カツ丼天国 in Juneガサイレ・シリーズからスピン・オフ!? 卵とじのカツ丼にはまってしまった!!!
★★:普通です ★★★:ちょっと覚えておいてください ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
5月18日(土):まだ5月ですね...。
ガサイレ2002春のシリーズでも紹介した、築地場内市場にある豊ちゃんに行く。この店は、二玄社「ナビ」2001年12月号のグルメのコーナーで紹介されただけに、期待大である。不潔という感じは全くしないけど、決してお洒落とは呼べない、場末の立ち食いそば店のような雰囲気の店舗と店員。カウンターしかないのがあまりにも当たり前に感じるのが不思議である。しかし、料理を待つお客さんは、美味いものと待ちきれないという印象で、緊張感すら漂う。
この店はカツ丼であっても、肉の脂の量を選べるという、珍しいシステムを採用している。脂身に目が無い私は、普通のカツ丼を注文。待ちきれない!!
そこそこ待った後、カウンターにカツ丼が置かれる。卵はすこし煮込んだ感じ。とっても見た目は良いが、肉の味があまりしない。肉汁も出ない。後で気が付くが、この手のカツ丼が多いのである。期待が大きかったために、評価は★★★。女性にはお奨めできない店の雰囲気。
ガサイレ2002春のシリーズでは、定休日のため入れなかった燕楽に行く。土曜日のお昼過ぎというのに、すごい出前の量。ガサイレの中でもレポートしたが、一見、他の店のカツ丼と比べるとちょっと寂しい。カツと卵で作られた層の合間から、ご飯が見えているのだ。これじゃ、まるで日本のフラット3だ!すきだらけだ!まあ、ベスト16に行ったので良しとしようか...。
なんだかんだ言いながら、実際に口に運んでみると、...マイウ...。カツ定食と同じく、肉汁が豊かに口の中に溢れる。評価は★★★★。燕楽の普通のカツ丼は豚汁付きで1,000円だけど、実はヒレカツ丼が1,450円であり、見ているとお昼に来る、常連風のお客さんの多くがこのメニューを注文している。次回挑戦だね。住所:
港区新橋6-22-7 電話: 03-3431-2122 日祝日休み 11:00〜14:00 17:00〜20:00 (土曜
〜13:30)。
6月15日(土):やっと6月です...。
銀座の有名店、梅林に久しぶりに行ってみた。この店はどこのグルメ本を見ても載っているくらい評価が高い店にかかわらず、営業時間は11:30〜21:00と長く、無休。銀座6丁目の信号を有楽町側に入ってすぐ左手というロケーションもあり、「お奨めの店」にする条件は揃っている。店内も清潔で、老若男女、幅広い層に人気がある。
久しぶりに食べてみると、汁の甘さが非常に気になる。また、値段が味噌汁なしで900円、付きで1,150円と場所を考えれば安いためか、肉が薄く、肉汁が溢れるようなことは全くない。この店は、ベンチマークになるかもしれないが、味の点ではお奨めできない。評価★★★...残念。次回は上カツ丼にトライだね。
6月22日(土):ここのところ毎週土曜日はカツ丼です!
ガサイレ2002春のため、納豆そばを食するために、三越前の利休庵に行く。早速、納豆そばを注文した後、運ばれて来るまでメニューを見ていると、なんとカツ丼が!あっという間に納豆そばを完食した後、数時間ブラブラして、また来店!カツ丼を注文。
お約束通りの、半分生の卵がとろりとカツを覆う。ボリュームは普通の大人で丁度良いくらい。肉汁が溢れることはないが、とても柔らかい肉。この場所で、お吸い物付きで980円は納得できる。評価は★★★+(プラス)。
6月23日(日): 今日もまたカツ丼です。
今日は表参道のまい泉に行く。表参道裏にある、若者の多い、ちょっとお洒落な一角を過ぎると、店の前に駐車スペースを持つ堂々たる店構えのためすぐ発見。会社の地元の同僚に聞くと、この店は以前銭湯で、時々入りに来たことがあるという、入ってすぐ右が更衣場だったという。いわれてみれば、そんな気もする。また、最初は、吉祥寺などにあるチェーン店と同じ、いせんという屋号だったそうだ。
この店のカツサンドはあまりにも有名で、よくロケハンの弁当に使われているようである。でも、注文したのは黒豚上かつ重(1200円)、といっても丸い器の上に盛られてくるから、カツ丼だね。普通のカツ丼は平日のみでランチカツ丼と呼ばれ、700円。かなりお値打ち価格だと思う。
写真ではあまり分からないが、かなり大きな器。見た目で圧倒される。半生の卵がカツにからむ。肉はかなり厚めで、とてもソフトだが、煮込んでいるので、衣がグチャグチャ。なんか途中から、食べ物を食べているような気がしなくなってきた。有名店で、期待が大きかったこともあり、評価★★+(プラス)。
6月24日(月): 平日もまたまたカツ丼です。
日比谷線 神谷町駅から、芝の方向に向かって下っていき、徒歩5分くらい。最近できた愛宕ヒルズの直前を右に曲がって、ちょっと上がったところに邦(電話:03−3434−5871 休: 土日?)という定食屋さんがある。この店はこれまで一度もグルメ本に掲載されてことはないと思う。しかし、ここのカツ丼はとてもユニークなので、レポートします。まずは写真を。
このオムレツのような山盛りのフワフワの卵はボリューム十分。この層の下にカツが並べられている。この店は大盛りもあるが、並みでもこの量なので、かなりの量になる。大食いと言われている私も何度か注文したが、完食するのがやっと。食後は暫くなにもできなくなる。この店は、それ以外のメニューも大盛りを頼むと、まず店員に「かなり多いですよ!」と驚かされる。負けずに、「大丈夫です」と答えるが、すぐにその店員の言葉が脅しでなく、アドバイスであったことに気が付く。
一方、下に隠れているカツの量は数切れ。少な過ぎる。これでは玉子丼である。カツ自体も、あげたてでカリカリだけど、肉質ともに専門店のレベルではない。珍しさ、独自性はあるが、評価は★★★。そばに駐車スペースがあるためか、客はタクシーの運転手が多い。
6月25日(火): そろそろ、タイヤが温まってきたかも。
神谷町を降りて、東京タワー方面(飯倉交差点方面)に向かい、歩道橋の先を左に曲がってすぐに、そば屋のむさしやがある(休:土日?)。この店は、味はまあまあだけど、全体的に値段が高いので注意。ちなみにカツ丼は1300円。
サラダ油であげたようなカツは、カリカリ、サクサク。半生の玉子でとじている。肉汁がしみでる感じはないが、肉にほんのり赤みが残る。そして、かなり柔らかい。年配の方も多いこのエリアで店を続けられるのは、こういう秘訣があるのかもしれない。とってもライト。評価★★★★。店の雰囲気もよいので、女性一人でも全く問題ないと思います。住所は不明ですが、日比谷線
神谷町の駅から東京タワー方面に向かい、道路の右側を3分くらい進んだところに、歩道橋があります。そのすぐ先を右に曲がってすぐにお店はあります。平日は夜8時過ぎまでやっているようです。
住所: 東京都港区虎ノ門5-8-10 電話: 03-3431-6095
6月26日(水): タイヤの皮むきも終わり、そろそろ全開行きますか!?
インターネットで紹介されていた、築地のまるやに行ってみるが、タッチの差で閉店。中には、まだ料理が運ばれていないお客さんがいるので、とっても残念。そこで、代わりのお店を探して歩き回るが、結局見つけたのは、東銀座・歌舞伎座裏にある、木挽町 砂場という普通のおそば屋さん。カツ丼900円。
いわゆる、普通のそば屋さんのカツ丼。肉は脂が少ないのに、ちょっと固め。衣も汁を吸収しているので、すぐにはがれてしまう。期待はしていなかったけど、評価★★。
6月27日(木): そろそろ全開走行!
昨日タッチの差で入れなかった、築地のまるやに今日も行ってみる。なんと、今日も本日営業終了という札が出ているが、店に入って、「もう終わりですか?」と聞くと、まだOKとのこと。この辺りが人気のあるラーメン店とは違う。席に着いて、カツ丼を頼むと、なんと「もう油の火を落しちゃったんで...」という返事が...。下を向いて、カツ丼が食べられないのであれば、この店を出るべきか、でも子供じゃないんだから、折角入れてもらった店を何も注文せずに出るのは問題があるかなあと、いろいろ悲しそうに、真剣に考えていると、店員より「カツ丼、大丈夫です...」とのお言葉が...。よっぽど、本人が考えているより、深刻な顔をしていたのかもしれない。結果的にはOK!1050円也。
玉子はかなり生っぽい。大き目のカツを使っているようで、両側の乗り切らない部分は、玉子でとじた上に載せている。ボリューム十分。カツは油がしみこんでいるが、カリカリ感は残っている。評価★★★。
6月28日(金): タイヤの温度も、温まってきました...。
昨日は期待倒れだったので、本日は慎重に店選び。結局、中目黒のたい樹に決定!席につき、早速黒かつ丼(1,350円)を注文。
大きな器にいっぱいに盛られたご飯の量に対し、カツの量は少なめ。口の中で溢れる肉汁は、切り身が小さくなるほど脂身の比率が多くなるためより明確になる。この辺りのlコントロールがカツ丼喰いの腕の見せ処であろう。上質であるが、値段とご飯と肉の量に不満を感じる。評価は高めの、★★★★。住所: 上目黒3-3-6 2F 電話: 03-3760-3981 休み無し 17:00〜21:30。
6月29日(土): そろそろ全開走行のタイミングか!?
昨晩のたい樹はなかなかだったので、店選びに気合が入る。結局、銀座6丁目にあるとんきとする。この店は、いろいろな場所にお店があるようであるが、どこが本店なのかとかの調査はまだである。カツ丼は870円。運ばれてきたので、見てみると、偶然にも昨夜のたい樹に近い印象。
食べてみると、たい樹には及ばないものの、場所、値段を考えれば十分に納得がいく味。カレーライスやえび丼など、カツ以外のメニューもとても気になった。評価★★★+(プラス)。住所: 中央区銀座6-5-15 電話: 03-3572-0702
6月30日(日): バリバリ全開!何人たりとも止められないぜ!
折角の休日なので、ちょっと遠出。暫くインターネットで検索した後、吉祥寺のどん花にする。この店のカツ丼は、「どっちの料理ショー」でも紹介されたそうだ。ちょっと期待。
店に入るといきなりディスカウント・ストアの横ちょにある、グルメ・コーナーのような印象。カツの店としては珍しい、自動販売機で食券を購入。お客さんは年配の方が多い。
運ばれてきて、まずそのボリュームに驚かされる。カツのサイズはとってもビッグ。一方、玉子はまるで生。薄味の汁は良いのだが、量が多いためか、ご飯はグチャグチャ。肉は厚めで脂が多いのに、筋は多くなく、私好み。ボリュームは多いが、店内の雰囲気もあり、1,000円はちょっと高いような気がする。評価★★★。
ということで、6月には10杯のカツ丼をいただきました(プラス5月に2杯)。新シリーズで、意外とグルメ本が出ていないこともあり、ぜひともお奨めのお店を教えてください。
<To Be Continued>
*一言コメント:この春、理由あって週7杯ペースでラーメンを食べ続けてしまった。健康診断で測ると、体重が増えただけでなく、血圧も上下ともに20ずつ上がってしまっていた。ラーメンを一時期控える対策として、新シリーズをスタートさせたが、残念ながら体重がドンドン増えつづけている...。