『やっぱりカツ丼!』 2011年7月〜9月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
プサンに行ってきました!
またまた仕事でプサンに行ってきました。
今回は久し振りにチャガルチ市場にも行けました。
相変わらずの活気で、元気をもらった気がします。
私が勤務している会社も輪番休業のため、7月から9月の間、木曜日と金曜日が休みとなり、土日は出勤となってしまった。相方は土日休みのままなので、なんだか落ち着かないけど、とりあえずカツ丼の神奈川ローラー作戦的には日曜日がお休みのお店が多いのでポジティブ効果となりそうだ。
7月1日(金)
朝10時にETCとナビの取り付けにオートバックスに行ったんだけど、意外と時間がかかり、終わったら12時半。これから家に帰ってチャリに跨ってもランチタイムには間に合わないので、この前いったけど、入れなかったとんかつの店 馬酔木(あせび)にいってみることにした。
この店はとんかつ店にしては珍しくお店のサイトを頻繁に更新しているんだけど、なんだか胡散臭い。だいたい、馬酔木と書いてアセビと読むような店名を付けるなんて、センスが良いとは思えない。
前回来たときは午後1時をまわっていて、ランチがなくなっていた。そのため、入店したけど、席に着かずに店を出たという苦い思い出がある。なんといっても、ランチメニューじゃないと、一番安いのがロース/ヒレかつ(120g)で1,780円。でも、そうなったら2,100円の厚切りロースかつ(160g)を注文するだろう。1,050円のとんかつランチとは大違いである。
結局お店に到着したのはこの日も1時過ぎになってしまったけど、お店の入口にランチメニューが置いているので、まだ残っているようだ。
店内に入ると、年輩の男女でほぼ満席。1席だけ空いていたカウンター席に通された。とんかつ店で、年配の客で一杯なんて珍しい。
予定通り、とんかつランチを注文。『岩中豚かたロース』を使っているらしい。正直、あまり聞いたことがないな。
うん、なんだか悔しいけど、柔らかくってジューシー! 見た目と食感は牛肉のよう。
カツの量が少ないと思ったけど、意外と厚みがあるので、物足りなさはない。
ちょっと気取った店員の態度と、サイトの内容、そして店名だって気に入らないし、客層も好きじゃないけど、悪い店じゃないようだ。
外では1時を過ぎているのに順番待ちの行列ができている。ある意味、これだけ年配の女性の比率が高いとんかつ店も珍しいと思う。
閑古鳥が鳴いているとんかつ店が多い中、参考になるところは多いはず。そもそも、そういうお店の大将が、市場調査などの興味があればの話だけど。
カツ丼はやっていないけど、★★★★+。小金持ちジジ&ババの社交場。
住所: 横浜市都筑区高山14-5 電話: 045-941-9544 サイト:
http://www.ashibi.info/
7月7日(木)
墓参りを兼ねて、横浜・追浜にあるとんかつ 勝に向かった。お店の裏手にある駐車場にクルマを停めて、お店の前に来たら、とんかつ勝の隣も勝だった。
通常、同じ経営母体でも誤解を避けるために店名を変えると思うので、同じ名前というのは珍しい。
店内はファミレス風で、スペース的には広々としている。結構、女性客が多いのが意外。
カツ丼(1,100円)はランチメニューで、通常のメニューには載っていない(要注意!)。豚肉は三元豚を使っているようだ。
注文後、10分もしないで運ばれてきた。一瞬、カツは作り置きかと思ったけど、後からとんかつ定食を注文した客も5分くらいで運ばれてきたので、そもそも仕上がり時間は短いようだ。
肉は柔らかいというより、サクッと噛み切れる。脂が軽いのか、見た目よりもジューシーなのに、しつこくない。
衣があまりカラッととした感じがないのが残念。味付けは甘さ、塩分は控えめだけど、物足りない感じはしない。
1本筋が通ったようなところはないけど、まあ、悪いデキではない。★★★★。あまり盛り上がらなかったけど、合格にして良いのだろうか…。 住所:
横須賀市追浜東町3‐65 電話: 046‐865‐4926
7月8日(金)
この前、カツ丼を頼んだのに、とんかつ定食が出てきたかつ膳にまた行ってみることにした。
11時半に入店し、カツ丼を注文。そうしたら、11時38分に運ばれてきた。早い。
先日はかなりお客が入っていたのに、旦那さんだけだったけど、今日は女性店員が2人いる。この前はバタバタしていたので、注文を間違えてしまったのだろうか…。
前回間違えて運ばれてきたとんかつ定食は正直あまり美味くなかった。とんかつ定食が美味くない店は、玉子とじカツ丼も美味くないと思っていたんだけど、その予感は当たったようだ。肉は硬くて、パサパサ。衣はグダグダ。
一方、ご飯も炊き立てのためか、芯が残っている感じ。
ある意味納得して、会計しようとしたら、カツ丼は通常は900円だけど、ランチは850円になるとのこと。
とはいえ、評価は ★★+。
相方から電話があり、仕事のメンバーと飲みに行くことになったという。それではと、夜の部しか営業していない店に行ってみることにして、横浜・鶴見にあるとんかつ 錦にクルマで行ってみることにした。
開店間際の6時過ぎに暖簾を潜り、食事でも良いというので席に着いた。
お店の外観からすると、威勢の良い大将が仕切ってそうだけど、店内に入るとオバチャンが2人で切り盛りしている、基本的には居酒屋。
カツ丼なんて頼めるとは最初から期待していないけど、やっぱり丼物すらメニューには載っていない。
ロースかつは950円だけど、週末のディナーだし上ロース(1,250円)を注文。ライスセットは別で300円。
肉は思ったより厚い。見た目はパサついているように見えるけど、食べてみると結構ジューシーで柔らかい。
衣は薄く、あまり主張しない。ご飯やみそ汁なども申し分ない。
これで定食で1,550円なら納得。★★★+。
7月15日(金)
伊勢原駅北口を降りてすぐのところにお食事処 とんぼという定食屋があり、カツ丼をやっているのは知っていた。でも、いかにも不味そうな店構えだったので、これまで入らずにいた。
しかし、今月はもう中旬だというのに、まだ2杯しかカツ丼を食べてない。自分を戒めるためにも、そして奮起させるためにもとんぼに入店した。
店内はそば、定食の店らしい雰囲気。でも、寿司ブースもあって、カウンター席でお好みで注文もできるようだ…。(本当に注文する人がいるのかな?)
昨日はカツ丼を食べられなかったし、カツ丼(850円)を注文。とはいえ、まあ期待はできないな。
厨房で注文を受けた後、電子レンジのチン!という作動音が聞こえてきた。でも、カツをあげる音もするな…。
カツはしっかり火が通っていて、パサパサ。正直カツが揚げたてだろうが、作り置きだろうが、あまり関係ないと思われる。衣のパン粉がかなり細かく、薄いので、ミラノ風カツレットのようだ。
端っこは中央部よりは火の通りが弱く、肉はジューシー。衣もカリカリ感が残っているので、良くも悪くもミラノ風の仕上がり。
まあ、街中のカツ丼はこんなものかな。★★。
7月18日(月)
この日から2泊3日の韓国・慶州出張。これで3度目で、短期間だけど、やっぱりワクワクする。
釜山に到着後、夕食は慶州市内にある日本式
レストラン ウジョンチョーバッ(友情寿司)に連れて
行ってもらった。写真では店名の真ん中に赤字でフェ
(刺身)と書いてあるけど、店名ではないようだ。
前回連れて行ってもらった店だけど、今回は同行者
が違うので、この店になったのかな?
住所: 慶州市 東川洞769‐1 電話:
054‐742‐6588
さすが韓国、席に着くと、あっという間にこれらの料理
が運ばれてきた。これだけでも充分な種類と量だけど、
この店ではお通し程度の扱いだと思う。
上の写真の左端に写っている、緑の料理は貝料理。
前回も報告したけど、小さい巻貝の身を御丁寧に引っ張り
出しているので、かなり手間が掛っていると思われる。
食べたことがなかったので、前回はほとんど手を付け
なかったけど、今回は、前に座った現地の取引先が、
焼酎を飲みながら、美味そうに食べるものだから、こちら
も何度か試してみた…。味は…見たままの味。臭みは
ない。
以上の報告はお通しで、今回の最初の料理はなんと
そうめん。8月の食欲が落ちた時期には、そうめん自体
は食べやすくてよいけど、これからご馳走をいただくと
いうのに、そうめんスタートとはちょっと納得がいかない。
正直、シメで頂きたいところ。
この日のメインはタイのお刺身。写真では分かり辛い
けど、かなりの大物。韓国では、日本みたいに薄く、小さく
切ったりしないので、1切れで口が一杯になるくらいに
大きい。魚が小さく見えるのは切り身の数が少ないから
かも知れない。
もちろん捕り立てだから、身が締まっていて美味い。
その後もいろいろな料理が運ばれてきたけど、この日
で一番美味いと思ったのが、鯛のお頭焼き。
タイは刺身で食べていると淡白だけど、お頭を塩焼き
にすると、これがタイ!?と思うくらいに脂がのっている。
結婚式で食べる鯛の塩焼きとは全く異なり、あまりの
美味さに箸と酒が止まらなくなる!
シメは今回もアワビのお粥。かなり淡白な仕上がり。
キムチのように、辛くて、塩っぱい物を食べる韓国人
だけど、お粥に関しては塩分控えめの仕上がりの店が
多いと思う。
正直、いろいろ食べたので、最初のそうめんを食べた
かったところ。
2回目だったから、あまり驚きはなかったけど、美味
かった。取引先に感謝!
7月19日(火)
この日は午前中に慶州で打ち合わせを行った後、午後は釜山の協力メーカーを見学する予定。
お昼は自分からは、時間もないし、前回連れて行って
もらった、そばにあるジャジャ麺のお店にまた行きたい
といっておいたんだけど、着いてみたら焼肉屋さんだった。
お店の名前は炭火カルビ ソンウォン。先方の社長
が同席しているのに、ラーメン店という訳にはいかな
かったのかな?
焼肉はもちろん大好きなんだけど、レポートすると
なると、韓国の焼肉はひたすらカルビを焼き続ける
ので単調になってしまう。
大皿に盛られたカルビを社長が次々に焼いてくれ
るので、サンチュに巻いて、どんどん食べて行く。
たまには大根の甘酢漬けのスライスやゴマの葉に
巻いたりするけど、基本は同じ。
最初は美味しく頂いていたんだけど、しばらくしたら、
ちょっと飽きてきた。
シメには冷麺を頂いて終了。
帰国後、相方に調べてもらったら、何とサイトを持って
いた。韓牛カルビ130gで18,000ウォンと、結構良い値段。
また、韓国としては珍しいのだけど、牛肉の焼肉だけで
なくサムギョプサルや豚肉の焼肉もやっているようだ。
サイト: http://www.xn--w39av95a0ncx5g.kr/
昼飯も終わったので、釜山に移動。そもそも、慶州への
出張が始まったのはこの地にある機械加工部品の購入
を検討しているため。
今回は、その熱処理会社にも行ってみることになった。
私たちが到着する日まで韓国では真夏日が続き、慶州
の工場ですら高温で死ぬくらいに暑かった(熱かった)と
いう。
エアコンどころか、冷風ファンすらない熱処理工場は
まさに熱地獄。写真のベルトコンベアで、左の加工済
部品を右側の炉に通して焼きを入れる。
面白いのは、普段の私は晴れ男なんだけど、今年の
夏は雨男になったようだ。
この日は普通に工程の確認ができたけど、2日前
だったら、この工場には入れないくらいの熱気だった
そうである。ラッキー!
東横イン 釜山駅にチェックインしてから、チャガルチ
市場に向かった。久し振りだな。
平日の夜なのでお客は少ないけど、熱気は残って
いる。なんだか賑やかなんだよね。楽しい!
飲み屋さんが入っているフロアは2階だと思い、奥の
階段で行ってみたら、乾物屋だった…。
そこで、試しにもう一階上がって、3階に行ってみたら
ガラ〜ンとしていて、客がほとんどいないし、窓際の席
もない…。
どうやら、飲食フロアは2階がメインなのだけど、
入った場所が奥過ぎて、分からなかったようだ。
フロアを間違えたようなので、1階下がろうとしたら、
お店のオバサン達がバーッ!と集まってきて、手を
捕まえて話してくれない。
まあ、2階で飲んでも、3階でもあまり変わらないと
思い、同行者の了解を取った上で、席に着いた。
『うちの営業もこのくらいの積極性が欲しい』とは
同行したサプライヤーの常務のコメント。
最初にホヤの刺身が運ばれてきた。あまり日本では
食べないけど、黄色いところはコリコリとした食感と
磯の香りで悪くない。でも赤いところはワックスのよう
な臭みがある。
生タコを食べるか? と聞かれたので、もちろん
お願いした。例の生きているタコである。
クネクネ生きている奴を口に運び、焼酎をクイ!
とやるのが地元の食べ方のようだ。
1時間くらい経っても、クネクネしている。凄い
生命力だと思う。
ヒラメの刺身が運ばれてきた。写真ではわかり
づらいけど、1切れが大きくて、鮮度も良い。そして
正直、男3人でも残してしまったくらい量が多い。
韓国らしい食卓になってきた。サンチュやゴマの
葉っぱに巻いて食べ続けた。
『サザエ食べるか?』と聞かれたので、全員一致で
お願いした。不思議なことに臭みを感じない。バクバク
と大口であっという間に完食してしまった。
いま思えば、一度蒸したような食感だった気がする。
チゲが出てきて、シメのようだ。食べた、食べた。
同行の2人もかなり楽しんでくれたようで、良かった。
こういう場所がソウルにはないんだよね。(単に自分
が知らないだけ?)
相方によれば、ソウルにはノーリャンジン水産市場と
いう場所もあるらしいけど、夜の営業はないとのこと。
本当に築地のような市場らしい。
そろそろお愛想しようかと思っていたら、それまで
料理を運んでいたお姐さんが突然私の隣に座って、
『酒!』といってきた。
面白いので焼酎を注いだら、ストレートだとキツイと
いいだし、缶入りウーロン茶を取って良いかと聞いてきた。
ノリでOKしたら、少し飲んで、厨房の方に戻って
しまった…。ノルマを達成したのかな?
会計したら、1人5,000円。まあ、こんなものかな。
7月20日(水)
この日は午前の便で日本に帰る予定。実は台風が日本に接近していて、関東に上陸するのではないかともいわれていた。実際、昨晩の釜山は猛烈な雨が降っていた。
正直、欠航を考えて、下着等を多めに持って来ていたくらい。仮に飛んだとしても、気圧が不安定だろうから、少なくともかなり揺れることだろう。
朝、テレビを付けてNHKを見ていたら…。
さすが晴れ男! なんと台風が急に南下し、成田
どころか、関東にもほとんど影響を与えなさそうだ。
お陰で成田到着後会社に向かい、部下の送別会
にも参加できた。(体的にはかなりきつかったけどね)
釜山空港に到着した時に、新しく鉄道が走っている
のを発見。帰りは独りだったので、是非とも乗ってみた
かったんだけど、情報がなくて断念。
空港でチェックイン後、そばなので釜山空港駅に
行ってみたら…。入口がなかった…。まだ試運転状態
で、営業は行っていないようだ。次回は試してみたい。
それにしてもきれいに晴れているな!
7月21日(木)
横浜・鶴見駅からちょっと離れたところにある とんかつ 小料理 むさしや はこれまでなんどもお店の前を走ったが、一度も営業していなかった。
正直、もう閉店してしまったと思っていたのだけど、念のために夜に電話してみたら、夜なら営業しているという…。
それほど美味いカツ丼が食べられるとは思わなかったけど、ローラー作戦中だし、この日は相方が送別会だというので、いってみることにした。
まずは、営業していることを確認するために、お店の前を通り越す。確かに営業していることを確認できたので、ちょっと離れた、100円パーキングにクルマを停めて、お店に向かう。
お店に入ると、予想どうりの店内の雰囲気。どうやら、女将さん独りで切り盛りしているようだ。
丼物メニューはロースかつ丼(1,100円)しかないようだ。早速、注文した。
やっぱり人気がないようで、平日だけど、8時だというのに客は私だけ。なんだか期待できないなあ…。
汁物は味噌汁でなく、あさり汁が付いてきた。塩っばいけど、なんか得した気がする。
カツはしっかり煮込まれているけど、汁に浸かったのは片側だけのようだ。中央部分の上面はカリッとした食感が残っている。肉は充分に厚いけど、中央部分はパサパサしている。
食べ続けて行くと、両端はジューシーさが残っている。とんかつ定食で食べたら美味いのかな?
でもそうだったら、もう少しお客さんが来ていても良いはず…。
味付けはあっさりしているけど、かなり塩っぱい。
ちょっと厳しいかもしれないけど、★★★。
8月2日(火)
伊勢原から急行に乗って、新百合ヶ丘で降りるつもりが乗り過ごしてしまった…。
そのまま帰るのも面白くないし、せっかくだから登戸まで行ってみて、前から気になっていたどんどんという吉野家のようなファストフード店に入ってみることにした。
どうみても、美味いカツ丼は食べられそうにもないけど、最近のチェーン店における丼物の味はかなり改善している。そのトレンドがこのようなお店にどのような影響を与えているのか確認したかった。
実際、店の前を通る時は店内を見ているんだけど、いつも客が入っていて、老舗のとんかつ店より人気が高いくらいだと思う。
お世辞にもきれいとはいえない店内は我慢したとしても、店内を小さな虫が飛び回っているのはいただけない。
ロースカツ丼のセットは650円。
ボリューム的には目をつぶっても、いかにも作り置きのカツは酷すぎる。肉らしくなく、食パンを水に浸して作ったようだ。
ご飯の質もよくないし、味噌汁も不味い。ここまで不味いのも最近は珍しいと思う。これなら、コンビニや立ち食いそば屋のカツ丼の方が美味い。お腹は空いていたんだけど、全部食べれなかった。
勝手に味の向上を期待しておいて、その結果が自分の期待通りじゃなかったので文句をいうのも良くないとは思うけど、デキが酷過ぎる。
★なし。こんな店があるから、食に興味がない人が増えているんだと思う。
8月4日(木)
ネットで川崎のとんかつ店を検索していたら、鷺沼駅からかなり離れたところにとんかつ 葵というお店があるようだ。天気がイマヒトツなので、クルマで行ってみることにした。
昼過ぎにお店に到着したけど、店内にお客はいなかった…。こりゃ、期待はできないな。
壁に貼られているメニューを見ると、かつ重(800円)はあるけど、マジックで書かれた紙は最近追加で貼られたようで、年季の入った、筆で書かれたグランドメニューと比べるとやっつけ仕事のように感じられる。
かつ重は比較的最近始めたのかな?
おっ!、カツは小さいけど、結構美味そうではないか。
肉はリブロースあたりなのかな? 筋が気になるけど、かなりジューシー! 衣はちょっと甘めのツユを吸って、カリカリ感はないけど、それほど印象は悪くない。
一方、ご飯がベチャベチャなのはいただけない。衣が煮込まれているせいか、カツとご飯を一緒に食べると、より一層ベタついた食感になる。
期待していなかった分、一瞬美味そうだと感じたけど、食べ終われば
★★★。とんかつ店のカツ丼のレベルではない。
8月5日(金)
チャリが欲しい。バリバリのカーボンフレームだったら、TREKのTTバイクが無茶苦茶カッコイイけど、あんなバイクでタラタラ走っていたらカッコ悪いな。
そういう意味では、スチールフレームという手もあるけど、デ・ローサなどの欧州フレームもあれば、ケルビムのような海外でも評価の高い国産フレームもある。
ところで、チネリのスーパーコルサやコルナゴのマスター
Xライトは台湾製だというけど、本当かな?
イタリア製だと思って買って、台湾製だと知ったら、本当にガックリすることだろう。
なんてことを考えていると、すぐに小一時間経ってしまう。家でグダグダしていても仕方ないので、天気も不安定だし、クルマで町田市・根岸町にあるケルビムに行ってみることした。
といっても、新しいチャリなんて買うつもりは全くないんだけどね。見るだけ。
ということで、昼飯はネットで調べて淵野辺にある
とんかつ かつ福に入ってみた。
狭くって、お世辞にも綺麗といえない店内だけど、店内はお客でほぼ満席。女将さんがキビキビ動くこともあり、店内は活気がある。
壁に貼られているカツ丼の貼り紙には850円と出ているが、ランチメニューでは700円。
女将さんに念の為確認したけど、同じものだというのでランチのカツ丼をお願いした。
残念ながら、カツはしっかり煮込まれている。とはいえ、衣は揚げ立てのカツらしく、カリッとした食感が残っている。
そして肉が見た目とは違って柔らかく、ジューシー。弾力性を感じるので、リブロースあたりかな?
一方、ご飯が柔らかいのはあまり好みではない。
店の雰囲気も悪くないので、合格にしたいところだけど、★★★+。とんかつ定食やメンチも試したい。
そして、ケルビム。想像していたより店舗は狭い。同じ建物でフレームも組んでいるようなので、かなりこじんまりした印象。その辺のママチャリを売っている自転車販売店の方がむしろ広いと思う。
軽く深呼吸をして、店内へ。明るい声で、店員が話しかけてくれる。あいにく、今野 真一さんは外出中だという。えっ、もし店舗にいたら、お話ができたかもしれないということ?
やばい! 今野さんと直接お話なんかできたら、絶対フレームをオーダーしてしまいそうだ。
そういえば、インターマックスの今中 大介さんも、チャリのイベントとかで出くわすと、本当に身近な感じで、笑顔で対応してくれる。チャリ競技が元々マイナー・スポーツだったためなのかな?
歴代の作品(傑作)と、現在の商品群が展示されているので、なめるように鑑賞を続ける。サイクルスポーツ
2011年8月号に載っていたR2ももちろん展示されていた。ラグワークがとても美しい。
その間、店員さんはチャリを組んでいるので、全く気にならない。質問があると、その店員さんに話しかけるけど、全く嫌な顔をしないで、手を止めて対応してくれる。楽しい…。そして居心地が良い。
(社長が不在だったお陰で)フレームを発注するのはなんとか我慢できたけど、かなり血中カルビム度が上がってしまった。
でも、コルナゴのクロモリフレームも魅力的だし、カーボンフレームも値段がかなり下がってきたので捨てがたいな…。
結局、ケルビムに行く前と同じか。
8月6日(土)
輪番のために、土曜日は出勤日だけど、今年度は一度も年休を取っていなかったので、休みことにした。
久し振りにチャリに跨り、多摩川沿いのサイクリングロースへ。かなり暑いけど、チャリに乗るのは1ヵ月振り。あまりに気持ちが良かったので、羽田空港まで行ってしまった。来週は相方の里帰りに同行することになったので、また来るんだけどね。
お約束のYS‐11を見に行ったら、新しい柵がこれまでの柵の内側に建設中で、ただでさえ距離があって良く見えないのに、なおさら見づらくなってしまっていた。
ただまあ、この日もその雄姿を拝むことができたので、満足満足…ん? 何か胴体に書いてあるな…。『おつかれさま YS‐11』?? そういえば、カラーリングもかなり地味になっているように感じたので、このサイトの2010年4月25日のレポートで確認したら、やはりその時は2本のブルーのラインが入っていた。
正直、このカラーリングはドイツっぽくて好きだけど、ちょっとネットで調べたら、ラスト・フライトの時のようである。すでに全日空商事からダイキャスト・モデルも販売になったのだけど、ネットのみで販売され、即時完売になったようだ。マニアはいるものだ。
さらに、ネットを見ていたら、恐らくYS‐11の全てのカラーリングが載っているのではないかと思われるサイトを発見した。山形の方のようだけど、そのマニア度は尋常じゃない(脱帽!)。恐らく、ショップの店長あたりではないかと思われる。
上記のカラーリングの違いを確認したい方は、下記サイトで勉強してください。(左が航空局、右が海上保安庁
恐らく異なる機体だと思われる)
http://www.dreamwings.jp/contents/ys-11/YS-11-3..html
その帰りに武蔵中原のとんかつ 武蔵に寄ってみたら、土曜日は18時から…。でも、久し振りに羽田まで行ったので、脚を遣いきったので、離れた店に向かう気にならない…。
それではと武蔵新城にあるとんかつ かつ造に行ってみることにした。前回行った時は、お店の雰囲気は良いんだけど、肉がパサパサで合格にならなかった。店員の対応も良かったので、再評価してみたいところ。
しかし、チャリで散々走ってもお店を見つけられない。方眼状なのに入り組んていて、走っても、走っても、見つからない。
不動産屋さんに聞いても分からなかったので、本当に諦めて、そこいらのイタリアンにでも入ろうかと思っていたところでお店が現れた…。もちろんランチでしかやっていない、かつ丼(893円)をお願いした。
店内にはボサノバが流れている。ボサノバが似合うとんかつ店はあまりきいたことがない。
美味そうだ。店の雰囲気、カツ丼の見た目、どれをとっても食べる前に合格。
カツはしっかり煮込まれているのに、衣はカリカリとした食感が残っているし、あっさりとした味付けは好ましい。また、ご飯、味噌汁だって美味い。
この店の唯一の、そして最大の問題点は肉に火が通り過ぎて、硬くなっているとこで、この日もパサパサ…。
昨日の汚いとんかつ店の肉をこの店で使ったら、最強のカツ丼がてきると思う。★★★+。
8月12日(金)
今日から3泊4日で相方の里帰りに同行することに。
そろそろ羽田空港かと思いながら、京急に乗ってボケッ
としていたら、いきなり国際線ターミナル駅のアナウンス
が流れて、慌てて電車を降りた。
新しい国際線のビルができたとは聞いていたけど、
駅までできているとは思わなかった。
でも、駅からチェックインカウンターまですぐだし、
これまでと比べたら、極めて快適。
今回、アシアナ航空に初めて乗ってみた。
正直、これまでなんだか安っぽいイメージで敬遠して
いて、少々高くてもJALとか大韓航空を使っていた。
しかし、実際に搭乗してみたら、脚元のスペースにも
余裕があるし、飯も美味いし、量もちょうど良い。満足。
次回からは、アシアナ航空に決めた。
あっという間にソウルに到着。
何気ない駐車場の風景だけど、なんか変じゃない?
道の左右にクルマが停まっていて、間のスペースを
黒いクルマが通り過ぎて行く…。
その左側に縦列のように並んでいる車列には…人が
乗っていない…。そうしたら、左端に停まっているクルマが
駐車場を出る時は、邪魔になる…。
なんと、縦列で停まっていたクルマはサイドブレーキ
(パーキングブレーキ)を掛けないで停まっていて、奥の
クルマが出る時は、前に停まっているクルマを手で
押してスペースを確保する。(写真で押しているのは義姉)
日本だったら、酔っ払いが調子に乗って、ガンガン
ぶつけたりしそうだけど、この辺りが習慣の違いなの
だろう。
泊ったのは、麻浦(まぽ)という地域にあるロッテシティホテル 麻浦。外観はシカゴの
マリーナ・シティを思い出してしまった。でも、もちろんここにはボートを係留するような
スペースは無い。
できたばかりなので、極めて居心地がよい。サイトで調べると、ダブルでW
160,000。
ツインがW 170,000。でも、義姉が割引料金で予約してくれたようだ。
今回は部屋が空いていなかったので、ダブルとなった。2人だとちょっと狭いのが難点。
夕食は、またもや歓迎パーティーとなった。
お店はソウルの永登浦区文来洞にある焼肉屋で、
店名はおんとり 生肉。(実は相方の実家のそば)
なんでも、『おんとり』というのは『適当』という意味
だという…。お店の名前としては微妙だけど、韓国では
悪い印象ではなく、結構一般的に使われているらしい。
店名に『生肉』が入っているのは、この店はもともとは
肉屋さんで、新鮮な牛肉と豚肉が食べられるから。
実は本格的な焼肉店で、牛肉と豚肉の両方の焼肉を
食べれるのは韓国では珍しい。
入口を入るとすぐに肉屋時代に使っていたと思われる
ショーケースが現れる。
店内は外から見た時に想像していたよりは狭いかな。
そして、凄い活気。
座敷席の方は団体さんだったようで、単に五月蠅い
だけでなく、インド系の参加者が宅配ピザを勝手に
持ち込んだり、他の客は連れに絡んだりと、グチャグチャ。
相方によれば、普段はこんなに五月蠅くはないという…。
まあ、焼肉屋さんだし、このくらいの方が楽しいか。
凄い!こんな立派な肉は見たことがない!
相方のお陰で、かなりの数のサムギョプサルが自慢の
お店で食べてみたけど、ここまで分厚く、見た目がきれいな
豚肉は初めて。
まさにキング・オブ・豚肉といった感じ。美しい…。
こちらは5段バラ肉になるので、オウギョプサルという。
で、値段の方は300gでW13,000だから、1,000円くらい。
為替の影響で、かなりお手頃な印象。
サムギョウプサルの焼き方はお店によって様々だけど、
この店の鉄板はまるでジンギスカンの鍋のような形状。
真ん中では、ニンニクをバターで焼いたり、味噌汁の
ようなものを煮込んでいたりする。
肉の脂は効率的に流れ落ちるけど、キムチを敷いて
焼いたりはしない。これがこの店のスタイルのようだ。
焼きあがったら、早速義理の母さんがサンチュで巻いて
差し出してくれたので、義母の手からそのままで頬張る。
これが韓国の愛情表現。
でも、サンチュを巻いて食べるより、肉の味がしっかり
しているので、正直そのまま食べた方が美味い。
日本でユッケが原因で食中毒が問題になった時、韓国
ではあまり食べないといっていたけど、この店ではなんと
サービスで出してくれた。
食べろ、食べろ!と言われたので、形だけ、恐る恐る
頂いたけど、甥っ子たちは奪い合うように取り合っていた。
こちらは生玉子は使っていないようで、ゴマ油と、ゴマ、
万能ねぎ(?)などを混ぜ込んでいるようだ。
さすがのオウギョプサルも食べ続けると段々飽きてくる。
そこで、後半はハラミを注文してみた。値段は意外に
高くて、300gでW18,000。オウギョプサルより高い。
食べてみたら、臭いだけで、全然美味くない。残念…。
意外と、相方の家族・親戚も箸を付けなかった。
日本でいうと豚トロに当たる部分も韓国ではオウギョプ
サルよりも高くなってしまう。300gでW18,000。
ハラミがイマヒトツだったこともあり、こちらはなかなか
美味かった。塩をゴマ油で溶かしたタレも良く合う。
日本に帰ってから家で試してみたけど、全然ダメ。
恐らくゴマ油の濃さと塩(多分岩塩?)が違うのかな?
これがこの店の第2の鉄板メニュー。僕らは腹が
一杯になってしまったけど、甥っ子たちがまだ食べられる
というので注文してみた。名前はなんと牛一頭。牛の様々
な部位を堪能できる。元肉屋ならではのメニューだと思う。
実際はちょこっと食べただけだったけど、さすがに美味い。
でも、値段もビックリの1sでW65,000!(1皿5,000円!)
もっと、早く注文して欲しかった…。
8月13日(土)
翌日の朝食ももちろん韓国料理。
ホテルのそばにある麻浦 ヤンジ ソーロンタンという
お店に入ってみることにした。場所は泊っているホテル
の目の前。
お店の入口脇ではお店の人が青菜を刻んでいる。
店内は意外と新しくて、キレイ。もっと埃がかぶった
感じかと思っていた。
女性店員が忙しく動き回るので、店内に活気がある。
あっさりとした牛骨スープに牛肉がたっぷり入っている。
実は、私は肉の量が多い特(W11,000)を頼んだから。
普通のソーロンタン(W8,000)はこれほどは量が多くなく、
写真を撮ると白濁のスープで肉が見えないのでなんの
写真なのかわからない。
ご飯が別皿で来るので、それをドバッとドンブリに入れて
リゾット風でいただく。肉は小皿に入っているタレを付けて
食べても良い。
テーブルには刻んだネギと、キムチ、カクテキ、ネギ
キムチなどが置かれているので、自由に食べることが
できる。
塩と胡椒、唐辛子の粉で味を調えてもなんか物足り
ないので、ネギとキムチ類をガンガン入れて好みの味
にする。
ネギのシャキシャキ感が堪らない!
ひとつ許せないのが、そうめんのような麺が底の
方に溜まっていて、その気合いの入っていない感じ
に食べていると段々腹が立ってくる。
ご飯も入れているので、こんなもの絶対ない方が
美味いと思うんだけど、すき焼きの糸こんにゃくや、
鍋物のシラタキみたいな存在なのかな。そう考えると、
日本の料理と近いところがあるな。
今回、腰を抜かしそうなくらい驚いたのが、最近導入
された地下鉄の券売機。キップを一度使っただけで
処理するのが環境に良くないと思ったのか、いちいち
乗車の度にカードをW500払って購入し、降りる度に左の
機械で払い戻しをする。
一日6回乗るのであれば、6回払い戻しをしなければ
ならない。そんな面倒なシステムを誰が考え出した!?
もちろん、定期だったら、スイカ/パスモのように使える。
その一方で、この日は雨が降っていたので、ビニール
製の傘袋が駅の入口に置かれている…。
もちろん、使い捨て。チケットはここまでやっているのに、
傘袋はスルーなんですね。
一方で、トレイル帰りのオヤジ2人がマウンテンバイク
をそのまま車内に持ち込んでいた。
日本だといちいち折りたたんだり、袋に入れたりしなく
てはいけないので、羨ましい…。でも、こんなへんてこな
ルールがあるのは世界中でも日本だけのようである。
もっとも、満員電車だったら、極めて迷惑だけどね。
先日、義理の姉が開店した喫茶店で甥っ子達と
待ち合わせ。
チェーン店なんだけど、フランチャイズ契約での
営業とのこと。店内は高級感は無いけど、単価が安い
ためか、何回か行ったけど、ひっきりなしにお客が
入っていた。
甥っ子達と合流後、ソウルの隣り街の城南市に
住んでいる相方のいとこが新規開店した焼肉店に
行ってみた。
城南は地図で見るとソウルからすぐだし、地下鉄
も通っているけど、南漢山城道立公園にハイキング
でも行くことがない限り、日本人には縁遠いと思う。
(写真は帰路に着く時に撮影)
普通、焼肉店だった、『美味くて安い店』ということ
を看板に書くと思うけど、この店は焼肉ではなくうなぎ
の美味い店と書いてあるという…。
『最高のお肉を焼いてあげるからね!』と伯母さん
達が運んできてくれた牛肉は日本で見慣れている
ものと異なる。
なんだか、豚肉っぱいなあ…。
と思っていたら、中に朝鮮人参を中に入れて、牛肉
を巻いていた。また写真の生肉の上部には骨が付いて
いる骨付きカルビ肉。
肉は柔らかく、朝鮮人参が八角のような風味で、味に
深みがあり、淡々と食べ続けることができる。
ちなみに、値段は200gで W 10,000(760円くらい)。
ちなみに、サンチュは特別に義父の妹に当たる伯母
さんが自宅で無農薬で育てたもの。韓国のサンチュと
日本のサンチュは似ているけど、成分は異なるという話
は有名だけど、この葉っぱは全然違う。
例えば、日本のサンチュだと葉脈が気になるけど、
全く気にならない。サラダ菜に近い存在で、柔らかく、
焼肉の邪魔にならない。
これは水キムチ。
お酒を飲めない人や未成年はこの水キムチを
ソフトドリンクのように飲んでいた。氷のように浮いて
いるのは消化に良い大根。なので、これを飲みながら
焼肉を食べると胃に優しいという。
それなら、肉だけでなくって、日本の居酒屋のように
もっといろいろな物を食べれば良いのに。
贅沢な話だけど、骨付きカルビに飽きてきたので、
ハラミを持って来てくれた。値段は200gで
W 7,000
(約500円)なので、無茶苦茶安いのだけれど、骨付き
カルビが W10,000なのだから、どちらにするかは悩む
ところ。
味の方は、正直先に骨付きカルビを食べていたので、
皆あまり手を付けなかった。やはりカルビを食べよう。
甥っ子2人。兄弟で、左がお兄さん。
実は彼はこの日にTOEICを受けて、なんと見事満点を
とったそうです。
昨晩は焼肉屋の後に自宅に遊びに行ったので、ろくに
勉強できなかったというのに、感心感心。
自分には弟がいないので、実に可愛く思えるのです。
その甥っ子達が楽しみにしていたのが、このウナギ…。
ウナギ??これが?? ウナギといえば、骨が歯の間に
挟まって、食後にシー、シーすることがあると思うけど、
こちらのウナギは軟骨…。(というより、プラスティック風)
食感もかなり異なり、鶏肉に近いかな?
以前、プサン
でウナギを食べたことがあったけど、その時は日本で
食べているものとあまり変わらなかったので不思議。
なんと義理の姉が私の誕生日を覚えていてくれて、
サプライズでちょっと早い誕生会をしてくれた。
(左に写っているのは城南の叔父さんです)
B&Rのアイスケーキを食べるのはたぶん初めて。
夏には、そして焼肉の後にはピッタリ。
ちなみに、支払いの方は開店祝いということも
あり、かなり多めに置いて行きました。
ホテルに帰ってきたけど、晩飯が早かったことも
あり、しばらくしたら腹が減ってきた。
そこでホテルのそばにあった22フライドチキン
(ドゥール・ドゥール・フライド・チキン)に入ってみた。
韓国はなんでも専門店だけど、この店は鶏の
唐揚げ専門店で、韓国で一番人気のチェーン店
とのこと。
店内は寂れたカラオケ・パブ見たいな感じだけど、
大丈夫かな?
にんにくが入っているタレが掛った唐揚げと、普通
の唐揚げが半分ずつになっているもの(W
17,000)を
注文したのだけど、別皿で出てきた。
タレはジューシーでなかなか美味い!ボリュームも
ちょうど良い
普通の唐揚げの方は、残念ながら火が通り過ぎて
鶏の脂が流れ出てしまったようでパサパサ。
韓国人は徹底的に肉の脂を落とすので、別に
失敗作とかではないとのこと。
食べてみると、これはこれで美味い。軽いので、
私はタレより、こちらをたらふく頂いた。
一度は挑戦していただきたい。★★★★。
8月14日(日)
朝食はホテルの地下にある明洞カルグックスに9時
に行ってみたけど、まだ営業していなかった…。
営業は11時からというので、一度部屋に帰った後、
11時に私だけ上の階にある25かつに入ってみた。
カツ丼があったので、お願いした(W 6,000)。
店内は写真でちょっと分かってもらえるかも知れない
けど、ちょっとパブ風の夜の雰囲気。
カツは揚げたてだけど、肉は薄くてパサパサ。鰹節
の香りは漂うけど、味付けはかなり甘くて、ツユダク。
とはいえ、海外で食べたカツ丼としてはベストだな。
★★★+。
ちなみに、店名の25は25層のミルフィールとんかつの
のことで、後日調べてもらったら、『キムカツ伝統の味を
韓国でも楽しめます…』と書いてあるとのこと。詳細は
よく分からないけど、キムカツと何らかの関係はありそう。
ヒュンダイ・デパートで買い物をした後、晩飯には早い
ので、実家のそばのトッポギ専門店に行ってみることに。
ヒュンダイのクルマの方はグレンジャーだけでなく、
ソナタもモデルチェンジしてた。写真だとわかりづらい
けど、なかなかスタイリッシュで、窓ガラスの高さ方向が
かなり狭い。室内は穴倉感がないのかな?
相方に無理行って、新型のソナタのタクシーに乗車。
想像通り、室内は狭苦しい。インパネ周りも旧型と比べ
れば新しさは感じるけど、まとまりがない。
運転手に聞いたら、やはりモデルチェンジで旧型より
若い世代を狙ったらしいけど、このデザインのお陰で
全然売れていないとのこと。そのため、かなり安い値段
でタクシーに流しているらしい。
特に運転手はドアミラーが見にくいといっていた。
無茶苦茶なパッケージをチェックしていたら、三菱
コルディア・トレディアを思い出した。
インパネから、ドアトリムの繋がりなどはかなり
神経を遣っているのがわかるので残念。
とはいえ、Aピラーと天井の見切り線は、大根脚の
女性が膝下までのタイツを履いているようで気持ち
悪い。(いい過ぎ?)
韓国はなんでも専門店ということは昨晩のレポート
で報告したけど、実はトッポギも専門店があるという…。
ヒュンダイ・デパートにあるフードコートが美味いという
けど、晩飯まで時間もあるので、相方の実家のそばに
できたお店にいってみることにした。
お店の名前はアッパ・ワ・タル(父と娘)。チェーン店
とのこと。
硬い…。あまりに硬くて歯が折れそう。味付けも
薄くて美味しくない。
念のため、相方に感想を聞いたけど、やはりNG
判定。
ちなみに、トッポギはおやつで晩飯には食べない
とのこと。
相方がトッポギと一緒に注文したのがこちら。なんだと
思いますか?? 名前はスンデといいます。
実は豚のレバーと内臓だという…。一部は人工の腸に
春雨を入れているらしい。
正直、レバーは食べられるけど、あとは無理だった。
韓国の女子高生とかは学校帰りにトッポギとスンデを
セットで注文して食べて帰るとのこと。本当??
晩飯はなんと今、人気絶頂のKARAのニコルの
お母さんが経営している焼肉店に行ってみることに
した。
2PMやワンダーガールズが所属しているJPYの
事務所の脇の路地を入ったところにあるので、韓流
ファンで、何度かソウルに来たことがある人ならどこに
あるのか察しがつくのでは?
お店の名前はAURA the Grill。どうやらオーラでは
なく、ラテン読みのアウラと発音するようだ。
ニコルのお母さんはキム・シャーリーといい、韓国では
何度もテレビに出演していることもあり、かなり有名だと
のこと。お会いできなかったけど、最近はあまりお店に
顔を出さないらしい。
コースはA(W 80,000)とB(W 60,000)で、肉の質が違う。
店員さんに確認したら、肉の量も多くないようなので、
コースのAと熟成特級背ロース(W 44,000)を追加。
ちょっと無理したので、私の誕生会ということになった。
(2日連続)
円高だから、それほど高い気がしないけど、韓国の人
からみれば1万円以上するくらいの感覚らしい。
店内はゆったりとしたレイアウトになっていて、個室に
近いくらい。ガラス張りの席だったため、かなり解放感が
ある。
すぐにサラダが運ばれてきた。特記すべきことはない
けど、新鮮でとても印象が良い。
でも、メニューには載っていないので、韓国独特の
パンチャン(無料の前菜)の一部のようだ。
3晩連続で焼肉。しかもカツ丼と唐揚げも食べた。
まさに今回は暴飲暴食シリーズ!
とはいえ、最終日はこれまでにないくらい上質の
食材! 牛肉やエビ、ホタテだけでなく、アワビも
付いているのだ!(写真は2人分)
パンチャンがまた運ばれてきた。キムチ類はあっさり
とした仕上がりで、高級感がある。
そして白眉がポテトサラダ。ジューシーで無茶苦茶
美味かった。あっという間に完食してしまったので、
もちろんお代りをお願いした。
雨トークのポテトサラダ芸人は一度試してみて
欲しい。
高級店だから、若くてきれいなお姉さんが焼いて
くれる。
でも、アワビの大きさは残念ながらトコブシより
ちょっと大きいくらい。まあ、値段を考えれば、この
サイズでも充分納得ができる。
食感はシャキシャキしていて、味はもう最高です!
追加で頼んだ肉は、コース料理が終わった後で
網の代わりに丸い鉄板を載せて焼き始める。
こちらも塩とタレで頂いたけど、口の中で溶ける
位に柔らかい。まさに至福の一時。
冷麺とビビン麺でシメとした。最初にメニューを
見た時はかなり高いと思ったけど、日本円で考え
たらそれほどでもない。★★★★。行ってみたら?
8月15日(月)
無事にソウルから帰宅。
焼肉にはもう飽きたので、さっぱりしたものが2人とも食べたくなり、素麺をいただくことにした。
そういえば、先日サザエの缶詰をいただいたことを思い出したので、開けてみた。中身は小粒のサザエが5個入っていた。
早速、大きめに切って、そのまま食べてみる。
サザエ特有の臭みなんて全くなくって、無茶苦茶濃厚な味。また、コリコリした食感が堪らない。
煮汁(タレ)の方にもサザエの旨みが溶け出しているようなので、麺ツユを加えて、つけ汁にした。
相方の反応が気になっていたけど、韓国は日本以上にサザエを食べるようで、私以上にテンションが上がっている。
なんだか外国産にも見えるので、ネットで調べてみたら、やはり大分県産で、OKKKというのは太田缶詰工場の略であった。
なるほど、と思って、価格を見たら、なんと4,200円! 超高級食材(珍味)だった。
8月16日(火)
東京農大そばのとんかつ 山之内にいった際に発見した尾張とんかつ専科 銀豚というお店に相方と行ってみることにした。いかにもチェーン店という店構えだけど、駐車スペースが充分にあるのはありがたい。
店内は和風で、新しいけど、やはりチェーン店風。まあ、スペースも広々しているし、小汚いよりはマシかな。
メニューを見てみると、銀豚 かつ重定食(1,180円)が載っていたので、即決。でも、単品 自家製メンチかつ(380円)も気になったので、こちらもお願いした。相方はロースかつ膳(1,280円)を注文した。
メンチは結構ジューシーで美味い。でも、値段を考えたら、ボリュームも少ないし、380円は高いなあ…。150円くらいなら、合格にしても良いデキ。
かつ重の方は、玉子でカツをとじるのではなく、玉ねぎを玉子でとじたものをカツの上に載せたような仕上がり。よって、カツと玉子は全くといってよいくらい絡んでいない。
肉は厚めだけど、硬くてパサパサ…。甘いだけで、深みのない味付けのせいもあり、食べていると段々イライラしてきた。
一方、ロースかつはまずまずのデキ。また、炊きたてのご飯は美味いけど、1人前なのに2合くらいご飯がきた…。
結局炊きたてのおいしいご飯を、漬け物やサラダで頂いて、カツは残してしまった…。
とんかつのチェーン店なのに、かつ重がここまで不味いとは思わなかった。★。
8月17日(水)
さすがにここまで暑いとチャリに乗る気がなくなる。
ネットで検索した結果、華屋というお店にクルマで向かったけど、お休みだった…。クルマのナビで検索したら、かつ秀という店がそばにあるようなので、行ってみたけど跡形もなかった…。
どうしようかと考えていたら、その先に正力というそば屋があったので入ってみた。全く期待できないような店構え。
壁に貼られているメニューを見ると、カツ丼は750円だけど、麺類とのセットが1,000円なのでザルソバとのセットにした。
カツ丼には期待できなそうなのでそばから食べ始める。
ん? 意外と美味い。見た目には高級感は店と同じで全くないが、食べると腰があり、繊細な感じ。
ではカツ丼は? カツの断面を上にして煮込んでいるのは珍しい。
カツは揚げ立てとは思えないのに、肉は厚く、そして柔らかい。リブロースあたりをつかっているのかな? 弾力性がある。
また、ご飯は解凍したようにベチャベチャだけど、濃いめの味付けもあって、なんだかまとまりがよい。
期待が低かったためだとは思うけど、全体的に好印象。★★+。とはいえ、また来ようとは思わない。
8月18日(木)
武蔵小杉からちょっと離れたところに白線という定食屋がある。盛岡にある白龍(パイロン)というじゃじゃ麺の店を思い出してしまった。珍しい店名だと思う。
お店の中は、もちろん昭和の雰囲気溢れる定食屋。メニューを見ると、カツ丼は620円!安い!
餃子も340円と安いので、こちらも注文。正直、カツ丼が不味かった場合の保険という役割を持つことになった。
昼食を食べ終えた、ガテン系のお兄さん達がタバコをガンガン吸っている。タバコの煙が気になるけど、禁煙じゃないので仕方ないな。そういう店だということ。
10分もしないで運ばれてきたし、衣も肉も固めのパンみたいなので、作り置きなのは間違いないだろう。
味付けはかなり甘め。全体的には、昔ながらの定食屋のカツ丼。
餃子は見た目も美味そうだし、食べてもなかなか美味い。立派に保険として機能している。
ただ下味に塩を沢山使っているようなので、後半は醤油は使わずに、お酢だけでいただいた。
カツ丼は値段は安いけど ★+。ちょっと期待していたので残念。
8月19日(金)
今年の夏休みはこの日(金曜日)で終わり。
せっかくなので遠出をしようとかも考えたけど、明日きついので、相模原・淵野辺駅そばに店を構えるとんかつ 豊島屋に行ってみることにした。
1時前に入店したとはいえ、客は私だけ。突然降り出した豪雨のせいかな?
ランチのかつ丼(価格不明 580円? だったら無茶苦茶安い!)もあるようだけど、せっかくなので、かつ重(830円)をお願いした。
カウンター席に座ったので、カツを揚げているのを観察できる。カリカリとした乾いた音が、ちょっと年季の入った店内に響き渡る。久し振りに揚げ立てのカツのカツ丼が食べられそうだ。
揚げ立てのカツを玉子で軽くとじている。なかなか美味そうである。
早速頂くと、肉は充分に厚いのだけど、火が通り過ぎてパサパサになってしまっている…残念…。でも、好みの問題で、こういう昔ながらのカツ丼が好きな人がいるかも。
味付けはかなりあっさりしている。でも、濃すぎたり、甘過ぎたりするよりはマシかな。
特記事項がないのは、今回の場合は比較的デキが良かったので、アラ探しができなかったため。
でも、悪い店だとは思わないけど、肉がパサパサなので合格にはできないのです。★★★+。
8月23日(火)
九州の祖父が亡くなった。満97歳、数えで99歳なので、大往生を遂げたといえるだろうし、実際、亡くなる直前まで施設ではかなりの人気者だったようで、エンジョイしていたと思われる。
葬儀のために、脚の弱くなった母親を連れて戸畑
に飛ぶことになった。
マイレッジは溜まっていたけど、直前のフライトには
使えないので、割高の料金を払って、北九州空港まで
のスターフライヤーのチケットを購入した。(約7万円)
カウンターのお姉さんたちは正社員ではないのか、
車椅子の乗客に対しての対応がスムーズではない。
飛行機にはバスで向かうということだけど、車椅子
なのでトラックを改造したようなバスに乗ることに。
荷物のようにリフターで上がった後に車内に入ると
まるで競走馬を輸送するかのような雰囲気。(写真は
車両前方)
優先で先に案内されたけど、降りるのが最後なので、
結局、一番拘束時間が長いということになる。
機体の横に到着したと思ったら、車内が段々上がって
いく…。そして、まさかかと思ったけど、前方の壁だと
思っていたところが観音開きとなり、機体が現れた。
ステップが機体まで伸びて、手すりが設置されたら、
機体のドアが開いた。
あっという間の出来事だったけど、イベント性があって
結構楽しめた。
ちなみに、北九州空港や帰りの羽田でもゲートから
バスを使わずに機内に入れたので、この一回だけ
だった。
最前列に案内されるので、自分より後ろの席には
だれも座っていない…。
別に本革シートには高級感なんて感じないけど、
脚元スペースがかなりゆったりしている。長身の私
にはかなりありがたい。
この後に乗ったJALのボーイング777は本当に
狭かった…。(マイレージだけどね)
北九州空港から小倉のホテルまでは時間も遅いのでタクシーを使った。
でも、バスも直行なので、正直時間はあまりかわらなかったかも。タクシー代は7,000円。
8月24日(木)
葬儀が終わり、晩飯を食べに駅周辺をぶらつく。
小倉の駅は思っていたより拓けていて、近代的。
しかし、駅の周りはチェーン店ばかりで入りたくなる
店はほとんどない。
また、食べ放題のお店が多いのは何か理由が
あるのかな?
車椅子を押しながら歩き回った後、結局、
さかな市場というベタな名前の居酒屋に入って
みることにした。
帰ってからサイトを確認したら、住所も魚町
だった…。本当にベタなのね!
メニューを見ると、『九州のうまかもん』コーナー
があり、こちらは大分県のとり天(609円)
衣が薄く、ジューシーでビールとピッタリ!
こちらも『…うまかもん』のさつま揚げ七輪焼き
(472円)。炙ることによって、外はカリカリ、中は
ふっくらな仕上がりになる。
値段も安いな、仕掛けが大掛かりな割には…。
そしてやっぱりさかな市場刺身五点盛合せ。
多分2人前(1,867円)。
ハマチはコリコリでさすがに九州の魚という感じ。
そして、アジが関東の味とは本当に別物。コリコリ
なのは同じだけど、光物特有の臭みが全くない。
カツオだって、キビナゴだって美味いけど、マグロ
は何これ? 舌の上で溶ける…。
期待通り、九州の海の幸、山の幸を堪能!
母親たちをステーション・ホテルに送った後、
東横インに宿泊の私は独りシメの場所を求めて
うろついた。
気になるお店は何件かあったけど、結局立ち食い
そば店風の一平 本店に入ってみた。同じ通りの
先にも支店がある。
いろいろ悩んだけど、ラーメン(550円)を注文。
美味いなあ…。
一瞬あっさりしているんだけど、かなり濃厚な
豚骨スープ。なのに、ニンニクや紅生姜をちょこっと
入れただけで味が激変するのが面白いし、楽しい。
ただ、紅生姜を入れ過ぎたみたいで、ラオシャン
本店みたいな味になったのは不思議。
★★★★+! 最近は逆にこういうラーメンを東京
では食べられなくなったのは不思議。満足&満喫!
8月25日(金)
予定より早く目が覚めてしまったので、しばらく
朝の散歩をすることに。
試しに、昨晩入った一平 本店の前を通ってみたら、
既に掃除が始まっていた。何時から営業なのかと
聞いたら、9時半頃だという…。
こんなラーメンを10時前から食べるのかと、あっけ
にとられたけど、後で来てみることにした。
せっかくなので、小倉城を見てみることにして、徒歩で向かうと、とても奇異な建物が現れた。
左手はNHKの支局で、右がシネマ・コンプレックスを含んだ、ショッピング・センターというところか。
後で調べると、この地区をリバーウォーク北九州というようだ。
上の右側の写真の雰囲気は、一瞬、フレデリック・ボレルかと思ったけど、博多キャナルシティーを手掛けたジョン・ジャーディ。見どころはたくさんあるけど、逆にキャナルシティーのような圧倒するパワーのようなものは感じない。
お隣には小倉城が。正直、小倉にお城があるとは知らなかったけど、なかなかバランスが良く、女性的な印象を覚えた。こんな歴史的な建物があるのに、そのすぐお隣にこんな賑やかなコンプレックスは必要だったのか疑ってしまう。
自分が建築家を選べるとしたら、レンゾ・ピアノ辺りにお願いしたい。
いわれた通りに、9時半に一平 本店に来て
みたら、営業を開始していた…。
9時半から、コテコテの豚骨ラーメンを食べる
人がいるんですね。
オヤジが2人でお店の準備をしていたけど、
お店に入ると女性2人に変わっていた。
女性が朝にネギを刻むのは絵になるな。
この日はチャンポン(650円)と餃子(300円)を
注文。正直、昨晩のラーメンのような癖はなく、
味気ないくらいだけど、朝の10時前に食べる
ラーメンなんだから、このくらいが良いのかも。
また、麺は細めのうどんか、伸びたスパゲティー
という感じでしまらない。
同じスープでも、これから夜まで煮込まれたら、
かなりコクのあるスープに変身するかもしれない。
餃子は凄いボリューム! 1個の大きさはそれほど
でもないけど、300円なのに10個も載っている。
そのためか、スナック感覚で箸休め的にポンポン
と口に運び、あっという間に完食!
朝じゃなければ(この後親戚と会うのでなければ)、
絶対ビールのあてにしたいところ。
この日は ★★★+。やっぱり、この店はラーメン
を試して欲しい。
母親たちが泊っていた小倉ステーションホテルに
お邪魔した。全体的に高級感があり、申し分ない。
逆に、独りでプライベートで泊るには勿体ない。
窓からは、住友金属の工場が見える。祖父は青森
の黒石出身だけど、新日鐡の八幡製鉄所関連の
仕事のために戸畑に移り住んだという。ここは昔も
今も鉄の街のようだ。
今回の小倉訪問では葬儀参列という状況なので、
もちろん、カツ丼どころではなかったが、北九州空港
の海彩というお店で昼食を食べることになったので、
最後の粘り腰としてカツ丼(900円)をいただいた。
カツは揚げたてのようだ。ご飯はツユダク状態に
なっているけど、空港で食べたカツ丼としては悪く
ない。★★★。
往きのフライトのレポートでも報告したけど、帰り
のフライトでは写真の通りバスを使わずに飛行機に
乗りこめた。
前回、折りたたみチャリで九州縦断した時も感じ
たんだけど、九州の各都市は欧州のような都市ごと
の文化が発展していて、各都市それぞれの顔が
あり、とても面白い。また、ゆっくり来てみたい。
8月26日(金)
カツ丼を食べに横浜にあるお目当てのお店に行ったら、既にレポート済の店だった…。
そこで、クルマのナビで検索したら、市が尾駅のそばにとん楽というお店があるようだ。早速、いってみることにした。
ナビを使ってもちょっと迷ったけど、マンションの2階のかなり奥まったところにとんかつ とん楽を発見。その先の100円パーキングにクルマを停めてお店に入った。
店内はいわゆるキッチン風で、右手に厨房、その前にカウンター席、通路を挟んでテーブル席というレイアウト。とんかつ店としてはとてもオーソドックスな雰囲気。
店員は50代と思われる男女の2人で、ご夫婦なのかな?
お客は結構入っているけど(もちろん)男性客だけ。
普通、この手のお店の壁には料理の貼り紙がしてあるけど、この店は電車の路線図が貼ってある。鉄チャンなのかな?
なんでも、この店のカツは一度油で揚げた後、オーブンで火を通しているとのこと。しかし、メニューを見ると、残念ながらカツ丼は載っていない。
念の為に店員に聞いてみたけど、やっていないというので、ロースカツ定食(1,050円)をお願いした。
カツは一見小さく見えるけど、1センチ以上の厚みでボリューム充分。パン粉は細かく、衣はかなり薄い。けど、剥がれない。このあたりは職人技なのかな?
見た目はパサパサで硬そうだけど、肉はハムのように柔らかい。そして、両端はかなりジューシー。
この値段なら満足です。★★★★。住所: 横浜市青葉区市が尾町1064-4 電話: 045‐973‐9689
9月1日(木)
ネットで相模原のとんかつ店を検索してみたら、とんかつ 赤城という店が評判良いようだ。さっそく行ってみることにした。
店舗はカウンター席だけでかなり狭い。入口側はガラスなので、明るくて開放的だけど、高級感など全くない。お店は老夫婦で切り盛りしているようだ。
壁に貼ってあるメニューを見たら、カツ丼はやっていないようだ。女将さんにも確認したけど、やはりやっていないとのこと。ロースかつ(940円)を定食(300円)でお願いした。
カウンター前にもメニューがあることに注文してから気が付いた。見てみると、載っている料理の数が多い。壁には貼っていない、メンチカツ(520円)もある。
そういえばネットでの書き込みはメンチだった。試せなかったのは残念だけど、また来ればいいか。
後から来る客は皆、カツカレーを注文している。あと2回は来なくてはいけなくなった。
定食が運ばれてきた。920円とは思えないボリュームと肉の厚さ。
肉は一見硬そうだけど、食べるとしっとりしている。脂身も全く気にならない。衣は薄いけど、両端は厚くなっていて、硬いだけでなく、焦げたような味がした。
一方、カツカレーの量が凄い。定食のロースカツと変わらないカツ一枚がドンと載っている。皆が大盛で注文しない理由がわかった。また、キャベツの量が凄い。隣りに座ったデフヤ系兄ちゃんがキャベツ少なめで注文したのも分かる。
最初は★5つにしようかとも思ったけど、噛んでも噛んでも噛み切れない大きな筋があったので
★★★★+。
9月2日(金)
相模原の橋本駅からちょっと離れたところにふるさと 本店というとんかつ店があるので、行ってみたけど、すでに更地になっていた…。恐らく、閉店したと思われる。
そこで、駅に近い裏通りに店を構えるとんかつ 美さきに行ってみることにした。入り口部分は料亭風だけど、中に入ったら普通のとんかつ屋。スポーツ新聞が良く似合う。
メニューにはロースかつ丼定食(900円)が載っているけど、柳川風ということで、他店だったかつ煮定食となるだろう。ちなみにヒレだと1,000円。小皿も多く、なんだか豪華。
肉が薄く、煮込まれているので、衣だか、肉だかわからない…。サラダとかがついている割には、カツのボリュームが少ない。
味付けが塩っぱいけど、あっさりしているので、ツユの力を借りてご飯をがっつくこともできない。
なので、ご飯はお代わりできるのだけど、ご飯が進まない。ホンジャマカの石チャンが好きな銀座のかつ銀とは異なり、なんとも軸が定まらない状況。
結局サラダを中心にして、ご飯を食べることにした。ご飯は女の子盛りだったのに、お代わりできす、満腹感もない。★★。
9月8日(木)
チャリに乗って、登戸方面から長尾橋方面に向かうと、アップダウンが激しく、心臓が飛び出そうになる。ある意味、多摩丘陵を堪能できるともいえる。
国道246号を越えて、そのすぐ先を右に曲がるととんかつ 華家が店を構える。店は内外ともにかなり年季が入っている。
かつどん(ロース)があったので、こちらを注文。1,000円。メニューを見ると、ヒレかつどん(1,350円)やメンチかつどん(1,000円)などもある。ちょっと気になるな。
かなりボリュームがあるな。揚げ立てのカツはしっかりと煮込まれている。味付けはちょっと塩味がきつめ。
肉は厚いのに簡単に噛み切れる。カツ丼でこれだけ柔らかいのだから、とんかつ定食だったら、とろけるのではないかと思う。
パン粉は細かく、衣は薄い。
しかし、正直食べていると単調で、ボリュームが多いので飽きてくる。または、そろそろ50歳の私にゃ多すぎる。
味付けが塩っば過ぎるので ★★★。この店のとんかつは定食で食べたい。
9月9日(金)
武蔵中原の駅のそばにとんかつ 武蔵があるのは前々から知っていて、何度か訪れたけど、週末は営業時間が短いのでいつも入れなかった。水木休みということもあり、なんとか入店。
ビルの階段周辺は暗くて、狭っ苦しいけど、店にはいるとガラス越しに日差しが入り、意外と店内は明るく、広々としている。カビ臭いような雰囲気かと思ったら、意外と健康的でビックリした。
メニューを見てみたけど、ランチメニューにもグランドメニューにもカツ丼は載っていない…。
ランチのとんかつ定食は880円だけど、せっかくなので、黒豚ロースカツ定食(1,500円)を注文。
しかし、良く見るとグランドメニューの定食の数は7つだけ。ここまでバリエーションが少ないのは揚げ物屋として珍しいと思う。
1時過ぎに入ったのだけど、最初はほぼ満席だったのに、あっという間に客は私だけになってしまった…。店員の数が多いのでちょっと気まずい。営業時間を見てみたら、昼はなんと13:30まで。
見た目通り、かなり火はしっかり火は通っているけど、外はからっと、中はしっとりと仕上がっている。
特にユニークなところはないけど、筋があったりすることもない。
最初の半分は脂身がない方だったけど、後半はジューシー
★★★★。結構イイ店だとは思うけど、営業時間はなんとかならないかな。
会計したら、外税表示だったので、1,500円でなくって1,570円。こういうところはさっさと対応すべきだと思う。
9月14日(水)
チャリに跨り、新百合ヶ丘から町田方面に向かう。
柿生駅そばのマルエツの先を左折し、踏切を渡ったら右に曲がれば、川沿いの道に出る。チャリでのんびり走るにはちょうど良いと思う。しかし、途中未舗装路かかなりあるので、23Cくらいのタイヤだとパンクするかも(避けて走りました)。
空は天高く晴れ渡り、湿気も少なく気持ちよい。気温も体を動かすにはちょうど良い。
オフロードバイクに乗っていた頃は、林道を求めてよく川沿いに上流を目指して走っていた。
川沿いに走るというのは、上流に向かう場合は必ずといってよいくらい何度も川が分かれるし、目的があるようで、実はとても曖昧。この日も結局海まで走ったけど、最後は運河みたいになっていて、どこまでが川で、どこから海だか分からなかった。
まあ、仕事じゃないんだし、こういう曖昧な世界も悪くないかも。
昼飯は市が尾駅に近いところに店を構える、とんかつ とん平へ。夜は屋号がしろきやになるのかな?
マンションの1階の奥まったところに入口がある。店内は新しくもないし、高級感もないけど、視覚的に広々としていて居心地がよい。とんかつ店らしい雰囲気。
メニューを見るとかつ重(1,200円)が載っていたので、お願いした。
カツは結構しっかり煮込まれているけど、肉にはジューシーさは残っている。ちょっと醤油が焦げたような、ほんのり甘い味付けがたまらない。カツ一切れ食べて、合格と判断したけど、満点はいかないな。
ご飯が炊けたばかりのためが、柔らかくって、熱く、ツユを吸って重くなっている。まだ12時前だし、1番客なんだから仕方ないか。ご飯の量が多いので、なかなか完食できない。それとも最近食欲が減ったかな?
でも、昨晩は食べ放題の店で死ぬほど食べたし、それなのに朝飯もしっかり食べたんだから、食欲は相変わらずか…。
期待していた端っこがあまりジューシーではなくって、固かったので
★★★★ の下の方。やっぱり甘めの味付けはだんだん気になってってきた。
この店も外税だった。 住所: 横浜市青葉区市ヶ尾町1170 電話:
045-973-5632
9月15日(木)
小倉で食べたラーメンが忘れられない…。食べてはいけない禁断の果実に手を出してしまったような気がする。
この日は相方の帰宅が遅くなるということなので、前々から気になっていた、川崎・宿河原にあるラーメン 丸福に行ってみることにした。
実は10年以上前に六本木に住んでいた頃、1度食べに来たことがある。
その時は、長崎ちゃんぽんを食べたけど、先月小倉で2日目に食べたようにあっさりしていて、あまり印象に残っていない。
店に入ると、すごい豚骨臭!(実は店に入る前からかなり臭い) お世辞にもきれいとはいえない店内。相方ははっきりいってはいれないだろう。
メニューを見ると、博多ラーメンは500円(安い!)。餃子(400円)もお願いした。
美味い!小倉のラーメンと同じような仕上がりだけど、こっちの方がマイルド。細めの麺は、なにもいわなくても硬めに茹でられている。
餃子は皮はカリッと仕上がり、なかはジューシー! 意外とクセがない。あっさりしているので、バクバク食べられる。
でも、やっぱり小倉のラーメンをまた食べたいな。★★★★。
9月16日(金)
朝起きてダラダラとしていたら、お昼になってしまった。
いまさら遠くのお店には行けないので、先日、カツ丼を注文したけど、とんかつ定食が出てきたとんかつ おがわに行ってみることにした。
店内に入ってびっくりしたのは、12時過ぎとはいえ、50〜60才代のお客でほぼ満席で、そのほとんどを女性が占めている。
一部はベテランOLと思えば、ビールを飲んで居酒屋モードのグループもあるし、寝起きのままという人達すらいる…。
どちらにしても、この店の立地条件を考えると、ジモピーか近所の会社で働いている人達だと思われる。
ロースカツ丼は800円。
注文した後、やることもないので、そばの女性客の会話を聞いていたら、居酒屋モードのグループは夜勤明けで、看護婦さんの集まりのようだ。なるほど、居酒屋チェーン店はこの時間には営業していないので、このような店に集まることになるのだろう。
カツ丼が運ばれてきた。味付けは淡白でかなり甘い。
せっかくの揚げ立てだけど、しっかりと煮込まれているので、カリッとした食感はない。
とはいえ、肉は充分に厚く、柔らかい。カツのボリュームも充分。
でもまあ、★★+かな。
9月22日(木)
土日の出勤も今月で終わりだから、平日に食べ歩きをするのもそろそろ終わり。うれしいような、寂しいような。
実家に荷物を取りに行ったら、小田原厚木道路が閉鎖になっていた。
ちなみに、実家に着いたら、雨戸がクチャクチャになっていた…。
事前に調べておいたお店が営業していなかったので、転々とした後に、結局小田急相模原にあるとんかつ さがみに行ってみることにした。
かつ重はランチタイムだと1,000円。1時過ぎだけど、客が私だけというのはちょっと寂しい。
台風明けとはいえ、自分が推奨しているお店だから、閉店だけは避けたい。
美味そう!からすぐに美味い!に変わった。
お重は一見小さく見えるけど、深いので、充分なボリュームがある。
ランチのためか肉の量は少ないけど、1,000円なのだから納得。苦みばしった甘味のある味付けのツユは、ご飯に載せる前にしっかり切っているので、カツに染みた味でご飯をいただく。
肉も薄めだけど、柔らかくってジューシー。ランチのかつ重も ★★★★。 住所: 相模原市南区相南4-23-13 電話:
042-742-3365
晩飯は元同僚と新大久保の台湾食堂 帆(はん)に行ってみることにした。この前に独りで入って以来の2回目。あのジューシーな餃子をガンガン食べれると思うと、武者震いがする。この日は男2人なので、ドンドン注文することにした。
まずは焼き餃子(480円)と豆芽炒め(580円)、台湾風焼きビーフン(880円)、サンラータン(650円)などを注文。追って、水餃子(480円)、豚の角煮(1,100円)をお願いした。
豆芽炒めは、見た目通りあっさりしていて、最初の料理としては最適だと思う。
そして焼き餃子が運ばれてきた…。テーブルにお皿が置かれた瞬間に私の箸が伸びた。早速、1個目…。
ショッキングなことに焼き餃子が全然美味くない…。前回のようなジューシーさが全くないのだ。
あれれーっ!という感じ…。
焼きビーフンもなんだかイマヒトツ…。新竹で食べたあのプチプチとした食感はない。
気分を変えて水餃子を食べてみる。皮は厚めだけど、もうプリプリ! そして中はジューシー! 美味い!
豚の角煮も美味い美味い! 肉は柔らかくって、超ジューシー!
だんだん盛りあがってきたので、野菜餃子(360円)も頼んでみた。こちらも皮は焼けているところはカリカリ、あとはモッチリしている。でも、野菜なのだから、具は期待できないのかと思っていたら、焼き餃子よりもジューシー!? どういうこと? 煮こごりでも入れているのかな?
前半はあまり盛り上がらなかったけど、後半で盛り返してきた。結果、結構満足
★★★★。なんで、焼き餃子が美味くなかったのかな?
前回は美味かっただけに残念。
9月29日(木)
チャリに跨り、鶴見川沿いに走りだす。日産スタジアム手前で小机駅方向に進路を変え、小机の商店街でとんかつ 桜家を発見。チャリを停めて、店内に入った。
40年前なら喫茶店風でモダンだったと思われる店内は、掃除は一通りしてあるようだけど、かなり疲れている。だけど、レトロな感じまでは至っていないのが悲しいところ。
疲れた女将さんがお水を運んでくれた。
カツ重(600円)という貼り紙があったし、献立表には丼物が載っていなかったので、カツ重を注文。
しばらくして、メニューには裏面があり、カツ重とともにヒレカツ重(1,000円)とカツ重の上(950円)が載っていた。
なんだか美味そうである。
カツは結構煮込まれているけど、カリカリの食感が充分に残っている。一見パサパサに見える肉は実は弾力性があり、柔らかく、簡単に噛み切れる。こうなるとカツ重の上がとても気になる。
味付けは甘くて濃いけど、嫌な感じはしない。ご飯はツユダク気味で、少しベタついているのが気になる。不思議と沖縄那覇のとん子のカツ丼を思い出した。向こうの方が味が濃かったけど、似ていると思う。
疲れた女将さんだけでお店を切り盛りしているのかと思ったら、しばらくしたら、高橋Qちゃん似の恐らく娘さんと思われる女性がお店を手伝い出した。少しお店に活気が出てきた。
仮で★★★+。
9月30日(金)
やっと、土日出勤が終わる。どうやら、節電効果もほとんどなかったようなのだから、来年はぜひとも取りやめていただきたい。
最後の金曜休みなので、土日と合わせて4連休。だけど、ちょっとお疲れなので、遠出はやめて相模原のとんかつ店に向かう。(いつも通りだけどね)
お店の名前はやきとり・とんかつ 食事処 一番。とんかつと看板にでているけど、店内のメニューをみると焼き魚もやっている定食屋。
店内は厨房を含めてかなり狭いし、イスも使い込まれて表皮が破れているけど、なんだか居心地がよい。
仲の良さそうな老夫婦が元気に応対してくれているからかな?
カツ丼は750円。とんかつ定食も750円と他のメニューもかなり安い。こんな店が近所にあったら、毎日のように行ってしまうかも。
カツは揚げ立てだけど小さいな。揚げ立てらしい食感はあるものの、肉はバサついている。そして少々硬い。
それ以外は特記事項もない。
★★+。平日の昼過ぎなのに客が入らないのはそのためか…。
2011年第3四半期のレポートは以上です。
ソウルのレポートのために、アップが遅れてしまいました。
7月プサン、8月ソウル、小倉と期間は短いのですが、
度重なったのでバタバタしてしまいました。
さらに、来月早々には沖縄に行ってきます!
< To Be Continued >