ATSUGI BASE 2016年10月~12月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
チャリの近況報告。
前回報告した状況から、①ハンドルのバーテープをグリーンに
変更。同様に②サドルをファブリック(という会社)のグリーンに
変更。いろいろ悩んだけど、車両がホワイトとレッドの日の丸
カラーなので、刺し色的に上半分はグリーンを使うことにした
また、写真ではわかりずらいけど、➂タイヤはブリジストンの
カラータイヤに変更し、レッドを選択。④ホイールのリリース
レバーもレッド。また、フレームに全く合っていなかった⑤空気
入れは小型の物に変更した。
前回報告した状態より、オリジナリティが出てきたと思って
います。そして、見た目が軽くなったとも思っています。
現在、走り出しが重いので、これからは見た目より、車両
性能を改善するような変更を重ねていきたいと考えています。
10月1日(土)
久し振りに、葉山の手打そば 和か菜に行ってみることにした。もう数年振りになるかな。
最近も何度か来てみたけど、いつも店頭に行列が長々とできていて、あきらめて他店に行っていた。
この日はなんだか不思議な日だった。雨は降っていないのに、道は空いているし、海岸線のアマルフィや、珊瑚礁、ドイツ料理のシーキャッスルの駐車場も空いている。会社で同僚に話してみたら、運動会かも知れないといっていた。
午後1時に到着したけど、4組待ちで、15分待ったら席に案内された。
2人とも、せいろ天盛(1,350円)を注文。手ごろな価格設定が人気の理由の1つだと思う。
そばは極めて細くて、伸びやかなのに、凄いコシがある。色は白くはないけど、透き通っているようにも見える。街中で蕎麦といわれている料理とは異なる印象。
大根の辛みが効いていて、最高! エビ天はでっかくて、食べ応え充分!
★★★★★。サイト: http://members3.jcom.home.ne.jp/yyy-wakana/goannai.html
10月2日(日)
本厚木に引っ越した後、チャリに跨ると、いつも湘南エリアに向かっていたけど、そろそろ行きたいお店もなくなってきた。
そこで、この日は北に向かって走り出した。平塚に住んでいた時以来なので、10年振りくらいになるのかもしれない。
できるだけ、上ったり、下ったりは避けたかったので、海老名から左に(西に)カーブするように八王子方向に向かう。
橋本からさらに北に向かい、多摩美の横をダウンヒル! 気持ち良いけど、せっかく上ったのにもったいない気もする。
そろそろ昼飯を食べたいところだけど、周辺にはお店がない。国道16号に出てみたけど、やっぱりお店がないなあ…。
もう、コンビニでも良いかなあと思っていたら、鑓水の歩道脇に掲げられている、手書きの地図に、中華料理店が載っていた。
ダメモトで行ってみたら、お店発券! 営業している!
お店の名前は東々亭(とんとんてい)。
メニューを見ると、カツ丼(750円)が載っている。あまり期待しないで、注文してみることにした。
カツは作り置きだな。衣というより、食感はパンのようだ。幸いなことに、肉は柔らかい。
ちょっと甘めの味付けは悪くない。シャキシャキとした食感の玉ネギとよく合う。
う~ん、★★。注文の少ない料理店という感じかな(宮沢系)。
晩飯は大戸屋に行ってみたら、満席だった。そこで前々から気になっていた、その先にあるビストロ居酒屋 J(じぇい)に入ってみた。店頭のメニューには美味そうな料理が並んでいる。
店内には他の客がいなかった…。日曜日とはいえ、大丈夫なのかな。
グランドメニューを見てみると、ピザもパスタも2種類しか載っていない。本当にビストロ? テンションが下がる。
さらに、テーブルにはナイフとフォークはなく、箸だけというのもさらにテンションが下がる。気を遣っているつもりなのか?
お通し(300円)がペンネというのも珍しい。まるでタパスのようだ。食べ順ダイエットしていたら、食べるのが最後になってしまう。
温玉のせシーザーサラダ(690円)はカラフルだし、凄いボリューム! グループでシェアしたいところ。悪くない。
ピザはマルゲリータ(890円)を注文。具材の味は良しとしても、生地がパンのようでいただけない。すぐ腹が一杯になってしまう。というか、最近はパン屋のピザの方が美味いかも。
イベリコ豚の肩ロースのグリル(980円)はジューシーで柔らかい。なかなか美味いとは思うけど、いまさらイベリコ豚では目新しさはないな。例えば、アグー豚を使うか、ボリュームで勝負するなど、もう少し挑戦してもらいたいところ。
渡りガニのトマトクリームパスタ(980円)の方はインパクトがある! 渡りガニが1匹載っている。
でも、箸でパスタは寂しい…。味付けも塩っぱい。あまりにも塩っぱいので、健康のために食べるのをやめた。
★★★。
10月8日(土)
ネットで検索していたら、八王子の横山町にとんかつ 鈴本があるうようだ。早速、相方と行ってみることにした。
横山町の高尾寄りの100円パーキングにクルマを停めて、お店に向かうが、なかなか見つからない…。かなり離れた路地裏にお店を発見。スマホがなければ、見つけられなかったかもしれない。
お店には駐車場は確かにないけど、すぐ横にかなり大きめの100円パーキングがあるので、こちらを利用した方が良いだろう。
カツ丼はやっていない。
ヒレかつ定食(2,250円)、ロースかつ定食(2,100円)と結構高い。
これで不味かったら、とても悔しいので、かつ定食(1,600円)とヒレ一口かつ定食(1,700円)にした。
老舗のとんかつ店らしい店内。お店も店員も印象がとても良い。奥にはお座敷もあるし、2階にも席があるようだ。お店としてはかなり大きい。
キッチンの周りにはカウンター席もある。いろいろな用途で使えそうだ。店内にはとんかつを揚げる時の甘い匂いが漂う。
こんな雰囲気だったら、高い方の定食にすれば良かったと思い出した。ちなみに、ロースは肉の量が違うだけのようだ。
思っていたより、ボリュームがある。キャベツもたっぷり。肉も分厚い!
パン粉は小さめで、衣はどちらかといえば薄い。でも、残念なことに肉がジューシーではない…。
相方のヒレも充分にデカイ。臭みも少ないし、ロースよりお奨めだな。
ヒレは★★★★。ロースは★★★+。
10月9日(日)
せっかくの3連休なので、前々から気になっている亀戸餃子 本店に行ってみることにした。
10年以上前に、同僚と2回行ったことがあるけど、2回ともお店に入れなかった…。まずは7時ころに行ったら、閉店していたので、2回目は営業時間内の6時過ぎには行ったんだけど、餃子が売り切れていた。
ちなみにお店の隣にある焼鳥屋も結構美味かったと記憶している。
亀戸駅に到着したので、クルマをパーキングに停めて、お店に向かう。スマホを使わなくても意外に場所を覚えていてビックリ! 入店できず、よほど悔しかったのかもしれない。
お店の前にはやはり行列ができている。ちょっと心配になったけど、意外に回転が早くて、しばらくして席に通された。
事前にチェックはしていたけど、狭いなあ…。まあ、下町らしいともいえる。店内は活気があり、昭和の時代、新橋にあった、吉野家のよう。
餃子は、というか、料理は焼き餃子(5個 250円)のみ。餃子は注文しなくても運ばれてくる。ウーロン茶(150円)2杯のみ注文。
餃子は意外にオーソドックスで、サイズは少し小さい。
皮は薄く、焼いた面はカリッとした食感だけど、焼いていない面は柔らかい。あんは具沢山でジューシー!
客から注文が入らなくても次々と焼き続け、余ったら、食べ終わっていなくても、食べ終わりそうな客の前に置き、まだ食べていない分を新しい皿の上に移していく。まるで、餃子のわんこそば状態。
相方はもっとゆっくり食べたいのに、私が慌てて食べていたので、食べている気がしないとクレームしてきた。私も、3皿目を食べているところで、まだまだ食べられるけど、このまま食べ続けても新し展開もないし、2人で5皿を食べたところで店を出た。
たぶん10分もいなかったかもしれない。会計したら、1,550円。税込なのに感動!
★★★★。 まあこんなものかな。 住所: 江東区亀戸5-3-4 電話: 03-3681-8854
食後、せっかく亀戸まで来たのに、このまま自宅に帰るのは勿体ない気がした。
そういえば、牛久というところに巨大な大仏があることを思い出した。スマホで見てみたら、結構近いようだ。早速、行ってみることにした。
しかし、実際に高速で向かっていると、渋滞もないのに、なかなか到着しない…。ネットで調べたら、65km位なので、そんなに遠いとは思わないけど、とにかく遠く感じた。
でも道路の右側に巨大な大仏が現れた際には、運転に集中できない位感動した。そして、少しずつ近づく度に鼓動が早くなった。まるで、出現した ゴジラを見に来たようなテンションだった。
結局、1時間以上掛かって牛久大仏に到着。お疲れさまでした。
入場料を支払って、胎内へ。
ん? 意外に感動がないな。最上階にいっても、縦方向に長い窓から外を見渡せるけど、見えるのは田んぼや、畑、そして雑木林。ありがたみがない。
敷地内で見上げるよりも、遠くから崇め奉っていた方がありがたい気がした。
左の写真は、入場前に駐車場から撮影したもの。入場後と印象はあまり変わらない。右の写真は大仏の近影。あまりにもデカすぎるので、このような角度でないと、デカさを実感できなくなってしまう。
★★★★。とはいえ、一度は行ってみたら良いのでは。サイト: http://daibutu.net/
ついでに、あみプレミアム・アウトレットで買い物をした。
ロックポートで他の店舗では見たことがないローファーを見つけて、即購入。機嫌よく徘徊していると、遠くにまた牛久大仏を拝むことができた。
平塚周辺に住んでいると、晴れていれば富士山や大山がどこでも見れるので、見守られているような気がする時がある。このエリアに住んでいる人は、いつ も牛久大仏のご加護のもとに生活しているような気がするのだろう。
今度は晩飯をどうしようか考えていたところ、そういえばしばらくの間、自分のラーメンランキングの1位に輝いていたらーめん金竜が五香駅外れにあったことを思い出した。ネットで確認してみたら、まだ営業しているようなので、行ってみることにした。
当時はよく六本木からチャリで行ったなあ。もう10年以上前の話になる。
7時過ぎに到着。行列ができていない!
すぐに席に着くことができた。呆気ないというか、ちょっと心配になってきた。店内には閑散とした雰囲気で、飲みに入っているグループもいる。味が落ちてしまったのかな?
以前は夜でも行列だったのに。
メニューを見ると、醤油や塩がなくなっている。心配はさらに深まる。まあ、最初から注文しようと考えていた味噌らーめん(880円)を注文した。
シャキシャキのモヤシが山盛り。麺は太い縮れ麺なのに、スープが負けていない。
スープの色が濃いので、しつこいのかと思うけど、味噌のブレンドのせいか、思ったよりもあっさりしていて、癖がない。また、ほんのりとした甘みが食欲をそそる。
普通盛りでもボリュームが凄い。相方から麺をもらったので、食べ終わったら、眠くなるくらいに満腹。これから本厚木までクルマで帰らなくてはいけないのに…。
やっぱり、この店の味が好き。★★★★★! 住所: 千葉県松戸市金ケ作303-30 電話:047-387-3520
10月10日(祝)
この前ランチで入った時に高評価だった魚市場食堂にまた行ってみた。
前回は税抜1,500円の上海鮮丼で大満足だった。なので、今回はこの店のポテンシャルを確認する意味でも普通の海鮮丼(980円)を注文。メニューを見ると、上にはイクラとカニが載っているようだ。
同行した相方は上海鮮丼。なんだか割り切れないものを感じながらも、運ばれてくるのを待つ。
上海鮮丼にはイクラ、カニだけでなく、タイも載っている。
でも、並でもボリューム感はほぼ一緒。具材は新鮮だし、大満足。
どちらも、1切れが大きいので、なんだかもったいないような気がした。これだけ刺身の量が多いのなら、ダシも付けて、まご茶漬けでも食べられるようにすれば良いのに。
一方、ご飯がパサパサ。冷蔵庫で3日くらい放置した感じ。
★★★★+。今度は違う料理も試してみよう。サイト: https://hiratuka-uoichiba.jimdo.com/魚市場食堂/
10月13日(木)
同僚の話を聞いていたら、本厚木北口の駅そばにTONTONというお肉と野菜が中心の居酒屋があるようだ。試しに行ってみることにした。
木曜日のためか、空席が目立つ。そのためか、本厚木の街並みを見下ろせる席に案内された。まあ、それ自体はあまり意味がないけどね。
ごぼうの唐揚げはなんと350円! なのに、かなりボリュームが多い。仕上がりはポテトチップスみたいで、油っこいけど、後を引く。味的にはまあまあだけど、箸休め的には充分。
ベジクィーン(30品目+ヒアルロン酸ジュレのサラダ 990円)も凄いボリューム。女子が喜びそうな、色とりどりの盛り付け。2人だと量が多いかな。
高座豚を使った串焼きがこの店のウリの1つのようだけど、なかなか選べなかったので、おまかせ串盛り5本(880円)を注文。でも値段が高い割にはしょぼいな…。味はまあまあ。
TONテキ たっぷりグリル野菜添え(1,280円)の肉は柔らかくて、ジューシー! 見た目が彩り豊かでゴージャス! でも、ボリュームが少ない…。1人1皿欲しいくらい。3人いたら、ケンカになるかも。
マルゲリータ(750円)の生地はペラペラだけど、生地に塗ったソースが主張していて、なんだか美味かった。
★★★+。串焼きで大きく減点。
10月15日(土)
天気が良いので、チャリで八王子までとんかつを食べに行くことにした。
事前にクルマで調査してみると、鑓水周辺の坂が長くて、きつい。八王子まで行くことができるか心配になって、ネットでいろいろ調べていたら、八王子駅より手前の片倉というところにとんかつ れんが亭というお店を発見。早速行ってみることにした。
やっぱり、結構な登り坂の後、下り坂が続く。坂を下る度に、再びこの坂を登って、家に帰れるのか心配になる。
そしてなんとかれんが亭に到着! 席は意外に空いている。
店内は喫茶店風で、定食屋としてはテーブルのレイアウトが不思議。
席に座ってからメニューを見ると、カツ丼が載っていない…。女将さんに聞いてもやっていないというので、上ロースかつ定食(1,200円)を注文。国産ロース肉の真ん中の柔らかい部分を使っているというので楽しみ。
肉は分厚いのに、衣は薄い。それなのに、衣が肉から剥がれないのは流石。
せっかくなので、まずは塩で食べてみると、真ん中付近は柔らかくて、癖がない。意外に淡白な印象。後半はソースを掛けて、両端を食べると、脂身が増してジューシー!
全体的にとても上品だと思う。ただ、私が好きなリブロースのような弾力性はないので、高い次元で、好みが分かれるかもしれない。
これで1,200円か。普通のロースかつ定食が800円なのだから、相対的には結構高いけど、都内なら1,600円くらいでもおかしくない。
ということで、好みもあって、★★★★。意外と、普通のロースかつ定食だったら、さらにジューシーで、満点だったかもしれない。
自宅の近所にあったら、常連になりたい。 住所: 八王子市片倉町2209 電話: 042-637-7117
10月16日(日)
フランスにあるモンサンミッシェルの名物はオムレツ。そのお店の支店が横浜のみなとみらい地域にできたというので、前々から気になっていたけど、長い行列ができていると聞いていたので様子を見ていた。
チャリ用冬物のジャージが欲しくなったので、ワイズロードの横浜店に見に行くことにして、相方とそのお店、ラ・メール・プラール 横浜みなとみらい店に行ってみた。
お店に到着すると、なんと待たずに入店!
席に通されたけど、スペース的にはあまり余裕がない。まあ、フランスにもこんな感じの店はあるか。名物のスフレオムレツのセット(税込 1,782円)を注文。
まずは日替りのスープかサラダを選択できる。スープの方がフランスぽいと思ったんだけど、カボチャのスープは美味いんだけど、仕上がりは普通。かなり量が多いので、飲み干すのが結構大変。
サラダの方は、しっかりした量があるので、こちらの方がお奨めかな。リンゴのサラダなので、最初は少し戸惑ったけど、爽やかで後味が良い。こんなサラダ、他店ではあまり食べたことがない。
また、パンか、フレンチポテトにするのかを選べる。私はポテトにしたのだけど、一体何時間前に揚げたんだ! というデキ。一方、相方が選択したパンは普通で面白くない。
お代わりができるので、2人で行くなら、1品ずつ選択するのが正解だと思う。
でか~~~い!! 冗談みたいな大きさ。フォークで突いてみると、フワフワなので、小振りの枕のようだ。またはガマ親分。
食べてみても、やっぱりフワフワ。塩味が少し効いているかな。軽いので、どんどん食べ続けられるけど、なかなか無くならない。
半分くらい食べたあたりから、ちょっと飽きてきた。食感もフワフワからアワアワ、ブヨブヨに感じるようになった。キノコのソースとの相性は良い。ソースの力を借りて、なんとか完食。
アワアワな食感なのに、食べ終わると腹が一杯になっていた。
★★★★+。味は悪くないし、面白い体験をさせてもらった。でもやっぱり、モンサンミシェルに行って、食べてみたい。サイト: http://www.la-mere-poulard.jp/
10月17日(月)
仕事で昼飯時に横浜港へ。しかし、この周辺は意外と美味い店がない。
そこで、横浜市中央卸売市場に行ってみることにした。いろいろ見て回ったけど、同行者が入りたいといったのは、以前入ったことがある木村家。
ちょうど正午なのに、店内には客が少ない。雨が降っていたので、近所から来る人が少なかったのかも知れない。カウンター席に座り、メニューを見ると、やはりカツ丼(850円)が載っている…。
お店の人気メニューのトンケイ(800円)でも注文しようかと思ったけど、久し振りだったので、カツ丼を注文。
丼にご飯を盛り、煮たカツを載せる。さあ、運ばれてくるのかと思ったら、女将さんが金属の鍋に溜まっている黒い液体を掛けて、運ばれてきた。
ゲゲッ! あの液体は何だろう。箸の先に付けてなめてみたら、醤油のようだ。テーブルの上にも醤油が置いてあるし、少し苦いので、恐らく煮詰めた物か、ダシなどを加えたものかもしれない。
その液体が掛かっていないところでも、結構塩っぱい。なので、掛かってしまったところは、かなり塩っぱくなる。胆石ができそうだ。とんかつ自体も2度揚げか、よそから買ってきたものだろう。
焼魚の定食を注文した同行者も、塩っぱかったと連発している。
★★。健康のことを考えても、お勧めできない。
10月20日(木)
木曜日なのに、居酒屋は結構混み合っている。
そこで、前々から気になっていたイタリアン食堂 FRANCO(フランコ)に行ってみた。
店内は高級感はないけれど、小奇麗な雰囲気。バブル時代に清里によくこんなお店があったな。
座席数は少ないので、週末に入店するなら、予約していた方が良さそうだ。
メニューを見ると、値段は全体的に高めかな。
あったかキノコとベーコンのサラダ(税抜 ハーフサイズ 600円)からはキノコの良い匂いがする。横に細く切った白菜は珍しい。ごま風味で、濃厚な仕上がり。
でも、白菜のせいで水っぽい。まとまりは良くないけどユニーク。
マルゲリータ ピッツァ(ハーフサイズ 800円)の生地は家庭的な仕上がり。もっちりとしている。
味付けの方は、トマトソースの酸味がアクセントになっている。でも、あまり洗練はされていないかな。ピザはこれ1種しかない。
パスタは2種類。カルボナーラではなく、大山鶏とポルチーノ茸のパルミジャーの風味(1,400円)にした。
運ばれてきたら、かなりボリュームがある。4人くらいでシェアしたいところ。
手打ちの平打ちパスタは不思議な食感。薄くて、硬め。ある意味、手打ちパスタらしい。
ソースの味付けは悪くはないけど、全体的には日本の郷土料理のような感じがする。イタリア風手打ちうどんか、きしめんかな。好みが分かれるかもしれない。
この辺りで、最初にメニューを見た時に値段が高めと感じたけど、料理の量が多めだということに気がついた。
最後に相模豚肩ロース肉炭火焼(200g 1,790円)が運ばれてきた。この店のイチオシ料理は炭焼きの肉料理(全部で4種類)のようなので、期待が高まる。一方、腹が腹一杯になってきていたので、美味しくいただけるのか心配。
美味い! 美味い!
肉はほんのりピンク色。弾力もあるし、柔らかい。そしてジューシー! でも、油っぽくない。
こりゃ、わざわざ来る甲斐があるな。ワインに合いそうだ。
肉料理は★5つ。全体的には ★★★★。サイト: http://franco-franco.com/
10月21日(金)
平塚にららぽーとがオープンした。
お店のリストを見ていたら、平塚にミシェラン1つ★をもらった樹勢という会席料理店があり、その店の名前を冠した、たのしむおだし 樹勢というテナントが出店したようだ。
最初の週末は混むと思い、金曜日に相方と向かい、8時半前に到着。
料理は3種類あるけど、一番高い特選穴子のおだしご飯(1,480円)は終わっていた。なんと、150食限定と聞いて、ちょっとビビった。平日なのに、この料理だけで、222,000円の売上か…。ミシェラン様様だな。
なので、うまから焼豚のおだしご膳(1,180円)ととろまぐろのおだしご膳(980円)を注文。980円でも、ミシェランの世界を垣間見ることができるのだろうか。
全然美味くない…。両方とも…。自分の味覚がおかしいのか、ダシの味がしない。カツオを使っているというが、香りも臭みも感じない。まだ、店員さんが慣れていないからなのかもしれない。
それでもまだ焼豚の方がマシ。まぐろの方は食べる気がしないくらい。
★。
10月22日(土)
八王子にあるとんかつ 金水は夜しか営業していない。南大沢のアウトレット帰りに、行ってみることにした。
店内はとんかつ店というより、居心地の良い居酒屋という感じ。料理場を囲むカウンター席が作り手とお客の距離感を埋め、お店としての一体感がある。隣で飲んでいるお客さんが注文した料理も美味そうだ。こういう店を本厚木にも欲しい。
かなり年配の女将さんと、息子さんで切り盛りしているのかな。息子さんの奥さんも下支えしているようだ。
ヒレかつ丼が800円と店頭のメニューに書いてあるけど、試しにロースかつ定食のカツを使ってカツ丼ができるかと聞いてみたら、やってくれるというのでお願いした。
相方はヒレかつ定食(1,500円)を注文。
煮カツ丼だ。肉はヒレのように見えるけど、ロース肉。少し筋張っているけど、ジューシー!
味付けはあっさりしていて、少し塩っぱい。
一方、相方のヒレカツは分厚くて、柔らかい。この店もヒレかな。
会計したら、カツ丼はロースかつ定食(1,500円)の肉を使って欲しいとお願いしたのに、800円だった。1,500円は覚悟していたので、良心的な対応に驚いた。
お店の雰囲気が良いので、合格にしたいところだけど、★★★+。女将さんが魚をひらく姿はとてもきれいだった。
10月23日(日)
天気が良いので、チャリに跨り藤沢方面に。
なんでも、祖母の実家が国の登録有形文化財に登録されたと親族の集まりの時に耳にした。ガキんちょの時にお邪魔して以来ご無沙汰だったので、久し振りに一般の見学者として立ち寄ってみることにした。
藤沢本町が近づいて来たところで、ラーメン 街道やが出現した。小腹が空いてきていたし、前々から気になっていたので入ってみることにした。
店内はほぼ満席。カウンター席のみだけど、席数は結構ある。客の回転は悪くないのに、ひっきりなしにお客が入ってくるので、常にほぼ満席状態を保つ。地元では人気店なのだろう。
普通のラーメン並は650円。チャーシュウメン並(920円)を注文した。
美味そうだけど、丼が汚れていたり、ネギが丼の縁に付いているのはいただけない。テンションが下がる。
麺は少し太めで、かなり縮れが強い。硬めに茹でられている。
スープは豚骨だというが、ほんのり甘く、透き通っていないためか、味噌スープに近い印象。ちなみに、味噌らーめんもやっていて、注文するお客が多い。和歌山ラーメンあたりが近いかな。
チャーシュウはモモ肉だろうか。ジューシーではないけど、食べ応えがある。
★★★+。そんなに美味いとは思わない。なので、ここまで人気なのが分からない。塩っぱかったのか、食後は口の中がヒリヒリした。化学調味料なのかも知れない。
さて、婆ちゃんの実家、旧稲元屋呉服店。ガキんちょの時に遊びに行った母屋は残っていないけど、お蔵が2つ残っていて、国の登録有形文化財に指定されたようだ。
これまでは一般公開していなかったようだけど、お蔵に通じる小道が見学通路になっていて、誰でも気軽に見学できるようになっていた。
蔵の中には豪華な駕籠が保存されていたりと、見所はいくつかあるけど、蔵自体は、私には正直、その重要性が分からない。
それより、お蔵の奥の竹林の中にある明治天皇行在所記念碑は興味深い。そもそも、明治から昭和初期まで天皇が10度も宿泊されたことは知らなかった。さらに、すぐ先に藤沢宿の蒔田本陣があるのに、呉服店に泊まられたのも理由が知りたくなる。
また、昭和15年(1940年)に建立された記念碑は、単に石碑として立派なだけでなく、石碑の前に立っているとなんだか心が洗われるような気がした。この場所の湧水は名水と評判だったようで、なんだか聖なる場所、パワースポットにいるような感じがした。
恐らく、秋晴れの日に、竹林からの木漏れ日を浴びながら見学したせいだとは思うけど、清々しい気分でまたチャリに跨り、帰路に着いた。 住所: 藤沢市本町1-3-34
10月27日(木)
会社をあがって、本厚木駅で相方と合流。先日発見した、和食 お酒 彩はに行ってみることにした。結構いい感じの店構えに対して、店頭に置かれたメニューの中の料理の値段が意外に高くなかったのが気になった理由。
入店してみると、店内は落ち着いていて良い感じ。店内で若年層のガキが騒いでいないのが良い。そのくらいの年齢のお客ももちろんいるけど、店の雰囲気を理解して大人しく、大人らしく料理とお酒を楽しんでいるようだ。予約席を除けば、ほぼ満席。
全体的には値段はあまり高くないけど、刺し盛りは2~3人前で2,500円と、七福プライスに慣れた身には高く感じる料理もある。
初めてなので、お手軽で、あまり外しそうもない料理を選択。
冷やしトマト 翡翠おろしポン酢添え(税抜 519円)は色鮮やかだけど、なにを意図しているのか分からない。すりおろしたキュウリとトマトのスライスの上に、カイワレ大根をざっと載せ、軽くポンスを掛けた作品。でも、食べる時にはどうしてもバラバラになり、全体としてはなんだかまとまりがない。
若鶏の柚子塩焼き(630円)は普通に美味い! 量はあまり多くないので、2人でもお代わりをしたいくらい。
牛蒡(ごぼう)の唐揚げ山椒の香(537円)は簡単にいえばゴボウの唐揚げ。長時間煮込んだ後に揚げているためか、驚くくらい柔らかくて、ホクホクしている。ゴボウなのに、ジャガイモのような食感。もっちりとしているので、里芋の 方が近いかもしれない。これは美味い!(ピンボケで残念)
揚げたて厚揚げ(620円)の豆腐は丹沢の五右衛門豆腐を使っているようだ。食感はフワフワで、結構ボリュームがあるのに、ついつい手が出て、気がつけば完食していた。
シメで注文した明太子と高菜の焼うどん(667円)もあまり期待していなかったけど、上品にまとまっている。こちらも普通に美味い!
最初にサラダを食べた時はどうなるかと思ったけど、あとは期待以上のデキだった。
★★★★★! また、絶対に来ます! 住所: 厚木市中町3-18-14 電話: 046-240-8760
10月28日(金)
会社を出て、本厚木駅に到着。寒い雨が降っている。
相方が飲み会なので、どこに行っても良いのだけど、ラーメンとか温かいものを食べたくなる。
そういえば、イトーヨーカドー裏に辛チョンらーめん 当り矢があるのを思い出した。寒い日にはぴったりなので、行ってみることにした。
店内に入ると、壁一面にメニューが貼られていて戸惑う。いろいろな種類があるだけでなく、どこがメニューの始まりか分からないので、選びきれない。カツ丼(1,000円)もあるくらい(次回報告予定)。定食メニューもあるので、また来てみることにして、味噌ラーメンの二の矢(2倍辛い)にしてみた(880円)。普通の味噌らーめんにしては値段が高いな。
見た目はあっさりしている。食べてみても、全然辛くない。これだと物足りないくらいの辛さ。麺は少し太めの縮れ麺。
スープはインパクトはないけど、普通に美味い。白味噌が効いているからかな。なんだか上品。追分にあった時の味噌一のようだ。
仮で★★★+。次回は定食に挑戦。
10月29日(土)
韓国料理を食べたくなった。相方と久し振りに、本厚木駅の北側にある韓国家庭料理 ファジョンガに行ってみた。土曜日の夜なのに、意外と空いている。
席に着いて、メニューを見ると、ちょっと値段が高く感じる。値上げしたかもしれない。
ポサムを食べたかったので、サムギョプサルはやめて、海鮮チヂミ(1,380円)、トッポギ(980円)、鉄板ホルモン炒め(780円)、ポサム(1,480円)を注文。
トッポギは見た目はあっさりしていそうだけど、結構辛い。ほんのり甘いので、ついつい箸が出る。
海鮮チヂミは美味い! でも、なんだか味が変わったと思う。上はカリカリ、下はモチモチで、自分の好きなタイプ。ちょっと油っぽいかな。
ホルモンも美味いなあ。甘辛のソースが堪らない。牛ホルモンもフワフワで、肉の旨味が溢れる。ちょっと噛んでいたら、なくなってしまう。
これは絶品だ。こんなに美味くて、ガムみたいに残らないホルモンは初めて。
ポサムも柔らかくって美味い! でも値段の割に、量が少ないな。相方が作ったポサムの方が美味かったと思う。
★★★★+。いやあ、美味かった! これなら、サムギョプサルも美味しくなっているかも知れない。
10月31日(月)
相方と本厚木で待ち合わせして、先日入った、辛チョンらーめん 当り矢に行ってみることにした。
カウンター席に座り、私は前回発見したカツ丼(1,000円)、相方は肉となす生姜焼定食(880円)を注文。ちょっと期待できそうな値段だな。
カツは多分揚げ立てじゃないけど、中まで温かく、カリッとした食感がすることがある。
肉もジューシーなところもあるけど、基本パサパサ。
一方、玉ネギの食感がシャキシャキで、カツやご飯より、こちらの方が主張する。。
とはいえ、これで1,000円は高過ぎる。500円くらいかな。★★。
11月5日(土)
天気が良いので、チャリで江の島へ。
海鮮丼を食べようと思っていたんだけど、しらす問屋 とびっちょは相変わらず凄い人気。店頭の歩道を埋め尽くすくらいの人が席に通されるのを待っている。どこの旅行本にもお店の宣伝を掲載させているからな。マーケティングの勝利かな。
そのすぐ先に、喫茶店を改装したような海鮮の店があり、すぐに座れるというので、入ってみることにした。店名は島童子(しまわらし)というようだ。外に目立った看板などがないので、見つけづらいかも知れない。
メニューを見ると、マグロカツ丼(1,430円)も載っている。ちょっと悩んで、海鮮丼(1,630円)の豪華版となる特盛!海鮮丼(1,930円)をお願いした。
店内の照明がチカチカして目が疲れる。コンバーターは付いていないのかな? 青みが強いので、LED照明なのかも知れないけど、それなら、ちらつくのはなぜだろう…。
すぐに運ばれてきた。せっかく豪華なのに、照明が青みが強く、あまり美味そうに見えない。
生シラスがたっぷりと盛られている。食べてみると、臭みもなく、美味い!
しかし、あとのネタはしょぼいなあ…。ご飯や味噌汁も平均点以下。
マグロは三崎が近いから良いとして、鮭やイクラ、ホタテなどこの地域に関係のない海産物が載っている。北海丼といった方が良いかも知れない。地元思われるのは、アジとハマチ、イサキくらいかな。
これなら、東京の海鮮の店で海鮮丼を食べるのと変わらない。別に安い訳でもないしね。
逆に地魚を使っている竹波の海鮮丼は地味だけど、真面目な気がしてきた。値段もあまり変わらないし。
★★★。こんなもんかな?
韓国に行っていた相方を迎えに羽田空港に行く途中、久が原にある自然坊というとんかつ店に行ってみることにした。なんでもミシェランでビブグルマン(5,000円以下で特にお奨めの食事を提供している店)として掲載されているらしい。期待が高まる。
道幅の狭いところを通り過ぎて、お店に到着。住宅街なので、ナビがないと迷うかも。
店頭に行列はないし、入口から店内が見えるので、意外に入りやすい。落ち着いた雰囲気だけど、格式張った感じではない。
メニューを見ると、とんかつはロースカツ(2,100円)とヒレカツ(2,100円)しか載っていない。(会計したら、定食なので2,910円だった。)
2013年8月16日に入った、銀座のミシェラン1つ★のとんかつ割烹 かつぜんがランチで4,500円、夜のコースが7,500円ということを考えると、かなりリーゾナブル。
もちろん、『カツ丼をやってますか?』なんて聞けないので、ロースカツを定食でお願いした。
お茶の入れ方も男女で分けているようだ。南部鉄器で沸かしたお湯で、同じ急須でお茶を入れ替えずに入れているので、何が違うのか気になる。
美味い! と思わず声が出そうになった。
衣は極めて薄い。肉は厚くて、ピンク色している。ジューシーだし柔らかい。もちろん、獣臭などはない。
カツは最初は小さく見えたけど、分厚いので、ボリュームは充分。食べた気がしなかった、銀座の1つ★とは全然違う。
ご飯も美味いし、なめこ汁も上品な仕上がり。
★★★★★! サイト: http://www.tonkatsu-zinenbou.com/
11月8日(火)
本厚木駅で相方と合流し、先日見つけた下町酒場 八十の快家に行ってみることにした。
外から見ると、ちょっと高めかもしれないけど、いい感じの居酒屋のように見える。
でも、店内に入ると、まず薄暗いことに驚き、隠れ家(秘密基地?)のような2階席があったりと、席のレイアウトが多様で、不思議な空間にビックリする。
そういえば、こんな感じの店が恵比寿にあったな。JYUだっけ(閉店)。貸切りにしたら、楽しそう。女性陣が喜びそうだし、実際、女性客が多い。
一方、安い中華料理店のようなBGMがうるさい。
とろサーモンのシーザーサラダ(700円)はまあまあ美味い。
本当は色鮮やかなのかもしれないけど、店内が暗くてよく分からなかった。
とろ~り、チーズオムレツ(580円)は一見かわいいけど、味は普通だな。あっという間に完食。
気ままな串焼の盛り合わせ(6本 800円)は期待していたよりボリュームがあり、味も悪くない。
注文した後、気がついたんだけど、やっぱりとろ~りオムライス(780円)はオムレツと同じような仕上がりだった。
味の方はまあまあかな。巨大な鶏肉の塊にビックリする。
BGMさえ何とかしてくれれば合格圏内。★★★+。
11月11日(金)
相方と合流し、クルマで平塚のららぽーとに向かった。
前回はたのしむおだし 樹勢で大外ししてしまったけど、今回のお目当ては、カールスジュニアというハンバーガー店。実はこのお店、世界中に3,600店あるのに、日本にあるのは秋葉原店とららぽーと湘南平塚だけらしい。
行ってみるしかないでしょう!
金曜日は平日らしく、夜の7時を回れば駐車場は空いている。
お店に到着。思ったよりもお客がいるな。初めてなので、私は1/2ポンドのオリジナルをポテトとソフトドリンクのコンボ(セット)で。相方は1/3ポンドのオリジナルとソフトドリンクを注文。会計すると、税抜 2,620円。税込 2,829円。2人ともコンボを注文していたら、恐らく3,000円を超えるだろう。
マックだったら、2,000円を超えることはまずないので、50%くらい高い印象。
ボリュームが凄い。写真は私が頼んだ1/2ポンドのオリジナル(単品 1,050円)。サイズ的にはビックマックの1.5倍という感じ。
野菜がたっぷりだし、パテも分厚い。一般的なハンバーガー並み。でも、その分肉がパサパサしているようにも感じる。六本木のアメリカン・クラブで食べたハンバーガーを思い出した。バンズも悪くない。でも、バーガーキングの方が私は好きだな。
結構無理して、なんとか完食。ゆっくり食べていたら、腹で膨れて完食できなかったかも知れない。
ちなみに、ドリンクはリフィル可能なのに、サイズによって値段が変わる。これはおかしいでしょう? この前報告した渋谷のタコベルは、リフィル可能なためか、ドリンクのサイズは1つだった。価格差は紙コップのコストの差ということなのだろうか。
★★★+。でも、このエリアにはあまりないタイプの店なので、一回くらい行ってみても良いのでは。
11月12日(土)
天気が良いので、チャリで家を出たけど、寒いし、風邪気味のせいか脚が回らない。
大磯・二宮あたりのお店にでも行こうと、豊田、中原と回り、市民病院の裏手を走っていたら、突然、キッチン コミヤが出現した。
この道はなんども通ったことがあるはずだけど、全く気付かなかった。または、知っていたけど、その存在を忘れてしまったのかもしれない。
これも何かの縁かも知れない。店頭のメニューにかつ丼(840円)が載っているし、入ってみることにした。
店内は意外に満席に近い。席に着いて、カツ丼をお願いした。
カツがドデーン!と載っている。凄い迫力!
恐らく、トンカツ定食(840円)で使っているカツをそのまま玉子でとじて、ご飯の上に載せたのかもしれない。定食と同じ値段というのも、意外に珍しい。
そのためか、肉には火が通り過ぎて、少しパサパサしている。でも、脂身の付近はジューシーだし、臭みもない。
衣は見た目よりも軽いけど、ご飯に接している下側は柔らかくなっていて、ネチョネチョとした食感。ちょっと気持ち悪い。
味付けは少し塩っぱいけど、あっさりしている。物足りなさは感じない。
運ばれて来た時には、そのボリューム感に圧倒されたけど、意外にペロッと完食。
★★★★。かなり悩んで、ギリ合格にした。改善すべき点はあるけど、揚げたてのカツとこのボリュームは不合格にはできなかった。値段も高くないしね。住所: 平塚市南原1‐25‐9 電話:
0463-32-1939
11月20日(日)
天気が良いので、チャリに跨り、茅ヶ崎方面へ。
しかし、朝飯をちゃんと食べなかったので、腹が減ってきた。江ノ島周辺で海鮮丼でも食べようかと思っていたけど、ハンガーノックになりそうだ。そこで、予定を変更し、寒川 倉見駅近くにある北京料理 周楽に入ってみることにした。
いかにも場末の中華料理店という店構えと店内。年配の男性1人と女性3人で切り盛りしているようだ。
日曜日の昼なのに、作業服を着たお兄さんなど、結構お客さんが入っている。この辺りに飲食店がないからかな。
あまり期待できそうもないので、中華丼でも頼もうとしたら、メニューにかつ丼(850円)が載っている…。仕方なので、カツ丼をお願いした…。
でもキッチンの中を見ると、大将が中華鍋を振る手つきは若々しいな。火力も驚くくらい強い。こういう店が美味かったりすると、話題性があるんだけどな。
梅干しがカウンターやテーブルに置いてある店も最近減ったな。
ほんのり甘い味付けは最高! 玉子は半生。これだけでご飯が進む。
一方、カツの方は揚げたてのように見えたけど、衣が死んでいるし、肉は食パンを潰したような食感になっている。どうやら、薄いバラ肉を2枚合わせているようだ。
あとは、レポートする気がしないなあ。
やっぱり… ★★+。こちらの期待を良い意味で裏切るようなお店はなかなか出ないものだ。
腹も落ち着いたので、前々からチェックしていた、MILK HOUSE 飯田牧場にジェラートでも食べに行くことにした。ロングライダースというアニメでも紹介されている、話題のお店。
確か、藤沢の善行駅の東だったはず。坂道を登りたい気分になってきたので、藤沢本町を経由して、南回りで行くのではなく、寒川から真東に進むことした。
これが大正解というか、大誤算というべきか、長くてきつい坂の連続。ずっと方向だけ決めて、適当に走っていたけど、善行付近でギブアップ寸前になり、それ以降はスマホで地図を確認しながら進んだ。
それでも、善行駅北側から真東に上がって行く坂は、途中で脚を付いてしまった。400mくらいなんだけど、とても一気には上がれなかった。
また、牧場周辺に到着しても、看板や案内が全くないので、要注意! かなり迷ってしまった。素直にスマホを使用するのをお奨めします。
ジェラートはダブルで、バニラとラムレーズンにした。コーンも注文できる。
日本一小さい牧場と呼ばれるだけあって、想像していたより店舗は小さい。さらに、チャリダーが30人くらいいたので、凄い賑わい。
それでも、奥には牛舎があり、あまり匂いがしないこともあり、ジェラートを舐めながら、子供たちが乳牛のクリクリした目を眺めていた。(肉牛じゃないからね。柏木牧場じゃできないな。)
帰りはロングライダースのルート通り、境川沿いのサイクリングロードをゆったりと帰った。往路と全然違う、ほとんど高低差がない道が続く。藤沢本町で国道1号に出て、帰路に着いた。
チャリの方は、天気が良く、暖かく、風もなかったので最高だった。距離は短いけど、とても気持ち良かった。
帰宅後、晩飯は相方と、先日ランチで海鮮丼を食べて評価の良かった魚市場食堂に行ってみた。
日曜日の夜のためか、お目当てにしていたキンメを含め、煮魚・焼魚は売り切れていた。
でも、しばらくして、赤魚だったら煮魚にしてくれるというので、お願いした。
川えび唐揚げ(税抜 500円)は小振りだけど、美味いなあ。エビの味がちゃんとする。味的にはかっぱえびせんみたい。でも、ちょっと塩っぱいかな。
赤魚の煮付け(?円)も美味い! ほんのり甘く仕上がっているので、ついつい箸が出る。あっという間に完食。でも、いくらなのかな?
手羽先揚げ(3本 450円)はボリューム充分。サクサクとした食感が堪らない。こちらも美味い!
シメで、普通の海鮮丼(980円)を注文。ランチメニューとしてお奨めだけど、夜でもランチタイムと同じ値段なのはありがたい。
マグロが凄い量だし、サーモンも半端じゃない。ハマチもプリプリ。大満足。
会計してみたら、赤魚の煮付けが1尾だったのに680円! 感動価格!
★★★★+。料理の幅が狭いかな。まあ、潔いけど。サイト: https://hiratuka-uoichiba.jimdo.com/魚市場食堂/
12月1日(木)
忘年会シーズンに入ったためか、よく行く居酒屋も段々混みだしてきている。、和食 お酒 彩はに行ってみたら、席が空いていたので、入ってみた。
この店は先月入ったので、だいたいどんな感じの店かは把握できている。
普通は注文しない生牡蠣(税込 630円)も、この店なら安心して食べられそうなので、お願いした。
でも、一瞬でなくなってしまった…。食べた後に、じんわりと後味が戻ってきて、鼻から抜けていく…。幸せ!
銀ムツの西京焼き(1,600円)は本当に美味い! 俗な表現だけど、普通に美味い。
日本酒を行きたいところだけど、止まらなくなりそうなので我慢!
今回も若鶏の柚子塩焼き(680円)をお願いしたけど、やっぱり美味い!鶏肉の皮にきれいに焦げ目が着いていてカリカリ。肉もジューシー!
若鳥の唐揚げ おろしポン酢(680円)も注文したけど、同じ若鶏の料理とは思えない仕上がり。大根おろしが唐揚げと同系色なので、見た目は地味だけど、食べてみるととてもダイナミック!
結構ボリュームもあるので、人数が多い時には良いかも。
ごぼうの唐揚げ山椒の香(580円)は前回と同じで、柔らかくて、ジューシー!
寒鰤と笹ガキ牛蒡の土鍋炊きこみごはん(1,260円)が運ばれてくるころには腹一杯になっていて、ちゃんと味わうことができなかったのが残念。でも、ミョウガの味がきつかったことは覚えている。
★★★★+。店も良いけど、客も良いと思う。住所: 厚木市中町3-18-14 電話: 046-240-8760
12月3日(土)
12月になったけど、日中であれば、まだまだチャリで走れる。
いつも江の島・鎌倉方面の東か、八王子方面の北に行っているので、久し振りに小田原方面の西に行ってみることにした。
ちょっと寒いけど、晴れているし、風がないので気持ち良い。
でも、午後3時に新しい洗濯機が配送されるので、早く帰らないといけない。
二宮駅を過ぎた。この先は国府津駅周辺までまともな店がないことを思い出す。
ちょっと走り足りないけど、すぐ先にある めん屋 生竜 に入ることにした。あさりラーメンの時期じゃないけどね。春になるのが待ち遠しい。
お店に入った時には、お客は1人しかいなかったけど、その後、続々と入店してきた。まだまだ人気があるんだな。
メニューを見て、注文したことがない塩野菜らぁ麺(880円)を注文した。
なかなか美味そうだ。
でも、スープを飲むと、少しキレがない。野菜が入った分、少しマイルドになるようだ。
麺はシコシコした食感の縮れ麺。スープとの相性も良い。
でも正直、この店で食べるなら、これじゃないな。
★★★+。
12月18日(日)
これまで何度も、ずっとマークしていたけど、なかなか入れなかった店に入店したレポートを書いてきたけど、今回は最長かも知れない。
そのお店は、鎌倉の長谷にある、ドイツ家庭料理 シーキャッスル。最初に入ったのは、もう45年以上前になるのかな。家族で、寒い雨の日に入った記憶がある。その時は、うろ覚えだけど、開店当時はトレーラーハウスだったと思う。
このお店の前をこれまで何度もチャリで、クルマで走ったけど、入りづらかったり、駐車場が一杯で入れなかった。チャリで、何度も周辺に時間貸し駐車場がないか探し回ったけど、見つけられなかった。このレポートを書いていて、海浜公園そばの駐車場からだと大した距離ではないことに気がついた。
実は前回訪れた時に、ドイツ人の女将さんに怒られて、まだ幼い妹が泣き出したことがあった。その時は女将さんは日本語が上手く話せなく、英語でまくしたてられたので、母を含め3人はなぜ怒っているのか分からなかった。
父が拙い英語で確認したところ、妹が注文したサンドイッチの量が多くて残したら、『うちの料理の味が悪いから?』と確認していたらしい。
父が、それではどうすれば良いのかと聞いたところ、持ちかえれば良いというので、プラスチックの容器(ドギーバッグ)に入れてもらい、退散したことがあった。
その時のことは今でもかなり鮮明に覚えている。容器に入れてもらい持ち帰るなど、当時の日本人には、ある意味品のない行為だと思われていたと思う。それだけ、インパクトがあった。
たまたまお店の駐車場が空いていたので、クルマを停めて店内へ。
女将さんはご健在だった。さすがに、日本語は上手くなったようだ。
クリスマス前のためか、サンタクロースが飾ってあった。ドイツ製だという。コカ・コーラのプロモーション前の代物だけあって、紅白ではないが、なんだか不気味な存在感がある。
メニューを見ると、値段は少々高め。また、サンドイッチのような軽食はない。
単品で注文するより、コースの方が割安のようなので、ソーセージ盛り合わせ(2,808円)とスモークローストポーク(2,484円)をお願いした。ランチなのに、2人で5,000円超え。
こういう仕上がりのブロッコリーのスープを飲むのは初めてかもしれない。胡椒が効いていて、スパイシー。大人の仕上がり。カップもシックだけどカワイイ。
でも、ちょっと塩っぱいかな。
ローストポークはハムのような食感になっている。
ジューシーさはないけど、さっぱりとした味付けなので(余計な味付けなし?)、肉の味が引き立つ。運ばれてきた時は、量が少ないかなと思ったけど、ポテトの量が意外に多かったためか、食べ終わる頃には腹一杯になっていた。
ソーセージをちょっともらったけど、日本ではあまり食べたことがない食感、味で、上手く表現できない…。肉汁が口の中に溢れるというより、味を付けた肉の塊が腸に詰まっている。ちょっとボソッとしているかな。ドイツやスイスの駅のホームで食べたホットドックのソーセージは分かりやすかったのにね。
乾燥したパウンドケーキのようなパンが面白い。薄いのに、しっかりとした歯応え。食べた後に膨れるのかな。
実は、いつもは食事中でも、味の感想などを携帯にメモっているんだけど、スープを飲んでいた時に、女将さんに『仕事中には仕事をしないの!』と怒られてしまった。53才になって、叱られるなんて、考えたこともなかった。怒り新党(テレビ朝日の深夜番組)に取材してもらいたいくらい。
お店としては、個性的で超お奨めなんだけど、味の方はネットなどで、他の人の意見を見てもらいたい。値段も高めだし。★★★★。サイト: http://www.shonanportsite.jp/seacastle/seacastle.htm
12月25日(日)
先日、相方とせっかく八王子まで来たのに、タッチの差で閉店してしまったとんかつ かな井にまた行ってみることにした。
本厚木からでも、高速を使うと、遠回りにはなるけど、一般道よりはかなり早く到着できる。良かった、営業している。
店内は意外に広く、とんかつ屋らしい雰囲気。だけど、窓が大きいので、自然光で店内が明るく、なんだか居心地が良い。
ランチでもタバコが吸えるのは気になるけど、スーペース的に余裕があるのと、換気が良いので、あまり気にならない。
私は店頭のメニューを見て、かつ重(1,050円)に決めていた。相方は最初、ひれ一口かつ定食(1,250円)にするといっていたけど、店内にソースかつ丼(950円)の貼り紙があったので、こちらに変更。
運ばれてくるのを待つ間、なんだか、カツ丼ランキングに新店舗が加わりそうな予感。
かつ重のカツは、しっかり煮込まれている。よって、カリッとした食感はない。せっかくの揚げ立てなのに残念。
カツのボリュームは少なめかな。この値段なら仕方ないか。カツとご飯の量的なバランスは良い。
でも、肉は柔らかくてジューシー! 脂身も上質で、サッと溶ける。味付けはほんのり甘い、マイルドな仕上がり。ご飯がガンガン進む。
ソースかつ丼のカツは厚め。食感からするとヒレだと思われる。少し酸味があるので、ウスターソースベースのソースを使っているのかもしれない。
新潟のカツ丼のように、タレの中をサッと通すというより、どっぷり漬けたようで、残念ながら揚げたてのカリカリ感はなくなっている。
こちらも、値段を考えれば納得の出来栄え。
お店の雰囲気も含めて、★★★★。いい感じのお店なので、若年層から年配の女性が多いのも特徴的。 住所: 八王子市小門町108 電話: 042-621-0196
12月28日(水)
昨日から義理の姉が来日している。
会社はこの日からお休みなので、アテンドすることに。前回は白川郷、金沢、福井、京都と回ったこともあり、今回は都内を中心に案内することにした。
帰省ラッシュが怖いので、新宿でレンタカーを借りて、宿泊している新宿ホテルセンチュリーサザンタワーへ。
このホテルのことを知らない人も多いと思うけど、部屋からの夜景が本当にキレイだし、新宿駅そばで、交通の便が良い。値段は高いし、地味けど、予算に余裕がある人にはお奨めです。私は泊まっていないけどね。
まずは浅草に向かう。平日のためか、雷門前の駐車場も空いていた。
ならばと、時間は早めだけど、私のお気に入りのうなぎ 小柳に行ってみたら、なんと行列ができていない…。予定を変更し、浅草寺に向かう前に入店することにした。
実は、店舗が新築されていて、お店に到着していたのに、気がつかず、周囲を探してしまった。
店員さんに『最近、立て直したのですか?』と聞いたら、『えっ! あっ、3年前になります』という回答…。月日の経つのも早いものだ…。3年も来ていなかったんだ。
鰻重は松が税抜きで3,200円、竹が2,700円。えっ!驚くくらい、値上げしている! 松はそれほどではないけど、竹は5年前に比べて2倍近い。松も50%以上。
やはり、ウナギが高騰しているのだろう。もう庶民のお店とはいえなくなってしまった。というか、ウナギ自体が、庶民が頂く料理ではなくなってしまったのだろう。
ん? これまでのような、蒲焼としてギリギリのところまで蒸して、その後、香ばしく焼き上げたような食感ではない…。以前は、トロトロと噛まなくても、舌の上でとろける感じだったんだけど、正直、他店とあまり変わらない仕上がり。これなら、わざわざ遠方から馳せ参じる価値がない。
交通費を払うくらいなら、地元でその分高い料理を頼んだ方が良いと思う。
ウナギは秋が旬といわれている。初冬のウナギはこんなものなのか、それとも調理のバラツキなのかは分からないけど、『私のお気に入り』を冠する訳にはいかない。
でもまあ、普通に ★★★★。住所: 台東区浅草1-29-11 電話:03-3843-2861
浅草寺、六本木、新宿の伊勢丹などを回った後、向かったのは、麵屋 翔。私と相方のお気に入り。ちょっと離れたところにある、コインパーキングにクルマを停めて入店。幸い、長蛇の列はできていない。
店内に入ってビックリ! これまでキッチンを囲むように、L字型に配置されていたカウンター席が、キッチンの反対側の壁側にも作られている。席数はほぼ倍になっている。逆にいえば、これまで店内で待つことができた10席分がなくなったことになるけど、その席がカウンター席になっているんだから、実害はないかな。側面も席ができたので、店内に入れる客の数は増えたかもしれない。
それより気になるのは、麺を茹でるのは、これまで2玉ずつだったと思う。なので、3人で入店した客は、同じタイミングでは出されていなかった。また、麺を茹でる時間が長かったので、エリヤフ・ゴールドラット風にいえば、ボトルネックは麺茹でだった。
それが、今回はキッチンの中を良く監視していなかったけど、4人で行ったのに、ほぼ同じタイミングで出てきたのだから、少なくとも4玉分を一辺に茹でることができるようになったようだ。
また、麺の茹で時間が短くなったようでもある。
私は香彩だし塩チャーシューメン(1,040円)、相方や姉さんは味玉塩ラーメン(890円)にした。
さっそく、頂いてみる…。最初は、やっぱり美味いなあ…と思っていたけど、なんだか塩っぱい…。こんなに塩っぱかったのか、自分の記憶を疑ったけど、相方も同じことをいっていたので、間違いがないと思う。もしかしたら、これまでは昼の部しか来たことがなかったけど、夜の部は、酔っ払い相手なので、塩っぱくしていたのかもしれない。
また、私の推測だけど、麺を茹でる時間を短くしたせいか、麺のコシがなくなっていると思う。これまでは、パスタでいえば、生パスタのアルデンテで出されていたのに、出されたのは、茹で過ぎた、コシがまったくない、まるでインスタントラーメンのような麺だった。
そういえば、これまではちょっと癖のある、プライドが高そうな店員だったけど、今回はバイトくんのようなスタッフがバタバタと作っていた。
一方、私が注文したチャーシューメンのチャーシューは3種載っている。バラ肉の煮豚をスモークした通常のチャーシュウの他に、肩ロースをローストしたもの、オーソドックスな煮豚。どちらもジューシーだし、それぞれ風味や味わいが異なるので、ぜひ試してもらいたい。
自分のお気に入りの5つ★の店だったんだけど、これじゃあ★★★+かな。とっても残念。
12月29日(木)
私は藤沢駅でレンタカーを借りて、姉さんは新宿のホテルをチェックアウトして、アテンドした相方と駅で待ち合わせ。なぜなら、この日あたりから帰省ラッシュが始まるから。東名を走るのは避けることにした。この日は鎌倉などを観光してから、横浜のホテルに泊まってもらう。
まずは藤沢駅から江の島に向かう。2020年のオリンピックではヨットなどの競技会場になることもあるのかもしれないけど、結構喜んでいる。
相方によると、ソウルの人は周りに海がないので、海を見るとやっぱりうれしくなってしまうらしい。同じようなアングルで何枚も写真を撮っているのを見ていると、こちらもうれしくなってくる。
昼飯はいろいろ考えた結果、11月5日に入った 島童子(しまわらし)にした。相方の意見で、海鮮丼というのは韓国にないので、食べてもらうことにしたけど、良い店がない…。とびっちょはいつも行列ができているし。
最終的には水族館前の竹波と稲村ケ崎にある池田丸稲村ケ崎店との比較で島童子にした。
江の島が混んでいたら、池田丸にしようかと思っていたら、平日だけあって、駐車場も空いていた。ラッキー! でも、店内は意外と混んでいる。でも、待たずに席に着けた。
もちろん、特盛!海鮮丼(1,930円)を注文。
先日来た時は、もっと店内が混んでいたのに、すぐに運ばれてきた。この日は20分待たされた。なんでなんだろう…。
生シラスはこの日も臭みがなく、美味い! 翌月からシラスが禁漁になることを知らなかったので本当に良かった。
あとはお決まりの具材や、江の島に関係のないイクラなどが載っているだけなので、ありがたみはあまりない。先日のレポートと同じ。
★★★+。まあまあかな。
大仏や鶴岡八幡宮などをお参りした後、小町通りへ。お土産を散々買って、ちょっとお疲れ。普段は喫茶店などにはあまり入らないのだけど、この日は特別。点数稼ぎをしなくては。
通りを見回して見たら、LONCAFE 鎌倉小町通り店というフレンチトースト専門店を発見。入ってみることにした。
中に入ってみると、とても居心地の良い空間が広がっている。ほぼ満席。
私はチョコレートシナモンのドリンクセット(1,000円)、相方たちはキャラメルバナナとくるみのドリンクセット(1,100円)をそれぞれ注文。
フランスパンを使ったフレンチトーストを食べるのは初めて。食感はフニャフニャだけど、バケットならではの芯というか、コシがあり、独特の食感。こんなに美味いものとは思っていなかった。女性陣が長時間店頭で行列するのもわかるような気がした。
あっという間に完食。
初めて食べたので、評価なんておこがましいけど、一度も食べたことがない人はトライしてみて欲しい。なにか新しい視野が開けるかも。
とはいえ、1,000円といえば、大戸屋で定食を食べてもお釣りがくるくらいの価格設定。まあ、それだけの手間が掛かっているようなので、ヨシとするか。
この日はお客様はヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルに泊まってもらった。部屋から見る眺望は最高! 観覧車やジェットコースター越しに夕焼けが見えた。
しかし私は東名の渋滞が怖かったので、レンタカーをホテルに停めて、相鉄で帰ることにした。
横浜駅に移動して、そごうのお菓子売り場でまたお買い物。
そして晩飯は横浜ベイクォーターにあるリオ グランデ グリルでシュラスコをいただいた。
この店は何度かレポートしているし、今回も同じような評価だったので報告は割愛します。
12月30日(金)
ホテルにお出迎えして、スーツケースをレンタカーに積んで、羽田空港に向かう。
昼食が日本での最後の食事ということになる。そこで私が選んだのは大田区久が原のとんかつ 自然坊。前回自分が食べてみて、最高のデキだと思ったし、ミシェランの推奨店(ビブグルマン)というのも話題性としては充分。
店頭に行列はできないし、予約ができるのも選んだ理由。
昼過ぎの時間を選んだためか、店内には空席もあり、落ち着いた雰囲気。
私だけロースカツ。他はヒレカツ(2,100円 定食になると 税込 2,910円)を注文。
う~~ん、美味いなあ! ロースなのにあっさりしている。かといって、ジューシーさも残っている。年配のお客が多いというので、客層に合わせて肉質を選んでいるのかな?とても上品な仕上がり。
ラードが効いた油で揚がった、リブロース周辺の柔らかくって、ジューシーなロースカツも大好きだけど、こういうあっさりカツもはまりそう。でも、カツ丼には向かないかな。余熱のことを充分に考慮しておかないと、パサパサになりそうだ。
ヒレの方は3切れを揚げた上で、半分に切っているので、結果6切れお皿に載っている。相方が2切れもくれたので、充分に味わうことができた。
う~~ん、こちらも美味い! ヒレなのに、臭みもなく、ロースのような仕上がり。正直、自分はあまり好きじゃないけど、この店はヒレの方がお奨めかも。他店でこのようなヒレカツを食べたことがない。
もちろん、ご飯や味噌汁は完璧。香の物には、今回もサクランボの漬物が付いてきた。
★★★★★! サイト: http://www.tonkatsu-zinenbou.com/
12月31日(土)
昨晩は、羽田でお見送りした後で、高校時代の同級生宅にて飲み会だったので、本当に疲れていた。
持って行った獺祭も一升瓶だったのに、あっという間に完売。やっぱり美味かった。飲んだ瞬間はすっきりしているのに、数秒後、旨さが口から喉にかけてぶわっと広がる。切れがあるのに厚みもある。こんな美味い酒は初めてだった。
なので、昼になっても酒が残っている。体が重い…。
昼飯は年越しそばを食べに近所の手打そば わしずに向かった。良かった、意外に空いている。私はざるの大盛り(800円+200円)、相方は親子南ばん(1,000円)をお願いした。
前々から思っていたことなんだけど、もしかしたら修業先の葉山の和か菜より、こちらの方が美味いかも知れない。そば通が聞いたら、笑われそうだけど、私は白く伸びやかなのに、腰のあるわしずの方が好き。和か菜はゴムのような粘りがある。
いい方を換えれば、わしずは私の好きな鎌倉のちくあんに近い仕上がりかな。
★★★★+。ネットで調べてみると、厚木には美味いそば屋がたくさんありそうだ。いろいろ行ってみようかな。住所: 厚木市厚木町1-16 電話: 046-295-8853
2016年第4四半期のレポートは以上です。
12月末に韓国から姉さんが来日したので、3日間、
グルメ・ツアーをしましたが、今思えば、あの店じゃ
なくて、こちらの店に行けばよかったかななんて
考えてしまいます。
来年もよろしくお願いします。
< To Be Continued >