カツ丼の美学 in Septemberここまで来るとは思わなかった...。喜ぶべきなのであろうか...。
★★:普通です ★★★:ちょっと覚えておいてください ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
9月1日(日): またまたまた、月が変わっても、相変わらずカツ丼です...。
今日は荻窪にある、たつみ亭に行くことにする。喫茶店風のお店に入り、かつ重(1,300円)を注文。
基本的には好印象なのだが、味付けが薄めなので、ちょっと物足りない。肉は十分に柔らかい。豚汁はなかなかのもので、かつ重よりも豚汁のほうが主張している。繰り返し言うが、店の雰囲気が良いので、高得点を差し上げたいところであるが、味に厳しく、評価は
★★★+。
9月2日(月): ところで、ヒレカツのヒレは英語ではFillet(フィレイ)ですが、ロースはLoin(ロイン)というみたいです。あまり聞きませんね。
今日はインターネットで発見した、かつ銀に行くことにする。店構えも、ちょっと小洒落た飲み屋風。当然期待してしまう。当たり前のように、店の前に出ているメニューのうち、特製かつ丼(1,400円)を注文。カツ丼はロースが基本!
運ばれてきて、ビックリ!カツ煮定食である!これはカツ丼ではないことは、誰が見ても明らかなのに、お店の人は「当店ではカツ煮定食をカツ丼と呼んでいます」とのこと。
あまりの驚きと怒りで、味はあまり覚えていない。ただ、十分に煮込まれているせいか、衣はブヨブヨだった気がする。でもお肉は脂にのってジューシーで、十分に柔らかい、が、肉の厚みがちょっと薄い。
まわりのお客さんを見ていても、この店はどうやら夜は飲み屋さんとして使ったほうが良さそうである。メニューに載っている角煮などは、恐らく柔らかく、とてもジューシーに違いない。評価は
★★+。
9月3日(火): (昨日からの続き) でも、Loin(ロイン)は知らなくても、Sirloin(サーロイン)といえば、皆さんご存知ですよね。
虎ノ門の路地裏には隠れた名店がありそうである。今日はテレビ朝日の虎ノ門のビルそばにある、みどりやに入ってみる。カツ丼(並)750円。
間違えてカツ丼の写真を削除してしまったようです...。
店に入ったとたん、場末感溢れる店内。老夫婦できりもりしているようである。ちょっと心配になる。
しばらく待った後、カツ丼が運ばれてきた。......味が濃い、そして苦い。カツ丼の汁を何度か焦がしたような味。で、肉はそこそこ柔らかいがペラペラ。
30年前にタイム・トリップしたような雰囲気は、一部の人にはメチャウケかも...。評価
★★。
9月4日(水): (2日からの続き) この話を職場でしていたら、私のあだ名がサー・ロイン(Sir Loin)
になってしまった。和訳すれば、ロース肉卿ということになります。
最近よく行くはつしまで、久しぶりにカツ丼セットを頼む。食べてみて実感したのだけど、この店はセットでもカツ丼はフル・サイズ。これにそこそこ美味しいミニ・そばが付いて1,000円はこの辺りでは評価できる。
9月5日(木): (2日からの続き) それでは、「ロース」はどこから来ているかというと、どうやら
Roast (ロースト) が語源らしい。ロース肉はローストされることが多いからだろう。
またまた中目黒のとん亭に行ってしまった。最近は週に2、3回行きたくなってくる。僕はやっぱりブランド豚より、庶民的な岩手産SPF豚がお気に入り。前も書いたかもしれないが、西根町コマクサ・ファーム産だそうである。あいかわらず、口に含んだ瞬間に脂身がトロケ、口の中に広がる。サクサクとした衣も食感が良い。味付けがちょっと甘めだけど、なんとかOKなレベル。そしてご飯がおいしい。今日の評価は
★★★★+ である。
9月6日(金): (2日からの続き) ということは、海外でいくら一所懸命「ロース・ミート」とか言っても、全く理解されないということですね。
なんと、今日もとん亭に行ってしまった。注文したのはヒレカツ丼。
普通、ヒレ肉というと、面積がおにぎり位のものが2、3個載っているが、この店はドーン!と1個載っていて、しかも肉厚である。肉質は柔らかく、脂身を少し感じるのは両端くらい。と言いながらも、十分に肉の味がする。
一方、この店の弱点は、キャベツなどの野菜が全く付かないところ。また、味噌汁が今ひとつ。でももちろんカツは最高!評価
★★★★ 。
9月7日(土): カツ丼とラーメンを出す店でどこか美味しいところを知っていますか?
神奈川県平塚市にある大西はラーメンでは有名であるが、なんとカツ丼も出している。なんでも、店主がラーメン店を開く前はお肉屋さんだったらしい。で、電車、バスを乗り継ぎ、土曜日の正午に行ってみると、なんとお休みである...。残念。
東京に戻った後、結局、とん亭に3日連続で行ってしまった。いつものロースカツ丼を注文!でも食べだすと、なんだかいつもより火が通り過ぎて、脂が落ち、肉が固めになっているようである。ここ2日と違うので、新しいバイト君かなあと思い、支払いの際にキッチンを覗いてみると......。店内に貼っているポスターの中で、耶馬渓町の川崎氏と記念写真を撮っている、店主がいた...。昨日、おとといは、体格の良い、30代後半の男性だった。なんとコメントしてよいやら...。味の評価は
★★★+。
9月8日(日): とんかつ屋さんでも、カツ丼はランチタイムしかやっていない店が多い。なぜ?邪道ということ?
渋谷駅からハンズ方面に向い、ちょっと手前にある、龍飛でランチタイムにカツ丼をやっているという。とりあえず行ってみると、行った時間がちょっと遅かったのか、カツ丼はやっていなかった。
それではと、他の店を思い巡らすが、次の候補が見つからない。結局、蓬莱亭に行き、ロースカツ丼をいただいた。やっぱりここはリーズナブル。1,000円でちゃんとしたカツ丼が渋谷駅前で味わえる。
9月9日(月): (昨日の続き) そういえば、とんかつ屋さんでカツ丼をやっている店より、そば屋さんでカツ丼をやっている店のほうが多いのも不思議。
今日は仕事が忙しいので、神谷町のむさしやに行く。いつも通り薄味ではあるが、今日は肉がパサパサしている。今日の評価は
★★★+のちょっと低め。
9月10日(火):(8日の続き) でも、基本的にはラードでカツをあげる、とんかつ屋さんのほうが好き。そば屋さんのは、冷凍のフライを電子レンジで温めたような店が多いのが残念。
今日も神谷町のはつしまになってしまった。でも今日は上カツ丼。そういえば、写真をこれまで載せていなかったので...。
今日はちょっと甘めの味付け。でもソフトで、脂ののった肉は美味い。食べている時は、それほどには美味しいとは思わなくても、週に何度も食べられるということは、ある意味で自分の好みの味ということになるのだろう。という気持ちを込めて、評価
★★★+。ここはそば屋さんで、天ぷらもあげているのに、カツもそこそこ美味い。
9月11日(水): ここのところ、ずっとカツ丼だけど、そろそろ体が慣れてきた。同じ店に行くもの、味に納得できるのならば、苦にはならない。喜ぶべきか...。
今日も仕事が遅めではあるが、中目黒のとん亭は夜遅くまでやっているのでありがたい。でも、だいたいのカツ丼やさんは遅くても9時くらいに閉まってしまう。一方、「夜鳴きラーメン」、「シメのラーメン」という言葉があるように、ラーメンを夜遅くに食べる習慣、というか文化はある。しかし、夜中にカツ丼を食べるのはあまりにもヘビーかもしれない。やっぱり、夜の10時くらいが限界だろう。
今日は誰がキッチンに立っているのだろう。ご主人か、それとも太めの人か。期待と不安で暖簾をくぐると......ご主人だった。もちろん、ロースカツ丼を注文。
脂が落ち、ちょっとパサパサ気味のカツを想像していたが、そこまでではなかった。でも、もう一人の方があげる、断面にほんのり赤みが残るようなカツのほうがやっぱり美味い。まあ、今後何度か来てみよう。
9月12日(木): だんだんカツ丼を食べることが苦にならなくなってきた一方、体のほうがかなり脂がのってきた。そろそろドクター・ストップ!?
先日、銀座の樹に行った際にチェックしていた、勝よしという樹の同じ並びにあるお店に行ってみる。かつ重1,100円。
店内は、地方の小料理屋のような雰囲気。カツ丼自体の見た目もあまりよくない。しかし、肉のほうは脂身が多いが、ソフトで口の中でとろける。お客さんを観察していると、この店はどうやら味を売るより、お店のおばちゃんの人柄が売り物のようだ。会社を抜け出してきたような20~30代の男性が、田舎のお母さんと話しているような感じでやりとりしている。でも味だけで評価すると、★★★ くらい。
9月13日(金): このシリーズを始めてから、いろいろ調べてみたが、やっぱり「カツ丼本」は出版されていないようである。あれだけ「ラーメン本」があるというのに、残念。
神谷町の駅を出て、東京タワーに向かって道路の左側を歩き、飯倉交差点の手前、かなり坂がきつくなってきたと感じた辺りにおいどんがある。基本は居酒屋だが、ランチ・メニューでカツ丼もやっている。
残念ながら、またまた写真を消去してしまったようだ。味のほうは、並み居るカツ丼の名店には遠く及ばないが、近くの定食屋さんとしてお昼をいただくには十分の品質。しかし、居酒屋だけあって、ここは焼き魚が美味い。鯖の塩焼きなどはかなりのものである。評価
★★★。
9月14日(土): どの世の中でも、キングと呼ばれる人にはオーラのような不思議な魅力を感じることが多い。
ラーメン同様、1回お店に行ってカツ丼を食べたくらいで偉そうにウンチクを述べることはできない。作る側のバラツキと食べる側のバラツキがあるからだ。今日は、カツ丼界のキングと崇め奉る、神田須田町の勝漫に行き、ここがキングと呼ぶに相応しい店か確認することにした。
この店は注文してから40分くらいは待つことになるので、それなりに食べる側も準備しておきたい。土曜日はランチのみで、営業は確か午後2時までとなっているはずだが、実際には1時過ぎくらいで終わってしまうことが多いようである。早めに行ったほうが良いと思う。幸い、今のところ店の前で行列することはないようである。
まずは、2枚目の写真の中央部のロース肉の脂部分に注目して欲しい。ブロックのようなこの脂は、前回に比べれば控えめ。この部分を口に含むと、一瞬口の中で脂特有の歯ごたえを感じる。咀嚼を始めて3回目くらいで、この脂がとけ始め、ご飯と混ざり合う頃にはもう単なる肉汁に生まれ変わる。だいたい、脂でない部分もうっすら赤みが残るくらいなので、たとえ脂の力を借りなくても十分ジューシーなのである。やっぱりカツ丼の世界にも、崇め奉るキングは存在することを確信した。評価 ★★★★★。
9月15日(日): ヨーロッパへ出発の日も近づいてきた。一方、観葉植物を10鉢以上も育ていると準備が大変。
とんきが自由が丘にもあるというので、試しに行ってみることにした。駅を降りてすぐにお店自体は見つかったが、オバサン連中が並んでいる。カツ丼をやっているかもわからない。とりあえず、行列がなくなるのを期待して、ちょっと自由が丘の駅の周辺を歩いてみる。
どうやら、しばらく来ないうちに、おいしそうなラーメン店が駅の東側に3軒くらい増えていた。気を抜けない...。で、もう一度とんきに来てみると、未だに行列が...。並ぼうとも思ったが、今日は別の店を探すことにした。
とんきの通りをさらに行くと、踏み切りのそばに長寿庵という店を発見。とりあえず、入ってみる。注文したのはカツ丼950円。上カツ丼もあり、1350円とのこと。
注文を終わり、メニューを見ていると、どうやらここは、そばやうどんだけでなく、ラーメンや、カレーもやっているようである。期待はNG。
運ばれてきた時に、すでに衣がはがれている。これは目玉焼きを注文したのに、黄身が割れて、卵焼き同然で出てきたようなものである。とりあえず、カツを一口運んでみると、......ウマイ。衣はぐしゃぐしゃだけど肉は厚く、脂がのって柔らかい。しかし、味はいまひとつ。味付けは濃く、甘く、玉ねぎの甘味が強く出ている。評価
★★+ くらいかな。
9月16日(祭): (昨日からの続き) で、私は1週間以上の外出の際は、ハンズで買ってきた、ペット・ボトルと紐を使ったやつで水遣りをやっています。お奨め、かな?
四谷に三金という、とんかつで有名なお店があるので行ってみる。しかし、カツ丼は平日のランチ・メニューだという。仕方ないので、試しに新宿に向かって歩いてみるが、もう1軒、四谷の新宿寄りでチェックしていたそば屋さんもお休み。案の定、新宿ではカツ丼のお店は見つからないので、気分を変えて、上野に行くことにする。
入ったのは栄屋。注文したのは上カツ丼1,000円。並は800円。
見た目もダイナミックというか、とても変わっている。しかし、食べてみるとその印象はより強くなる。この日だけかもしれないが、私の嗅覚が間違えていなければ、かつお節のような香りがする。ところどころカツが重なって!玉子でとじていたり、部分部分で味が違っていたり、さらに揚げ方も違うようである。あるところはレアで、別のところは揚げ過ぎでパサパサ。これはもう限りなく評価外 ★。やっぱり、ラーメン屋のオヤジがいうように、人が集まるところに美味い店はないのだろうか...。確かに、このシリーズでは、蓬莱亭(渋谷駅前)くらいである。
9月17日(火): (昨日からの続き)ところで、どなたか観葉植物について詳しい方、連絡ください。栽培法を教えていただきたい!
恵比寿駅の前(バス・ターミナル側)に朝日屋というおそば屋さんがある。ここも人が集まるところではあるので、あまり期待は出来ない。上カツ丼1500円もあるが、あまりにもリスキーなので、並み950円を注文。ちなみに駅の逆側、モンベルの並びにもとんかつ屋さんがあるが、ここはカツ丼はやっていないようである。
......予想通りである。肉は小さいし、固い。ご飯は汁ダクで、ご飯自体もグチャグチャ。評価 ★。味よりも下町のそば屋の雰囲気が好きな(優先したい)人に。
9月18日(水): カツ丼とともに過ごしてきた日々もそろそろ終わろうとしている。かなりきつかったけど、いざ終わるとなると寂しいものである。
明日は出発である。ということは、今日は最終日(?)である。6月22日から続いたこのシリーズもいったん一休み。89日連続という、全く中途半端な日数である。せめて100日続けたかった...。
そして、最後を飾るお店もはつしまである。本当は最終日に相応しいお店にしたかったが、明日からお休みをいただくにあたり、一応今の仕事を片付けなくては...。しかし、見方を変えれば、はつしまにはこれまでいろいろお世話になってきた。一番身近な、カツ丼を食べれるお店だったかもしれない。と、考えると不思議に感謝の念が沸いてきて、ゆっくり味わいながら食べることにした。どうしよう...これまで毎日のようにカツ丼を食べてきたのに、明日からはしばらくの間は口にすることができないのである...。
なんてことを考えながら会社に戻り、仕事を続けた...。
9月19日(木): さあ、出発である。ちょっと心配したけど、寝過ごすこともなかった。早くガウディ建築に会いたい!
半分諦めていたのだけど、やっぱり成田空港にはカツ丼を食べれるお店がいくつかあるようである。入ったのは菜の里というお店。カツ丼1200円が運ばれて分かったのだけど、この店はファミリー・レストラン・チェーンのロイヤルの経営のようだ。
ほとんど生に近い玉子がかかるカツはロースと思われるが、脂身が少なく、ちょっと鶏肉のようである。ほとんど生の玉子のおかげか、ご飯は汁ダク、というより玉子かけご飯に近い。でも最近のファミレス系は侮れない。評価 ★★★+。
ということで、不完全燃焼の部分もありますが、お付き合いいただきありがとうございました。いろいろ勉強になりました。このシリーズ再開のご要望があれば検討したいと思っています。
成田...
雲の上
ロンドン経由...
バーガーキング
In UK
バルセロナ
ガウディ...
9月20日(金): ......ほとんど拷問に近い空間に長時間閉じ込められたが、なんとかバロセロナに到着しました。
朝から精力的にガウディ建築を見て回った後、一日中歩き回ったので、足はもう限界。ということは、晩飯タイムである。地球の歩き方で紹介されている日本料理店、小雪に行ってみることにする。ここはカツ丼をやっているようだ!。
スペインの夜は遅いのだけど、すっかり人気がなくなって、薄暗い路地を歩きつづけると小雪を発見。早速店の中に入る。
海外の日本料理店としては、中の上といった感じのインテリア。もちろん清潔感はある。ちょっと徳大寺風(着ているのはTシャツ)のオヤジさんが出てきたので、「一人」といったけど、なんだか怪訝な様子。どうやら予約が一杯入っているようである。そのため、なかなか席に案内してくれず、また愛想も良くなかった。
なんとかカウンター席に通してもらい、注文を済ましてデジカメをいじっていると、オヤジさんのほうからデジカメについて質問があり、いろいろ説明しているうちに、だんだん話が弾むようになってきた。忙しい中、時々話しに来てくれたのがうれしかった。なんと今年で19年~20年になるという。「日本食ブームの前ですね。素材などが手に入らず、いろいろ大変だったでしょう?」と、問い掛けると、「素材はなんとか手に入ったが、お客さんが入らずに、毎晩泣いていた」という...。
食事というのはカロリーを摂取するための行為ではあるが、そんな話しを聞いていたら、目の前に置かれているのはカツ丼でなく、オヤジさんの人生・思い出のような気がして、私がウンチクを述べるのが失礼だと感じてきた。もう、カツ丼を味わう所の話しでない。オヤジさんの汗と涙をいただいた、そんなナイーブな気持ちにさせるのも、久しぶりの海外の夜のせいだろうか...。
また、カウンター席というのは独特の雰囲気を醸しだすと思う。このオヤジさんとは、ほんの20分前くらいにはじめて顔を合わせた中で、お互いの名前すら知らない。そんな赤の他人がいきなりこんな話しをするのはカウンター席以外考えられない。まあ、あとは夜中のタクシーの中くらいであろう。といいながらも、カツ丼です。
前述の話しのせいもあるのかもしれないが、あまりカツ丼らしい、押しの強い味がしない。ちょっと気が抜けた、卵焼きのような味。また、日本的な塩っぱさがなく、浮ついたような味であった。生意気いってすみません...。
< Fine です >
ということで、本当にこれでこのシリーズは一時終了です。91日連続という、かなり中途半端な結果ではありますが、ヨーロッパに来て毎日カツ丼ももったいない。四国に行って、うどんを食べずにピザを食べるようなものである。このシリーズの収穫としては、この夏一度も風邪をひかなかったことである。ブタミン・パワー恐るべし!