カツ丼ファイター その後 2002 4Q 最近ではラーメンとカツ丼をバランス良く食べています。
10月以降は新規店、または、これまで入店した店になにかニュースがあった時のみレポートすることにします。
★★:普通です ★★★:ちょっと覚えておいてください ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
10月6日(日):とりあえず、連続記録も終わってしまったし、いろいろなカツ丼にチャレンジすることにします。
以前から、新宿・伊勢丹そばに王ろじという店があるのは知っていた。なぜ入らなかったかというと、メニューをチェックしたら、玉子とじのカツ丼がなかったから。玉子とじカツ丼にこだわるのもよいけど、カツ丼ファイター(略してK−1ファイター)としての成長のために入店。メニューに載っていた、デミグラ・カツ丼に挑戦!
と思って、注文をしたところ、通じない。なんと、写真に写っているカツ丼はカレーがかかっているとのことだった。カツカレー丼。ベタである。カツ自体は衣がカリカリしていて美味だけど、カツの形と切り方が気に入らない。カレーは恐らくいろいろなものを煮込んで出した味だと思うが、これもイマ2つ、粉っぽい、そば屋風。ご飯はビショビショ。これはカツ丼の延長線より、カツカレーが丼に盛られていると考えたほうが良さそうだ。よって評価は
★★★。ビックリしたのは味ではなく、器。写真に出ている丼と受け皿は一体物。
10月14日(祭): このシリーズ初めての北千住です。歩いてみると、カツ丼をやっている店が結構ありそうです。
北千住といえば、ちゃきちゃきの下町である。カツ丼も下町のジャック・フードだろう。入ったのはつくしという店。実は知り合いの実家である。幸か不幸か面は割れていないので、内緒でガサイレとなった。注文したのは、もちろんロースカツ丼900円。
ちなみに、この店のお奨めは焼かつという料理で、なんでも豚肉をソテーして、焦げ目をつけた後、オーブンで蒸し焼きにしたものらしい。味が付いていない、できたてのチャーシュウのようなものなのだろうか。美味そうである。
で、カツ丼の味は、下町らしく、お婆ちゃんが作ったような感じ。肉は柔らかいが、ロースなのに脂身が少ない。デブヤ系にはちょっと不満である(SPFポークらしい)。表もカリカリ感はなく、じっくり煮込みましたという感じで、はがれやすい。評価 ★★+。ごめん...。
10月19日(土): 最近は無理して毎日カツ丼を食べていないので、逆に良い距離感を持って検証できています。
飯田橋の広川に試しに行ってみると(土・日休み?)、店主が旅行中のケガのため暫くお休みするとのこと。そこで、青山にある、三河屋に行ってみるが、この日もお休み。というか、このお店は閉店してしまったようで、その後何度もチェックしたが、いつもお休みである。
そこで、青山通りと骨董通りがぶつかる交差点そばにある、志味津に入ってみた。地下1階にあるので、階段を降りていくと、なんだか客の入っていないカラオケ・スナックが並んでいるような雰囲気。中に入ると、ちょっと小汚い喫茶店風の店内。カツ丼700円を注文。先ほど、広川が閉まっていたため、びぜん亭でラーメンを食べてしまったので、完食できるか心配。
ちょっと待たされたが、暫くして運ばれてきた。玉子は半生でかかり、衣もそこそこにカリカリしている。肉は薄いが、ジューシー。店内は穴倉感があり、あまり食事をする雰囲気ではないが、値段を考慮して、評価
★★★+。これなら、学生さんでも文句は出ないと思います。
注意! 志味津は青山通りの同じがわに、ちょっと距離をおいて2軒あるので、万が一、待ち合わせをする場合には注意してください。
10月21日(月): だんだん寒くなってきました。最近あまりラーメンを食べていなかったので、また食べ始めよっかな。
インターネットで、日比谷ガード下にとんかつ繁という店があるのを発見。早速行ってみることにする。
カツ丼950円。なんとこのオヤジ、たまたまカツ丼の注文が3つ入ったら、3つまとめてフライパンで作り出した!ダイナミック!煮終り、カツを器に移したら、今度はフライパンに正油(?)を引き、焦がしてカツにかけた。残った煮汁を焦がして上からかける店は何軒か見たけど、フライパンを使う店は初めて。
肉はそこそこ柔らかく、悪くないけど、店はいわゆるガード下然しているし、味噌汁しか付かないし、蓬莱亭などと比べると、950円は高い。でも、その割りにお客さんが多いのは不思議。評価
★★★。
10月24日(木): なんだかんだで、毎日のようにカツ丼かラーメンを食べる日々が続いています。
今日は増田屋に向かう。なんだ、増田屋か、と思うなかれ。青山・表参道にある増田屋は外観も店内もとってもゴージャスなのである。といっても、地方の和風ファミレスレベルではあるけど...。店内に入り、早速カツ丼1200円を注文。値段もちょっと高め。
味噌汁でなく、そばが付いてくるのは、そば屋のこだわり、それとも意地?器やトレイが新しいので、まずは好印象。したがって、味のほうも期待してしまうが、残念ながら、肉も薄く、固く、筋張っている。味付けはそば屋らしく違和感はないが、薄い衣を煮込んでいるので、カリカリ感など全くない。ただ、普通のおそば屋さんのようなせわしい感じはないので、女性2人が小1時間くらい立ち寄るには良いかもしれない。よって評価は
★★★。もちろん、マニアとしては不満が残る。
10月26日(土): 最近の休日は、昼がラーメン、夜がカツ丼。慣れるとそんなに抵抗感はありません。
渋谷センター街を歩いていると、意外なところにおそば屋さんを発見。カツ丼もやっているようだ。早速入店。渋谷・更科。地下にあるのに、あまり店内に閉塞感はない。カツ丼950円。
器は小振りだが、肉は厚く、食べ応えがある。少し筋があり、衣もカリカリしていないのは残念。おそば屋さんらしい味付けは悪くない。カツをラードであげてないので、あっさりしている。この辺りは好みが分かれるところ。この場所で、店内もまあまあ、金額もそこそこなので、評価
★★★+。
10月27日(日): 最近の休日は、昼がラーメン、夜がカツ丼。慣れるとそんなに抵抗感はありません、といったけど、店選びに失敗するとキツイ。
昼間は町谷の勢得でつけ麺を満喫。この店は90点クラスである。値段も安いし、後味も悪くない。
こうなると、晩飯はカツ丼となるのだが、以前から気になっていた、上野にあるおそば屋さんに行ってみることにした。店内に入り、カツ丼を注文して、運ばれてきたところで、箸袋を見てビックリ。この店は以前入店し、あまりのひどさに仰天した、あの栄屋だったのである。
しかし、半生でかかる玉子の印象は前回と異なる。ちょっと、美味そうである。で、口に運んでみると...。肉が厚い反面、固く筋張っているのは前回と同じ。煮汁を多く使って煮ているようなので、ご飯はビシャビシャしている。評価
★★。
10月31日(木): ついこの間、カツ丼を食べているので、夏バテ知らず!なんて書いていたと思ったら、もう冬の足跡が...。カツ丼で風邪知らず!
新橋を歩いている時に、また1軒発見してしまった。名前は満留賀というおそば屋さんである。カツ丼900円。ちなみに、上は1400円。
ボリュームは少なめ。さらにご飯は汁ダク状態。でも全体的には悪くない。はつしまなみ。残念ながら、お肉は薄いが、あげたてのカツはカリカリ。味付けは甘くて、濃い。評価
★★★+。今度は上カツ丼だ!
11月2日(土): 早いもので、11月になりました。ラーメンも一番美味しい時期なので、カツ丼がちょっとお休み気味ですみません。
神奈川県平塚市にラーメンを食べに行った帰り、カツ丼をやっているお店を発見したので、悩まず入店。店名は椋の木というとんかつ屋さん。値段は忘れたが、確か千円前後だったと記憶している。
あまり期待せずに、口に運ぶと...ウマイ...。なんといっても肉が柔らかい。柔らかすぎて、歯応えがあまりない。肉が柔らかすぎるのも問題があると、初めて知った。味付けやご飯も文句なし。評価
★★★★。場所は駅から歩いて10分強の八軒通りの北側にある。ちょっと説明が難しいので、詳しくは、Tel: 0463−35−3454
にお願いします。
11月3日(日): 久しぶりに林道に向かいました。その前には当然、腹ごしらえをしなくては...。
今日はとっても天気がよい。林道に気楽に行くには、今日あたりが最後の日になるだろう。12月に入ったら、冬用ウエア&グローブを出さなくてはいけないし、段々億劫になってくる...。
一方、NAVI(二玄社)によれば、静岡県由比町では桜海老丼が有名だとのこと。以前から気になっていたエリアだったこともあり、カツ丼の裾野を広げて、丼物をテーマに早速ガサイレをすることにした。しかしながら、いざ行く段になると、NAVIから切り抜いておいたページが見つからない...。かなり真剣に探しても見つからないので、仕方なく現地に向かうことにした。
とりあえず、由比に着いたので、交番でガサイレ(?)。やはり、あまり下調べをしないで来る人が多いようで、お巡りさんからトヨタのTQMの発表のようにそつのない、流れるような説明をいただき、恐縮です。ここは観光案内所じゃないんだよ、なんて素振りは全く見せず、最終的には3軒の場所と名前を教えていただく。感謝。
で、単に名前の響きで、井筒屋に決定。長年の経験か、このエリアでも老舗を選んでしまったようで、番号札を持って順番待ち。写真を見ての通り、とても天気がよく、日焼けしそうなくらい日差しが強かった。
30分くらい待った後、番号を呼ばれ、店内に。メニューを見て愕然。桜海老丼はメニューに載っていなかった...。半分意識を失いながら、確か井筒定食を注文した気がする。値段は1400円くらいだったと思う。
やっぱり、丼物ではない。でも、折角だから、レポートします。メインの桜海老の天ぷらは、上がサクサクで、底の部分が油が残って、ちょっとしっとりというより、ネチョッとした感じ。お吸い物はハマグリだと思うのだけど、わたしにゃどうでもよい。というわけで、ハズシです。
桜海老丼を出しているお店がないわけではなく、お巡りさんに教えていただいた3軒の中にも、井筒屋のそば(川沿い)のお店では桜海老丼を出していました。次回チャレンジ!
気分を取り直して、林道の部に。今日は剣技大洞林道へ。でも、こちらも地図を忘れ、かすかな記憶で走ることに...。山梨県に入り、陸の駅 とみざわを左に曲がった先から林道が始まると記憶していたので、とりあえず入ってみると、林道を発見!林道に入ってすぐのところに小川を発見したので撮影。
右手に治水処理がされていて残念だけど、紅葉前の緑がとてもきれいで感激!したのも束の間。なんとすぐに行き止まり。どうやら道を間違えたらしい。引き返すが、今度は給油をするのを忘れたことに気が付いた。なんだか、今日1日とても集中力に欠けていると実感したので、事故が怖いので帰路に着くことにした。なんとか無事故で帰宅できたので、今日はヨシとしよう!
11月4日(祭): 行って参りました、ジャイアンツの優勝祝賀パレード。今までちょっと冷めた目で見ていたけど、実際行ってみると悪くない。松井、来年もガンバレ!
パレードが終わり、門前仲町のつかさというとんかつ屋さんに向かうことにした。駅を降りてから5分位歩いたところでお店を発見。店構え&店内は予想と全くことなり、1杯飲み屋風。店員は2人のオバチャン。カツ丼は1000円で、ロースとヒレを選べる。
丼というより、大きめのお茶碗といった感じの器。玉子は半生でとろとろとしている。味付けは甘めだけど、なんとか食べられる範囲。あげたてのカツはサクサク感がある。評価は量が少ないので、★★★+。
11月8日(金): 久しぶりに風邪気味である。最近カツ丼を食べる機会が減っているからであろう(断定)。反省し、気合を入れなおす、今日このごろです。
インターネットで発見した、目黒にある大宝というお店に行ってみる。お店に入り、メニューを見ると、カツ丼はヒレだけである。残念。でもだめもとで聞いてみたら、ロースで作ってくれた!ウレピー!値段は税抜きで1400円。
「はい、カツ丼です!」といわれてビックリ!目の前に黒い円柱形のものをオヤジさんが差し出している...。これはなに......と思って受け取ってみても、まだ、理解できない。私が注文したのはカツ丼。一度テーブルの上に置き、恐る恐るその円柱形の上部だけを持ち上げると、円柱が上下で分かれ、カツ煮が現れた。上の薄いふたを取ると、そこにはご飯が。要は丸くて、黒いお重だったのだ。
しかし、私が頼んだのはカツ丼、出てきたのはカツ煮。しかもカツが汁の上を泳いでいる(汁が多い)。なんとも不思議。肉は柔らかいが、動揺のあまり、味わって食べることができなかった。ただ、後味が良くなかったので、2度と(カツ煮を食べに)行くことはないだろう。★★+。
11月9日(土): 最近太りだして気が付くことがある。これまで痩せている時はあまり気にもならなかったことである...。(つづく)
先日、浅草をチャリンコでカツ丼屋を探し求めている時に発見した、夏の家というとっても詩的な名前のお店に行ってみた。しかし、店内は浅草らしく、浅草寺や競馬(ウインズ浅草)帰りの家族やジジイで変に賑わう、とても庶民的(ネガティブ)。カツ丼は900円。ランチタイムならしらすおろし付き。
衣はカリカリとして香ばしい。その上にかかる、玉子はかなり生でフワフワ。味付けも甘すぎず、塩っぱ過ぎず、私好み。残念なのは少し固く、薄いお肉。でも、耳の部分はとってもジューシーで、ドライブ感がある。首都高速を全開で走っているような、スケール感とスピード感。なんのこっちゃ。評価
★★★+。他の店と違った意味で残念(もう少し素材がよければ...)。場所は花やしき通りの先、ウインズ浅草前。
11月13日(水): デブになって気が付いたこと。地下鉄などの長いすに、ご親切に設計上の定員分凸凹がある。でも、カツ丼好きが座ったら、絶対定員分なんて座れない。体形に対する差別である。
行ってみてビックリだったのが、JR高円寺駅そばにある薔薇亭(ローズ亭と呼ぶらしい)。まず、お店のそばに来ていても、店の前にいることに気が付かず、通り過ぎてしまう。まさか、カツ丼を出すお店がこんな外観とは思わない。
で、店内に入ると、もっとユニーク。田舎のファンシーショップか秘宝館といった感じ。そして故大谷正子さんのような衣装のオバチャン。とにかくよくしゃべる。食事に来た人には悪夢、イベント・ハウスと思って来た人には期待通り。とてもゆっくり味わう雰囲気ではない。いろいろと注文やウンチクがうるさいのだ。
カツは肉は厚いが固く、味付けは普通(そんなコメントあるか!)。評価はいろいろな意味も含めて
★★★。話題性は十分。ラーメンの世界にもいるけど、こういう人たちの存在は意外に重要だったりする。
11月16日(土): だいたい、今の電車の設計に使っている人体スケールは何10年前の物を使っているのか?または何パーセンタイルで設計されているのか?誰が決めているのか?体がデカイのはいけないことなのか!?
デブの叫びです。
銀座インズ地下にあるいちにいさんというお店は以前レポートしたが、どうやら有楽町にもう1軒あるようである。チェーン店とはいえ、要調査である。場所は有楽町から新橋方向に歩いて、晴海通りを渡ったところにある、鹿児島物産のビルの2F。早速カツ丼を注文。店内はインズの店に比べてファミレス感が強いが、こちらは自然光が入るので、爽やかな感じがする。
カメラを忘れたために、写真はインズ店のもの 見ためもちょっと異なる
味のほうは...?信じられないことだが、カツのあげかた(火の通り)が違い、印象は全く別。無茶苦茶ジューシーなのである。これまで2回いったインズの方は、脂が落ちて、カリカリで固くなっていた。玉子は相変わらず生同然。レンゲもついてくるので、外人さん(箸をうまく使えない人)でもOK。でも味が濃いのはレシピ?
★★★★+に昇格!
11月17日(日): (つづき) そういう意味では、デブは関係ないけど、180cm超の私が地下鉄の銀座駅の改札付近を歩いていると、頭を本当にぶつけそうで、普通に歩けない。
以前、新丸子に住んでいた時に、ぶらっと入ったお店でカツ丼を注文し、運ばれて来た物を見て、ビックリしたために言葉を失ってしまったことがある。始めて見たソース・カツ丼である。懐かしくなって、新丸子に行ってみたら、日曜日はお休みのようである。仕方ないので、お隣にある、竹家というおそば屋さんに入った。カツ丼850円。
見ためは普通ですが...。
肉は厚く、赤みが残る。味付けは濃く、塩っぱい。と書くと、あまりおいしそうだと思われないかも知れないが、おそば屋さんではピカイチ!。量があまり多くないため、あっという間に完食してしまった。恐らく、ラードを使っていないため、カリカリ感がないのが残念だが、仕方ない。おそば屋さんでラードで揚げ物をする店などあまり聞いたことがない。評価
★★★★。住所: 川崎市中原区新丸子東1-831 電話:
044-411-3554
先ほど書いたが、私は新丸子に以前住んでいた。その時、毎日のようにお世話になったのが、宝珍楼。店は汚いけど、味はなかなかで、ボリュームがあり、安かった。その宝珍楼がなんと店舗を建て直し、ご覧の通りの、ちょっとおしゃれな中華屋さんになっていたのだ!当時は部活帰りの学生が来るような店だったが、今は女子大生やOLが一人でも入れるような感じである。MY ビックリでした。
11月23日(土): (つづき) 身長180cmは日本人男性では90パーセンタイルくらいなので、ざっくり少数派の10%だけど、アメリカでは確か55パーセンタイルくらい。地下鉄銀座駅を使用するアメリカ人の半分弱の人が閉鎖感を感じていることになる。
インターネットは当てにならない...時が多い。秋葉原の駅そば、秋葉原デパートの中に伊呂波という店があるという。よく紹介されているので、ちょっと期待して行ってみると、3流デパートの地下のグルメコーナー(ベタである)にあるような店。とりあえず、カツ丼480円を注文。
カツを含め上物は値段を考えれば納得できる。しかし、ご飯がベチャベチャで、お腹が空いているのに、半分くらい残してしまった。仕方ないので、反対側にあるお好み焼き屋さんに入ってしまった。その位不味かった...。評価 ★。
11月24日(日): (つづき) でも、この前に行った、パリにある、アラブ世界研究所(最近の建物です)の天井もすごく低かった。天井が低いのは、文化(民族的な価値観)なのか...。
あまり人通りはないけれど、白金の四ノ橋そばに更科がある。あまり期待できそうもないのだけれど、とりあえず入店。試しに上カツ丼を注文、1300円。ちなみに並は730円。並はなかなかお手頃な値段。
折角の上カツ丼なのに、薄くて固い肉。両端しかまともに食べられない。これが上なら、並はどうなのか...。と、一瞬思うが、多分2度と来ることはないだろう。ところで、これがなんで上なのだろう。素材的には玉子を2個使い、煮ながらと、仕上げのタイミングで使っている位。価格差はどうなっているのか?でも、それも確認するために来ることはないだろう...。評価
★。
12月8日(日): (つづき) 今度コルビュジェに会ったら聞いてみよう...(ジャン・ヌーヴェルでもいいか)。
浅草でカツ丼を求め徘徊していた時に発見したフジ家に行ってみた。場所は雷門の左側を浅草寺方向に入り、最初の大き目の路地を左に曲がってすぐのところにある。店内に入ると、ウナギの寝床のようなお店で、カウンターだけのようである。とりあえず、カツ丼の並を注文。800円。
カツはあげたてで、見ためは美味しそう。肉は薄く、ちょっと固めだが、雷門のそばで800円だから仕方ない?味付けは濃いめだけど、モチモチのご飯とよく合う。今度は1300円の上カツ丼を注文しよう!
評価 ★★★+。
夜は白楽の家系ラーメンの店 力(ちから)に行ってみたが、イマイチだったので、六角家に向かう。が、店内の行列が外にまで続いている。と、思った瞬間に、六角家の2階にとんかつ屋さんがあるのを発見!とんくうというらしい。普通のカツ丼もやっているようだが、味噌カツのお店らしいので、ここでチャレンジ!ねぎ味噌カツ丼1000円を注文。
見ためには味噌よりソースという感じ。玉子とじに慣れた目にはコールタールのようで、異様に映る。この店は味噌にこだわりがあり、なんでも「味噌かつの味噌は足掛け3年もの間天然熟成させた岡崎八丁味噌を主に多種の味噌をブレンドし、長時間煮込んで7日間位、寝かせてからお出しします」とのこと。使っている肉は九州宮崎産直のスカイポークのみ使用とのこと。さらに、無漂白の特注生パン粉と純生植物油を使っている、ということでウンチクだらけである。
早速、口に運んでみると......ウマイかもしれない...。まず肉が厚く、柔らかい。衣もカリカリしている。味付けがちょっと濃いのが難点。味噌カツ丼デビューという高揚感があったかもしれない。なんか幸せ...という状態が1/3くらい食べ終わるまで続き、やがて味の濃さ、甘さが気になり出す。しかし、この味噌の一番の特徴/印象は「苦味」である。甘苦いのである。残り1/3になると、味に飽きてしまい、逆に味噌のかかっていないカツに、レモンをかけて食べたくなってくる。
味噌カツ丼はあまり食べたことがないので、点は参考までに述べるが、近いうちにもう一度普通の(かどうかはこの店では分からないが)カツ丼を食べに来たい。 評価
★★★+。でも、久しぶりにカツ丼で熱く語ってしまった...。
12月15日(日): (つづき) いい方を換えれば、身体のスケール化(モジュール化)というのは、統計的バックグランドを持つ差別だということをコルビュジェは気が付いていたのであろうか...。
ちょうど1週間前に行ったフジ家にもう一度行ってみた。並がなかなかのものだったので、是非上カツ丼(1300円)を確認したい。
この店のご飯はモチモチとしていて、濃いめの煮汁とよく合う。水分の少ないパサパサのご飯のほうが、煮汁によく合うという人もいる。これは単に好みの問題だろう。
一方、肉のほうは上なのに案外薄く(少なく)、肉質もパサついている。トータルで見ると、味的には悪くないが、1300円という値段はちょっと高い。観光地としても、1000円くらいが妥当だと思う。また、濃いめの味付けのためだと思われるが、後味が悪く、舌がピリピリする。評価
★★★+。並と同じ。
横浜・元住吉にある、ブレーメン通り(全く、ベタな名前である この名前を近隣の住人が誇らしげなのが、傍から見ると憐れである)をちょっと歩き、左に曲がったところの右側につづみ庵というそば屋さんがある。メニューを見ると、カツ丼があるようなので、入ってみることにする。カツ丼1000円(税込み)。
値段はちょっとだけ高めだが、出されて納得。すごいボリュームなのだ!他の店なら十分に大盛りサイズ。というより、2杯分あるかもしれない。カツはカリカリで、端の脂の部分が口の中でとろける。たくわんに負けてしまうくらい、味付けは薄いが、濃いよりは体にもよい。評価
★★★★。もう少し、赤身の部分に脂が載っていたら...。普段は夜8時半までやっているようです。 住所: 川崎市中原区木月1-30-5 電話: 044-411-2053
12月22日(日): (つづき) 電車のシートの窪み以外では、最近のシャツのLサイズ。丸井なんかで売っているシャツはLサイズでも胸周りは昔のM。USのサイズでいうなら、Sだと思う。胸周りがきついと、よりお腹の出っ張りが目立つ。
先々週に行った、東白楽のとんくうは、行った後に頭に残る店である。今日は普通の(?)カツ丼にトライ!900円。
カツは相変わらずサクサクで、半生の玉子と絡み、絶妙のハーモニー。この店はご飯もおいしいので、喜びは倍増する。一方、折角のご飯も汁ダク状態では台無し。結果的には、期待以上のデキに満足。評価
★★★★。
12月23日(祭): もうすぐクリスマスである。いやな季節である。いっしょにいるべき人がいる時も、いない時も...。人と同じことをするのが大嫌いなのである。ところで、クリスマスは本当はキリストの誕生日でなくて、聖バレンタインデイのように商業ベース(?)で決められたということを知っていた?
昨日とんくうでロースのカツ丼を食べた時、メニューをよく見ると、ヒレかつ重がある。きょうはそのヒレかつ重を注文。1300円。昨日、汁ダクで閉口したので、事前に「ツユ少なめ」でお願いした。
肉は厚く、とても柔らかい。衣もサクサク感が残っている。一方、あえてお願いしたツユの量だが、あいかわらずご飯はビチャビチャ。とはいえ、ロースもそうだけど、このヒレの肉の量はデブヤ向きで、思わず微笑んでしまうボリューム。ご飯が仮に倍あっても困ることはないだろう。評価
★★★★+。でも、やっぱりカツ丼はロースだね。
12月26日(木): クリスマスも終わり、年末年始はもうすぐ。この時期毎年頭を悩ますのが年賀状。今年はどうしようかなあ...。
師走というけど、実は会社のほうはクリスマス前からお休みムード。外資系の財務部は、年末年始に出勤して数字を作るので、ちょっと早い冬休みに入っているのです。ということもあり、お昼にちょっと長めのお昼休みをいただいて、四谷の三金に行ってみる。
この店は前に働いていた会社ではピカイチの評価。結構年配の重役達も、会社を抜け出してトンカツ三昧していた。ということで、この店のカツ丼に期待していたが、あいにくカツ丼はランチメニュー(平日のみ)。わざわざ会社を抜け出したのだから(長めの昼休みをもらったのだから)、期待もたかまる。ロース・カツ丼880円。
肉は厚く、柔らかい。脂身は少ないため、ロースというより、ヒレ肉に近い感じ。あまり肉を食べているという感じがしない。味や調理方法もオーソドックスなため、ユニークな点はほとんどない。値段とボリュームで★★★。
ここで、教訓。ランチでしかカツ丼をやっていない店がウマイはずがない。要は本気でないということ。
12月28日(土): もうすぐに大晦日。やっと年賀状も終わったところ。カツ丼も今日で今年は終わりです。
ラーメンを食べに、目白・学習院裏にある栄屋に入った。細い路地を入ったところにあるこの店は、実はおそば屋さんだけど、ラーメンも好評ということ。とりあえず中華ソバ(ラーメンのこと)を注文したが、すぐにこの店はカツ丼もやっていることに気が付く。店内にはこの店の一番人気はカツ丼だという張り紙がある。といわれれば、どうしても食べたくなる。カツ丼950円なのだけど、麺類といっしょに注文すると値引きしてくれる。中華ソバ(600円)といっしょだと、1400円だった。
カツの上にとじてある玉子は半生状態。カツを口に運んでみると...甘い...甘すぎる。これはデザートの甘さである。肉は少々固めだが、「お肉」らしい獣の味がする。お腹が一杯なわけでもなかったが、甘い汁がかかったご飯は食べられなかった。評価 ★。
< 今年はもう終了です >
ということで、これで2002年の報告は終了です。91日連続など、いろいろあった一年でしたが。私生活を省みればたいした事のない一年でした。来年も引き続き報告を続けますので、よろしくお願いします。