カツ丼地獄 in July先月から毎日カツ丼を食べる日々。一体いつまで食べ続けるのか...。
★★:普通です ★★★:ちょっと覚えておいてください ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
7月1日(月): 月が変わっても、相変わらずカツ丼です...。
ここまで毎日カツ丼を食べていると、不思議に連続記録を立てたくなってくる。その時に問題になるのが、時間の自由度。毎日パソコンの前に座って仕事をしている身には、自由に外出できる環境の人が時々羨ましくなる。しかし、私も外回りの営業をやったこともあるので、クソ暑い中を飛び込み営業するつらさも分かっているつもり。今思えば、あの時にラーメンやカツ丼の世界に気が付いていたら、少しは外回りも楽しかったかもしれない、なんてことは、やっぱり今は現場を離れたために、精神的に余裕があるから考えるのだろう。
そういえば、その営業の時期、よくニュー新橋ビルによく行ったことを思い出す。夕飯や焼き鳥で一杯、一人で行くことも多かった。地下の端っこにはそば屋さんがあり、カツ丼を大盛りで頼むと、三々九度の杯のような器に、山盛りで出てきたことがあった。味も悪くなかった記憶がある。ということで、今日はニュー新橋ビルにした。
しかし、行ってみると、以前そば屋さんがあったところには、ちょっと如何わしい雰囲気の飲み屋さんに変わっていた。その横にとんかつ屋さんがあるので、入ってみることにした。店に入って気が付いたのが、この店の名前。河というのは、今度行こうと思っていた、銀座にあるお店と同じ名前。場所柄や、名前を考えると、チェーン店か、暖簾わけだと思われる。カツ丼はヒレカツ丼しかなく、1450円なり。
玉子を掛けてから煮込むタイプで、ボリュームはあるが、たいした事は無い。はしを付ける前から、肉から衣がはがれている。肉も煮込んだせいか、脂が落ちている。
一方、別皿で出てくるキャベツの千切りは、初めての経験。野菜不足のカツ丼マニアにはグッド・アイデアだと思う。時々、机の上に置いてある、とんかつ屋さんならではのソースを味わいたくなる時があるが、カツ丼にソースを掛けるバカはいない。そんな私にはぴったりのご配慮。でも、キャベツ自体の鮮度が落ちているのはNG。
食べきれないほど盛られる漬物は、一見豪華であるが、考え物だと思う。こんなところに気を使う暇と金があるのなら、カツ丼本体に気を配って欲しい。
しかしながら、ここの豚汁はピカイチ。これまで食べた豚汁の中で一番美味い!この豚汁は、記憶に強く残った。総合評価:
★★。 カツ丼自体は★ひとつだけど、豚汁でひとつおまけ。はっきりいって、値段の割りに、期待はずれ。また、いくらお客さんが1人だったとはいえ、食べている最中、ずうっと女店員にそばで見られていたのはNG。あんたは看守か?
7月2日(火): だんだん暑くなってきました。こういう日はカツ丼食べて、パワー増強!
今日はこの前行った燕楽でヒレカツ丼をいただくことにする。1450円也。やはり、昨日の河のカツ丼に納得が行かなかったため、名店の味で口直しである。
まず気になったのが、汁の量。牛丼でいうところの、ツユダク状態。これじゃあ、味わうどころか、完食するかが悩みところ。こうなってしまうと、カツの味がどうのこうのいっている次元ではない。とりあえず完食して、後悔し、カウンターを見てみると、汁の量を調整できるという張り紙がある...。次回はあれこれ注文をつけてみようかなあ...。評価は、値段も考え、★★★。
7月3日(水):そろそろほっぺたが落ちるような店に出会いたい!
今日は神谷町にある、そば屋のはつしま。あまり期待はしていなかったが、一世代前の、しっかりカツを煮込むタイプ。でも、期待をしていないせいか、パクパク食べ続け、あっという間に完食。評価も★★★。 なんだかんだいって、なんの抵抗感も感じずに完食したのだからね!
7月4日(木): 仕事も段々忙しくなってきた。どうしよう...。
だんだん仕事が忙しくなってきた。とうとう今日は会社を途中抜け出して夕食となった。本当は退社後、ゆっくりと味わいたいのだが、毎晩10時くらいになると、もう、おいしいカツ丼をお店でいただくのは不可能であろう。とはいっても、周りが仕事をしている中を、スーッと席を外すのは結構気を使うものである。
今日は銀座の数寄屋橋 東芝ビルB1にある、勝兵衛に行く。なんと、この店のカツ丼は、ロースもヒレも同じ値段、1100円だという。とりあえず、ロースをいただくことにする。
玉子は若干柔らかめだが、半生ではない。肉には脂身が多少あり、肉汁もそこそこ出てくる。味はまあまあだが、場所を考えれば安いかもしれない。別皿で出てくるキャベツもありがたい。評価
★★★。
7月5日(金): 仕事も段々忙しくなってきたが、お腹も出てきた。どうしよう...。
今日は上司の家でホーム・パーティである。お昼にカツ丼を食べれなかったので、お宅にお邪魔する前に、恵比寿でカツ丼をいただいた。びっくりという名のとんかつ屋さんも珍しい。カツ重は900円。
カツ重とはいえ、蓋がついて出てくるのも珍しい。と、いいながらも、屋号の「びっくり」といわれるほど珍しいところはない。見た目が安っぽく、あまり美味しそうでない。肉は脂が適度に載り、なかなか美味いが、ちょっと筋がある。また、ご飯とカツのバランスが悪い。カツの量はそこそこあるが、ご飯があまりにも多いのである。気楽に食べれる店ではあるが、期待をしているとショックである。評価
★★。上司の家で出た料理が美味しかったのに、満腹で遠慮してしまったのも誠に残念である。
7月6日(土): 今日は休出。カツ丼にも休みはなし。
折角の週末であるが、今日は休日出勤する予定。そこで、銀座の泰明庵に行くことにする。住所を頼りに歩き回ると、細い路地の中ほどに看板を発見。メニューを表に出していないので、ちょっと入り辛い。店内を覗き込み、壁に貼っているメニューでカツ丼を確認の上、入店。即、カツ丼を注文。
カツはあっさり煮られ、黄身がトローリと載っている。見た目はイマイチだけど、味はまあまあ満足できる。値段、場所、店の雰囲気を考えると、「使える」店である。また、この店は、そばやてんぷらの世界ではかなり有名な店のようである。奥が深い。評価は★★★★。4つ星以上なので、お店の情報を: 住所:
銀座6−3−14 電話: 03-3571-0840 日祝日休み 11:00〜20:00 土曜
〜15:00.おなかがいっぱいになったので、元気に会社にいって夜まで仕事をする。
7月7日(日): 今日は七夕。でも寂しい別れが......。
この日はママチャリで多摩川沿いをサイクリング。早速、この周辺のカツ丼を食べられるお店を探してみたのだが、ちょっと無さそうなので、世田谷通り沿いに渋谷、そして新宿を目指すことにする。約20分程度走ったところで、とんかつ屋さんを発見。店の名前は「とんかつテッ平」(03−3430−4458)。カツ丼をやっているようなので店に入る。
近所の定食屋さん、という雰囲気の、清潔だけどあまり飾りっけの無い店内。肉は値段(850円)の割りには厚く、ちょこっとジューシー、そして十分に柔らかい。また、ご飯の量がすごい。言い換えれば、カツの量とご飯の量のバランスが悪い。玉子はソフトだけど、半熟ではない。この店も別皿でキャベツが付く。悪い店ではないけど、評価は★★★。
7月8日(月): 最近は,自分のことを「カツ丼依存症」だと思っています。
今日は築地にある、いし辰に行くことにする。注文したのは、普通のカツ丼 900円。上カツ丼もあるせいか、とてもオーソドックスな仕上がり。カツもしっかり煮て、玉子も固め。あまり、自分の好みではないが、食べ始めると味がしっかりしているせいか、ドライブがかかり、あっという間に完食。特に目立ったところはないが、食後はさわやかな気がするくらいである。野球選手で言えば、巨人の二岡といったとこであろうか。評価は★★★。もちろん、二岡の評価ではない。
7月9日(火): だんだん暑くなってきました。でも、不思議とカツ丼が食べたくなる今日この頃です。
そろそろ会社のそばの有名店も食べ尽くし始めたところ。隠れた名店を求め、溜池(赤坂そば)の松屋(03−0583−3269)にいく。あまりにもそば屋然とした店内。でも、意外と居心地良い。
すごいボリュームである。とてもオーソドックスな印象。ソフトな玉子。かなり厚みのある肉。まあまあである。評価★★★。
7月10日(水): 今日は雨が降りしきる。じめじめとした中、やっぱり食べるのはカツ丼!?
今日は虎ノ門の路地を入ったところで、ひっそり店を構える、丸屋本店。カツ丼は800円。
写真も小さめ...。
カツは薄いのにスジがあり、固い。ご飯は汁でビシャビシャ。衣は煮すぎでボロボロと、全くレポートする価値が無い。評価、初めての★。
7月11日(木): ちょっとマンネリ化してきた。そろそろブレーク・スルーと出会いたい。
仕事が一層忙しくなってきた。最近は7時頃カツ丼を食べに外食して、その後会社に戻り仕事をしている。本当は、退社してからリラックスして味わいたいのであるが、お店は待ってくれない。ということで、今日は有楽町で夕飯の後、残業である。あけぼのという名のカツ屋さんは、有楽町交通会館ビルのB1にある。本当は隣にある、キッチン大正軒に入るつもりだったのだが、お客さんいっぱいのあけぼのの店の雰囲気で急遽変更した。
古びたビルの地下街。カウンターだけの、狭く、すすけたような店内。カウンターの内側には、親父さんが2人。まったく期待しないでカツ丼を注文する。
運ばれてきたカツを口に含むと......ウマイ...。肉汁が口の中に広がるのに、肉は柔らかく、筋を感じない。カツは下半分を玉子で煮て、上はカリカリ感が残っている...ウマイ。暫くすると、常連でもなさそうなお客と店員のなごやかな話が始まる。ある意味とても心地よい空気が流れている。女性にはお奨めできないが、私には★★★★。お店がもう少し綺麗であれば、0,5ポイント追加。
住所: 千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 地下1階 電話: 03-3211-3934
7月12日(金): さすがに、ちょっときつくなってきた。...ズボンが。
今日は昨日行ったあけぼのの隣にある店、大正軒に行く。カウンターのみの店内の雰囲気を含め、どことなくあけぼのと似ている。ちょっと疲れ気味の親父さんが、ひとりで切り盛りしているのが、ちょっと場末感を醸しだしている。昨日の店が高得点だったので、あまり期待しないで待っていると、四角いお重で運ばれてきた。蓋が既に開いて、お重の下に置かれているので、なんのための蓋かとちょっと不思議になる。
口の中で肉の旨味が口いっぱいにひろがる。玉子は気持ちソフト。基本的にはオーソドックスなスタイルにもかかわらず、衣はカリカリ感が残っている。味は昨日の店同様、かなり満足できる。ほぼ同じような味わいであるが、あけぼのの方が若干全体のバランスがよく、肉は柔らかく、肉汁は多かったと思う。でも評価は、意外性で★★★★。営業時間: 11:00〜20:30 日祝日休み。小型ながらTVを置いているので、ナイター観戦しながらカツ丼を食べたい人に。 住所: 千代田区有楽町2-10-1-B1 電話:
03-3201-0147
7月13日(土): 今日は休出。こんなに天気が良いというのに...。
晴海・トリトン・スクエアにある、瀬尾サイクルに行って、次に購入するチャリを検討する。やっぱり、ビアンキのママチャリは捨てがたい。値段も6万円なので、お手ごろである。購入の際には、色はビアンキ・ブルーにするが、泥除けはシルバーのものに換えよう、なんて考えながら、いろいろカツ丼の食べられるお店を探しながら歩いていたが、なかなか見つからない。結局、銀座まで来てしまったので、梅林に行くことにする。今日はスペシャルを注文、1600円也。
よくTV番組で取材されるのが、このスペシャル。一度、玉子1個を使って、カツをとじ、火から上げる直前にもう一個玉子を落とすというもの。半熟卵がたまらない。一方、汁の味のほうは、やっぱり甘い。2、3口食べて限界を感じ、帰ろうかと思ったが、結局完食してしまった。食後は変な甘味が口の中に残り、ガムを食べてもなかなか消えない。薄い肉を二枚合わせてあげるのも有名であるが、食感と肉汁という点ではメリットを感じない。恐らく、2度とこの店に来ることはないだろう、カツ丼を食べに...。評価 ★★。
7月14日(日): 今日も休出。こんなに天気が良いというのに...。海にでも行きたい...。その前に、さっぱりしたものを食べたい...。
インターネットでカツ丼の店を検索すると、新宿・南口にとん竹という店があるという。期待して周辺を1時間くらい探し回るが、見つからない。後日、なんとか探し出したが、この日に探した場所とは全く違っていた...。
気を取り直して別の店を歌舞伎町の周辺も含め歩き回るが、適当な店がない。てんぷら屋は多いのに、そして、とんかつ屋さんもそれなりにあるが、玉子とじカツ丼店が無い。増田屋じゃ我慢できない!と2時間近く歩き回ったら、すっかり日焼けしてしまった。カツ丼焼けとでも呼ぶのだろうか...。
結局、ハルクの地下にある、山家というおそば屋さんに入った。ミニそばが付いて850円。全く期待をしていなかったこともあり、評価は普通★★。
7月15日(月): また今日も会社。また今日もカツ丼...。
今日は先日も行ったあけぼので上カツ丼 1300円を注文。前回の評価が高かったため、期待大。一口食べてみると、どうやら肉の質は脂身が少ないくらいで、あまり変わらないようだが、量が多く感じた。一方、今回はご飯が玉になっていたので減点。また、汁が甘く感じたのが意外だった。そのためか、前回よりあげた油(ラード?)の味が口に残り気持ち悪くなった。評価★★★+。
7月16日(火): さすがに、いいかげんカツ丼は飽きてきた...。ほかのものも食べたい...。
インターネットによると、秋葉原にカツがカリカリしたカツ丼を出している店があるという。もろ私の好み。で、会社が終わった後、秋葉原の三笠に向かう。
店に着くと、既に暖簾がしまわれていたが、声を掛けてみると、気持ちよく入店OKとのこと。早速、カツ丼を注文。
そこそこ待って、運ばれてきた。口に運んでビックリ。肉は固いし、衣もボロボロ。汁を吸って、すぐにはがれる。運ばれてくるのがあまりにも早いので、受注後にカツをあげているとは思えない。今回も期待が大きかっただけに、とっても残念。評価★★。
7月17日(水): もう飽きた!と思ったら、いつの間にかもう少しで食べ初めて1ヶ月になる。もうちょっと、頑張ってみよう。
今日はお昼に急に神谷町のはつしまに行くことになった。そのため、デジカメを持参していなかった。注文したのは、上カツ丼
1100円。
お重で出てくるが、基本的には並みと同じ。しかし、肉の質が多少違うようで、ジューシーで柔らかい。上カツ丼になると脂身が減る店もあるので、デブにはうれしいご配慮。量は並みとあまり変わらない。評価
★★★+(プラス)。
7月18日(木): これだけカツ丼食べても、一日何回かカツ丼が食べたくなる。これも相性か?
インターネットによれば、築地にカツ丼のウマイ店があるという。だいたいの場所を確認して、行ってみるが、見つからない。そこで、探している際に見つけたつきじ 満留賀に入ることにした。
すぐに運ばれてきたので、恐らくカツはあげたてではないだろう。よって、衣もサクサクではない。
しかし、料理人の腕が良いのか、肉から衣がはがれようが、とてもよい印象。汁の味付けなのか?半熟の玉子がとても良い感じ。味噌汁の代わりに出されるそばもソコソコ。残念なのはカツの量だけど、築地で800円なら贅沢もいえない。評価
★★★+(プラス)。
7月19日(金): これだけ続くと連続記録を狙ってみようか,という気になってくる。
今日は六本木交差点の東京タワー側の角に店を構える、みのち庵。昨日の店も注文してから出てくるのが早かったが、この店もビックリするくらい、あっという間に運ばれてくる。間違いなく、注文後にカツをあげたとは思えないが、食べてびっくり、不思議とカリカリしている。お店によっては、一度上げておいて、注文が来たところで、もう一度あげる店があると聞いたことがある。
あっ、そういえば、初めてカツの上にグリーンピースが載っている!!! 知り合いの人とカツ丼について話した際、「カツ丼の上に載っているグリーンピースが嫌い!」といっていた。彼の頭の中には、カツ丼の上にはグリーンピースという公式ができあがっているのであろう。でも、実際にこのレポートでこれまで食べた件数を考えると、東京のカツ丼にグリーンピースが載っている確立は3%以下。不思議なものである。
味は濃く、甘めの味付け。トロリとした玉子もなかなか。評価
★★★。でも、この店ではそばを食べよう!
7月20日(土): 久しぶりの休日。天気も良さそうなので、久しぶりに林道に行ってきました。
悲しいことに、もはや伊豆の林道のほとんどは、入り口をパイプでふさがれ進入不可能、または営林署が発見したら、警察に届けるという。全く、ふざけている。ピザ屋さんの高橋さんには申し訳ないのだが、もはや伊豆の林道に行くことはまずないだろう。
ということで、富士山周辺に行くことにして、まずは沼津で東名を降りて、愛鷹林道で体慣らし。ところが、連日の雨と、4WD車両の走行のため、路面はグチャグチャ。幸い、4WDの人たちのマナーが良かったので、何度も道を譲ってもらったが、霧が出てきて景色が全く見えなかったこともあり、不満は残る。
そこで、愛鷹林道を走行後、須津川上流から始まる林道に入る。しかしこの林道、もちろん以前何度も走ったことがあるのだか、要は生活林道。距離は20km近くあるのだが、あまり面白くは無い。霧がドンドン深くなってきたので、結局、山を降りることにした。このまま富士山に行っても、霧で全く面白くないと判断したためである。
またまた泥だらけ
下に下りてから、富士、沼津、三島エリアでカツ丼が食べられる店を探すが、なかなか見つからない。散々走り回って、Give Up。和風レストランや、チェーン店風のとんかつ屋さんはいくらでもあるのだが、店の前にメニューを出している店は少なく、2〜3時間探したのであるが、ダメだった。
結局、東名に入り、足柄SAに入ってみる。そういえば、昨年この手前の追い越し車線を120km/hでこのバイクで走っているときに、いきなり後輪がロックしたことがある。クラッチを切っても、ロックしたまま。もちろん、びっくりしたが、後輪がぐらつく感じが砂場を走っている感覚と近かったので、中腰になり後輪過重でなんとか路側帯に逃げることができた。
走行車線を振り返ってみたら、追越車線から路側帯まで、真っ直ぐにブラック・マークができていた。タイヤが新品で、かつ耐久性の高い(ゴムの固い)ピレリのMT21を履いていたから、助かったのかもしれない。でも当然フラット・ボトムができてしまった。
あとで修理に出すと、キャブの調子が悪くて、ガソリンが完全に燃焼せずに、ミッションに入り、そのガソリンが燃える際にミッション・オイルを燃やして、オイルが燃え尽き、ミッションが焼きついたとのこと。修理やレッカーで35万円位かかってしまった。とほほっ......。
話をカツ丼に戻します。。。ここのSAは森永(すなわち森永レストランである)が運営しているようだ。どうやらカツ丼はテーク・アウトコーナーでしか食べられないようなので、全く期待なしに注文。
ラーメンでも良くある話しではあるが、これが結構食べられる。評価は
★★★。写真の通り、肉は厚めで、それほど固くも無い。ちょっと汁の甘味が気になるが、650円であれば、満足できる。
一方、今日の走りには全く満足できない。不完全燃焼である。
7月21日(日): 今日も天気が良い。友人が始めたNPOに参加した後、夕方からチャリで外出。
下北沢のかつ良にチャリで行く。この店は、よくTVで取り上げられる店である。店に着くと、メニューには「カツ丼(柳川風)」とある。カツ丼なのに、柳川風とはどういうこと?と、思いながら、カツ丼を注文。運ばれてきてびっくり。
単にカツ煮定食であった。サギ!?
この店の特徴は、ご飯を白米と、しそご飯が選べること。あまり合わないかもしれないが、せっかくなので写真にも写っている、しそご飯をお願いする。食べてみてびっくり、意外と合う。ジューシーなのに柔らかい肉は究極。ちょっと汁が甘いのが残念。一方、あさりの味噌汁はウマイ!評価は
★★★+。
できることなら、この肉を使って、さらっと仕上げた玉子とじカツ丼を食べてきたい!夢のような話...?
7月22日(月): これだけ続くと連続記録を狙ってみようか,という気になってくる。
インターネットで検索していると、渋谷に蓬莱亭(ほうらいてい)という店があり、この店のカツ丼が、「どっちの料理ショー」でも取材されたことがあるという。早速、行ってみることにする。
駅のバス乗り場から歩いて0分の地下に店を構えるが、店内はとっても落ち着いた雰囲気。
写真ではあまり良く分からないが、見た目は悪くないし、なかなかの味。
運ばれてきて、口に運ぶと...ウマイ!平たい器で出されるので、見た目のボリューム感はないが、食べてみると十分の量。汁は甘過ぎず、濃過ぎず。肉も柔らかい。一方、煮込みすぎの感あり。また、横にも包丁が入るので、カツは細切れ上になる。がっつくとご飯と自然と混ざり、なんだか個々が主張しないので、味が分かりにくくなる。思わず、また、がっついてしまう。
ただ、この味、この店内、そしてこの値段、900円なら納得。評価
★★★★+。住所: 渋谷区渋谷2-22-11 フランセ奥野ビルB1 休みなし、夜は〜21:00。
7月23日(火): 仕事が一層忙しくなってきた。晩飯とはいえ、会社を抜け出すことも段々難しくなってきた。
またまた、インターネットによると、築地に天六というカツ丼で有名な店があるという。早速、「いざ築地」である。
築地に到着後、お店を発見。でも、カツ丼の文字がどこにも無い。お店の人に確認すると、なんとてんぷら専門店になり、カツ丼はやっていないとのこと。とほほっ......。
ここでくじける私ではない、地下鉄を乗り継ぎ、原宿に到着。昨夜行った、蓬莱亭と同じように、「どっちの料理ショー」でも紹介されている、福よしに向かう、が、なかなか見つからない。散々歩き回って、汗だくになったころ、やっと細い路地で福よしを発見。早速、店に入り、カツ丼を注文。夜9時までやっているのは、会社員系カツ丼ファンにはありがたい。店内は場所柄か、とっても落ち着いて、居心地が良い。
8月だけに、まるでひまわりのようだ。
カツをじっくり煮て、周りをソフトな玉子で囲む、珍しいタイプ。肉はリブロースを使っているということで、いつもとは若干異なる食感。ただ、汁が極めて甘い。この甘さは、梅林以上かもしれない。さらに,汁の量も多い。歯が浮きそうだ。
私が写真を撮ったのを見ていた、ご主人(または店長?)と思われる人が、気楽に声を掛けてくれる。なんでも、この店は、他のおそば屋さんのカツ丼とは違い、正油とみりんしか使わないとのことであった。いろいろ話していると、「とんかつは豚ロース」、「脂は豚が最高」などと話が盛り上がる。より高い金額でヒレを出しているというのに...。
このお店は、私の味の好みとかでは語りたくない、とても気持ち良い店である。場所も良く、店内も落ち着き、清潔である。値段も1050円は決して高く感じない。お店の人も対応が良い、というより、とんかつをお客さんに出すのが楽しくてしょうがない、というような雰囲気を醸しだしている。甘めの味付けさえ合えば、★★★★以上かもしれない。でも、店長、ごめんなさい。評価は
★★★です。ちなみに、住所は : 神宮前4-28-24 電話:
03-3470-5529 休み: 日曜日 11:00〜15:00 17:00〜21:00。
7月24日(水): 暑い!忙しい!のに夏バテしないのは、カツ丼のお陰...?
今日はあまりに忙しく、遠出ができない。よって、底辺を見る意味でも、ゆで太郎に入ってみる。値段は、ヤッパリの500円。
そして、味もヤッパリの500円であった。評価 ★。
7月25日(木): いい加減に飽きてきた一方、ここまで来たら、いけるところまで行ってみるという開き直り?
先日行った、ライト・カツ丼のむさしのが気になり、行ってみることにした。やはり先日の印象通り、上品で、ライトな上げ方、味付け。やっぱり悪くない(写真は6月25日参照)。評価は前回同様
★★★★。
7月26日(金): ラーメンもそうだけど、一回行っただけでその店の判断するのは危険である。今日は梅林。
会議のために、お昼に行きそびれた。お昼のピークを過ぎたはずなので、西新橋の燕楽に行くことにする。注文したのは、普通のカツ丼。前回はツユダク状態だったので、勇気を絞って、「汁少なめ」をお願いする。出されたカツ丼は、汁の量は許容範囲だけど、やはり汁の味が甘い。先日の福よしや梅林など、有名なとんかつ屋さん系のカツ丼はかなり甘目という傾向がありそうだ。ヒレ丼の評価も考慮して、評価は半ランク・ダウンの
★★★+。
7月27日(土): 今週も休出。体力と気力はまだ大丈夫だけど、視力が...。スマイル40(目薬)もいまひとつ効かない。
7月の最後の週末。インターネットで発見した、銀座にある、「遊食菜彩 いちにいさん」に行く。場所が銀座の首都高速下の地下ということもあり、あまり期待せずに入店。店の雰囲気は、なかなか上質で悪くない。サービス料など、請求されないか、ちょっと心配になるくらい。早速、カツ丼を注文。880円也。入店してから気が付いたのだが、この店は鹿児島産の黒豚を使っているという。
上にかかっている玉子が生過ぎるし、量も多すぎる。肉もあげ過ぎ。脂がみんな落ちて、固くなってしまっている。味自体は決して悪くない。そこで、後日もう一度来てみることにした。今日の評価は
★★★★。ちょっと、この評価は高めではあるが、次回の来店に対する期待も大きく、逆に言えば、カツのあげ具合を除けば、基本的には満足であったからである(8月9日を参照ください)。また、夜の人気の店なので、カツ丼を味わうのであれば、お昼間に入店することをお奨めします。
7月28日(日): 今週も休出。といっても、朝から晩までというわけではないけどね...。
出勤する前に、チャリで渋谷駅前の蓬莱亭にいくことにする。真夏の日差しの下、チャリに乗ったので、汗だくになってしまったが、そのまま店内に入る。エアコンが効いているので、ひんやりとするが、店内はお客さんの数も少なく、スペースもゆとりを持っているので、恐縮するようなことは無い。前回はロースカツ丼を注文したので、今回はヒレカツ丼を注文。
ロースカツ丼と同じような印象。味もボリュームも文句のつけどころがないのだけれど、なぜか印象が薄い。思わず、がっついてしまうせいかもしれない。気が付けば、完食している。ただ、カツ丼としてはロースのほうが自分の好み。肉の味がする。
まあ、どちらにしても、この店はお奨めです。何度もいいますが、アクセスは良いし、営業も休みも無しの午後9時まで。味も値段も言うこと無し。後2、3回は来てみよう、更なる発見があるかもしれない。評価
★★★★+。お店の情報は7月22日を参照ください。
7月29日(月): また月曜日。また今日もカツ丼を食べるのだろう...。マンネリです。ところで、「マンネリ」は何語??
今日は神谷町のはつしまに行く。上カツ丼にするか、並にするか悩む。私の中では、ここの並カツ丼は、刑事ドラマの取調べ中に、刑事が犯人に出すカツ丼にイメージがとても近い(写真は7月3日参照)。そのカツ丼を食べながら、その犯人は「刑事さん、私がやりました...。」といって、うつむきながら号泣するのである...。
でも、やっぱり上カツ丼を注文。肉の質が違うからね。味は、前回ほどの驚きは無いけれど、期待を裏切らない。脂身十分の柔らかい肉に、甘くも無く、塩っぱくもなく、ちょうど良い味付け。上カツだけは、注文を受けた後にカツをあげているようである。評価は前回と同じ、★★★+。
7月30日(火): そういえば、最近ラーメンを食べていない。ラーメン中毒じゃなかったみたいです。
今日も仕事が忙しいので、夕方職場を抜け出して、銀座の勝兵衛に行く。前回はロースカツ丼だったので、今日はロースカツ丼を注文。
使っている肉は脂身を感じる、ジューシーなもの。味は悪くないけれど、肉とご飯のバランスが悪い。後は、とくにレポートするようなところはなく、普通に完食してしまった。場所と値段を考慮して、評価は前回と同じ、★★★。
7月31日(水): やっと7月も終わる。思えば長い1ヶ月でした...(涙)。
時にはチェーン店のレベルを確認するのも必要である。今日は初めて全国チェーンのお店、愛宕ヒルズ内にある和幸に入る。当然、カツ丼があるものと店内に入ると、なんとカツ鍋御膳しかないという。仕方ないので、ロースで注文。1280円。チェーン店のランチ・メニューとしては、ちょっと高め。
グツグツと固形燃料を使ってまで煮込んでいるが、サクサクの衣が一般的には好まれているので、これは逆効果なのではないかと思う。肉も煮込みにより、脂身が落ちきっている。完全にカツ煮である。鍋のようなものと考えれば良いのだろうか...。
しかし、今回のテーマはカツ丼であり、カツ煮ではない。そこで、苦肉の策として、カツ煮をご飯の上に盛り、ミニ・カツ丼を作る。しかし、形としては、カツ丼ぽいけど、肉を煮込んでいるせいか、何の美味さも感じない。やっぱり、カツ丼がとんかつ屋さんから邪道に見えるのであれば、カツ煮はそれ以上に「悪いところ取り」だと思う。なんのメリットもないと思う。評価
★★(普通です)。
というわけで、今月は記録的な猛暑にもかかわらず、毎日元気にカツ丼をいただくことができました。お陰で、今のところ夏バテ知らずです。一方、カツ丼で有名なところは一通り行ってしまったので、毎日情報収集が大変です。どなたかカツ丼の美味しい店の情報をお願いします。
<To Be Continued なのかなあ...。>
一言コメント: これだけカツ丼を食べつづけると、さすがに体が前後方向に大きくなってきた。でも、不思議なことに、ズボンのサイズも、ベルトの位置も変わらない。どうやら、贅肉がベルトの上にオーバー・ハングしているようである。情けない...。