、開店の10時まで周囲で暇つぶし。
10時になったので、早速レストランにいって
みると、食事は11時半からだという...。
イライラしていても仕方ないので、トマト
ソフトクリームを食べることに(250円)。
うっ、なんだかピザのような味がする。
チーズもソフトも牛乳を使っているから
かな。でも、不思議に美味い。
暇なので、お土産も購入。トマトジュースは
6本で720円。カレー/ハヤシのルーは350円。
トマトジュースを飲んだ時、一瞬自分の味覚
を疑った。味は確かにトマトなんだけど、甘み
と酸味がまるでオレンジジュースのよう。
無塩のものもあるので、レジの女性にどっち
が人気があるのか聞いたら、五分五分とい
われた...。賭け事か...。
ちなみに、私は塩入りが好き。
暇なので、トマトラーメンを食べにさゆり荘
にいってみたけど、店構えからして期待でき
ない。(写真はそばにある資料館)
キララ289に戻り、11時を回ったところで、
食券の自販機を見た...。サンプルもよく見て
みた...。でもトマトソースカツ丼はない...。
店員に聞いたら、『感謝デー』の時だけ
特別に作るそうで、それ以外の時はない
とのこと。るるぶ情報版、貴様!
仕方ないので、群馬の伊香保温泉そば
にある清水屋に行こうかと思ったけど、
一個人によると木曜日が定休日のようだ。
しかし、ダメ元で電話をかけてみたら、
やっているとのこと!
ずーっと真っ直ぐな田舎道を走っている
と、なんだか体のリズムが変わっていく
ような気がした。
その後ず〜っと下を走って群馬 水沢を
目指す。群馬に入って、夕方の渋滞が
始まったので、ピリピリしてしまった。
4時半に清水屋に到着。営業時間は
確か5時までだからギリギリ。
うむどん(うどん)は大もり(1,365円)、
中(1,155円)、小(630円)。後は飲み物と
おつまみが2品だけ。ストイック!
入り口すぐ横にはうどんを打つ場所が
あり、驚くくらいの人数の従業員が精を
出している。
とっても活気があり、見ていて楽しい、
というか、元気が沸いてくる!
『手でこねて足で踏むのが水沢うどん』
といわれるらしいけど、一個人によれば、
手打ちはここだとのこと。
うどんにはすでに微妙な塩味がついて
いて、ごまつゆにつけなくても美味い!
一度天日乾燥あるだけあり、凄いコシ。
漂白してないので、ほんのりキツネ色。
ごまつゆは生姜が強い。大もりにして
みたら、凄い量!
★★★★★! 絶対にお奨め!
住所: 渋川市伊香保町水沢204 電話:
0279-72-3020
帰省ラッシュが気になったので、環八に
着く時間を遅らせるために高速道路を使わ
ないで帰ることに。
空き空きの環八を走った後、東名に入って
すぐのところで40,000km突破!20年掛
かったから、1年2,000km。
10時前に帰宅。距離は約1,000キロ。
結局、この日の食事は水沢うどんとソフト
だけでした...。
5月4日(祭)
昨晩会津から帰ってきたばかりだという
のに、朝8時過ぎにチャリに跨り出発!
自分が高校1年の時の自慢話といえば、
通学用に買ってもらったばかりのチャリで
山中湖、津久井湖を回って大雨の中、
日帰りで帰ってきたこと。
近いうちに20年以上前の自分に挑戦
するため、とりあえず山中湖に向かった。
山中湖までの最大の山場は籠坂峠。
20年以上前は、追い抜いていくクルマ
から『ガンバレー!』と掛け声をもらったり、
時には紙吹雪を突然かけられたりしたん
だけど、少なくともこの日はその気配すら
ない。
完全に無視されているか、邪魔物扱い。
だらだらと続く登り坂の途中で何度も休み
ながらもペダルを踏み続けると、ヘアピン
カーブを抜けて、籠坂峠征服!
でも、実は籠坂峠より、手前のFISCO周辺
の方がきつかった。
山中湖から見る富士山。
籠坂峠から山中湖までは坂を下ってすぐ。
朝食を摂ろうかと思ったけど、良い店が
みつからなかった。このまま御殿場に戻ろう
かとも思ったけど、体調も良いので道志川
沿いに走る国道413号へ入った、
いよいよ『自分越え』か!?
御殿場に下っていれば、ほとんど登りは
無く楽勝で家に帰れたところだったけど、
道志はきつい!きつい!こんなに登り
があるなら、他の場所でそんな下らなきゃ
良いのに!と思うことが何度もあった。
ゆっくり走っていると、意外と森が深い
ことに気がつく。ちなみに、20年前は未舗
装部分もあったけど、今は全域舗装済み。
遅い昼飯は津久井郡に入ってから。街道沿いにふる里というお蕎麦屋さんを発見。なんか期待できなそうだけど、さすがに午後4時近くなっているので、無理しないことにした。
かつ丼は850円、かつ重は1,300円でメニューに載っている(ともに消費税別)。あまりにも値段が違うので、女将さんに聞いてみると、肉の厚みが違うという。今後のことを考えてあまり胃を重くしたくなかったので、かつ丼を注文。すると、『かつ重は揚げたてだけど、かつ丼は既にあがっているものを使う』という...。全く、正直というか、ふてぶてしいというか...。半分詐欺にでも引っかかった感じでかつ重を注文
。
店内には演歌がBGMで流れる。最近珍しいな。カラオケとかも置いてないみたいだし。
どっしりカツがご飯の上にのっかっていて、見た目で不味そう...。衣もかなり煮込まれている。やっぱりかあと、溜め息混じりで、カツを口に運ぶと......。うめえ!思わず声が出そうになった。 かなり強く筋を感じるけど、とにかくジューシー! 厚みも1センチくらいでちょうど良い。 でも、筋が気になるので★★★★+。 ご主人に『ブランド豚を使っているのですか?』と聞いたら、普通の豚肉だとのこと。『こんな店じゃあ、ブランド豚なんて使えないよ!揚げ方が美味いんじゃない』と笑顔で答えてくれた。 住所:
津久井町太井634ー1 電話: 042‐784‐1959
店を出て、すぐに津久井湖に到着。そして、
6時40分に帰宅。チャリのメーターで走行
距離は150キロ(ちょっと甘いかな)。
『自分越え』はこれで達成。
別に16歳の自分に戻りたいとは思わない。
16歳時に抱いていた夢はその後それなり
に叶えてきたからかもしれない。
一方、年を追うごとに体力の衰えを感じ
ていた。そういう意味では自信になった。
5月6日(日)
珊瑚礁 モアナマカイ店は海沿いの国道134号を藤沢から鎌倉の間走っていると、必ずといって良いくらい目立つ店。いつもは1時間は待つといわれているので、入ったことがなかった。でもこの日は朝から雨。連休最終日に遠方から来る客も少ないだろうと行ってみることにした。
11時30分の開店時間ちょうどに到着したら、すでに駐車場はかなり埋まっている。店内に入ると、すごい行列ができていた。すぐに営業が始まり、ギリで待つことなく席に案内された。基本的にはカレー屋さんだけど、メニューを見ると、ビーフサラダが載っている??ビーフカレーを合わせて注文して、ビーフ&ビーフ。値段はともに1,500円。
どんなサラダが運ばれてくるかと、ある程度は心の準備はできていたけど、そのボリュームにビックリ!でも、よく見てみるとフレンチドレッシングがかかった野菜の上に甘い焼き肉のタレで焼かれた牛肉が載っているだけ...。ビックリして損した...。しかも両隣のテーブルにも同じサラダが載っていた...。同志よ...。
カレーライスがラーメンどんぶりのような器に入っているのは、ハワイのロコモコをイメージしているのかな?でも、カレーでもメニューによっては平皿に盛られている。チーズがかかっているルーは欧風で、ご飯も白米のまま。早速食べてみる...。
美味い!とっても爽やかな辛さなので、辛めなのに気にならない。また、自然な甘味も感じる。確か乳製品を使っているとネットに出ていたと思う。
亡くなられた渡辺和博さん風にいえば、店員のネームプレートがカタカナで書かれているのが、日系2世のハワイアンのような。
今更私がどうのこうのいうまでもない人気店だけど、サラダはともかく、カレーは美味い。住所:
鎌倉市七里ヶ浜1-3-22 電話: 0467‐31‐5040
5月8日(火)
これだけレポートしていると、さすがに新しいお店がみつからなくなってきた。そこで、会社帰りに最近足を踏み入れたことのない厚木・七沢温泉周辺をクルマで徘徊していたら、突然ZUND−BARの看板が...。
店の前に行ってみたら、営業しているではないか! どうやら、11時から20時まで通しで営業している模様。何年振りなのか思い出せない。醤油のこってりを注文(750円)。
ブレンド系のスープはこってりというけど、私にはそれでも結構あっさりとしているように感じる...。細いストレート麺は、私が噛む度に放流された稚魚のように口の中を泳ぎ始めるような感じ。
ジャズが流れる、薄暗い店内はお洒落だけど、客が自分一人だと重い。ラーメンはもちろん美味いんだけど、完食しても心までは温まらない...。超高級インスタント・ラーメンを食べたような気がした。
★★★+。 そもそも、ラーメン店の店内が薄暗い必要性はあるのだろうか?
5月10日(木)
8日に厚木 七沢温泉にあるZUND-BARに行った際に見つけた、和風料理 おかめに入ってみた。場所は厚木方面からだと、ZUND-BARのちょっと手前。
うな重がメニューの最初に載っている。上が1,850円で松が1,650円。差が200円と、とても微妙な価格設定。ちょっと悩んで、上を注文。かつ重(900円)もやっているので、また来なくては...。
厨房では伊勢原の末廣のようにチーン!とトースターのような音がする。30分くらいで運ばれてきた。
あまりふっくらとはしてないけど、臭みはないし、皮も主張しない。量もこの値段なら納得。なにより、ご飯があまり水につけないで炊き出しているようで、米粒は小さくて、膨らんでなく、タイ米のように軽い。味付けはとろりと甘めだな。
恐らく活締めではないと思うけど、あまり高くないし、それ程悪くはないと思う。★★★+。Web: http://www.okame.ne.nu/ 電話: 046-248-5511
5月12日(土)
前にクルマで行ったときに入れなかった河口湖そばにあるレストラン紅鶴が、火曜日にデブヤで放送されていた。これは行かなくっちゃ!!
9時前に出発。ほぼ1週間前に走った道順とほぼ同じだけど、須走の富士演習所前を通る、距離は増えるけど、勾配の少ないルートで籠坂峠へ。
急に持病である右足膝外側の腱が痛くなり出し、次に内側、おまけに膝の裏側まで痛くなりだした。途中でギブアップしようと何度も思ったくらい。でも、なんとかだましだまし上り続け、山中湖に到着。苦しくても、ペダルを漕いだ分だけ目的地に近づくことを実感!
すぐに河口湖に向かったけど、これが大誤算!クルマやバイクで行くと山中湖〜河口湖はすぐだけど、チャリだと思っていた以上に遠いし、ず〜〜っと下り坂。もちろん、行きはほとんどペダルを漕ぐことはないので良いけど、帰りのことを考えると気が重くなってくる...。
河口湖に到着し、河口湖大橋を渡ると、すぐに紅鶴に到着!山中湖からだと1時間かかってしまった。
普通のロースかつ定食は1,700円。紅ロースかつ定食になると2,400円。さらに鶴ロースになると2,900円! なんでも霜降り馬刺もついてくるようだ。ヒレもそれぞれ同じ値段。ちょっと悩んで、鶴ロースを注文! 残念ながらカツ丼はない。
20分くらいして運ばれてきた。
3センチくらい厚みがある。うぅんめー! こんなジューシーなトンカツ食べたことがない!!もちろん、肉は柔らかいんだけど、その柔らかさが違う。叩いたり、筋を切ったりじゃなくて、まるで牛肉のように脂が溶けて、肉が解き離れていく感じ。筋も感じるけど、気がつけば口の中にはなくなっている。
衣の付き方も絶妙で、薄くて剥がれない。ご飯も美味い。これだけ主役がしっかりしていると、脇役がいらない。別に馬刺がなくても良いと思う。
★★★★★! これだけ美味いと、ランクが1つ下がる紅がどんなのか気になる。
5月13日(日)
大磯にあるはやし亭は以前何度か行ったことがあるけど、カツ丼がないと記憶していたので、暫くご無沙汰だった。この日、ふらっと入ってみたら、かつ丼(1,000円)がメニューに載っているではないか!でソースかつ丼(900円)も載っている。
お店の場所は国道1号を大磯から小田原方面に向かい、1キロくらいのところで左折。道路の左側(海側)にとんかつの幟が立っているので、まず見逃すことはないと思う。
カツは揚げ立てのよう。でも、脂身の少ない所みたいで、柔らかいけど、肉らしい味がしない...。味付けがあっさりしていることもあり、なんだかはっきりしない印象。カツの量も値段の割に少ない。また、段々甘味が気になり出す。一方、なんでもない味噌汁が美味い!
好みだとは思うけど、★★★。オープンテラスもあり、とんかつ屋さんとしては店内も明るく、開放的。雰囲気は悪くない。値段も高くないのでファミリーにお勧めかな?
クルマは2、3台しか停められないので、早い者勝ち!
晩飯は寄にある三味(みみ)にまた行ってみた。最初はトンカツにしようかとも思ったけど、ミックスシチュー(3,800円)には野菜とかが入っているのかと思っていたら、ビーフとタンが両方入っていると聞いて思わず注文。
ビーフは相変わらずトロトロ。口の中で溶けてなくなる。タンも思ったより癖がなく、脂身がないぶん普通の(超)柔らかい肉という感じ。もちろん、こちらも口の中で溶けてなくなる。
ビーフにしようか、タンにしようか悩んだら、500円高いけど、ミックスをお勧めします。
★★★★。
5月14日(月)
日曜日に三味から帰る途中、秦野渋沢で店構えからしてタンメンが美味そうなラーメン店を発見。翌日、会社で地元出身の同僚に聞いたら、なかなかお奨めめらしい。店の名はラーメン専門店 郷和といい、東京方面からきたら、なんつっ亭のすぐ手前。
実は、土曜日入った輪で麻婆豆腐を食べようか悩んでたんだけど、行ってみたらこの日は休みだった...。
しかし、平日の午後7時前はなんつっ亭も空いているなあ...。
お店に入り、メニューを見てみると、麺類にもいろいろなバリエーションがある。そこで、お店の人にお奨めを聞いたら、塩味の郷和ラーメンだという(650円)。チャーシューを載せた郷和チャーシュー(900円)を 注文。
豚骨ベースだと思うけど、かなりさっぱりとしたスープ。でも物足りなさはない。一般的にはタンメンと呼ぶべきか。角張った、縮れの強い麺は腰が強く、スープにピッタリ!
いろいろトッピングされているのに、高級感が全くないのが不思議なくらい。いいかえれば、店構え・店内・ラーメンのイメージがぴったりと合っている。バラ肉を使ったチャーシューは柔らかく、ボリューム充分。
★★★★。だったんだけど、今、写真を見てたらまた食べたくなった。そのくらい、後を引きそうな味ということで、★★★★+。 住所: 秦野市堀西36-6 電話: 0463-88-7900
5月18日(金)
この日は愛知県豊田市にある自動車会社に出張。土橋に到着し、昼飯は駅そばにある名代手打ちうどん 豊田屋に入った。しかし、ベタな屋号だな。
さっそく、うどんを頼もうと思っていたら、メニューにかつ丼(750円)が載っていたので、期待しないで注文。
この店は近くの、同じく手打ちうどん店の大力とことなり、12時を回ったらほぼ満席...。で、そのお客さんを観察していると、皆、うどんの料理を注文している。ご飯物なんて食べている客はいない...。当たり前だけど、うどんにすれば良かったかな。次回はうどんだな。
カツを玉子でとじるのではなく、カツの上に玉子と玉ネギを煮たものを載せている。
肉自体はジューシーで美味いけど、カツも丼としてもボリュームが少ない。
★★。
この日はこの後、銀座で飲み会。せっかくだから、あんまきの美味さを知ってもらおうと、駅ビルの2Fにあるお亀堂で購入。パックに入れられ、包装されている様を見ていると我慢できなくなり、前々から気になっていたカスタード入りのワッフルも購入。新幹線を待つ間、食べてみた。これが意外にイマヒトツだったんだな...。もちろんあん巻きのほうは、メンバーが腹を空かしていたこともあり、大好評でした。
5月19日(土)
朝から大雨...。でも、10時前にはあがり、道が乾くのを待って、11時半くらいにチャリを出してみると、後輪の空気が抜けている...。試しに空気を入れてみると、抜けていない模様。パンクしているのか、いないのか分からない。
ということで、物置きからTカー(スペアカー)の黄色いピナレロのチューブを交換していたら、12時前になってしまった。
どう考えても、明るいうちに山中湖に行ってくのは無理なので、国道134号にでて、鎌倉に到着したら、八幡宮の交差点を右折し、朝比奈峠に向かい道なりに進む。しばらく走り、明石橋の交差点を右折したら、すぐにとんかつ 銀屋が現れる。この店は開店当時からマークしていたけど、入るのは初めて。
早速店内に入ってみると、倉のような構成なのに天井が高く、とても明るい。そして新しいので気持ち良い。メニューを見ると、『特選やまゆり豚』の説明文が書かれている。ロースかつ膳、手ごねメンチかつ膳、『甲州健味鶏』を使った地鶏親子重なども魅力的だったけど、ロースかつ重(1,260円)があったので注文。ひれかつ重もあるし、また来なくては!
玉子はかなり生っぽく、長ネギとともに椎茸が使われている。カツを口に運ぶと...美味い!ちょっとパサついたところもあるけど、柔らかく、肉らしい食感。ご飯、味噌汁、香の物のレベルが高い一方、カツがあまりジューシーでない。また、量が少ないかな。ということで、仮で★★★+。また来なくては。 住所: 鎌倉市十二所963-2 電話: 0467‐24‐4611
その後、朝比奈峠を登った後、このまま帰るのは忍びないので、前から気になっていた切通しへ行ってみた。やっぱり、ロードバイクでは跨ることもできない路面状況。ときどきMTBが通った後が見受けられたけど、ここはチャリでは通るべきではない思う。
朝まで降り続いた雨で、路面はベチャベチャになっている部分がある。SPD付きの靴(チャリ用の靴)だと滑るし、靴底から水が沁み込んでくる。
雨で洗われた新緑の木々からの木漏れ日を五感で感じ、体内で光合成されている、歩けば歩くほど元気になる。今後も鎌倉周辺の山に入ってみようかな。ルートは片道30分強だと思う。まあ、のんびり歩くことをお奨めします。
5月21日(月)
平塚から大磯よりに進んだ八間通りそばにある活そば 花月庵は数年前から気になっていた。店頭には『二八そば』の看板が照明付きで出ている。二八をウリにするのって珍しくない?
店の名前や店構えから、ちょっとこだわりのお店かと思ったら、店内は庶民的...。14型ブラウン管のテレビから、バラエティー番組の音声が店内に響き渡る。カツ丼(850円)、上カツ丼(1,200円)、ミニカツ丼(480円)はあるんだけど、そばとカツ丼のセットはない。ミニせいろがあれば良いんだけど、普通のせいろは520円。ちょっと悩んで上カツ丼を注文。でも、普通のカツ丼と上カツ丼の値段の差が大きくない?
カウンター奥の厨房からはカツをあげる音がしている。思わず、期待値が上がる。暫くして運ばれてきた。
青海苔の香りがぷーんと鼻腔を通り抜けていく。グリーンピースや水菜を使うのは時々見るけど、青海苔を使うのはかなり珍しいと思う。衣は呆気ないくらいにあっさりと剥がれる。揚げたてなのに、肉は固く、パサパサ。でも、恥じっこはそこそこジューシーかな。 ミニサラダはついているけど、これじゃあ高いよ。
★★+。
5月22日(火)
会社を出て、クルマには乗ったけど、晩飯にはまだ早いので、宮の瀬ダムまでちょっとドライブ(死語?)。その帰り道に、この前もウナギでレポートした七沢温泉にあるおかめに入った。
店に入って、前回チェックしていたかつ重(900円)を注文。
カツは揚げたてのようだ。衣は細かく、剥がれにくい。肉は少しパサついているように感じるけど、固い筋などなく、ちょっと上品な感じもする。油はラードやごま油とかを使ってないようだから、そう感じるのかも。
なんかいつもとリズム感が違うけど、気がつけば完食。
★★★。電車の中で考え事をしていて、ふと気がつけば降りる駅についていたような感じ。
会計の時に水槽が目についたので、白々しいく、なにがいるのか質問してみた。するとやはりウナギという返事なので、『えっ!焼く前に絞めているんですか』と聞いたら、白焼きまでは事前にしておくとのこと。だから、前回脂がちょっとのってなかったんだな。
5月25日(金)
同僚によれば、伊勢原そばにとん吉というカリスマ的な焼鳥店があるという。駄々をこねて、みんなで飲みに行くことにした。
店に入るといきなり刺身がドーン!と出された。ちなみに、写真は6人分。もちろん、新鮮で、脂がのっていて、文句の付け所がない。その後は、レバー刺しや桜肉の盛り合わせが運ばれてくる。もちろん、こちらも6人分。
モツ煮込みが運ばれてきたと思ったら、その後はやき鳥のオンパレード!無茶苦茶美味いので、ほとんど絶頂状態!!
と思っていたら、なんと7時過ぎに暖簾を店内にしまってしまうではないか!!その後は7時半に蛍の光が流れ出し、8時には閉店...。
噂通り、凄い店である!!
ここまで、作り手側のエゴが許されているのも珍しいけど、結果的にお客が満足しているんであれば、究極の効率化だね!値段も1人3,500円くらいだったかな。思わず、安い!と思った記憶がある。
5月26日(土)
フランス映画を見て、その映画を語る会の第二回の集まりがあった。まずは恵比寿でランチ。フレンチ・デリといった感じのル リオン(Le Lion)に入ってみた。フランスの喫茶店を思わせる店内の壁際には、フィガロなどの雑誌とともに、なんとツール・ド・フランスの歴代の選手について書かれた本とかも置いてあって、かなり血中フランス度は高いと思った。
肉汁溢れる豚肉のソテーはまるで牛肉のような上品な仕上がり。添えられたマッシュポテトは、パンに載せて食べると美味!オムレツもとても軽い仕上がりで、いくらでも食べられそう。それぞれパンとソフトドリンクがついて1,000円くらい。
★★★★。ワインでも飲みながら(もちろん飲んだけど)、ダラダラと気だるい午後を過ごしたくなる。 住所:
渋谷区恵比寿1‐21‐16 電話: 03‐3445‐8131
渋谷・BUNKAMURAに移動して、輝ける女たち(Le
Heros de la Famille)を見た。スケール感は小さい
けど、なかなか面白かった。
一方、前の座席と高低差がないので、普通の座高の
人でも前に座られると、スクリーンの中央部分が見え
なくなる。なんとか体を斜めにしてスクリーンをほぼ
見渡せる角度を探すけど、字幕が左右交互に出る
シーンが度々あり、その度に体を大きく左右に動かさ
なくてはならなかった。まるで、テニスのラリーをみて
いるよう。まあ、ここでは2度と来ることはないと思う。
その後、フレンチ・レストランにでも
行こうかという話もあったけど、結局、
赤坂のパブへ。
いや〜っ、飲んだ飲んだ!シメイ
最高!
5月27日(日)
とんかつ茶漬けで有名な店に行こうと思い、新宿歌舞伎町まで来てみたけど、前から気になっていた三国一でカツ丼をやっているのを発見し、思わず入店。
お店に入ると思っていたより狭いけど、こちらは5階建て。床総面積は広い。しかし、5階建ての蕎麦屋なんて初めて。
カツ丼900円もあるけど、名古屋みそカツ丼800円を注文。
衣は薄くて細かく、ラードは使ってないようで、こんがりキツネ色。肉はあまりジューシーではないものの柔らかく、筋などはない。味噌のソースはかなり甘いけど、あまり癖がない。そしてご飯も美味い。
★★★+。ダイナミックさは全くないけど、全体的に癖のない仕上がりです。
6月1日(金)
本当は別の店に行く予定だったんだけど、結局予約が取れなかった。仕方ないので、恵比寿をプチ徘徊していると、マイタイが現れた。早速入店。もう何度も来たことがあるけど、考えてみれば最近は久し振り。
待たずに席につけたのは良いけれど、店内は相変わらず薄暗く、狭くて落ち着けない。
まあ、期待通りに美味いかな?というと、あまり大したことがないように聞こえるかもしれないけど、実はいつ行っても期待を裏切らない店は少ない。
とはいえ、有名店だし、自分がああだ、こうだいう対象でもないかな。ある意味、チェーン店みたいなもの。あえて点を付けるなら、★★★+かな?
6月2日(土)
会社の同僚が小田原 曽我梅園に入ってすぐの左側にある四川というラーメン店の担々麺にはまって、毎週のように通っているという。
たまにはチャリで小田原方面に行くのも良いかなと、国道246号経由で松田に出て、その後ちょっと戻るような感じで曽我梅園に向かう。
曽我梅園の看板が出てきたと思ったら、すぐに四川が現れた。まず、見逃すことはないと思う。店内に入り、メニューを見ると、担々麺は800円。残念ながら麻婆豆腐はない。また、普通のラーメンもなく、料理といえば担々麺と餃子くらい。ストイックである。
辛さを4段階から選べるので、2番目に辛い、『辛口』でお願いした。
スープはとろみがかなり強く、麺の代わりに豆腐を入れたら麻婆豆腐になりそう。麺は太めで縮れが強いけど、腰はそれほどでもない。辛いのはそれ程得意じゃないけど、辛口でもあまり辛くない。拍子抜けするくらい。
★★★。自分の好みじゃないかな。でも、また来てみよう。
チャリに跨り、箱根を目指すことに。なんでも餃子センターという老舗が箱根 彫刻の森そばにあり、伝説的な存在だという。自分は行った記憶がないので、まずは試してみることに。
箱根湯本まではすぐだった。しかしその先がきついきつい。篭坂峠よりきつい。何度もチャリを降りて、呼吸を整えながら、1漕ぎ、1漕ぎ重ねて、なんとか餃子センターに到着。2時に到着したためか、並ばずに店内へ。
餃子屋さんにしては明るく、ちょっとした喫茶店のよう。外気が気持ち良く店内に入ってくる。
店員の応対も物腰が柔らかい。もっと威勢の良い、荒々しい感じだと思っていたので意外。
特に変わった料理もないので、ノーマルぎょうざを定食でお願いした(1,155円)。
皮はすこし厚めで、カリッとした食感。でも裏面は水分を多く含み柔らかい。そして、具はとてもジューシー。ホワイト餃子(表面)と宇都宮餃子(裏面)を同時に味わうことができるというと、大袈裟だろうか。
評価は ★★★。高すぎる!普通の餃子定食が1,000円を軽く超えるのはお奨めできない。飲み物とかも高いしね。まあ、観光地プライスということかな。
晩飯に入ったそば処 清水家は茅ヶ崎香川にあるお奨めのうなぎ店かわよしのすぐそば。かわよしに行く度に気になっていた。表のショウウィンドウを見ると、かつ丼が800円で出ているので入店。席に着き、メニューを見てみると、かつ丼の上がなんと1,400円で出ている!その値段の差は600円。75パーセント増しなんて初めて。 女将さんに聞いてみると、違いは肉の厚みだけだという。興味本位で上を注文。
えっ、これで上??肉が厚いというけど、1センチ強。面積的にも普通。そして、全体的にパサパサしている。端っこは脂身だけど、筋張っている。衣は小くて、かなり煮込まれているのでカリカリ感はない。味付けは淡白で、物足りないかな。★★...。
6月3日(日)
同僚に秦野にあるラーメン店 三憩園がかなり話題になっていると聞き、早速行ってみることに。
秦野駅裏の新興住宅地で迷いながら、なんとか到着。店内に入り、メニューを見るとカツ丼(900円)が載っているではないか!さらに隣のページにはカツ丼とミニラーメンのセットが1,100円で載っている。ちょっと悩んでセットを注文。ミニカツ丼とラーメンのセットだったらいいのに...。店内にお店のチラシが置いてあったので見てみると、ご主人は湯河原大西で10年修行したそうである。
キッチンではカツを揚げる凄い音がしている。ん?カツ丼?大西??平塚(大磯)の大西と同じじゃないか!!こりゃ期待だね! ラーメンには小さじ一杯の化学調味料を入れている模様。
カツ丼は見た目であまり美味そうではない。肉はペラペラ。カツも煮込みすぎて、せっかくの揚げたてなのに、その面影はない。
なんといっても許せないのがご飯。あまりにもパサパサなので、チャーハン用かと思うくらい。
一方、肉はジューシーで、意外と味わい深い。
やっぱり、ラーメンの量は驚くくらい少なく、がっくり...。蓮華の大きさと、ドンブリの大きさを比較してみて欲しい。ラーメンをこの量でなんだかんだいうのは気が引けるけど、他の大西と比べるとちょっと趣が異なる。あの塩っぱいくらいのキレがない代わりに不思議な苦味を感じる。また、味に深みはあまり感じない。
★★。カツ丼にも化学調味料が入っていたようで、食後は口のながピリピリする。
6月9日(土)
JR辻堂駅そばにある豚美人は子供の頃から気になっていた店。ホームや電車の中から、豚が衣装を着ている看板を見て、不思議なお店だなあと思っていた。あれから30年以上も経ってしまったことになる。
店名はとんしゃんと読むようだ。暖簾をくぐるとビックリ!カウンター席だけの店内なのに、畳がひいてある。そして、半畳くらいの入り口で履き物を脱がなければならない。
残念ながらカツ丼はなく、ロースかつ定食は1,100円。大は1,400円。ヒレもあるけど、ロースの大をお願いした。
店内にはヨットのポスターが多数貼られ、小物などが置かれている。筋肉隆々の大将はヨットマンなのかな?
試しに聞いてみた...。そしたら話が止まらなくなり、ずっと話っぱなし。他にお客がいなかったせいもあるとは思うけど、昔、遠洋漁業の船に乗っていた時の話や、娘さんがヨットの大会に出て優勝した話、最近作っている船の話など、こっちに食べる時間をくれないのかと思うくらい。
カツの方は出された瞬間、その肉の厚みに再度ビックリする。衣が剥がれやすいのが残念だけど、肉は柔らかくジューシー。 大将は船乗りだったけど、調理師免許は昭和33年に取得している。店を出るときに名刺をいただいた。お名前は永田さんというようだ。
カツが★★★★で大将のスマイルをプラスして★★★★+。とっても楽しいお店だけど、料理が出てくるまで結構時間がかかったので、来店の際には、時間に余裕を持っていって欲しい。
住所:藤沢市辻堂2-2-34 電話: 0466‐36‐8825
6月10日(日)
恵比寿ウェスティンホテル東京の2階にある中国料理 龍天門では、裏メニューとして担々麺があることは以前から知っていたけど、この日初めて挑戦することに。ホテルに着くと、まだお昼前なのに披露宴や様々な催し物でロビーはかなり混雑している。
恐る恐る龍天門に入ってみたけど、予約で一杯だという。1時間だけなら席を作れるというので入店。でも、重々しい店内の雰囲気に腰は引き気味。
メニューを開いてみると、まず目に飛び込んできたのは、1皿38,000円とかする1品料理。かなりはっきりした場違い感を感じながら、最初のページに目をやると、飲茶メニューが460円で並んでいるのを発見して、かなり安心する。
考えてみれば、担々麺は裏メニューではないか!ということで、メニューを見ないで、気丈に振舞いながら担々麺(1,620円)を店員に注文したら通じた。連れによると、冷やし担々麺(1,620円)も美味しいというので、こちらも注文。でも、2人でこれだけでは済まされない店内の雰囲気だったので、春巻きやエビシュウマイ、ニラ饅頭(各460円)とかも注文。
飲茶で注文したもののうち、ニラ饅頭はこれまで食べたことがないような食感。具沢山で、あまりお餅という感じがしない。もちろん美味い!ニラ饅頭の概念が変わるかも!
しばらくして冷たい方の担々麺が運ばれてきた。すぐに『取り分けしましょうか?』と聞いてきたので、お願いする。さすが、気が利いていると思う反面、せっかくドンブリの中をキャンバスのようにして精一杯演出されて席まで運ばれてきた料理を、一見しただけでそれより小さい器に取り分けするのはもったいないような気がした。
しかし、量が半分になってテーブルに置かれた瞬間に、その考えは危惧に過ぎなかったことを確認した。取り分けられても美しいのだ!
店員によれば、冷たい方のスープはレモンと豆乳だったかな?
スープの量が多いのでビックリしたけど、口にして納得!爽やかで粉っぽさが全くない。あまりの美味さに腰を抜かしそうになり、暖かい方の写真を撮るのを忘れてしまった...。まっ、見た目はそれほど変わらなかったけどね。
温かい方のスープはゴマとクルミを使っているという。早速スープを口に運ぶと、ちょっと粉が詰まったような感じ(?)で、まったりしている。麺はかなり細いのに腰があり、それぞれの麺が口の中で主張する。こりゃ、美味い!
正直、冷たい坦々麺を注文したいといわれた時は邪道じゃないかと思っていたけど、ごめんなさい!冷たい方が美味いです。辛さは両方とも全く気にならない。ちなみに、冷たい方も一年中注文できるとのこと。
★★★★★!とても上品。
晩飯も中華料理。白金に安くて美味い店があるというので、行ってみた。店の名前は台湾小菜 楽衆軒。店内はとっても庶民的な雰囲気で、常連のようなお客で賑わっている。
早速、麻婆豆腐や酢豚、ユリの根の炒め物などを注文。どんな料理が運ばれてくるのか楽しみ!
麻婆豆腐は味に深みがない。残念だけど、驚くくらい平面的。豆腐もどちらかというとフワフワだけど、元気がない。また、餃子は台湾餃子らしく、とてもジューシーだけど、目黒の京龍にはかなわない。
一方、ユリの根の炒め物を食べたら目が覚めた!しゃきしゃきとした食感のユリの根とプリプリのエビを中華鍋に載せ、火を入れた後に紹興酒をぶっ掛けたような味で炒められている。うっまーい!!
酢豚はケチャップとかは使っていないようで、とてもあっさりしている。意見が分かれるかもしれないけど、パイナップルを使っていないのは好印象。この酢豚の肉はなんなんだ!普通は油で揚げているので、衣がカリカリしている一方、肉が堅くなっているのが多いのに、ここのは衣とかは凄く薄い代わりに、肉が厚くてとても柔らかい!!こんなに柔らかいのは初めて!!
★★★+。シロガネーゼが行き交うこんな場所に、庶民的な台湾料理店があること自体奇跡に近いと思う。
6月12日(火)
仕事でまたまた寒川に来ることになったので、同僚を上手く説得して、前々から気になっていた入澤へ。この店は大盛で有名で、ジャンボカツカレーを注文すると、軍艦マーチが流れる。
となれば、ジャンボではないにしても、カツカレーあたりを注文したいところだけど、メニューにカツ丼を発見...。誰に筋を通すわけじゃないけど、カツ丼を注文。
味噌を使っているのかな? 不思議な風味。ご飯はパサパサ。肉は期待していたほど厚くない。一方、衣は水分を吸って、ドロドロに近い食感。味が濃かったのか、科学調味料を大量に使っているのかわからないけど、食後は口の中がピリピリして苦しんだ。
★★+。 またもや期待値が高すぎた?でも、また来てみよう。
次はメンチだな。
写真右側は晩飯に食べた、平塚にあるラーメン店
つくし。そばにある八雲に来てみたら、かなり長い行列ができていたので、つくしに久し振りに入ってみることにした。
『当店特製』 パイタンラーメン(600円)にチャーシューを追加(200円)。ラーメン店なんだから、当店特製なのは当たり前だと思う。
細めの平打ち麺は腰があり美味い。ラオシャンに似ているかも。でも、こっちの方が太くて、腰があり、より美味い。
以前は脂が1センチ位の厚みで表面を覆っていたけど、いまはほんの2、3ミリ。
友人から最近味が変わったとは聞いていたけど、かなり食べやすくなった。ワカメや刻み玉ねぎが浮いているから、ラオシャンぽくなったかな?もっとも、あちらはタンメンだけどね。
★★★。
6月16日(土)
この日も晴れ。ピーカン照りだ。梅雨に入れば、雨や雲をうっとうしく思うくせに、この時期は強い日差しに心が折れそうになる。
10時前に家を出るけど、江ノ島に着く頃(11時)には気温は28度を越えていた。日差しやアスファルトの照り返しがきついので、体感気温はもっと高い。腰越港の堤防で寝転ぶけど、熱いことには変わりない。
最初は三崎まで行こうかと思っていたけど、予定を変更して、横須賀方面に目的もなくポタリングをすることにした。
といっても、目的もないので、すぐにポタリング難民になる。国道16号の六浦周辺を走っていると、だんだん緊張感もなくなってきたので、派手な暖簾をもつかし和食堂に入った。
壁に貼られているメニューを見たら、カツ丼は680円。上は味噌汁付きで780円。ここまで価格差がないのも珍しい。そこで、カツ丼の上を注文。その後、すぐに机の上に置かれているメニューを見たら、メンチカツ(880円)が載っていたので、かえてもらった。定食にすると、なんと1,250円! ご主人はちょっと耳が遠いみたい。
揚げ物特有の甘い香りがしてきた。15分くらい掛かったかな。
結構デカイ!あまり肉汁が溢れたりはしない。デミグラ・ソースは美味いんだけど、これだけだと、運動後の体には味的にちょっと物足りない。ほんのり甘い、ウスターソースを掛けたらちょうど良くなった。
★★★!
横浜市の側溝の排水口には、かなり作りが荒い鉄枠が使われている。最近は多少改善されたものが使われているけど、まだ大半は写真のような形状をしている。
なにが問題化というと、チャリで走っているときは、できるだけこの上を走らないようにするんだけど、右折車両を避けようとしたクルマが結果的に幅寄せをしてきて、これを避けるために排水溝の上を走ったら、なんと車輪がリブの間に挟まってしまった...。
なにしろ、こちらのタイヤは2センチしかない。幸か不幸か、スピードが出ていたので、ガタン!という音とともに衝撃を受けただけで、こけたりすることはなかったけど、リムのブレーキ・シューが当たるところには大きな傷ができていた。こういうことが何度があって、前後ホィールに傷がついたので心配になり、自転車屋さんに持っていったら要交換と判断されてしまった...。
横浜市長はいろいろテレビに出て、偉そうなことをいっているけど、こういうところまではなかなか目が行かないんだろうな。とっても危険だと思うんだけどね。
ちなみに、この前箱根の餃子センターに行った時からカンパニヨーロの新作、カムシン・ゴールドに変わっています。まるでタイのビール、シンハー・ゴールドのようなネーミングだけど、人気があり、数ヶ月のB/Oを待って、ようやく手に入れることができました。
あまりにも良い汗をかいたので、平塚に着いたところで鳥仲に寄って焼き鳥をいただく。お店の横に屋台のようなやき鳥専門の焼き場がある。焼いたものを試すのは実は初めて。
『ん!?』 意外とジューシーではない。2度焼きのためかな?
パサパサしている。これなら、鳥仲で焼いてないものを買い、友人宅で炭火で焼いたほうが100倍美味い! もう少し、なんとかならないのかな?★
6月17日(日)
この日の昼食は、新橋から有楽町にいたるJRのガード下にあるジェーエス・レネップというドイツ居酒屋に入った。以前から気になっていたけど、入るのは初めて。
ハンガリーでも食べたグヤーシュが含まれているランチセットと、この店の名物のアイスバインのボイルが通常2,919円のところを1,980円だというので、ちょっと悩んで注文。
グヤーシュからパンまで、ランチセットの方は全体的に上品な味付けで、なかなか美味い!ちょこちょこつまみながら、ビールを飲んでいるとアイスバインが運ばれてきた。
塩味の効いた、豚スネ肉を2週間塩漬けにした後にボイルしたもの。タマネギ、セロリ、パセリなどの香味野菜とグローブなどのハーブを加えて煮込み、さらに柔らかく、より美味しく仕上げているという。確かに、ジューシーで柔らかく、ビールのツマミとしては悪くないんだけど、なんか引っ掛かるところがある...。
あつ、豚のスネ肉って、豚足だ! 私はほとんど嫌いなものはないんだけど、豚足だけはだめ。あの半分コラーゲンのようになった食感と臭いは考えるだけで気持ち悪くなる。
豚足を最初に食べたのは、多分、横浜中華街にある徳記の豚足そばだった。そばと豚足が別皿で出てくるんだけど、そばの方は順調に減っていくのに、豚足の方はなかなか減らない。喰わず嫌いかとも思って、2本出てくるうちの片方を目をつぶって食べたけど、あとはもうだめ。ジンマシンが出そうだった。
なんで、評価はできないです。でも多分、全体的に美味いと思います。一方、ちょっと値段が高いかな。
食後は久し振りに浜離宮で散策をすることに。前回は、初めて買ったデジカメを持ってきた記憶があるから、多分10年ぶりくらいになるかも。その間に、浜離宮自体は変わりはないものの、周囲の環境は大きく変わった。高層ビルが立ち並び、バレーボールでいえば、セッターの竹下が中国やロシア相手にアタックを挑むような状況。
でも、それに目をつぶれば、相変わらず東京のど真ん中で、徳川のちょっと間延びしたくらいゆっくりした時の流れを感じることができる。
晩飯は白金にある蕎麦店、利庵にいってみた。こちらも前々から気になっていた店。来てみると、いつも行列ができていた。かなりストイックなメニューを見て、ちょっと悩んで、おろしそば(950円)を大盛で注文。
かなり細くて、短い。固めの歯ごたえが心地よい。でも、あまり食べた気がしないので、自分が好きなタイプではない。とはいえ、かなり上品!
★★★★ かな? 住所: 港区白金台5‐17‐2 電話:
03‐3444‐1741
6月18日(月)
前の晩、ギャル曽根がいつもの大食いでハンバーグを食べているのを見ていたら、本当に久し振りにハンバーグを腹一杯食べたくなった。
そこで会社が終わってから、寒川にある入澤に行ってみたら、お休み...。仕方ないので、産業道路を北上していると、タプローという、ちょっと変わった外観のお店を発見。なんか気になったので、入ってみることにした。
店内はちょっと小奇麗なものの、近所の洋食屋さんという感じ。注文したのはイタリアンハンバーグ(680円)と洋セット(300円)。
う〜ん、絵的にはきれいだけど、ちょっとボリューム的には少ないかな。
さっそく食べてみる...。 うっめ〜!ちょっと水っぽい感じがするけど、値段の割には良い肉を使っているようで、柔らかくジューシー!。上から見た面積は小さいけど、思ったより厚みがある。玉ネギとかは使ってなく、肉がフルボディで、食べ応えがある。
全体的に塩分は控えめで、とてもあっさりと仕上げている。なので、ハンバーグの上のチェダー風のチーズがかなり主張するが、ケンカにはならない。そして、後味からして、科学調味料は使っていないと思う。
見た目は小さかったのに、満腹!
仮で★★★+。お店に立つ山本モナ風の美人はご主人の奥さんなのかな?
休みは水曜日。
6月22日(金)
平塚にタコスのお店があると前々から聞いていたけど、なかなか行くことができなかったので、強引にその友人2人を誘っていってみることにした。お店の名前はサン・ミッシェル。喫茶店のような店内。
タコスは1,050円。1人1人前と、ピザ、ラザニアを注文。
やっぱりタコスはメキシコで食べた肉系の汗臭いものではなくて、レタスを使った、サラダ感覚のとってもライトな代物だった。もっとも、見かけはかなりヘビーだけどね。最初にテーブルに1皿だけ置かれた時は、2人前かと思ったけど、1皿で1人前。3人前を置かれると、小動物がしゃべっているようで、なんだかユーモラスな一方、カーリングをやっているようにも見える。
正直、このタコスを見たとき、以前報告したレストラン セゾンと同じだと思った。でも、セゾンの方は確か小麦粉を使っていると聞いたと思うけど、こちらはトウモロコシの粉から作っているので、ちょっとだけ本場に近いかな。
後日、インターネットで調べてみると、『平塚タコス』というのは半ばブランド化しているようだ。私はまだ2店しか知らないけど、実は市内では数多くのお店で食べれたりして...。
そのお味はというと、もちろんシャキシャキなレタスとクランキーなトルティーリャの組み合わせはバッチリ!その中に包まれる中身はセゾンと比べると明らかに多くて、辛目のソースをつけながら食べる様はこの店のメインとしての品格を感じる。サン・ミッシェルではメイン、セゾンではサブという位置付けかな。
ラザニアが運ばれてきた時は、刺身の生き造りのように、表面がドクドクと脈を打っていた。チーズとトマトソース、ホワイトソースを薄いクレープ(トルテーリャ?)で包み込むようにしてから、上からチーズを掛けて、オーブンで焼いているようだ。味としては悪くないけど、食感的に重い印象。
ピザが美味い。生地は薄いのにカリカリ。しかも、時間が経っても食感は変わらない。シカゴピザほどではないけれど、具がドカンと厚く載る。
噂には聞いていたけど、女将さんの愛想が悪いのは本当だった。彼女の発する言葉一つ一つがちょっときになる。よく来る友人によると、お客と口論になっているのを何度も見たことがあるという...。
★★★★。
6月25日(月)
この日は年休を取った。晩の間、雨が降ったので、道が乾くのを待っていたら、10時半になってしまった。雲は厚いけど、チャリに跨り、国道134号線に。
茅ヶ崎 柳島 国道134号線沿いにある快飛(かっとび)はでぶやでも紹介された店。土日にもなれば、駐車場一杯の人気店。なので、逆に引き気味になり、これまで一度も入ったことはなかった。
人気メニューは しらす御膳(1,,500円)。でも、でぶやで紹介された快飛丼(海鮮丼:1,300円 なんと税抜きでメニューに載っている!)を注文。
運ばれてきたとき、びっくりして腰を抜かしそうになった(おおげさ?)。隣に置かれた携帯と比較すると分かりやすいと思うんだけど、とにかく丼がでかい。洗面器のよう。 かっとびというより、ぶっとびといった感じ(おっと、失礼)。
一方、値段を考えたら仕方ないのかもしれないけど、載っているネタに目新しさを感じない。逗子の名店と比べるとかなり寂しい。名物のシラスは茹でたものが大根おろしとともに小鉢でつく。また、左側の物体はウニかと思ったら、梅肉だった...。
店内はファミレスより高級感があるし、値段もお手頃だけど、駐車場待ちしてまで入る気はしない。
★★★+。
晩飯はカツ丼にすることにした。国道134号をカツ丼街道と言い切っている割には、最近あまり食べていないから。
入ったのは、秦野の蕎麦屋 名古屋。前回食べたカツ丼と蕎麦のセットは好印象だった。なので、この日はカツ重900にすることにしたけど、それだと、蕎麦を食べられない...。で、結局、今日はチャリに乗ったんだからと、ざる600円も追加することにした。
そばは相変わらず、白く、伸びやかで、腰があり、喉越しが良い。
一方、カツ重はしっかりした味付けで、かなり甘い...。カツは煮込まれているので、カリカリとした食感はない。肉は薄いので、堅くなっているのかと思っていたら、柔らかくてジューシー。 残念なのがご飯。パサパサしていて、カツに馴染まない。
カツ重は★★★。蕎麦は ★★★★。この店はカツ丼セットに限る。
6月30日(土)
先週に引き続き、この日も1人で横浜中華街へ。インターネットで調べたところ、麻婆豆腐関連では一番評価が高いと思われる京華楼本店に入店。
立派な店構えだけど、中に入れば高級感はあるものの、尻込みするような感じはない。お目当ての陳麻婆豆腐は1,700円。『本場の四川マーボドウフ』ということで激辛のようだ。メニューには担々麺(800円)も載っていて、こちらもとても気になる。麻婆豆腐の値段は高めだけど、ビールは500円と良心的な価格設定。
中国山椒のすごい香りがする。早速口に運ぶと......
うんめー!だけど、かれー!すぐに汗が出てきた。 先週いった辣(らー)のようにラー油が浮いている感じではなく、中華味噌が強く効いている。豆腐は木綿豆腐のようにどっしりとしていて、フワフワとした食感はない。量は思っていたより多くない。
完食するころには、もう汗でずぶ濡れ。でも、辛さが後を引かないのがよい。★★★★★!トップ入れ換え! ちなみに、お手洗いも新しく、きれいで好印象。デートで使える!?
昼食後は文京区関口にある東京カテドラル聖マリア大聖堂に初めていってみた。前々から気になっていたんだけど、駅から微妙に離れていることもあって、なかなか重い腰が上がらなかった。
行きは護国寺から歩くこと15分位かな。地図を持っていかなかったので、ちょっと迷った。入り口には神社仏閣のように拝観料(見学料)を徴収するような門はなく、広く開かれている(守衛すらいないようだ)。
門を通り過ぎ、ちょっとあるくと大聖堂が...。ええーーっっ!!これは、これまで見てきた写真通りの建物が自分の想像を超えるスケールで現れたことに対する驚きと、その建物が現在修復中で、特に建物の顔に当たるような部分に足場か組まれていたことに対する嘆きである。
ネットとかでもいわれているように、確かに丹下 健三の最盛期の作品だとは思う。一方で、まるでナメクジのように動き出しそうな佇まいはハンガリー始め、ヨーロッパ各地で見たイムレ・マコヴェッツの作品のよう。特にパクシュの教会と同じような生命感を感じる(パクシュの教会のレポートはhttp://www9.ocn.ne.jp/~fox/Budapest/budapest11.htm
参照)。もっとも、こちらは1987年に竣工、大聖堂の方は1964年だから、時系列的に考えれば、表現が適切ではないかもしれない。
室内に入ると、撮影禁止の看板が。でも、ちょうど結婚式が行われていて、プロと思われるカメラマンとともに、参加者もパシャパシャ撮影していたので、ストロボを使わずに、密やかに撮影した。真ん中の写真は洗礼を行う場所。円形の天窓はもう、ラ・トゥーレットの修道院を明らかに意識していると思ったけど、こちらは1960年に完成。ル・コルビュジェの影響を疑うには説得力が足りない。
礼拝堂はまさに厳粛な雰囲気。なにもいわれなくても、自然に背筋が伸び、身を正してしまう、そんな荘厳な空気が流れている。残念ながら、かなり遠慮しながら写真を撮ったためか、まともな写真があまりなかったけど、コンクリート打ちっ放しの側面が祭壇に向かって後方から倒れこんでくるので、まるで針葉樹が生え揃った山並みを見ているような気がした。
★★★★★。修復が終わったら、また来たい。
実は7月から東京勤務となりました。
通勤が大変だけど、新しい展開が期待できそう。
< To Be Continued >