『やっぱりカツ丼!』 2011年1月〜3月

★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください




台湾に行ってきました!(仕事)
でも、仕事と同じくらい、台湾料理を堪能してきました。
もちろん、小龍包も食べてきました!


1月3日(月)

 2011年になりました。今年もいつもの通り、鎌倉鶴岡八幡宮に初詣。ここで初詣をしていると、その年は1年を通じてなんだか良いことが続くんだよね。(給料は上がらないけど…)。

 いつもは三箇日(えっ。『さんがにち』って、こう書くんだ。三賀日だと思っていた)を過ぎてからお参りしていたんだけど、今年は正月休みが短いので、3日に鎌倉に向かった。
 
 混み合う小町通りを抜けて、八幡宮にやっと到着したと思ったら、凄い行列ができている…。


 最近は宝くじで1万円が当たったりとまあまあのツキ具合だったので、おみくじを引いてみたら、なんと凶…。お参りの際には、今年は公私ともども頑張って、飛躍の年にしようと気合いが入っていたのに、思いっ切りテンションが下がってしまった。

 そもそも、おみくじとはなんなのだろう…。お願い事があって、神社に来てお参りし、神様にお願い事をした後、おみくじを引く。記載してあることは、お願いしたことが達成できるかどうかなどの神様からのお告げ。そこに、ネガティブなことを記載するというのは、その神社というか、祭られた神様の実力値を示すことにならないのか? 実力値が高い神様は参拝者全ての願いを聞き入れることができるということにならないのか? そうなると、おみくじというのは、その祭られた神様の通信簿ということになってしまう…。
 とはいえ、今年もよろしくお願いいたします。

 
鎌倉といえば天丼。八幡宮のそばの鎌倉からりがやっていたので入ってみた。そういえば、この店も1回しか入ったことがないな。
 ところで、この店は店構えや店内の雰囲気からして
チェーン店ぽい。店内には日本橋からりという記載があったので、少なくとも2店舗はあるようだ。
 帰宅後、ネットで調べてみたら、関東中心に7店舗あり、経営母体は
築地 銀だこを経営する、HotLand という会社だと判明。

 年始は特別メニューで、特選天そば(1,500円)と特選天丼(1,300円)しかない。もう悩まず、私は天丼、相方は天そばを注文した。
 料理の内容を良く見たら、通常付いてくるデザートがついていない。客の回転を良くするためだろう…。

  

 ツユがあなり甘いけど、天ぷらはカラッと揚がっていて好印象。充分に美味しいんだけど、チェーン店だと意識すると、てんやと頭の中で比較が始まり、絶対値としての評価ができなくなる。価格面ではてんやの約2倍だし、味の方もてんやだってかなり美味いしね。とんかつだったらかつやとか、チェーン店だからといって馬鹿にできなくなった。その辺の街中のお店より美味いくらいだもんな。安いし。
 と、新年早々、心定まらず
★★★★。 サイト: http://www.nihonbashi-karari.com/


1月5日(水)

 そろそろおとそ気分が抜け始める5日。相方は仕事が始まったけど、こちらはこの日までお休みなので、前々からマークしていた、相鉄西谷駅そば(約700m)にある
とんかつ さつまに行ってみることにした。

 
かなり年配のご夫婦で切り盛りしている。店内は外観よりさらに年季が入っている。お客は近所の常連と思われる男性2人だけ。
 メニューを見ると
カツ丼は700円で載っている。上カツ丼とかはなさそうなのでカツ丼を注文

  

 揚げたてのカツは甘いツユでしっかり煮込まれてしまっている。なので、衣は簡単に剥がれるし、肉も硬くなってしまっている。それでも食べ続けてしまうのは、カツの端っこがかなりジューシーだから。
 
味付けがかなり甘いのもアクセントになっているかもしれない。

 
相鉄線の踏切が近いので、電車が通る度に警報機がなり、テーブルまで振動が伝わってくる。なんだか、昭和である。★★


1月8日(土)

 以前から飲み友達から
富士スピードウエイママチャリ・レースをやっていると聞いていたけど、今回初めて参加することに。

 参加者と山中湖に前泊することになったんだけど、昼飯はせっかくだから大井松田の先にある
とんかつ 駒形というお店に入った。超ローカルなんだけど、大雄山線 塚原駅が最寄り駅。

 1階部分は駐車スペースになっていて、階段をあがってお店に入る。カツ丼をやっているのか心配だったけど、
ランチメニューを見ると、かつ重が載っているのでお願いした。小鉢とかがついて1,000円のようだけど、単品だといくらになるのかは分からない。

 
店内はいかにもローカルなとんかつ店という感じで、高級感など全くない。肉をパンパンと叩く音が店内に響き渡る。揚げたて確定だね!


 せっかくカツが揚げたてなのに、玉子でとじている範囲は狭いけど、ツユは意外と衣全体的にしみている…。肉はさほどジューシーではないけど、厚いので好感を持った。だけど、惹きつけられるようなところはない。

 カツとご飯の量は充分。ご飯がちょっと質が悪いのかな?
 
でも、やっぱり肉は筋張っているな。

 
12時をまわると作業着姿の男性がドヤドヤ入ってきて、私の隣の席に着くなりタバコを吸い出す。その煙が私とカツ重の間に流れてきた。
 一瞬ムカッとしたけど、
店内は禁煙じゃないので、私が文句をいう筋もない。『そういうお店』ということになる。

 
★★。お勘定したら、やっぱり1000円だった。ちょっと高いなあ…。


 山中湖に到着…。ええっ…。(上の右側の写真を見て分かりませんか? 1月の8日ですよ) なんと、湖が凍っていない! 自分が小学生だったころ、よく年末年始に山中湖で過ごしていたんだけど、そのころは、湖一杯に氷が張っていて、その氷の上で小さな穴を掘ってオヤジたちがワカサギ釣りをやっていた。

 自分の記憶が間違えていたのかもしれないと、ホテルの方に確認したところ、やっぱり、ここ20〜30年で段々と氷が薄くなり、今では氷が張らなくなったらしい。
 う〜ん、地球温暖化なのか、それとも富士山が再度噴火する前兆なのか…。


1月9日(日)

 レース当日は4時に起きて、5時に出発。暗い中、路面が凍結しているといけないのでゆっくり走って
富士スピードウエイに到着。警備員に従ってコースから随分離れた駐車場にクルマを停めた。他のイベントでもあるのかと不思議に思っていたら、なんと前泊組がかなりいたようだ。新年早々、極寒の御殿場でご苦労様です。

 一方、うちのメンバーはウサギさんチームカメさんチームに分かれているんだけど、本気のウサギさんチームはクリスタル・ルームが抽選で当たったようなので、こちらで夜を過ごしたようだ。こちらはエアコンが効いているし、外に比べたら天国でした。


 ウサギさんチームも、カメさんチームも無事スタート。7時間の耐久レースだけど、メンバーが10人いるので超余裕。自分の順番が来るまで一寝入り…。

 ようやく、自分の順番がきた。4.563kmのフルコースを走るのは、チャリでもクルマでも初めて。
 話には聞いていたけど、コース前半はかなりきつめの下りが続く。最初のうちは漕いでいたけど、下手に漕ぐより空気抵抗を減らすために前傾姿勢を取っていた方が速い。正直、漕がずにライン取りでドンドン抜かしていくのは
超気持ち良かった

 後半から登りが始まるんだけど、サドルの高さが地面から83センチという規定がある。自分のチャリは100センチ以上あるから、立ち漕ぎ状態となる。また、今回のマシンはギアが3段しかないので、なかなかギアと勾配が合わない。

 実は、このレースのために、冬場なのに自宅のマグネット・バイクで練習してきた。でも、実際に走ってみると、思っていたよりかなり傾斜がキツイ。これなら、来年出場することになったら、時間は短くても良いから、かなり重いギアで練習しなくては。

 レースの結果は1,300チーム中400位くらい。一方のウサギさんチームは10位以内に入るという健闘を見せた。
 たまにはこういうイベントも悪くないな。


1月16日(日)

 
南武線 中之島にあるとんかつ 司亭に行ったら、昼時なのに営業していなかった…。
 
仕方ないので、途中に見つけたそば処 栄屋に入ってみることに

 
典型的な近所のそば屋という感じなんだけど、駐車場はないようだ。店内に入り、メニューを見るとかつ丼(900円)が載っていたのでお願いした。

  

 10分もしないで出てきたから、カツは揚げたてではないだろう。煮込まれているためか、衣もカリカリはない。しかし、不思議なことに、カレーパンのようなシャキシャキした食感を衣の部分的に感じる。

 
肉は基本的にパサパサ。味付けはかなり甘いけど、なんとか食べられるレベル。気持ち味付けが濃いのが救い。
 
ボリュームとしては少し多めかな?。

 
期待は全くしていなかったけど、予想通りのデキ。★★


1月17日(月)


   台湾に4泊5日で出張となった。
   出張先は新竹エリア。台北の松山空港なら羽田なん
  だけど、新竹の桃園空港に行くには成田発となる。
   もう、二度とチャイナ・エアーには乗りたくないので、
  JALを選んだら、
AM11:20発となった。夜明け前に
  起きてバタバタと出発。
   雲ひとつない空にスカイツリーが見える。なんだか、
  昭和の雰囲気だ。






   4時間後には晴天のお陰で、それほど揺れないで
  台湾に到着。桃園空港から新竹のホテルまでは
  タクシーで向かうことに。
   でも、空港から出発するタクシーは通常のタクシー
  と違って50%割増となる。車内には各国の翻訳ととも
  にその説明文が置かれているけど、理解できない。
   結局、新竹まではNT$ 1,530(約4,300円)。台湾の
  物価を考えると高いと思う。






   訪問先が推奨してくれた
新苑庭園大飯店(Shin Yuan
  Park Hotel)に到着。
   ロケーションは新築の中心部にあるので、とても便利
  なんだけど、サイトを事前に見ていて心配していた通り、
  造りが古い。
   また、悪いことに、昨日は台湾としては記録的な寒波
  を記録したというだけあって、夜はかなり寒かった。
   同行した同僚は寒くて夜寝られなかったという。






   台湾では冷房はなくては生きていけないけど、暖房は
  ほとんど使うことがないという。
   まあ、部屋でパソコンを使えるだけ、先月泊った韓国
  慶州のコーロンホテルよりはマシかな。

   でも、部屋が無意味に広いのは逆に納得がいかない。
   あと、シャワーもなかなか温かくならなかった。この辺
  もお国柄なのかな? 1泊はNT$ 2,160。






   早速、市場を目指すが、他の都市のように公営で
  大規模な市場はなく、街中の路地の両側にお店を
  出しているようだ。
   その通りをスクーターに乗ったオバチャンが通り
  かかり、お目当ての物があったら、スクーターから
  降りないで(エンジンも切らないで)肉や野菜、果物
  などを購入する。







   市場の先には大きな寺院があった。
新竹都城隍廟
  (シンズウドウ・ツェンホワンミァオ)。その後観光情報
  などで確認すると、ここが新竹一の観光スポットの
  ようだ。
    名前からして、日本でいえば神社ということになる
  けど、屋台のようなお店がその建物の一部になって
  いる。
毎日がお祭りのようだ。







   
ええっ、マーライオン!?
   その廟の前には3角形の池のようなスペースがあり、
  よくよく見ると、ライオンではなく、鯉のようだ。台座部分
  には龍鯉と書いてある。
   マーライオンに似ているけど、口から水を吐いていない。
  でも、夏場には水を張っているのかな。
   ネットで調べると、九鯛化龍という伝説に由来する
  銅像のようだ。






   台湾版お好み焼きのようなものも売っていた。
  写真上部に写っているように玉子を使っている
  のでかなり日本の味に近い感じだけど、ソースは
  使わないので、あっさりしているのかな?
   
   無茶苦茶美味そうだけど、この後すぐに小龍包
  を食べる予定なので、我慢我慢。







   お目当てのお店が営業を始めたので、早速入店。
  お店の名前は
弄堂‐新橋。店頭にはメニューがない。
  かなり高級店のように見えるので、ちょっと気が引けた
  けど、この日は相方と一緒だし、気に入らなかったら
  小龍包だけ食べて出ることにして入店

   店内はかなりモダンな中華料理店という感じ。







   店に入って、まずはビールを注文。1本$120だから、
  350円くらいかな。量が多いので、かなり安いと思う。
   そして、
台湾のビールは美味かった!

   メニューを見ていたけど、いろいろと料理が載って
  いて決められなかったので、この店のお奨めを聞いた
  ところ、日本語も英語も話せる店員がいなかった…。
   仕方ないので、小龍包だけ3皿注文。






   弄堂湯包($140)は豚肉入り。蝦仁湯包($160)は
  エビ入り。蟹粉湯包($160)はカニ肉入り。他にも
  
ヘチマ入りとかあったけど、わざわざ冒険をする必要
  もない。
 
 
 
 
 





   日本の有名店だと皮が薄くって、皮が破れたら肉汁
  が溢れてしまうので、レンゲを使って食べたりするけど、
  こちらは見た目より皮がしっかりしていて。破れたり
  しない。見た目ほどジューシーでもないので、しっとり
  ツユダク肉まんという感じ。
   
★★★★。住所: 府後街3號








   お店を出て、すぐ先にある
一二三という定食屋 兼
  居酒屋といったお店に入った。

   先ほどのお店と比べるとかなり入りやすい。










   高級感は全くないけど、居心地は良い。
   黒板に書かれているメニューを見ると、料理が
  中国語と日本語で書かれている。どうやら、日本人
  向けのお店のようだ。
   店員と日本語で話していると、台湾にいるのか、
  横浜中華街にいるのかわからなくなる。








   トマトと玉子炒めの小($150)。
   トマトの形はきれいに残っているのに、特有の
  酸味は残っていない。

   さりげない仕上がりだけど、なかなか素人では
  こうは行かない。








   青椒牛肉(ピーマン牛肉炒め)も小だと$150。
   なんだかとても美味そうに撮れているなあ。
   ピーマンはシャキシャキだし、肉も柔らかく
  一流店並みのデキだと思う。

   とても美味いんだけど、逆に癖がない。
   ある意味、台湾らしさがないかな。







   腹6分目くらいで入店したので、もうほぼ満腹。
  アサリ炒めはちょっと高くて、小でも$190。
   味付けは紹興酒がきいていて、ちょっと濃いめ
  だったので、かなりご飯が欲しくなった。まっ、
  それを台湾ビールで流すのも悪くない。

   この後、エビチリ($150)も食べたけど、食感
  がプリプリで満足。
★★★★★






   お腹が一杯になったので、再び市内をブラブラ
  散策した。
   先ほど入った新竹都城隍廟に行ってみたら、
  
台湾オペラをやっていた。場所は先ほどの入口
  の写真のすぐ先。もちろん、タダ。でも、何をいって
  いるのか全くわからない。時々笑いが起きていた
  から漫才みたいな感じなのかな?
   しかし、派手な舞台である。






   さらにブラブラした結果、この日の〆は晩飯前から
  マークしていた
鴨肉麺という店にした。
   店内ではオバチャンたちが動き回っていた。なかなか
  美味そうである。これまでの2軒の評価から、美味くない
  はずがない。
   ところで、今、編集していて気が付いたんだけど、お店
  の前のバイクは
べスパだな。マニアが新竹にもいるん
  ですね!






   その鴨肉麺
なんと$40! ありえない安さ!
  日本円で112円!

   でも、実際食べてみると、あっさりしていて、日本の
  ラーメンを食べなれた人間には輪郭がボケた感じ。
  麺もスパスパだし、期待を大きく下回るデキ。
★★
   この晩は腹が一杯でなかなか寝られなかった…。






1月18日(火)


   朝、取引先に迎えに来てもらい、新竹からだと
  南方に位置する苗栗という街にある最初の訪問先

  に向かった。
   でも、海外にいるのに全然そんな気がしない。
  なぜかと思ったけど、その1つには日本語が溢れて
  いるからかもしれない。写真は訪問先の玄関の自動
  ドアだけど、日本と全く同じ部品が使われている。







   午前中、真面目に仕事をした後、昼飯に。
   時間がもったいないので、そばにある台湾料理
  屋を希望したら、
台南牛肉清湯というお店に
  連れて行ってくれた。『台南の牛肉の澄んだスープ』
  という意味になる(そのままか)。
   苗栗I.Cから。クルマで5分くらいかな。








   入店して、席に着く。
   この写真で何をお伝えしたいかというと…。
  箸の置き方です。
   最初に縦に置かれたので、ちゃんと横に置き
  直したんだけど、他の席を見ても皆、縦に並んで
  いる。そういえば、韓国も縦だな。
   中国本土には行ったことがないけど、欧米も
  縦だし、横に置くのは日本だけ??






   先方が店員といろいろ話し合った後、6〜8人
  で$2,000のセットと追加料理を数点注文したようだ。
   まずは
招牌牛雑鍋が運ばれてきた。ネットで
  調べると、招牌とは看板のこと。看板メニューと
  いうことか。牛雑というのは、牛モツということの
  ようだから、牛モツ鍋となる。
   臭みもなく、違和感はないけど、いきなり牛モツ
  鍋からスタートとは…。






   鍋が運ばれてきたと思ったら、各自が食べだす
  前に
ご飯が運ばれてきた…。 ?と思っていたら、
  その後に玉子とひき肉を煮込んだ料理が運ばれて
  きて、それを取引先がご飯の上に掛けてくれた。

   この時はあまり変だとは思わなかったんだけど、
  他の店で同じような状況があり、確認したら、すぐ
  にご飯を食べだすのは台湾スタイルとのこと。






   料理がいろいろ運ばれてきたけど、どんな味だった
  か正直あまり記憶がない…。飛びっきり美味いわけ
  じゃないけど、決して不味かったわけでもない。

   だけど、今、酢豚の写真を見てみると、ピーマンと
  パプリカが
で並んでいる…。
   ラスタカラーを意識しているのかな?







   エビチリのエビも
プリプリ! 昨晩の一二三もそう
  だったけど、台湾のエビチリは辛いけど、日本のよう
  にケチャップのような仕上がりではなく、オイスター
  ソースを使ったあっさりスタイル。私はこちらの方が
  好きだな。
   気候が温暖なので、タイとかのエスニック料理的に
  近くなるのかな?







   初日の打合せが終わり、一緒に晩飯に行くことに
  なった。連れて行ってもらったところは
酒酷(JOKU)
  というお店。
   左側には姉妹店と思われる
BLOISという、日本で
  いえばサンマルク・カフェのようなパン屋兼喫茶店と
  いうお店がある。








   店内はスポーツバーという感じ。天井が広いのは
  夏は良いけど、冬は寒々しい…。
   スペースはかなり広くて、100人くらいなら楽々収容
  可能と思われる。また、大型のモニターも備えるので、
  各種パーティーにも使えそう。









   最初に肉と野菜を豪快に炒めた料理が運ばれて
  きたと思ったら、やはりすぐにご飯が運ばれてきた。
  スポーツバーも台湾スタイルなのである。
   その後いくつか料理が運ばれてきたけど、写真の
  ステーキが運ばれてきた時は流石に腰を抜かしそうに
  なった。写真を撮る手も震えて、ピンボケになってしま
  った。
   しかし、食べてみると、ちょっと肉が硬くて残念。






   お店が欧米風なので、料理もメキシカンとかが出さ
  れるのかと思ったら、上のステーキくらいで、基本は
  台湾(中華)料理。青菜の炒め物も当たり前のように
  美味いし、それが当たり前という雰囲気。

   ちなみに、この店のウリの料理はビール鍋のようだ。
  今回はトライできなかったけど、隣りのグループは皆で
  箸をつついていた。






   その後もいろいろな料理が運ばれてきたけど、普通
  に美味かった。でも、その中で一番記憶に残っている
  料理といえば、キノコ(恐らくエリンギ?)のフライ。
   軽くって、塩味がきいていて、クチュクチュした食感
  が楽しい。ビールに良く合う。

   ちなみに、帰りは新竹までタクシーで帰ったのだけど、
  台湾では白タクが当たり前のようで、$500で行けた。





1月19日(水)


   この日も苗栗にある会社で打ち合わせ。
   昼時になると、街からちょっと離れたところに
  ある
儷池というレストランに連れて行ってくれた。

   洋式の建物のすぐ横には大きな池がある。
  台湾というより、清里の喫茶店という感じ。雰囲気
  は悪くないけど、台湾らしさは全くない。
   台湾ではこのような店は珍しくはないとのこと。





   メニューを見ると、台湾(中華)料理も載っている。
  マニアックな台湾料理を期待していたのだけど、
  こんなお店では無理だろう…。なんだか知らないけど、
  気が付けばビーフ・ステーキのセット($350)を注文
  していた。
   写真はセットのサラダだけど、グレープ風味の
  ヨーグルト・ドレッシング。お皿も気がきいているし、
  なかなか良い店のようだ。(女性向け?)






   コーンスープの後にようやくステーキが運ばれて
  きた。値段の割には量が多いな。












   なんだか、肉が切れにくいな。ナイフはしっかり
  しているのに…。と思っていたら、ほとんど生…。
  ミディアムで注文したのに…。

   でも、このクオリティで、食後にはコーヒーと
  ゼリーも付いてきたのでとてもお得。というか、
  やはり台湾は日本に比べると物価が安いな。







   晩飯は同行者の要望で、まずは刀削麺を食べる
  ことにした。入ったのは川六刀削麺という店で、
  
初日にブラブラしている時にマークしていた、場所は
  一二三の裏手。


   店内はジモピーで賑わっていた。客層は不思議
  と女子大生風が多かった。別にカッコ良い男性
  店員はいないのに。






   その唯一若い男性はパワフルに刀削麺を削って
  いた。かなり体格が良いけど、プロレスラー?

   麺を削っているところは店頭からでも見ることが
  できる。









   
刀削牛肉麺は$90。大盛りだと$20増し。
   自分では普通盛をお願いしたつもりだけど、大盛り
  が運ばれてきた…。かなり量が多い。
   見た目通りの味で、麺はモチモチしているし、
  スープもあっさりしていてなかなか美味い。
   でも、日本人にはあっさりし過ぎで、物足りないかな。
  最後の方は、ちょっと飽きてきたけど、なんとか完食。
  腹一杯である。






   この後は、小龍包を別の店で食べる予定だったけど、
  晩飯はこれだけにして、街中を散策した。
   同行した同僚は、好奇心が旺盛で、昨日もタピオカを
  屋台で買って『
まじ〜い』といっていた。
   そんな同僚がこの日は
釣鐘焼きを買って、1個私に
  くれた。カスタードが口の中でとろけて
美味い!と思った
  ら、たまたま事前にチェックしていた
小林煎餅だった。
   なんかラッキーだな。





1月20日(木)


   この日は新竹にある別の訪問先に向かった。
   先方の工場に到着してみると、街道沿いの電柱に
  
大変気になる看板が貼りつけてあった。

   取引先に、関係があるのかと聞いたら、全く関係ない
  という…。書いてあることを日本語として解釈してみると、
  どうやら探偵の会社の看板で、離婚するのはやめましょう
  という意味だと思われる。ちょっと
ドキッとしますね。






   お昼はこれまた郊外にある庭園レストランに連れて
  行ってもらった。お店の名前は
淘然軒
   台湾はもっと狭苦しいのかと思っていたんだけど、
  このお店も敷地的にはかなり広々としている。、

   サイトは発見できたけど、http://www.tjs.com.tw/
  中国語だけだし、料理の写真が載っていないので、
  あまり参考にならないと思う。






   店内に入ると、1階と2階部分をぶち抜いた、広々
  とした吹き抜け空間が出迎えてくれる。

   1階部分には客席が設けられているけど、お店の
  規模からするとかなり贅沢なレイアウトだと思う。
   考えようによっては、玄関を入るとすぐに客席と
  いうことになるけど、庭園が客席までの導入部分と
  取ることもできる。






   まずはエビをカレー風味で煮込んだ料理が運ばれ
  てきた。試しに1匹食べてみたら、結構美味い。
   でも、これまでの店では、エビは剥かれて調理され
  ていたけど、この店は殻付き…。

   結局、皆1匹ずつ食べて、後は残してしまった…。
   手がベトベトになるのを嫌がるのは日本人も台湾人
  も同じということを学んだ。






   これはビーフンかと聞くと、大きくジャンル分けすると
  ビーフンとして扱われるけど、厳密には普通のビーフン
  よりも細いので別物だといわれた。
   これをなんと呼ぶのかは忘れてしまったけど、正直
  
無茶苦茶美味かった! 普段、ビーフンなんて見向き
  もしなかったけど、
価値観が変わる一皿
   チュルチュルと口に運ぶと、口の中でプチプチと弾ける
  ような食感が広がる。あっさりとした味付けが後を引く。






   
なんじゃ。こりゃ!?
   真黒なこのスープは取引先によれば健康に良いと
  いうことだったけど、なにを使っているのか誰も分から
  なかった
   一見、ドロドロしているようだけど、どうやら漢方が
  入っているらしく、意外とあっさり。というか、あまり味が
  しない。なんだか分からないものを、皆、黙って食べて
  いたけど、こちらもほとんど残してしまった。






   午後の打合せが終わって、帰ろうとしたら、取引先が
  イチゴと干し柿を用意していてくれた。この辺りが名産地
  だとのこと。
   そういえば、果物好きの同行者はホテルに着くなり、
  ウエルカムフルーツのバナナを食べたら、日本で食べて
  いるのと全く違っていて、ビックリしたといっていた。
   その同僚は、暫く台湾に滞在するので、彼が持って
  帰った。






   でも、果物嫌いの私には、
台湾の名産物は自転車
  最後の晩だし、ホテルまで送ってもらう際、往きにチェック
  していたジャイアントのお店に行こうとしたら、みな閉まって
  いた…。
   なので、
メリダのお店を発見したので入ってみることに。
   このブランドにはあまり興味がないので、ざっと見ただけ
  だけど、ヘルメットからタイヤなどの部品も一通り揃って
  いた。今度台湾一周でもする時には役に立つかも。






   
店内は定価販売のようだったので、価格はあまり気に
  しなかったけど、写真に写っている
SCULTURA EVO
  906‐COM
の値札は$86,500だった。1NTD=2.8円としたら、
  242,200円。
   試しに日本でメリダを販売しているミヤタ自転車のサイト
  で価格を見たら、なんと385,000円!
約6割も高い!
   日本は海外と比べるとチャリの値段が高いとは聞いて
  いたけど、台湾と比べると、こんなに高いんだ…。






   ホテルの予約に手違いがあり、最後の晩は別のホテル
  に宿泊した。名前は
デューク・ホテル(伯爵大飯店)。

   これまで泊っていた新苑庭園ホテル($2,160)も無意味
  に広かったけど、こちらはさらに広い…。しかも、宿泊費
  はあまり変わらない$2,300。ということは、約6,500円…。
  質はあまり高くないけど、安いことは、安い。







   部屋を逆方向から見ると、こんな感じ。左側にも大きい
  テーブルがあるので、6人分の食事スペースがあること
  になる…。

   一方、こちらのホテルも暖房施設は全然ダメで、最初
  から電気ストーブを用意してくれたけど、部屋が広いの
  でなかなか暖まらない。部屋は狭くても良いから、室温
  を調整できるようにして欲しい。






   台湾での最後の夜だから、部屋で過ごしているわけ
  にはいかない。台湾で一番有名らしい、
泰豊
   日本でも、新宿、立川の高島屋などに出店している。

   新竹では駅からちょっと離れた西大路にある、大遠百
  というデパートの地下に店を構える。








   まずは、マスクをして黙々と小龍包を作る厨房が
  現れた。新しいお店だけあって、清潔感はあるけど、
  やはりチェーン店のためか店内は味気ない。

   小龍包($190)2皿と蟹粉小龍包($330)を注文。
  今晩は絶対ハシゴをすると決めていたので、少なめ
  にした。ちなみに、会計時には10%消費税が付く。







   偶然かもしれないけど、爪楊枝を見ていたら、まるで
  小龍包のようにアレンジされていた。

   小龍包の弱点は、外から見ていると、中に何が入って
  いるのか分からないところだと思う。よって、いくら写真
  をとっても、出来上がりは同じ。
   なんてことを考えていたら、小龍包が運ばれてきた。







   $190だと、540円くらい。日本のお店の値段を調べ
  たら、普通の小龍包が819円。でも香港は10個入って
  いるのに、日本だと6個しか入っていないので、1個当り
  にしたら
倍以上高い!
   食べてみると、中身はジューシーで、皮が破れやすい
  日本人の期待通りのデキ。実際に、1個の皮が破れて
  いるといいことで、別皿で1個運ばれてきた。それだけ
  破れやすいということ。美味い!
★★★★






   ホテルでもらった地図を見ると、大遠百デパートの
  すぐ先に小龍包のお店があるようなので、行ってみる
  ことにした。
   到着してみると、通りに面したところには厨房があり
  路地にちょっと入ったところに店舗の入り口がある。
   写真の真ん中にある蒸し器で小龍包を蒸している。








   看板には鵬記 港式湯包水餃と書いてある。
   港式とは香港スタイル、湯包とは小龍包のことらしい。
   小龍湯包はなんと $55! 安い! 小龍湯包は肉汁
  の多い小龍包のことだという。

   そしてこちらが厨房部分。店頭ではサンラータンを
  売っている。これをオープン・キッチンと呼んで良いの
  だろうか?






   先ほどのお店と違って、店内はかなり小汚いけど、
  逆に台湾らしい雰囲気。だから、食べ歩きは楽しい。

   この店のお奨めは水餃子のようだけど、食感が
  小龍包と似ている気がしたので、焼き餃子にした。
  値段は水餃子と同じ
$45!(こちらも安い!)
   ご主人が日本語をちょっと話せるので、助かる。







   上の写真を見ていただければ、小龍湯包が
  かなり大きいことが分かっていただけると思う。
  日本円で160円位なのに、凄いボリューム。

   サイズが大きいので、チュルチュルと肉汁を
  すするのではなく、
ガバッと噛みつくと、ドバッ
  肉汁が溢れる感じ。繊細さはないけど、とても
  
ダイナミック!






   焼き餃子はドサッと皿に盛られている。
   横浜中華街などでは、きれいに並べて焼いて
  いない店が多いけど、こんなに重なるように運ば
  れてきたのは初めて。一体、何個載っているのだ
  ろうか。こちらも具沢山で無茶苦茶ジューシー。
   もう腹一杯で、お腹が表面張力状態!
   店と料理には好みがあると思うけど、
★★★★
  電話: 5262937






1月21日(金)


   この日で台湾ともお別れ。
   帰りは空港までタクシーで向かっても良いのだけ
  ど、時間もあるし、コスト削減もあり、台湾新幹線
  乗っていくことにした。写真は新竹駅

   今回は駅まで送ってもらったけど、在来線の
  新竹駅から新幹線の(台湾高鐡)新竹駅までは
  シャトルバスが走っている。






   チケットは窓口でも買えるけど、中国語は話せ
  ないので、自販機で購入した。タッチパネルで
  席の予約までできる。とはいえ、桃園駅までは
  たった11分だけどね。(でも、$130は安いな)
   台湾ドルは弱いためか、手数料をかなり取られる。
  買い3.34、売り2.28で1万円を換金して戻すと6,826円。
   なので、悪用の心配がないところでは、できるだけ
  クレジットカードを使った方が良い。






   新幹線の駅のそばでは、別の高架線の建設が
  行われていた。恐らく、新竹の在来線と結んでいる
  と思われる。

   この辺りは広々としていて、東門城周辺のような
  ごった返した雰囲気は全くない。逆にいえば、駅の
  構内以外はお店らしい店もないので、早く来ても
  お土産を選ぶなどの暇つぶしはできない。






   台湾の新幹線は、基本的に日本と同じ。
   乗車した時は盛りあがったけど、席に着いたら
  日本にいるのかと錯覚してしまった。

   今回の出張は仕事の方はともかく、食べる方は
  大満足(?)だった。昼間に観光はできなかった
  けど、台湾の方には失礼だけど、新竹エリアには
  あまり観光スポットはないようだ。
   昼は仕事、夜は食べまくりというのはアリだと思う。





   一方、帰ってから、
サイクルスポーツに連載され
  ている『
ぼくの細道』という石田ゆうすけさんが
  書かれている旅行記をみたら、なんと新竹には
  
黒猫包という肉まん屋さんがあり、あまりにも美味
  かったので、肉まんを3つ、ちまきを2つ食べたと
  載っていた。せっかくスクラップしていたのに、確認
  していないんじゃ意味がない。
   まあ、またいけば良いか…。(予定はないけど…)





1月22日(土)

 昨日まで台湾で小龍包を追い掛けていたけど、日本に帰ってきたので、またカツ丼。
 神谷町にある美容院に行くために、都内に向かう途中、代々木上原で下車して
とんかつ 竹乃に向かった。

 
駅から歩いて5分くらいかな。事前にネットで調べている時は迷いそうだったけど、実際は全く迷わなかった。

 店内に入ると、
いかにも地元の常連客で持っている感じ。わざわざ遠方から馳せ参じるようなお客はいないだろう。
 
メニューを見るとカツ丼は載っていない。念のため店員にも確認したけど、やっていないという…。
 
いつもならロースカツ定食1,050円(ランチタイムは750円)を頼むところだけど、メンチカツ定食(850円)が載っていたので、久しぶりにメンチカツをお願いした。


 メンチカツは練り物だと思う。どこから食べても、あまり大きな変化はない。トンカツやビザ、牛丼だって一口、一口食感や味が変わるというのに…。
 
さらにこの店は粗挽きではなく、密度が高いためか練り物感が強い。肉汁なんて全く出てこない。食感的にはむしろテリーヌに近い。

 かといって、不味いわけでもない。でも、ご飯がベチャベチャで、こちらも練り物みたいになっているのはいただけない。★★★。なんだか、しまらないな。


1月29日(土)

 前々からマークしていた、東名 川崎I.Cに近いところにある、丸越食堂に行ってみた。『食堂』ではあるけれど、店頭に『とんかつ』の幟が立っているから、ちょっと期待してしまう。

 
カツ丼はやってないので、他のメニューを見たら、メンチカツ定食(800円)をやっていて、とても気になったけど、結局上とんかつ定食(1,100円)にした。相方はミックスフライ定食(900円 だけどランチタイムは850円)を注文。


 それほどジューシーではないけど、肉は柔らかく、とんかつがメインの定食屋さんらしい仕上がりだと思う。
 
単純にメンチみたいに柔らかいだけでなく、縦に切った一切れの肉が横方向にブロック化していて、そのブロックは結構肉らしい弾力性がある。また、筋は全く感じられない。

 相方に
メンチカツを一切れもらったら、やはり練り物感があり、ねっとりした仕上がり。微妙だな。
 
とんかつは ★★★


2月5日(土)

 九品仏の伯父さんの家に久し振りにご挨拶に伺ったら、
パーラー・ローレルさくら(後で調べたら、1個500円)を出してくれた。最近、九品仏では話題のお店とこと。なるほど、芸が細かいので世田谷マダムのハートをつかんだのかな?
 サイズがかなり小さいので、正直、自分にとっては1口サイズだけど、ちまちま食べたら桜の淡い味わいを感じた。なるほどねえ、こういう世界もあるんだね。ある意味、
枯山水的な解釈かも知れない。言い方変えたら、盆栽ぽいかな。

 伯父さん、伯母さんと楽しい会話の後は、せっかく都内に出てきたので、その日の
王様のブランチで紹介されていた、香味徳(かみとく)という銀座でオープンしたラーメン店に行ってみた。

 こういう店は、テレビで紹介した翌日や翌週なんかにいったら行列で入れない。いくなら、紹介された
当日しかないという判断。というか、これまでの経験だな。

 お店についたら、営業していて、行列もできていない! クルマをそばの100円パーキングに停めて、店内に入ったらかなり狭い…。

 券売機で、お目当ての
香味徳ラーメン(750円)を購入しようとしたら、売切れのランプがついている…。なんだ、売れ切れか!と思ったら、なんと5』の付く日はワンコインデー。この日は5日なので、750円が500円で食べられる! 駐車場代が浮きました。

  

 う〜ん、牛骨スープなのに臭みが全くない。あっさりしているのに、味に深みがあり、物足りなさは感じない。
 一方、
細めの麺は軽く縮れているが、なんだかはっきりしない。自分としては、スープがしっかりしているので、伸びやかで腰のある、細いストレート麺の方が合うと思うんだけどな。
 実はここは鳥取のご当地ラーメンだから、地元の人の好みを東京でも踏襲しているんだろうな。

 食べ続けていると、だんだん黒胡椒がきつく感じてきた。臭い消しの目的もあるのかもしれないけど、多少臭みを感じても良いから、もう少し抑えて欲しいところ。
 牛骨ラーメンとしては、つばさ屋がなくなってしまったので、東京エリアとしては貴重な存在だと思う。麺が好みではないので、
★★★★ちなみに、相方の評価は★★★★★


2月8日(火)

 厚木の外れにある
日の出製麺所は、私のお気に入りのラーメン店の一つだ。あっさりしたスープと伸びやかなストレート麺の相性が堪らない。
 この日はクルマで会社に来ていたので、帰りに寄ってみることにした。
 
 基本の
東京ラーメンの並は600円だけど、久し振りなので大(650円)を注文。餃子300円。


 大ラーメンを頼んでしまったせいか、麺が丼の中で固まっている…。伸びやかさがないのはとても残念
 
ちょっと塩っぱめのスープはあっさりしているのにコクがあり最高!

 
一方の餃子はかなりデカイ。ラーメンよりもむしろサイドメニューの餃子の方が食べ応えがあると思う。でも、デカイのと美味いのは関係がない中がネチョっとした仕上がりはあまり好きじゃない。
 
ラーメンの方も最後の方はスープがかなり塩っぱく感じてきた。そうなると麺の方も生タイプのインスタント麺のように思えてくる。

 
最終評価は ★★★。大ラーメンにしたのがいけなかったのかな? 今となっては、らーめん研究所の方が上だな。
 ネットで調べていたら、
この店のオーナーと味噌一のオーナーは同一人物だという! あまりにも味と店構えが違うのでビックリ! 本当かな?
 ちなみにサイトは、味噌一: http://www.miso1.co.jp/ 
日の出製麺所: http://www.miso1.net/hinode/ やはり同じと思って間違えないだろう。


2月12日(土)

 週末だけど、たまには電車でカツ丼を食べにいくことにした。向かったのは中央林間にある
とんかつ順。小雨の降る中歩くこと約10分、ようやく現地に到着したけど、建物自体が無くなっていた。
 それならば、駅構内にある
とんかつ丸木屋に向かったけど、こちらも見つからない。ネットで確認してみたら、昨年閉店してしまったようだ…。ヤフーの情報もかなり怪しくなってきた。

 私の気持ちも、この日の
冷たい雨のようになってきた。
 そこで、
以前一度入ったことのあるとんかつ おかむらに行ってみることにした。カツ丼はやっていないことは知っていたけど、あの分厚い肉はもう一度チェックする価値はあると判断した。

 
白木造りのカウンターのある店内は、飾り気は全くないけど、とんかつ店らしい雰囲気。こじんまりとしているけど、テーブル席とお座敷もある。
 ロースカツ定食900円だけど、前回と同じ特ロースカツ定食(1,200円)をお願いした。


 記憶通りの肉の厚みだけど、ボリュームはなんだか少なくなったような気がする。ロースなのに脂身は少ない。
 
衣は薄く、パン粉も細かい方だろう。肉の脂をすって、なんだか衣だけでもお菓子のように食べられそう。
 
でも、やっぱり肉が硬いな。★★★



 晩飯は相方と前からマークしていた、下北沢にある
新台北という台湾料理店に行ってみた。
 派手な店構えにちょっと驚き、店内に入ると8時過ぎのためかほぼ満席。なんとか席に着くことはできたけど、かなりの賑わいである。

 メニューを見ると、まず
小龍包がないことにガッカリした。でもまあ、台湾でも小龍包をやっている店は専門店化していたことを思い出し、他の料理を注文した。

 最初の写真は、エビチリみたいな料理だと思って注文したんだけど、運ばれてきたら
車海老の丸ごと揚げ(1,000円)だった。
 でも、塩味とニンニクが効いていて、パリパリと頭から尻尾まで食べられる。
こりゃ美味い! 相方と奪い合うように、一気に平らげた。


 台湾黄ニラと牛肉の炒め(980円)は美味いんだけど、しっかりとした味付けなので、白いご飯が欲しくなる。
 それぞれの素材の食感の違いがオーケストラのように口になかで広がる。こちらも美味い。

 やっぱり
台湾料理はビーフン炒米粉 800円)だなと思う。これまで全く見向きもしなかったけど、極細で口の中でプチプチと切れる食感は独特。またあっさりとした味付けはシメとして食べても良いと思う。
 言い方を換えれば、前菜としても合うし、一品料理にもなれば、麺類的な扱いもできるし、シメにもなる万能選手。野球でいえば五十嵐 章人あたりかな。
 
 他にも
カキの玉子焼き(750円)やせいろ蒸しご飯(380円)などを注文。もう、腹一杯!
 値段がもう少し安いということがないんだけど、都内だし、これだけ人気があるということは決して高いわけではないと思う。台湾料理を語れるほどの知識も経験もないけど、この店は本場の味のような気がする。
 また近いうちに来てみたい。
★★★★★ 住所: 東京都世田谷区北沢2-6-5 電話: 03-3485-1626


2月19日(土)

 クルマで大和にある
とんかつ都に行ってみた。467号線沿いにあるのかと思ったら、見つけられず通り過ごしてしまった。引き返して、側道のように走る細い道沿いにお店を発見。道路の反対側にある駐車場にクルマを停めて店内へ。
 
結構しっかりした店構えなのでテンションがあがったけど、中には客がいなかった…。1時過ぎだというのに…。

 メニューを見ると、
かつ丼(700円)が載っていたので注文。
 
注文したらすぐにカツを切る音がした。なんだ作り置きなんだ。と思っていたら、後でカツを揚げる音がした。さっきの音は旦那さんのお昼だったようだ。

  

 衣は煮込まれているし、肉も硬いので、カツが揚げたてでも、作り置きでもって関係ない仕上がり。甘塩っぱい味付けがアクセントになって食べ続けられるのが救い。

 
カツもご飯も量が少ないんだけど、逆に完食しようという気を起こさせる。でも時々、柔らかくって、ジューシーな部分もあった。 ★★


2月26日(土)

 この日は相方とクルマで横浜の根岸にあるとんかつ店に向かったんだけど、日吉‐綱島と走るにつれ、途中に塩ラーメンの名店
らーめん 桃源があることを思い出した。
 年間300軒をノルマにして、ラーメンを食べまくっていたころ、この店は塩ラーメン部門で埼玉 新座にある
ぜんやに次いでマイ・ランキングの2位を占めていた。ただ、駅から離れていることもあり、なかなかありつけなかったことを思い出す。

 お店に到着すると、営業している。幸い、店の外には行列はできていない。10分強店内で立って待った後、席に通される。
 メニューを見て、お目当ての
しお(690円)を注文しようとしたら、良く見るとしおネギ水ギョーザ(980円)を発見。スープは一緒なんだから、リスクは無いし、2人ともこちらにした。楽しみである!

  

 うっまいなあ〜っ! スープはさっぱりしていて、キレがあるのに、コクもある。ただ、もう少しスープの量が多くても良いと思うんだけど。ちょっとケチっているんじゃない? (ちなみに、前回も同じ感想でした ‐ 約10年前)

 
一方、麺は中太で、歯応えもあまりないインスタント風…。こんな麺だったかな? 細目で、伸びやかなストレート麺の方が緊張感が出るし、スープも載る。でも、これだけスープがしっかりしているんだから、太めの腰の強い縮れ麺でも負けたりしないと思う。

 ちなみに、
水餃子は極めて普通。ネギもかえってスープの味がボケる。結局、メニューの左上の隅に載っている、普通のしおが一番お奨め。
 
スープは完璧だけど、麺は自分の好みではないので、★★★★遠方から馳せ参じるだけの価値がある。 住所: 横浜市港北区樽町2-2-19 電話: 045‐544-9005



2月27日(日)

 今週末はまだカツ丼を食べていないこともあり、横浜市青葉区すすき野にある
笑夢に向かった。昨年の夏にいったら、夏の間は昼の営業をしていなくて入れなかった。やはり、真夏にとんかつを食べたくなる人は少ないのかな?
 
店が近づくにつれ、営業しているのか心配になってきたけど、到着したら、お店は別の居酒屋に変わっていた…。

 その後、ナビを使って周辺のお店を捜したけど、データが古いためか見つけられない…。
 仕方ないので、先日入った同じ青葉区の
とんかつ とん亭に入ることにした。

 
前回挑戦したロースかつ丼をもう一度食べてみようかとも思ったけど、火が通り過ぎていたことを思い出し、今回は玉子でとじない料理にすることにした。
 
味噌ひれかつ丼(1,000円)が気になったので、いつもであればヒレをロースに変更できないか確認するところだけど、お店がヒレを推奨しているんだからと思い、ヒレで注文。そしたら、味噌が切れているということなので、ソースひれかつ丼1,000円)に変更した。
 
カツ丼1つ注文するのも、いろいろ葛藤があって大変である。

 
店内には老夫婦が2組。外は天気がよく、暑いぐらいの強い日差し。そして、店内にはスタンダードジャズが流れる雰囲気はとてものんびりしている。例の頑固オヤジも今日は機嫌が良いようだ。

  

 サクサクの衣と柔らかい肉は、酸味の強いソースと絡まりなかなかのデキ。ヒレなので、ジューシーさはないけど、逆にネチョっと崩れるようなこともない。
 
1,000円でこのボリュームと味なら納得 ★★★★。 今度は味噌かつ丼をロースで試してみたい。 住所: 横浜市青葉区桜台14-12 電話: 045-983-4472


3月1日(火)

 この日はお休みだったので、ランチはクルマで川崎・中野島に行ってみたけど、12時過ぎに到着したのに営業していなかった。
前回と同じように定休日などの貼り紙もなかったので、閉店してしまったのかもしれない。(後日、電話して確認しようとしたら『使われていない』というメッセージが流れたので、閉店してしまったのだろう)
 そこで、
とんかつ 後藤に向かうことにした。

 100円パーキングにクルマを停めて、
店内に入るといきなり靴脱ぎ場。掘りごたつ風のカウンター席に座ったけど、足場には暖房がなく足先が冷たい。
 
とはいえ、とんかつ店としては整頓されているし、清潔感もあるので雰囲気は悪くない。

 
ランチメニューにかつ重970円で載っているけど、念のためメニューを見てみたら、通常メニューとしてかつ重1,100円)上かつ重1,300円)が載っていた。
 
店員さんに、ランチのかつ重と1,100円のかつ重は同じなのかと聞いたら、使っている肉の部位が違うとのこと。よく分からないので上かつ重をお願いした。

 
店内にはカラオケの機械から歌謡曲が流れるけど、安っぽいのでやめてほしい。

  

 せっかくの上なのにカツもご飯も少ないな。玉子も1つしか使っていないようだし、どこが上なのかな?
 
肉もジューシーだけど、薄い。なのにちょっと獣臭さがあるな。違いは昆布とマカロニサラダが付いてくるところだったりして…。

 
一方、ほんのり甘い味付けは最高。上かつ重とすると??のところは多いけど、カリカリとした食感が残っているところもあるし、★★★


3月5日(土)

 
3月7日が相方の誕生日ということもあり、泊まりがけで箱根の温泉に行くことになった。
 
せっかくなので、小田原のうな和に行ってみることに。先回のレポートから今回までに3回来たけど、予約してなかったので連続で入れなかったから、入店できるか心配。

 
12時半に到着したけど、整理をしていた男性に聞いたら入店OKだという。店内もほぼ一杯。でも座敷席とテーブル席を選べるくらいの余裕はある。店員に聞いたら、この時期は夏から秋に比べるとやはり空いているそうだ。

 
うな丼は1575円3675円。せっかくなので、2人とも松(2,100円)を注文した。
 
本当に久しぶりなので、とても楽しみ。でも、最近はうなぎが獲れないために、かなり値上がりしているという。松でもうなぎが小さくなっていないかとても心配。

 
あれだけいたお客さんは、1時前にはほとんど帰ってしまい、店内はガラガラ。やはりこの時期にウナギを食べる人は少ないようだ。
 30分くらい待ったところで運ばれてきた。うなぎは心配したほど小さくはなっていない。


 やっぱりうなぎはうな和だな。東京焼き(例えば浅草・小柳)のようにトロトロにはなっていないけど、柔らかいし、臭みもない。また、皮も薄くて全く気にならない。魚料理らしさが残っている。

 また、甘塩っぱいタレが最高! 相方からご飯だけもらったけど、タレがかかっているので、ご飯だけでも食べられる。★★★★★女性には松はちょっと多いかも。結局うなぎも相方からもらうことになった。



   箱根に予定よりも早く着いたので、駒ケ岳
  ロープウェイに乗ってみた。これが初めて
  なのか、以前乗ったことがあるのか、全く覚えて
  いない。
   料金は1人往復で1,050円だけど、クルマは
  有料駐車場に停めなければならない。








   頂上付近はなんと雪で覆われていた。天気は
  良いものの、寒い寒い。
   ネットで調べていたら、昔、ここにスケートリンク
  があったという。駒ケ岳スケートリンクは小学生
  の時に来たことがあった。当時はケーブルカーも
  あったようだ。
   その時に茶色のコートを着ていて、初めて肉眼
  で降ってきた雪の結晶を見て驚いたことを覚えて
  いる。





   頂上に到着する前から、ロープウェイの中では
  乗客が皆富士山を撮影していたけど、頂上に
  到着すると、さらに美しい姿を仰ぎ見ることが
  できる。
   富士山の頂上と高度差がかなり近くて、裾野
  まで見えるので、まさに絶景! こりゃ、元を取った
  と相方と頷きあった。







   頂上付近は空が
、地面がという、昔のマイルド
  セブンのCFのような空間。そのなかに、鮮やかな

  箱根神社元宮はとても映える
   ネットによると、どうやらこの神社はパワースポット
  らしい。??という気もするけど、確かにお参りした
  後は少し元気になったような気もする。








   冬場から春先までは空気が乾燥しているので、遠方
  まで見渡すことができる。
   でも、小田原から二宮、大磯、平塚エリアまで見える
  とは思わなかった。

   ロープウェイで麓に降りて、ホテルに向かう。
   宿泊は強羅にある
ホテル・リゾーピア箱根
  強羅だけに温泉施設もある。






   チェックインして部屋に入ると、眺望はダメだけど、
  部屋自体は新しくて、そこそこの高級感がある。

   まずは持参したパソコンを繋ごうとしたら、ジャックが
  ない! フロントに聞いてみたら、この
ホテル自体に
  パソコンを使える場所がない
という!
   さらに、相方が仕事で至急データ送信をしなければ
  いけなかったので、ネットカフェでも行こうとしたら、
  
最寄が小田原市内といわれて諦めた…。本当?





   このホテルに決めたのは、1人15,000円で
  
蟹と寿司を食べ放題のパックがあったから!
   一汗流してから、バイキング会場に向かった!

   会場は意外とこじんまりとしている。
   アルコールは1,050円で飲み放題になるので、
  ちょっと悩んで自分だけお願いした。
   風呂上りのビールを喉を鳴らしながら、流しこ
  んだら生き返った。





   確かに蟹の食べ放題はやっていた。でも、一番
  食べたい
デカイ脚の部位はなく、胴体と細い脚
  しか置いていなかった。

   2人、黙々とほじくって食べ続けたけど、なんだか
  盛り上がらない。やはり、蟹を安く食べるのなら、
  寺泊にでも行くのがいいのかな?でもガソリン代と
  高速代はかかるから高いものになるな。






   寿司も同じ。ネタは5種類しかなく、作りっぱなしで
  トレイの上に置かれている。
   見た目は
全く美味そうではないのだけれど、
  実際に食べてみるとそれほどひどい代物ではない。
   でも、結局3貫しか食べなかったな。

   まあ、
予想通りにだまされた感じです。まあ、
  嘘はついていないんだけどね。






   一方、それ以外の料理はまあまあで、写真のホタテ
  の上にウニを載せて焼いたものや、角煮など、食べ物
  に困るほどの状況ではなかった。想定内という感じ。

   翌日の朝食も予想していたよりはまともで、結局気持
  ち悪くなるくらい食べてしまった。
   といいながらも、また来ることは絶対にないだろうな。
  
★★★





3月12日(土)

 この日は晴れているんだけど、あまりにも風が強いので、相方と昼飯を食べに行くことになった。ネットで調べていたら、
とんかつ くらやという店が川崎・宮前区にあるようだ。最寄りと呼べるような駅は周辺にはないけど、あえていうなら梶ヶ谷かな。

 
古い日本家屋を改造したと思われる店舗。玄関を入るとすぐに靴を脱ぐことになる。
 
店内にはピップポップが流れる。店構えからするとミスマッチだけど、ロン毛のご主人のクルマはアメ車のアストロだということを考えれば納得。

 
開店して間もないためなのか、昼の1時過ぎだというのに、お客はほとんどいない。でも、会計の時に聞いてみたら、開店してから3年も経っているということだった。

 
ランチメニューのソースカツ丼(1,000円)は店内のメニューには出ていないけど注文できた。相方はロース定食(1,500円)を注文。
 
メンチカツが単品料理(560円)で出ている。とっても気になったけど、どのようなボリュームでてくるのか分からないので、次回のお楽しみにした。

  

 和豚もちぶたを使っているというが、柔らかい そして、ジューシー脂がしつこくなく、口の中で溶けてなくなる。良い意味で、どこを食べても同じ食感。筋など全く感じない。
 掛っているソースは
酸味が強いけど、テーブルに置いているソースと同じかな。もしそうだったら、かなり多めに掛かっているので、少なめにして欲しい。

 
相方に1.5倍値段が高いロースカツを1切れもらったけど、質の差は分からなかったし、カツ丼でもカツもご飯もボリュームは充分。腹が一杯になるほどではないけど、この位がちょうど良い。そのロース定食の写真は撮ったけど、次回紹介します。
 ★★★★。 住所: 川崎市宮前区野川27 電話: 044-798-3010


3月13日(日)

 母親達と墓参りをすることになり、鎌倉へ。昼飯は久し振りに
そば処 竹庵に行ってみた。
 開店前に、一番乗りで到着したので順番待ちのリストに名前を書いて待つことに。すると、その後ドンドン比較的年齢層が高い客がやってきて、開店前だというのに行列ができてしまった。

 名前を書いた順に席に通されたのだけど、妹が何を注文するか悩んでいる間に後から席に着いたお客の方が早く注文したため、出てくる順番が逆になり、えらい待たされてしまった。
 この店のお客はほぼみな常連なので、要注意である。結局、その妹も含めて注文したのはいつもの車海老天せいろ(1,680円)。私は小どんぶり(315円)を玉子丼で追加。

  

 あいかわらず、白くて、細いそばは本当に上品で、とても女性的だと思う。しかも腰もあるし、この手のそば屋にしては量も充分。天ぷらを含めていうことなし。
 
★★★★。 やっぱり、地元の老夫婦が集まる店は美味い確率がかなり高いと思う。


3月19日(土)

 先週に入った
とんかつ くらやのメニューに載っていたメンチカツが気になって仕方なかったので、相方と行ってみることにした。
 お店に入って、
メンチカツを注文したら、あいにくこの日は出せないという…。

 
仕方ないので、私は限定厚切りロース定食(1,900円)、相方はヒレ定食(1,800円)を注文。ランチにしてはリッチかな? 先週、3年前から営業していると聞いたけど、その割にはお客が少ないな。やはり料理が高いからかな? この日も昼過ぎなのにほとんどお客がいない。


 う〜ん、肉は柔らかくって、厚いけど、ソースかつ丼の1.8倍のクオリティを感じないな。1,800円の定食には見えない。まあ、普通のロース定食と比べれば400円しか違わないんだから、こんなものかな?
 
でも、キャベツの水が皿に溜まっていたようで、特に切り口を上にして置かれたカツは水っぽくなっている。

 
ヒレも相方から1切れもらったけど、ロースのような輝きはない。
 
やはり、この店はソースカツ丼をソース少なめで注文するのがイチオシだな。この日は ★★★★。とはいいながらも、脂が口の中でとろけるところは充分合格レベルにある。



 晩飯前に、相方に吉祥寺の丸井そばに新潟のソースカツ丼の店があることを聞いた。
 それじゃあ。今度行こうと話していたんだけど、晩飯の時間になったら、特に行きたい店もなかったので、2人で行ってみることにした。
相方も2食連続でとんかつを食べることになる。立派に成長してきたな。

 お店は喫茶店風。学生の街ということを意識しているのかな。店頭にガラス張りの厨房があり、カツを揚げているその雄姿を仰ぎ見ることができる。また、入り口すぐ横でカツをソースに浸けている。この辺りは一種のパフォーマンスだと思う。

 基本の
カツ丼800円。バリエーションがあるので、ちょっと悩んだけど、私は二段もりカツ丼(1,000円)、相方は野菜ヒレカツ丼950円)を注文。


 甘塩っぱいけど、新潟カツ丼らしい仕上がり。ただ、新潟市のとんかつ 太郎とかと比べると、かなり肉が厚くて、あのお菓子のようなカリカリした感じはなく、一枚一枚のボリュームがあり、しっとりしている。そのためか、あまりペースが上がらない。味付けも、より塩っぱいかな

 二段もりは余計だった。もう、
カツが多過ぎる。ロースカツでいいなら、普通のカツ丼で充分。二段だと飽きてきた。

 相方からヒレカツを1枚もらう。店内のポスターを見ると、ヒレ肉は
もちぶたを使っていて、お店のお勧めのようだ。しかし、食べてみるとあまり違いが分からない。少し肉が厚く感じるくらい。
 
ロースもジューシーさはないけど、食感が軽い分、ヒレよりロースの方が美味い思う。
 
味付けがやっぱり塩っぱいのはマイナス評価 ★★★


3月20日(日)

 
昨年末にとんかつ 又兵衛というお店を見つけていたんだけど、駐車場がないので、これまで入れないでいた。場所は南武線・久地駅のそば。
 それから時が経ち、だんだん暖かくなってきたので、この日にチャリを乗り始めることにした。初チャリの日にどこに行こうと考えた結果、とりあえず又兵衛に行くことにした。

 百合ヶ丘からは、距離的に見ればそれほど遠いわけではないので、あっという間に開店前のお店に到着。
開店は11時30分なので、しばらくお店の周辺を散策して時間を潰す。
 開店時間になったので、お店に行ったんだけど、開店しない…。???と思っていたら、10分遅れてドアが開いた。寝坊でもしたようだ。

 
席に着き、ビニールケースに入ったメニューを見るとカツ丼などはなく、どちらかというと洋食系のようだ。
 
諦めてロースカツ定食でも頼もうとしたら、壁にかつ丼850円)が貼ってあるのを発見したのでお願いした。でもまあ、正規メニューでもないので、期待はできないだろう。

 店内にテレビがあるんだけど、厨房にも別のテレビが大音量でついていて、やたらやかましい。お客用のテレビの音を全く聞き取れない状況…。やれやれ。

  

 肉は限りなく紙に近い。普通のハムよりもさらに薄いと思われる。よって衣の方が厚い。
 
味付けは濃いめだけど、塩分控えめで、食べられる。ただ独特の風味があるのが気になる。樽臭や、シナモンのようなんだけど、もしかしたら醤油かな?
 
う〜ん、★★


3月25日(金)

 この日の最高気温は10度というのでチャリで出発したけど、風は強いし、夕方から雨だというので、遠出はやめることに。とはいえ、近隣のとんかつ独立店はほとんど行ってしまったので、行き先が決まらない。
 そこで、新展開の東京エリアに行ってみることにした。

 向かった
のは以前からクルマで走っている時にマークしていた、天ぷらとんかつ 山之内。場所は東京農大のすぐそば。

 昔ながらのとんかつ店。到着し、店内に入ると、結構年季の入ったご夫婦で切り盛りしている。昼時のためか店内はほぼ満席。特徴的なのが老若男女、学生から会社員、ファミリーまでかなりいろいろなお客で賑わっている。

 メニューを見ると、
ヒレかつ丼1,400円)ロースかつ丼1,100円)の他に『名物 農大かつ丼』(880円)が載っている。農大かつ丼とはどんなかつ丼なのか疑問に持ちながら、ロースかつ丼を注文。美味しかったら次回試してみよう

 
場違いのように20才前後の女の子のグループがいたけど、カツ丼が何個もお盆に載って運ばれていった。なんという壮観。数が多いので、店内が甘塩っぱい香りで満たされる。カツ丼も捨てたもんじゃない。21世紀は実はカツ丼の時代だったりして。

 
カウンターにカツ丼が3杯並んだので、そろそろ自分の番かとおもっていたら、後ろのテーブルに座っていた若い男女3人組も3人ともカツ丼を注文していた。凄いカツ丼比率である。

 かなり待った後、やっとカツ丼が運ばれてきた。味噌汁の代わりにお吸い物が付いてきた。

  

 カツはかなり煮込まれている。カリカリ感は全く残っていない。肉はかなり厚い。1センチはありそうだ。食べてみると、柔らかいんだけど、ジューシーさはなく、パサパサしている。
 
一方、味付けは絶妙。シンプルなんだけど、濃くも薄くもない。

 
1,100円にしては肉もご飯も充分。さすが学生街。もちろん、肉もお米にも不満はない。また、肉に臭みも感じなかった

 
ふと店内を見渡すと、ほとんどのお客がカツ丼を食べている。よくよく、1人1人見てみると、煮かつ弁当の1人を除いて、全員カツ丼!
 
凄いお店だ…。★★★


3月27日(日)

 この日はチャリでポタリング。昼飯も近所で済ますことにして、登戸にある
とんかつ やまとに行ってみた。(写真に写っているチャリは私のものではない)

 建物自体は
かなり年季が入っている。日曜日の昼過ぎだとはいえ、狭めの店内は男性客でほぼ満席。恐らく、女性独りで入るのはかなりの覚悟が必要だろう。

 
メニューを見ると、ヒレかつ重1,050円)とともにかつ重(940円)が載っていたのでかつ重をお願いした。
 座敷では地元のジイ様たちが、テレビで高校野球を見ながら好き勝手なことをいっている。まあ、この年でいつもの連中と集まって酒を飲んでいるんだから、本当に幸せな人達だと思う。

 なんてことを考えていたら、かつ重が運ばれてきた。でも、大きなお重の半分には
野菜がこんもりと盛られている。むしろカツ丼弁当という感じ。でもまあ、体のことを考えると、ありがたい。

  

 カツを食べてみることにする。衣は煮汁を吸って崩れかけている。そして肉はかなり硬い。ちょっと甘めの味付けがアクセントになって完食できたけど、別に安いわけでもないし、また来ようとは思わない(いきなり結論)。

 
周りを見渡せば、一昨日の山之内と違ってカツ丼を食べている人は1人もいない。みなフライの盛り合わせなどの定食を食べている。寂しい限りです。★★


3月30日(水)

 
親戚の叔父さんがなくなったので、藤沢へ。叔父さんのことを惜しみながらも、久し振りにお会いした親戚と昔話に花が咲く。正直、お通夜というのは基本的にかなり味気ないと思う。今回は家族・親戚による葬儀だったので、叔父さんを偲びながらいろいろなお話ができたけど、一般的なお通夜だったら、亡くなられた方が知人でもない限り、お人柄すら知ることができずに葬儀場を後にすることも珍しくない。

 
なんてことを、藤沢駅からイトーヨーカドーに向かってちょっと歩いたところにあるとんかつ とんこで考えていたら、注文したロースかつ重(1,370円)ができたようだ。

 こじんまりした店内だけど、年季の入ったご主人とともになんだか味がある。繁華街のはずれだけど、9時前だけあって客は私独りだけ。飲み屋っぽい店構えだし、店の入口にメニューのようなものは置いていないので、入り辛いのかもしれない。

 お盆がテーブルに置かれて、さあ食べようとしたら、ロースかつ定食だった…。どうやら、
ご主人が聞き間違えてしまったようだ。私もはっきりいわなかったのかもしれないけど、そもそも店内のテレビの音が大きすぎると思う(聞き間違えて当たり前?)。
 どうしようかと思っていたら、『大丈夫、大丈夫!』といって、カツを煮込んで、かつ重にしてくれた。ありがたいんだけど、火が通り過ぎていないかちょっと心配。

  

 美味い! 味付けはしっかりしているのにしつこくない。
 
カツのボリュームは充分。衣はしっかり煮込まれているけど、揚げたてならではのカリカリ感が残っている。肉は充分に厚い。1センチくらいの厚さなのに柔らかく、美味い!美味い!

 
筋は感じないし、臭みもない。端っこなんて超ジューシー! でもちょっと味が濃いかな。
 また来よう。次回は普通のかつ重(960円)に挑戦だな。仮で
★★★★。 住所: 藤沢市鵠沼石上1-5-15 電話: 0466-22-0138



 ところで、最近たまたま『葬式は、要らない』(島田 裕巳著 幻冬舎新書)という本を読んだ。重苦しいテーマだけど、実際読んでみると淡々とストーリーが展開し、あっという間に読み終えていた。
 日本の葬式を歴史的に振り返ったり、海外の葬式と比較したりといろいろな見地から葬式を分析し、最終的には今後主流になると思われる葬儀のスタイルまで言及している。


 また、ウンチクにも溢れているので、この手の情報の収集マニアには貴重な情報源となると思われる。
 例えば、
  ‐ 告別式が最初に行われたのは、葬式無用論を唱えた中江 兆民で板垣 退助や大石 正巳が取り仕切った。
  ‐ 飛鳥時代から奈良時代に創建された仏教寺院は墓地を持たず、檀家がいない。
   あくまでも、仏教を学ぶための場であった
  ‐ 戒名の習慣と戒名量、戒名料の相場、戒名のランク
 などなど、ウンチク好きでなくても気になるトピックが満載である。
 もちろん、そろそろ自分の葬式の事も考え始めなくてはと思っている方にはお奨めします。多分、すこし肩の荷が下りたような気がすると思います。

 題材に相応しくないくらいにスムーズに流れるストーリー展開に、ふと思うところがあり、自宅に帰って本棚を見てみたら、作者の島田 裕巳は『
日本の10大新宗教(幻冬舎新書)の作者でもあった。納得である。こちらも体系的によくまとまっていて、著者と紹介されている新宗教との距離感が絶妙である。


3月31日(木)

 この日も叔父さんの葬儀に参列した。
 出棺の際は、話題が豊富で、いつも周りの人達を笑わせていた叔父さんにはもう会うことができないと思うと本当に悲しかった。また、自分より一回り若い甥っ子たちが涙を流しながらも、凛として、父親とお別れをしている姿には胸が熱くなって涙が溢れた。
 叔父さんと甥っ子たちがどのような時間を過ごしてきたのか窺い知ることができた。叔父さんも幸せだったと思う。

 数日たって、日経のウエブ版を見ていたら、叔父さんの訃報が載っていた。かなり有名な会社の常務をされていたことを初めて知った。


 葬儀が終わって、会社に顔を出す予定だったけど、電話をしたら問題が解決したようだ。藤沢で昼食を食べようかとも思ったけど、昨晩たまたまチェックしていた
湘南町屋という湘南モノレールの駅のそばにあるとんかつ サンバードに行ってみることにした。

 いわゆるキッチン風なのでカツ丼はないのかと思いたけど、メニューを見たらやっていた。もちろん、カツ丼(900円)を注文。
 本当に神奈川のカツ丼率はかなり高いと思う。正直、都内だととんかつ店でカツ丼をやっているのは感覚的だけど6割くらいだと思う。一方、神奈川は
8割以上かな。都内ではとんかつ店は飲み屋さん的に使われていて、神奈川では食堂として使われていたりするかもしれない。

 ちなみに、この店の人気メニューは
ブタ丼850円)のようで、8割くらいの人がブタ丼を注文している。
 新聞でも読もうかなと席を立とうとしたら、カツ丼が運ばれてきた。

  

 なんだこりゃ!天津丼か! カツは煮込まれていて、とじた玉子と一体化している。
 肉は柔らかいんだけど、かなり薄くて、臭みがある。そもそも出てきたタイミングからして揚げたてではないだろう。これで900円は高い。
 
味付けはあっさりしているけど、甘め。評価は 。 二度と来ない。


2011年1月〜3月のレポートは以上です。

月は★★★★+(ともに仮評価ですが)の
お店を2軒も発見できました。
仕事をやり遂げた感じがしています。

来月はランキング1位の
食堂まるいをレポートします


< To Be Continued >

ホームページに戻る