ATSUGI BASE 2017年4月~6月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください


以前報告しましたが、現在オールド神奈川(三多摩・都下)
のとんかつ店制覇に向けて鋭意推進中です。




その活動の中で、今月のピカイチを発見!
4月8日に訪れた、青梅市の とんかつ 濱乃家 です。
まずは、運ばれてきた時に、その緊張感に驚いた。
こりゃ、食べなくっても、
美味いのが伝わってくる。


レポートはすぐ下にあげていますので、ご確認ください。


4月1日(土)

 相方と南大沢のアウトレットで買い物をした後、旧神奈川県ローラー作戦のために、八王子に向かった。
 向かったのは西八王子駅そばにある
とんかつ 大金。実は私は大学2年の時に西八王子に住んでいた。今から、34年前のことになる。
 しかし、意外にもこの店に入った記憶がない。その頃はあまりにも
生活が厳しかったので、この店に来ることができなかったのかもしれない。あれから34年間頑張ったお蔭で、大金に来れるようになった…。話のレベルは低いけど、そういうことになるのかな。

 お店の周辺には100円パーキングはないはずなので、少し外れたところにクルマを停めた。
 この店は、
夜しか営業していないので要注意!

 お店に到着すると
満席…。しばらく外で順番を待っていたのだけど、この日は記録的に寒かったのと、店内には男性客しかいない胡散臭い、油臭い空間だったので、相方はお店に来る途中に発見した、ゆうなぎというラーメン店で食べてもらうことにした。これは正解だったと思う。やっぱり八王子は寒い

 カウンター席のみの店内。その端っこが空いたので、着席した。カバンも上着も置く場所がない。カツ丼はやっていないので、
上ロース定食(1,200円)をお願いした。とんかつ定食が850円、ロース定食が1,000円なので、かなり上級の料理を注文したことになる。
 34年経って、ようやくここまで来ることができた。

 カウンターの向こうには、かなり年配のご主人と女将さん、そして、娘さんなのかな? ご主人は腰が曲がっているようだけど、とんかつを揚げながら、野菜炒めや、生姜焼きを炒めている。
 しばらく待って、ようやく運ばれてきた。


 ボリュームが凄い!
 衣は薄く、カリッと揚がっている。衣は簡単に剥がれてしまうけど、肉が厚いので仕方ないのかも知れない。肉はしっとりしていて、
ジューシー! そして柔らかい。

 ソースは酸味があるのに、甘みは抑えられている。そしてとろみが強い。ウスターを軽く煮詰めたような感じ。意外に珍しいと思う。

 意外にご飯と味噌汁も美味い! かなり無理矢理押し込んだけど、なんとか完食で来た。
 会計をしたら、1,250円だった。
★★★★。ボリュームに圧倒されっぱなしだった。クルマでいえば、カマロZ28。
 住所: 八王子市千人町2-20-5 電話: 042-661-8619
 相方が食べたラーメンも美味かったらしい。


4月8日(土)

 せっかく暖かくなってきたのに、雨なのでチャリに乗れない…。
 昼飯は相方を誘って、クルマで圏央道を使って、青梅市にある
とんかつ 濱乃家 に向かう。

 高速を降りてから、思ったよりも時間が掛かったけど、意外に早くお店に到着できた。天気が悪いお蔭かな。
 古民家風で、とんかつ店らしい店構えだけど、店内だって安っぽさはない。落ち着いた雰囲気。
 ご主人もどこかのホテルのシェフのようなユニフォーム。1時を過ぎているのに、ほぼ満席なので、カウンター席に座った。

 メニューを見て、せっかくなので、
上ロースかつ定食(2,100円)を注文。相方はヒレひとくちかつ定食(1,365円)をお願いした。
 他のお客の多くがロースかつ定食を注文している。なんだか、緊張感が出てきた…。


 こんなとんかつを見たことがない。他を圧倒する威圧感
 
うおおおっ!なんだこの食感は! 肉は極めて柔らかく、ジューシーで、そして軽い! こんなカツを食べたことがない! もちろん、臭みもない。

 断面を見た瞬間に、ただならぬ
緊張感というか、密度感を感じた。なにかが凝縮している。


 衣は薄く、肉は分厚いのに、衣は簡単には剥がれない。その衣が肉の旨味をしっかりと閉じ込めている。

 相方にヒレを少しもらったけど、こちらも上品で、ヒレ特有の臭みがない。
ジューシーで柔らかい。相方はヒレ肉に感動していた。

 テーブルには食塩しか置いていなかったけど、半分以上塩で食べた。カツが美味いので、食塩でも物足りなさを感じない。残りはソースで食べたけど、もちろん美味い!

 勿体ないので、ゆっくりと食べていたら、冷めてきてしまった。それでも、美味い。これなら、カツサンドの弁当にしても充分に美味いのではないかと思う。

 ご飯や、刻んだキャベツ、香の物も美味い!
 余裕で
★★★★★ 旗の台の自然坊が東の横綱だったら、この店は西の横綱だな。濱乃家がトヨタ センチュリーだったら、自然坊はトヨタ クラウン マジェスタ。同じような方向性だけど、仕上がりが若干異なる。
 住所: 青梅市東青梅4-9-3 電話: 0428-22-8128


4月9日(日)

 この日も雨…。
 午前中は御殿場のアウトレットで過ごし、昼飯パート1は、また
生フルーツゼリー専門店 ふるふーるに行ってみた。屋号が入った看板を見ると、日本語ではひらがなが表記として正しいようだ。

 前回は両極端のゼリーを選んだので、なんだか落ち着かない評価となった。
 そこで、今回は
フルーツミックスの生フルーツゼリー(450円)をチョイス。


 この店の場合、入店して、商品を見るだけで心が癒される。なんでだろう。元気が出てくる。

 フルーツがしっかりしているためか、ゼリーとの一体感は今ひとつ。我慢ができずに、運転しながら食べてしまったので、味自体はあまり覚えていない…。
 でも、また来ようと思うのだから、意外に自分の乙女度は高いのかも知れない。
★★★★★



 ゼリーを食べながら向かったのは、
とんかつ 有明
 駐車場にクルマが一台も停まっていないのが気になる。看板には
天ぷら 天杉と書いてある。まあ、この手のお店には良くあること。

 お店に入ると、店内の照明を点灯した。今日、初めてのお客さんなのかな?
1時過ぎだけど…。外観も、店内も、そしてお店の人もちょっと疲れた感じ。老夫婦2人で切り盛りしているのかな?

 メニューには
ヒレかつ定食しか載っていなかったけど、黒板にロースかつ定食(1,188円)が載っていたので、こちらをお願いした。とんかつ店としては、なんだかはっきりしない。普通、ヒレもロースも載っているだろう?
 相方はゼリーを食べたばかりということで、
ミックスフライ定食(A)(1,080円)をご飯1/3でお願いした。


 なんだか、とんかつ店のロースカツじゃないなあ。
 衣は簡単に剥がれるし、肉はパサパサで水っぽい。冷蔵していたのかな。
 でもまあ、そんなに期待していなかったし、ご飯、味噌汁、小鉢が美味しかったので、あっという間に完食。相方はフライの量に四苦八苦していた。

 
★★★。携帯で、もう一度検索したら、とんかつ有明は敷地的にはお隣にある別の店だった。この店は、天ぷら 天杉。なるほど、納得。



 晩飯は
3月に発見した美味い店で報告した、茅ヶ崎の大衆中華 山水に向かった。これで4回目の入店。昼に食べたゼリーととんかつのお蔭で、腹があまり減らない。
 前回のレポートで絶賛した
韮玉はメニューに載っていない。ランチ専用なのかな。

 酢豚は品切れだったので、お店推奨の
レバニラ炒め(580円)、炒飯(650円)、手作り焼き餃子(380円)、四川麻婆豆腐(580円)を注文。

 やっぱり、この店の
焼き餃子は最高! このエリアで1番かも知れない。

 なるほど、
レバニラも美味い!
 レバーは柔らかく、臭みがない。味付けは野菜炒めと同じで、ほんのり甘い。


 四川風担々麺の店だから、どんな麻婆豆腐が出てくるのか心配だったけど、マイルドで食べやすい。でも、物足りなさは感じない。後から、少しだけ辛さがやってくる。
 レバニラも麻婆豆腐も量はそれほど多くない。

 炒飯は淡白な仕上がり。単品だとちょっときついな。

 この日の評価は
★★★★。住所: 茅ヶ崎市萩園1308 電話: 0467-84-0231


4月15日(土)

 
春になりましたね。春になったら、二宮のめん屋 生竜潮あさりらぁ麺(880円)ですね。
 電話で開始を確認して、相方と駆け付けました。

 季節限定の料理をやっているというのに、土曜日の昼過ぎにしては客が少ない…。みな花見に行っているのかな?
 カウンターを見ていると、
ミシェランガイドに掲載されたようだ。めでたしめでたし。

  

 あっさりとした塩味が、昨晩も海老名食堂ホルモン部で焼肉を食べた体にはありがたい。
 一方、麺が伸び気味だなあ。私たちの分を作っている際に、常連と思われるお客がずっと店長に話し掛けていたので、湯あげのタイミングが遅れたのかも。
 ともあれ、季節を感じながら、旬の美味いものを食べるのは、B級グルメでも、究極の楽しみ方だと思う。
 
★★★★。住所: 二宮町山西214-2 電話: 0463-72-3305



 晩飯も相方とクルマで青梅市にある、
とんかつ 太郎 に向かった。
 店構えは大きな料亭のよう。7時半に到着したせいか、クルマがバンバン駐車場に入っていく。地元の人気店のようだ。クルマを駐車場に停めて、ダッシュで店内に入ったら、意外に空いていて、待たないで席に着けた。
 恐らく、奥のお座敷で、飲み会でもあったのだろう。たまたま開始時間にぶつかったのかもしれない。

 テーブル席に座ったけど、洋食屋のような雰囲気。居心地は悪くない。
 メニューを見てみると、思っていたより安い。カツ丼が載っていたので、久し振りに
上かつ丼(1,130円)を注文。ちなみに、普通のかつ丼は970円。ヒレかつ丼は1,490円。
 相方は
ヒレかつ定食(1,330円)をお願いした。


 白味噌のなめこ汁は美味いなあ。これだけでも、わざわざ来た甲斐がある。
 一方のカツの方は、完全に煮込まれていて、食べてみると、肉に火が通り過ぎてパサパサしている。衣にもカリッとした食感はない。
 場所によっては、噛み切れない位、硬くなってしまったところがある。
 味付けはほんのり甘い。少し淡白に感じるくらい。

 端っこに近づくと、火の通りが弱いのか、ジューシーで柔らかい。
 恐らく、このカツはとんかつ定食で食べたら、無茶苦茶美味いのではないかと思う。

 ヒレかつもパサパサしていた。
 また、ご飯もパサパサだったのは、これだけ客が入っている店だけに、不思議なくらい。

 店の雰囲気も良いので、合格にしたいところだけど、肉があまりにも硬かったので、
★★★。でも、伸びしろはあるので、ぜひとも改善していただきたい。(火の加減) クルマでいえば、日産ブルーバード シルフィかな。サニーなのに、ブルーバードというところがこの店のイメージと重なる。


4月16日(日)

 相方が朝、洗濯物を干しながら、晴天で風がないといっていたので、そのつもりで外に出たら、風がかなり強い。相方にだまされた。
 チャリに乗るのは3週間振りだったので、ゆっくりと走ることにした。

 いつもよりスタミナを残して、江の島に到着。でも、入ろうと思う店がない…。
 考えていても仕方ないので、藤沢駅横を通って、国道1号に出るルートで帰路に着いた。

 まあ、これまで何度も通ったことがあるルートなので、心配したけど、やはり入りたくなる店がなかったので、茅ヶ崎まで我慢して、1号沿いの
うどん あおいに久し振りに入店した。

 カウンター席に座り、メニューをみたら、うどんの種類が多くてビックリ。かなり悩んで、店員にも相談して、
ごぼう天うどん(850円)をお願いした。

  

 最近、居酒屋でも定番になっている、太いゴボウの天ぷらがうどんの上に載っているのかと思っていたら、フレンチフライのように細いスティック状のごぼう天が別皿で運ばれてきた。もう、一品料理といってよいくらいのボリューム。

 うどんは太いけど、歯当たりは柔らかい。伸び気味の讃岐うどんという感じかな。
 ごぼう天の方は、青のりの香りが鼻を抜けていく。揚げたての時はポテチのように塩を掛けて食べて、冷えてきたら、汁に浸して食べるのが良さそうだ。
 考えてみたら、天ぷらを食べたいタイミングは人それぞれ。うどんと天ぷらが別々に出されるのは理に適っている。
 また、天ぷらの油切れが良いので、胃もたれしなかった。

 
★★★★。駐車場が2台分しかなく、周辺にはコインパーキングがないので要注意。住所: 茅ケ崎市十間坂2-2-29 電話: 0467-87-5727


4月21日(金)

 仕事中、人事異動のメールを着信した。前の職場での同僚が退職するとのこと…。試しに、飲みに誘ったら、スケジュールが空いているというので、久し振りに飲みに行くことにした。といっても、2人で飲みに行くのは初めてだな。

 飲み屋は私の提案で、前々から気になっていた、伊勢原駅からすこし離れたところにある
味処 つがる。実は新百合に住んでいた時に通った津軽という居酒屋と同じ屋号なので、もしかしたら、なにかつながりがあるのではないかと、ずっと思っていた。
 
つがるつながるは似ているしね。(村上 春樹のダンスダンスダンスか!) 

 この店の評判は全く聞いたことがなかったので、入店時にはかなりドキドキしたけど、なんとか暖簾を潜ることができた。
 店内に入ると、2人の大先輩の女性店員に迎えられる。その一人は女将さんで、2人で切り盛りしているとのこと。

 メニューを見ると、刺身関連がまずズラッと並び、その後に煮物が続く。ちょっと注文しづらいなあ。刺し盛りあたりがあると注文しやすいんだけどな。

 
牛のたたき(850円)は思ったよりもボリュームがある。味としては悪くないけど、場所によってスジがあるのが気になった。
 
えびとアスパラガス炒め(850円)はえびとアスパラガスを炒めただけのシンプルな1品。このくらいの料理が580円とかだと、若年層も入りやすいんじゃないかな。


 あじの天ぷら(850円)はアジフライと勘違いして注文したようで、こちらが悪いんだけど、仕上がりに違和感がある。カリッとした食感ではなく、しっとりとしている。少し臭みが気になったけど、そもそも魚の味は天ぷらの方が分かりやすいのかも。

 
金目の煮付(1,400円)は絶品! しっかり味が染みているので、ご飯と一緒に食べたいところ。量は多くはないけど、この手のお店では2,500円くらいする店もあるから、良心的かもしれない。

 しっかり日本酒を飲んだので、お店を出ることにはフラフラ。中高年にはお奨めできるけど、若年層には予算の面で厳しいかも。
 評価は平均値で
★★★にしておきます。


 
百合ヶ丘の津軽は僕らにはなんの知らせもなく、突然閉店してしまった…。閉店のことをお客にはいえなかったのかもしれない。
 いつも『
お母さん』と呼んでいた、白髪が美しい、70才くらいの女将さんにはもう会えないのかな。そういえば、相方が新聞配達をしているのを見たことがあるといっていた。健康のためだといっていたらしいけど、お店の経営が芳しくなかったのかもしれない。
 それなら、行ってくれれば、もっと頻繁に行っていたのにね。と、相方と時々話すけど、今となってはあまり意味がないか。


4月23日(日)

 昨日とは違って、この日は朝から晴れて、風もこの時期にしては強くはない。

 気分が良いので、調子に乗って、鎌倉まで行ってみることにした。
 昼飯で入ったのは、国道134号沿いの
アールズハウス(R's House)。店構え的には、屋号より海鮮丼の文字の方が目立つ。窓には海鮮を使った、いろいろな料理の写真が貼りまくられている。
 きっと、海鮮丼に思い入れがあり、志が高いお店に違いないと、ずっと思っていた。でも、なんだか敷居が高く感じて、これまで入ったことはなかった。

 入店すると、赤ちゃんを看ながら料理を作る、若い女性に出迎えられる。彼女一人で切り盛りしているようだ。1階にも席はあるけど、2階席を奨められたので、行ってみると、席から
由比ガ浜海水浴場が見渡せる。

 入店前は、きっと人気があって、満席じゃないかと心配していたけど、他の客はほとんどいない状況。お昼時だし、このロケーションなので、不思議なくらい。
 もちろん、
日替り海鮮丼(1,450円)を注文。


 海鮮丼が運ばれてきて、その理由がわかった。
 
具材のボリュームが圧倒的に少ない
 なのに、期待もしていないアジフライが付いてきた。これで、生シラスが付いていなかったら、怒り出す客もいるだろう。

 その生シラスは、臭みもなく、
美味い。おまけで付いてきたアジフライも美味いなあ。
 でも、海鮮丼として1番大切な、
宝石箱感が全くない。回転寿司の店で、480円くらいのミニ海鮮丼を注文したような感じ。
 
★★。店構えが泣いている。



 晩飯は、相方と愛甲石田駅からちょっと離れたところにある、
とんかつ とん吉に行ってみた。今回も駐車場は一杯で、クルマを停めても、席が満席なので、外で待つ。でも、店内の席数はあまり多くないのだけど、客が長居しないので、意外と回転が早い。

 今回のお目当ては、前回発見した、新メニューの
ソースかつ丼(1,000円)。店内の貼り紙によれば、『100gのロースかつにウスターソースをベースにりんごハチミツを加えたタレをかけたかつ丼』とのこと。カツのグラム数は少ないけど、テンションが上がる。
 相方は『
とん吉看板メニュー』のとん吉定食(1250円)。こちらは『ヒレ一口カツと海老フライの盛り合わせ』。

  

 美味い! ロースかつのボリュームは、やっぱりそれほどじゃないけど、カツ自体が美味いので満足できる。
 丼としては、ご飯の上に、刻んだキャベツを敷いて、その上にカツを載せ、ソースを掛けただけ。もし、ソースが特製でなければ、普通のロースかつ定食を注文しても、同じものが作れそう。

 そのソースは、テーブルに置いてあるものと比べると、色は黒くて、甘みが少ない。苦味を感じるので、八丁味噌も入っているのかも知れない。貼り紙に掛かれた内容とはかなり印象が異なる。

 相方がヒレかつを1個くれたので、食べてみたら、こちらも
美味い! 無茶苦茶柔らかくて、ヒレ特有の臭みもない。脂の少ないロースのようだ。
 
★★★★ の上位。カツの量は少ないけど、値段もお手ごろなので、仕方ないかな。場所柄、日産デイズ 住所: 厚木市愛甲279-1 電話: 046-247-8258


4月28日(金)

 水曜日の晩飯を
やよい軒で食べている時に、歯に被せていた冠が取れてしまった(呑み込んでしまった)…。翌日、いつも診てもらっている、中目黒の歯科医に連絡し、金曜日の予約をとった。

 治療が終わり、せっかくの平日の昼だし、昼飯は前々から気になっていた、奥沢にある
とんかつ ミカドに田園調布駅から歩いて向かった。
 まだまだ4月とはいえ、日差しはかなり強い。到着するころには汗ばんでいた。食べログでも高得点を獲得している店なので、店が近づくと、だんだん緊張感が高まる。

 鉄筋コンクリート造りのとんかつ店らしくない店構え。入り口部分は狭いけど、奥で広くなる造りになっている。
 店内は窓の面積が大きいこともあり、明るく、解放感がある。でも、それより、人懐こい感じでお客に対応する老夫婦の印象のためかもしれない。特に、ご主人は明るく、あまりとんかつ店ではみられないようなオープンな雰囲気。そのためか、年配の女性客も多い。
 そのためか、デートでも使えるくらいの清潔感があり、油臭さは全くない。

 
ロースカツ重(1,400円)がメニューに載っていたので、お願いした。ヒレカツ重(1,400円)もやっている。

  

 カツが小さいなあ…。
 肉もそんなに厚いわけではないし、火が通り過ぎて、パサパサになっている。

 味付けの方は上品で、しっかりしているので、ご飯が進む。ご飯、シジミの味噌汁、香の物も上質。

 それにしても、お客が絶え間なく入ってくる。どうやら、ご近所さんか、常連さんで、顔見知りのようだ。
 評価は
★★★。店の雰囲気などはとても良いので残念。カツの評価が低いので、仕方ないかな。
 クルマでいえば、日産リバティ。


4月29日(土)

 本厚木に
鎌倉野菜の和・フレンチ カドヤというお店ができた。これまで、ブラリと何度か予約なしで来てみたけど、いつも満席で入れなかった。

 この日は実は結婚記念日(良い肉の日)なので、4,000~9,800円で何種類かのコースがあるけど、6,000円の
本日のおすすめ牛肉コースで予約しておいた。一番高い9,800円は系列店のバーでのカクテル付だけど、こんなコースを喜ぶ客がいるのだろうか。なんだか、バブル臭がする。
 なんといっても、
店内が暗い。雰囲気はあるんだけど、写真が美味く撮れない。

 
お通しは鎌倉野菜をカットしたもの。でも、ある筋から入手した情報によると、鎌倉で育てられている野菜なんかほとんどなく、ほとんどが横浜市栄区などの横浜の近隣エリアで生産されているらしい。鎌倉野菜ではなく横浜野菜なのだ。
 インゲンがシャキシャキとした食感で、食べていると元気が出てくる。

 
前菜(写真)は穴子に黒米を添えた物。穴子は量は少ないけど、カリカリに仕上がっている。
 黒米というけど、おこげの様に調理されている。この店はナイフとフォークじゃなく、箸で食べるのだけど、黒米は食べ辛い…。米なのにな。
 赤ワインのソースはあっさりしている。

 グリーンピースの冷製
スープは濃厚。お腹に溜まりそう。でも、上質で美味い。臭みも少ない。この辺りはお店のクオリティを感じる。


 魚料理は赤イサキ。ふきのとうのフリットが添えられている。
 残念ながら、ボリュームが少ない。料理の味を確認するにはもう少し量が欲しいところ。
 イサキを口に運ぶと、磯の香りが鼻を抜けた。

 
本日のおすすめ牛肉料理。(写真)
 まずは
野菜が美味い! タケノコに火が入り、シャキシャキとした食感とともに、ほのかな甘みを感じる。
 肉はまあまあかな。これまで出された料理で、量的にも質的にもあまり期待していなかった。
 また、食べてみたいとは思わなかった。

 
デザートコーヒーをいただき、店を出た。ここまで芯を感じなかったフランス料理は初めて。食べた気がしない。
 でもまあ、こういう店が増えるということは、景気が少しずつ改善しているということかもしれない。

 お奨めはしないけど、フランス料理店は本厚木にはないので、
★★★★
 住所: 厚木市中町3-2-20  電話: 046-200-9044


5月2日(火)

 食べログで『
カツ丼』と全国区で検索すると、


 この前レポートした、淡路町のとんかつ やまいちが1位。そして、なんだか知れないけど、仙台のとんかつ かつせい2位で抽出される…。
 検索するタイミングによっては、4位くらいになったりすることもあるけど、上位でランキングされているのは間違いない。

 相方に聞いたら、松島は行ったことがないという。私も大学生の時に行って以来なので、このG.Wで行ってみることにした。
 
超、楽しみ!


 相方は出社日だけど休ませて、本厚木の自宅を7時に出発して、12時ちょうどにお店に到着。平日なので、渋滞がなかった。でも、高速代が9,500円で、ちょっとビックリした。
 店頭には行列ができている。さすが、高評価のお店。でも、ラーメン店と違って、回転が悪い。時間が経っても、進まないので、すこしイラつく。

 店内もいかにも
とんかつ店という雰囲気。そして、かなり薄暗い…。節電だったら、やり過ぎだと思う。そして、思っていたより狭いかな。
 私は
かつ重(800円)、相方も付き合ってくれて、ヒレかつ重(1,000円)を注文。

 思っていたより早く運ばれてきた。かつ重なので、カツが作り置きじゃないかと心配したけど、同じタイミングで入店して、
特ヒレかつ(単品 1,400円)を注文したお客の方が早く運ばれてきていたので、恐らく揚げ立てだろう。


 衣は煮込まれていて、少し愚図ついている。端っこでも、カリッとした食感はない。また、揚げたてなのか心配になる。肉は薄いけど、柔らかい。

 味付けは甘めだけど、濃く、ツユが少なめなので、あまり気にならない。

 ヒレも少しもらったけど、同じような印象。見た目も美味そうではない。というか、暗くてよくわからない。

 期待値が高過ぎたのだろう。でも、とんかつ定食もそれほど美味そうではなかった。
 いい方がきつくなるけど、このエリアではこの店はダントツに美味いのだろう。ただ、都内からわざわざ駆け付けるほどのレベルではないと思う。
 クルマでいえば、三菱スタリオン。

 まあ、価格も800円と安いので、
★★★★。住所: 仙台市青葉区北目町7-25 電話: 022-264-3878



   クルマを停めた、100円パーキングに戻る途中、
  行列ができる店を発見。
   お店の名前は
村上屋。和菓子屋だけど、暖簾を
  見ると、メインは
づんだ餅のようだ。
   入ってみたかったけど、カツ丼の食べたばかり
  だったので、未練を残しながらも入店を諦めた。







   
松島に移動。仁王丸に乗船し周遊。2階席にグレード
  アップしたので、1,500円+600円。
   正直、30年前に来た時とは、島々の印象がかなり異なる。
  でもまあ、このあたりについては細かいレポートは差し控え
  ます。
 
 






   この日の翌日は、仙台のホテルはどこもほぼ満室だった。
  そこで、出発の日を1日前出しにして、2日目の宿泊地を
  一の関にした。
   この日は平日なので、比較的選択肢があったけど、
  価格とアクセスを考えて、
ドーミーイン仙台アネックス
  予約した。1泊込々で16,990円。せこい朝食付き。
   部屋は広いけど、部屋からは隣のビルしか見えなかった。
  
★★★。観光にはお奨めじゃないな。





   晩飯は
牛タン。事前に調べておいたたん焼き 一隆
  向かう。
   相方が体調を崩していたので、文字通り、背中を押しながら
  なんとか7時に到着…。でも照明がついていない…。
 
   店頭で唖然としていたら、店主が出てこられた。なんでも、
  
ランチで売り切れで、夜の部の仕込みができないという…。






   体調の悪い相方を置いて、別の店にもいけないので、
  試しに、店主に近所に牛タンの美味い店がないか聞いて
  みたところ、『お店とはなんの付き合いもないけど』という
  前提で、そばにある
伊達の牛たん本舗を教えてくれた 
   あまり悩まないで、そして期待しないで入店。
   
牛たん定食は1,780円であったけど、せっかくなので、
  
極厚芯たん定食(2,150円)をとろろ(160円)付でお願い
  した。





   しっとりとした、ジャズが流れる店内。こんな店に来た
  かったわけじゃないけど、相方が体調を崩した中、煙が
  モクモクとたちこめる店より良かったかもしれない。
 
   ちょっと硬いところはあるけど、ボリュームは十二分。
  相方から、牛タンを少しもらったら、ご飯を大盛りにした
  のに足りなくなってしまった。
★★★





5月3日(祭)


   この日から、一般の会社ではG.W。平泉にある、
中尊寺
  に向かったけど、帰省ラッシュが始まっている。高速代が
  馬鹿らしいし、そんなに急いでいるわけでもないので、一般
  道を使うことに。
   予想よりも大幅に遅れてしまったけど、1時に平泉に到着。
  中尊寺の手前で発見した、
お食事処 松田に入店。看板
  にはとんかつ・ラーメンが書かれている。少しだけ期待。






   外観から想像していた通り、爺さん、婆さんで切り盛り
  しているので、味の方は期待できないな。
   私は
カツ丼(750円)が載っていたので注文。相方は
 
 みそラーメン(700円)をお願いした。
    ラーメンの方は、かなりあっさりしていて、
美味い!
  細い縮れ麺にスープが意外に合う。野菜スープのようだ。
  ニンニクを使っているようで、強い香りが食欲を刺激する。






   カツ丼はやっぱり、しっかり煮込まれている…。衣は
  グダグダ。火は通り過ぎて、肉が硬くなっている。
 
   味付けはあっさり…。なので、ご飯が進まない…。
 
   これ以上、細かいことを書いても意味がないと思うので、
  止めます。
★★






   
中尊寺には大学の2年の時に来て以来なので、30年
  以上たっているけど、
見所は金色堂ではないとその時も
  今回も感じた。
   金色堂に至る参道を歩いていると、強い日差しを遮って
  くれる
杉並木がとても気持ち良い
   運転などで疲れているはずだけど、この道を歩くと、癒され
  なんだか元気が出てくる。パワースポット?






   お参りも終わり、参道沿いにあるお店で、相方が楽しみ
  にしていたづんだ餅をいただいた。
 
   
あっま~い! こんなに甘いづんだ餅は初めて。さらに
  ボリュームも凄い! 1人で食べたら、食事になりそうな
  くらい。でも、この店は中尊寺にあるくらいだから、こちらが
  標準的なのかも知れない。






   この日のスケジュールは中尊寺だけ。
   このままホテルにチェックインするのも味気ないので、
  この時は謹慎中だった、
狩野 英孝の実家(神社)に
  お参りに行くことにした。
 
   国道4号を戻り、栗原市に入ったところで右折。かなり
  細くなった道を5キロくらい走ったところで鳥居を発見。






   この鳥居の先に
桜田山神社がある。
   正直、このような環境で育った子が、芸能界であの
  ような華やかな芸能界で活躍していたとは思えない。
  彼なりに精一杯に力をした成果なのだろう。
 
   狩野ちゃんの実家としたら立派だけど、神社として
  はひっそりとした佇まい。





 
   残念ながら、狩野ちゃんには会えなかった…。正直、
  会えるんじゃないかと少し期待していた自分が怖い。
 
   多摩川球場ではたまたまスーツ姿で訪れた、就任
  したばかりの長嶋監督に抱きついたことがあるし、
  ハワイではアグネス・ラムにサインをもらったという実績
  がある(プチ自慢) あと、ブレア首相家族にも。






   一関にあるホテルに向かう途中、昼飯が適当だった
  ので、腹が空いてきた。

   かなり早いけど、ホテルの周りにはお店がなかったので、
  暫く走ったところで見つけた
とんかつ てつ兵衛 金成店
  
に入ってみることにした。







   名前からしてチェーン店のようだけど、ネットで検索して
  みたら、3店舗くらいしか展開していないようだ。微妙…。
 
  かつ丼(税込 900円)と海老ヒレかつ(単品 1,150円)
  を注文。
   相方のヒレかつの衣はパサパサで、箸で上げると、パラ
  パラ落ちてくる。また、相方によれば、とても油臭かったと
  いっている。






   カツ丼のカツは完全に煮込まれている。衣にカリッと
  した食感は全くない。これだと、揚げたてなのか分から
  ないし、揚げ立てだということが、あまり意味を持たない。
 
   肉は値段の割に厚いし、柔らかい。ボリュームも十二分。
  味付けは甘めだけど、我慢できる範囲。
   
★★★。クルマでいえば、トヨタ カローラⅡ。






   
ベリーノホテル一関にチェックイン。この日は
  仙台のホテルがほぼ全て満室で、予約が取れ
  なかったので、一関に逃れてきた状況。
   宿泊料金に含まれていたためか、朝飯はかなり
  しょぼかった(サービス税など込々で15,500円)。
   上にも書いたけど、周辺にはなにもないので、
  要注意。 推奨はしないけど、悪くない。
★★★





5月4日(祭)

 この日は一度仙台に戻って、牛タンかカツ丼を食べるプランもあった。しかし、山形市の
山寺や、蔵王の御釜などがあることを知り、山形に向かうことにした。

 まずは、御釜に先に行ってみたけど、凄い渋滞。やはり、一関からだと不利だな。かなり粘ったけど、諦めて
退散。

 それではと、山寺に行くことにしたけど、ナビでチェックすると、1時間以上掛かる…。もう午後1時半になっている。そして、お寺の営業時間は4時まで。なのに、昼飯も食べていない…。明らかに準備不足。結局、この日はなんにもしないで帰路に着くことになった。
無念…。



   昼飯は高速に乗る前に発見した、
お食事処 まさる
   とんかつの幟に引き付けられて入店したけど、牛タン
  もやっている。私は
かつ丼(900円)、相方は牛たん定食
  (1,300円)を注文。
   この店でもカツ丼は人気があり、ミックスフライかカツ丼
  を注文する客が多い。そういえば、通りかかったとんかつ
  店のメニューを見ると、どこのお店でもカツ丼が載っていた。






   店内はジモピーで満席状態。カウンターの端っこの席
  に座ったら、目の前に電子レンジの裏側が置いてある。

   客席への小上がりのところに、飲み物用の冷蔵庫が
  置いてある。忙しい時には、客が勝手に飲み物を
  持っていたりするのかなと思って、よく見てみたら、
  冷蔵庫には扉がなく、中身は漫画本だった。






   カツ丼はドンブリが大きくて、ドカーン!と迫力がある。
  一方、ドンブリは浅めなので、ボリューム自体はそれ
  ほどでもない。
   肉は火が入り過ぎて、パサパサしているところがある。
  でも、全体的に弾力がある。
   衣はしっかり煮込まれている。
★★★。でも、この
  エリアだと、カツ丼の美味しい店になるのかな?






   牛タンもかなり硬かったようで、強靭な歯を持つ
  相方でもかなり残していた…。
 
   ということで、全く盛り上がることもなく、話題と
  なるようなイベントもなく、2泊3日の日程が終了
  してしまった…。今後はこのようなことにならない
  ように、注意します。





5月13日(土)

 食べログで東京のカツ丼でランキングを見てみると、常に上位にランキングしている店が渋谷にあるようだ。これまで行ったことがないので、中目黒の歯医者に行くついでに行ってみることにした。

 お店の名前は
瑞兆。暖簾に書いてある店名を記載するのであれば、ずいちょう
 宇田川町に向かう途中、パルコの前を通ったら、解体されていた…。バブルの時代の思い出がある私にとって、渋谷のパルコはバブルそのもので、大学生の時に何度か先輩に連れて行ってもらったことをまだ鮮明に覚えている。


 一つの時代が終わったことを実感した。松田優作の探偵物語の最終回を見ているような気がした。


 お店に到着。小さいビルの1階に入っている。
 お店の前には
行列ができている。席数が少ないためか、思ったよりも行列が進まない。
 この後に行く予定していた美容院の予約時間に間に合わなくなりそうだったので、お店を離れた。


 美容院が終わって、再度4時前に入店。この時間なのに、お客が途切れなくやってきて、ほぼ満席の状態。店内はカウンターー席が8席で、高級感はないけど、清潔感はある。
 メニューを見ると
かつ丼(1,000円)とビール(500円)しか載っていない。かつ丼をお願いした。
 ネットにも出ていたけど、店主と思われる女性は確かに若くて、美人だ。ハーフみたい。

  

 事前にネットで確認していたけど、私は置きカツと呼んでいる仕上がり。ほんのり甘いタレが掛かっているようだ。
 カツは大きくないし、肉も薄い。お椀は、味噌汁でもなく、豚汁でもなく、お吸い物。とても珍しい。全体的には上質で、細かいところまで神経が行き届いている。ご飯も美味い。

 でも、全く盛り上がることなく完食…。
★★★★の中位くらいかな。ドンブリとしてのスペース感は全く感じなかった。クルマでいえば、三菱 FTO(2代目)かな。
 お姉さんがキレイじゃなかったら、こんなに話題にはならなかっただろう。住所: 渋谷区宇田川町41-26 電話: 非公開


5月14日(日)

 神奈川のとんかつ店は全店制覇したと思っていたんだけど、相模原の相原に
とんかつ ひろまつというお店が開店していたようだ。
 家族の看病で、相方が水曜日から韓国に帰っているので、1人でクルマで相模原に向かった。

 ナビを使って走っていたけど、
ログハウスのお店が現れた時は、まさかとんかつ店とは思わなかった。いかにも清里や軽井沢の喫茶店風なのに、とんかつ店。とても珍しいと思う。
 念のために報告しますが、この店は、喫茶店がランチとかでとんかつをやっているのではなく、屋号にとんかつと書かれている、
正真正銘のとんかつ店。潔いというか、とんかつに対する思い入れを感じる。

 外から見ると、薄暗かったので、臨時休業かと思ったけど、営業していた。
 席に着き、メニューを見たら、カツ丼は載っていない…。念のために、ご主人に確認しようかと思ったけど、ちょっと怖そうだったので、
特製ロースかつ定食(1,440円)をお願いした。

 店内にはジャズが流れていたので、スピーカーを見てみると、手造りのようだ。こちらもマニアックな雰囲気がプンプンしている。他のお客が1組しかいないのが不思議なくらい。


 定食が運ばれてきた。ご飯の盛り方にも店主のこだわりを感じる。
 岩塩が置いてあったので、まずは塩でいただくことにした。しかし、肉が厚いためか、かなり掛けないと塩味を感じない。

 肉は少し筋を感じる。前歯で噛み切れない。また、肉質が水っぽいかな。
 ご飯、味噌汁、香の物は上品で文句ない。

 コメント的にはポジティブな感じはしないかもしれないけど、値段を考えたら、
大満足! だけど、5つ★までではないな。★★★★
 今度はヒレを食べに来よう。 サイト: http://hiromatsultd.blogspot.jp/
 
相模原だと思っていたら、町田市相原町だった!


5月20日(土)

 中目黒の歯医者が終わってから、四谷見附から少し歩いたところある
かつれつ たけだ に向かった。実はこの店はこれまで3回来たけど、3回とも行列に待ちきれずに、他店に向かったという履歴がある。逆三顧の礼だな。

 営業時間は11時半なのに、11時半過ぎにお店に到着したので、1番客かと思っていたら、すでに行列ができていた…。ということは、カウンター席だけの店内は満席。
 行列している間に注文するシステムみたいだ。メニューにはカツ丼が出ていないので、念のために店員に確認してみたけど、カツ丼はやっていないとのこと。なので、
特撰もちぶたロースカツ定食(1,380円)にしようかと思ったけど、期間限定のビーフカツレツ定食(1,600円)が美味そうだったので、こちらをお願いした。

 でも、なぜ牛肉の料理が期間限定なのかな? カキフライとかだったら分かるけど。
 平日だったら、午後1時からだという。なぜ? 手間が掛かるのだろうか?
 客が減る、暑い時期だけに供給しているのかな?


 断面を見ると、ピンク色。柔らかく、筋がない。
 一方、脂身の少ない赤身肉を使っているので、カルビ的なジューシーさはない。
 食べてみると、思っていたより脂っぽいので、カウンターに置いてあった、テキサス岩塩の粗塩でいただいてみるが、相性はイマイチ。

 期待値が高過ぎたのかな? このカツなら、サンドイッチの方が相性が良さそう。
 
★★★。店主ブログ: http://ameblo.jp/yotsuya-takeda/



 晩飯はカツ丼を食べに羽村にある、
とんかつ 吉膳(きちぜん)に独りで向かう。時間はたっぷりあったので、高速は使わないで、6時前にお店に到着。

 店構えは、
洋食 キッチンOO のような感じ。店内は田舎の定食屋という感じで、かなりお疲れの印象。油の臭いが浸みこんでいる感じがする。

 メニューを見ると、
黒豚ロースかつ定食が美味そうなので気になった。メンチカツもやっている。
 でも、
かつ重(980円)が載っていたので、こちらを注文。

  

 カツが玉子の上に載せてある。そのため、カツの上面にはカリカリ感が残っている。
 渋谷の人気店、
瑞兆より、こちらの方が美味い!

 カツは小さめ。でも、値段を考えたら、こんなものかな。
 ロースカツらしく、柔らかくって
ジューシー! 臭みもない。

 味付けは甘さ控えめで、少し塩っぱい。でも、全体的にまとまりが良いと思う。
 
★★★★。ペンネ(左隅)まで出すのはやり過ぎだと思う。住所: 羽村市小作台3-8-3 電話: 042-554-4350


5月21日(日)

 チャリで鎌倉に到着。昼飯をどこで食べるか悩む。
 逗子の
魚正めしやっちゃんはいつも行列だし、独りでイタリアンに行くのも寂しいな。

 国道134号で材木座海岸の前を走っていると、
海沿いのキコリ食堂 というお店が新しくオープンしたようだ。12時過ぎなのに、空いていたので、入ってみることにした。
 最近の海の家のような開放的で、お洒落な店内。もちろんテラス席もある。そのためか、子連れも多い。

 メニューには
照り焼きチキン定食などいろいろなランチメニューが載っている。皆美味そうだけど、海鮮丼ぶり(1,600円)があったので、こちらをお願いした。
 注文時には、店員から湘南シラスが不漁のために、別の産地の物を使っていると、いちいち断るところに好印象を覚えた。

 しかし、海鮮丼が運ばれてくるまで、ずいぶんと時間が掛かる。そんなに混んでもいないし、店員の数も結構いるのにな。結局、注文してから25分してから運ばれてきた。

  

 じみ~っ!
 キュウリと玉子焼きで、ご飯の上面の1/3の面積を占める。

 救いはご飯が美味しいということくらい。もしかしたら、ご飯待ちだったのかも知れない。
 あと、刻んだ大葉が入った豚汁は初めて飲んだけど、爽やかな印象。これは良い。

 お店の雰囲気がオープンで気持ち良いのと、値段が手頃なので、
★★
 まあ、観光地だしね。


5月27日(土)

 青梅市にある
焼肉・とんかつ つちやに行ってみたら、なんとお休み。
 不定休なので、仕方ないのかもしれないけど、かなり残念。

 そこで、代案として準備しておいた、
お食事処 幸泉に行ってみたら、営業していた。

 クルマを停めて、店内に入ると、
薄暗い…。
 7時過ぎなのに、お客が来なかったので、省エネ営業していたようだ。
 店内は郊外の定食屋という感じ。とんかつとラーメンがメインの店というのも意外と珍しい。年配の夫婦で切り盛りしているようだ。

 メニューを見ると、
かつ丼(780円)が載っていたので、注文した。
 油鍋に火が入っていないのではないかと心配していたけど、カツを揚げる音がしている。カツは揚げ立てかもしれない。
 食べログだと不定休だったけど、店に木曜日が定休日だという貼り紙がある。

  

 なんだか黄色いなあ。玉子を溶いてから、カツをとじたようなので、親子丼のような仕上がり。

 カツはしっかりと煮込まれているので、せっかくの揚げたてのカツだけど、カリッとした食感は残っていない。肉も火が通り過ぎて、硬くなってしまっている。

 値段を考えたら、ボリュームは充分。味噌汁はかなり美味い! 評価は
★★


5月28日(日)

 実は先週の日曜日にチャリに乗った後、急に怠くなり、その晩には体温が40度近くまで上がってしまった。結果、翌日の月曜は会社を休んでしまった…。

 この日も朝起きると、まだ扁桃腺が痛い。変な菌に感染してしまったのかな?

 体調は良くないけど、ハレナールを飲んでチャリに跨り外に出ると、南風がかなり強く吹いている。漕いでも、漕いでも、前に進まない。これじゃあ、遠出はできないな。

 茅ヶ崎の海岸線で体調の悪さもあって諦めて、普段走らないような路地を走っていたら、
蕎麦処 高砂というお店を発見した。
 喉が痛かったので、喉越しの良いものを食べたかった。そばでも食べて、無理しないで帰宅することにしよう。

 細い道沿いにあるので、地元民しか知らないだろう。店構えはなんだか派手だけど、店内は地方の定食屋という感じ。

  

 美味そうだ。
 そばは白くて、細めだけど、しっかりと腰がある。
 しかし、長いなあ…。ここまで長いと、食べづらい。でもまあ、期待を下回らないデキ。

 カツはしっかり煮込まれているので、揚げたてなのか分からない。肉がパサパサしているので、恐らく作り置きだろう。
 味付けは濃いめで、ツユダクではないので、ご飯が進む。

 そばもかつ丼も量が多い。
★★★


6月3日(土)

 歯の治療のために、中目黒の歯科医へ。
 治療が終わって、都立大学駅から1キロ先にある
とんかつお食事処 御代鶴に向かった。駅から歩くと結構な距離だけど、開店時間まで暫くあるので、歩いていくことにした。
 基本登り坂だけど、途中、いろいろなお店などがあるので、あっという間に到着。賑やかな駒沢通り沿いに、ひっそりとお店を構えていた。

 開店してすぐに入店したのに、店内に入るとほぼ
満席! 食べログで3.33と、高得点なのも納得の人気店。
 メニューを見ると、
かつ丼(950円)が載っている。もちろん、かつ丼を注文。こういう人気店で、手間が掛かるカツ丼をやっていると、とても嬉しくなる。
 開店して10分経ったら、まだ12時前なのに、カウンター席も満席になってしまった。凄い人気だな。ちなみに、隣の客が食べているカツカレーは美味そうだ。

  

 カツ丼が運ばれてきた。ボリュームは少ないけど、美味そうだ。
 カツを軽くとじているので、カリッとした食感が残っている。肉はそれほど厚くないけど、柔らかくてジューシー! ラードを使ているためか、カツの香りが堪らない。

 残念なのは、カツにかなり細く包丁が入っていること。食べやすいように気を遣ってくれているのかもしれないけど、ダイナミックさに欠ける。
 一方、ミニサラダが付いているのはありがたい。この価格帯でサラダ付きは珍しいくらい。

 
★★★★。値段が200円くらい高くなっても良いから、上かつ丼をやって欲しい。 住所: 目黒区東が丘1-18-6 電話: 03-3422-0046


6月6日(火)

 まだ相方が韓国なので、晩飯は独り。せっかくなので、2人では入らないようなお店に行ってみることにした。
 まずは、
カフェレストラン ボンに向かったけど、満席だった。そこで、前々から気になっていた、本厚木のバスセンターの奥に店を構えるラーメン・食事処 相楽に入店した。

 予想通り、店内も小奇麗とはいえない。でも、なんだか落ち着く。昭和の臭いがする。店の場所が良いのか、思ってたより店内にはお客がいる。
 初めてなので、
ラーメン(520円)と野菜いため(630円)を注文。野菜炒めを頼んだ際に、『お時間大丈夫ですか?』と聞かれた。値段も高めだし、注文があまり入らないのかな?

 しばらくして、ラーメンが運ばれてきた。
結構、美味そうだ…。


 美味い! 冗談のようだけど、美味い。期待値がかなり低かったからかな。
 スープはほんのりと甘みを感じる、柔らかい仕上がり。本丸亭のようなキレはないけど、まったりとしている。

 麺の種類を選べるので、細麺でお願いしたんだけど、食べてみたら中太麺。縮れが強く、スープののりが良い。
 と、いつものように、脇目もふらずに食べていたら、野菜炒めが運ばれてくる前に、食べ終わってしまった。

 野菜いためは
凄い量!
 味付けもしっかりしているので、定食で食べても、メインとして充分働いてくれそうだ。ジューシーな肉が結構入っている。これだと、生姜焼きも期待できそうだ。

 安いし、便利な場所だし、チェーン店でもないし…
★★★★。合格にして大丈夫かな…。
 住所: 厚木市中町1-2-4 電話: 046-222-1855
 ラーメンはやっぱり塩っぱいな。


6月9日(金)

 晩飯をどこで食べようかな…。相楽は火曜日に行ったし…。

 そういえば、イーオンの8階に中華料理店ができたことを思い出した。
 
中国料理 揚州厨房というのか。チェーン店のような店名だな。

 店内に入ると、客は私だけ…。緊張するし、少し心配になる。
 
五目あんかけ丼(750円)とやみつき焼餃子(420円)を注文。村上 龍を読んで、運ばれてくるのを待つ。静寂…。なんで、BGMすらないのだろうか。


 意外に美味そうだし、実際に食べても美味い!
 具材のバランスが良いので、なんだかカラフルだ。なんの不満はない!
 溶き玉子のスープもあっさりと仕上がっている。

 餃子は注文時に、ニンニク入りにするか聞かれたので、手作りかも知れない。あんは不思議な食感。具材は大きめに刻まれていて、シャキシャキとしている。また、皮はパリッと仕上がっている。これなら、何個でも食べられそうだ。
 普通に美味い。
★★★★。 住所: 厚木市中町1-5-10 厚木イオン8階 電話: 046-221-5633


6月10日(土)
 
 もちろん、早急に東京のとんかつ店も制覇したいけど、まだまだ時間が掛かりそう。
 なので、暫くはランキング上位のお店を攻めて、自分のテンションを保ちたいと思う。

 この日も中目黒の歯科医で治療を受けた後、『東京 カツ丼』で上位にリストアップされる
とんかつ・ビフテキ 大五に行ってみた。
 強い日差しを浴びながら、広尾駅から1.6キロを歩き続ける。以前はママチャリで良く通ったところなので、なんだか懐かしい。
 今回も到着したら開店間際なので、店頭でちょっと間を取っていたら、どんどんお客が入るので、慌てて入店。

 メニューを見ると、ランチメニューにカツ丼は載っていない。グランドメニューを見ると、
ロースかつ重(1,520円)が載っていたけど、こちらは単品。定食にしないとご飯が付かないというので、定食(2,060円)でお願いした。
 かつ重でご飯が付かないのだったら、カツ煮だな。確認のために『かつ重単品』を注文したいところ。

 店内は洋風の作りだけど、とんかつ店らしい雰囲気がある。店員が体育会系の若い男性が多いので、活気を感じる。また、窓が大きく取られているので、解放感を感じるけど、スペース的には意外と狭い。
 また、店内が混み合っているせいか、お弁当で持ち帰るお客も多い。

  

 インゲンが2本載っている。意外に珍しい…。
 人気店の2,000円のかつ重なので、かなり期待していたけど、肉はそれほど厚くないし、火が通り過ぎてパサパサ。
 揚げたてのカツも、煮込み過ぎて、作り置きでも良かったのではないかと思う。

 味付けもあっさりとしていて、ご飯に煮汁が掛かっていない印象。ツユダクも嫌だけど、タレが掛かっていないのも寂しい。
 
★★★



 一度帰宅した後、町田駅北側にある
とんかつ 松村に向かった。ナビのお蔭でお店を発見。
 しかし、営業しているべき時間帯なのに、暖簾が出ていない…。
 入口のところに貼り紙があるので、近づいてみてみると、『
しばらくの間 休みさせて頂きます。』と書いてあった…。

  

 残念だけど、これで、町田市はあと1店舗となった。



 なので、町田市では最後の店になった
ゴマとんかつ 竹むらに向かった。
 実は、先週も来たのだけれど、開店を待ちきれずに退散してしまった。この周辺にはコンビニくらいしかなく、とにかく時間を潰すことができない。周辺には100円パーキングがないというのもハードルになっている。

 ちなみにこのお店、町田に向かう方向からは左の写真のようにはっきりとお店を認識できるけど、反対(横浜)側から来ると、恐らく見逃すことが多いと思う。お店が横浜側を向いているのだ。中央の写真の不動産の看板の右側がお店になる。
 まるで、
だまし船のようだ。

 この日は開店まで周辺を散歩して、時間を潰した。しかし、開店の時間になっても、暖簾が上がらないので、お店の裏に回ったら、5分くらい遅れて女将さんが原チャリで到着。すぐお店を開けてくれたので、店内へ。

 店頭のメニューにはカツ丼が載っていなかったので、リスクの少ない
ロースかつ定食でも食べようかと思ったけど、店内のメニューを見たら、かつ丼(1,000円)が壁に貼られていた。
 まず美味いことはないだろうと思ったけど、これを避けて
町田市制覇もできないので、この日2杯目のカツ丼を注文した。

 店内は店頭と同じような雰囲気で、かなり狭苦しい。1人で切り盛りする女将さんが気さくな人なのが助かる。

    

 なんか美味そうだ。
 シジミの味噌汁が染みるなあ。

 カツはしっかりと煮込まれているけど、脂身の具合などで、揚げたてらしさは感じられる。
 肉は結構厚い。でも、残念なことに、筋張っているところがある。

 味付けはほんのり甘いけど、少しだけ濃いめなので、ご飯が進む。
 ご飯は炊き立てのためか、水っぽい。ボリュームはカツもご飯もかなり多い。
 合格にはできないけど、悪い店ではない。
★★★
 これで、
町田市も制覇です。


6月15日(木)

 特に行きたい店もないので、この前入った、イーオンの8階にある中国料理 揚州厨房にまた行ってみた。やっぱり、お客はいない…。と思っていたら、パラパラとお客が入ってきた。

 酢豚と炒飯が食べたかったのだけど、メニューを見たら、
酢豚セット(1,050円)がある…。安いんだけど、これだと炒飯が食べられない…。
 結局、値段は少し張るけど、
黒酢スブタ(1,100円)と五目チャーハン(750円)を注文。

 炒飯のボリュームが凄い! 2人で食べても、食べ切れないかもしれない。
 食感はふわりとしている。味付けもあっさりと軽く仕上がっている。他の料理と食べてもケンカしないと思うけど、逆に単品だと物足りないかも知れない。


 酢豚は美味いなあ…。想像していた通りの仕上がり。少し酸味が強いためか、物足りないと感じていた炒飯との相性がバッチリ。ちなみに、パイナップルは入っていない。

 この店は期待通りではなく、予想していた通りの料理を出す。
 でも、ユニークさがないので、
★★★


6月16日(金)

 会社で仕事をしていると、親戚の看病のためにソウルに帰っていた相方から朝連絡があり、早朝に亡くなられたので、明日、お通夜が営まれるとのこと。
 本当に、韓国の葬儀は慌ただしい。

 上司に断り、午後は半休にしてエア・チケットを購入しにいった。チケットはネットでも購入できるけど、念のためにHISの店舗に行ってみたら、ネットで出てこなかった(探せなかった)便を安く予約で来た。
 発券してもらった後は、また会社に戻って残務整理…。


6月17日(土)

 翌週の月曜日は有給休暇をいただくことにして、羽田を飛び立った。
 金浦空港で相方と1か月半振りに再会。ずっと、休みなく看病していたということもあり、少しやせて、やつれていた。
 式が行われるのは、入院していた病院の施設内に付属する葬儀場。親族には縁もゆかりもない場所なので、いつもと少し勝手が違うようで、叔母さん達の動きも少ない。

 韓国では、お通夜から、本葬の朝まで、食事は簡単なものが出される。毎回同じものなので、正直食欲が湧かない。食べ歩きが好きな私にとっては、せっかく海外に来ているのに、勿体ないという気がするけど、来た目的のことを考えると、文句をいうような状況ではない。


 昼過ぎに到着し、すぐに昼飯をいただいた。
 晩飯の時間になると、また同じものをいただくことになるのかと思っていたら、相方が外に食べに行こうといい出した。食欲がないからというけど、私に気を遣っているのは間違いないだろう。

 病院が大きかったので、周囲にはいくつか飲食店が営業していた。気分転換に少し散歩した後、相方がプルコギが食べたいというので、
冷麺・明洞カルグッスと昔ながらのブルゴギ 明洞ミョンオッ(麺亭)というお店に入った。
 外からは分からなかったけど、店内には結構お客が入っていた。


 プルコギはサンチュなどの野菜、チゲなどもついて1人前 21,000ウォン。注文は似人前から。これで足りるのか心配だったけど、運ばれてきてビックリ! ボールからお肉を取り出して、鍋の上にたっぷり置いても、まだ1回分がボールの中に残っていた。名実ともに2人分。値段が結構高いと思っていたけど、この量なら納得。


 味付けはさっぱりとしていて、ほんのり甘い。カツ丼のタレのような感じ。
 肉は柔らかく、簡単に噛み切れる。サンチュに巻いて食べるけど、サンチュの味が日本と韓国では全然違う。見た目は韓国のサンチュはサニーレタスに近い。
 場所がソウル市外から離れているので、なかなか訪れる機会はないと思うけど、悪い店ではないと思う。
 評価は
★★★+


 式場に帰り、下駄箱を見ると、なぜか高枝切りハサミが置いてある。
 献花の古くなったところを、したから切り取るためかと思っていたら、なんと…。

  

参列者の靴を揃えるマシンだった。見ていると、暇そうにしている男性陣がこのマシンを使って靴を揃えていた。もちろん、私もかってでた。

 韓国のお通夜は式場で雑魚寝。やっぱり、ちょっときついな。


6月18日(日)

 午前中に本葬を行った。義母の時のように、バスで数時間掛かる場所じゃなかったので、疲労も少ない。

 この日はホテルに泊まることに。近くに
美味い焼肉屋を発見したというので、コートヤード バイ マリオット ソウル タイムズ スクエアに宿泊した。マリオッ ト・ホテルのディフュージョン版だという。ツインで17,000円くらい。そばにショッピングモールがあり、とても便利。
 
★★★★

  

 無理にお願いして、昼過ぎにチェックインさせてもらった。荷物を置いてから、義理の姉とともに焼肉店へ。店名はDARAK BANG WHARO GUI(屋根裏部屋での炭火焼?という意味らしい)。なんといっても、24時間営業なので、ランチでいっても、深夜にいっても、早朝でも焼肉を食べられる。

 逆にいえば、ランチメニューなどない。メニューには
デジカルビ(13,000円)なども載っていたけど、牛のカルビ(13,000ウォン)を3人前注文。サンチュも付いてきて、お代わり自由。
 金網を炭が入った七輪の上に載せるのではなく、炭が入った大口径のテーブルに埋め込み式のコンロに、ワイヤーが張った網を載せている。七輪で焼く、炭火焼肉というより、室内でBBQを行っている感じ。


 美味い! 部位的にはアバラ骨の間の肉なので、見た目は細くて、微妙。だけど、脂身がほとんどなくて、柔らかくって、噛めば噛むほど肉の味がする。こりゃ、美味い! 日本では食べたことがない。

 日本の霜降り肉は、赤身に脂身が混ざっているので、焼き過ぎたりするとペラペラになったり、弾力がなかったりする。こちらは、たとえ焦げるくらい焼いても、充分な弾力性が残っている。

 日本では豚カルビやホルモンなども注文するのに、不思議なことに飽きることがない。粛々と食べ続け、2人前を追加。
 そうしたら、店長さんが
冷麺(6,000ウォン)を2人前サービスしてくれるという!
 その冷麺が無茶苦茶美味い! 麺は極細でヒスイ色。店長はお肉と一緒に食べると美味いというけど、その前に、それぞれが美味いのであまり気にしないで食べ続ける。 


 結局、注文したのは、焼肉5人前とビール1本。ランチにしては高額かもしれないけど、夜来ても同じ値段なんだから納得。 
 この店は
★★★★★ 実は翌朝、この店にまた来て、朝食として人気のカルビタン(参鶏湯のカルビ版)を食べる予定だったのだけど、私が体調を崩して来店できなかった…。



 その後は、ショッピング・センターでお土産を購入。
 晩飯は昼間の焼肉屋の右側にある、
中華料理 松竹荘に入った。店名が漢字で書いてあるので助かる。ランチタイムには長い行列ができていた店なので、期待は高まる。

 実は、行列は嫌だったので、6時頃来てみたら、店頭には行列はないものの、店内ではかなり長い行列ができていた。まだまだ昼の焼肉が消化されていなかったので、8時前までショッピングセンターで時間を潰して、再入店。

 店内はまだまだ満席。相方も義姉もあまりお腹が空いていないというので、
ジャジャン麺(2人前で11,000ウォン)、酢豚の小(12,000ウォン)、海鮮炒飯(8,000ウォン)、焼き餃子(5,000ウォン)を注文。
 注文してから5分もしないで、料理がドンドン運ばれてきた。

 期待のジャジャン麺は、具材を千切りにするものを注文したせいか、麺がかなり目立っている。
 味付けはほんのり甘くて、少し苦味がある。麺は中太ストレートで、腰などはない。冷麺のように長いので、食べ辛い。
 微妙なデキだけど、悪くない。もっと具材が入っていると、いうことがないのだけど。色味も改善されると思う。


 酢豚はあっさりしていて、ほんのり甘い。肉がちょっと硬いなあ。こちらはパイナップルが入っている。
 焼き餃子を注文したのだけど、揚げ餃子が運ばれてきた。相方に確認してもらったら、揚げ餃子のことを焼き餃子と呼んでいるらしい。
 お店の手作りだというけど、なんだかイマイチ。デパートの惣菜コーナーで買ったような仕上がり。

 
海鮮炒飯は美味い! ご飯はパラパラなのにしっとりしてる。ジャジャン麺のタレが付いてくるので、味に変化を付けながら食べられるのは、日本にはあまりない。ただ、海鮮の具材の臭いが気になった。

 私は結構満足したのだけど、相方はお店が汚かったと、評価は低い。
★★★ にします。


 グーグル・マップで『
ソウル タイムズスクエア』で検索し、北側に回転したら、上記2店が映っていました。ホテルとショッピングセンターからのアクセスは最高です。





6月19日(月)

 前日に食べ過ぎたためか、昨晩から調子が悪い…。
 飛行機の時間まではまだあるので、予定していたカルビタンはやめて、相方が何度か通院したという病院に行ってみることにした。


 連れて行ってもらったのはサムソン・ホームプラスにある家庭医学科。メインの医師がいなかったために、相方もいつもと勝手が違い不満そう。でも、解熱の注射や点滴を打ってもらって診療終了。もちろん、日本語は通じないので、相方がいてくれて助かった。

 北朝鮮のことがあったので、念のために保険に入っていたため、費用は心配していなかったけど、診断書を書いてもらっても、請求金額は61,100ウォン(約6,000円)だった。
 日本だったら、診断書を書いてもらうだけで5,000円位するのに、やっぱり韓国は生活コストが安いと実感しました。スタバは高いけどね。


6月24日(土)

 髪を切りに都心に行くことにした。
 昼飯は新宿駅そば、西新宿にある
トンカツの店 豚珍館に行ってみることにした。
 以前、行ってみたことはあるんだけど、凄い行列で入店を諦めたことがある。この日は営業開始が11時なので、早めに行ってみたけど、ちょっと迷って
11:07に到着。ところが、店内はすでに満席で、店頭に行列ができていた。

 1人だったので、あまり待たずに席に通してもらってけど、11時開店直後に満席になる店なんて聞いたことがない。凄いというか、凄まじい人気だ。
 しかも、
男性客ばかり…。銭湯のように、狭いスペースを譲り合う。

 カツ丼はやっていないので、
ロースかつ(上)定食をお願いした。1,100円。


 あっという間に(11:14)運ばれてきた。1,100円とは思えないボリューム!
 早速カツを頬張ると、脂身は少なく、軽い。衣はかなり薄い。比率的には、ほとんど豚肉。

 反面、
サクッという食感がない…。また、揚げ立てなのに、衣が立っていない。
 まさか2度揚げしているとは思えないけど、こんなに厚い肉が、これだけ早く出されるの だから、可能性はあるかな。
 ご飯も豚汁も美味い。

 11:20にはお客が帰り始めて、2回転目に入る。いったい、1日に何回お客が開店するのだろうか。
 11:30に店を出た。なんだかバタバタした昼食だった。でも、早い&安いは間違いない。
 
★★★★。サイト: http://osietesite.com/gourmet/tokyo/wasyoku/tonkatu/tonchinkan



 晩飯は、相方かソウルから帰ってきたこともあり、本厚木駅からちょっと離れたところにできた
ストウブビストロ はるひごはんに行ってみることにした。場所はラオシャン厚木店の手前といえば、ラーメン通には分かってもらえるかな。(幸町1-14)

 1階はカウンター席とキッチン。2階は上がらなかったけど、テーブル席だと思う。2階は賑やかそうだったので、カウンター席に座った。

 メニューを見ると、あまり料理の数は多くないけど、それぞれにこだわりがあるようだ。
 
お通しは500円だけど、マリネ風の海鮮サラダが出された。量は少ないけど、スターターとしては悪くない。
 
カルパッチョ(1,380円)はイナダを使っているという。オリーブオイルと塩バジルソースパクチーソースの3種類の味付けから選べるが、オリーブオイルのあっさり仕上げでお願いした
 まず、そのカラフルな仕上がりに感激。イナダは水っぽさはなく、獲れたてらしい弾力がある。プチトマトが信じられない位フルーティーで、トマト単品で食べても美味しいけど、しっかりした味のあるイナダと食べると複雑に融合して、深みのある別次元の料理となる。値段は高めだけど、質・量とも納得ができる。


 パクチーサラダ(880円)が載っていたので、注文したら、売り切れてしまったとのこと。なので代わりに厚木野菜サラダ(680円)をお願いした。
 ドレッシングは
人参ドレッシング自家製豆乳マヨから選べる。相方は豆乳が苦手なので、人参ドレッシングでお願いした。そのドレッシングのお蔭か、かなりカラフルなサラダが運ばれてきたけど、ドレッシングが主張し過ぎて、野菜の味があまり分からない。草食動物のように、大きめに切られた野菜を黙々と食べた。ボリュームは充分。

 
アクアパッツァ(メニューには2,300円だけど、レシートは2,000円 小振りだったからかな)はイサキ。ストウブで調理されたためか、味がしみ込んでいて、こちらも味わい深い。まるで、フランス南部のレストランにでも来たようだ。香りも堪らない。
 残ったスープでリゾットを作ってくれる。運ばれてくるまで時間が掛かるけど、シメとしてはあっさりとして悪くない。

 いつもは居酒屋で5品以上頼むので、注文した時はなんだか物足りないように感じていた。でも、食べ終わってみると、店の雰囲気もあり、なんだかこういうのもありだなと思った。自分がこういう空間に慣れていないだけだと思う。次回は白ワインでも飲みながら、ゆっくりと料理を味わいたい。
 
★★★★。サイト: http://haruhigohan.com/


6月25日(日)

 飲み友達に柴又の
川魚料理 川千家 でうなぎをコースで頂かないかと誘われた。
 ずっと前に飲み会でお店の人と知り合いになったのだけど、なかなか柴又まで行く機会というか、気力がなくて、一度も行けないままだったので、参加することにした。

 遠くから馳せ参じるわけだけど、会席料理に遅れるわけにはいかないので、約束の時間よりかなり早くに到着。雨が降っていたけど、柴又プチ観光をして時間を潰す。
 帝釈天は想像以上に趣があるけど、長い時間掛けて観光するような場所じゃないし、雨のためか、矢切の渡しは営業していない…。

 ちなみに、寅さんの銅像が柴田駅の前に建っていたけど、ちょっとしょぼく見えてしまった…。実際の渥美清さんは、とっても凛としていて、オーラに溢れていました。叔父さんの告別式に参列していただいたときに拝見したので、お話もできませんでしたが、スーツ姿でパリッとしていました。さすが、スターは違うと、家族でうなずき合ったことを覚えています。


 プチ観光しても時間が余っていて、小腹が空いてきた。会席料理といっても、最初のうちはがっつく様な物は出てこないと思い、駅のそば屋で冷たいそばをいただいた。(わざわざレポートすべき味でもなかったので、写真等は割愛します。)

 なんとか待ち合わせの時間になったので店内へ。なんと大広間を用意していてくれた。でも、少人数なので、少し落ち着かない。


 ほとんどの参加者が初対面だったので、写真撮影やメモ取りは控えめにした。なので、最初のうちに運ばれてきた料理については報告できない状況。
 でも、写真の
うなぎ あらいを食べるのは初めてかも。コリコリとした食感。臭みもない。思わず、写真撮影が始まってしまった。ウナギ通の参加者によれば、これだけ臭みのないあらいは初めてだといっていた。勉強になります。

 
う巻きは、ウナギとタレの自然な甘み、旨味がふっくらとした玉子と交わり、無茶苦茶美味い! また、老若男女、誰でも気に入ると思う。泣いている子供も、これを食べたら、泣き止むはず。

 
白焼きが運ばれてきた。出てきてすぐに食べなかったためか、少し脂が落ちて、硬くなっている。
 シメはうな重と聞いていたけど、すこし心配になってきた。(写真は2人分)


 うな重はお重のフタを取った瞬間に、その心配が杞憂に過ぎないことがわかる。
 まず、見た目が
綺麗。焦げ目などなく、とても上品に仕上がっている。

 うなぎは柔らかく、臭みは全くない。皮も全然主張しない。全体的にふっくら、しっとりとしている。
 タレもどちらかというと甘めだけど、しつこさはない。といって、物足りなさも感じない。食べる前に想像したのと同じ印象。

 山椒などは掛けずに、あっという間に完食! 久し振りに
美味いうな重を食べた。
 
★★★★★。とても上品、そして上質。 サイト: http://www.kawachiya.biz/



 うな重完食後に、浅草の
うなぎ 小柳がお店とともに、味も変わってしまったという話をその知人に持ち掛けた。
 すると、とても驚いたことに、ウナギ職人を派遣する団体があり、ここ川千家も派遣を受けているという。これは
とてつもない驚き!

 『
創業以来、ウナギのタレを守ってきた』という話をよく聞くが、かなりのうなぎ店で、うなぎ職人を抱えるのではなく、派遣で職人を受け入れた後、お店の方針などの打ち合わせを行うという。ある意味、プロというか、職人の世界だけど、いままで自分が抱いてきたイメージと全然違う。

 ということで、あくまでも推測だけど、『小柳は大将がご隠居された後、後継ぎがお店を建て替え、職人を組合から招聘。これまでトロトロになるまで蒸していたウナギを、身が崩れてしまうこともあり、他店並でやめることにした。』といったところかな。
 小柳の女将さんがちょっと怖いので確認できないけどね。


6月29日(木)

 久し振りに、横浜の出田町まで出張で行くことに。インドネシアで金属加工部品を輸入するためには、輸出港で事前に監査が必要になったらしい 。

 なんだかよく分からないけど、午後にアポを取ったために、昼飯は後輩を引き連れて、横浜中華街の
広州名菜 聚英に久し振りにいってみた。
 お目当ては、
海鮮そば(1,050円)だけど、量も少ないし、聚英特製しゅうまい(400円)と焼きぎょうざ(650円)も注文。

 焼売は下味が付いているということなので、醤油などは付けずに、そのまま頂いた。それでも、具材の本来の味とともに口の中に広がって、むしろ味が濃いと感じた。単品としては満足。


 でも、その後に海鮮そばをいただいたためか、なんだかあっさりしていて、物足りない…。焼売の味付けに舌が慣れてしまったようだ。本来は金華ハムなどの素材の味が表に出てくるはずなんだけど、今回は全く確認ができない。
 いつもは女将さんが『
具材にはお金を掛けているよ、採算が合わないんだよ。』なんてことを挟んでくるんだけど、この日はなし、もしかしたら、具材をケチっているのかも知れない。

 餃子も、中華街らしい、バラバラの盛り付け。 こんなもんかなというデキ。
 これまでかなり高い評価をこの店にはしてきていたけど、この日は
★★★に引き下げ。このままでは知人に推奨できない。


 その後は、出田町に移動。バナナ1号上屋の煙突は確認できたけど、2号は確認できなかった。
 2号は取り壊してしまったのか、それとも角度的に確認できなかっただけなのか…。


6月30日(金)

 相方が飲み会だという。普段、2人では入れない店に行くことにしたけど、結局向かったのは、本厚木のバスセンターそばにある
喰い処 ラーメン 相楽。前回、意外にも高評価だったので、調子に乗ってもう一度試してみることにした。

 前回はラーメンと野菜炒めを確認したので、今回は
豚生姜焼定食(850円)とぎょうざ(1個80円)をニンニク入りで3個お願いした。


 生姜焼きは味付けも含めて、まるで焼肉定食のような仕上がり。
 豚肉は柔らかくて、
ジューシー。味付けは濃いめだけど、その分ご飯が進む。キャベツがたっぷりなのはありがたい。

 餃子は確かに大きい。かぶりつくと、口の中に肉汁が溢れる。具沢山で、皮はしっとりしている。具材がざっくり切られているのは自分の好み。ただ、カロリーが多そうだ。

 前回に引き続き。今回も好印象。でも、ご飯が不味いのは残念。やっぱり、この店はラーメン店?
 
★★★


2017年第2四半期月のレポートは以上です。

仙台・松島はイマイチですみませんでした。

ソウルの24時間営業の焼肉屋は機会があれば
試してみてください。


< To Be Continued >

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