ATSUGI BASE 2021年4月~6月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください


少し報告が遅れましたが…。

下北・三茶周辺のとんかつ店をネットで確認していたら、
周辺にはお店があまりないのに、下北沢駅から三軒茶屋
駅まで飛び石のようにお店が連なっていました。


下北沢駅そばの(閉店?)で始まり、かつ良甲斐路
と続く。少し離れた
棟田の後は、つるやから名店 太子
至り、
三朝(マイランキング20位)、とらや川善とくれば
三軒茶屋駅はすぐそば。さらにその先には
とんきも待ち
受けている。マニア好みの店も多い。

名付けて、
世田谷とんかつロード!!(ベタ?)
今度制覇してみたら??



新型コロナウイルス警戒中のため活動を自粛中


4月1日(木)

 会社を休んで、市立病院に向かう。医者の奨めで、相方も会社を休んで同行してもらうことに。
 
網膜中心静脈分枝閉塞の手術として、眼球に注射を行うためだ。
 手術の予約をする前には、医師に他の治療方法を確認したけど、この方法しかないとのこと。眼に注射なんて死んでも嫌だったけど、左目がほとんど見えていない以上、受け入れる他ない。

 しかも健康保険に入っていても
1回約5万円! まあ、高額療養費で戻って来るのかなと思っていたけど、ネットで調べてみたら、年間14.4万円が自己負担になるようだ。だとすると、年に3回だったとすると、ほとんどが自己負担となるのかな? かといって、元を取るために年に4回以上注射をするなんて冗談じゃない。

 手術といっても、簡単にいえば眼球に注射をするだけ。なんだけど、手術の3日前から1日に4回目薬を点眼し、注射後3日まで続ける。それよりも嫌だったのが、
3日間は洗顔と洗髪ができないこと。
 理髪店で洗髪してもらうのはOKなんだけど、それはそれで面倒。結構値段は高いし、この時期だからコロナも心配。結局、3日間の間に1回相方に自宅で洗髪してもらった。木曜日に手術なので、木曜日は我慢して、金曜日の夜に洗ってもらい、土曜日は我慢するパターン。なので、手術翌日の金曜日は在宅勤務。

 実際の手術は
5分位なのかな。眼球に注射しているのは30秒位なのかもしれない。でも、眼鏡を付けていなくたって、注射の直前に眼の前を針が通り過ぎるのは見えるし、注射している間は部分麻酔してても針が刺さっている感覚はある。痛い…。

 でも、1回目の注射は効果覿面で、視界の80%位が影響を受けていたのに、注射後は15%くらいまで減少していた。私の結論は症状にもよるとは思いますが、1回目は受けてみるのをお奨めします。


4月4日(日)

 先日入れなかった、小田原にある
そば季寄 季作久にまた行ってみたけど、やっぱり駐車場が一杯で入れなかった・・・。せっかくグルメの宣伝効果は凄いなあ。もともと人気があった店だし。

 仕方ないので、代わりの店はないかと熱海方面に向かってタラタラと走り出した。
 しばらくすると、東京方面に向かう反対車線が急に混みだした。こりゃやばいと、Uターンを試みるが、なかなかそのスペースが見つからず、かなり走った先で投稿転換成功。
 でも、代わりの店が見つかったわけではない…。

 石橋ICを過ぎ、小田原辺りでお店を探すかと思ったところで、
漁港の駅 TOTOCO小田原の看板を発見。こんなところに、こんな施設ができたんだ。道の駅の海バージョンということかな。急ぎの用などなかったので、入ってみることにした。


 基本的に施設の1階は特産物売り場、2階がフードコート、3階が海産物の食べ放題ができるビュッフェという構成。
 最初はビュッフェに並んだけど、凄い人気で、長蛇の列ができている。しばらく並んだけど、腹が減っていたので、ビュッフェを諦めて、2階のフードコートにある
小田原漁港 とと丸食堂で食事をすることにした。
 注文しようと思っていた
海鮮丼(1,780円)が眼の前で売り切れになってしまった…。
 びんとろ、漬けまぐろ、中とろ、ネギとろ、赤身の5種類が楽しめる、
まぐろのトロとろ丼ぶり(税込1,580)の食券を購入。
 外のベンチでも食べられるようだけど、少し寒かったので、室内でいただくことにした。


 どんぶりのサイズはかなり小さい…。
 よって、刺身のサイズも小さいけど、
さすがのクオリティー。口の中で数回嚙んだだけで、溶けてなくなってしまう。臭みもないし、この値段なら納得!
 もう少し大き目の器に盛り付けたら、随分と印象が違うと思う。

 ご飯がパサパサなのは残念。青のり汁は塩っぱいけど、海産物を食べるときには酒か汁物が欲しくなる。

 建物は立派なのに、内装、調度品が安っぽいので、デパートでのイベント会場に来たような雰囲気なのは残念。 ★★★★サイト: https://www.totoco-odawara.com/


4月10日(土)

 妹と鎌倉に墓参りに行くことになり、その前に久しぶりに
九つ井 本店に行ってみることになった。
 人気店なので、開店時間を狙っていってみたら、かなり早く着いてしまった。順番待ちのリストなどがあるのかなと、店頭に行ってみたら、開店時間前なのに席に案内してくれた。

 妹のお奨めの
ちらしそば(2,000円)を注文。
 この店の残念なところは、メニューに料理の写真が載っていないところ。妹によれば、そばの上に色とりどりのトッピングが載っているそうだ。楽しみ。

  

 そばは白く、細く、腰があり、自分が好きなタイプ。
 そもそもそばが美味ければ、せいろだけでも食べれるのに、そこにタケノコの煮物やエビ、ナスなどの天ぷら、刺身、湯葉やとろろも載っている。うづらの生玉子まで付いてくる。正直、主役のそばより目立っていて、そばは見た目では引き立て役になってしまっている。

 もちろん、それぞれのトッピングが美味しいので、食べる側とすれば
大満足!
 
★★★★★。 サイト: https://www.kokonotuido.com


4月18日(日)

 相方は美容院に行ってしまった。
 この日の昼飯は独りで食べることになったので、近所にある
タンメン・餃子の店 厚木 ラオシャンに行ってみることにした。近所にある話題の店なのに、今回が2回目。その理由は相方の評価が非常に低いため。彼女にいわせると、この店のスープはお湯スープなのだそうだ。

 基本的には私も同じような評価なんだけど、休日だけでなく、平日でも客が結構入っているのをみると、なにか私の知らない世界がそこにあり、ある一線を越えないとそれが見えてこないのかと思う時がある。

 それではと、この機会にその世界を覗いてみることにした。
 週末の2時過ぎなのに、店内には客がいなかった…。いまごろ本丸亭や麺や食堂では長蛇の列ができていることだろう。
 
タンメンは500円。玉ねぎ多め(70円)にしてもらった。

  

 やっぱり超あっさり豚骨スープ。
 お酢やラー油を入れて食べるのが一般的だけど、入れ過ぎると味が分からなくなりそうだったので、入れるのは後半にすることにした。

 相変わらず麺はひやむぎ風だけど、全く腰がない。
 でも、だんだんスープの奥にある豚骨の味がわかるようになってきた。こういう世界があるんだ。なんだか侘び寂びの世界というか、山伏が荒行の成果でこれまで見えなかったものが少しだけど見えたような領域の話のようだ。

 昔(40年位前?)、
花水ラオシャンがヒジカタサイクルの隣にあった時に、3回食べたらヤミツキになるという貼り紙が店内にあったけど、多分はまる人は1回で開眼し、はまらない人はたとえ3度食べてもわからないのではないかと思う。
 ちなみに、現在人気の
花水ラオシャンや平塚駅西口にある老郷 本店も当時は同じようなお湯スープだった。

 後半に入り、お酢やラー油を入れてみたら、豚骨の味がわからなくなってしまった…。だったら、なぜ常連はお酢とラー油を入れるのだろうか…。
 いろいろなことを考えながら食べ続けていたら、完食していた。

 オリジナルティーを考慮して
★★★。 住所: 厚木市旭町3-2-5 電話: 046-228-7603


4月30日(金)

 しばらく
美味い家系ラーメンを食べていない。
 禁断症状のようになったので、チャリで海まで行った帰りに、平塚駅そばにある
松壱家 平塚店に久しぶりに行ってみた。

 
塩豚骨(800円)にネギを載せると960円。ほとんど1,000円か。なんだか、消費税以上に高くなったような気がする。
 よく考えたら、久しぶりに来たので、普段頼まないネギを注文してしまったからだと気が付いた。10年くらい前は(当時50円の)
薬味ネギをトッピングしていたから、注文してしまったのかもしれない。薬味ネギの復活を強く要望します!

  

 やっぱり美味い!
 数年前に比べて少し醤油寄りになったような印象だけど、ポタージュのような舌触りは変わらない。超クリーミィー!

 最近開店した家系の店は豚骨の量が少なくて、味に深みがない。それをごまかすためか、なんだか塩っぱい店が多い。この店はその反対で、濃厚な豚骨スープに塩味は控え目。(もっとも開店当時の本店(藤沢)はかなり塩っぱかったけど)

 ネギのトッピングをしてしまったため、辛味でスープの旨味が隠れてしまった。輪切りにしただけの薬味ネギであったらスープの味が変わることはなかったのに…。
 やっぱり薬味ネギの復活を強く要望します。

 家系ではこの店が一番好き。
★★★★★。http://www.matsuichiya.com/
 ネットで確認してみたら、
薬味ネギ(80円)が復活していた…。(8/9現在)



 4月29日(良いニク)は私たちの結婚記念日。いつもであればGW中なので外食に行くけど、ここのところ私の会社では平日となる時が多い。
 この日の晩飯は1日遅れの記念日で食事に行くことに。でも、このコロナ禍なので、お店選びが難しい。

 いろいろ悩んで、伊勢原駅から少し離れたところにある
食堂フレンチ ドゥジェムを予約。これまで何度かレポートしたけど、来店の度に期待を上回る料理を提供してくれた。
 予約したのは魚料理と肉料理のメインが両方付く、
4皿のコース(税込 5,600円)。平常時には両方のメインがリストから選べたんだけど、今回は聞かれることはなかった。コロナの影響だと思う。そういえば、金曜日の夜なのに、お客が少ないなあ。


 1皿目はオードブル。
 鴨のスモークは、噛めば噛むほど味が染み出てきて、飲み込むタイミングが難しい。ヒラメのカルパッチョ、ホタルイカも味わい深く、それぞれ
一口だけというのは酷。せめて2枚ずつ載せて欲しいところ。
 ビーツの冷製スープは喉越し滑らか。

 焼き立てのパンが運ばれてきた。カリカリ、パリパリで
美味い! 4皿のコースを頼んだ時、パンを食べてしまうといつも腹一杯になってしまうのは知っているのだけど、ついつい手が出てしまう。

 続いてサラダが運ばれてきた。
 でも単なるサラダではなく、宮城産のサーモンとホワイトアスパラも盛られている。そして
禁断のポーチドエッグ! さらに下にはガレット(そばのクレープ)!! こりゃ美味い! 100人いたら、100人が美味いというと思う。そして、ホワイトアスパラに春の訪れを感じる。そして、意外に食べ応えがある。
 この料理なら一生食べ続けられる。

 3皿目はそら豆の冷製スープ。こちらもとても滑らか。付いてきたパンのような物も美味い。
 でも正直、このあたりでほぼ腹一杯になっていた。また、最初にビーツの冷製スープは頂いていたので、かぶっている感がある。これなら、冷製スープはビーツかそら豆のどちらかにして、一皿目を2枚ずつにして欲しい。


 お次はメインの1皿目。
 アマダイのポワレはフレンチの魚料理としては典型的な一皿。でも、下にはイカスミのリゾットが敷かれ、エビとホタテのジュレが添えられている。カリカリとした食感はタケノコを刻んだもの。
 なんといっても香りが最高!
美味しい! 最高です! 鱗がカリカリ。甘めのホワイトソースも合う。

 メインの2皿目は和牛上ランプとホワグラ。
 メインを選べなかっただけあって、お店としてベストと考えているものを提供してくれていることを確信した。
 肉を切っている時はプチプチと筋を切るような感じがあって心配したけど、食べてみたら柔らかくって筋など感じなかった。ホワグラはフワフワ。口に入れた瞬間に溶けてなくなってしまった。なんだか、臭みのないウニを食べているようだ。

 腹が一杯だったけど、なんとかデザートも完食できた。正直、今回が一番美味しかった。

 メインを選べなかったのは意外だったけど、これなら納得。
★★★★★
 サイト: https://2-ieme.com/ コロナ禍だけど、頑張ってほしい。


5月2日(日)

 武蔵小山の美容院に行く前に、
とんかつ たいように寄ってみた。空いていたら入ろうかと思っていたのだけど、やはり行列ができていて、かなり時間が掛かりそうなので、諦めることにした。
 入れなかったのは残念だけど、
とんかつ愛をコロナ禍でも感じることができて嬉しかった。同志よ。

 知人が武蔵小山商店街の先のところにある
中華料理 ときには時々行くという話を聞いていたので、試しに行ってみることにした。
 1時半だというのに、店内はほぼ
満席。カウンターの端の席に着く。

 メニューを見て、中華丼を探してみたけど、載っていない。
ときどん(790円)はあんかけの中華丼のような料理だということなのでお願いした。

 基本的には町中華。店内はお世辞にも綺麗とはいえないけど、コロナ対策はお店としては最善をつくしているようだ。
 常連さんが多いためか、マニアックな雰囲気。不思議と1人で来ている若い女性客が多いので、なんだか統一感がないというか、ある意味活力に溢れているように感じた。若い女性客は子供の頃から来ているのだろうか? それともチェーン店嫌いなのだろうか? スタバみたいに小洒落た雰囲気でもないし、かといって値段が安いわけでもないのでとても不思議。

  

 ときどんは、簡単にいえば豚肉のみそ炒め。
 あんかけのためか、かなり熱い。ご飯が炊き立てということもあるかもしれない。
 見た目より甘みは弱く、味噌の味が表に出てきている。ほんのり辛いので、味付け的には麻婆ナスなどの味付けに似ているかも。

 ボリューム的にはそれほど多いわけではない。また、肉は硬かった。残念ながら、テンションが上がることはなく、粛々と食べ続け、金を払って店を出た。
 期待値が高かったので、とても残念。なんの料理を目当てにこんなに客が来ているのだろうか、カウンター席に座ったこともあり、モニタリングすることができなかった。

 
★★★。お奨め料理を知人に確認して、また来てみよう。


5月4日(火)

 5月に入ったから、伊勢原の渋田川沿いの
芝桜はどんな感じかな。チャリに跨り、行ってみることにした。
 結果は、やっぱり植えたばかりだった…。

 その後もクルマでは何度か行ってみたけど、下方を見ることになるので、車内からは状況を確認することができなかった。
 
問題点は、周囲にクルマを停められるところがないこと。伊勢原市観光協会や、かながわ県の公式サイト、観光かながわNOWでも紹介しているのだから、この時期だけでも休耕地にでもクルマを停められるようにしてほしい。


 次に、大磯の国道1号線沿いにある船橋屋織江に向かった。花吹雪(落花生を使ったせんべい)がお目当てだったのだけど、閉店していた…。ほんのり甘い素朴な味わいが好きだったので、とても残念。
 というか、最近は
村上春樹の小説にも出てきたためか、いついっても売り切れで、最後に食べたのかいつなのか覚えていない。

 近隣の青果店のご主人に聞いてみたところ、昨年末に閉店したとのこと。高齢の大将の後を次ぐ方がいなかったということなのだろうか…。

  

 肩を落として平塚方面に向かうと、前から気になっていた輝乃家(てるのや)が目に入った。何かの縁かと思い、行ってみることにした。

 店頭に置かれたメニューを見てみると
中華丼が600円! 安い!
 
満席だったので少し店頭で待って、店内に入って着席。もう一度店内のメニューを見てみたら、カツ丼(750円)が載っているではないか! 正直、味は期待できそうもないけど、注文してみることにした。

 店内は4人用テーブルが4卓の16人で満席になる広さ。スペース的にはあまり余裕がない。客層は近隣の年配の夫婦がメインと思われる。
 老夫婦で切り盛りしているようだ。

  

 かなり待たされてカツ丼が運ばれてきた。時間が掛かったということは、揚げたてかな。私の前に入った、子連れの家族はもう食べ終わっている。まあ、この後に予定は入っていないので良いか。

 味噌汁ではなくて、中華スープが付いてきた。あっさりしていて美味い。

 カツ丼の味付けはかなり甘い。肉は薄くて、硬い。
 衣は煮込まれすぎて、ベトベトになってしまっていて、簡単に肉から剥がれる。揚げ立てとは思えない。
 本気で作っているのかな? 高血圧の私はリスクを背負ってカツ丼を注文しているのだから、作る側も魂を込めて作ってほしい。なんて期待するのは無理なことは知っています。

 
。(カツ丼なのでレポートしました)


5月6日(木)

 近所の名店、
はるひごはんがコロナ禍で、夜の営業をやめている。ランチでの営業は行っているようだけど、やっぱりストウブ鍋を使った、しっかりとした料理を堪能したいと思う。

 でも、なかなか夜の部を再開できないようなので、テイクアウトのお弁当を試してみることにした。
 注文したのは
おにぎりわっぱ(850円)とのっけ丼(900円)。他にわっぱ弁当(800円)がある。注文を決められなかったので、値段が高いほうから2品選んでしまった。コンビニのお弁当と比べると、結構値段が高い。

  

 とてもカラフルで、この店らしい仕上がり。テンションが上がる。
 おにぎりわっぱのおにぎりの具材はきんぴらとシソ。のっけ丼の方は五穀米の
のり弁スタイル。

 キッシュやから揚げなど、基本のオカズは一緒で、ごぼうとレンコン、煮魚、ジャガイモが異なる。
 味付けは薄味で、高血圧の私にとって優しい仕上がり。気遣いありがとう。(勝手に感謝) 特に、ジャガイモをスライスしたものを重ねたものは、ほんのり甘くて、まるでデザートのような仕上がり。
 男性目線かもしれないけど、ご飯が進む、汁っぽいオカズがあると良いんだけどな。無いのは、わっぱから染み出てしまうからかな。

 早く、夜の部を再開してほしい。
★★★★。サイト: http://haruhigohan.com/


5月8日(土)

 湘南エリアのフリーペーパー、
湘南ナビ!で紹介されていた、カレーうどん屋 咲々 厚木店に行ってみることにした。場所は厚木市関口で、国道129号沿い。
 チャリで行けばすぐだけど、準備が面倒なので、本厚木駅から
歩いて行ってみることにした。

 自宅から本厚木駅東口に出て、北に向かって進む。酒井金田線で相模川を渡れば、その先は金田陸橋だ。さらに国道129号で北に進めば、目的地に到着! 歩き出して
20分位かな?
 と歩き始める前は思っていたのだけど、実際は
1時間20分掛かった…。還暦前の体には相当堪える。携帯によれば9000歩とのこと。少し寄り道したけどね。

 ボロボロになって、店内になだれ込んだ。メニューを見たら、
カレーうどんは並盛800円。はじめてなので、トッピングなし。

 カウンター席だけの店内は簡単にいえば、その辺りのラーメン店とあまり変わりがない。コロナ対策でアクリル板で席が仕切られているのは好印象。
 ちょっとネットで調べてみたら本店はあるので、この支店が美味かったら行ってみよう。

 意外に待たされた。テイクアウト分も作っていたからだと思われる。実際に待ったのは15分位だけど、カレーうどんだからすぐに出てくるだろうという思い込みも影響していると思う。

  

 うどんは讃岐うどん風だけど、かなり腰が強い。
 カレースープは最初はドロドロしているように感じたけど、麺と混ぜたら柔らかくなってきた。濃いめの味噌ラーメンくらいかな。

 味的にはざっくりいえば、カレー粉を牛乳で溶いた感じ。トッピングは玉ネギと水菜だけ。チャーシューなどは載っていない。

 
★★★。 う~ん、このスープそのものは作れないけど、上質なレトルトカレーと牛乳、そして冷凍のうどんを使えば、近いものは作れるかな。大変失礼だとは思うけど、そのような印象。

 ちなみに、帰りも歩いて帰りました。体はボロボロ…。そうそう、お店には駐車場があります! ご安心を。


5月9日(日)

 結局、このG.Wにどこにも行かなかった…。コロナのせいだ。

 それじゃあ、せめて連休最後の日くらいは、使わなかったレジャー予算を使って、普段食べられない店に行くことになり、
熱い討議の結果、小田原のうな和に行くことになった。
 一時期は予約なしで行くと、予約一杯だし、予約しようとしても、当日では予約できなかったりしたけど、最近は当日でも余裕で予約できる。

 注文したのはいつもの
うな重(税込 4,730円)。
 うなぎの骨を食べながら、うな重を運ばれてくるのを待つ。

  

 うなぎはやっぱりふっくらと焼きあがっていて、口の中で溶ける…。
 タレに山椒が混ぜてあるのか、少し舌先がしびれる感じがする。匂い消しのためかな。でも、もちろん、淡水魚臭さはなく、皮も柔らかくって主張しない。

 うなぎの仕入れ価格が下がったのかな? うなぎの量が増えたような気がする。私の食べる量が減ったのかな?
 
★★★★★。期待値通りなので、別に驚かない。サイト: https://unagi-unawa.com/


5月28日(金)

 眼球に注射してから2ヵ月弱というところで、
厚木市立病院で診察を受けた。
 自分では注射を受けた直後とあまり変わらないと思っていたのだけど、診察結果は注射直後より悪化しているとのこと…。
 眼球に注射以外の処置ならなんでも受け入れるつもりだったけど、やはり注射しかないとのこと。
 結果、6月3日にまた手術、眼球に注射することになった…。


6月3日(木)

 早朝からに仕事絡みのメールを処理してから、厚木市立病院に向かう。2回目だから大丈夫だといっていたのに、相方が仕事を休んで付き添ってくれた。
 手術までは前回と同じ。
 でも、眼球への注射が
前回よりも痛かった…。同じ先生なのに、なんでかな? 私の前に手術を受けた年配の女性も同じことを職員に訴えていた。

 思えば、今回の
網膜静脈分枝閉塞の症状は3年くらい前から自覚していた。もっと早く眼科で診てもらえば良かったと後悔…。
 逆にいえば、失礼ないい方になるかもしれないけど、町医者だと思って掛かった
本厚木診療室で適切な診断を受けられたことに感謝したい。


 素人だから細かいところはわからないけど、市立病院と同じような設備を備えていた。女性の検査員の方々も親身になって対応してくれたと思う。
 後悔するより感謝したい。右目でなくて良かった。脳梗塞でなくて良かった。


6月5日(土)

 前回は術後は全く問題がなかったのだけど、2回目は痛みがなかなか取れず、腫れも残っていて、眼がゴロゴロする。
 視界も期待していたほどは改善していない。
 数か月経ってから振り返ると、このタイミングで2回目を受ける必要があったのか疑問…。これまでは主治医の判断に従っていたけど、今後は自分の判断を基に手術を受けることにすることにした。自己責任。


6月12日(土)

 天気が良いのでチャリに跨り、茅ヶ崎の鉄砲通り周辺で新しい店はないかとポタリング。
 お目当てのメキシカン
カフェ・アミーゴはイベントに出店のためにお休みだった。

 それではと、茅ヶ崎駅の方向に進んでみたら、
青海岸ぶるーかいがん と読む)というそば店を発見。コロナ対策もしっかりしてそうなので、入ってみることにした。しかし、変わった名前だな。

 客席から見えるところに石臼が置いてあるので、自家製手打ちということか。
 店内はこじんまりとしているけど、開店してからあまり経っていないのか、新しく、清潔感がある。豪華さはないけど、シンプルで好印象。

 メニューを見たら、
カツ丼セット(税込 1,380円)が載っている。冷たいそばでお願いした。
 そばは1枚か2枚か聞かれる。2枚までは追加料金なしで、男性なら皆さん2枚食べるというので2枚でお願いした。

  

 板そばとメニューに書いてあったので、巨大な長方形のせいろに盛られてくるのかと心配していたけど、丸くて、少し小さめのせいろで運ばれてきた。2枚だと結構量がある。完食できるかな。

 そばは細めで、腰があって、長い!
最高!
 喉越しが良くて、勢いよくすすると、するっと喉から食道を流れていく。
わしずのような白くて細くて上品なそばも良いけど、このくらい長くないと勢いがつかない。調子にのって、大きな音を立ててそばをすすりまくった。
 汁は濃くて、少なめ。なので、そばの下の方にちょこっと付けて、掃除機のように吸いまくる。楽しい!

 カツ丼の方はそば店のカツ丼なので期待していなかったけど、ボリューム十分。カツはしっかりと煮込まれているので、衣にはカリッとした食感はない。

 セットのカツ丼なのに、カツを1枚使っているのも好印象。肉はそれほど厚くないけど、柔らかくて
ジューシー!
 煮汁をしっかり切っているので、逆にパサパサしているかな。

 そばの量はもうすぐ60才の私には多すぎる。セットだったら、1枚で充分。セットでないなら、2枚がちょうどよいと思われる。
 完食したら、腹一杯になり、チャリに乗るのが億劫になるくらい。

 今回はそばを1枚完食した後、カツ丼を完食、そして2枚目をいただいた。
 店を出た後で、1枚目は細くて、軽く感じたけど、2枚目はしっかりとした太さに感じた。カツ丼を食べている間に伸びてしまったのかな?
 でも、もしかしたら、1枚目と2枚目で太さを変えていたりして…。

 カツ丼単品では合格にできないけど、そばの美味さとの合わせ1本!
★★★★。サイト: https://www.facebook.com/bluekaigan/


6月13日(日)

 墓参りに鎌倉に行くことになったので、昼飯は昨日入った
青海岸ぶるーかいがん)のすぐ先で発見した、そば処 江戸久に入ってみることにした。

 店構えもしっかりしているけど、店内も老舗のそば店という感じ。スペース的には余裕があるので、コロナ感染も心配なさそう。
 客層は圧倒的に中高年が多い。


 メニューを見るとかつ丼(1,000円)の単品も載っていたけど、初めての店なので、そばとのセットのかつ丼合わせ(1,200円)を注文。
 相方は
天ざる(1,200円)をお願いした。2日連続でカツ丼というのは久しぶり。

 入店時は満席で、店内は賑やかだったけど、午後1時を過ぎたら、昼のピークを過ぎたのか、少し落ち着いてきた。

 天ぷらが並なのに凄いボリューム! 食べてみても衣が軽くて、カリッと揚がっている。こりゃ、美味い!
 そばは白くて、細いけど、腰はあまりない。
普通のデキ…。乾麺をお店で茹でたような印象。

  

 カツ丼のカツはしっかりと煮込まれた仕上がり。あまり期待しないでカツ丼にかぶりつく…。
 
美味い!
 衣にはカリッとした食感が残っているし、肉はそんなに厚くないのに、
ジューシーで柔らかい。そば屋のセットのカツ丼のレベルではない。玉ネギがあま~く煮込まれていて、ガンガン食べ続けてしまう。

 ツユダクだけど、煮汁に癖がないので気にならない。むしろ箸が止まらなくなる! 肉は少し筋張ったところがあるけど、基本的に合格。

 
★★★★。この店は逆にそばは食べないでカツ丼に集中して欲しい。天ぷらも美味い。そばをなんとかして欲しい…。 住所: 茅ケ崎市東海岸北5-10-42 電話: 0467-86-7070


6月19日(土)

 コロナのワクチン接種は始まったけど、ここのところ凄い閉塞感。
 夏休みもどこにも行かない、行けないことになったので、気分転換ができない…。

 それじゃあ、せめて週末の晩飯くらいは感染リスクが少なそうな店で食べようということになり、
ダ・ブッチャーズ(DA★BUTCHERS 本店)の前を通ったら、お客が少なかったので入ってみることにした。晩飯で入るのは久しぶり。

 
熟成肉の店だからと、メニューを見ながら悩んでいたら、店員さんに熟成肉3点盛りを勧められた。肉の組み合わせで値段も変わるけど、2人分のボリュームは充分にあるというので、牛サーロイン・牛ランプ・四元豚ロースの組み合わせ(税抜 6150円)をお願いした。
 炭水化物も注文しようということになり、
モッツァレラチーズのボローニャスパゲティ(1,100円)も注文。

  

 パスタは2人で分けたので、あっという間に平らげてしまった。控え目な味付けが好印象。

 そして、大きな木製プレートに載せられて、熟成肉3点盛りが運ばれてきた。木製プレートというところにこの店のセンスを感じる。これだけの量の肉を一度にまとめて鉄板に載せて運ばれてきたら、食べ始めは良いけれど、後半は肉に火が通り過ぎてパサパサで硬くなってしまうだろう。
 美味い肉は多少冷めても美味いしね。


 牛のランプと四元豚は美味い! ジューシーで柔らかく、牛の赤身は半生なのに簡単に嚙み切れる。熟成肉というけど、そこまで癖がない。少しパサパサしているかな。
 なので、肉をナイフで小さめに切って、ワサビか塩で食べ続けるので、単調な作業が続くことなる。黒い粉は塩を竹炭で焼いたものとのこと。塩自体が今一つ肉と相性が良くないと思う。
 自宅から、ドイツアルペンの岩塩、
アルペンザルツを取ってきたい。

 サーロインも最初は良かったんだけど、後半の部位は脂との境目に太い筋があり、非常に食べづらく、結局ほとんど残してしまった…。

 食べ終わった時は、サーロインの筋の影響で★3くらいだったけど、そういえば食べ始めは美味しくて黙々と食べていたことを思い出した。工業製品じゃないので個体差はあるだろうしね。★4つで合格かな。


 家に帰り、レシートをたまたま見ていたら…。
 ええっ!
酒を飲んでいないのにテーブルチャージ(300円x2人)を取られている! 酒ではなく、ジンジャーエール(300円x2人)を頼んだのに、なぜ? ということは、お通しではなく、酒もソフトドリンクを頼まなくてもテーブルチャージを取られるということか。ライブの演奏もないのに納得がいかない!

 非常に印象が悪くなった!
★★


6月25日(金)

 帰宅後、相方とクルマで伊勢原市高森にある
立花というそば屋に入った。国道246号線で伊勢原から厚木方面に向かう時に渋滞だったので、たまたまみつけたお店。これまでクルマでもチャリでも何度も通った道なので、少し奥まったところにあるとはいえ、これまで気が付かなかったのは不思議なくらい。

 店構えも、店内も年季の入った普通のそば屋。老夫婦で切り盛りしている。
 メニューを見ると、
かつ丼(935円)が載っていたけど、始めての店だし、そばも食べてみたいので、セットメニューの合わせかつ重(1,100円)を注文。相方は鴨せいろ(880円)をお願いした。
 正直、カツ丼は期待できないかな。


 そばは冷や麦みたいにツルツルで喉越しが良い。まるで給食のうどん(ソフト麵?)のように軽い。自家製とは思えないけど、こういうそばもありだな。薬味のネギがたっぷりなのがありがたい。

 かつ重のカツは半分使っているのに、揚げたての食感が残っている。不思議。還暦前の私にはボリューム的にちょうど良い。
 肉はパサパサになっているので、2度揚げだろう。
 味付けは少し濃い目で、ご飯が進む。恐らく全国のそば屋のカツ丼の平均点ではないかな。わざわざ遠方から馳せ参じるレベルではない。近所に住んでて、もう少し安ければまた来てしまうかも知れない。

 
★★。カツ丼絡みなので報告しました


6月26日(土)

 
というテレ東のドラマにはまってしまった…。三浦市の三崎がロケ地になっていて、一時期は毎週のようにチャリで平塚から訪れていた場所が映し出されるので、懐かしくなり毎週見るようになった。でも気が付けば中身にドップリはまってしまって、最終回の第6話が終わった時には、あまりにもあっさりとしたエンディングにロス状態になってしまった…。

 数々の名シーンの中でも、とても気になったのは
米山船具店での飲食シーン。海水浴客でごった返す前に聖地巡礼でいってみることにした。

 三崎に行く前に、
宮川港まるよし食道で腹ごしらえ。この店も15年位前は毎週のように来ていたな。おばちゃんも元気だ。
 店の前にロードバイクが数台置かれていたけど、店内には女性ライダーのグループがいて、料理を出されるのを待っていた。かなり長い間待たされているようで、寝ているメンバーもいる。

  

 メニューを見て、私は中トロ漬け丼(1,300円)を注文。相方はキンメの煮付け(1,100円)と定食セット(500円)をお願いした。
 注文した時に、これから煮るので時間がかかるといわれたけど、女性チャリダーと同じタイミングで料理が運ばれてきた。

 美味い!
 中トロはその辺のマグロとは物が違う。滑らかさがたまらない。丼ぶり物なので、箸が進みだすと止まらなくなってしまう。刺身の量も充分。
 味噌汁が少し塩っぱいけど、味に深みがある。

  

 キンメは量が少ないかな。でも、単品で1,100円なのだから、仕方ないかな。
 相方は
美味しい! 美味しい!といって、食べ続けている。わざわざ遠路はるばると馳せ参じた甲斐がある。
 
★★★★。値上げをしたようだ。少し高いかな。 住所: 三浦市宮川町11-30 電話: 046-882-3579



 三崎港に移動。クルマを
うらりマルシェの駐車場に停めて歩き出す。
 すぐに
三崎館本店というかなり年季の入った旅館が現れた。ネットで調べたら、明治41年創業の割烹旅館のようだ。開店当時は海水浴客をターゲットにしていたらしい。こういうお店が残っているのが港町だと思う。

 まずは
船山船具店を目指す。三崎は本当に久し振り。こんなところまでチャリで毎週のように来ていたなんて、今となっては信じられない。ブラブラ散策していると、その当時に入った店の多くは閉店してしまっていることに気が付く…。なんでだろう、コロナのせいかな。

 歩いても、歩いてもお店が見つからない…。ネットで確認したら、あまりにも地味な店構えに気が付かず、通り過ぎてしまったようだ。
 ドラマの中でのシーンのように軽食をいただけるようなお店かと思って来たのだけど、食事は出していないようだし、喫茶店にしては席が少なすぎる。テーブルの数は2つということになるのかな。

 外で席が空くのを待つような雰囲気でもないし、そもそも私のようなオヤジが興味を示すような場所じゃないようだ。気持ち悪がられてもいけないので、退散することにした。
 なんだか、歯車が噛み合わないような感じがした。


 その後はドラマに出てきたまるいち食堂に行ってみたけど凄い人気でお店の写真すら撮れなかった。夏が過ぎたら海鮮丼を食べにまた来てみよう。

 帰り際にドラマの中で
岬ヶ浜としてバス停のシーンで使われた浜諸磯に行ってみた。
 こちらも予想通り、ドラマで感動的なシーンが撮影されるような雰囲気はなく、道路沿いにポツンとポールが置いてあるだけ。なんだかあっけない。

 というわけで、私の初めての
聖地巡礼はなんだかはっきりしないというか、場違いな感じで終わってしまった。ドラマがマイナーだったからかな。かなり良い作品だと思っているんだけどなあ。
 また来てみよう。


2021年4~6月のレポートは以上です。

ということで、私は元気です。
眼球への注射も結局4月と6月の2回で止めています。
1回目は効果が大きかったのですが、2回目はあまり
効果がなく、一方で眼球の炎症も悪くなっていないため
様子をみている状況です。

結局、
東京23区のローラー作戦はまだ休止状態です。
なので、厚木周辺のお店のレポートとなります。

眼の方は参考にされる方がいるかもしれないので、報告
は続けていこうと考えています。


< To Be Continued >

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