『やっぱりカツ丼!』 2010 4rd Qtr
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
慶州に行ってきました!(2回)
ソウル、プサンとは全く異なる表情を持つ
慶州がとても気に入りました!
10月2日(土)
いつもの通りチャリに跨り、川崎駅方面へ。でも、川崎駅周辺のとんかつ店は制覇したので、鶴見駅周辺まで進む。
とんかつ むら井は鶴見駅のすぐそばなんだけど、目立たない路地にあるので、お店の発見に意外と時間が掛った。
店内はとんかつ店というより、ちょっと小洒落た日本食レストランという感じで、油臭さは全くない。BGMにはジャズが流れるけど、あまり違和感がないくらい。もちろん、女性一人で入っても違和感はないだろうし、実際におばあちゃんが一人で来ている。
カツ丼はランチメニューなのかもしれない。1,000円でロースとヒレが選べる。
レイアウトにゆとりがあり、カツ丼を待つ間も居心地が良い。店員が席数に対して比較的多いので、注文などがスムーズに流れているせいもあるのかもしれない。
見た目は上品な仕上がり。残念なことに肉は薄いんだけど、その割にはジューシーで柔らかい。
衣はラードの量が少ないのか白っぽい。また、香ばしい香りもしない。カリッとした食感もないので、揚げ物マニア的には盛り上がらないけど、最近はこちらのタイプの方が一般的にウケが良いのかな?
★★★+。お店の印象は良いけど、また来ようとは思わないな。
10月10日(日)
鎌倉に墓参りに行く途中に、金沢八景周辺のとんかつ店に行ってみることにした。
1時30くらいに到着したけど、せり沢は暖簾がしまわれていたし、ながしまと石川はシャッターが降りていた。
とんかつ店のカツ丼は諦めて、霊園に向かうことにしたけど、環状4号沿いにそば処 伊勢福というそば屋を発見したので、入ってみることにした。住所的には横浜市金沢区となるようだ。
メニューを見ると、カツ丼(950円)もあるけど、そばも試してみたかったのでカツ丼セット(1,050円)を注文。
そばは手打ちとは思えないくらいの仕上がり。こだわりを持ってそばを打っているとは思えない(手打ちではないようだけど)。カツ丼のカツは出てきた時間から考えても揚げたてではないだろう。
衣は汁を吸いまくった結果、重くなっているし、肉はパサパサで硬い。
カツ丼はひどいデキだし、セットで評価しても
★★+。
10月11日(祭)
チャリで鶴見駅に到着し、事前に調べておいたお店に行ってみたけど、祭日のせいかお休みだった。その他の調べておいたお店も見つけられないし、周辺に美味そうな店もない…。
仕方ないので、川崎方面に戻って、以前入ったときに評価が高かったとんかつ 結城に入ってみた。
店頭にはソースかつ丼の貼り紙がある。そうか、ソースかつ丼も悪くないかと店内に入り、メニューを見ると普通のソースかつ丼(850円)の他に、上(1,100円)もある。悩まず上でお願いした。
この日もお客はわたしだけ。祭日はお客が少ないのだろうか。
カツをソースの中に潜らすのではなく、揚げ立てのカツの上に甘い粘度のあるソースを塗っているようだ。
カツは1センチ以上あるけど、かなり柔らかい。そして両端は超ジューシー! ソースの甘みが気になるけど、カリカリの衣を食べていると、お菓子を食べているよう。
端っこは脂が溶けはじめている状態なので、まるで和牛ステーキをレアで食べているのではないかと錯覚するくらい。5つ★でも良いかなと思ったけど、なにかユニークなところが欲しいなあ…。
なので、★★★★+! 残念だけど、この店は玉子とじより、ソースカツ丼の方が美味いな。
10月20日(水)
仕事で、韓国・慶州に2泊3日で行くことになった。
羽田の国際線が増便になるっていうからいろいろ
調べたけど、羽田‐釜山線は相変わらず早朝の1便
だけ…。
慶州は釜山から結構離れているので、ソウルなどを
経由する便も調べたけど、10万円以上するので、1番
安い成田‐釜山便にした。
成田までは遠いけど、釜山にはあっという間に到着。
宿泊したのはコーロンホテル。相方によれば、一時期
はかなり派手な展開を韓国国内で行っていたホテル
チェーンだとのこと。
取引先が提携しているということもあるのかもしれない
けど、ツインのシングルユースで1泊7千円位。
ホテルの周りにはコンビニすらない田舎なので要注意。
晩飯も連れて行ってもらった。
入ったのは、ホテルからクルマでちょっと走った先に
ある李朝(イジョ)韓定食。
郊外にある店なんだけど、後で調べたら結構有名な
店のようで、お店の紹介がネットでも日本語で出ていた。
住所: 慶州市普門洞49-27 電話: 054-775-3260
通されたのは新羅時代をイメージした個室。
本当にこんな感じだったのかもしれないけど、なんだか
寂しい。となると、どんな料理が運ばれてくるのか心配
になってきた。
慶州では韓定食を食べさせる店が多いというが、山菜
を使ったナムルの店などもあるようだ。ナムルとキムチと
ご飯だったらどうしよう…。
心配は杞憂に終わった。様々な料理が驚くようなタイミングで次から次へと運ばれてくる。
最初はとてもカラフルな一品。まるでイタリアンのような仕上がり。北京ダックのように、それぞれの具材をピンクの皮に載せて、巻いて、一気に口に運ぶ。1人1個しか食べられないのがとても惜しい。
平目の刺身に続いて運ばれてきた料理は。一見ハンバーグに見えるけど、食べてみたらハンバーグ。なんだけど、実はこのエリアのプルコギなのだという。甘塩っぱい味付けは、ご飯に合いそう。これだけでもメインになると思う。
焼いたエビが出てきたけど、殻を剥くのが面倒だなと思っていたら、なんと女性店員さんが剥いてくれた。この辺りはさすが宮廷料理という感じ。
終いには生の朝鮮人参が出てきた…。『元気がバンバンでまっせ!』と取引先はいっていたけど、味は苦いし、ちょっと微妙。でも楽しい。
大きな鍋が置かれたと思ったら、中身はスープ。なんだかワカメスープのようで色気のない感じだけど、1度飲んでみたら、あっさりした味付けなのに、無茶苦茶後を引く。何杯もお代わりしてしまった。
ここに載せたのは、運ばれてきた料理の一部。取引先によれば、これでも料理だけなら 3,000円くらいらしい。とはいえ、相方によれば、韓国で料理で一人3,000円というのは接待でもない限りかなり豪華な食事らしい。
そろそろ料理が終わります。というので、今度こそ
キムチとチゲとご飯かな?と思っていたら、新しい料理
がドンドン運ばれてきて、御膳を埋め尽くした。
圧巻である。大満足 ★★★★★。
となると、以前飲み友達とソウルに行った時に入った
青紗草籠(チョンサチョロン)はなんだったんだ。4万
ウォンで最低の料理に最低のサービス。
トラベルストーリー(昭文社)もそんな店を載せるな!
10月21日(木)
この日は取引先に朝から入って打ち合わせを行った。
お昼時になり、社員食堂で昼飯をいただくのかと思った
ら。クルマに乗せられ、その会社から比較的近いところ
にある民家の前でクルマが停まった。
看板とかはなかったので、なんで?と思ったけど、ここは
実は料理店のようだ。
テーブルの上には、油を流す形で鉄板が置かれて
いたので、サムギョプサルかと思ったら、運ばれて
きたのは赤身の肉。
こんな肉は今まで見たことがない。まさか…韓国
ではまだ食べられている犬の肉では…。
こちらがドギマギしていると、それを察したか社長が
この肉はドックだ、ドックだといい出した。
えーっ!とうとう犬の肉に挑戦するのか!?
いよいよ覚悟を決めかけたところ、実は犬肉では
なくって鴨とのこと。DOGではなく、DUCKだったのだ。
最近は韓国でもヘルシー志向ということで、脂が少
ない鴨の人気が高くなっているという。
半分力が抜けたけど、まあ良かった。
ちなみに、左端には脂身が映っているけど、この
脂身からでる脂で赤みを焼くのが韓国流。
〆で鴨の骨でとったスープが運ばれてきた。
このスープが美味い美味い! 正直、上記の
小皿料理がなくっても、炊きたてのご飯の上に
このスープをぶっかけたら、キムチ位があれば
もう充分。
もちろん、鴨の肉もさっぱりしていて美味かった
けど、なんといってもランチだしね。★★★★。
値段も場所も、店名すら分からないしね。
晩飯はクルマで走ること焼く1時間半。慶州から
ちょっと離れたところにある蔚山(ウルサン)に到着。
(パソコンで『うるさん』と入力したら、漢字に変換で
きた。プチ感動!
ウルサンは社長の自宅があるところだという。
どんな店に連れていかれるのかとワクワクしていた
ら、まるでファミレスのような高級感の無い焼肉店。
店名はポトチョン(捕盗庁)と読むようだ。
店内も明るく、高級感は全くない。
なんでこんな店にわざわざ連れてこられたのかな。
日本に帰ってきて、ネットで調べても、値段の割に
美味しい店として紹介されている。
と思っていたら、社長がごそごそと袋の中から何か
を取りだした。そういえば、午後は社長を会社で見か
けることはなかったけど、実は松茸を手配していたと
いう。こういうところが良い意味で韓国の人なんだな。
しかも、こんな量食べられない!
肉はひたすら骨付きカルビ。最初から最後まで骨
付きカルビ。嬉しいんだか、苦しいんだか。
松茸はちょっとしんなりしたくらいで食べたいんだ
けど、片面がちょっと火にあぶられたくらいですぐに
食べろ!食べろ!といわれて口に運ぶ。
ちょっと硬いんだけど、それが良いのかな?
散々カルビと松茸をいただいて、ホテルに戻る。
ちなみに、韓国ではシャンプーと歯ブラシ、髭そり
は使い捨てのものを無料で置くことを禁止している。
よって、これたのアメニティーは有料。
この前、泊った東横インは日本と同じでデッカイ
ボトルが無料で置いてあったと記憶している。
どちらにしても、持ち込んだ方がよいと思う。
10月22日(金)
朝起きて、カーテンを開けると慶州らしい風景が。
ソウルや釜山にいった時は、正直日本とあまり変わら
ないと感じた。なんの面白みも感じなかった。
しかし、古都といわれるだけあって、慶州は本当に
味わいのある街だと思う。まだ観光をしていないのに、
そう思わせるんだから、間違いないと思う。
一度、ゆっくりと(プライベートで)来てみたい。周辺
をチャリで走ってみたいと思う。
取引先に釜山空港までクルマで送ってもらう。
写真はもちろんガソリンスタンド。でも慶州なりの
様式を踏襲している。
建築コストを考えれば、100%ムダなんだけど、
それでもやってしまうのが慶州堅気か、それとも
条例か?
相方は、慶州は観光地だからというが、日本では
京都だって、奈良だって、こんなGSはない。
無事釜山空港に到着し、チェックインした後、昼食
を空港の2階にあるレストランで摂ることにした。
前回は辛いタコの料理だったので、今回はロース
カツ定食(12,000ウォン)にした。
運ばれてきたのはサンプルを大きく上回る大きさ
のとんかつ。こりゃ、デカイ!脇のレモンと比べてみて
欲しい。
驚きながら、デミグラスソースがたっぷりかかった
カツを切っていると、またビックリ!
予想をさらに上回る薄さ! 確かにカツレツは
豚肉、牛肉を叩いて作るけど、これだけでかくて、
こんなに薄いのはギネス級?
まあ、お菓子のような感覚で、あっという間に完食
してしまったけどね。
実は、今回訪問した会社に、12月にもう一度伺う予定。しかも今度は3泊4日と1日多い。どこに連れて行ってくれるのかな?
サムギョプサルは試してみたいところだな。おっと、仕事で行くんでした!
10月23日(土)
休日だけど、チャリではなく、電車で小田急相模原へ。
向かったのはとんかつ ことぶき。これまで3回行ってみたけど、3回とも休みだった。(三顧の礼か!)
なので、まあ、この日も休みだったらさがみにでも行こうと思っていたんだけど、店の前に来たら営業していた…。
店内は午後1時だというのに客はいない…。広々としたレイアウトなので、閑散とした寂しさがある。
とんかつだけでなく、丼物もやっていて、カツ重(1,000円)を始め、上カツ重(1,350円)、ヒレカツ重(1,550円)、チキンカツ重(940円)などいろいろメニューに載っている。もちろん、上カツ重を注文。
広々とした店内には相変わらず客はいない…。14インチ
ブラウン管のテレビでは民放の番組が流れているのがせめてもの救い。(のど自慢でなくってよかった)
玉子の白身がほとんど生のまま塊でカツの上に載っている。ちょっと抵抗感があるな。
カツをつまみ上げて見ると、肉がかなり分厚い。場所によっては2センチくらいあるかも。ということで、カツは凄いボリューム。
そのカツを食べてみるとシャキシャキとした食感で簡単に噛み切れる。肉を食べるときの表現としては奇異なのは分かるけど、適切な表現ができないのが残念。というか、他店ではあまりない食感。
でも、残念なことに脂に近い部分はかなり獣臭い…。さがみやレモン亭も生っぽかったので、このエリアの特徴なのかな?
一方、せっかく揚げたてのカツは煮込んでいるので、カリッとした食感はないし、ご飯もベチョベチョで気持ち悪い。また、玉子の白身の塊がベチョっとした食感をさらに増長する。カツに絡めても状況に変わりがない。
味付けは、ちょっと物足りないくらいあっさりしている。だけど、食後はピリピリとした食感が残ったから、化学調味料を結構使ってあるのかな?
全体的には ★★★+。だけど、また来ようとは思わないな。
これで小田急相模原を制覇したと思っていたら、読者の方からタレコミが…。なんとこれまでに行った店以外にも2店舗あるようだ。恐るべし、小田急相模原!
10月24日(日)
南大沢のアウトレットに連れてこられた帰りに、味のとんかつ とんとん亭に寄ってみた。
狭い店内に入ってみると満席で、席に着くのにちょっとの間、立って待つことに。
席に着いてメニューを見ると、カツ丼はやっていない。特に特徴的な料理もないので、ロースカツ定食(1,260円)を注文。しかし、雨の日曜日の夜だというのに、満席とは凄い人気だな。
ちょっとだけ高めな値段を考慮すると、本当に誉めるところも、指摘するところもない。肉はジューシーさはなく、パサつき気味だけど、筋などなく、食べやすい。カツの量も、値段を考えれば妥当。
豚汁は煮込みすぎだけど、炊きたてのご飯はなかなか美味い! ★★★+。とんかつのチェーン店と比較しちゃ、値段の面で可愛そうだけど、まあまあ納得のデキ。
突然ですが、読書の秋ですね。ジェフリー・アーチャーは大好きな作家なんです。
初めて読んだのは、新潮社の文庫本で『百万ドルをとり返せ!』で、大学一年の時だった。
テンポ良く流れるストーリーと、まるで映画でも見ているのではないかと錯覚するくらいの描写力に愕然とし、かなり興奮したことを今でも覚えている。私にとっては衝撃的な作品である。
その後、最初に入った会社を辞めて、オーストラリアに留学したのも、アーチャーの作品を原文(英語)で読んでみたいというのがその理由の1つであった。
アーチャーの小説は日本語で読むと引き込まれて、息をつく暇もなく、あっという間に読み終わっているのだけど、英文で読むと文法的に難しく、最初の頃は1ページ進むのもかなりの時間が必要だった。
しかし、オーストラリアから帰ってからは、彼の作品は時間が掛っても原文で読むことにしている。彼の特徴である、早くて無駄のない展開は、噛みしめる様にゆっくりとしたスピードで読んでもどんどん引き込まれていく。
先日、都内に出かけた時に、洋書コーナーを覗いてみたけど、ジェフリー・アーチャーの新作は出ていなかった。田舎に住んでいると、洋書を買うのすら大変なので、ちょっと考えた後、百万ドルをとり返せ!の原文である『NOT A PENNY MORE, NOT A PENNY LESS』を購入した。
約30年振りに同じ小説を今度は英語で読んでみる。だいだいのストーリーは覚えているけど、細かいところはすっかり忘れている自分に驚きながらも読み進んでいった。相変わらず、読むスピードは遅いけど、ハラハラ・ドキドキとしながら読み終わった。
う〜ん…。そりゃ、最初に読んだ時の方がインパクトが強いのが当たり前だけど、18歳の時に読み終わった時と比べると爽快感が違うな。その時はもう少しさらっとしていた…。
いろいろ考えた結果、この違いは翻訳者である永井 淳氏の技量によるものという結論に至った。これだけ最初から最後まで緊張感ある展開なのに、同じようなテンションを保ちつつ、単に正確に訳すのではなく、むしろ原文のスピード感をさらに増すように、読みやすく翻訳している(と記憶している)。
これまで翻訳された本を読んだ時に、誰が翻訳したなんて全く気にしたことはなかった。ブレードランナーの原文である『Do Androids Dream of Electric Sheep』を読んだ時も、映画とあまりにも設定が異なっていたため、結局原文と和訳を交互に読んだけど、印象が変わることはなかった。
ということで、また細かい設定を忘れたころに(30年後だったら、今後読むのは78歳!)、今度は和訳バージョンで読んでみることにしよう。
11月14日(日)
六本木にある美容院に行く前に、せっかくなのでカツ丼を食べて行くことに。
小田急・千歳船橋駅を降りて、ちょっと歩いたところにとんかつ はまがある。
とんかつ屋らしい店構えともいえるし、あまり期待ができない雰囲気もする。ショーウインドウを見るとカツ丼をやっているので、あまり考えないことにして入店。かつ丼は870円だけど、上かつ丼(1,080円)があったので、こちらを注文。 他にヒレかつ丼(1,290円)もある。
しばらくして運ばれてきた。無茶苦茶美味そうだ。
上カツ丼となると、普通のカツ丼との差を明確にするために玉子を2個使い、1個を生のままで載せたりしている店が多いが、この店は肉の厚みを変えているようだ。かなり厚い。一方厚い肉に火を通すためか、肉が少々バサ付いている。
味付けはあっさりとしている。衣はそのツユを結構吸っていて、揚げたてなのにカリカリ感は意外と感じられない。カツの量は上カツ丼だけに多めだけど、丼とすればちょうど良いバランス。味付けが淡白だからかな?
作り手のこだわり、気配りは感じられるけど、また来たくなるほどではない。★★★+。
11月20日(土)
昨日は都内で打ち合わせだったので、成城学園前で途中下車してとんかつ 椿に行ってみたけど、既に閉店していた…。店頭には1時50分から昼休みだとのこと…。お店に着いたのは2時ちょうどだった…。
駅から結構歩くんだけど、途中道が分からなくなり、タイムロスしたのが痛い。しかし、ランチが1時50分までって短くない??すぐに疲れちゃうのかな?
なので、翌日も相方を誘ってとんかつ店へ。この日は最初、中央林間周辺を探索したのだけれど、お目当てのお店に入れなかったので、以前マークしていた小田急線
鶴間駅にあるとんかつ とんきに入ることに。
クルマ1台がやっと通れるくらいの狭い路地を走り、お店が営業していることを確認してから、提携している100円パーキングにクルマを停めて店内に。
白木造りのカウンターは年季が入っているけど、手入れがされていて、なかなか気持ちが良い。これがあると、日本料理店らしい雰囲気になり、店内には自然な緊張感が漂う。
メニューを見るとカツ丼はない。なので、ロースかつ定食(1,480円)を注文。相方はヒレ(1,480円)かと思ったら、ロースを注文。そうだよな、豚肉はロースだよな。最近分かってきたようだ。
ちょっと硬めの食感だけど、ジューシーで美味い。脂味は口の中で溶けてなくなる。肉も厚めで、値段を考えれば文句はない。ただし、衣が肉から簡単に剥がれるのは寂しい。
まっ、とんかつ専門店なら、平均的な評価。★★★+。コメントが短くてすみません。
11月26日(金)
週末は3週間連続で大山に登っていたので、カツ丼の方が疎かになっていた。『なんだ、あいつ、最近弛んでるんじゃないか』と思われている読者も多いのではないかと思う。
そこで、思い切って会社を休んで、これまで行ったけど、入れなかった店に行ってみることにした。まず目指したのは金沢八景先の街道沿いに店を構えるとんかつ せり沢。
どうやら営業しているようなので、読者の方からアドバイスをいただいた通り、道路の反対側にある100円パーキングにクルマを停めて店内に。
店内は長いカウンターに沿ったカウンター席だけ。平日とはいえ、1時前だというに満席。1時は外に行列ができていた。凄い人気のようだ。そばに市場や工場でもあるのかな? もちろん男性客しかいないけど、年齢層は比較的若い。
メニューを見てみると、カツ重(840円)が載っていたので思わず注文。
カツ重なのに器は丸い。そして、その器一杯にカツが盛られている。
カツを一切れ持ち上げてみると、結構肉が厚い。値段を考えれば、肉もご飯も十分に満足できる。味付けは結構あっさりしている。
カツはしっかり煮込まれているので、一部バサ付いているところもあるけど、両端は本当に柔らかくて、無茶苦茶ジューシー!
一方、ご飯がベチャついているのはマイナス評価。また、落ち着いて食べたい人や、女性にはお奨めできないな。マニア向け。
★★★★。 住所: 横浜市金沢区六浦1‐12-17 電話: 045-785-6496
晩飯ももちろんカツ丼。
今後は東名町田インターから相模原方向に向かったところにあるとんかつ 丸忠に行ってみることにした。厳密にはインターからだと246号を右、すぐその先を左にクランクした先になる。
いかにもとんかつ店という店構えと店内。席に着き、メニューを見ると丼物は載っていない。
店員に聞いても、カツ丼はやっていないというので、ロースかつ定食(1,300円)を注文。
次のページには特上ロースかつ(2,750円)が載っている。普通のロースかつの出来次第ではとても気になるな。
多分、ゴマをするためだと思うんだけど、まるで御神木のような木片が運ばれてきた。どういう意図なのか分からないけど、正直ありがたみは全くない。
肉は1,300円と思えないくらいデカく、そして意外と柔らかい。衣は肉から簡単に剥がれてしまうけど、パン粉が細かく、衣が薄いので、衣だけでも、まるで別の料理のように食べられる。ただし、衣が一部ベチョっとした食感なのはいただけない。
ところで、『和風とんかつ』と暖簾に書いてあったけど、どういう意味なのかな? 確かに他店と出来上がりがちょっと違うかな。なんだか仕上がりがメンチのような感じがする。カラッと揚がっていない。ラードをつかっていないのかな?
なんだか、ご主人はとんかつにはこだわりがあるけど、ご主人自身はあまり好きじゃなかったりして。というコメントはあまりにも失礼かな?
値段と肉の量を考えたら、合格です。だけど、あまり奨められないな。★★★★。 住所: 町田市小川1265 電話: 042-795-5739
11月27日(土)
1月振りにチャリに乗る。前回は半ズボンだったけど、この日はくるぶしまでのパンツに切り換える。でも、それでも風が顔とかに当たると切れるように冷たい。来週はもう12月に突入するしな。
チャリは久し振りなので、長距離はやめて、矢向駅そばにあるとんかつ 花むらに入った。
いかにも年季が入った店舗。丼物はやってない。ロースかつ定食は900円から(ランチだと700円かな)。上ロースかつ定食が1,200円なので、こちらにした。
大将も年季がはいっているけど、元気いっぱい。見習いたいところである。
凄い量だな! カツが2枚載っているような感じ。昨晩に引き続き、肉は厚いんだけど、ちょっとバサ付いている。
上ロースというのは上質という意味ではなく、量が多いということなのだろう。★★★。
11月28日(日)
何度も店の前を通ったけど、駐車場がないのでいままで入れなかった、横浜市保土ヶ谷区新井町にあるとんかつ 朝昼夜に入ってみた。ちなみにクルマはちょっと離れた富士スーパーで買い物を終えた後、ちょっと置かせてもらった。
ラーメン店でよく『春夏冬』と書いて、『あきなし』(料理の味に飽きることなし)という屋号名乗る店も多いので、この店も勝手に『あきなし』かと思っていた。でも、このレポートを書いていて、朝昼夜(あさひるばん)だということに気が付いた。えっ、朝昼夜であさひるばん??
店内に入ると、とんかつ店というより、野菜炒めやカレーなどなんでもやっている定食屋さん。
カツ丼はやっていないのかと心配したけど、かつ丼セット(900円)が載っていた。ちなみにヒレかつ丼セットは1,200円で意外と価格差が大きい。
かつ丼セットとはいえ、付いてくるのは味噌汁とサラダだけの模様。
店内は狭いけど、席数が多くて、カウンター席が9席に、4人掛けのテーブルが4つ。満席になったら、このスペースに25人。さながら通勤時の満員列車みたいになることだろう。
カツを揚げるカリカリとした音がしているな。意外と美味かったりして。
スッゴいボリューム。味噌汁の器はカツ丼の器より大きい。さらにマカロニサラダとヒジキまで付いてきた。
カツ丼は揚げたてのカツをそのままご飯の上に載せ、さらに玉子でとじたカマボコ、タマネギ、ほうれん草、エノキを載せて完成。カツの方はカリッとした食感は残っているけど、上に載った玉子とじと一緒に食べても、カツだけで食べても味がはっきりしない。
肉はちょっと薄くて、柔らかいんだけど、肉らしい味がしない。というか、味はともかく、量が多すぎ。さすがの私も完食できずに、女将さんに謝って、店を出た。
ユニークなので、★★+。
12月6日(月)
韓国・慶州にまた出張になった。期間は1日伸びて、3泊4日。同じ便で同じ訪問先である。
同行者もまた同じ。しかし…この同行者と新宿で待ち合わせをしたんだけど、成田エクスプレスの車内でパスポートを忘れたことに気が付いた!
すぐに奥様に成田まで持ってきてもらうことにしたんだけど、予約した便には間に合わず、私とは別々に、後の便で、そして自腹で4時間後に来ることになった。でも、航空会社が違っていても、空席があって本当に良かった。同行者が承認を行うのが今回の出張の目的だったので、来れなかったら、私が行く意味の無くなるところだった。
よく、冗談でこんな話をするけど、本当にいるんですね…。
2席用意してある左側の窓側(A)に着席。
離陸してからしばらくしたら、富士山が見えた。空気が
乾燥しているためか、細かいところまではっきり見える。
そういえば、前回は通路側だったし、それまでは羽田
発が多かったから見ることがなかったのかな?
ということで、釜山には”私は”予定通り到着。取引先
も迎えに来てくれている。
それじゃあと、慶州に向かうわけにもいかず、同行者の
到着を待つことに。その間、やることがないので、取引先
の提案で、最近できたアウトレットモールに行ってみること
にした。
平日の夕食前の時間のためか、お客はほとんどいなく
てほぼ貸し切り状態!?
正式名称はロッテプレミアム・アウトレット。
パンフレットにはプサン空港から20q、クルマで30分
と書いてある。
一通り見た後、ラコステで厚手のブルゾンを買ってしま
った。その後、南大沢や横浜ベイサイドのお店を見たけど
置いてなかったので、もしかしたら、ラコステは日本と韓国
では取扱商品が違うのかも。
買ったブルゾン自体は満足してます!
買い物は終わったけど、次のJAL便まではまだまだ
時間がある。
同行者は機内で夕食を食べて来るという前提で、
夕食を食べることにして金海の街へ。
実は出発前に相方とテレビを見ている時に、アンコウ
料理が紹介されていた。自分は食べた記憶がないので、
相方に食べたことがあるのか聞いたところ、韓国では
アンコウは普通に食べているとのこと。
取引先にアンコウを食べたいといっても、それほど
失礼じゃないということなので、試しにお願いしてみたら、
アンコウの単語を理解してくれなかった…。
仕方ないので、店構えが美味そうなお店に入ってみる
ことにした。お店の名前はチャンデグ。
住所: 金海市 長有面 茂渓里224‐5 電話:
314‐0603
(相方に調べてもらいました)
アンコウは諦めていたんだけど、取引先がお店のご主人
と話した結果、この店はタラ、アンコウ、海鮮のチン(具材を
蒸した後に炒める料理)の専門店だとということが判明。
アンコウのチンは大が27,000W、中は22,000W、小が
17,000W。
店内には1組の客しかいなかったけど、出前の注文は
ひっきりなしに来ていて、配達に頻繁に出ていた。韓国
ではこのように専門店から出前で注文することが多いと
聞く。意外に人気店かもしれない。
凄い量!! ドンブリ2杯分は軽くある。
こんなに大量に出されて、どうしようかと考えていたら、
取引先は何事もなかったように食べ始めた…。韓国では
このくらいは当たり前のようだ。
その大部分はモヤシで、あんこうは1割にも満たない
かもしれない。味付けはかなり辛いので、ご飯にも合う
けど、焼酎も進む(韓国焼酎はやっぱりC1だと思う)。
アンコウ自体はタラのような、鶏肉のような、食べた
ことがあまりない食感。小骨が多いので、勢いよく食べ
られないのがもどかしい…。
ガツガツ口に運ぶんだけど、そのほとんどがモヤシ。
でもそのモヤシ自体は日本のものとは異なり、太くて
デカイ。日本でいう、もやしっ子という印象はなく、元気
で生命感に溢れている。
時々、硬いものを噛んだので見てみると、ホヤ貝だった
噛んだ瞬間に、独特の風味が口の中に広がり、閉口する。
正直、あまり美味いとは思わなかったけど、自分が頼んだ
料理なので、無理して噛んで、呑込んだ。
後で相方に聞いたら、ホヤ貝は風味付けのためなので、
別に食べなくても良いらしい…。
会計をすると、C1も飲んで2,000円だった!安い!
でも、期待値が高かったので、評価は★★★くらい。
その後、同行者とは前日無事再会し、ホテルに移動。万が一、同行者のエアチケットが取れなかったら、自分が韓国にいることが無意味になるような状況だったので、本当にホッとした。
みなさん、海外旅行の際には、他はどうでもよいので、パスポートだけは必ず携帯してください。
12月7日(火)
朝方から打ち合わせを開始して、お昼時となった。
前回はかなり重い昼食だったので、今回は簡単に
したい旨を事前に伝えていた。しかし、先方側で連絡
が上手く行きわたらなかったようで、この日の昼食は
前回も訪れた鴨肉料理の店。
いまさらだけど、韓国のパンチャン(小皿)は質・
量ともに充分。これとご飯があれば朝飯や昼食
だったらなんの文句もない。
特にこの日はカキのキムチ和え(写真右下)も
出てきて、さらに満足度が高い。
早速、鴨のガラとネギなどの野菜を煮込んだ
スープが運ばれてきた。
前回はガラ自体は取り除かれていたけど、
今回はガラは残されていて、そのガラに残った
鴨の肉をガリガリ、チューチューとそぎ落とすよう
に食べる。
スープにしては充分だと思っていたら、これが
メインだった…。う〜ん、イマヒトツだな…。
晩飯は慶州市内にある日本式レストラン
ウジョンチョーバッ(友情寿司)に連れて行って
もらった。写真では店名の真ん中に赤字でフェ
(刺身)と書いてあるけど、店名ではないようだ。
店内は日本だと地方のファミレスといった感じ。
住所: 慶州市 東川洞769‐1 電話: 054‐742‐6588
いろいろな海鮮料理が次々と運ばれてきたけど、
全部は紹介できないので、珍しいところを報告
します。
左は確かサンマの燻製を味噌をつけて、ネギと
ともに海苔で巻いて食べる。
なんだか食べた気しないところだけど、この後に
焼酎をあおると海の香りが口の中に広がる。
美味い!
これは説明によれば、川の巻貝の子供とのこと。
それをそのまま食べる。殻はあまり気にならない。
でも、1回しか食べられなかった…。
微妙…。
刺身はもちろん出てきて、エビやヒラメだけでなく、
アワビ(トコブシ?)や、写真は載せてないけど、
ウニや生ガキなど、いろいろ運ばれてきた。
そして、〆は、取引先がこの店の常連らしく、大将
に頼んで、裏メニューのアワビのお粥をいただく。
評価は店内は庶民的だけど、きっとかなり高いん
だろうと思って、★★★★くらいにしておきます。
12月8日(水)
今回も仏国寺そばにあるコーロンホテルに宿泊。
朝食は一部のサイトではビュッフェスタイルと
なっているけど、前回も今回も朝食のメニューから
選んで注文した。
この日はお粥をお願いした。お酒を飲んだ翌日
にはありがたい、あっさりとした仕上がり。
お昼はこちらの要望通り、会社のそばのお店で
済ますことにした。ジャジャ麺の美味しい店だという
ことなので、かなり期待!
お店の名前はクユクポク テジャジャン(クさんの
手打ちジャジャ麺という意味)。
住所: 慶州市 外東邑 入室里1144 (国道7号沿い)
電話: 054‐775‐8979
店名通り、手打ち麺が評判のようで、店内はかなり
賑わっている。
まずは海鮮の盛り合わせが運ばれてきた。
あっさりとした味付けは悪くないんだけど、イカとか
が硬くって、閉口した。どうやら、初日のホヤ貝を無理
して食べたために、奥歯にダメージが残っているよう
である。
こちらは韓国版の酢豚。
どうも、韓国では酢豚の解釈が違うようで、豚肉には
ジューシーさがない。一緒に野菜も炒められていない
ので、パサパサの豚肉の唐揚げとなっている。
というか、価値観が異なるのは豚肉の脂かな?
サムギョプサルを作る際にあんなに脂を落とすことは
ないと思うんだけど。
最後にジャジャ麺が運ばれてきた。
新大久保とかで注文すると、黒いコールタール
のようなルーがスパスパした長崎ちゃんぽんの
ような麺の上に掛って出てくるんだけど、この店
はご覧の通り、全然違う。
既にルーが麺に絡まっているだけでなく、その
味付けが上のうま煮炒めの延長線にあるような
仕上がりで、とても自然で、抵抗感なくバクバク
食べてしまう。
これまで食べたジャジャ麺の中で一番美味い!
晩飯はサンソンカルビという店に連れていって
もらった。
バンガローのような小屋を貸し切って焼肉を食べる
んだけど、肉自体はこれまでに比べてレベルが低い。
取引先には申し訳ないんだけど、レポートは骨付き
カルビだけ。
これまでが良すぎたのかな?
12月9日(木)
今回もサムギョプサルを食べる機会がなかった。
同行者にはぜひとも本場の味を堪能していただき
たかったのだけど、残念である。
実はこの時韓国では牛・豚に口蹄疫が流行していて、
得意先が特に豚は食べないように気を遣ってくれて
いたのであった。
その口蹄疫問題は年を明けても解決していない…。
早急な解決を切に祈るばかりである。
12月11日(土)
年賀状のための写真撮影を行っていたら、家を出るのが1時半をまわってしまった。
遠くの店に行っている時間はないので、中野島にある司亭にいったけど、2時になっていたためか、暖簾が中に入っていた…。
仕方ないので、稲田堤にある叶にいったけど、準備中の札が外に出ていた…。
もうカツ丼は諦めて府中街道を走っていたら、時そばというそば屋を発見。メニューを見たら、かつ丼(976円)をやっていたので、お願いした。
十分もしないで運ばれてきた。見るからにカツは揚げたてではない。はっきりいって不味そうである。
全く期待しないで食べ始める。
衣は予想通りグダグダだけど、肉は想像以上に柔らかい。そして、脂味は口の中で溶けてなくなってしまった…。
また、部分的にカリッとした食感が残っている。揚げ立てでないと思うけど、とんかつ料理もやっているだけのことはあるな。もちろん、カツは揚げたての方が良いに決まっているけどね。
ごはんはパサパサだし、特に誉めるところはないけど、想像を下回ることはなかった。★★。
12月18日(土)
小田急相模原駅の外れにあるとんかつ 春にせっかく行ったのに営業していなかった…。お昼過ぎだったので、ランチタイムは営業していないのかな?
それではと、タレコミいただいた厳門(いわかど)にいってみたら、そば屋さんだった…。
ちょっとテンションが下がったけど、そばの方も本格派のようなので気分を換えてお店に入った。
山小屋風の店内は1時を過ぎているのにほぼ満席。カツ丼セットもあるけど、カツ丼はミニサイズになるというので、かつ丼(892円)とプラスメニューのミニざる(315円)を注文した。
注文を受けた店員さんが大声で厨房に読み上げるんだけど、結構カツ丼の比率が多い。もしかしたら、地元では評判のカツ丼だったりして。
カツ丼は凄いボリューム。カツはしっかり煮込まれていて、カリッとした食感は全くない。揚げたてではないのは間違いないと思うけど、衣の状態から、数時間前に揚げたようだ。入店した時間から考えたら、昨日揚げたのかもしれない。
肉は分厚く、端っこはジューシーなんだけど、テンションがあがるレベルではない。
一方、そばは美味い! 本当に美味い。細くて腰があり、そばだけ(ツユなし)でも食べられるくらいの風味がある。
また、あっさりとしてほんのり甘いそばツユも美味いし、そばとの相性も良い。昆布がきいているのかな?
でも、繊細過ぎて、温かいそばには向かないかも。
カツ丼は ★★。この店ではそばを食べよう。どうしてもカツ丼を食べたかったら、セットの方をお薦めします。
そばツユはそば湯で割るとさらに甘みが引き立つ。そば湯も全部飲んでしまった!
12月24日(金)
とんかつ店にも相性の良い店と悪い店がある。小田急相模原のれもん亭は地元の常連さんに人気のようで、3回行ったけど満席で入れず、4回目でやっと入れたということがあった。
戸塚駅から国道沿いに区役所方向に進んだ先に、とんかつ 田中がある。この店も何度も訪れたんだけど、タッチの差で休憩となったりして、ずっと入店できずにいた。
とはいえ、カツ丼ファイターとしてはそんな状況でダラダラしていられない。先日入ったせり沢のように、思い切って会社を休んでお店に向かった。ここまできたら、気合いである。根性である。仕事よりも、カツ丼である。
戸塚区役所そばの100円パーキングにクルマを停めて、田中に向かう。お店は国道沿いのビルの1階だけど、入り口から結構奥まったところにお店を構える。
店内に入ると、意外と人気があるようで、ほぼ満席。もちろん中年男が多い。
表のメニューにはカツ丼が載っていなかったので、ガックリしながらカウンター席に着いた。カウンター越にメニューをもう一度見たら、かつ重(950円)が載っている! ヒレかつ重(1,160円)もあるようだ。
さらにランチメニューを見てみたら、値段が少し安くなって790円のようだ。
基本は年配の夫婦に女性店員1人で切り盛りしているけど、ご主人はとんかつ職人というよりも、そばの戸塚区役所を脱サラした感じの着こなし。店内はいかにも揚げ物屋という雰囲気なだけに、ちょっとミスマッチな感じがする。
ちょっとカツが小さいな。味付けが淡白な分、衣を付ける前に肉に掛けた胡椒が前面に出てくる。
肉は堅くて、衣はかなり煮込まれているので、箸でカツを摘むと簡単に衣が剥がれる。こちらもマイナス。
これでは、わざわざとんかつ店のカツ丼を食べに来た意味がない。
評価は ★★。アットホームな店の雰囲気や揚げ物マニア風のお客も良い感じなので残念。せっかく会社を休んでまで来たのに…。
12月26日(日)
鎌倉に墓参りに行くついでに、金沢文庫駅そばにあるとんかつ わら志に寄ってみた。
お店には駐車場はない。そばにパチンコ店の駐車場はあるけど、プレイをしないと、駐車場料金は30分で500円!(要注意!) 仕方ないので、かなり離れているけど、駅の先にある100円パーキングがあったので駐車した。
カツ丼はメニューに載っていないけど、店員に確認したら、カツ煮定食(997円)をご飯の上に載せてくれるという。セミ裏メニューというところか。
肉は薄めで、パサパサ。なかなか噛み切れないけど、端っこはかなりジューシー。一方、衣(カツ)はかなりしっかり揚げられていて、香ばしい、というより焦げたような香りがする。
味付けはかなりあっさりしていて、私には物足りない。カツも小さいし、キャベツの千切りと小鉢が付くけど、ちょっと値段の割に高いな。
評価は ★★。まあ、二度と行くことはないと思う。
12月29日(水)
この日から年末年始のお休み。いろいろやることがあるけど、川崎・稲田堤駅そばにあるとんかつ 叶(かのう)に行ってみた。先日は入れなかったけど、まだやっている。
いかにも民家を改造したような店構え。洋食屋のような雰囲気もあるけど、高級感は全くない。まあ、誰でも気楽に入れるだろう。駐車場があることになっているけど、お店の裏手に一台分あるだけ。しかも、コンパクトカーでも何度も切り返さないといけないくらい狭い。
カツ丼は単品でなく、カツ丼定食となり950円。
意外と早く運ばれてきた。なかなか美味そうだ。
肉は厚い。脂は噛まなくても口の中で溶けてしまう。
一方、カツはあまり煮込まれていないのに、カリッとした食感はない。軽く揚げた後、オープンで焼いたような食感。香ばしい香りもしない。そして、ちょっと筋張っていて、なかなか噛み切れない。これは大きなマイナス評価。
値段の割にはカツもご飯もボリューム十分。★★★+の下の方。
10月〜12月のレポートは以上です。
慶州はとても印象的でした。でも、出張ではなく
プライベートでゆっくりと訪れてみたいです。
そして、来月早々に台湾に出張予定です
小龍包を食べまくるぞ!。
< To Be Continued >