都内のとんかつ店制覇! 2019年7月~9月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
6月も粛々とオールド神奈川のとんかつ店を巡っていたら、
あとは立川のかつ亭だけになっていました!
あと1軒! あと1軒!
オールド神奈川はさっさと制覇して、都内制覇に臨みます!
7月6日(土)
この日は東京ドームで巨人戦の観戦。しかし、珍しく土曜日なのにナイターなので、試合前に腹ごしらえ。
向かったのはドームに近い神楽坂にある とんかつ 神楽坂さくら 神楽坂本店。午後3時に入店。というのも、この店は昼から夜まで通しで営業している。ある意味、店構えを含めて、なんだかチェーン店ぽい。
ロースの定食としては一番高い、林SPFのロースかつ定食(180g 税抜 2,180円)を注文。カツ丼はやっていない。
注文後、すぐにキャベツの千切りが運ばれてきた。でも、ドレッシングが置いていない。とんかつ用のソースを掛けて食べるようだ。
ソースの味をとんかつが運ばれてくる前に確認するのには良いけれど、血圧が高い私にとっては少々厳しい状況。
辛口と甘口のソースを交互に少しずつ掛けていただく。
好みは甘口の方かなと考えていたら、カウンターに岩塩が置いてあったのに気が付いた。それなら岩塩かな。
肉は柔らかいし、程よくジューシー! 臭みも筋もない。
一方で、生パン粉を使っているとのことだけど、衣(パン粉)が食べる時にパラパラと落ちてくるのは好みではない。もちろん、衣は肉から簡単に剥がれたりはしない。
まずは岩塩で食べた後、辛口ソースから試してみたら、キャベツで食べた時と全然印象が異なるのでビックリ。肉に甘みがあるのか、甘みがちょうど良い。
むしろ甘口ソースだとしつこく感じるくらい。
カツの両端はもう液体! 口に入れた瞬間に、溶けてなくなる。
★★★★+。衣が好みでないことを除けば、ほとんど文句はない。あっ、ドレッシングが置いてなかったな。サイト: https://www.tonkatsu-sakura.jp/
7月13日(土)
新宿3丁目にあるかつ銀に向かったけど、お店に着いたらなんと臨時休業だった…。
次の候補である、西新宿にあるとんかつ 弁けいに歩いて向かうことにした。
曇っていて、日差しはないものの、かなり蒸し暑い!
このエリアなので、恐らくビジネスビルの地下だと思っていたので、少し迷う。スマホの力を借りて、路地の少し入ったところでお店を発見。
土曜日なのに、結構お客が入っている。
メニューを見ると、カツ丼(890円)が載っていたので、お願いした。値段的にはあまり期待できないかな。
大将はとんかつ店としてはかなり若い。2代目だろうか。お母さんと思われる女将さんの掛け声が勇ましい。
見た目が美味そうだし、シジミの味噌汁とポテトサラダが付くのは値段を考えたら、信じられない位。
あ~美味い!
カツは結構煮込まれているけど、揚げたてのカツの食感が残っている。
肉は充分に厚く、柔らかくって、ジューシー! もちろん、臭みがない。
実は西新宿で、25年くらい前に働いていたことがあったのだけど、だれも教えてくれなかった。場所からして、今でも穴場的な存在なのかもしれない。
味付けが少し塩っぱい。
玉ネギの火の通り方にバラツキがあるお蔭で、シャキシャキした食感だったり、口の中で溶けたりと変化があり楽しい。
一方、少しツユダク気味なのが気になる。
ポテトサラダはホクホクとして、一品料理として出せるくらいのデキ。
★★★★+。新宿からすぐの場所で、890円でこの味。味付けが塩っぱいのだけがマイナスポイント。あとは予想を超えるデキ。大満足!
店を出たら、新宿警察署の裏道だったことを知る。警察で取り調べを受けている時、こんなに美味いカツ丼を出されたら、思わず自白してしまいそうだ。
住所: 新宿区西新宿6-2-3 電話: 03-3343-5055
7月14日(日)
オールド神奈川最後の店。立川のとんかつ かつ亭にクルマで向かう。
いよいよ来ました、この時が。
クルマで高速を使わないで向かう。2時間くらい掛かるので、昼に電話してみたけど、やっぱり出なかった…。
営業しているか、かなり心配していたけど、夜の部は営業していた!
カツ丼が載っていなかったので、松ロースを定食(1,550円)でお願いした。
夜の部は居酒屋という雰囲気。とんかつのメニューはメインの居酒屋メニューに差し込んでいる。とんかつもやっていますという感じ。
屋号からして、チェーン店かと思っていたけど、家族経営のようだ。
入口横に小さい黒板があって、『7月15日と16日は臨時休業します』と書いてある。この日に来て良かった。
テレビではNHK BSが流れているけど、受信料を支払っていないためか、支払いを要請するウインドウが画面の左隅にずっと表示されている…。飲食店でこういうのはどうなのかな。NHKが来ても、丸見えなんだけど…。受信料は払っているけど、テレビで設定していないだけなのかな。
衣はかなり薄く、肉が厚めなので、簡単に肉から剥がれる。
縦に包丁が入っているけど、手前は火が入り過ぎてパサパサになっている。
一方、奥の方は結構ジューシーで、弾力がある。全体的に臭みがなく、筋もない。
ご飯と味噌汁は普通。キャベツは昼の部の残りかと思うくらいパサパサしている。
普通。★★★。 遠方から馳せ参じるレベルではない。
とはいえ、これで23区以外の東京都のとんかつ店を制覇!
ということは、神奈川県を制覇しているので、オールド神奈川を制覇したことになる。
最後のお店がもう少し盛り上がれば良かったのだけど…。
7月20日(土)
この日も横浜で小用があるので、美味いカツ丼を求めて世田谷区千歳烏山にある とんかつ かつ膳 にクルマで向かう。
ナビのお蔭でやっと辿り着いたと思ったら閉店…。
仕方ないので、次の候補である世田谷区桜にある とんかつ 要 に向かう。
お店は営業しているけど、周辺に時間貸しの駐車場がなく、あっても満車。かなり探しまくって、離れたところに発見。
店構えはおとなしめなのに、店内は広く、ほぼ満席! 凄い活気がある。そして、女性客も多い。
かつ丼は850円。ヒレかつ丼(1,000円)もメニューに載っている。
注文してから5分もしないでかつ丼が運ばれてきたのでビックリした! さすがに揚げたてではないだろう。
一方、甘い香りが堪らない。食欲がMAXとなる。
まずはカツを1口かぶりつく。
じゅわ!と肉汁が口の中で溢れた。
揚げ立てではないとしても、それほど時間が経っていないはず。料理としては全く問題がない。
肉はそんなに厚くはないのだけど、柔らかくて、ジューシー! で、癖がない。獣臭もない。味付けもしっかりしていて、ご飯がガンガン進む!
また、玉ネギのシャキシャキとした食感がたまらない。そして、箸の方も止まらない! 1,000円以下のカツ丼としては大満足。
隣の席で食べている、とんかつ定食は700円なのに、カツのサイズが半端じゃない!
お客のオーダーを聞いていると、ほとんどがとんかつ定食。その次に多いのがかつ丼。カツ丼が愛されているお店は数少ないので、この店のことがとても愛おしく感じる。
かつ丼のカツの真ん中部分はパサパサ気味。
評価は★★★★の上位! 住所: 世田谷区桜3-21-3 電話: 03-3420-3211
7月21日(日)
相方はまだ韓国ということもあって、電車で世田谷区代沢にある とんかつ 太志 に向かう。
最寄り駅は池の上になるのかもしれないけど、ダイエットのために下北沢から歩くことにした。25分くらいで到着。
外観はとんかつ店らしい佇まいだけど、店内は薄暗く、下北沢周辺のお店らしい。というか、女将さんの派手な服装というか、雰囲気が凄い。この店ではとんかつより、女将さんの方があがっている感じ。大将の母親なのかな。
ランチメニューのとんかつ定食(1,080円)もあるけど、せっかくなので、徳島産吉野川ポークを使ったロースかつ定食を注文することにした。
普通の定食だと1,620円だけど、特ロースかつ定食は2,160円。大将(という雰囲気ではないけど)に聞いてみたら、サイズだけでなくて、使っている部位が違って、特ロースの方が脂身が多いとのこと。
もちろん、特ロースかつ定食をお願いした。
もちろん、カツは分厚い。
衣はかなり薄く、生パン粉を使っているためかフワフワした食感。脂身が多いためか、衣が簡単に剥がれてしまう。
脂身は口の中に入った瞬間に固体から液体に変化して、口から溢れ出そうになる。赤身も柔らかくって、ジューシー! 肉らしい味がする。塩とソースの両方で試してみたけど、脂身に甘みがあるので、塩の方が合うと思う。
カラシがないなあと思っていたら、ワサビが添えられていた。さっぱりして塩で食べると良く合う。ソースでも試してみたら、ソースとも合う。とんかつとワサビの相性は意外に良いことが分かった。
値段もそんなに高い訳じゃないし、★★★★★。サイト: http://www001.upp.so-net.ne.jp/aqua/
7月27日(土)
小田原城に花見で来た時に、街中を歩いていたら、とんかつ 和豚 を発見。小田原は制覇したはずなので、帰宅後調べてみたら、制覇後に開店したようだ。チェーン店のように見えるけど、チェーン展開はしていないようだ。個人経営の店でもないようだけど、電車で行ってみることにした。
ガラス張りの店舗はとんかつ店としては珍しい。店内にはカウンター席しかない。この場所は、以前はラーメン店か牛丼店だったと思う。
とんかつ店でハウス系(クラブ系)の音楽が流れているのには違和感がある。
メニューを見て、かつ丼(1,080円)を注文。ソースかつ丼は980円。
注文後、5分で運ばれてきた! また5分だ。カツは作り置きかな。
美味い!
カツはしっかりと煮込まれているのに、カリッとした食感が残っているし、脂身は口の中で溶けた。かつ丼ももちぶたを使っているのかな?
味付けも濃くないのに、しっかりしていて、ご飯が進む。
しかし、カツの真ん中付近は火が通り過ぎていて、パサパサしている。
カツの量には不満がないけど、ご飯が多くてバランスが悪い。なんとか完食。
最初は合格にしようかと思ったけど、その後、肉がパサパサだったので、★★★+。
7月28日(日)
天気予報では曇りだったけど、朝起きてみたら快晴…。なので、久し振りにチャリに乗り、海の方向に向かった。
チャリに乗るのは本当に久し振りだったし、午後2時頃に雨が降るというのが最新の予報だったので、無理しないで茅ヶ崎海岸で引き返すことにした。昼飯は柳島にある
網元料理 萬蔵丸 にこちらも久し振りに入店。
カウンター席に着席し、特盛海鮮丼(2,200円)を注文。
アジ、マグロはもちろん、ウニ、イクラ、赤貝まで載っている。マグロの横にあるのは大トロかな。太刀魚のようなものまで載っている。具的には大満足。
一方で、ご飯が硬くて、パサパサなのは残念。今までこんなことはなかったので、たまたまだったと思われる。
基本的には満足だけど、2,200円だし ★★★★。 会計したら、消費税込みで2,376円。 住所: 茅ケ崎市柳島2-12-23 電話: 0467-57-1185
8月4日(日)
昨日は厚木市の花火で、帰宅後、ごみの分別や、来週行く韓国旅行の準備で寝るのが遅くなってしまった。
10時に起床したけど、都内までカツ丼を食べに行く気がしないので、チャリで平塚のラーメン店 八雲 行ってみることにした。
看板も暖簾にもなにも書いていないので(または退色してしまったので)、存在を知らなければどんな店か分からないし、初めて来た人の中には閉店してしまったと思う人もいるかもしれない。
チャリを停める時に、煮干しの香りが外まで漂っている。
平塚ではラオシャンと並ぶ人気店で、通常は長蛇の列ができている。しかし、先週確認のため来てみたら、店頭に行列がないどころか、店内にも空席があった。さすがに夏場にラーメンを食べたくなる人は少ないようだ。
この日もやっぱり店頭の行列はない。
店内に入ると、1席空いていたので、待たずに席に着くことができた。
正油肩ロースチャーシュー(900円)を注文。
最近の流行りの煮干しラーメンのように、こってり(とろりと)しているのかと思ったら、意外にあっさりとした印象。これなら、夏でも食べられる。魚粉を載せたりもしていないので、煮干し臭さもないし、後味もよい。すっきりしているのに、物足りなさは感じない。
ほんのり酸味を感じるが、柚子あたりが擦られているのかもしれない。
麺は中太のストレート麺。特に特徴はないのが残念。まあ、このあっさりスープには太麺は合わないか。でも、つけ麺も同じ麺を使っているようだ。この麺では弱いのではないかと思う。
チャーシューの量は充分。ジューシーで厚みがあるので、これ以上載っていたら食べ切れない。通常の正油らーめんが700円なのに1枚しか載っていない。200円でこの差なら、次回きた時もトッピングしたい。
全体的に神経が行き渡っていると思う。緊張感がある一杯。絶妙なバランスともいえる。一方、美味しいけど、病み付きになるようなことはないと思う。
★★★★+。スープも完食で、塩分補給!。 住所: 平塚市桃浜町23-18 住所: 0463-35-0079
晩飯は小田急線に乗り、梅が丘にある とんかつ たむら亭 に向かう。
先々週、店舗を確認しているので、すぐにお店に到着できると思っていたのだけど、少し迷ってしまった。
なぜだか不思議に感じていたら、そういえば本厚木駅そばに引っ越してきた時も同じような感覚を覚えたことを思い出した。
恐らく、梅が丘駅南口も本厚木駅も市街地が構成された後に線路が引かれたため、街の軸線と線路の方向性が合っていないのではないかと思う。
方眼状に構成された街の軸線に対して、斜め45度に線路が走っているので、感覚が狂う。本厚木駅は、さらに街の軸線に対して45度斜めに走る道があるので、さらに混乱する。
逆に平塚駅などは町の軸線と線路が合っているので、戸惑うことがない。もしかしたら、梅が丘駅周辺は戦争の被害が少なかったか、小田急線が通るのが比較的最近だったためかもしれない。
ちなみに、梅が丘駅は1934年(昭和9年)開業。高架化は1998年(平成10年)。本厚木駅も高架化されたな。これまで街を分断していた線路が高架化されて、南北/東西の街がところどころ繋がって、その結果まとまりのない街並みになってしまったのかもしれない。
平塚駅開業は1887年(明治20年)か。やはり、小田急線開業のタイミングの影響かな。
ということで、梅が丘の とんかつ たむら亭。落語家で、亡くなった立川 談志さんが贔屓にしていたようだ。
店構えはとんかつ店らしく、和風の佇まい。でも、店内は洋食屋さんのような雰囲気。
入口そばにカウンター席。奥にテーブル席がある。1人でも入りやすい。
カツ丼(1,300円)を注文。ヒレカツ丼も同じ価格。
キャベツを付けられるというので、(値段はわからないけど)お願いした。
夕方5時から営業しているのは珍しい。居酒屋のような雰囲気なのかと思っていたけど、そんなことはなく、店内禁煙。
テレビが置いてあって、プロ野球が流れている。これなら、いくらでも待っていられる。
そういえば、店員がジャイアンツのユニフォームを着ている!
カツはしっかりと煮込まれている。カリッとした食感は全くないし、衣はすぐに剥がれる。
味付けがかなり薄い。オクラとネギの味噌汁もかなり味が薄い。
肉の方は基本的に火が通り過ぎて、肉はパサパサ。でも、端っこはジューシーさが残っている。
日曜日の7時なのに、私を除けば1組しか入っていないのが、なんだか理解ができる。
カツ丼は普通。★★★。会計したら、サラダを付けたのに1,300円だった!
8月10日(土)
来週になったら、相方がソウルから帰って来てしまう…。
ということで、この日は下北沢から歩いて15分くらいの、とんかつ つるや に向かった。
定休日は水曜日だけど、お盆の時期なので、お休みではないかと心配してたけど、営業している。
店構えはとんかつ店らしい。店内も同様で、かなりルーズで居心地は良い。年配の大将が1人で切り盛りしている。お客は私の他に1人だけだから、大将1人でも問題がなさそうだ。
メニューを見ると、かつ重(1,600円)が載っている。このくらい値段が高い方が一般的に期待できる。
一方で、かつ煮重も載っている。かつ重を注文したけど、後で考えてみたら、かつ煮重の方が玉子とじのカツ丼に近い事に気が付いた。
巨大な金魚が水槽で飼われている。これだけデカくて、色鮮やかな金魚は見たことがない。この金魚を見に来るだけでも入店の価値があると思う。
値段の割にはカツが小さいなあ…。
包丁が縦にも横にも入っているので、衣が簡単に剥がれてしまう。
揚げたてのカツなのに、煮込まれていて、カリッとした食感は残っていない。肉は火が入り過ぎて、パサパサになっている。
味付けが最高! タレだけでご飯をガンガン食べられる。玉ネギが半生で、シャキシャキとした食感が楽しい。
★★★。この味付けなら、火の通り過ぎたカツより、鶏肉で親子丼を食べたい。
8月12日(月)
最高のジャジャ麺を食べに韓国・慶州に行く
ことになりました。
お昼の便でソウルに向かい、相方と合流。相方
の実家にて1泊。翌日プサンに義姉とともに移動
して2泊。さらにソウルに引き返して1泊という4泊
5日の日程。
これまで食べてたことがない料理に挑戦する
ことになっているので、とっても楽しみ。
そもそも、この旅行の目的は、現在リタイア後に
どこに住むのか検討中で、前回はクアラルンプール
今回は釜山に実際に行ってみて、長期滞在が可能
か確認するため。
台風が接近しているのがとても心配。12日の天気
図では、朝鮮半島西側と日本列島の南側に2つの
台風が北上している。(goo天気より転用)
ギンポ空港で相方と合流した後、義姉の運転
するクルマで相方がソウルで3本の指に入る
焼肉店というお店に向かう。
私は初めてだし、相方も本当に久し振りだという。
麻浦(マポ)にある麻浦 元祖 サーロイン焼肉
(Mapo Wonjo Jumulleok)に入店。
店頭に駐車場があるけど、バレーパーキング
システムで、2,000ウォン取られた。
平日で、まだ午後6時だったためか、店内はガラ
ガラ。でも、しばらくしたら、徐々に席が埋まって
行った。気が付いたら、ほぼ満席になっていた。
高級店のようで、一段上がったところにテーブル席
があり、靴を脱いであがる。個室ではないけど、半
個室くらいの雰囲気。
この店の定番のメニューが150gで45,000ウォン
(約4,500円)のサーロイン焼肉。この肉がこの店
で1番安いらしい。ちなみにその上の肉は、150gで
58,000ウォン(5,800円)!
まずは3人前を注文。後に2人前を追加。計750g。
私の他は女性2人でそれほど大食漢ではないので、
女性陣は1人200gとすると、私が350gということに
なる。
私は350gも食べられないので、目方はかなり甘め
なのかもしれない。
店員さんがサムギョプサルのようにサーロイン肉を
焼いてくれる。結構、火を通しているけど、絶妙な
ところでハサミで切り分けてくれる。
柔らかくて、ジューシー! たまらない!
サンチュや浸けタレも用意されているけど、肉だけ
で、塩で食べるのが1番美味い!
お肉は一通り食べたので、冷麺を注文。なんと、
5,000ウォン! 約500円は安い! きっとシメの
メニューで、量が少ないはずと思っていたけど、
運ばれてきたらレギュラーサイズだった…。
一緒に頼んだビビン麺は辛い!辛い! 普通の
冷麺でも少し辛いような気がしてきた。
値段を考えなければ ★★★★★! 住所: 294
Tojeong-ro, Mapo-gu, Seoul 電話: 02-716-3001
8月13日(火)
プサンに向かうKTXにはソウル駅ではなく、自宅
そばの永登浦駅(Yeongdeungpo)から乗車。
プラットフォームに降りてみたら、見慣れない列車
を発見。なんと、セマウル号だった! 2014年に老
朽化が進んでいた旧型から代替わりしたとのこと。
そういえば、韓国で列車に乗るのは久し振りだな。
次回きた時には乗ってみたい。
KTXの方は大きなデザイン変更はないけど、室内
には小変更が行われたようだ。
これまで、室内灯は蛍光灯で、暖色系と寒色系が
不規則に並んでいたけど、現在はLED証明で、寒色
系で統一されていた。(席はファーストクラスなので、
3列のレイアウト)
乗り心地的には、やっぱり日本の新幹線よりも数段
上だと思う。TGVに感謝すべき。
ちなみに、ネットでKTXを調べていたら、当初は
TGVのままで導入したところ、トンネルがほとんど
ないフランスに対して、トンネルが連続する韓国の
KTXはボディの強度不足により、車両にクラックが
多数入ったという。
そのため、強度を補強した現在のKTXが生産され
ることになったという。
写真はファーストクラスで配られるKTX グッズ。
ミネラルウォーターは自販機で取り放題なので、
ファーストクラスでなくても入手できるのではいか
と思う。
プサン駅に到着してみると、SRTが出迎えてくれ
た。次世代KTXともいえるSRTは次回ぜひとも乗って
みたいと思う。
プサンに到着し、人気のある釜山冷麺を食べに
東区草梁洞(チョリャンドン ミルミョン)に行って
みたら、お店の手前に長蛇の列ができていた。
諦めて、タクシーに乗車し、ホテルに向かう。
運転手に話したら、『そんなに美味いわけじゃない
のに、なんで行列しているのか不思議』だったと
いうことだった…。
ある意味、ラッキーだった?
出発前に、釜山のホテルを予約したというので、
どこにしたのか聞いたら、パラダイスホテル海雲台
だという。
どんなホテルなのか、ネットで確認したら、1泊約
5万円! 2泊で約10万円! この値段なのに、
朝食は付いていないという。韓国の物価を考えたら
ぶっとび価格!
1泊5万円の部屋がどんな感じなのか、とても
楽しみにして、チェックイン後入って見たら…。
普通の部屋でした…。1泊2万円だった、クア
ラルンプールのリッツカールトンよりかなり狭い。
しかも、オーシャンビューでもない…。
義姉さんによれば、この時期はハイシーズンで、
値段がかなり高くなるとのこと…。
昼食を食べに外出。でもその前にビーチを確認。
ビックリしたことに、砂はサラサラで、海水はとても
透き通っていて、とてもキレイだった。
ここのビーチに来てみたら、江の島周辺の海岸で
泳ぐのは考えられなくなった。
義姉さんが退院したばかりだったので、泳がな
かったけど、今度は泳ぎに来ても良いと思う。
昼飯はウニ丼になりました!
入ったのは、ホテルから歩いていけるところにある
海雲四季(ヘウンサゲ)というお店。定食屋さんのよ
うな店舗から移転したと聞いていたけど、しっかりした
店構えに、別のお店かと不安になった。
しかし、日本は大雨だというのに、こちらは天気が
良くて、『ここはハワイか!?』と疑いたくなるくらい。
店内は小洒落た高級焼肉店のようだ。カフェとい
っても不思議ではない。トイレもキレイだった。
ウニ丼は18,000ウォン。ということは約1,800円。
積丹半島で生のウニ丼を食べたら3,000円以上する
ので、とても安い!
相方と義姉は店員さんに確認して、ポッサムの
小(30,000ウォン)をシェアすることにした。
冷麺用と思われる、金属製の器に盛られて、
ウニ丼が運ばれてきた!
ゴマ油が控えめにきいている。醤油や塩は控えめ。
最初はウニとご飯を別々に食べていたけど、後半は
味付け海苔とともにマゼマゼにしたら、海苔の塩味
が味を引き締めて滅茶苦茶美味い!
バフンウニがあまり使われていないのが残念。季節
じゃないのかな。
ポッサムは残念ながら少しパサパサしている…。
でもまあ、1人1,500円だと思えば、充分に納得。
メニューを見ると、ウニ丼とポッサムがこの店の
メインだと思ったけど、ウニ丼にもポッサムにも
付いてきたスープが最高! ウニも入っている。
と思っていたら、スープの定食も載っていた。
★★★★+。住所: 釜山市海雲台区佑洞
642-2 電話: 051-731-0041
昼食後はお店の前からタクシーに乗って約30分
のところにある、海東龍宮寺に向かった。
東海線を使って電車で行ったり、バスでも行ける
けど、韓国はタクシーが安いので、若年層も普段
の足として使っている。
浦島太郎に出てくる竜宮城のモデルにもなったと
いわれるだけあって、海の目の前に建っている。
行く前は郊外のテーマパークのようにショボイに
決まっていると思っていたけど、建物的にしっかり
していて、厳かな雰囲気もある。
その一方で、参道には十二支の石像が並んで
いたり、橋からコインを投げて入ると幸せになると
いう器があったりと、参拝者を飽きさせない。
良い意味で、ワクワクしている自分に驚く。
黄金の涅槃仏も参拝できる。
結構大きいけど、タイのワットポーほどは大きく
ない。でも、涅槃仏のことは知らなかったので、
なんだか得した感じ。
天井から垂れ下がっている短冊のような札は
願い事が書かれているという。
ここのトイレは水洗ではなく、悪臭がヒドイという
ネットの書き込みが多かったけど、なんと水洗に
なっていた。
臭いもないし、新しいので、なんの問題もない。
誰も使っていなかったので、写真を撮ってしまい
ました。
入場料もないし、海東龍宮寺は★★★★★。
なんだか楽しかった。
海雲台に戻る。(タクシーで…)
釜山・海雲台に来るのは久し振りだけど、高層
ビルがいくつも建てられていた。でも、過去の事故
を思い出すと少し心配…。
しかし、雲一つない天気には驚くくらい。
ホテルの部屋に戻り、相方が夕食前にベッドで
休憩していたら、掛け布団もシーツも湿っている
といい出した。
フロントに連絡し、確認してもらったら、確かに
湿っているということで、交換してもらった。
カジノに入らないのならば、本当に値段が高い
だけのホテル。
★。
晩飯の時間になったので、ホテルのそばにある
海雲台市場に歩いて行ってみた。
どんなところかと思ったら、道幅は狭いし、規模
も小さい。
アワビやヌタウナギなどの海鮮や、韓国のおでん
を揚げて売る店もあるけど、雑貨を売っている店も
ある。規模的には、ちょっとがっかり…。
客が全然入っていない店もあったけど、見たところ
ほぼ満席の人気の店があり、店員に聞いてみたら
座れるというので、ヘジャ マクチャンの家というに
入店。
ほんとかと思いながら店内に入ると、奥にも客席
があり、思っていたよりかなり広い。そしてずっとほぼ
満席だった。人気の屋台村という雰囲気。
義姉さんがメニューを見ながら店員と話して、結局、
海鮮浜焼きとホルモンのセット(80,000ウォン)を
注文。
なんで海鮮の店でホルモンなのか不思議だった
けど、海雲台のホルモンは韓国では有名とのこと。
ホルモンはコプチャンといい、店名のマクチャンは
胃のホルモンのことだという。大腸のホルモンは
テッチャン。
手前のドカンのようなホルモンにもかぶり付かなく
てはならないのかと心配していたけど、イケメンの
お兄さんが丁寧に食べられる大きさに切ってくれる。
豚ホルモンは焼きイカのような仕上がりでまあ
まあ。牛ホルモンが美味い! ジューシーで
甘めのタレによく合う。
でも、やっぱりホルモンの量が多すぎる! 相方は
食べられないし、義姉さんは小食なのだ。
結局、ほとんどのホルモンを私が食べた。網が
変わるので、海鮮ステージには進めないのだ。
なので、満腹のため海鮮の味はあまり覚えて
いない…。その一方で、アワビがないのが残念。
お店的には活気があり、屋内でBBQをやっている
ようで楽しい。★★★★。住所: 釜山市海雲台区
亀南路41番キル18 電話: 051-731-2227
珍しく、食後に義姉さんが散歩しようというので、
ビーチ沿いに歩いた。
先にも書いたけど津波がないせいか、波打ち際
からホテルが建っているレベルまでフラットで、
本当にホノルルやカンクンのような雰囲気。江ノ島
周辺とは趣が異なる。
そして、夜になっても、かなりの人がやってきて
いる。
気が付けば満月。
月の明かりが海面に反射しているのを見るのは
初めて。それだけ波が穏やかだったということか。
まるで、花札のようだ。
翌日の天候を考えたら、信じられない状況…。
8月14日(水)
朝食はふぐ…。
ホテルからアウディの販売店の横を抜けて少し
歩いたところでお店を発見。
しかし、アウディの販売店に置かれた像は、
年中、365日、24時間頭を下げていることを
考えると、なんだか寂しい…。。
一方、ファインアートじゃないのだから、股間の
膨らみは不要だったのでは??
お店の名前はグンスボック。ボックはふぐの意味。
朝8時なのに、かなりのお客。席が半分以上
埋まっている。24時間営業とはいえ、ビックリ!
ふぐには色々な種類があって、この時期のお奨め
はガチシマフグというので、お願いした。18,000
ウォン。ウニ丼と同じ値段。もっと、安いボックもある。
女性店員が全員同じ髪型で、頭の上に団子を作って
いる。ちょっとふぐみたいだ。不思議…。
グツグツと沸騰した状態で運ばれてきた。
スープは見た目通り、味付けはあっさりしている
けど、コクがある。
まずはふぐを全部取り出して、スープにご飯を
入れる。ふぐはワサビ醤油に付けながら、ご飯と
一緒にいただく。ふぐは結構入っている。柔らかくて、
食べやすい。皮はプルプルで、コラーゲンたっぷり。
フグはあまり食べたことがないけど ★★★★。
住所:東菜区温泉洞137-12 電話: 051-553-7700
いよいよ、美味いジャジャ麺を食べに、慶州に
向かう。
義姉さんが調べて、新慶州までKTXで行くことを
計画していたけど、ホテルの案内員とか、駅員に
にも反対されて、ムグンファ号で仏国寺駅まで
直接行くことにした。
まずは、タクシーで新海雲台駅に向かう。5,200
ウォン。最近できた駅だけに、かなり新しい。
駅に到着してからチケットを購入したけど、
指定席をバラバラながら、なんとか購入できた。
なんと仏国寺まで5,000ウォン!(約500円)
韓国の鉄道料金はとても安いと思う。乗車時間
は1時間20分。日本でこの時間を指定席でJR
の急行に乗ったら、2,000円はすると思う。
写真は仏国寺駅到着時。
ムグンファ号はディーゼルエンジンの機関車
に牽引されて、電化されていない。しかし、客車
デザインはかなり近代的なデザインになった。
以前のように、揺れる度にどこからか発生する
カチャカチャという音も聞こえない。
フカフカだったシートのクッションも腰があるもの
となり、疲れにくくなった。
仏国寺駅。韓国有数の観光地としてはかなり
ショボイ。売店などは駅にも、周囲にもない。
駅前にはタクシーが数台待っていたけど、私が
駅舎を撮影している間に出発していた。
どうなることかと心配していたけど、すぐに流しの
タクシーを捕まえることができた。
帰りの列車の席を予約しているので、まずは遠方
のジャジャ麺のお店に向かった。
自分でも信じられなかったけど、前回来たのは
2010年12月だったのに、道の事を覚えていて、左に
曲がったカーブの先の右側にあるといったら、本当に
お店が現れた! その先のUターン路も覚えていた!
無事お店に到着! お店の名前はクユクボク ソン
ジャジャン(クさんの手打ちジャジャ麺)という意味。
タクシー代は12,000ウォン。
ジャジャン麺、酢豚、チャンポンを注文。
まずは、ロース酢豚(小)が運ばれてきた。これで
15,000ウォン。凄い量! 1人では食べ切れない。
衣はカリッとしていて、前回食べた時より美味い。
少しお酢が強いかな。酸っぱくて、むせる時がある。
肉の感覚はほとんどなく、スナック菓子のように衣を
食べている感じ。相方姉妹は美味い、美味いといっ
て食べ続けている。
なかなかのデキで少し安心した。ジャジャン麺の
前なので、酢豚は姉妹に片づけてもらった。
いよいよお目当ての海鮮お盆ジャジャン麺(2人前
14,000ウォン)! (普通のジャジャン麺は5,000ウォン)
あーっこの味!この味! マイルドで、とても馴染み
やすい味付け。でも、物足りなさは感じない。ずっと
食べ続けられる。ほんのり苦味があるのが、大人の
味つけ? 美味いなあ…。
自家製麺は太めで、ストレート。食感的にも、見た目
もうどんに近い。
海鮮チャンポン(7,000ウォン)はかなり辛い。
ジャジャン麺と同じ麺を使っているようだ。でも、
ちょっとチャンポンには合っていないと思う。
ということで、久し振りの慶州のジャジャン麺でした
が大満足! わざわざ来て良かった。
ジャルモゴスンミダ!(ご馳走様でした)
住所:慶州市外東邑入室里1144(国道7号沿い)
電話: 054-775-8979
満腹になったので、タクシーで韓国で一番古い
お寺といわれている 仏国寺 に向かう。お店から
のタクシー代は1,300ウォン。
入場料は5,000ウォン! 韓国の物価からすると、
かなり高い。義姉によれば世界遺産価格とのこと。
仏国寺は古都で、中高生の修学旅行の訪問地。
日本でいえば京都・奈良くらいのポジション…
なのだけど、正直、趣きはあるものの、スケール
感に乏しい…。
相方によれば、慶州周辺には今回訪れなかった
観光スポットも多々あるというので、次回の楽しみ
にすることにした。
駅で帰りの電車を待っていると、垂れ幕やポスター
などがいろいろ貼られている。
内容を相方に確認してみると、2021年末に休止駅
になってしまうという…。
ネットで確認すると、複線化・電化のために新ルート
を走ることになり、廃駅となってしまうようだ。
仏国寺へのアクセスが改善するのかまでは不明。
慶州から釜山のチャガルチ市場に向かうため、
釜田駅(釜山ではない)で地下鉄に乗りかえる。
ホームの反対側に停車しているムグンファ号を
見てみると、各車両の外装に痛みが激しく、かなり
の部分で塗装が剥げている。
これらの車両を使用するのはあと数年なのかも
しれないけど、見苦しいというか、痛々しい。
地下鉄の乗り継ぎに時間が掛かったこともあり、
チャガルチ市場に到着した時には暗くなっていて、
雨が降ってきた。
慶州でも小雨気味だったので、晴れ男伝説も
そろそろ引退の時期なのかと思っていた。
しかし、この後ホテルでテレビを見ていたら、私が
いなかった日中、釜山では風雨ともに強くて、大変
な被害が出ていたことを知った。まだまだ現役!
チャガルチ市場。
もう鮮魚店は閉店しているし、なんどか来て
いるので、2階の飲食店フロアに上がった。
階段を上がった早々、オバチャンにキャッチ
され、離してくれなくなった。開店したばかりな
ので、サービスするから、ぜひとも入ってくれと
いっている。
8,000円の刺身の盛り合わせ(L)を注文して
くれたら、いろいろな物を付けるということになり、
入店。
名前は HANIL という、No.12のお店。日本人
の店員さん(西原さん)もいる。
まずはチヂミ、タコの踊り食いに続き、カレイ
の焼魚が運ばれてきた。軽くて、ふっくらして
いる。なかなか良い感じだ。
アワビの刺身というけど、日本でいえば、
トコブシのサイズ。
コリコリとした食感。味が深くて、噛めば噛む
ほど旨味が出てくる。
でもやっぱりもう少し大きくないとありがたみ
を感じない。
メインの刺身の盛り合わせ。ヒラメがメインで、
スズキとスズメ鯛も盛り付けられている。
ヒラメは淡白なので、刺身としてはスズキの方
が味わい深い。スズメ鯛は骨ばかりなのでイマイチ。
一方、盛り付けが残念。一応、器は使っている
ものの、スーパーのプラ容器と印象があまり変ら
ない。盛り付け次第で、料理の印象が大きく改善
されると思う。
コノシロの焼魚は美味いなあ。夏が旬だとの
こと。日本で焼魚で食べたことがあるのかわから
ないけど、少し川魚の塩焼きにも似た風味で、
ここが日本だったら、間違いなく日本酒を頼んで
いるだろう。
4匹出されたので、もちろん、私が2匹頂いた。
一方で、コノシロの刺身は美味いけど、刺身と
しては細すぎる。寿司ネタくらいの大きさに切って
欲しいところだけど、そうしない理由があるのかな。
量が多いので、3人で無理して食べたけど、それ
でもかなり残してしまった。
焼き魚で出してくれれば良かったのに。
もう、腹が一杯で、食べられないと話していたら、
巨大なチゲを出してくれた。刺身で出たアラでダシ
を取っているという。こちらも美味い!
ヒラメなどの刺身が残っていたので、勿体ないので
チゲでシャブシャブしていただいた。
評価は、まあ期待通りということで ★★★★。
悪い店ではないし、西原さんもいる。
8月15日(木)
この日の朝食はアワビ。
お店は元祖アワビ粥(ウォンジョチョンボッジュ)
という名前。ホテルのすぐ横にお店を発見!
朝7時に入店。結構お客が入っている。でも、ほと
んどが日本人だとすぐに気が付く。タクシーで乗り
付けた客(日本人)がいるくらい。
12,000ウォンのアワビ粥もあったけど、せっかく
なので17,000ウォンの特アワビ粥をお願いした。
凄い! なんだか凄い!
濃厚で、体調が優れない時には食べられそうに
ない。正直、あまり美味しいとは思わなかった。
重くて、重くて、重い。まるで終戦記念日のようだ。
アワビがとても柔らかい。かといって、アワビで
お粥が進むわけではない。
好みが大きく分かれると思います。★★★。
安価でアワビを堪能できるのはありがたい。
ホテルをチェックアウトして、タクシーで釜山駅
に到着。KTXの出発時間は午後なので、駅の
コンコースで昼飯を食べることにした。
いろいろと歩き回ったけど、まともな店はなさ
そうなので、カツ丼がメニューに乗っている、
東京麺 武士というお店に入店。カツ丼は8,500
ウォン。
ハムカツのように薄いとんかつが、そのまま
載っているだけ。ソースすら掛かっていない。
ご飯には甘口のタレが掛けられていて、あく
までもカツはトッピングという感じ。
同じ甘口のタレで味付けされた、キャベツや
玉ネギでご飯を食べて、カツで箸休め…。
日本に一番近い釜山でこの有様。そばの汁
をお湯で溶いたようなお椀の味には飽きれる
評価はマイナス★
予約していたKTXの発車時間までかなりの時間
があるので、同じく構内にあるHOLLYS COFFEE
というカフェに入った。
コーヒー自体は味も良く、量もたっぷり。
駅の構内だけに、あまり落ち着いた雰囲気でない
のは仕方ないとしても、なんだか違和感がある。
よく見たら、店内の席の一部は自習室のように
向かい合っていない…。でも、なんだか納得。
無事ソウルに到着。
晩飯は最近発見した焼肉店に行くことを予定して
いたけど、海雲台で食べたホルモンのせいか、奥歯
が疲れていて、グラグラしているように感じる。
そこで急遽、結婚前(約10年前)に行ったことがある
マポナル(Maponaru)に変更してもらった。
お店に到着したけど、雰囲気が変だ。エスカレータ
がビニールシートで覆われている…。
お店は地下なので、止まっているエスカレーを
歩いて降りる。でもやっぱり、事前に予約したのに、
お店が営業していない…。
電話してみたら、週末はこの店舗では営業して
いなく少し離れた店舗の営業になるとのこと。ここの
店舗に電話したと思っていたのだけど、電話は転送
されていたらしい。
スマホがあるのに、かなり迷ったけど、なんとかお店
に到着。
店内は7時前なのに満席! 予約しておいて良かっ
た。活気があり雰囲気は新大久保のようだ。
そもそも韓国には専門店ばかりで、居酒屋がほと
んどないので、貴重な存在。
防音のためか、天井に玉子の紙製パックを使って
いる。効果があるのかな?
普通のポッサム(20,000ウォン)は分厚いのに、
柔らかくてジューシー! なのに、肉の味がしっかり
残っていて、筋や臭みがない。
これまで、日韓で、何店舗かで食べたことがある
けど、この店が1番美味いと思う。
海鮮チヂミ(18,000ウォン)は色とりどりで、美味
そう!まるで、ピザのようだ。
食べてみると、食感はモチモチで、ソフトタイプだ
けど美味い!
奥歯のコンディションが良くないので、心配していた
イカも柔らかい。
運ばれてくる前に包丁が入っていないので、食べる
時に少々苦労する。
雪花チーズ鉄板ビビンバ(9,000ウォン)はチーズ
盛り過ぎ!
チーズが伸びるので、納豆のようになり、取り分け
が難しい。味付けはマイルドで、普通に平らげた。
豆乳麺(冷麺 10,000円)は食べたらまあまあだっ
たけど、見た目はイマイチなので割愛します。
★★★★+。住所:ソウル市麻浦区桃花洞201-39
電話:02-711-5959
8月16日(金)
台風10号は晴れ男の私が韓国にいるせいか
東にズレてくれたけど、この日の朝の便で羽田に
帰るので、飛行機が揺れないかとても不安。
しかし結果的にはほとんど揺れずに、無事に
羽田空港に着陸。
売却の話が出ているアシアナ航空は正直心配
だったけど、何事もなくて本当に良かった。
フライトを待っている間、買うものもないのに
免税店の前をフラフラ歩いていたら、誰かに
見られているような気がして振り向いた。
もちろん、だれにも見られていなかったけど、
ふと外に目をやると、ボーイング747がまるで
のぞき見をするように停機していた…。
もう、この姿もすぐに見られなくなるのかなあ。
飛行機はやっぱりエンジン4基が安心できる。
えっ、反日運動ですか? どこの国の話ですか?
8月25日(日)
先週、韓国で食べまくったので、さすがに食傷気味。
チャリに乗ろうかと思っていたけど、あまりに暑そうなので、相方とランチをすることにした。
とんかつは重いので、フリーペーパーで知った、茅ヶ崎にあるいただきます食堂というラクサの専門店に向かった。
お店の駐車場は奥に2台分あるけど、一杯だったので、向かいにある時間貸しの駐車場にクルマを停めた。
お店はメルボルンに留学していた時に住んでいたアパートになんだか似ていて懐かしい。ブロックで積み上げたのかな。
店内は70年代風で、私からすると懐かしい。鎌倉にあったギルドで母親がジーパンを買ったら、左右の長さが全然違っていて、翌週にクレームに行ったことを思い出した。
そんな自由な雰囲気のためか、1人で来ている女性も多い。
ラクサというのは、マレーシアやシンガポールなどで食べられる、ガランガルやターメリックを使った、ココナッツ風味のカレー麺。メニューを見るとラクサの専門店というより、ラクサしか置いていない。
店員さんがメニューの内容について、いろいろ教えてくれるのだけど、よく分からないので、よく注文されるという、個性派ぽっちゃり長男(900円だと思う。メモる前にメニューを持って行ってしまった…。)とそつなくこなす平らな次男(同額)を単品でお願いした。スマートイケメン三男は次回にすることにした。麺の切り方が異なるとのこと。
注文後、ナンプラーを炒める時の独特の香りが店内にたちこめる。
長男と次男…。麺が違うだけなので、写真的には同じように映っている。赤いペーストはエビなので、辛みはない。
長男の麺は家系のように太めで、しっかりとしたコシがある。一方、次男は平打ちなので、喉越しが心地良い。
スープはココナッツミルクの味が強く出ている。パクチーもトッピングされているので、アジア系の料理がダメな人には全く受け付けられないかも。味的にはマイルド。
角肉だと思って食べたら、豆腐だった…。
相方と交換して、両方の料理を試してみたけど、次男の方が塩っぽく感じた。単純にバラツキだろうか。それとも、麺とスープの相性で、平打ちの方がスープが載りやすいからかな。
★★★★。お店として面白いので、イベント的にも活用できるかも。住所: 茅ケ崎市東海岸南6-3-26シーサイドビル 2F 電話: 080-4435-1906
8月29日(木)
相方が平塚で働くことになりそうなので、所在地ををクルマで訪問して確認。
ついでに、このエリアのフリーペーパーに載っていた、炭火焼肉 牛たん 良助に寄ってみた。
お店に到着したけど、店内に客がいない!
かなり入り辛かったけど、息を止めて、思い切って入店! 心配だったので、一番安い牛たん定食(1,830円))を2人分お願いした。
やっぱり、ららぽーとの裏道で、一番安い料理が1,830円というのは敷居が高いのかもしれない。
さらに、お隣がうなぎ店とくれば、流行らないのが当たり前に思えてくる。
この店の藤沢店は繁盛しているとフリーペーパーに書いてあったので、お店のロケーションを決める時に見誤ってしまったのかもしれない。
牛たんはさすがに厚くてジューシー!
少し硬いような気もするけど、元々高級な部位だから仕方ないのかもしれない。
ボリュームはかなりあるので、私には充分。でも、1.5倍は2,280円なので、400円しか違わない。
一方、端っことかは火が通りやすいのか、かなり硬くて大変。なかなか噛み切れない…。食べ終わった頃には奥歯が疲れてグラグラしていた…。
★★+。相方は牛たんを半分くらい残してしまった…。
8月31日(土)
この日は髪の毛を切ってもらいに上京。
昼飯は新宿にある とん酒場 まんぷく に行ってみることにした。
西新宿の雑居ビルが多いエリアのビルの谷間にお店を発見。近所には麵屋 翔がある。
店構えはかなりお疲れだけど、店内は改装されて、駅の構内のお店のようだ。狭苦しいけど、不満はない。
老夫婦が切り盛りしている。かつ重(850円)がメニューに載っていたので、お願いした。この辺りのお店にしては、値段が高め。
平日はランチタイムではお手頃価格になるようだけど、かつ重はやっていないようだ。
注文して5分で運ばれてきた。カツは揚げ立てではないだろう。
カツはしっかりと煮込まれていて、衣はグズグズ。
肉は厚めだけど、火が通り過ぎて硬くなっている。
味付けがあっさりしているのに、物足りなさは感じないのが救い。味付けでご飯が食べられる。化学調味料のお蔭かな。
『カツ丼なんて、こんなもんだろう…。』という感じで作られているような気がする。だとしたら、カツ丼に対する冒とくだと思う。
★+。この店に入るのであれば、松乃屋に行かれることをお奨めします。
晩飯は、こちらもフリーペーパーで取材されていた、小田原にある こはる食堂 に行ってみることにした。お目当ては、掲載されていたいわしの蒲焼き重。写真をみると、本当にうな重のように見えて、美味そうでずっと気になっていた。
年々ウナギの値段が上がっているので、代替メニューとして如何なものか確認してみたかった。以前のように、週に3度もうな重を食べるわけには、財政的にも、環境的にも許されなくなった。
アナゴはウナギに食感は近いけど、値段もウナギに近い。可能性は低いけど、もしかしたらうな重よりも美味いかもしれない。
こじんまりとしたお店だけど、6時前なのに店内はほぼ満席。みないわしの蒲焼き重を頼んでいるのかと思ったら、ハンバーグ定食(880円)など、いろいろな料理を注文している。あじの蒲焼き重も載っている。
普通に地元で人気のある定食屋さんのようだ。ファミリーから年配の夫婦が客層としては多い。
いわしの蒲焼き重(780円)、あじの蒲焼き重(880円)、アジフライ(480円)、ピーマンの肉詰め(3個で380円)を注文。
アジフライは少しパサパサになっているけど、臭みもなく、美味い! 小振りなのが残念だけど、小振りのアジは小田原の名物ともいえる。
イワシとアジの蒲焼きが一緒に運ばれてきた。見た目はイワシの方がウナギっぽい。まずはイワシから頂いてみる。
イワシだ…。
蒲焼きにしたことで、むしろイワシの独特の臭みを強く感じる…。
アジの方は、独特のアジ臭さが消えていて、食べやすい。フライも臭みがなかったので、もともと臭みの少ないアジを使っているようだ。
ピーマンの肉詰めは、この店の人気メニューと書いてあったので期待していたけど、一口で簡単に食べられるくらい小振りで、出来映えも普通。味も普通。
イワシとアジの蒲焼き重は★★★。フリーペーパーには、かなりの工夫と努力をしている旨が載っているけど、まだまだ改善する余地は残っていると思う。今回は正直、期待倒れだったけど、今後は定期的に訪れて、進化を確認していきたい。
9月1日(日)
相方とクルマで渋滞の中、世田谷区世田谷にある かつ善村上 に行ってみたら、最近閉店したようだ…。
仕方ないので、第2候補の とんかつ かつ久 に向かう。
住宅街の細い路地を進んだ先にお店を発見。マンションの1階。なんだか高級感がある。店内も同様で、落ち着いた雰囲気で、客の年齢層が高い。というか、店にも客にも浮ついた感じがない。
ロースかつランチ〈120g〉だったら、1,200円だから、そんなに高くはないので不思議。逆にいえば、年配の方でも入りやすいと思う。
そういえば、タクシーで来ていた年配の客もいた。
相方はヒレかつランチ〈120g〉(税込 1,300円)を注文。私はいろいろ悩んだ後、グランドメニューの特ロースかつ定食〈180g〉(2,200円)をお願いした。手ごねかつ定食(1,300円)はメンチカツ。注文しなかったけど、とても気になる。
店内はとても静かで、BGMはオルゴール(風)の曲が流れる。スペース的に余裕があるので、とても居心地が良い。
無茶苦茶柔らかい! 脂も控えめで、上質の牛肉のようだ。こりゃあ美味い!
このカツには岩塩が合う。美味すぎる! 久し振りにこんなに美味しいとんかつを食べた。
大根おろしが付いてくるので、ポン酢で食べてみるけど、あっさりとしていて、こちらも悪くない。
ソースで食べても、もちろん美味い。
180グラムもあるのに、カツに集中していて、ご飯にはほとんど手を付けていなかった。まるで、夏休みの宿題を片付けるようにご飯をかっ喰らった。
★★★★★! 間違いなく名店!
9月3日(火)
この日は久し振りに同僚と群馬県藤岡市に出張。
お昼前に到着したので、昼飯を摂ることに。同行者にお願いして、これまで何度か行ったけど、入ることができなかった、藤岡I.Cそばにある、上州御用 鳥めし本舗 登利平に入店した。
この店は、お持ち帰りが基本のようだけど、奥のお座敷でも料理をいただける。もちろん、お座敷に案内してもらった。人気店なので、平日でも12時を過ぎたらすぐに満席になる。
鶏肉を使ったカツ丼もあるけど、初めての入店なので、この店の看板メニューと思われる鳥めし竹重(800円)にしようかと思ったけど、載っているのはムネ肉だけ。
なので、ムネ肉とモモ肉の両方が載っている 鳥めし松重(900円)を注文。ちなみに、お弁当だと830円になるようだ。店内で食べるより、少し安い。
ちなみに、店員さんに人気のある料理を聞いたら、唐揚げとチキンカツが載っている鳥合わせ定食(1,050円)とのことだった。
最初に食べた鶏肉は、ムネだったためかパサパサな印象だった。しかし、その後に食べたモモはジューシーで柔らかかった。
味付けは甘くて、少し塩っぱくてご飯が進む。ウナギのタレのようで絶妙。ご飯にも掛かっていて、鶏肉がなくても食べ続けることができるくらい。
同僚は店員さんのお奨めに従って、鳥合わせ定食を注文。運ばれてきた時は圧巻だった。凄いボリューム。150円しか値段が違わないとは思えない。次回はこちらかな。
★★★★。地元のお店だし、チェーン店に行くなら、こちらがお奨め。
9月7日(土)
横浜で小用を済ます前に、世田谷の東京農大そばにある とんかつ 美よし にクルマで向かった。
クルマがすれ違うことができないくらい狭い道の前にお店を発見。その先にある100円パーキングにクルマを停めてお店に戻る。
お店は外観も内装もかなり年季が入っている。店構え的には期待できない感じ。食べログで3.44とは思えない。その一方で、お店はくたびれているけど、窓が大きく取られているので明るく、意外と居心地が良い。
年配の夫婦が切り盛りしている。女性の一人客が多いのが意外。この辺りで、すっぴんで入れる定食屋は珍しいのかもしれない。
メニューを見ると、ソースカツ丼(600円)が載っていたので注文。相方はひれかつ定食(1,000円)をお願いした。
肉はあまりジューシーではないけど、柔らかい。ヒレ肉のようだ。都内なのに、600円とは思えない。
カツを噛んだ瞬間に、サクッとした食感。ソースかつ丼ならではの仕上がり。自家製と思われるソースはほんのり甘く、カツにも良く合う。
ボリュームは少なめだけど、50代の私にはちょうど良いくらい。
なによりも、夫婦の仲が良いのが最高! ずっと笑顔でお客さんに応対している。ご飯がさらに美味く感じる。そして、なんだか幸せな感じがしてきた。
ひれかつのボリュームは凄い。この店で2番目に高い料理なのも納得。一切れもらったけど、しっとりしていて、柔らかい。
ワカメと豆腐の味噌汁も普通に美味い。
女性客が多いのがなんだかわかるような気がする。気楽に入店できて、元気になれる。ご夫婦にとって食べログの評価なんて全く関心がなく、毎日普通に二人で決めたことを笑顔でこなしているだけなのだろう。
★★★★。住所: 世田谷区桜台1-9-15 電話: 03-3420-8354
9月8日(日)
ずっと前から気になっていた、茅ケ崎の蕎坊 猪口屋に行ってみることにした。
開店10分前に来たら、お店の駐車場にクルマを停められた。行列の2番目にならぶ。
開店時間になったら、10人以上並んでいたけど、予約していた客が先に入店。その後に案内されて席に着いた。
初めての入店だったので、オーソドックスに海老天ざる蕎麦(1,750円)と、穴子も載った、両天ざる蕎麦(1,950円)を注文。結構高いなあ…。
ランチメニューにも酒の肴としていくつか料理が載っているけど、全体的に高い。
昼なのに薄暗く、居酒屋のような雰囲気。居心地は悪くないけど、初めての入店のためか、なんだか緊張感がある。
オープンキッチンなので、調理中の料理の匂いが店内に漂う。空腹だったので、かなりつらい。
隣の席で年配の女性が食べているざるうどん(850円)もツルツルしていて美味そうだ。でも、残暑厳しい中、小麦粉だけの料理より、栄養価の高くてバランスの良い食事を摂っていただきたいと思う。
そばの量は意外に多い。細くて平打ちなので、一般的なお店と比べても多いくらい。
殻が入っているので、黒っぽい色をしている。腰はしっかりしていて、食べ応えがある。
天ぷらも全体的に上品だし、こちらも意外にボリュームがある。穴子もふっくら揚がっている。このあたりが人気の理由なのかもしれない。
少し遅れて運ばれてきたそば湯がドロドロで、そばがきのようだ。さらに満腹感が増す。
相方からそばを少しもらったら、腹一杯になった。
★★★★+。やっぱり、行列ができる店には理由がある。住所: 茅ケ崎市東海岸6-3-18 住所: 0467‐55‐9688
9月12日(木)
帰宅が早かったので、久し振りに近所にある はるひごはん に行ってみた。
お通しは500円。食べ応えがあるけど、やっぱり高いと思う。
最近はサラダ中心の生活をしているので、厚木野菜のサラダもMサイズ(980円)で注文。見た目は凄いけど、葉物が多いので、気が付いたら食べ終わっていた。まあままかな。
この店お奨めの、チキンとたっぷり厚木野菜のストウブ無水煮込み(パン付き 1,400円)はこの店らしい仕上がり。味付けは肉じゃがのようにほんのりしている。なんだか、ほっくりくる料理。
こういう店が近所にあると、店の前を通りかかっただけで、なんだか幸せになる。
小田原漁港とれたての鮮魚のアクアパッツァ(2,300円)はこの日は鯛だった。
セロリとオリーブがきいていて、本当に美味い。骨から身がホロホロとほぐれる。近海物ならではの鮮度。臭みなど全くない。
そして、煮汁を使ってリゾットを作ってくれる。こちらが最高! 素材の旨味が染み込んでいる。
★★★★★。いつも期待を裏切らない。 住所: 厚木市幸町1-14 電話: 046-258-6873
9月21日(土)
横浜で小用を済ます前に、クルマで三軒茶屋に行って、とんかつ とんき に入ってみた。
お店周辺の時間貸し駐車場は満車だったので、かなり離れたとこにクルマを停めた。
店内はL字型の白木のカウンター席しかなく、フライヤーではカツが勢いよく揚がっている。
メニューを見ると、3種類しか載っていない。潔い。ロースかつ定食(1,780円)、ヒレかつ定食(1,780円)と串かつ定食(1,290円)。ロースとヒレをお願いした。
値段は結構高めだな。そのためか、客の年齢層も高め。
目の前がフライヤーで、金属製の機器が並んでいるので、なんだか回転寿司か、機械加工会社にでも来ているような感覚。
キャベツを回転式の機器で刻む装置は初めて見た。オープンキッチンなので、いろいろ見えるのだけど、そこまで見せなくても良いのではないかと思う。
客席も揚げ場も油臭さはなく、換気扇はきれいに掃除されている。ポスターなどの貼り紙もないので、なんだか戦場のような緊張感を感じる。
揚げている音からすると、油温はかなり高そうだ。10分くらいは揚げているかな。もともとパン粉は細かいのだけど、長く揚げているためか溶けてしまっていて、揚げ終わるとパン粉が立っていない。
見た目はロースもヒレも同じ。
高熱で揚げたためか、衣が溶けて、唐揚げのようになっている。
カツには横にも包丁が入っているので、衣は肉からほとんど剥がれている。
カリッという食感はない。肉がパサパサのためか、ご飯が進まない。正直、柔らかくもなければ、ジューシーでもない。
だんだん、なんのために三軒茶屋まできて、こんなとんかつを食べているのか、分からなくなってきて、ほとんど自暴自棄になった。
最初は豚汁かと思ったけど、仕立てが薄くて、豚肉の味噌汁といった感じ。漬物に醤油が掛かっているのが、高血圧の私には信じられない。
好みはあるとは思うけど、★★+。この店の存在意義が分からない。
隣の女性は、カツが運ばれると、醤油をお願いしていた。カツに醤油を掛けて食べる人がいることは聞いていたけど、この人はキャベツに七味唐辛子と醤油を掛けて、カツにはソースを掛けて食べていた。こういう、変わった人が通うお店なのだろう。
9月29日(日)
10月2日から3泊4日でソウルに住む、義理の姉さんと3人で沖縄 那覇に行く予定。でも、いつもながら台風の進路がとても気になる…。このままだと、インチョン空港を2日の昼前に飛び立つ義姉さんのフライトがキャンセルされるかもしれない…。
前日に江の島までチャリで走ったので、この日は大人しくすることにして、昼飯は伊勢原駅からちょっと離れたところにある タイ料理 ピント に行ってみた。晴れ男は充分に休養を取って、精力を台風の進路変更に注ぐ必要がある。
日曜日なので、ランチメニューはやっていない。
カオパットトムヤム(トムヤンチャーハン 1,000円)、パッタイ(タイ風焼きそば 1,000円)、パッパックルァムミッド(野菜炒め 700円)を注文。
野菜炒めは、やよい軒でたっぷり野菜炒めを食べ続けていて、飽きていたので、たまにはこういう仕上がりの野菜炒めも良いと思う。不思議になんだか懐かしい味。
そういえば、メルボルンに留学時に、タイから来ていた学友に作り方を教わり、毎日のように自分で作っていたことを思い出した。そうか、体が覚えていたんだ。
パッタイと一緒に、タイの調味料も運んできてくれた。
こういう店は、自分の経験では淡白な味付けで、そのままでは食べられない。しかし、まずはそのままで食べてみると、ナンプラーが効いていて、ほんのり酸味があり、調味料を掛けなくてもそのまま食べ続けられる。そして、辛みが後から来る。
美味い! これまで食べたパッタイの中で一番美味しいかもしれない。
なんだか、料理の味が以前より全体的に美味しくなったかもしれない。
トムヤムチャーハンは一見ケチャップを使った、チキンライスのようだけど、味付けはしっかりトムヤムクン。エビがたっぷり載っている。そして、お米はしっかりとタイ米。
淡白な味付けだけど、トマトの柔らかい酸味がアクセントになって、単品だけでもガンガン食べ続けられる。
それでも飽きてきたら、野菜炒めの炒め汁を掛けて食べる。美味い!
実は、OCNがサービス供給終了するというので、この前NTTコミュニケーションに移行したばかりだというのに、今度はNTTコミュニケーションがサービス供給終了するというので、とても気分が悪かった。しかし、美味しい料理を食べて、気分転換ができた。感謝!
★★★★+。このエリアでタイ料理店は少ないし、どんどん美味くなっているので、少しおまけ。住所: 伊勢原市沼目1-96-1 電話: 0463-57-2059
ということで、2019年3Qのレポートは以上です。
やっぱり、慶州のジャジャン麺は最高でした!
釜山に移住することになったら、また食べにいきたい。
でも、本当に釜山に移住したら、まだ行ったことがない、
対馬や済州島もフェリーで行けることに気が付いた。
楽しみがどんどん広がる。まだ先の事だけどね。
< To Be Continued >