『やっぱりカツ丼!』 2014年1月〜3月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
新年あけましておめでとうございます。
ちょっと遅れましたが、横浜のとんかつ店制覇を報告します。
一時は諦めかけていましたが、残念なことに閉店したお店も
多かったこともあり、なんとか達成できました。
これで、横浜、川崎、厚木、伊勢原などの街のお店を制覇
したことになります。
意外に地元の平塚や秦野、茅ケ崎のお店が未達成と
なっているのは、当時はカツ丼のお店に絞っていたので、
カツ丼をやっていないお店は、仮にお店の前までいっても
入店していなかったからです。
ということで、本年度は引き続き神奈川制覇を目標として、
全身全霊で立ち向かう所存です。
ご声援よろしくお願いします!
『神奈川を制す者は全国を制す。』
ロースカツは通常のサイズより小さいはずだけど、思ったより肉が厚くて、充分ボリュームがある。
カツの断面をみると、ロースにしては脂が落ちて、硬くなっているようだけど、食べてみると、意外とジューシーさは残っている。
でも真ん中付近は硬いかな。
メンチも肉汁が溢れるタイプではなく、ちょっとネチョネチョした食感。一部はパサパサしている。(イマイチなので、写真はなし)
遠路はるばる訪れるような店じゃないけど、常連さんのオアシスになっていることは間違いない ★★★+。
メモるのを忘れてしまったけど、確か1,130円を支払ったと思う。定食が800円なので、メンチは330円ということになるな。
1月11日(土)
平塚駅前で午前中に用件を済ませた後、昼飯を食べに行くことになり、久し振りに西海岸にあるメキシコ料理店
ラスマルガリータス(Las Margaritas) に行ってみることにした。
店内に入ると、先客が1組。ファミリーのようだ。
先回はメインにタコスが2個付く、1,600円のAランチを頂いたけど、この日は朝から底冷えがするくらい寒かったので、今回はトルティーヤスープとニンジンケーキが付く1,900円のBランチを注文してみた。メインはブリトーとエンチラーダ、揚げタコスをシェアすることにした。
このトルティーヤスープが無茶苦茶美味い! 具沢山で食べ応えがあるし、ちょっと味は濃いめかもしれないけど、コリアンダー(タイ料理ではパクチー)の味が見え隠れして、エスニック料理好きには堪らない!
ちょっとだけ辛くって、本当に体が温まる。メキシコ料理は基本的に暑い土地の料理だとは思うけど、このスープは寒い日に飲みたくなる。もう、スープの段階で大満足! これは遠路はるばるでも駆け付けるだけの価値があると思う。
タコスは前回食べた時と同じように、日本ではトップクラスのデキだと思う。しかし、トルティーヤがちょっとざらつくような感じは好みではないな。あと、具が多いのは、少ないよりも100倍良いけど、全部載せると端からこぼれてしまう。ちょっともったいないような気がする。
サルサソースにもう少しコリアンダーが多くても良いのだけど、日本じゃそんなに香草好きはいないだろうから、仕方ないか。
メインが運ばれてきたけど、それまでに食べた2品のデキが素晴らしかったので、ちょっと色あせてしまった。
もちろん、美味しかったんだけど、トルティーヤスープほどの感動はない。それほど、スープのインパクトが強かったということになるな。
それまでの料理がかなりボリュームがあったので、ケーキが運ばれてきた頃には腹一杯になっていた。お持ち帰りにしようかと思ったけど、ちょっとずつ食べていたら、あっという間に完食していた。味はあまり覚えていないけど、さっぱりとして、ほんのり甘いのがアクセントとなっていたからだろう。
この店が平塚にあるのは奇跡だと思う。★★★★★。 サイト: http://www.lasmargaritasjp.com/index.html
1月18日(土)
とんかつを食べたいと久しぶりに思った。
先週末はバタバタしていて、2週間くらい食べていないので、無性に食べたい!
そんなにとんかつが好きな訳じゃないので、というかとんかつ定食を食べる人を小馬鹿にしていた時期もあったくらいなのに、いまや中毒状態になってしまったようだ。
昨日も帰りに駅のそばのとんかつ店にでも寄っていこうかと思ったけど、今週末はしっかり食べることにして帰宅した。
そんな状況なので、珍しくテンション高めでクルマで藤沢市湘南台に向かい、とんかつ 水龍本店を発見…。
水龍本店??寒川のお店は駐車場も広く、料亭のような雰囲気もあるけど、こちらはガラス張りで間口も狭いし、安っぽい喫茶店のよう。店内に入ると、想像していたよりさらにこじんまりしている。
しかし、奥にもお座敷席があるようなので、うなぎの寝床のような感じなのかな。ある意味入りやすい。
ちょっと色褪せたメニューを見ると、 カツ重(900円)をやっているので、お願いした。ソースカツ丼などは載っていない。
このエリアで、900円にしてはカツが小さいな。衣はしっかり煮込まれていて、カリッとした食感はほとんどない。
さっそくカツをたべてみるけど、太い筋があって噛み切れない…。仕方ないので、一切れ分を口に入れて、ちょっと噛んだら、筋周辺の肉を飲み込む。最悪だな。
味付けはあまり甘くなく、濃いめなので、煮汁でご飯を食べることに。
この店構えで、このデキなら、半値の450円でも高いと思う。★★。支店は合格なのに、ここまで違うかな?
本当に本店?
1月19日(日)
特に用事がなかったので、実家の片付けをすることにして、そのご褒美として、小田原にある和風レストラン 喜左衛門(ぎざえもん)にいってみることにした。同僚に奨められたので、期待は高い。
道路は信じられないくらい空いている。なので、予想よりかなり早く到着。
街道沿いにお店があるのかと思ったら、ちょっと奥にあるのを発見。お店の入口が分からなくって、ちょっと迷ったけど、結婚式場の脇から入り、お店に到着。
屋号は和風レストランなんだけど、場末のそば屋という感じ。
店内に入り、席に着く。ココスの裏なので、もしかしたら同じ経営かと思ったけど、女性店員が男性店員に向かって『お兄ちゃん』と普通に話していたので、家族経営だと思われる。
メニューを見ると、カツ丼は載っていない…。店員に念のために確認してみたけど、カツ丼はやっていないとのこと。
仕方ないので、とんかつ定食にすることにしたけど、最近まともなとんかつを食べていなかったので、奮発して黒豚ロースかつ定食(1,890円)をお願いした。
なんだか店内は寒々しいしいけど、テーブル席のクッションがフランスの列車のようにふっくらしているので、居心地は悪くない。
こんな店なのに、1時半になっても客がひっきりなしに入ってくるのは意外。実は地元の人気店だったりして。そういえば、この周辺はマックやファミレスばかりだな。
奮発した甲斐あって、ボリューム充分。威風堂々。断面を見ても、さすがに肉は分厚い。
早速食べてみるけど、柔らかくって、簡単に噛み切れる。そして、肉らしい味がする。写真ではパサついているように見えるけど、意外にしっとりしている。
脂身は口の中で溶けてなくなり、ほんのりしたあまさだけが残る。衣はかなり薄いのに、簡単に剥がれたりしない。また、ほんのり甘くて、ちょっと酸味があるソースも食欲をそそる
キャベツはどんぶり2杯分位載っている。昨晩は焼き肉だったのて、ちょっと無理して全部平らげた。
味噌汁は普通だけど、ご飯は美味い!
端っこはさらにジューシーだけど、脂身はちょっとだけ獣臭さを感じる。
とはいえ、久しぶりに美味いとんかつを食べた。『美味い!』というより、『おいしいなあ』としみじみ感じた。★★★★★! 住所: 小田原市扇町4-8-21 電話: 0465-35-5043
1月25日(土)
チャリに乗ることにしていたので、ウエアに着替えて外に出たら、曇っているし、なんだか肌寒く、テンションが上がらない。
なので、もう一度着替えて、クルマで藤沢にある とんかつ 山かつ に向かった。
しかし、出発が12時過ぎになり、高速が少し渋滞していたので、下の道を使ったら、こちらも数カ所で渋滞…。
結局、到達が2時半前に…。やっぱり、閉店していた。
事前に確認していたお店に向かったけど、こちらも準備中になっていた…。
完全に意気消沈してクルマを走らせていたら、麺や 鐙(あぶみ)壱番 を発見。せっかくの遠出だし、入ってみることにした。
カウンター席に座り、メニューを見てみると、えび塩らぁめん(690円)が載っていたので、お願いした。
とろろ昆布がトッピングされているが、味と香りがキツい。できれば別皿にして欲しいところ。
スープは濃厚な魚介風という感じ。上質。カウンターに置かれた説明文には『鯛を中心とした魚介ダシと豚骨を中心とした動物系スープを合わせたWスープ』らしいが、あまり豚骨のようなパンチ力は感じない。
最初、ちょっと塩っはいと感じたけど、すぐに慣れた。このくらい味がはっきりしていないと、輪郭がボケてしまうのだろう。
細くて腰のあるストレート麺はスープに合うけど、負けていない。あくまで、主役は自分だと主張する。
とろろ昆布をスープに溶かすと、スープの味に深みが増す。
それほどエビの風味は感じなかったけど、ラーメンとしてはかなり満足。
初めてだけど、★★★★+にしておきます。また来てみたい。 住所: 藤沢市高倉718-1 電話: 0466-46-6133
昼にとんかつを食べられなかったので、相方にお願いして、晩飯はとんかつにしてもらい、小金井にある とんかつ 丸八 に行ってみた。
駅方向から続く長い坂の途中にあるので、運転していたら見逃してしまうかもしれない。
店内はいかにもとんかつ店らしい雰囲気だけど、カウンター席しかないのは意外な感じ。レイアウトを変えれば、テーブル席も作れると思うので、大将のこだわりなのかな?
カウンター席内側にある厨房には大将だけ。お客がいっぱい入ったら、一人だけで裁けるのだろうか?
壁に貼られているメニューを見るとカツ重(1,000円)があったのでお願いした。相方はヒレカツ定食(1,300円)。
カツは結構厚い。味付けはかなり薄い。また、肉は火が入りすぎて、パサパサしている。店の雰囲気がいい感じなので、期待してしまっていたようで、ガックリ度が増してしまった。
紅生姜が載っていて、最初は臭いが気になっていたけど、終盤は味付けが淡白なので、紅生姜でアクセントを付けながら食べ続けた。
相方のヒレカツにはデミグラスソースが掛っている。この前に入った、国分寺のミヨシでもデミグラスソースが掛っていたので、このエリアの特徴なのかもしれない。ソースの味は見た目はこってりしていそうだけど、食べてみると意外とあっさりしていて、あまり主張しない。
カツのボリュームはかなり多いけど、あまりありがたみはない。肉はかなり柔らかいので、シンプルにとんかつソースで食べていたら、印象が違ったかも知れない。食べ慣れていないのかも。
後から女将さんが着物姿でお店に入ってきた。お出かけしていたようだ。年配の方だけど、お店が明るくなった。女性はいつまでも華だと思う。
肉は端っこの方は比較的ジューシー。豚汁は最初はあっさりした仕上がりだと思ったけど、ちょっと冷めてきたら味噌の味に甘みがでてきて、さらに美味くなる。このあたりはさすが。でも、評価は ★★★。
1月26日(日)
実家の片付けに行くことにして、事前にご褒美として小田原にカツ丼を食べに行った。
しかし、最初に行った とんかつ 仲 は営業していないばかりか、入口には同じ広告が何度か挟まれているので、しばらく営業していないものと思われる。
念のために電話してみたけど、誰も出ない。
仕方ないので、小田原の堀之内にある 和楽路 に行ってみたけど、今度はお店すらなくなっていた…。
こちらも電話に出ない。2軒ともダメじゃ、ご褒美にもならない。
せっかく小田原まで来たので、そのまま帰るのではもったいないので、仲から和楽路に向かう国道255号線沿いで見つけた
ドライブイン はるみ に入ってみることにした。
そういえば、私が子供の頃、週末は家族でドライブに出かけた後、よくドライブインで晩飯を食べたな。親が共稼ぎで、まだファミレスがなかったからだっただと思う。
その後厚木にデニーズができてからは、ドライブインに入ることはなくなった。その代わり、毎週のようにデニーズに行って、食後には今はメニューに載っていないゼリーを食べていた。
入口横に置いてあるサンプルを見ると、カツ丼が置いてある。
席に着いて、すぐに かつ丼(800円)を注文。
意外と早く出てきた。やっぱりな、カツは揚げ立てじゃない。
この日も上に紅しょうがが載っている。昨晩は小金井、この日は大井町。場所的には全然関連性はないけど、なんだか名前が似ているようにも思える。
肉は薄いけど、弾力性があり、気持ちジューシー。煮込んでいるので、衣は死んでいるけど、不思議と簡単に剥がれない。
味付けが甘めだけど、しっかりしていて、玉子が半生なので箸が進む。
玉ねぎは生っぽいので、苦手な人は食べれないかも。
まあ、そもそもそんなに語るレベルではないけどね。評価は ★★+。
2月1日(土)
先週入れなかった、藤沢の和風レストラン 山かつに行ってみた。
まずは店構えが素晴らしい。風格を感じる。
和風レストランといったって、ファミレス的なノリは全くないので要注意。一言でいえば、場末のとんかつ店といった感じ。
場所的にもチャリで走り回った後、昼飯休憩に入るのにはちょうど良いと思う。
席に着いて、メニューを見たら、かつ丼は載ってないけど、かつ重(830円)が載っていたので、お願いした。
黄色いなあ…。
玉子は2個使っているのかな? 小麦粉あたりを混ぜているかもしれない。
カツはしっかり、全体的に煮込まれていて、衣は揚げ立てなのかわからないくらい。
肉も厚くはなく、衣の方が主張して、肉の味が分からない。
味付けはかなり塩っはいけど、甘さは控えめ。ご飯が美味しいので、なんとか完食。
★★+。セールスポイントは店構え?
2月15日(土)
2週連続で関東地方はすごい雪。先週末は横殴りの風が吹く、吹雪状態だったので、外出はしないで、家にある冷凍食品などで済ませたけど、2週連続というわけにはいかない。
とんかつはあまり好きな訳じゃないけど、2週も食べないと、禁断症状が出てきた。
だからといって、美味くもない店に入る気もしない。
そこで、クルマは雪で動かせないので、小田原線の駅のそばにある店にいくことにして、まずは千歳船橋駅で降りてみた。
この駅周辺の店で入ったことがないのは、とんかつ ふじ と とんかつ まつば。
まずはふじに行ってみたけど、他のお店の看板がでている。閉店してしまったようだ。
そこで駅の反対側にある とんかつ まつば に行ってみた。お隣はまつばやというお肉やさん。どう見ても、なんらかの関係がありそうだ。
店構えも小料理屋のようで、好感がもてるけど、店内もこじんまりとしているものの、清潔感があり、居心地は悪くない。
ご夫婦だと思われる店員さんも対応が優しいので、女性独りでも違和感なく入れると思う。良い店だ。
メニューを見ると、ヒレかつ重が1,400円で出ているけど、ロースかつ重は載っていない。
念のため確認してみたら、できるというので、お願いした。
カツ丼特有の甘い香りがする。
カツは煮込まれていて、衣にはカリッとした食感はなく、柔らかくなっている。縦だけでなく、横にも包丁が入っているので、肉から簡単に剥がれてしまうのは残念。一方の肉は分厚く、弾力がある。
味付けは少し濃いめだけど、甘くも、塩っはくもなく、ご飯が進む。白味噌仕立ての味噌汁は上品に仕上がっている。
合格にしようかとも思ったけど、★★★+。
無理いって作ってもらったんだけど、このカツはとんかつ定食で食べた方が美味そうだ。
2月19日(水)
群馬県藤岡市に出張となり、同行者と昼飯はとんかつでも食べますか!
というノリになったので、かつ哲に行ってみたら、超満席状態…。
諦めて、前々から気になっていたけど、一度も入ったことのなかった
登利平に行ってみたら、店員が駐車場の雪かきをしている。こんな忙しい時間に変だなと思って、店内に入ったら、週末に降った大雪のためにイートインはできないとのこと…。
だんだん打合せの時間が近づいてきたので、そばにある
かつ美 という定食屋に行ってみた。2007年1月に一度入ったことがあるけど、その時はカツ丼の方はイマイチ(★★+)で、やたら店内が寒かった記憶がある。
過去のデータは悲観的だけど、他に選択肢がないので入店。
店内はやはりほぼ満員。もともと人気があるのか、雪のためなのかは普段来ないのでわからない。
カツ丼はランチ価格で700円。
カツはしっかり煮込まれているので、衣は簡単に剥がれる。
肉は脂が落ちて、パサパサしているように見えるけど、思ったより肉は厚くて、豚肉らしい味がする。
まあ誉められるところはそのくらいかな?
食後のコーヒーを頂いて、お店を出た。
ちょっとおまけで ★★★。
打合せが終わって、帰路に着く。
赤羽で乗り換えなので、途中下車してとんかつ店を求めて赤羽の街を徘徊したけど見つからない…。
仕方ないので、西口駅そばにある 三忠食堂 に入ってみた。
狭い店内だけど、満席状態…。なぜ?入りやすいのかな?
こじんまりとした定食屋。隣で吸うたばこの煙が気になるけど、この手の店じゃあ仕方ないかな。
かつ丼(750円)があるけど、かつ重(1,000円)を注文。
カツはしっかり煮込まれていて、全然美味そうに見えない。
食べてみても、印象は変わらない。コメントする気もなくなる。
この店で、この味で、1,000円は高すぎる。
というか、値段より味が問題なんだけどね。 ★★+。 味噌汁もかなり不味い。
ここまで来ると、なぜこんなに客がいるのか本当に不思議。
この後、なんだか物足りないので、赤羽で有名なラーメン店
ゆうひ屋 にいってみた。
前の店じゃ不味くてカツ丼を完食しなかったけど、味がわかるのか、ちょっと心配。
しかし、肝心のラーメンの写真を上書きしてしまったようなので、詳細レポートはなし。
淡麗煮干しラーメン(680円)がウリのようだけど、最近、あまり煮干しスープは美味いと思わないので、普通の正油ラーメン(680円)の食券を買ってカウンター席に着く。こじんまりした店内で、カウンター席しかないけど、雰囲気は悪くない。
しばらくしたら、運ばれてきた。
スープはこってりしているけど、煮干しの味がしっかり出ている。というか、濃くて、塩っはい。
近所で飲んでいた人達が、シメで食べるのには良いかもしれないけど、酔っていないとちょっと厳しい。
一方、ちょっと細めの気持ち縮れが掛かった麺はスープとの相性は悪くない。★★★+くらいかな。
次回、赤羽に来る時は、事前にお店を調べてくることにしよう。
2月22日(土)
この前、横浜橋商店街にあるとんかつ 梅月に来た時に、そばにある 天ぷら 豊野 でもカツ丼をやっているのを発見。
後で調べたら、丼物マニア/B級フリークの中では有名なお店のようだ。
マニアが推奨しているのは、商店街入口のすぐ隣にある店舗ではなく、ちょっと左側にあるお店のようだけど、すでに行列はできているし、店内はお世辞にもきれいといえない状況。相方と一緒だったので、入口横のお店に入った。
しかし、商店街の入口の両側にとんかつを食べれる店があるのは、滅多にないと思う。恐るべし、横浜橋商店街。
ちなみに、食後は相方と商店街を散策し、韓国の食材を購入。活気があり、なかなか楽しい。
商店街入口横のお店もカウンター席のみ。店内は昔の立ち食いそばという感じ。厨房は女性陣で切り盛りされているのに、店内には女性的な趣は全くない。
店頭でお持ち帰りの揚げ物を販売しているので、とんかつのお持ち帰りもできるようだ。
券売機で食券を購入して席に着く。
かつ丼(600円)があったけど、上かつ丼(700円)があったので、こちらを選択。しかし、券売機をよく見たら、特かつ丼(800円)もあった。値段的にも、普通のかつ丼に比べて200円しか違わないし、選択ミス。まさか、特かつ丼なんてあるとは思わなかった。
相方は海老、キス、穴子、野菜4品が載った、海鮮丼(700円)にすることにした。
席に着いてから、料理が運ばれてくるまで店内を見回すけど、やっぱり要所、要所が小汚い。ちゃんと掃除すれば良いのに。
上かつ丼が運ばれてきた。
玉子が半生で美味そうだけど、意外とカツが小さいな。肉もそんなに厚くない。衣がカリッとしているのが救い。
味付けも意外にあっさりしているので、箸が進まない。
カツに対してご飯の量が多くて余ってしまう。相方の天ぷらをもらって、残ったご飯を食べる。
カツが小さいだけでなくて、そもそもご飯の量もかなり多いと思う。
天丼の方は天ぷらが山盛りになっている! しかし、食べてみると、衣が重くて、好みのタイプではなかった。
★★★。店員さんに確認したら、特と上かつ丼では肉の質も量も違うという。と、聞いてもまた来ようとは思わなかった。
晩飯は横浜中華街にある 聚英 にいってみた。正月に来た時は、貸切で入れなかったけど、無事入店。
注文は、もちろん海鮮そば(1,050円)。そして、八宝菜(1,500円)をシェアすることにした。
まずは八宝菜が運ばれてきた。
つまむように食べてみると、普通に美味い。期待通りの味。
ただ、味付けが濃いので、海鮮そばの味に影響しないか心配。
続いて、海鮮そばが運ばれてきた。
美味い!やっぱり海鮮そばは聚英だな。
スープはかなりさっぱりしているのに、味に深みがあり、物足りなさを感じない。
麺はかなり細いストレート麺だけど腰がある。
具材でいえば、エビは暴力的にデカく、食べるとプリプリ、ホタテも一口では食べられないくらいデカい。イカもコリコリした食感が堪らない。彦麻呂じゃないけど、ラーメンドンブリが 宝石箱になったような気がした。
本当は、ゆっくり味わいながら食べたいところだけど、早めに食べないと、麺がスープを吸って、歯ごたえは少し弱くなる。
悩ましい…。
税抜きで1,000円なのに、器が小さくて、スープをケチっているようにも感じるけど、恐らく金華ハムやホタテの干し貝柱などの高級食材を使っているんだろうな。まあ、スープが少ないので、一層ありがたみを感じる部分もある。
★★★★★!
温かいお茶をお願いしたら、1ポットで200円取られたりと、気になるところはあるけど、それでもお奨め。
当たり前だけど、日本で人気のラーメンの原点は中華麺だと感じる。マニアは、ラーメンがどんどん進化しているというけれど、この店の麺類を食べたら、ちょっと背伸びした位にしか感じなくなる。
3月1日(土)
秦野なんて実家のそばだし、とっくに制覇しているのかと思っていたら、ローラー作戦で確認してみると、意外と入店していない店が多いことがわかった。
当時は対象をカツ丼にしていて、お店の前にいっても、メニューにカツ丼が載っていないと中に入らなかったことも多々あった。
SUGIHIRO(すぎひろ)は東海大のすぐそばに店を構える。TSUTAYAの隣りといえば分かりやすいかな。
1階はカウンター席だけだけど、2階にも客席があるようだ。この日は土曜日で、学生がいないためか、1階のみの営業になっていた。
恐らく何十年も営業しているんじゃないのかな? 子供の頃にボーリングで周辺によく来ていたので、意外に入ったことがあったりするかもしれない。
メニューを見ると、カツ丼が載っていない。まあ、だから入店したことがないのだろう。
念のために、女将さんに確認したけど、やっぱりカツ丼はやっていないというので、何にしようかしばらく悩んでしまった。ロースとんかつがからあげ付きで600円だもんな。
結局、Wかつ(とんかつとチキンカツ)定食(730円)をお願いした。
凄いボリューム! 当たり前だけど、カリカリ! サクサク! そして、ちゃんと肉の味がする。
一方、テーブルにはウスターソースしか置いてない…。掛けても、掛けても物足りない。結果、ビチャ、ビチャになってしまう。
しかし、ロースの肉は脂が載っていて美味いなあ。
でも、このエリアには学生相手のこのようなお店が多いんだろうな。★★★★。
3月2日(日)
相方が仕事を辞めたので、私の職場に近い本厚木に引っ越すことにした。
物件を確認するために、クルマで向かったが、昼飯は以前入ったことがある
こばやし亭 に行ってみることにした。
相変わらずの人気で、店内は満席! カウンター席に着いた。
店内にジャズが流れる店はよくあるけど、スピーカーが目の前(カウンターの上)にあって、かなりやかましい。
相方にはイベリコ豚ロースカツ定食(2,500円)を注文させ、私は鹿児島県産黒豚使用プレミアムロースかつ定食(2,100円)にした。1度に2種類の料理を味わえるのはありがたい。
ちなみに、イベリコの方がカツ定食で、黒豚の方がかつ定食なのは、イベリコの方が外来種だからかな?
どちらもすごく柔らかい!黒豚の方が脂が多く感じるけど、美味しさは同じくらい。臭みなどは全くない。
塩で食べたり、ソースで食べたりしたけど、両方とも黒豚についてきた大根おろしが一番合うと思う。
衣は厚いというより、パン粉が大きい。肉汁を閉じ込めるというよりも、食感重視でクロワッサンのようにフワリとしている。
イベリコの方(写真上)は特有のどんぐり臭さをあまり感じない。ある意味残念だな。
しかし、冷めたらすこしイベリコ豚らしい味がしてきた。
黒豚の方(写真下)もジューシーで柔らかいけど、歯当たりは柔らかいものの、そのまま1回で噛み切れる訳ではなく、真綿を噛んだときのように、紙一枚分位の噛み切れないところが残る。
基本的に満足。どちらもロースだったので、次回は片方はヒレにしよう。
★★★★★。ジャズがうるさすぎて、落ち着いて味わうことができなかったのが残念。
カツ丼はやってくれないのかなあ…。
3月8日(土)
祖師谷駅 北口から北に向かう細い通りを進むと、キナシサイクルのすぐ先に とんかつ 新和 がある。
店内はとんかつ店らしい雰囲気で、明るく清潔。ちょっと和風ファミレスぽいところもあるけど、恐らく家族経営。
かなりシンプルなメニューを見ると、かつ丼(735円)が載っていたのでお願いした。ヒレ丼は787円。
注文しなかったけど、ちなみにメインメニューと思われる
とんかつ定食 は735円。とんかつ専門店にしては安いと思う。
カツはしっかり煮込まれている。カリッとした食感はない。
そのためか、肉にも火が通り過ぎているようだ。その割には肉はあまりパサついていない。肉が比較的厚いからかな。
味付けはかなりしっかりしていて、ちょっと甘いかな。まあ、ご飯が進むけど。
玉ねぎはシャキシャキした食感が残っていて、アクセントになっている。思ったよりご飯も肉もボリュームがある。
ダシのきいた味噌汁はあっさりしているのに美味い。全然チェックしてなかったけど、きゅうりの漬け物も美味いな。
朝飯は食べなかったのに腹一杯になってしまった。
しっかり煮込んだカツ丼は好みだと思うけど、私には ★★★+。でも、価格も安いし、高得点にする人がいても驚かない。
3月14日(金)
会社が終わって、相方は飲み会だというので、カツ丼を食べに行くことにした。
向かったのは、中央林間駅の2階にある とんかつ 一代。
もう10年くらい前になるのかな。一度来てみたけど、ビルが改装中のためだったか、お店を見つけられなかった。なので、閉店したと思っていた。
半信半疑で、エスカレータで2階に上がると、すぐにお店を発見。
店内は喫茶店風。ファミレス的なハリボテ感もある。客は私を入れて2人だけ。
メニューを見ていると、黄金メンチカツ(315円)なんて載っていて、どれにしようかちょっと悩んだけど、結局ロースかつ重(1,365円)を発見し、注文した。
かなり(きついくらいに)はっきりと「ロースかつ重!」と女性定員にいったのに、出てきたのはロースかつ定食だった…。
すぐにカツ丼にしてもらったけど、客の注文をはっきり聞き取れないなら、BGMのボリュームを下げればよいのに(かなりうるさい)。
玉子でとじてもらって、再度運ばれてきた。
本来であれば、とんかつ定食で食べる物を、もう一度火を通すのだから、火が通り過ぎているはずだ。美味いわけがない。
食べようとして、ドンブリのフタに触ると、全体的にベタついていて気持ち悪い。外より、内側の方がきれいなんじゃないかと思う。
ん、意外に美味いな。玉子がちょっと生っぽく、フワフワしている。
肉はやはりちょっと火が入りすぎている感じもするけど、このくらいの店は珍しくはない。
値段は安い訳じゃないけど、カツもボリュームがある。味付けも濃いめだけど、悪くない。
肉は全体的に筋張っているので、合格にするようなレベルではないけどね。
また、端っこはちょっと獣臭さを感じる。
かなり塩っはい味噌汁と、職人魂が入っているとは到底思えない沢庵とミニサラダにはガッカリ。
食べ始め締めは、もしかしたら合格かと思ったけど、★★★。
味付けが濃かったこともあり、席を立つ前から舌がピリピリしてきた。
お店に入った時は、8時前なのに客がいなかったのに、8時を回ったらどんどん入って来た。
私が入り口付近で食べていたからかな。なんだかシャク。
3月15日(土)
鎌倉に墓参りに行くことにして、そのご褒美として(?)久里浜にある とんかつ 竹むら にいってみた。
店構えから、宴会中心で、夜しか営業していないのかと思っていたけど、暖簾が出ている!
中に入ると、2階にも席があるようだけど、1階は基本は座敷席。
私の体が硬いのと、靴を脱ぐのが面倒なので、座敷席は嫌いなため、入り口すぐのところにあるパイプイスの仮設のような席に着いた。
テーブルに載っているメニューを見ると、カツ丼か載っていて800円。上カツ丼は1,000円、ヒレカツ丼は1,100円。もちろん、上カツ丼をお願いした。
『カツ丼』と書く店は、なぜか美味い店が少ない。私はカツ丼派なので、親近感が湧く。美味しければ良いのだけれど…。
ちなみに定休日は水曜日。
あっ、うっまい!肉は 分厚く、柔らかくって、ジューシー!筋もないし、獣臭さもない。
カツもご飯も充分なボリューム。
カツはしっかり煮込まれているので、カリッとした食感はあまり残っていない。肉自体はあまり主張しないのはちょっと残念。
味付けもちょうどよい。甘すぎず、塩っぱ過ぎず。
少し濃いような気もするけど、ソースを後から掛ける訳でもないので、この位がちょうど良いのだろう。
久し振りに★★★★+。 やっぱり、ちょっと味が濃いかな。住所: 横須賀市久里浜4-1-8 電話: 046-835-5625
韓国に行っていた相方をお出迎えに羽田空港に行くことに。
その前に、大森駅そばにある、鹿児島純粋黒豚 とんかつ だるま に寄ってみた。
店内はとんかつ店というより、チェーンのカレー屋という感じ。高級感は全くない。
これで、2日で3杯だな。ようやく、タイヤも温まってきた感じ。明日、F1も開幕するしね。
黒豚ロースカツ丼(1,000円)を注文。
今度指宿に行くときに、黒豚とんかつを堪能することを楽しみにしているんだけど、大森で美味い黒豚カツ丼を1,000円で食べられたら、ある意味ショックだな。
しばらくしてカツ丼が運ばれてきた。
器はプラスチックで安っぽい。さっそくカツを一切れいただく。
柔らかいんだけど、筋があって、なんだか水っぽい。解凍したからかな。
衣がカリッと揚がっていないようにも感じるけど、玉子とじカツ丼を食べているのだから、本当のところはわからない。
肉がちょっとパサついているので、これで黒豚なの?と思うけど、脂身の味と溶け方はなんだか普通の豚肉とはちょっと違うようだ。ほんのり甘い。
そういえば、昼間の竹むらより肉の味がする。
ご飯があまったけど、なんとか完食。でも、値段を考えれば、カツの量はこんなものかな。ご飯が多いのだと思う。
★★★+。昼間に美味いカツ丼を食べた後なので、評価が厳しくなっているかもしれない。せめて、ドンブリがプラスチックじゃなければ合格だったかも。
3月16日(日)
本厚木で引っ越し先を見てまわっていたら、人気ラーメン店の
本丸亭 がいきなり現れた。
前回入った時は、前の会社に行っていた時だから、10年前位になるのかな。
相方も塩ラーメンは嫌いじゃないので、入ってみることに。幸いなことに、店頭の行列は数人。
店内も10分位待ったら、席に着くことができた。最近、いろいろなところに出店しているからかな。
でも、待っている間、不思議とサーフボードのワックスの臭いがする。高校時代を思い出すけど、食事をするお店の周辺ではちょっと気になるな。
メニューを見てみると、期間限定の仔牛のスープと鴨の塩らー麺(1,200)が載っていたので、試してみることに。相方は私のお奨めで、海老ワンタン入り塩らー麺(1,050円)、そして本丸焼餃子(400円)を注文。
鴨肉の赤色が入ると、ちょっと色鮮やかになるな。かなり美味そう!
塩スープの方はかなり淡白。 歯当たりの柔らかい平打ち麺はモチモチしているけど、スープの相性としては細いストレート麺も選択できるようにして欲しいな。
全体的には強力なインパクトはないものの、とても上品に仕上がっている。
ワンタンは子供の手でぎゅっと握った感じ。結構、食感は硬い。
餃子はジューシーで美味いけど、その後にラーメンを食べると、ラーメンが餃子の味に負けてしまう。
どこをとっても美味いんだけど、やはり全体的に印象が薄い。もう少し塩っぱい方が味の輪郭がはっきりすると思うけど、高血圧の私はこの位でありがたくいただかなくてはいけないのだろう。
今さらいうまでもなく名店。厚木に引っ越したら、また来てみよう。
3月21日(土)
JALのマイレージを使っていなかったので、毎月ポイント
が消えはじめてしまった。
もったいないので、前回1泊2日で那覇に行った時
のように弾丸ツアーを決行することに。
行きたいところを相方に聞いてみたら、指宿で砂風呂
という。前回チャリで行った時は砂風呂に入らなかった
し、面白そうなので行ってみることにした。
羽田の待合室から富士山が見えた。結構デカイ。
突然旅行を決めたので、マイレッジではろくな便が空いて
いない。結果、1日お休みをもらって、2泊3日にしたけど、
1日目は16:30発で鹿児島には18:25に到着。
空港から市街地まではバスで1時間掛るので、ホテルに
到着したら8時前になっていた。
宿泊したのはホテル・レクストン鹿児島。場所は天文館
からちょっと歩いたところにある。
客室内は豪華さは全くないけど、充分に広くて、居心地は
悪くない。1泊10,500円なら納得。
機会があれば、また使いたいくらい。
チェックインして、荷物を部屋に入れたら、すぐに外に
天文館に繰り出した。
寒い寒い! この日は異常に寒く、真冬の格好!
向かったのは、さつま黒豚専門料理 黒福多(くろぶた)。
事前に調べておいたお店は鹿児島中央駅周辺だったので、
この店をホテルで教えてもらった。
到着したら、名前を書いて20分くらい外で待たされた。
暖簾を見ると、福岡と東京赤坂にも支店があるようだ…。
本店はここのようなので、東京でこの店が恋しくなったら、
赤坂のお店に行くことにするか。
店内は、食堂というより割烹に違い。独りでは入れないな。
でもカウンター席が入り口すぐにある。
私はカツ丼(920円)があったので注文。相方はヒレカツ
定食(1,680円)にしようとしたら、店員に黒豚黒カツヒレ定食
(1,890円)がお奨めということなので、こちらに変更。
そして黒豚黒焼餃子(650円)を追加した。
カツ丼のカツはしっかり煮込まれているので、カリッとした
食感はない。
ご飯が硬めで、パサパサなのは気になったけど、ご飯を
締めの鍋で使うためなのかな?ビシャビシャよりはマシか。
味付けはちょっと甘めだけど、気にはならない。
カツ、ご飯ともに充分なボリューム。
黒豚黒カツは確かに衣が黒い。竹炭などの黒い素材を
使っているとのこと。ほんのり甘いということだったけど、
正直食べ比べないと分からないレベル。
ヒレ肉特有の方向性のない食感。練り物のように柔ら
かいけど、パサパサしていた。
これなら、普通のカツでも評価は変わらないのではと
思うけど、価格差は200円程度なので、話題性ではアリ?
餃子の皮はかなり薄く、カリッとした食感。具はジューシー。
でも、黒い皮がなんだか艶やかで、ちょっと気持ち悪い。
美味いけど、皮が黒い理由が分からない。
★★★+。期待が高過ぎた?
サイト: http://kurobuta.fc2web.com/
3月22日(日)
朝、ホテルを出て、歩いて鹿児島中央駅に向かう途中、
武家屋敷を発見。
『鍛冶屋町で生活した下級武士の屋敷』ということだけど、
なんだかモンゴル辺りの地主のお屋敷ぐらいに見える
また同時にヴァナキュラーな、独特の屋根と本体との
バランスにも面白みを感じる。自分が建築家だったら、
この建物をヒントにして、なにか提案をしたいところ。
指宿枕崎線の各駅に乗り、指宿に向かう。
平日の10時過ぎなので、車内はガラガラ。
車内を見渡すと、なんとドアのすぐ横にゴミ箱がある!
首都圏の通勤電車では考えられない。
でも、あったら、とても便利だな。
やはり、この路線は観光目的として運行されている
ためかな。
各駅は途中の喜入駅まで。
次の電車を待っていると、IBUTAMA こと指宿の
たまて箱がやってきた。
カラーリングはとても印象的で、車体の左右で白と
黒に色分けしている。まるで、キカイダー!?
駅に到着するなり、ドア上部から霧状の水を放出。
たまて箱を開けた時の演出だろうけど、ちょっと直接的
では。
事前に調べていなかったので,、ちょっとビックリした
けど、すぐに携帯で帰りの席を確認したら、満席だった。
かなりの人気のようだ。
なんとか指宿駅に到着。
途中、乗り継ぎがあったけど、2時間半というところ。
相変わらず、指宿駅には独特の雰囲気がある。東海道
線でいえば、大磯駅か、熱海駅かな。
もちろん、デザインでいえば、こちらの方が上。
砂蒸し風呂で向かったのは、砂蒸し会館 砂楽。
指宿は温泉郷で、前回チャリで来た時も温泉旅館に宿泊
したけど、砂蒸し風呂をやっているのはここだけのようだ。
お祭りの時の屋台のように、または夏の湘南の海の家
のように海岸線に沿ってお店が連なっていると思っていた
ので、ちょっと意外。
料金は4月1日からちょっと上がったけど、大人1人
波打ち際を見てみると、湯気が立っている。
昨晩は記録的に寒かったけど、この日はかなり気温が
上がっていたので、かなり温度が高い温泉が流れ込んで
いるのかな。
ちなみに指宿駅に帰る際に地元のタクシーの運転手に
聞いたところ、つい最近まで海岸の砂浜を自分で掘って
砂蒸し風呂をエンジョイしていたとのこと。
ワイルドだろ〜っ!
近代的な本館で予約して、順番が来るのを待つ。
30分位して呼ばれたら、素っ裸に厚手の浴衣を着て、
海岸に出て、また順番を待つ。
先述の通り、この日は比較的暖かったので、さほど問題
はなかったけど、真冬の寒い日だったら、キン○マが縮み
あがっていたことだろう。
他人が掘った穴にほぼ全身埋まるというのは、子供
の頃に夏の海岸で遊んで以来久し振りともいえるし、
この年になると、なんだかブラックな趣もある。
意外だったのは、砂が意外に重く、また、10分位で皆
出てしまうこと。せっかく来たのにとも思うけど、熱くて
それ以上は耐えられない。
また、砂風呂は1回だけなのは少し残念。
先述の通り、厚めの浴衣の下にはなにも着ていない。
砂蒸し風呂の後には、砂を流した後、浴槽でお湯に浸かる。
砂風呂の際には、借りた手ぬぐいをフードのように頭の
下に敷いて。髪が砂だらけになるのを防ぐ。また、メガネは
したままでよい。でも、砂に埋まると、メガネが鬱陶しくなる。
でもまあ、そんなに値段も高いわけじゃないし、イベント性
もあるので ★★★★★。肩のコリも取れたような気がする。
昼飯はまだだったので、指宿駅まで乗ったタクシーの
運転手に教えてもらった青葉に向かった。なかなか良さ
そうな雰囲気。
でも、帰りの電車の時刻表を確認していなかったので、
念のために駅に行ってみたら、10分後の各駅の後は、
特急が満席なので、1時間半後になってしまう…。
結局、昼飯は駅の売店で売っていた不味い菓子パン
でごまかした。
電車はやっぱり、スペインのクエンカに行った時のよう
に揺れた。温泉上がりに全身揉まれたようになり、かなり
ダルイ。
鹿児島に着いたら、もう4時半になるので、お店はほとんど
閉まっている…。
るるぶを見たら、鹿児島ラーメン 豚とろというお店が
ホテルのそばにあるようなので、行ってみたらやっていた!
豚とろラーメン(650円)を注文。
カウンターに大根の甘い漬け物が置いてある。あっさり
していて、ついつい食べ続けてしまう。消化にも良さそうだ。
スープは臭みを感じるくらい濃厚。ほんのり甘味を感じる。
麺は少しちぢれの入った中太麺。モチモチとした食感。
極細麺も替え玉(100円)で味わえる。
美味い! 相方も大喜び! 私は相方がラーメンの味が
分かることに感動していた。★★★★★!
食後はさらにちょっと先にある天文館 むじゃきに向かう。
ちょっと悩んで、飲み物と、白熊のレギュラーサイズを
お願いした。
やっぱり天文館か鹿児島中央駅そばにホテルがあると、
いろいろ展開が楽だな。
なんだか、無茶苦茶可愛く見えるんですけどお!
でも、食べてみると、氷の粒子が細かくって、
フワフワしていて、あっという間に完食。
腹一杯だったので、レギュラーサイズなんて無理
かと思っていたけど、これならミニサイズにしていたら
物足りなかったと思う。
夕方にラーメンを食べたので、晩飯は居酒屋に
行くことに。
事前にチェックしていた じ〜の(Zino)は予約が
一杯で諦めた。
同じ通りにある十徳やがまあまあ良さそうなので
入店。
刺身の盛り合わせは税抜きで1,280円。
この前、小倉で刺し盛りを食べた時は、質・量ともに
圧倒されたけど、この店はきびなごあたりが唯一地物
かな。
普通…。期待値が高かったかな。
本当はこの日の朝に鹿児島市中央卸売場にある
定食屋に今回も行きたかったけど、実現できなかった
ので、悔しい思いも混じっての評価。
金華いわしの桜揚げ(税抜き 550円)はこの日、
この店で食べたもので一番美味かった。
イワシはほっこり揚がっていて、意外とボリュームが
ある。そのイワシにシソのような味付けがしていて、
しかもその味付けが食べていると表に出てきたり、
裏に隠れたりと味に変化を与える。
ビールに良く合う。
豚のスペアリブ旨たれ炭火焼(780円)や手羽唐
揚げ(1本 140円)なども注文したけど、旅先で食べ
なければレポートするレベルではない。
ただ、全体に値段が高くないので、そんなに損した
ような感じもしない。★★★。
さっさとホテルに帰り、相方は岩盤浴のサービスを
受けに行った。
3月23日(月)
この日は会社にお休みをもらったんだけど、席が
なくって 9:15発。鹿児島市街地から空港までエア・
ポートバスでも約1時間掛るので、結局、鹿児島中央
駅までタクシーで行って、始発のバスに乗った。
想像していた通り、かなり忙しい旅ではあったけど、
まあそれなりに楽しんだかな。相方も喜んでいるので
良しとしましょう!
バタバタしていて、アップが遅れてしまいました。
すみません!
本厚木の引っ越しは5月末にようやく完了しました。
年内の神奈川制覇に向けて、これから頑張ります!
< To Be Continued >