『やっぱりカツ丼!』 2011年4月〜6月
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
食堂 まるいに行ってきました!
マイ・ランキングで1位のお店です。
久し振りにカツを見たら、あまりの肉の
厚さに腰を抜かしそうになりました。
4月2日(土)
以前、新丸子に住んでいたことがあり、駅前にある肉料理 ひげ虎の店の前は何度も通ったことはあった。だけど、店頭に置かれているメニューを見たら、カツ丼が載っていないので、入ったことはなかった。
神奈川のとんかつ店制覇に向けて、カツ丼はないけれど、チャリで行ってみることにした。到着して、歩道から一歩お店の入り口に近づいたら、料理のサンプルが置いてあり、そこにはカツ丼がしっかりと置かれていた…。
でも、なんで店頭のメニューに載っていないんだろう…。頭いっぱいに??を発生させたまま店内へ。
席に着いて、店内のメニューを見たら、丼のコーナーに玉子かつ丼とソースかつ丼(ともに900円)がしっかりと載っていた。
ということは、推測すると、店頭のメニューにはスペースがなくてカツ丼を載せられなかったということだろう。ということは、この店のお奨め料理でもないということになる。寂しい…。
4日間でカツ丼3杯はきついので、一瞬ソースかつ丼に逃げようかとも思ったけど、初心貫徹で玉子かつ丼を注文。
店内はレストラン風なこともあり、意外に若い女性客も多い。
しばらくしてカツ丼が運ばれてきた。なかなか美味そうだ。
衣はしっかり煮込まれているどころか、玉子の多いところはキッシュのようになっている。
味付けは濃厚なのはタイプだけど、かなり塩っぱい。甘味が抑えられているのが救い。
肉はジューシーなんだけど、薄くてなかなか噛み切れない。ボリュームはカツ、ご飯ともに標準的。少ないとは思わない。
評価は悩むところだけど、★★+。
相方が用があるということなので、晩飯は新宿にメガネを取りに行ったついでに新大久保に。お目当てはジャジャ麺だったんだけど、あれほどあった韓国系のラーメン店が激減していて、以前入ったことがある店だけになっていた(他店をみつけられなかった)。
独りで入れるような韓国料理店もないので、どうしようかと考えていたら、前回入った韓国料理店のヘランの隣りに台湾食堂 帆(『ほ』ではなくて『はん』)があったことを思い出した。
外からは店内の状況が全く分からないので、入店の際はかなり覚悟が必要だったけど、ここのところ台湾料理店で外したことがなかったので、歯を噛み締めて中に入った。
店内はどちらかといえば現地の屋台村風かな。高級感など全くない。新大久保といえば韓国料理で、中はかなり空いているのかと思ったら、ほぼ満席。こりゃ、期待できるかも。
最近、ビーフンの美味しさが分かり始めたので、注文しようとしたのだけど、台湾風やきビーフン(880円)しかない。店員にハーフサイズがあるのか聞いたら、あっさり、ありませんといわれた。独りで食べ切れるか心配だったので、台湾ラーメン(780円)にするのか、ビーフンにするのかかなり悩んだ末、結局ビーフンと焼き餃子(480円)をお願いした。餃子はお奨めのようなので、こちらも期待できそう。
餃子はカリカリとモチモチの食感がたまらない。具だくさんで、超ジューシー! 手作りというが、納得の仕上がり。ボリュームも充分。
これまで麻婆豆腐で横浜中華街を制覇した際もさんざん焼き餃子を食べたけど、1位、2位を争うデキだと思う。これなら、水餃子も期待できる。
一方のビーフンはかなりあっさりした仕上がり。独特のプチプチした食感はあるけど、イマイチかな。まあ、期待値が高かったんだろう。でも、そのあっさりした味付けのおかげで1人で完食できた。
台湾料理店で2品ではなんともいえないけど、餃子は大満足。遠方から駆け付けるだけの価値がある。★★★★。また来てみたい。
4月9日(土)
府中街道の向ヶ丘遊園から川崎方面に向かった先に、かもめ食堂というお店ができた。回転寿司のくら寿司の道を挟んで反対側、最寄駅でいえば南部線・宿河原駅になる。
店頭に置かれているメニューを見ると、意外にもカツ丼が載っていたので、かなり前からマークしていた。
相方とお店に入って、席に着く。店内は高級感は全くないけど、オープンで明るいので雰囲気は悪くない。
もちろん、カツ丼(780円)を注文。店内のメニューにはソースカツ丼(750円)も載っている。魚料理ができなかったので、相方は豚しょうが焼き定食(830円)を注文。
メンチカツがメニューに載っていたので、試しに単品で注文できるのか聞いてみたら、180円で可能だというのでお願いした。
運ばれてきた水を飲んでみたら、魚臭いな。氷のせいかな? と思っていたら、料理と一緒にお茶をもってきてくれた。カツ丼は見た目は美味そうだ。
カツはしっかり煮込まれている。肉は8ミリ位で充分に厚いけど、火が通り過ぎて、硬くなってしまっている。そば屋のカツ丼だったら上出来だけど、とんかつ屋のカツ丼としては今ひとつ。
でも、衣がグダグダになっているのは減点対象だな。★★★。今度はソースカツ丼を試してみよう。
メンチは見た目よりもジューシーで美味い。しょうが焼とともに合格レベル。
4月10日(日)
ネットでとんかつ店をチェックしていると、武蔵小杉駅から法政二校に向かう道沿いにとんかつ 武蔵というお店があるようだ。これまで気がつかなかったけど、試しにチャリでいってみることに。
到着したけど、昼時だというのに営業していないし、最近お店が開店したようにも見えない。試しに、電話をしてみたが、使われていないということなので、閉店したのだろう。
そこで代替案として、綱島駅の南にあるとんかつ家に行ってみることにした。オフロードバイクに乗っているころは、そばにあるラフ&ロードというバイクの用品販売店によく来ていたので、お店の前は何度も通ったことがある。でも、確かカツ丼はやっていないと思っていたけど、お店に到着し、店頭のサンプルをみたら、しっかりカツ丼が出ていた…。
そのかつ丼は600円! 安い! ちなみに、みそかつ丼もあるんだけど630円。なんでこっちの方が高い?
一方、ひれかつ重(1,030円)もあるんだけど、ロースかつ重はない…。女将さんに相談したけど、ロースかつ重は作れないということなので、かつ丼をお願いした。
店内は広く、座敷はないけれど、カウンター席とともに4人用のテーブル数はかなりある。その各テーブルにオヤジが1人ずつ座っている状況。かなり胡散臭い。
10分もしないで運ばれてきた。カツがでかいけど、揚げたてじゃあないだろう。
やっぱり揚げたてではないな。とんかつ店だというのに、こだわりはないのかな?
一方、ほんのり甘めの味付けは私の好み。カツもご飯も充分。多いくらい。
カツが揚げたてではないけど、600円なので ★★+。
4月16日(土)
南武線・向河原にあるとんかつ かつ膳にチャリで行ってみた。この辺りは何度もチャリで走ったはずだけど、気が付かなかった。店内に入ると、とんかつ店なのに客層は若年男子という感じで、一部若い女性もいる。キッチン風の店内なので、意外と入りやすいのかな?
メニューの丼コーナーを見るとタレかつ丼(750円)が一番右に書かれている。恐らく、揚げたてのカツをタレに潜らせるか、上から掛けるのだろう。かなり気になるけど、気を取り直してロースかつ丼(850円)を注文した。
楽しみに待っていたら、ロースかつ膳(ランチは800円)が運ばれてきた…。メニューを読み上げながら注文したので、言い間違えたりはしていないと思うんだけどなあ…。なんだか文句をいうような雰囲気ではなったので、定食を頂くことにした。
カツの量は少ない。そしてあまりジューシーでもない。なんで、こんなに人気があるのかわからない。
もし、このカツをカツ丼にしたら、肉がパサパサになるな。玉子とじのカツ丼はあまり期待できないかも。
とはいえ、また来なくては…。★★★+。
4月17日(日)
昨日カツ丼を食べられなかったとんかつ かつ膳に、この日もチャリで行ってみたけど、お休みだった…。
そこで、川崎駅寄りにある平間駅そばの平間とん平に行ってみた。
昨日のお店とは違って、居酒屋風の店内に演歌が流れ、客は中年のオヤジだけ。常連のようで、カウンター席で酒を飲んでいる。
カツ丼はロース(840円)とヒレカツ丼(1,150円)があり、親子丼やおこのみ丼などもやっている。もちろんカツ丼を注文。
いい香りがするな。
カツはしっかり煮込まれている。肉は硬くはなっていない物の、ジューシーさは全くない。ご飯もベチャついていて、気持ち悪い。まあ、この位が平均的なところかな。
でも端っこがジューシーだったので★★+。
4月21日(木)
震災の影響で、この日は会社が休業に。
せっかくなので、三浦市にある食堂 まるいに数年振りに行ってみた。しかし、百合ヶ丘からはかなり遠い…。2時間くらい掛ってしまった。平日なので、渋滞がなかったのが救い。
店内に入ると、久し振りだけど、お店には大きな変化はない。ちょっと安心した。
かつ丼にしようか、ソースかつ丼にしようか悩みながら席に着き、久し振りにメニューを見てみる…。ん?
かつ丼には並(900円)と上(1,200円)があるのに、ソースかつ丼(900円)は上がない…。
試しに店員さんに聞いてみたら、ソースカツ丼を上で作ってくれるというので、お願いした。裏メニューになるのかな?
肉は分厚い。分厚いをある意味通り越しているかも知れない。やはり、2センチ以上ある。なのに柔らかくって、無茶苦茶ジューシー! やはり、キングオブカツ丼という感じ。
2時間掛けてお店まで来て、お店で20位待って(上は時間が掛かるのだ)、あっという間に完食。といっても、量がかなり多いので、ギリギリ完食。400m走を全力で走りきった感じ。食べている間、あまり呼吸をしていなかったのか、頭がクラクラした。でも、来た甲斐があったな。
会計をしたけど、値段は多分1,250円。正直、あまり覚えていない。帰り際に、女将さんにカツはオーブンで火を通しているのかと聞いてみたら、そんな質問をされるとは思っていなかったようで、しばらくビックリした後、『下に水が入っているフライヤーを使っている』ということだった。
上は洪水、下は火事はお風呂だけど、上に油、下に水だと思いっ切り油がはねそう。だけど、恐る恐る使ってみたけど、そんなことはないという。ちなみに、肉は並と同じで、普通のお肉を使っているとのこと。
正直、ちょっとモヤモヤしてきたけど、美味かったんだから、とっても幸せ。
★★★★★!。文句なしのランキング1位。
4月23日(土)
馬酔木というお店に向かったけど、事前に良く調べておかなかったので、見つけられなかった。
センター南駅そばでどうしようか悩んでいたところ、目の前にとんかつ 豚しゃぶ 柿右衛門というお店があるのに気がついた。店構えはチェーン店ぽいし、カツ丼なんてやってなさそうだけど、このままじゃ昼抜きになりそうだったので、まずは店内へ。
メニューを見てみると、はまぽーくかつ丼(1,380円)とランチかつ丼(880円)がある!でも、どちらにするか決められなかったので、店員に聞いてみたら、使っている肉は同じで量が違うだけとのこと。恐らく仕上がりは量にかかわらず同じだと思われたので、ランチかつ丼をお願いした。
店内もいかにもファミレス風だけど、ジャズが心地よく流れ、居心地は悪くない。
思ったより早く運ばれてきた。10分もかかっていないと思う。
玉子が半生なのに、カツは煮込まれ、結構ツユを吸っている。だけど、肉の方は硬くなっていないので安心。
ご飯がツユダクになっていて、味付けが少しあっさりしているし、玉子が半生なので、なんだか丼としてシャキッとしたところがない。なんだかなか卯の牛とじ丼を食べているよう。
ランチの方は量が少ないと聞いていたけど、そんなに少ないわけではない。大食漢でもない限り、カツもご飯も充分だと思う。
食べ終わったけど、カツが揚げたてかどうかは分からなかった。
応対してくれたお姉さんがなかなか気が利くので合格にしたいところだけど、★★★+。会計の時に確認したら、チェーン店ではなく、ここだけとのこと。
また来ることはないかも知れないけど、印象は悪くない。
相方は飲み会だというので、晩飯もカツ丼となった。
ネットで検索していると、とんかつ たらふくというお店をみつけた。でも、さらに調べてみると、宅配も行っているようで、期待できなそう…。しかし、ローラー作戦を採用した以上は一度は行ってみなければいけないので覚悟を決めた。
カツ丼を食べるのに覚悟を決めることになるとは思わなかった。
宅配中心のお店かとおもっていたら、店内は意外としっかりしていて、弁当屋の飲食スペースのような寂しさはなく、むしろその辺の喫茶店のように居心地が良い。
カツ丼のロースは1,300円。ヒレは1,500円。もちろん、ロースでお願いした。
店内の奥には宅配部隊が準備するスペースがある。壁一面にこのエリアの地図が貼られているその様は、まるで総合作戦参謀会議室のようだ。
外は強風を伴う強い雨が降り続いているので、宅配部隊も今日は覚悟を決めているのでかないかと思われる。神風特攻隊員のような心境かもしれない。無事に帰店することを祈った。
カツは煮込まれているけど、玉子で閉じられているのではなく、別に茹でられたものがカツの上に置かれている。なんだか弁当っぽい。あっ、宅配弁当屋か。
玉子とじカツ丼風なのに、玉子で閉じていないということは、揚げたてのカツは単品でツユで茹でられて、ご飯の上に置かれたことになる。
これでは何のために揚げたてのカツをわざわざグズグズの衣にするのか理解できない。これだったら新潟のソースカツ丼のようにカツをツユにサッと通すか、天丼のようにツユをカツとご飯の上から掛けた方が美味いと思う。
肉は思ったよりも厚く、所々ジューシーだった。ボリュームも少ないわけではない。ミニサラダや、温泉玉子なども付いてくる。でも、これで1,300円は高いな。1,000円以下なら納得するところ。でも、カツ丼に玉子が使われているので、温泉玉子には手を付けなかった。
食後にはコーヒーかアイスが付く。このサービスとマカロニサラダをやめたら、1,000円にならないのかな?
★★★。でも、アイス自体は美味かった!
4月28日(木)
またまた震災の影響で会社が休業。ということで、この日からゴールデンウィークが始まった。なんと12日間…。
朝起きて、外を見ると天気が良いので、日吉にあるとらひげにチャリで行ってみたけど、木曜日が定休日でお休み。
という時に備えて事前に調べておいた、日吉から綱島に向かって、長い下り坂をおり切ったところにあるとんかつ 椿庵に行ってみた。
階段をあがり、2階にある店舗に入った途端、テーブル席は喫煙席で、禁煙席はお座敷になるといわれた。サイクリングシューズを脱ぐのは面倒だし、下駄箱に入れなきゃいけない。もともと体が硬いので座敷が苦手な私にはなんで?という感じ。
一方、カツ丼は店頭のランチメニューには載っていなかったけど、席に着いて、メニューを見てみたら、かつ重(1,575円)が載っていた。ロースかヒレを選べるので、もちろんロースを注文!
1,575円にしてはカツが小さいな。カツはサクサクとした感触が残っているので悪くないけど、主役の肉が硬くてパサパサしている。脂身は口の中で溶けるので、肉質が悪くないなら、揚げ方だろう。
味付けも淡白で、試しにカツの衣を剥がして肉だけで食べたら、全く味がしない…。肉の味もしない…。
でも、端っこは結構ジューシー。なので、やっぱ火の通り過ぎなんだと思う。
冷や奴や味気ないヒジキが付いてくるけど、それなら、肉の方にも神経を使って欲しい。★★+。
4月29日(祝)
4月29日は私たちの結婚記念日。いろいろ考えたけど、近場の湯河原温泉に行くことにした。
宿泊したのはニューウェルシティ湯河原。 ホテルで温泉に浸かった後、街に繰り出して、新鮮な魚介をいただく、とても贅沢な、そしてエコノミーなプラン。そのため、宿泊費が1泊朝食付で6,950円と抑えられている。
背景としては、先月強羅のリゾーピア箱根に15,000円で泊った時に、温泉の方はまあまあだったものの、食事の方がイマヒトツだったから。見事にカニと寿司の食べ放題に釣られて意気揚々として食事に臨んだけど、お粗末な内容だったので、宿泊自体がとても中途半端な結果に終わってしまったことが背景としてある。
このクラスの1泊2食付きの宿泊費の内に含まれる晩飯代は4〜5千円のようだ。その分を切り分けて、それぞれにコストを管理しようというスタイルで、パックツアーとかの考えとかとは間逆のコスト管理方法となる。
ホテル自体はインターネットで見た小さい写真でイメージしていたよりかなり大きく、ずっとまともだった。ただし、相方によれば泉質は強羅の方で、よくいう『肌がツルツル』とかにはならなかったとのこと。
また、100円で利用できるマッサージ機も置いていなかったのがかなり不満のようだった。私としてはサウナが無いのがとても味気なかった。★★★。
温泉街の飲食店が何時くらいから営業しているのか分からなかったこともあり、7時過ぎにホテルを出て、事前に調べておいた魚料理 魚繁に向かった。震災の影響か、温泉街のメインストリートもかなり暗い…。温泉街という浮ついた雰囲気は全くなく、薄ら寂しい。
ホテルを出て、5分位歩いたところで魚繁を発見。1階は魚屋、2階は海鮮料理店となっているとは聞いていたけど、2階に上がる階段が分からなかったので、1階の魚屋の中にいたご主人に話しかけたら、『もう店終いだよ』という…。
ガックリして、それではこの辺りで魚料理を食べられる店を知らないかと聞いてみたところ、2階に電話で連絡してくれて、なんと2階に通してくれた。7時30分がラストオーダーということなので、ギリギリだったようだ。温泉街の居酒屋は11時くらいまで営業していると思っていたんだけど、大間違えだったようだ。
2階の席に通されると、比較的若い男女で各テーブルが埋まっている。年配者がいないのが不思議なくらい。最近は若年層はこのようなお店で食事を取って帰宅し、年配者は温泉ホテルで夕食を取るという傾向なのだろうか。
もうラストオーダーなので、最初に全部注文してくれというので、焦ってメニューを見る。
刺し盛りはないようなので、刺身御膳(2,700円)を2人分とイサキ焼き(900円〜 この日は850円 小さかったのかな?)、きんめの煮付け(1,580円〜 この日は1,700円)を注文。ちょっと高めだけど、ホテルで夕食付きにするより全然安い。
刺身御膳の刺身の量は充分で、メニューの写真より多く感じる。なんといっても、それぞれの刺身が新鮮なので、本当は日本酒でも飲みながらゆっくりやりたいところ。なんといっても、大振りの生ガキやウニ、サザエまで付いてくるとは思わなかった。刺身御膳だけでも大満足。
きんめも量は充分だし、大きいだけでなく、身がたっぷり付いていて、2人には多いくらい。イサキだって負けていない。あっさりしているけど、脂が載っていて、あっという間に完食。もう、食べられない!
瓶ビール(530円)を入れて、合計で8,480円。だけど、ホテルの夕食よりは断然満足感は高いと思われる
★★★★+。 7時半で入れないのは早すぎるし、客の扱いがちょっと雑かな?でも、それが店の味ともいえるのかな? 住所:
足柄下郡湯河原町宮上232番地 電話: 0465-62-2358
4月30日(土)
ホテルをチェックアウト後、不動滝、首大仏など、湯河原をプチ観光。街が河沿いに伸びているためか、クルマを停めてからすぐに観光スポットに到着するのは湯当り気味の体には優しい。
湯河原駅周辺で本日の飲み会会場となる友人宅向けにお土産を買って、帰路に着く。
実は27日に会社の歓送迎会に始まり、28日には人形町、29日は湯河原、30日は平塚の友人宅、平塚の東急インに泊まった後、31日は横浜の友人宅と死のロードと呼ぶべき無理なスケジュールが組まれていた。
28日の主賓であったイギリス人が出発前日にロンドンのパブでパスポートを無くしたために、飲み会がドタキャンになったのでなんとかなったけど、かなりきつかった…。
石橋手前まで有料道路を使ったけど、その先は国道を使って時間調整。そして昼飯は二宮にあるめん屋 生竜(うりゅう)に入った。席に着くなり、期間限定の潮あさりそば(880円)を注文。
実はこのメニューはこれまではもっと早く開始しているのだけど、今年は良いアサリが取れなかったということで、開始が延び延びになっていた。ずっと待っていただけに、本当に楽しみ!
うっまいな〜っ! 長い間待っていた甲斐があった。
アサリはたっぷり使われているし、塩ベースのスープもあっさりしていてコクがあるのに、塩っぱくない。
あとは正直、あまり覚えていない…。気が付けば、ドンブリが空っぽになっていた…。
この前もインパルスの堤下が横浜中華街の吉兆のあさりそばを某テレビ番組で取り上げて、好評を得ていたけど、正直いって全然レベルが違う。正直一度食べてみて欲しいところだけど、残念ながら1年に1ヵ月間くらいしかやっていないんだからチャンスはないかな?
文句なしの ★★★★★。一年中食べられないのが恨めしいし、その希少性にマニアックなものも感じてしまう。 神奈川県中郡二宮町山西214-2 0463-72-3305
5月3日(祭)
チャリにでも乗るつもりだったけど、朝から天気があまりよくないし、黄砂が降っているというので、チャリはやめにした。 昨晩は焼肉食べ放題だったので、昼飯は軽いものにすることにして、久し振りにクルマで浅草のうなぎ 小柳に行ってみた。
この店はマイうな丼ランキングでも1位の店。これまで小田原のうな和や友栄などの湘南焼きや、名古屋の青木などの名店に相方を連れていったけど、東京焼きの店に連れて行くのは初めて。やっぱり、とろりと溶けるくらいに蒸してから、こんがりと焼きを入れるこの味を一度味わってもらいたい。
2時前に到着したけど、周辺の100円パーキングが空いていない!
かなり離れたところにクルマを停めて、お店に向かう。もしかしたら、お昼の営業が終わっているかと思い、ヒヤヒヤしていたけど、営業しているようだ。というより、大雨の中、2時過ぎなのに行列ができている! 20分ぐらい雨の中待って店内に。
初めて2階に通された。傘をビニール袋に、靴は別のビニール袋に入れて2階に上がる。
鰻重は2,100円の松と1,470の竹だけ。なかなか潔いと思うと同時に、だからこそこれだけ回転良くお客を回せるのだと思う。結果的に、客の回転が良いというのは単価を上げなくてよいということになるので、お客にとってもメリットがある。まさに、ウイン・ウイン・ソリューションだね。松を2つ注文。
うんめ〜っ!! うなぎはギリギリまで蒸されてトロトロ。皮は柔らかいし、淡水魚の臭みも全くしない。
最近はかなりうなぎの仕入れ値が上がっていると聞いているので、この店も大幅にうなぎのサイズが小さくなっていないか心配だったけど、見たとこ、あまり大きな変化はないようだ。
正直、後はあまり覚えていない…。完食した後は、なんだか不思議な爽快感を感じた。
わざわざ遠くから来て、雨の中行列に並んでまで食べる価値あり。★★★★★!
お店を出て、帰路に着く。急いでいるわけではないので、ダラダラと有料道路を使わずに走っていたら、自宅に着く前に晩飯の時間になってしまった。
実はうな重を食べている時に、相方には松は多かったようで、うなぎとご飯をかなりもらってしまった。なので、まだ腹が空いていない…。
晩飯をちゃんと食べるのはきついので、軽めの夕食ということになり、それならばと前々から気になっていた生田のラーメン店工房 はらっぱに行ってみることにした。
向かいの100円パーキングにクルマを停めて、お店に入ると、明るくて家庭的な雰囲気。
モノクロコピーのメニューを見ると、しょうゆらーめんが550円と、最近のラーメン店にしてはかなり安いと思う。『軽めの夕食』といっていたけど、ミニブーブー丼セット(750円)を注文。餃子(5個は300円)も1枚お願いした。
中太の縮れ麺は見た目はインスタント麺のようだけど、食べてみるとモチモチとした腰がある。スープは予想以上にあっさりしているけど、切れがあり、レベルの高さを確信した。とてもすっきりしている。
チャーシュー丼はジューシーなチャーシューが山ほど載っていて、ミニ丼とは思えないくらいのボリューム。ラーメンが少し量が少ないので、一般男性にはセットをお奨めします。
餃子は小振りだけど、ジューシーでかなり美味い。下味がしっかりしているので、醤油などに浸けなくても良いくらい。(写真は次回のレポートで)。
仮で★★★★+。やっとこのエリアでまともなラーメン店を見つけられました。 住所:
川崎市多摩区西生田2-1-3-3 電話: 044-954-7400
5月4日(祭)
先日来てみたけど、営業していなかった、日吉のキッチン とらひげにチャリで行ってみた。
店名の通り、外観も店内もいかにもキッチンという感じで、とても入りやすい。2人用のテーブル席だけでなく、席数は少ないけどカウンター席もある。
…なのにカツ丼もやっている850円…。もちろんカツ丼をお願いした。
すごいデカイ…。学生の街だからかな?
でも、でかく見えたのはご飯が平たく盛られているためで、カツはそれほど大きくない。
カツの肉は見た目より硬くて、筋張っている。カリッとした食感は一部のこっているけど、カツは揚げ立てではないかもしれない。結構早く出てきたしね。
味付けは淡白なんだけど、カツがカラッと上がっていないためか、なんだか気持ち悪い。
肉が硬いのは両端も同じ。雰囲気が良いのに残念。★★。
5月6日(金)
この日も震災の影響で会社は休業になってしまった。天気も曇っているので、チャリに乗るのはやめて、クルマでカツ丼を食べに行くことにした。
センター南の先に馬酔木というとんかつ店がある。ウエブサイトがあるので確認したところ、カツ丼はやっていないようだ。また、一番安い定食でも1,600円もする。
さらに内容を確認してみると、平日はランチメニューがあり、定食はかなり安くなっている。
1時過ぎにお店に到着。でも店頭にランチメニューが出ていない…。恐る恐る店内に入って、店員に確認すると、ランチは終わってしまったという…。
『ランチが終わってしまった』というのはどういうことなのだろうか?
しかも、1時過ぎに…。通常のメニューなら注文できるというけど、ちょっとリスキーなので入るのをやめた。
そもそも美味いカツ丼を探すために神奈川のとんかつ店をローラー作戦を掛けているのだから、カツ丼をやっていないお店に無理して入ることはない。
ナビで地図を見てみると、JR中山駅はかなり近いようだ。そこで中山に移動して、駅からちょっとだけ離れたところにあるとんかつ 勝平に入店。
メニューを見るとかつ重がコーヒー付きで800円で載っている。早速お願いした。
なんだか見た目が汚いな。お重は上げ底なんだけど、ご飯がかなり多く見えて、バランスも悪い。食べてみると、想像通りで衣はグダグダ。でも、肉は筋張っているけど、結構ジューシー。味付けも見た目よりもしっかりしているので食べられる。
とはいえ、あくまで低いレベルでの話なので、ランキング上位店とは比較にならない。★★+。会計したら、今時外税だった。
5月7日(土)
この日は朝から雨。なのでランチはクルマで鮨亀という寿司屋に行った。といっても、中身は和風料理だったらなんでもありの、一昔前のファミレスといった感じ。そば・うどんをやっていないのが不思議なくらい。広い座敷があり、法事だと思われるご一行さんの賑やかな声が店内に響き渡っている。
なので、厳しい表情をした大将が板場にいて、お客を睨んでいるようなことは全くないので、寿司屋とはいえ、気楽にカツ重(1,260円)を注文した。
昨日のお店と同じように、この店もカツ丼はないのにカツ重はある。一般的にはカツ重はカツ丼の上位という扱いだと思うので、カツ丼をやっていないのに、上カツ丼をやっているような印象。
ウヘッ! お重の蓋を取ってビックリ! 山椒が掛かっている。こんなの初めて! カツ丼には七味唐辛子が合うとは思っていたけど、山椒かあ…。
カツは煮込まれて、衣の下半分は汁を吸っているけど、上半分の一部はカリッとした食感を味わえる。肉は硬くなっていて、パサパサ。味付けは甘めだけど、薄味に仕上がっている。
ただ、半生に仕上がった玉子の白身がドロドロしていて気持ち悪い。過去の経験から、味付けが淡白な時に、白身がドロドロしていると気持ち悪く感じるようだ。ご飯がツユダクだと気持ち悪さが一層増す。さらにカツがカリッと揚がっていなくて、衣が白っぽい場合は最悪である。食べる気がしなくなる。そこまでの悪条件が重なるのは、だいたいがそば屋の作り置きのカツを使っている場合が多い。
いろいろと書いたけど、カツは揚げ立てのようだし、★★+。
晩飯は生田のらーめん工房 はらっぱに入った。
前回は私は醤油、相方はネギらーめんだったので、今回はしおらーめん(600円)にすることにした。ぎょうざは5個で300円。
醤油ラーメンを食べた時にキレの良さから、塩のデキはある程度予測できた。しかし、やっぱり塩はスープのデキをよりダイレクトに感じることができる。
すーっとスープをレンゲで啜ると、一瞬しっかりとした塩味を感じるんだけど、すぐに塩以外の素材の味が現れ、スパンと塩味が弱くなる。なので、またスープを啜りたくなる。
美味いラーメン店といえば、国産の鶏ガラを使ったスープなどは、ラーメンを食べ終わった後も特有のネチョネチョした感じがいつまでも口の中に残ったりする。しかし、この塩スープは、口に含んだ後、数秒で、あっけないくらいに尖った感じがなくなり、まろやかな優しい印象になる。こういうタイプも後味が良いというのだろうか…。凄いキレである。
自動車でいえばコーダトロンカ(カムテール)だな。Wikipedia から引用すると、『流体の中を進むもっとも効率の良い形とされる魚のような流線形の物体の場合、その後端を切り落としても空気抵抗はほとんど増加しない、とされる、カム博士の理論』に基づいてデザインされたボディスタイルということになる。代表的なモデルでいえば、やはりアルファロメオTZかな。
麺も前回同様に腰がしっかりしていて、スープとの相性がとてもよいと思う。1枚だけど、味わい深いチャーシューに玉子が半分のって600円は安いと思う。
餃子も、ジューシーで食べ応えがあり、300円では安いと思う。しおらーめんと餃子で900円か、お奨めのコンビネーションだね。もちろん、ミニドンブリでも良いとは思うけど。
ボリュームもしょうゆは少し少ないと感じたけど、しおはもやしがのっているためか、物足りなさはない。★★★★★!
5月9日(月)
長かったゴールデン・ウィークがこの日でやっと終わる。休業も含まれているけど、12日間は本当に長かった。
強風に悩まされながらも、チャリで川崎駅西口から少し離れたところにある黒豚とんかつ こしばに向かった。風のせいで、普段の倍くらい疲れる。霧島産直ロイヤルポークを使用しているようだ。楽しみである。
川崎駅と尻手駅の間の街道沿いにお店を発見、早速店内に。
店内は普通のとんかつ店だけど、高い背もたれのある黒くて革張りのイスのお陰で、なんとなく高級感がある。しかし、1時前に入ったけど、お客は私だけ。平日なのに、意外と人気がないのかな?
ランチメニューもやっていたけど、黒豚勝丼(1,100円)が壁に貼ってあったので、こちらを注文。黒豚ということは、霧島産直ロイヤルポークということになるのかな?
ウヒヒ、楽しみ。
ちなみに、ランチメニューにはメンチかつ定食(750円)やかつ煮定食(850円)はあるけど、カツ丼はやっていないようだ。一方、ハンバーグ定食(800円)や刺身定食(850円)もやっているので、とんかつがあまり好きではない人と入店しても問題はなさそうだ。
暫くして運ばれてきた。上に刻んだシソが載っている。1,100円なのに、カツは4キレと少ない。これは黒豚のコストのためなのかな?
美味い! カツはかなりしっかり煮込まれているけど、揚げ立てなので、カリッとした食感が残っている。肉は柔らかく、結構ジューシー。
ボリュームはあまり多くないけど、近々健康診断があるので、良しとしよう。カツ丼はこのくらいが良いのかも知れない。
減点は大きなスジが残っていて、肉をかみ切ることができなかった…。★★★+。
5月14日(土)
チャリで鶴見駅周辺のとんかつ店を目指したけど、とんかつ むさしやはお休み(後日、確認したところ、夜のみの営業ということで、お休みではないことになる)、とんかつ でん助は営業していたけど、弁当専門になっていて、店舗では食べれなくなってしまっていた。
仕方ないので、途中に見つけた創作割烹 ふく田に入ってみた。最初はとんかつ店だと思ったのだけど、看板には和食や釜飯、一品料理などの文字が散らばり、店名をどのように書いて良いのか分からない。そこで、ネットで検索してみた結果、創作割烹となった。
ということもあるのか、店内はとんかつ店というよりは、割烹風。カウンター席でも、なかなか居心地が良い。
かつ丼は1種類しかなく、900円。ロースかつ定食はランチだと1,000円。天井(1,000円)やメンチかつ定食(1,000円)など気になる料理が多い。また来てみたいところだけど、そばに駐車場があるのかな?
揚げ立てカツは、かなりしっかり煮込まれているけど、カリッとした食感が残っている。
肉は充分に厚いけど、火が通り過ぎていて、パサついている。味付けは少し濃いめだけど、すぐに慣れた。
カニサラダ、茶碗蒸し、切干大根の小鉢の他に、食後にはコーヒーも付く。カツ丼のボリュームは多くないけど、ちゃんとした食事をとった気がする。★★★+。肉が硬くなければ合格。
5月15日(日)
天気が良いので、昨日に引き続きチャリでカツ丼を食べに武蔵小杉に行ってみた。しかし、日曜日はお休みのお店が多く、事前に調べていたとんかつ 武蔵、中華 白線がともに休み。
三田に行ってみたら、とんかつ 三田が営業していたので、入ってみることにした。
いかにも学生街のとんかつ店という雰囲気。店内は明るく、若い客もかなり多い。
メニューを見ても、店内を見回してもカツ丼はやっていない。とんかつ定食はランチタイムだと750円になっているけど、750円の定食ではその店のポテンシャルはわからないと思い、ロースかつ定食(1,250円)を注文
すごいボリューム!そして美味そう!
(ちなみに、写真に写っている赤いチャリは私の物ではありません)
見た目は肉の脂が落ちてパサついているように見えるけど、食べてみると柔らかくって気にならない。
衣は厚めだけど、カリッと揚がっていて、クランキー。
脂は口の中で溶けてなくなる。筋も、臭みも感じない。
ほんのり甘くて、酸味のあるソースはあっさりしているのに、味に深みがある。刻んだキャベツは春らしくシャキシャキ!
キャベツとソースだけでもご飯が食べられそう(学生か!?)。
カツ丼をやっていないのがとても残念。★★★★+。逆にランチタイムのとんかつ定食を試してみたい。住所:
横浜市港北区日吉2-1-8 電話: 045-561-5539
5月21日(土)
この日もチャリで鶴見方面に向かったが、とんかつ むさしやは営業していなかった…。
そこで、事前に調べておいた、とんかつ 郡上に行ってみたけど、こちらも営業していない…。でも、いいんだ…。
このエリアにはリトル沖縄と呼ばれる沖縄関連の商店街あり、ちょっとお店の数はかなり減ったように感じるけど、ヤージグワーが営業しているのを確認できたから。
さっさとチャリを停めて、前のめりで店内へ。なっつかしいな。
なにを頼もうか、自分なりに悩んだけど、ジュシーが終わってしまったというので、ソーキそば(730円)をお願いした。
楽しみ、楽しみ!
あっという間に運ばれてきた。その瞬間に、鰹節の香りがスッと鼻から入り、すぐに抜けて行った。
2003年に沖縄本島を1周したことを思い出した。約1週間で沖縄そばを16杯食べたなあ。北中城村長だった喜屋武 馨さんにはお会いできなかったけど、後日、直接電話を頂いた時にはビックリしたな。思わず、仕事中だったのに立ち上がってしまった。今でもお元気なのだろうか…。
スープはウッマイ! 削り節そのままの風味が生きている。麺は並盛りでもかなりのボリューム。沖縄で食べた時にはスパスパの麺も多かったけど、この麺なら関東人でも違和感なく食べられる。
ソーキの量も凄い。肉料理のようだ!
正直、沖縄で食べるより美味いかもしれない。カツ丼は食べられなかったけど、日々迫る健康診断にはよかったのかもしれない。
超満足! ★★★★★! 住所: 横浜市鶴見区仲通3-72-2 電話: 045-506-5754
5月22日(日)
昼過ぎには小雨になるというので、チャリはやめて、横浜市青葉区にあるとんかつ かつ元に行ってみることにした。
暖簾が出ていないので、お休みかと思ったけど、営業中のようだ。どうやら、レストラン風の店構えを目指しているのかな?
店の前には駐車スペースがなかったので、そばの100円パーキングにクルマを停めたけど、良く見たらそばのセブンイレブン横に2台分の駐車スペースがあることを発見。
店内も喫茶店のような店内で、軽いクラッシックが流れる。
メニューをみるとかつ重が載っているけど、ロースが1,150円で、ヒレは1,050円。ヒレの方が安い。ボリュームが少ないのかも知れないけど、珍しい。もちろん、ロースを注文。
お重の蓋を上げると、カツ丼特有の甘い香りがする。
カツはしっかり煮込まれている。カツをつまむと、衣は剥がれるけど、摘んだところだけで、全体的に剥がれたりはしない。この辺りは流石。
カツが煮込まれている割には肉は柔らかい。脂身もちょっと噛むと、溶けてなくなる。
味付けはほんのり甘めで、カツにはしっかり味がしみているけど、ツユダク気味のご飯はあっさりしている。それだけカツが煮汁を吸ったということだろう。
人によって評価が分かれるとは思うけど、★★★★ にします。住所: 横浜市青葉区奈良町1670-221 電話: 045-961-2161
5月28日(土)
流石に梅雨に入っただけあり、雨の日が続く。せっかくの週末だけど、雨なので、先日クルマで走っていた時に見つけた、川崎
下麻生にあるとんかつ 住よしに行ってみることにした。
ちょっと細めの街道を挟んで反対側にある駐車場にクルマを停めて店内へ。
中はまるでそば屋のような雰囲気。高級感など全くない。とんかつ専門店というより、定食屋という感じかな。
メニューを見てみると、かつ丼(900円)とソースかつ丼(900円)もある。悩まずに、かつ丼をお願いした。
カツはかなり煮込まれているけど、玉子丼のような甘くて軽い味付けで、意外と箸が進む。
とんかつ定食(800円)もやっている店だから、作り置きということはないと思うけど、肉は脂が落ちてパサパサしているし、臭みがある。カリッとした食感は残っているけど、揚げ立てとは思えない。★★。
5月29日(日)
この日も雨…。チャリは諦めて、小田急に乗車。千歳船橋で下車して、この前入れなかったとんかつ ふじに行ってみたけど、この日も営業していなかった。閉店してしまったのかな?
それとも、営業は夜だけ?
仕方ないので、代替案として事前に調べておいた南口にあるとんかつ店に行こうとしたけど、お店に向かう途中でとんかつ とんとんというお店を発見した。早速、入ってみることにした。
かなりこじんまりとした、学生街の喫茶店のような店内。客は少ないけど、昼間から常連客が管を巻くようなことはなさそう。
メニューを見ると、カツ丼はやってない。1,600円のロースかつ定食もあるけど、900円のとんとんというロースかつ定食にした。
カツは厚いけど、肉も結構厚い。どこの部位を使っているのか分からないけど、とんかつよりもポークソテーの方が合いそうな弾力感がある。
一方、小さめのパン粉を使った衣はちょっと触っただけで簡単に剥がれる…。これは大きなマイナスポイント。
漬け物や豚汁の質は高く、全体の印象を嵩上げする。
★★★。評価は低くても、近くに住んでいたら週一で通ってしまいそう。
5月30日(月)
この日も休みとなったので、先日、土曜日の昼間に行って入れなかった、小田急相模原の外れにあるとんかつ 春にいってみた。
かなり控えめな店構え。事前にチェックしておかなければ分からないだろう。
暖簾をくぐると、店内は思ったより広い。『そばに米軍の施設があるために、よく米軍人が来店する』とネットに書いてあったけど、メニューの裏側を見ると英文バージョンが記載されている! 入口の雰囲気とのギャップに驚く。インターナショナル! こんな店が美味かったら、超マニアックで良いんだけど。
かつ重の並は730円。上は950円 上を注文。
常連客と思われる年配の男女が元気に雑談している。でも、管を巻いているような雰囲気でもないし、『御達者で!』という感じ。
これで上なの? 店の入り口も、かつ重も、かなり質素な仕上がり。
カツは揚げ立てのようだけど、しっかり煮込まれていて、衣が簡単に剥がれる
肉も脂が落ちてパサパサ。かなり硬くなってしまっている。
これでは★★だな。
6月4日(土)
横浜 鶴見にあるとんかつ むさしやに行ってみたけど、営業していない。そこで、その先にある郡上にも行ってみたが、こちらもお休み…。郡山に電話したら、現在使われていないようだ…。
どうしようかと考えたけど、すぐにとんかつ 結城が近くにあることを思い出したので、あの分厚くて、ジューシーなカツをいただくことにした。ちょっと走ってお店に到着。
メニューを見て、また悩むことに。
そのジューシーなカツを堪能するなら、ソースかつ丼なんだけど、前回も試したことだし、上かつ重(1,150円)にした。
やっぱりカツが小さく見えるな。1,150円だから仕方ないか。
一方、やっぱり肉は分厚くてジューシー! 期待通り!
衣はかなり煮込まれているので、簡単に剥がれる。肉の臭みは全くないけど、この日は筋がちょっと気になった。
味付けはほんのり甘めだけど、あっさりしている。ご飯も豚汁も悪くない。
と書いたけど、この店のとんかつを丼でいただくならソースかつ丼だな。★★★★。
ロードバイクは2台持っているけど、2年連続で購入したこともあり、2台ともかなり疲れが見えてきた。特に黄色のピナレロはバーテープの色も褪せ、錆びも目立ち始めてきた。
バーテープを交換すれば、かなり印象が違うと思うのだけど、最近のものはウレタンのように厚みがあり、ショックの吸収性は高いんだけど、交換自体がかなり難しそう。
自分が高校生の時にチャリ通学していた際は、綿製のものをかなりの頻度で交換していたこともあり、本当に適当に巻いていた。しかし、特に黄色などの明るい色は失敗するとかなり目立つので、慎重になる必要がある。
かなり悩んだ結果、試しに現在巻いてあるテープを剥がさないで、その上に2重で巻いてみることにした。結果は大成功! @ オリジナルで巻いてあるテープの上に同じように巻くことになるので、古いテープがガイドのようになり、巻きやすい。 A
もともと、ハンドルの径が細いタイプが付いていたのだけど、テープの厚みが増すことで、クッション性が向上しただけでなく、ハンドル系も太くなり、グリップ性が向上、そして手の平に掛るショックも減少した。
せっかくなので、タイアも新品に交換。これまでは、ビットリアのオープンコルサを入れていたのだけど、モデルチェンジでデザインも変わり、価格も高くなったので、ルビノプロVを試してみることに。価格はオープンコルサの約半額だけど、日帰りツーリングで使っている分には問題なさそうである。
やはり新しい部品を装着すると気分が変わる。春の日差しの下、バーテープとタイアの黄色が眩しいくらいである。もうちょっと乗っていようかな。
ほぼ同じタイミングで、ヘルメットも新調。OGK カブトのレジモスを購入。
最初のうちは、走行中にだんだんメットが前にずれてくるので、頭の形が合わなかったのかと(頭がデカイからかと)思っていたけど、よく見てみたら、後ろのパットにはアジャスターが付いていることを発見。一番上にセットしたら、前にずれてくることは全くなくなった。(最初から取説を読めば良いのですが…)
これまで使っていたセレブもかなり軽いメットだけど、このメットも走行中は被っていることを感じないくらい軽い。カーボンファイバー製の補強材が入っているというから、万が一の時にも安心かな?
6月11日(土)
雨だし、横浜・鶴見のヤージ小(ヤージグワー)に相方といってみることにした。
ちょっと離れた100円パーキングにクルマを停めてお店に向かうと、行列ができていた。ちょっと待ってみることにしたけど、ほとんど待たずに店内(2階)に案内された。
せっかくなので沖縄そば2杯(480円)、ゴーヤチャンプル(単品)、ポーク玉子(単品)を注文しようとしたら、ジャニーズ風のお兄さんが注文を取りに来てビックリした。
沖縄そばはやはり運ばれた瞬間にカツオ節が香る。あっさりしているんだけど、濃厚というか、滋味に溢れる。臭みは全く感じない。
ゴーヤチャンプルも美味い。とてもあっさりとしているんだけど、物足りなさはない。
出発前に見た『旅サラダ』というテレビ番組で料理研究家がいっていたけと、沖縄料理はできるだけシンプルに仕上げるらしい。味付けの基本は塩だけといっていたけど、この店も塩しか使っていないのではないかと思うくらいあっさりしている。
また、からめた玉子がトロッとしている感じが堪らない。これは、カツ丼のカツをとじている玉子が半生になっているのと同じ感覚だと思う。(本当?)
ポーク玉子はそのままの味。でも、沖縄そばと、チャンプルとの相性は良く、箸休めのような感じ。
あまりに美味くって、しばらく感動に浸った後に会計したら、2,160円。
★★★★★! 沖縄で食べるより美味い!
6月17日(金)
この日はお休みをもらって、金沢八景にあるとんかつ いしかわに向かった。
この前、別の店に来た時に場所を確認していたので、すぐにみつかったけど、いざ来てみると駐車場が見つからない…。結局、かなり離れた100円パーキングにクルマを停めてお店に入った。
玄関せま!靴3足くらいしか置けないと思う。お店で飲んで、酔っ払ったら、絶対にどこかぶつけると思う。
そして、店内には平日の12時なのに客は私だけ…。
こんな店なのにカツ丼は4種類ある。
スペシャルカツ丼(1,250円)、ヒレカツ丼(1,000円)、上カツ丼(1,150円)、カツ丼(900円)。かなり狭い価格帯に収まっている。かなりマニアックな雰囲気。
もちろん、一番高いスペシャルカツ丼を注文。
ヒレカツが3個載っていて、カツをとじた玉子の他に、カツの真ん中に玉子が生に近い状態で置かれている。
味付けはかなり甘めで、ご飯はツユダクになっている。(カシオの携帯のカメラなので、映りが悪くてすみません)
肉は柔らかいんだけど、衣はグダグダ。正直、カツが揚げたてかどうかも疑わしい。
これで1,250円は高い。 ★★。
6月18日(土)
ネットで調べていると、登戸駅と向ヶ丘遊園駅の間におがわというとんかつ店があるようだけど、なかなか見つけられなかった。
ある日、迷うようにその周辺の住宅地に入ったら、偶然暖簾を発見し、屋号を見たら、そのおがわだった。かなり奥まったところに入口があるので、路地沿いにある看板がでてなければ、探すのはかなり大変だと思う。
この日は天気がイマヒトツだったので、相方と一緒に行ってみることにした。
入口はかなり狭いけど、中は意外と広々としている。高級感は全くないけど、居心地はそれほど悪くない。普通の定食屋という感じ。
とんかつ もあるけど、定食も一通りある。テーブルに置いてあるメニューを見ると、カツ丼もやっているではないか!
私はロースカツ丼(800円)、相方は煮魚定食(780円)、それに赤魚の焼魚(780円)をお願いした。
えっ、またロースカツ定食だ。今回は何度も確認したし、相方も確認していたというのに…。
だいたい大将の耳が遠い店の多くはテレビの音量が大きい。もともと、聞き取り辛いのに、さらに分かりにくい状況になっていることが多いけど、この店も例外ではないようだ。
とんかつはしっかり火が通っていて、パサついてはいるけど、肉は厚くて柔らかい。
また、とんかつには選択ができる小鉢が付いてくるので、シラスおろしを頼めば、おろしとんかつとしても食べられる。
写真は赤魚の焼魚しか載せてないけど、カレイの煮付けも、両方とも焼き具合、味ともに合格点。近所に住んていたら、全体に常連になりそう。
とんかつのデキは ★★★+くらいだけど、お店としては合格かな。注文を間違えなければだけど。
駐車場もそばにないので要注意。狭い路地なので、クルマで入ること自体、やめた方が良いかも。
2011年4月〜6月のレポートは以上です。
7月は仕事でプサン、8月は私用でソウルに
行く予定です。レポートを楽しみにしてください。
< To Be Continued >