ATSUGI BASE 2017年1月~3月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
謹賀新年
今年も初詣は鎌倉の鶴岡八幡宮に行ってきました。
昨年レポートした通り、元旦でも夜になればガラガラ
なので、今年は少し早めにクルマで行ってみました。
すると交通規制で、夕方5時まで、かなり離れた場所
で進入禁止。朝比奈方面だったら、十二所のそば処
ちくあんそばの明石橋の交差点から市街地方面には
入れない…。海側にも行ってみたけど、同じように規制
されていたので、規制が終わるまで車内で待つこと
にした。
5時になって規制はなくなり、少し渋滞したけど、無事
到着。八幡宮のすぐ隣にある駐車場に停められた。
参道に出ると、短いけれど、行列が出来ていた。
やはり、元旦にクルマで初詣に行くのであれば、夜に
なってからが良いと思います。
1月4日(水)
相方は出社なので、寒いけど、チャリに乗ることにした。
とりあえず南に向かうけど、南風が強く、脚をかなり使ってしまった。
そこで、江の島で海鮮丼を食べることにした。
江の島に到着。平日なのに、思っていたより人手が多い。
いつも人気のとびっちょにでも行こうかと思ったけど、やはり長い行列ができていたので諦めて、その先にある湘南海鮮 座々丸に入ることにした。年末に入った、島童子のお隣。
店頭のメニューを見ると、海鮮丼が2種類あって、店員さんに聞いてみたら、普通の海鮮丼(1,630円)は9品載っているんだけど、高い方の特盛!海鮮丼(1,930円)は13品載っているらしい。写真がお隣の店の物と似ているなあ。
でもまあ、仲の良いご近所さんが、同じような名前のメニューを出すのも良くある話だし、気にしないで店内へ。
あれれれ~っ! 仕上がりまで同じだ! イカの切り方や、とびっこの盛り方もそっくり。
と思って、店員が着ているTシャツを見たら、座々丸とともに、島童子の名前が印刷されている! 具材で唯一違うのが、こちらは生シラスが載っていないのだけど、1月から禁漁になったためのようだ。
なので、島童子と同じ ★★★+。でも、生シラスが載っていないのなら、本厚木や渋谷で食べた方が安くて、むしろ美味いのではないかと思う。
1月5日(木)
この日はカツ丼。今年も東京制覇に向けて、地味に攻め続けます。
もちろん、クルマで向かったのは、八王子にある創作キッチン 司。場所は八王子の北の外れなので、なんだか景色が懐かしい。八王子に3年、日野に7年住んでいたからね。
あっ!荻窪亭だ! 移転する前はよく通ったものだ。まだ営業しているんだな。一方、ラブラブやラブ君は閉店してしまったようだ。
ちょっと迷って、司に到着。写真は載せていないけど、お店の反対側は新幹線のような窓が並んでいる。店内は普通の定食屋。
メニューの種類は少ないけど、ロースのもち豚かつ丼(680円)が載っていたので、お願いした。安いなあ…。
奥まった住宅地にあるのに、店内はほぼ満席。どうやら、ほとんどのお客がご近所さんか、常連のようだ。
味噌汁が美味い!
それではカツ丼をいただく。
塩っぱい…。そしてツユダク。ご飯が茶色になっていて、白いところがない。
衣の食感から、揚げ立てではないだろう。
肉は火が通り過ぎていてパサパサ。でも、脂身はさっと溶けてなくなる。カツ丼が2度揚げだったら、とんかつ定食のカツも2度揚げで出しているのだろうか。
★★。血圧が上がりそうだ。
1月8日(日)
この日は相方と一緒に八王子にある とんかつ割烹 藤 に向かう。
ネットの情報では駐車場があるらしいが、場所がちょっと離れたマンションの裏なので、分かりづらい。時間貸しの駐車場がそばにあったので、利用した。
店構えからして、店内の雰囲気を想像できる。やはり、昭和の時代のとんかつ店。または、場末の観光地のそば屋のような雰囲気。
メニューを見ると、まだお正月メニューで、かつ丼は載っていない。
相方はヒレ一口カツ定食(990円)。私はロースかつ定食が3種類あるけど、真ん中の松 (1,350円)をお願いした。
老夫婦と娘さんで切り盛りしているのかな。かなりくたびれた感じのとんかつ店なのに、ほぼ満員で、カウンター席の端っこしか空いていないのが意外。
北島三郎のファンのようで、サインやら、大漁旗など、店内中に貼りめぐらされている。
ドデーン! ボリュームがかなり多い。
ロースはジューシーで柔らかい。弾力性もあり、美味い!
なんといっても、衣が薄くて、パリパリとした食感なのは特徴的。最初のうちは、テーブルに置かれた普通の食塩で食べたけど、肉の味が表に出てきて塩でも美味い。
ヒレの量も多く、相方がかなりの量をくれたので、充分に味を確認できた。
私はヒレ特有の肉臭さが好きではないのだけど、臭みはなく、もちろん柔らかい。食感・味ともロースに近いと感じた。脂身は少ないようなので、ロースとヒレの良い処取りという感じ。
会計して出て行った80才くらいのお婆ちゃんが『美味しかった!』といって出て行ったのも分かる。
ご飯や味噌汁は普通のでき。
★★★★+。失礼ないい方ですけど、この店も早めに行った方が良いと思います。
住所: 八王子市暁町1-2-12 電話: 042-623-5269
1月14日(土)
横浜の長津田に行く用があったので、相方の了解を得て、とんかつ 勝善に寄ってみた。
かつカレー(900円)を注文してけど、壁にみそかつ丼(1,000円)の貼り紙があったので、注文を変更してもらった。相方はメンチカツ定食(1,000円)をお願いした。
この日もお昼時なのに、お客はあまりいない。ランチの時はコーヒーがセルフだけど付いてくる。とすると、平日の昼の営業がメインなのかな。
みそかつ丼にはナス、玉ネギ、ピーマンがトッピングされている。みそかつ丼というより、イタリアンという感じの仕上がり。
カツはロースだけど、かなり薄い。ボリューム的には物足りない。また、カツの両側は味噌ベースのソースが掛かっていないので、卓上のとんかつソースを掛けて食べた。
相方のメンチは小さいなあ…。中は合挽き肉を固めただけという感じ。味的にはまあまあかな。
ご飯が美味しいのが、せめてもの救い。★★★。今回は外れだね。
クルマで行くと、市街地から外れたところにお店があるように感じるけど、地図で見ると、十日市場の駅から意外と近いようです。
1月15日(日)
これまでも、逗子市小坪にある海鮮系のお店には凄い量のお客が押し掛けていて、週末ともなれば、ゆうき食堂やめしやっちゃんなどは長蛇の列ができていた。しかし、最近はチャリ系のアニメ、ロングライダースの影響か、これまで以上にお客が来ていて、異様なくらいに賑わっている。
ということで、まさにそのエリアにある 和食 魚佐次 は入ったことがなかったけど、店頭にかなりの台数のロードバイクが停まっていたこともあり気になっていた。
暖かくなったら、また長蛇の列ができると思い、いつものよりもさらに寒い日に相方と行ってみた。
店内は思っていたよりも賑わっていたけど、チャリで来ている客が少ないためか、待たずに席に着くことができた。
メニューを見ると、残念ながら海鮮丼は載っていない…。なので、2人ともさしみ定食(税込 1,400円)にアジフライ(1枚 330円)を追加。
マグロが凄い! 厚みや大きさが半端じゃない! 一方のカンパチは甘い!
海鮮丼じゃないので、味の広がりがないけど、充分に食べ応えがある。
アジフライは当たり前かもしれないけど、サクサクの食感で、臭みもない。
充分美味い店なのに、周囲にゆうき食堂などのライバル店が多いので、可哀想な気もする。
★★★★。帰り際にゆうき食堂を見てみたら、お客がいなかった…。信じられない! 住所: 逗子市小坪4-2-7 電話: 0467-25-5086
晩飯は本厚木のアジアンキッチン ルークチンに行ってみることにした。
相模川に掛かる2つの橋を走り去るクルマの規則的な光の動きに、時々橋を渡っていく小田急線。対岸には高速をトラックが走り去っていく。ロケーションとしては悪くないけど、駅から遠いのは難点。
店頭のメニューの値段が上から新しい値段に貼り換えられている。恐らく、値上げしたと思われる。
ヨーチューン(揚げ春巻き 税抜 1本250円)は不思議な仕上がり。
玉子でとじているためか、フワフワの食感。
ヤムウンセン(900円)は美味いなあ。そんなに辛くない。パクチーが絡むと最高の味わい。
フォー(850円)は最初物足りなかったけど、砂糖とか、テーブルに置いてある調味料を加えたら、美味くなった。段々、汗が出てきた。
ゲーンキョーワーン(グリーンカレー 900円)もあっさりしているけど、美味い! 具材はナスと、チキン、タケノコかな。一方、ご飯がパサパサなのは残念。
★★★+。このエリアとしては美味いけど、都内のお店のレベルではない。
1月20日(金)
伊勢原にあるファミレスで相方と晩飯を食べていると、ちょっと離れた席で30代の夫婦と思われる男女が結構な大声でもめていた。声のボリュームは大きいのだけど、もめている理由が分からない。
すると、奥さんの声が一瞬大きくなり、その揉め事の内容が分かった。
『なんで、私を自転車に乗せたがるの!?』
…恐らく、ご主人は年末に出たボーナスで、奥さんにチャリを買ってあげたかったのだろう…。そして、奥さんはその申し出に興味を全く示さず、『買ってあげる!』、『いらない!』でもめていたのではないかと思われる。
うちも全く同じ理由でもめたことがあるので、恥ずかしいような、ご主人を応援したいような、複雑な心境になった。似たようなご家庭はきっとたくさんあるんだろうなと思いながら、サラダバーにお代わりに向かった。
1月21日(土)
2人ともなんだか疲れていて、久し振りに昼近くまで寝てしまった。
この時間からだと、八王子のとんかつ店に向かっても昼の営業時間に間に合わない。そこで、相模原の上溝にある、シュバイン ハーベンに行ってみた。高座豚手造りハムのお店。
メニューを見たら、やっぱりとんかつが載っている。そこで私は、ロースカツセット(1,300円)を注文。相方は日替りランチセット(980円)をお願いした。この日の日替りのメインは肩ロースのソテー。相方もしっかり豚料理ということになる。
この値段で美味しかったら、お店もきれいだし最高だな。
ロースカツが運ばれてきた。こんなに色鮮やかなロースカツは初めてかも。ソースとカツの間に立っているのはニンジン。甘くて、柔らかいので、ニンジン嫌いの子供でも食べられそうだ。
カツはほんのりと甘い香りがする。
カツのボリュームは充分。肉が少しパサパサしているのが残念。火が通り過ぎだな。
ライスが平皿なので、箸で食べるか、フォークで食べるか悩む。
相方のソテーも柔らかいし、ソースも美味い。シャスールソースというのか。シャスールというのはフランス語で、猟師、狩人という意味。作り方を簡単にいうと、エシャレットとシャンピニオンを炒めた後、白ワインを加えて、フォンドボー(またはドミグラス)を入れるようだ。結構手が込んでいるなあ。
これで、サラダ・スープ・コーヒー付きで980円! 郊外で駅から離れているけど、料理としては文句のつけようがない。
一方、とんかつの量に対して、ご飯の量が少ない。平皿なので、『お代わり!』とお願いするような雰囲気でもない。結局、相方にパンをちょっともらった上、大量に盛られたキャベツで腹を満たした。
ロースカツの方は指摘したい項目はあるけど、お店としては★★★★+。
住所:相模原市中央区弥栄1-2-18 電話: 042-707-4040
1月22日(日)
髪を切りに神谷町に向かう途中でとんかつ店に寄っていくことにした。
向かったのは、目黒駅そばの有名店、とんき。これまで行ったことがなかったのは、カツ丼をやっていないため。でも、東京制覇のためには避けて通るわけにはいかない。
でも、営業していない…。事前に調べていて、日曜日は営業しているはずなのに…と思って、ネットで調べたら、営業は夜しかしていないようだ。
そこで、慌てて周辺のとんかつ店を調べたところ、不動前駅そばにとんかつ 八千代というお店があるようだ。目黒駅からでも歩いていけそうなので、きつい下り坂を降りて行った。
ちょっと迷ったけど、なんとかお店に到着。
あまりお客が入るようには見えないけど、店内に入るとほぼ満席でビックリ! カウンター席を1席空けてもらって、席に着く。すぐ後から来たお客は、入れなかった。
店内にはラードの甘い香りが漂う。
店頭のメニューで確認した、かつ丼(850円)を注文。
客層を見ていると、若年層のカップルが多いのが意外。日曜日はとんかつデートなのかな?
しばらくして運ばれてきた。美味そうだ。
カツはしっかりと煮込まれている。味付けは濃くて、甘めだけど、あまり気にならない。
肉は薄いわけじゃないけど、柔らかくって、何回か噛んでいるうちになくなってしまう。
ご飯が美味しかったので、一気に食べてしまった。
なかなか良い雰囲気のお店だけど、お奨めとするレベルではない。
★★★+。でも、近所に住んでいたら、常連になってしまうかも。
1月28日(土)
先週末、朝起きて、旅サラダを見ていたら、御殿場のフルーツゼリー専門店 フルフールというお店が紹介されていた。
この日は特にやることもなかったので、御殿場のアウトレットとのセットで行ってみることにした。
お昼前に到着。意外とこじんまりとした店構え。良かった、売り切れていない。
でも、ひっきりなしにお客が来るので、ゆっくりと何にするかを選んでいる精神的な余裕はない。もちろん、アウトレットで買い物した後じゃあ、売り切れていることだろう。
平均的な値段は500円くらいだろうか。熟考の結果、相方は一番高い白いちごの生フルーツゼリー(税抜 800円)、私は一番美味そうなキウイの生フルーツゼリー(290円)にした。価格的には倍以上違う。
う~~~ん! キウイは芋臭いというか、臭みがあって、全然美味くない! 値段が安いのも納得。一方の白イチゴも美味いけど、逆に普通過ぎて驚きがない。
ゼリー自体は軽くて、臭みがない。良くも悪くも果実の味が表に出てくる。そもそも、生ゼリーってなに? 具材を食べている時は、果物を生で食べているのとあまり変わらない。ゼリーがあまり主張しない以上:
① 生で食べるより賞味期限が長くなる。満腹感が増すのでダイエット効果がある。果実で買って帰るよりお手軽。(性能の改善)
② 生で食べるよりボリューム感が増すので、安く食べられる。(コストの削減)
③ セリーとして食べた方が美味い。またはゼリー専門店は目新しい。御殿場のお土産。(商品力向上)
なんてことを考えていたら、あっという間に完食していた。
この値段でこの味なら、また来て違う商品も試してみたい。フルーツとセリーだけに体にも良さそうだ。全品制覇!?
この店の強みは、果物の生ゼリーが嫌いな人はほとんどいないと思われるところ。例えば、私はリンゴが嫌いだけど、それ以外の果実なら食べられる。例えば生のメロンには手を出さないけど、ゼリーだったら食べたくなる。爽やかな食感も強みだと思う。
★★★★+。サイト: http://frufull.com/
1月29日(日)
天気が良いので、チャリに跨り、江ノ島方面に向かう。
この日の最高気温は、昨日と同じ13度まで上がるという。日差しが気持ち良い。また、風がないので、踏んだだけ進む。
不思議とチャリダーの数が少ないので、抜かれることがなかったのも気分が良かった理由かもしれない。もちろん、抜くこともなかったけど…。
江の島の中にある店は、なんだか好きになれない。正直、観光地だけあって、割高だと思う。
そこで、江の島入口の交差点から、モノレールの駅に向かう路地に入ってみた。通りの名前がスパナ通り?と思ったら、スバナ通りだった。
通りの真ん中くらいにある、忠兵衛という海鮮のお店に入ってみた。海鮮丼(税込 1,850円)を注文。
店内はほぼ満席。客層は子連れか、男性1人客。
味噌汁が美味いなあ…。具とかは普通なんだけどな。仕込みで出てきたアラとかを出汁に使っているのかも。
禁漁の時期だけあって、シラスは生ではない。マグロ、ホタテ、ハマチ、サバ、イカ、タコ、ウニなどいろいろ載っているけど、刺身の盛合せの残りを使っているのではないかと思うくらい、一切れが小さい。
一番目立っているのが刺身のツマ。次が海藻。これじゃあ、江の島の中より酷い。
★★+。まあ、2度と来ることはないと思う。
晩飯は愛甲石田駅からちょっと離れたところにあるとんかつ とん吉に久し振りに行ってみた。
駐車場はほぼ満車状態だったけど、入店時にお店からお客がどっと出てきて、席に着くことができた。
私は特大ロースカツ定食(200g 1,550円)、相方はヒレの一口カツ定食(1,050円)を注文。
メニューにはカツ丼が載っていなかったけど、注文が終わってしばらくしてから、壁にソースかつ丼(1,000円)を始めたことを知らせる貼り紙があることに気がついた。
やっぱり、かなりのボリューム。
ロースは柔らかいのに弾力がある。その歯応えで、肉を食べていることを実感する。パン粉は小さめで、衣は薄い。この辺りが大将のこだわりなんだろう。
ヒレを少しもらったけど、本当に柔らかい。箸で切れるくらい。なのに、肉らしい食感が残っている。酸味のあるソースが特徴的。
前回はアイドル系のバイトの女の子がどうしても気になったけど、今回はとんかつに集中できた。
★★★★+。ここまでの高得点を期待していなかったので、正直ビックリした。お店の雰囲気もとても入りやすいので、ジャージやフリースで入っても全然おかしく感じないくらい。
またソースかつ丼を食べに来なくては。住所: 厚木市愛甲279-1 電話: 046-247-8258
村上 龍の『半島を出よ』を読んだ。
これまで読んだ彼の作品の中で最高傑作だと思う。
大量に設定された、北朝鮮の名前に対して、上手く
対応が出来たら、フィクションなのか、それとも現実
なのか錯乱するくらいのリアリティ。その世界に引き
ずり込まれたら、エンディングまで拘束されてしまう。
一方で、彼の作品だとしても、どうしても推奨できない
作品がいくつかある。彼の作品に対して最大の敬意
を払いながらも、お奨めできない作品は:
ワースト1位: 『心はあなたのもとに』
テーマは明確だけど、とにかく長い。
ワースト2位:『ニューヨーク・シティ・マラソン』
読み終わった後味が最悪。背脂山盛りの豚骨ラーメン。
ワースト3位『イビザ』
彼の作品は大きく分類すると、少年・戦争(暴力)・エロス。
この作品はエロエロエロス。なにを描きたかったのか分からない。
なんてこと書いているけど、本当に村上龍にはまって
います。信者です。
村上春樹がハルキストというのであれば、私は龍人です。
(村上龍を支持する下部、龍民ともいう)
2月4日(土)
チャリに跨り、江の島エリアへ。今回も島には入らず、先日レポートしたスバナ通りに行ってみた。
2005年12月3日に、カツ丼でレポートしたことがある紀伊国屋旅館に行ってみたら、何とか座れそうだったので入ってみた。
ちなみに、その時には入口上には旅館名入りの照明が掲げられているけど、現在は旅館名はない。もしかしたら、経営か、屋号が変わってしまったかもしれない。
グーグルマップでは、まだ旅館名入りの照明で出てくるので、最近変更したと思われる。一方、後からつけられた照明の設置間隔がバラバラでプロの仕事とは思えない。
席に着いて、メニューを見て、注文を決めたら、入り口横で食券を購入するシステム。グループとかできて、追加注文を度々行う時は、かなり面倒だと思われる。お茶はセルフで、ドリンクバーもある。なんだか、前回とシステムが違うなあ。まあ、あれから12年も経っているので、仕方ないか。
今回は海鮮丼(1,500円)を注文。前回来た時のカツ丼の評価は高くなかったこともあり、あまり期待しないで運ばれてくるのを待つ。
マグロ、鯵、サーモン、鯛、イカ、タコ、エビなどのレギュラーメンバーにシラス、イクラ、甘エビのトッピング。一切れは本当に小さいけど、ツブ貝、穴子、シャコ、赤貝なども載っている。
食後に店頭に置かれていた看板を見てみると、15種類の素材が載っているようだ。ブリは載っていなかったようだけど、小肌が載っていた。
海鮮丼というよりも、海鮮チラシという仕上がり。素材の1つ1つは全く主張しない。だけど、印象は悪くない。
野球でいえば、オールスター戦という感じかな。面子は凄いけど、醍醐味に欠ける。まあ、江夏や江川が快投したこともあったけどね。
ご飯も美味しいし、不満はないけど、お奨めはできない。★★★+。
2月5日(日)
先月15日に逗子・小坪の和食 魚佐次にいったのは、アニメのロングライダースで出ていたと思っていたから。でも、なんだか違和感があったので、帰宅後確認してみたら、場所は小坪だけど、別のお店だった。
この日も寒く、チャリ日和ではなかったので、相方と小坪の丸正に行ってみた。こちらがアニメの中で4人が昼食を摂った店。
そばに駐車場がないので、今回も逗子マリーナの時間貸し駐車場にクルマを停めて、店内に入った。天気が悪いためか、結構空いている。窓際の席に着いたけど、少し寒いな。
メニューを見て、この日はサザエがないということなので、特選海鮮丼(1,850円)は注文できないというので、普通の海鮮丼(税抜 1,350円)をお願いした。
盛り付けが傾いている…。写真を撮影をする際にアングルに戸惑う。
具材のボリュームは凄いし、1切れも大きい!
マグロが最高! プリップリ! エビも2匹載っている。食べてみると、あま~い!
普段は寄生虫が怖くて食べない、酢で〆たサバを食べてみると、臭みがなく、とても味が濃い。
赤貝やツブ貝まで載っている。昨日のお店とは大きさが全然違う。
味噌汁はアラ汁で、味わい深く、食べ応えもある。
刺身のツマをわざわざ載せる必要はないのでは? なにか理由があるのかな?
この値段なら大満足。★★★★★! 住所: 逗子市小坪4-4-6 電話: 0467-23-0123
2月18日(土)
晩飯は相方とクルマであきる野市にあるとんかつ 伊奈八に行ってみた。
圏央道のお蔭で、本厚木駅周辺からなんと30分強で到着してしまった。あきる野市も意外に近いんだな。
店構えが通りから奥まっているので、敷居の高い、入りづらい店だったらどうしようかと心配していたけど、店内に入ったら、普通のとんかつ店だった。テーブルが4つに、奥にお座敷がある。
ヒレ丼(1,000円)もあるけど、かつ丼(1,000円)を注文。相方はヒレかつ定食(1,300円)をお願いした。なかなか庶民的な価格が好印象。
ヒレかつ定食は凄いボリューム!
一方のカツ丼は甘い香りがする。
あっ、なんだか美味い!
かつ丼の衣はサクサクというより、カリカリしている。ちょっと衣が死んでいるようにも見える。しばらくしたら、カツから衣が簡単に剥がれるようになってしまった。2度揚げなのかな。
ヒレカツの衣はサクサクなので、ちょっと不思議。カツ丼のカツだけ衣を付けるときに玉子を使っている?
ヒレかつも美味いなあ。肉は厚くないけど、とても柔らかい。でも、やっぱりこちらもカリカリとした、カレーパンのような食感がする。
カツ丼の両側のカツは超ジューシー! そして、臭みもない。脂身は口の中で溶けてなくなった。
一方、ご飯があまり美味しくない。冷凍したご飯をチンしたようだ。
味付けはかなり甘いけど、ツユダクじゃないので、食べ続けられる。
★★★+。でも、1,000円のカツ丼なので、充分納得できる品質。ご飯が美味しかったら、合格だな。
2月19日(日)
スペイン料理を食べながら、フラメンコでも見てみたいと思うことがある。
ネットで検索してみると、町田駅からすぐの、矢部駅のそばにスペイン割烹 ソレアドというお店があり、週末はフラメンコのライブも行っているようだ。
いきなりライブはリスクが高いので、まずはランチタイムに行ってみることにした。
スペイン料理店というと、西日暮里のアルハンブラのように薄暗く、穴倉感がある店舗かと想像していたけど、お店に入ると、明るく、開放的で少しビックリする。
10食限定の牛ロースステーキ マスタードソース(税込980円)がまだ注文できるというので、2人とも同じものをお願いした。もう少しスペインらしい料理を注文すべきだとは分かっていたけど、お手頃な価格の肉料理があると知ると、頼まないわけにはいかない。
スープはクラムチャウダーのようなとろみのあるミネストローネ。ホワイトクリーム仕立てのあっさりとした仕上がり。
暫くして、ジュウジュウという音とともに、ステーキが運ばれてきた。
写真だと結構立派に見えるけど、実際は肉は薄くて、筋張っている。でも、ドリンクが付いて、この値段なら、細かいことをいうのも野暮。納得プライスだと思う。
ティラミス(305円)を追加してみたけど、ドロドロしていて、好みではない。上にココアパウダーが載っているのも、食べているとむせるので、すぐに溶かした方が良さそう。
いろいろ書いたけど、今度はフラメンコを見に来てみよう。★★★+。
2月25日(土)
私も相方もカニ好きです。
寺泊には2人で3回行ってみたけど、うち2回は全然美味しくなかった。
一方、2年前の12月5日に、横浜のインターコンチのビュッフェで食べたズワイ蟹は本当に美味かった。1人税込5,660円だったけど、クルマで行った場合のガソリン代と高速代、そして現地での食事代を考えたら、納得プライスだった。
昨年の年末も期待していたんだけど、ズワイ蟹の食べ放題はやらなかった…。
なので、試しに横浜のシェラトンのビュッフェに行ってみたけど、酷いデキ。値段は1人約5,000円だったけど、食べたくなるものがない…。まさか、ラーメンが出ているとは思わなかったし、そのラーメンに行列ができるとは思ってもいなかった。
レポートしなかったのも当たり前のデキ。酷すぎる…。
そろそろ蟹のシーズンも終わりかなと思う時期になった。
もしかしたらと思って、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルのブッフェ・ダイニング オーシャンテラスを確認してみたら、なんと2月末まで北海フェアーディナーブッフェをやっていて、ノルウェー産のボイルズワイ蟹が供されるようだ。
1人税込6,500円と2年前より少し高いけど、行ってみることにした。
店内のレイアウトが少し変わっていて、厨房の状況をロビーからスパイできる…。
大量のズワイ蟹の脚が…プラスチック製の衣装ケースのような大きな容器の中に入っているのが見える…。ちょっとテンションが下がった。
予約した時間になったので、店内に。料理に近い席に着席。さあ、食べまくるぞ!
海老名のららぽーとに入っているビュッフェで偶然マスターした蟹の食べ方をノルウェー産のズワイ蟹で試してみると、少し硬いけど、バンバン食べられる。
ゴソッと持って来て、バクバク食って、後は空になった蟹の殻が山積みになっている…。
簡単に食べ方をいえば、細長い蟹用のスプーンは使わずに、脚の先の方からバキバキと関節の先で割って行って、スポッと抜く感じ。慣れてくると、あまり力は必要としなくなり、楽しくなってくる。結果、相方の分も割りまくった。
最初のうちは最高の気分だったけど、だんだん蟹の塩っぱさが気になり出してくる。海老名の店もそうだったけど、塩っぱさのせいか、まるで蟹アレルギーのように、口の周りが痒くなってきた。
まあ、充分食べまくったので、満足。
他の料理は、私は前回の方が美味かったと思ったけど、相方は今回の方が満足できたといっている。デザートを含めて、まあまあかな。といっても、★★★★+。
相方によれば、私たちの隣のテーブルの母娘は、サラダ食べて、パン食べて、ケーキ食べて、果物食べて、帰って行ったそうだ…。ズワイ蟹にも手を付けずに…。
恐らく、このホテルに何泊もしているのだろう…。本当の金持ちはこんな感じなのかな…。だったら、ビュッフェに来るのかな?
2月26日(日)
昨晩しっかり食べたので、この日の晩飯は簡単に済ますことにした。
そこで、ずっと相方を連れていきたかった、茅ケ崎の産業道路沿いにある大衆中華 山水に行ってみた。昨年の1月3日に担々麺を食べて、好印象だったお店。
お店の駐車場が一杯だったので、ちょっと離れたところにある時間貸しの駐車場にクルマを停めた。
客の入りは半分というところ。日曜日の夜だし、まあまあなのかな。
野菜炒め(580円)は照明のせいか、光り輝いて見える! 味付けはほんのり甘い。美味い!
一方、中華丼も頼んでいることを思い出した。味付けがかぶっているのではないかと心配になる。
四川タンタン麺(780円)はあっさりとして美味い。前回来た時よりも美味くなっている。でも、麺が少し弱いかな。手作り焼き餃子(380円)も美味いなあ…。具沢山で、ジューシー! 厚木の小鮎にある昌華楼がこの辺りのトップだと思っていたけど、相方はこの店の方が好きだという。
五目あんかけご飯(中華丼)(780円)が運ばれてきた。具と味付けが野菜炒めと心配していたけど、かなり異なる仕上がり。海鮮なども載っている。
でも正直、野菜炒めをご飯の上の載せた方が美味いと思う…。中華丼の方はキレというか、個性がない。
中華丼以外は最高! ★★★★+。住所: 茅ヶ崎市萩園1308 電話: 0467-84-0231
3月4日(土)
先日、テレビ東京のYOUは何しに日本へ?を見ていたら、バナナマンの日村がカツ丼を食べによく相模原市のレストラン かつみに行っていたと話していた。
相模原のかつみ? と思って、これまで入ったことがあるお店のリストを確認してみたら、行ったことがないようだ。レストランというので、候補から外していたのかも知れない。
後日、ネットで調べて、相方と行ってみることにした。
住所的には上溝だけど、上溝駅からはかなり離れている。むしろ129号線そばといった方が感覚的には近い。
駐車場は広々としている。クルマを停めて、店内に。
驚いたことに、壁にはとんかつ店には多い、北島三郎ではなく、クリムトの大きなシルク(? レプリカ?)が掛けられている。この辺りがレストランととんかつ店の差なのか?
メニューを見てみると、ポーランド風メンチかつが載っている…。メンチカツに目玉焼きがのっかり、ハンバーグソースが掛かっているようだ。なんだか美味そうだ。このメンチカツが付いた、セットメニューにしようかと考えていたら、かつみ特製ロースかつ丼(税抜 910円)が現れた…。
そもそも、このカツ丼を食べに来たのだから、ガックリ来るのもおかしな話だけど、少し落ち込んだ。しかし、相方がチキンかつ+ポーランド風メンチかつ定食(860円)を注文してくれたので、テンションを戻すことができた。
注文後は、クリムトの作品をスマホで検索してみていた。やはり天才だ。飽きることがない。
よく来ていたという日村は、この絵を見て、何を感じていたのだろう…。
まずはドンブリの大きさに驚く。カツはしっかりと煮込まれている。
食べてみると、味付けがかなり甘い。そして、閉じた玉子がフワフワ。なにか別の食べ物のようだ。天津飯?
カツはかなり厚いし、ご飯も多いので、ドンブリのサイズだけでなく、料理も食べ応え十分。この甘さに耐えられればの話だけど…。やはり、甘過ぎる。
カツは火が通り過ぎたためか、ジューシーではないけど、柔らかくって、癖がない。
付いてきたサラダは、冷たすぎて食べられない。
いろいろ書いたけど、この値段でこのボリュームは凄い。
相方が食べた定食も少しもらったけど、味的にも、量的にも十分納得。
評価は★★★。この味、この量に慣れたら、日村みたいな体形になりそう。
3月5日(日)
この日は独りで、青梅市にあるとんかつ 宝まで行ってみることにした。
駐車場がないように見えるけど、聞いてみたら、道路の反対側にあった。
店構えも店内も、とんかつ店らしい雰囲気。
メニューを見たら、かつ重定食(1,000円)が載っていたので、お願いした。
甘エビとマグロの刺身が付いている。また、カツ丼の方にも、ナスと肉厚シイタケを揚げたものが載っている。食べ始めたけど、どれから食べるのか、迷ってしまう。
まずはカツをいただいてみる。タレカツなので、カリッとした食感が残っている。端っこはジューシー!
ナスとシイタケは、どちらも衣が薄めで、天ぷらのような仕上がり。意外に食べ応えがある。
一方、味付けが全体的に塩っぱいのは残念。
★★★★。1000円でこの内容なら、充分満足。
メニューにアルカリとんかつが載っていた。どんな料理かと思ったら、豚肉に梅とシソの大葉を挟んだものとのこと。もっと、化学的な処理をするのかと期待していたので、少し拍子抜け。
住所: 青梅市今井3-13-14 電話: 0428-31-9741
3月11日(土)
妹と墓参りすることになった。鎌倉霊園で待ち合わせして、お参りの後、相方と3人で逗子の小坪にある自遊人処に行ってみた。
席は予約していたけど、駐車場が空いていて良かった。お店の周囲には時間貸しの駐車場がないので、空いてない場合は最悪、逗子マリーナまで行かなくてはならない。
ピザとパスタをランチのセットで注文することにして、ピザはマルゲリータとクアトロフォルマッジョをお願いした。パスタの方はちょっと冒険して、イカスミのパスタにしてみた。
それだけだと粉もんばかりなので、真鯛のカルパッチョ(1,350円)も追加した。
タイのマリネというと、薄切りのスライスがオリーブオイルに浸かっているイメージだけど、この店はちゃんとした寿司屋で、しゃりの上に載せて、握り寿司でも作れそうなくらい1切れが分厚い。
食べ応えは充分で、少しフグのような風味と食感。注文時には値段が少し高いと感じたけど、食べてみたら、納得の味とボリューム。
クアトロフォルマッジョはチーズたっぷりで、鼻が喜ぶ。もちろん、食べてみても美味い。マルゲリータも文句の付けどころがない。ただ、ちょっと生地に対して、具材とソースが少ないかな。食べていると、生地が余り気味だった。
結果的に考えれば、この日のランチの主役はこの後に運ばれてきた、イカスミのパスタだった。見た目にはかなり少ないけど、すでにピザをいただいているので、量が少なくて正直、安心した。腹が減っていたら、3口で完食できそうなパスタを3人で分け合う…。
ん!? イカの臭みは全くなく、レモンをたっぷり絞ったためか、なんだか爽やかな印象。逆にいえば、癖がなく、物足りないくらい。
一般的にイカスミのパスタの場合、パスタをすくうと、ソースは皿に残り、味が薄まるという記憶があるけど、こちらはソースがパスタにしっかり纏わりついて、分け合っても1人でたべているのと変わらないと思われる。味は濃厚で、奥行きを感じる。
美味い! いままで、それほどイカスミのパスタを食べたことがあるわけでもないけど、こんなに癖がないのに美味いのは初めて。
★★★★★。このパスタは病み付きになりそう。もちろん、ピザもカルパッチョも美味かった。近所に駐車場がないので要注意。 サイト: https://jiyu-jin-dokoro.jimdo.com/
3月12日(日)
厚木市内からチャリで宮ケ瀬ダム方面に向かう時に、国道412号沿いに、厚木ハムが経営しているお店(Schwein-und Wurst-Ritter)があって、イートインができるようだ。
年末の夜7時頃に行ってみたら、周辺は真っ暗だった…。
その後、昼間に行ってみたけど、お歳暮の対応で忙しいらしく、イートイン・コーナーはお休みしていた…。
3月に入り、お歳暮の時期も終わったと思ったので、再度行ってみた。
店内に入り、、ドイツ人と思われる、色の白い20歳前後の女性が現れて、席まで案内してくれた。メニューについても、日本語で親切に説明してくれた。ドイツにトリップしたような感覚…。
ちなみに、名札をみたら、ロシア人と書いてあった。まあ良いか。
初めての入店だったし、どれを選んだらよいのか分からなかったので、『おすすめ!』とメニューに書いてあった、ドイツプレート(税込 1,200円)を選択。なんでも、腸詰2種、スライスソーセージ、型焼きソーセージ、ハム、ベーコン、パンが載っているようだ。
飲み物は付いていないので、カフェラテ(360円)もお願いした。
全体的に塩っぱいけど、美味い! 味的にはとても分かりやすい。見た目で期待した通りの味がする。
やはりビールが飲みたくなる…。ちなみに、隣で食べている中年の夫婦はジョッキで生ビールを飲んでいた。この場所なので、クルマで来ているはずなのに…。
焼き立てのクロワッサンもカリカリ、フワフワ。でも、バター分が多いので、しつこいかな。
思ったより、全体的にボリュームもあるので、相方から少し分けてもらうことができた。結果的には2人とも腹一杯になった。
この前行った、鎌倉のドイツ料理店 シーキャッスルでこんな料理を出せば、お客がジャンジャン来るのではないかと思った。
★★★★。お歳暮のシーズンになる前に、また行ってみよう。 サイト: http://www.atsugiham.jp/
3月18日(土)
天気が良いので、チャリに跨り、江の島方面に向かった。
昼飯は、この前発見した、江ノ島にある海鮮の店に行こうかと思ったけど、晩飯は寿司屋に行くことになっていたことを思い出す…。なので、昼飯に海鮮丼を食べると、夜の部が辛くなる…。
そういえば、茅ケ崎の産業通り沿いのでらうま食堂があった場所に、新しいお店ができたことを思い出した。早速、Uターンして、江ノ島から茅ケ崎に向かう。
お店の外観はあまり変わらないので、居抜きなのかと思った ら、店内は大幅に改装されていて、まるでなか卯のような清潔感とチープ感。
かつ丼は税込みで550円。こりゃ、期待できないな。
ボリュームは少ないけど、意外と美味そうだ。良い香りがする。
食べてみると、味付けが意外に甘くなくって、食べやすい。
カツは小さいのに、厚みがあるので、ヒレ肉のようだ。肉は柔らかく、ジューシーでビックリする。
一方、ご飯がパサパサなのはいただけない。
ボリュームは少ないけど、550円だもんな。かといって、合格にするレベルではない。
★★★。でも、好印象。
3月19日(日)
神谷町の美容院に行く途中で、丸ノ内線を淡路町で途中下車して、神田小川町にある とんかつ 六九 に向かう。オフィスビルの地下に店舗があるため、お店に入らないと、どんな雰囲気なのかわからない。
お店に入ると、券売機がある。カツ丼はメニューに載っていない…。
仕方ないので、ロースかつ定食(690円)にしようかと思ったけど、上ロースかつ定食(990円)があるのを発見。300円の価格差は微妙だけど、こちらを選択することにした。
日曜日の神田にしては、店員が4人と多い。お客の数と変わらない。お昼前に入店したので、お昼になったらお客がどっと入店するのかもしれない。
凄いボリューム!
まずは塩でいただく。肉は分厚く、柔らかくって、ジューシー!
衣はかなり薄い。そして、ラードの良い香りがする。塩でも食べられる品質。
半分食べたところで、とんかつソースで食べ始めた。こちらも悪くないけど、その横に置いてあった、和風オニオンソースはヤバイ! これで食べると、口の中がさっぱりする。少し物足りない感じがするので、一つまみの砂糖か、ももなどの果汁を加えてくれたら、味に深みが出ると思う。
カツの横にある小さい揚げ物は、やっぱり玉ネギだった。
正直、食べ始めるまでは全く期待していなかったけど、この値段なら大満足!
肉自体の品質(値段)はあまり高そうではないけど、それを美味しく調理して、客に提供するのは料理人・料理店の本懐。
★★★★+。サイト: http://www.wewill69.com/
晩飯は友人を誘って、平塚の西口にある中国料理 八戒に行ってみた。この前食べた、五目炒飯の味が忘れられない。
ランチタイムは単品でも注文できるけど、夜の部にしたのでコースメニューとなる。一番安いコースは4,800円。でも、内容的には今ひとつだったので、1人6,800円のコースでお願いした。
しかし、食べたいのは炒飯。その炒飯を食べるために6,800円を支払うのは、尋常ではないかもしれない。でもまあ、遠方はるばるラーメンを食べに行くフリークもいるので、結局本人の価値観ということになるのかな。
料理はボリュームたっぷりの前菜盛り合わせで始まり、蟹味噌入りフカヒレのスープ、カキのグラタンが運ばれてきた時にはその量に圧倒され始めていた。特にグラタンに大振りのカキが3個も入っていたのには唖然とした…。(写真はもちろん1人前)
牛肉の黒胡椒炒めの後、海老のチリソースと蟹爪のマヨネーズソースが運ばれてきたころにはもう腹一杯!
ようやく、お目当ての五目炒飯が運ばれてきた時には、みな取り分けようとしなかった…。(写真を撮るのも忘れていたようだ…。)
その五目炒飯だけど、お昼の時はでき次第運ばれてきたと思われるけど、今回はなんだかしんなりしていて、パラパラ感があまり感じられない。多分、早めに作っておいて、私たちが前の料理を食べ終わるのを待っていたのではないかと思われる。
デザートが運ばれてきたけど、杏仁豆腐だけいただいた。胡麻饅頭と月餅はお持ち帰りにさせてもらった。
評価は…なし。料理自体は美味しかったけど、炒飯を美味しくいただくことができなかった。それはお店のせいでもあるし、お店には関係ないともいえる。
結論。夜の部でも単品で注文できるようにして欲しい。正直、これだけ美味しいのに、お客は私達だけで、他のお客がいないのは、お店として大丈夫なのか心配になる。
問題があるのであれば、昔の八戒に戻って欲しい!
3月22日(水)
この日は会社の同僚と伊勢原の食堂フレンチ ドゥジェムに行くことになった。3皿のコース(3,800円)で予約。これは、予算の理由ではなくて、これまで何度か4皿のコース(5,400円)をお願いしたことがあったけど、3皿目で満腹になり、4皿目を充分に味わうことができなかったから。
この日も彩り鮮やかな前菜にスープとともに、パンを食べていたら、腹8分目になっていた。そんなに量が多いようには思えないんだけど、不思議と満腹感がある。見た目が美しいので、こんな私でも胃ではなく、脳が満腹感を感じるのかもしれない。
この日は会社の集まりだったので、レポートをするのを止めようかと思っていたけど、メインで和牛ロースト(要追金)をお願いしたら、これが美味い!美味い! 仕上がりは上品で、それほどボリュームは多くないけど、女性陣やオヤジにはこのくらいがちょうど良い!
やっぱり、この店は最高! これからも★★★★★!で推奨していきたい。 サイト: http://2-ieme.com/
3月24日(金)
平塚駅そばに、仙台牛タンの店ができたようだ。会社をあがって、相方と向かった。
この日はなんだか異常に寒い…。凍えながらお店に入ると、予約で一杯で入れないという…。店頭に置いてあった名刺を見たら、駅そばにもう一店あるようなので、行ってみたけど、こちらも満席で入れなかった…。
試しに、二宮のラーメン店、生竜に電話してみたけど、まだアサリラーメンはやっていないという…。
そこで、久し振りに旬菜屋NOBUに行ってみた。平日の夜なのに、結構お客が入っている…。ギリで入店できたので、ちょっと離れたところにある駐車場にクルマを停めた。
実は私は幼少のころ、父親が横浜ゴムに勤めていたこともあり、すぐそばの袖ヶ浜に住んでいたことがある。花水幼稚園にも通っていた。なので、このエリアは思い入れがある。
地魚のカルパッチョサラダ(税抜 880円)は海鮮がたっぷり盛られている。値段は少し高いけど納得。久し振りだけど、料理の質が変わっていないようなので、安心した。
湘南しらすピッツア(780円)の生地はクラッカーのような食感。でも、具材のバランスが良いので、ピザと思わなければ、美味しくいただける。
メニューを見ていたら、やまと豚とんかつ(単品 830円)が載っている。頼まないわけにはいかないでしょう。ということで、それほど高得点ではないのに、レポートしない訳にはいかなくなった。
カツの衣はカリッとしていている。中の肉はふっくらしていて、柔らかい。でも、遠方からわざわざ馳せ参じるレベルではないかな。
野菜チーズグラタン(480円)はナスにチーズを掛けたもので、グラタンというより、チーズフォンデュ系料理という感じ。美味しいけど、シェアするような量じゃない。
会計したら、お酒を飲まなかったためか、税抜きで3,000円以下だった。
料理だけで評価すれば、★★★+というところだけど、また来たくなるようなアットホームな雰囲気がある。ご主人はロードバイク好きで、スティールとカーボンバイクを両方所有しているとのこと。
おまけで、★★★★。住所: 神奈川県平塚市龍城ケ丘8-40-103 電話: 0463-35-2007
3月25日(土)
先月分で報告した茅ケ崎の 大衆中華 山水 は高評価だったけど、お店イチオシのレバニラを試せなかった。そこで、ランチタイムだけど、レバニラを食べにクルマで馳せ参じた。
席はほぼ満席だったけど、なんとか待たずに座ることができた。
メニューを見ると…なんと、レバニラが載っていない。ランチタイムはやっていないとのこと。
仕方ないので、私はチンジャオロースー定食(780円)、相方は茅ケ崎韮玉定食(780円)を注文。
正直、私が注文した青椒肉絲の方が美味いに決まっていると思っていた。相方の韮玉が運ばれてきて、食べ応えがないので、私の青椒肉絲を少し分けてあげるシミュレーションまでできていた。
先に、相方の韮玉が運ばれてきた。
ん!? んん!? 美味い! 無茶苦茶美味い!
韮玉には、焼肉のタレのようなしっかりした味付けが施されていた。ほんのり甘くて、ご飯が進む!進む!
一方の青椒肉絲もあっさりとした味付けだけど、味に深みがあり、物足りなさは感じない。そして、ボリュームも結構ある。でも、100点の韮玉に対して、95点という感じ…。
正直、相方相手になんだか負けたような気がしたけど、結果的には大満足。
餃子も具沢山で、ジューシー!
★★★★★! 韮玉は780円で行くことができる、プロミスド・ランド(約束の地)。住所: 茅ケ崎市萩園1308 電話: 0467-84-0231
晩飯は相方と八王子に行ってみた。八王子駅そばにある とんかつ 象の仔 はどうやら夜しか営業していないようなので、夜の部での対応となる。。
店内は居酒屋風なので、食事で1人だと気まずいかもしれない。この時は客が少なかったので、まだ良かった。
オープンキッチンでは年配の夫婦が切り盛りしている。店内に緊張感は全く感じない。
カツ丼はやっていないので、私はロースかつ単品(1,300円)、相方はひれ一口かつ単品(1,200円)をそれぞれ定食(400円)でお願いした。
ロースは結構ボリュームがある。衣はかなり薄い。テーブルに置いてある岩塩を掛けて食べてみると、超ジューシーで美味い!
相方にもらったヒレは、癖はないもののパサパサ…。この店はロースだな。
結局、ロースの方は全て塩で食べてしまった。
ご飯の量はかなり少ないので要注意。お代わりはタダでできるのかな?
いろいろいいたいことはあるけど、ロースは上質。★★★★。 住所: 八王子市中町11-12 電話: 042-625-1954
3月29日(水)
この日は仕事が定時で終わったので、相方と合流後、本厚木駅そばにある韓国料理店 ファジョンガにまた行ってみた。この前来た時に、急に美味くなったと思ったので、その検証という意味合いも持つ。
店内には他の客がいない。平日だから、仕方ないかな。と、思っていたら、韓国語を話すカップルや、アメリカ人と思われる男性4人組と、だんだん増えていった。
海鮮チヂミ(1,380円)は本当に美味い! 仕上がりは薄いのに、外はカリカリ、中はモッチリ。新大久保でもトップレベルになるくらいのデキだと思う。値段はちょっと高いけど、ボリュームは充分。
その他にも、チャプチェ(980円)、石焼ビビンバ(1,200円)、チーズ・トッポギ(980円+チーズ代200円)が運ばれてきたけど、残念ながら完食はできなかった。正直、チヂミを食べ終わった時には腹8分目になっていたと思う。
そんな、腹が減っていない状況でも、残りの3点は美味かった。合格点です!
価格は高いと思うけど、新大久保にわざわざ食べに行ったと思えば、納得できるはず。
★★★★+。 住所: 厚木市中町3-4-3 電話: 046-244-0363
2017年3月のレポートは以上です。
ゴールデンウィークは仙台・松島に行くことになりました。
カツ丼と牛タンを食べまくるぞ!
レポートにご期待を!
< To Be Continued >