『やっぱりカツ丼!』 2012年7月〜9月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
7月1日(日)
東京駅そばで旧友たちと会うことになった。
せっかくなので、先日確認した、小田急線・経堂駅そばにあるとんかつ 坂井精肉店に行ってみることにした。
まるでカレー店かピザハウスのような店構え。ポップ過ぎて、とんかつ店には見えない。
店内に入り、カウンター席に着く。メニューを見ると、驚くほど安い!
玉子とじカツ丼はやっていないけど、ソースかつ丼の並の単品だったら390円!!
でも、ソースかつ丼はご飯の上にロースカツを載せただけだし、味噌カツはちょっとキツイな。一方、メンチカツも美味そうだ
結局、醤油かつどん(味噌汁つきの並 490円)とメンチ一枚(190円)を注文。
美味い…。この手のお店にもかかわらず、そう思ってしまった。
醤油ダレはかなり塩っぱいけど、それがアクセントになっている
とにかく肉が柔らかい。なのに、肉らしい食感と味がする。また、カツの下に敷いてある、炒めたキャベツが箸休めになる。
カツの量が少ないと思ってメンチを注文したけど、カツだけで充分。むしろ多いくらい。
そのメンチも、こちらの期待通りで、とてもジューシーで肉の味がする。
このままではこの先、昔からあるとんかつ店は大変だ。これだけ安くて、美味いんだったら、金銭的に厳しい若年層はこの店のようなチェーン店を選ぶだろう。逆に、同じ並びにあるかつ久には若者はほとんどいなかったのも納得。
かといって、若年層を狙って値段で争っても勝ち目はない。
結局、このチェーン店のような対応とBGMに馴染めない人、予算に余裕がある人以外はかつ久には行かないのでは。
カツ丼(とんかつ)が今後も庶民の味として生き延びていくためには、かつやとともにこのような安価で良質のカツ丼を提供するお店が必要なのだろう。
帰宅して、サイトを見たら10店舗を持つチェーン店だった。なので評価はなし。 サイト:
http://www.united-collective.co.jp/sakai/shop/
7月8日(日)
前々からマークしていたうなぎ店が川崎の南生田(生田高校そば)にある。
お店の名前はうなぎ 益膳。この日、たまたま相方がうなぎを食べたいといっていたので、行ってみることにした。
入口にはメニューを置いてない…。これはプレッシャーだ。でもまあ、ボーナスが(額は少ないけど)出たばかりだし、気合いで店内へ。
メニューを見てビックリ! うな重は2,990円(肝吸い付)しか書いていない!うな丼だって1,785円しかない! 都内の名店並みの値段。ちなみにメニューの値段のところには張り紙がしてあって、うな重は最近まで2,520円だったようだ。それでも高いけどね。
まあ、変に松・竹・梅とランクを付けられるよりは良いかもしれない。小田原の名店 友栄のようなプライシング。
でも、消費税が8%になったら3,000円超え。うな重だってほぼ2,000円となる。多分、この店に入るのはこの日が最初で最後になりそうだ。
まあこんなものかな。一昔前なら、値段の割にうなぎが小さいとかいいたくなるところだけど、うなぎの稚魚の値段が高くなっているし、諦めるしかない。黙って食べるか、文句をいいながら食べないか、という選択に今後はなりそうだ。
全体的には上品に仕上がっている。少し淡水魚臭いと感じたけど、タレに山椒がまぜているようだ。
柔らかく仕上がっている皮は全く気にならない。サバやアジの皮と同じくらいの感じで食べられる。
味付けはもちろん甘いのだけど、ご飯を含めると結構あっさりしている。
値段を考えたら、★★★+かな。もちろん不味い訳ではない。でも、もう一回食べたくなるような、または知人に教えてくなるようなところがない。 念のためサイトは:
http://homepage2.nifty.com/masuzen/
7月14日(土)
横浜・屏風ヶ浦の方に小用があったので、ついでとばかり磯子区にあるかつ亭に向かったけど、到着してすぐに一度訪問したことがあることに気が付いた。ボーンヘッドである。
すぐさま、クルマのナビで調べて、同じ磯子区の中浜町にある
とんかつ とん吉 に向かった。
暫くして到着したけど、お店には駐車場がなく、周辺をかなり広範囲で探しまわったのに、時間貸しの駐車場もない…。
お店の人に相談して、お店の前に駐車することにした。
メニューを見ると、かつ丼は850円、上かつ丼は1,350円。それではと、上かつ丼を頼もうとしたら、ロースかつ丼(1,450円)もあることに気が付いた。もちろん、ロースかつ丼をお願いした。ちなみに、ヒレかつ丼は1,550円。凄いカツ丼のバリエーションである。都内のどこかのとんかつ店とは全く違う。やっぱり、カツ丼は神奈川の味なのかな?
店内はいかにも場末のとんかつ店という感じで、座敷席もあるけど、近所の定食屋という感じ。まあ、いかえれば短パンにビーサンでも全く違和感はない。
意外と早く運ばれてきた。なかなか美味そうではないか!
美味い!
玉子とじなのに、衣には揚げ立てならではのカリカリ感が充分残っている。衣が薄いので、まるで揚げ立てのチップスのよう。
肉は充分に厚くて、弾力性がある。そんなに柔らかい訳ではないけど、肉らしい食感。ただ、下拵えのコショウの味が表に出てきている。
味付けはかなり甘めで、ツユダク気味なのに、あまり気にならない。ご飯もシジミの味噌汁も好印象。さらに、杏仁豆腐が付く。
若いころは、カツ丼やカレーを食べた後は口直しなんて全く欲しいとは思わなかった。そんなところにお金を掛けるのだったら、少しでもボリュームを増したり、良い素材を使って欲しいと考えていた。
50歳を迎えるにあたり、この価値観も最近は変わってきたようだ。ほんのちょっとで良いから、果物や、デザート、コーヒーが付くとありがたいし、得した気分になる。多分、口直しがなかったら、コンビニでコーヒーを買うことになるのだから、経済的でもあると思うようになってきた。
店内があまり綺麗ではなかったり、駐車場がないけど、カツ丼のデキは素晴らしい。
★★★★ の上位だな。変わったところはないけど、お奨めしたい。
こうなると、逆に850円の普通のカツ丼が気になる。メンチカツ定食も試してみたいところ。住所:
横浜市磯子区中浜町1-27 電話: 045-751-2211
7月15日(日)
お昼前にチャリの服装に着替えて外に出たらかなり雲が厚い…。ヤフーで調べたら、百合ヶ丘周辺は1時頃に雨が降るようだ。
翌日(祭)はすこし天気が良くなるようなので、チャリはやめて、クルマでカツ丼を食べに行ってみることにした。
向かったのは 府中にある和風レストラン はなえだ屋。京王線 中河原駅からは微妙に離れている。歩いてくるのは不可能ではないけど、真夏の昼間には厳しいと思う。
手前には小さい店舗が並んでいるけど、気を付けていれば見逃すことはないと思う。
店内はかなり狭いけど、雰囲気は悪くない。居心地のよい定食屋といった感じ。でもメニューをみたら、牛肉サーロインステーキなんてやっている。
カツ丼もやっていて、790円。注文したら、目の前でカツを揚げている。
美味い! なんといっても味付けがよい! というか、自分の好み。
カツは薄くて、衣も薄い。まるでミラノ風カツレットという感じ。
タレが染み込んでしまっているけど、揚げ立ての感じは残っている。
お昼の1時前なのに他のお客はいないけど、大将の雰囲気もイイカンジなので、夜の営業は居酒屋的に流行っているのではないかと思われる。
印象はよいのだけど、★★★。
7月16日(祭)
昨日とは打って変わって、チャリ日和。空は碧く、広く、高い。まるで秋の晴れ間のような爽やかさ。多摩川沿いを立川方面に向かい、多摩川競艇場が見えたところで、右折。ちょっと走って、一品料理・おふくろの味 ひろせに到着した。
店内に入ると、なんだか薄暗い…。そしてなんど呼んでも、お店の人が出てこない…。暖簾は出ているけど、まだ11時過ぎだし、営業していないのかな?
ネットでメニューを見ていたら、とんかつ定食しかないようだったけど、実際に店内のメニューを見てみたら、なんと、とんかつ定食と思われる貼り紙がひっくり返っていた。しばらくやっていないのかな?
どちらにしても、カツ丼はやっていないようだ。
それにしても、壁に貼られた人物画はなんなんだろう…?
長嶋 茂雄? どちらにしても、子供が描いた絵ではないようだ。
その後も、何度か店員を呼んでみたけど、そもそも営業していないようなので、お店を出た。
また今後来てみよう。味は期待できなそうだけど、どんな店員なのか、とても気になる。『おふくろの味』と書いてあるので、女将さんが取り仕切っているのかな?
多摩川沿いのサイクリング・ロードに戻って、日野橋までやってきた。
河の向こう岸は走ったことがないので、行ってみることにした。
しかし、暫く走ったところで、道がなくなってしまった。どうやら、三角州を走っていたようだ。
しかも、多摩川下流だったら、すぐに本土(!)に戻る橋があるのに、ここはかなり戻らなくてはならない…。ちょっと心が折れそうになった。
さらに、本土に復帰した後、同じように、土地の先端が現れ、これ以上進めなくなった。
幸いなことに、この場所はちょっと戻ったところに小さな橋があったので、再び本土復帰を果たす。
聖蹟桜ヶ丘に到着したので、事前にチェックしておいた
とんかつ 三九三 に向かった。
お店はザ・スクエアというビルの1階にある。チェーン店なのかな?
カウンター席に座り、メニューを見たら、上豚カツ丼(880円)があったのでお願いした。
厨房には30歳くらいと思われる男性が独りで料理を作っている。多分店長かオーナーなのかな?
イケメンなので、若いころはかなりイケイケだったと思われる、一見ヤンキー風のその男性は微笑みながら、実に楽しそうに料理を作っている。
恐らく、毎日同じような仕事をしているはずなのに、飽きることがないのかな?
家庭で良いことがあったのかな? どちらにしても、楽しそうに仕事をしている人を見ていると、こちらも楽しい気持ちになってくる。そんな状況で作ってもらった料理を頂けるというのは、ありがたいだけでなく、なんだか元気が出てくる。
自分は本当に飽きっぽい。同じ仕事を繰り返し行うことができないと思う。できても、全然集中ができない。
心を改めるとともに、見習わなくては。また、若い人に教わってしまった。
美味い! 肉は分厚く、弾力性がある。少し筋張った感じもするけど、あまり気にならない。また臭みは感じない。
カツの量も充分で、むしろ多いくらい。お代わり自由のキャベツがついて、880円なら大満足!
ただ、味噌汁は不味くはないけど、安っぽい。
4つ★か4つ★+かで悩んだけど、★★★★ の上位にすることにした。 住所: 東京都多摩市関戸1-1-5
(聖蹟桜ヶ丘駅そば) 電話: 042-376-3039
帰りも反対側の川岸に挑戦したけど、南多摩水再生センターの手前で道がなくなっていた。こちらは本土復帰はできなかったので、結局サイクリング・コースに戻った…。
なるほど、だから登戸よりも西のサイクリングコースはチャリもランナーも多いんだな。
7月19日(水)
群馬県藤岡市に出張となった。
昼飯はとんかつ専門店 かつ哲にいってみることにした。本当に久し振りだけど、2度めの入店になる。
メニューを見たら、カツ丼をやっている!
以前はやってなかったと思う。
ランチメニューでロースかつ丼ランチ(880円)やヒレかつ丼ランチ(880円)を発見したけど、すぐに通常のメニューにもロースかつ重(玉子とじ)(1,180円)やソースロースかつ重(1,130円)、ソースヒレかつ重(1,130円)が載っていることに気が付いた。
ちょっと悩んで、ソースロースかつ重をお願いした。通常は玉子とじにするんだけど、やっぱりこのエリアはソースカツ丼だからね。(ちなみに、同行者は玉子とじを注文)
ランチタイムは値段がお手頃になるためか、ママさん客などでほぼ満席。でも、値段もあるかも知れないけど、元々とんかつが好きなんだと思う。
またカメラを忘れてしまったので、映りが悪いな。
カツは小さく見える。でも、これはかなりお重が平たくて面積があるから。いつもと違ってソースカツ丼にしたけど、やっぱり玉子とじより美味そうだ。
タレは甘めでカツにはあっさり掛かっているけど、ご飯には不思議とちょうど良いくらいに染みている。
正直、あまり盛り上がらないまま完食。特に誉めるところもなければ、指摘するようなところもない。衣は大きめで、肉は柔らかく、筋もなければ、獣臭さもない。でも、ちょっと肉らしくないともいえる。
店構え的にはチェーン店風なので、ネットで調べてみたら、珈琲哲學というカフェレストランを経営する、哲學という会社が経営母体のようだ。
★★★+。
7月21日(土)
この週は水曜日、木曜日と真夏日になったと思ったら、昨日は最高気温は10℃以上下がって、半袖では寒いくらい。
この日も小雨模様なので、チャリは諦めて、クルマで横浜・栄区にある
とんかつ 本郷 に向かった。
横浜といっても、大船駅の外れという方が分かりやすいかもしれない。黄色い大きな看板が目立つ。まず、見逃すことはないだろう。店の奥には5台分の駐車スペースがある。
どこにでもありそうな定食屋風のお店なのに、ひっきりなしにお客が入ってくる。別に安い訳ではないのに、不思議なくらい。
メニューを見たら、揚げ物だけでなく、肉野菜炒めやスブタもやっている。定食屋としての人気なのかな?
かつ丼も載っていて、850円。
美味そう!というより、なんだかキレイ。デキの良い食品サンプルのようだ。大根の漬け物も、シドニーのオペラハウスのように並んでいる。
揚げ立てのカツなんだけど、かなり煮込まれていて、カリカリ感は残っていない。
また記録的に肉が薄い。見た目はカツが分厚く見えるけど、ほとんどが衣の厚み。
さらに、バラ肉を使っているためか、豚肉特有の臭みがある…。
味付けは、どちらかというと天つゆに近いかな?
甘めで濃いけど、その分ご飯が進む。
お店自体は好きなんだけど、★★+。
7月28日(土)
この日は夕方からメキシカンを食べに行くことになったので、クルマで横浜・神奈川区にある
とんかつ 味の関所 に行ってみた。
到着し、お店はすぐに発見したのだけど、そばに時間貸しの駐車場が見当たらない…。グルグル回っても見つからなかったので、広い道路の邪魔になりそうもないところに青空駐車してお店に入った。
店内はむしろシックな感じの店構え。夜は素敵な居酒屋になりそうだけど、営業はお昼だけ。不思議なことに、テレビもBGMもない。なんだか地方の遊園地の中にあるそば屋のようだ(それでもBGMはあるか)。
壁にはメニューもなければ、ビールや新メニューの張り紙もない。とてもシンプル。最初は地味だと思ったけど、実はこだわりをもってやっていることに気が付いた。
メニューを見ると、料理の数は少ないのだけど、カツ丼が載っている。普通は900円で、大は1,050円。肉は一緒で量だけ違うというので、普通のカツ丼をお願いした。
年配の夫婦が切り盛りしていて、イイ感じ。女将さんは宝塚出身かというくらいかっこいい。一方、厨房にいる大将もかっこいいな。若いころはハマのジョニーとか呼ばれていた感じ。
第一印象はグチャグチャ。なんだか、2ヶ月くらい床屋にいっていない、スポーツ刈りの男子中学生の朝の頭という感じ。
揚げ立てのカツは煮込まれていて、グニャグニャになっている。肉はかなり薄い。厚みは衣と同じくらい…。
味付けはあっさりで、塩味がちょっと効いていてアクセントになっている。
味噌汁は不思議なこくがあると思っていたら、キャベツとともに豚肉が入っていた。
★★★。お店と同様に、かなりシンプルなレポートになってしまった。かなり店の雰囲気は良いので残念。
晩飯は予定通り マイクス 東林間店 に行ってみた。小田急の東林間からすぐ。
ネットで見ていたら、かなりお洒落で、高級感があるエントランスが映っているけど、実際に来てみたら、ちょっとカラフルなファミレスといった感じ。
店内もファミレス風だけど、ある意味メキシコっぽい。安っぽいけど、カラフルで明るい。
比較的大きなテレビがあって、オリンピックを放送しているけど、みんな話に夢中で、ほとんど見ている人はいない。
なんか良い感じだな。
お目当てはもちろんタコス。本場のタコスを食べられれば幸せなんだけど。
その前に、ポップコーンシュリンプ(790円)が運ばれてきた。
カリッとした衣に、ジューシーなエビの組み合わせ。スパイシーな味付けがたまらない。
ボリュームは思ったより少ないけど満足。ビールが進む!
タコス(チョリソ 1,150円)は残念ながらトウモロコシの皮じゃないけど、結構美味い!
もう少しコリアンダーが聞いていたら最高なんだけど。
ナチョスグランデ(チキン 1,100円)も悪くない。トルティージャをチーズとかを載せて、オーブンで焼いたのかな?
サワークリームとピクルスのコンビが良い感じ。サルサソースが付いていたら、いうことないのにな。
シメはやっぱりタコス単品(自分だけ)。ビーフは520円。トルティージャが焼きたてじゃないのはマイナスだな。具もチョリソの方が美味い。
後で気が付いたのだけど、皆で来て料理を何皿か注文してシェアするよりも、どうやら1人で1プレート注文して、追加で注文した料理を皆でシェアするようなメニューになっているようだ。逆にいえば、1プレートで1人前になっているので、これを目安に料理を注文すれば、大量に注文し過ぎて、料理を残すことも少ないと思われる。
そういう目でメニューをもう一度見ていたら、ファヒータとか美味そうなのに気が付いた。今回は注文できなかったので、また来てみよう。
お店で食べている時は、いろいろなものを腹一杯食べた印象だったけど、いま振り返ってみると、意外に料理の数が少ないことに気が付いた。タコスはダブっているしね。やっぱり、ナチョスグランデが効いているのかな?
★★★★+。タコスは本場とは違うけど、料理としては全体的に美味かった。まずはメキシコ料理を日本に浸透させて、その後に料理のレベルアップを期待するのも手かな? サイト:
http://mikes.jp
7月29日(日)
どうやら、聖蹟桜ヶ丘駅からちょっと離れたところに銀座 かつ膳というとんかつ店があるようだ。ネットで場所を調べると、先日チャリでゆっくり走った通りに面しているようだけど、その時は全く気が付かなかったな。
今回は慎重にその通りを走ったら、なんとか発見できた。
お店の前にはクルマが3台くらい停められそうだけど、お店の前以外は周辺には駐車場はないと思う。
玄関は2つ同じ色で並んでいるので、一瞬戸惑うが、営業中の看板で左側がお店の入口だと理解した
お店側の左のドアを開けて中に入ると、いきなり玄関になっていて、靴を脱いでスリッパに履き替える。サイクリングのシューズだとちょっと面倒。
店内は本当に民家風。まるで友人の家に遊びに来たような感覚なので、汗でビショビショになった身にはちょっと厳しい状況。
ハンドタオルで良く汗を拭いて店内へ。
店内はまさにペンションのダイニングといった感じ。とっても雰囲気が良いし、夜の営業もしているので、近所に住んでいたら常連になりたいところ。
メニューを見たら、ロースかつ丼(コーヒー付 1,200円)、ヒレかつ丼(同 1,300円)が載っていた。ちなみに、ロースかつランチは1,200円。
サラダが運ばれてきた。大したものは載っていないけど、アレンジが可愛いので、なんだか高級に感じてしまう。
カツ丼が運ばれてきた。
揚げ立てのカツは結構煮込まれている。そのためか、厚めに切られた肉は火が入りすぎて、少々パサパサになっている。
ヒレカツ丼もあるのだから、リブロースなど脂身が多い部位を使って欲しいところ。臭みが気になるのかな?
味付けは少し濃いめだけど、それほど気にならない。というか、ソースを掛けずにご飯を食べるのだから、少し濃い口でないと、ご飯が進まない。
味噌汁・漬け物のデキはさすが『銀座』を店名にいれるだけのことはある。
評価なんだけど、かなり難しい。自分の好みでは4つ★なんだけど、このようなカツ丼を好きな人も多いと思う。結果、★★★★ の上位としておきます。住所: 東京都多摩市関戸2-45-9 電話:
042-375-5880
私は頭皮の痒みとフケにずっと悩んでいました。
昔からよくテレビでCMしているジンクピリチオン配合
のシャンプーを使ったら、フケが固まるような感じで、
ボロボロ小さな塊りでが落ちるし、最近発売された
脂を落とす男性用のシャンプーを使ってもフケが
固まるような感じで、頭皮はむしろ荒れていた。
結局、女性用のシャンプーを使っていたんだけど、
特有の香りが耐えられず、フケも止まらない状態。
もう、開き直って、なんでも良いやと、イトーヨーカ堂
で売っていた、ハウス・ブランドのシャンプーを購入。
値段はボトル入りが398円。詰め替え用はなんと248円
という安さ。市場価格の約半分!
さあ、どんだけフケが出るのかと思っていたら…
でない…。全然でない…。また、痒みもない。
ゼロにはならないけど、感覚的には8割減ったと思う。
恐らく、弱酸性・無着色・ノンシリコンというのが自分に
合っているんだと思う。
世の中、分からないことだらけ。だから面白い!
8月5日(日)
20才前半の時に、将来時間ができた時に作ろうと思って買い溜めしていたクルマのプラモデルがある。総数は21点。主にタミヤの1/20スケールのF1シリーズがメインで、後は軽自動車や欧州車だけど、全体的にはやっぱり1/20〜24スケール。
老後の楽しみ取って置くつもりだったけど、意外と人生のゴールが垣間見えてきたら、それほどクルマに興味がないことに気が付いた。実家をそろそろ処分しようという話が出てきたので、いつまでも保管しているわけにもいかないし、処分には良いタイミングだと思って、処分することにした。
最初に売却先で考えたのが、プラモデル買取の老舗でもあるレオナルド横浜店。
まずはだいたいの下取り価格を確認したくて、メールで連絡したいところだけど、ホームページにメアドが載っていない…。仕方ないので電話をしたら、実際の下取り価格と乖離することが多いので、メールなどで事前に下取り価格を教えないとのこと…。
なんだよ。せっかくプラモを持っていっても、いくらで引き取ってくれるか分からないんじゃ、無駄足になる。さっさと電話を切って、次の候補に連絡をすることにした。
次に連絡したのが、新横浜にあるアイリス。でも、送ったメールが着信しなかったようで、エラーメッセージを受信した。閉店したのかな?
結局、モノストアーとトイズキングに見積もりを依頼して、回答を頂いた。見積金額を比較したら、二俣川にあるモノストアーの方がちょっと高かったし、自宅の比較的そばなので、こちらに売却することにした。
昼飯は横浜市旭区にあるかつ平に行ってみたけど、閉店したようだ。
仕方ないので、買取店のそばの とんかつ かつふみ に行くことにした。東戸塚に住んでいた時には何度か来たけど、久し振りだな。マイランキングでは4★+の評価。
午後2時を回っているというのに、店内にはお客さんが結構いる。年配の女性客も多い。入りやすいのかな?
ロース重は前回確認しているので、ひれ重(1,050円)をお願いした。
美味そうだ。ヒレなのに、輪切りじゃなくて、ロースカツのような仕上がり。
しっかりとカツは煮込まれているのに、カリッとした食感は部分的に残っている。肉の味はやっぱりヒレ肉の味。
味付けは気持ち濃いめだけど、ほのかな酸味がアクセントとなり、ご飯が進む。
ある意味、ヒレカツ丼の認識が変わるかも。今回も★★★★+。
昼食が終わったので、早速買取店に。プラモを持ち込み、査定を待つ…。
店内には年代物のおもちゃなどが多数展示販売されているので、見ていて飽きることがない。
そして、査定の結果は…。な〜んと驚くくらい安い値段…。外箱はもう20年経っているのだから、多少の痛みがあるけど、あまりにも安い、安過ぎる!
そこで、事前に査定をして来店した旨を伝えたら、再度査定をしてくれた。結果、合計で4,800円だけど、おまけで5,000円にしてくれた。ちょっと物足りない気持ちもするけど、このまま保管していても場所を取るだけなので合意し、代金を受け取った。
さて、ここでクイズです。
Q1: 1番量的に多く持ち込んだF1シリーズはいくらで引き取ってくれたでしょうか?(定価は1,000円前後)
答えは、驚きの、1個100円。まだ普通に販売されているのかな?
あまりにも安くて、ためらってしまった。
Q2: 1番高かったのはどのプラモデルでしょうか?
答えはなんとワーゲンバキーでした。2番目に高く引き取ってくれたのは、トライアンフTR-7。無茶苦茶意外な結果。
6輪ティレルP34なんてユニークなデザインで、自分が思い入れがあったので、100円はかなりショック!
ジョディー・シェクター、ロニー・ピーターソン、パトリック・デパイユ、そしてケン・ティレル。人の名前はなかなか覚えられない私だけど、いまでもすぐに名前が出てくる。
でも、ネットで調べたら、P34の実物がタミヤの本社に飾られているらしい。今度、行ってみようかな。
一方、ベネトンに乗っていたナニーニにも思い入れがある。
初めて鈴鹿でF1が開催された年、友人と観戦にいったけどホテルが取れなかったので、予選が終わった後、サーキットホテルのボーリング場で休憩していた。すると、ボーリング場が1晩中解放されるというので、ベンチで寝ころんでいた。
かなり熟睡していたら、ボーリングのラックにボールをバン!と荒く入れる音に起こされて、上半身を持ち上げたら、その目の前にナニーニがいた…。正直、寝ぼけていると思ったくらいビックリした。
その時はナニーニはベネトンじゃなかったけど(ミナルディ)、本戦の前日のサーキット・ホテルでミケーレ・アルボレートを含むイタリア人グループでなんとボーリングをしていた。恐らく、セナなんて絶対ピットでピットクルーの作業を見届けていたはずなのに…。
当時、F1ドライバーの中で唯一喫煙者だったナニーニはタバコに火を付けたかったのだけど、周りにライターを持っている人がいなかったようだった。そこで、プレイを見ていた私(当時は喫煙者)のところに来たので、なんと彼のタバコに火を付けてあげた!
その後も、私のところにきたけど、今度は火を付けてあげないで、ライターを手渡した。
もちろん、ナニーニは私のライターを使ってタバコに火を付けた。彼が使用したライター(鈴鹿F1デザイン)はいまでも取ってある。
ちなみに、ナニーニは本当にボーリングが好きだったようで、パトレーゼなどは早々に引き揚げたのに、独りでゲームを続けていた。(多分、4ゲームやっていたと思う) 昔のF1はそういう時代だった。
それでは本戦の結果だけど、ナニーニは終盤でリタイヤ…。理由はマシントラブルというこで、特に明確になっていないので、前の晩にボーリングのやり過ぎで腕があがってしまったのではないかと友人と談笑したことを覚えている。
2年目の鈴鹿は行かなかったけど、3年目の鈴鹿でナニーニがベネトンで優勝(タナボタなんていわないで!)。俺がタバコに火を付けてあげた彼が優勝か…と思うと他人の気がしなかった。もっとも、そのことを知ったのは家に着いてからで、それまではずっとセナが優勝したと思っていたんだけどね。
とっても懐かしいし、プロストやピケ、マンセルなどの役者が揃っていた、シューマッハが登場するまでのF1は楽しかった…。
8月13日(月)
姉さんを迎えるにあたり、イベントをどうするか相方と熟考し、なんども打合せを行った結果、屋形船に白羽の矢が立った。
しかし、ネットで調べてみると、浅草とかから出る船は、刺身とかとともに天ぷらの食べ放題、飲み放題が付いて1万円かそれ以上の船が多い。
一方、相方も姉さんもアルコールはダメで、基本的に(焼肉以外は)小食。これじゃあ、1万円は割に合わない。
さらにネットでいろいろ調べたところ、刺身や天ぷらはでないけど、お好み焼やもんじゃが食べ放題で飲み放題の屋形船を発見した。
船の名前はもんじゃ屋形船とそのままの名前。(http://www.4900yen.com/)1人5,900円だと1万円とあまり変わらない気もするけど、3人だと17,700円に対して3万円というのはかなりインパクトがある。約半額という気がしてくる。
船は新木場から出船するので、神奈川からは浅草周辺より行きやすいのもポイント。行きはたまたま電車がなかったので、大崎で乗り換えたけど、帰りは新木場で電車に乗って、気が付けば新宿で、お盆の空いた急行に乗って帰ってきた。
19:00乗船なので、18:00に新木場の駅で待っていると、白いマイクロバスと黒い路線バスがやってきた。この2台を所有しているようだ。特に黒いバスは船の名前を側面に書いてあることもあり、かなり目立つ。世の中、いろいろなバスがあるけど、黒いバスは珍しい。ロッテ・ブラックガムという感じ。
乗船前に倉庫みたいな建物でお金を払って、呼ばれるのを待つ。ここまでスムーズに来たので、なんだかもどかしい。(写真中)
しばらく待って、乗船場に向かう。ちょっとテンションが上がってきた。(写真右)
船は気持ち小さめのような気もするけど、れっきとした屋形船。岸壁から離れたら、到着するまで外には出られないけど、こんなもんかな?
食べ放題だけど、各テーブルでお好み焼2枚ともんじゃ1枚(?)を完食しないと他の料理は注文できない。でも、意外と軽いので、女性2人との3人組でも焼きそばとキムチチャーハンを追加注文した。まあ、そんなに美味しいものではないけど、裏切られた感じはない。あるいみ期待値が低かったのかもしれない。
ちょっとビックリしたのが、乗客のマナーの良さ。年齢層的には30才前後と一番手に負えないところかと思いきや、意外と従業員の指示に従っている。騒ぐのはこういう場所だから、むしろウエルカム!
約2時間のクルーズだけど、そのほとんどはお台場で過ごすことになる。もう少し流してくれると風流なんだけどな。羽田空港あたりまでは行けないものなのか?
これまで、いわゆる本格派の屋形船に乗ったことがあるので、今回はちょっと物足りないところはある。あちらは夕方明るいうちに出て隅田川を下り、天ぷらを飽きるほど食べて、全体で4時間位ある、ゆったりとした時間を過ごす。外に出て、花火をしたこともある。
でもまあ、参加者が小食で、酒を飲めないメンバーが多かったら、こんなパックも良いかな?
★★★★+。屋形船の中でもポジショニングは明確にできていることを確認できた。
8月15日(水)
姉さんは早朝の便でソウルに戻って行った。
それではカツ丼のローラー作戦再開!
小用があったので、手短に済ませなければいけなかったため、鶴川の先にあるとんかつ 住吉に行ってみた。
この店は一度入店したことがあるんだけど、カツ丼がなくって、とんかつ定食を注文する時に、メンチカツ定食の貼り紙が気になったのでとんかつはまだ食べたことがない。
カツ丼をやっていないことを知っていて、入店するのは微妙なところだけど、ローラー作戦のためには仕方ない(?)。
店内に入った瞬間に間違いを犯したことに気が付いた…。
この店では以前カツ丼を食べたことがあり、この日に入ろうと考えていたのは隣のそば屋の方だった…。
とはいえ、入った以上、すぐに出るわけにはいかないので、席に着いて、かつ丼(900円)を注文。ソースかつ丼(900円)もメニューに載っている。
カツはしっかり煮込まれているけど、揚げ立てカツのカリカリ感は残っている。
肉は気持ち厚め。筋などなく、柔らかいけど、加工肉的な食感ともいえる。
評価は★★★。玉子とじカツ丼としてはある意味期待値ベースで標準的(食べる側の平均的な期待値)。ちなみに、期待値を外した標準的なカツ丼は★★の評価となる。
なので、不満もなければ、特記事項もない。
8月17日(金)
まだ私も相方も夏休み。
1泊2日朝食付きののパッケージで大磯ロングビーチに宿泊することにした。
ロングビーチには10年くらい前に仕事で宿泊したことがあるけど、プールに来るのは本当に久し振り。少なくとも30年は来ていなかった。ガキの頃は割引券が出回っていたので、年に何回かは来ていたんだけどね。
2日分のプール券も付いているので、朝から行っても良いんだけど、逆に2日間あるので、朝ゆっくり出て、昼飯は相方のリクエストで平塚にある花水ラオシャン本店に寄って行くことにした。
実は先週末のテレビ番組で雨上がりの宮迫が『うっま〜〜っ!』といったので、それに反応したようだ。
そばにある100円パーキングにクルマを停めて、ヒジカタサイクルの隣りに向かったら…なんと無くなっていた…。
相方のスマートフォンで場所を確認したら、通り1本大磯側に移転していた。
なんだか、沖縄料理店のような店構え。ちょっと暑苦しいな。前のプレハブのような安普請のお店の方が雰囲気だったな。夏は暑かったけど。
店内に入りメニューを見ると、タンメン(350円 安過ぎる!)が目に入ったけど、ちょっとあっさりし過ぎているかもしれないので、2人ともキムチタンメン(650円! キムチをちょこっと入れるとなぜ約2倍の値段になる?)にした。餃子(350円)もお願いした。
美味い!
スープはもちろんあっさりしているけど、意外と味に深みがある。スープも残さず完食したくなる。
駅前のそば新の下にある店は味気なくって、入る度に2度と来ないぞと強く心に誓うのが習慣になっていたな。ところで、あのカウンター席沿いのベルトコンベアは使ったことがあるのだろうか?
よく考えてみたら、あのベルトコンベアの活用法がイメージできない。
こんな麺なのだから、回転寿司のように出来上がったタンメンを回すわけにはいかないだろう。不思議だ。
その冷麦のようなストレート麺だけど、久し振りに食べるとユニークさを感じた。
そしてやっぱりキムチは合うな。相方も違和感がないようだ。
餃子は皿に盛る時に揃えることなく、バラバラ。でもそれが横浜中華街の餃子を思い出させる。
ユニークだし★★★★+かな? 住所: 神奈川県平塚市花水台29-4 電話:
0463‐36‐0269
大磯ロングビーチに到着。
宿泊者専用のロッカールームで荷物を預けて、着替えてからプールに向かう。前日くらいまでは、天気予報はずっと雨だったのだから、この日の晴天は晴れ男の面目躍如といったところ。
ちなみに、宿泊料金は1人19,800円。ちょっと高いけど、2日分のプール台と駐車場代、朝食代が込みになっている。実は海外旅行も検討したけど、結局お盆の時期は高くて手を出せなかった。
海外のリゾート地に行ったと思えば(思えれば)、安いものだし、移動時間もほとんどない。できればオーシャンビューにしたかったけど、予約が遅くて空いていなかった。
でも、本当にロングビーチに泊りたかった理由は、夜の部でレポートします。
別にネットで予約していたパラソルは、ホテルのカウンターとは別の離れたところで受付するのでかなり面倒。対策して欲しい。
さあ、プールサイドに行こう。
先にも書いたけど、この日は本当によく晴れた。日焼け用のクリームを塗らなかったので、もちろん真っ赤に日焼けして夜は大変だった。
当初の予定では、花水ラオシャンでなく、夏らしくプールサイドのお店でなんか買って済まそうと思っていたのだけど、外で食べてきて正解。プールサイドにはろくな料理はないし、すごい行列。お店が少な過ぎると思う。
以前あった屋内プールがなくなっていて、その場所が貸切のパラソルのスペースになっていた。当時は錦野
旦や郷 ひろみとかがクロールで華麗に泳ぐ姿を披露したオールスター水泳大会で盛り上がったものだが(当時とはいつ?)、なんでかな?
まあ、こんな日に室内プールで泳ぎたいとは思わないけど、雨の日とか、日焼けは嫌な人とかニーズはありそうだけどね。ライブ演奏して、エアコン効かして、プールサイドでトロピカル・カクテルみたいな展開もあると思うんだけど。子供に振っても良いし。
相方は日本では読売ランドくらいしか行ったことがないので、流れるプールが倍くらいのスケールなのにビックリしていた。でも、一方で波のプールは読売ランドの方がエキサイティングだし、時にはライブをやったりするので暇つぶしにはもってこい。
ロングビーチは規模が大きいけどお子様向けで、段々眠くなってくる。読売ランドの勝ち!
実際泳いだのは半日だけど、明日もあるのでちょっと早めに引き上げた。
部屋でシャワーを浴びた後、晩飯のために外出。向かったのは、ロングビーからでも歩いてすぐのところにある
たけよし。国道からだと、大磯警察署の交差点からロングピーチに向かった途中にある。(ロングビーチ橋(全長10m?)のすぐそば)
このお店が、今回宿泊にこだわり、晩飯付きにしなかった理由。もう10年くらいの間、ずっともう一度行ってみたいと思っていた。もしかして、ランチはやっていないかと期待してきて来てみたけど、やっぱりやっていなかったことがあった。
地元でも結構有名で、予約しておかないと入れないかもしれない。
まずはお通しのポテトサラダでビールをいただく。
なかなかクリ―ミィーで美味い。意外だけど、ビールに合うな。
手羽先から揚げ(600円)は5個も載っている。外はカリッと、中はほっくりとしていてなかなか美味い。また、骨が簡単に外れるのは食べやすい。身がしっかり付いているので、小振りなのに食べ応えがある。
でも、手羽先を食べに来たわけじゃない。
もつ煮こみ(500円)はあっさりと上品な仕上がりで、いくらでも食べられる。モツも癖がない。おいしい具だくさん味噌汁という感じ。
刺し身盛合せ(1,600円)は事実上3点盛りだけど、特に水カマスは身が厚くって食べ応え充分。
金目だいかしら煮(800円)は金目の煮付けだと思って注文したので、運ばれてきてビックリした。できるだけ食べるようにしたんだけど、煮魚は私も相方もあまり食べないので、食べ方が分からない。結局、ホホの肉などは食べたけど、ほとんど残してしまった。
水カマスのフライ(600円)はアジフライよりも2まわり大きいのに3枚も載っている。アジやキスだとあっという間に完食してしまうけど、1枚でも充分に満足できるボリューム。
また甘味のあるソースも魚のフライにピッタリ。このフライをご飯の上に載せて、ソースカツ丼で食べたい。ちなみにソースの瓶がかなり年季が入っていたので、自家製かと思って聞いてみたら市販品だった…。でも、見慣れないボトル、聞いたこともない会社名なので、かなりこだわりがあるように感じた。
あじずし(600円)はちょっとアジのサイズが寿司には大きいと思う。身が厚くて硬い。でもボリューム充分。一口には食べられないので、何口かに分けないと食べられない。でも、硬くて噛み切れないので、シャリが崩れる…。
いろいろ食べたけど、結局『美味い!』という料理がなかった。特に焼魚を堪能できなかったのは残念。良く考えたら、お盆休みなので、鮮度の良い材料か仕入れられなかったのかな。★★★+。
8月18日(土)
隣の部屋で話している声が聞こえる。ハワイの安いホテルのよう。ということは、夜は今度は私のイビキで眠れなかったはず。
ホテルでの朝食は、期待が高かったこともあり、強い不満が残った。バリエーションが少なく、当たり前のものしか置いていない。また、ハムやソーセージなどの品質も良くない。パンも不味かった。
プリンスホテルの従業員だって、一度はフォルクスで焼き立てのパンを食べたことがあると思うのだけど…。
感覚的にはコンビニの幕の内弁当といった感想。朝食料金2,100円からプリンスのマージン等を除くと、食材のコストはコンビニ弁当とあまり変わらないのかもしれない。
1泊なら我慢できるけど、連泊はしたくない
昨晩は食べ過ぎたのに、朝食もしっかり食べた。
それではプールに! と行きたいところだけど、空が黒く、雲が厚い。気温と湿度が高いので、まるで香港のようだ。
降水確率50パーセントというし、ブールに入るのは諦めて、帰路についた。
途中、お昼は軽くしようかと、話していたけど、前々からマークしていたそばうどん 真打の前を通ったので、こういう時じゃないと入らないと思い、入店した。
店内はいかにも街道沿いのそば屋という感じで、全く高級感はない。
メニューを見ると、ミニかつ丼にうどん・そばが付いたミニかつ丼(1,030円)もあるけど、かつ重にミニそばうどんが付いたかつ重(1,030円)を注文。
カツはかなり煮込まれている。肉の食感もまるで鶏肉のような感じで、いかにも作り置き。また臭みもある。
そばは意外に腰があって、食べられるけど、最近の立ち食いそば屋と良い勝負といった感じ。
セットで ★★。かつ重単品は★+。
晩飯こそ軽くしようということになり、生田にあるラーメン店、はらっぱにいってみることにした。
メニューを見てみると、新しい料理が載っている。うまかららーめん(800円)と普通のみそらーめん(700円)の2種類あるけど、2人ともうまからをチョイス。私は大盛りにした。
結構いけるな。
正直、この店のラーメンにはキレを感じていたけど、コクの面では物足りなさを感じていた。
そういう面では弱点を克服するデキだし、逆に担々麺のようにドロドロしてなく、辛いけど、あっさりすっきり。悪くない。
ただ大盛にしたら凄い量。2玉分ありそうだ。なんとか完食できた。
★★★★。普通のみそらーめんも今度試してみよう。
8月19日(日)
東白楽の駅を降りて、左に曲がり、細い商店街の道を進んだ後、大通りにでる直前にどーんとこいがある。
店内は和風の造りだけど、安っぽい。どこかのラーメン店のよう。メニューを見ても、ラミネート処理された上に、デザイン的にもなかなかまとまっている。チェーン店なのかな?
白宝豚をイチオシしているけど、かつ丼は680円の普通の豚肉を使った物しかメニューに載っていない…。
ダメモトで、店員さんに白宝豚でカツ丼を作れないのかと聞いたら、料金が変わるけど、作ることができるというのでお願いした。裏メニューだね!(食後に会計したら、980円だった)
白宝豚は溢れる肉汁と柔らかい肉質がウリのようだ。期待はたかまる。
ネットで調べた時は、そばに100円パーキングがあると書いてあるけど、駅前のちょっと離れたところまで行かないとないので注意。
カツはもちろん揚げ立てで、玉子も半生なのに、心躍らない。肉も味付けも淡白なせいかな? カラッと、またはシャキッとしたことろがないからか。
それとも、縁が広がっている、デカイ杯のような器が食べづらいからかな?
なんで、こんな皿を使うのだろうか。 量が少なく見えるし、そもそも無意味に場所を取る。 カツ丼は彩度が低いので、小洒落たお皿を使えば少しは食欲が増すのに。
一番主張しているのは、半生の玉子が掛かって、ツユダク気味になったご飯。ちょっと気持ち悪い。
結局、白宝豚のカツ丼がないのは、肉質が合わないためなのかも。★★★+。
8月23日(木)
横浜に来る用があったので、会社をちょっと早く退社した。
用件が終わったので、神奈川区にある サンオリーブ に行ってみた。
店内は地方のオフィス街の喫茶店のような雰囲気で、意外と明るい。一方、木曜日の8時前なのに、お客が全然いないのは不思議。日曜日は営業していないくらいだから、メインは平日の昼間の営業なのかな?
2階はすき焼きやしゃぶしゃぶのフロアのようだ。でも電気が消えていて、お客がいるとは思えない。
カツ丼はメニューに載ってない。モデルのように若くてきれいなお姉さんに確認したけど、やっぱりやっていないとのこと。
この日は売り切れになっていたメンチかつ定や、和牛ビーフカツ定食など気になるメニューはたくさんあるけど、本日のサービス品に載っていたロースかつ定食(900円)をお願いした。
また今度、メンチを食べに来ようかな。
料理を待っていたら、福井のヨーロッパ軒を思い出してしまった。店内の雰囲気が似ているな。
なかなか美味そうだ。値段の割にはボリュームもある。
衣は薄くて、ほんのり甘い 肉は充分に柔らかいけど、肉らしい味と食感。脂身も口の中で上品に溶ける。全般的にビーフカツのような仕上がり。
ご飯や味噌汁はイマヒトツだけど、とんかつとお店の雰囲気とお姉さんは合格。★★★★+。
いつものペースで食べていたら、カツが余ってしまった…。贅沢だ…。900円の贅沢だ…。住所: 横浜市神奈川区青木町3-1 電話:
045-453-3719
8月26日(日)
戸塚駅に隣接する形で最近できたトツカーナの4階に
とんかつ専門店 山かつ がある。
でき立てのビルはなんだか気持ち良い。特にとんかつなどの揚げ物の店は新しい店舗の方が衛生面で安心できる。
もちろん、老舗とんかつ店の使い込まれた白木造りのカウンター席などは趣があるけど、この店のようにチェーン店のような展開をしている店舗にはワビサビは期待できない。
メニューを見たら、かつ重(920円)が載っていたので、お願いした。
カツがなんか小さいな。ご飯が大盛にできるけど、断ったかなら?
揚げ立てのカツを部分的に玉子でとじて、軽く煮ているので、衣にはカリッとした食感が残っている。
肉は柔らかく、結構厚くてボリュームはある。味付けもちょっと塩っぱいけど、甘味は抑えてあるので違和感はない。
なのに盛り上がらない。
なぜか?
やはりカツ丼ならではの暴力的ともいえるワイルド感がないからだろう。
私は天丼をクイーンとよく例えるが、カツ丼はキングだと思う。天下を納める主のような尊厳・威厳はこのカツ丼には全く感じられない。
この辺りは価格競争でとんかつ店ですら原価低減、標準化を重ねていった結果だとしたら、本当に寂しい。
味自体は悪くないので、★★★。
8月31日(金)
『銀座の寿司屋に行きませんか?』
といわれて、相方と以前ランチで行った鮨 からくのことを思い出した。
1,500円の『づけ・中落ち・穴子丼』でもビビってしまい、落ち着いて食べれなかった。というより、店の雰囲気に呑まれた。
でも、先方は常連の寿司屋があるらしく、夜の営業とのこと。それだったら、少しは寛いで味わうことができるかな?
お店の名前はすし善 銀座店。場所は銀座7丁目のシセイドウ・ザ・ギンザの地下。以前は汐留にお店があったけど、最近引っ越しをしたとのこと。
今回のお話を頂いた際に、まず頭に浮かんだのはコハダ。値段的には雑魚だけど、職人の手が掛ると作品に変わるというから、どんな一品が出てくるのかと思った。きっと、口に含んだ瞬間はあまり食感などないくらい柔らかく、数秒してから光物特有の魚らしい味が口の中に広がるのかと思っていた。
なので、最初の一貫としては適切ではないのかも知れないけど、強い味で舌が分からなく前にいただくことにした。
しかし実際に食べてみると、意外に酢が効いていて、正直普段回転寿司で食べているのと印象が大きく変わることはなかった。これは、ちょっと期待し過ぎたためだと思う。もちろん、安いお店で感じる、ケミカルにお酢の刺激が来たり、肉が硬かったりすることはなかったけどね。
その後、30分後にもう一度頂いたけど、印象は同じだった。
ただし、このお店では小振りのものを3枚使って一貫を仕上げている。コハダでも大振りのものは硬くなったり、大味になったりするためだとのこと。このあたりはこだわりだな。ところで、寿司を握ったことはないけど、こんなに上手くネタを3枚使って握れるものなのかな?
板さんは本当に気さくな方で、連れの外人の英語もだいたいの意味が分かっているようだった。
お寿司は奥が深いですよね?と当たり前の質問しても、『突き詰めても、突き詰めても、まだその先があるんです。きりがないです。』と返してくれた。本当にそうなんだろうな。
二貫目は知人イチオシのサバの昆布シメ(だったと記憶している)。
お奨めのウンチクの通り、確かにいろいろな美味さが口の中に広がって、自分の口の中に小宇宙を感じた。でも、発見後、あっという間にその小宇宙は消えてなくなった…。
ところで、初めての銀座の寿司で、かなり緊張していた理由の一つは寿司を手で摘まんで食べること。
これは、かなり前に読んだ重金 敦之著の『すし屋の常識・非常識』によれば、一般的に江戸前と呼ばれる握り鮨は、江戸時代におやつとして今でいうコンビニのお結びのように食べられていたからだという。
一方で、寿司屋の板さんに女性が少ないのは、修行が厳しいこととともに、女性の方が体温が高いためだと聞いたことがある。そういう意味では箸で食べた方が理に適っていると思う。
ドキドキして最初の一貫を食べようとした際に、回りを見渡したら、みな箸を使って食べていた…。
板さんに聞いてみたら、同じようなことを考えている人は多いらしく、もちろん手で摘まむ人もいるけど、お店としてはお客さんの食べやすいスタイルで楽しんでいただきたいとのことだった。こういう配慮があるからこそ、常連さんができるんだと思った。
『そろそろマグロを食べませんか?』という常連さんのお言葉に従って、マグロの大トロをいただいた。
握る前にネタを見せていただいたけど、本当に宝物箱のように見える。
凄いなと思うのは、通常この手のお店では照明の影響を調整するために、緑色掛っているのを調整するんだけど、この店は全く色調の調整していない。多分、こういう所にも気を使っているんだな。それだからこそ、銀座の寿司屋なんだな。
その大トロは三枚重ねにしてあるけど、口の中でとろける…。逆にあまりにも脂に癖がないので、味気ないくらい。
『次はなにを食べますか?』といわれて、コハダと同じくらい食べて見たかったズケをお願いした。
すると板さんから『どのくらい漬けますか?』と聞かれて、答えることができなかった。
常連さんに確認したら、この店はズケを仕込むのではなく、注文を受けてから、秘伝のタレで仕込むという。どのくらいというのは、何枚という意味とのこと。面白い!
こだわりだ!
でも、食べるまでには時間が掛る。そこで常連さんがウニを注文してくれた。北海道からエア便で毎日直送しているとのこと。一瞬、せっかくのウニを水に浸したら、旨味成分が水に溶けてしまうのではないかと心配したけど、それは杞憂だと分かった。
美味い!本当に口の中でとろけた!
まだズケはデキあがらない。そこで、板さんにアジがありますか?と恥ずかしながら聞いてみた。やっぱり、神奈川出身としては、銀座では雑魚といわれてしまうかもしれないけど、やっぱり拘りたいのである。
すると、『ありますよ!』といって、取りだしてきたのは、なんと関アジ…。なんと上海ガニのようにラベルが貼りつけてある。ブランド・アジなのである。サイズを板さんの映像と比べてみて欲しい。ブリや小振りのカツオといっても良いくらい。通常の何倍もあるけど、その前に美しい!
味は濃厚で臭みがない。また、歯応えが堪らない。さすが、キング・オブ・鯵。潮流が速い豊予海峡で育っただけあって、身が引き締まって、水っぽくない。本当はもう一貫食べたかったけど、一体一貫いくらなのか想像ができなかったので、我慢我慢。
今度はエビを進められたのでお願いしたら、ネタを見せてくれた。美しい…。というか、可愛い。3人娘のようだ。生でもそのまま食べられそうだ。
握りにしたら…とろけて無くなった…。ジェリー・フィッシュはクラゲのことだけど、溶けてなくなる感じはクラゲよりもこちらの方がゼリーに近いと思う。ジュレ・シュリンプという感じかな。
エビのアジの余韻に浸っていたら、板さんが頭の部分とかを揚げてきてくれた。こういう所が人気の秘訣なのだろう。カリカリとまさに上質のエビセン。香ばしい中に自然の甘さを感じた。
いろいろ他のネタを堪能している間に、ズケが漬け上がったとのこと。
食べてみると、美味しいのだけど、以前からくで食べたような、まるで煮こごりのような食感はない。そうか、ズケだけでもこれだけお店で仕上がりが違うんだ。
もともと美味しい赤身を、手間を掛けて仕上げているんだから、美味いに決まっている。
写真を載せていないけど、穴子やタコを煮込んだ物など、いろいろと小皿も出して頂き、そろそろお腹も一杯になってきた。というより、お酒がまわってきて、ちょっと味が分からなくなってきたので、その旨を伝えたところ、板さんに『こちら、なんだか分かりますか?』といわれて、漬け物のようなもの(上の写真の真ん中)を頂いてみた。
美味しい。ちょっと刺激的だけど、口の中がさっぱりする。エシャレットのような独特の風味がある。
フルーティーなこともあり、ユリか何かの根っこかなと思ったら、なんとワサビの茎を醤油に漬けたものとのこと。恐らく、醤油もそこいらで売っている化学調味料が大量に入った物ではないだろう。
通常だったら捨ててしまうような部位でも、手間とちょっとした遊び心があったら、美味しいものに変わるなんて、とても素敵なことだと思う。
そういう意味では、一番印象に残った一皿だった。
お断りしたのだけど、相方のためにお土産を作ってくれた。自宅までどの位掛りますか?
と聞かれたので、1時間くらいと答えたら、この時期は1時間以上の場合はお断りしていると前置きの後、包丁で緑色の紙のような物を切り始めた。何をやっているのかなと思ったら、底から、敷居、蓋までも笹の葉で包んでくれた。笹の葉の殺菌作用を活用しているのだろう。
手間を掛けるのを惜しまないのが和食の道だとは聞いていたけど、まさかお土産の箱のために、目の前で笹の葉を切るとは思わなかった。彦麻呂じゃないけど、本当に宝箱のような仕上がり。
自宅で蓋を開けたら、相方は大喜び。もちろん、お店で食べさせてあげたいところだけどね。
9月1日(土)
東戸塚の先に食堂 しのぶやというとんかつをやっているお店があるようだ。戸塚区のとんかつ店は制覇したはずだけど、行ってみることにした。
到着してやっぱり、東戸塚に住んでいたときに来たことあるお店。名前が変わったからかな? 信夫屋とナビには表示されている。店内に入ったら、大将と女将さんは仲良くケンカしていたけど、例えば毎年紅白歌合戦で白組が勝ったら翌年は信夫屋、紅組が勝ったらしのぶやで1年営業していたりして。
壁に貼ってあるメニューを見たら、かつ丼(980円)があったので、お願いした。
いかにも、とんかつ屋・定食屋という店内。若い女性には厳しいかなと思っていたら、女性3人連れ(母親と子供はハイティーン?)が入ってきた…。私の見る目はこんなものかな?
暫くして運ばれてきた。味噌汁は赤出汁。カツはしっかり揚がっていて美味そうだ。
カツは小さく見えるけど、結構分厚い。食べてみると、肉は柔らかく、まるで鶏肉のような食感。
味付けはかなり甘いけど、ツユダクではないので、食べ続けられる。
合格にしても良いくらいのデキだと最初は思ったけど、味付けはちょっと甘過ぎると思うし、肉がペラペラに薄いところもあったりで、★★★+。だけど、デジカメを忘れて、携帯で撮ったので、写真は小さくしておきます。
9月2日(日)
先日発見した横浜市栄区にあるとんかつ 浜っ子に行ってみたら、お休みだった。
そこで、比較的そばにあるひでかつというお店にいってみたら、宅配専門店だった。
仕方ないので、ナビで検索して、大船駅そばのイトーヨーカドーに入っている
かつれつ 飛鳥 に行ってみた。住所的にも、鎌倉市大船になる。
店内はいかにもスーパーマーケットに入っているとんかつ店らしく、高級感なんてない。しかし、セットメニューが豊富なためか、ほぼ満席。
店頭にサンプルが置いてなかったので、カツ丼はやっていないのかと思ったんだけど、店内でメニューを見たら、小さく載っていた。カツ丼は880円。ヒレカツ丼も880円。カツ丼をお願いした。
ビックリしたことに、ランチタイムでほぼ満席だというのに店内は禁煙ではなく、遠くでタバコを吸っているグループの煙が自分の席まで漂ってくる。
カツ丼が運ばれてきたと思ったら、隣のテーブルのオヤジがタバコを吸い始めた…。最悪である。食べないで帰ろうかと考えたくらい。
美味い…。全体的に白っぽくて、全然美味そうではないし、衣はツユを吸ってフニャフニャになっているけど、肉は分厚くて、豚肉らしい味がする。でも真ん中はパサパサで全く美味くない。
どうやら、あまりツユを吸っていない側の端っこたけが自分好みの状態だったようだ。
味付けはかなり甘いけど、我慢できる範囲。でもBGMはうるさくって、タバコ臭いのでは、お店としてお勧めできない。
★★★だけど、2度と来たくない。
9月5日(水)
また、横浜駅そばで用件があったので、帰り際に六角橋にある
横浜とんかつ 豚2(とんとん)に行ってみた。
外観も店内も一見ちょっとお洒落なショットバーという感じ。または今風のラーメン店かな?
最近、ラーメン店も洒落た店構えの店が増えた。しかし、店内は普段からもうちょっと掃除をしっかりした方が良いと思う。カウンターとかに埃が溜まっているのが気になる。
メニューを見ると、カツ丼はロースもヒレも1000円。
一見気難しそうな大将はいがいと愛想が良い。
あっという間にカツ丼が完成した。お店に到着してから、カツ丼が出されるまでに7分しか経っていないから、実際に調理していたのは5分程度。
でも、香りも良いし、美味そうだ。
実際にカツを油で揚げる音がしていたので、作り置きではないと思うけど、肉が堅くなっているので、もしかしたら2度揚げかも知れない。
1,000円の割にはカツもご飯もボリュームあるし、サラダやヒジキも付く。衣はツユを吸って重くなっているのが残念。でも、一部はカリッとした食感が残っている。
味付けは濃いめだけど、甘味が少ないので、あまり気にならない。また箸休めがあるのはありがたい。
ボリュームがかなり多いことにだんだん気が付く。結局、かなり腹が減っていたのに、完食できなかった。
量が多かったせいもあるけど、衣がグニャグニャで気持ち悪かったこともある。★★★。
9月8日(土)
百合丘、新百合ヶ丘、たまプラーザの中間点くらいの場所に
そば 山吉(やまきち)がある。前々から気になっていて、なんどか入ろうかと思ったんだけど、お店の横にある駐車スペースが空いていなくて、諦めていた。
この日の昼に店の前を通ったら、たまたまクルマを停められそうだったので店内に。
席に着いたら、お店からちょっと離れたところにも駐車スペースがあることが判明。
店内は意外と明るくて、開放的。メニューをみたらかなりお手頃で、印象が一気に変わった。
山天ざるそば(1,200円)も気になったけど、海天ざるそば(1,200円)を注文。相方はツナマヨサラダうどん(1,200円)をお願いした。
一瞬乾麺のそばかと思った。でも、さらに細くて短い。そのため、そば特有の腰は感じないけど、軽くて、箸が止まらなくなる。
天ぷらはイカ、キス、エビ、アナゴかな? ツユの味がそばにも天ぷらにもぴったりなのは珍しい。衣は意外と厚くて、じっくりツユを吸わせてから、ガブリと頂く。
一方、うどんは太くて、凄い腰。大盛が運ばれてきた時は凄い量だと思ったけど、相方はあっという間に完食。
わざわざ遠方から馳せ参じるレベルではないと思うけど、近所のそば屋だとしたら充分過ぎる品質
★★★★。http://home.catv.ne.jp/kk/yamakiti/
また来ます。
9月9日(日)
5年位前は真夏でもチャリに乗って平塚から三浦の城ヶ島や山中湖まで一日中走り続けて行ってものだ。しかし、炎天下を走っていて、一度三浦で熱中症になって以来、8月にチャリに本気で跨ることはなくなった。
9月に入り、久しぶりの好天気なので、チャリに乗ることにした。
久し振りのライドで遠距離は帰りが心配なので、三軒茶屋を目的地にして走り出す。
9月なのに気温は30度を越えている。一方、湿度が下がったためか、風は爽やか。停まっていると、蒸し暑いけど、走り出すとあまり気にならない。
三軒茶屋にはすぐに到着。早速お店を捜すけど、まずはとんかつ 喝はお休み。とんかつ しおじまは閉店したようだ。
結局、その先にある とんかつ 川善に入った。同じ名前の精肉店の2階にある。
暑い日のランチタイムだというのに、かなり客が入っていてほぼ満席。かなりの人気店のようだ。
女性店員が多くて、厨房では女将さんの井戸端会議のように賑やか。
カツ丼、かつ重、いろいろあるけど、上ロースかつ重(1,500円)をお願いした。ちなみに、その下級グレードの中ロースかつ重(1,300円)も用意されている。
また、ランチタイムはかつ重が930円。とんかつ定食が800円なので、とんかつ定食よりかつ重の方が高い。
分厚いカツが一枚、使われている。揚げ立てのカツはしっかり煮込まれていて、衣は立っていない。好みだと思うけど、残念。
肉厚は1センチを余裕で超える分厚さ。しかし、火が通り過ぎてパサパサになっている。しかし、食べ続けていると、両端はカリカリ感は残っているし、結構ジューシー。
でも、肉の厚みが薄い下級グレードの方がもしかしたら自分の好みかもしれない。
ツユが多めのため、ご飯が重くなっている。
また、カツ自体がなんだか塩っぱい。ツユの味付けというより、下拵えの塩かもしれない。そのためかどうかわからないけど、ドレッシングも塩っぱく感じる。
暫く食べていると、カツが多いし、ご飯も多いことに気が付く。『上』は肉質なのかな?それとも大きさ?
ボリュームだったら、下級の方が小食者には良いかも。
運ばれてきた時は合格だと思ったけど、やっぱり
★★★+。
9月15日(土)
昼は横浜で韓国料理を腹一杯食べたので、晩飯は東戸塚のダイエーの4階にある
とんかつ かつ音 に行ってみた。これで戸塚区は制覇だな。
土曜日の夜だというのに店内はガラガラ。チェーン店なのかな?そうでなければ、とっくに潰れているだろう。
メニューをみると、カツ丼はやっていない。店員に確認しても、やっぱりやっていないということだったので、白宝豚 ロース中定食(150g 1,680円)を注文。
出てくるのが遅いな。他に客はいないんだから、ちょっと時間が掛かりすぎ。
衣は薄くて、カリッと揚がっている。肉は軽くて、あまり肉の味がしない 一方、脂身は口の中であっという間に溶けてなくなる。
この辺りは、良くも悪くもブランド豚。
でもちょっと冷めてくると、衣に元気がなくなり、あまり美味そうには見えなくなってくる。
ナスとカボチャのフライが付いてきた。★★★★。
9月16日(日)
サンジャポを見ていたら、高田馬場の 鶏そば 三歩一 というラーメン店が紹介されてた。あったりした鶏スープのラーメンが無茶苦茶美味そうだったので、相方に確認したら、相方も食べたいという。
それではと、消防署員のように身支度を済ませて、クルマでお店に向かった。
6月30日の東中野 レストラン イトのレポートでも書いたけど、テレビ番組で紹介されると、翌日からは長蛇の列ができる店がほとんど。逆に、よっぽどの近所でない限り、テレビに紹介されたその日に行ってみたら、ちょっと待てば入れる。
お店の場所が分からなくって、ちょっと迷ったけど、なんとかお店に到着。30分くらい店頭で行列して店内に。カウンター席のみ12席。
相方は基本メニューの鶏そば(680円)、私は濃厚鶏そば(750円)を選んで食券を購入していたけど、席に座ったら、すぐに出てきた。
濃厚はポタージュのよう。美味さエキスが一杯! うめ〜っ!
麺は見た目は特徴のない縮れ麺だけど、かみ切ると日本そばのような食感。
下北沢のじとっこで食べた地鳥鶏炊餃子のスープに似ているけど、こちらの方がちょっと良質。もちろん、じとっこは居酒屋、こちらはラーメン店なので、当たり前だけどね。
でも、食べ続けると、ちょっと塩っぱいかな。お店では女性には普通の鶏そばを推奨しているのもわかる。
普通の鶏そばは、あっさりしているけど、鶏の旨みがスープに溶け込んでいる。こちらも美味いけど、先に濃厚をたべたら、ちょっと物足りない。
★★★★★! 今度は先に鶏そばを食べてみたい。 住所: 新宿区高田馬場2-14-9明芳ビル1F 電話:
03-5155-8255
店を出てから、一時期異常な位の人気があった俺の空を思い出した。
当時ラーメンを食べ歩いていたけど、カツ丼に対象を変えたのもこの店かも知れない。会社を休んで何回か来たけど、その度に長蛇の列に呆れ返って、別の店に向かった。こりゃ、暇な学生にはかなわないと敗北感とともにラーメンに対する愛情が薄れて行く気がした。
その店の前には…。
たった5人が並んでいた。相方が待っていたので、食べなかったけど、なんだかとても寂しい…。『後はよろしく!』と任せた後輩達が、つけめんにうつつを抜かしている間にラーメンの名店が閉店しないか、とても心配。
クルマで来たので、相方は帰り際に新大久保でショッピング。マキシムのスティック・コーヒーが切れていたようだ。
待っている間、目を疑った。大通り沿いのビルの名前がASS 第2ビル。ちなみに、ASSは英語ではバカとか尻の穴とか、ろくな意味ではない。
名刺の住所にASSという単語が入っていたら、欧米人とは名刺交換をしたくないな。
9月22日(土)
テレビ朝日で放送していた美少女ヌードルが終了してしまった。
この時間に起きているラーメン好きにとっては恐らく最も興味があり、かつ酷な番組だったと思われる。小腹が空いてきた時間に、あの美味そうなラーメンの映像はありえない。なんといっても、『もう我慢できない! このラーメンをタクシー使ってでも食べに行く!』といきり立っても、深夜なので、ほとんどのお店は既に閉店している…。
仕方ないので、買い置きのカップヌードルを食べたって、フラストレーションは募るばかり…。
そんな番組が終わってしまった…。
東京ドームに巨人戦を見に行くことになった。番組に対するレクイエム的なノリも含めて、先日レポートした新宿にある
麺屋翔 に相方と行ってみることにした。
店頭には意外と行列はできていない。すぐに店内に入れたけど、店内にも4人待っていた…。
友人との待ち合わせ時間があるけど、まあ大丈夫だろうと思っていた。しかし、驚いたことに、呆れるくらい客の回転が遅い…。
カウンター席で食べている人が2人しかいない時がある。
基本的に麺を2杯ずつしか茹でていないので、回転が悪いのだと思われるが、そもそも麺は極細といって良いくらいなので、茹で時間は恐らくかなり短いと思われる。だとすると、茹でるためのお湯をその度に水から沸騰させているか、店頭に行列が残るようにわざとゆっくりと作っているとしか思えない。
前回は塩チャーシュー麺(1,000円)を試したので、今回は香彩醤油らーめん(750円)を注文。相方は味玉を食べたかったので、塩玉そば(800円)を選択。
麺は極細なのに腰がある。好きだな、こういうタイプ。
スープは今回は醤油に挑戦。でもやっぱりこちらも美味い。というか、醤油の方が塩っぱくなくて、こちらの方が優しい印象。また、塩はちょっと淡白なので、醤油の方が好きだな。
チャーシューはペッツのように、食べても食べても下から出てくる。でも、前回絶賛した、上質なビーフステーキのようなチャーシューは載っていなかった。チャーシュー麺を注文しないと食べられないようだ。
とにかく時間がないので、一気に食べた。相方はせっかく味玉入りを注文したけど、食べる余裕がなかったので、私が食べた。
味的には満点だけど、出てくるのが遅すぎる!
★★★★+。 サイト: http://menya-sho.net/
お陰で、新宿駅までは相方とダッシュになってしまった。友人には連絡したけど、結局、かなり遅れてしまった…。ドームの入口で合流し、入場。
昨今ではインターネットでチケットを購入できるようになり、席まで指定できる。この日も全般的に思っていたより空席が多かったけど、優勝が近付いて、急に席が埋まった。結局、4人分だと3塁側になってしまった。しかも、…
なんと前日に巨人がリーグ優勝し、この日はビール掛けした翌日…。なんだか選手の動きも鈍いようにも見える。
巨人の先発は杉本。でも、あっという間に打ち込まれノックアウト。3塁側外野席に陣取るヤクルトの応援団は本当に楽しそう。半分冗談で小さい緑色の傘を買おうかと思ったくらい。
試合が終わったので、今度は新大久保に移動。
入ったのはおんどる。本当に久し振り。そもそも2人だと予約できないし、人数が揃っても、人気店なので週末は1ヵ月以上は待たないとダメ。
となれば、注文するのは決まっている。まずはチーズトッポッキ(1,280円)、韓国式鶏の唐揚げ(ヤンニョムチキン 980円)、生三段バラ(サムギョムサル 1人前は1,180円)、海鮮ネギチヂミ(1,780 高い!)、チャプチェ(980円)などなど、5人で臨んだこともあり、食べたかったものを全て食べることができた。
いくどんは人気が高いだけあって、本当に質が高いと思う。少なくとも、トッポギとヤンニョムチキンは新大久保で一番美味い、というだけでなく、韓国に行ってもなかなかここより美味い店に出会うことがない。
また、フローズン・マッコリも(調べてないけど)恐らくこの店だけだと思う。口当たりが良くなるので、本当にいつまでも呑み続けられる。
★★★★★! 今度来れるのはいつになるのか…。
9月23日(日)
昨日はよい天気だったのに、この日は強い雨。
もちろん、チャリに乗るわけにはいかないので、クルマで横須賀に向かう。最終的に神奈川を制するつもりだったら、各市町村をバランス良く攻めなくてはならない。
衣笠駅からちょっと離れたところにある住宅地で とんてつ を発見。
ちょっと離れたところにある駐車場にクルマを停めて、店内に入ると、カウンターには木製のベンチが2つ並んでいる。1つが空いていたので、席に着いたけど、1つのベンチに男性3人掛けは無理だろう。
あとはテーブル席が1卓と座敷が三卓。2時に到着したけど、ほぼ満席。狭いけど、ジモピーが寛いでいる姿は、見ていても微笑ましい。
メニューを見ると、丼物はカツ重(980円)の他には、ソースカツ重(980円)。あとは海老重(980円)しかない。
ちょっと値段が安くて心配になったけどカツ重を注文。
普通のロースカツ定食が1,150円なので、全体的に安めの価格設定。まあ、地代もお店もそんなにお金が掛かってないから、こんなものなのかな?
美味い!
揚げ立ての衣はツユを吸ってボロボロになってしまっているが、ソースのような不思議な酸味がある味付けは食が進む。
肉は1切れの中でも柔らかいところと堅くなってしまったところがある。また肉の量は普通か、ちょっと少ないかもしれない。
ツユが掛かったご飯の塩梅がまた良い。
基本的にツユダクは嫌いなんだけど、ほんのり甘くて、酸味のある味は塩分控えめで、ちょっと濃いめなので、カツがなくても食べ続けられる。
カツの下にはネギがひいてあったり、シジミの味噌汁は赤出汁、キュウリとネギのお新香はゴマ油をあえてあったりとユニークなポイントは多いけど、肝心のとんかつが今一つなので
★★★+。
9月26日(水)
会社を上がって、相方と新百合で待ち合わせしたら、珍しくトンカツを食べたいという。
そういえば、エルミロードの上の方にトンカツ店があったことを思い出して、行ってみることにした。
お店の名前は とんかつ いなば和幸 和らぎの家。いわゆるチェーン店だけど、これまで入ったことはないし、あまり見かけないので入ってみることにした。それにしても、とんかつ店にしては店の名前が長いな。
後日ネットで調べたら、和らぎの家としては全国でも新百合と春日部の2店舗しかないようだ。
店内はいかにもファミレスで、安っぽい。一方、作りはゆったりしているので、居心地は悪くない。
メニューを見てみたら、ロースかつ丼(1,200円)が載っていたので、こちらを選択。とん汁変更は150円。
豚汁が無茶苦茶美味い! あっさりしているようで、コクがある。豚の脂が溶け込んでいるのかな。そして、かなり濃厚で、具だくさん。
カツ丼の方はチェーン店にありがちの大きな杯のような器に盛られてきた。なんで、こういう器を使うのかな? 不思議とチェーン店に多いけど、食べづらいし、おいしく感じない。
食べてみると、衣はグダグダで肉はパサパサ。だけど、肉は結婚厚いし、味付けは悪くない。
しかし、結構腹が減っていたのに、箸が動かない…。チェーン店だからということではないと思うけど、カツを半分残してしまった…。なぜ?
作り手の魂が伝わってこないからかな?
意外と器のせいかも。★★+。
9月27日(木)
なんと工場応援で、夜の12時からの勤務になってしまった。この日は夜まで1日時間調整。1日だけだけど、なんてこった…。
昼飯は近所なのに、一度も入ったことがなかった、玉川学園前駅の本当に駅の目の前にある
とんかつ 朱鞠 に行ってみることにした。
お肉屋さんの横にある細い階段を上がって2階にあるお店に入ると、なんだか薄暗い空間が現れる。一瞬、他の客はいないのかなと思ったけど、ちょっと目が慣れたら奥のテーブル席は満席だということに気が付いた。なんだか、昭和の小説のような雰囲気。
店内はお世辞にも綺麗とはいえない。壁は油で汚れ、カウンターは使い込まれて、木目が消えているところがある。なのに満席。
メニューをみたけど、カツ丼は載っていない。でも、なんとカツカレーが550円!大盛りでも700円! ちなみに、普通のカレーは400円! やっす〜い! トンカツ店なのに、カレーを食べているお客が多いと思ったけど、そういうことか。
一方、ロースカツ定食は850円と意外に普通の値段。念のため女将さんに確認したけど、カツ丼はやっていないというので(ここは東京都だった?町田)、ロースカツ定食をお願いした。ちなみに、上ロースカツ定食は1,000円。あまり値段が違わないなあ。
こんがり揚がっていて、なかなか美味そうだ。面積は結構あるけど、厚みもそこそこある。
なんといっても、茶色といっても良いくらいにしっかりと揚がった衣はカリッとしていて食感がよい。
そして、口の中でサクサクと、とても香ばしい。
最近はラードやゴマ油などは控える傾向があるので、なかなかここまで衣が濃い色のトンカツもお目に掛れない。
また、かなり面積があるのに、一切れが細いのは、食べ盛りの学生にとってご飯のお代わりをお願いするタイミングを決めやすい。といっても、ご飯の盛りはかなり多いけどね。
肉は柔らかいけど、ジューシーさはない。感覚的にはチキンカツのような感じ。
まあ、学生街のとんかつ店ということで、★★★★。 住所: 東京都町田市玉川学園7-5 電話: 042-726-6931 営業は土曜の夜と日曜日(終日)。
9月28日(金)
夜勤上がりで、自宅に着いたら、ソファーで爆睡していた。さすがに、立ち仕事はこの歳には厳しい。
この日は年休を取らなければならないのには、ちょっと納得できないけど、割り切って晩飯は相方と下北沢で待ち合わせした。
入ったお店は、以前からチェックしていたとぶさかな。なんだか良い店名だな。店の雰囲気に合っている。
店内は市場の横にある、まるで夏季限定の出店のような作り。決して高級感はないけど、活気があり、居心地が良い。
ただ、絵巻物のようなメニューは注文しづらいな。
まずはあじのにぎり寿司(480円)が運ばれてきた。
小振りで柔らかく、アジ特有の臭みがないので、普段光り物を食べない相方も2個食べた。こりゃ、この店は期待できるかも。
基本的に刺盛り(1人前 1,000円)はあまり頼まない。大磯のたけよしのように、過去に入って美味かった店くらい。
でも、この日はお店の雰囲気で2人前頼んでしまった…。
戻りガツオは脂が載っていて最高! 臭くないし 濃厚。他のアイテムもレベルが高い。久し振りに刺し盛りが美味いと思った。最近食べた刺し盛りではナンバー1!
アジフライ(1枚 210円)は肉厚で、サクサク! かっ喰らって、ビールで流し込むと最高!
さんまの汐焼(780円)も特有の臭みがない。単に美味いだけ。
酒がまわってきたので、調子に乗って岩がき(大は1個 580円)を注文した。
運ばれてきてビックリ! こんなデカイ牡蠣を食べたことがない。なんといっても殻の厚みが半端じゃない
もちろん、中身も巨大で、分厚い。横に映っているレモンと比べて欲しい。そして、お味の方も濃厚。食感はプリプリ! 1個でも充分に満足ができる。海のエキスを頂いて、ちょっと元気になった気がした。このカキは遠方からでもわざわざ駆け付ける価値がある。
かれいの唐揚(680円)げはフワフワ。骨まで食べられる。追加で注文したけど、すぐ出てきたので、持ちも良いし、お通し的に注文するのも良いかも。
ビール2杯 とジンジャーエール1杯で8,010円。いわゆる居酒屋と比べると全般的に高めだけど、その分美味い!
★★★★+!
あのカキは他の店ではなかなか食べられないと思う。理想は1人8,000円位の予算で値段をあまり気にしないで、キンメの煮付けや日本酒も堪能したいところ。
サイト: http://tobu-sakana.jugem.jp/
9月29日(土)
ネットで検索していたら、小金井・国分寺周辺にもとんかつ店が結構あるようだ。天気も良いので行ってみることにした。
まずは、@ とんかつ ミヨシを発見。続いて、A とんかつ 親和も見つけられた。ちょっと先にある、B とんかつ 桂はなかなか美味そうな店構えだけど、支度中になっていた。
せっかく国分寺まできたので、とんかつ 親和に入ってみることにした。
でも、この日は天気が良く店内が暗いので、外からは店内の様子が見えず、営業しているのか分からない。
営業中の札が立っているのを発見したので、試しにスライドドアを開けたらやっていた。
夫婦と見受けられるオジサンもオバサンも大人しい。というか活気がない。
メニューを見ると、かつ丼は600円で、ヒレかつ丼は750円。でもかつ丼はランチだと580円。
すぐ玉子を溶いていたので心配だったけど、あっという間に運ばれてきた。
なんだか、あまり美味そうじゃないな…。
美味い!美味いぞ?
肉はジューシーだし、衣もカリカリ感が残っている。
一見玉子丼のようにも見えるけど、実はカツの上に、別に煮た玉子が味付きで掛かっている。
肉は結構厚いので、揚げ立てなのか、二度揚げなのか分からないけど、芯まで温かい。
値段で期待値が下がり、見た目でさらに下がったためか、完食できた。
あんかけ風カツ丼はこれまで何度か食べたことがあるけど、あまり美味い店はなかった。でも、作り方によっては衣のカリカリ感を残せるので、踏み込んで研究したら絶品ができるかも。また、白川郷のあらい(近畿 2003 春参照)のように具沢山にする展開もある。
そういう意味を込めて、★★★+。普通なら★★★。会計したら、普通盛りは30円引きの550円とのこと。
9月30日(日)
この日も横浜駅そばに小用があったので、昼は横浜市中区にあるかつ乃家に行ってみたけど、休みだった。
仕方ないのでリストで調べて、野毛 かつ半に行ってみた。
場所はサンマ―麺で有名な三幸苑のすぐ先。なんか以前入ったことがある気がしたけど、店内に入ってその記憶が間違いでなかったことに気が付いた…。
店内のテレビでは競馬の放送を大々的に流している。興味のない人間には単に迷惑。でもこのエリアは仕方ないか。
かつ丼は750円、上かつ丼が800円、ひれかつ重は950円。普通のかつ丼と上かつ丼が50円しか違わないのは微妙。とはいえ、上かつ丼をお願いした。
注文後、あっという間に出てきた。店頭の写真を撮影してから、カツ丼が運ばれてくるまで7分だった。カツは作り置きだったと思われる。また、カツ自体に揚げ立ての感じはない。
玉子とじ用の他に、半熟玉子が1個多く載っているようだ。これが普通のカツ丼との差だと思われる。
味付けが良いので、ついついご飯を食べ続けてしまうけど、カツの肉は薄くて、誉めるべきところはない。ご飯はツユダクなので、好みが分かれるだろう。
最初はレモンが付いてきたと思い、絞ろうとした時に、でもやっぱり変だと思い、店員さんに聞いたら、デザートのグレープフルーツだった…。
★★。上かつ丼なのにお重を使っている。
ということで、特別な盛り上がりもなく、カツ丼と
ともに淡々とした3ヵ月が過ぎました。
でも粛々と神奈川ローラー作戦を展開しています。
< To Be Continued >