ATSUGI BASE 2023年1月~3月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
新型コロナウイルス警戒中のため活動を自粛中
1月4日(水)
相方の会社は4日から稼働開始。在宅勤務のため、私が家に居ても邪魔なだけなので、都内のとんかつ店に行ってみることにした。
向ったのは高円寺駅そばにある とんかつ 松永。まだ連休中かなと心配していたけど、なんと閉店していて、跡形もなかった。
その後も歩いて、あげもんやと二葉に行ってみたけど、どちらも連休中。
近隣のとんかつ店がなくなってしまったので、どうしようかと悩んだけど、結局中野駅南口にある美好弥に歩いて向かった。しかし、こちらもお休み。さらに とんかつ 丸福 もお休みだったので、さすがに諦めることにした…。
かなり腹が減ってきたので、新中野駅周辺を歩いていたら、ゆずのたねという定食屋を発見。今週の麺(1,100円)が担々麺だったので入店することにした。実は韓国で歩き回り、腰痛が酷くなったので、徘徊は限界に至っていた。
レトロ風の店内だけど、若者客が多く、活気がある。
麺は見た目が日本そばのようだ。食感も近い。
酸味のあるスープはコクがあり、胡麻だけでなく、恐らく味噌のような調味料も少々加えているのではないかと思われる。結果、少しとろみのある、こってりスープ。でも、食べ終わると後味さっぱり。
いまでも内幸町で営業しているよかろうのことを思い出した。
★★★★。 少し物足りないところはあるけど、定食屋さんとしては上出来。
おまけ
食べ終わって、お会計をしようかと思ったら、財布がない…。どうやら、PASMOで電車に乗ってきたので、食事をするまで財布がないことに気が付かなかったようだ。
相方に財布があるかどうか確認をお願いしたけど、すぐにはみつからない…。クルマとかもみてもらったけど、なかったとのこと。
そもそも相方は在宅勤務なので、それ以上のお願いはできなかった。
仕方ないので、店長さんに状況を説明して、クレジットカードは持っていたので、そばにあった銀行でキャッシングをした。国内でキャッシングをするなんて本当に久し振り。前回は35年くらい前かな。
お店に戻って、支払いは済ませた。
しかし、本当に財布を落としたのであれば、警察に届けないと見つかった時や、カード類が悪用されたときに説明ができなくなる。
なので、そばに交番があったので、相談してみることにした。やはり、東京都と神奈川県は管轄が違うので、遺失物の届け出も別扱いになるという。高円寺付近で落としたのかもしれないし、中央線の車内でスリにあったのかもしれない。
また都内に来るのも面倒なので、遺失物の届け出をすることにした。
対応してくれた警察官の指示に従い、書類に記入している時に相方から財布がみつかったという連絡を受けた。前日に着た服のポケットに入っていたという。忙しい中、見つけてくれた相方に感謝。
ということで、あるあるネタかもしれないけど、外出の際にはご注意下さい。
1月5日(木)
昨日はお目当てのお店には入れなかったけど、5日から通常の営業に戻るお店が多いので、新中野駅から少し歩いたところにある美好弥(みよしや)に行ってみることにした。
良かった、営業している。
喫茶店のような店内。テーブルが小さいので、1人客が多い。入りやすいのだろう。逆に1人客が多いので、テーブルを小さくしたのかな。1時前だというのに満席。少し待って、席に案内されたけど、1時過ぎてもお客がガンガン入店してくる。
後継者問題で閉店する店が多いけど、この店はお店も新しいし、女性店員2人で切り盛りしているけど、まだまだお若いので、経営は盤石な状況と思われる。
メニューを見て、かつ丼(税込 930円)を注文した。
おっ、美味そうだ。
食べてみたら、やっぱり美味い。カツは煮込まれているけど、カリッとした食感が残っている! ほんのり甘い味付けも最高!
一方、カツは小さめで、肉が薄くて、硬くなっているのが残念。なので、ボリューム的に物足りない。味噌汁はしっかり作られていて美味い。
値段が930円か…。材料の値段が高騰しているのは理解しているつもりだけど、やっぱり少し高いかな。
味付けが良いので悩んだけど、★★★+。他の料理は美味しそうだけど、カツ丼を合格にするにはアピールポイントが少ない。
1月6日(金)
3日連続で高円寺-新中野エリアに向かう。
高円寺駅から10分位歩いたところにあるとんかつ 二葉は営業していた。良かった。
黒基調の控え目な店構えだけど、店内は白木のカウンターで割烹のような雰囲気で、とんかつ店としては高級感がある。
老夫婦で切り盛りしているようだけど、2人とも陽気なので、とても居心地が良い。食べログなどでの評価が高いのは、この辺りも影響しているのかも知れない。かつ重定食(900円)を注文。
カツを揚げているところが見えるのは、人によっては油臭くなるのが嫌がるようだけど、揚げ物好きとしてはまさにアリーナ席状態。ライブ感がある。
眼の前で揚げられているカツは、かつ重用としては充分にデカイ。だけど、玉子でとじるには火が通り過ぎのように見える。
せっかくの揚げ立てのカツはしっかり煮込まれていて、カリッとした食感は全く無くなっている。残念。一方、肉は充分に厚くて、ジューシー! きっとこのカツはとんかつ定食で食べたら美味しいんだろうな。
味付けは甘めでツユダクだけど、さほど気にならない。ボリュームは私にはちょうど良い。
そういえば、この店も味噌汁が美味いな。このエリアの味噌汁のレベルは高いのかな。
★★★★。全体的に料理の値段も安いし、店の雰囲気が良い。近所に住んでいたら常連になりそう。 住所: 杉並区高円寺南5-20-6 電話: 03-3316-0509
1月7日(土)
墓参りの帰りに、逗子でラーメンを食べに行くことになった。
向ったのは逗子駅から少し離れたところにある 想 (SOU)。店頭にはちょっとした列ができているけど、そのくらいの方が逆に安心できる。
逗子マダムが通う喫茶店のような雰囲気で、ラーメン店とは思えないゆったりとした空間。カウンター席のみなのかな。2階席もあるのかもしれない。
私は鶏、魚介、野菜などで仕上げたスープに杉樽仕込みの生搾り醤油を合わせたという芳醇醤油らぁ麺(900円)を注文。相方はアサリ、ホタテなどの貝類からじっくり摘出した出汁で作った塩だれを使用した淡麗塩らぁ麺(900円)をお願いした。
最近流行りの淡麗系の店として扱われているけど、飯田商店に比べたら淡泊。その分、醤油や素材の味が表に出てくる。縮れ麺は思ったよりも太く、縮れが強い。チャーシュウもパサつくことなくジューシー。
全体的に文句の付け所がない反面、少しパンチ力不足
相方の塩の方はさらにインパクトが弱い。醤油で味がしまっていないからかな。
お店の雰囲気も考慮して ★★★★。真面目に作っているようだけど、もう少し大胆になっても良いと感じた。 FB: https://www.facebook.com/zushi.sou.ramen/
1月21日(土)
飯田商店の店主 飯田将太氏がプロデュースした ラーメン 将太 が昨年末に大和市に開店したと聞いていた。
年始に近所に住む同僚に聞いてみたら、まだ店頭に行列はできていないということなので、今のうちに一度行ってみることにした。
地方のコンビニ店のように、駐車場が広い。ネットを見たら、13台も停められるようだ。ちょっとだけ待ったら駐車できた。店内の席数も余裕があって、待たずに席に着くことができた。
店内はなんだか和モダンな雰囲気。五反田のミート矢澤のとなりのあげ福に来た時のような不思議な居心地の悪さを感じる。上下ジャージで入るようなムードではない。女性ウケするのは間違いない。デートに使えるラーメン店ということになる。
洗い場が厨房の裏にあるのはこの辺りを気遣っているのかな。
ラーメンが税込 1,100円かあ…。そういう時代なんですね。チャーシューが1枚のラーメンONE(980円)もあるけど、注文する人がいるのかな。
厨房と客席の高さ、位置関係が飯田商店との関連性を感じる。スペース的に広々としているし、飾り気のない店内は好感が持てる。
オープンキッチンで、店員が10人位いて、威勢が良いので圧倒される。もしかしたら、研修を兼ねているのかもしれない。(ちなみに経営は花月嵐のグロービートジャパンという会社)
少し酸味のあるスープ。しっかりとしたデキで、良い素材を適量で使っているのが分かる。
平打ちの細麺は腰はあまりないけど、モチモチとして喉越しも良い。
でも、なんか違う…。
スープの一口目は油が口の中に広がって、少し気持ちが悪い。
飯田商店での最初の一口のように口の中の上半分があっさりとした薄口醤油が来た後、口の下半分に少し苦みを感じるような濃口醤油を感じたような(錯覚だとは思うけど)、いろいろな味が口の中で駆け巡る感じがない。まるで、どこかの工場で作ったスープをお店で温めたような平面的な味わいで、食べ始めも、麺を食べ終わった後、少し冷めたスープだけを飲み干す時も変化がない。
また、魚介の香りも、味もほとんど主張しない。そして、麺がすぐに伸び気味になり、腰がなくなってしまう。良くできたインスタントラーメンといったら、言い過ぎになるかな。
もちろん、これは飯田商店で食べた時との比較で、絶対的な評価はもちろん合格!
皆、焼売を注文している。次回は挑戦してみよう。
★★★★+。 サイト: http://ramen-shouta.com/
1月22日(日)
相方を誘って、昨年12月4日に入った平塚の沖縄料理店 サブリナ(SABRINA)に向かった。
駐車場の入り口が狭いので、そばにある時間貸し駐車場にクルマを停めた。
店内に入ってすぐに、仕入れの問題で麺がないといわれた。焼きそばも作れないとのこと。
タコライス(700円)、ジューシー(200円)、もずく天ぷら(500円)、ゴーヤーちゃんぷる(500円)を注文。もちろん、ジューシーは沖縄そばと一緒に頂きたいところだけど、単品で頂くことになる。
しばらく待っていたら、麺が到着したので、ゴーヤーちゃんぷるはやめて、沖縄そば(600円)に変更してもらった。
注文を変更してもらってからも、運ばれてくるまで結構待つ。店の広さからすると席数は少ないけど、これ以上増えたら大変なことになりそうだ。
注文してから50分経っても一品も出てこない。麺のあるなしに拘らず問題がある。
もずくの天ぷらはカリッと揚がっている。まあまあのデキかな。腹が減っているので、なんでも美味く感じるのかもしれない。油切れが悪いのが気になる。
タコライスもこんなところかな。とはいえ、散々待たされて食べるレベルではない。どの料理も、私が作ったら、下拵えをしていたら5分と掛からないと思うんだけどね。
この店のジューシーはヒジキの炊き込みご飯という仕上がり。味付けはあっさり。まあ、沖縄そばとのセットだったら、こんなものかな。(炭水化物ばっかりだけど)
沖縄そばのスープは前回よりもあっさりしている。塩分も控えめ。少し物足りない感じもあるけど、すでに腹八分目になっていたからかもしれない。チャーシューも口の中で溶ける。
今回は★★★+。今回は減点。また来てみよう。
1月29日(日)
ネットで本厚木駅周辺のお店を検索していたら、駅から少し線路沿いに南下したところに らーめん 丸心 というお店が開店したようなので、相方と行ってみることにした。閉店してしまった海老名の名店 中村屋の元店長が独立開店したお店というので、期待値は高まる。
店構えとしてはラーメン店というより喫茶店、百歩譲ってカレー店という感じ。真冬だというのに、カーテンで遮られていて、店内が見えない。
店内もグランドレベルより少し下がった、喫茶店的な小洒落た雰囲気。スペース的にも余裕があるので、居心地が良い。
初めてなので、私は味玉らーめん(1,050円)を醤油で、相方は丸心らーめん(900円)を塩で頂くことにした。餃子(380円)も注文。
やはり美味い! でも、こちらの期待値も高いので、比較対象は中村屋ということになる。まあ、正直、海老名に移った後の中村屋は、入る度にスープの味が違っていたので参考にはならないとは思うけど…。
醤油スープはしっかりと作りこまれていて、一口スープを飲んだ時に合格! 私が指摘するようなレベルではない。ほんのり甘いスープは後を引く。
細めのストレート麺は腰があり、スープのノリが良い。また、チャーシューが分厚くてジューシー!
塩は鍋の残りのスープのような仕上がり。塩っぱいのだけど、柔らかい。一方、醤油で感じられなかった魚介の風味が表に出てきている。
餃子は小振り。外はカリッと、中はジューシーで軽い。ポンポンと食べ続けられそうだ。
評価としては、まとまりが良いけど特徴がない。1杯1,000円(前後)の時代に入ってきているので、単に美味しいだけでなく、オリジナリティが求められていると思う。
★★★★。日曜日の12時なのに、お客が少ないのは心配。 住所: 厚木市中町4-8-2 電話: 046-240-9331
2月4日(土)
武蔵小山の美容院に電車で行く途中、JR蒲田駅ビルの7階にある熟かつ亭に入店。
店構えは結構しっかりとしているけど、店内はいかにも駅ビルの和食店という雰囲気。11時半過ぎに入店したけど、ほぼ満席。年齢層は広いけど、年配の女性客が多い。入りやすいのかな。
かつ丼ランチ(1,000円)は肉をロース、ヒレ、メンチカツから選べる。もちろん、ロースでお願いした。でもまあ、ロースだと70gというし、あまり期待はできないだろう。
やまと豚を使っていることを全面的にアピールしている。フリーデン系なのか、どこかのチェーン店が店名を変えて営業しているのかもしれない。
良い香りがする。食欲をそそる匂いだ。
まずは一口食べてみると、玉ネギの火の入り方が絶妙で、シャキシャキの食感。
注文してから、運ばれてきた時間(約10分)を考えても、カツは揚げ立てではないだろう。肉らしい食感はなく、食パンで作ったカツのようだ。これを柔らかいというのだろうか。
味付けはかなりあっさり。ギリでそのまま食べ続けられるレベル。客層に合わせたのかな?
ボリュームは意外に多いけど、完食してもなんだか物足りなさが残る…。
★★+。都内の駅ビルで頂く1,000円のランチセット。
2月5日(日)
韓国への移住の時が近づいている。ネットで調べる限り、韓国には美味いラーメン店は少ないようだ。
残り少ない日本での生活をエンジョイすることもあり、神奈川のラーメン本を購入した。
いろいろ美味しそうな店が載っているけど、足柄上郡大井町にある淡麗醤油らぁ麺 鶏松がとても気になったので、行ってみることにした。
国道沿いなので、注意していれば簡単にお店を見つけられたけど、駐車できる台数が少ないので、敷地に入れない。一度お店を離れて、田んぼ越しに客が少なくなるのを少し待って、数台が出ていったのを確認してから再度お店に向かった。
クルマを停めて入店。全体的に簡素な仕上がりの建物。(写真を撮るのを忘れてしまった)
淡麗醤油らぁめん(900円)と味玉淡麗醤油らぁめん(1,000円)を注文。
美味い! いわゆる淡麗系なんだけど、鶏と鴨によるほんのり甘いスープが体に浸み込んでくるようだ。細いストレート麺にスープが良く載る。コシは充分。
鶏チャーシューは柔らかくって、噛めば噛むほど旨味が溢れてくる。豚バラ肉のチャーシューもジューシー! 穂先メンマのシャキシャキ感も全体の雰囲気に合っている。
また、刻んだ玉ネギが良いアクセントになっている。この辺りは八王子ラーメンのようだ。
残念なのは、スープが少ないこと。それくらいかな。
★★★★★。遠方からでも来てみる価値はあると思う。 住所: 足柄上郡大井町金子258-1 電話: 050-5872-0388
2月11日(土)
相方と横浜そごうでお買い物の後、レストラン街にあるとん匠 そごう横浜店に入ってみることにした。
和幸の系列店なので、入ったことはないけど、どんな店なのか気になっていた。
お昼時のレストラン街は信じられないくらいに混み合っていて、各店舗の店頭には長蛇の列ができていた。とん匠もチェーン店なのにそこそこの人気。少し待ったところで席に案内された。
店頭にサンプルが置かれているけど、いまどきサンプルがここまで美味そうでないのも珍しい。
私はかつ丼(ロース 1,728円)、相方は国産牛かつ定食(2,437円)を注文。
サラダが付いてくるのはありがたい。
カツはやっぱりしっかりと煮込まれている。火が通り過ぎてパサパサ。そして肉は筋を感じる。
ボリュームも値段の割には少ない。味付けはあっさりで物足りない。
牛かつはペラペラで食べ応えがない。牛カツもかつ丼も肉に臭みがある。
チェーン店相手にグダグダいっていてもしかたないけど、★★。
2月19日(日)
雨は振っていないけど、今にも振り出しそうな空模様。様子を伺っていたけど、チャリに乗るのは諦めて、相方と寒川の手打そば 東風園に行ってみることにした。前回は高評価だったので、期待値は高まる。
昼過ぎだけど、カウンター席は空いていた。ほぼ満席だけど、この店の値段と質を考えたら、まだまだ穴場的な存在なのかな。
天井が高いので、相変わらず居心地は良いけど、冬の間は足元が少し寒い。
私は大山どりの親子丼(1,250円)とせいろ(680円)、相方はてんせいろ(1,450円)を注文。
二八のせいろは凄いコシ。喉越しが良い。見た目もしっかりとしたツヤで、視覚的にもそそられる。やっぱり美味い!
親子丼は最近当たり前になってきた半生タイプではなく、しっかりと煮込んである。
味付けもかなりあっさり。少し肩透かしを食らったような感じ。その分、大山どりの味が表に出てくる。
今回は★★★★。基礎点で合格という感じ。 住所: 高座郡寒川町大曲3-11-2 電話: 0467-75-7773
2月25日(土)
鎌倉で墓参りした後、横浜のベイサイドアウトレットに向かう途中で、追浜にあるとんかつ とん亭天城に寄っていくことにした。
お店の駐車場はないようなので、近隣の時間貸し駐車場にクルマを停めた。
店内は凄く狭い。カウンター席が5席とテーブル席が2席。満席なので、しばらく店頭で待つ。でも、あまりにも暇なので、お隣の神社にお参りしてしまった。
しばらくして席が空いたので店内へ。店員は年配の男女3人。なので、席数とあまり変わらない。ということは、お店としては効率が悪いことになる。仮に席が空いていても、料理を一度に作れるのは4人分位のようなので要注意。
特ロースかつ定食(1,500円)を注文。相方は海老とホタテフライ定食(1,400円)をお願いした。
店は狭いけど、掃除は行き届いているので、一度席に座れば居心地は悪くない。
カツは分厚いのに、衣が薄いので、ほとんどが肉ということ。そして、断面がピンク! テンションがピークまで達しそうなくらい上昇している。こんな作品のような料理が出てくるなんて、全く想像していなかった。
まずは1切れ食べてみると、柔らかくて、ジューシー! もう最高だ! テーブルにはアジシオしか置いていないのが残念。
どんな油を使って揚げているのかは分からないけど、衣はカリッとしているのに、肉はねっとりとしている。他店ではあまり味わったことがない食感だ。
あまりにも肉が食べ応えがあるので、普通のとんかつソースだとなんだか合わない。肉の味の方が勝ってしまい、ソースを多めに付けてしまう。
相方のフライ定食も大エビが2本も載っていて、ボリューム充分。大満足だったとのこと。写真を見れば分かりますよね。
マニアにはお奨め。一般的には好みが分かれるかも知れない。★★★★★。住所: 横浜市金沢区町屋町4-23 電話: 045-783-3732 このカツでカツ丼を作ったら、いったいどんな逸品になるのだろうか。
3月4日(土)
相方のお誕生日なのでお店選びでかなり悩んだけど、韓国移住を踏まえてこれまで入ったことがなかった鎌倉 七里ガ浜のアマルフィイ デラセーラに行ってみることにした。前々から気になっていたけど、なんだかこっぱずかしくって、なかなか入店することができなかった。
駐車場の場所はチャリで来た時に確認していたけど、お店に向かう際に江ノ電の踏切でもないところを渡るのは知らなかった。鉄道好きにとっては、線路は神聖な場所と認識しているので、勝手に踏み入れることには逆に抵抗感がある。(江ノ電の写真にも上部中央にお店が映っています)
本当は昼の部で予約したかったけど、一杯だったので夕方4時に入店。小雨や曇天だったら寒さが心配だったけど、晴れていたのと風があまり来ないので、そんなに寒くない。
サイトの書き込みで、コースだとボリュームが多いとあったので、アラカルトで注文するつもりだった。しかし注文するときにコースが通常8,000円のところを特別プライスで5,000円(税込)と聞いて、コースでお願いした。チャッカリ!
最初に運ばれてきたのは本日のスープ&フォカッチャなんだけど、デザートとコーヒーかと思った。スープは新玉ネギのポタージュ。
まろやかで、ほんのり甘くて美味い! 10人いたら10人が美味いという、分かりやすい味。これなら味の方も大丈夫だな。
ちなみに席の予約はバルコニー席のみ。雨の日と強風の時だけ店内に案内されるという。寒いのを心配してか、花粉が気になるのか、席は半分も埋まっていない。有名店なのに不思議。まあ、時間が早いからだろう。
写真は小田原漁港直送鮮魚と鎌倉野菜のカルパッチョで2人前。リンゴのドレッシングはあっさりとしていて違和感がない。真鯛は新鮮で美味しい!
席にはシルバーが1セット、小皿も1皿ずつだったので心配したけど、料理を運んでくれる度に小皿もシルバーもセットしてくれた。
冬の味覚!! タラバガニを散りばめたピッツァは写真だとかなり大きく見えるけど、ペラペラでかなり軽い仕上がり。この手のピザは冷めると食べられなくなるので、一気に完食! なかなか美味かった。
16:40になったころからだんだん寒くなってきた。ちょうどそのタイミングで店員さんが屋外用のヒーターの準備を始めた。心配していた花粉は隣が海で、南風だったので大丈夫だった。
濃厚なウニのカルボナーラ風 ショートパスタは少し冷め気味。味は悪くないけど、その前にシルバーが冷たく感じるようになってきて味に集中できない…。
柔らかく仕上げた牛ホホ肉の赤ワイン煮込みは柔らかく煮込まれている。だけど、もう腹が一杯で、味がよくわからなくなってきた。少なくてもボリューム的には全く文句がない。
腹が一杯なのに、苺づくしのデザート盛り合わせが運ばれてきたときは2人とも小躍りするくらい喜んだ。まさにデザートは別腹状態。これだけの量のスイーツを一気に食べられる機会は滅多にない。コース料理の一部なので、自分がビュッフェで山盛りで持ってきた訳でもなく、残したら捨てられる。冷蔵庫に保管することもできない。なので食べ切らないと勿体ない、という言い訳。
メニューには載っていないけど、コーヒー・紅茶などは付いてくる。コーヒーをお願いしたけど、たっぷりでハイロースト。なかなか美味い。さらに寒くなってきたので、本当にありがたかった。
コース料理が5,000円だったので ★★★★★。8,000円だったら ★★★★+。サイト: https://amalfi-dellasera.com/
3月5日(日)
コロナも少し落ち着いてきたので、久し振りにカツ丼ランキングをメンテナンスすることにした。
残念なことに、コロナの影響か、多くの名店が休業、または閉店していた…。
近隣のお店はコロナ下でも時々顔を出していると思っていたけど、綾瀬市の四季のそば膳 信州は初訪問以来一度も訪れたことがないことに気が付いた。それではと、相方と行ってみることにした。
本厚木からだとナビを使わないと経路が分からない。途中、どこを走っているのかわからなくなった。
予想到着時間を見ているので、すぐに到着するのは分かっていたけど、自分が思っていたのと反対側からのアプローチだったので、急にお店が現れた感じ。良かった、営業している。
ほぼ10年振りの訪問だけど、店構えも店内も大きな変更はないようだ。
店内はほぼ満席。見たところご近所さんが多いようだ。子供客も多く、店内に活気がある。
私は予定通りかつ丼セット(1,250円)を注文。相方は外が寒かったので、温かい鴨南ばん(1,300円)をお願いした。
やっぱり美味い!
カツの肉は薄いのに、しっかりと主張している。揚げ立てではないかもしれないけど、カリッとした食感が残っている。
濃いめの味付けも最高! ご飯がガンガン進む。
一方で、少しパサパサしているのが残念。
そばもツヤツヤしていて、喉越しが良い。細くて長いけど、しっかりとしたコシがある。
そば汁はしっかりとした仕上がりなので、そばの先っちょだけ浸けて頂く。
相方の鴨南ばんもなかなかのデキとのこと。温かいそばなのに、時間が経ってもすぐには伸びないことに少し驚いていた。
★★★★。今度はカツ丼単品を注文してみようかな。 住所: 綾瀬市上土棚中1-5-37 電話: 0467-77-4331
3月11日(土)
先日入店した、平塚の餃子専門店 廣苑に相方と夜の部に行ってみた。
昼間はいつも満席状態で、すぐに餃子が売り切れてしまうのに、この日の夜の部はガラガラ。他の客は一組だけ…。そういえば、この日はWBCの日本対チェコ戦だった。自宅でテレビ観戦していたからかな。ある意味ラッキー。
ギョーザ(1皿10個 500円)を20個と、餃子だけでは持たないと思い、しょうが焼(400円)も注文。
期待通り、大皿1皿で出してくれた。そうそう、50年位前はいつもこんな感じで運ばれてきていた。当時はうどんもそばもなかった。
餃子はこの前食べたばかりけど、なんだか味わいが違うな。前回よりジューシーで滋味溢れる。より、焼き小籠包に近い。ほんのり甘くて、お菓子のようにバクバク食べ続けてしまう。こりゃ美味い!
しょうが焼きもしっかりとした味付け。甘塩っぱくて、思わず半ライスを注文してしまった。
美味かったなあ。★★★★+。 住所: 平塚市徳延435-4 電話: 0463-31-1936
3月12日(日)
ネットでたまたま鎌倉文学館を検索してみたら、建物の改修のために今月末から入館がしばらくできなくなるとのことだった。ずっと気になっていたのだけど、今行かないと、今度はいつ訪問できるのか分からなくなりそうだったので、予定を変更して行ってみることにした。
だんだん暖かくなってきたので、きっと鎌倉は混み合っていると思い、藤沢駅前にクルマを停めて、江ノ電で向かうことにした。
しかし、由比ガ浜駅で下車して、大通り(311号)に出てみるとガラガラ…。夜のWBC オーストラリア戦に向けて各家庭も外出しないで、テレビ観戦の準備をしているのかな。
予定通り、通り沿いにあるラーメン店 HANABI に入店。やはり店内も空いていた。
相方は基本スープだと思われる『鶏豚&6種の魚だしのパンチが決めて』 和風らーめん(880円)を注文。私は味玉らーめん(1,010円)にした。
魚介系の出汁の効いた、優しい味わい。確かに和風だけど、魚粉が使われているので、しっかりとした仕上がり。
麺は細いけど、しっかりとした腰がある。
だんだんスープの味に慣れてくると、鍋のスープのようにも感じる。なんだか味にしまりがないというか、輪郭がぼやけたような感じ。でも高血圧なんだから、このような味付けに慣れなくてはいけない。
★★★★。 サイト: https://ramenhanabi.shopinfo.jp/
鎌倉文学館までは細い坂道を登っていく。桜などが咲いていたり、新緑の時期だったら凄く気持ちが良いと思われる。この日はあいにく曇天で、肌寒いくらい。
建物の外観は予想通りの雰囲気で、やっぱり来てよかったと思った。ただ、もう少し晴れていたら、印象はさらに良くなっていただろう。
館内はかなり年季が入っていて、すこしかび臭い。やはり建物の耐震対策と改装が必要と感じた。
鎌倉ゆかりの作家の紹介と直筆原稿などを展示している。量的には想像以上だけど、内容的に過去の遺物という感じ。改装後には、展示の一部に鎌倉ものがたりやスラムダンクなどの鎌倉に関係のあるマンガ・アニメを加えてみるのはいかがだろうか。
残念なのは、展示・案内が日本語の記載しかないこと。せめて英語・中国語・韓国語くらい対応していれば雰囲気だけでも味わってもらえるのではないかと思う。
現状は日本語を読めない人には展示物を全く理解できない。改装後には改善した方が良いと思う。
また、階段が狭いので、車椅子に対応はしていないと思われる。ぜひとも建物の雰囲気を残したままで、外部のエレベータを設置するなどの対応を検討して欲しい。
興味を持たれた方は2027年4月までお待ち下さい…。
3月18日(土)
武蔵小山の美容院に行く途中、蒲田でカツ丼を食べていくことに。
駅からすぐそばにある とんかつ・なべ 多津美 に入店。店内は洋食店のようでシンプル。改築・改装したばかりなのか真新しいので、居心地は悪くないけど、駅ビルの店舗のようで味気ない。
女性客が多いのはそのせいかな。逆に女性客がしゃべり出すと止まらない。どこかの喫茶店のようになり、うるさくて頭が痛くなる。店内に飾り気がなくて、音を吸収しないので、反響しているのかもしれない。
ランチタイムのかつ丼(1,000円)を頼もうとしたけど、試しにグランドメニューを見てみたら、ロースかつ丼(1,610円)が載っている。ヒレかつ丼は1,830円。
ランチメニューと値段が大きく違うので店員さんに聞いてみたら、使っている肉は同じだけど、ランチは90グラムで、ロースかつ丼は150グラムだという。
肉の量があまりにも違うので、ロースかつ丼をお願いした。
甘塩っぱい、良い匂いがするなあ。蓋を取ってみると、とても美味そうだ。
やっぱり美味い!
衣はかなり煮込まれているのに、肉は柔らかくジューシー! 臭みもないし、ボリュームも充分。ロースかつ丼にしてよかった。
肉を咀嚼していると、食感がシャキシャキとする部分があるのが不思議。
かなり甘い味付けだけど、しつこくないのであまり気にならない。
ご飯はもっちりして美味しいし、赤だしも文句の付け所がない。
★★★★+。5点満点にしようか悩んだけど、やはり味付けが甘すぎるのと、揚げ立てのカリッとした食感がなかったのが減点のポイント。 住所: 大田区西蒲田7-48-8 電話:
03-3731-3216
3月19日(日)
茅ケ崎市室田のやぶ茂にまたまた行ってみたけど、やっぱりお休み。おかしいなあ。ネットの情報では土日は営業しているはずなのに…。
海岸線まで出た後、帰路に着いたけど、腹が減ってきた…。
寒川神社そばのブリキの木こりの前を通ったら、営業していて行列もない。迷わず入店することに。
特製塩そば(1,200円)の食券を購入。
コロナも落ち着いてきたので、ご主人も女将さんもマスクを外している。やっぱり美男子・美女だな。特に、ご主人は巨人の長野のようなコテコテのハンサム。これまでマスクをしていたのが勿体なかったね。
前回の評価はそれほど高くなかった。でもネコとコロナの後、営業を再開したばかりで、本調子ではなかった可能性がある。また、私の体調も影響していたのかもしれない。
やっぱり、前回より美味い!
前回のように、サッポロ一番のようなまとわりつくようなしつこさはなく、すっと体内に吸収されていくようだ。雑味は感じない。
出す前に炙った鶏チャーシュウは香ばしく、柔らかい。豚肉のチャーシュウも柔らかくて、ジューシー! しっかりと肉らしい味がする。
穂先メンマなどを挟みながら、しばらく黙々と食べていたら食べ終わっていた…。
★★★★+。そうだよね、やっぱり美味いんだよね。
サイト: https://twitter.com/burikinokikori1
2023年1~3月のレポートは以上です。
カツ丼ファイターとして新年のスタート・ダッシュを
決められたかと思っていましたが、すぐにペースが
下がってしまいました…。
時間もあるのに、コロナの間しばらく積極的な活動
を控えていたためか、出不精になっているようです。
心技体、また鍛え直します。
< To Be Continued >