ATSUGI BASE 2019年4月~6月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください


GWに相方とマレーシアに行ってきました。目的は定年退職後
の移住先として候補になりえるのかを現地で確認すること。
訪問地は
クアラルンプールペナン島


詳しくはレポートをご確認ください。
レポートでは書き忘れたけど、日本のテレビ番組で放送されて
いる通り、治安は良く、人々はみな穏やかでした。
もちろん、暑かった!



4月6日(土)

 いつもより早く恵比寿の美容院に入店し、12時過ぎにお店を出て、すぐ先にある とんかつ ぽん太 に入店。

 店構えは結構しっかりしているけど、店内は思ったよりも狭くて、小さいテーブルが5つ。カウンター席はない。
10人も入ったら、ほぼ満席だな。
 典型的な和食のお店という感じだけど、全体的に少しお疲れ感がある。

 実はこの店の食べログの評価は3.59。とんかつ店としてはかなり高い評価を得ている。しかし、みな花見に行っているのか、店内はガラガラ。そういえば、美容院もいつもの土曜日は予約が一杯で、戦地のような有様なのだけど、この日は空いていた。

 メニューを見ると、
とんかつは単品と定食しかない…。ロースやヒレなどを選ぶことはできない…。こんな店は初めて。
 
とんかつ定食(2,900円)を注文。

 メニューに載っていた
メンチ定食2,900円!)が気になる。メンチととんかつが同じ価格で、2,900円もするなんて聞いたことがない。一体、どんな肉を使っているのかな?

 かなり年配の女性と、旦那さんとは思えない位若い男性2人で切り盛りしている。ネットで確認したところ、この店の3代目ということで、親子で切り盛りしていることになる。
 出されたお手拭きがかなり使い込まれていて、茶色くなっていたのはご愛嬌。
台拭きかと思った…。でも、定食の値段を考えたら、ありえないと思う。


 これで2,900円? 学食のとんかつ定食のようだ。
 使い込まれたお皿のせいかもしれない。でも、それもお店の甘えだと思う。見た目と衣の食感が、ケンタ(KFC)のチキンに似ている。

 テーブルには岩塩など置いていないので、醤油のように軽いソースで食べる。風味はあるけど、もしかしたら醤油なのかもしれない。
 そういえば、レモンも載っていないな。

 肉は衣に包み込まれるように仕上がっているけど、脂が落ちてパサパサになっている。そして
硬い…。
 いつ刻んだのか分からないけど、キャベツは萎びている…。ご飯、味噌汁も不味い。

 ダメだ。
やっぱり食べログは当てにならない。
 値段を考えて、
。お金を返して欲しいくらい。



 自宅に戻り、相方と
を見に小田原城へ。城内まで入ったのは久し振り。
 晩飯は小田原駅そばにある
海鮮問屋 ふじ丸に行ってみたけど、6時前なのに店頭に行列ができていた…。店の雰囲気も暗く、店員の数も少ないので諦めて、次の店に向かった。

  

 大通りに戻り、どこか良い店がないものかと眺めていたら、地魚・地酒 入船の呼び込みのお姉さんに声を掛けられた。海鮮のお店で、家族経営ということを強くアピールしている。確かにチェーン店に入っても仕方ないし、他のお店は入ったことがありそうなので入店。

 店内は最近開店したようで新しい。トイレも2つあり、清潔感がある。しかし、中二階や半地下があるようで、なんだか落ち着かない。元はパチンコ屋だったのかな?

 メニューを見ると、全体的に
観光地価格。というか、江の島辺りの価格帯よりもさらに数百円高いようだ。家族経営なので、安いというわけではないようだ。確かに大量買付のできるチェーン店は価格競争力という面ではメリットがある。
 それでは、家族経営のメリットは何なのだろうか…?
 
入船小田原海鮮丼(2,360円)と金目鯛煮付け定食(2,500円)を注文。ちなみに、うな重も載っていたけど、値段はなんと6,800円!


 サービスで出してくれた、小鯵のフライが美味い! 軽いので、ポンポンと口に運んでしまう。
 海鮮丼は見た目が豪華! 昼のとんかつ定食とは全然違う。
 エビはデカくて、とても甘い。刺身はマグロやアジとともに、タイと思われる切り身も載っている。
 一方、ご飯は茶飯でパサパサ。結構大きな塊になっているところもある。

 相方の金目の方は味付けも最高だし、ボリュームも充分。満足しているようだ。
 海鮮丼はどんぶりとしては悪くはないけど、値段を考えて
★★★。お奨めはできない。


4月13日(土)

 韓国に帰っていた相方を迎えに羽田空港に向かう。
 合流後、大鳥居にある
とんかつ あら重 に行ってみた。

 入口そばから奥に向かってカウンター席が続き、奥にお座敷がある。
 70歳前後と思われる温和な大将と、娘さんと見られる女性で切り盛りしているようだ。
 とてものんびりとした雰囲気で、なんだか落ち着く。なのに、土曜日の晩というのに席はほとんど空いているのが不思議なくらい。

 私は
ロースのカツ重(1,000円)。相方はヒレカツの並(1,200円)を注文。かなり庶民的な価格設定。


 別皿でサラダが付いてきた。これはありがたい。また、味噌汁がシンプルで美味い!
 カツの上に生玉子が載っている。カツも玉子で閉じているので、玉子を2個使っていることになる。

 肉はあまり厚くない。火が通り過ぎて、パサパサしている。
 味付けはあっさり。少し物足りないくらい。端っこにはジューシーさが残っている。

 カツ重のサラダには胡麻ドレッシングが掛かっているけど、相方のヒレのサラダにはなにも掛かっていない。ソースを掛けて食べろという、こだわりなのかな。
 ヒレカツの方はまあまあのデキだったとのこと。

 お店の雰囲気はのんびりしていて最高なんだけど、肝心のカツ重のデキがイマヒトツ。
 泣いて馬謖を斬るつもりで、
★★★


4月26日(金)

 今年のGWは多くの会社で
10連休! でも私は上司・同僚にお願いして金曜日にお休みをいただいたので、11連休!
 というのも、
マレーシアクアラルンプールに行くことにしたのだけど、26日(金)出発と27日(土)出発とでは、2人で10万円違ったため。

 いつもなら、自分でプランを立てて、エアチケットとホテルを予約するんだけど、試しに旅行代理店に行ってみたら、
3泊5日と期間は短いけど(延泊は不可)、JAL使用のお手頃プライスのパックを販売していたので、こちらにすることにした。


 しかし、出発の2週間くらい前に旅行代理店から携帯に連絡があり、エアチケットが手配できなかったという…。実は昨年末に予約していたので、意味が分からなかったため、お店に出向く。
 細かい状況は分からなかったけど、先方は瑕疵を認め、代わりにマレーシア航空を予約しようとしたのだけど、できなかったので、ANAで席を確保したという…。JALとANAではまあ大差はないけど、フライトの関係で滞在時間が短くなってしまうという…。

 そこで、お詫びとして、A案は1泊分のホテル代と1万円の謝礼か、B案の2泊分のホテル代の負担のどちらかを選んでほしいという。
 年末に予約してから、やっぱり
3泊5日では短いねえと話していたところだったので、2泊追加の5泊6日に変更してもらった。ホテルはリッツ・カールトンを指定していたので、4万円くらいの恩恵となる。正直、相方と神風が吹いたねえと話したくらいの気分だった。
 こんなことがあるんですね。



 ということで、本厚木の自宅を10時と早めに出て、新宿からJRに乗車し、御徒町で下車。
 なかなか都内のとんかつ店に来る機会がないので、
とんかつ 蓬莱屋 に入店。カウンター席もあるけど、2階席に案内された。スーツケースを預かってもらい、靴を脱いで2階に上がると、まるで昭和初期の作家が滞在するような部屋が現れた。


 当時の勉強机のような小さいテーブルの前に座り、メニューを見ると、カツ丼どころか、ロースカツすらない…。ひれかつとひと口カツしかない…。
 仕方ないので、私は
ひれかつ定食2,980円)、相方は数量限定の平日ランチ(1,950円)をお願いした。

 店員さんが注文を告げたら、相方の分でランチが終了したとの返答があった。12時前だというのに…。やはりついている?

 年季の入った店内は、やっぱり風格充分。大人の隠れ家的な雰囲気もある。
 BGMはもちろんなくて、静かなので、とても落ち着く。そばにアメ横があるなんて信じられない。


 ヒレ一本のような仕上がり。衣は極めて薄く、パン粉は細かい。
 塩は置いていない。かなりサラサラのウスターソースを掛けていただく。

 ヒレ肉は極めて柔らかく、良い意味でも、悪い意味でも、豚肉のような風味はない。まるで、牛肉のヒレ肉を50度くらいのお湯で煮たような仕上がり。食感はパサパサ。とんかつの持つ、ダイナミックさ、ドライブ感は感じない。テンションが上がらない…。

 相方のメンチはしっとり。串カツも悪くない。マニアであれば、ヒレカツ定食を注文すべきだとは思うけど、こちらの方が料理として食べやすい。
 値段を考えたら、
★★★。私にはまだ早いのかもしれない。



 今回のマレーシア行きは、実は旅行というより
調査
 最近、テレビ番組などで取り上げられている、
マレーシア移住に興味を持ち、まずは現地に行ってみることにしたのだ。

 そもそもマレーシアは物価が安いのに、家賃が圧倒的に安く、高層の3LDKマンションでも、都心部を外れたら5~6万円。さらに治安もよい。
 
MM2H(マレーシアマイセカンドホーム)ビザを入手できたら、10年間の滞在が許可されたり、週20時間以内の就労ができたりと移住のメリットはさらに増える。

 一方、私にとって移住に関して最大の
ハードルはマレーシアの気温。一年中最高気温が30度以上で、冬どころか、春も秋もない。最近はめっきり暑さに弱くなった。
 ということで、まだ夏の暑さに慣れていない身で、マレーシアの気温を体感し、実際に街の臭いを感じて、移住の可能性を確認することになった。

 マレーシアの通貨はリンギット(RM)。旅行中のレートはRM 1が27円程度だったけど、成田で少し換金してみたら31円だったので、レポートではRM 1=30円でラフに計算します。



   成田を17:20発のNH815便でクアラルンプール
  空港に到着し、市内のホテルまで送迎をして
  もらって、部屋に入ったら午前3時になっていた…。
 
   さすが
リッツ・カールトン、期待を裏切らない。
  スペース的には充分。水周りにも不満はない。
  相方も満足したようなので、安心した。






   改善要望点としては、、トイレがウォシュレットで
  ないことと、コンセントが現地のタイプ用しかなく、
  USBすらなかったことかな。

   かなり腹が減っていたけど、寝るしかない…。
  最後に食べたのは、機内で出してくれた
ハーゲン
  ダッツ
。これは嬉しかった。





4月27日(土)


   朝9時頃に起きて、ホテルの朝食に向かう…。
   料理の質はまあまあだけど、生搾りのジュース
  があったり、カレーが3種類も置いてあったりと、
  料理の幅が広い。
   麺類もあるので、飽きることはなさそうだ。
 
 






   朝食後、部屋でダラダラと過ごした後、今回の
  旅行のメインイベントである
バトゥ洞窟 に向かう
  ことにした。
 
   ホテルに到着したのが深夜だったので気が
  付かなかったけど、周辺は
ショッピングモール
  などがたくさんあり、かなり賑やか。






   ホテルからタクシーで現地に向かうにはあまり
  にも味気ないので、まずは地下鉄に乗ることにした。
  
ブキッ・ビンタン駅はホテルから歩いて5分くらい。
 
   地下鉄は何度か乗ったけど、全体的に明るくて、
  危険な感じがしない。韓国の地下鉄に雰囲気が
  似ている。






   2駅分乗って、国鉄
クアラルンプール駅に隣接
  する
パサール・スニ駅で下車。
 
   地下鉄のチケットの
購入方法は簡単というか、
  一般的。ソウルのような変則的なところはない。
  ただし、高額紙幣は使えないので要注意。
 






   
クアラルンプール駅
   首都の名前を冠している割にはかなりショボイ。
 
   後に空港と都市部を結ぶ
KLIA(日本でいえば
  成田EXPかな)などの主要な列車は次の
クアラ
  
ルンプールセントラル駅が発着駅となることを知る。
 






   チケットの販売機が壊れていたので、窓口で
  『Batu Caves(バトゥ洞窟)2枚』というと、『チケット
  は販売できるけど、列車の時間は確認したのか?』
  と聞かれた。
 
   え!? よく見てみると、写真の通り、12:39の
  時点で、次の列車は13:51!
1時間以上ある!






   さすがに1時間も待っていられないので、結局
  タクシーで行くことにする。
 
   たまたま乗ったタクシーの運転手が良い人で、
  メーターで走ってくれた。メータはRM 24だけど、
  RM 25だといわれて、そのまま支払った。







   バトゥ洞窟に到着…。入場料はなし。
   これまでテレビなどで見てきた階段が目の前に現れた。
   期待通り、想像していた通りの状況にテンションが上がる。
 
   階段前の広場では鳩の餌を撒く輩がいて、餌を撒く度
  に鳩が飛び回り、正直迷惑…。
 
   汗をかく前に記念写真を済ませて、階段を昇り始める。
  上まで登り切れるのか、とても心配…。








   階段は最初の方は傾斜がきつく、かなりしんどい
  けど、徐々に緩やかになっていく親切設計。
   しかし、昇っている最中に目の前を過ぎ去る物体
  を認識したと思ったら、
サルだった。
 
   サルのサイズは小さいのだけど、食べ物だけでなく、
  お供え物の菊の花なども強引に奪って、食べている。






   なんとか階段を昇り切ると、目の前に洞窟が現れた。
   『洞窟とは大げさだな。きっとカウアイ島の
シダの洞窟くらい
  のものだろう』と高を括っていたのだけど、あまりに広大な空間
  に圧倒される…。雨水の浸食などで作られたものとは思えない
  スケール感。
 
   まるで、
丹下健三カテドラル聖マリア大聖堂のような
  厳粛な雰囲気。
魂が浄化されるようだ。
   来て良かった。
 







   帰りは列車で帰ることにして、洞窟に隣接する駅に向かった
   まずは次の列車の発車時刻を確認してみると、
1時間以上
  ある…。諦めて、帰りもタクシーで帰ることにした。
 
   洞窟の敷地内で客待ちをしているタクシーの運転手に値段を
  聞いてみたら、RM 55だという…。往きはRM 25だったのに…。
  
2倍以上!
   でも、どの運転手に聞いてみても、RM 50くらいなので、相方
  がヘトヘトに疲れていたこともあり、RM 50で乗車。
   ちなみに、ここで入った
有料トイレにも紙がなかった…。







   昼飯がまだだったので、ホテルには寄らずに、
  
パビリオンというショッピングセンターにある
  
鼎泰豐(ディン タイ フォン)に入店した。台湾の
  小籠包のチェーン店。新竹に出張した時にも入った
  ことがある。
   ちなみに、この店はノン・ハラル。
 






   相方は豚肉の肉汁が体質的に合わないという
  疑惑があるので、
蟹みそと豚肉入り小籠包を10個
  注文(RM 35.50)。
 
   食べてみると、台湾で食べたように噛み付くと肉汁
  が飛び散ることはなく、ドロッとしている。なんだか
  拍子抜け。国民の嗜好に合わせているのかな。






   
えびと豚肉入りワンタン麺(RM 20.90)も注文。
   写真だと、無茶苦茶美味そうだけど、実際は
  かなりあっさりで、味付けが分からないくらい。洞窟
  で大汗をかいたせいかもしれない。麺も腰がない。
   チェーン店なので、評価なし…。
 
 






   スタバでホットラテを購入し、ホテルの部屋で休憩。
  ちなみにサイズは2つしかなく、
グランデベンティー
  のみ。グランデは日本のトールくらいかな。値段は
  日本とだいたい同じかな。
 
   マレーシアのコーヒーはどこでもあまり美味しくない
  ので、スタバでも美味く感じる。






   休憩後、ホテルのそばに
ベリーズというマレーシアの
  チョコのメーカーの直営店があるというので、行ってみる
  ことにした。
チョコレート・キングダムという店名。
 
   かなり道に迷って、なんとか工事現場の真っただ中で
  お店を発見。でも営業が終わっていた…。他の店では
  販売していない製品も売っているというので残念。






   結局この日は2万歩以上歩いてしまった。
   あまりお腹は空いていないけど、晩飯を食べること
  にした。入ったのはパビリオンにある
グランマズ
   クアラルンプールに4店舗ある。典型的なマレーシア
  料理を味わえるらしい。
   
   店頭のグランマがバイクに乗っている絵がカワイイ。






   マレーシア料理の知識は全くないので、サイトで
  検索した情報を基に注文した。
 
   
カレーラクサ(RM 16)はココナッツミルクを使った
  ヌードル。スープはなかなか
美味い。
   麺は日本のラーメン好きからすると、腰が全くなく、
  あり得ないデキ。でも、ここはマレーシアだしね。






   
ナシルマッという鶏肉と炒飯の代表的な料理を
  注文するつもりだったけど、
Nasi Ayam Istimewa
  (RM 23)という料理を注文してしまった。
   目玉焼きはないけれど、チキンも炒飯もナシルマッ
  とあまり変わらないようだ。
   チキンは
外はカリカリ、中はしっとり。これは
  
美味い! 日本ではなかなか食べられない仕上り。






   旅行中はできるだけ野菜を摂らなくてはと、
  
Lo Han Style Mixed Vegetables (RM 24)を
  注文。でも、日本の中華料理店でも、五目野菜炒め
  を注文したら、同じような料理が出てくると思う。
   味は悪くないけど、この料理は普通。
 
  全体的には
★★★★。日本人には良いかも。






4月28日(日)


   宿泊日数が2日増えたので、自分で手配して、
  
ペナン島に1泊でいってみることにした。
 
   空港まではKLIAを使用。日本でいえば成田EXP。
  チケットは窓口で購入することになるけど、全席が
  自由席なので、チケット購入はシンプル。クレジット
  カードも使える。1人RM 55。






   LCCなので、
ターミナル2駅
   ターミナル1以上にゲートまで時間が掛かるので
  
要注意。この時は手荷物検査からゲートまで30分
  くらい掛かった。
   エアチケットはエアアジアを使用したので、なんと
  2人で往復なのに
10,790円! 1人片道3,000円
  しない!
エアチケットとは思えない!






   無事、
ペナン島に到着。離陸してから40分くらい
  で到着。
   飲み物や機内食は出なかったけど、このくらいの
  時間であれば全く問題がない。席も我慢できる範囲。
 
   タクシーの窓口に試しに行ってみたら、ホテルまで
  
RM 69。高い! でも、2,000円くらいだけどね。






   この先どうなるのかわからないけど、ジョージタウン
  という中心部まで行く
路線バスに飛び乗った。料金
  はたった
2リンギット!(60円)
   
   ジョージタウンからホテルまでの送迎バスがある
  はずなので、節約ができるかな?
 






   だいたい1時間で、ジョージタウンの中心である
  
コムタ・バスターミナルに到着。
   ジョージタウンのランドマークというか、ペナン島の
  シンボルといっても良いくらいの建築物。
   ホテルからの送迎バスもここに到着すると聞いて
  いるのだけど、周辺の人に聞いても、だれも分から
  なかった。






   諦めて、昼飯を食べることに。
   コムタのそばにショッピングモールを発見。中には
  大きな吹き抜けがある立派な建物。なんだか安心
  した。ペナン島に移住した時には、精神的な支えに
  なってくれるだろう。
 
   しかし、昼食なのに、入りたくなる店がない…。






   結局、
テキサスチキンという聞いたこともない
  チキンフライのチェーン店に入ることにした。
   現地の人には人気のようで、店内は満席。
 
   量がわからないので、KFC基準で2人分として
  5ピースのセットを注文。値段は忘れたけど、RM
  40くらいだったと思う。(1,200円くらい)






   1切れが
モモ揚げくらいにドデカイものもあるので、
  食べ応えは充分だけど、なんだか
水っぽい。また、
  衣はたっぷり付いているけど、その衣が剥がれると
  味がなくなる…。恐らく、付け置きにしないで、衣に
  味付けをして揚げているためだと思われる。
   飲み物はセルフ。カップに入った物はマッシュド
  ポテト。(不味くて、味見で終わってしまった)






   結局、タクシーでホテルに到着。RM 25。
   
ダブルツリー・リゾート・バイ・ヒルトン・ペナン
  いうのがホテルの正式名称。。
   予約時からずっとヒルトンだと思っていたのだけど、
  どうやら勘違いで、
なんちゃってヒルトンだと判明。
   コムタ周辺でタクシードライバーに
ヒルトンホテル
  いっても皆わからなかったのも理解できる。






   帰国後、ホテルグループのサイトを見てみたら、
  
拠点扱いされていなかった…。どういうこと?
 
    基本的に普通のリゾートホテル。街の中心から離れ
  ていて、まわりにコンビニなどがないことを除けば、
  大きな不満はない。朝食を入れて、込々でRM 404。
  約12,000円なら悪くない。






   ウォシュレットは付いていないけど、USB用電源は
  設置されていた。そういえば、トイレが壊れ気味で
  水を流す時には注意が必要だった。
 
   出発前から、ホテル周辺の海の水質は良くなくて、
  泳ぐ気にならないと聞いていたので、ホテルの送迎
  バスで再びジョージタウンに繰り出した。






   まずは、色鮮やかな
ブルーマンションに着いたけど、
  ガイドツアーでないと中に入れないとのこと。この日の
  最後のツアーは15時からで、17時に到着したので、
  あきらめた…。
 
   訪問時にはあまりにも暑くて気が付かなかったけど、
  今思えば映える写真が撮れそうだ。とても残念。






   ジョージタウン観光の目玉は
グラフィティアート
  呼ばれる壁の落書き。でも、事前に場所を調べて
  おかなかったので、見つけることができない…。
   実際に散策してみると、小汚い路地が続き、相方
  からはクレームが出始めた。
落書きには興味がない
  とのこと…。この日も2万歩あるいたので、クタクタに
  なっていても仕方ない。






   ジョージタウンの印象が良くなかったのは、事前の
  調査不足が原因なのかもしれない。でも、また来て
  みたいとは思わない…。
 
   スタバで休憩した後、晩飯をどこで食べるかコムタ
  も含めていろいろ散策したけど、結局
ピザハット
  晩飯となった…。タクシーでホテルに戻る…。






4月29日(月)


   ホテルの朝食は好印象。味付けがあっさりしている
  こともあるけど、レパートリーが豊富で、カレーだけでも
  3種類置いてあった。インド系だと思われる宿泊客は
  かなりテンションが高い状態でカレーをテンコ盛りに
  していた。朝食は納得の約1,000円。
   すると相方が、昨日の晩飯はホテルで食べれば
  良かったといい出した。何も反論ができない…。






   食後にホテルのプールを確認してみると、深さは
  腰くらいまでしかなく、大人が泳ぐような代物ではない。
 
   なので、ホテル直下のビーチに行ってみると、
  
なんじゃこりゃ? デカイ岩が転がっていて、リゾート
  感は全くない。すぐそばで、欧米系の60台と思われる
  オッサンが2人泳いでいて驚いた。(後にOZと判明)






   砂浜のビーチも20mくらい存在するけど、やはり
  海水が泥水みたいなので、泳ぎたくはならない。
 
   相方とボケッとしていたら、先ほどの欧米人が
  バスタオルで体を拭きながら、私たちの方にやって
  きて、『ちょっと話して良いか?』といってきた…。
   『もちろん!』といったけど、なんの話かな?






   本当なのか、確認していないけど、昨日
津波
  発生したという…。
波の高さは3メートルくらいで、
  写真に映っているポール位の高さだったという…。
 
   みな、大慌てだったけど、写真の海の家の奥で、
  
2歳の女の子がベットのマットで寝ているところを
  そのまま沖に流されてしまったとのこと…。






   みな言葉を失ったけど、
なす術なし…。状況をみて
  いたら、2度目の津波に乗って、
その子が帰ってきた
  とのこと…。
   そこで、みんなが唖然としたのは、戻ってきた女の
  子を救助した時も
寝たままだったというオチ。
   移住を考えてペナン島に来た人間にとっては衝撃
  的な話でした…。






   せっかくペナン島に来たのだから、泳がなくても
  良いから
一番人気のあるバツー・フェリンギビーチ
  に行ってみたくなった。
   相方を説得して、タクシーでビーチに行くことにして、
  チェックアウトのために部屋に戻ろうとしたところ…。
 
   なんと、
路線バスが走っているではないか!






   フロントで聞いてみたら、1時間に3本くらい走って
  いるとのこと。再び相方を説得して、荷物を持って、
  
路線バスに乗り込んだ。やっぱりRM 2(60円)。
 
   30分弱乗車して、
ホテル・ゴールデン・サンズ
  いう停留所で降車。何の情報も持ってなかったので、
  バスのドライバーにここで良いのか聞いてしまった。






   バスを降りたら、ビーチまで歩いて5分くらい。周辺
  はリゾート特有の雰囲気がある。
 
   でも、やっぱり
海水が濁っている…。あまり泳ぎ
  たいとは思わない。
   観光案内の写真をみると、
真っ青の海が広がって
  いるのだけど…。






   バナナボートなどの客引きは無視して、この日の
  ために購入したタブレットを使い写真撮影。
   デキはまあまあかな。
 
   撮影完了後、すぐにビーチを後にした。30分もいな
  かったと思う。
 






   バスを待っている時、到着時間を知らせるモニター
  があり、確認してみると、
空港行きが載っている!
   コムタに戻りたいかと、相方に聞いてみたら、行き
  たくもないというので、空港まで直接行くことにした。
 
   空港までは RM 4.70。内陸部を行くルートなので、
  乗車時間は早いと思う。






   昼飯がまだだったので、空港でマックに入った後で、
  地元の
オールド タウン ホワイト コーヒーに挑戦。
  1杯RM 5.90。簡単な食事もできるようだ。

   ネットでかなり甘いと聞いていたけど、本当に甘い。
  でも、すぐに慣れる。すると、不思議なコクを感じ、
  あっという間に全部飲んでしまった。






   ペナン空港はかなり狭いので、すぐにゲートに到着。
  マッサージチェアがなんだか日本の空港に置いてある
  ものより、造りがゆったりしていて気持ち良いので、
  何度も使用してしまった。
  
   マッサージにも飽きたので、到着した飛行機をぼん
  やりながめていたら、
えっ!






   搭乗のためのステップを係員が2人で人力で移動
  している…。
   まあ、インドネシアのジョグジャカルタ空港でも見た
  ので、それほど珍しいことでもないのかもしれない。
 
   でも、私たちが乗る飛行機のひとつ前の便が
なか
  なか出発しない…。







   一度飛行機の扉が閉まったと思ったけど、また開き、
  日本人と思われる3人組が飛行機から降りてきた。
   
便を間違えたのだろうか…。こんなこと、いままで
  聞いたことがない。普通はゲートで搭乗を止められる
  はずだ。これがマレーシア??
 
   何はともあれクアラルンプールに無事戻ってこれた。






   KLIAで市街地に戻り、晩飯とすることになった。
  
10年目の結婚記念日なので、パビリオンにある
  焼肉屋に入る予定だったけど、
臨時休業していた…。
 
   
それではと、次の候補にしていた VACAS MEAT
  というステーキ店。2日目に入った、小籠包のお店の
  お隣。熟成肉のお店のようだ。






   前菜として注文した牛タン(RM 22)は薄くスライス
  されているけど、硬くなっていなく、
ジューシー!
   2種類のジャワ島のソースも美味い! 120グラムと
  いうけど、意外と食べ応えがある。
   これで660円とは
安い! こちらはお奨め。
   帰国後、メニューの写真を見ると、美味そうな料理
  がたくさん並んでいるのに気が付く。






   
シーザーサラダ(RM 25)は普通…。パンがデカイ
  のに、湿気ているのが残念。ボリュームは充分。味は
  普通。
 
   
ステーキ・カフェ・ド・パリ(RM 60 x 2人前)はランプ
  肉がデフォルトだけど、追金すればお好みのお肉に
  変更可能。よく分からないので、変更なしでお願いした。






   上の写真は1人分。下で保温用の燃料が燃えている。
  盛り付け方からして、皆でシェアする料理のようだ。
  ポテトとサラダも付く。
   肉は柔らかいし、
ジューシー! 量も多いくらい。
  脂身も美味い。すぐに腹一杯になったけど、残すのが
  もったいなくて、泣きながら完食した。
   
★★★★。この店こはまた来てみたい。





4月30日(火)


   この日はツアーに付いてきた、市内観光に参加した。
   
本降りの雨の中、入場無料の、どうでもよいような
  スポットを何か所か訪れた。
 
   参加者はみな宿泊しているホテルから傘を借りて
  きていた。借りてきているホテルのレベルで参加者
  が格付けされているような雰囲気だった。






   ツアーで期待していたのが、
マスジット・ヌガラ
  (
国立モスク)。8,000人を収容するという、大規模
  モスク。
 
   世界各国、だいたいの観光スポットは独りでも入場
  できるけど、モスクだけは別。個人的に案内人を探し
  たり、チップを渡したりと結構面倒なことが多い。






   せっかく来たのに、中に入れなかったのは残念。
  なので、室内はちょっと覗いただけ。
 
   カサブランカのモスクのような豪華さはないし、
  ジャカルタのモスクのような近代的なデザインでは
  ないけど、清潔にまとまっていて、とても好印象。
 






   ここのモスクでは、短パンなどで訪れた見学者の
  ために、無料でフード付きのガウンを貸してくれる。
   このガウンが
綺麗な紫色で、ハリーポッターに出て
  くる学校の制服のようで、とても可愛い。
 
   これだけ大規模なモスクなのに、見学時間は15分
  くらいで切り上げ、バスに乗り込んだ…。






   次の訪問先は、なんと2日目に向かったけど閉店で
  入れなかった
ベリーズチョコレート・キングダム
  こういうところは、見学時間がたっぷりある…。
 
   2日目のレポートにも書いたけど、写真の通り周辺
  一帯では高層ビルの建築が行われている。
   入口左側の樹木は、ココナッツの樹だとのこと。






   サイトにはここしかないような商品が置いてあると
  カキコミがあったけど、確かに空港などでは見たこと
  がない商品が置いてある。
    一方で、今回お土産用として
大量に購入したハート
  型の金属の容器に入った物や、紙の箱に入った、
  安価なティラミスチョコ(後出)などは置いていなかった。
   これらのものは、パビリオンや空港で購入しましょう。






   散々市内の土産物屋に連れまわされた挙句に、
  昼飯にありつけたのは
午後3時。しかも、写真の
  ように、この国でもかなり
質素な料理だった…。
 
   一方で、食事にレモン水が付いてきたけど、氷が
  入っていなかったのは、日本人のツアーならでは
  の気遣いと、相方は感心していた。






   マレーシア最後の夜なので、相方にマッサージに
  行くことを推奨。ホテルのスパだと3万円弱というの
  で、そばのビルにある
タイ・オデッセイという、タイ
  マッサージのお店に行くことにした。90分約150RM
  (税込)。4,000円強。
   1時間以上、しっかりマッサージしてくれたので、
  相方としては
大満足だったとのこと。






   
ベリーズ直営のチョコレート・キングダムに置い
  ていなかったのが、この紙の箱に入った商品。
   値段はなんとRM 5.60 なので、
160円くらい。それな
  のに、結構な量の個装されたチョコが入っている
  ので、有給を取って来た私が同僚に渡すにはちょうど
  良い。サイズも大きくないし、軽い。
   ハート形の容器に入った物も購入できます。






   マレーシアで何度か麺類を食べたけど、どこの店
  でも麺が太くて、チャンポン麺のように
腰が全くない…。
   少し
ストレスのようになってきたので、マレーシア
  最後の食事は
パビリオンTOKYO STREETにある、
  
山頭火に入ることにした。
   パビリオンには
DAISOも入っているので、とても
  心強い。結局ずっとパビリオンで済ませてしまった…。






   私は
しょうゆらーめん(RM 26)、相方は辛みそ
  らーめん
(RM 28)を注文。
 
   簡単にいえば、スープも麺も日本で食べるのと一緒
  だった。日本で作って、輸入しているのかな?
   日本と同じというのは、ある意味凄い!
 






   ということで、リタイヤ後の移住先としてのマレーシア
  での現地確認だったけど、私は
OK、相方はNGという結果
  となりました。
   ただし、暑さにはやっぱり閉口しました。オーストラリアの
  ようなカラッとした暑さではなく、日本の夏のようにジメジメ
  とボディーブローのようにきいてくる。
 
   一方で、久し振りの海外旅行(韓国は除く)だったけど、
  日本と大きく文化が異なっていたので、かなり楽しかった。
   でも、また行ってみたいとは思わないなあ…。





5月3日(祝)

 マレーシアから帰って来たけど、まだまだGW真っ只中。
 久し振りにチャリに跨って、海岸方向に向かった。

 通常であれば、江の島辺り向かうところだけど、しばらくチャリに乗っていなかったので、近場で昼食を摂って帰ることにした。
 海鮮丼も考えたけど、昨日、いきつけの東名横浜インターそばにある
グルメ寿司に行ったばかりなので却下。

 そういえば、平塚のうなぎ店
うな新にしばらく行っていなかったので、試しに行ってみたら、やはり予約が一杯で、予約なしでは入れないようだ…。

 お腹も空いてきたので、そばにある
鳳月という中華料理店に入ってみた。
 店内に入ると、各テーブルに1人、50歳を超える男女の客が厨房に向かって座っている。なんだか異様な雰囲気。インテリア的には喫茶店のような趣きもある。
 中華丼(1,000円))を注文。

  

 ブロッコリーエビが見た目の華やかさを与えている。
 味付けは見た目には淡白に見えるけど、ほんのり甘い味付けはしっかりとしていて、不思議にご飯が進む。なんといっても、高血圧だといわれている私には、塩っぱくないのがありがたい。

 縁が赤く染まったチャーシューや肉団子など、ドンブリとしての世界観も見事に構築している。とても、建築的だ。
 モヤシを使っていないのも、水っぽくならないので好印象。
 ボリュームも充分。というか、なんとか完食。

 
★★★★。この店の事を思い出して良かった。 住所: 平塚市錦町3-19 電話: 0463-21-1334



 晩飯は相方と、横浜のさがみ野駅のそばにある
コワタイというタイ料理店に向かった。
 前々から存在は知っていたし、会社でも評判が良いお店。でも、昼飯ならビールも我慢できるけど、ランチ営業を行っていないし、本厚木から電車で来るには海老名で乗り換えが必要なので、なかなか入店の機会がなかった。

 この日はG.Wの真っ只中で、時間にゆとりがあったので、電車で乗り継いでお店に到着。やっぱり、時間的はそれほど掛からなかった。

 店内の雰囲気はなんだか海外のようだ。ソファのようなイスは
那覇のステーキハウスのようでもある。
 メニューを見てみると、凄い料理の数に驚く。写真が色褪せているので、料理を選ぶのに苦労した。また、野菜炒めのような料理があまりない。数が多くて、見つけられないだけなのかもしれないけど…。


 ソムタム(1,000円)、グリーンカレー(1,200円)、海鮮あんかけご飯(1,000円)、スペアリブ(1,000円)を注文。辛さは1から5まで調整できるので、全て1でお願いした。
 
シンハービールが700円、コーラが400円!するのは昭和っぽい。

 米軍関連と思われる、欧米系のお客が多いけど、タイから来たと思われる女将さんは英語で対応している。この辺りは流石だな。
 BGMがないので、とても静か…。

 
遅い…。
 待っても、待っても料理が運ばれてこない。待っている間にドリンク類を飲まそうという作戦かな。
 料理の数が多すぎるのも原因だと思う。料理の数を減らして、開店前に仕込みをしていれば、もっと早く出せると思う。
 まあ、タイの人にこんなことをいっても、
マイペンライといわれそうだけど。


 注文してから
50分経っても、料理が1つも運ばれてこない! 席は半分くらい空いているというのに…。こりゃダメだ。

 1時間経ったところで、3品運ばれてきた。
 ソムタムは辛さを1にしてもらったはずなのに、かなり辛い。まあ、辛くないソムタムというのも味気ないので、ちょうどよいかな。

 スペアリブはメニューの写真とは違い、ぶつ切り状態。かなり硬いけど、ボリュームがあるのがありがたい。


 カレーはソムタムほどではないけど、まあまあ辛い。さらっとしているけど、味は悪くない。

 3品が運ばれてきてから、30分経ったけど、海鮮あんかけご飯はまだ運ばれてこない…。
 注文が漏れてしまったのかと思って、『
これで全部?』と聞いてみたけど、今作っているとの返事。そば屋の出前のようだ。
 私達のすぐ後に入ったグループは1時間半経ったところで、そうやく最初の料理が運ばれていった。

 待っても、待っても、運ばれてこないので、入店から2時間経ったところで最後の料理はキャンセルしてもらった。

 会計の時に、『うちは初めて?』と聞かれた。2時間くらい待たせるのは、この店では当たり前だといいたかったようだ。
 料理もそんなに美味しくないし、
★★★ かな。2度と行かないけどね。


5月4日(土)

 『たまにはウナギでも食べようか?』という話になったので、平塚の
うな新にいってみたけど、やっぱり予約で一杯だった…。

 そこで、
中華料理 八海に行ってみたら、営業していた。
 定食もあるけど、
酢豚(1,500円)、エビ焼きそば(1,300円)、五目炒飯(950円)を注文。


 部屋がかなり暗いのは、高級感を出そうとしているのかな。それとも節電? この店はいつも暗くて、お休みなのかと勘違いする。

 昔は壁いっぱいにメニューが貼ってあるような、庶民的なお店だったのに、今はもうその面影はない。

 酢豚が運ばれてきた。なかなか美味そうだ。
 豚肉は大きいけど、簡単に噛み切れる。味付けはオーソドックス。酸味は感じるけど、癖はない。

 焼きそばは見事な仕上がり。エビとアスパラのコントラストが美しい! 味付けも文句のない仕上がり。

 炒飯も美味い! レタスと輪切りにしたアスパラガスのシャキシャキとした食感が堪らない。これまでこの食感はインゲンかと思っていたけど、焼きそばを食べていて、アスパラガスだと気が付いた。

 
★★★★。 住所: 平塚市紅谷町16-8 電話: 0463-21-2257


5月5日(日)

 G.Wらしく、からっと晴れ渡っている。とても気持ち良い。
 チャリに跨り、江の島への参道というべき
すばな通りに到着。予想通り、観光客で埋まっている。
 なかなか良い店がなくて、結局通りの最後にある
舟善というお店に入ることにした。
 空いているのかと思ったら、その先の街道沿いに10人くらいの行列ができている。

 すぐに席に案内されるだろうと、高を括っていたけど、なかなか列が進まない。
 こんなに天気が良いのに、並んでいるのは苦痛なので、やめて走り出した。

 鵠沼海岸駅周辺で入ったことがない店を求めて徘徊したけど、なかなか良い店がない…。
 
興楽園という中華料理店を発見したので、入ってみることにした。
 メニューをみて、
中華丼(800円)をお願いした。

 店構えはかなりくたびれた感じ。店の扉は開けっ放し。まあ、この時期だから良いかな、なんて考えていたら、注文してから5分くらいで運ばれてきた。
 
黒い…。かなり黒い…。実物は写真よりずっと黒い。

  

 食べてみると、想像していたよりは塩っぱくもなく、むしろ淡白な仕上がり。少し拍子抜け。
 具材は青梗菜、エビ、焼豚、キクラゲ少々というところだろうか。
 量的にはそれほど多くはないけど、あっという間に完食してしまった。
 
★★★。味的には普通だけど、色味が特徴的だったので、レポートしました。


5月6日(月)

 G,Wもこの日が最終日。晩飯はいろいろと考えたけど、結局、平塚市大神にある、
和食処 青竹にいくことにした。

 これまで何度か来たけど、メニューの最後の方に
カツ重 (税抜 909円)が記載されていることに初めて気が付いた。あまり期待できそうもないけど、注文してみた。相方は国産ロース生姜焼き御膳(1,255円)をお願いした。

 カツはしっかり煮込まれている…。
 立ち食いそばの店のカツ丼のようで、あまり美味そうには見えない。

  

 ん!
 全く期待していなかったけど、火加減が絶妙で、肉は柔らかい。肉が薄いので、火加減がやりやすいのかもしれない。
 いつもとは違って、端から食べてみたけど、真ん中周辺はパサパサだった。
 味付けはあっさり。なので、ご飯が進まない…。

 生姜焼きの肉はカツ丼のものと同じかもしれない。相方の評価はまあまあというところかな。

 カツの量は少ないし、お奨めはできないけど、それほど悪くない。
 
★★。カツ丼はイマヒトツでも、入りやすいので、また来ることになるでしょう。


5月11日(土)

 G.W明けの土曜日。チャリで鎌倉方面に向かう。
 連休明けの週末は、いつも道も観光地も空いているけど、この日の国道134号も空いていた。ストレスなしに走り続け、逗子の小坪に到着。
 鎌倉の由比ヶ浜ではまだ海の家の建設は始まっていない。


 めしやっちゃんも空いていたけど、魚処 丸正に行ってみたら、こちらも空いていたので入店。というより、ガラガラ。お客が6人しかいない。
 ちなみに、この店は漫画・アニメの
ロングライダースの聖地でもある。

 
特選海鮮丼(1,650円)は材料の都合で作れないというので、普通の海鮮丼(1,350円)をお願いした。

  

 やっぱり、普通の海鮮丼でも立派! たくさんの海産物が載っているし、一切れが大きい!
 そして、アジが無茶苦茶美味い! 都内で味を食べた時とは異なり、
臭みは全く感じない。

 エビも甘いし、サバはよくしまっている。海鮮丼としての世界観もあるし、
大満足!
 マグロを食べれば、三崎港が近いことを思い出すし、赤貝が載っているのには脱帽。イカもさりげなく甘くて、口の中で溶けていく。

 
★★★★★ この店が湘南エリアで海鮮丼ナンバー1。 住所: 逗子市小坪4-4-6 電話: 0467-23-0123


5月12日(日)

 G.W明けの日曜日。やっぱり、この日も道が空いていた。
 この日もクルマで相方と逗子市小坪にある
石窯料理 Pizzeria 自遊人処に久し振りに行ってみた。

 お店の駐車場が空いていたので、もしやと思ったけど、お店に着いたらやっぱり店内も空いている。

 
A ピザランチ(税抜 1,230円)とパスタランチ(1,800円)を注文。
 ピザはマリナーラとブルーチーズ&蜂蜜のハーフ&ハーフ。パスタは前回驚くくらい美味かった、イカスミのパスタをこの日もやっていたので、お願いした。

 やっぱり時間が掛かるな。チャリのグループも来ていたけど、これだけ待たされたら、脚が冷えてしまったのでは。乳酸が溜まりそう。


 パスタはレモンをたっぷり掛けていただく。
 う~ん、前回ほどの感動はないけど、普通に美味い。濃厚なのに、しつこくない。

 ピザも薄くて、具材も軽い。
 2人でシェアしたのに、お腹が空いていたので、あっという間に完食。

 やっぱりこの店は美味い!
★★★★。住所: 逗子市小坪3-3-20 電話: 0467-24-7557


5月18日(土)

 土曜日のランチタイム。いつものように横浜ICそばの
グルメ寿司でも行こうかと思ったけど、平塚にある不動産屋に鍵を取りに行くことになったので、比較的そばの四之宮にあるごはん処 魚沼亭に10年振り位でいってみた。
 
魚沼産こしひかりを使っていることをアピールポイントにしている定食屋。
 場所は国道129号の旧道沿いなので、すこし隠れ家的な存在。試しに、食べログで確認してみたら、評価は3.48と意外に高い。

 
とんかつ定食(税込 1,100円)が気になったけど、晩飯に食べる予定なので、2人ともとろさば塩焼き定食(900円)をお願いした。

 店内はかなり混み合っている。中高年の男女がほとんど。恐らくジモピーだな。

  

 ご飯は美味しいけど、このくらい美味しい店は普通にある。以前は、平塚市河内にあったのだけど、その時からご飯が特別美味しいと思ったことはない。

 それより、この店は料理が美味い。この日のとろさばも本当に
美味い! というか、焼き方が旨いといった方が良いのかも知れない。
 
皮はパリパリ! 身は口の中で脂が弾ける。このサバの塩焼きはわざわざ来る価値がある。もう、液体に近い。相方も大喜び。
 一方で、これだけ脂が載っていると、胃もたれをおこす人もいるかもしれない。

 
★★★★。住所: 平塚市四之宮5-26-18 電話: 0463-53-8686



 晩飯は予定通り、クルマで調布の
とんかつ ささ本に向かう。
 お店の前の道はクルマが通れないようなので、少し離れた狭い路地にある時間貸し駐車場にクルマを停めて、お店に向かう。
 グーグルマップで確認しながら進んでいくと、お店を発見。しかし、
営業していない…。

  

 店頭にしばらくお休みするという看板が出ていた。インテリアもとても良い感じだったので、とても残念。営業を再開したら、美味いとんかつを食べられそうだ。
 ということで、
調布市も制覇!

 仕方ないので、次の候補として考えていた、三鷹の
とんかつ いしいに行ってみることにした。 実はこの店は事前に下見をしていたのだけど、周辺に駐車場がないようなので、クルマを停められるのか、ずっと心配していた。

 しかし、相方がURのマンションの先に時間貸し駐車場を発見。無事、クルマを停めることができた。数百メートル先の駐車場を一瞬で探し当てたのだから、相方の動体視力に感謝。

 店構えは割烹のような感じだけど、中は庶民的な定食屋さんという雰囲気。飾り気はないけど、清潔感はある。住宅地に立地しているためか、お客は少ない。

 
かつ丼(800円)が載っていたので注文。相方は特選ヒレかつ定食(1,500円)をお願いした。


 かつ丼はしっかりと煮込まれている。そのため、衣はグズグズ。肉は脂身以外はパサパサであまり厚くない。値段を考えれば仕方ないか。
 味付けはさっぱりしているので、すぐに飽きる。

 相方のヒレは一見ロースのように見えるけど、食べてみたら、しっかりヒレ肉。でも、臭みがない分、風味もなかった。これだけのボリュームなのに、定食で1,500円とはビックリ。
 でも、良くも悪くも肉らしい味がしないのは残念。
 
★★★。全体的には好印象なんだけど、個性があまりないのは残念。
 これで、
三鷹市も制覇!


5月25日(土)

 2週間前に逗子の石窯料理 Pizzeria 自遊人処に行った時に、カウンターに置いてあったフリーペーパーに面白そうなお店があったので、しっかりマークした。

 向かったのは、大磯にある
ブックオブデイズ。基本はカフェなんだけど、昼にはタイやベトナムの軽食も出しているようだ。
 相方とクルマで行ってみたのだけど、お店の前の道は1台がやっと通れる道幅だし、駐車場もない…。諦めて帰ろうとしたところ、国道沿いに時間貸しの駐車場があるのを発見。
 クルマを停めて、お店に向かう。

 Google Mapのお蔭で、なんとかお店に辿り着くことができたけど、地図などの助けがなければ見つけられないと思う。東海道線のすぐそばなのに、とても静か。

 基本はやはりカフェで、タイ周辺の料理も出しているようだけど、むしろ
かき氷がイチオシメニューのようだ。
 今回は腹が減っていて、初めての入店なので、
シーフードナシゴレン(800円)とトムヤムヌードル(冷 780円)を注文。ドリンクが200円引きになるので、ロータス茶(500円)をお願いした。ソフトドリンクにしては値段が高いけど、なかなかやっている店がないので久し振り。


 ナシゴレンの見た目は味が濃そうだけど、食べてみると意外にあっさりしていて、少し後から辛みがやってくる。

 冷たいトムヤムクンヌードルのトッピングはチキン。かなり柔らかいスライスがたっぷり載せられている。ちなみに、温かいトムヤムクンヌードルのトッピングは魚ボールになる。
 冷たいせいか、辛さはあまり感じない。食後に爽やかになるくらい。

 量はどちらも軽食という感じ。がっつりと食べられるほどではない。
 こういう場所で、こういうお店はまさに隠れ家。本もたくさん置いているので、ゆっくりとお茶をするのも良いと思う。
 体育系男子にはお奨めできない。
 
★★★★。住所: 大磯町大磯450-6 電話: 0463-61-0250


5月26日(日)

 春になると、二宮町の
めん屋 生竜あさりラーメンを食べるのが楽しみになっている。今年はやっているのか、確認しにチャリで行ってみたら、満席で入れない…。あさりラーメン目当てなのかな。

 待つのも暑くて大変そうなので、前々から気になっていた、国道1号を挟んで反対側にある
魚料理 にしけんに入ってみた。

 すると、大将が声を掛けてくれたのだけど、キンメの煮付けか、マグロ、シラスしかないという…。キンメの煮付けは定食にすると
2,000円を超えるので、少し財布に重い。そこで、マグロの漬け丼(1,380円)をお願いした。

 頑固な大将が店内を響き渡る大声で騒ぎながら仕切る店内はなんだか昭和の居酒屋の雰囲気。外からは見えなかったけど、店内は意外に客が入っている。実は人気店のようだ。

  

 モズクの味噌汁が美味い。刻んだネギと白味噌が良く合う。

 マグロは上手く浸かっているな。硬くなることなく、旨味が増している。味付けも、量もご飯とよく合う。
 全体的にも量は多くも、少なくもなく、またチャリで走り出すのにはちょうど良い。

 漬け丼はあまり食べ慣れていないためか、コメントが出てこない。不味くはないけど、どのくらい美味いのかがわからない。
 評価も自信がないけど、
★★★



粛々とオールド神奈川のとんかつ店を巡っていたら、
気が付くとあと
3つの都市しか残っていなかった!


ゴールまであと少し!
気を緩めず、早期に制覇できるように尽力します。



6月1日(土)

 相方が姉の面倒をみるためにソウルに戻ってしまった。しばらく単独行動。

 恵比寿の美容院に行った帰りに、池ノ上の駅のそばにある
とんかつ 棟田 に行ってみた。下北沢から歩いたので、結構な距離だったけど、帰りは食後の運動としてはちょうど良かった。

 まるでイタリア料理のチェーン店のような店構え。店内も明るくて、開放的。居抜きなのかな。
 テイクアウトもやっているので、惣菜屋のような雰囲気もある。でも、正直にいって、和食の店とは思えない空気に戸惑う。いい換えれば、高級感は全くない。

 メニューを見てみると、カツ丼は載っていない…。テイクアウトもやっているのだから、やっていそうな気がしたので、念のために聞いてみたけど、やっていないとのこと。

 それではと、
上ロースカツ 190gを定食でお願いした。合計で2,098円。注文後、近いうちに健康診断があることを思い出し、少し後悔した…。

 店内をぼーっと見ていたら、店員が5人もいることに気が付いた。しかも男性ばかり。少し、むさくるしい気がする。
 テーブルの上には岩塩ではなく、食塩が置いてある。

  

 一切れが、サイトに掲載されている写真のように90度回転して、断面を見せている。こういう店は実は珍しい。
 油でギトギトに光っている。パン粉がかなり大きい。生パン粉かな。

 
えーっ! 食べてみたら、超ジューシー! そして柔らかい! そのためか、一切れはかなり大きいのだけど、あっという間に体内に取り込まれる。かなり液体に近い仕上がり。そのためか、意外にご飯が進まない。

 衣は厚く、クランキー。ビールの当てで、単品で食べると最高かも。
 香の物はしょぼく、この店がテイクアウトもやっていることを思い出させる。一方、シジミの味噌汁はあっさり仕上げで美味い!

 御徒町の
蓬莱屋とは真逆のとんかつを食べられる。★★★★。住所: 世田谷区代沢2-37-15 電話: 03-3424-8411


6月2日(日)

 晩飯は独りだし、なにを食べようかと考えていたら、町田の
リッチなカレー あさの のカツカレーをまだ食べていなかったことを思い出した。

 あの店に2人で行って、長時間行列をしていたら、ケンカになるかもしれないので、こういう時に行ってみるのは悪くない。

 夕方6時前にお店に着いたけど、15人くらいの
行列が店頭にできている。しかも、いくら待ってもなかなか進まない。

 夜の営業は5時からなので、最初の客は帰っていると思われる。カウンター席は10席くらいあるので、1人あたりが食べる時間を考えると、店が料理を出すのに時間が掛かっているということになる。20分過ぎて、5人分くらい進んだのかな。
 30分待って、あと5人というところまできた。

 ところで、この前、昼の部で来た時と、行列の向きが逆になっている。なぜだろう。近隣のお店の営業時間が関係しているのかな。

 大将が出てきて、6時40分の時点で並んでいた人の分で
売り切れとのこと。少し早めに来て良かった。
 45分待ったところで、やっと入店できた。やっぱり、独りで来て良かった。

 6畳くらいの広さの店内。数えたら、カウンター席が7席しかない。
 大将はお客が席に着いて、注文をしてから作り出すので、料理が運ばれてくるまでは時間が掛かるのも納得。

 大将が人懐こい笑顔で迎えてくれたので、待っていた疲れが少し和らいだ。
 もちろん、
カツカレー(1,450円)をお願いした。
 
高座豚の高級ロース豚肉を使っているとのこと。カレーの香ばしい香りを嗅いでいたら、どんどん腹が減ってきた。

  

 席に着いてから、出されるまで15分。ルーはシャビシャビのスープカレー風。それほど辛くない。

 衣のパン粉はかなり細かい。恐らく、生パン粉ではないだろう。肉もそれほど厚くない。これでもっと厚かったら、さらに待ち時間が長くなる。
 高座豚の脂身はそれほど気にならなかった。脂を落としてから使っているのかもしれない。ちょうど良いジューシー感。
 カツとルー、ご飯のバランスが良い。けど、量的にはそれほど多くはない。

 お新香はショボイ。味噌汁やスープのようなものは付かない。食べ始めたら、ジワジワとターボが掛かってきて、あっという間に完食。出されてから完食まで、10分も掛かっていないと思う。

 
★★★。ブルータスなどの雑誌でも紹介されているお店だけど、遠方から馳せ参じ、1時間待って食べるほどのものでもない。


6月8日(土)

 この日はクルマで小金井市にある
とんかつ つくば亭 に向かった。
 一度、事前に店舗を確認に来ていたんだけど、ちょっと奥まったところにあるので、一瞬閉店してしまったのかと思った。
 かなり離れたところにある、時間貸しの駐車場にクルマを停めてお店に向かう。

 店内に入ると、元喫茶店のような雰囲気で、高級感は全くないし、妙に天井が低いけど、なんだか居心地は悪くない。友人の下宿に遊びに来た時のようにリラックスができる。
 1時半なのに、他のお客がいないのが不思議なくらい。

 メニューに
かつ丼(700円)が載っていたので、お願いした。ロースかつ定食は950円なので、庶民派の価格設定といえるだろう。
 大将は気さくな感じ。メニューを見ていると、夜は居酒屋になってしまうのかもしれない。

  

 カツはしっかりと煮込まれている。肉が硬くなっていないのが救い。ご飯の量はかなり多い。

 味付けは特徴はないけど、ほんのり甘い仕上がり。肉じゃがが入った小鉢は、夜の部ではお通しになるのかな。
 ボリュームは充分。

 普通です。
★★


6月15日(土)

 
オールド神奈川制覇まであと4店舗。
 この日も雨なので、下道を使い、2時間以上掛けて、小平の
とんかつ 和光 に到着。
 良かった、営業している。お店の目の前にある100円パーキングに駐車した。

 店構え通りの店内…。かなり年季が入っている。そして、お店の雰囲気通りの老夫婦が切り盛りしている。
 カツ丼はないので、
ソースかつ丼(800円)をお願いした。
 店内のいろんなところに埃が積もっている。見ていると、だんだん気持ち悪くなってきた。

  

 カツはかなり柔らかい。肉が薄いこともあるけど、恐らくバラ肉のような脂身の多い部位を使っているためだと思われる。

 そして、味付けはかなり酸味が強い。ふりかけのような物が掛かっていたので、不思議な風味がする。というか、かなり
気持ち悪い…。梅のふりかけかな。古くなった食用油の臭いのようでもある。
 途中で気持ち悪くなって、かなり残してしまった。

 
世界で一番不味いかもしれない。これなら、松乃家に行った方が良い。


6月16日(日)

 強い南風が吹く中、チャリで出発。なんとか鵠沼海岸に到着。なのに、スバナ通りは人通りが多く、チェックしていたお店にはどこも行列ができていた…。

 諦めて、途方に暮れながら、境川の河岸を走っていたら、係留されているボートが壊れるのではないかと思うくらい波に揺られていた。まるで、台風一過の日差しのようだ。


 河口に近づき、江の島が大きくなってきたところで、そういえばこの先に石政があったけど、閉店しちゃったな…と、思っていたら、営業していた
 なんだかわからないけど、とりあえず入店することにした。

 あまりカツ丼という雰囲気ではなかったけど、昨日の
和光のカツ丼が不発だったので、カツ丼にすることに。前回はロースだったので、今回はヒレカツ丼(1,000円)を注文した。

 店内はそれほど混んでいないのに、結構時間が掛かる。

  

 しっかりと煮込まれている。
 衣はボロボロで、肉はパサパサで硬くなっている。
 味付けはかなりあっさりで、ご飯が進まない。

 コンビニの弁当レベル。

 メニューには1,000円と書いてあったのに、お会計をしたら900円だった。ランチタイムだからかな。


6月22日(土)

 この日に向かった狛江市にある
とんかつ 仕出弁当 きりごもん は宅配弁当のお店。ランチタイムだけ店内で食べられる。
 しかし、店内は狭くて、殺風景。イートインができるくらいに考えた方が良いと思う。

 実は、お弁当屋なので
とんかつ専門店として認めるかどうか悩んだけど、店頭の看板に『とんかつ』と書いてあるので、行ってみることにした。

 店内のメニューには値段が出ていない。宅配弁当用のメニューでだいたいの値段を推測。カツ丼は載っていないので、
ロースかつ膳をお願いした。
 お冷を持って来てくれたけど、コップにゴミが付いている…。この辺りが、飲食店とイートインできるお店の差なのかな。

  

 カツは弁当屋らしい仕上がり。
 衣はかなり薄く、肉から剥がれかかっている。一方、冷めてもソースを掛ければ食べられる。

 一方、肉は柔らかくて
ジューシー! カツのボリュームは多くはないけど、キャベツがたっぷりなのはありがたい。というか、どちらが主役なのかわからないくらい。
 ご飯、味噌汁はまあまあかな。値段次第。

 会計したら、980円だったので、
★★。普通です。


6月23日(日)

 この日も
美味いカツ丼を求めてクルマで立川市砂川七番にある かつ亭 へ。相方がソウルに帰ったままなので、何人たりとも止められない!

 お店の開店時間の11:30に合わせて到着したけど、
開店していない…。店主がいたので、開店しないのですか?と聞いたら、『今日はお昼の部はお休み』だという…。
 『厚木から来たんだから、何とかしてよ!』といいたかったけど、堪えて店を去る。


 放心状態でクルマを運転していると、立川駅前に到着。そういえば、そばと天ぷらの店のようだったので、候補から外した店があったことを思い出し、検索してみる。

 向かったのは、
和食天ぷら たむら。てっきり、立川駅のそばにあるのかと思っていたのだけど、拝島・福生方向に戻るような感じ。

 郊外の街道沿いにお店を発見。
 かなり年季の入った店舗。女将さんもかなり年季が入っている。先週に入った、
とんかつ 和光のことを思い出す。正直、美味いカツ丼は期待できそうにもない。

 カウンター席にもガス栓が引かれているけど、かなり厚く埃が溜まっているのが気になる。なんか、お金を払ってまでして食べるのが嫌になってきた。カウンターの上面も少しベトベトしている。
 遠くで客が吸っているタバコがかなり匂う…。

  

 カツはしっかりと煮込まれている。
 味付けもしっかりとしていて、醤油を焦がしたような苦味を感じる。

 衣はボロボロで、肉は薄く、パサパサになっている。カツとしては揚げたてではないかもしれないけど、ここまで煮込めば、揚げたてだろうが、作り置きだろうがあまり関係ない。
 なんとか完食。正直、量が少なくて助かった。
 
★★


6月29日(土)

 
オールド神奈川のとんかつ専門店の制覇までいよいよあと2軒。
 狛江市の大通りから、住宅地の細い路地を進んだ先に
とんかつ かすが を発見!
 となれば、クルマが停められない恐れがあるけど、お店のすぐそばに時間貸しの駐車場があり、クルマを停める。

 外観はかなり年季が入っているけど、店内は意外に明るく、定食屋らしい雰囲気。飾り気は全くないけど、ある意味機能的。
 先週の
たむらのように、埃が積もったところもない。カウンター席のみ9席。かつ丼(1,000円)がメニューに載っていたので、お願いした。

 夜の部だけの営業なので、入りづらくて、やっと入店できた。
 女将さんはかなりのお歳と思えるけど、明るく、キビキビ動き回る。

 意外に時間が掛かるなあと思っていたら、奥に入っていた女将さんが、カツ丼を持って現れた。

  

 うまいなあ…。予想を大きく上回るデキに少し戸惑う。(写真では伝わらないかもしれないけど)
 カツはしっかりと煮込まれているけど、カリッとした食感が残っている。

 そして、
味付けが最高! 少し濃いめだけど、ご飯がガンガン進む!
 衣が肉から簡単に剥がれてしまうのは残念だけど、全体的に見ればそれほどの問題にはならない。やっぱり、期待を上回るデキ。
 肉はあまり厚くなく、火が入り過ぎてパサパサになっているところがある。

 シジミの味噌汁も体に染みる。普段は血圧を考えて味噌汁には口を付けないのだけど、久し振りに完食した。もちろん、かつ丼も平らげた。

 
★★★★ 住所: 狛江市中和泉5-40-27 電話: 03-3489-2946


ということで、2019年6月のレポートは以上です。

あと
残り1軒というところで、6月中にオールド神奈川
を制覇することができませんでした。残念…。

でも、もちろん、来月には達成します。
そして、本丸である、都内23区制覇を目指します。

マレーシアは現地にいる時より、帰ってきてからしばらく
経ってから、なんだか
楽しかったなあ…と感じています。


< To Be Continued >

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