メンチマニア さあ、3月も元気に参りましょう!!

  ★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください


3月1日(月)

 一日オフィスの中にいたので気がつかなかったが、今日は都心でも雪が降ったという。昨日が暖かかっただけに、体の芯から凍えそうな1日だった。
 こんな日はメンチカツである。銀座にある、
とんかつ とんきに入った。なぜかは分からないが、この店の雰囲気は好きである。常連になりたいものである。メンチカツ定食は1,630円!ちょっと高いなあ...。

 円形タイプとすれば、平均的な大きさのメンチが2つ載っている。しかし、厚みがあるので、十分なボリューム。 密度はハンバーグのように高くないが宇都宮餃子?のような良いスカスカ感。
 ご飯、具だくさんの豚汁もおいしい。 評価は味としては4つ
以上だけど、やっぱり値段が高いと思う。で、★★★+
 まあ、銀座の、さらにソニービルの先くらいの場所で、しっかりとした晩飯が1,630で食べられるのなら、納得価格なのかもしれない。


3月2日(火)

 川崎 新丸子駅改札を右に出ると、すぐ目の前にひげ虎が現れる。メンチカツは和風とチーズがある。よりメンチの味が分かると思われる和風を注文。値段は同じ、定食で900円。

  

 和風といっても、大根おろしが付いているだけ...。 からしはテーブルにも置いてない。 パン粉は大きめのものを使っていて、カリカリ。 一方、肉が冷蔵庫の臭いがする。また、ネチョッとした食感が気持ち悪い。
 ボリュームはそれほどでもない。 味噌汁もなんちゃってという感じなので、昨日の豚汁が恋しい。 うーん、
★★かな。


3月3日(水)

 恵比寿駅ビルにあるサボテンに行ってみたが、メンチが入ったセット・メニューはあるが、メンチカツ定食はない。 しかたないので、恵比寿周辺を歩いてみるが、なかなかみつからない。中目黒に行けば、メンチを食べられる店がいくつかあるのは分かっているが、地下鉄代がもったいない...。

 ということで、さらに探し回るがダメ。30分弱歩いたところで諦め、地下鉄で中目黒に行き、
ニューペアというお店の前のショーケースをのぞき込む。残念だけど、メンチはセットメニューには使っているが、メンチカツ定食はないようだ。
 でも、試しに店員に聞いて見ると、奥に入って店長と相談した後、
OK!とのこと。950円。

 色がきれい。衣はカリカリ。パン粉は小さめのものを使っている。残念ながら、ボリューム少ない。良く見ると、セット・メニューに使う、小さいメンチカツを3個使い、2つに切って、あたかも大きなカツを切ったように見せている!
 ソースはスパイシーでうまい。ご飯、味噌汁はNGだけど、サラダは質、量ともに良い。感覚的に、サラダでお腹が一杯になった気がする。
★★。気持ちは努力賞を差し上げたいところ。


3月4日(木)

 先月もレポートしたが、吉祥寺の松阪牛メンチカツで有名なさとうの銀座店があり、できたてメンチを定食で食べられるということが分かった。早速、長めの昼休みをいただいて、行ってみることにした。定食800円。ランチ・メニューの一番上に載っている。

 吉祥寺のお店と同じようなサイズの球形のメンチが2個載っている。パン粉は薄茶色で大きめ。食べていると、コックさんが電話でクレームをつけている。なんでも、この日に仕入れたパン粉の半分は揚げると焦げてしまい、使えないらしい。かなりのこだわりようである。
 写真でも分かる通り、肉汁が文字通り溢れ出ている! 衣は厚く、堅く、スコッチ・エッグのよう。 全体的に甘さをかんじるが、恐らくパン粉に味付けをしていると思われる。ことあたりも吉祥寺店と同じである。
 メンチとコロッケは持ち帰り可能で、1個200円。吉祥寺より50円高い。定食の方はランチ限定とはいえ、数の限定もないのは良心的。800円なら、納得である。
★★★★吉祥寺でメンチを立ち食いできない方にお奨めです。


3月5日(金)

 この日は新宿にあるとんかつ さん亭にいってみた。場所は西武新宿駅そばの歌舞伎町側。カツ丼で来たことがあるが、その時は、カツ丼だけでなく、清潔な店内と家庭的な雰囲気が好印象だった。メンチカツ定食1,200円。夜の雰囲気も悪くない。

  

 パン粉は小さいものをつかっているので、上品なカレーパンのような印象。 肉汁が溢れるようなことはないが十分にジューシーで旨い! ご飯はお代わり自由 ★★★★+だけど、気楽に来てみてほしい。


3月6日(土)

 朝はいつも胃が痛い。というか二日酔いである。土曜日は金曜日の夜に深酒するので、なお更である。とはいえ、この日は築地にある豊ちゃんに向かった。
 この店は、カツ丼シリーズでも訪れている。食い意地の張った連中が集う場所(メッカ)である。店内には妙な緊張感(食い気?)が溢れている。店には
朝10時過ぎに入店。もちろん早朝から営業している。メンチカツライス990円。

 汁ものは付かない。大きめのカツが2枚。カツもすごいボリュームだが、その上から牛肉がかなりはいったハヤシライスのルーがたっぷりとかけられる。完全にデブヤ・メニューである。 一方、そのルー自体は控えめの味なのだが、やはりカツの味が負けてしまう。 ★★★★。こんなコテコテの味を朝から味わえる店は貴重である。


3月7日(日)

 目黒駅から権之助坂を下り、登りと下りが合流する先の右側に大宝がある。メンチカツ定食1,300円。この店もカツ丼のシリーズで来たことがある。味自体は普通であったが、真っ黒いピザの斜塔のような重箱に腰を抜かしそうになった記憶がある。

 メンチの場合は、普通の平皿で出てきたので、ちょっとインパクトが弱いというか、期待はずれ?
 写真ではよく分からないが、この店のパン粉は大きめで
純白。不思議と心が洗われ気がする。カツの中も、ヒレカツだと思うくらい白い、美味い。でも、メンチとしては味もボリュームも軽い。さらっとしたかんじ。これは私にとってマイナスなので ★★★+。 ご飯と味噌汁の味は良い。白くて軽いので天使のメンチカツ
 
やっと、これで30日連続!


3月8日(月)

 週末がいろいろ忙しかったこともあり、今日は本当に疲れた。こういう時は、自分にご褒美とエネルギー充填を兼ねて、名店とんかつ たい樹に行くに限る。1,350円なので、想像していたよりは高くない。
 自分でゴマをひくのも儀式のようなものである。やっぱり
フェラーリに乗るときゃ、キーを回した後、燃料ポンプを動かし、赤いスターター・ボタンを押さなきゃネ。

  

 意外と待たされずに運ばれてきた。なんと、中型のカツが3つ載っている! 衣は大きめで、ザクザクといった感じ。肉汁が溢れてるぅ!でも、意外と食感は軽い。
 もちろんお代わり自由のご飯も美味い! ただ、残念なことに3つめのメンチをいただく頃には衣は油っぽくなっていた。 評価
★★★★+
 あ〜っ美味かった!ちょっと元気になったような気がする。


3月9日(火)

 この日に行った勝一は渋谷に2店舗ある。上にある勝一で「メンチカツをやっているか」と聞いたら、やっていないという。仕方ないので、店を出ようとしたところで呼び止められ、下の店ではやっていると教えられた。
 行ってみると、表のメニューには載っていない。しかし、店員に確認すると、やっているという。 メンチカツ定食850円。
安い!
 良くも、悪くも、ファミレスのように広い店内。8時を回っているためか、客層は圧倒的に若い男女が多い。この値段でご飯、味噌汁、レタスのミジン切りがお代わり自由というのだから、彼らにしてみりゃ、来なきゃ損!という感じだろうか。

  

 メンチカツは特大1個がドデーンと横たわっている。肉汁が溢れ出るが、これは大きめの玉ねぎのミジン切りを使っているためか。
 食べてみると、意外や見た目より軽めの印象。で、気が付けば感食していた...。と、いいながらも、ご飯のお代わりはしたけどね。
 プライス・パフォーマンスで考えれば、ダントツの1位!味などを考慮しても、
★★★★+。この場所で、この時間で、この味で、そしてこのボリュームで、この値段は十分に納得ができる!


3月10日(水)

 新宿高島屋の14階に名代 とんかつ かつくらがある。ちなみに、この店のホーム・タウンは京都とのこと。京都の中心部に4店補あるらしい。
 8時過ぎにいったらすごい行列ができていた。待つこと約20分、ようやく席に案内された。カウンター席はなく、テーブル席のみのようである。高級感を出すためか、
店内は薄暗い。カップルが多いこともあり、1人だとつらいかも。
 注文したのは、手こね青しそミンチかつ膳1,380円。カツを待つ間にゴマを摺る。また、しばらくして、お櫃が運ばれてきた。 ちょっと待って、カツの登場である。

  

 先にも述べたが、店内が暗いので、写真が今ひとつ。試しにストロボをオンにすると、右側の写真のように飛んでしまう...。

 円形のメンチカツとすれば標準サイズのものが2個載っている。 大きめのパン粉を使っているためか、油切れが悪いようである。一方、かなり時間が経ってもなかなか冷めないのは、油が皮膜を作っているせいかもしれない。
 切り口をみると、
肉汁が溢れているではないか! 口に運ぶと......美味い! 青しそというから、カツを大葉で巻いているのかと思ったら、細かく切って、肉と混ぜている。 しその効果か、あれだけ油っぽく思えたカツが、さっぱりとはいえないが、あまり油っぽく感じない。
 摺ったゴマと混ぜたソースはなめてみると、かなり甘く感じる。それがカツにかかると、微妙な酸味のためか、不思議と丁度良い。
 麦が混ざったご飯はモチモチで、いくらでも食べられる。お椀が小さいので、カツ一切れで一杯のペースでリズミカルに食べてしまった。結局、男2人で2回
お櫃でお代わりしてしまった。もちろん、食べ過ぎで死にそうになってしまった。 ★★★★


3月11日(木)

 この日は銀座にある勝よしにいってみた。女将さんも気楽に話しかけてくるし、店の雰囲気、なんか好きだな。メンチカツ定食 950円。

 衣の色はラードで揚げたというより、サラダ油で揚げた感じ。 サクッとはしているが、カリカリ感はない。 また、全体的にベチョっとした感じがする。一方、ご飯はモチッとしていて、ナカナカうまい ★★★。ちょっと厳しいかな?銀座で晩飯が950円なら悪くないかも。


3月12日(金)

 ジャンボ・○○○というメニューには、そこにチャーハンが入ろうとも、ラーメンだろうが、ハンバーグだろうが、餃子だろうが、味はともかく、まずは行って見てみたくなる。残念ながら、自分で制覇したことがあるのは虎ノ門のビッグ・ラーメンくらいであるが、正直、ジャンボまたは大盛の店の話を聞くだけで、興奮している自分に気がつくことがある。
 
ジャンボ・メンチカツで超有名な洋食店が大井町にあると聞き、行ってみた。 店の名前はブルドッグ。場所は焦がしネギラーメンで有名な、永楽の路地の先。定食で1040円。閉店近い8時30分に入店したが満席状態。店内には白鳥の湖が安っぽく流れている...。
 写真はないが、ライスの大盛りを見た時には唖然としてしまった。
富士山がそこにあった...。


   

 まずは、メンチのサイズを箸やコップの大きさと比べて欲しい。この値段で、この大きさならば、余裕で合格!衣は薄めでカリカリ。ケチャップのようなソースが軽くメンチの上に掛けられている。でっかくって、堅めの食感なので、まるでジャンボとんかつを食べている錯覚を覚える...。
 ある意味、
究極のメンチカツのひとつかもしれない。 ★★★★。もう少し全体的に質が上がれば5つなんだけど、そうしたら、この値段じゃ無理だろうなあ...。まあ、デブヤ・メニューとすれば5つ


3月13日(土)

 食べ歩きを続けているためか、名店を探し当てるのに必要な鼻が利くようになってきているようである。この日も赤坂のTBS前の通りを歩いていたのだが、なかなか見つかれなくても不思議と自信に満ちていて、自分を疑おうとしない。
 千代田線 赤坂駅から探し始め、乃木坂に近づいたところで
とんかつ きざとを発見したときも、全く驚くことはなかった。メンチカツ定食 1,050円、ランチだと900円。店内は狭く、ちょっとすすけた感じ。だが、職人気質の年輩の親父さんの隠れ家的な雰囲気がある。清潔感があるので、誰でも入りやすいと思う。
 今日のBGMはジャズ。昨晩の安っぽい白鳥の湖より100倍良い。

  

 棒状のカツ2本にそれぞれ斜めにカットをいれて6切れにしている。カツはツクネのような感じで、あっさりとして、肉汁が溢れるようなことはないが、軽くてうまい。
 オカワリ自由のご飯もしっとりしていて美味い。キャベツなど昨晩の比ではない。これで税込みで900円は安い。良い店を見つけられて、幸せな気分になった。
★★★★+。常連になりたい。


3月14日(日)

 テレビでサッカーのオリンピック予選をだらだら見続けたら、9時を回ってしまった...。今日で連続記録も終わりかと、半分諦めたが、試しに麻布十番にあるEDOYAに行ってみたら、やっている
 よい意味で喫茶店のような洋食屋さん。誰でも、気楽に入れると思う。 メンチカツはライスがついて1,680円。 店員の対応も気持ちよく、洋食の料理人としてのプライドに満ちている。

  

 カツは大1個。衣は小さく、とても薄い。肉は柔らかいが、崩れやすく、フォークとナイフでは食べづらい。フォークで刺してもボロボロと落ちてしまう。味はマイルドで尖ったところがない。ご飯も少ない。 ★★★。Tel : 03-3452-2922。
 女性が2人でくるにはピッタリの店だと思う。でも、私には食い足りない...と思い、そばにあるマル金ラーメンに入ってしまった...。マル金ラーメンもテーブルの上にニンニクを置くようになったんだね...。


3月15日(月)

 この日に行ったのは、とんかつ 百豚。カレッタ汐留地下2階にある、ちょっとお洒落なファミレス風のお店。メンチかつ膳980円。
 鹿児島の黒豚がウリの店。メンチカツにも使ってくれるのだろうか? ご飯は雑穀米と普通の白米の2種類が選べるというので、雑穀米をお願いした。

  

 6つに切られているがカツの量は少ない。パン粉は小さいが、厚めに付けられている。肉はとってもジューシーで美味い!食感が柔らかめなのが気持ち悪いが、甘めのソースによく合う。
 ご飯は「雑穀米」というが、実際は胚芽米がちょっと混ざっている程度。お代わりは1回だけで、頼むと白米が運ばれてくる。これは
大幅減点だね

 ちょっと甘めの味付けの豚汁が不思議に美味い。野菜を揚げたものとか、なんだか良くわからないゼリーとかがついてくるが、なんか
寸止めを食らったような気がする。まあ、単に量の問題かもしれないけどネ。★★★。小食の人には+かも。


3月16日(火)

 今日から泊まり掛けの三河地方への出張。まずは、豊橋で昼食を摂るべく歩き回るが、美味そうな店が現れない。同行した上司と話合いの結果、この昼食は流すことにして、駅ビルでオムライスを食べることにした。出張前にも調べたが、駅前には着目すべきお店はないようである...。

 豊橋での打ち合わせを終え、名古屋のホテルを予約した栄に。そして、事前にインターネットを検索して候補にしておいた洋食厨房 麦に上司とともに行ってみることにした。
 年期の入ったビルの薄汚れた階段を降りると、場末のバーのような扉が現れた。それを押して入ると...とっても小ジャレたお店が現れた。ムードを出すためかも知れないが、店内はかなり暗い。
メンチカツはセットで1,050円。単品なら850円。

  

 運ばれてきた!店が暗い割には、写真がきれいに撮れていて、ちょっとうれしい。一見、小さめに見える。カツを切って見ると、肉汁が溢れるような感じではない。衣は小さく、薄く付けられている。そして、厚めの肉は和牛のものしか使っていないせいか、柔らかく臭みがない。
 とても柔らかい食感だか、麻布十番のEDOYAように崩れるようなことはない。一緒につきあってくれた上司も絶賛していた。私はメンチにはライスと決めているが、彼はガーリック・トーストを注文。食べているのを見ていると、ガーリック・トーストにも合っているようである。出張から帰ってきても、「
あのメンチは美味かった!」と頻繁にいわれるのは、紹介した側からすれば、恥ずかしいけど、やっぱりうれしい。

 味噌汁とポタージュのカップスープを選べるが、お店の雰囲気からしてスープしか考えられない。ご飯の方はボリュームがイマイチ、と思っていたが、時間が経ってもお腹が空いてこなかった。
 こんなに美味くて、栄駅のすぐそば。そして、安いお店なのに、みんな知らないのか、家でサッカー・レバノン戦を見ているのか、ほとんどいない。やっぱり、穴場なのかもしれない。
★★★★+どんな人にもお奨め。もちろんデブヤ系以外だけどね...。名古屋市中区錦3-16-8 森万ビル1F Tel:052-954-0102 休:日・祝。

 いやぁ、
メンチに満足!といいたいところであるが、一度ホテルに帰って、腹がこなれた後、栄の街を美味いものを求めて徘徊。本当は、麦のそばに発見したきしめん屋に入りたかったのだが、いってみたら閉店していた。仕方ないので、メ〜テレのそばにある八角というお店に入ってみた。どうやら、ゼロワンという会社がやっているようだ。

 スープはあっさりで、塩味が強いだけ、麺も特徴なし。評価対象外。まあ、飲み屋街ではこういうこともある...。


3月17日(水)

 名古屋出張となれば、もちろん飛島のうなぎ 青木。久しぶりである。今回も蟹江駅からタクシーでお店に向かう。もちろん注文したのは、うなぎをネギとわさびでいただく、うな重 1,600円。

  

 カツ丼・シリーズの032qでも報告したが、やっぱり名店はいつ行っても期待を裏切らない。うなぎの臭みは感じないし、表面カリカリ、中はふっくらという食感は堪らない。本当にわざわざ名古屋まで食べに来て良かったと思った。あっ、出張だったっけ??

 仕事も終わり、新幹線に乗って東京に着くとまだ7時前。折角だからと池袋にある、サンシャインそばのチャリ屋にいって市場調査。次に買うのは、やっぱりロードかなあ、と考えながら店を出てみると、定食屋を発見!メニューを見ると、
メンチカツをやっている!しかも牛舌メンチである。悩まずに入ることにした。
 店の名前は
ほんきや。池袋駅からハンズに至る道の直前の交差点を右に入ると左側の2階に現れる。牛舌メンチカツは定食で980円。店内は新しい反面、安っぽいけど、若い店員も含め明るく、好印象。器とかにも、こだわりを感じる。 カウンター席があるので、1人でも気にすることない。
 
「ご飯が炊きあがるまで、キャベツを召し上がって下さい」というので、ご飯を切らしているのかと思ったら、実は1人分でご飯を炊いているのであった。もちろん、炊きたてで、少し芯がある。しかしそれはそれでうれしい...。

  

  

 小振りのカツが3つ。ソースはすっぱめで、意外に主張する。牛タンの味が隠れてしまうので、レモンをかけて、タルタル・ソースで食べるのがお奨め。大根おろしもついているので、タルタル、和風、ソースと3種類の食べ方ができる。カツは3つなので、それぞれに食べ方を楽しめるということ!うーん、★★★★★。初の5つだけど、美味いし、安いし、牛タンを使ったり、ご飯が焚き立て。そして、いろいろな食べかたができるなど、独自性がある。店もきれいだし、店員も明るい。
 
これ以上、あなたは何を望みますか? 住所: 豊島区東池袋1-28-4 近代グループビル1号館2階 電話: 03-5951-2983 営業時間: 年中無休 平日 昼:11:30〜15:00 夜: 17:00〜22:30 土日祭日: 11:00〜22:00


3月18日(木)

 この日も会社が終わってから、メンチカツのお店に向かう。この日は会社を出るのが遅くなったこともあり、近場の銀座にした。お店の名前はグリル スイス。場所はとっても分かりやすく、銀座・煉瓦亭の隣。
 メンチカツはライスとカップ・スープがついて1,200円。前に来た時は満席で入れなかったが、今晩はサッカーのオリンピック予選の最終日のためか、お客さんがほとんどいない。
 店内は庶民の洋食屋という感じで特記すべきことはないが、誰でも気楽に入れると思う。



  

 ナイフを入れると、肉汁が溢れてくる。真ん中がほんのりと赤みがかかっている。食感は堅め。
 食べ終わる直前におばちゃんがカラシを持ってきてくれた。このタイミングで持ってきてくれても...と思ったが、実際に付けてみても、ソースが全体的にかかっているためか、あまり印象は変わらなかった。
★★★+


3月19日(金)

 今日はハナキン(死語?)なので、いつもとは違ってゆったりと...メンチをいただくことに...。本当は銀座にあるYAMAGATAに行こうと考えていたのだが、前日に確認してみると予約で一杯だとか...。試しに、3,500円のメンチカツを食べられる、銀圓亭に連絡してみたが、ここも予約で一杯だとか...。
 ということで、向かったのは麻布十番。店の名は
グリル 満天星。一時期頻繁に活用していた麻布図書館のすぐそばである。

  

 写真が暗くてすみません。フラッシュを使えるような雰囲気じゃなかったんで...。
 皿の大きさと、メンチの大きさがあっていない。でも、ボリュームは十分。隣に置いてあるフォーク&ナイフと比べて見れば分かってもらえると思う。
 洋食店らしく、柔らかくソースがカレーのルーのように
別の器に入れられてくる。よって、最初はルーをかけずに食べ、カツの味そのものを確認した後、今度は自分の好みの量をかけて食べることができる。
 
肉汁の溢れ方が半端でない !! とってもジューシーで豊かな味。野菜などを使っているとメニューに書いてあったが、個々の素材が主張する感じはない。素晴らしい、ハーモニーである。
 ご飯は少な目。でも、メンチがボリュームあるので、物足りなさは感じない。1,800円+ライス・パン200円で2,000円。
★★★★ 指摘すべき事項はないが、ドライブ感を全く感じない。店の雰囲気のせいかな? 住所: 港区麻布十番1-3-1 電話: 03-3583-4324 営業時間: 11:30〜22:00 定休日: 月(または火)


3月20日(土)

 今日は荻窪にある、とんかつの店 たつみ亭に向かった。この店も以前カツ丼のガサイレで来たことがある。この時は、カツ丼よりも豚汁のデキに感激した記憶がある。土曜日でも3時まではランチをやっている。 800円。

  

 包丁が横にも入っているので、サイコロ・ステーキのよう。メンチカツとしては醍醐味に欠ける。味は十分に美味い。が、それ以上に豚汁が美味い。 値段を考えれば納得すべきだと思うが、★★★+。豚汁にメンチがついていると考えれば安いかな。お店を切り盛りする夫婦の笑顔のためか、店内はとてもアットホームな雰囲気。


3月21日(日)

 カツ丼のシリーズで大塚に何軒かとんかつ屋さんがあることを発見した。日曜日だけどいってみたが、その時発見したお店は休みか、メンチをやっていなかった...。仕方ないので、周辺を歩き回ったが、とんかつ専門店のようなお店はなく、結局、探索中に発見したABCという下町のキッチンという感じのお店に入った。店は汚いが、ボリュームと値段で勝負という感じで、店内は以外に混み合っている。
 メンチカツ定食はメニューにはないが、単品メニューはあるとのこと。ちょっと考えて、メンチ1個150円を3つとライス・スープを注文。650円。

  

 どんなものが出てくるか心配だったが、カツのボリームは十分。しかし、堅たく、薄い。まあ、セット・メニュー用のようなので、そう考えればそれほど悪くない。ソースはウスターしか置いてない。安いけど、味を考えれば、★★+


 これでメンチカツを
毎日食べ続ける記録は44日間となった。しかし、結果的にこの日でその連続記録は途切れてしまった。体調的にはまだまだ継続は可能であるが、だんだん仕事が忙しくなってきて、会社を出る時間が遅くなってきている。いろいろ考えて、「仕事とメンチ、どっちを取る!?」ということになり、結局仕事を取ることに。まあ、そんなにマジで考えることでもないか...。


3月26日(金)

 連続記録は止まってしまったが、まだまだメンチカツの世界を探求したとはいえないので、不定期のレポートを続けることにする。

 
この日は半休を頂き、銀座にある牛庵というお店に行ってみた。場所は松坂屋の裏にあたる。メンチカツは昼10食の限定メニューで、12時前には売り切れると聞いていたが、12時ちょい前でもまだ残っていた。980円。

 

 またもや店内は薄暗い。周りにお客さんがいなかったら、フラッシュを使うところであるが、お客さんはひっきりなしに入ってくるし、この日は相席。ただでさえ、出てきた料理を撮影しているのは奇異に映るのに、相席でフラッシュを使ったらマナー違反、イエローカードだろう。そのため、この日の写真も薄暗く、はっきりしない。
 味付けは和風と洋風がある。荒挽きなのか、食感は堅めで筋を感じる。いわゆる洋食屋さんのしっとりとした、柔らかい食感のメンチカツとは異なる。
デミグラ・ソースは味も香りも最高!これだけでご飯が食べられる。そのご飯は量が多くうまい!ナメコの味噌汁も、さっぱりしていて悪くない。 さらに、付け合わせの人参は甘めの味付けだが、柔らかくて美味いので、思わず微笑ってしまった。
 かなり、ソースやご飯に助けられたところはあるが、
★★★★。本当に、銀座はメンチカツ天国である。 住所: 銀座6-13-6 電話: 03-3542-0226 ランチタイムは11:30〜14:00(未確認)


3月27日(土)

 品川駅を品川プリンスホテル側に降り、横断歩道を渡って、左に行くとすぐのところに七兵衛がある。
 メンチカツ定食は
ランチメニューで700円。11時過ぎなのにお客で一杯!以前カツ丼のシリーズで来て、そんなに評価が高くなかったから、かなり意外。やはり、ロケーションが良いのかもしれない。
 オープン・キッチンは見ていて楽しいが、
とんでもないことを発見!カツ丼は注文前から丸いカツ丼専用の小さい丸鍋に玉ネギと一緒に用意されていて、注文が入ったところで玉子を掛けて、ちょっと煮込んで出している。勝慢のあの手間を考えると、信じられない。カツ丼も甘く見られたものである。

  

 で、メンチカツのほうは堅めでパサパサ。衣の感じからして、冷凍かもしれない。場所と値段を考えれば、仕方ないかも知れないが、カウンターに座ったら、両側からタバコの煙をかけられたこともあり、印象はかなり悪い。★★

 実は金曜日に半休をもらった理由の一つは、
自転車を納車!!してもらったからであった。今年すでに1台マウンテンバイクを同僚から奪うように譲ってもらったので、これで2台目。合計では、ママチャリ含めて5台目である。ちなみに、ただでさえ狭いアパートの部屋の中に3台置いてある。

  

 買ったのはピナレロというイタリアのメーカーのロード・モデル。定価は約16万円だけど、03年モデルということもあり、40%引き!の大特価 約10万円で購入。通常は定価販売のY’s バイク・アカデミーで購入したので、割安感はより一層感じる。やっぱり、700x20Cという細いタイヤによるダイレクトな走行感は、絶対マウンテン・バイクの類では味わえないもの。結果的に、このバイクの納車後は、ママチャリ以外はほとんど乗らなくなってしまった...。
 ちなみに、買ったばかりなので、ハンドルステムは上下逆に、べダルにはクリップとベルトが付いています。


3月28日(日)

 この日は米国大使館の公使とその仲間達とともに羽田までのショート・ライドに参加。T.Y.Harbor でちょっと遅めの昼食を取った後、彼らは花見に行くというのでお別れした。

 家でシャワーを浴びた後、調布にある
平田牧場 とんかつ とん七に向かった。店にはいって席につく前にメンチカツをやっているというので入店したが、席についた後、しゃぶかつとのセットしかないといわれた...。980円。ファミレスのような明るい店内。席もゆったりとしていて、気持ちよい。また、禁煙席があるのは評価したい。三元豚のメンチに期待大である!

  

 メンチは柔らかくって、とっても軽い。また、ボリュームが少ないので、あまりメンチカツを食べているような気がしない。美味いんだけど、癖がないので、逆に完食後の満足感もない。 ★★★。 わざわざメンチを食べに来るようなレベルではない。
 連続記録は日曜日に途切れてしまったが、結局この週末は3日連投だった...。


3月29日(月)

 この日の昼食時に愛宕周辺を歩いていると、西新橋2丁目の路地裏に入ったところにメンチカツをやっているというお店を発見。あまりの偶然に思わず入店...。しかし、お店に入った瞬間に失敗した...と感じた。完全に場末の飲み屋という感じ。まあ、良くいえば、家庭的?だとしても、古い店舗特有の臭いが気になる。
 メンチカツ定食はコロッケ付きで700円。なんだかんだいって、これで金曜日から4連荘...。

  

 お皿の右側には串カツが添えられていた。メンチもなかなか美味いが、串カツもカリッ!としていて美味い。心情的にはこういう穴場のお店を高めに評価したくなるが、やっぱり臭いがするくらい古いお店は減点対象。ご飯や味噌汁も特記すべきことはない。★★★。意外とこういう古臭く、寂れたお店のマニアがいたりして...。


3月31日(水)

 角ほーんは、またまた西新橋の路地裏にひょこっとあるお店。焼き肉からチャーハン、うな丼までなんでもあり。ビーフメンチカツ定食はコーヒー付きで750円。お店は3階から地下1階までやっているが、メンチは地下だけのメニューのようだ。
 定食にコーヒーが付き、お店が地下にあることもあり、店内はタバコの煙でいっぱい。かなり気になる。1時を過ぎると急に客が減る。それとともに空気もきれいになるので、嫌煙家には1時過ぎに入店することをお奨めしたい。

 皿の上や、卓上にはカラシもレモンもない。大きさとしては小さめだけど、肉は堅めで、肉汁があふれる。肉の密度が高い感じ。衣が大きめで、油っぽいのが残念。ご飯ほかのデキも悪くない。この場所で、この値段なら納得。 ★★★+。愛煙家には天国かも。

< To Be Continued >

 連続記録は途絶えてしまったけど、マニアたるもの、ここから粘り腰である。

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