『やっぱりカツ丼!』 2012年10月〜12月

★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください


10月6日(土)

 平塚の実家にいって、不用になったものを処分することになった。相方を誘ってみたところ、ラオシャンで昼飯を食べるのなら行くという。よっぽど気にいったんだな。

 西海岸にある本店は遠いので、
横内団地にある花水ラオシャンに行ってみた。
 メニューを見てみると、本店にあったキムチタンメンが載っていない…。相方はかなり期待していたようなので、ガックリ…。
 といっていても仕方ないので、
ワカメワンタン(400円)とギョウザ(350円)をお願いした。


 タンメンはラオシャンらしく、超あっさり! このタンメンに、ラオシャンマニアはお酢とラー油をたっぷり掛けて、真っ赤にして、汗をかきながら食べるのだけど、この店のラー油が黄色…。ちょっと拍子抜けしたけど、なんでかな? 不思議。

 
ラオシャンのタンメンはあっさりしていて、この店が標準的だと思うのだけれど、相方すれば本店で食べたラオシャンを期待していたようで、考えられないくらいにガックリしている…。
 相方にいわせれば、この店のスープはお湯だという…。まあ、確かにそういう部分もある。

 私としては、タンメンよりも、メニューにカツ丼が載っていたことが気になった。また来なくては。
 評価の方はやめておきます。



 その後、ずっと肉体労働を行ったこともあり、相方にも食欲が湧いてきたようだ。晩飯はとんかつで良いというので、いろいろ候補を考えて、先週チャリに乗っていた時に発見した
とんかつ 澤井に行ってみることにした(写真は先週に撮影)。

 店内は和風のファミレス風だけど、家族で経営しているのか、なんだか温かい雰囲気がある。常連さんとの会話もとても自然に聞こえる。

 メニューを見ると、
生産者直送の薩摩黒豚が売りのようだ。黒豚かつ丼980円)が載っていたので注文。相方は黒豚モモヘルシーかつ定食(1,080円)をチョイス。

 暫くして運ばれてきた。カツ丼は少しボリュームが少ないけど、無茶苦茶美味そうだ。
 揚げ立てのカツに一部分だけ半生の玉子が載っかっている。

  

 美味い! 味付けが最高! また、シャキシャキとした食感が残る玉ネギも悪くない。
 
油はラードを使っていないのかな? 衣のカリカリ感はあまりない。その一方、肉は本当に柔らかい。

 
豚汁もかなり具だくさんで、カツ丼が少しボリュームが少ないのをカバーする。
 なんだ、この味付けは!甘くも塩っぱくもないのに物足りなさは全く感じない

 
★★★★。美味いカツ丼に出会うと、意外とコメントが出ないものです。
 相方のヘルシーとんかつはパサパサだったけど、相方は嫌いじゃなかったとのことでした。 住所: 東京都狛江市東野川3-4-15 サイト: http://homepage2.nifty.com/komaetokyo/omise/sawai.html


10月7日(日)

 
神奈川を制覇するためには、ある意味均一にそれぞれのエリアを攻める必要がある。
 現在は川崎に住んでいるので、実行するのはかなり位置的に厳しい。平塚に住んでいるころは湘南地区や、県央、西湘、三浦エリアを攻めたけど、横須賀は三浦半島の向こう側ということもあり、攻めきれずにいた。

 ということで、
横須賀にはなかなか来れないのだけど、この日も鎌倉に墓参り行くついでということで、とんかつ かつ廣に入店した。

 入口でいきなり靴を脱ぐ。カウンター席しかない店内。NHKの歌自慢が響き渡る…。
 
客は私だけ。お店側はご大将だけ…。

 
メニューを見ると、特上豚ロースカツ定食1,300円だけど、普通のロースカツ定食はない。その代わりに、本日の定食で豚ロースカツ定食1,000円)が載っている。

 メニューの数が少ないので、カツ丼はやっていないのかと思ったら、ソースカツ丼(1,000円)が載っていた。
 
一瞬喜んだけど、その右には夜デナータイムと断り書きがある…。デナータイムか…。

 
残念なので、念のためランチタイムはダメなのか聞いてみたら、『食べたい?』と聞いてきたので、大きくうなずいたら、作ってくれることになった。このあたりが食べ歩きの楽しいところ。


 凄い!ゴージャス! カツ丼は平皿に盛られている。
 
肉は真ん中付近がちょっとパサついているけど、両端はジューシー。ちょっと薄いくらいだけど、面積がデカイ。

 
なんといっても、肉を巻いた春巻きや野菜のフライが付いているので、おかずが足りなくて、ご飯が余るようなことはないだろう。

 ★★★★
できれば、特上ロースカツでソースカツ丼を食べてみたい。
 一方、ソースカツ丼を平皿に盛ったら、カツライスじゃないかという疑問が残る…。
 住所: 横須賀市本町1-15 電話: 046-825-8120


10月8日(祭)

 酷い二日酔い…。
 夜中の3時まで、YouTubeでグレートフルデッドを検索しまくってしまった。
 体調は最悪だけど、天気が良くって、チャリに乗るのは気持ちよい。

 府中の外れを走っていると、とんかつ かつ芳が突然現れた

 店内に入ると、明るくて、人当たりの良さそうな夫婦が切り盛りしている。
 最初は結構お客さんがいたんだけど、
1時半になったら客は私だけになってしまった…。ちょっと寂しい。

 メニューをみるとカツ丼がないので、女将さんにやっているのか確認したところ、『カツ丼はちょっと…』 とカツ丼を少し蔑むような返事だった。そうか、ここは東京都だった(都下というべきか)。

 
なので、ロースカツ定食1,200円)を注文。メンチカツ定食(750円)もある。

 暫くして、運ばれてきた。
 こんがり揚がって美味そうだ。ボリュームも結構ある。
 
断面をみると、意外に薄い…。またパサパサで脂が落ちているようだ。


 ん?食べてみたら、思ったより肉は厚く感じるし、真ん中でもジューシーさは残っている。

 でも、
割られていない生玉子が付いてきたのにはびっくりした。ご飯に掛けて食べるのかな? それともカツに付ける?
 ★★★
1,200円ならこんなものかな?
 本当は、とんかつよりも、そばにある
せんげん山の方が気になった。平らな場所に、いきなり小山のように盛り上がったその地中には宇宙戦艦大和でも隠されていたりして。


10月12日(金)

 この日は同僚達と群馬県藤岡市に出張となった。
 彼らはあまり藤岡には来たことがないようなので、ここは定番の
大村に連れて行くことにした。

 席に着いて、壁に貼られていたカレンダーを見たら、なんと大村は
10店舗くらい支店があるようだ。
 地元の美味い店として紹介していたので、ちょっと恥ずかしい。でも、まあ、支店が全て群馬県内なのが救いかな?

 久し振りの大村なので、ここは
ざるカツ丼(950円)にしようかと思ったけど、かつ丼(ロース肉 800円)を発見。かなり悩んで、かつ丼をお願いした。

  

 料理が運ばれてきた。同僚が注文したカツ煮定食は美味そうだ。
 カツ丼の方は、
小さいそばかうどんが付いてくると期待していたけど、本当に単品だった。

 
大振りのプラスチック製の丼一杯にカツが盛られていて、圧倒されるが、その肉はかなり厚くて腰を抜かしそうになった。
 
カツはしっかり煮込まれていて、衣はほとんど死んでいるけど、一部はコリコリとしたアゲドーナッツのような食感が残っているところがある。

 
味付けは甘いけど、それほど気にならない。肉が厚いせいか、全体的に火を通すため、パサパサになっていると思ったけど、食べてみると思ったよりジューシー!

 
ボリュームはカツもご飯もかなり多くて、無理やり押し込んでなんとか完食。
 
いろいろ考えて ★★★。この店はやっぱりミニソースカツ丼とそばかうどんのセットだな。


10月14日(日)

 
天気予報では1日中曇りで、雨は降らないということだったけど、かなり空が重い…。
 
すぐにも雨が降りそうだったので、チャリは諦めてクルマで出掛けたら、ポツポツと雨が降り出してきた。
 
正解!

 
クルマで向かったのは、東急あざみ野駅そばにある、とん処 蕗乃家(ふきのや)駅前のみずほ銀行の地下に店を構える。
 店内に入ると、
午後1時半なのに、なんと満席!人気があるのかな?

 
日替わりランチ厚切りカツ丼ランチ(850円)を注文。
 
店内は意外と落ち着いていて、好印象。店員の対応も悪くない。

 
美明豚(びめいとん)というブランド豚を使っているようで、餌には配合飼料の他に海藻やパイナップルも与えているようだ。農林水産大臣賞を5年連続で受賞しているというけど、海藻やパイナップルなんて、本来豚は食べないような物を与えて大丈夫なのかな?
 
ある意味、北京ダックのように動物虐待なんじゃない?
 
この豚肉を使ったかつ丼膳1,380円でグランド・メニューに載っている。また来てみよう。

 
とんかつソースにもこだわり、リンゴやパイナップルなどの野菜や果物を使っているとのこと。
 
肉の脂を分解するとは聞いていたけど、パイナップルは食べる果物より、最近はソースなどの材料になる方が多いように感じる。昔はバナナが高級品だったという話を聞いたことがあるから、やっぱり、果物の世界にも流行り廃りがあるようだ。

  

 なんだか黄色っぽい…。食べてみたら、やっぱりかなりあっさりした味付け。
 
カツは煮込まれているけど、揚げ立てのカツのカリッとした食感は充分に残っている!
 
一方、厚切りというほど肉は厚くなく、期待してしまった分、失望感が強い。普通の厚さ。

 しかし、玉子とじカツ丼に多い、火の通り過ぎはなく、パサついたりはしていない。
 カツが黄色いのは、
恐らく油はラードやごま油を使っていないか、かなり少ないと思われる。自分の好みではないけど、これもカロリーを抑えるためだと思うので、文句をいうところではない

 
ランチメニューが手間の掛かる玉子とじカツ丼だけというのだから、お店としても思い入れはあるのだろう。
 
味付け・脂については自分の好みではないけど、仮で ★★★★。また来よう。


10月15日(月)

 
横浜で小用があったので、会社をお休み。
 お昼前に用件が終わったので、平塚の実家に向かう途中で上大岡にある
とんかつ 松平に向かった。
 この店は一度行ってみたことがあるけど、店内改装中で、入れなかったことがある。
 あれから数カ月経っているので、まさか工事中ということはないだろう。
 
 上大岡に到着。クルマで
一度お店のある辺りを通ったはずだけど、見つけられない…。仕方ないので、100円パーキングにクルマを停めて確認したら、やっぱりお店がなくなっていた…。というより、とんぺいという居酒屋に変わっていた。

 仕方ないので、
駅ビルの地下にあるとんかつ美とん さくらいに入った。
 メニューを見たら、かつ丼(1,050円)が載っていたので注文した。

 意外と早く運ばれてきた。

 
酷い…。
 
こんな不味そうなカツ丼は初めて。腹が減っているのに食べる気がしない。
 
まるで天津飯のようだ。

 
沸騰した鍋に玉子を入れてしばらく放置した感じ。
 
天津飯より酷い。

  

 味付けは塩っぱいけど、悪くない。でも、肉か脂の臭みが凄い…。肉は柔らかいけど、それ以前の話。
 
 
腹はかなり減っていたのに、結局1/3を食べたところでギブアップ…。
 
こんな不味いカツ丼は初めて。★なし。こんなもの、豚でも食べない。
 
あ〜っ腹減った!



 ということで、昼飯を食べなおすことにした。
 入ったのは、国道一号を小田原方面を向かって走っていると、茅ケ崎方面と江の島方面が分岐するポイントの直前にある
まるぶんという定食屋。前々から気になっていたけど、やっと入店。

 店内は新年の箱根駅伝に関する記事が貼られている。もう何年もサポートを行っているようだ。
 店内もその分、年季が入っているけど、その古さがお店の味になっている。なんだか、お婆ちゃん家に来たような感じになる。
 
 メニューを見ると、
かつ重(780円)が載っていたので、こちらをお願いした。
 
追加メニューにメンチが載っている(1枚200円)。こちらも気になるな。

  

 なかなか美味そうだ。
 
カツはしっかり煮込まれているけど、カリッとした食感が充分に残っている。

 
ただ、しっかりカツを揚げた後に玉子でとじているので、厚めの肉はパサついている。でも、これだけ肉が厚いと、カツを食べた気がする

 
味付けはかなり甘い。ギリ食べられる。
 
豆腐とナスの味噌汁は珍しい。このあたりは老舗の定食屋という感じ。
 評価は
★★★


10月20日(土)

 先日発見した、国分寺にある
とんかつ 桂にまた行ってみたけど、1時前なのに、もう閉店の看板が出ている…。
 
念のため入り口を開けて、大将に聞いたけど、愛想など全くなく、閉店したとの回答だった。
 
一体この店は何時に来れば入れるのだろうか?

 
せっかくここまで来たので、味は期待できないだろうけど、すぐそばにある天名家(あまなや)というそば屋に入った。
 店構えも、店内も典型的なおそば屋さん。年配のご夫婦で切り盛りしている。

 壁のメニューを見てみると、
かつ丼は並が750円、上は1,000円。かつ丼セットもあって、1,000円。どんな違いがあるのかわからないけど、かつ丼の上をお願いした。

 
注文してからすぐにカツを揚げる音がした。
 
だんだんカラカラと揚げる音が小さくなったかと思ったら、しばらくしてまたカツを揚げる音がする。
 
まさか、そばやなのに揚げる温度を変えて2度揚げしているのかな?

 こんなにとんかつに魂を込めているならば…ということで、今度はとんかつ定食1,000円)が気になってきた。

 でも、その後もシャー!という揚げものをあげる音がする。どうやら、天ぷらなどの他の揚げものもまとめて揚げているようだ…。

  

 凄い迫力! カツがお重から溢れている! 衣は厚く、汁を吸って重くなっている。

 また肉は結構厚い方だけど、ちょっと硬くなって、パサパサしているところがある。
残念。
 
ボリュームはかなり多くて、昨晩焼き肉をたらふく食べた体にはきついけど、なんとか完食。
 
★★★



 晩飯は軽く、ラーメンにでもしようということになった。
 最初は生田にある
はらっぱにしようかと思ったけど、そういえばらーめん くじら軒に暫く行っていないことを思い出した。ラーメン・ブームの時は、店頭に行列を作って順番を待ったものだ。
 最近のつけ麺ブームで、汁ありラーメンは押されっぱなしだけど、以前人気を博したこの店が現在どの位の人気を保っているかを確認したかったという気持ちもあった。

 クルマで行ったら、店頭には行列はないどころか、お店の裏にある駐車場にもクルマを停めることができた。
 そして、店内に入ったら…
ガラガラ…。ラーメン・マニアとしてはゴールデンタイムというべき7時前なのに、半分くらい席が空いている…。

 
支那そば(700円)を注文。相方は、塩らーめん味玉入(800円)を選択。


 注文してから、1分で出てきた。さすが細いストレート麺だけあって、茹でる時間が短いのだろう。
 
煮干しの香りが鼻孔を突き抜ける。
 
 
でも、なんだかパンチがない…。とはいえ、味的には以前と変わっていないと思う。
 結局、盛り上がりがないまま完食…。
 
濃い口なのに、他店だったら超あっさりかも。このあたりは昔と変わらない。

 
相方の塩をちょっと食べさせてもらったら、こちらの方がスープの味がはっきりして断然美味い!
 塩は
★★★★。複雑。みんなラーメンに飽きちゃったのかな?


10月21日(日)

 今週も横浜で用件があるので、クルマで向かう。
 途中、青葉台にある、
とんかつと銀しゃり新宿すずや 青葉台店に寄ってみた(長い!)。すずやはとんかつ茶づけで有名な店。この店のことは前々から知っていたけど、新宿の本店も含めて、一度も試したことはない。
 
どう考えても、とんかつをお茶づけで食べるなんて、そのまま食べるより美味くなるとは思えない。

 店内に入って、メニューを見ると、
しょっぱうま〜い!』というけれど、とんかつとしては衣のサクサク感はなくなるし、恐らく、揚げた油は表面に浮くはず。
 
食欲がないときに、お茶漬けを食べるときはあるけど、油っぽいとんかつをトッピングしようとは考えない。

 
しかし、神奈川のとんかつ店を制覇するためには、例えチェーン店であっても一度は入っておかなければいけない。
 
念のためメニューを見てみたけど、カツ丼はない…。
 
とんかつ茶づけ(1,380円)。ちなみに、大サイズは1,550円。小サイズは1,220円。
 
定番醤油味でお願いしたけど、辛子醤油味もある。
 
1時半頃入店したためか、店内は結構空いている。

 しばらくして、運ばれてきた。最初からお茶漬けで食べるのかと思ったら、途中からお茶漬けに切り替えるようだ。ひつまぶしのようだけど、そのタイミングがわからない
 
とりあえず、普通に食べ始める。


 ザクッと揚がっているけど、やはり味付けが塩っぱい。ボリュームはかなり少ない。
 半分くらい食べたところで、お茶漬けに切り替えることにする。

 早速、カツをご飯の上に載せて、お茶を掛ける。お茶漬けなので、お茶と書いたけど、本当はダシかと思っていたら、
普通のお茶…。むしろ薄いくらい…。

 
う〜ん、作り置きのカツなら分かるけど、揚げ立てのカツにはもったいない。 ★★★


10月24日(水)

 会社の同僚に聞いたところ、伊勢原駅そばに、
古奈屋というホルモンの美味い店があるという。
 昼休みに話が盛り上がり、早速行ってみることにした。

 お店は北口から線路沿いに歩くと、上りのホームが終わる位のところで発見できる。店内はお世辞にも小奇麗とはいえないけど、海の家のような開放感がある。カウンター、テーブル席の他にお座敷もある。

 本当に最近ホルモンに目覚めたこともあって、これまで
シロコロを食べたことがない。あれだけ、B級グルメでも取り上げられているのに、機会がなかったのは自分でも不思議なくらい。

 ということもあり、まずは
シロコロをお願いした。他のシロとかタンハツレバーとかはみな500円なのに、シロコロだけは600円。特別な部位なのかな? それとも、有名になったので、ここだけ仕入れ値が上がったのかな?


 ん? シロコロはなんだかゴムのようで、なんだかイマイチ。期待していただけに、ちょっとガックリ…。この店だけなのかな?

 一方、レバーは他店と異なり、本当に新鮮そう。恐らく豚レバーなので、生では食べられないとは思うけど、生で食べたら、ツルッと行けそう。もちろん、焼いても美味かった!

 ホルモンが苦手なメンバーがいたので、
牛カルビ(750円)を注文。ホルモン屋だし、そんなに高くないので、期待していなかったけど、こちらも結構美味い!


 そして、まだ腹が行けそうだったので、ダメモトでシロを頼んでみたら、これが美味い! まさに私が好きな感じで、ちょっと焼き過ぎ気味にして、口に運ぶと、口の中で肉汁が溢れて、気が付けは肉も無くなっている。ちなみに、先述のホルモンが苦手なメンバーも、これなら食べられると、喜んで口に運んでいた。
 また、500円なのに凄いボリューム。こりゃ、たまらん!

 店内は煙ボウボウで、回りが霞むくらい。スーツでは来られないな。
 会計したら、結構食べて、呑んだのに、1人3,000円くらい。
 
★★★★★。また来よう! サイト: http://www.horumon-konaya.jp/ (サイトが意外としっかりしていて、ビックリ!)


10月27日(土)

 天気も良いので、過去2回1時前に到着したのに入れなかった、国分寺にある
とんかつ 桂に向かった。これで三顧の礼だな。

 到着目標時間を12時30に設定して家を出たけど、
道に迷ってしまい、到着したら1時前。当然、お店の看板は支度中になってしまった…。

 
がっくりしていたら、すぐ先にいちふじという和風の居酒屋があり、ダメ元で店頭のランチメニューを見てみたらカツ丼が載っていた。捨てる神ありゃ、拾う神ありだな。

 席に着いて、すぐさまかつどん定食(800円)を注文。
 しばらくして、揚げものをしている音がした。
ちゃんと注文後にカツを揚げているようだ。

  

 でも、残念ながらカツはしっかり煮込まれている。
 
味付けはかなりあっさり。そして肉は肉も脂が落ちて、パサついている。
 
まあ、★★★ かな。


10月28日(日)

 朝起きると、天気予報通り雨が降っている。また風も強い。
 昨日はチャリに乗ったし、読者の方から連絡いただいた、横浜市鶴見区にある
つけ蕎麦 佐久ら家 に行ってみることにした。
 金沢にある
せり沢を紹介してくれた方だけに、マニアックなお店に違いない。

 お店に到着すると、意外と最近できたような店構え。建物の裏には駐車場がある。少しだけ、高級感を感じる。
 店内はチェーン店のような雰囲気

 メニューを見ると、
つけ蕎麦850円)がイチオシ料理のようだ。一方、カツ丼は単品だと850円。上かつ重(1,200円)もある。だけど、普通のカツ丼でも、つけ蕎麦も注文すると1,700円…。ちょっと重いな…。
 念のためご主人に確認したけど、セットのもりそばをつけ蕎麦には変更できないとのこと…。意外に融通が利かない。

 本当は両方頼みたいところだけど、カツ丼セット1,000円)をお願いした。(妥協?)

  

 いま注文したと思ったら、あっという間に運ばれてきた。
 
まさか、カツは揚げ立てではないだろう…。

 
蕎麦は結構美味い。でも、かなり練り込んだ感じで、腰は凄いけど、人工的な感じがする。

 
カツ丼はやはり揚げ立てではなく、肉は柔らかいけど、パサパサしていて、まるで食パンで作ったような食感。
 
玉子はカツを閉じるのとは別にカツの横に煮込まれている。

 
あの読者が、こんなカツ丼を推奨してくれたとは思えない。恐らく、カツ丼単品を堪能したのだろう。それとも、たまたま揚げ立てが出てきたのかな?
 
とはいえ、味付けがしっかりしていたので、完食。

 
わざわざカツ丼を食べに来て、そばが美味そうだったのでセットにして、結局、お店のイチオシ料理も読者のお勧めカツ丼も食べなかったことになる。優柔不断は、結局屁の足しにもならない。反省。

 
ただ、食べ始めてしばらくしたら、舌がピリピリしてきた。化学調味料のせいかな?
 かつ丼セットは
★★ だな。とりあえず、上かつ重を食べにもう一度来よう。


先日、TSUTAYAの本売り場をブラブラしていたら、
グレートフル デッドにマーケティングを学ぶ』という本
を発見。装丁も良かったので、中身は見ないで
購入。


このバンドのことは、今から20年以上前に池袋でTシャツ
を衝動買いして以来ずっと気になっていた。

CDは購入したけど、聞いてみると曲とTシャツのデザイン
がなんだか合わない。そこには何かが潜んでそうなんだ
けど、その当時はYouTubeどころか、インターネットで検索
することすらできなかったし、もちろん、質問をできる知人
もいなかった…。


本の内容的には最初の数ページが理解できる人には、
後はほぼ同じような展開。数時間もあれば、読み切ること
ができるだろう。

でも、敢えてゆっくりと読むことにした。1日にだいたい
数ページとし、物足りない時は、すでに読み終わった所
を読み返していた。

それは、本の内容がとても重要だから、という訳ではない。
残念だけど…。
それより、この本を呼んでいる間、自然とこのバンドの曲
が頭の中で流れている。その状況が心地よい。
また、分からないこと、気になることがあれば、今なら
ネットで確認ができる。慌てる必要はない、できるだけ、
ゆっくり進むのが気持ち良い。


残念なのは、著者がこのような展開を行うのであれば、
ここまで言い切るのであれば、ある程度はメンバーや
関係者に直接確認して欲しかった。

そうすれば、この本の最大の弱点である、どこが凄いか
を列挙するだけでなく、どうすれば先進的な発想ができる
かまでも言及できたはずである。

とはいえ、この本を読むこと自体が気持ち良い。
また10年位したら読み返してみたいと思う。


世の中、分からないことだらけ。
その時わからなかったことが、20年後にわかる。
だから面白い!


11月4日(日)

 先月、カツ丼で高得点をマークした、あざみ野駅そばにある とん処 蕗乃家(ふきのや)に相方と行ってみた。もちろん、お目当ては
美明豚のかつ丼膳(1,380円)。ランチのかつ丼が850円で ★★★★だったのだから、当然期待は高まる。ランチ並みか、それを凌駕するような一品を堪能できると思うと、運ばれてくるのが待ちきれないくらい。

 相方は当初はとんかつにする予定だったが、メニューを見たら、
豚ロースと季節野菜の和風チーズせいろ蒸し膳(1,200)を注文。なんだこの長ったらしいメニューは! 私は絶対に頼まないな。

  

 うっめ〜!
 
とにかく肉が柔らかくって、ジューシー! すごくジューシーなのに獣臭さがない。

 また、
しっかり玉子でとじているのに、衣にはカリカリとした食感が残っている。そして、真ん中でも、端っこでも、同じように火が通っている。
 
カツもご飯もボリューム充分。でも、ご飯がちょっと硬いな。柔らかいよりはマシだけど。

 
完全に好みの問題だけど、味付けがさっぱりしていて、物足りない。味が濃くて、甘いよりは良いけど、なんだかピントが合っていないような印象。
 写真を見ても、なんだか美味そうに見えない理由には、意外と味付けが影響しているのかもしれない。

 
5つ★にしようかと思ったけど、味付けが気になる…。味付けはさじ加減という所もあるし、自分の体調も影響する。また来ると思うし、★★★★にしておきます。ジューシーさではナンバー1。

 
一方、相方は美味い、美味いといって食べているので、一切れもらったけど、正直ビミョー…。
 
豚肉とチーズのコンビはあまり食べたことがないでも、私にはやっぱり合わない。相方は、絶対に女性の好みだという。


11月17日(土)

 公私共々バタバタしていて、しばらくレポートが空いてしまった。
 やっぱり、年内に神奈川制覇は難しそうだ。

 とはいえ、この日は大和にある
とんかつ 入船に行ってみることにした。場所は小田急大和駅の東側を走る藤沢街道沿い。フォルクス大和店の細い道路を挟んで反対側。
 
そばには100円パーキングはないけど、ヤマダ電機の有料駐車場にクルマを停めて、買い物をしてからお店に向かった。

 店内は薄暗いけど、ランチタイムということで中年男性客を中心に満席に近い状態。カウンター席と、座敷にはテーブルが2つ。お世辞にも小綺麗とはいえないけど、なんだか落ち着く。女将さんと息子さんで切り盛りしているようだ。

 
メニューを見ると、日替りランチメニューの自家製メンチかつも気になったけど、かつ丼(1,000)が7つしかないグランドメニューの中にあったので、こちらを注文。

  

 美味い!
 なんといっても、ほんのり甘い味付けが最高!
ツユダク気味だけど、ご飯が固めなので、気にならない

 
カツはちょっと火が入りすぎて、肉がパサパサしているのが残念だけど、衣は汁をすっていないところもあって、カリッとした食感が残っている

 
玉ねぎの火の入り方も絶妙で、辛味はないけど、シャキシャキと口の中で踊る。
 そして、カツの端っこは
まだ柔らかさが残っている。

 余裕で合格だけど、★★★★。もう少し肉が柔らかければ満点。住所: 神奈川県大和市大和南1-13-17 電話: 046-263-3074



 このところ高得点をマークしているあざみ野にある
とんかつ 蕗乃家だけど、メニューに載っていた手作りメンチカツ膳(1,000円)が気になって仕方ない。カツ丼がこれだけ美味いのだから、きっとメンチも美味いのだろう。

 席に着いて、早速注文。相方は
美明豚とんかつ膳(1,580円)を選択(というよりも、お店の代表的なメニューなので、私から注文するようお願いした)。暫くして運ばれてきた。

  

 とんかつ膳のカツは値段の割りに小さいな。正直、貧相だ。これで1,580円には見えない。
 そして、メンチも肉汁が溢れるタイブではないようだ。ちょっとテンションが下がった。

 早速食べてみる。
 メンチの方は
意外と肉汁が溜まっている。半分に切られて、切り口が上を向いているけど、肉汁が流れないようにするためのようだ。(見た目はイマイチ)

 
噛みつくと下から肉汁が溢れ出してくる。そして、口の中が肉汁で一杯になる。肉も柔らかく、筋張った感じは全くない。こりゃ美味い! しかも、食べてみると、ボリュームは充分。


 一方、
とんかつは脂身が口の中でとろけるけど、肉の味がしない。試しに塩で食べたら、ソースが主張しない分、肉のがした。
 通常、カツ丼が美味い店は、決まって素材となるとんかつで食べても美味いのだけど、この店は少々異なるようだ。

 
とんかつは値段と味を考えて★★★+だけど、メンチは ★★★★ 欠点はない。しかし、満点には何かが足りない。


11月18日(日)

 日本には美味いタコスがない…。
 ということで、これまで何店舗か食べ歩いているけど、この日は小田急相模原駅からちょっと離れたところにある、
パンチョ・ビヤ(Pancho Villa)というメキシコ料理店に行ってみた。
 ネットでは『ビヤ』という店名になっているけど、綴り的には『ヴィリャ』になるのかな?

 店構えは、どこかのオートバイ店という感じ。
 店内に入ったら、そこはもう
アメリカン! ご主人も店内も、そしてお客もアメリカそのもの。
 英語で店名のことをご主人に聞いたら、日本語でメキシコ人の有名な映画俳優の名前だと教えてくれた…。

 メニューを見ると、タコスやエンチラダなどの料理がサラダ、コーヒー付きのワンコインランチ(各500円)と、ちょっとゴージャスに盛りつけられた通常のランチセット(700円〜800円)という構成になっているようだ。

 
ナチョス(写真なし)とともに、私はもちろん700円のタコスセット(トルティーヤはフライドとソフトの2種類を選べるので、ソフトでお願いした)、相方も同じ値段のエンチラダセットを注文した。

 ヒョロッと背の高いご主人が厨房に入りながらも、合間にエアロスミスのライブを見ながら調理を続ける。
 暫くして料理が運ばれてきた。ホットコーヒーもアメリカそのものである。


 まあ、味については正直どうでも良いのではないかと思う。ある意味、期待通り…。自分が求めている、メキシコシティーで食べたあの味とは全く違う。コーンのトルティーヤにも香ばしさはない。
 しかし、相模原の裏通りにあるこの店には、フォードの大型ピックアップで乗りつけるようなアメリカの田舎の匂いがする。
★★★
 

11月22日(木)

 
伊勢原にセレクトイン伊勢原というビジネスホテルがあるのだけど、同じ敷地内に割烹 まつやがある。建物の反対側は日産NTC行きのバスの発着所。

 お店の前を通ったら、黒板にチョークで書いてあるメニューが出ていて、かつ重定食(850円)も載っている。相方は今晩職場の飲み会なので、だまされたと思って、入ってみることにした。

 しかし、
通りから奥に入ったところに入口があるので、なんだか入りづらい。
 気持ちが揺るぎそうだったので、歯を喰いしばって、息を止めて、店内に入った。

 
店内はかなり広いのに、客はやはり私しかいないのでかなり寒々しい。
 通りに出ていた、かつ重定食をお願いした。

  

 照明が青っぽいので、やはり美味そうではないな。でも、蒲鉾のピンクとミツバの緑、そして玉子の黄色でなんだか賑やか。
 ん? 味付けは少し甘いけど悪くない。ちょっと濃いめだけど、ご飯が進む。

 
カツは小さい。でも玉子でとじるのではなく、半生玉子をカツの上に載せているので、衣はあまり汁を吸っていない。
 
なんだか見た目も食感もチキンナゲットのよう。そんなに美味いわけではないのに、あっという間に完食してしまった。

 
★★★。味は悪くないけど、値段の割りにカツが小さい。


11月24日(土)

 何度行っても、いつも営業していない店がある。
とんかつの街 相模原にある相模原 とん平も、土日の昼間だけでなく、震災後の夏の間は水木と来てみたけど、いつも営業していない。閉店したのかとすら思ったくらいである。

 基本的に、事前に電話で営業しているのかを確認したりはしない。忙しい営業時間に作業の手を止めさせてしまうのは申し訳ない。

 また、ネットでこれほどまでにいろいろ情報が収集できるようになっても、その記載情報の信頼性までは疑わしいサイトも多い。
食べログの情報はかなり信頼性が高いとは思うけど、営業時間まで細かく記載しているのは有名店だけで、郊外のとんかつ店なんて、今でも他の検索サイトと同じような情報しか記載していない。

 この日は、近所のホームセンターで両面テープを買いに来たついでに、お店の前を通ったら、営業していたので入ることにした。道路を挟んで反対側にある駐車場はかなり広い。また送迎用のバスまで所有しているようだ。
 お店も3階建のエレベーター付きだけど、どうやら単なるとんかつ店というより、宴会場という印象。

 早速お店に入って、テーブル席に付いたけど、こちらは喫煙席とのこと。
 仕方ないので、エレベータで2階に上がる。

 通されたのは個室と行ってよいくらいの仕切られた空間。宴会の予約が入ったら、パーティションを外して、広い空間となるのだろう。
 メニューを見たら、
上カツ丼1,300円)が載っていた。ちなみに、ふつうのカツ丼はメニューに載っていない。とん平手作り メンチカツ(2個)(600円)とアジフライ(525円)を注文することにしたので、相方は普通の。ヒレカツ定食(950円)をお願いした。
 まずは、メンチカツとアジフライが運ばれてきた。


 メンチは想像していたよりデカイ。
 
食べてみると、柔らかくて、ちょっとネチョネチョしているけど、メンチらしい味がする。

 アジフライはこれまた大きくて肉厚。食べ応え充分。この2皿でお腹が一杯になりそうだ。もちろん、衣はカリッと揚がっている。でも、ちょっと魚の臭みがあるかな。

  

 カツ丼のカツはしっかり煮込まれていて、簡単に剥がれてしまう…。また、肉は火が入りすぎて硬くなっている。
 
味付けは良いんだけど、衣がブヨブヨになって気持ち悪い。
 食べ続けて行くと、カツの
端っこは脂が残っていて、ジューシーで弾力がある。

 ヒレカツも1切れもらったけど、こちらは特記事項なし。
 
メンチは ★★★あとは ★★★


11月25日(日)

 
久しぶりにチャリに乗ったら、寒い寒い! 冬用のジャケットの中はヒートテック一枚でも暑くて汗をかくけど、手足の先はかじかむほど冷たくなる。

 
太陽が上がり、手足が寒くなくなったころに、国分寺 とんかつ 桂に到着。
 
この店に来るのは4回目。過去3回は1時前に到着したのに、支度中になっていて入れなかった…。
 そのため、
この日は寒くなってきたのに、いつもより早く家を出た。年内には片付けて置きたかったし、クルマで来たら何時間もかかるしね。ちなみに、近所には100円パーキングも、クルマを停められるようなスペースもない。

 
着いてみてビックリ! 行列ができている!?

  

 平日のランチタイムの新宿なら、とんかつ店の前に行列ができているのを見たことがあるけど、郊外のお店では初めて。

 しばらく外で待って店内に。
 
店内はカウンターに9席と、奥には座敷があるようだ。明るいけど、ゆっくり寛げる感じではない。独りできている男性客が多いせいか、人気ラーメン店のような緊張感すら感じる。

 
メニューを見たら、なんとかつ丼が載っているではないか! ロースは1,400円、ヒレは1,500円。
 
また、ロースのカツ丼を注文する客が多い。
 
こんな状況だと、どうしたって期待が高まってしまう。

 大将に入店を断られた時は、頑固そうに見えたけど、席についてカツを上げる姿はむしろ真面目で好印象。お客の応対も悪くない。よくみたら、大将も女将さんもかなりカッコイイ。若い頃はかなり美男子・美女カップルだったと思われる。

 大将と女将さんが話しているなと思ったら、なんと12時20分に支度中になった!!
 もちろん、その後もお客さんが続々とやってくるのだけど、全部お断りしていた。過去3回、1時前に来たけど、全て入れなかったのは、お店はとっくに支度中になっていたからだった。
 だったら、営業時間の看板も、『午後1時頃』を『正午過ぎ』に書き換えて欲しいところ。平日だとお客が少ないので、1時くらいまで営業しているのかな?

  

 カツはしっかり煮込まれている。そのため、衣は簡単に剥がれてしまう。

 
肉も真ん中付近はパサパサになっているけど、弾力性があり、肉らしい味がする。脂身は口の中で溶け、まるで上質の牛肉のような風味がある。飼料のせいかな?
 後はスーパーチャージャーが掛ったように食べ続けたので、あまり覚えていない…。
 ご飯やみそ汁は上質なので、さらにアクセルを踏み込むことに。漬けものは生け花のように豪華。

 話題性は充分だし、味も悪くないけど、やはり肉がパサパサになっているのは私の好みではないので、満点はつけられない。
★★★★
 早起きができた日に、また来てみたい。住所: 小平市上水本町5-7-20 電話: 非公開


12月1日(土)

 この日も何度か来たけど入れなかった、横浜市栄区にある
とんかつ 浜っ子に行ってみることにした。
 お昼時ということもあり、店内はかなり賑わっている。そばに団地があるためか、ファミリーで来ている客が多い。

 
メニューにはカツ丼はなく、念の為店員に確認したけどやっていないとのこと…。
 
そこで、ランチとんかつ定食(900円)があるけど、ロースカツ定食 200グラムを注文。

 シニア料金があって、ランチとんかつ定食が700円に割引になる。長生きはするものだ。ただし、70才以上だから、かなり先のことになりそうだ。
 
そもそも、自分が70才になった時に、とんかつを食べたいと思うか、微妙…。

 一気に客が入ったためか、かなり待たされたけど、ようやく運ばれてきた。
 無茶苦茶美味そうだ! しかも、すごいボリューム!!


 うんめ〜っ!
 
肉はとにかく柔らかく、ジューシー。肉は厚いのに、サクッと噛み切れる。スジも獣臭もない。
 
いままで食べたとんかつの中でもトップクラス。これぞロースの醍醐味。
 
ほんのり甘いソースもとんかつに良く合う。
 衣に使っているパン粉はかなり大きいけど、油はすっきりと落ちている。
 
 
もう、文句なしに ★★★★★ カツ丼がないのが本当に残念。
 遠方からでも駆けつけても納得してもらえると思うけど、そばに駐車場がないので、要注意。 住所: 横浜市栄区桂町274-14 電話: 045‐894-8121


12月2日(日)

 実家に保管しておいたチャリを徐々に処分することになった。まずはクロスバイクを綾瀬に住む元部下にあげることになったので、外は寒いし、クルマでお届けすることにした。

 せっかく綾瀬まで行って、そのまま帰ってくるのももったいないので、北千住にある牛骨ラーメンの店に行こうと思ったのだけど、相方に話したら、今度一緒に行くことになってしまったので、結局、
子竜(こたつ)という塩ラーメンで最近脚光を浴びている店に行くことにした。

 
有名店だから、行列していたら、待ち合わせ時間に間に合わないかもと心配していたんだけど、店頭には行列はない…。午後1時前に店内に入ったら男性客1人だけ…。
 
へ? という、驚きより呆れに近い感じ。

 
塩ラーメンは650円とちょっと高いけど、チャーシュー(300円)をトッピング。
 
店内は今風。夜に入ったら、イイ感じのバーという雰囲気。

  

 中太の縮れ麺はインスタント風。柔らかいスープは変わったところはない。
 
真面目そうな店長が真面目に作ったラーメン、という感じ。
 
チャーシューは薄切りの牛タンのような仕上がり。
 
★★★★。 女性が1人でも入りやすいと思います。


12月5日(水)

 海外のサプライヤーが来日したので、打合せをしようということになった。
 しかし、先方はかなり年配のため、こちらから滞在先で打合せを行うことを提案し、ホテル・オークラで打合せを行った。

 そんなちょっとした気遣いを先方が喜んでくれ、昼飯はホテルで頂くことになった。
 このクラスのホテルは、宿泊のわがままをかなりのレベルまで受け入れているようで、今回はハンバーグだけど、メニューに載っていない作り方で提供してくれるとのこと。

 取引先のコメントから推測して、通常のように挽き肉ではなく、ステーキにも使えるような牛肉を細かく刻んで、ハンバーグに仕立てているようだ。

 まずは前菜として、スモークサーモンを頂いた。当たり前かも知れないけど、癖もなく、美味い。いくらでも食べられる。でも、この位では別に驚かない。
 その後はもちろんハンバーグ。


 ハンバーグを切る前に、フォークをあてただけで肉汁が溢れだす! しかも、その量が半端でない! 以前、銀座のレストランでステーキに使用する肉でメンチを頂いた時のことを思い出した。

 またまたソースが秀逸! 赤ワインベースの
バーガンディー・ソースというらしいけど、旨みといい、酸味といい、申し分ない。テーブルに運ばれてきた時に、既にハンバーグにたっぷり掛けられているのに、別にカレールーを入れる食器(『ソースポット』というようだ)にもこれでもかというくらいの量が入っている。
 ハンバーグは既に掛っているソースで充分だったので、ソースポットのソースはパンにつけて頂いた。


 キラキラと輝く肉汁に、バーガンディー・ソースを絡めると、もう最高! 浸したら、何個でもパンを食べられる。★★★★★

 デザートには
シュークリームを頂いた。もちろん、その辺で売られているものとはレベルが違うんだけど、なんだかすぐに酔っ払ってしまった。コーヒーしか飲んでいないのに…。
 香りからして、
ブランデーを使っているようだけど、それだけでこんなに酔うとは思えない。ハンバーグのソースの赤ワインのアルコールが飛びきれていなかったのかな?
 午後は新宿で他社と打合せを行ったけど、3時くらいまで酔いが残っていたような気がする…。


12月8日(土)

 この前、ギリで店じまいのために入れなかった、相模原
季乃華和(きのかわ)に行ってみたけど、営業していなかった。

 
そこで、念のために調べておいた、 という名のお店に行ってみることにした。
 到着すると、お店が小城のようにそびえ立つ。なんだかかなり入りづらい。玄関に入ると、いきなりスリッパに履き変える。 まるで町医者に来たような感じ。

 さらに、
オヤジがとんかつ担当、息子が中華を作るハイブリッド店というのも面倒くさい。

 店内は洋風で、年季は入っていることもあり高級感はないけど、独特の雰囲気がある。これで味が美味かったら、隠れ家的な存在になるかも。
 
BGMはジャズのピアノトリオが流れる。なんだかミスマッチだな。

 
さすがにかつ丼はやっていないかなとメニューを見たら、かつ丼(1,050円)が載っていので、お願いした。

 
隣のお客の唐揚げ定食(1,050円)が運ばれてきた。凄い量! ドンブリ一杯という感じ。
 暫くして、かつ丼が運ばれてきた。


 玉子の上にとんかつを載せたように見えるけど、カツの下には玉子がまわっていないので、上から普通に掛けたようだ。
 
衣は意外とツユを吸っていて、カリッとした食感はあまりない。でももちろん、グダグダにはなっていない。

 
肉は意外と薄く、ちょっと獣臭がする…。

 
そして、最大のポイントは味付けが甘いこと。砂糖そのままの甘さが残る。江戸時代だったら、高級料理になれたかも。
 肉は
真ん中付近はパサパサだけど、端っこはジューシーさが残っている。

 
★★★。 でも、甘すぎる。完食したけど、ギリだった。食後のミニ杏仁豆腐がありがたい。

 
と思ったけど、こちらもシロップはかなり甘かった…。


12月16日(日)

 年末なので、鎌倉での墓参りを兼ねて、横須賀までカツ丼行脚。
 横須賀駅そばにある
とんかつ酒房 方丈 に来てみたら、営業していたので入店。

 店内はとんかつ店らしい雰囲気。
 地元のとんかつ専門店のようだけど、メニューを見るとなんだかチェーン店のようで、作り手のこだわりのような熱いものは全く伝わってこない。
 かつ丼950円、ヒレ丼1,100円

 
ところで、携帯をみると、アンテナが立っていない。店内で携帯が使えないのは最近は珍しい。地下にある店だけど、友人と待ち合わせしている場合とか問題にならないのだろうか? 昔ながらに、お店にかけて、取り次いでもらうのだろうか?

 盛り付けにビックリ!
 
まるで、ビーナスの誕生のようだ。ドンブリがホタテ貝に見えた。
 
でも、このまま食べ続けたら、確実にフタは倒れる。(デジカメを忘れてしまった…)


 戦後、食べる物がなかった時代に、学生はお弁当のおかずが梅干ししかないので、ドカベンのフタを立てて食べていたという話を聞いたことがあったことを思い出した。

 
肉はとにかく柔らかい。脂身もちょっと獣臭いけど口の中で溶ける。ボリュームも十分。
 
一方、かなり味付けが薄い。というか、ご飯にツユがほとんど掛かっていない。
 
さらにいうなら、カツも玉子以外の水分を吸っていないのではないかと思うくらい、あっさりしている。
 
仕方ないので、とんかつ用のソースを掛けて食べてみたけど、玉子とじにソースじゃ美味いわけがない。

 
味付けは食べる人の好みだから、評価は難しいけど、★★★。盛り付けもユニークだし、なんとかならないものか?


12月22日(土)

 横浜市金沢区
並木にある かつ久 に行ってみたら、ビアレヨコハマというショッピングモールにあるお弁当屋だった…。
 もちろん、なにも買わないで駐車場を出た。2時間まで料金が無料なのがせめてもの救い。

 次の候補はちょっと離れた、能見台通にある
とんかつ
 お店の前をクルマで通ったけど、どこにあるのか分からなかった。仕方ないので、ちょっと離れたところにある100円パーキングにクルマを停めて、お店に向かうと、ちょっと奥まった感じでお店を発見。
 ガラスと暖色系の色遣いで、全くとんかつ店らしくない。また、看板には『とんかつ』ではなく、『
Restautant 司 TONKATU』とある。欧米志向なのかな?
 そういえば、私も満を持して英語バージョンのカツ丼ランキングを作ったけど、だれからもアクセスがない…。なので、更新をやめてしまったことを思い出した。

 店中に入ると、窓が広く、明るくて、開放感。
店内もとんかつ専門店というより、キッチンか喫茶店という雰囲気。でも、メニューを見ると、焼きさば定食(1,200円)も載っている。焼きソバならまだわかるけど、焼きサバである。

 
店頭にお弁当メニューでカツ丼が出ていたので期待したけど、店内用のメニューには載っていない。店員さんに聞いてもやっていないとのことだったので、比較的カツ丼に近いカツライス(900円)を注文。セルフでコーヒーが付いている。

  

 甘辛いタレが掛かっているので、平皿盛りのソースカツ丼と考えることもできるかな?
 
カツの面積は結構広いけど、肉の厚みはむしろ薄い。ちょっとパサついているところもあるけど、印象は悪くない。

 
ほんのり甘いタレは食欲をそそるけど、ご飯の量が少ないので、あっという間に完食。

 ★★★。期待が高かったためなのか、あまりにも普通でなんだかがっかりした感があるけど、味的には悪くないし、お店の印象は悪ないので、近所に住んでいたら、常連になっているかもしれない。


12月23日(日)

 美味しいタコスを追い求める日々が続く。
 先日、呑み友達に武蔵小杉に美味しいメキシコ料理の店があるということを聞いたので、行ってみることにした。

 ネットで調べて行ってみたのは
エル・アミーゴ。でも、到着したら、店名の看板の下に大きく『安いステーキ』と書いてある…。
 恐らく、友人が推奨したのはこの店じゃないと直感し、別のお店を検索した。

 次に向かったのは、新丸子にある
エルコマル。ちょっと離れたところにある100円パーキングにクルマを停めて、店内へ。スペース的には広くはないけど、彩りはバラガン風の元気良さを感じる。
 明日はカレンダー的にはお休みで、クリスマス・イブだし、
ちょっとお洒落な雰囲気があるためか、カップルや女性客が多い。

 
黒板には本日のお奨めメニューが書いてある。名前を見てもよくわからないので、一番上に書いてあるローストビーフの料理を頼んだところ、ローストビーフではなく、ローストビーツと柿のサラダ オレンジバルサミコソース900円)だった。

 もちろん、
タコス(2個 1,200円)を注文。なんといっても、トレティージャにはトウモロコシを使っているというので、期待が高まる。具材はいろいろ選べるので悩んだけど、タンが『王道』とメニューに書いてあったので、タンでお願いした。

 メインには
チチャロンのサルサ1,000円)。トルティージャは別だけど1枚70円。
 さらに
キノコのケサディア (850円)も追加した。
いろいろ頼んだけど、タコス以外はどんな料理が出されるのか全く分からない…。


 まずはキノコのケサディアが運ばれてきた。
 ブリトーみたいなんだけど、軽くてパリパリの皮の食感は最高。その間に、
シメジ、エリンギ、舞茸、チーズが挟まっている。もう、チョー美味い!! これなら、何枚でも食べられる。というか、4枚載っていることに感謝! 1人1枚では耐えられない!

 お次はサラダ。ローストビーツは赤カブのような見た目と食感だけど、ネットで調べたら、アカザ科に属する根菜で、カブではない。ロシア料理のボルシチにも使われるようだ。
 また、ドレッシングも初めて食べる味。バルサミコ酢はもちろん効いているけど、とっても爽やかに仕上がっている。また、パクチーも良く合う。


 タコスは美味い! 美味いんだけど、トウモロコシが焼けるような香ばしさはない…。どちらかというと、ボソッとしている…。具の方は結構現地の味に近いと思ったので、とても残念。

 チチャロンのサルサはやはりなんだかわからない。タコスに載せて食べてみたりしたけど、食べ慣れていないためか、ピンとこない。といって、不味いわけではない。不思議な感覚のまま、完食してしまった。

 まだまだ腹は一杯にはなっていないけど、追加注文しようにも、急にお店が混んで来て、どのくらい時間が掛るのか分からないのでお店を出た。
 お店自体は良さそうなので、
★★★★。でも私の評価はあまり参考にしないでください。 サイト:http://www.elcomal.net/


12月24日(祭)

 
クリスマスイブだというのに、カツ丼ですか?
 会社は出勤日だけど、年休を取って年賀状を作っていた。昼飯時になり、休憩を兼ねてセンター北にある
和食処 とんかつ 勝膳に行ってみることにした。

 
勝善というお店は結構あるので、センター北駅そばということもあり、チェーン店だと思ったら、独立系のようだ。
 
こじんまりとしているけど、とんかつ専門店らしい店内で、なんだか食欲が増してくる。
 
運動をしに体育館とかに到着すると、まだ体は動かしていないのに、その場にいるだけで段々テンションが上がってきて、まるでアップが終わって、すぐにでも動ける感じになるのに似ているのかな?

 
メニューを見ると、かつ丼870円)が載っている。早速、注文したけど、ランチの米沢豚のロースかつ定食1,100円)も美味そうだ。

  

 結構美味い。肉はそれほど厚くないけど、肉らしい味がする。
 
カツはしっかり煮込まれているけど、衣はかんたんに剥がれたりはしない。
 肉は
真ん中付近はパサパサしているけど、端っこはジューシー。

 
なんといっても、味付けが最高! ほんのり甘くて、ダシのきいていて、ちょっと塩っぱい。ご飯に掛ければ、オカズなしでも食べられそう。
 
★★★★870円という値段を考えれば、こんなところかな? 住所: 横浜市都筑区中川中央1-37-21 電話: 045-913-6478


12月28日(金)

 まわりの会社より1日早く年末年始の連休に突入。まあ、クリスマスイブの祭日も出勤日だったので、当然ともいえる。

 こういう日には、
土日祭休みのお店に行くしかない。
 ということで、横浜の中区にある、
とんかつ 栄泉にいってみた。最寄駅は関内になる。

 
この付近の人気店のようで、1時前にお店に到着したときは会社員で満席状態。それでも入店しようとしたら、ほとんどのお客が会計となり、次々に出てくる客で中に入れない…。ようやく店内に入った時には、2人しかお客が残っていなかった…。

 こんな地元の人気店だったら、カツ丼も美味いかなと期待していたら、カツ丼どころか、揚げ物の店なのに、定食メニューは7つしかない…。メンチが気になったけど、ロースかつ定食(1,050円)をお願いした。

 
そうしたら、大将がボールに肉を載せてやってきて、たくさん食べたい?』といってきた…。『へっ!?』と唖然としていると、『今日は年内最後の営業日だから、1,600円の特製ロースかつ定食の肉で作ってくれる』という。もちろん、お願いした。とんかつ店の大将は、堅物が多いので、こういうノリの人は珍しい。


 衣は焦げたように濃い色をしているけど、薄い。かぶりつくと肉汁が口の中で溢れる!!
 
赤身にはあまり脂はなく、むしろパサパサしている。どうやら、脂身が液体のように溶けているようだ。

 
また、キャベツが山のように盛られている。お代わりができる店は多いけど、これだけの量を盛り上げる店は珍しい。
 
ソースを掛けなくても、ほんのり甘いので、バクバクと食べ続けた。

 
★★★★。サイト: http://www4.ocn.ne.jp/~eisen/index.html

 会計の時に
本棚を見て驚いた! スティーブン R.コヴィーの『7つの習慣』や、ゴールドラットの『ザ・ゴール』などのビジネス書が並んでいて、しかもお客が読んでいた…。

 
こんなインテリジェントな店、聞いたことがない…。



 晩飯は知人から教えてもらった
焼肉 松葉に行ってみた。場所は小田急 柿生駅か五月台が最寄駅になると思うけど、かなり離れているので、ジモピーでなければ、クルマで行くことになると思う(飲酒運転はいけません)。

 かなり派手で巨大なネオンサインが街道沿いにあるので、見逃すことはまずないだろう。
 お店の裏には大型バスが何台も停められるくらいの駐車スペースがある…。

 店内はファミレスや安楽亭のようにスペース的にゆったりしているのがよい。
 とはいえ、テーブル数はそんなに多いわけではないので、前述の通りに、本当に大型バスでお客がやってきたら、1台分のお客でも入らないと思う。
 なかなか居心地の良い空間。やっぱり、お肉はゆっくり、落ち着いて食べたい。


 まずは牛タンだけど、牛タン塩(1,200円)しかない…。
 全体的にはそれほど値段が高くないように見えるけど、最初の一品として皆が考える牛タンが1,200円では印象がかなり変わってしまう。
 かなり抵抗感があったけど、1度は試してみることにして、お願いした。

 他の料理よりちょっと遅れてタン塩が到着。早速焼いてみる。
 最近流行りの塩麹のような塩ダレがついている。慣れていないせいもあるけど、タンはあまり余計なことをして欲しくないな。ボリュームは充分。

 食べてみると、柔らかいけど、タンらしい味はあまりしない…。上質のカルビのような印象。普段食べている部位と違うからなのかな。もしかしたら、本当のタンの味はこちらなのかも。でも、これで1,200円というのはやっぱり高い。


 無煙ロースターなので、店内は煙くないし、衣服にも牛角とかと比べれば臭いが付きにくい。また、金網じゃないので、鉄板焼き的な趣がある。どちらの方がお肉が美味しく焼けるのかわからないけど、あちらはホルモン焼き屋さんが多いような気がする。

 
和牛カルビ(820円 写真:上右)は柔らかくって、量もあるので悪くない。ただし、感動するレベルではない。
 その一方、試しに注文した、オーストラリア産牛肉を使用する
お得カルビ(430円 写真:下左)は、ジューシーで充分美味い! 『これで充分!』と追加注文してしまった。ただし、少し量は少ないし、水っぽいのが気になる。

 とはいえ、お得カルビを食べた後で、残っていた和牛カルビを食べると、
さすがに和牛カルビの方が上質な肉の味がする。この辺りは、予算とお腹の空き具合とで相談して決めると良いと思う。


 (塩)ピートロ(610円)が美味そうだ。というより、美しい! 牛角とかのように、筋をはぎ取ったような感じではなく、ちゃんとしたスライス肉然としている。
 食べてみても、もちろんジューシーで、お代りをしてしまった。これはイケる。

 また
ホルモン(シマチョウ 720円)だって悪くない。ホルモン専門店の品質ではないような気がするけど、牛角などのチェーン店レベルとは全く異なる。ホルモンの美味さを知ったのは本当に最近なので、正統派なのかわからないけど、焦げるくらいに焼きこんで、口の中に放り込めば、肉汁が溢れ出て来る。

 写真はないけど、
タレ牛上レバー610円)は柔らかくって美味い。でも粘度の高いタレのせいで網が汚れてしまうのはなんか嫌だな。

 評価は
★★★★麻生区民の叙々苑というところかな。駅から離れているのが辛いところだけど、また来てみよう。
 (というか、その後なんどか来ています。牛タンを頼まずに、お得カルビとピートロ中心に食べれば、お会計は結構リーゾナブルです。味と質は一般的な焼肉チェーン店よりは上だと思います。) 住所: 川崎市麻生区片平6‐2‐20 電話: 044-989-2989 (食う焼く 肉 焼く)


12月29日(土)

 昼は仙台から友達が上京するということなので、東京駅八重洲口 丸ビルそばにある
PAGLIACCIO(パリアッチョ) というイタリアレストランに集まることになった。

 報告:
この店のラザニアは世界一美味い!

  


 その確認も兼ねて大晦日に相方と来てみたけど、やっぱり世界一美味い!

 しかし、その後来店してみたら、
ラザニアがメニューから外れてしまった! 悲しすぎる!



 会合が終わって、家路に着いたけど、せっかくなので新宿のワイズでチャリの(ハンドル)バーテープを買って帰ることにして、南口改札を出た。

 御苑方向に進み、その先にある長い下りエスカレーターから、暮れなずむ街並みを見ていると、正面に
食堂 長野屋 が目に入った。

 『そういえば、この店も前々からマークしているのに、一度も入ったことがないな…。』 と思ったら、急に入りたくなった。先ほど世界一美味い物を食べた反動なのだろうか?? 相方は美容院が遅れて、晩飯には間に合わないという連絡をもらっていたので、入ってみることにした。

 店内は想像していたよりも、狭くて小汚い。また雑然としている。まるで、地方の駅そば店のよう。
 
カツ丼(700円)を注文したら、あっという間に出てきた。恐らくカツは揚げたてではないと思うけど、凄く良い匂いがする。

  

 想像したとおり、衣は煮込まれていて、グダグダ。肉から簡単に剥がれる。
 
一方、肉はペラペラだけど、ジューシーで肉の味がする。

 
ご飯と味噌汁はこんなもんでしょう。
 
評価は ★★★。期待していなかったせいか、完食できた。


12月31日(月)

 最近ラーメン界では牛骨ラーメンがブームになり出しているようで、テレビでも頻繁に紹介されている。スープ的には癖があると思うのだけど、相方は韓国の味に近いということで大盛り上がり。

 北千住の
牛骨らぁ麺 マタドールをテレビで紹介されていた時は、すぐにでも行こうか!?というノリになったけど、きっと混んで行列しているだろうということになり、混んでいないタイミングで行くことにした。

 そして、大晦日。こんな日にラーメンを食べに来る人も少ないだろうなあと思い、相方とクルマで行ってみたら、やっぱりお店の前には行列がない!
 店内に入ってみたら、
待たずに席に着くことができた

 もちろん、
贅沢焼牛らぁ麺(1,000円)を注文。スープは塩と醤油があるので、相方は塩の、私は醤油でお願いした。


 醤油スープはなんだか牛骨スープらしくない。マイルドで、輪郭がボケたような印象。もっと刺々しいくらいの強い牛骨スープを予想していたので、拍子抜け。まあ、他店にはないような、ユニークさはあるかな。

 
中太ストレート麺は最初は、最初はシコシコして好印象だったんだけど、すぐに伸びたように重くなる。その後、相方とも話したけど、量がかなり多いと思う。サービスのつもりかもしれないけど、食べる側にしてみれば事前に告知がないのであれば、麺の量が多くてもありがたみはない。

 相方の塩を(量が多いということもあって)ちょっといただいてみる。

 醤油に較べるとさらにピントがボケたような感じ。重くなった、ストレート麺との相性は良くない。
また、醤油は少し甘い印象なので間が持っている感があるけど、塩はそのままなので、間延びしてしまう。


 その一方、ドドーン!と2枚載ったチャーシュー、というか、ローストビーフはボリューム満点。ある意味、これだけでも話題性がある。採算が取れるのか、余計な心配をしてしまう。

 期間限定の牛ご飯350円)も特記すべきことはない。見た通りの味。ただ、ラーメンの量が多いので、わざわざ注文する必要なかった。単に満腹の苦しさが増しただけ。

 ★★★★。文句が多くなったけど、期待値が高かったため。牛骨ラーメンということで、予想していた味・仕上がりと大きく異なったのが大きい。店主は牛骨の臭みなど、ネガティブなところを取り除いて、マイルドな味の深みを表現したかったのだろう。


年末に世界一のラザニアを堪能できたので、
2012年は良い年だったと思う


しかし、2014年に来店してみたらメニューから
外れてしまった…。
ということは、また世界一美味いラザニアを
探さなくてはならなくなったことになる。


< To Be Continued >


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