ATSUGI BASE 2022年7月~9月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
ゴールデン・ウィークに出雲大社にいってお参りしたので
御利益があるかと思い、相方が購入済の宝くじをチェック
しだした。
しばらくして歓声が!!
『いくら当たった!?』という私。
バレンタインジャンボ宝くじの2等は1,000万円!
当選番号は150709!
しかし、相方のテンションは既に下がっている…。
なんと、組違い!!この回は2等は組違いだと0円…。
出雲大社の神様は組も合わないと当選金が出ないのを
ご存じなかったのかな??
今回は当選時の練習ということで、買い続けるしかないか。
新型コロナウイルス警戒中のため活動を自粛中
7月2日(土)
昼間は気温が上がってしまうので、早めにチャリで家を出た。
しばらく登り坂を上がっていたら、只今の気温が現れた。気温を見てみたら、2℃だった! この格好で2℃だったら、確実に死ぬ。恐らく、32℃だったと思われる。
久し振りだったけど、宮ケ瀬ダムに到着。やっぱり上がり切ると気持ち良い。どこかに寄ったりすることもなく、自宅に戻った。
汗をかいたせいか、美味い醤油ラーメンを食べたくなった。
すぐにごっちメンが頭に浮かんだけど、少し個性が強いので、麺処 まるよしに行ってみることにした。
なんだかお店の雰囲気が変わった気がする。これまでは店内に緊張感があったけど、今回は全く感じない。小学生と思われる元気な男の子が遊びに出ていった。とても柔らかくて、居心地が良い。悪くないな。
普通の醤油らぁ麺は780円。ワンタン麺(880円)に味玉(100円)を購入。相方は担々麺(800円)を選択。
実は以前担々麺を食べたことがあったけど、イマイチだった。『担々麺はやめた方が良いよ』といいかけたけど、味は好みによるし、お店側も進化させているかもしれない。ぐっと堪えた。
店内が獣臭のような匂いがするのが気になる。
しっかりとした醤油味。醤油が前に出てきて、主張するタイプ。少し細めのストレート麺は伸びやか。期待通りのデキだ。
味玉は別皿で出される。ワンタンは皮をいただくタイプだけど、皮は厚めで、中のあんも生姜の味が結構主張する。でも、ボリュームがあるので、100円違いだったら得した気分。
トッピングの生ハムは見た目の演出なのかな。意図がわからない。
全体的に開店当時よりも味がまとまって来たと思う。角が取れた感じ。
★★★★+。満点にしても良いくらいだったけど、ワンタンの一部が茹でられてなくて、固まっていたり、いくつか気になるところがあった。
店を出てから相方にデキを聞いたら、以前私が食べた時と同じような内容だった。やっぱりそうか…。
これだけ同じような料理でデキに違いがある店も珍しいと思う。
facebook : https://www.facebook.com/people/麺処-まるよし/100054522126403/
晩飯は小田原に行ってみることにした。
仮説として、美味い店があるエリアには他にも美味い店があると思う。
実際に先月、小田原の中華料理 森羅本店のそばにあるラーメン店 毘沙門に入ってみたら、期待を上回るデキだった。
それなら、森羅本店、毘沙門と同じエリアにあるそば茶屋 正庵も遠路はるばる訪れたくなるような店だということになる。
店内が見えないので少し入りづらいけど、店内に入ってみると明るく、そば屋にしてはなんだか高級感がある。
スペース的には思ったよりは広くはない。奥に個室席でもあるのかと想像していたけど、オープンキッチンの客席のみのようだ。なのに店員さんが5人もいる。家族経営で、ご子息がお店のお手伝いをしているような雰囲気。
メニューを見ると、和豚もち豚かつ丼(950円)が載っている…。セットで頼むと、430円でミニせいろかうどんを付けることができるとのこと。カツ丼をセットで注文した。相方は初めての店なので、天せいろ(並 2,150円)をお願いした。
水が運ばれてきたけど、飲んでみたら水が臭い。期待はできないかな。
入店の際に、お座敷で宴会が行われているので、料理を出すのが遅くなるといわれたけど、注文から20分で運ばれてきた。初めにいわれていたので、全く気にならなかった。こういう心遣いはありがたい。
カツの肉は厚いけど、柔らかくてサクッと噛み切れる。筋もない。
一方、煮込まれているので、衣のパン粉が死んでいる。とんかつというより、豚肉の天ぷらという感じかな。カツのボリュームは充分。
また、かなり甘い味付けなので、抵抗感を感じる。カツをご飯の上に載せる前に、煮汁をしっかりと切っているので、なんとか味の濃さのバランスを取りながら食べ続けることができた。
せいろの方はイマイチだけど、そば汁はカツオの香りが高くて美味しい。
相方の天せいろが運ばれたときに、同時に隣の席にも同じものが運ばれたこともあり、店内が賑やかになった。凄いボリューム!
天ぷらはサクサクというより、パリッとした食感。悪くはない。エビも巨大で、相方は大喜び!
そばがなんだかボソボソしているけど、ご飯の方も水分量が少ないので食べづらい。
カツ丼とそばだとかなりの量になるので、少し残してしまった。また、天ぷらも時間が経つと重くなってきたので、一部は残してしまった。申し訳ないけど、初めてのお店なので仕方ないかな。
★★★+。悪い店ではないけど、わざわざ有料道路を使って来るほどではないかな。
facebook : https://www.facebook.com/sobachayashouan/
7月9日(土)
相方が豚肉の生姜焼きを食べたいといい出した。
私がチャリで走り回っている間、家事をしていてくれたので、断るわけにはいかない。また、彼女は生姜が好きではないので、このような発言は珍しい。
それではと、美味しい店をいろいろ考えたけど、近隣では思い浮かばない…。
そういえば、小田急相模原にあるとんかつ さがみで豚肉の生姜焼き定食をやっていたことを思い出した。自分のランキングに入っているお店なのに、ご無沙汰しているので、行ってみることにした。
お店の駐車場は満車だったので、少し離れた時間貸しの駐車場にクルマを停めた。
なんだか店構えが新しくなっているように見える。でも、店内はいつも通り。お客はご近所の年配といったところ。
席に着いて、メニューを見たところ、生姜焼きが出ていない…。有料の駐車場にクルマを停めてまで入店したのに残念。ランチメニューには出ているのに…。
念のために、大将に確認してみたら、作ってくれるという! 私たちがそんなに残念そうな顔をしていたのかな。
私はカツ重(1,180円)を注文。
生姜焼きの炒めている時の匂いが凄い。でも、炒めている大将の手先があまり動いていない…。
カツを揚げる前には、お客に見えるように豚肉を取り出し、私たちの眼の前で自慢気に包丁を入れるところを見せてくれたものだけど、今回はなかった。肉の塊をもう持ち上げるのができなくなってしまったのかな。
カツ丼が運ばれてきた。
この日のデキはイマヒトツ。肉が硬くて、少し筋がある。これまでこんなことはなかったのに。
生姜焼きも少しもらったけど、かなり淡白な味付けだったり、濃かったりと、味付けにムラがある。
あまりネガティブな報告を続けてもよくないので、このくらいにするけど、評価は保留。この日のデキでは合格とはいえないな。
7月16日(土)
このところずっと雨…。
しかも、この日は相方が健康診断で昼飯は別。
普段であれば、都内に行ってカツ丼でも食べてきたいところだけど、コロナ患者が急増していて、それどころではない。都内から通勤している同僚も感染したので深刻である。
なので、前々から気になっていた、金田陸橋から少し離れたところにある、そば処 松登利(まつとく)に行ってみることにした。
距離的には歩きで行きたいところだけど、雨なのでクルマで向かうことにした。
店内は予想通りこじんまりとしている。スペースの割には席数が多いけど、さほど狭苦しさは感じない。
土曜日とはいえ、1時前なのに他の客がいない。雨だからかな。
カツ丼セット(1,200円)がメニューに載っていたので、冷たいそばでお願いした。
カツ丼の味付けが最高!
少し薄目だけど、物足りなさを感じない。ダシがきいているからなのかな。ご飯がガンガン進む。
カツは結構煮込まれているのに、衣はカリッとした食感が残っている。注文してから運ばれてくるまでが10分強なので、揚げたてではないかもしれないが、揚げてからそれほど時間が経っていないと思われる。
肉も充分厚くて、少しパサパサしているけど、そば屋のカツ丼としては上出来。筋もないし、獣臭さも感じない。
そばは少し細めで、腰がしっかりしている。見た目がピカピカしていて、喉越しが良い。そばの量は少なめ。
評価の方は…ギリ、不合格。★★★+。そばもカツ丼もそれなりに美味しいけど、遠方からはるばる訪れるほどの特徴がない。せめて、カツの肉がもう少しジューシーだったら合格にしていたかもしれない。
7月23日(土)
8月に韓国に行くためにかなりの労力を費やしました。ご参考までに報告します。
GWの間に3年振りに帰省した人が多かったというニュースが流れていた…。そういえば、相方も3年以上帰省していない。なんだか急に可愛そうに思えてきた。
なので、可能であれば今度の夏に帰省をすることを提案し、了承された。
6月1日から韓国大使館・領事館で申請すれば、一般人でも観光ビザを発給されるということになった。しかし、領事館に行って予約が必要だという。(代理人可)
相方は6月1日の初日に会社を休んで、横浜・元町にある領事館に向かった。横浜領事館では1日に15人しかビザの申請の予約できなかったらしい。予約の開始日にいったにもかかわらず申請日は7月21日(木)になってしまった。
相方は領事館を出た後、有楽町にあるJALプラザに移動した。マイレージを使ってネットでチケットの予約をしようとしたのだけど、フライトが確定していなくて、予約ができない状況だった。
何十回とJALに電話したけど、どこも繋がらず、メールもしたけど9月になっても返事が来ない。
JALの再建とコロナで減便のために人員削減しているのは理解できるけど、あまりにも度が過ぎている。酷過ぎる。
相方の凄いところは必ず結果を残すところ。JALプラザのカウンターでこれまでの経緯を説明し、マイレージで8月12日発 JAL093便の予約を確定してきた。凄い!
7月19日にJALから連絡が入り、確定していた8月12日 15:40発のJAL093便がキャンセルになり、8:25発のJAL091に変更になるという!
承諾するしか選択肢がないようなので受け入れたけど、本厚木からなんちゃって国際線に搭乗するには無理がある。相方と討議の結果、羽田空港内にあるホテルを予約した。
一方で、ずっと気になっていたのが出発前のPCR検査。
調べてみたところ、実は厚木市には海外渡航用のPCR検査を受けられる病院が少ない。ほぼない。
しかも、出発の8月12日の前日は祝日なので、どこの病院も検査を受け付けていない。なので、出発当日の午前中に都内で検査を受けるつもりでいた。
しかし、出発が12日の朝になったので、前日に検査を受けるしかない。だけど、前日は私は出勤日。
7月21日に横浜の領事館でビザ申請を行った後、川崎駅そばにある川崎検査クリニックに行ってみた。まるで大学の模擬店のような検査場だけど、職員の人達は献身的に働いているように感じた。
状況を説明したところ、海外渡航用の検査は12時までならば、結果は午後4時になるとのこと。検査費用は25,000円。
でも、4時までに川崎まで来るのは難しいと思われたので、特別対応の午後5時までに検査対応し、3時間で検査結果が分かるコースを聞いてみたら、費用は35,000円! 2人で7万円! 手書きのメモに自分がパンデミックの渦中にいることを感じる。
川崎を後にして、次の候補の西武新宿駅地下にあるチームメディカルクリニック新宿に行ってみた。
場所を探し当てるのにかなりの時間と労力を費やしたけど、中に入るとこちらは落ち着いた雰囲気。
ここでいわれたのは、PCR検査はここで受けられるけど、韓国はPCR検査でなくても、抗原検査で入国ができるとのこと。抗原検査であればPCR検査より短い時間で検査結果を入手できるという。しかも検査費用は結果報告書作成付きでPCR検査より安い(11,000円)。検査予約は午後6:45まで。
『探せばいろいろあるんだね』、と相方の安心したのも束の間、抗原検査でネットで検索したら、羽田空港内にも木下グループ PCR検査センターという同様(一緒ではないようだ)の検査施設があり、費用は結果報告書付き、税込みで3,600円! 安い! 7万円を覚悟していたので、6万円以上安いことになる。
空港内で前泊することにしたので、こちらの方が断然効率が良い。
でも、なんだか心配だ…。うまい話には訳がある。
前日に結果報告書を入手できなければ、入手出来てもJALが認めないと搭乗ができない。
そこで、7月23日(やっとレポート当日になった)に2人で羽田空港に行って、実際に検査を受けて、JALにこれで問題がないか、確認することにした。
クルマで空港まで行って、抗原検査を受けた。自分で綿棒を使って採取するので、正直、これで良いのかと思った。適当に採取したら、どんな結果が出るのかな。
結果が出るまで昼食を摂り、それでも時間が余ったので、ガリバーデッキで飛行機の離着陸をしばし眺める。
結果が出る時間に行ってみたら陰性ということなので、空港の地下にあるコンビニに向かう。携帯メールに送られてきたPDFファイルの結果報告書を印刷しようとしたけど、これが結構大変。
プリントスマッシュというアプリをインストールして、携帯をコピー機と同期化しようとするのだけど、指示通りに操作してもなかなか同期化しない…。
なんとか奇跡的に印刷できたので、第1ターミナルから第3(国際線)ターミナルにシャトルバスで移動して、JALのチェックインカウンターに向かう。
良かった、カウンターは開いているけど、混み合ってはいない。そばにいた若いグランドスタッフに印刷した結果報告書を見せて問題ないか確認してもらったら、ベテランの先輩が呼ばれてやってきて、内容を細かく確認した後に問題ないという判断を下してくれた。
安心して、腰が抜けそうになった。
8月2日(火)
観光ビザが発行されるので、また会社を休んで、横浜領事館に相方と向かう。(代理人でも対応可)
実は、申請時に『8月2日までには発行されますが、早く発行された場合はサイトで確認できます』といわれたので、大使館のサイトで毎日、いや数時間おきに確認していたのだけど、結局予定通りに発行された。
当日、早めに着いたので領事館内で待っていたら、窓口で旅行代理店の社員と思われる男性が、担当の女性に何度も『…ご対応いただきまして、ありがとうございました。』と謝意を述べていた。もしかしたら、自分の分の発行が早くならなかったのは、特別な配慮を他の申請に行っていたからかもしれない。(個人的な憶測です)
出発前に感染したら全て台無しなので、クルマで行って、どこも寄らずに帰ってきた。
晩飯は平日だし、早い時間なら空いているのでまあ安全だろうと考えて、海老名の田んぼの中にあるタベルナ イル ロカーレ。日本語でいうと田舎食堂あたりかな。なんどかレポートしたことがあるけど、お店で育てた野菜を使ったバーニャカウダがウリのイタリアン。
開店待ちで入店したけど、すぐに子供連れのグループが何組か入店してきて、ほぼ満席になった。そうか、子供は夏休み中か…。
もちろん、バーニャカウダ(999円)を2人前とイカスミとトマトのスパゲティー(1,500円)は注文することにして、後はピザとメイン(肉料理)にしようかと思ったけど、相方がそんなに食べられないというので4種のチーズのピザをLサイズ(2,000円)にすることにした。
バーニャカウダはパリパリ、シャキシャキの採れたての新鮮な自家製野菜をクリーミーでアンチョビが効いたしっかりとしたソースで頂く。美味い!
手づかみで食べていると子供に戻ったような気がする。ボリュームも充分で、これ以上食べたら後から運ばれてくる料理が食べ切れなくなるくらい。
ピザは生地が厚くて、ピザトーストのような仕上がり。久し振りに見たときは、思いっきりテンションが下がったけど、食べてみると意外に美味い! サクサクな食感はこんがり焼いたトーストのようだ。これにたっぷりの4種類のチーズが載っている。生地よりもチーズの方が主張する。
イカスミのパスタは意外とイカの味が主張しない。臭みがないともいえる。レモンの代わりに酸味が強いトマトとミントが載っているけど、少し弱いかな。爽やかさなどには至っていない。
正直、眼の前に黒い物体が運ばれてきて、私たちの体内に消えていった…。
いろいろネガティブなことも書いたけど、全体的にはお店のポリシーがはっきりしているし、そこいらのイタリアンよりは断然美味い。使っている素材からしてレベルが違うと思う。
★★★★+。 サイト: http://locale-family.com/index.html
8月6日(土)
韓国への帰省が来週に迫っているので、下手なところにいってコロナに感染するわけにはいかない。
そのため外食する時も、比較的コロナ対策が徹底していると思われるチェーン店が中心となっている。
しかし、美味いラーメンが食べたいということで相方と合意し、討議を重ねた結果、独立系ラーメン店としてはしっかりとコロナ対策を行っている平塚のごっちメンに行ってみることにした。
ところが駐車場にクルマを停めてみると、店名が変わっているようだ…。
お店に到着して、その疑問が確信に変わった。仲吉荘というようだ。後日ネットで確認してみたけど、正直本当のところがわからない。
相方は券売機の左上にあるらーめん正油(680円)、私はその下にあるらーめん塩(730円)を購入。
この店で塩を注文するのは久し振り。全体的に値段が下がっているようだ。
13時半に入店したためか、他の客がいない…。
週末なので皆遊びに行ってしまったか、昼のピークを過ぎてしまったためなのかな。屋号が変わったので、様子をみているのかもしれない。
やっぱり塩は美味い!
スープはごっちメンの時ほど強くないけど、癖もなく、マイルドに仕上がっている。ホンビノス貝をつかわなくなったのかな。
自家製麺がツルツルシコシコしているんだけど、正油より塩の方が特徴を感じられるようだ。
コリコリ鶏チャーを選んだので、鶏の皮を刻んだものが載っている。こちらはイマイチだな。
相方の評価はかなり低い…。ごっちメンの強いスープを期待してきたので、拍子抜けしてしまったとのこと。特徴もあまりなく、味気ないと感じたようだ。
一方、私の評価は高く、★★★★+。
G麺7: https://twitter.com/showamengyo
8月11日(木)
羽田に前泊する日。相方は祭日なので会社はお休み。私も早めにあがって、1時過ぎに本厚木を出発。
順調に横浜駅まできたけど、YCAT(ワイキャット)に乗ろうとしたら、凄い行列! 京急が人身事故でずっと止まっているらしい。40分位待って、やっと乗車。しかも補助席を出しての完全満席。感染が怖い。
羽田空港には4時に到着。コロナの検査の前
にホテルにチェックインして、手ぶらで検査を受け
ようとしていたのだけど、少し遅れたので先に
検査を受けてからチェックインすることにした。
前回予行練習をしているので、トラブルなく受付
して、採取し、結果を下のコンビニで印刷。
費用は前回と同じ2人で7,200円。
無事検査が終わったので、第3ターミナルに移動。
ホテルの外観を撮りたくなったので地上からアプローチ。
予約したのはザ ロイヤルパークホテル 東京羽田。
写真の通り第3ターミナルに隣接しているが、ホテル
のサイトには”第3旅客ターミナルビル内”となっている。
しかし、外からは入れず、重いスーツケースを引き
ずって、第3ターミナルに戻る。レセプションも含めて
なんだかショボイ。
2014年9月30日開業。結構経つな。
部屋はツインにしたけど、ベッドが隣り合って
いるので、ダブルとあまり変わらない。部屋で
パソコンを出して仕事をするようなスペースもない。
ルートインとあまり変わらないな。
でも、なんといっても静か。窓は二重ガラスの
ようだ。飛行機のエンジン音や、下を走るバスの音、
モノレールの音すら聞こえてこない。隣上下の部屋
からもほとんど物音が聞こえてこない。
予想より大幅にショボイと感じていたのは、まだ
開業していなかった、ホテルヴィラフォンテーヌ
グランド羽田空港と勘違いしていたようだ…。
少し部屋で寛いだ後、第3ターミナル内の飲食店
街に行ってみたら、なんと6時過ぎだというのに
ほとんど閉店していた…。ええっ…。
数店舗営業していたけど、長蛇の列ができていた
ので、諦めて再び第1ターミナルに移動。
第1ターミナルでも同じ状況だったので、結局
リンガーハットで晩飯をいただいた…。
8月12日(金)
朝の8:25発のフライトだけど、一応国際線なので
7時前にチェックアウト。余裕だね。
チェックインカウンターはいきなり目が覚めるくらい
混み合い、行列ができている。このあたりにもJAL
の人員削減の影響が出ているのかな。
金浦空港に無事到着。
韓国の実家で寛いだ後、昼飯に出掛けた。
義姉の運転で、ビジネスビルの駐車場に入った
と思ったら、連れていかれたのは焼き肉店!
(今回はスケジュールがサプライズ)
まるでスタバのような店構えと店内。
焼き肉特有の煙や匂いなどない。清潔。
お店の名前は松楸ガマゴル 永登浦区店。
チェーン店だという。ちなみに、楸はヒサギ。
平日の昼過ぎなのに、結構お客が入っている。
実は先日、義姉が女子会で来て気に入った
らしい。グルメな友人がお店を選んだというけど、
個室で食べれるし、匂いも付かないので女子会
にピッタリだな。
この店の人気メニューは松楸カルビ(骨付きカルビ)。
ランチなら1皿33,000ウォン(約3,300円 3人前)。夜だと
39,000ウォン。
写真は3人前。分かりづらいけど、なかなかの
ボリューム。地下のお店なのに炭火を使っている。
バンチャン(定食に付いてくる小皿)でいろいろ
と運ばれてくるけど、玉ネギとゴマの葉のサラダは
あっさりとしていて美味い! 夏にピッタリ。
本来焼き肉と一緒に食べるようだけど、単品で
バクバク食べてしまった。
松楸カルビは柔らかくてジューシー! 甘めの
下味がしっかり付いている。
シメは冷麺(9,000ウォン)。夏だし。
麺は極細で、腰はあまりない。味付けも控え目。
福島の水そばかと思った。韓国では冷麺はシメ
ではなく、焼き肉を食べながら冷麺を食べるという。
ということで、先ほど頂いた松楸カルビを追加で
もう1皿注文した。なるほど、冷麺はご飯代わりだね。
チェーン店ということもあり★★★★かな。
フードプラスに焼酎を買いに行ったけど、やっぱり
C1(プサンの焼酎)は売っていない。仕方ないので
チャミスルを買って帰ったけど、夜に飲んでみたら、
甘くて飲んでいられなかった…。
ヤクルトを買おうとしたら、本数が多い(20本)か、
ビッグボトルしか売っていない。意外と住みづらい。
ということで晩飯。
向かったのはKYOCHON 1991。ヤムニョムチキン
の店。クアラルンプールでも凄い人気だったことを
相方が覚えていた。
店内はほぼ満席。メニューをみると、なんと日本語
も併記されている!
まずは『特別なニンニクと醤油ソースの風味』の
オリジナル(16,000ウォン)を注文。
でも、待っても待っても運ばれてこない…。
30分経って、ようやく運ばれてきた。
小さいトングで食べるので、手が汚れないのは
素晴らしい。でも冷めていて、パサパサしている…。
追加注文なしでお店を出た。義姉によれば普段は
熱々なのに、この日が金曜日のためかデキは良く
なかったとのこと…。なので評価なしとします。
8月13日(土)
韓国入国後、翌日までにPCR検査が必要で、一方
日本に入国する72時間以内にコロナの検査が必要
なので、今回の日程だとこの日に検査を行えば1回で
済むことなる。
ネットでチェックしてみたところ、仁川空港に検査場
があるので、義姉のクルマで行ってみることにした。
クルマを地下駐車場に停めて、地上に上がってきたら、
とてもユニークな建物が現れた。
まるで、イムレ・マコベッツのパクシュの教会のようだ。
建築物の名称は第1交通センター。設計者はネット
で調べたら、テリー・ファレル(Terry Farrell)のようだけ
ど本当?? というのも、ポストモダンの建築家として
認識される彼の作風からするとテイストが全然違う。
検査を終えて結果が出るまで少し空港内を散策
してみたけど、建物の室内空間は驚くくらい広大。
A'REXというソウルからの特急列車、空港エリア
内の循環列車、地下鉄にアクセスできる。
でも、その機能の割には建築物として大きすぎる
と思う。韓国なので、冷房代より暖房代が気になる。
構造体としては中心部分に戦闘ロボのように設置
された巨大な構造物が全体を支えていると思われる。
その構造物を貫くように動く歩道が設置されている。
この辺りもテリー・ファレルというより、フランスの
シャルルドゴール空港のような雰囲気…。
まるで巨大ロボットに監視されているようで、なんだ
か落ち着かない。
本当に空間としては素晴らしいと思う。
一方で、余計なお世話だとは思うけど、建設費は
膨大だったと思われるし、光熱費を含めて維持費は
韓国にとって重荷になるかもしれない。
とはいえ、この施設を見るために韓国に来ても良い
くらいの作品だと思う。
第1交通センターは見応え充分だったけど、
ターミナル自体は面白味がない…。
やりたいことは第1交通センターでやって、
余った予算でターミナルを設計したのかもしれない。
また、仁川空港に比べたら、金浦空港がショボ
過ぎる…。
PCR検査なので、結果が出るまでに時間が
掛かる。空港を出て、昼食を摂ることにした。
向かったのはソナム食堂2号店。空港と同じ
永宋島にある。場所が少し分かりづらいかな。
先着の女性が店内に駆け込んでいるけど、
この日は朝から強い雨で、肌寒いくらい。
店内に入った瞬間にエビなどの魚介類を
鍋で煮たときの香りで刺激を受ける。即時
に戦闘モードに突入!
海鮮鍋は3人前で50,000ウォン。お手頃
価格だと思う。タコは生きているので、少し
残酷。
そばのテーブルでは若い女性が女子会
をやっている。値段も安いので、集まり
やすいのだろう。
カレイの焼き魚(実際は揚げたもの 5,000ウォン)
を追加してみたけど、パサパサで注文した甲斐が
ない。まあ500円なので、大騒ぎする話でもない。
ちなみに、チゲの英語の綴りはJJIGAE。日本の
ローマ字の教科書では発音できない。
アメフトのJJワットのような綴り。JJケールもいるか。
画像ファイルの名前をJJIGAEにしたけど、後で
きいたら、今回のような大鍋の場合はJEONGOL
ジョンゴル(?)と呼ぶとのこと。ハングルは難しい。
味付けはかなりあっさりしている。少し物足りない
くらい。お気に入りの塩か醤油をちょっとだけ加え
たい。
手打ち風のうどんが付いてくるのだけど、凄い量。
火が通るとツルツルの食感になる。
一方、小麦粉が少し溶けて、トロミが増すとともに
味がさらにマイルドになる。取り皿にご飯を入れて、
リゾットで食べた時の方が美味かった。
もちろん、★★★★★! また来たい!
https://www.instagram.com/son_amu12/
検査の結果はネガティブ。
お土産を見たり、実家に戻ってグダグダした後、
晩飯に向かった。韓国に来て外食しかしていない
けど、コロナ禍なので仕方ない。
向かったのはチャンゴ43(Changgo43)。場所は
木洞(Mok-don)の現代デパート 木洞店そばにある
CBSビルの2階。
店内はかなりゆったりとして、初日に入った
松楸ガマゴルにも雰囲気が似ている。
コロナ禍なので、感染の恐れが少なそうなお店
を選んだとのこと。
チェーン店ぽいけど清潔で、店員も明るくて
とても印象が良い。
お店お奨めの、ロースとヒレが楽しめる
チャンゴスペシャル(46,000ウォン)を2皿
注文。(写真は1皿分)
通常は色調補正を行い、室内照明による
青みを補正するのだけど、この店で撮影
した写真はそのまま使える。
それだけ室内照明にこだわっているの
だろう。
店名の43というのは4.3Kgの鉄鍋を使っている
から。厚くて重い鉄鍋を使うので、均一な熱が肉
に伝わるとのこと。
肉の下の白い物体は牛脂。
ちなみに、チャンゴとは倉庫という意味。
日本のグルメサイトでは倉庫43で登録されて
いるところもある
店員さんが調理してくれるのだけど、火が通った
後でナイフでカットするのではなく、焼きながらトング
とヘラで肉をちぎるように調理する。
こちらの方が火が通りやすく、表面が硬くなる前
に柔らかい状態で食べられる。
脂が溶けやすい牛肉ならではの気遣いだな。
だいたい火が通ったところで、ジャガイモ
のスライスを投入。肉汁が滲みて、ジャガ
イモ単品だけでも食べ応えがある。
仕上がりはかなりシンプル。
肉が上質なこともあるけど、柔らかくて
ジューシー! お店のこだわりが料理の
味に確実に反映されている。タレのような
調味料は使っていない。お好みで岩塩を
付けて頂く。
追加注文をすることになり、ヒレが美味かった
ということになったので特ヒレ(59,000ウォン)を
注文。
お店ではヒレと呼ばれていたけど、英語では
Tenderloinと書いてある。ネットで調べてみたら、
ヒレはフランス語、テンダーロインは英語で
同じ部位のこととのこと。知らなかった。
シメは眼の前で作ってくれるカクテキ炒飯
(6,000円)。1人前で充分だと店員さんにいわ
れたけど、相方が美味しいというので、2人前
で注文。美味しかったけど、やっぱり少し残し
てしまった。
少し値段が高いけど、肉質を考えたら納得。
★★★★★。http://www.changgo43.co.kr/
8月14日(日)
ずっと食事以外は外出を控えていたけど、昨日
の検査でネガティブだったので、少しだけ外出して
みることになった。
向かったのはもちろん梨泰院。でも感染が怖い
ので、昼間に訪問。ネットで調べて、ダントツに駐車
場代の安い区役所にクルマを停めた。
梨泰院の裏道。
区役所周辺は坂道が多い。日曜日は人通りが
が少ないのは六本木と同じかな。
夜になったら、雰囲気は全然違うんだろうな。
せっかくなので、韓国料理ではなく VATOS と
いうメキシカンに入店。
テラス席もあるけれど、暑いので皆店内の席を
選択している。
店内は恵比寿とかにあったゼストのような雰囲気。
なんだか懐かしい。
さすが韓国。トルティーヤチップスがお通し代わり
に出てきた。
ソースが滅茶苦茶美味い。市販品かもしれない
けど、コリアンダーがきいている。
この店は期待できそうだ。
12時前には店内はほぼ満席。BGMの音が大きい
ので、皆大声になる。コロナ感染が心配。
ケサディーヤ・チキン(₩ 12,900)は見た目は
カルツォーネ(包み焼ピザ)。
食べてみると、チーズやチキン、アボガドなどの
具材がたくさん載っていて、いろいろな味が口の
中で暴れまわる!
あまり食べたことがなかったけど、こりゃ美味い!
食べやすいし、お奨めです。
牛カルビ・タコス(3個 15,900)はカラフル。
南国の雰囲気。
具材の量が多いのは良心的だけど、タコスと
してはバランスが悪い。2/3位の量で充分。
トルティーヤは小麦粉かな。グルテン化して
いて、縁日の屋台のお好み焼きのような食感。
少しパサパサしているけど、バラツキかな。
もう少しライムが大きければ印象が違うかも。
ちなみにカルビはGALBIと書くようだ。
エビ・タコス(3個 14,900)も具材が多くて、
エビやらサワークリームが主張して、何を
食べているのかわからなくなる。
こうなると、タコスというよりファフィータの
ような別の料理という仕上がり。
会計時に聞いたら、トルティーヤはとうもろ
こしと小麦粉を混ぜて使っているとのこと。
確かにとうもろこしだけだとパサパサする
しね。恐れ入りました。
牛ステーキとワカモレのブリトー(₩ 15,900)
はとにかく量が多い。多過ぎ。
そのため食べづらい。また、チーズや豆類が
入っているためか、食感がボソボソしている。
不味くはないけど、他の料理が美味しいので、
お奨めはできない。
メキシコプロレスにやってきたヘビー級の
プロレスラー。重い。
シュリンプボール(₩ 15,900)はメニューには
Sweet Asian Shrimp と書いてあったので、
小エビのフライの上に甘辛ソースが掛かった
ものかと思って注文。
運ばれてきたらサラダだね。食べ始めたところ
で、下にフライドライスが隠れていた…。
でも、刻まれた野菜がシャキシャキしていて
意外に美味い! 日本でいえばタコライスだな。
料理的にはソウルでわざわざ食べるレベル
ではないけど、手抜きせず、真面目に作って
いるのは好印象。
値段は少し高く感じたけど、コーラが3,000
ウォンいうのは良心的。 ★★★★+。
梨泰院クラスのロケ地。昼なので営業
していない。
昼間は特に見るところがないのも六本木と
同じ。暑くて歩き回る気がしなかった…。
晩飯は汝矣島で参鶏湯。
予定ではサムギョプサルを食べに行く予定だった
けど、相方が胃もたれで白旗を揚げた。
お店の名前は高峰参鶏湯(ゴボンサンゲタン)。
日本のグルメサイトにも掲載されている、最近人気
の店。明洞にもお店がある。
普通の参鶏湯は17,000ウォン。
予約していないのに、注文したらすぐに
運ばれてきた。なんだか良い香りがする。
天下一品のような少し甘い香り。
美味い! 見た目と香り通りの味。濃厚
なのにしつこさや癖がない。最近のトレンド
だとのこと。桑黄(サンファン)という抗癌作用
があるといわれているキノコが使われている
からかもしれない。
ボリュームは通常の2倍あるので要注意。
相方が注文した鮑・鶏肉粥(₩ 13,000)。
鮑と聞くと高級感があるけど、写真の通り
鶏肉とともに細かく刻まれている。
味はかなりあっさりとしていて、参鶏湯と
同じように塩加減は自分で調節する。
まあ、体調が悪くなければ、参鶏湯を注文
することをお奨めする。
参鶏湯単品だと寂しいと思い、海鮮ネギ
チヂミ(₩ 17,000円)も注文。
見た目は凄く美味そう。食べてみたら、フワ
フワの食感で、やっぱり美味い! 本来は
カリカリの仕上がりのものが好きなのだけど、
これなら満足。
★★★★★。人気があるのも納得。
8月15日(月)
羽田でのあまりにも大げさな入国手続きに
驚いたけど、無事自宅に帰宅。
コロナ感染を避けるために、結局食っちゃ寝
だったけど、久し振りの韓国はやっぱり刺激的
だった。
早くビザなしでも入国できるように日韓関係が
修復されることを望みます。
8月17日(水)
今週末まで夏季休暇。
韓国移住に必要なビザの申請のために、戸籍謄本と婚姻届けの受理証明を入手するために港区役所に向かう。やはりお盆の時期なので空いていて、あっという間に2つの書類を受領できた。
昼飯は事前にチェックしていた、赤坂にある とんかつ 末吉。なんで六本木に住んでいた時に入っていなかったのか、不思議になるくらいしっかりとした店構え。普段、訪れることがないエリアのためかな。それとも、カツ丼TVに掲載されていなかったからかな。当時は食べログなんてなかったし。
店頭に行列ができていたけど、せっかくなので待ってみることにした。すると、客の入れ替わりのタイミングなのか、12時半前なのにガバッとお客が出て、すぐに着席できた。
案内されたのはカウンター席だけど、コロナ対策で1席空けて案内している。
ロースかつ重(1,300円)を注文。
人気のとんかつ店らしく、清潔で店員がキビキビと働き、動きに無駄がない。店内にはラードと思われる、甘い揚げ物の香りが漂う。
飾り気はないけど、好感が持てる。
カツは揚げたてで、衣はカリカリの食感。
肉は充分に厚くて、柔らかく、ジューシー! でも、獣臭さは全くない。
味付けは濃いめだけど、煮汁をしっかりと切っているため、しつこさは感じない。少し甘めだけど、気にならずに食べ続けられる。
ボリュームも充分。豚汁もあっさりしていて美味い。
気になったのが、肉の一部がパサパサしているように感じた。なので、評価は ★★★★+。また来てみたい。 住所:港区赤坂4-3-10 電話: 03-3583-0396
8月27日(土)
寒川神社そばにブリキの木こりというラーメン店があって、食べログなどで掲載されている写真を見るとなかなか美味そう。
一度食べてみたいと思っているのだけど、最近閉店が続いている…。
この日も相方とクルマで行ってみたけど、営業していない。後日ネットで確認してみたら、飼い猫の不幸などがあり、閉店が続いているとのこと。営業再開したら行ってみます。
ということで、目的地もなくクルマを流していたら、手打そば 東風園を発見。お店の駐車場の奥に店舗を構えているので、あまり目立たない。また、周囲を木々で囲まれているので、隠れ家的な雰囲気。
建物はポストモダンの建築家 ヴェンチューリの母の家のような佇まい。
店内に入ってもお店が新しく、天井が高いので、とても居心地が良い。軽井沢辺りの名店に来たような感じがする。BGMが静かに流れているのも好印象。
客層はやはり年配の客が多い。
これだけ気持ち良い店なのに、お客は少なく、席は半分も埋まっていない。やはり奥まったところに店を構えているので、気が付かないのかも知れない。またはパン屋か美容院、クリニックなどと勘違いしているのかな。
カツ丼はやっていなくて、丼物とのセットメニューもないので、注文に困る。結局、初めての入店だし、お店のお奨めの3種類のそばが楽しめる 三昧てんせいろ(1,550円)を注文した。
十割は太くて硬い。モソモソとした食感。山芋などのつなぎは使っていないようだ。
やはり、更科は繊細。一方の二八そばは食べやすい。
もちろん、全体的なレベルはかなり高い。店構えは素敵だけど、料理が残念な店も多いけど、この店は他の料理も美味そうだ。
そばなので、飛び上がるような美味さではないけど、そばをすする度に味を確認しながら、しみじみと頂くのも悪くない。
天ぷらの衣は薄くて、油切れが良いので、そばの味を邪魔しない。パリパリの食感もたまらない。
一方、そば汁 兼 てん汁は少し塩っぱいので、そばの味が隠れてしまうのは残念。ちょこっと浸けて頂きました。
★★★★★。 住所: 寒川町大曲3-11-2 電話: 0467-75-7773
8月28日(日)
ネットでいろいろ検索していたら、厚木の山の中にあるラーメンの名店 ZUND-BAR (ズンド・バー)が朝の9時から営業しているようだ。夏の暑い日も、冬の寒い日もいつも行列ができている店なので、相方とサクッと行ってみることにした。
と、意気込んでいたけど、結局お店に到着したのは11:30。小雨混じりの曇天なので、お客は少ないのかと思っていたら、テーブル席はほぼ満席。マニアはいるんだね。
昨日のそば屋と違って、お客は若年層中心。
醤油らーめん(1,080円)を2つ注文。私はまろ味、相方は淡麗にした。
まずはスープを啜ってみる。
ん! なんだか随分はっきりした味になってきた。開店当時は極端にあっさりで、化学調味料漬けの幼少期を送った私の舌にはかなり物足りない仕上がりだった。素材の良さをアピールするつもりだったのかも知れないけど、結局客ウケしなくて、庶民に迎合する味になったのかな。
麺は細い。極細で、腰もあまりないので、そうめんのようだ。ここまで細いと、ストレート麺の伸びやかさなどは感じない。すぐに伸びそうなので、急いで頂く。
食べ続けていると、煮干しの苦み、えぐみを感じる。ある程度は使っている素材を感じるように演出しているのかもしれない。
以前は物足りなさを感じていたけど、私も淡麗にした方が良いのかな。
ということで、相方の淡麗を少し頂いてみる…。
しかし、それほど極端には違いを感じない。少し味薄目という程度。
会計の時にカウンターにはお店のステッカーが置いてあった。何枚でも持ち帰って良いようだ。一方、開店当時に置いてあったのは不揃いの手切りのコピー用紙に印刷された名刺(?)だった…。
美味しいのだから文句はないけど、自分が知っているお店がどんどん変わっていくようで、なんだか寂しい…。ユーミンの卒業写真か、太田裕美の木綿のハンカチーフを聞きたくなった。
これだけの名店なので評価はなし。もちろん、お奨めです! ツイッター: https://twitter.com/zundbar
9月3日(土)
先日、平塚の徳延付近をクルマで走っていた時にとんかつ店を発見。こんなところにとんかつ店があったかなと不思議に思っていた。
天気が良いので、チャリに乗ることにしたけど、久し振りのライドなので、近場で昼飯にすることにした。 どこに行こうか悩んだ結果、そのとんかつ店に行ってみることにした。
お店に着いてビックリした。店名がこのエリアだと誰でも知っている三澤亭だったから。移転したということなのかな。それとも支店を出したのかな。
店舗らしくないお店のドアを開けてまたビックリ! なんと入り口の先にカーペットが敷いてあって、土禁とのこと。靴を下駄箱に入れて店内に…。以前の店はもちろん靴を脱がないで席に着いていた。
まるで知人の実家に来たような店内は、背後が良く見えないカウンター席に案内されたけど、なんだか落ち着かない。BGMはブルーコメッツのブルーシャトー。思いっきり昭和の空気感。
いや、常連さんのカラオケを録音したものかも知れない。
メニューをみたら、ランチでカツ丼(1,100円)をやっていたのでお願いした。
お店は年配の老夫婦と友人の女性がお手伝いしているようだ。
カツはしっかりと煮込まれていて、カリッとした食感はない。
肉は火が通り過ぎて、硬くなっている。注文してから、運ばれてくるまでの時間を考えたら、揚げたてではないと思う。
でも、味付けが控え目なので、食べ続けられる。一方、ボリュームは結構ある。
肉の厚みはかなりあるけど、パサパサしているし、筋もあるのでありがたみがない。
なめこの味噌汁はあっさりしていて美味しいけど、それ以上のデキではない。
そもそも、これまで旧店舗に何度か行ってみたことがあったけど、1度も合格になったことはなかった。
★★★。食後に女将さんに話をうかがったところ、お子さんが独立したので、旧店舗は店舗・住宅として大き過ぎたので移転したとのことでした。
9月4日(日)
昨日のカツ丼はイマイチだった。
イマイチでもカツ丼を食べたのだから、そこそこ満足できる人と、中途半端な料理を食べたら、より一層美味しいカツ丼/とんかつを食べたくなる人がいると思う。私は後者。
ダメもとで、相方に昼飯はとんかつ店でも良いかと聞いてみたら、OKということなので、ちょっと悩んで平塚市平塚にあるとんかつ とん喜(㐂)に久し振りに行ってみた。天気が良いので布団を干しているのはご愛敬。
店内に入ると、結構席数があるのにほぼ満席。でも、ちょっと待っていたら、食べ終わったお客がどんどん出ていった。気が付けば、ほぼ貸し切りの状態になっていた。
ボリュームが多いのを知っているので、普通のロースかつ定食(1,500円)とひれかつ定食(1,500円)を注文した。
見た目からして美味そうだ。というか、匂いで美味いのが分かる。
普通の定食なのに、ロースは肉は分厚くって柔らかい。最高だね。衣がきれいに肉を包んでいる。厚木市のこばやし亭とは全然違う。
ボリューム的には普通の定食で充分。若ければ、何杯もご飯がお代わりできるくらい。
ヒレも柔らかくって、ヒレ独特の臭みや癖がない。こちらも最高。
敢えていうなら、ソースが甘過ぎるかな。好みだけどね。テーブルに塩が置いてあったら使いたいところ。
ご飯も美味しいし、白味噌のあさりの味噌汁もあっさりしていて、こちらも最高。
★★★★+。お手頃価格で、腹一杯美味しいとんかつを食べたいならここだね。
住所: 平塚市平塚2-49-9 電話: 0463-35-2566
9月10日(土)
ネットでいろいろ検索していたら、藤沢の打戻にうなぎ・ふぐ専門店 一幸という人気店があるようだ。
先週予約しようとしたら、予約できなかったくらい人気店。電話してから1週間後の入店。しかも、開店時間の11時しか空いていなかった。
ということで、テンションが上がりすぎたためか、かなり早くに到着してしまった…。なので、時間つぶしに周辺をドライブしていたら安藤養鰻所の看板が…。そうなんです、なんと藤沢にウナギを養殖しているところがあるんです。テイクアウトで販売もしているとのことなので、今度試してみようかと考えています。
暖簾が掛けられたのを確認後入店。店内は予想していたより広くて、しっかりしている。各テーブルの間隔も広く、半個室くらいのゆったりとした空間となっている。逆にいえば、独りでは入りづらいかも。
メニューを見ると、うなぎやふぐだけでなく、天ぷら定食(2,100円)、天重(1,700円)もやっていて、写真を見ると美味そうだ。
初めてなので、上うな重(税込 4,300円)をお願いした。
ウナギがお重から溢れている! 無茶苦茶美味そうな匂いがする。
うん! 本当にとろけるように柔らかい。しかし、それほど身は厚くないので、ウナギのボリュームは見た目ほどではない。関西のウナギを食べ慣れた人には柔らか過ぎると感じるかもしれない。
淡水魚臭さはもちろんないし、皮は柔らかくて主張しない。でも、全体的になんだか水っぽいかな。香ばしい匂いがするくらい焼かれているので不思議。
一方で、ご飯がパサパサなのが残念。まあ、ベチョベチョよりはマシか。
いろいろ小鉢が付いてくるので、箸休めには困らない。胡麻豆腐がデカイ。食べ応え充分。
★★★★+。美味しいけど、ここまで人気なのが分からない。テレビ番組で紹介されたのかな。
サイト: https://www.instagram.com/unagiikko/
相方が晩飯は担々麺を食べたいといい出した。でも、本厚木には美味い店がない…。
そこで向かったのは、これまで2回報告したことがある、藤沢のタンタンヌードル 楽。お店の駐車スペースは一杯だったので、いつものようにちょっと離れた前払い駐車場に400円払ってクルマを停めて、お店に到着。お店の駐車スペースは空いていた。
ウナギでそれほど腹が減っていないので、担々麺(950円)とパクチー(100円)だけ食券を購入した。
やっぱり美味いなあ。このエリアでは一番じゃないかな。
あっさりしているのに、爽やかな酸味があって食べ続けられる。しっかりとした腰のあるストレート麺はスープに負けていない。
また、食べ続けていると、麺がスープを吸っているのか、肉味噌が溶けたためか、スープにとろみが出てきて、これはこれで美味い。
今回は新しい発見はなかったけど、★★★★+。
サイト: https://twitter.com/tantannoodle1
9月11日(日)
先週の土曜日に入った平塚市徳延の三澤亭のすぐそばにある餃子の店 廣苑に行ってみたけど、昼の営業がすでに終了していた…。まだ午後1時前なのに餃子が売り切れたとのこと。とても残念。
仕方ないので、ずっと気になっていた、東中原にあるたけ山というそば屋に行ってみた。裏通りなのにいつも駐車場が一杯で、チャリでお店の前を通る度に気になっていた。
外観から想像した通りの店内。目立たない店構えなのにほぼ満席。恐らく、私以外はジモピーだろう。
メニューを開ける前に、表紙にセットメニューが出ていたので、Bセット カツ丼(1,150円)をお願いした。
ちなみに、カツ丼は単品もあって750円。上は950円。
う~ん、カツ丼は見た目からして美味そうではないな。まずはそばから頂くことにする。
良かった、そばはそこそこ美味い!
細いのに、程よい腰があり、喉越しが良い。そば粉の香りがしないのが残念。
だから、初めて入ったそば屋では、カツ丼とそばのセットを頼んじゃうんだよね。カツ丼の単品だと、不味かったら食べるものがなくなって、腹を空かしたままお店を出るしかない。
そばは自家製とメニューに書いてあるけど、手打ちというわけではないようだ。
そばに比べて、カツ丼はひどい。衣にパン粉を使っているのか分からなくなるくらい煮込まれている。肉はそのために脂が落ちて、パサパサで硬くなっている。
正直いって、盛り付け方でそもそもお金をいただく品質になっていないと思う。
セットとして★★+。カツ丼を注文したので報告。
9月17日(土)
武蔵小山の美容院に行く前に、自由が丘にある とんかつ ごりこに寄ってみた。
駅からすぐの路地にお店を発見。ネットで調べてみたら、商社資本のお店のようだけど、とんかつ店はこの店舗だけのようだ。
開店前に並んで、席に着き次第、ネットで調べておいたかつ丼をロース(1,400円)でお願いした。かつ丼はロース、ヒレ、ソース、たれかつと豊富なラインナップ。ヒレかつ丼ならランチタイムだと1,200円だけど、あえて1,400円のロースを注文した。
注文書を見てみたら、ロースかつ丼 1,200円と印字されている?? 店員さんに確認してみたら、ランチタイムならロースも1,200円となるとのこと。ちなみに、使っている肉は夜の部で出されるものと同じらしい。
店内は和風の居酒屋風だけど、スペース的に余裕があって、居心地が良い。
とんかつ専門店なので、カツは揚げたてだと思われるけど、かなりツユダクで煮込まれている。衣にはサクッという食感が全くない。カツは作り置きなのかな。
豚肉はジューシーなんだけど、カツとして煮込まれているためか、少し硬くなっている。カツのボリュームは充分。
味付けは悪くないけど、メリハリ・奥行きがない。すぐに飽きてしまった。
シジミ汁は臭みもなく、美味い。
期待値が高かったのだと思うけど、★★★。
9月18日(日)
本厚木駅そばに麺屋 藤ろうというラーメン店がオープンした。
濃厚スープのお店のようだけど、相方が苦手なので、お店を発見してから入店するまでに時間が掛かってしまった。
この日は相方が昼間に食べ過ぎて食欲がないというので、行ってみることにした。
券売機で濃厚中華蕎麦を味玉付き(890円)で購入。券売機が使いづらい。お金を投入前にボタンの場所を確認しておかないと、どのボタンを押せば良いのか分からず、キャンセルになってしまいそうだ。
店内の雰囲気は、レイアウトは異なるものの、前にあった店に似ているな。なんでだろう。店内の装飾にお金を掛けていないからかな。
麺はアルデンテ。細めのストレート麺は特に注文はしなかったけど、硬めで運ばれてきた。
スープが少ないなあ…。残されると勿体ないので、けちる気持ちは分からないこともないけど、テンションが下がる。魚介類が使われているようで、かなり複雑で、奥行きのある味わい。
店頭の看板にも『濃厚』と強くアピールされているけど、食べてみるとそこまでコッテリしているとは思わなかった。
鶏肉チャーシュウはパサパサに見えるけど、意外にジューシー! 全体的にボリューム充分。
カウンターにはカツオの魚粉が置いているので、試しに少量入れたら、確かに味わいに変化があった。でも、魚臭くなるかもしれないので、入れすぎには注意した方が良いと思う。
厳選された材料をしっかりと使っているのは確認できたけど、味的にすぐに飽きてしまった。なんでだろう。
とはいえ、充分に合格レベル。 ★★★★。 住所: 厚木市中町2-1-8 電話: 046-204-4318
9月25日(日)
2週間前に午後1時前に行ってみたけど入れなかった、平塚 徳延にある餃子の有名店 廣苑にまた行ってみた。12時前なので、全然余裕で入店。
実はこの店は私が小学生の時に家族で何度も訪れていた店。私の記憶では当時はそばやうどんなどはやっていなくて、餃子とご飯、味噌汁しかなかったと思う。
だけど、南原土手の橋の工事でそばにあった和菓子店が閉店したタイミングで、この店も閉店したと思っていた。まだ営業していたんだ。
メニューを見て、小定食(餃子10個 900円)を注文。餃子単品は10個で500円。丼物もやっているけど、カツ丼は載っていない。
注文した通りの餃子10個だけど、眼の前に置かれると結構なボリューム。ご飯が少なめなのがありがたい。(後日、写真をよくみてみたら11個だった!)
う~ん、普通に美味い!
中身はジューシーだけど、皮が薄くてカリッと焼きあがっているのでとても軽い。
最初は何も付けないで食べ始めたけど、下味がしっかりと付いているようで、普通に食べ続けられる。
なので、次はお酢と胡椒であっさりと頂こうとしたら、なんとテーブルにお酢が置いていない! なので、お店の餃子のタレで頂くことにした。
餃子としてはあまり特徴的なところはないので、黙々と食べ続ける。
この味噌汁はなんなんだ! あっさりとした酸辣湯のようだ。使っているのは熊本辺りの黒味噌なのかな。関東で頂く味噌汁とは風味が全く異なる。メインはオーソドックスで、周辺でユニークさを出すなんて、かなり手の込んだ演出。
最後の方は再び餃子に何も浸けずに、そのまま頂いた。こちらの方があっさりとしていて美味いかな。
会計をして、店を出てから暫くしても口の中にほんのり甘い後味が残っていた…。あの肉汁には化学調味料は使われていなかったようだ。口の中が変に乾かない。
★★★★。孤独のグルメに出てきそうなお店です。 住所: 平塚市徳延435-4 電話: 0463-31-1936
9月30日(金)
愛甲石田駅からすぐ、国道246号から少し入った所に横浜家系らーめん奏家(かなでや)が開店したのは前から知っていた。しかし、店の前の道が狭くてクルマでは行きづらいのと、自宅からチャリで行くには近過ぎるので、なかなか入店ができなかった。
といっていたら永久に入店できなくなるので、細い路地にクルマで入り、近隣の時間貸し駐車場に停めた。
店内に入ると満席だったので、まずは食券を購入。初めての入店なので、普通のラーメン(800円)にしようかと思っていたけど、券売機の一番左上がかなでラーメン(930円)だったので、こちらを購入。
いろいろなトッピングが載っているのに、普通のラーメンと130円しか違わないのでお得だと思う。まあ、そもそもラーメンが800円なのが当たり前になったこと自体が驚きだけどね。
少し待って着席。人気があるんだな。若い男性客が多い。店内に漂う、家系独特の甘い香りが食欲をそそる。
入店してから7分でラーメンが運ばれてきた。少し待ったのに、最近の家系は出されるのが早くなった。麺を茹でる時間が極端に短くなったのだろう。
早速食べてみたけど、少し太めのストレート麺は家系としては腰が物足りない。
一方、スープは最高! 滑らかで背脂の甘味がたっぷり。かなりの量が溶け込んでいるのだろう。それなのに獣臭さはない。
バランスが良いので、カウンターに置いてあるニンニク類は入れずに、そのまま完食!
★★★★。麺は物足りないけど、クリーミーなスープは病みつきになりそう。でも、匂いとか癖があるので、好みが分かれるかもしれない。
サイト: https://twitter.com/kanadeya_ishida
2022年9月のレポートは以上です。
久し振りの韓国訪問でしたが、コロナを警戒して
グルメレポートだけに終わってしまったのが残念。
コロナもそろそろ落ち着きそうなので、
次回のレポートをご期待ください!
< To Be Continued >