『やっぱりカツ丼!』 2010 3rd Qtr
★★:普通です ★★★:なかなかです ★★★★:お奨めです ★★★★★:おいしい店を教えてください
くのいち電車!
(伊賀)上野で走り去る電車を見て、ビックリしました!
7月4日(日)
空を見上げると、いかにも雨が降り出しそうだし、天気予報でも18時からは雨だという。ロードバイクの細いタイヤで濡れた路面を走ると、すぐにコケそうなので、念のためマウンテンバイクで川崎方面に向かう。でも、26インチX1.95のタイヤは走るのも大変だけど、空気を入れるのも大変。走り出す前に大汗をかいてしまった。
ということもあり、近場に行くことにして、以前からチェックしていた新丸子にあるとんかつ き撰(きは七が3つ)にいってみた。しかし、現在建て替え中のようで、お店がなくなっていた…。ネットで調べても状況を確認できないので、とりあえず新しい建物が完成するころにまた来てみることにした。
しかし、新丸子のカツ丼をやっている店がドンドン閉店しているな…。恐ろしいくらいである。しかもこの通りで3軒目。というか、この通りでカツ丼をやっているお店がなくなってしまった…。
仕方ないので、フラフラとJR南武線沿いを走っていたら、JR平間駅の商店街でとんかつ しげますを発見。
メニューを見ると、特製かつどん(800円)をやっている。他にも特製ひれかつどん(900円)やちらしとんかつどん(1,000円)もある。かつどんが美味かったら、次は是非とも試してみたい。
思っていたより美味そうだ。時間が早かったから、二度揚げかもしれない。
カツは小さく見えるけど、肉の厚さは約1センチと意外に食べ応えがある。味付けは少々甘めだけど、あまり気にはならない。火が通り切っていない玉ネギの食感がシャキシャキとして、食感に変化を与えている。
中盤から終盤に入って、食べているカツの部分が両端に近づくにつれ印象が変わり、よりジューシーになっていく。ロースらしい味わいだ。
評価は、う〜ん ★★★+。
晩飯は5月7日に入った、川崎・宮崎台にあるとん忠 / そば忠に相方と行ってみることにした。新潟の太郎のソースカツ丼が気に入った彼女は、時折また食べたいと言い出す。でも、そんなしょっちゅう新潟には連れて行けない…。
本当は飯田橋のひろかわでも連れて行けばよいのかも知れないけど、土・日・祭日がお休みで、平日も8時までだとスケジュール調整が事実上不可能。
このレポートを更新している最中に、そういえばこの店で浸しタイプのソースカツ丼をやっていることを思い出したので、連れて行ってみることにした。どんな感想が出るのか楽しみ。
お店に着いて、ショーウインドウに飾られたサンプルを見ると、まるで新潟のソースカツ丼という感じ。小さめのカツが山盛りになっている。ちょっと安心して店内に入り、席に着いたと同時にひれソースかつ丼(950円)を注文。
テーブルはほぼ満席。日曜日の夜にしては珍しいと思う。若い男性客が多いようだ。
…カツは厚いし、ソースもこってりしていて、新潟のカツ丼とは違う…。黙って食べ続ける…。
とはいえ、カリッとした食感が残っているし、なんといっても肉が柔らかくってジューシーさを感じる。逆にヒレ肉っぽくない。
甘味と酸味の強いソースは抵抗感があるけど、その分ご飯が進む。見た目は違うけど、スナック菓子のような食感は新潟と同じ。駒ヶ根のソースカツ丼より福井のソースカツ丼の方が近いと思う。味付けが濃いので、カツの下に敷いたキャベツはもっと多い方が良いと思う。箸安めにもなるしね。
カツは4枚載っているけど、1枚が重いので、4枚食べるのは結構キツイ。これで950円なら納得。というより、無茶苦茶安いと思う。★★★★。(前回の評価は★★★なので、評価が大きく異なる。ただし、前回の評価はカツの煮方が原因となっているので、カツを煮ていないソースカツ丼には当てはまらないと考えた)
ちなみに、新潟のソースカツ丼をイメージしていた相方にはイマヒトツでした…。カツが重いのがその理由だそうです。
住所: 川崎市高津区向ヶ丘70 電話: 044-865-4649
7月10日(土)
ヤフーで見つけた、川崎市川崎区小田にあるはるまという店にチャリで行ってみることにしたけど、なかなか見つからない。そもそもヤフーの地図で確認している時もランドマークというか、目印になるような建物がなくって、見つけられるか心配だった。なので、やっぱりという感じ。
そこで、捜査中に発見した大衆割烹 小柳というお店でカツ丼をやっていたので入ってみることにした。
大衆割烹というだけあって、ちょっとだけ風格のある店構え。でも、店内は田舎のウナギ屋という感じで、高級感は全くない。ちなみに他に客は店に入ってから、店を出るまで自分しかいなかった。
カツ丼(700円)はランチメニューのみのようだ。電子レンジを使っているけど、なんでかな?
でもちゃんとカツを油で揚げているから、パン粉を乾燥させたのかな?
少ししてから運ばれてきた。衣がやけに細かい。カツはしっかり煮込んでいるみたいだし、肉も薄そうだ。期待できないな。味噌汁も一度沸騰したみたいだし。
美味い! 肉は確かに薄いけど、無茶苦茶ジューシー! そして柔らかい。衣は意外と汁を吸っていなくて、カリカリ感が残っている。
味付けはちょっとだけ甘めだけど、ほとんど気にならない
玉ネギが半生だけど、シャキシャキ感がリズム感を与えている。
ご飯、味噌汁、香の物のレベルは低いけど、★★★★。住所: 川崎市川崎区小田4-28-17 電話: 044-322-3634
7月13日(火)
ネットで検索していたら、町田にも行ったことがない店が何軒かあるようだ。
そこで、JR町田駅そば、東急ハンズが以前入っていたビルの裏通りにあるとんかつ 稲穂に行ってみることにした。
まるで、駅そばの立ち食いそば屋のような店内。カウンター横には、使っていない花瓶や造花が埃をかぶっているし、店全体がなんだか薄汚い。
カツ丼はやっているけど、950円と店内の雰囲気を考えると高めの価格設定。期待して良いんだか、悪いんだか。
しばらくすると、カツ丼が運ばれてきた。玉子はかなり生っぽいけど美味そうだ。
美味い!やはり、玉子はかなり生っぽいけど、衣はカリカリ感が残っているし、肉は真ん中付近でも柔らかい。肉を見てみると、思ったより薄いんだけど、そんな感じがしないのは、ジューシーだからかな?それとも衣が厚めだから?
味付けは濃くって、後半は舌がピリピリしたけど、ご飯が進む。そして、あっという間に完食!
でも、また来ようとは思わないので、★★★+…。
7月17日(土)
夏休み前の3連休。夏休みには遠出ができなそうなので、1泊2日で、クルマで奈良に行くことにした。相方は奈良は初めて、こちらも20年振りといった感じ。
東名の渋滞を避けるため、朝5時に出発。横浜インター付近ではなんとか渋滞を避けることができたけど、浜松周辺で35キロの渋滞。その先でも17キロ渋滞していたので、予定を変更し、その日に奈良で観光することは諦めて、名古屋で高速を降りて、久し振りにうなぎ 青木でゆっくりと昼食をとることにした。
うなぎ丼は1,300円。ねぎとわさびが付いてくるうな重は1,800円。もちろん、うな重を注文。
喫煙と禁煙の区分けはないので、ちょっとタバコ臭いのが残念。まあ、都心のファミレスじゃないんだし、仕方ないか。
やはり、臭みはないし、皮も全く気にならない。以前書いたけど、東京のうなぎは、焼きを入れる前に、身が崩れるギリギリまで蒸す。一方、関西は基本的には蒸しをいれないで、焼きのみで仕上げる。平塚のうな新などでは両方の焼き方を楽しめる。
で、名古屋のうなぎはどうかというと、その中間。軽く蒸しが入っている。この具合がとても良い。私は下町のトロトロに柔らかく仕上がったうなぎも好きだけど、ここの店のように表面がパリッと焼きあがり、中がふっくらしているうなぎも堪らない。
また、結構濃いめの味付けで焼かれたうなぎの上に、ねぎとわさびを載せるのがこの店の特徴。臭みを感じないのはそのためかも知れない。もう少し薄味でも良いと思うんだけど、ここは名古屋圏。味噌カツ丼の街なのだから仕方ない。
食べ続けていると、ご飯の中にうなぎが隠してあるのを発見。以前食べた時もこうなっていたんだろうけど、忘れていた。
最初の評価はそれほどでもなかったけど、不思議なもので、暫く来ないと無性に食べたくなってくる。★★★★★。
住所を調べようとして、『うなぎ 青木』でヤフーで検索したら、自分のサイトが4番目に出てきた。Googleでも8番目。読んでいただいた方には参考になったのかな?
住所は海部郡弥富町から弥富市に変わったようだ。住所:
愛知県弥富市東末広6丁目9 電話: 0567-68-3930
その後も何度か渋滞にあった後、なんとかホテルを予約していた伊賀上野に到着。ちなみに、奈良周辺のホテルはかなり前からほぼすべて満室。大阪エリアも奈良から近いので、いろいろチェックしたけど、残っているのは1部屋数万円する高級ホテルか、古い旅館か、喫煙室などのワケありの部屋しかあいていなかった。
宿泊したホテル グランティア伊賀上野はルートイン
というホテルチェーンが展開している。昨年できたばかり
で、真新しいので気持ちが良いのだけれど、逆に家具
からは環境ホルモンのような悪臭が放出されているよう
で、エアコンを付けていないと気持ち悪くなる。
新しいホテルもいいところばかりではないようだ。
ちなみに、最寄駅は伊賀線の上野駅。
晩飯まで近くを散策した。
この街の一番の観光地は伊賀上野城。あいにくタッチ
の差で上まで上がることができなかったけど、こんな平地
によくここまで築城できたと思う。
でも、伊賀上野城より私が気になったのは、そのすぐ
そばにある上野西小学校。
木造だけど、どうやら比較的最近建てられたようだ。
残念ながら、門が閉まっていて、中に入れなかった。
帰ってからネットで調べたけど、設計・施工に関する
情報を得ることができなかった。
小学校の横には古臭い建物が建っている
んだけど、なんだかル・コルビュジェの
テーストを感じて撮影。
どうやら、伊賀市役所のようである。
その直後、街道沿いにはまるでシャンディ
ガールで見た州議事堂の上の採光用の塔
のような構造物を発見(写真下)。
隣りに設置されたエアコンの室外機の大きさと
比較すれば、この塔の部分がどれだけのスケール
で造られたのか分かってもらえると思う。
試しに覗いてみると、扉が開いていたので、
プチ・探検気分で入ってみると、なにも置いて
いなかった…。
こちらも帰ってからネットで調べてみたら、なんと
ル・コルビュジェに師事した坂倉 凖三の作品の
ようだ。改築が予定されていることもあり、昨年の
12月にはDOCOMOMO Japanから保存活用
の要望書が正式に発行されている。
こんな有名な建物だったら、見学させてもらえば
よかった…。
上野駅に到着し、薬屋を捜したけど、なかった…。
結果的には、一度ホテルに帰った後、クルマで5分
位走ったところにチェーン店があったのだけど、駅前
に薬屋がないのは信じられない…。
と考えながら、踏切で電車の通過を待っていたら、
なんと伊賀線がくのいちになっていた…。
外さないなあ…。
ホテルを予約した後、周辺の料理店をネットで検索
したけど、行きたくなるような店はなかった。(実際に
来てみたけど、それらしい店は1軒かな?)
そこで、試しにホテルのサイトで、夕飯のメニューを
見てみたら、伊賀牛の料理を含んだコースをやって
いた。3,500円なので、堪能するほど食べるのは無理
だとしても、イベントとして楽しみにすることにした。
しかし、いつまで経っても伊賀牛の料理が出てこない。
終いにはご飯とみそ汁が出てきてこれで全部だという。
レストランの店員に、伊賀牛のコースを予約した旨を
いったのだけど、謝罪するだけで、埒があかない。
そこで、フロント横のインターネットのコーナーでホテル
のサイトに掲載されているコース内容を表示した後、
フロントに状況を説明した。
すると、形式的に謝った後、『2日前から春のメニュー
になり、伊賀牛からハモ鍋に変わった』というではないか。
唖然とした…。なぜならば、3人で見ているコースの説明
には、春のコースが始まりましたと書いてあったからで
ある。
他にもあるけど、なによりも対応が確信犯的で謝罪にも
魂が全く入っていないのが頭に来た。推測だけど、支配
人とかが変更を決めて、従業員に指示している雰囲気。
7月18日(日)
翌朝、1階のトイレ(個室)に入ったところ、自動で照明
が点灯した。省エネのためのハイテクだなと思っていた
けど、3分(?)くらいしたところで、照明が消えて、真っ暗
になってしまった!
どうやら、タイマーで消灯する設定になっているようで、
暗闇の中、個室を出て、自分で照明のスイッチを適当に
動かしたらやっと再点灯した。
インドネシアのビルのトイレで急に真っ暗になった時
は、過去にクーデターがあった話を聞いていたから、
さすがに命の心配をした。今回はそこまでの覚悟はしな
かったけど、なんでこんな目に合わなければいけないの
か納得できなかった。
施設が新しいのは何物にも代えられないくらい重要な
要素だけど、度重なるトラブルに、せっかくの旅行が
台無しになった。評価する気もしない。
伊賀上野から奈良までは1時間掛らなかった。
まずは東大寺の大仏殿に。拝観料を支払い、廻廊
に出て大仏殿を見た瞬間、腰を抜かしそうになった。
京都・鎌倉なども古都と呼ばれるが、スケール感が
違う。エネルギー感に満ちている。
初めて岡本太郎の太陽の塔をみた時の感動を思い
出した。(少なくとも修学旅行では訪れたはずなのに)
その後、唐招提寺に寄った後、薬師寺に入ろうか
と思ったけど、面白くなさそうなので法隆寺に行くことに。
途中、天平庵 大和郡山店でお茶をすることに。
和菓子等を販売するスペースの奥には喫茶コーナー
があるんだけど、ガラス張りで、明るく、解放感があり、
寛げる。店員の対応も素晴らしく、爽やか。
相方はカキ氷の宇治金時(650円)を注文したけど、
こちらは熟考の末、特選くずきり(600円)をお願い
した。
実はくずきりを注文したのは生まれて初めて。もし、
奈良に来ていなかったら、一生注文していないかも
知れない。ところてんのように臭みがあったらどうしよう
かと思っていたけど全くなく、最高ののど越し!
注文後にくずを作るからなのかな?
サイト: http://www.tenpyoan.com/
法隆寺に到着し、拝観料を払おうと思って唖然と
した。なんと1,000円! ありえない。しかもるるぶを
見てみると、目玉の救世観音像はこの時期は見る
ことができないようだ。
建物を見るのに1,000円というのは高すぎる。アジア
の各国から観光で来た人にとっては、何倍もの貨幣
価値となるはず。観光立国を考えるなら、この辺りを
まずは対策するべきだと思う。
結局、法隆寺には入らずに(せこい?)、昼飯を食べ
に三輪に向かう。
最近よくパワースポットとしてテレビ番組とかで取り
上げられている大神神社の鳥居を潜って暫く走った
ところにクルマを停めて、そうめん処 森正に向かう。
この店も2003年5月3日に近畿シリーズの中で、茨木
にある安藤 忠雄の光の教会を訪問した後にレポート
したけど、名店はまだ健在であった、というより、凄い
人気で、行列ができていた。
メニュー的には冷やし(そうめんのこと 900円)と、
長そうめん(長いそうめん 1300円)が基本。
ちょっと悩んだけど、2人とも冷やしを注文…。ん?
前回来た時は800円だった。消費税は当時は5%
だったので、実質95円くらい値上げしている…。まあ、
小麦の価格もあがっているし、仕方ないか。
前回食べた時は5つ★だったから、とても楽しみ!
器と盛りつけは前回と全く同じ。でもなんだか盛り
上がらない…。もちろん、不味いわけじゃあないけど、
わざわざ遠方から馳せ参じるほどではないな。
この感想は、乾麺2種類を買って帰って、家で食べ
た時と大きくは変わらない。正直、揖保乃糸と大きく
違うとは感じなかった。気持ち伸びにくいかな?
前回は5つ★だったけど、今回は★★★★。
サイト: http://morisho.okoshi-yasu.com/
ちなみに、長そうめんは細うどんのようで美味い!
昼食の後は、桜井市にある長谷寺に向かった。
薬師寺も、法隆寺にも入らなかったのは、相方が
この寺に行ってみたいといったため。正直、自分も
行ったことがなかったので、興味があった。
拝観料を抜けると、長い回廊が始まる。最初は
傾斜が緩いんだけど、だんだんときつくなる。
ちなみに、段数は399段! 超中途半端!
昇れば、昇るほど階段の間隔が狭くなる。という
ことは段々傾斜がきつくなる。本堂に到着する頃
には汗だく…。
本堂は撮影禁止なので、写真を載せることは
できないけど、十一面観音立像は見応えがある。
日本最大の木造なので、圧倒するような迫力と、
『観音様』のためか、包み込むような不思議な優しさ
を感じる。
山寺ということもあり、東大寺や、薬師寺、法隆寺
などの奈良ならではの圧倒的なスケール感ではなく、
京都や鎌倉のような景色が広がる。なんだか、海外
にいって、ステーキが続いた後、日本料理店に連れて
行ってもらったような安堵感を感じた。落ち着く。
サイト: http://www.hasedera.or.jp/
こんな山寺でも、サイトを運営しているんだ…。
通常であれば帰路に着くところであるが、ちょっと
無茶をして、数年間行きたいと思っていた、伊勢に
ある豚捨という牛丼の店に向かった。
念のため、事前に営業時間を確認したら、夏場
は1時間営業を延長しているようだ。お陰で、なん
とか営業時間に間に合った!
しかし、並んでいる人たちの会話を聞いていると、
なんだか牛丼を食べるような感じではない。
試しに、行列の先頭に確認に行ってみると、テーク
アウトでメンチカツとかを購入していた…。
そこで、牛丼を食べられるコーナーにいってみると…。
閉店していた…。
仕方ないので、メンチカツ(『ミンチ』 120円)と
串カツ(85円)を注文。お店に置いてあるソース
を掛けて食べる。どちらもジューシーで美味いん
だけど、私の空っぽになった気持ちを埋めるほど
ではない…。
こんなの食べに来たんじゃない!
クルマを停めた伊勢神宮方面に向かう。参道
はこんなに晴れ渡っているのに、私の心の中は
土茶振り状態。さっさと家に帰るか…。
でも、不思議と伊勢神宮方面に向かう人が多い
なあ…と思っていたら、どうやらお参りをしに行く
ようだ。結果、全然予定していなかったけど、
お伊勢参りができました。こんな時間なのに。
帰りは凄い渋滞だったけど、午前3時に帰宅
しました。忙しかったけど、楽しかったな!
7月22日(木)
会社が早めに終わったので、小田急相模原で電車を降りて、これまで2回行ったけど入れなかったとんかつ 春に向かった。そもそも、住宅地に店を構えるこの店は、自宅を改造したような店構えもあって、なんだか本気度に掛けるような印象
と思っていたら、この日も臨時休業…。貼り紙には乱暴な手書きで『誠に勝手ながら7/28まで休業します。』とは、なんとも味気ない貼り紙だな。わざわざ来店した客のことを考えているとは思えない。
これで3回連続で入れなかったことになる。こういうところとは縁がないのかな?
仕方ないので、これまで既に3回閉店できなかった、とんかつ・季節の味 れもん亭に向かった。ただし、とんかつ 春と異なるのは、お休みで入れなかったのではなくて、満席で入れなかったところ。ラーメンなら、席が空くまで待つけど、こういう居酒屋のような店は2時間待っても席が空くのかわからない。
この店も相性が悪いのかと思いながら、店に到着したので中を覗くと、客は2人しかいない。とはいえ、過去の経験で予約が入っているかも知れないので、確認すると、席に着いても問題ないようだ。ラッキー!?
壁に貼られたメニューを見てみると、おつまみのお品書きが大きいのに、揚げ物のメニューがあまりにも小さいので、食事でも良いかと聞いてしまった…。いろいろ確認作業が多くて大変である。
カツ丼はないということなので、上ロースカツ(1,150円)とライスセット(420円)をお願いした。
店内はカウンター席10席の、どこにでもありそうな感じ。それに、どこにでもいそうな老夫婦。これまで3回も、それも平日だというのに入店を断られた理由がわからない。
客2人は飲みモードで、一人は女将さんと話し込んでいるし、もう一人はテレビを見ながら独りではしゃいでいる。とても不思議な雰囲気だ。しかも、料理は安いどころか、高いくらいだし…。
(カメラを忘れたので、携帯での撮影。カシオW63CAは映りが悪くて、本当にすみません!)
カツはかなりデカイ!デカイのに5切れしかない…。そして、断面が赤い…。まるで、ステーキのようだ。生肉は食べられない相方は多分これも食べられないと思う。
肉は15ミリくらいあるのかな。分厚いのに、あまり力を入れなくても噛み切れる。でも、ちょっと噛む方向を間違えると、歯が戻されてしまう。肉を食べているという実感がする。
衣のパン粉は大きめで、すぐに剥がれてしまうけど、あまり関係ない気がする
このカツの場合は…。
なるほど、個性的なとんかつだった。久し振りにカツ丼のダイナミックさを堪能した。一方、生っぽいので、獣臭が少しする。
食べ終わって会計をしようとしたときに、ふと思った。これまでの3回来たときにカウンター席に座っていた客は、本当に楽しそうな顔をしていた。そして今、自分は店を出ようとしているけど、彼らのように楽しそうな顔をしていない自分に気が付く…。
カツには充分満足したけど、この店の本当の良さは分からないままだった。★★★+。
7月24日(土)
チャリで川崎にあるとんかつ 結城に到着したけど、ちょっと早かったので、海に向かってポタリングをしてみた。すると、東京湾に向かう公道を走っていると、一瞬目を疑うような道を発見。なんと、敷地内でなく、道全体が路上禁煙。しかも、看板には横浜市消防局の文字が…。一企業が従業員を巻き込んで自主的に行っているようなレベルではない。確かに、この道の左側は昭和シェル石油の敷地だけど、公道が近隣の土地の所有者(しかも民間の会社)の状況によって制限が加えられるのは意外と珍しいのではないかと思う。
お店に戻り、店内へ。メニューを見ると、かつ重(850円)もあるけど、(上)かつ重(1,150円)を注文。客が後から一人はいってきたけど、お客は合計2人。この暑さのためだとは思うけど、寂しい店内。
ちょっとカツが小さく見えるけど、厚みがあるので、ボリューム的には少ないわけではない。早速食べてみたら、もうウルトラジューシー! 一部筋張ったところもあったけど、それを上回るドライブ感!
この店のカツは一度揚げた後、オーブンで火を通しているとのこと。なかなか研究熱心のようだ。
その一方、脂身は煮凝りのように溶けてなくなるけど、赤身の部分はパサ付いている…。ちょっと不思議な感じ。
ちなみに、衣はあまり煮込んでいないので、カリカリ感が残っている。
評価は難しいけど、★★★★ にします。また、行ってみようかな。 住所:
川崎市川崎区京町3‐29-8 電話: 044-355-9347
7月27日(火)
会社が中途半端に早く終わったので、前々からマークしていた小田急・読売ランド前にある
とんかつ 山九 にいってみた。
年配の女将さん独りで切り盛りしている。なんだか疲れているのを通り越して、かなりヤバイ雰囲気。なのに、結構男性客で賑わっている。
と思っていたら、大将も現れた。現れたけど、女将さんよりヤバイ感じ…。
メニューを見ると、カツ丼系は ヒレかつ重(1,200円)、ロースかつ重(1,100円)、並かつ重(800円)、並かつ重(大)(900円)と意外とバリエーションが多い。もちろん、ロースかつ重を注文。
へえっ!ソースカツ丼なんだ。カリッとした仕上がりの衣と甘しょっぱい味付けのタレは、なんだか鰻丼のような感覚。でも甘過ぎだな。
肉はバラを使っているようで、かなりジューシー。でも薄いのが残念。味付けが濃いので、タレだけでご飯が進む。
器がひょうたんの形をしているけど、ご飯の量は少ないな。すぐにご飯の方からなくなってしまった。
この値段で、味噌汁が付かないのも珍しい。定食には付いていたのに。
決して万人に薦められないけど、極物好みには良いかも。★★★+。
7月31日(土)
昼飯はどうしようかと考えていたところ、小田急・生田駅そばに大谷家というそば屋をマークしていたことを思い出した。
店内に入り、メニューを見ると、セットメニューがあるようだ。それでは、カツ丼のセットを頼もうと思ったら、牛丼や天丼はセットの設定があるのだけど、カツ丼は単品では載っているのに、セットメニューの設定はない…。
仕方ないので、カツ丼(890円)を単品で注文。相方は天もり(955円)。
カツは小さく、肉は堅くって、芯が冷たい。恐らくカツは揚げたてではないだろう。
衣は煮すぎてグズグズ。カツには良いところがないけど、味付けが少し甘いけど深みがあるのと、ご飯が炊き立てなので完食できた。★★。
相方の天もりは、955円にしては美味いけど、天ぷらは今ひとつ。でも、この値段ならオーケーです。
8月1日(日)
JR南武線沿線にもいろいろなとんかつ店があるけれど、ヤフーで調べていると、武蔵新城にはとんかつ店が4軒あるようだ。小田急相模原までは行かないけど、なかなかマニア心をくすぐるではないか!
この日も最高気温は半端ではなかったので、チャリで遠出はしないで、武蔵新城のとんかつ 大吉に向かった。
商店街をちょこっと走ったところでお店を発見。いかにもとんかつ店らしい店構え。
店内に入り、カウンター席に着く。やっぱり、女性や若い子は夏の暑い日には食べないのかな?
お約束通り、中高年の男性が独りで来店し、カウンター席をほぼ満席にしている。
メニューを見ると、カツ丼は載っていない…。一応、ご主人にも聞いてみたけど、きっぱりとやっていないといわれた。仕方ないので、カツ丼以外のメニューにすることに。
ロースカツ定食(800円)、ロースジャンボカツ定食(1,100円)、メンチカツ定食は700円。最近メンチを食べていなかったので、迷ったけど、ジャンボなのに1,100円と、お手頃なロースジャンボカツ定食をお願いした。
確かに1,100円にしてはジャンボ。衣は細かく、衣は薄い。そして、肉は充分に厚い。
断面を見た際、カツが折れて、すぐに分かれた。もしやと思ったら、予想通り、下半分はかなり硬い。歯が負けそうなくらい。一方、上半分は無茶苦茶ジューシーで肉汁がハイキングコース脇の湧き水のように溢れ出してくる。
下半分の硬い方の評価は難しいところだけど、1,100円だし、ギリギリで ★★★★。
8月7日(土)
先週の大吉に引き続き、この日も武蔵新庄のとんかつ店へ行くことに。駅からちょっと離れたところにあるとんかつ 野ぶ太はお店が入っているマンションがピンク色ということもあり結構目立つ。
店内に入り、メニューを見たけど、カツ丼はやっていない…。ミルヒィーユカツやハンバーグとのセットメニューも気になったけど、特大ロースカツ定食(ランチで980円)を注文。
そういえば、前の晩には家で相方とイベリコ豚をたべたんだっけな。
ダイエーで売られているイベリコ豚は本当に安くて美味いと思う。しっかりとした味がするので、単に脂身が多いか、少ないかでロースかフィレかを選ぶのと全く異なる。
サムギョプサルの国からやってきた相方もいつも大満足。焼き肉のタレのジャンとのコンビがお気に入りだ。
ただ、イベリコ豚はいうまでもなく高級食材。それがなんでワンパック500円程度で売られているのか本当に不思議。本物なのかな?
私の勝手な理解では、生ハムとして加工される後ろ足の部分は高値で取り引きされるが、それ以外の部分は意外に使われていないのではないか?
可能性はあるけど、確率は低いな。
それとも、ドングリを使った飼料が安く開発されたのかな?
なんとかダイエーに確認する方法がないものかな…。
そんなことを考えていたら、とんかつが運ばれてきた。
最初は特大という割には小さいと思ったけど、意外と厚みがある。
かぶりついたら、無茶苦茶肉が軟らかい。そして超ジューシー 。また、肉自体に弾力があり、その食感はまるでイベリコ豚のよう。独特のくさみはないけどね。
衣は薄めで、すぐに剥がれるし、存在感がないけど、この肉ならこの位の方が良いのかも。
特大といわれると抵抗感があるけど、980円なら満足。ただし、5つ★をつけるほどの完成度ではないし、意外性・オリジナリテイーもない。★★★★。
こだわりのはぜかけ米は仕上がりは軽いけど、なるほど美味い。
こういう店が自宅のそばにあったらいいのになあ。今度はミルヒィーユカツを試してみたい。
8月8日(日)
相方に昨日行った野ぶ太のことを話していたら、ミルフィーユとんかつを食べたことがないという話になり、この日もとんかつ 野ぶ太に行ってみることになった。
ちなみに、ミルフィーユとんかつはランチだとミルフィーユカツと超粗挽きハンバーグ定食で970円なんだけど、通常だとミルフィーユとんかつ(プレーン)が一番安くて、それでも1,480円。正直、人気店のキムカツだって、そんなに美味いとは思わなかったし、まずはランチで試してみるのはアリだと思う。
ということで、ハンバーグとの定食を2人とも注文。
この店の特色として、この値段なのにドリンクバーが無料で付いてくる。逆にいうと、それに気が付かないといつまで経っても店員が水やお茶を運んで来てくれない。セルフ・サービスなのだ。
ミルフィーユとんかつはちょっとボソッとした食感。でも、ちゃんと肉の味がする。ロースカツとメンチの中間くらいかな。キムカツよりは質感で劣るけど、肉を食べているという満足感はこちらの方が上だと思う。
これを注文するのは、女性も多いと思うので、もう少しカツを薄くするか、小さく切った方が良いと思う。
一方、ハンバーグの方は筋張っているし、食感は硬い。期待値を大きく下回った。
ドリンクバーを考慮しても、★★★+。
8月10日(火)
お盆休みの真っ只中、都内に用事があり、昼飯を代々木上原の武信 分家に行ってみることに。この店は2回目。マイ・ランキングでは11位の評価だけに期待が高まる。
前回レポートした通り、喫茶店のような雰囲気の店内へ。だけど、武信の本店でご主人のご両親にお会いした後だけになんだか身近な気がする。
この店のカツ丼といえば、名物「醤油かつ丼」。ロースとヒレがあるし、メンチかつ膳(1,050円)にもかなり心が動かされたけど、結局注文したのはやっぱりロースの松(1,360円)。
美味い!そして超ジューシー! 前回、肉のジューシーさはレポートしたけど、この日の肉は煮凝りが入っているのではないかと思ったほど。脂身は口の中で溶けてなくなる。
そんな肉に対して衣は玉子でとじていないので、薄くてカリカリ。甘辛い、お菓子のような味付けが良く合う。カツの上に載っている大根おろしはカツの味付けに合っていると思う。だけど、前回同様かつお節は喉に貼りついてしまい食べづらい。
ご飯、味噌汁、香の物のレベルは相変わらず高い。量的には1,360円はちょっと高い気がするけど、★★★★+。8位にランクアップ!
ところで、お店に入る前に奇妙な建築物を発見。パンチングメタルのような外壁を持つ開放的なデザイン。かなりエアコン代はかかりそうだけど、共同スペースのようなので、目的には合っているようだ。
後日、グーグル・マップでこの建物を調べてみたら、改築前の建物が映っていた。上原駅前商店街共同組合と出ている。改築前の建物はまるで廃屋のよう。改築の効果が明確に出ている。
残念なことに、建築家などを調べたけど、見つけられなかった。最近は商店街の建物もマークしなければならないようだ。まあ、建築マニアにとっては、良い時代になったともいえるかな。
晩飯はヤフーで近所のとんかつ屋を検索した結果、わさらびという店に行ってみることに。クルマでナビの助けを借りて装着したけど、手打ちそば屋だった。ガラス窓越しには客の姿が見えないこともあり、入りづらい。次回、相方とくることにしよう。
次の候補として用意していた栗平にあるとんかつ 大将に向かう。先のお店に比べて、男性なら明らかに入りやすい。また、カウンター席があるのは独りで来店する際にはありがたい。
メンチかつ丼(892円)など気になる料理もあるけど、上ロースかつ丼(1,155円)を注文。ちなみに普通のかつ丼は945円。
しばらくして運ばれてきた。カツ丼の甘い匂いがしている 美味そうだ。
カツは見た目は小さく見えるけど、かなり分厚い。肉はパサパサでも硬いわけでもないけど、ジューシーという感じではない。これは衣が煮込まれていて、グズグズになっているので、たとえ肉汁が溢れていても、それを感じることができない可能性もある。ご飯もかなりツユダクだしね。
ボリュームは充分だけど、質では ★★★。
お店を出た後で舌がピリピリしてきた。味も濃かったけど、化学調味料のせいかな?
8月15日(日)
先日独りでは入れなかった、手打ちそば とんかつ わさらびに相方と行ってみた。
店構えはかなり入り辛さを感じたけど、店内は喫茶店というより、アトリエのような空間。かなり居心地がよい。閑静な住宅地で、しかもBGMがないので、なんだか店内に不思議な緊張感がある。
ランチのセットメニューがいくつかあるけど、おそばの定食(820円)やとんかつ定食(997円)という感じで、そばとカツ両方を堪能できるセットはない。そこで、もり(525円)とロースカツ(690)を単品でお願いした。 相方はしそ巻きヒレ、野菜フライ盛合せ(1,207円)を注文。
パン粉はかなり細かい。こんなに細かいのは初めて。肉の方はロースなのにジューシーさはあまりなく、ヒレ肉のような印象。
そばはモサッとしているけど、クオリティーは高い。少々長さが短いのがそばの醍醐味にかけるけど、この手のそばにしてはかなり量が多いので、たっぷり箸ですくって、一気にかっ食らう。ツユは市販のそばツユを割らずに使っていると思われるくらい濃い。
相方が注文したフライ盛合せは試食できなかったのでコメントなし。
ボソボソとしたそばは好みが分かれるとは思うけど、値段を考えると
★★★★。また来てみたい。 住所: 町田市鶴川4-8-2 電話: 042-734-8737
ところで、終戦記念日ということで、TBSのサンデーモーニングでは『幸せですか?』と街行く人に街頭インタビューをしていた。その回答として、『頑張っても報われない社会』というコメントが多かったことをしきりに放送していた。だけど、一視聴者としてはなんだかしっくりこない。
昔の日本の話をするなら、例えば自分の爺さんは東大(帝大)の経済学部を主席で卒業し、いまでも金時計が家にあるけど、戦前はかなりの就職難で、結局しばらくは東急の駅でキップ切り(今の子は分からないかな?)の仕事をしていた。
景気が悪いといわれる昨今だけど、東大の主席が就職できなかった話など聞いたことがない。
また、現在の他国の状況に目を移せば、インドに行ったときなどは、人間として扱われていないと思われる階級があることを実際に見てきた。もちろん初等教育ですら受ける権利が彼らの子供たちにはない。
『頑張っても報われない』というのが、平等感に対しての発言であれば、世界的に見て日本ほど平等な国は他にはあまりないと思う。
『努力をしても報われない』と感じている人たちは、恐らく努力したインプットに対して、期待値を抱き、それを下回る結果しか導き出すことができなかったためなのだろう。
でも、世の中で成功している人、頑張っている人は、普通の人には考えられないような努力をしている。しているのに、口にしないので、周りの人はそれを知らない。
自分の飲み友達にフジテレビに勤務し、看板番組でプロデューサーをしている人がいる。数年前の秋にご夫婦でお会いした時に、奥さんが旦那さんが仕事ばかりで、子供にとっては最も重要だと思われる夏休みの間、イベントの責任者になったので、1日も会社を休まなかったという。
ちなみに、この人も東大卒。過去に頑張った人でも、今も頑張っているということ。
ということで、昨今の状況を自分なりに表現するなら、『努力した人は、さらに(今も)努力している社会』ということになると思う。しかし、ある意味『中途半端に頑張っても、効果を望めない社会』ともいえるかも知れない。だとすると、『頑張っても報われない社会』にかなり意味合いが近くなってくる。
でも、本当は『頑張った分だけ報われる社会』の方が、みんなが努力をするだろうし、健全なんだろうな。凄く頑張った人は富を得て、そこそこ頑張った人は、そこそこの収入を得られる社会。今となってはバブルの時代に一億総中流階級といわれていたのが懐かしい。
8月22日(日)
今年の夏は呆れるくらい暑かった。お陰で、夏の間はほとんどチャリに乗れなかった。というより、乗る気がしないくらい暑かった。
この日も遠出は難しそうだったので、マウンテンバイクに跨り、前々からチェックしていた、川崎インターそばの丸腰食堂に行ってみたけどお休み。仕方ないので、周辺をポタリングしてみたけど、美味そうなお店は見つからない…。
そこで、川崎駅方向に暫く走っていたら、マイナーな交差点を右にちょっと入ったところに上総屋というそば屋を発見。表のショウウインドウにカツ丼が出ていたので入ってみることに。
店内はオヤジ限定ではないかと思うくらい、むさ苦しい状況。NHKのど自慢が店内に響き渡る。
席に着き、カツ丼(850円)を注文しようかと思ったけど、そばも食べたい気分だったので、カツ丼とそばのセット(900円)を注文。
でも、注文した後メニューを見たら、カツ丼だけでなく、上カツ丼(1,300円)も載っていた。評価によっては次回トライしてみよう。でも、店の雰囲気からして、やっぱり期待できないな…。
そばは全然ダメ。こんなそばでよくそば屋をやれるもんだ。
カツは煮込んでいるけど、一部カリッとした食感が残っている。揚げたてなのかな?微妙なところ。でも、肉は薄いし、パサパサ。味付けはかなり甘くて、塩っぱいけど、衣の食感のお陰でなんとか完食できた。
とはいえ、評価は ★★。上カツ丼を食べに来ることはないな。
8月28日(土)
あざみ野周辺でとんかつ屋を捜していたけど、笑夢は8月は昼は営業していないとのこと。そこで、念のために調べておいたとんかつ とん吉に行ってみた。
店構えはちょっと奥まった感じだけど、店内は典型的なとんかつ屋という雰囲気。女将さんと息子さんで切り盛りしているのかな?
念のために、カツ丼をやっているか聞いてみたけど、やっていないとのこと。そこで、ロースかつ定食(1,550円)を注文。相方は日替わりランチの若鶏香り揚げのさっぱり梅ダレと牛肉コロッケ定食(長い! 1,000円)を注文。
外のショーケースも料理がよく分からないと思ったけど、テーブルに置かれたメニューを見てもさっぱり分からない。というか食欲が沸いてこない。多分、素人が写真とレイアウトを行って、普通紙に印刷したからだと思う。
プロの仕事の値段が高いのは、この辺りの経験によるものだから、活用しないのはかえってもったいないと思う。もっとも、自分でそこそこのものを作れるなら別だけど。
プロの仕事を多くの素人は勘違いしていると思う。でも、例えば甲子園で優勝したエースがプロの世界では全く歯が立たなかったというケースが当たり前のように起こっている。元西武の松坂のように高卒ですぐにプロとして通用する選手なんて本当に一握りであろう。
なんてことを考えていたら、運ばれてきた。
ロースかつの肉は柔らかく、そこそこジューシー。でも、ボリュームが多いわけでもないし、特徴がない。
ランチのチキンカツも肉は柔らかく、衣は薄くてカリッとした食感。こちらは好印象なんだけど、牛肉コロッケはまるで個性がない。
ご飯は普通盛でも小ライスといった感じで、あまりにも少ないと思う。なんだか盛り上がらないなあ…。★★★。
8月29日(日)
この年の残暑は厳しかった。というより、暑くって、長い夏だった。普段だったら、お盆も過ぎれば暑さも和らぎ、チャリで長距離に出ようかと思うんだけど、この年は別。全くそんな気がしない。
この日も体のことを考え、武蔵小杉までの短距離ライドとし、昼飯は武蔵小杉駅そばのビジネスビル地下に店を構えるとんかつの元祖 とんQ亭に入った。
そういえば、先日川崎駅そばのとんQに入った時に、大将に店名のことを聞いたら、急に機嫌が悪くなったことを思い出した。もしかしたら、このとんQ亭に店名が似ているからかもしれない。あくまでも推測だけど、こちらは店名にあえて『元祖』と付けているので余計な詮索をしたくなってくる。
夏場はほとんどのとんかつ店は閑古鳥が鳴いていたんだけど、この店はほぼ満席。もともとこのエリアは飲食店の数はかなりあるけど、まともな店があまりないので、安くて美味い店にお客が集まってしまうのかな?
メニューを見るとカツ丼が載っていないので、女将さんに聞いてみたけど、カツ丼はやっていないという。そこで、『店頭に出ていた、ロースカツの定食』をお願いした。
うっすいなあ〜!食欲がなくなる。ハムカツか!
といっていても仕方ないので食べてみる。
意外にジューシーで、肉に弾力がある。なので、肉を食べているという実感がする。ハムカツという感じはしない。
980円ならこんなところかな。★★★。
店を出た後で注文したかったメニューを見ると、ジャンボカツ定食(980円)だった。でも、女将さんが厨房に注文を伝える時には『Aランチ』といっていた。ジャンボカツ定食の説明書きとして『Aランチの2倍です』と書いてある。どうやら、自分の意思が女将さんに伝わっていなかったのかもしれない。
でも、同じ価格で量が倍とは思えない。その分、肉質が落ちるのであれば、結局のところ評価は同じかな。
8月31日(火)
新宿で仕事の打ち合わせがあったので、事前に調べておいた西新宿にある豚珍館にいってみた。でも、2階が店舗なのに、階段だけでなく、1階の入口まで行列ができている。12時前だというのに、噂通りすごい人気である。
同じビルの1階にはうどん店があり、ロースかつ丼定食をやっているのを発見。豚珍館ではカツ丼はメニューはやっていないようだし、1階の手打ちうどん わ久に入ることにした。
ロースかつ丼定食はうどんがついて850円。席に着いて注文した後、すぐにうどんが運ばれてきた。といっても、カツ丼との写真撮影があるので、食べ始めるのを待つことにした。
カツ丼が運ばれてきたので、うどんとともに食べ始める。うどんが伸びていたりしていないか心配だったけど、表面がベト付く感じもなく、すごい歯応え。
じゃあ、カツ丼の方はどうかというと、全くダメ…。カツは小さいし、鶏肉のような食感。
厨房を見ていると、天ぷらをジャンジャン揚げている。なかなか美味そうだ。
ランチメニューを改めてみてみると、その鉄板メニューを意味する一番右には天麩羅定食(850円)が載っていて、その隣が天丼定食(850円)。 一方、カツ丼の方は左端に、手書きで書かれている。
実際に隣のお客が天丼定食を食べているけど、結構美味そうだ。なるほど、なにを食べるべきかはメニューに聞けということだね。
評価はセットで ★★。今度は天丼に挑戦してみようかな?
9月5日(日)
JR中山駅周辺にはとんかつ屋が3軒あるようだ。軒数的にはそれほど多いというわけではないけど、気になったので、まずはとんかつ とん大に行ってみた。
お店に到着すると、目の前にトラックが停まっている…。店内では改装を行っていたので、作業をしていた人に聞いてみたら、閉店してしまったとのこと…。入ったことはなかったけど、とんかつ専門店のようだったので残念。
でも、後日ヤフーで確認したら、同じ場所にとんかつ とん廣という店がオープンしたようだ。
次に向かったのはとんかつ専門店 とん八。こちらもとんかつ専門店。カツ丼があるのか心配だったけど、かつ重(760円)、ヒレかつ重(1,080円)などがメニューに載っている。上かつ重(1,080円)を注文。
店内はとんかつ店らしい雰囲気だけど、喫茶店的な小洒落た感じもする。カウンター席もあるので、例えば、女性独りで来ても違和感はあまりないと思われる。
カツはかなりしっかり煮込まれている。ツユダクということもあり、衣にカリカリ感は全くない。また、玉子を溶いてから使っているので、まったりとしていて、少し気持ち悪い。味付けも塩っぱいと思う。
一方、値段の割にはカツもご飯もボリューム充分だし、小皿でキャベツを刻んだ物がついてくる。味が単調で飽きてくるので、箸休めには丁度よい。
肝心の肉は思ったよりずっとジューシーで、豚肉らしい仕上がり。きっと、とんかつで食べたら美味しいんだと思う。
評価は ★★+。でも例えばみそかつ重(760円)だったら、評価は大きく変わるかも。
9月9日(木)
この日は半休を取ったので、伊勢原市と平塚市の境界線付近にあるひとやすみという定食屋に入った。どうやら、住所的には伊勢原となるようだ。
まるで農家の納屋を改造したような店舗。中に入ると午後1時前なのに、他の客はいない。メニューを見ると、カツ丼はないので、とんかつ定食(1,100円)を注文。でも、メンチカツ定食(680円)がとっても気になる。
しかし、すごい店内のレイアウトだな。キッチンを隠すように飾り棚が置かれているのは、邪魔だと思うんだけどな。
爺さん、婆さんで切り盛りしているんだし、もう少し効率的に動けるようにすればよいのに。
しばらくして運ばれてきた。
美味い!見た目はあまり良くないけど、肉は柔らかいのに、弾力があり、ジューシー! 脂は口の中で溶けてなくなる。パン粉は小さく、衣は薄いんだけど、カリカリとしていて、まるでトッピングのよう。
味噌汁はデカいだけで洗練されていないし、小鉢は冴えない。だけど、これで1,100円なら満足。
でも、はっきりいって、マニア向け ★★★★。 住所: 伊勢原市岡崎4898 電話: 0463-92-2088
9月11日(土)
前回のレポートからちょっと時間が経ってしまったけど、JR武蔵新庄駅そばにあるとんかつ店に行ってみることにした。
まずはひぐちに到着したけど、民家を改造したような店舗の入り口には暫くお休みする旨の貼り紙が…。
そこで、そばにあるとんかつ かつ造に行ってみた。店名はベタだけど、店構えは結構小ジャレている。と思ったら、店内もどこかのイタ飯屋のような雰囲気…。高級感はないけど、とても居心地がよい。
よく、『女性独りでも入れる』とか書いてきたけど、この店は逆に、この手のお店に入り慣れていない中年オヤジには無理かも。
といいながら、サイクリングウエアのままでカウンター席に着いた。
かつ丼はランチメニューのようで、850円。他には丼物メニューはないようだ。
注文後に出された麦茶からしてなかなか美味い。こりゃ、期待できるかな。
しばらくしたら運ばれてきたけど、なかなか美味そうではないか!
(編集後記: 入店前に撮影した写真のデータとカツ丼の写真を比べても10分程度しか差がなかった。少し待った記憶なんだけど、意外と短かったんだな。)
少し甘めの味付け。カツは一見小さめに見えるけど、意外に厚みがあるので、値段を考えたら充分なボリューム。
結構しっかり煮込んでいるのに、肉は硬くなっていないのは流石の配慮。ビジュアルを含めて自分が好きな仕上がりなんだけど、残念ながら肉が全くジューシーではない。筋や臭みは感じないので、単純に好みの問題。
しかし、この肉は柔らかいなあ…。でも、ある意味加工肉のような食感。カツの両端を食べてもその印象は変わらなかった。
この店のターゲットが女性客なら、一般的に女性は脂身が嫌いだから
辻褄は合っているな。
ターボやスーパーチャージャーのようなドライブが掛かり、我を忘れるようなことはなかったけど、味噌汁や香の物のデキも文句の付け所がないし、評価は
★★★★ にします。 住所: 川崎市中原区新城5丁目9-9 電話:
044-797-5433
これで、武蔵新城駅周辺のローラー作戦完了です!
9月12日(日)
JR中山駅周辺に再度トライ。とん八に行ってみたけど、お休みだったので、その先にある花むら 支店というそば屋に入った。典型的な街中のそば屋という感じで、あまり期待はできないようだ。
メニューにはカツ丼の並(950円)と上(1,350)が載っていたけど、そばとセットの花(1,150円)を注文。
そばもカツ丼も美味そうだ。
そばは美味い! 白くて、細くて、腰がある。私の好きなタイプ。
カツ丼もなかなかのデキ。肉は薄くて硬いし、衣は煮込まれているので、ボロボロになっているけど、美味いそばのサイドメニューとしては充分。
半生の玉子と味付けが自分の好みだったからかな?
もちろん、このカツ丼を食べに遠方から馳せ参じるレベルではない。そばも手打ちじゃないだろうし、そば通に推奨できるような代物ではない。まあ、期待値が低かったからかな。★★★。
9月16日(木)
中原街道を走っていたら、よこはま動物園ズーラシア周辺の街道添いに白根食堂を発見。店構えが小汚ないなと思っていたら、中はもっと小汚かった…。
壁に貼られているメニューを見たら、カツ丼(750円)があった。まあ、ハードルはかなり下がったから、かなりの極物が出されてもなんとかなりそうだ。
注文しようとしたら、年配のご夫婦で、お二人ともかなり耳が遠い。まるでドリフターズのコントのように、何度も何度も『カツ丼をお願いします!』といっても、理解してくれない…。
最後には旦那さんが厨房の奥から自分の目の前に来てくれて、やっと注文完了。ダメだこりゃ!
10分くらいして運ばれてきた。
ん、見た目は結構美味そうだ。
いきなり期待が逆に裏切られたかと思ったけど、やっぱりカツは揚げたてでなく、衣はバフパフした、揚げパンのような食感。
一方、味付けは濃いめだけど、悪くはない。
もしかしたら他のメニューは美味いのかもしれないけど、少なくともカツ丼は最悪。ご飯もベチャベチャ。★。
9月19日(日)
箱根のポーラ美術館には前々から行きたいと思っていたけど、相方にそれを話したら自分も行ってみたかったというので、それじゃあ、ということで行ってみることに。
入場料は大人1,800円。駐車場が500円だから、2人で4,100円。建物はかなりこだわりを持って作りこんでいるけど、ちょっと高くない?
この時の企画展示はアンリ・ルソー。はっきりいってパース(遠近法)は無茶苦茶だし、ほとんどマンガ。誰でも描けそうに思われる。
と思いながら、原画でなくって、縮小された画像を見ると、なんとも味わいが深いではないか!
通常は原画に勝る画像はないと思うけど、彼だけは別のようだ。原画よりネットや小田急線で見るポスターなどの方が吸い込まれるような奥行き感を感じるのは本当に不思議である。
昼飯はとんかつ 里久に行ってみることにした。強羅駅から強羅公園に至る坂の途中にある店。
店頭には行列ができていたので、並んで待つことに。でも、10分くらい並んでいたところ、同じ経営の隣の喫茶店に運んでくれるということなので、喫茶店の店内に。カウンター席でなく、ソファーに座ってとんかつを待つことになってしまった。
なんでも、この店は鹿児島純粋黒豚を使っているということなので、期待が高まる。カツ丼はなかったので、ロースカツ定食(2,400円)を注文。観光地とはいえ、ちょっと高いなあ…。
店頭と店内の合計で約30分近く待った後、やっととんかつが運ばれてきた。値段が高いだけあって、かなりのボリューム。
パン粉は小さくて、衣が薄い。肉は充分に厚くて、柔らかいけど、残念ながらそれほどジューシーではない。端に近づくと、脂身が増す分、ジューシーさは増すけど、すこし筋っぽくなる。
相方のとんかつは、かなり生っぽく、ピンク色をしているだけでなく、噛み切れない。う〜ん、★★★+。 サイト: http://www.rikyu.info/
大涌谷などに寄った後の帰りの東名は、流石に3連休の中日だけあって大渋滞。なので、回避することにして、一度国道1号に出ることにした。
当初は秦野の三味でビーフシチューでも食べようかと思っていたんだけど、お昼に食べたとんかつが残って、なかなかお腹が空かない。
そこで以前入った二宮にあるめん屋 生竜にいって、相方が好きなあさりそばでも食べてもらうことにした。
お店に到着し、席に着いてメニューを見ると、あさりそばが載っていない…。ご主人に確認したら、あさりそばは4月下旬〜5月の約1.5月間しかやっていないとのこと。この時期にしか良いあさりが獲れないからだという。
この時期は完熟トマトのあさりそば(880円)もあさりが切れていて作れないとのこと。そこで、メニューの一番上に載っている塩らぁめん(650円)と味噌らぁ麺(750円)を注文。
塩は味わい深いなあ…。ちょっと塩味が強いけど、このエリアではトップクラスだと思う。塩は縮れの弱い細麺を使用。一方、味噌は縮れの強い太麺を使っている。
塩ラーメンのスープが味わい深いんだから、味噌のスープなんて当たり前に美味いに決まっている。と思って食べ始めるけどやっぱり味噌の方がまとまりがよい。でも、味噌鍋の締めの一杯という雰囲気もあるな。見た目もイマイチ。
う〜ん、★★★★。来年また来ます。 住所: 二宮町山西214‐2 電話:
0463‐72‐3305
9月20日(祭)
天気予報では曇り後ち晴れだったので、昼前に家を出てみたけど、二子玉過ぎたら小雨が降り出し、武蔵小杉の手前からは路面は完全ウエット。それでも暫くは徐行しながら走ったけど、こんなスピードでは楽しくない。
そこで、元住吉や新丸子で美味そうな店を探したけど、見つからない。
仕方ないので、キューブという自転車屋に寄った後に帰路につこうと思い、お店に着いたところですぐそばに定食屋を発見。お店の名前は天ぷら 惣菜 小林食堂。
お店の左側は厨房兼揚げ物のテイクアウト店。右側が定食屋(客席)というレイアウト。店頭にメニューがないのは尋常ではない。京都の有名料亭か!
店内に入ってメニューを見たら、カツ丼(680円)が載っていた。ラッキー!なのかな?
揚げ物屋らしく、カツは揚げ立てで、煮込んでいるのにカリカリ感が残っている。でも、肉は残念ながら火が通り過ぎて、パサついている。
また、ご飯はともかく、味噌汁はちょっと残念なデキ。
評価は肉がパサついているのをマイナスして
★★★。まあまあというところでしょうか。
9月23日(木)
昨日まで真夏日だったというのに、この日の最高気温は関東でも20度にならなかった。所用があったので会社を早めに上がり、雨がザアザア降る中、クルマでとんかつ店を探すけど、何軒行っても串カツ店だったりしてなかなか見つからない。
本気で諦めかけたところ、なんとか青葉台駅からちょっと離れた所にとんかつ とん亭というお店に入ることができた。
駐車場も広いし、店の前には立派な庭が広がる。もしかしたら高級店かなとも思い店内に入ると、いかにもとんかつ店らしい雰囲気。変な高級感はないけど、少なくとも安っぽくはない。
メニューを見てビックリ! ブランド豚を使った料理を看板メニューにする店は多いけど、この店は3種類、しかもそれぞれ産地が異なる。《群馬産やまと豚》 《青森三沢SPF豚》 そして 《千葉産豚》…。最後だけなんだかブランド名にインパクトがないな。
こんな店じゃあカツ丼はやってないかと、半分諦めかけたところで、カツ丼メニューが4種類載っているのを発見! ロースかつ丼(900円)、ひれかつ丼(1,000円)、味噌ひれかつ丼(1,000円)、ソースひれかつ丼(1,000円)と価格は驚くくらいお手頃だけど、不思議とひれかつ比率が高い。もしかしたら、頼めばロースでも作ってくれるのかも知れない。
ところで、この日はオヤジが機嫌が悪いのか、全てケンカ口調。五反田でも同じような店があったけど、せっかく店内がしっとりとした感じなのに合わないな。聞いている客の身になってもらいたい。
肉はウルトラ・ジューシー! でもその一方、獣臭さがかなり強い。肉が生っぽいからかな?
パン粉が小さく、衣が薄いためか、揚げ立てなのに、衣にカリカリ感はない。ちょっと不思議。
味付けはかなり薄いと思う。というか、なんだか水っぽい。
肉の火の通り加減が微妙だけど、★★★+。近いうちにもう一度来てみよう。
9月26日(日)
チャリに跨り、川崎駅方面へ。百合ヶ丘駅ではそろそろ10月だというのにセミが鳴いていた。それも1匹だけでなく、ミンミン蝉やアブラ蝉などによるコーラス隊。なんだか、日本も季節感が無くなってきたな。
川崎駅を過ぎてから、過去2回探したけど見つけられなかったとんかつ はるまに行ってみた。詳細に書き込んだ地図も用意したから、今回は見つけられるだろう。
川崎小田郵便局の前にお店を発見。メニューすら表にでていない店構えは、営業中の札がなければ廃業したとしか思えない雰囲気。
でも、驚いたことには店内には数人のお客がいた。もちろん年配の男性だけだけど…と思っていたら、別々におばあちゃんが2人入ってきた。ご近所さんのようで、差し障りない話をしている。カウンター席5席とテーブル席2席の狭い店内はほぼ満席。
カツ丼(800円)と上カツ丼(1,100円)は木製のメニューで壁に出ているけど、それとは別に、貼り紙でカツ丼はサービス品で800円と書いてある。どちらが正しい価格かな?
なんて迷うことなく、もちろん上カツ丼を注文。
一見、これで上カツ丼?という見栄えだけど、食べてみると、ヒレ肉を使っているようだ。もしかしたら、普通のカツ丼はロース肉なのかな?
ヒレ肉のカツを3つ、それぞれ2つに切って玉子でとじているので、カツのボリュームが一見ないようにみえたからなのかもしれない。
カツはしっかり煮込まれているので、カリカリ感はないけど、肉は柔らかく、肉らしい味がする。好印象。
当たり前のように付いてきた油揚げの味噌汁はあっさりとしていて絶妙! こりゃ、美味い!
また、隣りに座ったお客が注文して気が付いたんだけど、この店はラーメンもやっている。ちなみに、その60過ぎのオヤジはラーメンとカツ煮を食べていた…。凄い食欲だ。
味噌汁があまりにも美味かったので悩んだけど、カツ丼基準だと
★★★+。
メンチカツ定食(800円)やハンバーグ定食(800円)も気になるな。また来てみよう!
9月28日(火)
会社には私用があったのでクルマで来ていたこともあり、横浜市都筑区にある和食処 かっすい亭に行ってみた。
一見飲み屋のような立て看板がでているけど、中は和風のレストラン。夜でも食事だけでも可のようだ。
席に着いてメニューを見ると、とんかつメニューと、カツ丼とうどんのセットメニューは載っているけど、カツ丼単品はないようだ。それでも、店員に聞いてみたら、単品でも作れるという。裏メニューということになる。
平日の夜なのにお客がひっきりなしに入ってくる。でも、注文する料理は酒の肴系。やっぱり、飲み屋なのかな?なんだか、期待して良いんだか、良くないんだか微妙な雰囲気。
店内にはコルトレーンのバラードが流れる。選曲はオーナーの勝手だけど、客としては酒も飲んでいないのに眠くなってしまう…。暫くして運ばれてきた。
裏メニューだから、値段が分からないんだけど、カツが小さく見える。よく見てみたら、カツが小さいのではなくて、ご飯がかなり多いことに気が付いた。
カツはしっかり煮込まれているのに、カリッとした食感が残っているところがある。味付けは少々甘めかな。しかし、残念なことに肉がパサパサで、かなり硬い…。なんでこんなに硬いのかなと、疑問に思うくらいである。
カツと一緒にたまねぎだけでなく、タケノコもとじられているけど、そんなの関係ない。
会計したら900円。そんなに高い訳ではないので、★★+。でも、食後は舌がピリピリした。化学調味料のせいかな?
9月29日(水)
この日は新宿で仕事の打ち合わせがあったので、麺屋武蔵に行ってみることに。
実は先日、新大久保の韓国料理店に行く時に店の前を通ったら、行列ができていなくてビックリしたので、その状況を確認したかったこともあった。
麺屋武蔵全盛時には、店の外で1時間待ちは当たり前。長蛇の列ができていたことを昨日のことのように覚えている。
お店に着いたけど、7時過ぎなのに、やっぱり行列はできていない。店内には行列がちょっとできていたけど、すぐに席に着くことができた。
武蔵ら〜麺(1,000円)の食券を店員に渡すと、あっさりにしますか?こってりにしますか?といわれた。スープの味が変わっていて、物足りなくなっていたら残念なので、こってりでお願いした。
まずはスープを確認してみると、濃いくらい。あっさりとこってり、どちらにしますか? と聞かれたけど、ところで普通はないのかな? スープは以前と変わらないように感じる。腰のある麺も含めて以前と変わらないようだ。
やっぱり美味いね! なら、なんで行列が無くなっているのかな?
今はつけ麺ブームなのかな? そういえば、最近各所にあるラーメン二郎の前を通ると、かなり長い列ができている。これからは、またこってり豚骨スープの時代が来るのかな?
帰りの電車で隣のOL風の女性が読んでいる雑誌を覗いてみたら、ハートフルという単語が使われている。
ん?? なんだか違和感があったので、辞書で調べたら、ハートフルという英単語は存在しない。ヤフーの国語辞書には登録があった。和製英語ということ。ロースカツ、アドバルーンと一緒。こんな単語を使うのはどんな雑誌かと思い、確認してみた。フリーマガジンかと思ったら、どうやら日経ウーマンのようだ。
このOLは日経系の雑誌だから、ハートフルが海外でも通じると理解したら本当に悲しい。同時に、日経も同系列の雑誌とはいえ、こんな単語を使うようになったのかと思うと一層寂しくなった…。
2010年第二四半期(硬い!)のレポートは以上です。
そういえば、このところ毎年体重が減っています。
やっぱり、最近はカツ丼を91日連続で食べたり、
31日間中華街で麻婆豆腐を食べないからでしょうか…?
< To Be Continued >