天丼で『いざ鎌倉!』 2009 1st Qtr 今度は鎌倉で天丼です!
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
1月3日(土)
新年だし、10年以上前に勤めていた会社の専務とその時の同僚たちと茅ヶ崎で会って、昼食を食べることに。
今でも尊敬するこの『専務』というオジサマは、仕事はもちろん切れ者で、いつもアンテナが張っている感じ。とにかく話が面白く、難しい仕事の話でも、まるで飲み屋で起きた出来事のように分かりやすく私たちに話してくれる。というより、教えてくれているといった方が良いかな。
専務(実はその会社はもう売却してしまったのだけど)は横浜中華街で育ったこともあり、料理に関しては造詣が深く、私が『麻婆豆腐で横浜中華街を中華街を制覇しました!』といったら、『あそこは基本が広東料理だから、麻婆豆腐はあまり美味くないだろう』とバッサリ。
まっ、こういう風にいわれるのも気持ち良いもんなんだけどね。
ちなみに、最近の横浜中華街のお店のオーナー達の悩みは後継ぎ問題だという。外から見ている分には、お店のほとんどは家族経営で、何の問題もなさそうだけど、実は3世、4世は海外に留学したりして、学歴は高いけど、お店に入らず、フライパンすら握ったことがない子もいるらしい。
そういえば、確かに華都飯店で麻婆豆腐を食べているときに、女将さんが電話で留学先のお子さんと送金について話しているところを聞いたことがある(本当かどうかは確認していません)。
そんな専務と昼飯にいくとなるとどこに入るかとても難しい。結局、満席のためにしばらく待ったけど、南口からすぐそばにある海と畑のごちそう屋 花はんに入った。和風で、明るく、落ち着いた雰囲気なので、お正月に人気があるのも頷ける。
メニューを見ると、天丼が載っている(1,150円 小天丼は950円)。野菜天丼は950円、かき揚げ丼1,000円と、バリエーションも多い。ちょっと悩んで、天丼を注文。
結論からいって、話に夢中になって、味はそれほど覚えていない。だけど、凄く美味かったわけじゃないけど、一気に平らげてしまったので、絶対に不味くはなかった。
ただ、こうやって写真を見ると、白いご飯が目立つのが寂しい。1,150円とはいえ、ここは茅ヶ崎、あと一品増やして欲しいところ。
評価は次回行いたいと思います。
天丼かあ…。確かに好きだし、写真映りも色味が多いから、少なくともメンチカツやウナギよりは良いだろう…。
今年は天丼にしてみようかな…。
1月5日(月)
一般的には仕事始めだけど、私はこの日まで正月休みだったので、ちょっと遅い初詣で鎌倉へ。
鶴岡八幡宮でお参りをした後、すぐそばにある里のうどんへ。ちなみに、茅ヶ崎にあるあおいは、この店の姉妹店。メインのうどんはもちろん美味いけど、豚バラ肉を使ったバラ丼もこの店の看板メニュー。
そのバラ丼は750円。半バラ丼もあるけど、650円で普通のバラ丼とあまり変わらない…。さらにミニバラ丼もあるけど、杏仁豆腐とセットになって、700円と融通がきかない…。
かなり悩んで、普通のバラ丼と半きつねうどん(プラス250円)を注文。
バラ丼は厚めに切ったバラ肉を甘口のタレで焼いて、千切りキャベツを敷いたご飯の上に載っけたもの。賄い食のような印象。周りを気にせず、がっつくべし。
美味い。美味いんだけど、結構ジャンクフード系。バラ肉は厚くって、ジューシーなんだけど、肉の量が少ないなあ…。750円なんだから、せめてあと2切れ増やして欲しい。まあ、観光地価格なんだろうな。
でも、ご飯にタレが掛かっているのでどんどん食が進み、食べ終わる頃には肉が余ってしまった!
あっさりとした関西風うどんは美味いなあ。お店ではバラ丼をかなりプッシュしているけど、やっぱりこの店はうどんだな。とすれば、もう少しうどんのバリエーションを増やして欲しいところ。天ぷらやかき揚げがなんでないのか不思議なくらい。
お店とうどんは ★★★★ だけど、バラ丼は ★★★。
1月10日(土)
クルマで横浜のアウトレットモールに行った帰りに、もう10年近くマークしていたけど、入ったことがなかったとんかつ店、英(はなぶさ)に入ってみた。ちなみに、駐車場はないみたいなので、そばの100円パーキングに駐車。
店内はとんかつ屋というより、庶民的な洋食屋という感じ。少々薄暗いし、店内にはFMが流れる。女性だけでも違和感なく入れると思う。
価格はちょっと高めの印象だけど、7時になったらほぼ満席になるくらい人気があるようだし、このあたりとしては高くはないのかな? 残念ながらカツ丼はないので、ロースかつ定食(1,480円)とヒレかつ定食(1,630円)を注文。
カツは思っていたより大きいな。さっそく食べてみよう!
美味い!揚げ立てだから、カリカリなのは当たり前なのかもしれない。脂身が上品で、充分に火が通っているのにパサつかないし、肉の味がする!パン粉は小さく、衣はかなり薄い。
写真を撮るときに、断面を見えるようにしなかったので、美味そうに見えないのが残念!
ヒレかつの方は4切れもついている。その一切れもらった。充分柔らかいけど、やっぱりこの店はロースだな。肉らしい味がロースほどではない。
来店までに約10年かかったけど、名店の予感。また来るけど、仮で
★★★★+。体育会系より、ファミリーやカップル向きだな。ちなみに、夜でも禁煙でした。 住所: 横浜市中区根岸町3-176-4 第三松尾ビル1F 電話: 045-623-4129
1月16日(金)
またまた荏原中延にある蒲真に来てしまった。これで3回目だな。
いつも通り、おでんの後、焼き鳥に移り、締めは牛肉と豚肉の串焼きだったけど、この日の白眉は自家製の薩摩揚げ。
表はカリカリで中はフワフワ。ほのかに大葉の香りがする。値段は480円なのに、凄いボリューム。絶対におすすめ。ビールにも、日本酒にもぴったり。鹿児島県出身の友達に食べさせたい。
評価は ★★★★★! でも、もちろん焼き鳥も美味い。できることなら、常連になりたい!
1月19日(日)
もう1月も後半に入ったというのに、今年の決戦テーマがなかなか決められない。その一方、初詣で鎌倉に来たときに発見した、天丼のことが気になって仕方ない。外はなんだか寒そうだけど、電車で行ってみることにした。
お店の名前は小料理 辰巳。場所は小町通りと若宮大路の間の小規模料理店の密集地。いつからこんなにできたのかな?
外でちょっと待って店内へ。せっま〜い!カウンター席中心のレイアウトだけど、面積は厨房込みで8畳くらいしかないと思う。席は狭っ苦しいけど、12人くらいは入れそう。牡蠣と鎌倉野菜天丼ランチ(1,580円)を注文。他に、葉山牛入り辰巳特製和風牛すじ煮込み丼ランチ(1,780円)や地魚と鎌倉野菜天丼ランチ(1,890円)がある。
10分くらいで運ばれてきた。
んんん? 店頭の写真とは全然違う。店頭の方は天ぷらが立っているのに、運ばれてきたものは、まるで真夏の湘南海岸の海水浴客のように、茶色くなった天ぷらがご飯の上に点々と横たわっている。くった〜っ…。
これで、ランチで1,580円は高い。
天ぷら自体も、丼に載せる前に、汁に漬けてから載せているためか、衣は重めだし、カリカリ感はない。
他にも魅力的な料理があったけど、これじゃあ2度と来る気がしないな。★★+。観光地品質とプライス。てんやの方が美味いと思います。
1月20日(火)
この日は群馬県藤岡市まで出張になってしまった…。
首都高から関越というルートだけど、不景気のせいか、高速道路が驚くくらい空いている。普段であれば3時間くらいかかるのに、2時間かからなかった。
会議の始まる時間までは2時間近くあったので、同行の大先輩のお奨めもあって、藤岡I.Cそばにある、ハイウェイオアシス 藤岡にいってみた。道の駅かと思ったら、『肉の駅』書いてある! お肉屋さんだけど、なんか凄いノリだな。
そしてその奥には、高速を走っていると見える大観覧車! といっても、一番高いところでも10mくらいかな?
お目当てはもちろん、下仁田ネギ! ふっといのが4本も入って、なんと280円! おまけに、からみ大根が驚きの80円!知らないで、お土産用の半生うどんを1,050円で買ってしまったけど、アグリプラザ藤岡(なんとも歯切れ良い響きではないか)では200円台で生のうどんをパックで売っていた。
仕事で会議に出席するために来たのに、帰りの電車ではとても重い荷物を抱えて帰ることになってしまった…。まあ、それも楽しいか。
もちろん、家に着いてからうどんを茹でて、だし汁に鶏肉やニンジン、玉ネギとかをいれた中に網焼きした下仁田ネギを入れて具沢山うどんでいただいた。うっっま〜いい!!
話が前後してしまうけど、昼飯は施設内にあるレストランでいただいた。メニューを見てみたら、上州麦豚かつ重(1,000円)があったので注文。
甘塩っぱいタレに軽く浸したような仕上がり。正直、それほど盛り上がらなかったけど、肉自体が柔らかいことが救い。ちょっと薄めにスライスされているけど、パサついた感じはあまりなく、どちらかというと、油っこいスナック菓子のような印象。
また、ご飯が美味いのは全体の評価を底上げするような効果がある。というこで、★★★+。ちょっと、評価が甘いかな?
この場所は高速を降りた街道沿いなので、高速を使って東京から軽井沢とかに行く途中だと面倒。だけど、いざ来てみると、結構楽しかった。ディズニーランドは20代の時に一回行って、もう二度と行きたくないけど、ここは近いうちにまた来てみたい。
ある意味、群馬の食文化への導管(Conduit)なのかもしれない。
1月22日(木)
火曜日に引き続き、この日も群馬県藤岡市まで出張になってしまった…。火曜日と同じように、この日もなんと約1時間半で到着。
時間もあるし、また道の駅に行くのもなんだから、これまで入ったことがない店でランチをいただくことにした。藤岡駅から鬼石に行く道の途中にファミレスのような和食の店を発見。お店の名前は鮨かつ膳。
鮨ととんかつをやっているのに驚いていたら、そばもやっているようだ。
店内に入り、メニューを見てみる。ランチメニューはあるけど、普通のメニューの方を見ていたら、カツ丼(950円)が載っていたので注文。他にヒレ丼や天丼もある。
あっ!玉子とじだ!このエリアでは珍しいな。
肉が柔らかいなあ。脂身がとろけるというより、ヒレ肉のような印象。そういえば、厨房でバッコン!バッコン!と、結構激しく筋を切る音がしていたもんな。
味付けは、あっさりしていて、味気ないくらい。一方、カツもご飯も量は充分。
★★★+。正直、甘楽亭には及ばないけど好印象。またきて、天丼でも食べてみたい。
1月24日(土)
先週の日曜日に食べた天丼は実に期待外れだった…。満たされない気持ちがまだ残っていたので、この日も鎌倉に天丼を食べに行くことに。ガキの頃によく法事でいっていた浅羽屋でも入ろうかな。うな丼はダメだったけど、天ぷらだったら、そこそこの物を食べられるんじゃないかな。
鎌倉駅に到着し、若宮大路沿いの店の前に来たけど、メニューが置いていない。でも、この店はうなぎと天ぷらをウリにしていた記憶があったので、店内に入った。
メニューを見ると、やはり天丼(1,300円)と天重(1,600円)がある。サイトでの見栄えを考え、丼にこだわりたかったので、天丼を注文。
前回、うなぎを食べに来たときもそうだったけど、かなり待たされて、やっと運ばれてきた。
天ぷらがちっちゃ〜い! 目玉といえば、小振りのエビ天が3つ載っていることくらいかな。あとはナスとかシシトウ、サツマイモとかの脇役になってしまう。また、丼に載せる前に鍋で天ぷらを煮ているようで、衣のカリカリ感もない。
味付けはあっさりしていて上品だし、ご飯も美味いけど、はっきりいっててんやの方が美味い。★。
はっきりいって、こういう店は早く淘汰されるべきだと思うけど、やっぱり観光地だから、なんとかなってしまうんだろうな。
鎌倉には来週もくることになりそう…。
1月29日(木)
昨年本屋に行ったら、おとなの週末にカツ丼ランキングが載っていたので購入。掲載されているお店を見てみると13軒中6位の丸の内にあるたづむらだけいったことがない。
行動に移すまで結構時間が掛かってしまったけど、会社帰りに寄ってみることに。場所はオアゾ ショップ&レストランの5階。エントランスがすっごいねえ。どこかの高級ホテルみたいだ。
周りのお店が高級感あるので、ちょっと入り辛かったけど、入ってみたら店内は和幸とかのとんかつチェーン店とあまり変わらない…。でも、定食メニューで一番安いのが2,050円だから、やっぱり、そこいらのチェーン店とは違うな。
その中で、お目当ての霧島黒豚極上ロースかつ丼は1,350円。定食よりカツ丼の方が手間がかかる分、値段が高い店もあるので、かなりお得だと思う。もちろんカツ丼を注文。味噌カツとか他のバリエーションはない。
しばらくして運ばれてきてけど、なんだかカツが小さいなあ…。外しちゃったかな…。
美味い!肉は柔らかくって、超ジューシー!それも、肉をバンバン叩いて筋を切ったというより、良質の肉を使っていて、豚肉なのに、口の中で溶けてなくなる感じ そして、ちゃんと肉の味がする。
薄い衣はカリカリとした食感がしっかりと残っているし、半生玉子も自分の好み。量が少ないのが、とても残念。大盛りにするより、2杯食べたいくらい。でも、女性にはちょうど良いくらいの量かな。
味付けはあっさりしているけど、物足りなさはない。
★★★★★ の下。なのは、もちろん値段の割に量が少ないから。でも、テナント料も高そうだし、頑張っているのかも。そういう意味では1,350円という値段は高いとは思わないな。 サイト:
http://www.resp.co.jp/tadumura/
1月31日(土)
これまで2週連続で鎌倉に天丼を食べに来ているけど、2回とも期待外れだった。また外れだったらどうしようかと思いながらも、小町通りのかなり鎌倉駅に近いところにある、食事処 秋本に入ってみた。
鎌倉の古風な(寂れた?)街の中に、突然現れる小洒落たショッピング・コンプレックスの3階に店を構える。
店舗は小規模ながら、内装は小料理屋風で、開店して間もないためか、かなり居心地が良い。また、2人掛けテーブルもいくつかあるので、1人でも入りやすいと思う。
天丼は1,365円。
なかなかの見栄えではないか! これこれ!これを求めていたんです。
天ぷらを食べてみるとサクッとした食感。これは堪らない!
一方、一度お茶碗に盛った後、ひっくり返して丼に載せたようなご飯は、少しパサパサでマイナス評価。味付けはかなり甘めで結構ギリかも。
具材はエビ、ナス、キス、サツマイモ、ピーマン、マイタケといったところ。衣は薄く、軽い。先にも書いたけど、カリッと、そしてサクッとした食感が堪らない。
ピーマンなんて、本当に上手く揚がっていると思う。美味いなあ〜!
オマケに食後には柚シャーベットがつく。油物の後の口直しは、かなり嬉しい。
★5つにしたいところだけど、いくつかマイナス・ポイントもあるし、★★★★+!店頭に出ていた写真とも、彩りという点では別物だしね。
でも、この店は天丼だけでなく、お店も、店員も心地よいし、場所も良いのでお勧めしたい。
また来ます!
2月4日(水)
仕事のために、お昼時に京急 立会川駅で降りたら、目の前を歩くオヤジ達が『昼飯はとんかつにする?』といっていたので、試しについて行ってみることにした。
入ったのは、とんかつ かつよしという、小川沿いにある、カウンター席のみのこじんまりした店。壁に貼られたメニューをみたら、カツ丼が載っていたので注文。900円。
でも、カウンターに置かれたメニューをみると、『上カツ丼1,300円 カツ丼1,000円』と書いてある。壁に貼ってあるのがランチメニューなのかな?そうは見えないけど。
また、メンチカツ定食も900円であるので、カツ丼のデキ次第では何度か来てみたいところ。
しばらくして運ばれてきた。
肉がうっす〜いっ!厚みは7、8ミリといったところか。
味付けはかなり甘いけど、我慢できるレベル。カツはしっかりと煮込まれでいて、カリッとした食感はない。目の前で調理しているけど、位置が低くて、何をやっているのかわからない。もしかしたら、カツは揚げたてではないかも知れない。
といっても、端っこの方は結構ジューシーだし、街中の平均よりは上。★★+。ちなみに、カツ丼は900円だった。
とはいえ、また立会川に来ることがあったら、今度は上カツ丼かメンチを試してみたい。
2月6日(金)
会社が不景気で、この日は有給取得扱いのお休み。グダグダしていても仕方ないので、普段食べに行けない、オフィス街のランチを食べに行くことに。
まずは今、はまっている天丼ということで、新橋にある天ぷら 逢坂(おうさか)に行ってみることにした。
JR新橋駅から歩きだし、ちょっと迷ったけど、なんとか到着。思ったよりこじんまりした店構え。開店時間は11時半。それよりちょっと早く着いたけど、すでに開店していて、カウンター席はほぼ満席状態。
席に着いて、すぐに天丼(1,300円)を注文。ちなみに天ぷら定食(1,300円)、穴子天丼(1,600円)、特製天丼(2,500円)とお昼は4種類だけ。天丼のデキ次第では、特製天丼が気になるな。
ちなみに、天丼を頼んでいる人は少なく、皆、天ぷら定食を注文しているようだ。
カウンター越しに天ぷらを揚げているけど、具材を投入する際にジュワー!ジュワー!という音がする。なんとも食欲をそそるではないか!
開店時間の11時半を回ったら、もう満席で、店内に行列ができ始めた。大将の動きには無駄はないけど、しょせん揚げているのは独り。3人分ずつ揚げているので、今、行列している人が席に着くのは何時になることかと思っていた。
ところが、最初の客は11時41分に店を出ていったし、メニューも数を絞っているためか、気がつけば、さっき座ったばかりの人達が天ぷらを食べていた。意外と客の回転が早いのかも知れない。
美しい…。思わずため息が出てしまった。さすが職人の技という感じ。具材はエビ2匹、キス、穴子、オクラとサツマイモ?そして小エビを使ったかき揚げ。
天ぷらはもちろんカリッと揚がっているし、味付けも上品で甘過ぎたり、塩っぱ過ぎたりすることはない。ご飯も上質。
だけど、器が安っぽかったり、店内に行列ができて、落ち着いて食べられないのは減点対象かな。とはいえ、職人の味をこの値段で堪能できるのだから、仕方ないか…。
天丼はそれほど食べ歩いたことはないけど、★★★★+にします。
でもなんで、自分以外に天丼を注文している人がいなかったのだろうか…。丼マニアとしては寂しい…。確かにカウンター席に座っていて、目の前で天ぷらを揚げているなら、天ぷら定食の方がより美味しくいただけるのかも。衣はさらにカリッとしているしね。
などと考えながら、会計をして、店を出たら、外にも並んでいる人がいた…。天ぷら好きもいるんだな。 住所: 東京都港区西新橋2‐13‐16
多田ビル1階 電話: 03−3504−1555
2月7日(土)
鎌倉駅を降りて、小町通りに入ってすぐ先に天ぷら ひろみがある。細い階段を上がった2階に店があるんだけど、店内は思っていたより広々していて、落ち着いているし、居心地は良い。
土曜日のお昼時なのに、お客も少ないので、長めの休憩を取っても問題なさそう。
天丼は5種類あり、杉の子(エビ3本、白身魚2品、野菜)、海老丼(エビ7本、野菜)、穴子丼(エビ2本 穴子、野菜)、以上 2,310円。ちなみに一番安い天ぷら定食も同じ値段。
天丼は他に、特撰 海老丼(2,835円)、梅丼(3,465円) などがある。初めてなので、杉の子を注文。
店員が注文を厨房に伝えて暫くしてから、昨日繰り返し何度も聞いた、ジュワー!ジュワー!という波のような音がする。この店も期待できるかも知れない。
厨房でカラカラと天ぷらが揚がったことを知らせる、乾いた音が派手にしている。暫くしてから天丼が運ばれてきた。白身魚はキス、メゴチ、シラウオとのこと。
衣は厚めで、ちょっとボテッとしている。ツユの甘味は控えめだけど、しっかりとしていて、物足りなさはない。また、天ぷらの上から天つゆを掛けるのではなく、一緒に軽く煮ているか、一度つけ込んでいるようだ。
エビは確かに3本のっているけど、小振り。一方、ナスが良く揚がっているな。レンコン、椎茸も美味いけど、キスはふっくらしていて一番のデキ。
白身魚がかき揚げ以外にも2種類載るのはリッチだけど、こちらは一杯2,310円だから、他店と比べたら倍近い値段。だからお客も少ないのかも知れない。
評価は ★★★+。やっぱり値段が高いと思う。鎌倉マダムの定食屋という感じかな?
2月8日(日)
昨日に引き続き、いざ鎌倉! 昨日、小町通りで発見したみつは志というそば屋に入ってみることにした。この店は天丼だけでなく、かつ丼もやっているので、まずはかつ丼(1,350円)を頂き、天丼は来週以降にまわすことにした。さすがに3日連続で天丼は辛いもんね。
手打ちそば屋だけに、そばの方も試したいところだけど、残念ながら丼物とそばのセットはない。
白木造りの店内は明るく、入りやすい。高級感はないけど、スペース的にも余裕があるので、居心地はよい。一方、テーブル席だけしかないのは意外。
これで1,350円!?というのが最初の印象。味付けは塩っぱめだけど、甘さは抑えられていて悪くない。
で、肉はちょっと薄目なのは目をつぶるとしても、火が通り過ぎてパサパサにはっている。脂身に近いところがジューシーなのがせめてもの救い。
衣は基本的には煮込まれているけど、一部にはカリカリとした食感を残しているところがある。油の残り具合からしても、カツは一応揚げ立てのようだ。
でも、やっぱりこれで1,350円は高い。★★+。場所とかを考えても、900円くらいが適正価格かな。味の方は別にしてもね。
2月13日(金)
この日も会社を休んで、天丼を食べに恵比寿に向う。駅から歩いて5分くらいのところにあるビルに天ぷら さわきが店を構える。ラーメン好きなら、以前山頭火が入っていたビル、または英が入っていた場所といえばわかってもらえると思う。
店内はカウンター席のみで、店員はご主人だけ。天丼は1,000円。
ジュワー、ジュワーと天ぷらを揚げる音がする。その音がカラカラと乾いた音になり出すと、ご主人が炊飯ジャーから丼にご飯を盛り、その上から汁を掛ける。天ぷらが揚がったらご飯の上に並べ、上から汁をもう一度さらっと掛けるだけなので、衣はカリッとしている。カリッとしているどころか、アナゴなどはポテトチップのようにクランキーな食感になっている。
2月14日(土)
伝説のラーメン店主 佐野 実が藤沢でやっていた支那そばやが戸塚に開店したというので行ってみることに。
店には夜8時前には到着したけど、昼飯が遅かったので、美味そうな店がないかと徘徊し、諦めて支那そばやに戻ると、もう閉店していた…。8時閉店なんですね。
仕方なく、代わりの店を探していると、駅前のmodiというビルの7階に鎌倉 かつ遊を発見。
実はこのビルの地下には やまかつ という高座豚を使ったとんかつ店があり、評価は ★★★ だった。ひとつのビルに2軒もとんかつ店があるのは珍しい。
店内はいかにもレストラン街然しているけど、落ち着いていて悪くはない。
かつ重定食はロースかヒレを選べて880円。安い!
ん?美味そうではないか!肉はかなりしっかりと火が通っているのに柔らかい。そして脂身周辺はジューシーで、脂は口の中でジュワッと溶ける。また、豚特有の獣臭さも感じない。
基本的に好印象なんだけど、その一方、ダイナミックな感じはなくって、ファーストフードのような感じで小さくまとまっている。ちょっと元気がないかな?食べていてもターボがきいてこない。
ボリュームは少なめだけど、追加料金なしで、ご飯を大盛りにしてくれるようだ。また、刻んだキャベツが食べ放題なのはありがたい。
味噌汁の味噌はまるで熊本の黒味噌のようにしっかりとしている。このエリアでは初めて。『鎌倉』といっているのに、不思議??
ランチではないのにこの値段なんだから、合格にしよう。★★★★。
お店のカードを見てみると、店名は違うけど、神奈川県内に他に4店舗姉妹店があるようだ。また、豚肉は茨城産のつくば三元豚を使っているとのことである。
2月15日(日)
鎌倉にいって、先週カツ丼を食べたばかりの みつは志 に入り、天丼(1,550円)を注文。
カツ丼の評価は★★+と今ひとつだったので、正直あまり気が乗らない。
寂しい…。エビ2匹とサツマイモとナスだけ。1,550円とは思えないくらい天ぷらの数が少ない。
一方、そのエビ天はかなり大振りで、食べ応えがある。天丼好きにはイマイチだけど、エビ天好きにはオッケー!というところかな?
ほんのり酸味を感じるツユは絶妙だし、ご飯も美味いので、エビ天1本でご飯をほとんど食べてしまった。ということで、オススメはしないけど、天丼は
★★★。
2月19日(木)
★ つぶやき ★
通勤途中の満員電車の中で、突然つぶやくように『あっ、夢か…。』とオヤジの声がした…。
誰が言ったのか、どういう表情をしているのかを知りたくって、周りにいる人を見てみたけど、それらしい人が見つからない。
一体、どんな夢を見ていたのかな? う〜ん、気になる!
でも、意外と自分が無意識に言っていたりして??
2月20日(金)
この日も会社は有給休暇取得奨励日。微妙な気持ちで、おとなの週末という雑誌の海鮮丼ランキングで1位になっていた、銀座にある鮨 からくに向かった。
12時過ぎにお店に到着。しばらく店頭で席の空くのを待つけど、12時開店なのに、12時を10分過ぎたあたりから最初に入った客が帰りだし、5分くらいで案内された。意外と客の回転は良さそうだ。
店内は『銀座の寿司屋』というイメージそのもので、居心地が良いのを通り越して、店に入った瞬間にテンションが上がってしまうくらい高級感と清潔感がある。これでは、味の方も期待が高まってしまうではないか!
丼物は1,000円からあるけど、1,500円の『づけ・中落ち・穴子丼』を注文。
10分くらいで運ばれてきた。
なんだか色気がないなあ…。
ヅケは漬け込んでいるためか、硬く、重くて、ドロッとした印象。但し、普段ヅケはあまり注文しないので、食通の方にはこのコメントは参考にならないと思う。
一方、穴子はパサついているし、中落ちは練り物状になっていて、マグロのありがたみがあまりない。
モソモソっと食べて、あっという間に完食。酢飯は冷たくて、硬いけど、量は意外に多くて、結構満腹になった。
12時20分になるころには空席が目立つ。これじゃあ、平日とはいえ、人気店とは思えない。とはいえ、雑誌に載っているくらいだから、穴場というわけでもないだろう。
全体的に華がない。これじゃあ、オススメはできないので、★★★+。最大の魅力は、たった1,000円で銀座の寿司屋に入れることかな。 合格じゃないけど、雑誌でランキング1位だったので、お店の情報を記載します。
住所: 中央区銀座5‐6‐16 銀座西五番街ビル地下1階 電話:
03‐3571‐2250
2月21日(土)
鎌倉の小町通りにある天青は店構えからして期待ができる。てんぷら店だけに、あまり魅力的な香りが店内から流れてくることはないけど、思わずふらりと入りたくなるような雰囲気がある。
店内に入ると、なんと扉がない。自動車教習所のクランクのように、右、左と曲がって入るけど、基本的に開けっ放し。
カウンター席が9席揚げ場を囲み、テーブル席が4席というレイアウト。こじんまりしているけど、雰囲気は悪くない。
天丼は1,500円。
エビ、キス、イカ、ナス、エノキ、オクラといったところ。品数は多いけど、それぞれのボリュームはそれほどでもない。
天ぷらはカラッと、とても軽く揚がっている。天ツユも上から掛けただけなので、カリッとした食感を楽しむことができる。そして、甘塩っぱい、濃いめのツユの味が堪らない!!
味的には大満足! あえていうなら、ご飯の量が男性には少し少ないかな。評価は ★★★★+。とくに減点項目はないけど、他の5つ★店との相対的評価。
会計したら、外税で1,575円だった…。そういうところなんだよな。5つ★店との違いは。
2月22日(日)
朝起きたら天気が良かったので、久しぶりに三浦の宮川港にある民宿 まるよし食堂に、相方を連れて、クルマで行ってみた。
店に入ってみると、1日10食限定の中トロ漬け丼(1,100円)は終わっていた。でも、なんと1,200円のものは作れるという。海かけ丼(1,200円)とともに注文。カマスの焼き物(800円)とイワシの唐揚げ(500円)もお願いした。
う〜ん、焼き魚系はイマヒトツかな。カマスはとてもあっさりしているけど、やっぱり物足りない。イワシの方は小物で、おかずというより、酒のつまみという感じ。
やっぱり丼ものだな、この店は。マグロなんて超新鮮で、やっぱりこのレベルに食べ慣れると、東京の寿司屋には入れないな。安いところに入れば不味いし、美味いところは高くてダメ。これだけ美味くて1,200円なんだからね。もちろん、相方も満足です。
とはいえ、ご飯の質とかは多少落ちるから、★★★★+にしておりきます。
2月24日(火)
会社を出て、横浜に到着したところでカツ丼を食べたくなった。
早速、西口の地下街に行ってみたけど、とんかつ店を食べられるのは勝烈庵くらいで、まともな店はない…。
そこで、ジョイナスに行ってみると、地下2階に、おらがそば一茶庵というそば屋を発見。あまり期待できそうもないけど、入ってみた。なんで横浜駅周辺にはチェーン店と昔からある廃れた店ばかりで、まともな店がほとんどないのかな?
ラーメン店なら、ちょっと離れればあるけどね。
サービスのカツ丼セット(850円)もあると店員にいわれたけど、1,000円のカツ重セットを注文。
しばらくして運ばれてきた。
なんだか美味そうだな。 食べる者を圧倒するような迫力がある
肉は結構厚め(1センチ位)で、食べ応えがある。カツはツユダクで、かなり煮込まれているのに、所々カリッとした食感のところがあるので、揚げ立てかもしれない。
肉の脂は少なめだけど、硬くもなく、パサついてもいない。また、端っこは意外にジューシー!
ボリュームは充分だし、味も期待値を上回るデキだけど、評価は★★+。やはり美味いとは決していえないレベル。
天丼もやっているけど、また来ようとは思わない。
繰り返しになるけど、なんで横浜駅周辺にはチェーン店ばかりで、入りたくなる店がないのかな?
3月8日(日)
鎌倉に到着してから、小町通りを歩いて、天丼を食べられる店がないかと探したけど、どうやら、小町通りは制覇したようだ。
鶴岡八幡宮まで来たら、すぐそばに天ぷら からりを発見したので、店内を見てみたけど誰もいない…。さすが観光地。日曜日の5時を過ぎたらガラガラになるようだ。
とはいえ店内に入って、鎌倉名物ぜいたく天丼(1,480円)を注文。
店内は明るく、落ち着いた雰囲気だけど、てんや風ともいえるかな。天ぷらはカウンター席の目の前で揚げる
インゲンとサヤエンドウ(?)の緑とエビ、パプリカの赤のコントラストが鮮やか。カツ丼には真似できない。
アナゴは大振りだし、その他ナス、マイタケが載っていて、かなり豪華。
天ぷらはカリッと揚がっていて、汁で煮込んでいないから、カリカリ感をそのまま堪能することができる。また、具材によって食感がかなり異なるので、飽きることがない。汁は癖がないけど、かなり主張するので、スナック菓子で育った私でも物足りなく感じることはなかった。
美味い。美味いんだけど、匠の味というより、マニュアル通りに作られている感じ。★★★★+。贅沢なてんや。
その後、ネットで調べたら、母体は築地銀だこを運営しているホットランドという会社だった。
3月14日(土)
鎌倉でかなり有名なそば店、なかむら庵の隣りに天ぷら りゆうという店を発見。店頭に『天丼 1,100円』と書いてあったので、入ってみることに。座敷もある、そば屋風の店内には客が誰もいなかった…。土曜日の12時過ぎだというのに…。
店内のメニューには天丼系が3種類載っていて、天丼の並が1,100円、上が1,300円、天重が1,600円。このシリーズでは彩りということで、特に丼にこだわりたいので、天丼の上をお願いした。
厨房からは、ジュワ〜ッ!という音がしたと思ったら、天ぷらが揚がるカラカラと乾いた音がする。天ぷらは本当に耳でも楽しめる料理だな。
しばらくして運ばれてきた。なんだ、凄く美味そうじゃん!
(店内が暗めなので、天丼の写真の画質が荒れていてすみません。)
具材は大きめのエビ2匹に、椎茸、大葉、白身魚(アジ?キス?)。かなりカラッと揚がっているけど、衣は気持ち厚め。衣だけで食べてみると、オー・ザックというスナック菓子のよう。
ツユの味付けは甘めでしっかりとしている。微妙な酸味があるので、食べ出すと止まらなくなる!
エビのボリュームは充分だけど、しっかりとした味の椎茸が一番印象に残った。天ぷらの量は多い位だし、味付けも濃いめなので、デブヤ系はご飯を大盛りにしてもらっても良いと思う。
ご飯自体も美味いし、目立った欠点はなかった。なんといっても、お昼時なのに空いているからね。
隣の有名なそば屋と間違えて入ってきたバカ中年夫婦が、注文するときに店員に何が載っているか聞いてくれたので、白身魚がハゼだと分かった。バカとハサミは使いようだな。
衣が厚いので、今風ではないけど、充分に楽しめた。1,300円なら納得。
★★★★+。マニア向けかな?
鎌倉駅で、たまたま鏡で自分の顔を見てみたら、唇が天ぷらでピカピカ光っていた。
3月15日(日)
土曜日に引き続き、この日も鎌倉へ。ちょっと若宮大路を散策した後、生そば 天ぷら さくらやに入店。場所は鶴が岡会館のすぐ先。
いかにもそば屋という感じの店内は、長居をしようとは思わないけど、緊張感は全くないので、ダラリと落ち着く。天丼は950円。
あっ、煮天丼だ。最近は珍しいな。しかも、かなり黄色い。
揚げたての天ぷらをツユにつけて煮ているので、カリカリとした食感は全くない。衣も厚く付けられている。
天ぷらの種類はエビ2匹とナス、カボチャだけ。ひとつひとつは大きめだけど、やっぱり、見た目はかなりあっさりした印象。食感を関西風にいえば、揚げ物より、粉物になると思う。
とはいえ、少し昔の神奈川の天丼の天ぷらといえば、こんな感じだよな。エビ天だって、そばの上に載せたら、きっとそば汁を吸って、これはこれで悪くないのかも。
★★。三丁目の夕日の時代の天丼という感じかな。
3月17日(火)
かなり前になってしまうけど、高座豚マニアの紺碧の海さんに横浜 二俣川にあるとんかつ かつふみを紹介してもらった。ずっと行ってみたいと思ったけど、この日に初めて行ってみることに。
二俣川駅から歩いて約5分でお店に到着。そういえば、高校生になってから、免許試験場に続くこの道を、数えられないくらい歩いたな。
店内は飾り気の全くない、とんかつ店らしい雰囲気。ひれ重は1,050円、ロース重1,000円、かつ重が850円。みんな重でカツ丼はないんだな。ロース重を注文。
『ご飯のおかわりは3杯目より100円増しです』とメニューに書いてある。丼飯で3杯も食べる輩はそんなにいるとは思えないけどな。でも、ジャンボロースかつ定食(1,200円)は200グラムもあるので、大食漢が思わず平らげてしまうのかも。
丸いお重に入ったかつ重が運ばれてきた。
美味い! 肉は厚みが1センチ位かな。少しパサついているけど、不思議とジューシー。豚肉というより鶏肉に近い食感。不思議と、カツの幅を厚みより細く切っている。大食漢のためかな?でも、衣が簡単に剥がれたりしないのは流石。
一方、脂のまわりはより一層ジューシーで、口に入れたら溶けてなくなった! 獣臭さもない。肉もご飯も量は充分なのに、あっという間に完食してしまった!
また来る前提で、★★★★+。7時に入店した時にはほとんどお客がいなかったのに、7時20分現在ではほぼ満席になっていた。 住所: 横浜市旭区二俣川1丁目45-32 電話:
045-364-8453
3月20日(金)
会社をあがってから、逗子マリーナにある、めしやっちゃんに向かう。これまで何度か入ったことはあるけど、みんな昼飯時だったので、夜に入るのは初めて。ちなみに、8時半過ぎに逗子マリーナに到着したら、ゆうき食堂は閉店していた。
店内に入り、海鮮丼(980円)、かきあげ丼(並は780円だけど、特製は980円)、マグロのホホ肉ステーキ(定食だと980円だけど、単品だと200円引き)を注文。
海鮮丼の印象は、刺身定食用の刺身をそのままご飯の上に載せた感じ。以前食べたときは、まるでご飯の上に刺身で枯山水を表現しているような盛りつけだったので、逆に意外。だけど、刺身自体はかなり鮮度も良くって、量も十分。小細工不要!ということろかな。注文した相方はもちろん満足。ただ、オリジナリティーは感じられないな。
ホホ肉のステーキは、もう柔らかくって最高!定食メニューだけど、ちょっと濃いめの味付けなので、やっぱり白いご飯と一緒に食べたいな。780円にしてはホホ肉の量も充分だし、定食で食べても大満足だと思う。
でた〜っ! お化け天丼である。並から200円でお化けに変身!である。
ご飯の上に小さめのお好み焼きのような天ぷらが刺さるように立っている。その天ぷらの外側はカリカリだけど、内側は粉物的なふっくら感がある。具材はニンジン、玉ねぎ、タコなどのようだけど、小さめに切られているので、あまり分からない。
天ぷら自体に軽く塩味がきいているので、そのままで食べられる。ご飯には天ツユがかかっているようだ。
必死に、もがくように食べ続けたけど、天ぷらが残り一枚強になったところで箸が止まってしまった…。完食率は85パーセントくらいかな。残念ながら、撃沈! でも、これで980円なら ★★★★。まあ、話題作り(または旅の思い出)としては良いのでは。
3月28日(土)
12時前に鎌倉に到着して、鶴岡八幡宮そばの店にいってみたけど、天金をはじめみんな満席…。
仕方ないので、鎌倉駅前にある川古江家 鎌倉本店に入った。地下にあるので、窓はなく、結構閉塞感がある。
メニューを見ると、かき揚げ丼とか、ミニ天丼のセットとかあるけど、普通の天丼は海老天丼(1,470円)になるとのこと。
えっ、これで1,470円!? エビ2本に、小振りのカボチャ、ナス、シシトウがちょこっと載っているだけ…。また、野菜の天ぷらが油を切るためのようにエビ天に載っているのも変だな。
食べてみると、天ぷら自体は『基本的に』衣は薄く、エビはプリプリだし、駅前のそば屋としては悪くない。でも、ご飯はまるで水気を感じないくらいパサパサ。
変な梅風味のゼリーが付いてくるけど、あまりありがたみはない。
評価は ★★+。繰り返しになるけど、1,470円は高過ぎる。てんやなら半額、普通の店でも千円くらいで食べられると思う。
3月29日(日)
鎌倉の八幡宮そばにある天金(てんきん)に前日12時前に来てみたんだけど、店内にはたくさんの人が待っていて断念。
ということで、この日は時間をずらして、1時前に到着。店に入ると、やっぱり凄い行列ができている…。とはいえ、店舗自体がかなり大きく、客の回転が良さそうなので、待ってみることに。
店内は高級感は全くないけど、新しいので居心地は悪くない。デパートのそば屋といった感じ。15分くらい待ったところで、席に案内された。
メニューを見ると、天丼はえび天丼と天丼があって、ともに1,365円。かき揚げ丼と鎌倉丼は1,260円。天丼と鎌倉丼(相方)をお願いした。
天ぷらを煮ている…。やっぱり、『鎌倉の天丼』というのは煮天丼なのかな? 具材は大きめのアナゴ、エビ、ナス、キス、カボチャ、シシトウ。点数は多いけど、野菜の3点はかなり小振り。
味付けはあっさりしているというより、味気ない。衣は厚く、煮ているので、簡単に剥がれてしまう。カリカリ感は全くなく、ヌチャヌチャした食感。
米は魚沼産コシヒカリ 深雪米を使っているというけど、ベチャベチャしていて、全くありがたみはない。この炊き方なら、標準米でも同じだと思う。また、店員が雑なのが気になる。 忙しいのかもしれないけど、みんな年配者なんだから、お膳の上げ下げの時くらいは。ゆっくりとやって欲しいところ。まあ、一見さん相手の商売には、そんな無駄なことは必要ないのかもしれない。
評価は ★★。でも、2度と来ないと思う。鎌倉丼の方はまあまあ美味いと、相方がいっていた。
といった感じで、尻すぼみの感もありますが、
3月のレポートは以上です。
でも今のところ、鎌倉の天ぷら屋さんの
数はかなり多くて、レベルも高そうです。
どんな天丼に出会えるのか楽しみ!
< To Be Continued >