ATSUGI BASE 2020年1月~3月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
謹賀新年
ちょっと古い話になりますが…。
本厚木駅前に買い物に行った相方からラインがあり、
『おニャン子が本厚木に来ている!』とのこと…。
えっ! まさか私が大好きだった高井麻巳子や新田恵理が本厚木に来ている!?
でも、仕事中で行けないので、写真を送ってもらうことにしました…。
おニャン子じゃなくて鬼奴でした…。
今年もよろしくお願いします。
1月3日(金)
この日は今年の走り始め。とはいえ、年末年始はほとんど運動していなかったので、近場で済ますことにした。
やっぱり、9万円で履き替えた新しいホィールが軽い! 可動部で500gも違うんだから、当たり前なんだけど、やっぱり嬉しい!
茅ヶ崎経由で平塚駅方面に向かい、駅そばにある大黒庵本店に久し振りに行ってみた。本職のそばよりラーメンが人気のお店。ラオシャンとともに、平塚のソウルフードといっても良いと思う。
新年なので、少し奮発してチャーシューメン(1,230円)をお願いしたけど、この日はチャーシューメンができないということなので、普通のラーメン(800円)を注文。
なんといっても特徴的なのが、細めの縮れ麺なのに、そばのように硬く仕上がり、腰がある。
そして、シジミを使ったスープは、そばつゆのように香ばしくて、旨味成分たっぷり。見た目は真っ黒だけど、後味はあっさりしている。
そば店ということもあり、食べ終わったら、さっさと席を立ち、会計して外に出る。
★★★★。よく聞く話だけど、3回くらい食べたら病み付きになるかも。住所: 平塚市紅谷町4-21 電話:0463-21-1335
1月4日(土)
相方ご愛飲のMaximのスティックコーヒーが切れてしまった…。
Maximは世界的なブランドだけど、このコーヒーは日本では売っていない。いつもは韓国に行った時に買ってきたりしていたんだけど、結構がさばるし、重いので最近は買って帰っていなかった。
この日は特にやることもなかったので、新大久保に行ってコーヒーを購入した後、新宿区のとんかつ店にクルマで行くことにした。
無事コーヒーを4箱購入。1箱に100包入っているので、400杯、1年分! まあ、せっかくクルマで来たんだから良しとするか…。
その後、高田馬場方面に向かい、鶴巻町にあるカツレツ丼 奏す庵に行ってみたらお休み…。
まあ、そういうこともあるかと割り切り、次の候補のとんかつ 豊に行ってみたけど、こちらもお休み…。
やっぱりそうかあ、まだ都内はオトソ気分なんだな。
ということで、早稲田周辺の個人経営のお店は諦めて、東京農大前にある、神楽坂さくら 馬事公苑店に再度行ってみた。
昨年11月に入店したばかりだけど、その時はカツ丼をやっていることに気が付かなかったので、またやってくることになった。なので、私はもちろんロースかつ丼定食(税抜 1,090円)を注文。相方は人気3種のにぎわい御膳(1,490円)をお願いした。
カツ丼の値段は意外にお手頃価格。でも、逆に高くても良いから、上品なカツ丼を食べたい気もする。
結構席数はあるのに、ほぼ満席。やはり年配の客が多い。案内された席からとんかつ 山之内が見えるけど、こちらも営業していない。
載せカツ丼か…。
1,000円前後のカツ丼にしては肉が厚い。食べてみると、柔らかくて、ジューシー! 値段を考慮したら、充分なボリューム。
ご飯もシジミの味噌汁も美味い。
カツは玉子でとじた部分の上に載せてあるので、カツの下面もカリッとした食感が残っている。逆にいえば、玉子丼にロースかつをトッピングしたのと変らない…。
再度メニューで確認してみると、そばとセットになっているミニカツ丼は普通の玉子とじ。もしかしたら、揚げ立てではないかもしれない。
相方の揚げ物は冷めていて、カリッとした食感もなかったとのこと…。
カツ丼は値段を考えれば納得のデキなんだけど、5店舗あるので、私の基準でチェーン店扱いとなり、評価外です。
1月10日(金)
ネットで神奈川県央の担々麺の美味い店を検索していたら、秦野駅前にタンタン麺食堂 タンタン麺とからあげのジェイタンという店があるようだ。相方と合流した後、クルマで向かうことにした。
店構えはどこかのラーメンのチェーン店のようだ。店内に入ると、タバコ臭いのが気になる。8時過ぎということもあり、客の入りは4割というところかな。
タンタン麺食堂というだけあって8種類ある。麺も3タイプから選べるので、組み合わせるとかなりのバリエーションとなる。私はゴマ風味の白(740円)と手もみ麺。相方は特製マー油を使った黒(790円)と極細ストレート麺をお願いした。
白と黒は残念ながら辛さなし。辛さが選べたら良いのに。5段階の辛さが設定されているのに、真ん中の辛さ3の設定がないのが残念。辛さ2もマイルド扱いになってしまう。凄く辛いか、あまり辛くないかしか選べない。
水餃子(3個220円)には辛いタレが掛かっている。ほんのり甘くて、なかなか良い。皮もモチモチ。
野菜炒め(640円)の量は大でもそれほど多くない。味付けは生姜が強い。そして塩っぱい。
担々麺が運ばれてきた時に山椒がかなりかかっていて、むせ返るくらいだった。
黒はマー油がきいていて、担々麺というより、熊本ラーメンや鹿児島ラーメンのようだ。
白は担々麺らしい仕上がり。黒は本当に辛さを感じなかったけど、白は少々辛い。手もみ麺は二郎系かな。かなりコシがしっかりしている。チャーシュウは硬くて食べられなかった。
不味くはないけど、★★★。
1月11日(土)
世田谷区のとんかつ店もだんだん制覇が近づいて来た。
この日は松原にある、とんかつ 勝一に相方とクルマで向かった。
お店の場所は松原駅となりの踏切の目の前。開業して間もないのか、店内も新しい。
メニューを見るとカツ丼はやっていない…。
通常であれば、私は一番高い、ロースかつ定食 大(2,600円)にするところだけど、カツカレー(1,500円)が人気があるようなので、こちらを注文。相方はランチのひれかつ定食(1,100円)をお願いした。
店員さんは男性2人。2人とも若い。とんかつ店というと、老夫婦というイメージがあるので、なんだか違和感がある。バンド仲間か、演劇関係なのかな。
あっ! とんかつ店に入ったのに、料理を待つ間、どんなカレーなのかなとずっと考えていた! 失敬! でもやっぱり気になるな。
衣の色がかなり白い。ラードなどは使っていないのかもしれない。
まずはカツにかぶりつくと、柔らかくて、ジューシー! やっぱりカツが主役! そして、ジューシーなのに、とても軽い!
店頭には『銘柄豚 麓山高原豚を使用しています。』という貼り紙があったけど、お店の食材に対するこだわりが出来上がりに直結しているようだ。ちなみに『麓山高原豚』とは『はやまこうげんぶた』と呼び、福島県産の豚肉のようだ。
ルーは少し塩っぱいけど、いろいろな具材が溶け込んでいるようだ。全体的に軽い仕上がり。食べ終わっても、カツカレーを食べたという罪悪感はない。
ひれかつも少しもらったけど、臭みもなく、柔らかい。あっさりとした豚汁は具沢山で美味い!
女性が1人でも気楽に入れるし、実際に何人かいた。料理の仕上がりも女性寄りで、オヤジが昼間からビールを飲み始めるような店ではない。
★★★★。 住所: 世田谷区赤堤4-1-1 電話: 03-6379-3134 そういえば、もっと個性的な屋号の方が似合うと思います。
これで、世田谷のとんかつ店制覇まであと5件!
1月12日(日)
この日は相方が用があるということなので、電車に乗って、下北沢にやってきた。
まずは、駅からすぐのところにある とんかつ一 を探したのだけど、見つけられなかった…。恐らく、閉店してしまったのだろう。また、来た時に確認してみよう。
なので、駅から少し離れたところにある とんかつ とん水 に向かった。
お店に至る小道の両側にはラーメン店やカレー店が建ち並び、多くの店の前には行列ができていた。水タバコのお店すらあった。
お店周辺に到着したけど、グーグルマップが示すエリアが駐車場になっていたので、一瞬不安が過ったけど、少し周辺を探してみたら、細い路地を少し入ったところにお店を発見することができた。小さいビルの半地下になっているので、かなりひっそりとしている。
店内は半地下なのに窓から自然光が入ってきていて、意外に明るい。
お店は老夫婦が切り盛りしている。明るい感じの女将さんの応対のせいか、店内にはアットホームな雰囲気がある。
1時過ぎなのに、結構お客が入っている。店頭に置いてあったメニューにも載っていた カツ丼(750円)をお願いした。
なかなか美味そうだ。
カツはかなり煮込まれていて、衣は簡単に剥がれてしまう。そのため、衣を付ける前に肉に掛けた胡椒が直接口の中で主張する。
味付けは最高! ほんのり甘くて、ご飯がガンガン進む。肉は薄く、火が通り過ぎて、硬くなってしまっている。そして、そば屋のミニカツ丼かと思うくらいボリュームが少ない。
周りには美味しそうなお店がたくさんある中、なぜこんなにこの店に客が来ているのか不思議。恐らくこの店に来ているお客は、料理もあるけど、この老夫婦に会いに来ているのかも知れない。
単にお店の前で行列するのが嫌なのかも知れないけどね。
★★★。これで、世田谷のとんかつ店制覇まであと4件!
1月18日(土)
都内でも雪が降った。でも、雪にも負けずに大田区鵜の木にある とんかつ とん清 鵜の木店 に向かった。
お店は狭い路地の先にある。そばには駐車場が空いていなかったので、少し離れたところに駐車。
かなりモダンな佇まい。コンクリートの打ちっぱなしのようだ。店内も明るく、清潔感がある。
外では雪がまだ降っているのに、店内はほぼ満席。なかなかの人気店のようだ。
カウンター席に案内されたけど、席の間のスペースが充分にあるので、とても居心地が良い。30代と思われる夫婦で切り盛りしているようだ。そのせいか、落ち着いた雰囲気の中にも活気を感じる。
お目当てのカツ丼(税抜 1,000円)はランチタイムだけ。もちろん注文。相方はランチメニューのひれかつ定食(1,100円)をお願いした。
美味い!
カツは下半面だけを煮ているので、上面にはカリッとした食感がそのまま残っている。
肉はとてもジューシーで、まるで鶏肉のような食感。カツの量は少し少ないけど、この値段なら仕方ないか。でも。食べてみると、肉が厚いので、かなり食べ応えがある。
食べ始めの時は、カツに対してご飯が多くて、残してしまわないか心配だったけど、食べ終わる頃にはカツが余ってしまった。
豚汁があっさりとした仕上がりで美味しいな。少し塩っぱいのが、高血圧の私には厳しいけど。
一方で、途中から口の中がピリピリしてきた。化学調味料を多めに使っているのかもしれない。
相方からヒレカツを1切れもらったら、こちらも美味い! ヒレ特有の臭みもなく、ジューシー! 1,100円なのに、このボリュームは素晴らしい!
カツ丼は★★★★の上位だけど、お店としては自信をもってお奨めできる。 住所: 大田区鵜の木1-11-8 電話: 03-6715-5517
金曜日の夜はいきなりステーキ。土曜日の昼はカツ丼。とくれば、夜は焼肉でしょう!
晩飯は2週間おきにいっている焼肉屋に行ってみたら満席…。そこで久し振りに小田原厚木道路近くにある 焼肉 愛光 にいってみた。これまでに何度かレポートしたことがある店なので、とても楽しみ。
駐車場がガラガラだったので、不思議だったけど、店内も半分くらいしかテーブルが客で埋まっていない。以前は駐車場は空いていないし、満席で帰ることが多かったのでとても不思議。
雪が降っていたからかな?
メニューを見て、その理由がわかった。値段がかなり上がっていた。正直、出ようかと思ったくらい。
普通のカルビが970円! 普通のハラミが1,270円! こりゃ高い! 以前はもっと庶民的な値段だったのに。牛肉の価格が上がったとは聞いていたけど、ここまで高くなった店も珍しいのでは。そのため、王道料理は頼まず、お手頃料理でまとめることにした。
山盛り野菜サラダ(税抜 510円)のボリュームと内容があまり変わっていないのを確認して少し安心した。
大山鶏モモ(620円 写真左)はこの店オリジナルといってもよいくらい、焼肉店では珍しいと思う。量はそれほど多くないけど、値段も安いのでバランスが取れている。柔らかく、ジューシーなので、箸休め的に活用するのもアリだと思います。
牛ホルモン(480円)と豚ホルモン(480円)、トントロ(510円)のホルモン系の量も多くないけど、こちらもお手頃価格なので賑やかさを演出。
合鴨ロース(730円)は見た目は鹿肉のようなしっとりした仕上がり。食べてみてもジューシーで悪くない。でも、この値段なら、いつもいっているお店では和牛カルビを食べられる。
本命の普通のカルビ(970円 写真右)は充分過ぎるくらいサシが入っている。もちろん、焼いてもジューシー! 一方、サイズが小振りなのが残念。
全体的に値段は高めだけど、質はそんなに悪くない。
それぞれの皿にサンチュとレモンが添えられているのは以前と変わらない。というか、生肉と接触しているので、そのまま食べられないのが勿体ない。
全体的には ★★★。基本的には値段が上がっただけ。肉の品質はあまり変わらないようだ。でも、もうお奨めはできません。
1月24日(金)
この日は年休をもらったのでお休み。
アップルウォッチ 3(GPSモデル)が約2万円になったので、相方とアップル新宿店に行って購入。
腕時計は趣味の1つで、これまでもロレックスとか国内メーカー品、スオッチなど、いろいろ買ってきたけど、アップルウォッチを見に付けたら、もう戻れなくなった。過去に購入した腕時計は全く使っていない。近いうちにロレックスも処分しようと考えている。
アップルウォッチと普通の腕時計の差は明快。アップルウォッチだといろいろなことができるのに、普通の腕時計は時間を確認することしかできない。まさか、アップルウォッチでラインの返信ができるとは思わなかったし、電話の応対もできるとは思っていなかったので、使ってみてビックリした。画面は小さいけど、ナビもできる。
2万円なら、まあいいかなというくらいのノリで購入したけど、今は大満足。
昼飯は西新宿にある 揚物 ささお にいってみた。ビジネス街のとんかつ店に多い、土日祝日休みの店。会社を休んだ時くらいしか来ることができない。
墓地のそばだというのに、結構お店を探すのに時間が掛かってしまった。外観はかなりユニーク。まるで金網越しでお店を撮影したように見える。
店内に入ろうとしたら、満席で入れなかった。店頭で席が空くのを待つ。
10分くらい待った後に席に案内されたけど、かなり狭い。
カツ丼はメニューに載っていないので、ランチメニューのおろしとんかつ定食(1,000円)とフライ3点定食(1,000円)をお願いした。
お店は老夫婦で切り盛りしているようだ。
狭い店内なのに、かなりの席数なので、前に座っている相方と膝がぶつかるくらい狭い。なのに、ランチタイムだというのに喫煙可で、隣の席でタバコを吸われるとかなり居心地が悪い。というか最悪! かりに喫煙可だとしても、これだけ混んでいるのだから、店内で喫わなければ良いのに…。
なんて考えながら食べていたら、味が全然わからなくなってしまった…。
簡単に説明するのであれば、ビジネス街の定食らしい仕上がり。
とんかつはまるでチキンカツのような仕上がりで、なんだか軽いし、肉汁も多くない。しかし、脂身は口の中でさっと、溶けてなくなってしまった。
大根おろしは単に大根をおろしただけでなく、カレーのような味付けがされている。
相方からもらったメンチカツはジューシーだけど、玉ネギが入っているので軽い仕上がり。歯当たりが優しい。
★★。12:50にご飯がなくなり、閉店になってしまった。まったく商売っ気のない夫婦に唖然としながらも、うらやましい気もした。
1月25日(土)
本厚木駅から厚木インターに向かう途中にラーメン はらぺこという店が…あった。今度行こうと、相方と話していたんだけど、しばらくして営業しなくなってしまった…。
ところが、最近営業を再開したのでいってみることにした。ちなみに、ネットでは現時点で食べログを含めて【閉店】扱いになっている。
店内に入ると、少し閑散とした雰囲気。とはいえ、お客は思っていたより入っている。大将独りで切り盛りしているようだ。
初めての入店だったので、券売機でラーメン(700円)を購入。
店内に貼り出してあるお店からのメッセージには、スープは魚介系、鶏ガラ、豚骨のブレンド系。麺も自家製で、デュラムセモリナ粉を配合しているとのこと。
どんな作品が運ばれてくるのか楽しみ。
運ばれてきた時に、魚介の香りが漂った。スープをすすると、予想していたよりあっさりとしている。
麺は細く、メッセージの通り硬めの仕上がり。
チャーシューは分厚く、トロトロの食感。全体的に真面目そうなご主人の人柄が出ている感じがする。
一方で、全体的には少し弱いかな。
食べ終わったけど、なんだか物足りない。彩りがないというか、色気がない。カイワレ大根あたりをトッピングするとか、スープにハマグリやアサリなどを使うとか、なにかオリジナリティがあれば、もっと楽しめたと思う。
★★★★。とはいえ、普通に美味しいラーメンでした。 住所: 厚木市岡田1-10-18
1月31日(金)
会社をあがって、自宅で相方と合流。
金曜日なので、居酒屋でも行こうという話になり、本厚木駅そばにある地酒 串やき わっぱめし 相州長屋に行ってみた。久し振りの入店。
まず運ばれてきたのが、米沢牛のモツ使用 煮込み(500円)。本当に米沢牛? と思っていたけど、食べてみたら、本当に美味い! 量もたっぷり。ワンコインの贅沢といった感じかな。
野菜サラダ(630円)はまあまあ。ボリュームは多くないけど、居酒屋だし、こんなものかな。あっさりとした味付けは悪くない。
とん漬ロース(740円)も悪くない。脂身が口の中で溶ける。美味いなあ。串焼き盛り10本(1,580円)も期待通りの仕上がり。この辺りはこの店の実力値だと思う。手堅い匠の技。しいたけ串(190円)は柄の部分も使っている。意外と珍しいと思う。
ベーコンとにんにくの芽の炒め物(590円)の味付けは悪くないけど、味が濃い。血圧が上がらないか心配。でも、値段の割りにボリュームがあるのはマル。
この店は以前レポートしたことがあるし、今回は報告しなくても良いかなと思っていたのだけど、状況が変わったのはほっけ一枚焼き(1,530円)が運ばれて来てから。これが美味い!美味い!
身は厚いし、久し振りに美味いホッケを食べた。もう10年振りくらいかな。この前、函館に行った時も、一度もこれほど美味いホッケに出会うことができなかった。値段はかなり高いけど、北海道まで食べに行ったと思えば安い。
そういえば、5年くらい前までは、大戸屋で出されるシマホッケもジューシーでかなり美味かった。今じゃあ、何度注文しても身が薄かったり、パサパサで、食べる度に注文したことを反省する。
全体的には ★★★★ かな。 サイト: http://adonun.com/nagaya/
2月1日(土)
久し振りに世田谷区のとんかつ店に行ってみることにした。
向かったのは桜新町駅から少し離れたところにある、大衆食堂 めおと食堂。ローラー作戦の対象はとんかつ専門店なので、定食屋は対象外ともいえるのだけど、そばには私にとって聖域ともいえるきさらぎ亭があるので、念のために足を運ぶことにした。
お店の周りにはクルマを停められないので、少し離れたところにクルマを停めた。
店構えは良い意味でも、悪い意味でも『定食屋』という感じ。『めおと』というけど、店内には老年の大将と息子さんと思われる男性の2人。女将さんは体調を崩しているのかな。
『世田谷区のとんかつ店』で検索したら、出てきた店だけど、メニューを見ると、とんかつ定食(780円)しかない。なんだか、外してしまった感じ。ということもあり、相方は豚肉生姜焼き定食(780円)をお願いした。ドンブリ物はやっていない。
店内は午後1時過ぎなのにほぼ満席。ほとんどがご近所さんだと思われる。
店内からはきさらぎ亭が見える。私の人生の中で、初めて焼き魚の美味しさを教えてくれた店。もう10年くらいいっていない。ちなみに少しだけ駅から離れた場所に移転した。
相方と一緒なら、あちらにすれば良かったかな。
とんかつの肉は薄く、カラッと揚がった衣と同じ厚さ。なのに、衣は簡単に肉から剥がれる。なんだか一口目からテンションが下がる。
一方、生姜焼きは凄いボリューム。肉の一切れが大きいためか、なんだか圧倒されるような迫力がある。
味付けは濃く、生姜の味が前面に出てくるけど、ご飯が進む、進む!
肉は柔らかくてジューシー! この店は生姜焼きだな。と思っていたら、普段ヒレ肉を愛する相方には脂身が多過ぎたようだ。
★★。これで、世田谷のとんかつ店制覇まであと3件!
2月8日(土)
横浜での小用を済ませ、世田谷区の駒澤大学駅から少し離れたところにあるとんかつレストラン フライ亭に向かった。ラーメン せたが屋の先の交差点を曲がったところ。ちょっと離れたところにある駐車場が空いていたので、クルマを停めることができた。
店内は喫茶店のような雰囲気。
席に着いて、メニューを見てみると、店頭に置かれていたランチメニュー以外にもハンバーグなどの洋食も載っている。しかし、店員さんにも確認したけど、カツ丼はやっていない。なので、おおきいロースカツ御膳(税抜 1,550円)を注文。
相方は人気No.1だというAランチ(880円)のヒレカツとエビフライのセットをお願いした。
客層は近所のファミリーが中心。または周辺のオヤジがカツをあてにして、ビールを飲んでいる。まあ、のんびりとした雰囲気。天井のボーズからは、少し懐かしいポップスが流れている。
『おおきい』と呼ぶほど、とんかつのサイズは大きくない。驚いたりすることはないと思う。
でも、ランチで食べる定食としては充分なボリューム。
両端は本当に柔らかいけど、真ん中付近は火が通り過ぎて、少し硬くなっている。硬いのは真ん中の1切れだけかな。全体的な仕上がりは、できたてのチャーシュウのようだ。
Aランチの方は火が通り過ぎているようで、2度揚げではないかといっていた。逆に、韓国では多いらしく、故郷のことを思い出したとのこと。
滅茶苦茶美味しいわけでもなく、もちろん不味いわけでもないので、なんだかコメントができない。
★★★+。これで、世田谷のとんかつ店制覇まであと2件!
2月14日(金)
相方がこのところ仕事が忙しく、頑張っているので、ご褒美という意味も込めて、近所のストウブ料理の店、ビストロ はるひごはんに行ってみたら、金曜日なのにお休み…。
サイトで確認してみたら、1月からランチのみの営業になっているようだ。心配です…。
なので、先日ランチで入った、スープカレーの店 ブンガブンガ に入ることにした。正直、前回入った時にカレーよりも酒の肴メニューが気になったため。
野菜サラダ(税抜 520円)の味付けはさっぱりしていて悪くないけど、2人でシェアするには量が少ないなあ。1人でも余裕で食べられるけど、各自注文するなら値段が高い。
あぶり豚肩ロースと特製ソース(850円)豚肉は薄いのに、炙ってもジューシーさが残っている。この豚に掛かるのが、『クンチュールを主役としたソース』とメニューに書いてある。結構辛くて、あまり食べたことがない味付け。ターメリック(ウコン)のような風味がある。西安あたりの中華料理に近いかな。
この日は酒を飲まなかったけど、ビールに合いそう。美味しいけど、値段の割りには量が少ない。
ピリ辛スパイシーウィング(4本 390円)の鶏の手羽はカリッとした食感で美味しい。しかし、サイズが本当に小さい。食べ応えが全くない。
チキンのスパイス蒸し(860円)はスープ付きで出てきた。こちらのスープもターメリックが主張している。西安あたりの中華料理のような仕上がり。しかし、こちらも量が少ない。ほとんど、あっさりとしたスープカレー。
客が少なかったのに、一度に料理を作ることはなく、こちらの食べるペースに合わせて持って来てくれるのはとてもありがたい。
シメはカレーにした。前回注文しなかった、ハンバーグ入りのバーグスープ(1,100円)。そのままだと前回全く辛くなかったので、中辛に辛さ増し(50円)。
美味い! 最初はあまり癖なく、普通のスープカレーという感じだったけど、後からココナッツミルクの風味が来る。奥深い、複雑な味。さすが、カレー屋。匠の技。
辛さもこのくらい辛くないとカレーらしくない。辛いもの好きではない私にとっても、もっと辛くても良いくらい。
ハンバーグは恐らく牛肉メンチ。柔らかくてジューシー!
ライスをお代わりしたら、2人とも満腹になった。その途端、満足感に満たされた。
なんだかいろいろ文句を書いたけど、いろいろ食べて、2人で税抜4,000円なら悪くない。店を出るころには2人とも幸せになっていた。
★★★★。気になる料理がまだいくつかあったので、また来てみよう。サイト: https://warung-bungabunga.com/
2月15日(土)
世田谷区制覇まであと2軒。ということで、相方とクルマで国士舘大学そばにある、仲茶家(なかちゃか)に行ってみた。
店構えは今風だけど、店内は大学の文化祭の模擬店のようだ。夜は居酒屋というのも納得の雰囲気。ネットで上がっている写真はかなりイケている感じなので、そのギャップにご注意ください。
ほぼ満席という雰囲気の中、唯一空いていた、カウンター席に着く。メニューを見て、ロースかつ膳(1,000円)とヒレかつ膳(1,200円)を注文。
男性1人、女性1人の2人の店員がいるけど、どちらも見た目は東南アジア系。2人とも片言の日本語を話している。
ロースは棒状で、見た目は少なく見えるけど、実際は厚みがある。
ヒレは高いのに、ボリュームが少ないな…。
ロースの衣は薄く、カリッと仕上がっていることもあり、肉から簡単に剥がれてしまうけど、仕方ないか…。
食べ辛いけど、分厚い肉にかぶりつくのは快感。
ヒレの方は、ヒレ特有の臭みはないけど、脂身が多く、ロースのような仕上がり。
★★★。女性店員がお会計をした後に、手を洗わずにドリンクの氷を手掴みで入れていたのをどう思う??
これで、世田谷のとんかつ店制覇まであと1件!
2月22日(土)
長年保管していたクルマのカタログを処分しに、中野駅北側にあるブックガレージに入店。
査定にはあまり時間が掛からないとは店主がいっていたけど、その間に最近ネットやテレビなどで紹介されている とんかつ のり に行ってみた。
路地を入ったところにあるので、少し分かりづらい。店主が店頭で呼び込みをしていて気が付いた。
店内はそこそこ混んでいたけど、待たずに席に着くことができた。メニューを見て、特上ロースかつランチ(2,000円)と普通のヒレかつランチ(1,500円)を注文。
グランドメニューでは特上ロースかつ定食は2,100円なので、ランチタイムだと100円お得だということかな。
店内は高級感は全くないけど、新しいので、居心地は悪くない。店長以外にも若いスタッフが3人いるので、なんだか店内が明るい。女性独りでも気楽に入れると思う。
テーブルに置いてあった、ヒマラヤピンク岩塩をメインにしていただくことした。
ロースはしっかりと火が入っていて、安心だけど、驚きはない。肉はかなり厚いので、かぶりついている感じがある。もちろん、脂身は数回咀嚼した後、すっと溶けてなくなる。
肉が上から見て四角いためか、火の通りにバラツキがない。火の通りを管理しやすいのかもしれないけど、どこも均一で、自分の好みの火の通り具合を探す楽しみがなくなるので、ある意味寂しい。
一方、時々肉が部分的に硬かったり、弾力感がなくて底付きするところがあった。
ヒレカツがデカイ! こちらもしっかりと火が通っている。ヒレ特有の臭みはもちろんない。ヒレカツ担当の相方によれば、この店のヒレカツは100点だとのこと。
皿に盛られたキャベツとオニオンドレッシングが美味しいので、キャベツだけでもご飯が進んでしまう。
ヒマラヤ黒塩は塩の深みがふわっと広がって、また違った世界観を味わえる。
もちろん、カツのボリュームは充分。豚汁は濃いめの味付けだけど美味い!
話題の店なのに、仕上がりがオーソドックス過ぎて、逆にビックリした。
★★★★。クルマのカタログも納得価格で買い取ってもらえたのでマル! サイト : https://tonkatsunori.owst.jp/
2月23日(日)
恵比寿の美容院に行った後、広尾にある とんかつ かつ膳 に行ってみることにした。
食べログなどのサイトでは定休日はないようだ。広尾のような場所で、本当かなと思っていたのだけど、お店に着いたら営業していた。
カウンター席5席と4人掛けテーブルが2つという店内。印象としてはかなり狭い。かなり年季が入っていて、小洒落た感じもないし、清潔感もイマヒトツ。
女将さん独りで切り盛りしているようだ。お客は何人かいるけど、日曜日ということもあるのか、皆ジモピーのようで、女将さんと日々の出来事を話している。
正直、料理の方は全く期待できなそう…。ロースカツは定食で1,400円
料理が運ばれてきた時、そのボリュームにビックリ!
美味い! なんといっても、肉がジューシー! 肉は分厚いので、食べ応え充分。
ソースは2種類置いてある。女将さんのアドバイス通り、先にあっさりとしたソース、後から甘みの強いソースでいただいた。
あっさりの方はウスターといった感じ。少し心細くなる味わい。でも、とんかつの風味をそのまま感じられる。一方の甘めの方はケチャップを混ぜているのかな。素材の旨味を少し隠してしまうのが残念。
カツの衣の付き方は荒々しい。肉はとてもジューシーで、ヒレカツが好きな人には食べられないのではないかと心配するくらい。そして、柔らかい。
しかし、右の方から食べて行ったのだけど、後半、左側になるにつれてだんだんパサパサになっていった。火の通りが均一になっていないのかな。それとも肉質なのかもしれない。
そういう意味では、昨日入ったとんかつ のりの火の入り方は素晴らしかった。
★★★★。とんかつが肉料理だということを再認識した。住所: 渋谷区広尾5-16-1 電話: 03-3441-3343
2月29日(土)
先日ランチで入って印象が良かった、横浜市緑区にある 中國料理 三つ柏 に知人と三人でいってみることにした。
前回はランチメニューだったので、今回は事前にお店のサイトのメニューで確認し、『黒酢酢豚を注文しようとか、エビチリは外せない』などと話していた。しかし、入店してみたら、ランチタイムはランチメニューと飲茶などの軽食だけとのこと…。残念。
なので、定食と飲茶メニューを合わせて注文することにした。
この日の日替りランチのDランチ(税込 1,000円)は油淋鶏。これが全然ダメ。一般的な鶏のから揚げに少し甘めのタレを掛けている感じ。そもそも唐揚げ自体にジューシーさがなく、美味しくない。極めて中途半端な仕上がり。
小籠包(600円)も全くダメ。まるで市販品を蒸したような感じで、肉汁が溢れるようなことはない。まさか、ランチで注文が来るとは思わず、冷凍品を使ってしまったのかな。焼き餃子(550円)も期待倒れ。
蟹肉入りチャーハン(900円)は期待通り、フワフワの仕上がり。そうそう、そう来なくっちゃ! ボリュームも充分。蟹肉があまり主張しないのが残念。
Bランチ(1,000円)の回鍋肉は豚肉が厚くて、ジューシー! いいぞ、いいぞ、盛り上がってきた!味付けは濃いめだけど、ご飯が進む!
五目餡かけ焼きそば(1,200円)は美味い!美味い! 写真ではよく見えないけど、麺はかなり太くて縮れている。油で炒めているようで、モチモチでカリカリという不思議な食感。また、たっぷりと掛かった餡とのバランスが最高! 他の料理があったので、食べ終わるまでに時間が掛かったけど、麺が餡を吸っても、カリッとした食感がなくなったけど、モチモチ度が増して美味かった。
これを食べに遠路はるばる訪れる価値があると思う。ボリュームも充分。
シメは一番楽しみにしていた杏仁豆腐。でも、定食にしか付かないという…。
とてもがっかりしていたら、単品で出してくれるということになった(350円)。さっぱりとした甘さで、滑らかな食感。寒天ぽくないのが良い。やっぱり美味しいなあ!
最初はどうなるかと心配していたけど、お店を出るころには皆満足していた。
★★★★。サイト: https://mitsugashiwa.jp/
3月8日(日)
気分転換とマスクを探しを兼ねて河口湖までいってみた。観光客が激減したこのエリアならマスクを購入することができるかなと思っていたのだけど、購入できたのはドンキで子供用マスクだけだった…。
富士急ハイランド周辺でも購入することができなかった…。読みが外れた。
腹が減ってきたので、昼食のことを相方と相談。河口湖といえば、富士吉田のうどんだけど、正直、あまり好きではない…。なので、ほうとうでも食べようかと考えていたけど、お昼休みの時間帯のせいか、どこも店頭に行列ができている…。
新型肺炎が蔓延している時期に、満席のお店で食事をするのはどうかと考えていた時に、信玄餅の桔梗屋東治郎 富士吉田店が現れた。
桔梗屋の信玄餅は相方の大好物! ランチをやっていたので、隣接する売店で信玄餅を購入してから入店した。
新型肺炎のためか、お客はかなり少ない。私たちが入った時は1組がいるだけだった。メニューを相方と確認した結果、2人とも期間限定のキムチ煮込みかぼちゃほうとう(税抜 1,300円)をお願いすることにした。
う~ん、キムチが合う!
馬鹿みたいにデカイかぼちゃがスープに溶けて、自然な甘みの中に、キムチのほのかな辛みを感じる。でも、辛さが控えめなので、辛さを感じたのは食べ始めだけ。
具材があまりにも多く、麺を探してスープをかき混ぜていたためか、または辛さに慣れてきたのか、途中から全く辛さは感じなくなった。
最初はかぼちゃのデカさに驚いていたけど、後半は食べても、食べても減らないかぼちゃに段々イライラしてきた。
ほうとうを語るほど食べ歩いたことはないので、評価はしないけど、結構満足しました。暫くかぼちゃを食べたくない…。
住所: 富士吉田市松山5-8-14 電話: 0555-21-1500 食後にサービスで信玄餅をそのままで出してくれた。ブランド愛が高まるなあ。
3月8日(日)
新型コロナウイルスの影響で、久しくカツ丼や海鮮丼を食べていない…。
ネットでいろいろ検索していたら、足柄上郡松田町にラーメン 大西があり、かなり評判が良いようだ。
この時期なので、営業しているのか確認するために、何度か(何度も)電話を掛けたけど、留守番電話にもならない。
気分転換を兼ねて、小田原方面に相方と出掛けることにしたので、どんな店構えか確認するためにもお店に寄ってみることにした。
ナビの指示に従い、細い路地を進んでいくと、かなりくたびれた感じの店舗が現れた。なんと営業している! かなりの台数を停められる駐車場もほぼ満車状態。なんで、電話に出てくれなかったのかなあ…。
恐る恐る店内に入ると、やはりほぼ満席。東南アジアのローカルな人気店という感じで、不思議な熱気と緊張感がある。
唯一空いていたカウンター席に座る。席から見ている範囲では、老年の女性独りで切り盛りしているように見える。でも、これだけの人数の料理は裁けないと思うので、奥に他の従業員がいるのかもしれない。
壁に貼られているメニューを見ると、かつ丼や中華丼も発見できた。かなり混み合っているので、少しためらったけど、かつ丼(大)をお願いしたら、かなり面倒くさそうな口調で『ご飯がちょうどなくなってしまった』とのこと…。
いつもの通り、私はかなり残念な表情をしていたのだろう…。すると女性店員は突然こちらを見て、『かつ丼を食べたいんだったら、かつ丼を食べられる店に行ってください!』と強い口調でいわれた…。最初はどういうことか理解できなくて呆然としたけど、すぐに カチン!ときて店を出た。
ご飯を食べに来ただけなのに、すごく不愉快になったし、カツ丼を蔑むような言い方が許せない。
この店はラーメン店だから、メインのラーメンを食べて欲しいという気持ちなのかも知れないけど、注文されて不機嫌になるくらいなら、メニューに載せなければ良いと思う。本当に、カツ丼に失礼だ。
傷付けられて、小田厚の小田原インターに向かう途中に 海鮮飯処 ふじ丸本店 下大井 を発見!とんかつは期待できないと思うけど、海鮮は伊勢原の回転寿司店でも確認済なので、入ってみることにした。
店内に入ると、なんだかファミレスらしくない雰囲気…。どこかのゲーセンかドン・ キホーテのような緊張感のない空間が広がっている。天井が高過ぎるのかも知れない。
メニューを見て、私は海鮮丼はなかったので、上ちらし(1,780円)を注文。相方はあまりお腹が空いていないのと、天ぷらが食べたいというので、炙り寿司三種盛り(490円)と一本穴子&大海老入り天盛り(990円)をお願いした。さらに、アジフライ(580円)も追加した。
炙り鮨の方は正直美味そうには見えなかった…。食べていないし、レポートはなし。
上ちらしは、アジ、サーモン、イカ、エビ、マグロなどのレギュラーメンバーにイクラとウニがちょこっと載っている。
料理の名前の通り、ちらし寿司なので、盛り付けには丼物としての世界観はないけど、お行儀よく盛り付けられていて、上品な雰囲気。味の方もまあ期待通りといった感じ。
アジフライは見た目は小振りだけど、肉厚で、ふっくらと揚がっている。これは美味い! アジ特有の臭みもない。衣がファミレス感があるのを除けば、ほぼ満点。きっとネタが新鮮なんだろう。
海鮮丼だけだと寂しいなあ…。と感じていたところだったので、アジフライに助けられた感じ。
相方の天ぷらはボリュームは充分だけど、いかにもファミレスの天ぷらという仕上がりで、全く盛り上がらない。パン粉と油のせいだと思うけど、なんでどこの店に入っても同じような仕上がりになるのか不思議なくらい。
チェーン店なので評価は無しだけど、上ちらしとアジフライは結構美味かったので報告しました。
3月15日(日)
もうダメだ! 耐えられない!
新型コロナウイルスの影響で、食べ歩きを相方から禁止にされてしまった…。そもそも、緊急性がないので、反論もできない…。万が一食べ歩きが原因で感染して、相方に移してしまったら、後悔どころの話ではなくなる。
世田谷区制覇も目の前なのに、達成ができない。
しかし、さすがに3週間も食べないと、とんかつ/カツ丼を身体から欲するようになってきた。中毒だな…。
いろいろ考えて、大磯の国道一号線沿いにある大磯 たまやに本当に久し振りで行ってみることにした。前回行ったのは高校生の時、ということは40年前ということになる。
駐車場は一杯だし、店内も満席!
こんなに人気があったかな?? 新型コロナウイルスの影響?? それとも、フリーペーパーとかで紹介されたのかな?
店頭で行列に連なっていたけど、するりするりと行列が吸収され、たまたま良いタイミングで入店したようで、ほとんど待たずに席に着くことができた。
メニューを見て、カツ丼(税抜 950円)を注文。
客層は40~50才の男女がメイン。ファミリーで来ている客も多い。
これだけの混雑に慣れていないのか、店内はバタバタとしている。その割には、店員は料理を運んだあとは、手ぶらで帰ったりと、動きが効率的ではない。
まあ、そもそもこの店はそんなことを指摘するような店ではなかった…。
やっと運ばれてきた…。写真の撮影時間から計算すると、46分待ち。私もかなり辛抱強くなったものだ。甘い香りが漂う…。美味そうだ。
少し甘めの濃い味付け。味付けの方向的には悪くない。なので、ご飯が進む。
カツはしっかりと煮込まれているけど、カリッとした食感も残っている。
肉は厚くはないものの、柔らかく、ジューシー!
かと思っていたら、真ん中部分は火が通り過ぎてパサパサで、硬くなっていた。
たぶん、40年前もこんな感じだったと思う…。
★★★+。不思議なことに、食後に喉が渇いたり、パサパサになったりしなかった。化学調味料はあまり使っていないのかな?
3月22日(日)
結構寒いけど、チャリに跨り、本厚木駅そばから平塚方向に走り出す。
風が強い。また、ヒノキ花粉アレルギーになってしまったのか、鼻水が止まらない。
江の島周辺まで行ってみようかと思っていたけど、予定変更。ららぽーと平塚の近くまで来たところで、そば屋を発見。カツ丼をやっていたので、入ってみることにした。
お店の名前は そば処 朝日屋。ちょっと気になって、ネットで調べてみたら、平塚に同じ名前のそば店が3店舗あるようだ。
店内にはほとんどお客はいないので、コロナウイルスの心配をする必要はなさそうだ。
メニューを見ると、カツ丼の並は850円。上は1,250円。そばも食べたくなったので、カツ丼セット(1,200円)を注文した。
チェーン店と思われるそば屋のカツ丼には期待できないということは分かっているけど、一方で、上カツ丼をやっているということは、カツ丼にこだわりがあるわけで、セットが美味しければ、また来店して試してみよう。
店内はいかにもそば屋という感じで、お洒落たところは全くないけど、なんだか不思議に落ち着ける。
セットとは思えない量。普通、そばのセットは、そばか、ドンブリのどちらかが少ないものだけど、両方ともフルフル。凄いボリューム!
まずはカツを頂いてみる。
ほんのり甘塩っぱい味付けが最高! 玉子とじの部分だけでも、ご飯がガンガン進む。
揚げ物の音がしていたので、カツは揚げ立てだと思われる。
しかし、せっかくの揚げ立てなのに、カツがしっかりと煮込まれているので、肉が硬くなっている。二度揚げなのかもしれない。
ミニサラダは付くのに、汁物は付かないんだな。高血圧の私にはこちらの方が都合が良い。
そば湯が運ばれてきた。汁物は付かないのに、そば湯が出されるのは、そば屋としてのこだわりか。
そばが長くて、食べるのに苦労する。歯応えはあまりなく、乾麺のようでもある。薬味のネギがたっぷりなのはありがたい。
でも、そばの上に掛けられた刻み海苔がそばに貼りついて、さらに食べづらくなっている。
★★★。 こんなものかな。
3月27日(金)
東京都知事や神奈川県知事が、週末の外出は控えるように訴えている…。
それならばと、会社を休んで、平日に世田谷区三宿にある とんかつ 三朝 に行ってみることにした。世田谷区ローラー作戦の最後の店。やっぱり、年度が変わる前に達成しておきたい。
マスクをして、小田急線に乗り、下北沢で降りる。下見をしてあるので、道に迷うことはない。歩き出して、汗ばむくらいのタイミングでお店に到着。
店構えも店内も街角のそば屋という感じで、小洒落た感じはない。でも、整然としていて、居心地は悪くない。
窓を開けっぱなしにしているので、風が通り、コロナも安心。
こんな場所にあるお店なので、カツ丼はやっていないのかと思っていたら、普通のかつ丼(1,000円)だけでなく、ロースかつ丼(1,400円)、ヒレかつ丼(1,600円)、ソースかつ丼(1,300円)など品揃えは豊富。もちろん、ロースかつ丼をお願いした。
お店は年配の女性と、30才くらいの男性で切り盛りしているようだ。母さんと呼んでいたから、親子なのだろう。
ドンブリは普通より低めの、ボールのような形。ちなみに、近くの席で普通のカツ丼を食べている人のドンブリは一般的な形状だった。
カツは軽くとじられているので、カリッとした食感は残っている。美味い!
肉は厚くはないけど、面積が広い。見た目はパサパサに見えるけど、充分に柔らかい。
ほんのり甘い味付けが最高で、ご飯がガンガン進む。
ご飯が多いかなと思っていたけど、ドンブリが深くないので、それほどでもない。よって、カツが余ってしまった…。
ランチにはコーヒーが付いている。量は少ないけど、口直しにはちょうど良い。
★★★★+。久し振りに美味いカツ丼を食べました!
2020年1stQtrのレポートは以上です。
さてさて世田谷区のとんかつ店を制覇しました!
次のターゲットは新宿区かな、それとも目黒区かな。
新型コロナウイルスは気になるけど、粛々と続けて
行きます!
< To Be Continued >