ATSUGI BASE 2022年4月~6月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
新型コロナも収束/終息しそうですね。
現在、私は毎日会社に出勤しています。
職場に来れば、気心知れた同僚と顔を合わせて会話が
できるし、コロナ対応ももう少しの辛抱かなと感じます。
でも、在宅勤務の間はやはりストレスが溜まるので、音楽
を聴いたりして気分転換をしていました。しかし、毎日の
ように同じ曲を聴いているとさすがに飽きてきます…。
なので、普段聞くことがない曲を聴いていました。
ジャーニーのエスケープを久し振りに聴いてみました。
スティーヴ・ペリーのハスキーなのに伸びやかなハイトーン
ボイスが在宅勤務で疲れた心に沁み入ります。
ジャケット・デザインが日本人の長岡 秀星だということで、
日本でもかなり話題になっていました。
同じように最近また聞き出したのが、スタッフ(STUFF)の
モア スタッフ。このドラムのタッチはどこかで聴いたことが
あるなと思って調べてみたら、スティーヴ・ガッドでした。
1980年前後にリリースされたアルバムということであれば、
トム・スコットのアップル ジュースはいまでも輝きを失って
いない。 録音時のテープのヒスノイズがCD化の際にカット
されて聴きやすくなったけど、LPを初めて聞いた時の驚き
はいまでも覚えています。コンポが壊れたのかと思った…。
こちらもドラムはステーヴ・ガット。巨匠マーカス・ミラーの
チョッパーベースもなんだか懐かしい。エリック・ゲイルが参加
したフューズ・ワンのシルクは今でもよく聴いてます。でもこの
作品はパーカッションのラルフ・マクドナルドを聴いて欲しい。
一方、ドクター・ジョンが2019年6月前に亡くなったのは
とても残念。ご冥福をお祈りします。
新型コロナウイルス警戒中のため活動を自粛中
4月2日(土)
いつものようにチャリで江ノ島に向かう。
昼飯は前から気になっていた、茅ケ崎の中海岸にある地獄の担々麺で有名な天竜 茅ケ崎鉄砲通店に行ってみることにした。
店頭にチャリを停めて店内へ。ちょうど並ばずに席に着くことができた。初めての入店なので、天竜担々麺(800円)の食券を購入する。
席はカウンター席のみ。黒い内装は地獄の担々麺の演出か? マスクをしているので、表情がよく分からないけど、若い夫婦で切り盛りしているのかな?
スープはかなり甘く感じる。とろみが強く、ポタージュのようだ。トッピングの肉味噌を溶かすと甘味が控え目になり、スープのコクが増す。少し辛くなるかな?
この辺りは激辛のスープに合うように作られているはずなので、私が云々いえる立場ではないのかもしれない。
一方の麺はうどんのように太い。スープとの相性は悪くないけど、私は好きなタイプではない。つけ麺などではあまり食べたくない。
全体的にはやはりジャンク的な仕上がり。テーブルのお酢やフライドガーリック、花椒などを入れていくと風味が変わっていく。スープのポテンシャルということかな。あっさり醤油味のスープじゃ、こういう訳にはいかない。
なんだかんだ考えながら食べていたら、完食していた。★★★★。 サイト: http://www.dragon-tantanmen.com/
ネットで調べていたら、本店は平塚の紅谷町にあるんだ…。知らなかった。
晩飯は先日チャリに乗っている時に発見した、平塚の横内に最近開店した とんかつ The Birthday に相方と行ってみることにした。コロナ禍にとんかつ店を郊外に開店するなんて、とても珍しいと思う。(名前も珍しい…。)
発見したのはチャリに乗っているので週末のランチタイム。何度か行ってみたけど、いつも営業していなかった。ネットで見ると不定休で、ランチタイムも営業しているようだけど。
営業しているのか心配だったけど、やっていた。開店したてなので、真っ新のテーブルに着く。なかなか気持ちが良い。他の客は私たちと同じくらいの世代の夫婦1組だけ。
店内は飾り気がないので、少し味気ない。でもまあ、年季が入って壁が油臭くなっていて、ゴチャゴチャと飾り物が多い店よりはマシか。
メニューは紙にペンで書いたものをコピーしたもの。いかにも暫定的な雰囲気。急に開店することになったのかな? しかも、料理は2品しか載っていない…。あとはコーヒーだけ。とてもストイックだ。
なので、ロースかつ定食(1,800円)とひれかつ定食(2,200円)を注文。初日で全ての料理を制覇!
店員は(マスクをしているので、よく分からないけど)野田クリスタルのような雰囲気の男性店員1人だけ。BGMもないのでしんみりしている。店の前の道を通るクルマが走り去る音だけ…。除夜の鐘が聞こえてきそうだ。
厨房にはかなりしっかりとしたコーヒーメーカーが見える。
低温で揚げた後、高温で揚げているのか、揚げ始めて一度音が落ち着いてから、再びカラカラとカツを揚げる音がしてきた。2度揚げだね。アラームの音がしたけど、余熱で火を通しているのか、なかなか運ばれてこない。
しばらくしてヒレから運ばれてきた。
1切れもらったけど、柔らかくて臭みがない。少しレア気味で肉を食べているという実感がする。全体的にほんのりと甘いのは生のパン粉のせいかな?
ぱっと見は大したことがないように見えるけど、食べてみるとレベルが高く、かなり神経を使って調理していることがわかる。
ロースも柔らかくて、長時間低温で揚げていたためか、余分な脂が落ちている感じ。上質のハムを厚く切ってカツにしたような食感。ロースなのに筋もしっかりと切ってある。
衣は薄くて主張しない。生パン粉を使っていて、長時間揚げているために溶けてしまったのかも知れない。
コロナのためか、テーブルにカラシなどは置いていない。ソースも運ばれて来るだけ。まあ、仕方ないか。
ご飯と味噌汁は及第点。
従業員が少ないのは営業がまだ安定していないためか、コロナのためだか分からないけど、言葉数の少ない大将はBGMを流すなり、明るい店員さんを雇うなりの対策が必要だと思う。しんみりし過ぎで寂しくなってくる。
とんかつの品質は悪くないとは思うけど、値段が高い。このロースなら1,500円くらい。ヒレは1,800円でもこのエリアであれば少し高いくらいだろう。
★★★★。週末のランチタイムも営業して欲しい。また来てみよう。ツイッター: https://twitter.com/10win_birthday
4月9日(土)
いつものようにチャリで江の島入口の交差点まで走り、昼飯はどこで食べようかと考える。
そういえば、最近 貝だし地鶏中華そば あん藤が開店したことを思い出したので、行ってみることにした。
残念なことに店頭に行列ができている…。ウェイティング・リストを見るとかなり待つことになりそうだ。これまで何度か来たけど、いつも行列ができていて、諦めて帰っていた。この日は時間的にも余裕があるので、日陰の席で順番が来るのを粛粛と待つ。
30分位待って、名前が呼ばれたので 貝だし地鶏中華そば(850円)の食券を買い、リスクを避けるために醤油でお願いした。黒鶏トリュフ味玉(120円)も追加。チャーシュウ麺でもないのに、ほとんど1000円。まあ、そういう時代か。美味いものが食べられるのであれば仕方ない。
カウンター席は高くて、よじ登る感じ。あまり居心地は良くないし、子供や小柄な方には危険かもしれない。一方、しっかりとしたパーティションが置かれている。
厨房を観察していると、かなりのんびりと作っている。1度に麺を茹でるのは2人分のようだ。麺がドンブリに入った後も、トッピングを載せるのはかなりスローモーション。まあ、本来であればこちらものんびりと構えたいところだけど。
この店もBGMはハワイアン。そんな曲を聴いているから料理もなかなか出てこないのかもしれない。ラーメンを作るのも、スライドギターの調べに合わせているように見えてくる。
そもそも、ご主人にしても、店員さんにしても緊張感が全くない。このような人が行列ができるラーメンを創造できるとは思えない。勝手な推測だけど、ご主人が定年を迎え、念願のラーメン店を開店することになり、プロジュースをラーメン・コーディネーターに依頼したのではないかと思われる。
さらに20分位待って、やっとラーメンが運ばれてきた。リストに名前を書いてから約1時間経ったと思う。
魚介の香りというより、漁港の匂い…。干しムール貝が最初に主張し始めた。
なるほど、スープはあっさりしているのに、物足りなさは感じない。そんな繊細なスープに細めのストレート麺が合う。
味玉には確かにトリュフの香りと味がする。少し強すぎるくらい。シナチクはまるでクレソンのようにデカくて、歯ごたえが良いので、ラーメン全体のレベルを1ランク上に引き上げる。そして、チャーシュウは口の中で溶ける…。
藤沢エリアではトップクラスのデキだと思う。
と、思っていたけど、半分くらい食べたところで麺が少し伸びてきてコシがなくなると、スープも味にしまりがなくなってきた。運ばれてきた時の緊張感はなくなり、麺もスープも悪い方に急変。なんとか完食したけど、名残惜しい感じはない。
スープとタレは① 讃岐コーチン、②宮崎地頭鶏、③北韓道新得地鶏、④ 豚骨、⑤ 日高昆布、⑥ 鯵干、⑦ ドライトマトで作っているようだけど、味に慣れてくると柱となる素材がないので、物足りなくなってくるのかも知れない。
初めてなので ★★★★+。次回は塩を試してみよう。 フェースブック:
https://www.facebook.com/ando.enoshima
4月10日(日)
バナナマンのせっかくグルメで八王子にある中華料理店 東華飯店 が紹介されていた。
八王子市に3年、お隣の日野市に7年在住し、学生の時は京王八王子駅そばにあったニッポンレンタカーでバイトしていたというのに、この店のことは知らなかった。早速、相方と行ってみることにした。
開店時間に到着したら、店頭に行列はできていない…。せっかくグルメで紹介されると、お店が混み合うと聞いているので、意外な感じがした。
店内は高めの中華料理店らしい雰囲気。スペース的に余裕があるので、居心地は悪くない。
ランチメニューの上海風ニラ玉(890円)を単品でお願いした。同じ値段だけど、ご飯などが付かない分、料理の量を多くしてくれるという。定食メニューだけに、甘塩っぱいので、ご飯があったらガンガン進みそう。
海老炒飯(890円)は強いバターの香りと味。味付け自体はあっさり。少し塩味を感じる。
エビはプリプリ! ご飯はパラパラだけど、逆に箸だと食べづらい。レンゲを使って残さずに頂いた。
焼売(530円)はデカイ。通常のものより2~3倍はある。まさに肉の塊。生姜がきいている。とてもダイナミックな逸品。ただ、質的にはそれほどでもない。
東華飯店麺(850円)は店頭の写真からしてピリ辛で担々麺のような仕上がりだと思っていたら、全く違うので驚いた。一般的な担々麺よりかなりあっさりとしていて、ちょっと辛い酸辣湯麺のような感じ。
麺もあまり特徴がない。五目あんかけ麺の少し辛いバージョンということになるのかな。椎茸やタケノコを刻んだものと麺を一緒に食べると食感に広がりが出る。
ほんのりとした甘味があるせいか、食べ慣れてくるとスープが後を引く。麺が改善されたら、お店の人気メニューに化けるかも。
期待が高過ぎたのかも知れない。★★★+。 サイト: https://www.tokahanten.jp/
4月11日(月)
会社を休んで、厚木市立病院の眼科で2ヵ月ぶりの検診。
結果は眼球内で少しだけ腫れが残っているけど、悪化というほどではないとのこと。症状が安定してきたので、次回6月になっても悪化していなかったら、一般の眼科で診てもらうことになった。
実はこの検診のために3日間酒を控えて、もっと改善していることを期待していたのでかなり残念。
その鬱憤をを晴らすために、控え目にしていたカツ丼を食べることにした。
向かったのは寒川にある とんかつ 水龍。人気店で12時をまわったらすぐに満席になってしまうので、12時前に到着。良かった、まだ空いている。
メニューを見て、カツ丼にあたるかつ椀を発見。んん? 1,050円? そんなに安かったっけ?
上カツ丼などないのか念のために確認したけど、ないというので、かつ椀をロースでお願いした。
カツは半面だけ煮込まれていて、反対側はカリッとした食感がそのまま残っている。肉は柔らかくて、筋などない。
シジミの味噌汁なんて久し振り。癖がなくて美味しいなあ。サラダも値段を考えたら、かなりしっかりしている。
カツのボリュームは正直少なめだけど、この値段なら大満足! 少し酸味のある味付けもご飯が進む。
あっという間に完食!
★★★★+。お会計をしたら、税込みで1,150円だった。
住所: 高座郡寒川町宮山126-1 電話: 0467-74-1077
4月16日(土)
天気が良いけど、特にやることもないので、入間のアウトレットに行くことにして、途中で昼飯を食べることにした。
厚木から八王子までの国道沿いにはチェーン店ばかりで、入りたくなる店がない。
横田基地の手前に あづま屋 というそば店を発見。あまり期待ができない感じの店構えだけど、入ってみることにした。
メニューを見ると、カツ丼セット(税込 1,166円)があったので、注文しようと思ったら、カツ丼単品(1,078円)、カツ重(1,540円)も載っている…。
おそば屋さんだけど、カツ丼に思い入れがあるようなので、カツ重を注文。相方はねぎそば(1,056円)をお願いした。写真映りもよいので、こちらも楽しみ。
すぐに運ばれてきた。
10分も掛かっていない。カツは明らかに揚げたてではないということになる。そばは早い方が良いけど、カツはやっぱり多少時間が掛かっても揚げたての方が美味い。そういう意味では、そばとカツ丼のセットというのは実は相性が良くないのかも知れない。
カツを食べてみる。肉は厚いけど、まだ冷たい。そしてパサパサしている。最悪だ…。
生玉子を落とすことで、普通のカツ丼との差異性を演出しているつもりだろうけど、もはや時代遅れだと思う。せめて、セットのカツ丼は用意してあったカツでもよいけど、カツ丼単品の場合は揚げたてのカツを使って欲しい。
豚さんには申し訳ないけど、カツはほとんど残してしまった。
このような状況のリスクを減らすために、そば屋でカツ丼を食べる時にはカツ丼セットにしてしまうのだ。カツ丼単品で、カツ丼が不味いと救いようがなくなる。でもセットであれば、食べるものがなくなることはない。
相方のねぎそばは味噌ラーメンのような仕上がり。
暖かいつゆそばなので、そばの状態がよくわからないのが残念。でも、次回この店に入ることになったとしたら、この料理は注文しない。
カツ丼は ★。そばとのセットのカツ丼であれば、仕方ないと諦めるけど、1,540円のカツ重ではありえない品質だと思う。
カツ丼なので報告しました。
4月17日(日)
先日、茅ケ崎のそば店 浅野屋 に行った時に、店主が修行先として紹介してくれた、秦野にある 手打そば うどん あわ家 頌庵 にいってみることにした。
店構えは質素ながら、しっかりとした印象だけど、店内は簡素な雰囲気。飾り気はないけど、そば屋らしい清潔感がある。
女将さんが年配なのにお元気なので、店内に活気がある。
メニューを見ると、やはりカツ丼はやっていない…。
私は手打ちのそばとうどんを堪能できる 合いもりせいろ(1,200円)を注文。相方は 天せいろ(1,550円)をお願いした。
12時過ぎに入店した時は席に少し余裕があったけど、すぐに満席になってしまった。客層としては中高年の夫婦が多い。
そばは文句なしに美味い! 腰というか、歯応え的には弟子の浅野屋の方が硬いと思う。硬いのが美味いのか? という話になると思うけど、私はやっぱり基本的に硬い方が好き。
うどんは長い…。食べづらいくらい。
こちらも凄い腰。噛むのが大変なくらい。そして、表面がピカピカ。なんだか嬉しい。うどんはよくわからないけど、恐らくかなりハイレベルなのだと思う。
そばつゆは昆布がきいているのか、洋食的な風味の旨味が広がる。こんなの初めて。トリュフのような、香草のような、貝類のようでもある…。
メニューに使っている素材の情報が書かれているけど、なぜこんな風味があるのかわからない。不思議…。どちらにしても、汁はそば、うどんに負けないくらいしっかりしている一方、主役の美味さを引き立てている。
相方がなんだか大人しいと思っていたら、天ぷらのデキに感動していたようだ。言葉を失っていたということかな。なかでも、エビの天ぷらの揚げ方が凄いという。
1匹もらったら、しっとりと揚がっているのに、エビがプリプリ! たまらない。これなら、かき揚げとかも美味しいに違いない。次回、試してみようかな。
また来てみよう。★★★★+。 住所: 秦野市曽屋687-54 電話: 0463-82-0367
4月22日(金)
この日は会社が休業。いつものように江の島を目指してチャリで走り出す。
空は気持ちよく晴れ渡っている。この日から短パンにして正解。
江の島入口に到着後、すばな通りにあるお目当てにしていた海鮮のお店にいってみたらお休みだった…。金曜日なのに、平日は人通りが少ないからなのかな。
どうしようかなと思っていたら、そばに江ノ島 黒中華そば MENGA(麺雅)という小洒落たラーメン店を発見した。ラーメン店とは思えない店構え。だけど、カラッとしたこの日の天気には良く馴染んでいる。
券売機で中華そば並(800円)と手作り煮玉子(120円)を購入。
おしゃれな店内! ガラステーブルの下には海底のような装飾が施されている。店内にはボサノバが流れている。
でも、壁などへの装飾は写真くらいでミニマル。白とマリンブルーの落ち着いた雰囲気。まるで、アンダルシアのような空気感。
ラーメンが運ばれてきた。写真を撮ろうとしたら、ガラスのテーブル越しに自分の足が写っていてビックリした。
なにこれ! こんなラーメンを食べたことがない! 見た目はまるで蒲田の温泉のように真っ黒だ。
スープはしっかりとした醤油味で、真っ黒なのにあっさりしている。ネットで確認すると、国産の鶏ガラと豚ガラでとったスープに関西の醤油を数種類使った醤油ダレを合わせているとのことだけど、雑味がなく、スッキリしている。
麺は太めで、丸断面。太めのうどんのような食感。あまり好みではないけど、しっかりしたスープにはこのくらい存在感のある麺でないとバランスが取れないのだろう。
ちょうど食べ終わったところで、お店のオーナーがそばに座っていて、気さくに話しかけてきた。名刺もいただいたのだけど(名前は広島東洋カープの名選手と同じ)、現在もてぎ7時間エンデューロというチャリのレースのオーガナイザーも努めているという。新城選手と一緒に映っている写真も見せてくれた。
いろいろ面白いお話を伺った後、チャリ用のスタンドがないので、検討するようにお願いしてお店を後にした。
そうそう、お店の裏情報も教えてもらった。スープを作ったのは京都の新福菜館で修行した方が試行錯誤の末に産み出したとのこと。いわれてみれば、確かに見た目は似ているな。味わいは全然違うけどね。
オリジナリティ溢れるので、★★★★+。 サイト: https://menga.jp/
4月24日(日)
天気が良くないし、相方とクルマで前々から気になっていた藤沢の用田にあるそば店に行ってみることにした。厚木方面からだと店名がよくわからないけど、Uターンしてお店に向かったら、このエリアでは多店舗経営している
そば処 名古屋 だと判明。
店内は他店と同じようにチェーン店風ではあるけど、天井が高く、スペース的に余裕があるので居心地は悪くない。
メニューを見ると、カツ重(1,100円)単品は載っているのに、そばとのセットは載っていない…。おそば屋なので心配だけど、カツ重を注文。相方は天ざる(1,650円)
相方が注文したそばは白くて細い。とても上品な印象。腰もしっかりしている。少し濃いめのそば汁とともにいただくと、実に美味い! そば汁に独特な風味がある。昆布などの魚介系なのか、少し変わった醤油を使っているのか、よくわからない。
天ぷらも軽くあがっていて、そばとの相性も悪くない。
これなら、駐車場が一杯だったのも納得。
カツ重のカツは、値段を考えると少し小さいな。
煮汁をしっかり切っているので、ご飯を白いままで食べることができる。
注文してから運ばれてきた時間(約8分)を考えると、カツは揚げたてではないと思われるが、肉はしっかりと温まっている。そのためか、カツが煮込まれているので、揚げたてのカリッとした食感はない。また、肉がパサパサになってしまっている。
味付けが絶妙! 塩っぱくも、甘くもない。あっさりとした仕上がりなのに、物足りなさは感じない。ボリュームも還暦前の私にはちょうど良い。また、味噌汁や漬物の質も悪くない。
カツ重は★★★+。一方、そば店としては合格。揚げ立てでないカツ重を出しているなら、カツ丼セットを出して欲しい。
4月29日(金)
この日の夕食は久し振りに伊勢原の食堂フレンチ ドゥジェムを予約。
せっかくなので、いつもメインが魚料理と肉料理の2皿が出される4皿のコース(税込 5,900円)にするのだけど、量が多くて、なんとか完食するものの、食後は苦しくなる…。大食漢の私がそんな感じなので、食の細い相方は体調を崩すことがあるくらい。でも、料理は美味しいので残したくない…。
今回は3皿のコース(4,100円)にすることも考えたけど、電話で予約するときに、相方の分の量を少し減らして、その分私の方を増やす調整をしてくれるということなので、4皿のコースでお願いした。
実はたまたまお店の前を通った際、大工さんが店内を改装していたので、いよいよ伊勢原の名店も閉店してしまうのかと心配していた。
しかし、後日お店のサイトを見てみると、店舗用換気型エアコンを導入したということで、心配は杞憂に終わった。
量の調整をしてくれたのか、料理の構成もいつもとは違う。他のテーブルに出されている前菜とも違うようなので、前菜から特別に用意してくれたのかもしれない。
スペースの都合で4皿のうちの3皿の写真を載せたけど、2皿目のサラダはきれいで、フラワーアレンジメントのようだ。ベースの黄色い部分はクレープのようになっていて、食べ応えも充分。
魚料理は真鯛の松笠焼きとコンソメスープ(だったかな)。松笠焼きはフレンチや和食店で食べたことはあるけど、ネットで検索してみると、フライパンで温めた油を金網の上に置いた切り身の皮の部分に掛けるようにして調理するようだ。食べてみると、身はふっくらしていて、衣はパリパリの食感。
魚臭さもないので、さっぱりとしたスープとの相性もよい。
和牛のいちぼ肉はジューシーで柔らかく、最高!
量的には多くはないけど、この年になるとこのくらいの量でいいから美味しいお肉を食べたい。実は写真は私の分で、相方の分がかなり少なかったので、2切れ位戻してあげた。
デザートとコーヒーもいただき、大満足! そういえば、グラスワインの白と赤を飲んだけど、どちらもお手頃価格で美味しかった。相方が飲めないので、飲み会が事実上なくなった今、こういう時でもないとなかなか美味いワインもいただくことができない。
★★★★★! こういうお店は街の財産だと思うので、ぜひとも存続して欲しい。 サイト: https://2-ieme.com/
4月30日(土)
武蔵小山の美容院に行く前に西小山で降りて、駅から少し歩いたところにある とんかつ 豚豚 に入店。12時前だったためか、先客はいない。
いかにも昭和の時代から営業しているとんかつ店らしい雰囲気。油の匂いが壁や天井に浸み込んでいそうだ。でも、掃除は行き届いているので、居心地は悪くない。
メニューを見て、カツ丼(1,100円)を注文。
年配の男女が切り盛りしているけど、夫婦なのかな。
他の客がいないこともあり、カツをカラカラと揚げている音が店内に響く。カツを煮る音がする。玉子をかき回す音もする。カツ丼を作っているのだから、当たり前のことなんだけど、なんだか安心する。
完成したので、カウンター越しで頂く。
思ったより小ぶり。また、カツは煮込まれている。正直、あまり美味そうではない…。
美味い! カツは柔らかくて、ジューシー! やっぱり、とんかつ店のカツ丼。
ツユダク気味だけど、味付けが甘くもなく、塩っぱ過ぎることもなく、ちょうど良い。そして、ご飯が進む!
シジミの味噌汁はこの手の店でないと最近は食べられない。
量はやっぱり多くないけど、このくらいが私には適量なのかも。
★★★★! 住所: 品川区小山6-10-18 電話: 03-5750-3055
5月2日(月)
新型コロナも落ち着いてきたので、クルマで天橋立、
鳥取砂丘、出雲大社いってみることにした。
写真はたまたま休憩で立ち寄った、新東名の浜名湖
SA、NEOPASA浜松下り。最初は気が付かなかった
けど、ヤマハのお膝元だけあって、鍵盤のパターンが
建物のデザインテーマになっている。
これもヴァナキュラー(Vernacular)の範疇なのかな。
平日だったこともあり、渋滞が全くなく、予想
より早い時間に天橋立に到着! 早速展望台
に向かう。
出発前にブラタモリの天橋立の回を予習して
いたので、思い入れが違う。一般的にはあまり
評判が良くない景勝地だけど、期待を上回る
スケール感。素直に景観に圧倒された。
天橋立ビューランド側にして良かった。
股の間から天橋立を見ると、竜が天に上るように
見えると聞くけど、冗談だと思っていた。
私は体が硬いので、不安定になり、危険かなと思って
いたのだけど、高台から見下ろすので、意外に姿勢的
にきつくない。
実際に現地でやってみると、なんだか見え方が違う!
なんだか、砂州が竜とはいわないけど、生き物のよう
に見えてきた! (写真に映っているのは相方です)
この日は他にやることはないので、砂州を歩いて
みることにした。昔からの景勝地のためか、宮島 /
厳島神社のような雰囲気がある。
砂州に渡る橋は、船舶が通過する際は橋げたが
回転する。しかし、回転部と固定部のスキはほとんど
ない。軌跡に合わせているのだけど、それを維持できて
いるのが凄い。こういう見せ場があるところは強味。
この日のホテルはフェアフィールド・バイ・マリオット・
京都天橋立。税込みで22,990円。
このホテルはグループ的にはマレーシアで泊まった
リッツ・カールトンと比べると2クラス位下がるようだけど、
来てみたら全然違っていて、普通のシティホテル。
駐車場が足りなくて、ちょっと離れた市営駐車場に
停めさせられた。
朝食のバイキングもやっていない…。
室内は少し広めだけど、窓からはお隣の民家が迫って
いるのでカーテンを開けっ放しにはできない。
でも、ベッドで横になってみたら、マットレスも枕も最高!
気になってシーツをはがしてみたらシモンズ製だった。
結局、価格差はこういうところに出るのかな。納得せざる
を得ない。
晩飯の時間になったので、早めに部屋を出たのだけど、
どの店も予約で一杯か、材料がなくなって料理を出せない
という。
最後には近所にあるスーパーのレストラン街で名前を
書いて待ってみたけど、全然動かない。それなら、総菜
を買って帰ろうと思ったら、冷たいものしか打ってない。
結局マクドナルドになってしまった…。景勝地の晩飯
は要予約ですね。
5月3日(水)
前日に天橋立に行けたので、この日も朝から
移動。山の中の有料道路なので、トンネルの
連続だったけど鳥取砂丘には予定より早めの
12時に到着。
ブラタモリで予習してきた風景が広がっている。
天橋立と同じ位残念な景勝地ということだけど、
こちらも期待を上回るスケール感。
ここを貶す人はどこと比較しているのかな?
ゴヒ砂漠やサハラ砂漠と比較しているのかな?
どちらも内陸の砂漠。一方、こちらは上の写真を見て
分かる通り、砂丘越しで海が見える。海に近い砂丘と
いえば、オーストラリアのホワイト・デューンに行ったこと
があるけど、規模的にはこんなものだった。
人生、眼の前にあるもので楽しんだもの勝ちだと思う。
昼飯はここで食べるつもりだったけど、あまりにも混み
合っているので諦めた。平日じゃないので仕方ないか。
HAWAII BEACHにも行ってきました。
あっ、羽合町の海岸でした。
一般道に降りてきたこともあり、ネットを使って飲食店
を検索し、いろいろ当たってみたけど、GWに入っていた
のか、休業か廃業だった…。
洒落でロコモコ丼とかやっている店があったら良かった
のだけどね。やっぱり都心部で昼食を摂るべきだった。
この日の宿泊地の米子に向かいながら、昼飯を食べる
つもりだったけど、なかなか良さそうなお店が現れない。
当初は寄る予定のなかった、道の駅 大栄に寄ってみた。
名探偵コナンのファンで溢れかえっていたけど、なんと
レストランは休業していた…。とほほ…。
売店でも腹に溜まるようなものは売っていなかったので、
すぐにクルマを出した。
昨晩はマック、朝飯はコンビニパンだったので、なんとか
昼飯はしっかりしたものを食べたかった。しかし、貧乏性
なのか腹をくくって街に留まり、食事ができるところを探す
ようなことができない。GO WEST!動き続けるしかない
道の駅 琴の浦に立ち寄った。海鮮丼をやっているような
ので、券売機で食券を買おうとしたら、なんと営業終了して
いた。有料道路のSAだというのに午後3時で終了とは…。
お昼の営業時間は終了しているのは知っていたけど、
万が一に賭けて地元の人気ラーメン店 香味徳 赤碕店
に行ってみた。だけど、やはり営業していなかった…。
とても残念だけど、今思えば営業してなくて良かったの
かもしれない…。(晩飯のことを考えたら)
結局、この日の昼飯は、たまたま買ってあった1袋の
湖池屋 スコーンを分け合った。
ホテルを予約していた米子にはかなり早く到着したので、
北上して境港市まで移動。
開店時間の午後5時より前にお食事処 海心に到着。
マップルとかにも掲載されているお店なので、開店前に
行列ができているのかと心配していたけど、人もクルマも
ない。店構えは意外と大人しい。
店員が出てきたので、確認したら、予約なしでも入れる
とのこと。
お目当ては、カニを1匹使った海心定食。
ちょっと心配になって、定食だとカニが小さいの
かと聞いたら、店員さんが開店前の休憩していた
大将に確認。大将は自信満々で『充分大きいから
大丈夫!』、『うちは冷凍物は使っていないから!』
といって厨房に向かっていった。超カッコイイ!
席についてメニューをみてみたら、その海心定食
は時価になっていた…。(税込 3,300円でした)
注文したら、料理がドンドン運ばれてくる!大きな
テーブルが料理で埋まる光景は圧巻!
カニも美味いけど、刺身もコリコリしていて、普段頂く
ものとは全然違う! 天ぷらもカラッと揚がっている。
刺身と天ぷらで、それぞれ1人前の定食になるくらい。
満腹になり、ご飯は残すことにして、最後にカニ味噌
を食べてみた。あまり好きではないのだけど美味い!
相方をまねて、甲羅にご飯を載せて、海鮮丼用の甘い
醤油を掛けて食べたら、気絶するくらい美味い! ウニ
より美味い! こんな美味い物、食べたことがない!
結局、手を付けていなかったご飯では足りなくて、相方
に少しもらってしまった。これだけ美味いと逆に危険!
カニの食べ放題もほぼ同じ値段でやっています。
左の写真は別のテーブル用です。 ★★★★★!
サイト: https://www.kaigan-kaishin.com/
せっかく境港まで来たので、境港駅そばにある
水木しげるロードにも行ってみた。
駅に到着したけど、意外に場所がわかりづらい。
恥ずかしいけど、交番で聞いてみたら、若い男女の
お巡りさんはともにご存じではなかった…。
ま、警察は観光案内所ではないか。
たまたま鬼太郎列車がやってきた。一両編成で
可愛い。伊賀で見たくノ一号のことを思い出した。
でも、これでは鬼太郎というよりは、ねずみ男電車
だね。
この後、江島大橋にいってみたけど、あの天に
登るような橋の写真は上手く撮れなかった。やはり
望遠レンズ付きのカメラじゃないと難しそうだ。
この日の宿はホテルルートイン米子。税込みで
14,100円。
全国チェーン展開しているので、コメント不要だとは
思うけど、やっぱり昨夜のマリオットとの9,000円の
価格差は大きい。
1人だと充分だと思うけど、相方との2人だと厳しい
のが分かったので、次回からは気を付けよう。
シモンズのマットレスを体が覚えているようだ。
5月4日(木)
山陰道は山の中を貫いているので、トンネル
ばかりで、旅情などはあまり感じない。
しかも片側1車線のところが長く、ストレスが
溜まる。追い越し車線があるところで抜き去る。
そのためか、予定よりも早く出雲大社に到着。
隣接する駐車場にクルマを停めて、参拝を開始。
お参りする所が多すぎて、小銭がなくなった。
神楽殿でお参りして、参拝完了。
出雲大社を背にして、大きな鳥居を潜ってお別れ
のご挨拶をしようと振り返ったところ、神楽殿の佇ま
いに驚いた。背後の森に溶け込んでいる…。
社殿が建立される前は、恐らく森との境界線、縁
だったのかもしれない。大社のサイトでは創建は712
年よりも前ということで、当時のことを知る由もないが、
大きく外れてもいないと思っている。
10:30過ぎと、少し早いけど、出雲そばでもいただ
こうかと、事前にチェックしていた荒木屋にいってみたら、
お店の写真を撮るのが憚れるくらいの大人気。周辺の
お店も同じ状況…。お参り前に腹ごしらえ?
仕方なので、大社のそばのお店で済まそうかと思った
けど、回転が悪くて諦めた。急遽、松江城に寄っていく
ことにしたけど、参詣予定の方はご注意ください。
松江城は規模的には小さいけど、とてもバランスが
良い。失礼かもしれないけど、プチ松本城という感じ。
白壁と黒い板張りのコントラストが美しい。
とても状態が良く見えるので、築400年とは思えない。
天気も良かったので、望楼まで上がって、のんびりと
した時間を味わいたかったけど、帰路のことを考えて
お城を後にした。
城のお濠では堀川めぐりでのんびりとした時間を
過ごす観光客も多い。1日1,500円/人だという。
乗り降り自由というのも珍しい。水上バス代わりに
使えるようだ
こういう光景って、ありそうでない。思いつくのは
赤坂見附の弁慶橋ボート場くらいかな。趣は全然
違うけど。
昼飯はネットで検索して発見したとんかつ たていし。
距離的にはお城から近く、とても雰囲気の良いエリア。
サイトにアップされている写真だと料亭のような雰囲気
だけど、来てみたら外観・店内とも年季が入っている。
メニューを見たけど、カツ丼はやっていない…。ロース
カツ定食は1,300円から。私はロースカツ1.5倍(1,900円)
を注文。相方はエビ付きレディスセット(1,500円)をお願い
した。
見た目はホテルのバイキングで置かれているカツの
ようで美味そうに見えない…。写真では分かりづらいけど、
カツが2枚載っている。
でも、食べてみると、柔らかくてジューシー! 肉の厚み
は1センチくらいかな。ごまだれと大根おろしのポン酢の
両方が付くけど、どちらも合う。カツのボリュームも充分!
そして、豚汁も美味い。ご飯は普通。
それより、女将さんが不機嫌なのがとても気になる…。
相方の方の料理は美味そうに見えない…。
やっぱり皿の色が良くない。皿単品で見れば良い色なの
かもしれないけど、料理を載せて、写真に撮ると料理が引き
立たない。さらに、ヒレカツはパサパサしている
ロースは美味かったけど、ヒレがイマイチだったので、
★★★+。正直、お皿よりも女将さんを代えて欲しい。
大将が浮気でもしたのかな?
ということで、天橋立 - 鳥取砂丘 - 出雲大社の報告は以上です。
やっぱり、境港のカニ味噌が忘れられない…。最高だった。松江とともに今度はのんびりと訪れてみたい。
5月5日(金)
天気は良いけど旅行から帰ってきたばかり、というか帰宅は12時をまわっていたので当日。なので、無理をしないで、寒川にある 麺屋 だしの に行ってみた。お店の看板を見て、そう思っていた。しかし、ネットで検索してみたら、麺屋 だし〇のようだ。
最近この店の前を夜間にクルマで通ることがあるのだけど、夜遅くになってもポツンと営業を続けている。まるで不夜城のようだ。
お昼過ぎに入店したけど、店内には1家族だけ。閑散としている…。カウンター席だけのようだけど、席数はかなりある。なので、キッチンも広い。
ラーメン(700円)を醤油で注文。
少し豚骨臭がある。薄い家系のような仕上がり。なのに物足りなさを感じないのは、屋号の通り、店主がだしにこだわっているからかな。ほんのり甘い。
麺は中太ストレート。腰もなく、特徴がない。
海苔は寿司店などで使われている、上質のものを使っているようだ。
全体的に不味くはないけど、個性がない。モヤシの代わりに、特徴的なシナチクなどでも載せれば、印象が変わるかもしれない。
明らかにジモピーと思われる、30代前後の男性がポツリ、ポツリと入店し、席の半分以上が埋まってしまった。面白いのが、みな独りで来ているところ。そういえば、私も独りだ。近所の気を使わなくて入れる店というところかな。
★★★+。作り手の真剣さ・誠実さは伝わってくるので、報告したくなりました。
5月6日(土)
天気が良いので、チャリに跨り、辻堂駅手前にある 麺処 そばじん に行ってみたら凄い行列。20人位並んでいる。先日お店を発見したときは、誰も並んでいなかったのに…。
別の店に入ることにして、とりあえず江ノ島方面を目指す。
JRの線路を越えて、戸塚茅ケ崎線を渡ったところで、中華四川 中華そば 味楽菜館 を発見。店構えは控え目だけど、こだわりを感じる。なので、入ってみることにした。店内は意外と普通。でも、小ぎれいにしていて、居心地は良い。
40代と思われる夫婦で切り盛りしているようだ。中華丼(850円)を注文。
良いにおいだ。
見た目はシンプル。イカや貝柱を使っているけど、特に特徴的なところはない。ウズラの玉子も1個載っている。
でも、なんだか美味いぞ!
そうか、白菜ではなく、キャベツを使っているんだ。春キャベツだな。回鍋肉用なのか、手で千切ったようだ。なので、熱が加わっても具材として主張している。なのに、キャベツ特有の臭みがない。
玉子スープの仕上がりが少し変わっている。海鮮タンメンのスープのような風味がある。
優しい味わい。★★★★。また、相方と来てみよう。住所: 藤沢市辻堂大平台1-3-8 電話: 0466-34-0473
5月7日(日)
鎌倉霊園に墓参りして、昼飯は小坪にあるピザのお店 自遊人処 に行ってみた。
最近、お休みの日が多いので、この日もお休みか、営業していても満席かと思っていたら、営業していて、空いていた!
ランチメニューのAをハーフ&ハーフでマルゲリータとアンチョビビアンカをドリンクセットで(1,000円)注文。そして、イカスミのパスタ(1,600円)をお願いした。
美味い!
パスタの方はイカの臭みはなく、旨味が溢れる。ある意味、街中のナポリタンのようなまとまり感がある。そして、イカスミのアクのような苦みもない。レモンが大き目に付いてきたので、たっぷりと掛けたためかもしれない。
パスタはかなり細いのにしっかりとした腰がある。
冷めてきても充分に美味しいので、ピザが運ばれてきたら浮気してピザを食べ、箸休め(フォーク休め?)的にまたパスタを摘まむことができる。この手のパスタにしては量が多いので、シェアしても食べた実感がある。
ピザの生地は薄くてパリパリ。クアトロフォルマッジョはいつ食べても味わい深い。チーズが互いに溶け合う具合で味わいが変わる。
一方で、少し塩味が強いかな。血圧が高いので、人一倍気になる。
アンチョビビアンカにもチーズがたっぷり使われているので、チーズ好きには良いけど、私にはちょっとしつこいかな。ピザはボリューム的に軽いので、相方と2人で2皿を余裕で完食。
正直、パスタのインパクトが強いので、ピザの存在感が弱く感じた。
★★★★+。サイト: https://jiyujindokoro.com/
晩飯は昨日の昼に行ったけど入れなかった、辻堂駅手前にある 麺処 そばじん にまた行ってみた。
7時前に到着したので、混み合う前だったためか、駐車場も空いていたし、待たずに席に着くことができた。
ネット情報では地元の焼き鳥店が出店したとのこと。
なので、私は基本メニューと思われる鶏そば(鶏白湯 850円)を選択。相方は黒胡麻担々麺(950円)。そして、ぎょうざ(370円)を券売機で購入。
話題になっている濃厚トマト麺(950円)は次回挑戦だな。
ウマ!
良い意味で博多の水炊きのような丸鶏のスープには、博多豚骨ラーメンのようなツルツルの細いストレート麺が良く合う。スープはあっさりとしているけど、ほんのり甘くて、味わい深い。鍋のまま運ばれてくるので、韓国の参鶏湯(サムゲタン)をいただいているような雰囲気もある。
ワンタンも1枚載っている。
一方の相方の担々麺はドロドロスープに見えるけど、飲んでみると意外とあっさりしている。それより辛い!
ただ、どのような味の方向性を狙ったのかわからない。完成度から、鶏そばの方が好みだな。
餃子はジューシーだけど、ラーメンで舌が刺激を受けたためか、味がよくわからなかった。
また、ラーメンのスープの味に慣れてきたためか、半分を過ぎたら物足りなくなってきた…。
★★★★。また来てみよう。 FB : https://ja-jp.facebook.com/sobajinTIGASAKI
5月22日(日)
昼飯時にチャリで江ノ島周辺のお店に何軒か向かったけど、長い行列かお休みで、結局コンビニのシュークリームになってしまった。まあ、これはこれで美味いのだけど…。
その反動もあり、晩飯はしっかりと食べたくなったので、小田原の 中国料理 森羅本店 に行ってみることにした。
6時前に入店したら、一番客だった。日曜日の夜の部は空いているのかな。
メニューに焼売(3個 825円)を発見。秘密のケンミンSHOWで横浜の焼売が放送されていたので食べたくなった。1個275円というので、4個でお願いした。また、冷やし担々麺(1,100円)が始まったので、こちらも注文。一方、前回常連と思われるお客が注文していたエビそば(1,350円)が気になっていたので、やまゆりポークの黒酢すぶた(1,870円)とともに注文。
酢豚は大きな豚肉の塊が6個。小麦粉でしっかりと包まれている。衣はカリカリの食感。中の肉は柔らかくてジューシー! ボリュームも充分。
エビそばはやっぱりあっさりと仕上がっている。一方、とろみもあって、薄いポタージュのようでもある。
麺は細い縮れ麺で意外に腰がある。珍しい。でも、すぐに食べないとスープを吸って、麺はブヨブヨ、スープはなくなり、柔らか麺の五目焼きそばのようになりそう。なので、一気に食べた。
大き目のエビが6匹。もちろん、プリプリで食べ応えがある。
焼売はデカくて、食べ応え充分! ジューシーでほんのり甘い。この店の裏の看板メニューといっても良いくらいのデキ。
残念なのは冷やし担々麺。相方によれば、これまでの仕上がりとは違うとのこと。麺はエビそばと同じものを使っているようだ。でも、ボソボソの食感で全体としてまとまりがない。
そういえば、酢豚の仕上がりもいつもとは違うように感じる。小窓から厨房の中を見ていると、これまでは大ベテランの大将が鍋を振っていたけど、この日は女性が仕切っているように見えた。
焼売と酢豚の肉が大きかったためか、とにかく腹が一杯になり、最後には焼売が1個残った…。私は2個食べていたので、相方の分ということになる。でも、どうしても食べられないという…。
かといって、こんなに美味しいものを残したら罰が当たると思って、泣きながら完食した。
冷やし担々麺が減点で、この日は★★★★。 サイト: http://www.0465.net/omise/shinra-honten/
6月4日(土)
この日もチャリに跨り江ノ島方面へ。
家を出た時は曇りがちだったけど、だんだん晴れてきた。とても気持ちが良い。
昼飯はどうしようかなと考えながら旬菜鮮魚 海鳥の前を走っていたら、営業している!
ずっと営業していなかったので、閉店してしまったのかと思っていた。
店主に聞いてみたら、この日からランチタイムの営業を再開したとのこと。相変わらず店主は人当たりが柔らかい。
海鮮丼の上を注文しようと思ったら、メニューに載っていない。聞いてみたら、今はやっていないという。なので、普通の海鮮丼(税抜 1,050円)をお願いした。
派手さはないけど、約1,000円ならこんなものかな。
イカが美味いなあ。アジも新鮮で臭みがない。
一方、一切れが小さくて、存在感がない。仕方ないのかな。
上の海鮮丼を再開して欲しい。
★★★★。 住所: 茅ケ崎市柳島海岸1-10 電話: 0467-57-3456
6月12日(日)
大磯の国道1号からちょっとだけ入ったところに蕎麦処 車屋がある。
ずっと気になっていたけど、なかなか入る機会がなかった。小学生の頃に来た時以来なので、もう50年振りになるのかな。
開店当時はお店の前に設置された水車が回っていたけど、今は朽ちて動かなくなっている。お店の建物自体も同じようにそろそろ緑に飲み込まれてしまいそうだ。
店内に入ると、思ったよりもお客がいて、ほぼ満席。客層は近所の中高年の夫婦という感じ。
メニューを見てみると、カツ丼を含めて丼物はやっていない。なので、週末限定、夏季限定のしらすご飯と天ぷらそばのセット(1,550円)を注文。相方は冷やし湘南しらすそば(1,300円)をお願いした。
店内は半世紀前と変わらないかな。田舎のそば屋という感じ。
そばは手打ちでも、自家製でもなさそうなので、普通に、気合を入れずに頂く。太くて、長く、腰がない。地方の土産物店で販売している生そばのような仕上がり。
天ぷらはカリッとあがっているけど、エビ天だけではなんともいえない。また、シラス丼は家で自分でも作れそうだ。
そういえば、濃いそば汁が特徴的だったことを思い出した。
★★★。懐かしくなってレポートしました。レトロな雰囲気がお奨めポイントです。
6月13日(月)
会社はまたまた臨時休業。
朝一番で市立病院で診察を受け、無事治療は完了。診察のために開いた瞳孔が閉じるのを待って、チャリで江ノ島方面に走り出した。海の家の準備も着々と進んでいるようだ。
昼食はこの前入った貝だし地鶏中華そば あん藤。前回は食べ始めるまでに1時間位掛かったけど、この日は平日なので空いているだろうという読みと期待。
しかし、お店に到着したら、またまた行列ができている。平日だし、週末以上にゆっくり作っているのかな。
店頭で15分位待たされたけど、席に通されてからも15分位待たされた。お店に到着してから30分ということなので、やはり平日の方が空いているということになる。でも、席に着いてからラーメンを出されるまでの待ち時間は15分で変わらない。マイペースということだね。
貝だし地鶏中華そば(塩味 850円)を注文。
BGMは相変わらずハワイアン。気が抜ける…。
通された席は一番奥のトイレ前。暇なので店内を見渡していると、地鶏ラーメン研究会が贈ったと思われる木製の看板がトイレの入り口横に置いてある。なにこれ?
ネットで調べてみたら、地鶏ラーメン研究会というのは栃木県野木町でラーメン店を営む多田氏がプロデュースも行い、希望者にラーメン開業までの指導をしてくれるようだ。
そんな師匠ともいえる方から贈られたものをトイレ前に放置しているのは不思議。大切に保管しているのであれば、店内に掲げるだろうし、指導を受けたことを隠すのであれば、店内に置かないと思う。まあ良いか。
美味い!
あっさりとしたスープに細くて伸びのあるストレート麺。最高だ。
本当にあっさりしているのに、物足りなさは感じない。塩ラーメンなのに、塩っぱくない。
煮玉子はこれまで黒トリュフだったのだけど、入手困難になり、白トリュフに変更したという。しっかりトリュフの味と香りがした。しかし、煮玉子にそもそもトリュフの香りづけが必要なのだろうか…。
麺が伸びないように一気に食べたためか、なんの違和感も感じないまま完食。塩の方がまとまりが良いと思う。
確信の ★★★★★。 フェースブック: https://www.facebook.com/ando.enoshima
6月18日(土)
この日は武蔵小山の美容院を予約。
その前に都内のとんかつ店でカツ丼を頂くことにして、東急・大井町線の緑が丘駅から少し歩いた先にあるとんかつ 松屋にいってみた。
かなり年季の入った店構え。扉を開けると、カウンター席は中高年のオヤジで埋まっている。1席だけ空いていたので着席。メニューを見ると、カツ丼がない…。
店員さんに聞いてみたら、カツ丼は夜の部しかやっていないという…。この日はどうしてもカツ丼を食べたかったので、水を出してもらったけど、店を出ることにした。
すぐにスマホで検索して向かったのは、緑ヶ丘駅すぐ先にあるお食事処 どん久。しかし、こちらもカツ丼をやっていないというので店を出た。
3軒目に行って食事をするほど時間的に余裕はなかったのだけど、今後の活動に備えるためにお隣の大岡山駅まで歩いて、そばにあるとんかつ あたりやにいってみた。営業していたし、カツ丼もメニューに載っていたけど、やっぱり時間がない。とても残念だけど次回挑戦として、美容院に向かった。
髪の毛を切ってもらった後、お店の人に教えてもらった 食堂 ぶた に向かった。最近開店した定食屋で、肉は平田牧場三元豚を使っているという。
店の奥に席があるので、正直入りづらい。店内の家具は統一されているけど、質素な仕上がり。無印良品が始めた飲食店のようだ。とんかつ店というより、大戸屋という感じ。
初めての入店だけど、厚切りロースカツ定食(松 200グラム 2,400円)を注文。
料理ができるまでネットで検索してみると、この店の経営母体は千代田区だけど、この店が1号店のようだ。まだ2号店はないけど、今後チェーン店展開していくようだ。なるほど、見たこと、聞いたことがないはずだ。
美味い!
肉の断面にはピンク色が残っている。ジューシーで柔らかい! 肉が分厚いのに、簡単に噛み切れる。また、肉の厚みに対して衣が薄いので、肉の味がストレートに口の中で広がる。
こうなるとまずはソースではなく、塩で頂きたいところだけど、テーブルには置いていない。残念。と思っていたら、すでに岩塩が皿に盛ってあった。やっぱり、この位の肉のボリューム感だと塩でも美味しい。
またレモンの代わりに柚子をおろしたものが載っている。なぜだか分からないけど、レモン汁を掛けると水っぽくなるからかな。
ご飯は美味しいし、選択できる小鉢のデキも悪くない。
武蔵小山のとんかつといえば、すぐそばにあるとんかつ たいようだけど、甲乙付け難い。たいようの方はいつも長い行列ができているので、行列に並ぶ時間がない時に試してみるのが良いのかも知れない。
評価は ★★★★+。 インスタグラム: https://www.instagram.com/shokudou_buta/
6月19日(日)
最近尋常ではないくらい暑いので、チャリで外出する際には出発時間を早くしている、この日は10時過ぎに由比ガ浜に到着。こちらでも海の家の準備は進んでいるようだ。
昼飯を食べて帰ろうと思い、逗子市小坪に行ってみたけど、丸正魚店もめしやっちゃんも営業していない。そうか、早出のデメリットもあるんだな。
半分諦めて、鎌倉に戻り、クア・アイナでも寄って帰ろうかとしていたら、町中華を発見! なんと営業している!
中華料理 盛華園というようだ。店頭には午前11時からと書いてあるけど、10:30なのに営業している。こちらも早出対応しているのかな。
店内も店構えと同じように年季が入っている。店員は男性2人だけど、こちらも年季が入っている。
中華丼(850円)を注文。
特に珍しい具材は使われていない。残念なことに、うずらではなく、ゆで玉子半分。でも若い子など、人によってはこちらの方が嬉しいのかな。
味も普通。少し塩っぱいかな。全体的に何の不満・不足もない。ボリュームは多め。そういえば、ご飯が美味い。
失礼だとは思うけど、ワイドナーショウを見ながら食べていたら、完食していた。
★★★+。 住所: 鎌倉市西鎌倉1-20-16 電話: 0467-25-0835
6月25日(土)
久し振りに大磯の国道1号線沿いにある たまや食堂 にいってみた。実は2週間前に車屋に来た時に周辺を散歩していたら、たまや食堂でプレミアムセットという美味そうなメニューを始めていたのを発見! 今回入店してみることにした。
夜の部の開店時間の6時ちょうどに入店。1番客かと思っていたら、すでに料理を食べているお客がいる…。
お目当てにしていたプレミアムセットだけど、金目のセットがなくなっていた…。仕方ないので、私は大あじの塩焼のセット(税込 1,980円)、相方はかさごの煮付のセット(1,980円)をお願いした。
プレミアムセットというのは、通常の定食に刺身の盛り合わせと貝汁が付いた定食。名前は凄いけど、テーブルに並ぶと意外にショボイ。というか安宿の夕食という感じ。ある意味、まとまり感がある。
アジの塩焼きは大振りで立派。食べ応え充分。ただ、少し火が入りすぎていて、パサパサの食感。恐らく生でも食べられるくらいの新鮮なものだと思われるので、もう少ししっとりしていても良いのではないかと思う。
差し盛りの方は『マグロの切り身にアジの切り身を添えて…』という上品な感じではなく、単品では出せなくなった、端っこのような部位がいくつか盛られている。ボリューム的には結構あるんだけど、プレミアムというような特別な感じは全くない。マグロの中トロと思われる部位は分厚く、食べ応え充分、というか食べづらいので2切れにして欲しい。
シジミの味噌汁はなんだか体に染み入ってくるような感じがする。
相方のカサゴの方はやはり骨が多くて、食べるのが大変そうだ。金目を期待して来たので、とても不憫に感じる。
正直、期待値が高過ぎた。★★★+。住所:大磯町大磯60 電話: 0463-61-1996
6月26日(日)
小田原の中華料理 森羅本店のそば、国道1号線を挟んで反対側に 毘沙門 というラーメン店がある。
なんだか店構えが気になって、ずっと入店する機会を伺っていたけど、『やっぱりここまで来たのであれば』と森羅本店に入っていて、なかなか毘沙門には入店できずにいた。
相方もだんだん気になってきたようなので、騙されたと思って入店してみることにした。
カウンター席だけの店内。入り口周辺でミントのような芳香剤/香水の匂いがするのが気になる。豚骨臭消しのためかな。
相方は醤油らーめん(税込 880円)にするというので、私は塩らーめん(880円)にすることにした。
らーめんが運ばれてきた。上の1/4が海苔と岩海苔、下半分がレンゲとチャーシュウで隠れているために、麺とスープがほとんど見えない状況。こういう店も珍しい。塩(左)と醤油(右)の区別がつきづらい。
あっ、美味い!
少し細めのストレート麺は伸びやかで、噛んだ瞬間にザクッという食感。中華麺らしい仕上がり。
スープはあっさりしているのに、物足りなさは感じない。江ノ島の安藤に似ているけど、こちらの方が少し塩が主張する。
相方に醤油スープを試させてもらったけど、塩の方がまとまりが良いように感じる。
いつもチャーシュウを食べない相方が完食している!柔らかくて、癖がないので食べやすかったとのこと。
一方、カウンターが低くて食べづらい。居抜きで入ったのかな。
食べ終わった後にご主人にスープについて聞いてみたら、鶏と魚介のブレンドとのこと。なるほど、上品にまとまっているのに、物足りなさを感じないのはそのためか。また、豚骨に比べて食後に胃がもたれなかった。この年になるとありがたい。
初めてなので、★★★★+。 ツイッター: https://twitter.com/ramen_bisyamon
2022年4月~6月のレポートは以上です。
今度は8月に韓国に行くことになりました。
出発するまでが大変です!
レポートをお待ちください!
< To Be Continued >