『やっぱりカツ丼!』 2013年10月〜12月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
10月14日(土)の朝、テレビを見ていたら、代々木公園で
九州観光・物産フェア 2013 が開催されているようだ。
なんだか楽しそうなので、行ってみることにした。
やっぱり楽しい!!
でも、2人より、グループで来てワイワイ騒ぎながら食べ
まくる方が楽しそうだ。2人だと買い出しで落ち着かない。
一方、例えば、白熊は売っているけど、天文館のむじゃき
じゃなかったりと、ちょっと盛り上がり切れないところもある。
出店のクオリティアップを期待したいところ。
でも、まあ、入場料もないし、楽しんだ者勝ちだね!
10月5日(土)
朝から強い雨が降っている。これじゃあ、チャリには乗れない。
To Do List から横浜市中区にある とんかつ こころ にクルマで行ってみることにした。
そばにある100円パーキングにクルマを停めて、お店にいってみると、いわゆる立ち食いそば系のとんかつ店という感じ。
前金制で、カウンター席のみ。セルフサービスなので水も運ばれてこない。
そしてロースかつ定食が550円と無茶苦茶安い。かつ丼は580円。定食よりは高いけど、それでも相場よりはかなり安い。
雨の昼下がりだけど、お一人様の男性客が数人いる。
いわゆる、デートには使っちゃ行けない店。
でも、これで美味かったら、それはそれで面白い。
みんな食べ終わったら、『ご馳走さま』といって帰って行く。
まるで下宿生のようだ。店員がオバチャン2人だからかな。
作り置きではないかと心配したけど、注文が入ってから、カツを揚げはじめた。
甘めの味付けだけど、それほどは気にならない。
カツのボリュームは値段を考えれば納得。肉には脂身が少なく、さっぱりとした印象。
カツは基本的には煮込まれているけど、部分的には揚げたてのカリッとした食感も楽しめる。
全体的にもあっさりしているので、ちょっと物足りない感もあるけど、値段を考えたら、なんの不満もない。
★★★+。もちろんお店を出るときには食器を運んで、ご馳走さまと声を掛けて店を出た。
10月6日(日)
この日の天気は晴れ。だけど、先週末の棚卸のためか、まだ体がだるい…。
結局、クルマで東横線の日吉駅そばにある定食 くりの木に行ってみた。学生街の定食屋は興味があるな。
カウンター席のみの狭苦しい定食店。AMラジオ番組が店内に響き渡り、正直うるさい。
そんなかなり居心地が悪い店なのに、とんかつ定食は1,000円! カツ丼はやっていない。
恐らく女性客は来ないだろう。
ある意味どんな料理を出されるのか楽しみ。
やはりボリュームは充分。写真をみれば、カツがいかに大きいか分かってもらえると思うけど、実際に食べてみると、それほど大きく感じなかった。
肉はかなり脂身が多いけど、ジューシーで自分の好み。そして臭みもない。
ご飯がドンドン進みそうになるけど、普通盛ではご飯が先になくなる。ある意味、贅沢。そして、希望すれば生玉子1個がサービスされる。
客層は若年層の男性が多いので、これが正解なのかも。自分が大学生の時にこんな店があったらな。
★★★+かな。もう少し安ければ、合格。
10月12日(土)
この日は暖かく、天気が良いので、久し振りにチャリに跨った。
日差しは柔らかく、とても気持ち良い。と出発した時は思ったけど、最高気温は10月だというのに30℃。暑い!
しばらくチャリ乗っていなかったので、比較的近場にあるとんかつ 岩窟王に行ってみることにした。
場所は東八道路沿い。都心から来たら、府中運転免許試験場の800mくらい先。ラーメン好きには江川亭の隣りといえば、分かってもらえると思う。
店の外に置いてあるメニューをみたら、カツ丼をやっている。850円。
店内は流しそうめんができるくらい長いカウンターが道路と並行して設置されていて、その奥にキッチンがある。
席に着いて注文したら、前金制だという。食券もないのに、珍しいな。
店内には主なメニューの栄養成分が貼られている。この店のカツ丼は968キロカロリーのようだ。
玉子の黄色、ニラの緑、玉子の黄色が鮮やか。こんなカラフルなカツ丼、初めて見た。
カツはもちろん揚げたてで、肉は分厚い。ちょっと筋張った感じもするけど、かなりジューシーな部分もあるので、ちょうどよいところなのかもしれない。
味付けは濃いめだけど、客層を見ると、こちらもちょうどよいところなのかも。
ご飯がパサついているのは残念だけど、ベチャベチャなのよりは良いかな。
愛想の良いお姉ちゃん(娘さん?)もいて、店内は明るい雰囲気。
カツの量は多いけど、ご飯の量はもっと多く、ご飯が残ってしまった。こうなると、ご飯がパサパサなのが非常に気になる。
合格にしようかとも考えたけど、★★★+。
10月13日(日)
平塚の西海岸商店街にとんかつの幟を出す定食屋があり、友人宅やラオシャンに行く時に気になっていた。
お店の名前は お食事処エフ。変な名前だな。
お店の横には、お弁当屋さんがあるけど、定食屋とは裏でつながっている。
カツ丼は850円。この手の店にしては高いと思う。メニューには書いてないけど、ロースとヒレを選べるようだ。
店内は安っぽいけど、できてからあまり経っていないので新しく、居心地は悪くない。ニトリというか、最近のカラーボックス感覚。
年配の男女3人で切り盛りしているけど、手際よく、愛想が良い。なんだか、生きがい事業団のような雰囲気もある。
ちょっと甘いけど、懐かしい味付け。煮込まれて、茶色になった玉ネギが食欲をそそる。
カツはしっかり煮込まれているけど、端っこには揚げたての食感が残っている。
肉は真ん中付近はパサついた感じがするけど、ちょっと離れると柔らかくって、ジューシー。
ちなみに、カツ丼はお持ち帰りのお弁当だと750円。弁当にしてはかなり高いと思う。
この価格差だったら、できたてを店内でいただいた方が良いと思う。
ご飯と味噌汁は普通。合格にしようか悩んだけど、1ヶ所筋張ったところがあったので、★★★+ にします。
10月14日(祭)
朝起きて、相方とテレビを見ていたら、代々木公園で
九州観光・物産フェア 2013 が開催されているようだ。
なんだか楽しそうなので、行ってみることにした。
小田急と千代田線で代々木公園に到着。
まずは、ご挨拶代りに黒毛和牛の串焼き(500円)を
いただいた。
1切れが大きくて、ちょっと硬いので、噛み切るのが
大変だけど、値段を考えればこんなものかな。
でも、高速のSAでも同じようなものを食べれるような
気もする。★★★+。
意外と簡単に席が取れたので、交代で食料を調達する
ことにした。
2人とも腹が空いていたので、博多ラーメンでも良いかな
とお店に行ってみたら、二男坊だった。味付半熟煮玉子
ラーメン(800円)を注文。(ちょっと高いんじゃないの?)
行列はテントの裏から始まっていたけど、意外に開店が
早くて、10分もしないでラーメンをゲット!
福岡ラーメン総選挙で1位を取ったお店だけあって、他の
店では食べたことがないくらいにトロトロのスープは意外に
臭みはない。むしろ上品さを感じるくらい。
一方、ラーメンを受け取ってから、食べ始めるまでに時間が
掛ったので、麺はちょっと伸び気味だったし、スープもちょっと
冷めていた。でき立ての熱々を食べたくなる
と思っていたら、お台場に支店があるし、海老名にも進出
するようだ。 ★★★+。やっぱり高いと思う。
最終日のためか、佐賀の宗政酒造では500円で売っていた
地ビールを300円で売り出した。
300円ならかなり安い。早速2杯めをゲット。コクがあって文句
なしに美味い!
とはいえ、昼間のビールはすぐ回る。2杯で良い気持ちに
なってしまった…。
博多のタレ漬け唐揚げはなんだか普通でイマイチ。
九州の特産物だけでなく、各地の名物の出店もあった。
九州の焼きカキの店に行ってみたけど、行列が長かった
ので、広島の焼きカキの美輝(みき)に行ってみた。3個で
700円。ちょっと大ぶりだけど、やっぱり高い。
食べてみると、焼いているのにプルプルだし、臭みも
ない。でも、味は悪くないけど、ハウステンボスで食べた1kg
の焼きカキのダイナミックさが忘れられない。
お次は宮城県の妻地鶏の炭火焼。
お店自体は普通だけど、最近は見かけなくなった電話
ボックスのようなスペースの中で焼いている。
天井から突き出た煙突からは煙がモクモクとあがって
いる。大は1,000円、小は500円。小をお願いした。
凄い行列だったけど、いっぺんに焼き上がるので、動き
出すと、意外と早く行列がなくなった。
小でも、500円の割にはボリュームがある。
しかし、食べてみると、パサパサして、硬く、全然美味く
ない…。じとっこ組合の比ではない。
口直しに食べた白クマもコピー品で、情けないデキ。
帰りに買った柳川のうなむすはまあまあかな。
全体的に、料理は★★★、雰囲気は★★★★★!
入場無料。相方と2人だったけど、充分楽しめた。
10月19日(土)
前の晩、相方といった焼肉店で飲み過ぎて、帰宅した途端、寝てしまった…。
そのため、翌日は休日だというのに7時に起床!
予定では実家に草むしりに行く予定だったけど変更して、鎌倉に墓参りち行くことにした。
かなり丁寧に墓の掃除をしたけど、まだ早かったので、横横を使わずにとんかつを食べに横須賀に向かった。
しかし、下の道を使ったというのに、10時半には到着…。
クルマを100円パーキングに停めて、ひれカツ やなせ支店に行ってみると、壁に貼られた雑誌のコピーには11時半から営業と書いてある。
まだ1時間あるので、ちょっと離れているけど、京急
汐入駅そばにある 山の家(とんかつ店)にいってみた。
ペンキで書かれた看板には11時から営業と書いてある(ネットで調べても11時開店 日曜定休)。
ラッキー! 30分早いので、こちらで開店を待つことにした。
しかし開店時間になってもお店のシャッターが上がらない…。
試しに看板に書いてあった電話番号に掛けてみたら使われていなかった…。なぜ?
閉店したのかな?
そこでやなせ支店に入ることにして、お店の周辺を散策。
この辺りは、古い料亭などが残っていて、なかなか趣がある。街並み的には江戸や明治時代とあまり変わらないのではないかと思ってしまう。
やなせ支店に再び到着。でも、しばらく待ったけど、11時半になっても開店しない…。
店内には店員がいて、掃除をしているので、すぐ開店するのだろうと待つけど、なかなか暖簾を出さない。
12時を過ぎても暖簾がでないので、店内を覗いたら、店主が出てきて、今日は貸し切りだという…。
それなら、貸し切りの貼り紙でも出しとけ!
最悪!
他に行く宛もないので、やなせ本店に行ってみることにした。
先日も来たので、地図なしでも到着。
メニューに載っている、普通のソースかつ丼(850円)ではなく、ロースかつ定食(1,300円)のカツでお願いした。裏メニューになるのかな?
カツの上に普通のソースを掛けただけ。カツライスといった方が良いかも。
でも、そのカツが美味い!
見た目はさっぱりしてそうなんだけど、柔らかくって、ジューシー! 脂身がちょっと獣臭いけど、さすが専門店。
ただ、これをカツ丼と呼んでよいのか悩むところ。
定食を頼んで、千切りキャベツをご飯の上に敷いて、その上にカツを載せ、テーブルにあるソースを掛けたら同じものができてしまう。
小鉢が2皿付くけど、バカにしているのかと思うくらいしょぼい。
カツは美味かったけど、★★★+。 会計したら1,300円。ロースかつ定食と同じ値段。
10月20日(日)
横浜市旭区(最寄駅は鶴ヶ峰になるのかな?)にある、うなぎ ゆたか は以前からマークしていたけど、なかなか入る機会がなかった。
この日は雨で、チャリにも乗れないので、相方と買い物に行く途中で入ってみた。
うな重・丼は2種類しかなく、最近値上げしたようで、並が3,255円、上が3,675円。並を2人前お願いした。
駐車場からお店に入るのに、30m位歩いただけでびしょ濡れになるくらいの大雨なのに、駐車場にはかなりの数のクルマが停まっている。この値段で人気があるようなので、味は期待して良いのかな?
美味い! 並でもウナギはかなりボリュームがある。
ふっくら焼き上がっていて、臭みは全くない。また、皮も全く気にならない。
でも、ご飯の量が多いな。また、固いところと、ベチャベチャ気味のところがある。
その一方、ウナギの味付けがあっさりしているので、ご飯が進まない…。
とはいえ、味付けは好みや体調も関係するので(そういえば、朝食は昨晩食べたキムチ鍋の残りだったな)、★★★★★にします。 住所: 横浜市旭区今宿西町1945 電話:
045-952-1163
10月21日(月)
先月、土曜日に棚卸しで出勤したので、その代わりのような形で有給休暇を取った。
カツ丼を食べた後、実家の片づけをすることにしたので、ご褒美的に、ちょっと脚を伸ばして小田原にいってみた。
まずは、味の大西 小田原店でもカツ丼をやっているというので、行ってみたけど営業していない…。
お隣のクリーニング店のご主人に聞いてみたら、しばらくお休みしているとのことだった…。
そこで、次の候補に行こうとしたら、栄町にある相住食堂へは交通規制でお店の前までいけないようだ。
駅から近いところなので、今度電車で行くことにしょう。
次に向かったのは、堀之内にある丸十。しかし、こちらも営業していない…。クルマから降りて、お店の外観を撮影していたら、ご主人が出てきた。『今日はお休みですか?』と聞いてみたら、かなり前に閉店したとのこと…。
クルマのナビを使って検索して、次に向かったのは、南足柄市にある駒形。しかし、このお店は数年前の新年に。富士スピードウェイで開催されたママチャリレースに参加した時にレポート済ということに気が付いた。
なんだか気が遠くなってきたけど、またクルマのナビで検索。
すると、中華料理ととんかつの店のようだけど、店名が長くてよく分からない店が近くにあるようだ。ヤケクソになって、ナビに従って到着したら、閉店していたようで、家系ラーメン店になっていた…。自宅に帰って調べたら、店名は丸十 下大井店だったようだ。
完全に諦めムードだけど、手ぶらで帰るわけにわいかない。
最後の手段としてとっておいた、ダイナシティというショッピングモールにある
鎌倉かつ亭 あら珠 というお店に向かった。ここなら臨時休業ということはないだろう。
ナビに従って走っていると、今度は丸十 成田店が現れた。丸十というのは、このエリア限定のチェーン店なのかな?
営業はしていなかったけど、ネットで調べたら、月曜日が定休のようだ。
いろいろあったけど、やっとのことで7軒目のあら珠に到着。チェーン店のようだけど、入った記憶がない。
表のショーウィンドウにかつ重御膳(ひれは1,100円)のサンプルが出ていたけど、メニューを見たらひれかロースが選べるので、ロースでお願いした。
1,100円にしてはカツが小さいな。厚みもない。
カツはしっかり煮込まれていて、硬くなっている。味付けは少し濃いめだけど、ご飯が進む。
はっきりいって、カツは全然美味くない。煮汁のお陰でなんとか完食。★★+。
会計したら、ロースは1,080円だった。ヒレより安いけど、価格差が微妙だな。
10月26日(土)
かつ半は横浜の野毛町と長者町の2店舗がある。野毛町の方が間違いもあり2回入ったことがあるので、長者町の味のかつ半に行ってみた。
お店の中から、女性の店員がガラス張りの入口を見ているため、恥ずかしくってお店の写真が撮れない。
こんなの初めて。なんだか、老舗旅館のようだ。
店内に入ってみると、イタリアンのファミレスのような雰囲気。2階にも客席はあるようだけど、1階は2用のテーブルが並んでいる。この辺りもちょっと喫茶店のようだ。
店員が着物姿の女将さんでなかったら、洋食屋と間違える人もいるかもしれない。あっ、そもそもトンカツは洋食?
メニューを見ると、かつ丼(750円)と上かつ丼(1,100円)が載っている。上かつ丼を注文した。味噌汁は別で100円。
一方、店内のBGMはオルゴール風でだるくなり、眠くなる…。やめて欲しい。
しばらくして運ばれてきた。
良い匂いがする。なかなか美味そうだ。
美味い! なんといっても、味付けが最高! ちょっと甘味が主張するけど、濃いめの味付けはご飯が進む。
カツは、しっかりと玉子でとじてあるところと、揚げたてのカリッとした食感が残っているところがある。
肉はそれほどジューシーではないけど、分厚く、筋張ったところはない。また臭みもない。
赤出汁の味噌汁はシジミがたっぷり入っているので、100円という値段も納得。
とてもオーソドックスなカツとご飯の量もちょうどよい。
昨晩、生田のはらっぱで食べたラーメンの量が凄くて、腹が減っていなかったので、朝飯を食べていないことを考えたら、量は多めだと思う。
『美味しかったです!』と店員さんにいってからお店を出た。でも、口の中がピリピリする…。やっぱり味付けが濃かったかな?それとも、化学調味が多かったのかな? とはいえ、余裕で合格です ★★★★の上位。 住所: 横浜市中区長者町6‐94 電話: 045‐261‐4588
横浜での小用を済ませ、東名で自宅に向かう。
台風の進路が本州から逸れてくれたお陰で、午後はあまり雨が降ってないのに、道が空いていた。
この前、相方が金目の煮付けを食べたいといっていたな…。
それではと、普段道が混むので最近はあまり行かなくなった、小田原漁港そばにある、わらべ菜魚洞にいってみることにした。
予想通り道は空いていたけど、小田厚でネズミ取りが全線に渡って行われていたので、1時間強で到着。
お店に入ると、意外とお客はほとんどいない。
メニューを見ると、金目鯛煮付は1,480円。結構高いな。これだけではもちろん寂し過ぎる。
そこで、相方は海鮮丼とのセットの海の幸五彩丼金目煮付セット(2,480円)を大鉢かに汁で、私は二色丼フライセット(2,080円)を大鉢あら汁でお願いし、サバの塩焼(590円)も追加した。
前回食べた、この店の看板メニューの本当のすき身丼はメニューに載っていなかったので、もうやっていないのかと思ったら、『本日のおさかな』メニューに載っていることに注文後に気が付いた(1,480円)。
美味い! 美味いんだけど、意外性はないので、驚きはない。期待通りの味。
金目も小さく見えるけど、1人で食べる分には充分だったとのこと。
美味しいねえといいながら、粛々と完食。
お店としては ★★★★+。盛り上がらなかったけどね。 サイト: http://www.warabe.jp/
11月2日(土)
朝から雲が厚く、肌寒い。一度はチャリに乗る格好をしてみたものの、日差しがないとテンションが上がらない。
なのでチャリをやめて、クルマに乗り、横浜区青葉区にある天ぷらとんかつ 浜かつに行ってみることにした。
偶然にも、このレポートのタイトルと同じ屋号だ。なんだか親近感が湧くなあ。
走り出したら、霧のような雨が降ってきた…。チャリに乗らなくて正解。
こんなところに、とんかつ店があるのかと思っていたら、営業していない。貼り紙によると、2月28日で閉店したようだ…。
かなり年季の入った店舗。これまで、何人のお客さんが訪れたのだろうか。どんなご主人と女将さんが切り盛りしていたのだろうか。もうちょっと早く来店していたら、少しは垣間見ることができたのかもしれない。
残念だけど、これで1軒リストから消えた。
そこで、次の候補の港北区大倉山にあるとんかつ とら吉に行ってみた。店の場所は路地の奥にあるので、スマホじゃなければ、事前に場所を確認していた方が良いだろう。
営業しているので、そばの100円パーキングにクルマを停めて店内へ。
店内はイタ飯屋のような雰囲気もあり、なんか良い感じ。居心地が良い。女性陣を連れてきても、文句は出ないだろうし、もちろん、女性のグループでも違和感はないと思う。
近所に住んでいたら、常連になってしまいそう。
メニューを見ると、玉子かつ丼(850円)が載っている。とんかつランチは650円なので、それより200円も高い。
というか、とんかつランチのボリュームは分からないけど、値段的にはファストフード店で食べるより安い。
どんぷりがかなりデカイ。
甘塩っぱい味付けはご飯が進む。しんなりした玉ねぎがシャキシャキとして食感が良い。
カツはしっかり煮込まれていて、肉はちょっと硬くなってしまっている…。
厚めの衣は簡単に剥がれ、汁を吸ってちょっと気持ち悪い。
味噌汁はあっさりとしているが、美味い。お店としてのポテンシャルを感じる。
一方、ご飯がパサパサなのは残念。
ボリュームは他店の1.5倍。評価は★★★。見た目は美味そうだったので残念。
晩飯はその日の王様のブランチで紹介されていた、下北沢にある 鶏そばつけそば そると に行ってみた。
テレビで美味しそうな店が紹介されている時は、放送の当日に行くことにしている。翌日や、翌週はあまり混むので避けたいところ。しかし、すぐに行かないと忘れてしまう。
お店に入ると、6時過ぎだけど、ほとんどお客は入っていない。小雨が降っていたのも影響しているかもしれない。
メニューを見て、そるとそば(850円)を2杯と焼き餃子(280円)をお願いした。
テレビではつけめんを紹介していたためか、角の立った太麺だったけど、こちらはかなり細めで、腰のあるストレート麺。スープがよく載る。こりゃ、美味い!
メニューにはカボチャ、揚げナス、トマトなどの野菜が載っていると書いてあるし、ブランチでは店長がカボチャのことを誇らしげに語っていたけど、カボチャの代わりにサツマイモが載っている。なぜ?
美味しいねえ!と相方と話しながら食べていたけど、最後に柚子胡椒をちょっと入れてみたら、柚子の香りが口の中で広がり、鼻から抜けていった。悪くない。
どこか突出して美味かったり、エビや昆布が香る訳じゃないけど、上質な仕上がりで大満足。
塩っぱかったので、食後はかなり喉が渇いたけど、★★★★★!
11月3日(日)
せっかくの3連休なので、箱根の日帰り温泉に行くことにした。
渋滞を心配して、朝の5時前に出発!
しかし、中日のためか、予想に反して東名も、小田厚もガラガラ…。
結局、箱根湯本には6時に到着…。
リストの中から、6時からやっている、湯の里 おかだに向かった。
通常は大人1,400円なのに、早朝のため1,000円。しかし、サウナが使えない。
基本的に長湯ができない私は、30分で出た。サウナがあれば時間潰しができるのに。
仕方ないので、クルマで相方を待とうかと思ったら、エレベーターの各階の案内で3階には無料の休憩所があるのが判明。
行ってみたら、休憩所というより仮眠所という感じ。
それより、その隣のスペースには無料のマッサージ機があり、使いたい放題!
しかし、30分以上揉まれたら、さすがにマッサージ機にも飽きて、隣の休憩所で横になる。
上の階の温泉のお湯が流れる音がチョロチョロと聞こえる。
風流だなと、最初は思ったけど、暫くするととんかつをカラカラと揚げる音に聞こえてきた。
ということで、とんかつタイムに移ります。
せっかく箱根に来たので、芦ノ湖の湖畔にある箱根 明か蔵(あかくら)に行ってみることにした。
前々からTV番組などで紹介される度に気になっていたけど、なかなか来ることができなかった。
開店は11:30なので、かなり時間をもてあましたが、周辺をドライブ&富士山撮影などで時間を潰し、なんとか入店。テレビで見ていた通り、湖畔側には大きな窓があり、店内はとても明るい。
メニューを念のために見てみたけど、事前に決めておいた箱根山麓豚と足柄牛をセイロで蒸した、山麓セイロ膳(1,800円)と
箱根山麓豚を重ね合わせたソースカツ丼(1,500円)を注文した。
セイロの牛肉は美味い。一方の豚肉はちょっと硬くなっていて、弾力はあるけど、薄いためジューシーさはない。
ソースカツ丼のカツはやはりいわゆるミルフィーユ・カツ。しかし、ミルフィーユにしては肉が薄く、肉に対して衣が厚いので、なんだか硬い食感。肉よりも衣の方が主張している。そしてすぐに冷めて、さらに硬くなってしまった。
また、揚げ方のせいか、ソースなのか焦げたような風味がある。ソースはあっさりとしていて、タレカツに近い仕上がり。
相方はセイロは全体的に美味しかったけど、肉の量が少なかったのがご不満のようだ。ブランド牛・豚なんだから、仕方ないかな。
とんかつは★★+。せいろは★★★★。 デザートの和菓子が美味かった。
11月4日(祭)
天気が良くないのでチャリは諦め、実家の掃除に行くことにした。実家に向かう途中、相模原にある旨いもん屋 ひさごにいったら、1時を余裕で回っているのに、駐車場はいっぱい。
それではと、同じ町内にある飯野屋に向かったら、店舗らしきものはない。
仕方ないのでひさごに戻ってみたら、偶然飯野屋の新店舗を発見(下の写真の右側)。旧店舗とひさごの中間点に移転していた。臨時休業だったけど、場所は分かったので、今度行ってみよう。
ひさごに戻ったら、1台分のスペースが空いていたので、クルマを停めて店内へ。
店内は薄暗く、定食屋というより夜の営業が主で、昼間も営業している感じ。というか、真っ昼間なのに、酒盛りをやっているテーブルもある。
とんかつ専門店ではないことは、事前にネットで調べて知っていたけど、メニューをみると、一番下にとんかつ定食が載っている…。そういう扱いなんだ。
5食限定のひれかつ定食が気になったけど、ここはやっぱりロースだと思い、とんかつ定食をお願いしたら、この日はないという…。その代わり、ひれかつ定食(800円)があるというので、お願いした。
しばらくして、料理を店員さんが運んできたので、自分の分かと思ったら、最初からいたお客の分だった。かなり時間が掛るようだけど、みな常連さんのようで、雑誌などを持ち込んでいて、最初からのんびり構えている。
さきほど運ばれた天ぷら定食なのだけど、あまりにも天ぷらとご飯の量が凄いので、値段を確認したら、600円!安過ぎる!(本当かな? もしかしたら裏メニューかも知れない)。
ひれかつ定食の方はあまりにも普通の仕上がり…。天ぷら定食を見た後なので、むしろ拍子抜け。
カツの方はカラッと揚がっているし、味も悪くない。でも特徴がないので、それ以上コメントがない。
その後、天丼が運ばれていったが、こちらもフタが載らないくらい天ぷらが盛られている。この店は天ぷらがウリのようだ。
昼間なのに薄暗いのと、タバコの煙が気にならない人には合格なのかな?
私には ★★。
11月8日(金)
とんかつ 焼肉 定食各種 大和屋は、小田急本厚木駅ではなく、厚木駅のすぐそばに店を構える。小田急に乗っていると、車窓から見えるので、前から気になっていた。
いわゆる、典型的なさびれた定食屋。こういう店に抵抗感がある人は多いと思うけど、逆にマニアックに贔屓にする人もいると思う。大将1人で切り盛りしているようだ。
壁に貼られたメニューを見ると、とんかつ定食は850円なのにカツ丼は650円。価格差が大きい。肉の量が違うのかな。
こりゃ、期待できないかなと思ったけど、カツを揚げる音がする。ちなみに、ソースカツ丼は500円。味噌汁は付かない。
なんだかかつお節の良い香りがする。
カツは小さめだけど、美味そうだ。器は丼というより、大きめのお茶碗。
カツはしっかり煮込まれているのに、衣は煮くずれていない。
カリッとした食感もあるけど、むしろ衣が硬く仕上がっている感じ。しかし、なんといっても、肉が薄い。そして、全体的臭みがある。油のせいかな?
値段とかを考慮しても ★★+が精一杯。食後は化学調味料のせいか、口の中がひどくピリピリした。
11月9日(土)
四谷にある とんかつ 鈴新 はかけかつ丼で有名な店。これまでなんで来たことがなかったのか、不思議なくらい。
かけかつ丼は通常のカツ丼のようにカツを煮て、玉子でとじるのではなく、揚げたてのカツを直接ご飯の上に載せて、玉ねぎなどを煮たものを玉子でとじて、カツに載せる。
以前別の店でこのスタイルのカツ丼を食べたとき、最初は手抜きだと思ったけど、食べてみたら、仕上がりが悪くなかったので、アリかなと思ったことがある。
お店は四谷の細い路地の先にあるのだけれど、その路地の両側には美味そうなお店が連なっている。さすが四谷、食通の人が通っているのだろう。
店内はオープンキッチンを白木のカウンター席が3方向を囲む。役者のような仏顔の大将も女将さんも気さくな方で、この日の外はかなり冷え切っていて、ダウンジャケットを着てきたくらいだけど、店内はとても暖かい雰囲気。
メニューを見ると、かけかつ丼の他に煮かつ丼とおろしそうすかつ丼の3種類が載っている。値段はともに1,100円。
味付けがむちゃくちゃ美味い! ご飯がガンガン進む。これだったら、煮かつ丼も美味いはず。
もちろん、カツは揚げたてなので、カリッとした食感が残っている。ご飯もあっさりとした豚汁も美味い。
残念なことに肉が薄く、火が通り過ぎて硬くなっている。また、しばらくしたら、載せた部分の衣が簡単に剥がれだした。
これじゃあ、玉子とじカツ丼は期待できないかな
★★★★ の上位。サイト: http://www.suzushin.jp/
食後は味が濃かったためか、舌がピリピリした。
新宿駅に戻る途中、とんかつ かつ精 のお店の前を通ったら、高齢のために夜の営業は取りやめ、昼の営業だけになる旨の貼り紙があった。営業時間は11時半から2時までとなる。
まだ入ったことがない店だけど、多分土日祭はお休みだと思います。
この日のメインイベントは渋谷で卓球。イギリス人の友人が来日しているので、卓球の後、呑みに行くことになった。
集合場所であるEST 渋谷東口会館に行ってみたら、予約ができないのに、貸切だという?? 客を舐めているとしか思えない。
といっていても仕方ないので、友人が神保町にあるファミタクという卓球場を緊急で予約してくれた。
到着してみると、なんと入口は本当のファミリーマート。店舗の奥に卓球場がある。なんだか冗談みたいな光景。卓球台は5台あり、スペース的には余裕がある。
そして店内には卓球場を見渡せる休憩スペースがあり、店内で購入した飲食物をいただきながら観戦できる。
人気があるようで、1台しか予約できなかったため、私はプレーせずに観戦していたけど、飽きることがない。
なんといっても24時間営業というのは都市型の若年層にも魅力的に映るだろう。しかも、運動後には喉の渇きを癒す、豊富なバリエーションのドリンク類が待ち受けている。最強のコンビネーションだと思う。健康的だしね。
スポーツの後はファミタクからちょっと歩いた先にある
天鴻餃子房 で餃子や一品料理を食べまくり、ビールや紹興酒を呑みまくった。値段も安いし、味も悪くない。と思ったけど、後日調べたら、チェーン店だったのでレポートはやめておきます。
11月10日(日)
天気も良くないので、クルマで横浜市中区にあるシャルレに行ってみたけど、休みだった。
仕方ないので、同じ中区にあるいこいに行ってみたけど、こちらも休み。
第3の候補として調べておいた、みなとみらいにある天かつ 都夏に来てみたら、串カツと天ぷらの店だった…。
食べログでとんかつで出てきた店だけど串カツのカツでヒットしたのかな?
もう、他に向かう店がないので、入店した。
ランチメニューを見ると、天カツ重(950円)が載っていたので、こちらをお願いした。天が付かなければ、カツ重なのに…。
お店はレストラン街の端っこ。店内も安っぽい造りなので、ショッピングモールから突然ワープしてきたような感じ。
他の店は店頭に行列ができているのに、こちらはほとんどの席が空いている。仕事あがりの疲れだ中年サラリーマンが唯一ほっとできる空間かもしれない。
注文してから、準備を始めたようで、なかなか運ばれてこない。てんやだったら文句が出ているかも。
美味い! 天ぷらの衣は薄く、サクッと揚がっている。
衣が付いた小さい揚げ物はとんかつじゃないかと期待したけど、鶏肉だった。いわゆる鶏の唐揚げ。カツ重じゃないな。
いろいろ書いたけど、評価は★★★+。全体的に悪いところはないけど、知人に奨めるような店じゃない。
11月11日(月)
この日は出勤日だけど、小用が横浜駅そばであったので、お休みを頂いた。
昼前に用件が終わったので、昼飯を食べることに。和幸系チェーン店なのでリストから外していたジョイナスにある
恵亭 に行ってみた。
店頭に置いてあるランチメニューを見ると、ひれかつ丼(980円)が載っていたけど、グランドメニューには載ってない。
周辺にあるとんかつ店は全て制覇しているので、入ってみることにした。
店内はサラリーマン風の男性や、お買い物帰りの老夫婦などでほぼ満席。もちろん、ひれかつ丼を注文。
しばらくして運ばれてきた。
丼は小さめ。カツはしっかり煮込まれているけど、ヒレ肉独特の柔らかさで、しっとり仕上がっている。
味付けはいかにもチェーン店という、万人受けする感じだけど、かなりしっかりとした味付けなのに、食後に舌がピリピリしなかったのはさすが。
チェーン店なので、評価なんてしてもしょうがないけど、★★★ かな。
11月16日(土)
この日は朝から日差しが出て、朝でも少し暖かく感じるくらい。悩まず、チャリに乗ることにした。
11月になったし、冬物のウェアにしたけど、インナーは肌着でも汗をかいてしまった。
三鷹方面に向かい、深大寺五差路に到着。前々から思っていたんだけど、ここの信号機のランプの数が多いと思う。トータルで7つで、黄色と赤は別勘定とすると、青は5つ。五差路だけど、1つは自分が走ってきた方向になるので、4つあれば各方向に割り振りできる。そうすると、転倒していないけど、残り1つは普通の青なのかな。
もっとも数だけで見れば、路面電車が走っている地域にはもっとランプの数が多い信号機がありそうだ。
まずは三鷹駅そばにある とんかつ 早 にいってみたら休み。
商店街なのに、土曜日にお休みなのは変だと思い、お向かいにある八百屋さんに聞いてみたら、お歳なので2、3年前に店をしめたとのことだった。
それではと、とんかつ つくし亭 に行ってみたら、営業していたので入店。1時前だというのにお客はいない。
ランチメニューを見ると、カツ重は760円で上カツ重が960円。もちろん、上カツ重をお願いした。
ちなみに、外のショーウィンドウには特上ヒレかつ重(1,170円)が出ていたけど、ランチメニューには載ってなかったな。
お重は縦横の長さが同じ。ちらし寿司用じゃないの?
カツの見た目は年期の入ったサンプルのように冴えないけど、食べてみるとそつなく仕上がっている。
しっかり煮込まれたカツは見た目は小さいけど、結構厚みがある。また、部分的にはカリッとした食感が残っていて、自分の好み。肉はロースのようだ。
火はしっかり通っているので、ジューシーさはないけど、硬くもなっていない。また、脂身の臭みも気にならない
なんだかぱっとしないけど、特に欠点もない。★★★★。
後から中年の男性のお客がポツリポツリと入ってきた。若い女性が独りで入ってきてビックリ! 住所:
三鷹市下連雀9丁目5-1 電話: 0422-47-6750
11月17日(日)
神谷町の美容室に向かう途中、東銀座の 矢場とん に寄って行くことにした。
年末が迫った銀座四丁目の交差点は、なんだか活気がある。
前回は玉子とじカツ丼で3つ★だったけど、この店本来のスタイルは味噌カツ丼だろうと判断し、再挑戦することにした次第。
メニューを見ると味噌かつ丼の他にヒレかつ丼(1,365円)も載っていた。ロースカツはこれまで何度か食べたことがあるので、ヒレかつ丼をお願いした。味噌汁は豚汁に変更(157円)。
豚汁は美味いなあ…。体も心も温まる。豚肉は挽き肉を使っている。白菜、ニンジンは入っていない。
カツ丼は期待通りというか、写真通りの味。ヒレにくは柔らかく、鶏肉のような弾力がある。
味噌ダレはインパクトがあるけど、味に奥行きを感じない。甘味が強いせいかな?むしろドレッシングの方がフルーティで味に広がりがある。
閉店してしまったけど、東白楽にあったとんくうのキレのある味噌カツ丼が懐かしい。八丁味噌の味が見え隠れする味は、どこかフグの毒の効かせ具合のような趣がある。
評価は ★★★。 値段を考えたら、もっと下げるべきかも。
11月23日(土)
天気が良いので、チャリに跨り、吉祥寺に向かう。途中、かなり道に迷って、なんとか吉祥寺駅に到着。なんか分かり辛いんだよね、この辺りは。ランドマークがないからかな。
さらにちょっと迷って、とんかつ あおば に到着。外観はかなりお洒落な雰囲気で、まるで喫茶店のよう。
なのにお店を切り盛りするのは老夫婦だけ…。さらに女将さんは愛想がなく、大将は無口…。夫婦喧嘩でもしたのかな?
お店としては、微妙なアンバランス。
メニューを見たら、定食が4つだけしか載っていない。メニュー的にはかなり硬派。
ロースかつ定食(1,300円)をお願いした。
かなりゆっくりカツを揚げている。音からして、2度揚げなのかな?
白味噌仕立ての豚汁はあっさりしていて美味い!
カツの方は、値段と、場所、お店を考えたら、かなりでかくて厚い。
上品な仕上がりなので、まずは塩で食べたいところだけど、テーブルには置いてない。
衣は薄く、肉から簡単に剥がれるけど、断面を見たら、揚げている段階で肉とくうかんがあったことがわかる。
肉にはジューシーさはあまりなく、かぶりつくと底付き感がある。
ご飯は大盛で、こちらも美味い。全体的には満点に近いけど、カツは好みだけど、私には
★★★★+。住所: 武蔵野市吉祥寺本町1-35-17 電話:
0422-22-3015
晩飯は相方と横浜のアウトレットに行った帰りに、根岸にある とんかつ シャルレ に入ってみた。
六本木に住んでた時には、ママチャリで毎週のようにこの道を走っていたけど、この店の存在は一度も気が付かなかった。そばにあった英をチェックしていたからかな。
店構えは和風のとんかつ店という感じだけど、店内は街の洋食屋さんという感じ。
といってもホテルのようなフォーマルな感じではなく、沖縄の那覇の外れにあるような古びた感じで、老夫婦で切り盛りしているようだ。
お昼の店と違って、料理の数はそこそこあるけど、11品というところかな。他店と比べると少なめ。
カツ丼が載っていないので、私は特上ロース定食(1,380円)。相方はヒレかつ定食(980円)。ちょっと安いかなと思ったら、単品の値段で、ごはんセットは300円。
7時半になっても、お客は私たちだけ。土曜日の夜にこれじゃあ心配になる。
特上ロースが運ばれてきた…。
なんじゃあ!凄い量だ! 面積もあるけど、分厚い。2センチ近くある!
コールスローはかき氷のようだ。鉄板はファミレスでも使われているような通常サイズ。その上に、ロースカツが2枚載っている。肉の厚みもあるので、普通の店の2倍はあると思う。
断面を見ると、チーズを肉で巻いているように見えるんだけど、食べてみるとそんな味はしない。店内が薄暗く、照明の色が黄色いため、白い物も黄色く見えるので、なにがなんだか分からない。
和風ドレッシングのようなソースを奨められたけど、味が弱いので、すぐ卓上のソースに変更。
味が単調になるので、塩で食べたいところだけど、テーブルには置いていない。
分厚い肉は、オープンで焼いているためか、脂が落ちて淡白な仕上がり。かといって、パサパサはしていない。
かなり頑張ったけど、美味しくはなかったので完食はできなかった。
話題性はあるけど、味的には ★★★。
11月24日(日)
年末も近づいてきたので、鎌倉に墓参りに行くことにした。
途中、金沢八景にある 鎌倉とんかつ 味武蔵 に寄って行くことにした。ダイエー金沢八景店のレストラン街にある。
和幸のような、いわゆるとんかつチェーン店かと思ったら、良くいえばイタリアンのような明るい店内。悪くいえば安っぽく、居心地が良くない。
一応、とんかつ専門店という扱いのようだけど、緊張感など全くなく、メニューを見なければ安いそば屋という雰囲気。
言い方を換えれば、ダイエーに来る客層と合っているのかもしれない(失礼!)。
丼物メニューは3種類あるけど、かつ重定食(950円)をロースでお願いした。
この手の店で、値段の割にはカツが小さいな。その分、肉がちょっと厚め。
それでも、ごはんの量がかなり多いので、バランスが悪い。
カツがしっかり煮込まれているためか、衣が肉から簡単にか剥がれる。肉はかなり硬くなっているかと思ったけど、厚いためか、弾力が残っていて、筋張ったりはしていない。
一方、肉の脂は獣臭があるし、全体的に油臭い。
プラスチックの器は安っぽく、持ち上げるとペナペナしている。
なんとか完食はしたけど、★★+。
11月28日(木)
またまた横浜駅そばで小用ができたので、お休みをいただいた。
その前に白楽駅そばにある と味田に行ってみることに。
店頭にメニューが出ていたので、遠くの100円パーキングにクルマを停めて戻ってみたら、メニューの横に本日休業の札が出ていた…。
仕方ないので、同じ神奈川区だけど、横浜中央卸売市場の敷地内にある 木村屋に向かった。
ちなみに、この店の営業時間は朝5時から午後2時までなので、要注意である。
正直、古びた小汚いビルの一階にお店を発見。そばにある寿司屋にはかなり長い行列が店先にできていたので、すぐに入れるのか心配したけど、すぐに入店できた。しかし、それなりに人気はあるようで、店内はほぼ満席。カウンターの端っ子の席に着いた。
一階は基本的にカウンター席。二階にも席があるようだ。
メニューを見ると、カツ丼(750円)が載っていたので、お願いした。
お客が注文している声を聞いていると、天ぷらがメインのようで、天丼(750円)が人気のようだけど、アナゴ天重(900円)も人気のようだ。とんけい(750円)というのはなんなのか分からないけど、同じくらい人気がある。後日、ネットで調べたら、豚肉を玉子でとじた料理のようだ。
店内は市場にも拘わらず、築地の豊ちゃんのようなキビキビした感じはない。むしろ、居酒屋のランチタイムという感じ。もちろん、営業時間は午後2時までなので、居酒屋ではないのだけれど。
なんども注文したものを聞かれたり、カウンター端にも通販カタログなラップなどが乱雑に積み上げられている。
味付けは甘くなく、意外にあっさりしている。
肉は分厚く、ザクッと噛み切れる。ちょっとジューシーな感じも残っていている。
カツはしっかり煮込まれていて、カリッとした食感は全くない。衣は全く主張しない。
ご飯も味噌汁も平均以下。見た目も美味そうではない。★★+。
11月30日(土)
相方はソウル出身ということもあり、牛骨ラーメンが大好き。祖国の味がするという。
神谷町に天雷軒という牛骨ラーメンをやっているお店が一昨年できたので、美容院に行く前に食べてみたら、牛骨スープらしい仕上がりで、なかなか美味い!
早速、相方を連れて来たかったんだけど、日曜日が定休日だし、土曜日は午後4時までなので、なかなか実現できなかった。わざわざ連れてきて、不味いといわれたら取り付く島がないので、躊躇していた面もある。
この日は相方がクリスマス・カードと年賀状を銀座・伊藤屋でみたいというので、それではと一念発起。神谷町に向かった。
5年位前に8年間住んだマンションのそばにクルマを停めて、お店に向かう。よかった、営業している。
店内は意外と混んでいて、ちょっと待って、カウンター席に通された。店内には中高生が多い。土曜日だからかな。
早速、牛骨醤油味玉(600円)をお願いした。
ほとんど牛骨の味がしない…。どうなっているんだ…。味が変わってしまったようだ。
スープは少し酸味があり、玉子のような甘い風味がある。
麺は太めの縮れ麺。前回はもっと細かったと思う。
ラーメンとしては不味くはないけど、わざわざ馳せ参じる味ではない。
値段が安いのは好感が持てるけど、牛骨スープのダイレクトな味わいを期待していたので、★★★。
本レポートを2014年1月5日に作成していたら、偶然、テレビでここはLUNA SEA 真矢プロデュースのお店と紹介されていた。店内にはそれらしき雰囲気がなかったので意外!
横浜のとんかつ店制覇の前に立ちはだかるお店が何軒かある。
そのお店の一つが、関内にある とんかつと和食の店 こーちゃん。営業が18時からなので、この時間に関内周辺にいることはなく、またこの時間は食事だけでは入り辛い。しかし、1人で飲むのはあまり好きじゃないし、電車で行くには時間が掛るので、クルマとなると酒は飲めない。難攻不落というか、なかなか入店する機会を作れない。そもそも、我が家は土曜の夜は焼肉なのだ!
銀座で買い物を終わらせた相方が、晩飯はとんかつでも良いというので、どうしようか悩んだけど、多摩川を越えるまで、そして越えた後も道路が尋常でないくらい混んでいたたため、気が付けば夕食の時間になってしまった。(二子多摩周辺は唖然とするくらい混んでいた)
それではと、相方とこーちゃんに向かうことにした。
近所にある100円パーキングにクルマを停めて、お店に入った。やはり、いわゆるとんかつ居酒屋。メニューをみると、焼き魚や煮魚もある。カウンター席なら、食事だけでも違和感ない。
但し、タバコの臭いが凄いので、ダメな人には入店は無理かも。
メニューを見ると、茶わん丼ぶりのかつ丼(630円)は載っているけど、普通のかつ丼は載っていない。
試しに店員に普通のかつ丼があるのか聞いてみたら、作れるというのでお願いした。
相方はひれかつ定食(1,575円)を注文。
お座敷では男性のみの宴会が大盛り上がり。巨大な刺し盛りが運ばれていったと思ったら、揚げ物が満載になっていた。ある意味ダイナミックというか、男臭い。
それでも、なんだか景気が良さそうだ。アベノミクスでやっぱり少しは景気が良くなっているのかな。
玉子がかなり生々しい。カツはあっさりとじられているので、カリッとした食感は残っている。
カツのボリュームはカツ丼もひれかつ定食も少なめ。こちらにはダイナミックさはないな。
カツ丼のカツは火がしっかり入っているので、ジューシーさはないけど、鶏肉のような食感で悪くはない。
残念なのはパサパサのご飯…。ご飯が不味いと、テンションが下がってしまう。
相方のカツを一切れもらうが、なかなか美味い。また、オリジナルと思われる、味噌のようなソースが絶妙。
フレンチドレッシングも美味いという。なんだか不思議な感じ。
また、あっさりした仕上がりのシジミの味噌汁も美味い。
カウンターの上に置かれた日本酒や焼酎の瓶には埃が積もっている。そういう所が気になる人には無理だと思う。
宴会に女性のメンバーがいないのも納得。そういう飲み会自体は嫌いじゃないけどね。★★★。
会計した時に、金額をメモるのを忘れてしまったけど、多分カツ丼は茶わん丼ぶりのかつ丼と同じ630円だと思う。
12月1日(日)
横浜の妙蓮寺駅そばにある とんかつ つかさ に行ってみた。駅前の小規模な商店街の迷路のような細い路地を入ったところにお店があるのがわかった。営業していなかったら、無駄になるけど、離れたところにある100円パーキングにクルマを停めてお店に向かった。
ちょっと迷ったけど、お店を発見。良かった、営業している。
店構えは意外にしっかりしているけど、店内はガード下のような空間に、カウンター席が8席のみの、こじんまりとした雰囲気。
年配のご夫婦で切り盛りしているようだ。
カツ丼はメニューに載っていないので、念のために聞いてみたけど、やっていないとのこと。
ロースカツ定食の並が1,180円で、上が1,500円。味はしっかりしていそうなので、上をお願いした。
しばらくして運ばれてきた。やっぱり美味そうだ。
まずは岩塩でいただいてみる。パン粉の自然な甘さがたまらない!
肉はちょっとニュルッという感じもあるけど、良質の鶏肉のような食感。いわゆる、豚肉のジューシーさはない。
そのため、簡単に衣が剥がれてしまう。肉汁を衣が吸い取ってしまったためだと思うけど、あまり好きなタイプではない。
一方、ご飯とシジミの味噌汁は文句なし。
揚げ方は好みの問題だと思うけど、★★★★。それでも合格! 常連さんも多そうだし、なかなか良い店だ。住所:
横浜市港北区菊名1-3-7 電話: 045-421-4164
12月7日(土)
横浜に小用で出掛けることになったので、相方とららぽーと
横浜そばにある とんかつ 仲々に行ってみた。
正直、こんなところに飲食店があるんだ!と驚くくらいのロケーション。しかし、店に入ると意外にお客さんがいて、次から次へと別のお客が現れる。
カウンター席が5席とテーブルが1つなのにお客がどんどんやってくるので、すぐに満席になり、入れなかったお客が残念そうに帰って行く。
メニューを見ると、カツ丼は載っていないので、念のため聞いてみたけど、やっていないとのこと。
なので、昼のメニュー(750円)からロースカツ定食をお願いした。相方はヒレカツ定食をチョイス。
ミニサラダやひじきが付いているのがありがたい。そして、白味噌の味噌汁はあっさりとして美味い!
カツは大きくはないけど、値段を考えれば文句はない。肉はジューシー差はないけど、柔らかく、癖がない。
ドロドロっとしたソースは食べてみるとフルーティー!
全然しつこくない。
なので、ヒレもちょっともらったけど、あまり印象が変わらない。この店はロースだな。
お店としては居酒屋だけど、女将さんも明るいし、ランチできても居心地は悪くない。人気店なんだな。
値段を考えて★★★★+。
大将が業者さんと話すところを見ていて、感心していた。やっぱり、お店は味も大切だけど、人柄も大事だね。住所:
横浜市都筑区池辺町4479-2 電話: 045-532-5373
12月8日(日)
新百合周辺にはまともな家電量販店がない。向ヶ丘遊園駅からかなり離れたところにヤマダ電機があるけど、なんだか場末感が漂っている。品揃えもイマヒトツ。
なので、電磁調理器の買い替えのために町田にあるビックカメラに行くことになり、途中で前々から気になっていた、室蘭ラーメン 雷文に行ってみることにした。
前回行った時はシトロエン2CVで行ったな。その時は現在駐車場になっている、道路を挟んで反対側の土地にお店があったと記憶している。もう、10年振りか、それ以上かもしれない。
店内に入ると、カウンター席のみ13席。11時半に入ったのですぐに座れたけど、11時37分に満席になった。人気店ということを再認識。
相方と、まずはラーメンの塩だねと話していたけど、メニューを見ると手羽先麺(1,050円)などというものが載っている。2人とも同じメニューでは面白くないので、相方はこちらを注文し、私はラーメン(700円)にして2人とも塩でお願いした。
しばらくして、ラーメンが出された。
細い縮れ麺には腰があり、昆布のきいた、あっさりとしたスープがよく載る。ちょっと塩っぱいと思うけど、輪郭がはっきりしている。
手羽先麺は、手羽先が2つくらい、麺の上に載っているのかと思っていたら、別皿で出てきた。よって、ラーメン自体は、普通のラーメンと全く同じだと思われる。
手羽先にかぶりつくと、身が簡単に骨から剥がれ、とても食べやすい。かなり柔らかいので、スープ作りの時に使ったものなのかもしれない。一方、スープもかなり塩っぱいのに、手羽先はさらに塩っぱいのが難。
★★★★★。久し振りに名店に来た。また来てみよう。
12月11日(水)
この日は神谷町で打ち合わせがあり、その後は横浜でこれまた打ち合わせがあったので、東横線で白楽駅で下車して
割烹 と味田に向かった。
前回は木曜日の昼に来たのにお休みだった。遠くにクルマを止めてきたのにガッカリしたばかり。
駅前の細い路地の奥にお店がある。良かった、営業している!
店内はかなり雑然としている。割烹というより、グダグダ系の居酒屋だな。夜に食事だけでは入り辛い感じ。
カウンター席について、ランチメニューを見ると、天丼、刺身定食、焼き魚などの定食は載っているけど、とんかつ系の料理はやっていない…。かといって、夜のメニューは昼は頼めないとのこと。
ええっ!唖然として、『とんかつを食べたかったんだけど…』とほとんど泣きそうな声でいったら、ロースカツ定食ならできるようなので、お願いした。850円。
この店もいわゆるとんかつ専門店ではないんだな。夜に独りで来るのは辛いので、助かった。
後からジジババがやってきて、管を巻くように大将や女将さんに話しかけている。
私の隣りに座ったオバハンは餃子とオムレツ(だけ)を注文していた…。
どんな感覚なんだろう…。聞きたくもないのに、話している内容が耳に入ってくる。話を聞いていると、昨晩も飲みに来ていたようだ。まあ、私は毎日のように来るわけじゃないので、常連さんを大切にするのは経営方針としては間違えてはいないと思う。
とんかつが運ばれてきた。
テーブルに置いてあるソースをカツにかけようとしたら、中が空だった…。隣の客の前にあるソースを借りた。
衣は簡単に剥がれるけど、肉は分厚いのに柔らかく、ジューシー! 上品じゃないけど、ダイナミックさはある。
とんかつ好きにはたまらない。
ご飯や味噌汁は特記事項なし。やっぱり、店の雰囲気が合わないので、さっさと完食した。
後からきた客は普通にロースカツ定食を注文していた。常連のようだ。ランチメニューに載っていなくても、ロースカツは注文できるようだ。あまりにもまわりは日常茶飯事のようにスルーするけど、初めて来た私には目が点になる出来事ばかり。
隣のオヤジは食べ終わったと思ったら、タバコを吸い出すし、どうなっているんだろう。
評価は ★★★+かな。彼らにとっては、オアシスなんだろうな。
その後、横浜港に隣接する施設にある取引先に向かう。
みなとみらい線の元町・中華街駅から歩いてみたら、かなり距離がある。オーバーを脱いで、走るように急いだけど、ちょっと遅刻してしまった。
その途中、とんかつ いこいの前を通ったら、営業していた。やっぱり、閉店していないんだ。今度来てみよう。
取引先はフォワーダーという輸出入の手助けをしてくれる会社なんだけど、本当に海の目の前にあり、潮風が気持ち良い。
実は午前も午後も取引の中止を申し入れるのが訪問の目的だったので、かなり精神的にはストレスを感じる状況だったけど、少し救われた気がした。
打合せでは、先方に真摯に状況を説明したところ、理解していただくことができた。
初めてお会いしたにもかかわらず、両社とも終いにはかなり仲好くなってしまい、いろいろ貴重なお話をお聞きすることができた。残念な気持ちが倍増。しかし、自分が信じる道を歩むしかない。
最後に神谷町の隠れた名店をご紹介。
アポの時間より早く到着したので、周辺をぶらついていた。もっとも、数か月に1回、髪を切りに来ているので、それほど驚くような変化はない。変わった所といえば、俺のイタリアンが出店していたくらいかな。
変わらない側でいえば、神谷町にある会社に勤務していた頃に、時々来ていたホームメードアイスクリームショップ SOWAを発見。朝早かったので営業はしていなかったけど、現在はイートインコーナーもあるようだ。
当時は『姉妹で営業しているお店』と雑誌とかでももてはやされていた。ネットがいまほど発達していなくて、ウインドウズNTや3.1で仕事をしていた時代。1日に何度もPCが落ちて、その度に泣きそうになっていた。
確かその頃は早和といっていたような気がする。
アイスの味はハーゲンダッツのようなこってりタイプではなく、あっさりとしている。食べたことないけど、ソフトクリームも人気だった。
場所は 日比谷線 神谷町駅で降りて、御成門駅方面に向かったら、2ブロック先を左に曲がるとお店を発見できるはず。お試しあれ。
サイト: http://www9.ocn.ne.jp/~sowa/
12月14日(土)
とんかつ店で横浜制覇を鋭意推進中なんだけど、私の前を立ちはだかるお店が何店かある。
11月30日分のしてレポートした、関内のこーちゃんもなかなか入店し辛かったけど、根岸にある
とんかつ いこいも難攻不落のお店。これまで、何度も行ってみたけど、いつもお休み。もう、閉店したのかと思ったら、他店に行った帰りにお店の前を通ったら、営業している…。まるで、私の入店を拒否しているようだ。というか、そもそもケミカリーに相性が合わない感じ。
この日に入れなかったら、もう諦めようかと思っていたけど、到着してみたら営業していた。
1つ前のレポートで報告した通り、この週の水曜日に営業しているのを確認していたので、営業しているとは思っていたけど、実際に店内に入れてホッとした。実は休みは日曜日と祝日と店頭に書いてあったんだけど、過去に来た時は、土曜日なのにお休みだったことがあったので、信じ切れなかった。
予想通り店内は狭いけど、カウンター席が5つと2人掛けのテーブルが2つある。お弁当屋さんの店内で食べていけると考えた方が良いのかも。
店員は中年の男女2人だけど、あまり夫婦という感じはしない。
カツ丼はやっていないので、ロースかつ定食にすることにしたけど、普通サイズは980円で、大は1,080円と、100円しか違わない微妙な価格設定。なんだか、原価の違いという感じがする。なんだか良心的な印象なので、大でお願いした。
厨房から引っ切り無しにカツを揚げる音がするけど、弁当の注文が多いようで、なかなか自分の前には運ばれてこない…。
独りでは並と比べられないけど、充分にデカイし、分厚い。
肉が弾力性があるけど、ちょっと水っぽい感じがする。ソースがウスタータイプだからかもしれない。ソースの味自体はほんのり甘くて悪くない。
これだけカツがデカイのに、ご飯の盛りが少ないのはアンバランス。お代りはできるけど、盛り上がりに欠ける。
ご飯、味噌汁に不満はない。
隣の客のヒレもかなりデカイ ロースがデカイのは見慣れているけど、ヒレのデカイのはなかなかないのでビックリする。
★★★★+。閉店したと思っていた店だけど、余裕で合格。
住所: 横浜市中区新山下3丁目14-1 電話:
045-623-3088
12月15日(日)
この日は横浜市鶴見区にある とんかつ 里味亭 に向かった。
この店の暖簾は外に出しっぱなしのようで、一度来た時は、暖簾が出ていたので、かなり離れた100円パーキングにクルマを停めて、戻ってきたらお休みだったことがあった。
そういう意味では、この店も鬼門的存在かもしれない。
店に入って左側に4席分のカウンター席があり、その内の3席に男性客が座っていた。店内の右側は韓国の食堂のようなお座敷があり、大きなテーブルが2つ置いてある。こちらは、酒を飲んで上機嫌になっている男性客が2人いる。
旦那さんは結構なお年のようだけど、客にいろいろ話しかけてくる。カウンター席の若い男性も、どう対応して良いのか分からないので、ちょっと困っている感じ。
お隣で食べている人のカツのサイズを見てビックリ! メニューを見てみると、例えばとんかつの定食はヒレとロースが選べるけど、レギュラーが800円、ビッグが1,000円、超特大が1,500円と書いてある。超特大を注文したのかな?
カツ丼も載っていて、ランチのかつ丼は700円だけど、グランドメニューにはレギュラー1,000円、ビッグ1,200円、特大1,400円と書いてある。
値段の差が大きいので、ランチのかつ丼との違いを聞いてみたら、通常のかつ丼はロース肉が一枚載っているけど、ランチは肉が小さくなるという。
それではと、ロースをレギュラーでとお願いしたけど、千葉産の良いヒレ肉が入ったと話し、『ロースよりも美味いよ』と強く勧められた。
結局、ロースで作ってくれたけど、なんだか不安な気がする。
玉子は白身がトロリとしているくらい生。
カツにかぶりつくと、肉に弾力があるのに、柔らかい。また、ロース特有の獣臭さもない。
衣には意外とカリッとした食感が残っている。
また、ほんのり甘い味付けが最高! 新潟産のご飯も美味い! 煮込んでとろみが出ている味噌汁は好みが分かれると思う。
仕上がりは上品じゃないけど、ガッツリ食べられる。★★★+。
会計をしたら、なんと700円だという、
通常メニューのレギュラーサイズをお願いしたはずだといったら、ランチのかつ丼に、800円の定食で使っている肉を使ったという…。ちょっと反論しようかと思ったけど、文句をいう状況ではないので、700円を支払い、『ごちそうさま!』といって店をでた。
もう、趣味の世界だな。
横浜制覇まであと3軒!
12月20日(金)
鶴見駅そばにある お茶漬とんかつ たなべ は横浜征服に際して、ずっと難攻不落の城のようにたちはだかっていた。週末のお昼に何度も来たけど、いつも営業していない。お茶漬とんかつというのだから、シメのメニューで、夜しか営業していないのかと思っていた。
横浜制覇が現実的になった時、もう一度ネットでお店のことを調べたら、どうやら平日ならお昼も営業しているようだ。
この日は実家の整理の件で横浜駅そばに行くことになったので、昼飯の時に寄ってみることにした。
鶴見の駅を降り、お店に向かうと営業している!早速店内に入る。
夜は居酒屋だと思っていたので、店内は薄暗くって、埃っぽいというか、油ギッシュな感じかと思っていた。しかし、実際に入ってみると、意外に普通のとんかつ店という感じで、明るく、年季は入っているけど、それほどひどくない。
なんと、近所のOLと思えるお姉さん達がグループで来ている。
ランチメニューにもグランドメニューにもカツ丼は載っていないので、ロースかつ定食(850円)をお願いした。同じ肉を使っているのか、量は同じかはわからないけど、夜だと1,200円。
カツが小さいな…。肉も衣も薄いためか、箸を付ける前から衣が剥がれている…。肉も柔らかいわけではない。
とんかつソースをイメージして、とんかつに掛けたら、ウスターのように薄いタイプだったので、カツにジャブジャブ注いでしまった。
味噌汁を飲もうとしたら、とろろ昆布が入っている。他店ではあまり見ないけど、箸に絡まってカツを食べるのにも面倒。
もっとひどい状況を想像していたので、ある意味かなり普通の印象。もちろん、遠路はるばる訪れるような店じゃない。★★。
食べている間に飲み会の予約を入れに若い男子社員が来たりと、地元では人気があるようだ。そばには良い感じのとんかつ店があるのに不思議。敷居が高く感じるのかな?
ラスト2軒!
12月21日(土)
横浜制覇はもう目の前。この日は保土ヶ谷区のとんかつ こころに行ってみた。
名前からして、井土ヶ谷の同名のお店と関係があるかなとは思っていたけど、店構えはやっぱり前に入ったお店と同じで、店内のレイアウトは異なるけど、同じようなデザイン。
前回はかつ丼(630円 評価は★★★★+)だったので、今回はどんぶりメニューに書いてある、新潟タレカツ(800円)にすることにした。もちろん、期待値は高い。
一方、玉子でとじたカツ丼が630円は安い感じがするけど、タレカツが800円は高い気がする。二段盛りだと1,000円。高級料理だな。恐らく、材料代が掛るのだろう。
食感はカリッというより、パリッという感じ。とんかつというより鶏の唐揚げのようだ。パン粉が小さすぎるからかな? 印象は悪くない。大きめのカツが4枚載っていて、ボリュームは充分。
甘塩っぱいタレは、それだけでご飯が食べられる。
ご飯は炊きたてだし、ネギとワカメしか入っていない味噌汁はビックリするくらい美味い。
但し、新潟のタレカツ丼とすると、カツの形がユニークというか、バラバラ。新潟で食べた物は、丸っこい形をしていたと記憶している。
安いわけでもないし、合格にするか悩んだけど、特に不満もないので
★★★★。これなら、私はかつ丼を頼むな。
そもそも、肉が薄いタレカツは、食感が良く、お菓子のように食べてしまうんだけど、あまり肉の味がしないんだよな。パサパサなのも、ジューシーであっても、食べてみるとタレの味に負けてあまり差を感じない。嫌いじゃないけどね。
次のお店で、横浜征服!
12月22日(日)
横浜市港南区にある とんかつ むら田 も長い間私を悩ませ続けた。まずは営業は夜だけだし、自宅からも離れている。さらに、私の行動パターンではあまり使うことのない、地下鉄港南中央が最寄り駅。
しかもお店が営業しているのか、建物の2階にあるため分かり辛い。一度は、道路の反対側にある駐車場にクルマを停めて、お店に向かったらお休みだったこともある。
この日は相方に事情を説明し、ほとんど泣きで晩飯に同行してもらった。お店のそばにある100円パーキングは満車だったので、ちょっと離れたところにクルマを停めてお店に向かった。良かった、営業している。
店内はいかにも居酒屋という感じ。高級感は全くない。
テーブル席にしても、カウンター席でも靴を脱がなくちゃいけないのは面倒くさい。
メニューを見ると、かつ丼(820円)が載っている。相方は健康に気遣い、肉野菜炒め定食(1,030円)を注文した(普通の定食メニューもある)。でも、昼にランドマークタワーでバイキングを食べたのであまり腹が減っていない。
カツは揚げたてだけど、しっかり煮込まれている。
肉は結構分厚く、弾力がある。でも端っこは硬くて、噛みついても、噛み切れない。
甘めの味付けで、ツユダクなので、ご飯がおじやぽくなっていて、ちょっと気持ち悪い。
真っ黒いシジミの味噌汁はユニーク。★★+。
肉野菜は甘めの味付けでご飯が進む。と思ったけど、すぐに飽きてしまった。
これで、横浜征服!
12月27日(金)
年末なので、鎌倉まで墓参りに行くことにした(連休中です)。
せっかくなので、昼飯は横須賀まで脚を伸ばすことにした。
この前、お休みだった とんかつ 串揚 山の家 に試しに電話してみたら、営業しているというので、行ってみることにした。
なんだか底冷えする店内は和風の居酒屋といった感じ。
メニューを見たら、定食のコーナーには自家製ジャンボメンチカツ定食(900円)が載っていて、滅茶苦茶気になる。
しかし、丼物コーナーにはカツ丼(900円)が載っていたので、迷わず注文。ちなみに、ソースカツ丼(900円)もやっている。
1時前とはいえ、平日のランチタイムに客は私だけ・・・。店員もご主人だけ・・・。なんだか、一層寒くなってきた。
あまり美味そうじゃないな。やっつけ仕事という感じ。魂が入っていない。
どんぶりが大きくて、ご飯がたっぷり盛られているのに、カツの量が少ない。
薄目の衣は煮込まれて、基本的に存在感はないけど、ところどころにカリッとした食感が残っている。
一方、ほんのり甘い味付けは悪くない。しつこくないので、淡々と食べ続けられる。
肉は厚いけど、脂身が多いわりには、ジューシーではない。★★+。
ということで、なんとか横浜のとんかつ店も
年内に制覇することができました。
応援ありがとうございました。
引き続き、来年は神奈川のとんかつ店制覇を
目標としてこれまで通りに頑張ります!
< To Be Continued >